JP2017506460A - 無線lanにおけるフレームを送信する方法および装置 - Google Patents

無線lanにおけるフレームを送信する方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線LANにおいてフレームを送信する方法および装置が開示されている。無線LANにおけるデータユニットを送信する方法は、APが複数のチャネルを介して媒体保護のためのRTSフレームを複数のSTAに送信するステップと、APが前記複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介してRTSフレームに対する応答としてCTSフレームを受信し、第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、APが重複する時間リソース上でOFDMAに基づいて複数のSTAの各々に第2の割当チャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信し、第2の割当チャネルは、複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、無線LANにおけるフレームを送信する方法および装置に関する。
既存の無線LANシステムで使用可能なチャネル帯域幅が20MHzから160MHzまで多様化した。これによって、送信端末と受信端末との間で通信のための適切なチャネル帯域幅を決定することが、ワイファイ(WiFi)の性能を決定するのに重要な要因になった。
送信端末と受信端末との間における通信のための適切なチャネル帯域幅を決定するために、IEEE802.11acからは、送信要求(Request To Send;RTS)フレームおよび送信許可(Clear To Send;CTS)フレームに基づく動的チャネル帯域幅設定プロトコルが開発された。初期RTSフレームおよびCTSフレームは、隠れノード(hidden node)問題、データフレーム衝突オーバーヘッドを減らすために考案された。送信端末が、データフレームを送信する前に受信端末にRTSフレームを送信する。RTSフレームを受信した宛先端末は、CTSフレームによって送信端末に応答する。RTSフレームおよびCTSコントロールフレームを受信した第3の端末は、以後送信されるデータフレームの保護のためにメディアアクセス(媒体接続)を一定時間遅延することができる。
IEEE802.11acからサポートされる動的チャネル帯域幅設定プロトコルを見ると、送信端末は、RTSフレームを20MHzチャネル帯域幅を超える広帯域で送信し、宛先端末は、現在自体が使用可能なチャネル帯域幅に合わせてCTSフレームを応答することができる。例えば、送信端末が160MHzチャネル帯域幅を使用することを所望する場合、RTSフレームを160MHzチャネル帯域幅で送信する。宛先端末で現在使用可能なチャネル帯域幅が80MHzである場合、宛先端末は、80MHzチャネル帯域幅でCTSフレームを送信する。RTSフレームを送信した送信端末が80MHzのチャネル帯域幅でCTSフレームを受信する場合、送信端末により以後ターゲット端末に送信されるデータフレームは、80MHzチャネル帯域幅以下でなければならない。
本発明の目的は、無線LANにおけるフレームを送信する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、無線LANにおけるフレームを送信する方法を実行する装置を提供することである。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の一側面による、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network;WLAN)においてデータユニット(単位)(unit)を送信する方法は、アクセスポイント(Access Point;AP)が複数のチャネルを介して媒体保護のための送信要求(Request To Send;RTS)フレームを複数のステーション(STAtion;STA)に送信するステップと、APが複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介してRTSフレームに対する応答として送信許可(Clear To Send;CTS)フレームを受信し、第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、APが重複する(重なった、オーバーラップする)(overlapping)時間リソース上で直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;OFDMA)に基づいて第2の割当チャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信し、第2の割当チャネルは、複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、を有する。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の他の側面による、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network;WLAN)においてフレームを送信するアクセスポイント(Access Point;AP)は、無線信号を送信または受信するために構成される無線周波(Radio Frequency;RF)部と、RF部と動作可能に(operatively)接続されたプロセッサと、を有し、プロセッサは、複数のチャネルを介して媒体保護のための送信要求(Request To SendRTS)フレームを複数のステーション(STAtion;STA)に送信し、複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介してRTSフレームに対する応答として送信許可(Clear To Send;CTS)フレームを受信し、重複する時間リソース上で直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;OFDMA)に基づいて第2の割当チャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信するように構成され、第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルであり、第2の割当チャネルは、複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。
重複する時間リソース上で複数のSTAの各々にデータを送信することによって、通信効率が増加されることができる。
無線LAN(Wireless Local Area Network、WLAN)の構造を示す概念図である。 隠れノード問題(hidden node issue)およびさらしノード問題(exposed node issue)を解決するためにRTSフレームおよびCTSフレームを使用する方法を示す概念図である。 CTS−to−Self Mechanismを示す概念図である。 本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係るRTSフレームを示す概念図である。 本発明の実施例に係るRTSフレームのサブRAフィールドを示す概念図である。 本発明の実施例に係るRTSフレームのフォーマットを示す概念図である。 本発明の実施例に係るRTSフレームのフォーマットを示す概念図である。 本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係る無線LANシステム間干渉を防止するための方法について開示する図である。 本発明の実施例に係るフレームの送信のためのPPDUフォーマットを示す概念図である。 本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図1は、無線LAN(Wireless Local Area Network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11のインフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set;BSS)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたは複数のインフラストラクチャBSS100、105(以下、BSS)を含むことができる。BSS100、105は、成功裏に同期化されて互いに通信できるアクセスポイント(Access Point;AP)125などのAPとSTA1100−1などのステーション(STAtion;STA)STAとのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つまたは複数の接続可能な(connectable)STA105−1、105−2を含むこともできる。
BSSは、少なくとも一つのSTAと、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130と、複数のAPを接続する(connecting)分散システム(Distribution System、DS)110と、を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を接続して拡張されたサービスセットである拡張サービスセット(Extended Service Set;ESS)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数のAP125、230が分散システム110を介して接続されて構成された一つのネットワークを示す用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じサービスセット識別情報(Service Set IDentification;SSID)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)とを接続するブリッジの役割を遂行することができる。
図1の上段のようなBSSでは、AP125、130間のネットワークおよびAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130を介さずにSTA間でネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130を介さずにSTA間でネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad-Hoc network)または独立BSS(Independent Basic Service Set、IBSS)と定義する。
図1の下段は、IBSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、 IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行するエンティティ(centralized management entity)がない。即ち、IBSSにおいて、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、分散された方式(distributed manner)で管理される。IBSSにおいて、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、移動STAからなることができ、分散システムへの接続ができない(not allowed)ので自己完結(完備)型ネットワーク(self-contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従うメディアアクセス制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体(radio medium、wireless medium)に対する物理層(Physical Layer)インターフェースとを含む任意の機能媒体であり、広義では、APおよび非AP STA(Non-AP Station)の両方を含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
図2は、隠れノード問題(hidden node issue)およびさらしノード問題(exposed node issue)を解決するためにRTSフレームおよびCTSフレームを使用する方法を示す概念図である。
図2を参照すると、隠れノード問題(hidden node issue)およびさらしノード問題(exposed node issue)を解決するために、RTS(Request To Send)フレームおよびCTS(Clear To Send)フレームなどのショート(短い)信号送信フレーム(short signaling frame)が使われることができる。周辺STAは、RTSフレームおよびCTSフレームに基づいて二つのSTA間のデータ送信または受信が可能か否かに関して知ることができる。
図2の(A)は、隠れノード問題(hidden node issue)を解決するために、RTSフレーム203およびCTSフレーム205を送信する方法を示す。
STA A200およびSTA C220の両方が、STA B210にデータフレームを送信しようとする場合を仮定することができる。STA A200は、データフレームを送信する前、RTSフレーム203をSTA B210に送信し、STA B210は、CTSフレーム205をSTA A200に送信することができる。STA C220は、CTSフレーム205をオーバーヒアする(overhears)ことで、媒体を介したSTA A200からSTA B210へのフレームの送信を知ることができる。STA C220は、STA A200からSTA B210へのデータフレームの送信が終わるまで、ネットワーク割当てベクタ(network allocation vector;NAV)を設定することができる。このような方法を使用することによって、隠れノードによるフレーム間の衝突(collision)が防止されることができる。
図2の(B)は、さらしノード問題(exposed node issue)を解決するために、RTSフレーム233およびCTSフレーム235を送信する方法を示す。
STA C250は、STA A230およびSTA B240のRTSフレーム233およびCTSフレーム235のモニタリングに基づいて他のSTA D260にフレームを送信するとき、衝突が発生するか否かに関して決定できる。
STA B240は、STA A230にRTSフレーム233を送信し、STA A230は、CTSフレーム235をSTA B240に送信することができる。STA C250は、STA B240により送信されたRTSフレーム233のみをオーバーヒアし、STA A230により送信されたCTSフレーム235をオーバーヒアすることができなかった。したがって、STA C250は、STA A230がSTA C250のキャリアセンシングの範囲(carrier sensing range)外にあるということを知ることができる。したがって、STA C250は、STA D260にデータを送信することができる。
RTS frame format(フレームフォーマット)およびCTS frame formatに関しては、IEEE P802.11−REVmcTM/D2.0、October2013の8.3.1.2 RTS frame formatおよび8.3.1.3 CTS frame formatに開示されている。
図3は、CTS−to−Self Mechanism(メカニズム)を示す概念図である。
図3を参照すると、RTSフレームとCTSフレームとの間の交換方法を使用して媒体をセンシングする場合(図3の(A))と、CTS−to−Selfフレームを利用して媒体をセンシングする場合(図3の(B))と、を比較して示す。
IEEE802.11g標準では、CTS−to−self保護メカニズム(protection mechanism)を定義した。CTS−to−self保護メカニズムは、RTSフレームおよびCTSフレームを使用する媒体センシング(medium sensing)メカニズムの代わりに使用することができる。CTS−to−self保護メカニズムを使用する場合、RTS/CTSフレームを使用する媒体センシングメカニズムを使用する場合より媒体のオーバーヘッドを減らすことができる。
図3の(A)を参照すると、送信端でデータフレームを送信する前にRTSフレームとCTSフレームとを交換する方法は、下記のように実行されることができる。
図3の(A)では、STA A300がSTA B305またはSTA C310にデータフレームを送る場合を仮定する。
1)STA A300がRTSフレーム320を送信する。
2)RTSフレーム320は、キャリアセンシングの範囲(carrier sensing range)内に存在するSTA B305およびSTA C310により受信される。
3)STA B305およびSTA C310は、CTSフレーム325、330を送信する。
4)送信されたCTSフレーム325、330がSTA A300、STA B305、STA C310、STA D315に送信される。
STA D315の場合、STA A300のキャリアセンシングの範囲(carrier sensing range)外にあるため、STA A300により送信されたRTSフレーム320を受信することができなかった(即ち、STA D315は、STA A300の隠れノード)。しかし、STA C310により送信されたCTSフレーム330を受信することによって、STA A300がデータを送信するために媒体を占有したことを知ることができる。STA Dは、NAVを設定し、媒体にアクセスしない。
5)STA A300は、STA C310にデータフレームを送信する。
図3の(B)を参照すると、送信端でデータフレームを送信する前に実行されるCTS−to−selfフレームベースの媒体センシング方法は、下記のように実行されることができる。図3の(B)では、STA A350がSTA C360にデータフレームを送る場合を仮定する。
1)STA A350は、CTS−to−selfフレーム370をキャリアセンシングの範囲(carrier sensing range)内に存在するSTA B355およびSTA C360に送信する。
2)CTS−to−selfフレーム370を受信したSTA B355およびSTA C360は、STA A350から送信されるデータフレームを受信するために他のデータフレームの送信を延期する。
上記のような方法を使用する場合、STA A350のカバレッジ領域外に存在するSTA D365は、STA A350からCTS−to−selfフレーム370を受信することができない。したがって、STA D365は、STA A350によるデータフレームの送信が可能か否かに関して知ることができない。
このような場合、STA D365がデータフレームをSTA A350またはSTA C360に送信すると、データフレーム間の衝突が発生できる。即ち、CTS−to−selfフレーム370を利用した方法は、隠れノード問題を解決することができない。したがって、CTS−to−selfフレーム370を利用した方法は、STA間で互いのデータフレームの送信をセンシングすることができる場合にのみ適用され、その他の場合にはRTS/CTSフレーム交換方法を使用して媒体をセンシングすることができる。
無線LANシステムで動作するAPは、複数のSTA(STAtion)の各々に同じ(または、重複する)時間リソースを介して互いに異なるデータを送信することができる。APからSTAへの送信をダウンリンク送信といい、このようなAPの送信は、DL MU送信(DownLink Multi-User transmission)(または、ダウンリンクマルチユーザ送信)という用語で表現できる。
既存の無線LANシステムにおいて、APは、MU MIMO(Multiple Input Multiple Output)に基づいてDL MU送信を実行することができた。このような送信は、DL MU MIMO送信という用語で表現されることができる。既存の無線LANシステムと違って、本発明の実施例に係る無線LANシステムで動作するAPは、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)に基づいてDL MU送信を実行することもでき、このような送信は、DL MU OFDMA送信という用語で表現されることができる。DL MU OFDMA送信が使われる場合、APは、重複する時間リソース上で複数の周波数リソース(または、サブバンド)の各々を介して複数のSTAの各々にダウンリンクフレームを送信することができる。
ダウンリンク送信を介して送信される物理層コンバージェンスプロシージャ(Physical Layer Convergence Procedure;PLCP)プロトコルデータユニット(PLCP protocol data unit;PPDU)、フレームおよびデータの各々は、ダウンリンクPPDU、ダウンリンクフレームおよびダウンリンクデータという用語で表現されることができる。PPDUは、PPDUヘッダおよび物理層サービスデータユニット(Physical layer Service Data Unit;PSDU)(または、MACプロトコルデータユニット(MAC Protocol Data Unit;MPDU))を含むデータユニットである。PPDUヘッダは、PHYヘッダとPHYプリアンブルを含むことができ、PSDU(または、MPDU)は、フレームを含んだり、フレームを示したりすることができる。
これに対し、STAからAPへの送信は、アップリンク送信ということができる。複数のSTAが同じ(または、重複する)時間リソース上でAPにデータを送信することは、UL MU送信(UpLink Multi-User Transmission)(または、アップリンクマルチユーザ送信)という用語で表現されることができる。既存の無線LANシステムと違って、本発明の実施例に係る無線LANシステムでは、UL MU送信がサポートされることができる。アップリンク送信を介して送信されるPPDU、フレームおよびデータの各々は、アップリンクPPDU、アップリンクフレームおよびアップリンクデータという用語で表現されることができる。複数のSTAの各々によるアップリンク送信は、互いに異なる周波数リソース(サブバンド)または互いに異なる時空間ストリーム(space time stream)(または、空間ストリーム(spatial stream))に基づいて実行されることができる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が互いに異なる周波数リソース(互いに異なるサブバンド)上で実行される場合、OFDMAに基づいて複数のSTAの各々に対して互いに異なる周波数リソースがアップリンク送信リソースとして割り当てられることができる。複数のSTAの各々は、重複する時間リソース上で割り当てられた互いに異なる周波数リソースを介してAPにアップリンクフレームを送信することができる。このような互いに異なる周波数リソースを介した送信方法は、UL MU OFDMA送信方法という用語で表現されることもできる。
複数のSTAの各々によるアップリンク送信が互いに異なる時空間ストリームリソース上で実行される場合、複数のSTAの各々に対して互いに異なる時空間ストリーム(または、空間ストリーム)が割り当てられることができる。複数のSTAの各々が互いに異なる時空間ストリームを介してアップリンクフレームをAPに送信することができる。このような互いに異なる空間ストリームを介した送信方法は、UL MU MIMO送信方法という用語で表現されることもできる。
次世代無線LANでは、高いスループット(処理量)(high throughput)およびQoE(Quality of Experience)の向上に対する要求が高まっている。次世代無線LANシステムのための新しいフレーム(または、PPDU)フォーマットが導入される場合、既存の無線LANシステムのみをサポートするレガシSTAのパフォーマンス(性能)に影響(performance impact)を与えることなく新しいシステムの設計が行われなければならない。また、次世代無線LANシステムは、レガシSTAの存在によってパフォーマンスに影響を受けないように設計される必要がある。
前述したように、既存の無線LANシステムにおいて、DL MU OFDMA送信、UL MU MIMO送信およびUL MU OFDMA送信がサポートされなかった。既存の無線LANシステムにおいて、一つのSTAと一つのAPとの通信のためにマルチチャネルベースの広い帯域幅(wider bandwidth)が割り当てられた。マルチチャネルは、プライマリチャネルおよびノン(非)プライマリチャネル(例えば、セカンダリチャネル(secondary channel))を含む20MHzを超える帯域幅である。
既存の無線LANシステムでは、プライマリチャネル規則(primary channel rule)により周波数リソースが管理(運用)された(managed)。プライマリチャネル規則によると、ノンプライマリチャネル(または、セカンダリチャネル)がアイドル(idle)である場合にのみ、STAは、プライマリチャネルおよびノンプライマリチャネルを含むマルチチャネルを介して通信することができる。以下、APがDL MU OFDMAに基づいて複数のSTAの各々に複数のダウンリンクフレームの各々を送信する方法に関して開示する。
図4は、本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。
図4では、APがRTSフレーム410およびCTSフレーム420に基づいて媒体保護を実行し、APがDL MU OFDMA送信を介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ415、425、435、445を送信する方法を開示する。
図4を参照すると、APは、プライマリチャネル規則に基づいてマルチチャネルを介してRTSフレーム410を送信することができる。マルチチャネルは、プライマリチャネルおよびノンプライマリチャネル(または、セカンダリチャネル)を含むことができる。
例えば、80MHzチャネル帯域に含まれている4個の20MHzチャネル帯域のうち一つの20MHzチャネル帯域が、TXOP初期アクセス(TXOP initial access)のためのプライマリチャネルとして設定されることができる。APは、設定されたプライマリチャネルに対してチャネルアクセスのためのバックオフ(back-off)手順を実行することができる。
具体的には、APは、プライマリチャネルでバックオフ手順を介してTXOP初期アクセスを実行することができる。APは、バックオフタイマが満了する(expire)以前のPIFS(PCF (Point Coordination Function) InterFrame Space)区間で、ノンプライマリチャネルのチャネル状態を確認することができる。図4において、第1のチャネルはプライマリチャネルであり、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルはノンプライマリチャネルである。
以下、本発明の実施例で使われる第1のチャネルはプライマリチャネルを示し、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルはノンプライマリチャネル(または、セカンダリチャネル)を示すことができる。また、以下、本発明では、説明の便宜上、4個のチャネル(第1のチャネル乃至第4のチャネル)を仮定するが、その他の複数のチャネル上でも本発明の実施例に係るOFDMAベースの通信を実行するときに媒体保護方法およびダウンリンクフレーム送信方法が使われることができ、このような実施例も本発明の権利範囲に含まれる。
APは、第2のチャネル乃至第4のチャネルがアイドル(idle)かまたはビジー(busy)かを決定するために、TXOP以前のPIFSの間に、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのチャネル状態を判断することができる。第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがPIFSの間にアイドル(idle)である場合、APは、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの状態がアイドルであると判断できる。図4では、説明の便宜上、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがアイドルであると仮定して説明するが、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのうちビジー状態であると判断されるチャネルが存在することもできる。ビジー状態であると判断されるチャネルを介してはCTSフレーム410が送信されない。
APは、チャネルアクセスを実行した第1のチャネルおよびチャネル状態がアイドル状態であると判断された第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してデュプリケート(二重化)(duplicate)物理層プロトコルデータユニット(PHY protocol data unit;PPDU)フォーマット(または、デュプリケートフレームフォーマット)のRTS PPDU(または、RTSフレーム410)を送信することができる。デュプリケート(duplicated)PPDUフォーマットは、複製(コピー、二重化)された(duplicated)フィールドを含むフォーマットである。具体的には、デュプリケートPPDUフォーマットが使われる場合、プライマリチャネル上で送信されるフィールドを複製したフィールドがノンプライマリチャネル上で送信されることができる。
デュプリケートPPDUフォーマットのRTS PPDUは、第1のチャネル上で送信されるRTS PPDUと、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々を介して送信される複製された(duplicated)RTS PPDUと、を含むことができる。第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々を介して送信される複製されたRTS PPDUは、第1のチャネル上で送信されるRTS PPDUを複製したPPDUである。フレーム単位から見ると(の観点では)、第1のチャネル上で送信されるRTSフレームと、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々を介して送信される複製されたRTSフレームと、は、一つのデュプリケートフレームフォーマットのRTSフレーム410で表現されることもできる。即ち、一つのデュプリケートフレームフォーマットのRTSフレーム410は、第1のチャネル上で送信されるRTSフレームと、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネル上で送信される複製されたRTSフレームと、を含むことができる。
図4では、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのチャネル状態が全てアイドルである場合を仮定する。したがって、APは、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネル、第4のチャネル(例えば、80MHz)を介してデュプリケートPPDUフォーマット(または、デュプリケートフレームフォーマット)のRTS PPDU(RTSフレーム410)を送信することができる。
APにより送信されるRTSフレーム410は、CTSフレーム420を送信する複数のSTAを示す識別情報を含むことができる。例えば、RTSフレーム410のRAフィールドは、CTSフレーム420を送信する複数のSTAに対する識別情報(例えば、アソシエーション識別子(Association IDentifier;AID))を含むことができる。図4のような場合、RTSフレーム410のRAフィールドは、STA1のAID1、STA2のAID2、STA3のAID3、STA4のAID4を含むことができる。RTSフレーム410のフォーマット(または、構造)に関しては後述する。
RTSフレーム410を受信したSTA1、STA2、STA3およびSTA4の各々は、RTSフレーム410に対する応答としてCTSフレーム420を送信することができる。STA1、STA2、STA3およびSTA4の各々は、同じデータを含むフィールドで構成されるCTSフレーム420を重複する時間リソース(例えば、RTSフレーム410を受信してSIFS(Short InterFrame Space)後)上でAPに送信することができる。CTSフレーム420は、RTSフレーム410と同様に、デュプリケートPPDUフォーマットを介して、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してAPに送信されることができる。
図4では、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがアイドルである場合を仮定する。STA1に第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのうち特定チャネル(例えば、第3のチャネル)がアイドル状態でない場合、STA1は、第3のチャネルを介してCTSフレームを送信しないこともある。STA1乃至STA4の全てが第3のチャネルを介してCTSフレームを送信しない場合、APは、第3のチャネルを介してCTSフレームを受信することができない。このような場合、APは、ダウンリンクフレームを送信するとき、第3のチャネルを使用しない。即ち、APは、第3のチャネルを除外した第1のチャネル、第2のチャネルおよび第4のチャネルを介してダウンリンクフレームを送信することができる。
以下、APが第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してデュプリケートPPDUフォーマットに含まれる(containing)CTSフレーム420を受信した場合を仮定して説明する。
APは、DL MU OFDMA送信に基づいて、複数のダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム、ダウンリンクPPDU)415、425、435、445の各々を、複数のSTAの各々に割り当てられたサブバンド(または、周波数リソース)を介して複数のSTAの各々に送信することができる。他の表現として、APは、DL MU OFDMA送信のためのPPDUフォーマットを介して、複数のSTAの各々にダウンリンクデータ415、425、435、445を送信することができる。
例えば、APは、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットを使用することによって、STA1に割り当てられた第1のチャネル(または、サブバンド1)を介してSTA1にダウンリンクデータ1 415、STA2に割り当てられた第2のチャネル(または、サブバンド2)を介してSTA2にダウンリンクデータ2 425、STA3に割り当てられた第3のチャネル(または、サブバンド3)を介してSTA3にダウンリンクデータ3 435、STA4に割り当てられた第4のチャネル(または、サブバンド4)を介してSTA4にダウンリンクデータ4 445を送信することができる。即ち、ダウンリンクデータ1 415、ダウンリンクデータ2 425、ダウンリンクデータ3 435、ダウンリンクデータ4 445の各々は、重複する時間リソース上で、APにより、STA1、STA2、STA3およびSTA4の各々に送信されることができる。
具体的には、複数のSTAの各々は、複数のSTAの各々に割り当てられたチャネル(または、サブバンド)に関する情報をダウンリンクPPDUのヘッダを介して取得することができる。DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマット上で特定フィールド(例えば、HE−SIG B)以前のフィールドは、互いに異なる送信リソースの各々でデュプリケートされた形態で送信されることができる。また、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマット上で、特定フィールド(例えば、HE−SIG B)は、全送信リソース上で(on all transmission resources)エンコーディングされた形態で送信され、特定フィールド(例えば、HE−SIG B)以後のフィールドは、PPDUを受信する複数のSTAの各々のための個別情報を含むことができる。このような場合、複数のSTAの各々は、特定フィールドまでは、複数のチャネルをモニタリングしてダウンリンクPPDUを受信し、特定フィールド以後は、複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルを介して送信されるデータをデコーディングして、複数のSTAの各々のためのダウンリンクデータを受信することができる。APによるDL MU OFDMA送信のためのダウンリンクPPDUフォーマットに関しては後述する。
複数のSTAの各々は、ACKフレーム430を、UL MU OFDMA送信に基づいて複数のSTAの各々に割り当てられたサブバンド(または、周波数リソース)を介してAPに送信することができる。例えば、STA1は、第1のチャネルを介してダウンリンクデータ1 415に対する応答であるACKフレーム1を送信し、STA2は、第2のチャネルを介してダウンリンクデータ2 425に対する応答であるACKフレーム2を送信し、STA3は、第3のチャネルを介してダウンリンクデータ3 435に対する応答であるACKフレーム3を送信し、STA4は、第4のチャネルを介してダウンリンクデータ4 445に対する応答であるACKフレーム4を送信することができる。即ち、ACKフレーム1、ACKフレーム2、ACKフレーム3およびACKフレーム4は、重複する時間リソース上でSTA1乃至STA4の各々によりAPに送信されることができる。
周辺STAは、RTSフレーム410および/またはCTSフレーム420を受信し、NAV(Network Allocation Vector)を設定することができる。具体的には、周辺STAは、RTSフレーム410のデュレーションフィールドおよび/またはCTSフレーム420のデュレーションフィールドに基づいてNAVを設定することができる。
前述した場合は、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々が20MHz単位である場合を仮定した。DL MU OFDMAベースのダウンリンクフレームの送信は、20MHzより小さいサブバンドグラニュラリティ(粒度)(granularity)(例えば、5MHz)でも定義されることができる。このような場合、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々も20MHz未満のチャネル帯域(例えば、5MHz)で定義されることができる。このような場合、RTSフレーム410およびCTSフレーム420は、ノンデュプリケート(非二重化)(non-duplicated)PPDUフォーマット(または、ノンデュプリケートフレームフォーマット)に基づいて送信されることができる。ノンデュプリケートPPDUフォーマットは、複製されたフィールドを含まないフォーマットである。即ち、ノンデュプリケートPPDUフォーマットが使われる場合、特定時間にチャネル帯域全体(entire channel band)を介してPPDU上で複製されたフィールドでない一つのフィールドが送信されることができる。
例えば、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々が5MHzである場合、周辺STAのNAV設定のために、RTSフレーム410は、ノンデュプリケートフォーマットのPPDUに含まれて、APにより帯域全体(例えば、20MHz)を介して送信されることができる。同様に、複数のSTAの各々により送信されるCTSフレーム420もノンデュプリケートフォーマットPPDUに含まれて、帯域全体(例えば、20MHz)を介して送信されることもできる。
以下、本発明の実施例において、各チャネルの帯域幅は、20MHz以上または20MHz未満である。
図5は、本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。
図5では、APが、RTSフレーム500およびCTSフレーム510に基づいて媒体保護を実行し、DL MU OFDMA送信に基づいて複数のSTAの各々にダウンリンクデータ515、525、535、545を送信し、ダウンリンクデータ515、525、535の送信のために複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルの帯域幅(の大きさ)が互いに異なる場合に関して開示する。
図5を参照すると、図4で前述したように、APは、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してRTSフレーム500をSTA1、STA2およびSTA3に送信することができる。RTSフレーム500を伝達するRTS PPDUは、デュプリケートフォーマットのPPDUであってもよく、またはノンデュプリケートフォーマットのPPDUであってもよい。例えば、前述したように、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々のチャネル帯域幅によって、RTS PPDUは、デュプリケートフォーマットPPDUまたはノンデュプリケートフォーマットPPDUとして送信されることができる。
STA1、STA2およびSTA3の各々は、RTSフレーム500に対する応答としてCTSフレーム510を第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してAPに送信することができる。同様に、CTS PPDUは、デュプリケートフォーマットPPDUまたはノンデュプリケートフォーマットPPDUとして送信されることができる。APは、CTSフレーム510を受信し、STA1、STA2およびSTA3の各々にダウンリンクPPDUを送信することができる。
APは、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットを使用することによって、STA1に割り当てられた第1のチャネルを介してダウンリンクデータ1 515を、STA2に割り当てられた第2のチャネルを介してダウンリンクデータ2 525を、STA3に割り当てられた第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してダウンリンクデータ3 535を、送信することができる。即ち、ダウンリンクデータ1 515、ダウンリンクデータ2 525およびダウンリンクデータ3 535は、重複する時間リソース上でAPによりSTA1乃至STA3の各々に送信されることができる。各々のサブバンドの大きさが20MHzである場合、STA1およびSTA2の各々は、20MHzのチャネル帯域幅を介してダウンリンクデータ515、525を受信し、STA3は、40MHzのチャネル帯域幅を介してダウンリンクデータ535を受信することができる。各々のサブバンドの大きさが5MHzである場合、STA1およびSTA2の各々は、5MHzのチャネル帯域幅を介してダウンリンクデータ515、525を受信し、STA3は、10MHzのチャネル帯域幅を介してダウンリンクデータ535を受信することができる。
複数のSTAは、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットに基づいて送信されるダウンリンクPPDUのPPDUヘッダに基づいて、複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルに関する情報を取得することができる。複数のSTAの各々は、割り当てられたチャネルを介して複数のSTAの各々に送信される個別の(individual)ダウンリンクデータ515、525、535を受信することができる。
複数のSTAの各々は、ACKフレーム560を、UL MU OFDMA送信に基づいて複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルを介してAPに送信することができる。例えば、STA1は、第1のチャネルを介してダウンリンクデータ1 515に対する応答であるACKフレーム1を送信し、STA2は、サブバンド2を介してダウンリンクデータ2 525に対する応答であるACKフレーム2を送信し、STA3は、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してダウンリンクデータ3 535に対する応答であるACKフレーム3を送信することができる。即ち、ダウンリンクデータ1 515、ダウンリンクデータ2 525およびダウンリンクデータ3 535は、重複する時間リソース上でSTA1乃至STA3の各々によりAPに送信されることができる。即ち、ACKフレーム1、ACKフレーム2およびACKフレーム3は、重複する時間リソース上でSTA1乃至STA3の各々によりAPに送信されることができる。
即ち、複数のSTAの各々に割り当てられたサブバンドの大きさは互い異なり、APは、互いに異なる大きさのサブバンドを介してダウンリンクフレームを複数のSTAの各々に送信することができる。
図6は、本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。
図6では、APがRTSフレーム600およびCTSフレーム620に基づいて媒体保護を実行し、DL MU OFDMA送信を介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ615、625、635を送信し、特定チャネルに干渉が発生した場合(または、特定チャネルがビジーである場合)に関して開示する。
図6を参照すると、図4で前述したように、APは、特定チャネル(例えば、第2のチャネル)に干渉があると判断される場合(または、特定チャネルがビジーであるとセンシング(または、決定)される場合)、特定チャネルを介してRTSフレーム600を送信しない。
APが第2のチャネルがビジーであるとセンシングした場合、APは、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してデュプリケートPPDUフォーマットに基づいてRTSフレーム600を送信することができる。RTSフレーム600のRAフィールドは、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してダウンリンクデータを受信する複数のSTAの各々(または、複数のSTAグループ)に対する識別情報が含まれることができる。図6の場合、RTSフレーム600のRAフィールドは、STA1、STA2およびSTA3の各々に対する識別情報またはSTA1、STA2およびSTA3を含むグループに対する識別情報を含むことができる。
複数のSTAの各々は、RTSフレーム600を受信したチャネルを介してRTSフレーム600に対する応答としてCTSフレーム620を送信することができる。例えば、STA1は、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してRTSフレーム600を受信することができる。STA1は、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがアイドルである場合、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してRTSフレーム600に対する応答としてCTSフレーム620を送信することができる。STA2およびSTA3も同様に、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してRTSフレーム600を受信した場合、第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがアイドルであるかどうかを判断して、RTSフレーム600に対する応答としてCTSフレーム620を送信することができる。CTSフレーム620は、デュプリケートフォーマットである。
以下、APが第1のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルを介してCTSフレーム620を受信した場合を仮定する。
APは、複数のSTAからCTSフレーム620を受信し、CTSフレーム620を受信したチャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータ615、625、635を送信することができる。
具体的には、APは、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットを使用することによって、STA1に割り当てられた第1のチャネルを介してダウンリンクデータ1 615を、STA2に割り当てられた第3のチャネルを介してダウンリンクデータ2 625を、STA3に割り当てられた第4のチャネルを介してダウンリンクデータ3 635を、送信することができる。APは、第2のチャネルを使用しない、または第2のチャネルを介してヌル(無効)(null)データを送信することもできる。
本発明の他の実施例によると、APは、ダウンリンクフレームの送信のために複数のSTAに割り当てられるチャネルが連続チャネルである場合、DL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクデータ625、635を複数のSTAに送信し、APは、ダウンリンクフレームの送信のために特定STAに割り当てられるチャネルが不連続チャネルである場合、単一のSTAのためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクデータ615を特定STAに送信することもできる。図6の場合、APは、第3のチャネルおよび第4のチャネル上ではDL MU OFDMAのためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクデータ2 625およびダウンリンクデータ3 635をSTA2およびSTA3に送信し、第1のチャネル上では単一STAのためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクデータ1 615をSTA1に送信することができる。
ダウンリンクデータ615、625、635を受信した複数のSTAの各々は、ダウンリンクデータ615、625、635に対するACKフレーム660をUL MU OFDMAに基づいてAPに送信することができる。
図4乃至図6では、CTSフレームがノンデュプリケートフォーマットまたはデュプリケートフォーマットに基づいて送信される場合を仮定した。しかし、CTSフレームは、RTSフレームに基づいて複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルを介して、複数のSTAの各々により送信されることができる。例えば、RTSフレームのRAフィールドは、STA1のCTSフレームの送信のためのチャネルを第1のチャネル、STA2のCTSフレームの送信のためのチャネルを第2のチャネル、STA3のCTSフレームの送信のためのチャネルを第3のチャネル、STA4のCTSフレームの送信のためのチャネルを第4のチャネルとして示すことができる。このような場合、STA1は、RTSフレームに対する応答として第1のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA2は、RTSフレームに対する応答として第2のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA3は、RTSフレームに対する応答として第3のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA4は、RTSフレームに対する応答として第1のチャネルを介してCTSフレームを送信することができる。
図7は、本発明の実施例に係るRTSフレームを示す概念図である。
図7を参照すると、RTSフレームは、フレーム制御(Frame Control)フィールド700、デュレーション(Duration)(所要時間)フィールド710、RA(Receiver Address)(受信側アドレス)フィールド720、TA(Transmitter Address)(送信側アドレス)フィールド730およびFCS(Frame Check Sequence)(フレームチェックシーケンス)フィールド740を含むことができる。
フレーム制御フィールド700は、RTSフレームを示すための情報を含むことができる。
デュレーションフィールド710は、CTSフレーム、ダウンリンクPPDU、ACKフレームの送信のためのデュレーション情報を含むことができる。
RAフィールド720は、RTSフレームを受信し、CTSフレームを介して応答する(または、DL MU送信に基づいて送信されるダウンリンクデータを受信する)複数のSTAの各々の識別情報または複数のSTAを含むグループの識別情報を含むことができる。また、RAフィールド720は、複数のSTAの各々にCTSフレームの送信のために割り当てられたチャネルに関する情報をさらに含むこともできる。RTSフレームを受信し、CTSフレームを介して応答する(または、DL MU送信に基づいて送信されるダウンリンクデータを受信する)複数のSTAの各々をターゲットSTAという用語で表現する。
RAフィールド720に4個のターゲットSTAに対する識別情報および帯域幅情報が含まれる場合、RAフィールド720は、サブRAフィールド1 750、サブRAフィールド2 760、サブRAフィールド3 770、サブRAフィールド4 780を含むことができる。各サブRAフィールド750、760、770、780は、ターゲットSTAの識別情報769およびターゲットSTAにCTSフレームを送信するために使われるチャネル帯域幅に関する情報763を含むことができる。RAフィールド720に含まれる各サブRAフィールド750、760、770、780の順序およびチャネル帯域幅に関する情報を考慮してターゲットSTAのCTSフレームの送信のためのチャネルが決定されることができる。
例えば、サブRAフィールド1 750がSTA1の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含み、サブRAフィールド2 760がSTA2の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含み、サブRAフィールド3 770がSTA3の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含み、サブRAフィールド4 780がSTA4の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含むことができる。このような場合、CTSフレームの送信のために、順次、STA1は第1のチャネル、STA2は第2のチャネル、STA3は第3のチャネル、STA4は第4のチャネルの割当を受けることができる。
他の例として、RAフィールドが4個のサブRAフィールドを含み、3個のサブRAフィールドは有効な情報を含み、1個のサブRAフィールドはヌルデータを含むこともできる。具体的には、サブRAフィールド1 750がSTA1の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含み、サブRAフィールド2 760がSTA2の識別情報および40MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含み、サブRAフィールド3 770がSTA3の識別情報および20MHzのチャネル帯域幅を示す情報を含むことができる。サブRAフィールド4 780は、ヌルデータ(null data)(例えば、ビット値が0であるデータシーケンス)を含むことができる。このような場合、CTSフレームの送信のために、順次、STA1は第1のチャネル、STA2は第2のチャネルおよび第3のチャネル、STA3は第4のチャネルの割当を受けることができる。
STAは、RTSフレームの受信後、既存のレガシRTSフレームフォーマットをデコーディングする方法によりRAフィールド720をデコーディングし、デコーディングに失敗する場合、本発明の実施例に係る複数のサブRAフィールド750、760、770、780を含むRAフィールド720の構造を考慮してデコーディングを実行することができる。
TAフィールド730は、RTSフレームを送信するAPのアドレスを含むことができる。
FCSフィールド740は、フレームの有効性(validity)の確認のための情報を含むことができる。
図8は、本発明の実施例に係るRTSフレームのサブRAフィールドを示す概念図である。
図8では、サブRAフィールドに12ビットが割り当てられる場合におけるターゲットSTAに対する識別情報および帯域幅情報に関して具体的に開示する。
図8の上段を参照すると、帯域幅情報800に2ビットが割り当てられ、ターゲットSTAに対する識別情報810に10ビットが割り当てられることができる。2ビットの帯域幅情報800が‘00’である場合は20MHzを示し、2ビットの帯域幅情報800が‘01’である場合は40MHzを示し、2ビットの帯域幅情報800が‘10’である場合は60MHzを示し、2ビットの帯域幅情報800が‘11’である場合は80MHzを示すことができる。ターゲットSTAに対する識別情報810に10ビットが割り当てられた場合、10ビットは、ターゲットSTAの識別情報(AID)を示すことができる。10ビットのターゲットSTAの識別情報810は、1〜1023のうち一つのAIDを示すことができる。
図8の中段を参照すると、帯域幅情報820に1ビットが割り当てられ、ターゲットSTAに対する識別情報830に11ビットが割り当てられることができる。1ビットの帯域幅情報820が‘0’である場合は20MHzを示し、1ビットの帯域幅情報820が‘1’である場合は40MHzを示すことができる。ターゲットSTAに対する識別情報830に11ビットが割り当てられた場合、11ビットは、ターゲットSTAの識別情報(AID)を示すことができる。11ビットのターゲットSTAの識別情報830は、1〜2007のうち一つのAIDを示すことができる。2008〜2047に対応されるAIDは、使われずにリザーブ(保存)される(reserved)ことができる。
図8の下段を参照すると、ターゲットSTAに対する識別情報840のみで12ビットが割り当てられることができる。12ビットのターゲットSTAに対する識別情報840は、1〜2007のうち一つのAIDを示すことができる。2008〜4095に対応されるAIDは、使われずにリザーブされることができる。
図9は、本発明の実施例に係るRTSフレームのフォーマットを示す概念図である。
図9では、RTSフレームのRAフィールドが4個のサブRAフィールドを含み、4個のサブRAフィールドの各々は、4個のターゲットSTAの各々に対する識別情報および帯域幅情報を含む場合に関して開示する。
図9を参照すると、RAフィールドは、サブRAフィールド1 915、サブRAフィールド2 925、サブRAフィールド3 935、サブRAフィールド4 945を順次含むことができる。
サブRAフィールド1 915は、STA1 910を示す識別情報(‘132’)とSTA1 910のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。サブRAフィールド2 925は、STA2 920を示す識別情報(‘56’)とSTA2 920のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。サブRAフィールド3 935は、STA3 930を示す識別情報(‘367’)とSTA3 930のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。サブRAフィールド4 945は、STA4 940を示す識別情報(‘6’)とSTA4 940のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。前述したように、帯域幅情報‘00’は、20MHzの帯域幅を示すことができる。
STA1 910は、20MHzの第1のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA2 920は、20MHzの第2のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA3 930は、20MHzの第3のチャネルを介してCTSフレームを送信し、STA4 940は、20MHzの第4のチャネルを介してCTSフレームを送信することができる。
APは、CTSフレームを受信し、CTSフレームに対する応答としてダウンリンクデータをSTA1 910、STA2 920、STA3 930およびSTA4 940の各々に送信することができる。
STA1 910、STA2 920、STA3 930およびSTA4 940の各々は、ダウンリンクデータフレームを受信し、ダウンリンクフレームに対する応答としてACKフレームを送信することができる。
即ち、無線LANにおいて、データユニットを送信するために、APは、複数のチャネルを介して媒体保護のためのRTSフレームを複数のSTAに送信し、APが複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介してRTSフレームに対する応答としてCTSフレームを受信することができる。第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。また、APは、重複する時間リソース上でOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)に基づいて、上記複数のSTAの各々に第2の割当チャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信することができる。第2の割当チャネルは、RTSフレームが送信された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。第2の割当チャネルは、ダウンリンクデータを伝達するダウンリンクPPDUのPPDUヘッダに含まれているチャネル割当情報に基づいて決定されることができる。
RTSフレームが送信される複数のチャネルの各々の帯域幅は、20MHzであり、RTSフレームは、複数のチャネルを介してデュプリケートフォーマットPPDUに含まれて送信されることができる。他の例として、RTSフレームが送信される複数のチャネルの各々の帯域幅は、5MHzであり、複数のチャネルの数は、4個であり、RTSフレームは、複数のチャネルを介してノンデュプリケートフォーマットPPDUに含まれて送信されることもできる。
図10は、本発明の実施例に係るRTSフレームのフォーマットを示す概念図である。
図10では、APが3個のターゲットSTAにRTSフレームを送信する場合に関して開示する。RTSフレームのRAフィールドが4個のサブRAフィールドを含み、4個のサブRAフィールドのうち、3個のサブRAフィールドの各々は、3個のターゲットSTAの各々に対する識別情報および帯域幅情報を含み、残り一つのサブRAフィールドは、ヌルデータ(例えば、ビット値0)を含むことができる。
図10を参照すると、サブRAフィールド1 1015は、STA1 1010を示す識別子情報(‘132’)とSTA1 1010のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。サブRAフィールド2 1025は、STA2 1020を示す識別子情報(‘56’)とSTA2 1020のための帯域幅情報(‘00’)とを含むことができる。サブRAフィールド3 1035は、STA3 1030を示す識別子情報(‘367’)とSTA3 1030のための帯域幅情報(‘01’)とを含むことができる。前述したように、帯域幅情報‘00’は、20MHzの帯域幅を示し、帯域幅情報‘01’は、40MHzの帯域幅を示すことができる。サブRAフィールド4 1045は、ターゲットSTAに対する識別情報としてヌルデータ(例えば、ビット値が0であるビットシーケンス)を含むことができる。
STA1 1010は、サブRAフィールド1 1015に基づいて第1のチャネルの割当を受けて、第1のチャネル上でCTSフレームを送信することができる。STA2 1020は、サブRAフィールド2 1025に基づいて第2のチャネルの割当を受けて、第2のチャネル上でCTSフレームを送信することができる。STA3 1030は、サブRAフィールド3 1035に基づいて第3のチャネルおよび第4のチャネルの割当を受けて、第3のチャネルおよび第4のチャネル上でCTSフレームを送信することができる。
図11は、本発明の実施例に係る無線LANでOFDMAベースの通信を実行するときの媒体保護方法を示す概念図である。
図11では、APが複数のRTSフレームの各々を複数のチャネルの各々を介して送信する方法を開示する。
図11を参照すると、APは、複数のチャネルの各々を介して複数のSTAの各々に複数のRTSフレーム1110、1120、1130、1140の各々を送信することができる。複数のチャネルの各々を介して複数のSTAの各々に送信される複数のRTSフレーム1110、1120、1130、1140の各々は、互いに異なるRTSフレームである。即ち、RTSフレームに含まれているデータは、互い異なる。
例えば、APは、DL MU OFDMA送信に基づいて、第1のチャネルを介してRTSフレーム1 1110をSTA1に送信し、第2のチャネルを介してRTSフレーム2 1120をSTA2に送信し、第3のチャネルを介してRTSフレーム3 1130をSTA3に送信し、第4のチャネルを介してRTSフレーム4 1140をSTA4に送信することができる。RTSフレーム1 1110のRAフィールドは、RTSフレーム1 1110を受信するSTA1の識別情報を含むことができる。RTSフレーム2 1120のRAフィールドは、RTSフレーム2 1120を受信するSTA2の識別情報を含むことができる。RTSフレーム3 1130のRAフィールドは、RTSフレーム1 1130を受信するSTA3の識別情報を含むことができる。RTSフレーム4 1140のRAフィールドは、RTSフレーム4 1140を受信するSTA4の識別情報を含むことができる。
または、デュプリケートフォーマットPPDUのRTS PPDUを送信する方法と同様に、APは、設定された第1のチャネルに対してチャネルアクセスのためのバックオフ(back-off)手順を実行することができる。具体的には、APは、第1のチャネルでバックオフ手順を介してTXOP初期アクセスを実行することができる。APは、バックオフタイマが満了する(expire)以前のPIFS(PCF (Point Coordination Function) InterFrame Space)区間で、第2のチャネル乃至第4のチャネルのチャネル状態を確認することができる。即ち、APは、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがアイドル(idle)かまたはビジー(busy)かを決定するために、TXOP以前のPIFSの間に、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルのチャネル状態を判断することができる。第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルがPIFSの間に、アイドル(idle)である場合、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネルおよび第4のチャネルの各々を介してRTSフレーム1 1110、RTSフレーム2 1120、RTSフレーム3 1130およびRTSフレーム4 1140の各々を送信することができる。
APがDL MU OFDMA送信に基づいてRTSフレーム1110、1120、1130、1140を送信する場合、APは、DL MU OFDMA送信のためのダウンリンクPPDUフォーマットを介して複数のSTAの各々にRTSフレーム1110、1120、1130、1140を送信することができる。複数のSTAの各々は、PPDUヘッダをデコーディングして複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルに関する情報を取得することができる。複数のSTAの各々は、複数のSTAの各々に割り当てられたチャネルを介して、RTSフレーム1110、1120、1130、1140を受信することができる。
複数のRTSフレーム1110、1120、1130、1140の各々を受信した複数のSTAの各々は、APにCTSフレーム1113、1123、1133、1143を送信することができる。複数のSTAの各々は、RTSフレーム1110、1120、1130、1140を受信したチャネルを介して、CTSフレーム1113、1123、1133、1143をAPに送信することができる。
複数のSTAからCTSフレーム1113、1123、1133、1143を受信したAPは、複数のSTAの各々にダウンリンクデータ1116、1126、1136、1146を送信することができる。
図12は、本発明の実施例に係る無線LANシステム間干渉を防止するための方法に関して開示する。
図12では、本発明の実施例に係るDL MU OFDMA送信およびUL MU OFDMA送信をサポートする無線LANシステムと本発明の実施例に係るDL MU OFDMA送信およびUL MU OFDMA送信をサポートしないレガシ無線LANシステムとの間の干渉を防止するための方法が開示される。
以下、APおよびSTAは、DL MU OFDMA送信およびUL MU OFDMA送信をサポートする無線LANシステムで動作するAPおよびSTAを示し、レガシAPおよびレガシSTAは、DL MU OFDMA送信およびUL MU OFDMA送信をサポートしないレガシ無線LANシステムで動作するAPおよびSTAを示すことができる。
図12を参照すると、APは、設定された第1のチャネル(プライマリチャネル)1210に対してチャネルアクセスのためのバックオフ(back-off)手順を実行することができる。具体的には、APは、第1のチャネル1210でバックオフ手順を介してTXOP初期アクセスを実行することができる。APは、バックオフタイマが満了する(expire)以前のPIFS(PCF (Point Coordination Function) InterFrame Space)区間で、第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル(セカンダリチャネル)1240のチャネル状態を確認することができる。
APのセカンダリチャネル(第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル1240)とレガシAPまたはレガシSTAのセカンダリチャネル1230、1240とは重複することができる。このような場合、APは、レガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250までチャネル状態を確認してチャネル状態がアイドルである場合、レガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250を介してRTSフレームを送信することができる。
具体的には、APは、干渉の可能性を有するBSSに含まれるレガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250およびセカンダリチャネル1230、1240に関する情報を知っている。APは、RTSフレームの送信のために使用するセカンダリチャネル1220、1230、1240が、レガシAPまたはレガシSTAのセカンダリチャネル1230、1240と重複するかどうかを判断できる。RTSフレームの送信のために使用するセカンダリチャネル1220、1230、1240がレガシAPまたはレガシSTAのセカンダリチャネル1230、1240と重複する場合、APは、レガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250がアイドルかどうかを判断してRTSフレームを送信することができる。
APは、レガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250を追加チャネルとして使用して、DL MU OFDMA送信に基づいてダウンリンクフレームを送信することもできる。以下、本発明の実施例では、APがレガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250をDL MU OFDMAベースのダウンリンクフレームの送信のための追加チャネルとして使用しない場合を仮定して説明する。以下、APによりRTSフレームが送信されるレガシAPまたはレガシSTAのプライマリチャネル1250は、追加セカンダリチャネルという用語で表現できる。
APは、プライマリチャネルである第1のチャネル1210、およびセカンダリチャネルである第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル1240、並びに追加セカンダリチャネルである第5のチャネル1250を介してRTSフレームを送信することができる。
APは、第1のチャネル1210、第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル1240のみをCTSフレームの送信のためのチャネルとして割り当てることができ、第1のチャネル1210、第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル1240を介して、CTSフレームを複数のSTAの各々から受信することができる。即ち、第5のチャネル1250を介してCTSフレームが送信されない。
APは、第1のチャネル1210、第2のチャネル1220、第3のチャネル1230および第4のチャネル1240を介して、複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信することができる。
APは、第5のチャネル1250を介してヌルデータを送信することができ、レガシSTAまたはレガシAPは、ヌルデータを送信するPPDUのヘッダに基づいてNAVを設定することができる。このような方法を使用することによって、レガシ無線LANシステム上で動作するレガシSTAまたはレガシAPによる干渉が防止されることができる。
図13は、本発明の実施例に係るフレームの送信のためのPPDUフォーマットを示す概念図である。
図13では、本発明の実施例に係るPPDUフォーマットに関して開示する。図13で開示されるPPDUフォーマットは、UL MU OFDMA送信に基づいて送信されるACKフレームおよびDL MU OFDMA送信に基づいて送信されるダウンリンクデータの送信のために使われることができる。
例えば、図13の上段および中段に開示されたPPDUフォーマットは、UL MU OFDMA送信に基づいて送信されるACKフレームを伝達(carrying)するために使われ、図13の下段に開示されたPPDUフォーマットは、DL MU OFDMA送信に基づいて送信される複数のSTAの各々のためのダウンリンクデータを伝達するために使われることができる。
図13に開示されたPPDUフォーマットは、RTSフレームおよびCTSフレームがDL MU OFDMAまたはUL MU OFDMAに基づいて送信される場合に使われることもできる。例えば、RTSフレームがAPによりDL MU OFDMAに基づいて送信される場合、図13の下段に開示されたPPDUフォーマットがRTSフレームを伝達するのに使用されることができる。他の例として、CTSフレームが複数のSTAによりUL MU OFDMAに基づいて送信される場合、図13の上段または中段に開示されたPPDUフォーマットがCTSフレームを伝達するのに使用されることができる。
図13の上段を参照すると、ダウンリンクPPDUのPHYヘッダは、L−STF(legacy-short training field)、L−LTF(Legacy-Long Training Field)、L−SIG(Legacy-SIGnal)、HE−SIG A(High Efficiency-SIGnal A)、HE−STF(High Efficiency-Short Training Field)、HE−LTF(High Efficiency-Long Training Field)、HE−SIG B(High Efficiency-SIGnal-B)を含むことができる。PHYヘッダにおいて、L−SIGまでのレガシ部分(legacy part)と、L−SIG以後のHE(High Efficiency)部分(HE part)と、に区分されることができる。
L−STF1300は、ショート(短い)トレーニングOFDMシンボル(short training Orthogonal Frequency Division Multiplexing symbol)を含むことができる。L−STF1300は、フレーム検出(探知)(frame detection)、AGC(Automatic Gain Control)、ダイバーシチ検出(diversity detection)、周波数/時間粗同期(coarse frequency/time synchronization)のために使われることができる。
L−LTF1310は、ロング(長い)トレーニングOFDMシンボル(long training orthogonal frequency division Multiplexing symbol)を含むことができる。L−LTF1310は、周波数/時間微同期(fine frequency/time synchronization)およびチャネル予測のために使われることができる。
L−SIG1320は、制御情報を送信するために使われることができる。L−SIG1320は、データ送信レート(率)(rate)、データの長さ(length)に関する情報を含むことができる。前述したように、レガシSTAは、L−SIGに含まれる情報に基づいてNAVを設定することもできる。
HE−SIG A1330は、PPDUを受信するSTAを示すための情報を含むこともできる。例えば、HE−SIG A1330は、PPDUを受信する特定STA(または、AP)の識別子、特定STAのグループを示すための情報を含むことができる。また、HE−SIG A1430は、PPDUがOFDMAまたはMIMOに基づいて送信される場合、STAに対するリソース割当情報も含まれることができる。
また、HE−SIG A1330は、BSS識別情報のためのカラービット(color bits)情報、帯域幅(bandwidth)情報、テールビット(tail bit)、CRCビット、HE−SIG B1360に対するMCS(Modulation and Coding Scheme)情報、HE−SIG B1460のためのシンボル数情報、CP(Cyclic Prefix)(または、GI(Guard Interval))の長さ情報を含むこともできる。
HE−STF1340は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)環境またはOFDMA環境で自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使われることができる。
HE−LTF1350は、MIMO環境またはOFDMA環境でチャネルを推定するために使われることができる。
HE−SIG B1360は、各STAに対するPSDU(Physical layer service data unit)の長さおよびMCSに関する情報、テールビットなどを含むことができる。また、HE−SIG B1360は、PPDUを受信するSTAに関する情報、OFDMAベースのリソース割当(resource allocation)情報(または、MU−MIMO情報)を含むこともできる。HE−SIG B1360にOFDMAベースのリソース割当情報(または、MU−MIMO関連情報)が含まれる場合、HE−SIG A1330にはリソース割当情報が含まれないこともある。
HE−STF1340およびHE−STF1340以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさとHE−STF1340以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさとは、互い異なる。例えば、HE−STF1340およびHE−STF1340以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1340以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさより4倍大きい。STAは、HE−SIG A1330を受信し、HE−SIG A1330に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けることができる。このような場合、STAは、HE−STF1340およびHE−STF1340以後のフィールドから変更されたFFTサイズに基づいてデコーディングを実行することができる。これに対し、STAがHE−SIG A1330に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けていない場合、STAは、デコーディングを中断し、NAV(Network Allocation Vector)を設定することができる。HE−STF1340のCP(Cyclic Prefix)は、他のフィールドのCPより大きい大きさを有することができ、このようなCP区間の間に、STAは、FFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図13の上段に開示されたPPDUのフォーマットを構成するフィールドの順序は、変えることもできる。例えば、図13の中段に開示されたように、HE部分のHE−SIG B1315がHE−SIG A1305の直後に位置することもできる。STAは、HE−SIG A1305およびHE−SIG B1315までデコーディングし、必要な制御情報を受信し、NAVを設定することができる。同様に、HE−STF1325およびHE−STF1325以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1325以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさと異なる。
STAは、HE−SIG A1305およびHE−SIG B1315を受信することができる。HE−SIG A1305に基づいてPPDUの受信が指示される場合、STAは、HE−STF1325からはFFTサイズを変化させてPPDUに対するデコーディングを実行することができる。これに対し、STAは、HE−SIG A1305を受信し、HE−SIG A1305に基づいてダウンリンクPPDUの受信が指示されない場合、NAV(Network Allocation Vector)を設定することができる。
図13の下段を参照すると、DL MU OFDMA送信のためのPPDUフォーマットが開示される。本発明の実施例によると、APは、DL MU OFDMA送信のためのPPDUフォーマットを使用してダウンリンクフレームまたはダウンリンクPPDUを複数のSTAに送信することができる。複数のダウンリンクPPDUの各々は、互いに異なる送信リソース(周波数リソースまたは空間ストリーム)を介して複数のSTAの各々に送信されることができる。PPDU上でHE−SIG B1345以前のフィールドは、互いに異なる送信リソースの各々でデュプリケートされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1345は、全送信リソース上でエンコーディングされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1345以後のフィールドは、PPDUを受信する複数のSTAの各々のための個別情報を含むことができる。
例えば、HE−SIG A1335は、ダウンリンクデータを受信する複数のSTAに対する識別情報および複数のSTAのダウンリンクデータが送信されるチャネルに関する情報を含むことができる。他の例として、HE−SIG A1335は、RTSフレームを受信する複数のSTAに対する識別情報および複数のSTAのRTSフレームが送信されるチャネルに関する情報を含むことができる。
PPDUに含まれるフィールドが送信リソースの各々を介して各々送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがPPDUに含まれることができる。これに対し、PPDUに含まれる特定フィールドが全送信リソース上でエンコーディングされて送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがPPDUに含まれないこともある。したがって、CRCに対するオーバーヘッドが減少されることができる。
DL MU送信のためのPPDUフォーマットも同様に、HE−STF1355およびHE−STF1355以後のフィールドは、HE−STF1355以前のフィールドと異なるIFFTサイズに基づいてエンコーディングされることができる。したがって、STAは、HE−SIG A1335およびHE−SIG B1345を受信し、HE−SIG A1335に基づいてPPDUの受信指示を受けた場合、HE−STF1355からはFFTサイズを変化させてPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図14は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図14を参照すると、無線装置1400は、前述した実施例を具現することができるSTAであって、AP1400または非AP STA(non-AP STAtion)(または、STA)1450である。
AP1400は、プロセッサ1410、メモリ1420およびRF部(Radio Frequency Unit)1430を含む。
RF部1430は、プロセッサ1410と接続して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1410は、本発明で提案された機能、過程および/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1410は、前述した本発明の実施例に係るAPの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図13の実施例で開示したAPの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1410は、複数のチャネルを介して媒体保護のためのRTSフレームを複数のSTAに送信し、複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介して上記RTSフレームに対する応答としてCTS(Clear To Send)フレームを受信し、重複する時間リソース上でOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)に基づいて複数のSTAの各々に第2の割当チャネルを介して複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信するように具現されることができる。第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルであり、第2の割当チャネルは、上記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。RTSフレームは、複数のSTAの各々を示す識別情報および第1の割当チャネルを決定するための帯域幅情報を含むことができる。
STA1450は、プロセッサ1460、メモリ1470およびRF部(Radio Frequency unit)1480を含む。
RF部1480は、プロセッサ1460と接続して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1460は、本発明で提案された機能、過程および/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1460は、前述した本発明の実施例に係るSTAの動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図1乃至図13の実施例におけるSTAの動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1460は、媒体保護のためのRTSフレームを受信し、第1の割当チャネルを介してRTSフレームに対する応答としてCTSフレームを送信するように具現されることができる。第1の割当チャネルは、RTSフレームに基づいて決定された複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。また、プロセッサ1460は、重複する時間リソース上でOFDMAに基づいて第2の割当チャネルを介して送信されるダウンリンクデータを受信するように具現されることができる。第2の割当チャネルは、上記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである。RTSフレームは、複数のSTAの各々を示す識別情報および第1の割当チャネルを決定するための帯域幅情報を含むことができる。
プロセッサ1410、1460は、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置および/またはベースバンド信号および無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1420、1470は、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、記憶(格納)(storage)媒体および/または他の記憶装置を含むことができる。RF部1430、1480は、無線信号を送信および/または受信する一つまたは複数のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される場合、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ1420、1470に記憶され、プロセッサ1410、1460により実行されることができる。メモリ1420、1470は、プロセッサ1410、1460の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ1410、1460と接続されることができる。

Claims (10)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)においてフレームを送信する方法であって、
    アクセスポイント(AP)が、複数のチャネルを介して媒体保護のための送信要求(RTS)フレームを複数のステーション(STA)に送信するステップと、
    前記APが、前記複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介して前記RTSフレームに対する応答として送信許可(CTS)フレームを受信するステップであって、前記第1の割当チャネルは、前記RTSフレームに基づいて決定された前記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、
    前記APが、重複する時間リソース上で直交周波数分割多元接続(OFDMA)に基づいて第2の割当チャネルを介して前記複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信するステップであって、前記第2の割当チャネルは、前記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、ステップと、を有する、方法。
  2. 前記RTSフレームは、前記複数のSTAの各々を示す識別情報および前記第1の割当チャネルを決定するための帯域幅情報を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の割当チャネルは、前記ダウンリンクデータを伝達するダウンリンク物理層コンバージェンスプロシージャプロトコルデータユニット(PPDU)のPPDUヘッダに有されているチャネル割当情報に基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数のチャネルの各々の帯域幅は、20MHzであり、
    前記RTSフレームは、前記複数のチャネルを介してデュプリケートフォーマット物理層プロトコルデータユニット(PPDU)に有されて送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のチャネルの各々の帯域幅は、5MHzであり、
    前記複数のチャネルの数は、4であり、
    前記RTSフレームは、前記複数のチャネルを介してノンデュプリケートフォーマットPPDUに有されて送信される、請求項1に記載の方法。
  6. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)においてフレームを送信するアクセスポイント(AP)であって、
    無線信号を送信または受信するために構成される無線周波(RF)部と、
    前記RF部と動作可能に接続されたプロセッサと、を有し、
    前記プロセッサは、
    複数のチャネルを介して媒体保護のための送信要求(RTS)フレームを複数のステーション(STA)に送信し、
    前記複数のSTAの各々から第1の割当チャネルを介して前記RTSフレームに対する応答として送信許可(CTS)フレームを受信し、
    重複する時間リソース上で直交周波数分割多元接続(OFDMA)に基づいて第2の割当チャネルを介して前記複数のSTAの各々にダウンリンクデータを送信するように構成され、
    前記第1の割当チャネルは、前記RTSフレームに基づいて決定された前記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルであり、
    前記第2の割当チャネルは、前記複数のチャネルのうち少なくとも一つのチャネルである、AP。
  7. 前記RTSフレームは、前記複数のSTAの各々を示す識別情報および前記第1の割当チャネルを決定するための帯域幅情報を有する、請求項6に記載のAP。
  8. 前記第2の割当チャネルは、前記ダウンリンクデータを伝達するダウンリンク物理層コンバージェンスプロシージャプロトコルデータユニット(PPDU)のPPDUヘッダに有されているチャネル割当情報に基づいて決定される、請求項6に記載のAP。
  9. 前記複数のチャネルの各々の帯域幅は、20MHzであり、
    前記RTSフレームは、前記複数のチャネルを介してデュプリケートフォーマット物理層プロトコルデータユニット(PPDU)に有されて送信される、請求項1に記載のAP。
  10. 前記複数のチャネルの各々の帯域幅は、5MHzであり、
    前記複数のチャネルの数は、4であり、
    前記RTSフレームは、前記複数のチャネルを介してノンデュプリケートフォーマットPPDUに有されて送信される、請求項6に記載のAP。
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