JP2017512665A - 研削ウォームの迅速かつ適応性のあるドレッシングのための方法及び装置 - Google Patents

研削ウォームの迅速かつ適応性のあるドレッシングのための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

シングルスレッド又はマルチスレッドの研削ウォーム(34)をドレッシングするための方法であって、前記研削ウォームとギア状ドレッシング工具(90)との間で主要な回転動作を起こす方法を開示する。前記研削ウォーム上でフランク変形を生み出すために、追加の相対的動作が前記主要な回転動作に重ねられる。さらに、かかる方法のために具体的に設計された補助ドライブ、対応して設計された工作機械、及びかかる方法を実行するためのドレッシング工具を開示する。
【選択図】 図5

Description

本出願は、研削ウォーム、特に、連続創成研削のための特定的な研削ウォームをドレッシングするための方法、この目的のために具体的に設計されたドレッシング装置、対応して準備された工作機械、及び対応するドレッシング工具に関する。
研削ウォームは、特に、例えば自動車産業において大量に使用されている種類のパワートランスミッションのギアに、高精度で歯を形成する際の精密加工又は仕上げ加工のために使用されている。これらのプロセスにおいて使用される研削方法は、連続創成研削であり、高度に効率的かつ正確で、ワークピース上に製造すべきフランク形状に関して大きなフレキシビリティーを付与する方法である。一方、このフレキシビリティーは、ワークピースの加工の間の幾つかの軸上での個々の機械動作の間の相互作用と、研削ウォーム自体に多くの異なるフランク形状を提供できること、また、これらをワークピース上に再現できることから提供される。
研削ウォームは、多くの場合、適する工具、例えばダイヤモンド製工具を用いて精密加工することができるドレッシング可能な本体で作られている。過去、これらの研削ウォームをドレッシングするために多くの異なるタイプの方法が開発されてきたが、程度の差はあるが複雑であり、また、程度の差はあるが要件に依存して適応性があるものである。
殆どの場合において、ドレッシングは、今日では、ディスク形状のドレッシング工具、例えば、ダイヤモンドコートされたディスクにより行われていることが多いであろう。その際、ドレッシング工具のフランク(以下では、アクティブ面とも言う)は、研削ウォーム上に所望のプロフィール形状のネガティブ像(すなわち、プロフィールの高さ方法に沿ったフランク形状)を形成する。これにより、比較的迅速なドレッシングが可能となる。動作に関して、ドレッシングは、スレッドミリング又はスレッド研削と同様なやり方で行われ、ドレッシング工具は、研削ウォームの軸に対してほぼ平行な軸の周りで迅速に回転して、そのアクティブ面は、その軸方向に平行な、回転する研削ウォームを越えて動作する。このプロセスの間に、ドレッシング工具は、全体のプロフィール高さを越えて、研削ウォームと直線状に接触する。結果として、ドレッシング工具のアクティブ面のプロフィール形状が、研削ウォームのフランクに直接転写される。一般に、全体のドレッシングストックを除去するためには、幾つかのパスが必要となる。マルチ−スレッド研削ウォームの場合、すべてのスレッドについて対応する手順が要求される。異なるプロフィールが研削ウォームフランク上に要求される場合はただちに、異なるフランクプロフィールのドレッシング工具が必要である。ドレッシング工具上のアクティブ面のプロフィール形状は、ドレッシングの間に、研削ウォームフランクに対して1:1で転写されるため、研削ウォームフランクの形状は、ウォームの幅を越えて変化させることはできない。トポロジー研削に必要とされる種類のより複雑なフランク形状、特に、真のフリーフォーム表面は、この方法ではドレッシングすることはできない。そのうえ、ドレッシング工具はウォームピッチにしたがって連続して後方及び前方に移動しなければならないため、ドレッシングの間の研削ウォームの速度は大幅に限定される。
線状プロフィール形成だけが真に世界共通である。この方法は、これまでに説明したドレッシングプロセスと運動学的に同様なやり方で機能し、ディスク形状の工具を同様に使用する。しかし、これらは、その外側の周縁上にのみアクティブ表面(一般的にはトロイダルの)を有する。この表面の半径は、工具の軸方向の断面で見た場合、ドレッシングすべきプロフィール高さに関して小さく、近似すれば、その表面は、ドレッシングの間に研削ウォームフランクと点接触するだけである。ウォームスレッドを軸方向に通過する間に、ウォームフランク上の、列とも呼ばれるラインだけがドレッシングされる。ウォームフランク上の全体のプロフィール高さをドレッシングするためには、対応して多数の列又はパスが要求され、その際、各々の列はウォームフランク上で異なる直径に位置し、その軸方向の進路では、NCプログラムの制御下で、各々の場合において隣接したものからわずかに異なることができる。ここで、列から列に選択される空間は、ドレッシングされるフランク上に形成される波形が充分な程度まで低減されるほど小さいものでなければならない。マルチ−スレッドプロフィールの研削ウォームの場合、全体のプロセスは、各々のスレッドについて要求される。これは、必然的に、非常に長いドレッシング時間につながり、最も好ましい場合であっても、一つのワークピースについて研削時間が様々となる。したがって、多くの場合、ドレッシング時間は、非常に長くなり経済的ではない。
上述のドレッシング方法の発展は、DE 197 06 867 B4に開示されている。DE 196 24 842 A1は、ウォームスレッドプロフィールの一部を線状の接触でドレッシングし、他の部分をおよそ点接触でドレッシングする方法を開示している。WO95/24989には、線状にプロフィールを形成するための方法が開示されている。
最も迅速で、既知であるが、同時に最も適応性の乏しいドレッシング方法は、工具として“ドレッシングマスター”を使用し、これは円筒型のドレッシングギア又はドレッシングウォームであり、歯形成の形状に関して同じである。モジュール及び変形に関して、ドレッシングマスターの歯形成形状は、研削すべきワークピースの歯形成と正確に対応する。その外側の表面上では、硬質材料粒子、例えばダイヤモンドで被覆されている。ワークピースの代わりにドレッシングマスターを研削ウォームとかみ合わせて、研削プロセスにおけるワークピースと同様に、ウォームの軸と平行に研削ウォームを通過させて移動させることにより、ドレッシングを行う。結果として、マスターのフランク形状が、研削ウォームのフランク上に再現される。ウォームスレッドのプロフィール形状が研削ウォームの幅を越えて可変であるべき場合、これはトポロジカルな歯形成の研削のために必要であるが、ドレッシングマスターは、それ自体、このトポロジーを有していなければならず、ドレッシングマスターは、シフト動作と同時にその軸方向に移動して、対角線の切削におけるものと同様の動作を生じさせなければならない。
ドレッシングをこの方法によってのみ実施する機械は、ドレッシングマスターが、ワークピースの代わりに適所にクランプ固定して研削ウォームとかみ合うことができるように構成されていれば、特別なドレッシング装置を必要とせず、ドレッシングのために要求されるすべての動作は、ワークピースを研削する場合と同じである。要求されるドレッシング時間は、およそ、ワークピースについての研削時間に相当する。ダイヤモンド製ドレッシングマスターを使用するドレッシング方法の例は、US3,602,209に開示されている。
この方法は、迅速であったとしても、適応性が充分と言うわけではない。変形に対してごくわずかな変化をさせるべき場合であったとしても、一般的には、ドレッシングマスターを再加工することが少なくとも必要であり、殆どの場合、完全に再製造が要求される。どちらの施策も多くの労力と高いコストが伴う。そのうえ、全ての側面において研削すべき歯形成の正確な形状を有していなければならず、すなわち、常にテーラーメイドの個別の製造であるから、マスターの製造は一般的に高価である。
概して、研削ウォームをNCプログラムにより記述することができる形状へと効率的かつ適応性よくドレッシングすることができる使用可能な方法は、今までのところ存在しない。技術的な観点から要求が非常に多いとしても、このことが“トポロジカルな研削”がこれまでに大量生産において確立されていない一つの理由である。この種のドレッシング方法が利用可能であれば、それにより、非常に複雑な歯システムであっても経済的に製造することが可能であろう。動力処理量の最適化と低いノイズレベルのトランスミッションにおける新規な可能性が設計者らに対して開かれている。
DE 197 06 867 B4 DE 196 24 842 A1 WO95/24989 US3,602,209
本発明の目的は、簡単な標準的工具とともに作動でき、迅速なドレッシングを可能とするが、製造することができるフランク変形に関して、高度に適応性のある、シングル−スレッド又はマルチ−スレッドの研削ウォームをドレッシングするための方法を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の方法により達成される。この方法を実施するために特別に設計された追加のドライブが請求項12に提供される。請求項13は、前記方法を実行するために特別に構成された工作機械を規定している。この方法を実施するために特別に設計されたドレッシング工具を請求項14に示す。更なる態様は、従属する請求項に示す。
本発明にしたがったシングル−スレッド又はマルチ−スレッドの研削ウォームをドレッシングするための方法は、まず、以下の特性を有する:基本的な回転動作が、研削ウォームとギア状ドレッシング工具、すなわち、その外周上に一又はそれより多い歯を有するドレッシング工具との間に生み出される。この目的のために、研削ウォームは、通常、研削ウォームの軸の周りで基本的な回転動作を行うために駆動され;ドレッシング工具は、ドレッシング工具の軸の周りで基本的な回転動作を行うために駆動され、その際、ドレッシング工具の軸は、研削ウォームの軸に関して、交差方向に(横方向に)伸び、ドレッシング工具と研削ウォームとの間の研削ウォームの軸に沿ったシフト動作がさらに生み出される(例えば、研削ウォームをその軸に沿ってドレッシング工具に対して動かすことにより、又は、ドレッシング工具を研削ウォームに対してその軸に沿って動かすことにより)。研削ウォームの基本的な回転動作、ドレッシング工具の基本的な回転動作、及びシフト動作は、研削ウォーム及びドレッシング工具が、ドレッシング操作の間、常に、正確な回転のかみ合いをするように連結される。基本的な回転動作のみを基礎として、ドレッシング工具は、ドレッシング工具がドレッシング操作の任意の特定の時間点においてかみ合っている研削ウォームフランクの領域に対して、常に同じ軸方向の位置にあるであろう、すなわち、ドレッシング工具は、ドレッシングの間、常に研削ウォームフランクから同じ量のストックを除去するであろう。
この点で、本発明にしたがった方法は、ドレッシングマスターを用いる慣用的なドレッシング方法と基本的には対応し、また、この点で、ドレッシング工具の歯のフランク形状は、この方法において、研削ウォームフランク上に制限されるであろう。
本発明にしたがえば、追加の相対的動作が、ドレッシング工具と研削ウォームとの間で基本的な回転動作に重ねられる。この追加の相対的動作は、種々のやり方で生み出すことができる。追加の相対的動作は、好ましくは、ドレッシング工具の基本的な回転動作に重ねられる、ドレッシング工具の軸の周りでのドレッシング工具の追加の回転動作により生み出される。結果として、ドレッシングの間にドレッシング工具により研削ウォームフランクから除去されるストックの量に直接の変化が生じる。しかし、別の態様としては、追加の回転動作を研削ウォームの基本的な回転動作に重ねることも考えられる。結果として、研削ウォームは、ドレッシング工具のフランクに対して、それ自体ねじ切るか又は、ドレッシング工具のフランクから離れるものと考えることができ、それにより、同様に、ドレッシングの間にドレッシング工具により研削ウォームフランクから除去されるストックの量を変化させる。また、シフト動作に、研削ウォームとドレッシング工具との間で研削ウォームの軸に沿って追加の軸方向の動作を重ねることも考えることができ、この追加の軸方向の動作は、研削ウォームに対してドレッシング工具上に追加の動作を重ねるか、又は、ドレッシング工具に対して研削ウォーム上に追加の動作を重ねることにより、生み出すことができる。または、同様の可能性は、いわゆるX軸上に追加の動作を行うことである。この場合、ドレッシング工具と研削ウォームとの間で小さな相対的動作が起こり、ドレッシング工具及び研削ウォームが、ドレッシング工具の回転の軸に対して垂直で、研削ウォームの軸に対して垂直な方向に関して、互いに向かったり、互いに離れたりして移動する。いわゆるZ軸に沿った相対的動作も考えられる。追加の相対的動作を生み出すためのこれらの可能性も組み合わせることができる。
追加の相対的動作により、研削ウォームフランク上で変形が生み出される、すなわち、研削ウォームフランクは、純粋に、回転の連結に基づいて、ドレッシング工具の歯のフランク形状を再生することに起因する形状から外れたプロフィール形状を受容する。
本発明にしたがった方法は、研削ウォームとドレッシング工具との間の全体の相対的な動作を、基本的な回転動作と追加の操作に分け、この追加の動作は、研削ウォームフランクの所望な変形を示している。追加の操作をドレッシング工具の追加の回転動作により生み出す場合、例えば、ドレッシング工具の全体的な回転動作は、基本速度nの基本的な回転動作と、所望の変形を示す、追加の回転動作とに分けられる。
ドレッシング工具の基本的な回転動作の角速度ωは、もっぱら、ドレッシング工具の幾何学的特徴と研削ウォームの幾何学的特徴(具体的には、ドレッシング工具の歯の設計数zと研削ウォームのスレッドの数gとの間の比i=z/g)、研削ウォームの基本的な回転動作の角速度ω、及びシフト動作の速度vに依存する。以下に説明するように、歯はドレッシング工具から欠落させることができる。“歯の設計数”という用語は、歯を取り除かない場合に有するであろう同じ直径及び同じらせん角をもつ同一の歯の、歯の数をいうために使用する。言い換えれば、歯の設計数は、各々の場合において、回転動作の間に、研削ウォームのふたつの向かい合ったフランクの間の各ギャップに、正確にひとつの歯が突入すると仮定して、ドレッシング工具の外周上に存在し得る歯の数である。ドレッシング工具の基本的な回転動作の角速度は、全体のシフト動作の間にわたって、固定されたサインを有する。研削ウォームの基本的な回転動作の一定の角速度ωとシフト動作の一定の速度vにおいて、ドレッシング工具の基本的な回転動作の角速度もまた一定である。基本的な回転動作の角速度は、研削ウォームの角速度及び/又はシフト速度が変化する場合にのみ、変化する。ドレッシング工具の基本的な回転動作は、既知の創成研削機械で標準的な様式で製造するように、ワークピースの回転動作に対応する。
追加の相対的動作は、研削ウォームの回転の角度に依存する。動作の量は、研削ウォームの回転の確度の関数として変化する。同時に、追加の相対的な動作は、ドレッシング操作の間に、数回、方向を変化させる。以下により詳細に説明するが、これらの方向の変化は、一般的に、研削ウォームの回転角に関してほぼ周期的に起こる。特に、ワークピース上にワークピースの幅にわたって一定である簡単なプロフィールを最終的に形成することを意図する場合(例えば、“トポロジカルな”変形なしの簡単なプロフィールの頂部形成)、同じ追加の動作パターンを全体のシフト領域にわたって周期的に繰り返す。次いで、ドレッシングの結果は、既知のドレッシングディスクにより達成することができるものに相当する。ワークピースフランク上により一般的な“トポロジカルな”変形を設計する場合、シフト領域にわたった追加の動作パターンは、さらに、シフト経路の関数として変化する。したがって、研削ウォームフランク上に生み出される変形は、ウォームの幅にわたって、各シフト位置又は各場所において異なる。全体のドレッシング操作を通して、追加の相対的動作の速度は、本質的には平均してゼロになるのが一般的である。
追加の相対的動作は、好ましくは、NC制御により生み出される。変形は、NC制御装置のNCプログラムにおいて特定することができ、必要な場合は、直ちに変えることができる。次いで、NCプログラムは、この変形を、ドレッシング工具及び/又は研削ウォームの対応する追加の動作へと転化する。線状プロフィール形成の非常に遅い既知のプロセスと同様に、複雑な三次元のフリーフォーム表面であっても、このようにNCプログラムによりドレッシングすることができる。線状プロフィール形成とは対照的に、本発明にしたがった方法は、非常に効率的である。
本発明にしたがった方法は、交差された軸でかみ合う二つの円筒型のギアの間で係合するフランクの間に、通常、点接触のみが発生するという特徴を使用する。 歯形成の幾何学に関して、研削ウォームは、急勾配のらせん状の歯をもつ円筒型のギアである。ここで、本発明にしたがった方法は、かみ合いの間にウォームフランク上に形成する接触跡が、円筒型ギアの歯形成の幾何学とは殆ど無関係であるという事実を利用している。頂部が大きいか又は小さい、まっすぐか又はらせん状の歯形成かどうか、重ねられたトポロジーを伴うか又はないか: ウォームフランク上の接触跡は、常におよそ同じ配置を有し、すなわち、通常およそふたつのスレッドピッチにわたって、根元から先端まで、又は先端から根元まで、らせんのフランクにわたって伸びる。このことから、例えば、位相的に変形されたらせんの歯形成を研削するかのように、連続創成法で変形されていないまっすぐな歯形成を行う場合、研削ウォームフランク上に殆ど同じ接触跡が形成される。接触跡が全く同じとは限らないのは、変形の領域における圧力の角度がわずかに変化することによる。しかし、変形は、一般的には、対応するプロフィール高さよりも少なくとも二桁小さいことから、偏差は全体的には非常に小さい。
変形されていない、理論的に正確でまっすぐな、歯数zのインボリュート歯の形成は、概念上、研削ウォームではなくトランスミッションウォームである、スレッド数gのウォームとかみ合わせられるが、しかしそのフランクは、頂部のある歯形成を研削するための研削ウォームが有するべき形状をぴったり有し、およそ言及した接触跡にはフランク接触が存在し、ギアの不規則な運転となる。ギアをかみ合わせる法則はもはや満たされない、すなわち、トランスミッション比i=z/gは、研削ウォームの回転のそれぞれの角度についてもはや一定ではない。効果的なことには、接触比がおよそ2であったとしても、これはほぼ常に通常の歯形成の場合であるが、まっすぐな歯形成のシングルフランクを接触させることだけは可能である、又は言い換えれば、接触跡の全体の長さにわたっては、ウォームフランクによる接触はないという状況である。これはなぜなら、瞬間的に最も大きい正の変形量である帯域に最も近い創成領域においてギアフランクがウォームと接触できるからである。この時間点において、各々のリーディングフランク又はトレイリングフランクはウォームフランクによる接触はない。
まっすぐな歯形成のシングルフランクがウォームを通して回転する場合、z歯のz−1歯が取り除かれた歯形成におけるときは、状況は異なる。この場合、リーディングフランク又はトレイリングフランクによって、かみ合いが妨げられることはない。もちろん、かみ合いの時間の間に依然として不規則な走行はあるが、ウォームフランク上の接触跡は、各々の場合において、その全体の長さにわたって使われるようになる。まっすぐな歯形成の回転動作の不規則性は、ウォーム上に存在する変形の再現である。
より正確には、ウォームを通って回転するから、シングル歯をもつこのギアの回転動作は、歯数対スレッド数の比i=z/g、ウォームの回転動作及びシフト動作v、及び、ウォームフランク上の変形に基づいて得られる非常に小さい追加の回転動作(以下、“微細動作”ともいう)の重ね合わせフラクションで与えられる基本的な回転動作を構成する。ここで、小さな回転動作の量及び方向は、ウォームの回転の角度に依存する。
この考慮事項において、個々の歯の対向するフランクは決して接触せず、それどころか、まっすぐな歯形成の歯の後ろ側は、ウォームの対向するフランクに関して常に十分なクリアランスが存在するように後方に離れていなければならないことは自明である。
この理論的なモデルを位相的に変形されたウォームに適用する場合、異なる重ね合された微細動作は、ウォームの幅にわたる“シングル歯”ギアのシフトの間に歯フランクがウォームスレッドを通って回転する各々のシフト位置において得られる。この場合、これらのμ動作のうち各々個別の動作の量及び方向は、ウォームの回転の角度だけでなくそれぞれのシフト位置にも関連付けられている。すべてのこれらの重ね合わせられた動作の全体は、全体の位相的形状を示す。
次の工程として、既に説明したウォームをもう一度研削ウォームと取り換えて、歯を省略したまっすぐな歯形成を、適する手段で駆動させて説明した不規則な様式で回転する、ダイヤモンド又は他の適する硬質材料粒子に被覆されたドレッシング工具と取り換える場合、研削ウォームを所望の形状にドレッシングすることができる。連続動作の間、ドレッシング工具をウォームの幅にわたってシフトさせて、ウォームが完全にドレッシングされるようにし、このプロセスの間、重ね合せられた微細動作のパターンを、シフト位置の関数として量及び方向に関して連続的に変化させる。対向するウォームフランクのプロフィール形成は、ドレッシング工具上の歯の対向するフランクにより第二の経路において同様に実施する。
上述の考慮事項において、開始位置は、シングル歯をもつドレッシング工具である。しかし、ドレッシング工具は外周上にただ一つより多くの歯を有することも可能である。唯一の条件は、同じ方向の向かっている二又はそれより多いフランク(すなわち、右又は左のフランク)は決して同時にかみ合うことが無いように歯が離れているということであり、すなわち、二つの連続する歯の間の空間は、かみ合いの長さよりも常に大きくなければならない。このことにより、微細動作を実行するときに歯が互いに干渉しなくなる。大多数の場合において、これは三つ目の歯が存在する場合だけである。これゆえ、例示的なドレッシング工具は、z歯を有するまっすぐに歯形成されたギアから三つの歯ごとに二つが取り除かれたものであることができる。残っている歯に関して、歯の厚みは、研削ウォームに関して二つのフランクの接触が決して起こらない程度に低減すべきである。
上述の考慮事項における開始点は、ドレッシング工具上でのまっすぐな歯形成である。しかし、考慮事項は、らせん状の歯形成にも容易に適用することができる。
より一般的に表現すると、好ましいドレッシング工具は、その外周上に、一又はそれより多い、好ましくは同じように設計された、まっすぐな又はらせん上の歯形成の歯を有する。各々の歯は、半径方向に歯の高さを有し、円周方向に歯の厚みを有する。円周方向における歯の間隔は、各々の場合において、二つの歯の間に提供される。歯の厚み及び歯の空間は、ドレッシング工具及び研削ウォームがドレッシングプロセスの間の各時間点においてただ単一の接触点において接触するように選択される。
ドレッシング工具は、好ましくは、歯の設計数がzである、まっすぐ又はらせん状に歯形成されたギアに由来し、その際、歯の設計数zに対してギア上に低減された数の歯が存在し、各々の場合、二つの存在する歯の間で少なくとも一つの歯が省略される。各々の場合に置いて、好ましくは、二つ又は三つの歯が省略される。
本発明にしたがった方法によれば、非常に近接したドレッシング跡が研削ウォームのフランク上に作られ、前記跡は、概して、予め決めることができる研削ウォームのフランク形状で得られる。原則として、これらのドレッシング跡は、ワークピースのフランクと接触する、後に続く研削の間に生ずる接触跡に相当する。
既に説明したとおり、ドレッシング工具と研削ウォームとの間の追加の相対的動作は、好ましくは、追加の回転動作をドレッシング工具の基本的な回転動作と重ね合わせることにより生み出される。このことがなぜ好ましいかの理由として、ドレッシング工具の慣性モーメントが一般的に研削ウォームの慣性モーメントよりかなり低く、ドレッシング工具での迅速な追加の回転動作を、研削ウォームよりも簡単に生み出すことができる。そのうえ、ドレッシング工具の追加の回転動作は、一般的には、研削ウォームとドレッシング工具の間の研削ウォームの軸に沿った迅速で小さい軸方向の追加の動作より簡単かつ正確に生み出すことができる。ドレッシング工具の追加の回転動作は種々のやり方で生み出すことができる。第一の可能性は、基本的な回転動作と、ドレッシング工具の追加の回転動作の両方を生み出すことにある。第二の可能性は、この目的のための別のドライブを提供することにある。
特に、ワークスピンドルドライブを有するワークスピンドル上にワークピースの代わりにドレッシング工具をクランプ固定し、ワークスピンドルドライブにより、基本的な回転動作とドレッシング工具の追加の回転動作の両方を生み出す態様が可能である。言い換えれば、ワークスピンドルは、そのような態様においてドレッシングスピンドルとしての役目をする。連続創成プロセスにおいて研削することができる歯フランク研削機械でのドレッシングについて、本方法は、原則として、ワークピースの代わりにワークスピンドルにクランプ固定することができる特別なドレッシング工具のみを必要とする。理論的には、特別なドレッシング装置は必要ではない。しかし、ワークスピンドルが、必要とされる追加の回転動作を十分な精度と速度で実行できることが前提条件である。
しかし、実際には、多くの場合、ワークスピンドル又はその装置は、必要とされる小さい追加の回転動作を生み出すために理想的には適合されていない。剛性の理由のために、連続創成研削機械のワークスピンドルは、一般的には、非常に頑丈に構成されており、したがって、比較的大きい慣性モーメントを有する。このことは、摂動力を除去することから研削のためには実際には望ましいが、選択的に適用される、小さい迅速な追加の回転動作を実行することをより難しくしている。主として良好な外乱挙動のために駆動制御システムも最適化される一方、誘導挙動は第一に決定的には重要ではない。小さいが迅速な回転動作を生み出すように想定されたシステムの要件は真逆であり、質量はできるだけ小さく、駆動制御システムは非常に良好な誘導挙動を有する。したがって、特別なドレッシング装置が提供される場合は都合がよい。
したがって、ドレッシング工具を、ドレッシングスピンドルドライブを有する別のドレッシングスピンドルにクランプ固定する態様が可能であり、その場合、ドレッシングスピンドルドライブは、基本的な回転動作とドレッシング工具の追加の回転動作の両方を生み出す。
しかし、追加の回転動作を追加のドライブにより別に生み出す態様も可能である。この場合、ドレッシング工具の基本的な回転動作はワークピースドライブにより実行可能とすることができる。しかし、ドレッシング工具の基本的な回転動作は、ドレッシングのために最適化された別のドレッシングスピンドルにより生み出すことができる。多くの場合において、たとえわずかではない費用を伴うとしても、これが最も目的にかなった解決策である。どのような設計が最も有益かは、機械の概念と、どのように何の目的で機械を使用するかに依存する。
両方の場合において、ドレッシング工具の追加の動作は、ワーク又はドレッシングスピンドル上に取り付けられる、具体的な要件に適合させた特別な追加のドライブにより生み出される。この追加のドライブの特別な特徴は、それ自体、回転スピンドル上に置くことである。したがって、この場合において、ドレッシング工具を追加のドライブ上にクランプ固定して、その際、追加のドライブ自体は、ワーク又はドレッシングスピンドルドライブを有するワーク又はドレッシングスピンドル上に取り付ける。次いで、ワーク又はドレッシングスピンドルドライブは、ドレッシング工具の基本的な回転動作を生み出し、追加のドライブは追加の回転動作を生み出す。
したがって、本発明は、また、ギア状ドレッシング工具を駆動するための追加のドライブに関する。前記ドライブは以下の特徴により識別される。追加のドライブは、工作機械のワーク又はドレッシングスピンドル上にマウントされるように設計され、ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りに基本的な回転動作を生み出し、そして、追加のドライブは、NCコントローラにより、ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りでの追加の回転動作が、基本的な回転動作に重ねられるように、制御するよう構成されている。
追加のドライブの構成について多くの異なる態様を考えることができ、例えば、通常のサーボモーター又はトルクモーラーを有する態様、又は圧電作動装置を有する態様が考えられる。エネルギー及びデータを回転するドレッシング装置と交換するために考えられる多くの異なる可能性が同様に存在する。これらには、接触することなく運転するスリップリング及びシステムをもつ態様が含まれる。接触することなく運転するシステムの場合、特に、エネルギー及び/又はデータは、一方の巻線が固定され、他方の巻線がドレッシング装置とともに回転する変圧器により誘導的に伝達することができる。データは光学的に伝達することができる。
また、本発明は、本発明にしたがった方法を実行するために具体的に設計された工作機械に関する。この種の工作機械は、
研削ウォームスピンドルの軸の周りで回転動作を生み出すための研削ウォームスピンドルドライブを有する研削ウォームスピンドル;
研削ウォームスピンドル上にクランプ固定される研削ウォーム;
ギア状ドレッシング工具;
ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りでドレッシング工具の基本的な回転動作を生み出すための、ワーク又はドレッシングスピンドルドライブを有するワーク又はドレッシングスピンドル(ワーク又はドレッシングスピンドルの軸は、研削ウォームスピンドルの軸に対して交差方向に伸びる);
研削ウォームスピンドルとワーク又はドレッシングスピンドルとを、研削ウォームの軸に沿って互いに動かす(シフトする)ためのシフトドライブ;
研削ウォームとドレッシング工具とを、互いに向かわせたり、互いに離したりして動かすための水平フィードデバイス;
ドレッシングプロセスの間に研削ウォームとドレッシング工具との間で基本的な回転動作を生み出すために、研削ウォームドライブ、ワーク又はドレッシングスピンドル、及びシフトドライブを電気的に連結する、NCコントローラ
を含む。
本発明にしたがった方法を実行可能とするために、NCコントローラは、研削ウォームフランクの追加の変形を生み出すために、追加の相対的動作が基本的な回転動作に重ねられるように、ワーク又はドレッシングスピンドルドライブ、研削ウォームスピンドルドライブ、シフトドライブ、及び/又は、水平フィードデバイスを付加的に制御するように構成されていることを前提条件とすることができる。別の態様では、工作機械は、上述のタイプの追加のドライブを有し、研削ウォームフランクの追加の変形を生み出すために、ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りでの追加の回転動作がドレッシング工具の基本的な回転動作に重ねられるように、この追加のドライブがNCコントローラにより制御されることを前提条件にすることができる。両方の場合において、NCコントローラは、プロセッサ及びメモリを有し、メモリを使用してソフトウェアプログラムを記憶し、プロセッサにおいてプログラムを実行すると、追加の相対的動作(微細動作)を示すNCコントローラの出力信号を生み出す。
そのうえ、本発明は、上述のタイプのドレッシング方法において使用するためのドレッシング工具を利用可能とする。ドレッシング工具は、硬質材料粒子で被覆され、かつ、歯の設計数zを有する(まっすぐ又はらせん状に歯形成された)ギアから派生し、歯の設計数zに対して減らされた数の歯がギア上に存在し、少なくとも一つの歯が、任意の二つの存在する歯の間で各々の場合において省略される。
研削ウォームの外径及び/又はスレッドルートをフランクと同時にドレッシングすることを可能とするために、ドレッシング工具は、研削ウォームの外径の方向を変えるため、及び/又は、研削ウォームスレッドルートをプランジ切断するため、硬質材料粒子で被覆された帯域を有することができる。これらの二つのドレッシング帯域について直径を適切に選択することを前提として、この方法の過小評価すべきでない利点は、一定の限界の範囲内で、研削ウォームの外径又はウォームスレッドのプロフィール高さをすべての他のプロフィール特徴と独立して自由に選択又は設定できることである。
同じ番号の歯は、各々の場合において、任意の二つの存在する歯の間で各々の場合に省略できる。多くの場合、二つ又は三つが省略された歯の数が適切であり得る。しかし、より大きい数の歯、例えば、四つ、五つ、又は六つの歯を省略することも考えられる。しかし、各々の場合において二つの歯が常に省略されるドレッシング工具は、簡単に認識できる理由のため、三つで割り切れるスレッド数をもつドレッシング研削ウォームについて有用性がごく限定される。このことは、ただ一つのウォームスレッドを各々の経路においてドレッシングできることを意味する。しかし、その代わりに、残りの歯について外周上での異なる配置を選択することができる。規則的なピッチはここでは前提条件ではなく、すなわち、例えば、各々の場合において、任意の二つの残りの歯の間で外周上で、二つ、それから三つ、それから再び二つの歯等を省略することができる。次いで、微細動作を制御するためのソフトウェアを、アクティブ歯の配置に適合させる。
存在する歯は、予め決められたタイプの歯の設計数zの歯形成について、変形されていない又は変形されたフランク形状に相当するフランク形状を有することができる。製造すべき歯形成が変形されたインボリュート歯形成の場合は、例えば、存在する歯は、好ましくはインボリュート形状を有する。ドレッシング工具上に存在する歯のフランク形状は、それ自体、変形されている場合、必要とされる追加の回転動作がはるかに小さいことから、ある環境下では、同様に変形されたフランクをもつギアを研削するための研削ウォームを有意に迅速にドレッシングすることができる。
本発明の好ましい態様を以下に図面を参照しながら説明する。図面は例示のためだけであり、限定するものとして解釈すべきではない。
図1は、インボリュート歯フランクと変形されたウォームフランクとの間のかみ合いを説明することを意図した図を示す。 図2は、研削ウォームフランクの接触跡の説明を示す。 図3は、微細動作の変位/時間の概略図を示す。 図4は、図3の微細動作の速度/時間の概略図を示す。 図5は、連続創成研削のための工作機械の構成を概略説明する図である。 図6は、回転微細動作を生み出すためのドレッシング装置概略断面図である。 図7は、ワークスピンドル上にクランプ固定するためのドレッシング装置の例を示す。 図8は、規則的に配置されたアクティブ歯をもつドレッシング工具の第一の例を示す。 図9は、不規則的に配置されたアクティブ歯をもつドレッシング工具の第二の例を示す。
図1は、ウォームによる軸方向の断面における創成(回転)の間の、ギア状ドレッシング工具の個々の変形されていない歯フランク8と変形された研削ウォームフランク6との間のかみ合いを説明する。図中、ウォームは、プロフィール(深さ)頂部をもつ歯形成を研削するためにドレッシングされる。プロフィール頂部の任意の形状は、例のために想定されている。しかし、この関係は、主として、任意の他の種類の変形について同じである。ドレッシング工具の歯フランク8を、変形されていないウォームフランク6とかみ合う種々の回転位置1、2、3、4及び5において示す。比較のため、破線で示された細い線は、変形されていないウォームフランク7を示す。ライン9は、同様に細い破線であるが、変形されていないウォームと一致する場合に歯フランク8がとるそれぞれの位置を示す。これゆえに、ライン9は、ギア形成の法則にしたがった、歯フランクのそれぞれの理論的に正確な位置を示す。このプロセスをよりはっきり明確なものとするため、ウォームフランクの変形を非常に強調した形態で示す。ウォームが回転するとき、ウォームフランク6は左から右へと動き、シングル歯をもつかみ合いドレッシング工具は、その結果として回転位置1から回転位置5へと時計回りに回転し、このプロセスの間、回転角φ、φ、φ、φ、及びφをとる。
この例では、歯フランク8の回転の角度は、回転角φでのかみ合いの初めに、理論的に正確な位置から回転角の偏差εだけ遅れる。このことは、“トレイリング”とも呼ばれる。回転が進むと、回転角φでの第二の位置では、このトレイリングがεまで減り、およそφでのピッチ位置P(正確な位置はウォームフランク上の変形に依存する)では、完全になくなる。続いて、φまで、回転角の偏差は、再びεまで増加し、かみ合いのちょうど最後である回転角φで、εまで増加する。このトレイリング、又はより一般的には、回転角の偏差(ε値)の回転経路に沿った進展は、考慮しているシフト位置でのウォームフランク上の変形の再現である。一定の環境下においてすぐ後の又は先行するフランクはフランク接触がピッチ点Pの周りの領域において起こるのを妨げることから、これらが存在しない場合にこの種の回転が可能であることは容易に理解できる。
図1から分かるように、ドレッシング工具の歯形成と研削ウォームフランクとの間には一般的には点接触のみが存在する。回転動作により、ドレッシング工具の接触跡が、ウォームフランク6上につくり出される。図2は、かかる接触跡21の一部を説明する。接触跡21は、先端からルートまでおよそふたつのスレッドピッチにわたって、フランクを横断してらせん状に伸びる。図2では、第一のスレッドピッチだけを示す。この接触跡21のらせん状の形状は、ドレッシング工具の歯形成の幾何学とはほぼ独立している。
図3は、ドレッシング工具の回転角の偏差εの、回転角φに対する進展をプロットしている。上述の回転角φ〜φ を図に同様にプロットしている。基本速度nが一定であると仮定すると、時間軸tを横座標として使用することも可能である。この場合、値φ〜φは、対応する回転角が採用される時間点を示す。単に幾何学的な考慮事項として、回転角φへの依存はより適切であるが、運動学的分析のためには、時間tがより有利である。これゆえ、図は、基本的な回転動作に重ねられる、ドレッシング工具の追加の回転動作(“微細動作”)の進展を説明する。
図中、ひとつの歯ピッチを完全に創成するために必要な時間をtとしてプロットする。実線10は、かみ合いの時間の間のウォームフランク変形の幾何学により与えられる微細動作機能の一部を示す。一つの歯ピッチを完全に創成するための時間tとかみ合いの時間との比較は、この例における重なり度合いがわずか2であることを示している。点Pのみにおいて、すなわち、ピッチ点の近くにおいて、回転角の偏差は0であり、すべての他の点において、ドレッシング工具の回転角は、変形されていないウォームにより創成する間にドレッシング工具がとる位置より遅れる。
考慮しているフランクのφでの走行終了後、創成のために到着する次のフランクは、φで、もう一度、正確には偏差εで走行して入ってくるように確実に位置付けられる。この目的のために、図3において破線で説明する伝達関数が利用される。伝達関数11は、各々の場合においてアクティブ歯の間で二つの歯が省略される場合に適する。対照的に、伝達関数12は、三つの歯が省略される場合に適する。もちろん、歯フランクはかみ合いから外れるから、原則として、φとφとの間の伝達関数の正確な進行は有意ではない。しかし、加速が最小限にとどまるように便宜的に規定される。すなわち、伝達関数の時間に関する二次導関数(数学的に表現される:dε/dt) は大きさに関して可能な限り小さくとどまるべきである。この目的のため、選択される伝達関数は、常に微分可能であるべきである。三つの歯が省略される場合に、伝達関数はおよそ二つの歯ピッチをカバーし、まさにその性質により、進行はいくぶんより穏やかであることができる。
図4は、図3の経路プロフィールを時間tに関して微分した場合に得られる“微細動作機能”の速度プロフィールを示す。実線13は、創成帯域における速度のプロフィールを示し、破線14及び15は、再度それぞれ二つ又は三つの歯が省略された場合について、二つの伝達関数を示す。
回転動作の基本的な回転を考慮に入れると、この関数は、基本的回転の角速度ωで上方へ移動し、この角速度は、ウォームの角速度ω、ウォームのスレッドの数g、ドレッシングギアのための歯の設計数z、及びシフト速度vから得られる。しかし、重ねられた微細動作だけを考慮する場合は、t軸はω=0にて縦座標と交差する。
これまでに既に説明したそれぞれの伝達関数は、φでの次のフランクの創成帯域へのエントリーでの速度が、微細動作のための、そこで必要とされる幾何学製造の角速度と一致するように定義される。
図3及び図4から分かるように、微細動作の経路と速度についておよそ周期的なプロフィールが得られる。このプロフィールは、この例におけるサイン関数と同様である。一の周期について微細動作の速度の時間平均(及び全体のドレッシング操作についての時間平均)は、事実上ゼロである。もちろん、研削ウォームフランク上の異なるタイプの変形により、いくぶん異なるプロフィールがもたらされる。しかし、この関数の基本的な特徴は、常におよそ同じである。ここで、微細動作の基本的な周波数は、ドレッシング工具から省略されたそれぞれ歯の数に依存する。各々第三の歯が存在する場合、歯の周波数f=1/tの三分の一であり、四つごとに歯が存在する場合は、fの四分の一などである。ここで、歯の周波数Hに対して以下を数値的に適用する。f[Hz]=n[rpm]・g/60、式中、nは、1分当たりの回転数での研削ウォーム速度であり、gはウォームスレッドの数を示す。
基本的な回転動作と、重ねられた微細動作は、共通のドライブユニットにより、又は、それぞれ別のドライブユニットにより、生み出すことができる。これは、図5〜7を参照しながら、以下により詳細に説明する。
例として、図5は、これまでに説明した方法を実行するために具体的に設計された創成研削機械を示す。
この機械は、水平(X方向)に動かすことができる工具キャリア32を備えたマシンベッド31を有する。この工具キャリア32には、さらに、垂直(Z方向)に動かすことができるスライドが取り付けられ、このスライドには、Y方向に動かすことができるシフトスライド36を備えた研削ヘッド33と、その上に回転可能に取り付けられた研削ウォーム34とが取り付けられている。研削ウォーム34は、電気駆動モータ35により回転駆動される。シフトスライド36により、研削ウォーム34は、運転の間にその軸に沿ってシフトさせることができる。この目的のために、シフトスライドは、電気モータシフトドライブ37を有する。研削ヘッド33は、工具キャリア32に対し、X方向に平行な軸に関して旋回させることができる。ここで、座標系X−Y−Zは、Y軸がZ軸に対して垂直ではなく(個別に調節可能な)傾斜角で傾斜しているから、直交ではない。しかし、直交の座標系である創成研削機械も使用できる。
さらに、タレットの形態のワークキャリア38が、マシンベッド31上に取り付けられている。ワークキャリアには、電気モータ駆動される二つのワークスピンドル39、40が置かれ、これらの各々には、考慮される例において加工するために、平歯車シャフトの形態の一つのワークピース41がクランプ固定される。考慮される例において、一方のワークスピンドル40は加工位置にあり、関連したワークピースを研削ウォーム34により加工することができる。他方のワークスピンドル39は、搭載及び荷下ろし位置に置かれ、完全に加工されたワークピースが取り外され、加工すべき新しいワークピースをクランプ固定することができる。ドレッシングユニット42は、ワークスピンドルに対してオフセット角度(ここでは90°)にてワークキャリア38上に配置される。研削ウォーム34をドレッシングするため、ワークキャリア38を回転させることにより、このドレッシングユニットを加工位置にする。
ドレッシングユニット42は、二つのドライブ、すなわち基本ドライブ43(図5では一部のみがみえる)と追加のドライブ44を含み、追加のドライブ44は、迅速な追加の回転動作(微細動作)を基本ドライブ43により生み出される基本的な回転動作に対して重ねるために、基本ドライブ43のスピンドル上に取り付けられている。ギア状ドレッシング工具90は、追加のドライブ44のスピンドルにクランプ固定されている。
創成研削機械の種々のドライブは、NC制御ユニット45により制御される。CNC操作ユニット46を使用して、NC制御ユニットを操作する。考慮される例においては、NC制御ユニット45のNCモジュールを4つだけ示している。最初の二つのモジュールは、ドレッシングユニット42の基本ドライブ43と追加のドライブ44を制御する。他の二つのモジュールは、研削ウォーム34のドライブモータ35とシフトドライブ37を制御して、シフトスライド36を動かす。さらに、図示していないNCモジュールを使用して、さらなるドライブを制御する。フィードライン47は、NCモジュールを種々のドライブに接続する。NC制御ユニット45は、ドライブを制御するためのソフトウェアを実行する。
ドレッシングの間、基本ドライブ43は、研削ウォーム速度n、ウォームスレッドの数g、ドレッシング工具の歯の設計数z、及びシフト速度vといったドレッシングプロセスを決定するパラメータにしたがって、ドレッシング工具90について基本速度を生み出す。追加のドライブ44は、ソフトウェアの制御下において、迅速な追加の回転動作をこの基本速度に重ねる。
基本ドライブ43及び追加のドライブ44の可能な態様を、図6に軸方向の断面で示す。基本ドライブ43は、既知の様式で構成され、ハウジング51、主スピンドル52、スピンドルベアリング53、及びドライブモータ54を含む。上方スピンドル端部55の近くには、測定ディスク56と読みヘッド57を有する回転角測定システムが配置される。追加のドライブ44は、上方スピンドル端部55に取り付けられる。このドライブは、高精度NC軸についてすべての必要な要素、すなわち、ハウジング61、スピンドル62(ここでは環状)、ドライブモータ63(同様にここでは環状)、及び測定ディスク64と読みヘッド65を有する測定システムを含む。主スピンドルとともに回転するモータ63と、測定システムの読みヘッド65とに、電力を供給することを可能とするため、固定子71及びロータ72を有する回転式フィードスルー70が提供され、主スピンドルの下端に置かれる。NC制御ユニットに出入りするフィードラインは、回転式フィードスルー72のの固定子71に接続される。エネルギーとデータは、固定子71とロータ72との間で、スリップリングを介して、又は(固定子71とロータ72において二つの同心コイルにより)誘導的に、また場合により光学的に転送される。電流は、動力ケーブル73及び測定ライン74を介して、主スピンドル52を通ってロータ72から追加のドライブ44へと通過する。
図7は、特に本明細書中で説明した新規なドレッシング方法のために機械的に準備されたものではない、創成研削機械のワークスピンドル上にクランプ固定するのに適する、ドレッシング装置の例を示す。このドレッシング装置は、ワークスピンドルの基本的な回転動作に加えて、迅速な回転動作を生み出すたえに、ワークスピンドルのために追加のドライブを利用可能とする。ドレッシングのために、ドレッシング装置80は、クランプ固定穴81の助けにより、ワークスピンドルの中心に置かれクランプ固定される。NCコントローラとの動力供給とデータ交換は、電流供給と測定データのための接続ケーブル82(概略のみを図示する)を介して、かつ、回転式フィードスルー83を介して行われる。この装置は、これまでに説明したタイプの追加のドライブと測定システムを含有する。ドレッシング工具90は、ドレッシング装置にクランプ固定される。これは、例えば、一旦サービスラインの端部に到達した場合か、又は、ワークピースを異なる歯形成データにより転化させることを意図するときに、容易に交換することができる。
図6に示す態様とは対照的に、図7のドレッシング装置は、主として他のドレッシング方法のために機械的に構成された機械において、したがって、別のドレッシングスピンドルを有しないか、又は、ワークスピンドルの回転式フィードスルーがない機械においても使用することができる。
図8は、各々の場合において任意の二つの残りの歯91の間で二つの歯が省略された、本発明にしたがったドレッシング工具90の例を示す。残りの歯は、硬質材料粒子、例えばダイヤモンド粒子で被覆されており、さらに、その歯の厚みはいくぶん低減され、ドレッシングの間に研削ウォームフランクと二つのフランクが接触する可能性を排除している。歯フランクに加えて、研削ウォームを直径の外側に転回させるための歯ルートにおいて、また、ウォームスレッドのルートをプランジ切断するための歯の先端93において、部分92は硬質材料粒子で被覆されている。
この例は、まっすぐに歯形成されたドレッシング工具を示すが、二つのフランクが決して同時にウォームフランクと接触しないという条件が満たされる限りにおいて、これは、左側又は右側を傾斜させてらせん状に歯形成することもできる。
本方法の説明においては、ドレッシング工具について、変形されていないインボリュートギアが想定されている。しかし、これは前提条件ではない。何か他のやり方で頂部を形成したか又は変形させたドレッシング工具での歯形成も同様に機能する。
図8のドレッシング工具では、部分的な操作がなければ、そのスレッドの数を3で割ることができる研削ウォームをドレッシングすることはできない。これらの場合について、各々の場合に三つの歯が省略されているか、又は、アクティブ歯が外周にわたって不規則な分布を有しているかのいずれかについて、必要性が存在する。これゆえに、例えば、二つ、次いで三つ、次いで再び二つというように、歯を省略することができる。次いで、微細動作を制御するためのソフトウェアを不規則なピッチに適合させる。特に、異なる伝達関数は、ソフトウェアに関して、工具の回転位置と正確に関係づけるべきである。多数のそのような不規則なピッチが考えられ、各々の場合において、特定の分布パターンが、ドレッシングすべきスレッドの数に対してどの程度良好に適しているか確認すべきである。基本的には、以下が適用される。歯の設計数zのうちアクティブ歯の割合が高いほど、ドレッシングプロセスはより効率がよい。
図9は、アクティブ歯を不均一に配置したドレッシング工具90’の例を示す。二つの歯が領域94において省略され、三つの歯が領域95において省略され、次いで再び二つの歯が省略されている。基本的なピッチは、したがって、7つの歯である。したがって、この変形例は、7−、14−、21−・・・のスレッド研削ウォームには適していない。この例において、アクティブ歯の位置についてのパターンを外周にわたって規則的に分布させるためには、歯の設計数zは、7で割り切れるものでなければならない。
これまでの方法及びドレッシング工具の説明において、ドレッシング工具の歯形成はインボリュートの歯形成を想定した。これは主として、このタイプの歯形成が、歯車関連産業において最も広く知られ、最も使用されているだけでなく、関係を特に十分に示すことができ、この場合に特に明確であるからである。しかし、原則として、本方法は、連続創成研削のため、すなわち、創成法により加工することができる任意の他の歯形成について、研削ウォームを研削すべきすべての場合において使用することができる。
既にこれまでに説明したように、インボリュートな歯形成を有するドレッシング工具の場合において、例えば、その歯フランクが純粋にインボリュートであること、すなわち、完全に変形されていないことは前提条件ではない。今日研削される歯の殆どのセットは一般的に非常に小さいプロフィール頂部を有するから、ドレッシング工具に対して同様にそのような変形を施すことは好都合である。実際に、このことは、研削する頂部のある歯形成が全体として小さい場合に、研削ウォームのドレッシングの間に、ドレッシング工具の微細動作をもたらす。ドレッシング装置におけるドライブに依存して、これにより、より速いドレッシング速度が可能となる。そのような変形されたドレッシング工具を使用する場合において、ドレッシング歯形成の実際の形状は、ソフトウェアにより適切な様式で考慮される。次いで、研削ウォームフランク上に必要とされる変形を生み出すために微細動作を計算する際に考慮すべきであるのは、理論的な歯フランク形状に関する違いではなく、変形された工具フランクに関する違いである。
これまでに説明した例においてドレッシング工具の追加の回転動作を各々の場合で生み出す一方、別の態様として、又はそれに加えて、研削ウォームの追加の回転動作を生み出すことも考えられる。これは、研削ウォームドライブの対応する制御により達成することができ、あるいは、ドレッシング工具について既に説明した追加のドライブと同様に、この目的のために追加のドライブを提供することができる。別の態様として、又は、これに加えて、線状の追加の動作をシフト動作及び/又はX動作に重ねることも可能である。これは、シフトスライド又はX軸のためのドライブの適切な制御により達成することができ、あるいは、研削ウォーム又はドレッシング工具の小さい迅速な軸方向の動作を高精度で生み出すことができる対応する追加のドライブをこの目的のために提供することができる。

Claims (18)

  1. シングルスレッド又はマルチスレッドの研削ウォーム(34)をドレッシングするための方法であって:
    前記研削ウォーム(34)とギア状ドレッシング工具(90)との間で基本的な回転動作を生み出すこと;及び、
    前記研削ウォーム(34)と前記ドレッシング工具(90)との間で追加の相対的動作を生み出すこと
    を含み、
    前記研削ウォーム(34)の少なくとも一つのフランク(6)の変形を生み出すために、前記追加の相対的動作が前記基本的な回転動作に重ねられている前記方法。
  2. 前記基本的な回転動作を生み出すことが:
    前記研削ウォーム(34)を駆動させて、研削ウォームの軸の周りで基本的な回転動作を実行させること;
    前記ドレッシング工具(90)を駆動させて、前記研削ウォームの軸に関して交差方向に伸びるドレッシング工具の軸の周りで基本的な回転動作を実行させること;及び、
    前記ドレッシング工具(90)と前記研削ウォーム(34)との間で前記研削ウォームの軸に沿ってシフト動作を生み出すこと
    を含み、
    前記研削ウォーム(34)と前記ドレッシング工具(90)とが、前記ドレッシングプロセスの間に前記基本的な回転動作を実行するように、前記研削ウォーム(34)の前記基本的な回転動作、前記ドレッシング工具(90)の前記基本的な回転動作、及び前記シフト動作が連結されている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記追加の相対的な動作の少なくとも一部を生み出すために、前記ドレッシング工具の軸の周りでの追加の回転動作が、前記ドレッシング工具(90)の前記基本的な回転動作に重ねられていることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記基本的な回転動作と前記追加の回転動作の両方が、共通のドライブにより生み出されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ドレッシング工具(90;90’)が、ワークスピンドルドライブを有するワークスピンドル(39)上で、ワークピースの代わりにクランプ固定され、かつ、前記ワークスピンドルドライブが、前記基本的な回転動作と前記追加の回転動作の両方を生み出すか、又は
    前記ドレッシング工具(90;90’)が、ドレッシングスピンドルドライブを有する別のドレッシングスピンドル上でクランプ固定され、かつ、前記ドレッシングスピンドルドライブが、前記基本的な回転動作と前記追加の回転動作の両方を生み出す
    ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記基本的な回転動作と前記追加の回転動作とが、別々のドライブにより生み出されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  7. 前記ドレッシング工具(90)が、追加のドライブ(44;80)のスピンドル上にクランプ固定され、前記追加のドライブ(44;80)が、ワーク又はドレッシングスピンドル(52)上にクランプ固定され、前記ワーク又はドレッシングスピンドル(52)が、前記基本的な回転動作を生み出し、そして、前記追加のドライブ(44;80)が前記追加の回転動作を生み出すことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記追加の相対的動作の少なくとも一部を生み出すために、前記研削ウォームの軸の周りでの前記追加の回転動作が、前記研削ウォーム(34)の前記基本的な回転動作に重ねられている、請求項2〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記追加の相対的動作の少なくとも一部を生み出すために、前記研削ウォームの軸の周りでの前記研削ウォーム(34)と前記ドレッシング工具(90;90’)との間の追加の動作が、前記シフト動作に重ねられている、請求項2〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記ドレッシング工具(90;90’)が、その外周上に一又はそれより多い歯(91)を有し、前記歯(91)が、円周方向に歯の厚みを有し、円周方向に歯のピッチ(94、95)を有し、これら円周方向は、前記ドレッシング工具(90;90’)と前記研削ウォーム(34)とが、ドレッシングの間の任意の時点で、せいぜい単一の接触点で接触するように選択される、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記ドレッシング工具(90;90’)が、歯の設計数zを有するギアから派生し、前記歯の設計数zに対して減らされた数の歯(91)が前記ギア上に存在し、少なくとも一つの歯が、任意の二つの存在する歯(91)の間で各々の場合において省略されることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. ギア状ドレッシング工具(90)を駆動するための追加のドライブ(44;80)であって、
    前記追加のドライブ(44;80)は、工作機械のワーク又はドレッシングスピンドル上にマウントされるように構成され、ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りに基本的な回転動作を生み出し、そして、
    追加のドライブ(44;80)は、NCコントローラ(45)により、前記ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りでの追加の回転動作が、前記基本的な回転動作に重ねられるように、制御するよう構成されていることを特徴とする前記追加のドライブ。
  13. 工作機械であって:
    研削ウォーム(34);
    研削ウォームの軸の周りで前記研削ウォーム(34)の基本的な回転動作を生み出すための研削ウォームドライブ(35);
    ギア状ドレッシング工具(90);
    ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りで前記ドレッシング工具(90)の基本的な回転動作を生み出すためのワーク又はドレッシングスピンドルであって、前記ワーク又はドレッシングスピンドルの軸は、前記研削ウォームの軸に対して交差方向に伸びる前記ワーク又はドレッシングスピンドル;
    前記研削ウォーム(34)と前記ワーク又はドレッシングスピンドルとを、前記研削ウォームの軸に沿って互いに動かすためのシフトドライブ(37);
    前記研削ウォーム(34)と前記ドレッシング工具(90)とを、互いに向かわせたり、互いに離したりして動かすための水平フィードデバイス(32);及び
    前記ドレッシングプロセスの間に前記研削ウォーム(34)と前記ドレッシング工具(90)との間で基本的な回転動作を生み出すために、前記研削ウォームドライブ(35)、前記ワーク又はドレッシングスピンドル、及び前記シフトドライブを電気的に連結するように構成されている、NCコントローラ(45)
    を含み、
    前記NCコントローラ(45)は、前記研削ウォームフランクの追加の変形を生み出すために、追加の相対的動作が前記基本的な回転動作に重ねられるように、前記ワーク又はドレッシングスピンドル、前記研削ウォームドライブ(35)、前記シフトドライブ(37)、及び/又は、前記水平フィードデバイス(32)を付加的に制御するように構成されているか、又は、
    前記工作機械は、前記ドレッシング工具(90)を駆動するための追加のドライブ(44;80)を含み、前記追加のドライブ(44;80)は、前記ワーク又はドレッシングスピンドル上に取り付けられるように構成され、前記追加のドライブは、前記研削ウォームフランクの追加の変形を生み出すために、前記ワーク又はドレッシングスピンドルの軸の周りでの追加の回転動作が前記基本的な回転動作に重ねられるように、NCコントローラ(45)により制御されるように構成されることを特徴とする、前記工作機械。
  14. 請求項1〜12のいずれかに記載のドレッシング方法において使用するためのドレッシング工具であって、前記ドレッシング工具は、硬質材料粒子で被覆され、かつ、歯の設計数zを有するギアから派生し、前記歯の設計数zに対して減らされた数の歯(91)がギア上に存在し、少なくとも一つの歯が、二つの存在する歯(91)の間で各々の場合において省略される、前記ドレッシング工具。
  15. 研削ウォームの外径の方向を変えるため、及び/又は、研削ウォームスレッドルートをプランジ切断するため、前記ドレッシング工具が、硬質材料粒子で被覆された帯域(92,93)を有することを特徴とする、請求項14に記載のドレッシング工具。
  16. 同じ番号の歯が、任意の二つの存在する歯(91)の間で各々の場合に省略されることを特徴とする、請求項14又は15に記載のドレッシング工具。
  17. 前記ドレッシング工具の周囲の周りの分布に関して、前記存在する歯(91)の間で各々の場合に省略される歯の番号が常に同じではないことを特徴とする、請求項14又は15に記載のドレッシング工具。
  18. 二つ又は三つの歯が、二つの存在する歯の間で各々の場合に省略されることを特徴とする、請求項14又は15に記載にドレッシング工具。
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