JP2017512042A - 無線通信システムにおいて競合ベースリソースを用いたスケジューリング要求伝送方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて競合ベースリソースを用いたスケジューリング要求伝送方法及びそのための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信システムに関する、具体的に、基地局からスケジューリング要求のためのリソースに関する情報を受信するステップと、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求のためのリソースを用いて前記スケジューリング要求を送信するステップと、データチャネルを介して送信される上りリンク競合ベースリソースを用いて第1バッファ状態報告を送信するステップとを有することができる。ここで、前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定されることを特徴とする。【選択図】図22

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、競合ベースリソースを用いたスケジューリング要求(SR: Scheduling Request)伝送方法及びそのための装置に関する。
無線通信システムが音声やデータなどのような種々の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般に、無線通信システムは、可用のシステムリソース(帯域幅、送信電力など)を共有して多重ユーザとの通信を支援できる多元接続(multiple access)システムである。多元接続システムの例には、CDMA(code division multiple access)システム、FDMA(frequency division multiple access)システム、TDMA(time division multiple access)システム、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)システム、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)システムなどがある。
本発明は、上記のような問題点を解決するために考案されたものであり、本発明の目的は、端末が競合ベースリソースを用いてスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)を送信する方法及びこれを支援する装置に関する。
本発明の他の目的は、SR要求の後に上りリンクデータを送信する方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ネットワークに他の端末との衝突無しでSR伝送を行う方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、SR伝送手続において他の端末との衝突が発生した場合、上りリンクグラントを受信する方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、これらの方法を支援する装置を提供することにある。
本発明で達成しようとする技術的目的は、以上で言及した事項に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下に説明する本発明の実施例から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって考慮されてもよい。
前記の技術的課題を解決するために、本発明の一実施例に係る、無線通信システムにおいて端末がスケジューリング要求を送信する方法は、基地局からスケジューリング要求のためのリソースに関する情報を受信するステップと、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求のためのリソースを用いて前記スケジューリング要求を送信するステップと、データチャネルを介して送信される上りリンク競合ベースリソースを用いて第1バッファ状態報告を送信するステップとを有することを特徴とする。好ましくは、前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
下記の事項を本発明の実施例に共通して適用することができる。
好ましくは、前記第1バッファ状態報告は、前記上りリンク競合ベースリソースを用いて、前記バッファ状態報告のためのグラントの受信無しで送信されることを特徴とする。
また、前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスに基づいて送信されてもよい。
また、前記上りリンク競合ベースリソースのインデックスは、下記の式によって決定されてもよい。
[数]
上りリンク競合ベースリソースのインデックス=(スケジューリング要求のためのリソースのインデックス)mod X
ここで、modは、モジュロ演算を意味し、Xは、1つの競合ベース上りリンクゾーンに含まれる競合ベースリソースの個数である。
また、前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスは、スケジューリング要求が送信される上りリンクリソースの物理(Physical)インデックスであってもよい。
前記無線通信システムにおいて端末がスケジューリング要求を送信する方法は、前記基地局から既に設定された論理(logical)インデックスを受信するステップをさらに有することができ、前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスは、前記物理(Physical)インデックスにマップされた前記論理(logical)インデックスであってもよい。
ここで、前記上りリンク競合ベースリソースのインデックスは、下記の式によって決定されてもよい。
[数]
上りリンク競合ベースリソースのインデックス=(端末の識別子)mod X
ここで、modは、モジュロ演算を意味し、Xは、1つの競合ベース上りリンクゾーンに含まれる競合ベースリソースの個数である。
また、前記無線通信システムにおいて端末がスケジューリング要求を送信する方法は、前記基地局から上りリンクグラントを受信するステップと、前記基地局から前記上りリンクグラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示を受信するステップと、第2バッファ状態報告を送信するステップとをさらに有することができる。
ここで、前記上りリンクグラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示は、前記上りリンクリソースに他の端末に対するリソースが共に送信される場合に、前記基地局から送信されることを特徴とする。
本発明の他の実施例に係る、無線通信システムにおいて基地局がスケジューリング要求を受信する方法は、第1端末に、スケジューリング要求のためのリソースに関する情報を送信するステップと、前記第1端末から、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求を受信するステップと、データチャネルを介して送信されるリソースを用いてバッファ状態報告を受信するステップとを有することができる。ここで、前記バッファ状態報告は、第1上りリンク競合ベースリソースを用いて送信され、前記第1上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定されることを特徴とする。
前記本発明の基地局がスケジューリング要求を受信する方法は、第2端末から第2上りリンク競合ベースリソースを用いたバッファ状態報告を受信するステップと、前記第1上りリンク競合ベースリソース及び第2上りリンク競合ベースリソースとが同じリソースである場合、前記第1端末に上りリンクグラントを送信するステップをさらに有することができる。ここで、前記バッファ状態報告のためのグラントは、前記グラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示を含むことができる。
前記本発明の基地局がスケジューリング要求を受信する方法は、第2端末から第2上りリンク競合ベースリソースを用いたバッファ状態報告を受信するステップと、前記第1上りリンク競合ベースリソース及び第2上りリンク競合ベースリソースとが異なるリソースである場合、前記第1端末に上りリンクグラントを送信するステップと、前記第1端末からデータを受信するステップとをさらに有することができる。
前記本発明の一実施例によってスケジューリング要求を送信する端末装置は、基地局からスケジューリング要求のためのリソースに関する情報を受信する受信器と、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求のためのリソースを用いて前記スケジューリング要求を送信し、データチャネルを介して送信される上りリンク競合ベースリソースを用いて第1バッファ状態報告を送信する送信器と、前記受信器及び送信器を制御するプロセッサとを備えることができる。ここで、前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定されてもよい。
前記本発明の他の実施例によってスケジューリング要求を受信する基地局は、第1端末に、スケジューリング要求のためのリソースに関する情報を送信する送信器と、前記第1端末から、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求を受信し、データチャネルを介して送信されるリソースを用いてバッファ状態報告を受信する受信器と、前記受信器及び前記送信器を制御するプロセッサとを備えることができる。ここで、前記バッファ状態報告は、第1上りリンク競合ベースリソースを用いて送信され、前記第1上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定されることを特徴とする。
本発明について前述した一般的な説明と後述する詳細な説明は例示的なものであり、請求項に記載の発明に関する更なる説明のためのものである。
本発明の実施例によれば、次のような効果がある。
第一に、端末は効率的にSR及び後続するデータを送信することができる。
第二に、端末は、他の端末との衝突無しでネットワークにSR伝送を行うことができる。
第三に、他の端末との衝突が発生した場合に上りリンクグラントを受信し、上りリンクデータを送信することができる。
本発明の実施例から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の本発明の実施例に関する記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって明確に導出され理解されるであろう。すなわち、本発明を実施するに上で意図していない効果も、本発明の実施例から、当該技術の分野における通常の知識を有する者によって導出可能である。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付の図面は、本発明に関する様々な実施例を提供する。また、添付の図面は、詳細な説明と共に本発明の実施の形態を説明するために用いられる。
図1は、物理チャネル及びこれらを用いた信号送信方法を説明するための図である。
図2は、3GPP無線接続ネットワーク規格に基づく端末とE−UTRANとの間の無線インタフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User Plane)構造を示す図である。
図3は、無線フレームの構造の一例を示す図である。
図4は、下りリンクスロットに対するリソースグリッド(resource grid)を例示する図である。
図5は、上りリンクサブフレームの構造の一例を示す図である。
図6は、下りリンクサブフレームの構造の一例を示す図である。
図7は、一般サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)の場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示し、図8は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示す。 図7は、一般サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)の場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示し、図8は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示す。
図9は、一般CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示し、図10は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示す。 図9は、一般CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示し、図10は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示す。
図11は、PUCCHフォーマット1a及び1bに対するACK/NACKチャネル化(channelization)を説明する図である。
図12は、同じPRB内でPUCCHフォーマット1a/1bとフォーマット2/2a/2bとが混合された構造に対するチャネル化を示す図である。
図13は、PRB割り当てを示す図である。
図14は、ACK/NACKとSRとを多重化する方法を例示する図である。
図15は、LTEシステムで定義されたバッファ状態報告(BSR)の構造を例示する図である。
図16は、LTEシステムで定義されたMACサブヘッダー(subheader)の構造を例示する図である。
図17は、ドーマント状態からアクティブ状態への切換のための手続を示す図である。
図18は、本発明の一実施例であり、スケジューリング要求手続を示す図である。
図19及び図20は、本発明の一実施例に関連した競合ベース上りリンクについて説明するための図である。 図19及び図20は、本発明の一実施例に関連した競合ベース上りリンクについて説明するための図である。
図21は、本発明の一実施例によってバッファ状態報告のためのCPゾーンを説明するための図である。
図22は、CPゾーン設定の有無によるスケジューリング要求手続を比較して説明する図である。
図23は、バッファ状態報告のためにCPゾーンを設定した場合の効果について説明するための図である。
図24は、本発明の一実施例であり、上りリンク物理リソースに基づいて競合ベースリソースブロックを占有する方法を示す図である。
図25は、本発明の上りリンク物理リソースに基づいて競合ベースリソースブロックを占有する方法による問題点を説明するための図である。
図26は、本発明の他の実施例であり、競合ベースリソース占有による衝突の発生時に、上りリンクグラントの送受信方法を説明するための図である。
図27は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
以下に詳しく説明する本発明の実施例は、端末が2つ以上のスモールセルと接続される多重接続モードを支援する無線接続システムにおいてCSIを送信する方法及びこれらの方法を支援する装置を提供する。
以下の実施例は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮することができる。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明する動作の順序は変更してもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含まれてもよく、又は他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えられてもよい。
図面に関する説明において、本発明の要旨を曖昧にさせうる手順又は段階などは記述を省略し、当業者のレベルで理解できるような手順又は段階も記述を省略した。
本明細書で、本発明の実施例は、基地局と移動局間のデータ送受信関係を中心に説明した。ここで、基地局は移動局と直接通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で基地局によって行われるとした特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)によって行われてもよい。
すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network node)からなるネットワークで移動局との通信のために行われる様々な動作は、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行われてもよい。ここで、「基地局」は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、発展した基地局(ABS:Advanced Base Station)又はアクセスポイント(access point)などの用語に代えてもよい。
また、本発明の実施例でいう「端末(Terminal)」は、ユーザ機器(UE:User Equipment)、移動局(MS:Mobile Station)、加入者端末(SS:Subscriber Station)、移動加入者端末(MSS:Mobile Subscriber Station)、移動端末(Mobile Terminal)、又は発展した移動端末(AMS:Advanced Mobile Station)などの用語に代えてもよい。
また、送信端は、データサービス又は音声サービスを提供する固定及び/又は移動ノードを意味し、受信端は、データサービス又は音声サービスを受信する固定及び/又は移動ノードを意味する。そのため、上りリンクでは、移動局を送信端とし、基地局を受信端とすることができる。同様に、下りリンクでは、移動局を受信端とし、基地局を送信端とすることができる。
本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802.xxシステム、3GPP(3rd Generation Partnership Project)システム、3GPP LTEシステム及び3GPP2システムのうち少なくとも一つに開示された標準文書によって裏付けることができ、特に、本発明の実施例は、3GPP TS 36.211、3GPP TS 36.212、3GPP TS 36.213、及び3GPP TS 36.321の文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の実施例において説明していない自明な段階又は部分は、上記の文書を参照して説明することができる。また、本文書で開示している用語はいずれも上記の標準文書によって説明することができる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態を、添付の図面を参照して詳しく説明する。添付の図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのもので、本発明が実施されうる唯一の実施の形態を示すためのものではない。
また、本発明の実施例で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されたもので、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更してもよい。
以下では、本発明の実施例を適用し得る無線接続システムの一例として3GPP LTE/LTE−Aシステムについて説明する。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような様々な無線接続システムに適用することができる。
CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。
UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP LTE(Long Term Evolution)は、E−UTRAを用いるE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であって、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)システムは、3GPP LTEシステムの改良されたシステムである。本発明の技術的特徴に関する説明を明確にするために、本発明の実施例を3GPP LTE/LTE−Aシステムを中心に説明するが、IEEE 802.16e/mシステムなどに適用してもよい。
1. 3GPP LTE/LTE_Aシステム
無線接続システムにおいて、端末は下りリンク(DL:Downlink)を介して基地局から情報を受信し、上りリンク(UL:Uplink)を介して基地局に情報を送信する。基地局と端末が送受信する情報は、一般データ情報及び様々な制御情報を含み、これらが送受信する情報の種類/用途によって様々な物理チャネルが存在する。
1.1 システム一般
図1は、本発明の実施例で使用できる物理チャネル及びこれらを用いた信号送信方法を説明するための図である。
電源が消えた状態で電源がついたり、新しくセルに進入したりした端末は、S11段階で基地局と同期を取るなどの初期セル探索(Initial cell search)作業を行う。そのために、端末は基地局から1次同期チャネル(P−SCH:Primary Synchronization Channel)及び2次同期チャネル(S−SCH:Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を取得する。その後、端末は基地局から物理放送チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)信号を受信してセル内放送情報を取得することができる。一方、端末は初期セル探索段階で下りリンク参照信号(DL RS:Downlink Reference Signal)を受信して下りリンクチャネル状態を確認することができる。
初期セル探索を終えた端末は、S12段階で、物理下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、及び物理下り制御チャネル情報に基づく物理下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を受信し、より具体的なシステム情報を取得することができる。
その後、端末は、基地局に接続を完了するために、段階S13乃至段階S16のようなランダムアクセス過程(Random Access Procedure)を行うことができる。そのために、端末は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)を用いてプリアンブル(preamble)を送信し(S13)、物理下り制御チャネル及びこれに対応する物理下り共有チャネルを用いてプリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S14)。競合ベースのランダムアクセスでは、端末は、さらなる物理ランダムアクセスチャネル信号の送信(S15)、及び物理下り制御チャネル信号及びこれに対応する物理下り共有チャネル信号の受信(S16)のような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)を行うことができる。
上述したような手順を行った端末は、その後、一般的な上り/下り信号送信手順として、物理下り制御チャネル信号及び/又は物理下り共有チャネル信号の受信(S17)及び物理上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)信号及び/又は物理上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)信号の送信(S18)を行うことができる。
端末が基地局に送信する制御情報を総称して、上り制御情報(UCI:Uplink Control Information)という。UCIは、HARQ−ACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat and reQuest Acknowledgement/Negative−ACK)、SR(Scheduling Request)、CQI(Channel Quality Indication)、PMI(Precoding Matrix Indication)、RI(Rank Indication)情報などを含む。
LTEシステムにおいて、UCIは、一般的にPUCCHを介して周期的に送信するが、制御情報とトラフィックデータが同時に送信されるべき場合にはPUSCHを介して送信してもよい。また、ネットワークの要求/指示に応じてPUSCHを介してUCIを非周期的に送信してもよい。
図2は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)のコントロールプレーン(Control Plane)及びユーザプレーン(User Plane)の構造を示す図である。コントロールプレーンは、端末(User Equipment;UE)とネットワークが呼を管理するために用いる制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザプレーンは、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。この伝送チャネルを介して媒体接続制御層と物理層間にデータが移動する。送信側の物理層と受信側の物理層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。この物理チャネルは、時間と周波数を無線リソースとして用いる。具体的に、物理チャネルは、下りリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、上りリンクでSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼性あるデータ送信を支援する。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックとして具現することもできる。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPv4やIPv6のようなIPパケットを效率的に送信するために不要の制御情報を減らすヘッダー圧縮(Header Compression)機能を果たす。
第3層の最下部に位置している無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、コントロールプレーンでのみ定義される。RRC層は、無線ベアラー(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワーク間のデータ伝達のために第2層によって提供されるサービスを意味する。そのために、端末とネットワークのRRC層は互いにRRCメッセージを交換する。
基地局(eNB)を構成する一つのセルは、1.25、2.5、10、15、20MHzなどの帯域幅のいずれか一つに設定され、複数の端末に下り又は上り送信サービスを提供する。異なったセルは異なった帯域幅を提供するように設定することができる。
ネットワークから端末にデータを送信する下り伝送チャネルは、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する下りSCH(Shared Channel)などがある。下りマルチキャスト又は放送サービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、下りSCHで送信されてもよく、又は別の下りMCH(Multicast Channel)で送信されてもよい。
一方、端末からネットワークにデータを送信する上り伝送チャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信する上りSCH(Shared Channel)がある。伝送チャネルの上位に位置しており、伝送チャネルにマップされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図3には、本発明の実施例で用いられる無線フレームの構造を示す。
図3(a)は、タイプ1無線フレームの構造を例示する。下りリンク無線フレームは、10個のサブフレームで構成され、1サブフレームは、時間領域(time domain)で2個のスロット(slot)で構成される。1サブフレームを送信するためにかかる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、1サブフレームの長さを1ms、1スロットの長さを0.5msとすることができる。1スロットは時間領域で複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域で複数のリソースブロック(Resource Block;RB)を含む。3GPP LTEシステムでは下りリンクでOFDMAが用いられるため、OFDMシンボルが1シンボル区間を表す。OFDMシンボルは、SC−FDMAシンボル又はシンボル区間と呼ぶこともできる。リソース割当て単位としてのリソースブロック(RB)は、1スロットで複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含むことができる。
1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、CP(Cyclic Prefix)の構成(configuration)によって可変することができる。CPには、拡張CP(extended CP)と一般CP(normal CP)がある。例えば、OFDMシンボルが一般CPによって構成された場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は7個であってよい。OFDMシンボルが拡張CPによって構成された場合、1 OFDMシンボルの長さが増加することから、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、一般CPの場合に比べて少ない。拡張CPの場合、例えば、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は6個であってもよい。端末が高速で移動するなどしてチャネル状態が不安定な場合、シンボル間の干渉をより一層減らすために、拡張CPを用いることができる。
一般CPが用いられる場合、1スロットが7 OFDMシンボルを含むことから、1サブフレームは14 OFDMシンボルを含む。このとき、各サブフレームの先頭における最大3個のOFDMシンボルは、PDCCH(physical downlink control channel)に割り当て、残りのOFDMシンボルは、PDSCH(physical downlink shared channel)に割り当てることができる。
図3(b)は、タイプ2フレームの構造を示す図である。タイプ2フレームは2個のハーフフレーム(half−frame)で構成され、各ハーフフレームは、5個のサブフレームと、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(GP:Guard Period)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)で構成され、ここで、1サブフレームは、2個のスロットで構成される。DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化又はチャネル推定に用いられる。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末の上り送信同期を合わせるために用いられる。保護区間は、上りリンクと下りリンクの間に下りリンク信号の多重経路遅延によって上りリンクで生じる干渉を除去するための区間である。一方、無線フレームのタイプに関係なく、1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。
下記の表1に、特別フレームの構成(DwPTS/GP/UpPTSの長さ)を示す。
Figure 2017512042
図4は、本発明の実施例で使用できる下りリンクスロットのリソースグリッド(resource grid)を例示する図である。
図4を参照すると、1つの下りリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含む。ここで、1つの下りリンクスロットは、7個のOFDMシンボルを含み、1つのリソースブロックは周波数領域で12個の副搬送波を含むとするが、これに限定されるものではない。
リソースグリッド上で各要素(element)をリソース要素(Resource Element)とし、1つのリソースブロックは12×7個のリソース要素を含む。下りリンクスロットに含まれるリソースブロックの数NDLは、下りリンク送信帯域幅(bandwidth)に依存する。上りリンクスロットの構造は、下りリンクスロットの構造と同一であってもよい。
図5は、本発明の実施例で使用できる上りリンクサブフレームの構造を示す。
図5を参照すると、上りリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区別される。制御領域には、上り制御情報を搬送するPUCCHが割り当てられる。データ領域には、ユーザデータを搬送するPUSCHが割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、一つの端末はPUCCHとPUSCHを同時に送信しない。一つの端末に対するPUCCHにはサブフレーム内にリソースブロック(RB:Resource Block)対が割り当てられる。RB対に属するRBは、2個のスロットのそれぞれで異なる副搬送波を占める。これを、PUCCHに割り当てられたRB対はスロット境界(slot boundary)で周波数跳躍(frequency hopping)するという。
図6には、本発明の実施例で使用できる下りサブフレームの構造を示す。
図6を参照すると、サブフレームにおける第一のスロットでOFDMシンボルインデックス0から最大3個のOFDMシンボルが、制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)であり、残りのOFDMシンボルが、PDSCHが割り当てられるデータ領域(data region)である。3GPP LTEで用いられる下りリンク制御チャネルの例には、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PDCCH、PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)などがある。
PCFICHは、サブフレームにおける最初のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内に制御チャネルの送信のために使われるOFDMシンボルの数(すなわち、制御領域のサイズ)に関する情報を搬送する。PHICHは、上りリンクに対する応答チャネルであって、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)に対する確認応答信号(例えば、ACK(Acknowledgement)/NACK(Negative−Acknowledgement)信号を搬送する。PDCCHを介して送信される制御情報を下り制御情報(DCI:downlink control information)という。下り制御情報は、上りリソース割り当て情報、下りリソース割り当て情報、又は任意の端末グループに対する上り伝送(Tx)電力制御命令を含む。
1.2 PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
PUCCHは、上りリンク制御情報を送信するために次のフォーマットを含む。
(1)フォーマット1:オン−オフキーイング(OOK:On−Off keying)変調、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)に用いる
(2)フォーマット1aとフォーマット1b:ACK/NACK送信に用いる
1)フォーマット1a:1個のコードワードに対するBPSK ACK/NACK
2)フォーマット1b:2個のコードワードに対するQPSK ACK/NACK
(3)フォーマット2:QPSK変調、CQI送信に用いる
(4)フォーマット2aとフォーマット2b:CQI及びACK/NACKの同時送信に用いる
(5)フォーマット3:CA(Carrier Aggregation)環境で複数のACK/NACK送信のために用いる
表2には、PUCCHフォーマットによる変調方式とサブフレーム当たりビット数を示す。表3には、PUCCHフォーマットによるスロット当たり参照信号の個数を示す。表4には、PUCCHフォーマットによる参照信号のSC−FDMAシンボル位置を示す。表2で、PUCCHフォーマット2aと2bは一般CP(Cyclic Prefix)の場合に該当する。
Figure 2017512042
Figure 2017512042
Figure 2017512042
図7は、一般CPの場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示し、図8は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット1a及び1bを示す図である。
PUCCHフォーマット1a及び1bは、同じ内容の制御情報がサブフレーム内でスロット単位に反復される。各端末でACK/NACK信号は、CG−CAZAC(Computer−Generated Constant Amplitude Zero Auto Correlation)シーケンスの異なる循環シフト(CS:cyclic shift)(周波数ドメインコード)と直交カバーコード(OC/OCC:orthogonal cover/orthogonal cover code)(時間ドメイン拡散コード)とで構成された異なるリソースで送信される。OCは、例えば、ウォルシュ(Walsh)/DFT直交コードを含む。CSの個数が6個、OCの個数が3個なら、単一アンテナを基準に、総18個の端末を1つのPRB(Physical Resource Block)内で多重化できる。直交シーケンスw0,w1,w2,w3は、(FFT変調後に)任意の時間ドメインで、又は(FFT変調前に)任意の周波数ドメインで適用することができる。
SRと持続的スケジューリング(persistent scheduling)のために、CS、OC及びPRB(Physical Resource Block)で構成されたACK/NACKリソースを、RRC(Radio Resource Control)を用いて端末に与えることができる。動的ACK/NACKと非持続的スケジューリング(non−persistent scheduling)のために、ACK/NACKリソースは、PDSCHに対応するPDCCHの最も小さい(lowest)CCEインデックスによって暗黙的に(implicitly)端末に与えられてもよい。
表5には、PUCCHフォーマット1/1a/1bのための長さ4の直交シーケンス(OC)を示す。表6には、PUCCHフォーマット1/1a/1bのための長さ3の直交シーケンス(OC)を示す。
Figure 2017512042
Figure 2017512042
表7には、PUCCHフォーマット1a/1bでRSのための直交シーケンス(OC)
Figure 2017512042
を示す。
Figure 2017512042
図9は、一般CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示し、図10は、拡張CPの場合におけるPUCCHフォーマット2/2a/2bを示す。図9及び図10を参照すると、一般CPの場合に、1つのサブフレームは、RSシンボルの他、10個のQPSKデータシンボルで構成される。それぞれのQPSKシンボルはCSによって周波数ドメインで拡散された後、該当のSC−FDMAシンボルにマップされる。SC−FDMAシンボルレベルCSホッピングは、インターセル干渉をランダム化するために適用することができる。RSは、循環シフトを用いてCDMによって多重化することができる。例えば、可用のCSの個数を12又は6と仮定すれば、同一PRB内にそれぞれ12又は6個の端末を多重化することができる。要するに、PUCCHフォーマット1/1a/1bと2/2a/2bにおいて複数の端末をCS+OC+PRBとCS+PRBによってそれぞれ多重化することができる。
図11は、PUCCHフォーマット1a及び1bに対するACK/NACKチャネル化(channelization)を説明する図である。図11は、
Figure 2017512042
の場合に該当する。
図12は、同一PRBにおいてPUCCHフォーマット1a/1bとフォーマット2/2a/2bとが混合された構造に対するチャネル化を示す図である。
循環シフト(CS:Cyclic Shift)ホッピング(hopping)と直交カバー(OC:Orthogonal Cover)再マッピング(remapping)を、次のように適用することができる。
(1)インターセル干渉(inter−cell interference)のランダム化のためのシンボルベースセル特定CSホッピング
(2)スロットレベルCS/OC再マッピング
1)インターセル干渉ランダム化のために
2)ACK/NACKチャネルとリソース(k)間のマッピングのためのスロットベース接近
一方、PUCCHフォーマット1a/1bのためのリソース(n)は次の組合せを含む。
(1)CS(=シンボルレベルでDFT直交コードと同一)(ncs
(2)OC(スロットレベルで直交カバー)(noc
(3)周波数RB(Resource Block)(nrb
CS、OC、RBを示すインデックスをそれぞれncs、noc、nrbとすれば、代表インデックス(representative index)nはncs、noc、nrbを含む。nは、n=(ncs、noc、nrb)を満たす。
CQI、PMI、RI、及びCQIとACK/NACKとの組合せは、PUCCHフォーマット2/2a/2bで伝達することができる。このとき、リードマラー(RM:Reed Muller)チャネルコーディングを適用することができる。
例えば、LTEシステムにおいてUL CQIのためのチャネルコーディングは、次のように記述される。ビットストリーム(bit stream)
Figure 2017512042
は、(20,A)RMコードを用いてチャネルコーディングされる。ここで、
Figure 2017512042
は、MSB(Most Significant Bit)とLSB(Least Significant Bit)を表す。拡張CPの場合、CQIとACK/NACKが同時送信される場合を除いては最大情報ビットは、11ビットである。RMコードを用いて20ビットにコーディングした後、QPSK変調を適用することができる。QPSK変調前に、コーディングされたビットはスクランブルされてもよい。
表8には、(20,A)コードのための基本シーケンスを示す。
Figure 2017512042
チャネルコーディングビット
Figure 2017512042
は、下記の式1によって生成することができる。
Figure 2017512042
ここで、i=0,1,2,…,B−1を満たす。
広帯域報告(wideband reports)の場合、CQI/PMIのためのUCI(Uplink Control Information)フィールドの帯域幅は、下記の表9乃至表11のとおりである。
表9には、広帯域報告(単一アンテナポート、送信ダイバーシチ(transmit diversity)又はオープンループ空間多重化(open loop spatial multiplexing)PDSCH送信)の場合に、CQIフィードバックのためのUCIフィールドを示す。
Figure 2017512042
表10には、広帯域報告(閉ループ空間多重化(closed loop spatial multiplexing)PDSCH送信)の場合に、CQI及びPMIフィードバックのためのUCIフィールドを示す。
Figure 2017512042
表11には、広帯域報告の場合、RIフィードバックのためのUCIフィールドを示す。
Figure 2017512042
図13は、PRB割り当てを示す図である。図13に示すように、PRBは、スロットnでPUCCH送信のために用いることができる。
2.LTE/LTE−AシステムにおけるSR伝送
スケジューリング要求(SR:Scheduling request)は、端末が送信する上りリンクデータがある場合、端末が基地局にスケジューリングを要求するための信号である。端末のSR伝送のためにPUCCHリソースが割り当てられ、SR伝送は、オン−オフキーイング(on−off keying)方式で行われる。例えば、端末は、SRを送信する時にのみPUCCHリソースを使用し、SRを送信しない場合にはPUCCHリソースを使用しない。
端末の送信したSRを受信した基地局は、スケジューリング情報を含むULグラント(UL Grant)をPDCCHで端末に送信して、端末がPUSCH伝送を行うようにする。SRは、所定の周期及びサブフレームオフセットによって特定のサブフレームで送信されるように設定される。したがって、端末が次の周期のSRサブフレームで基地局からSRに対するULグラントを受信しなかった場合には、端末は再びSRを基地局に送信する。
端末はSRの伝送のために上位層シグナリングにて、SR構成インデックスを示す構成インデックスパラメータ(ISR)を受信する。構成インデックスパラメータによって、SRが送信される周期を示すSR伝送周期パラメータ(SRPERIODICITY)、及びSRが送信されるサブフレームを示すSRサブフレームオフセット(NOFFSET,SR)が設定されてもよい。すなわち、SRは、上位層で与えられるISRによって周期的に反復される特定のサブフレームで送信される。表12には、SR構成インデックスによるSR伝送周期及びSRサブフレームオフセットを示す。
Figure 2017512042
図14は、端末がACK/NACK及びSRを多重化する方法を例示する。
SR PUCCHフォーマット1の構造は、図6に示すACK/NACK PUCCHフォーマット1a/1bの構造と同一である。SRはOn−Offキーイングを用いる。具体的に、端末は、PUSCHリソースを要求(ポジティブSR)するために、変調シンボルを有するSRを送信し、スケジューリングを要求しない場合(ネガティブSR)には、何にも送信しない。ACK/NACKのためのPUCCH構造がSRのために再利用されるため、同一PUCCH領域内の別個のPUCCHリソースインデックス(例えば、互いに異なったサイクリック時間シフト/直交コードの組合せ)が、SR(フォーマット1)又はHARQ ACK/NACK(フォーマット1a/1b)に割り当てられてもよい。SR伝送のために端末によって用いられるPUCCHリソースインデックスは、UE−特定上位層シグナリングによって設定される。
端末は、CQI伝送がスケジュールされたサブフレームでポジティブSRを送信する必要がある場合、CQIをドロップ(drop)し、SRだけを送信する。同様に、SR及びSRS(Sounding RS)の同時伝送状況が発生すると、端末はCQIをドロップし、SRだけを送信する。SR及びACK/NACKが同一サブフレームで発生した場合、端末は、ポジティブSRのために割り当てられたSR PUCCHリソース上でACK/NACKを送信する。ネガティブSRの場合、端末は、割り当てられたHARQ−ACK PUCCHリソース上でACK/NACKを送信する。図13には、ACK/NACK及びSR同時伝送のためのコンステレーションマッピングを例示する。具体的に、図13は、NACK(又は、2つのMIMOコードワードの場合には、NACK,NACK)が+1に変調マップされることを例示する(no RS変調)。これによって、DTX(Discontinuous Transmission))発生時にNACKとして処理される。
このように、ACK/NACKとSRは同時に送信されてもよい。例えば、端末がPUCCHフォーマット1/1a/1bを用いてACK/NACKを送信する場合、ネガティブ(negative)SRの場合には、ACK/NACKのために予約されたPUCCHリソースでACK/NACKを送信する。仮に、ポジティブ(positive)SRの場合には、端末は、SRのために割り当てられたPUCCHリソースでACK/NACKを送信する。
端末がPUCCHフォーマット3を用いてACK/NACKを送信する場合、SRはACK/NACKとジョイントエンコーディング(joint encoding)されて、PUCCHフォーマット3のために指定されたPUCCHリソースで送信される。
3.バッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)
次に、MAC層で行うバッファ状態報告(Buffer Status Report:BSR)について詳しく説明する。LTEシステムでは、上りリンクの無線リソースの効率的使用のために、基地局は各端末別にどのような種類のデータをどれくらい上り送信するかを知る必要がある。したがって、端末が直接、自身の送信しようとする上りリンクデータに関する情報を基地局に伝達し、基地局はそれに基づいて当該端末に上りリンクリソースを割り当てることができる。この場合、端末が基地局に伝達する上りリンクデータに関する情報は、自身のバッファに保存されている上りリンクデータの量であり、これをバッファ状態報告(Buffer Status Report;以下、BSRと略す。)と称する。
端末は、BSRの送信時に、MAC CE(Control Element)の形態で送信し、従来のLTEシステムではShort BSRとLong BSRのような2つの形態が存在する。これを図面を参照してさらに詳しく説明する。
図15は、LTEシステムで定義されたバッファ状態報告(BSR)の構造を例示する図である。特に、図15の(a)は、Short BSRのデータ構造を示し、図15の(b)は、Long BSRのデータ構造を示す。
図15を参照すると、端末がShort BSR又はLong BSRのいずれを選択して送信するかは、上りリンクデータが存在する論理チャネルグループ(Logical Channel Group;以下、LCGという。)の個数に基づいて決定される。すなわち、一つのLCGにのみ送信するデータがある場合にはShort BSRを送信し、2つ以上のLCGに送信するデータがある場合にはLong BSRを送信する。ここで、LCGとは、複数の論理チャネル(Logical Channel)のうち、類似のQoS(Quality of Service)を有する論理チャネル同士をまとめたグループであり、現在LTEシステムでは、LCG IDが0乃至3である4個のLCGを用いている。基地局は端末に一つの無線ベアラー(Radio Bearer;RB)を設定する時、当該RBの論理チャネルがどのLCGに属するかを知らせる。
また、Short BSRである場合、バッファサイズを表示するバッファサイズ(Buffer Size)フィールドがどのLCGに対応するかを示すために、論理チャネルグループの識別子であるLCG(Logical Chanel Group)IDを含めて送信する。しかし、Long BSRである場合には、論理チャネルグループの識別子無しで、LCG IDが0であるチャネルグループからLCG IDが3である論理チャネルグループまで順に、バッファサイズフィールドを含めて送信する。
図16は、LTEシステムで定義されたMACサブヘッダー(subheader)の構造を例示する図である。特に、図8は、R/R/E/LCIDタイプのサブヘッダーの構造を例示している。
図16を参照すると、Rは、Reservedビットであって、0に設定される。また、Eは、拡張フィールド(Extension field)であって、MACヘッダーに追加フィールドが存在するか否かを示すフラグビットを含む。すなわち、Eが1に設定された場合、R/R/E/LCIDタイプの他のサブヘッダーが存在することを示す。
最後に、LCIDは、論理チャネルIDフィールドであって、対応する論理チャネル又はMAC CEが存在するか否かを示す。例えば、既存のLTEシステムではLCIDが11101に設定された場合、Short BSRを含むMAC CEが存在すること示し、LCIDが11110に設定された場合、Long BSRを含むMAC CEが存在することを示す。具体的に、上記LCIDに用いられる値に関する情報は、次の表13及び表14のように示すことができる。表13は、DL−SCHのためのLCIDに用いられる値に関する情報であり、表14は、UL−SCHのためのLCIDに用いられる値に関する情報である。
Figure 2017512042
Figure 2017512042
一方、端末は、BSRトリガー(trigger)条件を満たす場合、基地局にBSRを送信する。現在のLTEシステムでは所定のBSRトリガー条件が定義されている。
上記所定の条件によってBSRがトリガーされると、端末は、各LCGに対してバッファ状態(Buffer Status)、すなわち、バッファサイズを把握する。このとき、バッファサイズは、各論理チャネルにおいてRLC及びPDCPバッファに伝送待機中であるデータ量の総和であり、1つのLCGに対するバッファサイズは、当該LCGに属する全論理チャネルのバッファにおける伝送待機中のデータ量の総和を意味する。
各LCGに対してバッファサイズを把握すると、端末は、把握したバッファサイズに該当するバッファサイズインデックス(Buffer Size Index)をBSRのバッファサイズフィールドに含める。バッファサイズフィールドは6ビットであるため、LCGのバッファサイズは総64個の範囲のうちの1つで報告される。
以下では、本発明の実施例が適用されるスモールセル環境について定義する。
4.スモールセル環境
本発明の実施例で説明する‘セル’は、基本的に下りリンクリソース(Downlink Resource)で構成し、選択的に上りリンクリソース(Uplink Resource)を組み合わせて構成することができる(2節参照)。このとき、下りリンクリソースのための搬送波周波数(Carrier Frequency)と上りリンクリソースのための搬送波周波数(Carrier Frequency)との連係(Linking)は、下りリンクリソースで伝達されるシステム情報(SI:System Information)に明示される。
また、‘セル’という用語は、基地局のカバレッジであって、特定の周波数領域又は特定の地理的領域を意味する。ただし、‘セル’は、説明の便宜上、特定カバレッジを支援する基地局と同じ意味で使われてもよい。例えば、マクロ基地局とマクロセル(Macro Cell)、スモール基地局とスモールセルは、互いに同じ意味で使われてもよい。ただし、セルと基地局を明示的に区別して使用する場合には、本来の意味で使われる。
次世代無線通信システムではマルチメディアなどのデータサービスをより安定して保障するために、マクロセルベースの同種網に、低電力/近距離通信のためのスモールセル(Small Cell)であるマイクロセル(micro Cell)、ピコセル(Pico Cell)、及び/又はフェムトセル(Femto Cell)が混在した階層的セル構造(hierarchical cell structure)或いは異機種セル構造(Heterogeneous Cell Structure)の導入に関する関心が高まっている。これは、既存の基地局配置へのマクロセルの更なる設置は、そのためのコスト及び複雑度が増加する割にはシステム性能の向上が大きくないためである。
以下に説明する実施例が適用される‘セル’は、特別な表現がない限り、スモールセルであると仮定して説明する。ただし、一般セルラーシステムで用いられるセル(例えば、マクロセル)にも本発明を適用することができる。また、以下、本発明で説明する実施例は、上述した第1節乃至第3節で説明した技術的事項を適用することができる。
以下、競合ベース(contention based)の上りリンク伝送について説明する。
C−Plane(Control Plane)は、遊休モード(idle mode)と接続モード(connected mode)とに大別することができる。遊休モードは、端末と基地局が接続していない状態を意味する。すなわち、遊休モードは、RRC接続が行われていない状態である。端末は遊休モードでDRX(Discontinuous Reception)周期で低電力消耗動作を行いながら、BCH(Broadcast Channel)でブロードキャストされるシステム情報及びページング情報を監視(monitoring)することができる。接続モードは、端末と基地局とが接続している状態を意味する。すなわち、接続モードは、RRC接続が既になされている状態といえる。基地局と端末間に接続が確立されているため、両方向でデータの送信又は受信が可能である。
また、接続モードにおいて端末の消耗電力を最小化するためにドーマント(dormant)状態とアクティブ(active)状態を定義することができる。実際にデータが送信又は受信されるアクティブ状態で一定時間以上データの送受信がないと、端末はアクティブ状態からドーマント状態に切り替わって消耗電力を最小化する。ドーマント状態で端末はDRX/DTX(Discontinuous Transmission)周期にしたがって制御チャネルを監視する。ドーマント状態の端末は、DRX周期でPDCCHを受信するための時間であるon−durationにアクティブ状態に切り替わる。アクティブ状態の端末は、PDCCHを監視し、PDCCHの復調に成功した場合にはアクティブ状態を維持し、PDCCHの復調に成功しなかった場合には、再びドーマント状態に切り替わる。端末のドーマント状態及びアクティブ状態はMAC(Media Access Control)/RLC(Radio Link Control)によって管理される。
図17は、ドーマント状態からアクティブ状態への切り替えのための手続を示す図である。
図17の(a)を参照して、3GPP LTE−AでC−Planeにおける遅延時間(latency)の要求事項を説明する。
図17の(a)を参照すると、3GPP LTE−Aは、遊休モードから接続モードへの切り替え(transition)時間が50ms以下となるように要求する。このとき、切り替え時間はU−Plane(User Plane)の設定時間を含む。また、接続モードにおいてドーマント状態からアクティブ状態への切り替え時間は10ms以下となるように要求される。
図17の(b)には、ドーマント状態からアクティブ状態への切り替えのための具体的な手続を示す。図17を参照して、ドーマント状態からアクティブ状態への切り替え時間に関して説明する。表15及び表16は、上りリンクで始まったドーマント状態からアクティブ状態への切り替え時間の一例である。
Figure 2017512042
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表15及び表16を参照すると、総切り替え時間は、ドーマント状態の端末が上りリンク伝送をしようとして、SR送信が可能なサブフレームを待つ平均時間(component1)から、上りリンクデータ伝送時点(component6)まで、で構成することができる。表15及び表16の各コンポーネント(component)は、図17の各手続に対応する。LTE rel−8でドーマント状態からアクティブ状態に切り替えようとする端末は、まず、PUCCHフォーマット1を用いてSRを基地局に送信する。端末は、基地局から上りリンクグラント(UL grant)を受信した後、PUSCHで、バッファ(buffer)の状態を示す信号を基地局に送信する。表15及び表16によって同期化された端末は、ドーマント状態からアクティブ状態に9.5ms又は11.5ms以内に切り替え可能であることが分かる。これは、SRの送信される周期を最小に、すなわち、1ms又は5msに設定した時の切り替え時間である。すなわち、SRの送信される周期が5msである場合には、上記周期を最小にしても、LTE−Aで要求するドーマント状態からアクティブ状態への切り替え時間の要求条件である10ms以下を満たすことができず、これを克服するために競合ベース上りリンク伝送が要求される。
図18には、本発明の一実施例であり、スケジューリング要求手続を示す。
LTEシステムで、リソースの活用を最大化するためにeNBスケジューリングベースのデータ送受信方法を利用する。すなわち、端末がデータをネットワークに送信するために、端末は無線リソースを割り当てる必要がある。一方、LTEシステムでは、上りリンクの無線リソースの効率的利用のために、基地局は、各端末別にいかなる種類のデータをどれくらい上り送信するかを知る必要がある。そのために、端末が直接、自身の送信しようとする上りリンクデータに関する情報を基地局に伝達し、基地局はそれに基づいて当該端末に上りリンクリソースを割り当てることができる。この場合、端末が基地局に伝達する上りリンクデータに関する情報は、自身のバッファに保存されている上りリンクデータの量であり、これをバッファ状態報告(Buffer Status Report;BSR)という。端末が上りリンクでデータを送信しようとする場合、端末は上りリンクデータを送信するための無線リソースを要求するために基地局にバッファ状態報告を行う。
図18には、本発明の一実施例であり、上りリンクデータ伝送のためのリソース割り当て手続を示す。図18の(a)は、上りリンクデータ伝送のための5段階のリソース割り当て手続を示し、図18の(b)は、上りリンクデータ伝送のための3段階のリソース割り当て手続を示している。
図18の(a)を参照すると、段階1で、端末は、必要な無線リソースの割り当てを受けるために、スケジューリング要求メッセージをネットワークに送信する。段階2で、端末からスケジューリング要求メッセージを受信したネットワークは、端末に無線リソースを割り当てるために、PDCCHで上りリンクグラントを端末に送信する。すなわち、端末にBSR伝送のための無線リソースとして伝送ブロックが割り当てられる。段階3で、端末は、割り当てられた無線リソースを用いて基地局にBSRを送信する。段階4で、BSRを受信したeNBは、BSRに基づいて、端末に再び無線リソースを割り当て、実際データ伝送のための上りリンクグラントをPDCCHで端末に送信する。段階5で、端末は新しく割り当てられた無線リソースを用いて実際データをeNBに送信する。
図18の(b)を参照すると、段階1で、端末は、必要な無線リソースの割り当てを受けるためのスケジューリング要求メッセージをBSRと共にネットワークに送信する。この場合、図8(a)の段階2及び段階3は省略される。段階2で、BSRを受信したeNBは、BSRに基づいて端末に無線リソースを再び割り当て、端末に実際データ伝送のための上りリンクグラントをPDCCHで送信する。段階3で、端末は、新しく割り当てられた無線リソースを用いて実際データをeNBに送信する。
このように、LTEシステムでは、リソースの活用を最大化するためにeNBスケジューリングベースのデータ送受信方法を利用する。これは、端末がeNBにデータを送信する場合、まず、端末はeNBにULリソース割り当てを要求し、eNBから割り当てられたULリソースだけを用いてデータを送信できるということを意味する。そのため、このようなULデータ伝送によれば、eNBからのリソース割り当てによる遅延時間(latency)が増加しうる。
以下では、端末のc−planeにおける遅延時間を最小化するために競合ベース(contention−based)PUSCHゾーンを定義することを提案する。これによって、本発明で提案する競合ベースPUSCHゾーンが設定されたセルに位置している端末は、低い遅延時間(low latency)を要求するULデータを送信する場合、eNBのスケジューリング無しで当該ゾーンを用いてデータを送信することができる。一方、本発明で提案する競合ベースPUSCHゾーンは、特定の手続において送信されるULデータ(例えば、ランダムアクセスのRRC/NAS要求メッセージ、BSRのためのBSRメッセージ又は実際データの伝送)に対してのみ制限的に用いることもできる。基地局が競合ベースPUSCHゾーンの検出に成功したとき、基地局は、該当の端末がアクティブ状態に進入できるように上りリンクグラントを送信することができる。以下、まず、競合ベースPUSCHゾーン(以下‘CPゾーン’という。)及び競合ベースPUSCHリソースブロック(以下、‘CPRB’という。)について説明する。
CPゾーン及びCPRBの定義
図19及び図20は、本発明の一実施例に係る競合ベース上りリンクについて説明するための図である。
図19を参照すると、本発明で提案するCPゾーンは、ULデータの送信が可能なPUSCH内で特定のリソース領域に割り当てることができる。例えば、1つのサブフレーム又は連続したサブフレームに割り当てることができる。また、このように特定のリソース領域内で任意の1つの端末が占有できるリソース領域を、競合ベースPUSCHリソースブロック(CPRB)と定義する。すなわち、1つのCPゾーン内にN個のCPRBを定義することができる。
図19を参照すると、端末は、特定時点にCPRBの占有を試みることができる。ここで、特定時点に任意の端末がCPRBを占有しようと試み得る領域を、UL競合グループという。UL競合グループはM個のCPゾーンを含むことができる。1つのCPゾーンは、端末が占有できるCPRBをN個含むことができる。この場合、N×Mは、特定時点に任意の1つのUEが該当の競合グループで選択できるCPRB(以下、「候補CPRB」という。)の数を意味する。
仮に2個のサブフレームで競合グループが設定され、1つのCPゾーンがサブフレーム単位で定義される場合、当該競合グループには、端末が占有できる候補CPRBを2×N個だけ含むことができる。すなわち、端末は2N個の候補CPRBを有し、端末は2N個の候補CPRBのうちの少なくとも1つのCPRBでデータを、上りリンクグラントの受信無しで送信することができる。例えば、4個のCPRBを有する2個のゾーンが1つの競合グループである場合、端末は、N×M=8だけの候補CPRBを有する。一方、端末は、2N個の候補CPRBのうち1つのCPRBでデータを上りリンクグラントの受信無しで送信できるため、既存には上りリンクグラントで送信される、データ伝送に必要な情報を、別途に取得する必要がある。
以下、スケジューリング要求手続を仮定してバッファ状態報告のためのCPゾーンの設定方式について説明する。
CPゾーンに関する情報伝送方法
本発明において特定セルは端末にCPゾーンに関する情報を送信する。特定セルは、自身がCPゾーンを有するセルであるという事実を端末に知らせる必要がある。また、端末が既存のULグラントの受信無しでデータを送信するように、eNBは、データの伝送に必要な情報を、別の方式で端末に知らせる必要がある。上記CPゾーンに関する情報は、上記特定セルがCPゾーンを有するセルであることを知らせる情報、又はCPゾーンを用いた伝送に必要な情報を含むことができる。以下、上記CPゾーンに関する情報を送信する4つの方式を提案する。上記情報は、セル共通(cell common)情報のうちの一つであるから、システム情報のうちの一つとして送信することができる。具体的に、上記CPゾーンに関する情報は、ブロードキャスティングメッセージ(例えば、システム情報又はMIB(Master information block)など)として基地局から送信することができる。場合によっては、特定UEのためにユニキャストメッセージと定義して送信することもできる。ここで、上記特定セルは、好ましくはスモールセルであってもよい。
第1方式:CPゾーン情報は、必須物理層情報(Essential physical layer information)を送信するマスター情報ブロック(Master information block:MIB)を介して送信することができる。ここで、CPゾーン情報はマスター情報ブロックに追加されたフィールドで送信されてもよい。
第2方式:上記CPゾーンに関する情報は従来のシステム情報ブロック(system information block:SIB)で送信されてもよい。ここで、従来のシステム情報ブロックをSIB−xと称する。上記CPゾーンに関する情報は、場合によって、SIB−x(例えば、SIB−1、SIB−2など)で送信されてもよい。好ましくは、上記CPゾーンがランダムアクセスのために設定される場合、上記CPゾーンに関する情報は、初期ネットワーク接続のために必要な情報であるので、SIB−2で送信されてもよい。すなわち、本発明でランダムアクセス手続のためにCPゾーンが設定される場合、CPゾーンに関する情報は、従来のSIB2に含まれてeNBから端末に送信されてもよい。したがって、上記メッセージを受信した端末は、上記CPゾーンでRRC接続要求(RRC connection request)メッセージを送信してセルに接続可能であることをあらかじめ認知することができる。
第3方式:CPゾーンに関する情報は、新しいSIBで送信されてもよい。ここで、新しいSIBをSIB−yと称する。例えば、上記CPゾーンがネットワーク接続以降の手続のために設定される場合、上記CPゾーンに関する情報は、新しく定義されたSIBで送信されてもよい。この場合、eNBは、上記端末の接続する特定セルが新しいSIBを受信すべきセルであることを、端末にあらかじめ指示することができる。この指示は、MIB又はSIBで送信することができる。SIBは、好ましくは、SIB1又はSIB2であってもよい。
第4方式: CPゾーンに関する情報が新しい制御メッセージにてユニキャスト方式で送信されてもよい。端末が該当のセルに接続した場合、CPゾーンの利用を希望する端末にのみ、当該ゾーンの情報を受信するようにしてもよい。。
上記CPゾーンに関する情報は、上記の提案した方式によってのみ送信されるものではなく、上記の提案した方式を組み合わせた方式によって送信することもできる。
以下、CPゾーンに関する情報に含まれる具体的な情報について説明する。
CPゾーン設定のために送信される情報(パラメータ、情報)
本発明で提案するCPゾーンは、目的(例えば、ランダムアクセス手続のためのCPゾーン又はBSRのためのCPゾーン)によって、少なくとも1つのCPゾーンと定義することができる。すなわち、複数のCPゾーンのうち、少なくとも1つのCPゾーンを同一の手続のために設定することができる。上記少なくとも1つのCPゾーンを同一の手続のために設定した場合、上記少なくとも1つのCPゾーンに関する情報を一つのCPゾーンに関する情報と定義することができる。一方、上記CPゾーン情報は、下記の1)、2)の情報を含むことができる。
1)CPゾーンが設定されたULリソース情報
SIB、MIBなどに含まれるCPゾーンに関する情報は、CPゾーンが設定されたULリソース情報を含むことができる。例えば、ULリソース情報は、前述したように、1つのCPゾーンで複数の端末が占有できるCPRBの数(N)に関する情報を含むことができる。また、上記ULリソース情報は、特定時点に任意の1つの端末がリソースを占有しようと試み得るCPゾーンの数(M)に関する情報を含むことができる。前述したように、N×Mは、特定時点に任意の1つの端末が選択できるCPRBである候補CPRBの数を意味する。すなわち、端末は、N×M個の候補CPRBを有する。一方、eNBは、リソース用途を考慮して、全ULサブフレームで当該ゾーンを設定しなくてもよい。
2)設定されたCPRBで送信可能なデータ伝送に必要な情報
上記SIB、MIBなどに含まれるCPゾーンに関する情報は、設定されたCPRBで送信可能なデータ伝送に必要な情報を含むことができる。上記データ伝送に必要な情報は、既存のULグラントで送信される情報を含むことができる。
UE(User Equipment)当たりの最大リソースブロックサイズ、MCS(Modulation and Coding Scheme)レベル、初期伝送電力レファレンス(reference)のうち少なくとも1つを、上記設定されたCPRBで送信可能なデータ伝送に必要な情報として定義することができる。一方、上記データ伝送に必要な情報は、セルに接続する全UEのために設定されてもよい。
CPゾーン設定方法
以下、バッファ状態報告のためにCPゾーンを設定する場合を仮定して、CPゾーンを設定する方法を説明する。CPゾーンが設定されていない場合の上記スケジューリング要求手続では、スケジューリング要求後にULグラントを受信した場合にのみバッファ状態報告を行うことができる。これに対し、スケジューリング要求を行う場合、端末はスケジューリング要求メッセージと同一の時間リソース又は連続する時間リソースを用いてバッファ状態報告メッセージを送信することができる。すなわち、バッファ状態報告のためにCPゾーンが設定された場合、スケジューリング要求メッセージとバッファ状態報告を、同一のTTI(Transmit Time Interval)、隣接したTTI、別個のTTIなどで送信することができる。以下、スケジューリング要求とCPゾーンとの関係を説明する。
図21を参照して、本発明の一実施例によってバッファ状態報告のためのCPゾーンを設定する具体的な方法を説明する。図21の(a)は、イントラサブフレーム設定方式を示し、図21の(b)は、インターサブフレーム設定方式を示し、図21の(c)は、混在した方式を示している。
SR及びCPゾーンは、イントラ(Intra)サブフレーム設定方式、インター(Inter)サブフレーム設定方式を用いて設定することができる。又は、これらの両方式を混在させた方式で設定することもできる。
図21の(a)を参照すると、SR及びCPゾーンがイントラサブフレーム設定方式で設定されている。イントラサブフレーム設定方式によれば、同一サブフレーム内でSR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンを共に送信することができる。すなわち、SR及びバッファ状態報告を1つのサブフレームで送信することができる。これを1つのTTIで送信されると表現することができる。この場合、時分割多重化(Time Division Multiplex)又は周波数分割多重化(Frequency Division Multiplex)方式を用いることができる。
図21の(b)を参照すると、SR及びCPゾーンがインターサブフレーム設定方式で設定されている。インターサブフレーム設定方式によれば、上記SR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンがそれぞれ別個の隣接したサブフレームで送信される。一つのサブフレームでSRが送信された後、後続するサブフレームで上記バッファ状態報告のためのCPゾーン(又は、バッファ状態報告)が送信されてもよい。すなわち、上記SR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンは、2個のTTIで送信される。
また、上記SR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンは、図21の(c)に示すように、上記2つの方式が混在して設定されてもよい。例えば、SRは毎サブフレームごとに設定され、CPゾーンは2サブフレーム間隔で設定されてもよい。
上記SR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンは、セル運用技法に応じて様々な方式で設定することができる。一方、セル内のリソース活用を極大化するために、特定サブフレームでは上記SR及びバッファ状態報告のためのCPゾーンを設定しなくてもよい。前述したCPゾーンの定義及び上記CPゾーンをセルに設定する方法を用いてシステムの遅延時間(latency)を最小化することができる。
以下、CPゾーンがバッファ状態報告のために設定される場合を仮定してスケジューリング要求手続を具体的に説明する。
図22は、CPゾーン設定の有無によるスケジューリング要求手続を比較して説明するための図である。
ここで、図22の(a)に示す、CPゾーンが設定されていない場合のスケジューリング要求手続は、5段階で行われると仮定して説明する。
図22の(a)を参照すると、CPゾーンが設定されていない場合、ULデータ伝送手続を5段階で行うことができる。しかし、バッファ状態報告(BSR)のためにCPゾーンが設定されている場合、図22の(b)に示すように、ULデータ伝送手続を3段階に縮小することができる。すなわち、端末は、eNBからBSRのためのCPゾーンに関する情報を含むシステム情報を受信した後、BSRのためのULグラントを受信しないで直ちにバッファ状態報告を行うことができる。したがって、CPゾーンを設定すると、BSRのためのULグラント受信にかかる待機時間を軽減できるという利点がある。
ここで、SRは、従来と同様にオン−オフキーイング(on−off keying)方式によってPUCCHで送信され、各端末に対するPUCCHリソースはあらかじめ割り当てられていると仮定する。
一方、図22の(a)に示す5段階SR伝送方式、図22の(b)に示す3段階SR伝送方式を両方とも支援するために、SRは、SR伝送方式を示す特定指示子を含むことができる。例えば、特定指示子が0である場合、この特定指示子は非−競合ベースのSR伝送方式(図22の(a))を示し、特定指示子が1である場合、この特定指示子は競合ベースのSR伝送方式(図22の(b))を示す。
以下、バッファ状態報告のためにCPゾーンを設定した場合の効果について、図23を参照して説明する。
図23の(a)を参照すると、CPゾーンが設定されていない場合、競合ベーススケジューリング要求手続を行う端末は、SRを送信する。このSRを受信したネットワークは、無線リソースを割り当てるために、PDCCHを介して端末に上りリンクグラントを送信する。すなわち、端末には、BSR伝送のための無線リソースとして伝送ブロックが割り当てられる。コンポーネント6で、端末は、割り当てられた無線リソースを用いて基地局にBSRを送信する。コンポーネント8で、BSRを受信したeNBは、BSRに基づいて、端末に再び無線リソースを割り当て、実際データ伝送のための上りリンクグラントをPDCCHで端末に送信する。この場合、コンポーネント10までの総遅延時間は、下記の表17に示すように、17.5[ms]又は19.5[ms]である。
Figure 2017512042
図23の(b)を参照すると、CPゾーンが設定されている場合、競合ベーススケジューリング要求手続を行う端末は、SRを送信する。この場合、上記SRと隣接したサブフレーム又は同じサブフレームで、BSRを併せて送信する(コンポーネント3)。上記SR及びBSRを受信したネットワークは、無線リソースを割り当てるために、PDCCHで端末に上りリンクグラントを送信する(コンポーネント5)。すなわち、端末には、実際データ伝送のための無線リソースとして伝送ブロックが割り当てられる。端末は、割り当てられた無線リソースを用いて基地局に実際データを送信する(コンポーネント7)。この場合、コンポーネント7までの総遅延時間は、下記の表18に示すように、9.5[ms]又は11.5[ms]である。
Figure 2017512042
すなわち、CPゾーンを設定した結果、CPゾーンを設定していない場合に比べて、およそ8[ms]の遅延時間を減少させることができる。
しかしながら、本発明によれば、SR手続を行う複数個の端末が競合によってリソースを占有しているため、該当のリソースを占有する過程で衝突が発生しうる。以下、このような衝突を防止するための、競合ベース上りリンクリソースを占有する方法を説明する。
図24は、本発明の一実施例であり、上りリンク物理リソースに基づいて競合ベースリソースブロックを占有する方法を示す。
CPRBは、上記SRとの関係において、上記SRと1対1にマップされるようにSRの個数と同一に設定されてもよく、SRよりも少ない個数に設定されてもよい。
ここで、1つのサブフレームにN個のSRが割り当てられたとき、N個以上のCPRBを有するCPゾーンを設定する場合を仮定する。すなわち、上記SRとCPRBとが1対1の関係でマップされる場合である。
図24の(a)は、競合ベースリソースブロック(CPRB)の個数がSRの個数以上である場合、物理(physical)インデックスによってリソースブロック占有方法を説明するための図である。ここで、図24の(a)は、SRとCPRBがイントラサブフレーム設定方式によって設定されていることを示すが、インターサブフレーム設定方式又は混在した方式にも、下記の事項を適用することができる。
1つのサブフレーム又は複数のサブフレーム内で割り当てられたSRリソースの個数だけのCPRBが定義される場合には1:1でマップされるので、SR及びCPRB間の衝突無しでマップすることができる。この場合、CPRBを、SRに対するPUCCH物理(physical)インデックスと同じインデックスを有するCPRBに設定することができる。仮にSRがインデックス3に該当するリソースに割り当てられた場合、当該端末は、CPRB #3に該当するCPRBを用いて、送信しようとするメッセージ(例えば、BSR)を共に送信することができる。ここで、上記物理インデックスは、SR構成情報要素のうち、PUCCHリソースインデックスに該当する値を意味することができる。
しかし、場合によっては、物理インデックスの代わりにSRの論理(logical)インデックスを用いてCPRBを割り当てることもできる。
図24の(b)は、競合ベースリソースブロック(CPRB)の個数がSRの個数以上である場合、論理(logical)インデックスによってリソースブロックを占有する方法を説明するための図である。
一方、ここで、図24の(b)は、SRとCPRBがインターサブフレーム設定方式によって設定されていることを示すが、イントラサブフレーム設定方式又は混在した方式にも、下記の事項を適用することができる。
1つのサブフレーム又は複数のサブフレーム内で割り当てられたSRリソースの個数だけのCPRBが定義される場合には1:1でマップされるため、SR及びCPRB間の衝突無しでマップすることができる。この場合、CPRBは、SRに対するPUCCH論理インデックスと同じインデックスを有するCPRBに設定することができる。仮にSRが割り当てられたリソースの論理インデックスが0に該当する場合、該当の端末(図24の(b)のUE1)は、上記論理インデックスと同じインデックスを有するCPRB #0に該当するCPRBを介して、送信しようとするメッセージ(例えば、BSR)を送信することができる。
ここで、PUCCH論理インデックスは、該当のサブフレームで端末のSRのために割り当てられたPUCCHリソースインデックスを論理的に、0から新しくマップしたインデックスを意味する。これは、上記SR構成情報要素において新しく定義されて送信されるべきであることを意味する。したがって、基地局はSRの送信時に、上記SRに対する論理インデックスを端末に共に知らせてもよい。上記論理インデックスは、暗黙的又は明示的な方式で示すことができる。
一方、一つのサブフレームにN個のSRが割り当てられた場合、総Nよりも少ない数のCPRBを有するCPゾーンを設定する場合を仮定する。すなわち、上記SRとCPRBとが1対1の関係でマップされない場合である。
上記CPRBの個数をSRの個数Nよりも小さく設定する場合、バッファ状態報告の送信時に衝突が発生しうる。また、CPゾーンは、同時にデータを送信したり又はバッファ状態報告を行う端末が増加するほど、CPRBを占有する過程で端末間に競合ベース上りリンクリソースの衝突が発生する可能性が高くなる。
以下、CPゾーンを設定する場合にリソース占有過程で発生しうる衝突を最小化するための方法を提案する。
(1)任意選択方法:端末がバッファ状態報告のためのCPRBを任意に選択することができる。
(2)UEのIDに基づく選択方法:各端末はCPRBを端末のIDに基づいて選択することができる。ここで、端末の選択したCPRBと端末のIDは、下記の式2のような関係を有することができる。
Figure 2017512042
端末の選択したCPRBブロックのインデックス(又は競合ベースリソースのインデックス)は、選択された端末のIDをXでモジュロ演算した値である。すなわち、端末の選択したCPRBブロックは、端末のIDをXで割った余りに該当する。ここで、Xは、SR手続を行う端末が占有できるCPRBブロックの個数を意味する。このX値は、端末がシステム情報から取得することができる。ここで、端末のIDは、加入者を識別可能なパラメータであり、汎用の単一端末ID、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、GUTI(Globally Unique Temporary Identifier)、S−TMSI(SAE Temporary Mobile Subscriber Identity)、IPアドレス(PDN(Packet Data Network)アドレス)であってもよい。又は、セル内で端末を区別するために用いられるパラメータ、例えば、C−RNTIであってもよい。すなわち、セルラー網で用いられる様々な端末のIDに対して適用可能であることを意味する。
上記端末のIDに基づいてCPRBを選択する方法を、SR手続以外の手続にも適用することができる。
(3)SRに対する上りリンク物理リソースインデックスに基づく選択方法:各端末はCPRBを、SRに対する上りリンク物理リソースインデックスに基づいて選択することができる。ここで、端末の選択したCPRBとSRに対する上りリンク物理リソースインデックスは、下記の式3のような関係を有することができる。
Figure 2017512042
端末の選択したCPRBブロックのインデックス(又は競合ベースリソースのインデックス)は、選択されたSRに対する上りリンク物理リソースインデックスをXでモジュロ演算した値である。すなわち、端末の選択したSRに対する上りリンク物理リソースインデックスをXで割った余りに該当する。ここで、Xは、SR手続を行う端末が占有できるCPRBブロックの個数を意味する。上記X値は、端末がシステム情報から取得することができる。ここで、SRに対する上りリンク物理リソースインデックスは、SR構成情報要素のうち、PUCCHリソースインデックスに該当する値を意味することができる。
(4)SRに対する上りリンク論理リソースインデックスに基づく選択方法:各端末はCPRBを、SRに対する上りリンク論理リソースインデックスに基づいて選択することができる。ここで、端末の選択したCPRBとSRに対する上りリンク論理リソースインデックスは、下記の式4のような関係を有することができる。
Figure 2017512042
端末の選択したCPRBブロックのインデックス(又は競合ベースリソースのインデックス)は、選択されたSRに対する上りリンク論理リソースインデックスをXでモジュロ演算した値である。すなわち、端末の選択したSRに対する上りリンク物理リソースインデックスをXで割った余りに該当する。ここで、Xは、SR手続を行う端末が占有できるCPRBブロックの個数を意味する。上記X値は、端末がシステム情報から取得することができる。ここで、PUCCH論理インデックスは、該当のサブフレームで端末のSRのために割り当てられたPUCCHリソースインデックスを論理的に、0から新しくマップしたインデックスを意味する。これは、上記SR構成情報要素において新しく定義されて送信されるべきであることを意味する。
仮に、上述したように、CPRBの個数をSRの個数よりも小さく設定する場合、SRの個数に該当するNの約数でない値がXに設定されると、特定のCPRBは、より多い複数の端末によって選択されうる。その結果、衝突の発生する可能性はより一層増加しうる。したがって、Xは、上記SRの個数Nの約数と定義されることが好ましい。ただし、これに本発明が制限されるわけではない。例えば、Nが6である場合、Xは1、2、3、又は6のいずれか一つと定義されることが好ましい。
このように任意のサブフレームのPUCCHに割り当てられたSRをN個と仮定し、これに相応するBSRの伝送のためのCPRBがN個である場合、端末がCPRBでBSRを送信する際、他の端末と衝突が発生する確率が低い。
一方、上記PUCCHに割り当てられたN個のSRに対して、これに相応するBSRの伝送のためのCPRBの個数がN−1個以下に設定される場合、特定端末の占有したCPRBで1つ以上の別個の端末が同時にBSRを送信する問題が発生しうる。例えば、図25で、端末1及び端末2が同時にSRを送信する場合に、端末1に割り当てられたSRのPUCCHインデックスが1であり、端末2に割り当てられたPUCCHインデックスが7であると仮定することができる。前述したように、それぞれの端末が任意にCPRBを選択する場合、端末1、端末2両方とも、BSRの伝送のために、CPRBインデックス1に該当するCPRBを選択することができる。
この場合、ネットワークは、PUCCHインデックス1であるPUCCHリソースで端末1に対するSRを受信し、PUCCHインデックス7であるPUCCHリソースで端末2に対するSRを受信する。しかし、各端末に対するBSRは、同じCPRBリソース(CPRB #1)で送信されるため、ネットワークは、BSRに対しては衝突が発生することが認識できる。
この場合、ネットワークにとっては、端末への上りリンクグラント送信の際、BSRのための上りリンクグラントを送信するか又は実際データのための上りリンクグラントを送信するかが課題となり得る。
eNBにとっては、衝突を認知したため、BSRグラントをそれぞれの端末に送信することが好ましい。しかし、端末にとっては、同じCPRBでリソースを送信したため、上記eNBがBSRのためのグラントを送信したのか、或いは衝突が発生せず、実際データの伝送のためのグラントを送信したのかが認知できない問題が発生しうる。したがって、端末は、既にBSRを送信した後であるため、上記上りリンクグラントに対してBSRを送信するか又は実際データを送信するかが課題になり得る。その上、eNBにとっては、実際データのための上りリンクグラントを送信する場合、それぞれの端末に対するリソース割当量を決定するにおいて問題が発生しうる。
以下、1つ以上の端末が同時に同一リソースを用いてBSRを送信する場合、衝突を認識する方法及びこれを解決するための方案を提案する。
図26は、上記のように端末が同時に同一リソースを用いてBSRを送信する場合における、eNBの動作を説明するための図である。
図26を参照すると、BSRの衝突を認識したeNBは、従来のSR手続にしたがって上りリンクグラントを送信し、該当の端末にBSRを再び送信させる。すなわち、eNBは、BSR伝送のための上りリンクグラントを送信する。この場合、eNBは、当該上りリンクグラントが、BSRを要求するためのリソース割り当てであることを示す指示も共に送信する。
具体的に、図26に関連した説明のように、端末1及び端末2が同時にSRを送信する場合に、各端末が任意にCPRBを選択すると、端末1も端末2も、BSRの伝送のために、CPRBインデックス1に該当するCPRBを選択しうる。この場合、eNBは、PUCCHインデックス1であるPUCCHリソースで端末1に対するSRを受信し、PUCCHインデックス7であるPUCCHリソースで端末2に対するSRを受信する。しかし、各端末に対するBSRは同一CPRBリソースで送信されるため、BSRに対しては衝突が発生しうる。
したがって、図26と関連して説明したような、衝突によって発生しうる問題点を克服するために、eNBは、衝突を認知したため、各端末にBSR伝送のための上りリンクグラントを送信すると同時に、当該上りリンクグラントがBSRのためのものであることを示す。
すなわち、CPRBで端末からのBSRの受信に成功した場合、特別な指示無しで、実際データに対する上りリンクグラントを送信する。一方、2つ以上の端末からPUCCHリソースでSRを受信したが、BSRの受信には失敗した場合には、上記BSRのための上りリンクグラントを送信すると同時に、当該上りリンクグラントがBSRの伝送のためのものであることを知らせる指示も共に送信する。
eNBから上りリンクグラントと共に、当該上りリンクグラントがBSR伝送のためのものであることを知らせる指示も受信した場合、端末は、eNBから割り当てられたリソースでBSRを送信する。
したがって、上記で提案したCPRBの選択方法によってBSRに衝突が発生する場合、BSRのための上りリンクグラントを送信することにより、リソース衝突による誤りの発生を防止することができる。
また、このような手続を利用すると、BSRの伝送に成功した場合には遅延時間を軽減することができ、BSRの伝送に失敗し、BSRに対するグラントを受信した場合にも、従来に比べて遅延時間が増えることはない。したがって、本発明によれば、競合ベース上りリンクリソースを用いて遅延時間を減らすという効果を得ることができる。
図27は、本発明の一実施例に係る通信装置のブロック構成図である。
図27を参照すると、無線通信システムは、基地局(BS)110及び端末(UE)120を含む。無線通信システムがリレーを含む場合、基地局又は端末をリレーに置き換えてもよい。
下りリンクで、送信器は基地局110の一部であり、受信器は端末120の一部であってもよい。上りリンクで、送信器は、端末120のであり、受信器は基地局110の一部であってもよい。
基地局110は、プロセッサ112、メモリ114、及び無線周波数(Radio Frequency:RF)ユニット116を含む。プロセッサ112は、本発明で提案した手続及び/又は方法を具現するように構成することができる。メモリ114は、プロセッサ112と接続して、プロセッサ112の動作に関連した様々な情報を保存する。RFユニット116は、プロセッサ112と接続して、無線信号を送信及び/又は受信する。端末120は、プロセッサ122、メモリ124及びRFユニット126を含む。プロセッサ122は、本発明で提案した手続及び/又は方法を具現するように構成することができる。メモリ124は、プロセッサ122と接続して、プロセッサ122の動作に関連した様々な情報を保存する。RFユニット126は、プロセッサ122と接続して、無線信号を送信及び/又は受信する。
本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態として具体化されてもよい。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制約的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的解釈によって決定されなければならず、本発明の等価的範囲における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成してもよく、出願後の補正によって新しい請求項として含めてもよい。
本発明の実施例は、様々な無線接続システムに適用可能である。様々な無線接続システムの一例として、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2及び/又はIEEE 802.xx(Institute of Electrical and Electronic Engineers 802)システムなどがある。本発明の実施例は、上記の様々な無線接続システムだけでなく、これら様々な無線接続システムを応用したいずれの技術分野にも適用可能である。

Claims (14)

  1. 無線通信システムにおいて端末がスケジューリング要求を送信する方法であって、
    基地局から、スケジューリング要求のためのリソースに関する情報を受信するステップと、
    制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求のためのリソースを用いて前記スケジューリング要求を送信するステップと、
    データチャネルを介して送信される上りリンク競合ベースリソースを用いて第1バッファ状態報告を送信するステップと、
    を有し、
    前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定される、
    スケジューリング要求送信方法。
  2. 前記第1バッファ状態報告は、前記上りリンク競合ベースリソースを用いて、前記バッファ状態報告のためのグラントの受信無しで送信される、請求項1に記載のスケジューリング要求送信方法。
  3. 前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスに基づいて送信される、請求項1に記載のスケジューリング要求送信方法。
  4. 前記上りリンク競合ベースリソースのインデックスは、下記の式によって決定されることを特徴とする、請求項3に記載のスケジューリング要求送信方法。
    [数]
    上りリンク競合ベースリソースのインデックス=(スケジューリング要求のためのリソースのインデックス)mod X
    (ここで、modは、モジュロ演算を意味し、Xは、1つの競合ベース上りリンクゾーンに含まれる競合ベースリソースの個数である。)
  5. 前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスは、スケジューリング要求が送信される上りリンクリソースの物理(Physical)インデックスである、請求項3に記載のスケジューリング要求送信方法。
  6. 前記基地局から既に設定された論理(logical)インデックスを受信するステップをさらに有し、
    前記スケジューリング要求のためのリソースのインデックスは、前記物理(Physical)インデックスにマップされた前記論理(logical)インデックスであることを特徴とする、請求項3に記載のスケジューリング要求送信方法。
  7. 前記上りリンク競合ベースリソースのインデックスは、下記の式によって決定されることを特徴とする、請求項1に記載のスケジューリング要求送信方法。
    [数]
    上りリンク競合ベースリソースのインデックス=(端末の識別子)mod X
    (ここで、modは、モジュロ演算を意味し、Xは、1つの競合ベース上りリンクゾーンに含まれる競合ベースリソースの個数である。)
  8. 前記基地局から、上りリンクグラントを受信するステップと、
    前記基地局から、前記上りリンクグラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示を受信するステップと、
    第2バッファ状態報告を送信するステップと、をさらに有する、
    請求項2に記載のスケジューリング要求方法。
  9. 前記上りリンクグラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示は、前記上りリンクリソースに他の端末に対するリソースが共に送信される場合に前記基地局から送信される、請求項8に記載のスケジューリング要求方法。
  10. 無線通信システムにおいて基地局がスケジューリング要求を受信する方法であって、
    第1端末に、スケジューリング要求のためのリソースに関する情報を送信するステップと、
    前記第1端末から、制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求を受信するステップと、
    データチャネルを介して送信されるリソースを用いてバッファ状態報告を受信するステップと、
    を有し、
    前記バッファ状態報告は、第1上りリンク競合ベースリソースを用いて送信され、
    前記第1上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定される、スケジューリング要求受信方法。
  11. 第2端末から第2上りリンク競合ベースリソースを用いたバッファ状態報告を受信するステップと、
    前記第1上りリンク競合ベースリソースと第2上りリンク競合ベースリソースとが同じリソースである場合、前記第1端末に上りリンクグラントを送信するステップと、をさらに有し、
    前記バッファ状態報告のためのグラントは、前記グラントがバッファ状態報告のためのものであることを示す指示を含む、請求項10に記載のスケジューリング要求受信方法。
  12. 第2端末から第2上りリンク競合ベースリソースを用いたバッファ状態報告を受信するステップと、
    前記第1上りリンク競合ベースリソースと第2上りリンク競合ベースリソースとが異なるリソースである場合、前記第1端末に上りリンクグラントを送信するステップと、
    前記第1端末からデータを受信するステップと、をさらに有する、請求項12に記載のスケジューリング要求受信方法。
  13. スケジューリング要求を送信する端末装置であって、
    基地局からスケジューリング要求のためのリソースに関する情報を受信する受信器と、
    制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求のためのリソースを用いて前記スケジューリング要求を送信し、データチャネルを介して送信される上りリンク競合ベースリソースを用いて第1バッファ状態報告を送信する送信器と、
    前記受信器及び送信器を制御するプロセッサと、
    を備え、
    前記上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定される、端末装置。
  14. スケジューリング要求を受信する基地局であって、
    第1端末にスケジューリング要求のためのリソースに関する情報を送信する送信器と、
    前記第1端末から制御チャネルを介して送信される前記スケジューリング要求を受信し、データチャネルを介して送信されるリソースを用いてバッファ状態報告を受信する受信器と、
    前記受信器及び前記送信器を制御するプロセッサと、
    を備え、
    前記バッファ状態報告は、第1上りリンク競合ベースリソースを用いて送信され、
    前記第1上りリンク競合ベースリソースは、前記スケジューリング要求のためのリソース及び前記端末の識別子のうち少なくとも1つに基づいて決定される、基地局。
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