複数のデバイス間でワイヤレスに通信される情報の量と複雑さは増加し続けているので、物理レイヤ制御信号に必要なオーバーヘッド帯域幅は、少なくとも線形に増加し続けている。物理レイヤ制御情報を伝達するために利用されるビット数は、必要なオーバーヘッドのかなりの部分になっている。したがって、限られた通信リソースの場合、特に、複数のタイプのトラフィックがアクセスポイントから複数の端末に同時に送信されているとき、この物理レイヤ制御情報を伝達するために必要なビット数を低減することが望ましい。たとえば、アクセスポイントが複数の端末にダウンリンク通信を送信するとき、すべての送信のダウンリンクを制御するために必要なビット数を最小化することが望ましい。したがって、複数の端末との間で送信するための改善されたプロトコルの必要性が存在する。
添付の特許請求の範囲内のシステム、方法、およびデバイスの種々の実施態様はそれぞれ、いくつかの態様を有し、そのどの態様も、本明細書において説明される所望の属性をそれだけで果たすことはない。本明細書では、添付の特許請求の範囲を限定することなく、いくつかの顕著な特徴が説明される。
本明細書において説明される主題の1つまたは複数の実施態様の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載される。他の特徴、態様および利点は、説明、図面および特許請求の範囲から明らかになり得る。以下の図の相対寸法は、縮尺通りには描かれていない場合があることに留意されたい。
本開示の一態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。方法は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを、アクセスポイントにおいて生成するステップを含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。方法は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスにメッセージを送信するステップをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、方法は、固定された最小割振りサイズを決定するステップをさらに含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、ワイヤレス通信のために構成された装置を提供する。装置は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを生成するように構成されたプロセッサを含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。装置は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスにメッセージを送信するように構成された送信機をさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、プロセッサは、固定された最小割振りサイズを決定するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを生成するための手段を含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。装置は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスにメッセージを送信するための手段をさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、装置は、固定された最小割振りサイズを決定するための手段をさらに含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。媒体は、実行されたときに装置に、少なくとも1つのチャネル上の送信に対するメッセージを生成させるコードを含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。媒体は、実行されたときに装置に、1つまたは複数のワイヤレスデバイスにメッセージを送信させるコードをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、固定された最小割振りサイズを決定させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、ワイヤレス通信の別の方法を提供する。方法は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを、ワイヤレスデバイスにおいて受信するステップを含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。方法は、メッセージに基づいてチャネル割当てを決定するステップをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、方法は、固定された最小割振りサイズを決定するステップをさらに含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、ワイヤレス通信のために構成された別の装置を提供する。装置は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを受信するように構成された受信機を含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。装置は、メッセージに基づいてチャネル割当てを決定するように構成されたプロセッサをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、プロセッサは、固定された最小割振りサイズを決定するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、ワイヤレス通信のための別の装置を提供する。装置は、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを受信するための手段を含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。装置は、メッセージに基づいてチャネル割当てを決定するための手段をさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、装置は、固定された最小割振りサイズを決定するための手段をさらに含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
別の態様は、別の非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。媒体は、実行されたときに装置に、少なくとも1つのチャネル上のメッセージを受信させるコードを含む。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。媒体は、実行されたときに装置に、メッセージに基づいてチャネル割当てを決定させるコードをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、固定された最小割振りサイズを決定させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。
本開示の一態様は、第1の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第1の部分と、第2の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第2の部分とを含むパケットをワイヤレスに通信する方法を提供する。方法は、第1の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第1の信号フィールドを、アクセスポイントにおいて生成するステップを含む。方法は、第2の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するステップをさらに含む。方法は、第1の送信タイプの各チャネル上で複製される第1の信号フィールドと、第2の送信タイプの各チャネル上で複製される第2の信号フィールドとを一緒に送信するステップをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがOFDMAを含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでよく、第2の送信タイプがMU-MIMOを含んでもよい。
様々な実施形態では、方法は、第1の信号フィールドの長さを示す第3の信号フィールドを生成するステップをさらに含んでもよい。方法は、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドに先行して、第1の送信タイプの各チャネル上および第2の送信タイプの各チャネル上で複製された第3の信号フィールドを送信するステップをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、パケットは、たかだか2つのゾーンしか含み得ない。様々な実施形態では、パケットは、たった1つのゾーンしか含み得ず、第1の技術タイプおよび第2の技術タイプは、同じ技術タイプを含む。様々な実施形態では、少なくとも1つのチャネル割当てが、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含んでよい。
様々な実施形態では、方法は、クリアチャネル評価に基づいてチャネル割当てを決定するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、ゾーンを形成する、同じ送信タイプの複数のチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるステップをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドのうちの少なくとも1つは、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズの表示を含む。様々な実施形態では、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズは、OFDMAゾーンの帯域幅に暗黙的に基づく。
別の態様は、第1の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第1の部分と、第2の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第2の部分とを含むパケットをワイヤレスに通信するように構成されたデバイスを提供する。デバイスは、第1の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第1の信号フィールドを生成するように構成されたプロセッサを含む。プロセッサは、第2の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するようにさらに構成される。デバイスは、第1の送信タイプの各チャネル上で複製される第1の信号フィールドと、第2の送信タイプの各チャネル上で複製される第2の信号フィールドとを一緒に送信するように構成された送信機をさらに含む。
様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがOFDMAを含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでよく、第2の送信タイプがMU-MIMOを含んでもよい。
様々な実施形態では、プロセッサは、第1の信号フィールドの長さを示す第3の信号フィールドを生成するようにさらに構成されてよい。送信機は、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドに先行して、第1の送信タイプの各チャネル上および第2の送信タイプの各チャネル上で複製された第3の信号フィールドを送信するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、パケットは、たかだか2つのゾーンしか含み得ない。様々な実施形態では、パケットは、たった1つのゾーンしか含み得ず、第1の技術タイプおよび第2の技術タイプは、同じ技術タイプを含む。様々な実施形態では、少なくとも1つのチャネル割当てが、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含んでよい。
様々な実施形態では、プロセッサは、クリアチャネル評価に基づいてチャネル割当てを決定するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、プロセッサは、ゾーンを形成する、同じ送信タイプの複数のチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドのうちの少なくとも1つは、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズの表示を含む。様々な実施形態では、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズは、OFDMAゾーンの帯域幅に暗黙的に基づく。
別の態様は、第1の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第1の部分と、第2の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信に対する第2の部分とを含むパケットをワイヤレスに通信するための装置を提供する。装置は、第1の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第1の信号フィールドを、アクセスポイントにおいて生成するための手段を含む。装置は、第2の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するための手段をさらに含む。装置は、第1の送信タイプの各チャネル上で複製される第1の信号フィールドと、第2の送信タイプの各チャネル上で複製される第2の信号フィールドとを一緒に送信するための手段をさらに含む。
様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがOFDMAを含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでよく、第2の送信タイプがMU-MIMOを含んでもよい。
様々な実施形態では、装置は、第1の信号フィールドの長さを示す第3の信号フィールドを生成するための手段をさらに含んでもよい。装置は、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドに先行して、第1の送信タイプの各チャネル上および第2の送信タイプの各チャネル上で複製された第3の信号フィールドを送信するための手段をさらに含んでよい。
様々な実施形態では、パケットは、たかだか2つのゾーンしか含み得ない。様々な実施形態では、パケットは、たった1つのゾーンしか含み得ず、第1の技術タイプおよび第2の技術タイプは、同じ技術タイプを含む。様々な実施形態では、少なくとも1つのチャネル割当てが、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含んでよい。
様々な実施形態では、装置は、クリアチャネル評価に基づいてチャネル割当てを決定するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、ゾーンを形成する、同じ送信タイプの複数のチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるための手段をさらに含んでよい。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドのうちの少なくとも1つは、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズの表示を含む。様々な実施形態では、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズは、OFDMAゾーンの帯域幅に暗黙的に基づく。
別の態様は、非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。媒体は、実行されたときに装置に、第1の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信のための第1の部分と、第2の送信タイプの少なくとも1つのチャネル上の送信のための第2の部分とを含むパケットの第1の信号フィールドをアクセスポイントにおいて生成させるコードを含み、第1の信号フィールドは、第1の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す。媒体は、実行されたときに装置に、第2の送信タイプへの少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成させるコードをさらに含む。媒体は、実行されたときに装置に、第1の送信タイプの各チャネル上で複製される第1の信号フィールドと、第2の送信タイプの各チャネル上で複製される第2の信号フィールドとを一緒に送信させるコードをさらに含む。
様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプが直交周波数分割多元接続(OFDMA)を含んでよく、第2の送信タイプがOFDMAを含んでもよい。様々な実施形態では、第1の送信タイプがマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含んでよく、第2の送信タイプがMU-MIMOを含んでもよい。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、第1の信号フィールドの長さを示す第3の信号フィールドを生成させるコードをさらに含んでよい。媒体は、実行されたときに装置に、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドに先行して、第1の送信タイプの各チャネル上および第2の送信タイプの各チャネル上で複製された第3の信号フィールドを送信させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、パケットは、たかだか2つのゾーンしか含み得ない。様々な実施形態では、パケットは、たった1つのゾーンしか含み得ず、第1の技術タイプおよび第2の技術タイプは、同じ技術タイプを含む。様々な実施形態では、少なくとも1つのチャネル割当てが、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含んでよい。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、クリアチャネル評価に基づいてチャネル割当てを決定させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、ゾーンを形成する、同じ送信タイプの複数のチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てさせるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドおよび第2の信号フィールドのうちの少なくとも1つは、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズの表示を含む。様々な実施形態では、直交周波数分割多元接続(OFDMA)割振りユニットサイズは、OFDMAゾーンの帯域幅に暗黙的に基づく。
本開示の一態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。方法は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを、アクセスポイントにおいて生成するステップを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。方法は、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するステップをさらに含む。第2のメッセージは、第3の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さと第2の信号フィールドの長さとの和を示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、第2の信号フィールドをさらに含む。方法は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するステップをさらに含む。
様々な実施形態では、方法は、複数の主要でないサブチャネル上で繰り返される第3の信号フィールドを変調するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、送信チャネル帯域幅に依存するデフォルト長さに第2の信号フィールドの長さを設定するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージの長さは、第2のメッセージの長さに等しい。
様々な実施形態では、第1および第3の信号フィールドは、それぞれ、持続時間表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含む。
別の態様は、ワイヤレス通信を実施するように構成された装置を提供する。装置は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを生成するように構成されたプロセッサを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。プロセッサは、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するようにさらに構成される。第2のメッセージは、第3の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さと第2の信号フィールドの長さとの和を示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、第2の信号フィールドをさらに含む。装置は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するように構成された送信機をさらに含む。
様々な実施形態では、送信機は、複数の主要でないサブチャネル上で繰り返される第3の信号フィールドを変調するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、プロセッサは、送信チャネル帯域幅に依存するデフォルト長さに第2の信号フィールドの長さを設定するように構成されてよい。様々な実施形態では、第1のメッセージの長さは、第2のメッセージの長さに等しい。
様々な実施形態では、第1および第3の信号フィールドは、それぞれ、持続時間表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含む。
別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを生成するための手段を含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。装置は、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するための手段をさらに含む。第2のメッセージは、第3の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さと第2の信号フィールドの長さとの和を示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、第2の信号フィールドをさらに含む。装置は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するための手段をさらに含む。
様々な実施形態では、装置は、複数の主要でないサブチャネル上で繰り返される第3の信号フィールドを変調するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、送信チャネル帯域幅に依存するデフォルト長さに第2の信号フィールドの長さを設定するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージの長さは、第2のメッセージの長さに等しい。
様々な実施形態では、第1および第3の信号フィールドは、それぞれ、持続時間表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含む。
別の態様は、非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。媒体は、実行されたときに装置に、主要なサブチャネル上の送信に対する第1のメッセージを生成させるコードを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含み、第2の信号フィールドは可変長を有する。媒体は、実行されたときに装置に、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信に対する第2のメッセージを生成させるコードをさらに含む。第2のメッセージは、第3の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さと第2の信号フィールドの長さとの和を示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、第2の信号フィールドをさらに含む。媒体は、実行されたときに装置に、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信させるコードをさらに含む。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、複数の主要でないサブチャネル上で繰り返される第3の信号フィールドを変調させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、送信チャネル帯域幅に依存するデフォルト長さに第2の信号フィールドの長さを設定させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージの長さは、第2のメッセージの長さに等しい。
様々な実施形態では、第1および第3の信号フィールドは、それぞれ、持続時間表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含む。
別の態様は、ワイヤレス通信の別の方法を提供する。方法は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを、アクセスポイントにおいて生成するステップを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。方法は、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するステップをさらに含む。第2のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さを示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第4の信号フィールドをさらに含む。方法は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するステップをさらに含む。
様々な実施形態では、方法は、主要なサブチャネルおよび少なくとも1つの主要でないサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを組み合わせて変調するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、異なるサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを別々に変調するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、同じコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するステップをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、方法は、異なるコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、第1のゾーン内の複数のサブチャネル上で第2の信号フィールドを複製するステップをさらに含んでよい。方法は、第2のゾーン内の複数のサブチャネル上で第4の信号フィールドを複製するステップをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、方法は、第1のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するステップをさらに含んでよい。方法は、第1のワイヤレスデバイスとは異なる第2のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第4の信号フィールドを生成するステップをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含む。様々な実施形態では、方法は、クリアチャネル評価に基づいてサブチャネル割当てを決定するステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、方法は、複数のサブチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるステップをさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージは、少なくとも1つの送信モードを示す第5の信号フィールドをさらに含んでよい。
別の態様は、ワイヤレス通信を実施するように構成された別の装置を提供する。装置は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを生成するように構成されたプロセッサを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。プロセッサは、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するようにさらに構成される。第2のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さを示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第4の信号フィールドをさらに含む。装置は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するように構成された送信機をさらに含む。
様々な実施形態では、送信機は、主要なサブチャネルおよび少なくとも1つの主要でないサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを組み合わせて変調するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、送信機は、異なるサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを別々に変調するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、プロセッサは、同じコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、プロセッサは、異なるコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、プロセッサは、第1のゾーン内の複数のサブチャネル上で第2の信号フィールドを複製するようにさらに構成されてよい。プロセッサは、第2のゾーン内の複数のサブチャネル上で第4の信号フィールドを複製するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、プロセッサは、第1のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するようにさらに構成されてよい。プロセッサは、第1のワイヤレスデバイスとは異なる第2のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第4の信号フィールドを生成するようにさらに構成されてよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含む。様々な実施形態では、プロセッサは、クリアチャネル評価に基づいてサブチャネル割当てを決定するようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、プロセッサは、複数のサブチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるようにさらに構成されてよい。様々な実施形態では、第1のメッセージは、少なくとも1つの送信モードを示す第5の信号フィールドをさらに含んでよい。
別の態様は、ワイヤレス通信のための別の装置を提供する。装置は、主要なサブチャネル上の送信のための第1のメッセージを生成するための手段を含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。装置は、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信のための第2のメッセージを生成するための手段をさらに含む。第2のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さを示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第4の信号フィールドをさらに含む。装置は、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信するための手段をさらに含む。
様々な実施形態では、装置は、主要なサブチャネルおよび少なくとも1つの主要でないサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを組み合わせて変調するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、異なるサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを別々に変調するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、同じコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するための手段をさらに含んでよい。
様々な実施形態では、装置は、異なるコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、第1のゾーン内の複数のサブチャネル上で第2の信号フィールドを複製するための手段をさらに含んでよい。装置は、第2のゾーン内の複数のサブチャネル上で第4の信号フィールドを複製するための手段をさらに含んでよい。
様々な実施形態では、装置は、第1のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成するための手段をさらに含んでよい。装置は、第1のワイヤレスデバイスとは異なる第2のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第4の信号フィールドを生成するための手段をさらに含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含む。様々な実施形態では、装置は、クリアチャネル評価に基づいてサブチャネル割当てを決定するための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、装置は、複数のサブチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てるための手段をさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージは、少なくとも1つの送信モードを示す第5の信号フィールドをさらに含んでよい。
別の態様は、別の非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。媒体は、実行されたときに装置に、主要なサブチャネル上の送信に対する第1のメッセージを生成させるコードを含む。第1のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。第1のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。媒体は、実行されたときに装置に、少なくとも1つの主要でないサブチャネル上の送信に対する第2のメッセージを生成させるコードをさらに含む。第2のメッセージは、第1の信号フィールドの後の第2のメッセージの長さを示す第3の信号フィールドを含む。第2のメッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第4の信号フィールドをさらに含む。媒体は、実行されたときに装置に、第1および第2のメッセージを一緒に1つまたは複数のワイヤレスデバイスに送信させるコードをさらに含む。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、主要なサブチャネルおよび少なくとも1つの主要でないサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを組み合わせて変調させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、異なるサブチャネル上で第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを別々に変調させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、同じコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、異なるコンテンツを有する第2の信号フィールドおよび第4の信号フィールドを生成させるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、第1のゾーン内の複数のサブチャネル上で第2の信号フィールドを複製させるコードをさらに含んでよい。媒体は、実行されたときに装置に、第2のゾーン内の複数のサブチャネル上で第4の信号フィールドを複製させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、第1のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第2の信号フィールドを生成させるコードをさらに含んでよい。媒体は、実行されたときに装置に、第1のワイヤレスデバイスとは異なる第2のワイヤレスデバイスに対するサブチャネル割当てを示す第4の信号フィールドを生成させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、1つまたは複数の関連付け識別情報、1つまたは複数の部分関連付け識別情報、および1つまたは複数のグループ識別情報のうちの1つまたは複数を含む。様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、クリアチャネル評価に基づいてサブチャネル割当てを決定させるコードをさらに含んでよい。
様々な実施形態では、媒体は、実行されたときに装置に、複数のサブチャネルに少なくとも1つのワイヤレスデバイスを割り当てさせるコードをさらに含んでよい。様々な実施形態では、第1のメッセージは、少なくとも1つの送信モードを示す第5の信号フィールドをさらに含んでよい。
添付の図面を参照して、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が以下でより十分に説明される。しかしながら、開示する教示は、数多くの異なる形において具現することができ、本開示全体にわたって提示されている任意の特定の構造または機能に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、単独で、または、本発明の任意の他の態様と組み合わせて実施されるかどうかにかかわらず、本明細書に開示されている新規のシステム、装置、および方法の任意の態様を包含することを理解すべきである。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装され、または方法が実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の種々の態様に加えて、またはそれらの態様以外の、他の構造、機能、または構造および機能を用いて実施される装置または方法を含むことを意図している。本明細書において開示されるあらゆる態様を、請求項の1つまたは複数の要素によって具現できることは理解されたい。
特定の態様について本明細書において説明するが、これらの態様の数多くの変形実施形態および置換実施形態が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点が述べられるが、本開示の範囲は、特定の利益、用途、または目的に限定されることは意図していない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技法、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることを意図しており、それらのうちのいくつかが例として図および好ましい態様の以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく、本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって規定される。
ワイヤレスネットワーク技術は、種々のタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含むことができる。WLANは、広く使用されるネットワークプロトコルを利用して、近くのデバイスを一緒に相互接続するのに使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、WiFiまたはより一般的にワイヤレスプロトコルのIEEE 802.11系列のすべてのメンバなどの任意の通信標準規格に適用されてよい。たとえば、本明細書で説明する様々な態様は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信をサポートする802.11プロトコルなど、IEEE802.11プロトコルの一部として使用され得る。
STAなどの複数のデバイスがAPと同時に通信することを可能にすることは、有益であり得る。たとえば、これは、複数のSTAが、より短時間にAPからの応答を受信すること、およびより少ない遅延でAPからデータを送受信し得ることを可能にし得る。これはまた、APが多数のデバイス全体と通信することを可能にし、帯域幅の使用をより効率的にすることができる。多元接続通信を使用することによって、APは、OFDMシンボルを、たとえば80MHz帯域幅上で4つのデバイスに一度に多重送信することを可能にし得、ここで、各デバイスは20MHz帯域幅を利用する。したがって、APに対して利用可能なスペクトルをAPがより効率的に使用することを、多元接続は可能にし得るので、多元接続は、いくつかの態様において有益であり得る。
APとSTAとの間で送信されるシンボルの異なるサブキャリア(またはトーン)を異なるSTAに割り当てることによって、802.11系列などのOFDMシステムにおいてそのような多元接続プロトコルを実施することが提案されてきた。このようにして、APは、単一の送信されたOFDMシンボルを有する複数のSTAと通信し得、ここで、シンボルの異なるトーンは、異なるSTAによって復号および処理されており、したがって、複数のSTAに対する同時データ転送が可能になる。これらのシステムは、OFDMAシステムと呼ばれることがある。
そのようなトーン割振り方式は、本明細書では、「高効率」(HE)システムと呼ばれ、そのような複数のトーン割振りシステムにおいて送信されたデータパケットは、高効率(HE)パケットと呼ばれてよい。後方互換性プリアンブルフィールドを含むそのようなパケットの様々な構造を、以下で詳細に説明する。
添付の図面を参照して、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様が以下でより十分に説明される。しかしながら、この開示は、多くの異なる形式で具体化されることが可能であり、この開示を通して提示される特定の構造または機能に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、または本発明の任意の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をも包含するものであることを、当業者なら諒解されるべきである。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装され、または方法が実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載される本発明の種々の態様に加えて、またはそれらの態様以外の、他の構造、機能、または構造および機能を用いて実施される装置または方法を含むことを意図している。本明細書において開示されるあらゆる態様を、請求項の1つまたは複数の要素によって具現できることは理解されたい。
特定の態様について本明細書において説明するが、これらの態様の数多くの変形実施形態および置換実施形態が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点が述べられるが、本開示の範囲は、特定の利益、用途、または目的に限定されることは意図していない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技法、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることを意図しており、それらのうちのいくつかが例として図および好ましい態様の以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく、本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって規定される。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワークプロトコルを利用して、近くのデバイスを一緒に相互接続するのに使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなどの任意の通信規格に適用されてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、802.11プロトコルに従って送信されてよい。いくつかの実施態様において、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である種々のデバイスを含む。たとえば、アクセスポイント(AP)およびクライアント(局、すなわちSTAとも呼ばれる)という2つのタイプのデバイスがあり得る。一般に、APはWLANのためのハブまたは基地局として機能することができ、STAはWLANのユーザとして機能する。たとえば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話などであってよい。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るためにWiFi準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実施態様では、STAは、APとして使用することもできる。
アクセスポイント(AP)はまた、基地局、ワイヤレスアクセスポイント、アクセスノード、または同様の用語を含むか、これらとして実装されるか、あるいはこれらとして知られることがある。
局「STA」はまた、アクセス端末(AT)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を含むか、これらとして実施されるか、あるいはこれらとして知られることがある。したがって、本明細書において教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話もしくはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(たとえば、音楽もしくは映像デバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスもしくはシステム、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介するネットワーク通信用に構成される任意の他の適切なデバイスに組み込むことができる。
上記で説明したように、本明細書で説明するデバイスのいくつかは、たとえば、802.11規格を実施することができる。そのようなデバイスは、STAとして使用されるか、APまたは他のデバイスとして使用されるかにかかわらず、スマートメータのために、またはスマートグリッドネットワークにおいて使用することができる。そのようなデバイスは、センサアプリケーションを提供することができるか、またはホームオートメーションにおいて使用することができる。デバイスは、代わりに、または加えて、健康管理の場面において、たとえば個人の健康管理のために使用することができる。それらのデバイスは、監視用として、または拡張範囲でのインターネット接続性(たとえば、ホットスポットとともに使用する)を可能にするために、またはマシンツーマシン通信を実施するために使用することもできる。
図1は、本開示の態様を利用することができるワイヤレス通信システム100の一例を示す図である。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス標準規格、たとえば、802.11ah、802.11ac、802.11n、802.11gおよび802.11bの標準規格のうちの少なくとも1つに従って動作することができる。ワイヤレス通信システム100は、高効率ワイヤレス規格、たとえば802.11ax規格に従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA106A〜106D(それは、本明細書では総称してSTA106と呼ばれてよい)と通信するAP104を含み得る。
AP104とSTA106A〜106Dとの間のワイヤレス通信システム100における送信のために、種々のプロセスおよび方法を使用することができる。たとえば、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106A〜106Dとの間で信号が送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれる場合がある。代替的に、符号分割多元接続(CDMA)技法に従って、AP104とSTA106A〜106Dとの間で信号が送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと呼ばれる場合がある。
AP104からSTA106A〜106Dのうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ぶことができ、STA106A〜106Dのうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ぶことができる。代替的には、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。
AP104は、基地局として動作し、基本サービスエリア(BSA)102内でワイヤレス通信カバレッジを提供し得る。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTA106A〜106Dとともに、基本サービスセット(BBS)と呼ぶことができる。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有する場合があるのではなく、むしろ、STA106A〜106D間のピアツーピアネットワークとして機能できることに留意されたい。したがって、本明細書において説明されるAP104の機能は、代替的には、STA106A〜106Dのうちの1つまたは複数によって実行することができる。
いくつかの態様では、STA106は、AP104に通信を送信し、および/またはAP104から通信を受信するために、AP104と関連付けることが必要とされ得る。一態様では、関連付けるための情報は、AP104によるブロードキャストに含まれる。そのようなブロードキャストを受信するために、STA106は、たとえば、カバレージ領域にわたって広範なカバレージ探索を実行することができる。探索はまた、たとえば、灯台方式でカバレージ領域をスイープすることによって、STA106により実施され得る。関連付けるための情報を受信した後、STA106は、関連付け調査または要求などの基準信号をAP104に送信することができる。いくつかの態様では、AP104は、たとえば、インターネットまたは公衆交換電話網(PSTN)などのより大きいネットワークと通信するために、バックホールサービスを使用することができる。
一実施形態では、AP104は、AP高効率ワイヤレスコントローラ(HEW)154を含む。AP HEW154は、802.11プロトコルを使用してAP104とSTA106A〜106Dとの間の通信を可能にするために、本明細書で説明する動作の一部または全部を実施し得る。AP HEW154の機能について、図4〜図20に関して以下でより詳細に説明する。
代替的にまたは追加として、STA106A〜106Dは、STA HEW156を含み得る。STA HEW156は、802.11プロトコルを使用してSTA106A〜106DとAP104との間の通信を可能にするために、本明細書で説明する動作の一部または全部を実施し得る。STA HEW156の機能について、図2〜図11に関して以下でさらに詳細に説明する。
図2は、図1のワイヤレス通信システム100内で利用することができるワイヤレスデバイス202において利用できる種々の構成要素を示す図である。ワイヤレスデバイス202は、本明細書において説明する種々の方法を実施するように構成することができるデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104、またはSTA106A〜106Dのうちの1つを含み得る。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は、中央処理ユニット(CPU)またはハードウェアプロセッサと呼ぶこともできる。リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ206が、命令およびデータをプロセッサ204に与える。メモリ206の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含むことができる。プロセッサ204は通常、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ206内の命令は、本明細書において説明される方法を実施するように実行可能とすることができる。
プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサで実装される処理システムを含む、またはこれの構成要素であることが可能である。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、または情報の算出または他の操作を実施し得る任意の他の適切なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。プロセッサ204、またはプロセッサ204およびメモリ206は、図2のパケットジェネレータ224に対応し得、パケットジェネレータ224は、以下でより詳細に説明され得るように、パケットタイプフィールド中の値に少なくとも部分的に基づいて、パケットタイプフィールド中に値を含むパケットを生成するため、およびパケットの複数のビットを複数の後続のフィールドの各々に割り振るために利用され得る。
処理システムは、ソフトウェアを記憶するための非一時的機械可読媒体を含むこともできる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるにしても、他の呼ばれ方をするにしても、任意のタイプの命令を意味するものとして広く解釈されなければならない。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の適切なコードの形式)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、処理システムに、本明細書で説明する様々な機能を実行させる。
ワイヤレスデバイス202はハウジング208を含むこともでき、ハウジングは、ワイヤレスデバイス202と遠隔地との間でデータの送受信を可能にする送信機210および受信機212を含むことができる。送信機210および受信機212を組み合わせて、送受信機214にすることができる。アンテナ216をハウジング208に取り付けることができ、送受信機214に電気的に結合することができる。ワイヤレスデバイス202は、たとえば、多入力多出力(MIMO)通信中に利用することができる、(図示されない)複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、および/または複数のアンテナを含むこともできる。
ワイヤレスデバイス202は、送受信機214によって受信される信号のレベルを検出し、定量化する目的で使用することができる信号検出器218を含むこともできる。信号検出器218は、このような信号を、総エネルギー、シンボルあたりのサブキャリアあたりのエネルギー(energy per subcarrier per symbol)、パワースペクトル密度(power spectral density)、および他の信号として検出することができる。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220を含むこともできる。DSP220は、送信用のデータユニットを生成するように構成することができる。いくつかの態様において、データユニットは、物理レイヤデータユニット(PPDU)を含むことができる。いくつかの態様において、PPDUは、パケットと呼ばれる。
ワイヤレスデバイス202はさらに、いくつかの態様において、ユーザインターフェース222を備えることができる。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを含み得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝える、および/またはユーザからの入力を受信する、いかなる要素または構成要素も含むことができる。
ワイヤレスデバイス202の種々の構成要素は、バスシステム226によって互いに結合することができる。バスシステム226は、データバスとともに、たとえば、データバスに加えて、電力バス、制御信号バスおよび状態信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス202のコンポーネントは、何らかの他の機構を使用して、一緒に結合されてよく、または互いに入力を受け入れまたは提供してよいことを、当業者は諒解することができる。
いくつかの別個のコンポーネントが図2に示されているが、コンポーネントの1つまたは複数は、組み合わされてよく、または共通に実装されてよいことを当業者は理解することができる。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して先に説明された機能だけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して先に説明された機能を実施するために使用されることもできる。さらに、図2に示される各構成要素は、複数の別々の要素を使用して実施することができる。
上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104、またはSTA106A〜106Dのうちの1つを含むことができ、通信を送信および/または受信するために使用することができる。ワイヤレスネットワーク内のデバイス間で交換される通信は、パケットまたはフレームを含むことができるデータユニットを含むことができる。いくつかの態様において、データユニットは、データフレーム、制御フレームおよび/または管理フレームを含むことができる。データフレームは、APおよび/またはSTAから他のAPおよび/またはSTAにデータを送信するために使用することができる。制御フレームは、種々の動作を実行するために、そしてデータを確実に送達する(たとえば、データの確認応答受信、APのポーリング、エリアクリアリング(area-clearing)動作、チャネル捕捉、キャリアセンシング、メンテナンス機能などの)ために、データフレームとともに使用することができる。管理フレームは、種々の管理機能(たとえば、ワイヤレスネットワークに対する参加および離脱など)のために使用することができる。
図3は、802.11システムに対して利用可能なチャネルに対するチャネル割振りを示す。様々なIEEE802.11システムは、5、10、20、40、80および160MHzチャネルなど、いくつかの異なるサイズのチャネルをサポートする。たとえば、802.11acデバイスは、20、40および80MHzチャネル帯域幅の受信および送信をサポートし得る。より大きいチャネルは、2つの隣接するより小さいチャネルを備え得る。たとえば、80MHzチャネルは、2つの隣接する40MHzチャネルを備え得る。現在実施されているIEEE802.11システムでは、20MHzチャネルは、312.5kHzで互いに分離される64のサブキャリアを含む。これらのサブキャリアのうち、より少ない数が、データを搬送するために使用され得る。たとえば、20MHzチャネルは、-1〜-428および1〜428に番号付けられた送信サブキャリア、または56のサブキャリアを含んでよい。これらのキャリアのうちのいくつかはまた、パイロット信号を送信するために使用され得る。
図4および図5は、いくつかの現存するIEEE802.11規格に対するデータパケットフォーマットを示す。まず図4を参照すると、IEEE802.11a、11bおよび11gに対するパケットフォーマットが示されている。このフレームは、ショートトレーニングフィールド422と、ロングトレーニングフィールド424と、信号フィールド426とを含む。トレーニングフィールドはデータを送信しないが、これらは、データフィールド428におけるデータを復号するために、APと受信するSTAとの間の同期を可能にする。
信号フィールド426は、配信されるパケットの性質についての情報を、APからSTAに配信する。IEEE802.11a/b/gデバイスでは、この信号フィールドは424ビットの長さを有し、BPSK変調と1/2のコードレートとを使用して6Mb/sレートにおいて単一のOFDMシンボルとして送信される。SIGフィールド426中の情報は、パケット中のデータの変調方式(たとえば、BPSK、16QAM、64QAMなど)を記述する4ビットと、パケット長さに対する12ビットとを含む。この情報は、パケットがSTAに向けられているとき、パケット中のデータを復号するためにSTAによって使用される。パケットが特定のSTAに向けられていないとき、STAは、SIGシンボル426の長さフィールド中で規定される時間期間の間、いかなる通信の試みも遅延させることができ、電力を節約するために、約5.5msecまでのパケット期間の間、スリープモードに入ることができる。
特徴がIEEE802.11に追加されたので、データパケット中のSIGフィールドのフォーマットに対する変更が、STAに追加の情報を与えるために開発された。図5は、IEEE802.11nパケットに対するパケット構造を示す。IEEE802.11規格に対する11nの追加は、MIMO機能をIEEE802.11互換デバイスに追加した。IEEE802.11a/b/gデバイスとIEEE802.11nデバイスの両方を含むシステムに後方互換性を与えるために、IEEE802.11nシステムに対するデータパケットはまた、これらの初期のシステムのSTF、LTFおよびSIGフィールドを含み、それらが「レガシー」フィールドであることを示す先頭の文字Lを有するL-STF422、L-LTF424およびL-SIG426として示される。IEEE802.11n環境において必要な情報をSTAに与えるために、2つの追加の信号シンボル440および442が、IEEE802.11nデータパケットに追加された。しかしながら、SIGフィールドおよびL-SIGフィールド426とは対照的に、これらの信号フィールドは、回転BPSK変調(QBPSK変調とも呼ばれる)を使用した。IEEE802.11a/b/gを用いて動作するように構成されたレガシーデバイスがそのようなパケットを受信するとき、レガシーデバイスは、L-SIGフィールド426を通常の11a/b/gパケットとして受信および復号することができる。しかしながら、デバイスは追加のビットを復号することを継続したとき、L-SIGフィールド426の後のデータパケットのフォーマットは11a/b/gパケットのフォーマットとは異なるので、追加のビットは正常に復号されず、このプロセス中にデバイスによって実施されるCRC検査は不合格となる可能性がある。これは、これらのレガシーデバイスに、パケットを処理することを停止させるが、当初復号されたL-SIG中の長さフィールドによって規定される時間期間が経過するまで、次の動作を依然として遅延させる。対照的に、IEEE802.11n互換の新しいデバイスは、HT-SIGフィールド中の回転変調を感知し、802.11nパケットとしてパケットを処理する。さらに、11nデバイスがL-SIG426に続くシンボル中でQBPSK以外の変調を感知する場合、11nデバイスはその変調を11a/b/gパケットとして無視することができるので、11nデバイスは、パケットが11a/b/gデバイスに向けられていることを知らせることができる。HT-SIG1およびHT-SIG2シンボルの後、MIMO通信に適切な追加のトレーニングフィールドが設けられ、それにデータ428が続く。
図6は、IEEE802.11系列にマルチユーザMIMO機能を追加された、現存するIEEE802.11ac規格に対するフレームフォーマットを示す。IEEE802.11nと同様に、802.11acフレームは、同じレガシーのショートトレーニングフィールド(L-STF)422とロングトレーニングフィールド(L-LTF)424とを含む。802.11acフレームはまた、上記で説明したレガシー信号フィールドL-SIG426を含む。
次に、802.11acフレームは、長さが2シンボルの超高速スループット信号(VHT-SIG-A1 450およびA2 452)フィールドを含む。この信号フィールドは、11a/b/gおよび11nデバイスに存在しない11acの特徴に関する追加のコンフィギュレーション情報を与える。VHT-SIG-Aの第1のOFDMシンボル450はBPSKを使用して変調されてよく、それによって、パケットをリスニングする任意の802.11nデバイスは、そのパケットが802.11aパケットであるものと信じることができ、L-SIG426の長さフィールドにおいて規定されるパケット長さの持続時間の間、そのパケットに従ってよい。11a/gに従って構成されたデバイスは、L-SIG426フィールドに続いてサービスフィールドおよびMACヘッダを予期するはずである。それらのデバイスがこれを復号しようとすると、11nパケットが11a/b/gデバイスによって受信されるときの手順と同様にCRC不合格が発生し、11a/b/gデバイスもまた、L-SIGフィールド426で規定される期間の間遅延することがある。VHT-SIG-Aの第2のシンボル452は、90度回転BPSKを用いて変調される。この回転された第2のシンボルは、802.11acデバイスが、パケットを802.11acパケットとして識別することを可能にする。VHT-SIGA1 450およびA2 452のフィールドは、帯域幅モード、シングルユーザの場合に対する変調およびコーディング方式(MCS)、時空間ストリームの数(NSTS)、および他の情報についての情報を含む。VHT-SIGA1 450およびA2 452はまた、「1」に設定される予約済みビットの数を含み得る。レガシーフィールドとVHT-SIGA1 450およびA2 452のフィールドとは、利用可能帯域幅の各20MHz上で複製され得る。
VHT-SIG-Aの後、802.11acパケットは、多入力多出力(MIMO)送信における自動利得制御推定を改善するように構成されたVHT-STFを含み得る。802.11acパケットの次の1〜8のフィールドは、VHT-LTFであり得る。これらは、MIMOチャネルを推定するため、次いで受信された信号を均等化するために使用され得る。送信されたVHT-LTFの数は、ユーザ当たりの空間ストリームの数以上であり得る。最後に、データフィールドの前のプリアンブル中の最後のフィールドは、VHT-SIG-B454である。このフィールドはBPSK変調され、パケット中の有用なデータの長さについての情報を与え、マルチユーザ(MU)MIMOパケットの場合はMCSを与える。シングルユーザ(SU)の場合、このMCS情報は、代わりに、VHT-SIGA2中に含まれる。VHT-SIG-Bに続いて、データシンボルが送信される。
802.11acは多様な新しい特徴を802.11系列にもたらし、11a/g/nデバイスと後方互換性のあるプリアンブル設計を有するデータパケットを含め、ならびに11acの新しい特徴を実施するのに必要な情報を提供したが、多元接続に対するOFDMAトーン割振りのためのコンフィギュレーション情報は、11acデータパケット設計によって提供されない。新しいプリアンブルコンフィギュレーションは、IEEE802.11の任意の将来バージョン、またはOFDMサブキャリアを使用する任意の他のワイヤレスネットワークプロトコルにおいて、そのような特徴を実施することを望まれる。
図7は、後方互換性のある多元接続ワイヤレス通信を可能にするために使用され得る物理レイヤパケットの例示的な構造を示す。この例示的な物理レイヤパケットでは、L-STF422、L-LTF424およびL-SIG426を含むレガシープリアンブルが含まれる。様々な実施形態では、L-STF422、L-LTF424およびL-SIG426の各々は、20MHzを使用して送信され得、複数のコピーが、AP104(図1)が使用するスペクトルの各20MHzに対して送信され得る。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
このパケットはまた、HE-SIG0シンボル455と、1つまたは複数のHE-SIG1シンボル457(それは長さが可変であってよい)と、随意のHE-SIGBシンボル459(それは図4のVHT-SIGBフィールド454に類似してよい)とを含む。様々な実施形態では、これらのフィールドの構造は、IEEE802.11a/b/g/n/acデバイスと後方互換性であり得、また、パケットはHEパケットであることをOFDMA HEデバイスにシグナリングし得る。IEEE802.11a/b/g/n/acデバイスと後方互換性であるために、適切な変調が、これらのシンボルの各々に対して使用され得る。いくつかの実装形態では、HE-SIG0フィールド455は、BPSK変調を用いて変調され得る。これは、それらの第1のシンボルをBPSK変調させる現在の802.11acパケットの場合と同じ効果を802.11a/b/g/nデバイスに及ぼすことがある。これらのデバイスに対して、後続のHE-SIGシンボル457に対する変調が何であるかは問題ではない。様々な実施形態では、HE-SIG0フィールド455は、複数のチャネルにわたって変調され、繰り返されてよい。
様々な実施形態では、HE-SIG1フィールド457は、BPSK変調またはQBPSK変調されてよい。BPSK変調の場合、11acデバイスは、パケットが802.11a/b/gパケットであると推定し、パケットを処理することを停止し、L-SIG426の長さフィールドによって規定される時間の間、遅延してよい。QBPSK変調の場合、802.11acデバイスは、プリアンブル処理の間にCRCエラーを生成し、またパケットを処理することを停止し、L-SIGの長さフィールドによって規定される時間の間、遅延してよい。これはHEパケットであることをHEデバイスにシグナリングするために、HE-SIG1 457のうちの少なくとも第1のシンボルがQBPSK変調されてよい。
OFDMA多元接続通信を確立するのに必要な情報は、HE-SIGフィールド455、457および459内の様々な位置に配置されてよい。様々な実施形態では、HE-SIG0 455は、持続時間表示、帯域幅表示(それは、たとえば2ビットであってよい)、BSSカラーID(それは、たとえば3ビットであってよい)、UL/DL表示(それは、たとえば1ビットフラグであってよい)、巡回冗長検査(CRC)(それは、たとえば4ビットであってよい)、およびクリアチャネル評価(CCA)表示(それは、たとえば2ビットであってよい)のうちの1つまたは複数を含み得る。
様々な実施形態では、HE-SIG1フィールド457は、OFDMA動作に対するトーン割振り情報を含み得る。図7の例は、4人の異なるユーザがそれぞれ、トーンの特定のサブバンドと特定の数のMIMO時空間ストリームとを割り当てられることを可能にし得る。様々な実施形態では、12ビットの時空間ストリーム情報は、1〜8ストリームが各ユーザに割り当てられ得るように、4人のユーザの各々に対する3ビットを可能にする。16ビットの変調タイプデータは、4人のユーザの各々に対する4ビットを可能にし、16の異なる変調方式(16QAM、64QAMなど)のうちの任意の1つを4人のユーザの各々に割り当てることを可能にする。12ビットのトーン割振りデータは、特定のサブバンドが4人のユーザの各々に割り当てられることを可能にする。
サブバンド(本明細書ではサブチャネルまたはチャネルとも呼ばれる)割振りに対する1つの例示的なSIGフィールド方式は、サブバンドトーンを4人のユーザの各々に割り振るために、6ビットのグループIDフィールドならびに10ビットの情報を含む。パケットを配信するために使用される帯域幅は、MHzの何らかの数の倍数でSTAに割り振られてよい。たとえば、帯域幅は、B MHzの倍数でSTAに割り振られてよい。Bの値は、1、2、5、10、15または20MHzなどの値であってよい。Bの値は、2ビットの割振り粒度フィールドによって提供されてよい。たとえば、HE-SIG457は、1つの2ビットフィールドを含んでよく、その2ビットフィールドは、Bの4つの可能性のある値を可能にする。たとえば、Bの値は、割振り粒度フィールド中の0〜3の値に対応する5、10、15または20MHzであり得る。いくつかの態様では、kビットのフィールドが、0〜Nの数を規定するBの値をシグナリングするために使用されてよく、ここで、0は最も柔軟でないオプション(最大の粒度)を表し、大きい値のNは最も柔軟なオプション(最小の粒度)を表す。B MHz部の各々は、サブバンドと呼ばれてよい。
HE-SIG1 457は、さらに、各STAに割り振られたサブバンドの数を示すために、ユーザ当たり2ビットを使用することができる。これは、0〜3のサブバンドが各ユーザに割り振られることを可能にし得る。グループid(G_ID)は、OFDMAパケット中のデータを受信し得るSTAを識別するために使用され得る。この6ビットのG_IDは、本例では、4つまでのSTAを特定の順序で識別し得る。
HE-SIGシンボルの後で送信されるトレーニングフィールドおよびデータは、各STAに割り振られたトーンに従ってAPによって配信され得る。この情報は、潜在的にビームフォームされ得る。この情報をビームフォームすることは、より正確な復号を可能にすること、および/または非ビームフォーム送信より広い範囲を提供することなど、いくつかの利点を有し得る。
各ユーザに割り当てられた時空間ストリームに依存して、異なるユーザが、異なる数のHE-LTF465を使用し得る。各STAは、そのSTAと関連付けられた各空間ストリームに対するチャネル推定を可能にするHE-LTF465の数を使用し得、その数は、概して、空間ストリームの数以上であり得る。LTFはまた、周波数オフセット推定および時間同期のために使用され得る。異なるSTAは、異なる数のHE-LTFを受信し得るので、シンボルは、いくつかのトーン上のHE-LTF情報と他のトーン上のデータとを含むAP104(図1)から送信され得る。
いくつかの態様では、同じOFDMシンボル上でHE-LTFの情報とデータの両方を送信することは問題があることがある。たとえば、これは、ピーク対平均電力比(PAPR)をあまりに高いレベルに増加させることがある。したがって、代わりに、各STAが少なくとも必要な数のHE-LTF465を受信するまで、送信されたシンボルのすべてのトーン上でHE-LTF465を送信することが有益であり得る。たとえば、各STAは、STAと関連付けられた空間ストリーム当たりに1つのHE-LTF465を受信する必要があることがある。したがって、APは、任意のSTAに割り当てられた空間ストリームの最大数に等しい数のHE-LTF465を各STAに送信するように構成され得る。たとえば、3つのSTAが1つの空間ストリームを割り当てられるが、4つのSTAが3つの空間ストリームを割り当てられる場合、この態様では、APは、ペイロードデータを含むシンボルを送信する前にHE-LTF情報の4つのシンボルを4つのSTAの各々に送信するように構成され得る。
任意の所与のSTAに割り当てられたトーンが隣接することは必要ではない。たとえば、いくつかの実装形態では、異なる受信STAのサブバンドがインターリーブされてもよい。たとえば、ユーザ1およびユーザ2の各々が3つのサブバンドを受信するが、ユーザ4が2つのサブバンドを受信する場合、これらのサブバンドは、AP帯域幅全体にわたってインターリーブされてよい。たとえば、これらのサブバンドは、1、2、4、1、2、4、1、2のような順序でインターリーブされてよい。いくつかの態様では、サブバンドをインターリーブする他の方法もまた、使用されることがある。いくつかの態様では、サブバンドをインターリーブすることは、特定のサブバンド上の特定のデバイスからの干渉の負の影響または受信不良の影響を低減することができる。いくつかの態様では、APは、STAが選好するサブバンド上でSTAに送信することができる。たとえば、いくつかのSTAは、いくつかのサブバンドにおいて他のサブバンドよりも良好な受信を有することがある。したがって、APは、STAがどのサブバンド上でより良好な受信を有し得るかに少なくとも部分的に基づいてSTAに送信することがある。いくつかの態様では、サブバンドはまた、インターリーブされないことがある。たとえば、サブバンドは、代わりに、1、1、1、2、2、2、4、4のように送信されることがある。いくつかの態様では、サブバンドがインターリーブされるかされないかは、あらかじめ規定されていることがある。
図7の例では、HE-SIG0 455シンボル変調が、パケットがHEパケットであることをHEデバイスにシグナリングするために使用されてよい。パケットがHEパケットであることをHEデバイスにシグナリングする他の方法もまた使用されてよい。図7の例では、L-SIG426は、HEプリアンブルがレガシープリアンブルに後続し得ることをHEデバイスに伝える情報を含むことがある。たとえば、L-SIG426は、Qレール上に低エネルギーの1ビットコードを含んでよく、それは、L-SIG426の間にQ信号に対してセンシティブな、HEデバイスに対する後続のHEプリアンブルが存在することを示す。シングルビット信号が、パケットを送信するためにAPによって使用されるすべてのトーンにわたって拡散されることがあるので、極めて低い振幅のQ信号が使用されることがある。このコードは、HEプリアンブル/パケットの存在を検出するために高効率デバイスによって使用されることがある。レガシーデバイスのL-SIG426検出感度は、Qレール上のこの低エネルギーコードによって有意に影響を受ける必要はない。したがって、これらのデバイスは、L-SIG426を読み出すことが可能であり、コードの存在に気づかないが、HEデバイスは、コードの存在を検出することが可能である。この実装形態では、HE-SIGフィールドのすべては、必要な場合、BPSK変調されてよく、レガシー互換性に関して本明細書で説明した技法のうちのいずれかが、このL-SIGシグナリングとともに使用されてよい。
様々な実施形態では、任意のHE-SIGフィールド455〜459は、多岐にわたるユーザの各々に対してユーザ固有の変調タイプを規定するビットを含むことがある。たとえば、随意のHE-SIG459フィールドは、多岐にわたるユーザの各々に対してユーザ固有の変調タイプを規定するビットを含むことがある。
再び図1を参照すると、様々な実施形態では、ワイヤレスシステム100は、多数の局をサービスするように構成され得る。ワイヤレスシステム100中の局の数が増加するので、トーン割振りに使用されるシグナリングビットの数も増加することがある。様々な実施形態では、静的なビット数が、トーン割振りに使用されることがある。いくつかの実施形態では、AP104は、少数の局にだけデータを送信することがある。したがって、静的割振りにおけるトーン割振りビットが使用されなくなることがあり、シグナリングオーバーヘッドを増加させる。したがって、マルチユーザシステムにおいてトーンを割り振るための効率的なシステムおよび方法が望まれている。様々な実施形態では、SIGフィールド(図7のHE-SIG1 457フィールドなど)は、シグナリングオーバーヘッドを減少させるために可変長を有することがある。可変長SIGフィールドの長さを示すためのシステムおよび方法について、本明細書で説明する。
図8は、一実施形態による別の物理レイヤパケット800の例示的な構造の一部を示す。図8に示すように、パケット800は、複数のHE-SIG0フィールド855と、複数のHE-SIG1Aフィールド857と、複数の追加のフィールド870とを含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい。様々な実施形態では、パケット800は、図4〜図7に関して上記で説明したパケットのうちの1つまたは複数と同様であり得る。たとえば、HE-SIG0フィールド855は、図7のHE-SIG0フィールド455に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、HE-SIG1フィールド857は、図7のHE-SIG1フィールド457に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、追加のフィールド870は、図7のHE-STF428、HE-LTF465、HE-SIGB459、およびデータフィールドに関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよい。パケット800は、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106A〜106Dに関して以下で説明するが、パケット800は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
図示の実施形態では、パケット800は、HE-SIG0フィールド855の終端と追加のフィールド870の終端との間の持続時間Xを有し得る。様々な実施形態では、持続時間Xは、たとえば、パケット800の始端とパケット800の終端との間の持続時間など、パケット800の他の部分の持続時間を含むことがある。様々な実施形態では、持続時間Xは、時間単位(TU)、シンボル数、秒の倍数または分数などで示されてよい。
パケット800はまた、HE-SIG0フィールド855の終端とHE-SIG1Aフィールド857の終端との間の持続時間Yを有することがある。様々な実施形態では、持続時間Yは、たとえば、HE-SIG0フィールド855の始端とHE-SIG1Aフィールド857の終端との間の持続時間など、パケット800の他の部分の持続時間を含むことがある。様々な実施形態では、持続時間Yは、時間単位(TU)、シンボル数、秒の倍数または分数などで示されてよい。
図示の実施形態では、HE-SIG0フィールド855は、複数の周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい。図示の実施形態では、HE-SIG0フィールド855は、持続時間表示Dを含む。様々な実施形態では、持続時間表示Dは、たとえば持続時間Xなど、パケット800の持続時間を示し得る。図示の実施形態では、持続時間表示Dは、周波数サブチャネルにわたって変化することがある。
図示のように、少なくとも1つのHE-SIG0フィールド855Aは、持続時間Xを識別する持続時間表示Dを含む。図示のように、少なくとも1つのHE-SIG0フィールド855Aは、主要なサブチャネル上にあるが、他の実施形態では、少なくとも1つのHE-SIG0フィールド855Aは、1つまたは複数の他のチャネル上で送信されてよい。残りのHE-SIG0フィールド855は、持続時間Xと持続時間Yの和を識別する持続時間表示Dを含む。したがって、主要なサブチャネルおよび1つまたは複数の主要でない(または二次の)サブチャネルにわたってパケット800を受信するSTA106は、主要なサブチャネル上に示される持続時間Dから主要でないサブチャネル上に示される持続時間Dを引くことによって、持続時間Yを決定し得る。したがって、STA106は、可変長HE-SIG1Aフィールド857の長さをYとして決定し得る。
一実施形態では、AP104は、すべてのサブチャネルがクリアであることを検出し得る。たとえば、AP104は、使用中のすべてのサブチャネルには、しきいの信号品質メトリックを超える強い干渉信号がないことを検出し得、CCA検査などをパスする。すべてのサブチャネルがクリアであることを検出した後、AP104は、主要なサブチャネル上でHE-SIG0 855Aを送信し、主要でないサブチャネル上で残りのHE-SIG0フィールド855を送信し得る。
HEWコンプレイント(complaint)STAであり得るSTA106Aは、主要なサブチャネル上でHE-SIG0 855Aを受信し、1つまたは複数の主要でないサブチャネルにわたって1つまたは複数の残りのHE-SIG0フィールド855を受信し得る。一実施形態では、STA106Aは、ダイバーシティ利得のために、残りのHE-SIG0フィールド855を組み合わせ得る。HE-SIG0フィールド855に対するCRCは持続時間表示Dにおけるミスマッチのために不合格になる可能性が高いが、STA106Aは、たとえば、より大きい持続時間からより小さい持続時間を引くことによるミスマッチに基づいてYを決定し得る。STA106Aはまた、持続時間X(その間、STA106Aは、適切であるならば遅延してよい)を、持続時間表示Dのうちのより小さいものとして決定し得る。他の実施形態では、D、XおよびYは、たとえば引き算など、異なる数学的関係を有してよく、および/または1つまたは複数の定数を含んでもよい。
同様に、非HEWコンプレイント(complaint)STAであり得るSTA106Bは、主要なサブチャネル上でHE-SIG0 855Aを受信し、サブチャネルのうちの1つだけにわたって1つまたは複数の残りのHE-SIG0フィールド855を受信し得る。したがって、パケット800が一致しないことを検出すると、STA106Bは、持続時間Dの間遅延してよく、持続時間表示Dは、STA106BがHE-SIG0 855を受信するサブチャネルに応じて、持続時間Xまたは持続時間Xと持続時間Yの和のいずれかに等しいことがある。したがって、いくつかの実施形態では、STA106Bは、パケット800が終了した後、遅延を継続してよく、たとえばパケット800が終了した後のYシンボルの間、遅延を継続してよい。
いくつかの実施形態では、STA106Bは、すべてのサブチャネルにわたってHE-SIG0 855を組み合わせ得る。したがって、CRCは不合格となる可能性が高い。様々な実施形態では、STA106Bは、CRCが不合格であるとき、L-SIGフィールド中に示される持続時間の間、遅延するように構成されることがある。
一実施形態では、AP104は、20MHzのチャネル帯域幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、チャネル帯域幅がしきい値(たとえば、20MHzなど)より小さいとき、AP104は、HE-SIG1Aフィールド857の長さをデフォルト(たとえば、2シンボルなど)に設定してよい。いくつかの実施形態では、HE-SIG1Aフィールド857の長さをデフォルトに設定するとき、AP104は、HE-SIG0フィールド855中の持続時間表示Dに対する持続時間Yの追加部を省略してよい。同様に、いくつかの実施形態では、STA106A〜106Dは、しきい値より低いチャネル帯域幅を検出し、別々の持続時間計算の実施を控えることがある。代わりに、STA106A〜106Dは、パケット800を復号するためにHE-SIG1Aフィールド857のデフォルト長さを使用してもよい。
図9A〜図9Eは、様々な実施形態による物理レイヤパケット800(図8)の他の例示的な構造の一部を示す。図9Aに示すように、パケット900Aは、複数のHE-SIG0フィールド955を含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい(しかし、コンテンツは繰り返されてよい)。パケット900Aは、全チャネル(または複数のサブチャネル)にわたって変調されてよい単一のHE-SIG1Aフィールド957Aをさらに含む。様々な実施形態では、パケット900Aは、図4〜図7に関して上記で説明したパケットのうちの1つまたは複数と同様であり得る。たとえば、HE-SIG0フィールド955は、図7のHE-SIG0フィールド455に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、HE-SIG1フィールド957Aは、図7のHE-SIG1フィールド457に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよい。パケット900Aは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106A〜106Dに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、全チャネル帯域幅にわたって共通のCRCを使用してHE-SIG1Aフィールド957Aを符号化および送信してよい。したがって、AP104は、以下で説明するパケット900Bおよび900Cと比較して、同じフィールド持続時間中により多くのデータビットを含み得る。一実施形態では、STA106Aは、全チャネル帯域幅(または複数のサブチャネル)にわたってHE-SIG1A 957Aを受信および復号してよい。いくつかの実施形態では、単一のサブチャネル上の干渉は、STA106AがHE-SIG1A 957Aを復号することに失敗することを引き起こすことがある。
図9Bに示すように、パケット900Bは、複数のHE-SIG0フィールド955を含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい(しかし、コンテンツは繰り返されてよい)。パケット900Bは、複数のHE-SIG1Aフィールド957Bをさらに含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい。様々な実施形態では、パケット900Bは、図4〜図7に関して上記で説明したパケットのうちの1つまたは複数と同様であり得る。たとえば、HE-SIG0フィールド955は、図7のHE-SIG0フィールド455に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、HE-SIG1フィールド957Bは、図7のHE-SIG1フィールド457に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよい。パケット900Bは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106B〜106Dに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、すべてのサブチャネル帯域幅にわたって、繰り返し、HE-SIG1Aフィールド957Bを符号化および送信してよい。したがって、HE-SIG1Aフィールド957Bのコンテンツは、各サブチャネル上で同じであり得る。したがって、AP104は、複数のサブチャネルにわたる送信においてダイバーシティ利得を与え得る。一実施形態では、STA106Bは、1つまたは複数のサブチャネル(またはすべてのサブチャネル)にわたってHE-SIG1Aフィールド957Bを受信、組み合せ、および復号してよい。いくつかの実施形態では、STA106は、他のSTA106に向けられた情報を復号してよい。
図9Cに示すように、パケット900Cは、複数のHE-SIG0フィールド955を含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい(しかし、コンテンツは繰り返されてよい)。パケット900Cは、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよいHE-SIG1Aフィールド957Cをさらに含む。様々な実施形態では、パケット900Cは、図4〜図7に関して上記で説明したパケットのうちの1つまたは複数と同様であり得る。たとえば、HE-SIG0フィールド955は、図7のHE-SIG0フィールド455に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、HE-SIG1フィールド957Cは、図7のHE-SIG1フィールド457に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよい。パケット900Cは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106C〜106Dに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、すべてのサブチャネルにわたってHE-SIG1Aフィールド957Cを別々に符号化および送信してよい。したがって、HE-SIG1Aフィールド957Cのコンテンツは、1つまたは複数のサブチャネル上で異なることがある。様々な実施形態では、AP104は、各サブチャネル上で1つまたは複数のSTA106を決定してよく、対応するサブチャネル上の各STA106に固有の情報を符号化してよい。たとえば、AP104は、グループ識別子(GID)、関連付け識別子(AID)、部分AID(PAID)など、局固有の割振りを符号化してよい。したがって、AP104は、上記で説明したパケット900Bと比較して、より小さいダイバーシティ利得を与え得る。一実施形態では、STA106Bは、単一の(または複数の)サブチャネル上でHE-SIG1Aフィールド957Bを受信および復号してよい。いくつかの実施形態では、STA106は、あらゆるサブチャネル上で情報を復号してよい。
上記で説明したように、様々な実施形態では、AP104は、そのサブチャネルに対するメッセージ受信者を識別するために、各HE-SIG1 957C上でAIDまたはPAIDを符号化してよい。様々な実施形態では、たとえば、各HE-SIG1 957Cは、12ビットAID、9ビットPAID、符号化AID(たとえば、ハフマン符号化を使用する)などの局表示を含んでよい。様々な実施形態では、局表示は、OFDMAゾーンに対する受信者である1つまたは複数のSTA106を示してよい。様々な実施形態では、OFDMAゾーンに対して、4または8の受信者があることがある。したがって、各STA106は、複雑なGID管理なしにサブチャネル割振りを決定し得る。
一実施形態では、各STA106は、すべてのサブチャネル上でHE-SIG1A 957Cを復号してよい。各STA106は、その局インジケータが各サブチャネル上で示されるかどうかを決定し得る。STA106を示すHE-SIG1A 957Cを搬送するサブチャネルに対して、STA106は、それらのサブチャネルがSTA106に割り振られるものと決定し得る。様々な実施形態では、AP104は、各サブチャネルが各宛先STA106に対してクリーンであるかどうかを決定し得、HE-SIG1A 957Cにおける局表示を使用してクリーンなサブチャネルを割り当て得る。いくつかの実施形態では、AP104は、各HE-SIG1A 957C中の1ビットが送信されるサブチャネルが、MU-MIMOに向けられているかまたはOFDMAに向けられているかを示すために、各HE-SIG1A 957C中の1ビットを符号化してよい。同様に、STA106は、各HE-SIG1A 957C中の1ビットが送信されるサブチャネルが、MU-MIMOに向けられているかまたはOFDMAに向けられているかを決定するために、各HE-SIG1A 957C中の1ビットを復号してよい。追加のチャネル割振りの詳細について、図9Dから図9Eに関して以下で説明する。
図9Dに示すように、パケット900Dは、図9Cに関して上記で説明したHE-SIG0フィールド955およびHE-SIG1Aフィールド957Cを含む。パケット900Cは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106C〜106Dに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、STA106への送信に対する1つまたは複数のサブチャネルを決定し得る。たとえば、AP104は、HE-SIG1-A1のサブチャネルは局U1、U2およびU3に対してクリアであり、HE-SIG1-A2のサブチャネルは局U3およびU4に対してクリアであり、HE-SIG1-A3のサブチャネルは局U5、U6およびU7に対してクリアであり、HE-SIG1-A4のサブチャネルは局U8、U9およびU10に対してクリアであるものと決定し得る。したがって、AP104は、HE-SIG1-A1上のU1、U2およびU3に対する局識別子(AIDなど)を符号化してよく、以下同様である。
その上、AP104は、STA106に対するゾーン帯域幅を決定してよく、HE-SIG1Aフィールド957Cにおけるゾーン帯域幅を符号化してよい。たとえば、AP104は、局U3がHE-SIG1-A1のサブチャネルとHE-SIG1-A2のサブチャネルの両方を使用してよいものと決定し得る。同様に、局U3は、HE-SIG1-A1およびとHE-SIG1-A2を復号し、図9Dに示すようにそのOFDMAゾーン帯域幅を決定してよい。同様に、HE-SIGBフィールド(たとえば、図7のHE-SIGB459)を含む実施形態では、フィールドは、図9Eに関して以下で説明するように、MU-MIMO送信に対してサブチャネルにわたって組み合わされてよい。
図9Eに示すように、パケット900Eは、図9Cに関して上記で説明したHE-SIG0フィールド955およびHE-SIG1Aフィールド957Cを含む。パケット900Cは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106C〜106Eに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、STA106への送信に対する1つまたは複数のサブチャネルを決定し得る。たとえば、AP104は、HE-SIG1-A1のサブチャネルは局U1、U2およびU3に対してクリアであり、HE-SIG1-A2のサブチャネルは局U1、U2およびU3に対してクリアであり、HE-SIG1-A3のサブチャネルは局U5、U6およびU7に対してクリアであり、HE-SIG1-A4のサブチャネルは局U8、U9およびU10に対してクリアであるものと決定し得る。したがって、AP104は、HE-SIG1-A1上のU1、U2およびU3に対する局識別子(AIDなど)を符号化してよく、以下同様である。
その上、AP104は、MU-MIMOに対して使用される複数のサブチャネル上で同じHE-SIG1A情報を符号化してよい。たとえば、図示の実施形態では、HE-SIG1-A1 957Cの上部サブチャネルは、HE-SIG1-A1 957Cの下部サブチャネルと同じである。いくつかの実施形態では、AP104は、隣接するMU-MIMOサブチャネルに対して共通のHE-SIG1Bフィールド959Cを符号化してよく、それによってオーバーヘッドが低減される。様々な実施形態では、HE-SIG1Bフィールド959Cは随意である。
いくつかの実施形態では、HE-SIG-1Aフィールド957Cは、各ゾーンのタイプに関係なく、各ゾーンの各サブバンド(たとえば、各20MHz)上で繰り返されてよい。HE-SIG-1Aフィールド957Cは、ゾーンにわたって(たとえば、2つ以上のMU-MIMOおよび/またはOFDMAゾーンにわたって)独立していることがある。そのような実施形態の一例を、図9Fに示す。
図9Fに示すように、パケット900Fは、図9Cに関して上記で説明したHE-SIG0フィールド955およびHE-SIG1Aフィールド957Cを含む。パケット900Cは、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106C〜106Eに関して以下で説明するが、パケット900は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、STA106への送信に対する1つまたは複数のサブチャネルを決定し得る。たとえば、AP104は、第1のゾーン(Zone1)のサブチャネルHE-SIG1-A1 957Cが局U4、U5およびU6をシグナリングするために使用されること、および第2のゾーン(Zone2)のサブチャネルHE-SIG1-A2 957Cが局U1、U2およびU3をシグナリングするために使用されることを決定し得る。したがって、AP104は、HE-SIG1-A1 957C上のU4、U5およびU6に対する局識別子(AIDなど)を符号化してよく、以下同様である。
様々な実施形態では、AP104は、2つ(以上)のゾーンにわたってユーザのSIG情報を区分する任意の方法を選択してよい。たとえば、図9Fに示す実施形態では、AP104は、Zone2中のU1、U2およびU3に対するSIG情報とZone2中のU4、U5およびU6に対する情報とを含むように選択する。しかしながら、これは、必ずしも、U1、U2およびU3のデータが下側の40MHz帯域中で送信され、U4、U5およびU6のデータが上側の40MHz帯域中で送信されることになることを意味するとは限らない。いくつかの実施形態では、AP104は、各ユーザのSIG情報をそれらのデータとは異なって区分することがある。
その上、AP104は、各ゾーン中の複数のサブチャネル上で同じHE-SIG1A情報を符号化してよい。たとえば、図示の実施形態では、Zone1の上部20MHzサブチャネル中のHE-SIG1-A1 957Cは、Zone1の下部20MHzサブチャネル中のHE-SIG1-A1 957Cと同じである。同様に、Zone2の上部20MHzサブチャネル中のHE-SIG1-A2 957Cは、Zone2の下部20MHzサブチャネル中のHE-SIG1-A2 957Cと同じである。各々が2つの20MHzサブチャネルを含む2つの40MHzゾーンが示されているが、他のゾーンサイズ、サブチャネルサイズ、およびゾーン当たりのサブチャネルの異なる数が、本開示の範囲内で企図されている。その上、ゾーンは、MU-MIMOゾーンとOFDMAゾーンとの任意の組合せであってもよい。それにもかかわらず、図9Fの実施形態では、各ゾーン内の各HE-SIG-1Aフィールド957Cは、ゾーンのサブチャネルにわたって同じ情報を含む。
議論の一貫性のために、本明細書で論ずる様々なフィールドは、たとえば、HE-SIG0、HE-SIG1-A、およびHE-SIG1-Bなどの特定の名前を与えられる。しかしながら、そのようなフィールドは、他の名前で呼ばれてもよいことは諒解されよう。たとえば、様々な実施形態では、HE-SIG0フィールドはHE-SIG-B0と呼ばれてもよく、HE-SIG1-AはHE-SIG-B1と呼ばれてもよく、HE-SIG1-BはHE-SIG-B2と呼ばれてもよく、以下同様である。
図10は、一実施形態による、OFDMAシステムにおけるアクセスポイント104および局106のブロック図である。図10で図1とともに示すように、AP104およびSTA106A〜106Dは、80MHz BSSの一部である。図示の実施形態では、STA106A〜106Dは、BSSの端部に設置され、利用可能な1つの20MHzチャネルを有する。AP104は、20MHzチャネル上のOFDMA送信(すなわち、OFDMA送信301A〜301D)をSTA106A〜106Dに送信してよい。残りの60MHz帯域幅は、重複する基本サービスセット(OBSS)干渉のために利用不可能である。
本開示のいくつかの態様は、同じPPDU内の周波数ドメインにおけるMU-MIMOおよびOFDMAの技法を混合することをサポートする。いくつかの実施形態では、PPDU帯域幅の第1の部分は、少なくともMU-MIMO送信およびOFDMA送信のうちの1つとして送信されてよい。PPDU帯域幅の第2の部分は、少なくともMU-MIMO送信およびOFDMA送信のうちの1つとして送信されてよい。いくつかの実施形態では、各部分は、「ゾーン」と呼ぶことができる。したがって、様々な実施形態では、第1および第2の部分は、MU-MIMO/OFDMA、MU-MIMO/MU-MIMO、OFDMA/OFDMA、およびOFDMA/OFDMAなど、任意の組合せを含んでよい。いくつかの実施形態では、PPDU帯域幅は、3つ以上の部分またはゾーンを含んでよい。いくつかの実施形態では、PPDU帯域幅は、単一のゾーンまたは最大2つのゾーンに制限されることがある。たとえば、図11は、MU-MIMO送信1101A〜1101CおよびOFDMA送信1001A〜1001Dを含む2ゾーン構成を示す。これらの実施形態では、MU-MIMO送信またはOFDMA送信は、APから複数のSTAに同時に送信されてよく、ワイヤレス通信において有効性を生成し得る。
図11は、一実施形態による、混合されたMU-MIMOおよびOFDMAのシステムにおけるAP104とSTA106A〜106DおよびSTA106X〜106Zとのブロック図である。図示の実施形態では、STA106A〜106Dは、図10におけるように利用可能な1つの20MHzチャネルを有し、AP104は、20MHzチャネル上でOFDMA送信1001A〜1001DをSTA106A〜106Dに送信し得る。この態様では、AP104はまた、帯域幅の残りの60MHzの部分の上で、MU-MIMO送信1101A〜1101CをAP104に近いSTA106X〜106Zに送信し得る。帯域幅の以前に未使用であった60MHzの部分の上で、MU-MIMOパケットをSTA106X〜106Zに送信することによって、AP104は、OFDMA送信とMU-MIMO送信の組合せを使用することによってスループットを増大させ得る。
図12は、一実施形態による、OFDMAおよびMU-MIMOの部分を含む、混合された物理レイヤデータユニット(PPDU)1200のパケットフォーマットの図である。そのような混合されたPPDUは、AP104などのワイヤレスデバイスによって送信されてよい。PPDU1200は、レガシーショートトレーニングフィールド(L-STF)1202、レガシーロングトレーニングフィールド(L-LTF)1204、およびレガシー信号フィールド(L-SIG)1206のレガシーフィールドを含むレガシー部を含んでよい。レガシーフィールド1202、1204および1206は、あらゆる20MHzチャネルにおいて複製されてよい。
PPDU1200はまた、PPDU1200に対するいくつかのシグナリング情報を含む高効率信号フィールド(HE-SIG)1208を含んでよい。いくつかの実施形態では、HE-SIG1208は、PPDU1200がMU-MIMOとOFDMAの両方の部分を含むことを示すために、1ビットを含んでよい。HE-SIG1208はまた、(MU-MIMO STAに対する)ストリーム割振りおよび(OFDMA STAに対する)トーン割振りの情報を含んでよい。
図12に示すように、PPDU1200パケットのMU-MIMO部は、帯域幅の上部60MHz内にあり、MU-MIMO部は、STF/LTFフィールド1210とMU-MIMOデータ部1214とを含む。PPDU1200パケットのOFDMA部は、帯域幅の下部20MHz内にあり、STF/LTFフィールド1212とOFDMAデータ部1216とを含む。20MHzチャネルが示され、総帯域幅がMU-MIMOとOFDMAとの間で分割されて60MHz/20MHz分割として示されているが、異なるチャネル幅および分割も企図される。たとえば、いくつかの実施形態では、ゾーンは、20MHz、40MHz、60MHzなど、チャネル幅の任意の整数倍の数であってよい。
図12は、STF/LTFフィールド1212がSTF/LTFフィールド1210より大きいことを示しているが、STF/LTF1210または1212のいずれかのフィールドが任意のサイズであってもよく、それによって、いくつかの実施形態では、STF/LTFフィールド1210がSTF/LTFフィールド1212に等しいかまたはそれより大きくてもよい。PPDU1200パケットを送信するとき、AP104は、MU-MIMO部(フィールド1210および1214)を送信するためにその帯域幅の一部を割り振ることができ、残りの帯域幅は、OFDMA部(フィールド1212および1216)を送信するために使用されてよい。
図12に関して説明するように、HE-SIGフィールド1208は、PPDU1200パケット帯域幅のMU-MIMO部およびOFDMA部にわたってSTAの割振りをシグナリングし得る。いくつかの実施形態では、HE-SIGフィールド1208は、パケット帯域幅を示すために2ビットフィールドを含んでよい。HE-SIGフィールド1208はまた、パケットがMU-MIMOとOFDMAの混合であるか否かを示すために、1ビットフィールドを含んでもよい。HE-SIGフィールド1208はまた、MU-MIMO部が帯域幅の上部にあるか否かを示すために、1ビットフィールドを含んでもよい。HE-SIGフィールド1208はまた、パケットのMU-MIMO部の帯域幅を示すために、4ビットフィールドを含んでもよい。いくつかの実施形態では、MU-MIMO部は20〜160MHzのいずれかにあってよく、残りの帯域幅はOFDMA部のために割り振られてよい。いくつかの実施形態では、PPDUのMU-MIMO部およびOFDMA部の帯域幅は、20MHzの倍数であってよい。HE-SIGフィールド1208はまた、MU-MIMO部に対するSTAのグループを示すための6ビットグループ識別子(GID)フィールドと、OFDMA部に対するSTAのグループを示すための6ビットGIDフィールドとを含んでもよい。
たとえば、図1に関して上記で説明したように、様々な実施形態では、ワイヤレスシステム100は、多数の局をサービスするように構成されてよい。ワイヤレスシステム100中の局の数が増加するにつれて、トーンまたはストリームの割振りに使用されるシグナリングビットの数も増加することがある。様々な実施形態では、静的なビット数が、トーン割振りに使用されることがある。いくつかの実施形態では、AP104は、少数の局にだけデータを送信することがある。したがって、静的割振りにおけるトーン割振りビットが使用されなくなることがあり、シグナリングオーバーヘッドを増加させる。したがって、マルチゾーンシステムにおいてトーンを割り振るための効率的なシステムおよび方法が望まれている。様々な実施形態では、SIGフィールド(図7のHE-SIG1A 457フィールドなど)は、シグナリングオーバーヘッドを減少させるために可変長を有することがある。たとえば、様々な実施形態では、図12のHE-SIGフィールド1208は、図7に関して上記で説明したように、HE-SIG0、HE-SIG1A、および/またはHE-SIG1Bフィールドを含んでよい。
図13は、一実施形態による物理レイヤパケット1300の例示的な構造の部分を示す。図13に示すように、パケット1300は、複数のHE-SIG0フィールド1355を含み、これらの各々は、周波数サブチャネルにわたって別々に変調されてよい(しかし、コンテンツは繰り返されてよい)。パケット1300は、全チャネル(または複数のサブチャネル)にわたって変調されてよい単一のHE-SIG1Aフィールド1357をさらに含む。様々な実施形態では、パケット1300は、図4〜図7に関して上記で説明したパケットのうちの1つまたは複数と同様であり得る。たとえば、HE-SIG0フィールド1355は、図7のHE-SIG0フィールド455に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよく、HE-SIG1フィールド1357は、図7のHE-SIG1フィールド457に関して上記で説明した1つまたは複数のフィールドを含んでよい。同様に、図13に示すパケット1300の部分は、たとえば、図1に示すHE-SIGフィールド1308に対応することがある。パケット1300は、図1のワイヤレスシステム100のAP104およびSTA106A〜106Dに関して以下で説明するが、パケット1300は、様々な実施形態による任意の他のデバイスによって生成、復号、送信および/または受信されてよい。当業者には、図示した物理レイヤパケットは追加のフィールドを含めてよく、フィールドは再配置、削除および/またはサイズ変更されてよく、フィールドのコンテンツは変更されてよいことが諒解されよう。
一実施形態では、AP104は、すべてのサブチャネルにわたってHE-SIG1Aフィールド1357を別々に符号化および送信してよい。したがって、HE-SIG1Aフィールド1357のコンテンツは、1つまたは複数のサブチャネル上で異なることがある。様々な実施形態では、AP104は、各サブチャネル上で1つまたは複数のSTA106を決定してよく、対応するサブチャネル上の各STA106に固有の情報を符号化してよい。たとえば、AP104は、グループ識別子(GID)、関連付け識別子(AID)、部分AID(PAID)など、局固有の割振りを符号化してよい。一実施形態では、STA106Bは、単一の(または複数の)サブチャネル上でHE-SIG1Aフィールド1357を受信および復号してよい。いくつかの実施形態では、STA106は、あらゆるサブチャネル上で情報を復号してよい。
上記で説明したように、様々な実施形態では、AP104は、そのサブチャネルに対するメッセージ受信者を識別するために、各HE-SIG1 1357上でAIDまたはPAIDを符号化してよい。様々な実施形態では、たとえば、各HE-SIG1 1357は、12ビットAID、11ビットPAID、符号化AID(たとえば、ハフマン符号化を使用する)などの局表示を含んでよい。様々な実施形態では、局表示は、OFDMAゾーンに対する受信者である1つまたは複数のSTA106を示してよい。様々な実施形態では、OFDMAゾーンに対して、4または8の受信者があることがある。したがって、各STA106は、複雑なGID管理なしにサブチャネル割振りを決定し得る。
一実施形態では、各STA106は、すべてのサブチャネル上でHE-SIG1A 1357を復号してよい。各STA106は、その局インジケータが各サブチャネル上で示されるかどうかを決定し得る。STA106を示すHE-SIG1A 1357を搬送するサブチャネルに対して、STA106は、それらのサブチャネルがSTA106に割り振られるものと決定し得る。様々な実施形態では、AP104は、各サブチャネルが各宛先STA106に対してクリーンであるかどうかを決定し得、HE-SIG1A 1357における局表示を使用してクリーンなサブチャネルを割り当て得る。いくつかの実施形態では、AP104は、各HE-SIG1A 1357中の1ビットが送信されるサブチャネルがMU-MIMOに向けられているかまたはOFDMAに向けられているかを示すために、各HE-SIG1A 1357中の1ビットを符号化してよい。同様に、STA106は、各HE-SIG1A 1357中の1ビットが送信されるサブチャネルがMU-MIMOに向けられているかまたはOFDMAに向けられているかを決定するために、各HE-SIG1A 1357中の1ビットを復号してよい。
一実施形態では、AP104は、STA106への送信に対する1つまたは複数のサブチャネルを決定し得る。たとえば、AP104は、MU-MIMOゾーンHE-SIG1-A1のサブチャネルが局U1、U2、U3およびU4に対してクリアであり、OFDMAゾーンHE-SIG1-A2のサブチャネルが局U5およびU6に対してクリアであるものと決定し得る。したがって、AP104は、HE-SIG1-A1上のU1、U2、U3およびU4に対する局識別子(AIDなど)を符号化してよく、以下同様である。AP104は、たとえば、隣接するゾーンサブチャネルに対する共通のHE-SIG1Bフィールド1357を符号化することによって、各ゾーンに対する各サブチャネルにわたって割振り情報を繰り返してよい。したがって、任意の特定のSTAがゾーン内の少なくとも1つのサブチャネル上で割振りを受信し得るとしても、あらゆるサブチャネル上で割振りを受信し得るとは限らない。
例として、AP104は、STA U4は第1のMU-MIMOゾーン内にあるものと決定し得る。したがって、AP104は、MU-MIMOゾーンの両サブチャネルにわたって複製されてよいHE-SIG1-A11357中のU4のAIDを符号化してよい。STA U4は、HE-SIG1-A1357中のあらゆるサブチャネルを復号してよい。STA U4がHE-SIG1-A1357を復号することが可能であり、STA U4のAIDが存在するそれらのサブチャネルに対して、STA U4は、そのゾーンがSTA U4に対するデータを搬送するものと決定し得る。様々な実施形態では、この手法は、管理のシグナリングを低減し、チャネルフレキシビリティをパケットごとに増加させ得る。
いくつかの実施形態では、AP104は、図示のように各サブチャネル上で複製されたフィールドを別々に符号化する代わりに、OFDMAゾーンに対する全帯域幅上でHE-SIG1-Aフィールド1357を符号化してよい。たとえば、AP104は、OFDMAゾーンの全帯域幅にわたってHE-SIG1-A21357を符号化してよい。いくつかの実施形態では、この手法は、MU-MIMO HE-SIG1-Aフィールドの前にOFDMA SIG1-Aフィールドが終了することを生じさせ得る。2つのOFDMAゾーンを有する他の実施形態では、両ゾーンに対するSIG1-Aフィールドが、同時に終了し得る。
上記で説明したように、様々な実施形態では、HE-SIG1フィールドは、異なる方法でチャネル帯域幅にわたって符号化されてよい。たとえば、図9Dに関して、HE-SIG1-A1957Cは、各サブバンド(それは、図示の実施形態では、それぞれ20MHzである)内の異なるシグナリング情報を用いて符号化されてよい。対照的に、図13に関して、HE-SIG1-A11357は、各ゾーン内で別々に符号化されてよく、1ゾーン内の個別のサブバンドが、同じシグナリング情報を含んでよい。これらの実施形態のいずれかにおいて、HE-SIG0フィールドは、各サブバンド内に同じ情報を含んでよい。図14〜図16は、様々な実施形態による、HE-SIG0およびHE-SIG1のフィールドのコンテンツを示す。
図14は、一実施形態による信号フィールド1400の例示的な一部を示す。図示の信号フィールド1400はSIG0フィールドであり、HE-SIG0フィールド455(図7)、HE-SIG0フィールド855(図8)、HE-SIG0フィールド955(図9A〜図9E)、HE-SIGフィールド1208(図12)、およびHE-SIG0フィールド1355(図13)のうちのいずれかに対応することがある。様々な実施形態では、本明細書で説明する任意のデバイス、または別の互換デバイスは、HE-SIG0フィールド1400を、たとえば、AP104(図1)、STA106A〜106D(図1)、および/またはワイヤレスデバイス202(図2)などに送信し得る。
図示の実施形態では、HE-SIG0フィールド1400は、持続時間フィールド1410、帯域幅(BW)フィールド1420、PAIDサイズインジケータ1430、BSS ID1440、およびクリアチャネル評価(CCA)プラス巡回冗長検査(CRC)フィールド1450(CCA+CRC)を含む。当業者には、HE-SIG0フィールド1400に追加のフィールドを含めてよく、フィールドの再配置、削除、および/またはサイズ変更が行われてよいことが諒解されよう。たとえば、様々な実施形態では、HE-SIG0フィールド1400は、ショートガードインターバル(GI)、UL/DLインジケータなどを追加で含んでもよい。
持続時間フィールド1410は、パケット持続時間を示す働きをする。BWフィールド1420は、たとえば20MHzの倍数でチャネル帯域幅を示す働きをする。様々な実施形態では、BWフィールド1420は、2ビット長であってよい。PAIDサイズインジケータ1430は、各PAIDに使用されるビット数を示す働きをする。様々な実施形態では、PAIDサイズインジケータ1430は、3〜10ビット長であってよい。様々な実施形態では、各PAIDは、3〜10ビット長であってよい。
BSS IDフィールド1440は、BSSの表示を示す働きをする。様々な実施形態では、BSS IDフィールド1440は、4ビット長であってよい。様々な実施形態では、BSS IDフィールド1440は、UL/DLインジケータを含んでよい。CCA+CRCフィールド1450は、パケットに対するCRCおよび/またはCCAを提供する働きをする。様々な実施形態では、CCA+CRCフィールド1450は、6ビット長であってよい。様々な実施形態では、HE-SIG0フィールド1400は、1ビット長であって良いショートガードインターバル(GI)を追加で含んでもよい。
図15は、別の実施形態による、信号フィールド1500の例示的な一部を示す。図示の信号フィールド1500はSIG1フィールドであり、HE-SIG1フィールド457(図7)、HE-SIG1Aフィールド857(図8)、HE-SIG1Aフィールド957(図9A〜図9E)、HE-SIGフィールド1208(図12)、およびHE-SIG1-A1フィールド1357(図13)のうちのいずれかに対応することがある。様々な実施形態では、本明細書で説明する任意のデバイス、または別の互換デバイスは、HE-SIG1Aフィールド1500を、たとえば、AP104(図1)、STA106A〜106D(図1)、および/またはワイヤレスデバイス202(図2)などに送信し得る。
図示の実施形態では、HE-SIG1Aフィールド1500はゾーンタイプフィールド1510と、ゾーン帯域幅フィールド1520と、ユーザカウントフィールド1530と、PAIDリスト1540と、最小割振りフィールド1550と、ユーザ割振りフィールド1560と、ユーザパラメータフィールド1570とを含む。当業者には、HE-SIG1Aフィールド1500に追加のフィールドを含めてよく、フィールドの再配置、削除、および/またはサイズ変更が行われてよいことが諒解されよう。たとえば、様々な実施形態では、最小割振りフィールド1550は省略されてよい、など。
ゾーンタイプフィールド1510は、送信に対するゾーンタイプを示す働きをする。様々な実施形態では、ゾーンタイプフィールド1510は、OFDMAゾーンまたはMU-MIMOゾーンのいずれかを示す1ビットフラグであってよい。様々な実施形態では、ゾーンタイプフィールド1510は、特定のサブチャネルに対する、またはゾーン内の1つまたは複数のサブチャネルのグループに対するゾーンタイプを示してよい。たとえば、図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のゾーンタイプフィールド1510は、そのHE-SIG1-A1 957Cに対するサブチャネルのゾーンタイプを示してよい。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のゾーンタイプフィールド1510は、そのHE-SIG1-A1 1357に対する全ゾーンのゾーンタイプを示してよい。
ゾーン帯域幅フィールド1520は、ゾーン送信に対する帯域幅を示す働きをする。様々な実施形態では、ゾーン帯域幅フィールド1520は、20MHz、40MHz、60MHz、80MHzまたは160MHzのうちの1つのゾーン帯域幅を示す3ビットフィールドであってよい。たとえば、図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のゾーン帯域幅フィールド1520は、上部OFDMAゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅および下部の2つのOFDMAゾーンに対する20MHzのゾーン帯域幅を示してよい。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のゾーン帯域幅フィールド1520は、MU-MIMOゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅およびOFDMAゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅を示してよい。
ユーザカウントフィールド1530は、サブチャネル上でサービスされるユーザ数を示す働きをする。様々な実施形態では、ユーザカウントフィールド1530は、20MHzサブチャネル当たり1〜4ユーザを示す2ビットフィールドであってよい。たとえば、図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のユーザカウントフィールド1530は、上部サブチャネル中の3ユーザ、次のサブチャネル中の2ユーザ、その次のサブチャネル中の3ユーザ、および下部サブチャネル中の3ユーザを示し得る。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のユーザカウントフィールド1530は、MU-MIMOゾーンの各サブチャネル中の4ユーザ、およびOFDMAゾーンの各サブチャネル中の2ユーザを示してよい。
PAIDリスト1540は、サブチャネルに割り振られるユーザのリストを示す働きをする。様々な実施形態では、PAIDリスト1540は、ユーザ当たり3〜9ビットを含んでよい。様々な実施形態では、PAIDリスト1540は、たとえば、PAIDがAP104によって選択される場所で圧縮されてよい。図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のPAIDリスト1540は、上部サブチャネル中のユーザU1、U2およびU3と、次のサブチャネル中のユーザU3およびU4と、その次のサブチャネル中のユーザU5、U6およびU7と、下部サブチャネル中のユーザU8、U9およびU10とのPAIDを示し得る。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のPAIDリスト1540は、MU-MIMOゾーンの各サブチャネル中のユーザU1〜U4、およびOFDMAゾーンの各サブチャネル中のユーザU5およびU6のPAIDを示してよい。PAIDリスト1540は、たとえば、別のフィールド中のユーザ割振りと一致するように順序付けられてよい。
最小割振りフィールド1550は、最小割振りサイズを示してよい。様々な実施形態では、最小割振りフィールド1550は、後続の最小割振りサイズ、2.5MHz、5MHz、10MHzまたは20MHz、のうちの1つを示す2ビットフィールドであってよい。いくつかの実施形態では、最小割振りフィールド1550は省略されてよく、最小割振りサイズは、割振りおよび/またはサブチャネル、ゾーン、ならびに/あるいはチャネルの帯域幅に基づいて暗黙的に決定されてよい。
ユーザ割振りフィールド1560は、PAIDリスト1540に記載されているユーザに対する帯域幅割振りを示してよい。様々な実施形態では、ユーザ割振りフィールド1560は、ユーザ数N、ゾーン帯域幅ZBW、および最小割振りサイズMAに基づく可変サイズであってよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560は、以下の式1に従ってサイズ決定されてよい。したがって、5MHzの最小割振りサイズおよび3ユーザの20MHzゾーンに対して、ユーザ割振りフィールド1560は、4ビット長となる。
HE-SIG1Aフィールド1500が1ゾーン内で繰り返されず、ゾーン内の各サブチャネル(たとえば、20MHz)が異なるHE-SIG1情報を搬送する実施形態では、ZBWは、サブチャネル帯域幅に置き換えられてよい。言い換えれば、ゾーン帯域幅は、ユーザ割振り情報がゾーン内のサブチャネルにわたって繰り返されない実施形態におけるサブチャネル帯域幅に置き換えられてよい。たとえば、上記で説明した図9Dに関する実施形態では、ZBWは、ゾーンの全帯域幅ではなく、サブチャネル帯域幅(SCBW)を指すことがある。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザ割振りフィールド1560は、以下の式2に従ってサイズ決定されてよい。
一実施形態では、ユーザ割振りフィールド1560は、そのユーザに割り当てられた複数の最小割振りサイズ1550を、PAIDリスト1540中のユーザの各々に対して示してよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560は、PAIDリスト1540中の第1のユーザが、最小割振りフィールド1550の2倍を割り当てられること、およびPAIDリスト1540中の第2のユーザが、最小割振りフィールド1550の1倍を割り当てられること、などを示してよい。別の実施形態では、最後のユーザは残りの帯域幅に割り振られることを暗示され得るので、ユーザ割振りフィールド1560は、PAIDリスト1540中の最後のユーザに対する倍数を省略してよい。一実施形態では、ユーザ割振りフィールド1560中で示される各倍数は、たとえばゾーンの上部(または下部)において開始する連続した割振りを示してよい。
ユーザパラメータフィールド1570は、たとえば、ユーザ当たりたとえば1ビットの時空間ブロックコード(STBC)、ユーザ当たりたとえば2ビットのバイナリ畳込みコーディング(binary convolutional coding)(BCC)および/または低密度パリティ検査(LDPC)、ユーザ当たりたとえば4ビットの変調およびコーディング方式(MCS)、ならびにユーザ当たりたとえば2ビットの空間ストリームの数(NSS)など、1つまたは複数の追加のパラメータフィールドを含んでよい。様々な実施形態では、ユーザパラメータフィールド1570は、たとえば、ユーザカウントフィールド1530中に示されるユーザの数に基づく可変サイズであってよい。
例として、一実施形態では、SIG0 1400のPAIDサイズ表示1430(図14)は0b11であってよく、3ビットのPAIDサイズを示す。ゾーンタイプフィールド1510は0b1であってよく、OFDMAゾーンを示す。ゾーン帯域幅フィールド1520は0b000であってよく、20MHzゾーンを示す。ユーザカウントフィールド1530は0b11であってよく、3ユーザを示す。PAIDリスト1540は0b110 010 111であってよく、ユーザU4、U2およびU7がサブチャネルに割り当てられることを示す。最小割振りフィールド1550は0b01であってよく、最小割振りサイズが5MHzであることを示す。ユーザ割振りフィールド1560は0b01 01であってよく、ユーザU4がゾーン内に上部の5MHzの1倍を割り当てられること、ユーザU2がゾーン内に次の5MHzの1倍を割り当てられることを示し、ユーザU3が残りのゾーン帯域幅(10MHz)を割り当てられることを暗黙的に示す。
図16は、別の実施形態による、信号フィールド1600の例示的な一部を示す。図示の信号フィールド1600はSIG1フィールドであり、HE-SIG1フィールド457(図7)、HE-SIG1Aフィールド857(図8)、HE-SIG1Aフィールド957(図9A〜図9E)、HE-SIGフィールド1208(図12)、およびHE-SIG1-A1フィールド1357(図13)のうちのいずれかに対応することがある。様々な実施形態では、本明細書で説明する任意のデバイス、または別の互換デバイスは、HE-SIG1Aフィールド1600を、たとえば、AP104(図1)、STA106A〜106D(図1)、および/またはワイヤレスデバイス202(図2)などに送信し得る。
図示の実施形態では、HE-SIG1Aフィールド1600は、ゾーンタイプフィールド1610と、ゾーン帯域幅フィールド1620と、ユーザ割振りフィールド1660と、PAIDリスト1640と、最小割振りフィールド1650と、ユーザパラメータフィールド1670とを含む。当業者には、HE-SIG1Aフィールド1600に追加のフィールドを含めてよく、フィールドの再配置、削除、および/またはサイズ変更が行われてよいことが諒解されよう。たとえば、様々な実施形態では、最小割振りフィールド1650は省略されてよい、など。
ゾーンタイプフィールド1610は、送信に対するゾーンタイプを示す働きをする。様々な実施形態では、ゾーンタイプフィールド1610は、OFDMAゾーンまたはMU-MIMOゾーンのいずれかを示す1ビットフラグであってよい。様々な実施形態では、ゾーンタイプフィールド1610は、特定のサブチャネル、またはゾーン内の1つまたは複数のサブチャネルのグループに対するゾーンタイプを示してよい。たとえば、図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のゾーンタイプフィールド1610は、そのHE-SIG1-A1 957Cに対するサブチャネルのゾーンタイプを示してよい。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のゾーンタイプフィールド1610は、そのHE-SIG1-A1 1357に対する全ゾーンのゾーンタイプを示してよい。
ゾーン帯域幅フィールド1620は、ゾーン送信に対する帯域幅を示す働きをする。様々な実施形態では、ゾーン帯域幅フィールド1620は、20MHz、40MHz、60MHz、80MHzまたは160MHzのうちの1つのゾーン帯域幅を示す3ビットフィールドであってよい。たとえば、図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のゾーン帯域幅フィールド1620は、上部OFDMAゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅および下部の2つのOFDMAゾーンに対する20MHzのゾーン帯域幅を示してよい。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のゾーン帯域幅フィールド1620は、MU-MIMOゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅およびOFDMAゾーンに対する40MHzのゾーン帯域幅を示してよい。
ユーザカウントフィールド1530(図15)は、HE-SIG1フィールド1600から省略されてよい。たとえば、ユーザの数は、ユーザ割振り1660中の1の数から暗黙的に決定されてよい。同様に、様々な実施形態では、ユーザカウントフィールド1530(図15)は、図15のHE-SIG1フィールド1500から省略されてよい。同様に、様々な実施形態では、HE-SIG1フィールド1600は、図15に関して上記で説明したユーザカウントフィールド1530と同様のまたは等しいユーザカウントフィールドを含んでよい。
PAIDリスト1640は、サブチャネルに割り振られるユーザのリストを示す働きをする。様々な実施形態では、PAIDリスト1640は、ユーザ当たり3〜9ビットを含んでよい。様々な実施形態では、PAIDリスト1640は、たとえば、PAIDがAP104によって選択される場所で圧縮されてよい。図9Dに関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 957C中のPAIDリスト1640は、上部サブチャネル中のユーザU1、U2およびU3と、次のサブチャネル中のユーザU3およびU4と、その次のサブチャネル中のユーザU5、U6およびU7と、下部サブチャネル中のユーザU8、U9およびU10とのPAIDを示し得る。別の例として、図13に関して上記で説明した実施形態では、各HE-SIG1-A1 1357中のPAIDリスト1640は、MU-MIMOゾーンの各サブチャネル中のユーザU1〜U4、およびOFDMAゾーンの各サブチャネル中のユーザU5およびU6のPAIDを示してよい。PAIDリスト1640は、たとえば、別のフィールド中のユーザ割振りと一致するように順序付けられてよい。
最小割振りフィールド1650は、最小割振りサイズを示してよい。様々な実施形態では、最小割振りフィールド1650は、後続の最小割振りサイズ、2.5MHz、5MHz、10MHzまたは20MHz、のうちの1つを示す2ビットフィールドであってよい。いくつかの実施形態では、最小割振りフィールド1650は省略されてよく、最小割振りサイズは、割振りおよび/またはサブチャネル、ゾーン、ならびに/あるいはチャネルの帯域幅に基づいて暗黙的に決定されてよい。
ユーザ割振りフィールド1660は、PAIDリスト1640に記載されているユーザに対する帯域幅割振りを示してよい。様々な実施形態では、ユーザ割振りフィールド1660は、ゾーン帯域幅ZBW、および最小割振りサイズMAに基づく可変サイズであってよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1660は、以下の式3に従ってサイズ決定されてよい。したがって、5MHzの最小割振りサイズの20MHzゾーンに対して、ユーザ割振りフィールド1660は、4ビット長となる。
HE-SIG1Aフィールド1600が1ゾーン内で繰り返されず、ゾーン内の各サブチャネル(たとえば、20MHz)が異なるHE-SIG1情報を搬送する実施形態では、ZBWは、サブチャネル帯域幅に置き換えられてよい。言い換えれば、ゾーン帯域幅は、ユーザ割振り情報がゾーン内のサブチャネルにわたって繰り返されない実施形態におけるサブチャネル帯域幅に置き換えられてよい。たとえば、上記で説明した図9Dに関する実施形態では、ZBWは、ゾーンの全帯域幅ではなく、サブチャネル帯域幅(SCBW)を指すことがある。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザ割振りフィールド1560は、以下の式4に従ってサイズ決定されてよい。
一実施形態では、ユーザ割振りフィールド1660は、そのユーザに割り当てられた複数の最小割振りサイズ1650を、PAIDリスト1640中のユーザの各々に対して示してよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1660は、PAIDリスト1640中の第1のユーザが、最小割振りフィールド1650の2倍を割り当てられること、およびPAIDリスト1640中の第2のユーザが、最小割振りフィールド1650の1倍を割り当てられること、などを示してよい。一実施形態では、ユーザ割振りフィールド1660は、ゾーン内の各最小割振りに対するユーザ割当てを示すビットマップであってよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1660中の各ビットは、最小割振りフィールド1650中に示されるサイズの割振りに対応し得る。ユーザ割振りフィールド1660中に現れる各1は、PAIDリスト1640中のユーザに対応してよく、各1の位置は、対応するユーザへの最初の割振りに対応してよい。1の後に現れる任意の0は、前の1に対応するユーザへの追加の割振りに対応してよい。アサートされたビットは、本明細書では1など、様々に呼ばれるが、本明細書で一般性を失わずに、アサートされたビットが、0と置き換えられてもよいことは、当業者には諒解されよう。
例として、一実施形態では、SIG0 1400のPAIDサイズ表示1430(図14)は0b11であってよく、3ビットのPAIDサイズを示す。ゾーンタイプフィールド1610は0b1であってよく、OFDMAゾーンを示す。ゾーン帯域幅フィールド1620は0b000であってよく、20MHzゾーンを示す。最小割振りフィールド1650は0b01であってよく、最小割振りサイズが5MHzであることを示す。PAIDリスト1640は0b110 010 111 001であってよく、ユーザU4、U2、U7およびU1がサブチャネルに割り当てられることを示す。ユーザ割振りフィールド1660は、0b1111であってよい。第1の1は、ユーザU4(PAIDリスト1640中で第1に記載される)が、ゾーン内で第1の5MHzを割り当てられることを示す。第2の1は、ユーザU2(PAIDリスト1640中で第2に記載される)が、ゾーン内で第2の5MHzを割り当てられることを示す。第3の1は、ユーザU7(PAIDリスト1640中で第3に記載される)が、ゾーン内で第3の5MHzを割り当てられることを示す。第4の1は、ユーザU1(PAIDリスト1640中で第4に記載される)が、ゾーン内で第4の5MHzを割り当てられることを示す。
別の例では、PAIDリスト1640は0b110 010 111であってよく、ユーザU4、U2およびU7がサブチャネルに割り当てられることを示す。ユーザ割振りフィールド1660は、0b1101であってよい。第1の1は、ユーザU4(PAIDリスト1640中で第1に記載される)が、ゾーン内で第1の5MHzを割り当てられることを示す。第2の1は、ユーザU2(PAIDリスト1640中で第2に記載される)が、ゾーン内で第2の5MHzを割り当てられることを示す。第2の1の後の0は、ユーザU2(ユーザ割振りビットマップ1660中の前の1に対応する)はまた、ゾーン内で第3の5MHzを割り当てられることを示す。第3の1は、ユーザU7(PAIDリスト1640中で第3に記載される)が、ゾーン内で第4の5MHzを割り当てられることを示す。第4の1は、ユーザU1(PAIDリスト1640中で第4に記載される)が、ゾーン内で第4の5MHzを割り当てられることを示す。
別の例では、PAIDリスト1640は0b110 010であってよく、ユーザU4およびU2がサブチャネルに割り当てられることを示す。ユーザ割振りフィールド1660は、0b1100であってよい。第1の1は、ユーザU4(PAIDリスト1640中で第1に記載される)が、ゾーン内で第1の5MHzを割り当てられることを示す。第2の1は、ユーザU2(PAIDリスト1640中で第2に記載される)が、ゾーン内で第2の5MHzを割り当てられることを示す。第2の1の後の2つの0は、ユーザU2(ユーザ割振りビットマップ1660中の前の1に対応する)はまた、ゾーン内で第3および第4の5MHzを割り当てられることを示す。
別の例では、PAIDリスト1640は0b110であってよく、ユーザU4がサブチャネルに割り当てられることを示す。ユーザ割振りフィールド1660は、0b1000であってよい。第1の1は、ユーザU4(PAIDリスト1640中で第1に記載される)が、ゾーン内で第1の5MHzを割り当てられることを示す。第1の1の後の3つの0は、ユーザU2(ユーザ割振りビットマップ1660中の前の1に対応する)はまた、ゾーン内で第2、第3および第4の5MHzを割り当てられることを示す。
ユーザパラメータフィールド1670は、たとえば、ユーザ当たりたとえば1ビットの時空間ブロックコード(STBC)、ユーザ当たりたとえば2ビットのバイナリ畳込みコーディング(BCC)および/または低密度パリティ検査(LDPC)、ユーザ当たりたとえば4ビットの変調およびコーディング方式(MCS)、ならびにユーザ当たりたとえば2ビットの空間ストリームの数(NSS)など、1つまたは複数の追加のパラメータフィールドを含んでよい。様々な実施形態では、ユーザパラメータフィールド1670は、たとえば、ユーザカウントフィールド1630中に示されるユーザの数に基づく可変サイズであってよい。
図17および図18は、様々な組合せの実施形態によるユーザ割振りフィールドの例示的なサイズを示す。図17は、たとえば図9Dに関して上記で説明したサブチャネル毎割振り方式による、図15のHE-SIG1フィールド1500と図16のHE-SIG1フィールド1600の両方による、ならびに様々な固定された最小割振りサイズおよび動的最小割振りサイズによるユーザ割振りフィールドの例示的なサイズと、様々なユーザの数とを示す。図18は、たとえば図13に関して上記で説明したゾーン毎割振り方式による、図15のHE-SIG1フィールド1500と図16のHE-SIG1フィールド1600の両方による、ならびに様々な固定された最小割振りサイズおよび動的最小割振りサイズによるユーザ割振りフィールドの例示的なサイズと、様々なユーザの数とを示す。
図19は、図1のワイヤレス通信システム100内で利用することができるワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート1900を示す。この方法は、図2に示すワイヤレスデバイス202などの、本明細書で説明するデバイスによって全体または一部が実施されてよい。図示した方法については、図1に関して上記で説明したワイヤレス通信システム100、図9A〜図9Eおよび図13に関して上記で説明したパケット900A〜900Eおよび1300、ならびに図14〜図16に関して上記で説明したHE-SIGフィールド1400、1500および1600を参照して本明細書で説明するが、図示した方法は、本明細書で説明する別のデバイス、または任意の他の適切なデバイスによっても実施され得ることが当業者には諒解されよう。図示した方法は、本明細書では特定の順序に関して記載されているが、様々な実施形態では、本明細書のブロックは異なる順序で実行されてよく、または省略されてよく、かつさらなるブロックが追加されてよい。
最初に、ブロック1902において、アクセスポイントは、少なくとも1つのチャネル上の送信のためのメッセージを生成する。たとえば、AP104は、パケット800(図8)または1200(図12)などのパケットを、プロセッサ204を介して生成してよい。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。たとえば、メッセージは、HE-SIG0フィールド855、955、1355および1400のうちのいずれかを含んでよい。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。たとえば、メッセージは、HE-SIG1Aフィールド857、957、1357および1500のうちのいずれかを含んでよい。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560および/または1660は、動的最小割振りサイズ1550および/または1660、あるいは静的、固定された、記憶された、または所定の最小割振りサイズに基づくことがある。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。たとえば、HE-SIG0フィールド1400は、持続時間フィールド1410、帯域幅(BW)フィールド1420、PAIDサイズインジケータ1430、BSS ID1440、および/または図14に関して上記で説明したクリアチャネル評価(CCA)プラス巡回冗長検査(CRC)フィールド1450(CCA+CRC)を含む。
様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。たとえば、HE-SIG1Aフィールド1500は、図16に関して上記で説明した、ゾーンタイプフィールド1510、ゾーン帯域幅フィールド1520、ユーザカウントフィールド1530、PAIDリスト1540、最小割振りフィールド1550、ユーザ割振りフィールド1560、および/またはユーザパラメータフィールド1570を含んでよい。別の例として、HE-SIG1Aフィールド1600は、図16に関して上記で説明した、ゾーンタイプフィールド1610、ゾーン帯域幅フィールド1620、PAIDリスト1640、最小割振りフィールド1650、ユーザ割振りフィールド1660、および/またはユーザパラメータフィールド1670を含んでよい。
様々な実施形態では、方法は、固定された最小割振りサイズを決定するステップをさらに含んでもよい。たとえば、HE-SIG1Aフィールドが最小割振りフィールドを含まない実施形態では、AP104は、プリセットされた、所定の、または固定された最小割振りサイズを、メモリから取り出してよい。様々な実施形態では、最小割振りサイズは、ゾーン帯域幅およびサービスされるユーザの数のうちの1つまたは複数から暗黙的に決定されてもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560は、図15に関して上記で説明したように、PAIDリスト1540中の各局に対応する倍数のリストを含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。たとえば、ユーザ割振りフィールド1660は、図16に関して上記で説明したように、PAIDリスト1640中の各局に対応するチャネル割当てを示すビットマップを含んでもよい。
次に、ブロック1904において、アクセスポイントは、1つまたは複数のワイヤレスデバイスにメッセージを送信する。たとえば、AP104は、送信機210を介してパケットをSTA106のうちのいずれかに送信してよい。本明細書で説明する様々な実施形態によれば、AP104は、いくつかの部分がサブチャネル間またはゾーン間で複製され、いくつかの部分が別々に符号化されるパケットを、1つのチャネルにわたって送信してよい。
一実施形態では、図19に示す方法は、生成回路および送信回路を含み得るワイヤレスデバイスにおいて実施されてよい。ワイヤレス通信デバイスは、本明細書で説明する簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くのコンポーネントを有し得ることが、当業者には諒解されよう。本明細書で説明するワイヤレスデバイスは、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに有用なコンポーネントのみを含む。
生成回路は、メッセージを生成するように構成されてよい。いくつかの実施形態では、生成回路は、図19の少なくともブロック1902を実行するように構成されてよい。生成回路は、プロセッサ204(図2)、メモリ206(図2)、およびDSP220(図2)のうちの1つまたは複数を含んでよい。いくつかの実装形態では、生成するための手段が、生成回路を含んでよい。
送信回路は、メッセージを送信するように構成されてよい。いくつかの実施形態では、送信回路は、図19の少なくともブロック1904を実行するように構成されてよい。送信回路は、送信機210(図2)、アンテナ216(図2)、および送受信機214(図2)のうちの1つまたは複数を含んでよい。いくつかの実装形態では、送信するための手段が送信回路を含み得る。
図20は、図1のワイヤレス通信システム100内で利用することができるワイヤレス通信の例示的な方法の別のフローチャート2000を示す。この方法は、図2に示すワイヤレスデバイス202などの、本明細書で説明するデバイスによって全体または一部が実施されてよい。図示した方法については、図1に関して上記で説明したワイヤレス通信システム100、図9A〜図9Eおよび図13に関して上記で説明したパケット900A〜900Eおよび1300、ならびに図14〜図16に関して上記で説明したHE-SIGフィールド1400、1500および1600を参照して本明細書で説明するが、図示した方法は、本明細書で説明する別のデバイス、または任意の他の適切なデバイスによっても実施され得ることが当業者には諒解されよう。図示した方法は、本明細書では特定の順序に関して記載されているが、様々な実施形態では、本明細書のブロックは異なる順序で実行されてよく、または省略されてよく、かつさらなるブロックが追加されてよい。
最初に、ブロック2002において、局は、少なくとも1つのチャネル上のメッセージを受信する。たとえば、STA106Aは、パケット800(図8)または1200(図12)などのパケットを、受信機212を介して受信してよい。メッセージは、第1の信号フィールドの後の第1のメッセージの長さを示す第1の信号フィールドを含む。たとえば、メッセージは、HE-SIG0フィールド855、955、1355および1400のうちのいずれかを含んでよい。メッセージは、少なくとも1つのチャネル割当てを示す第2の信号フィールドをさらに含む。たとえば、メッセージは、HE-SIG1Aフィールド857、957、1357および1500のうちのいずれかを含んでよい。第2の信号フィールドは、いくつかの技法によって明示的または暗黙的のいずれかで示され得る可変長を有してよい。たとえば、それは、第1の信号フィールドにおいて符号化され得る。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560および/または1660は、動的最小割振りサイズ1550および/または1660、あるいは静的、固定された、記憶された、または所定の最小割振りサイズに基づくことがある。
様々な実施形態では、第1の信号フィールドは、持続時間表示、局識別子に対するサイズ表示、帯域幅表示、基本サービスセットカラー識別情報、アップリンク/ダウンリンクフラグ、巡回冗長検査、およびクリアチャネル評価表示のうちの1つまたは複数を含んでよい。たとえば、HE-SIG0フィールド1400は、持続時間フィールド1410、帯域幅(BW)フィールド1420、PAIDサイズインジケータ1430、BSS ID1440、および/または図14に関して上記で説明したクリアチャネル評価(CCA)プラス巡回冗長検査(CRC)フィールド1450(CCA+CRC)を含む。
様々な実施形態では、第2の信号フィールドは、ゾーンタイプ、ゾーン帯域幅、サービスされる局数、局識別子のリスト、および最小割振りサイズのうちの1つまたは複数を含んでよい。たとえば、HE-SIG1Aフィールド1500は、図16に関して上記で説明した、ゾーンタイプフィールド1510、ゾーン帯域幅フィールド1520、ユーザカウントフィールド1530、PAIDリスト1540、最小割振りフィールド1550、ユーザ割振りフィールド1560、および/またはユーザパラメータフィールド1570を含んでよい。別の例として、HE-SIG1Aフィールド1600は、図16に関して上記で説明した、ゾーンタイプフィールド1610、ゾーン帯域幅フィールド1620、PAIDリスト1640、最小割振りフィールド1650、ユーザ割振りフィールド1660、および/またはユーザパラメータフィールド1670を含んでよい。
様々な実施形態では、方法は、固定された最小割振りサイズを決定するステップをさらに含んでもよい。たとえば、HE-SIG1Aフィールドが最小割振りフィールドを含まない実施形態では、STA106Aは、プリセットされた、所定の、または固定された最小割振りサイズを、メモリから取り出してよい。様々な実施形態では、最小割振りサイズは、ゾーン帯域幅およびサービスされるユーザの数のうちの1つまたは複数から暗黙的に決定されてもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の少なくとも1つの局識別子に対応する複数の最小割振りサイズを含んでよい。様々な実施形態では、チャネル割当ては、最後の局識別子を除く、局識別子のリスト中の各局識別子に対する複数の最小割振りサイズを含んでよい。たとえば、ユーザ割振りフィールド1560は、図15に関して上記で説明したように、PAIDリスト1540中の各局に対応する倍数のリストを含んでもよい。
様々な実施形態では、チャネル割当ては、局識別子のリスト中の各局識別子に対するチャネル割当てを示すビットマップを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップは、ゾーン帯域幅内の各最小割振りに対応する1ビットを含んでよい。様々な実施形態では、ビットマップ中の各セットビットは、局識別子のリスト中の対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。様々な実施形態では、ビットマップ中の各アンセットビットは、ビットマップ中の前のビットに対応する局識別子に対して、最小割振りサイズのチャネル割当てを示し得る。たとえば、ユーザ割振りフィールド1660は、図16に関して上記で説明したように、PAIDリスト1640中の各局に対応するチャネル割当てを示すビットマップを含んでもよい。
次に、ブロック2002において、ワイヤレスデバイスは、メッセージに基づいてチャネル割振りを決定する。たとえば、STA106Aは、1つまたは複数のサブチャネル上でPAIDリスト1540および/または1640を復号し得、STA106Aと関連付けられたPAIDがPAIDリストに含まれるかどうかを決定し得る。含まれる場合、STA106Aは、STA106Aに割り振られたチャネルの1つまたは複数の部分を決定するために、PAIDリスト1540および/または1640、ならびに/あるいは最小割振りサイズ1550および/または1650とともにユーザ割振り1560および/または1660を復号してよい。
一実施形態では、図20に示す方法は、受信回路および決定回路を含み得るワイヤレスデバイスにおいて実施されてよい。ワイヤレス通信デバイスは、本明細書で説明する簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くのコンポーネントを有し得ることが、当業者には諒解されよう。本明細書で説明するワイヤレスデバイスは、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに有用なコンポーネントのみを含む。
受信回路は、メッセージを受信するように構成されてよい。いくつかの実施形態では、受信回路は、図20の少なくともブロック2002を実行するように構成されてよい。送信回路は、受信機212(図2)、アンテナ216(図2)、および送受信機214(図2)のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実装形態では、受信するための手段が受信回路を含み得る。
決定回路は、メッセージに基づいて割振りを決定するように構成されてよい。いくつかの実施形態では、決定回路は、図20の少なくともブロック2002を実行するように構成されてよい。決定回路は、プロセッサ204(図2)、メモリ206(図2)、およびDSP220(図2)のうちの1つまたは複数を含んでよい。いくつかの実装形態では、決定するための手段が決定回路を含み得る。
当業者には、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本開示に記載する実施への様々な変更形態が、当業者には容易に理解でき、本明細書において定義した包括的な原理は、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく他の実施に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書において示されている実装形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、本明細書において開示された原則および新規の特徴に整合した最も広い範囲が与えられるべきである。「例示的な」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味することのみを目的に使用される。本明細書において「例示的」として説明されるいかなる実施態様も、必ずしも他の実施態様よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。
本明細書において別々の実装形態との関連で説明されたいくつかの特徴は、単一の実装形態において組み合わせて実現することもできる。反対に、単一の実施態様の文脈において説明される種々の特徴は、複数の実施態様において別々に、または任意の好適な部分的組合せ(sub-combination)において実現することもできる。さらに、特徴を、これまで、いくつかの組合せで機能すると説明することができ、最初にそのように特許請求することもできるが、特許請求される組合せからの1つまたは複数の特徴を、場合によっては、その組合せから削除することができ、特許請求される組合せは、部分的組合せまたは部分的組合せの変形を対象にすることができる。
上で説明された方法の様々な動作は、種々のハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネント、回路および/またはモジュールなどの、動作を実行することができる任意の適切な手段によって実行され得る。一般に、図に示される任意の動作は、動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
本開示に関連して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、または本明細書において説明される機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替形態では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実現することもできる。
1つまたは複数の態様では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実現される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶することができるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含み得る。また、任意の接続も厳密にはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書において使用されるときに、コンパクトディスク(disc)(「CD」)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(「DVD」)、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を含み得る。上記のものの組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれ得る。
本明細書で開示される方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を含む。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換することができる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更することができる。
さらに、本明細書において説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適用可能な場合には、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードすることができ、および/または別の方法で入手できることは理解されたい。たとえば、本明細書において説明される方法を実行するための手段の転送を容易にするために、そのようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的には、本明細書において説明される種々の方法は、デバイスに記憶手段を結合するか、またはデバイスに記憶手段を設けると、ユーザ端末および/または基地局が種々の方法を入手することができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供することができる。さらに、本明細書において説明される方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が利用することができる。
上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他のさらなる態様は、それらの基本的な範囲から逸脱することなく考案されてよく、それらの範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。