JP2017506448A - 国家安全保障及び公衆安全通信をサポートするデバイスの事前構成 - Google Patents

国家安全保障及び公衆安全通信をサポートするデバイスの事前構成 Download PDF

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Abstract

デバイス−トゥ−デバイス(D2D)無線デバイスにアプリケーションコード及び発見フィルタを配布し且つ使用させる技術が開示される。例示的な方法は、告知デバイスが調整ノードから第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報を受信することを含む。関連するタイミング情報は、前記第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する。前記方法は、さらに、前記第1有効間隔の間、前記第1アプリケーションコードを含む、或いは、前記第1アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信することと、前記第2有効間隔の間、前記第2アプリケーションコードを含む、或いは、前記第2アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信することと、を含む。監視デバイスに対する対応技術も開示される。

Description

開示する技術は、一般的に、無線通信ネットワークに関し、より詳しくは、無線デバイス−トゥ−デバイス通信における発見技術に関する。
デバイス−トゥ−デバイス(D2D)通信は、公知、かつ、多くの既存無線技術で広く使用されている要素であり、アドホック及びセルラネットワークを含む。例として、ブルートゥース(登録商標)や、ワイファイダイレクトの様な、IEEE802.11規格の幾つかの形態を含む。これらの例示のシステムは、ライセンス不要のスペクトラムで運用される。
セルラネットワークにおける中継手段として、D2D通信を可能にするアイデアは、アドホックネットワークに対する幾つかの初期の作業で提案されているが、ローカルD2D通信が、継続しているセルラトラフィックと同時にセルラスペクトラムリソースを(再)利用することを可能にする概念は比較的新しい。セルラとD2Dレイヤ間における非直交リソースの共有は、リソース利用効率の増加と共に、再利用利得及び空間近接利得の可能性を有し、セルラネットワークを下層とするD2D通信の概念は、近年、大変注目されている。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、ネットワークに制御されるD2Dを、"近接サービス"又は"ProSe"として参照し、D2D機能のロングタームエボリューション(LTE)への統合を目的とした取り組みが行われている。ProSeの研究項目(SI)では、ネットワークカバレッジ外にある、3GPPによりユーザ装置又はUEとして参照される無線デバイス間のD2D動作を、カバレッジ内とカバレッジ外にある無線デバイス間のD2D動作と同様にサポートすることを勧告している。
特に、3GPP LTEネットワークにおいて、セルラネットワークのオフロードや、近接度に基づくソーシャルネットワーキングといった、LTEダイレクト(D2D)通信が商業的なアプリケーションで使用されている。カバレッジ外動作を含むD2D通信は、例えば、最初の応答者が相互に及び災害エリアの人々と通信する必要がある公衆安全状態の様な、所謂、国家安全保障及び公共安全サービス(NSPS)で特に重要となることが予想される。商業及び公衆安全の両方のアプリケーションは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のメンバーによって行われたフィージビリティスタディで議論されたユースケースであり、非特許文献1としてドキュメント化されている。
LTEダイレクトリンクを使用するD2D通信のエンティティは、セルラ通信において、ダウンリンク、アップリンク、或いは、その両方で使用されているのと同じ物理リソースブロック("PRBS"、LTE無線リンクの基本的な時間−周波数リソース)を再利用し得る。制御された態様での無線リソースの再利用は、セル間干渉のいくらかの増加で、スペクトラム効率の増加をもたらし得る。
典型的に、LTEを下層とするシナリオにおけるD2D通信エンティティは、アップリンク(UL) PRBや、ULタイムスロットの様な、ULリソースを使用するが、概念的には、D2D(LTEダイレクト)通信は、セルラのダウンリンク(DL)スペクトラムや、DLタイムスロットを使用できる。説明の簡略化のため、本開示においては、D2Dリンクは、周波数分割複信(FDD)LTEシステムのアップリンクPRBや、セルラ時分割複信(TDD)システムのアップリンクタイムスロットの様な、アップリンクのリソースを使用することを想定するが、本開示の本質的なアイデアは、DLスペクトラムを同様に使用するD2D通信システムの場合にも適用され得る。
D2D通信の重要な側面は、D2Dデバイスが、D2D通信が可能であり、かつ、D2D通信に参加することが許可された他のデバイスが近くにいることを検出するために使用される技術及び手順である、"発見"の概念である。
非特許文献2は、"直接発見のためのLTEに基づく解決法"を含む、発見のための幾つかのアプローチの概略を述べている。非特許文献2に示される様に、"告知UE"、つまり、そのサービスを行うことを望む、或いは、他のデバイスに知られたサービスを必要とする無線デバイスは、例えば、ProSeサーバといった、LTEネットワーク内又はLTEネットワークに接続されたProSe機能から、所謂、表現コードを受信し、受信した表現コードをブロードキャストする。3GPPドキュメントでは"監視UE"として参照される他の無線デバイスは、告知UEからのブロードキャストを監視し、監視UEが通信することに興味がある告知UEの存在を検出するために、監視UEが以前に受信した1つ以上の表現コードと受信した表現コードとを比較する。
3rd Gneration Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects; Feasibility study for Proximity Services(ProSe),3GPP TR 22.803,v.12.2.0,2013年6月 Study on architechture enhancements to support Proximity−based Services(ProSe)、3GPP TR23.703、sec.6.1、v1.1.0、2014年1月
3GPP対応のデバイスにより実行される正確な発見手順の詳細は、依然、開発途中であるが、非特許文献2のセクション6.1.13では、上述した"表現コード"の例として見做すことができる1つ以上の"アプリケーションID"を告知及び監視UEに割り当てる、ネットワーク制御発見手順を記述している。これらのアプリケーションコードは、有効期限を有し、アプリケーションコードが割り当てられたときに開始される有効タイマに関連付けられる。告知UEは、有効タイマの期限が終了するまで、アプリケーションコードを含むProSe_Codeをブロードキャストすることができる。監視UEは、自身に割り当てられているアプリケーションコードに対応するアプリケーションコードを含むProSe_Codeを"聞く"ため、適切な無線リソースを監視する。有効タイマの期限が終了すると、告知UEは、新たなアプリケーションコードを受信するために、ProSe機能に新たな要求を開始しなければならない。
本開示技術の幾つかの実施形態によると、告知目的で使用される1つより多いアクセスコードが、告知無線デバイスに割り当てられ、各アクセスコードは、異なる有効時間間隔を有している。告知目的で使用されるアクセスコードは、ここでは、"アプリケーションコード"として参照される。同様に、監視目的で使用される1つより多いアクセスコードが、監視無線デバイスに割り当てられ、各アクセスコードは、異なる有効時間間隔を有している。監視目的で使用されるアクセスコードは、ここでは、"発見フィルタ"として参照される。両方の場合において、これらコードの時間間隔は、新たなアクセスコードの要求の介在を必要とすることなく、1つのアクセスコードと他のアクセスコードとの間の途切れのない遷移を提供する様に、連続的、或いは、部分的に重複し得る。
例示的な方法は、無線通信ネットワークでの動作のために構成された無線デバイスでの実行に適しており、無線デバイスは、1つ以上の他の無線デバイスとデバイス−トゥ−デバイス通信を行うために更に構成される。この例示的な方法は、調整ノードから、第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報を受信することを含む。関連するタイミング情報は、第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複していない様に定義する。方法は、さらに、その後、第1有効間隔の間、第1アプリケーションコードを含む、或いは、第1アプリケーションコードに基づく1つ以上のディスカバリメッセージを送信することと、第2有効間隔の間、第2アプリケーションコードを含む、或いは、第2アプリケーションコードに基づく1つ以上のディスカバリメッセージを送信することと、を含む。
幾つかの実施形態において、第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報は、調整ノードに送信されたアプリケーションコード要求の応答として、無線通信ネットワークを介して受信される。
幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、完全に重複期間のない第1及び第2有効間隔を定義する。幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含んでいる。後者の実施形態の幾つかにおいて、第2有効間隔は、第1有効間隔の終了時に開始する。他の形態において、関連するタイミング情報は、第2有効間隔が第1有効間隔の終了前に開始する様に、第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む。
他の例示的な方法は、無線通信ネットワークでの動作のために構成された無線デバイスに適しており、無線デバイスは、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のために更に構成される。この例示的な方法は、第1及び第2発見フィルタと、関連するタイミング情報を受信することで開始され、関連するタイミング情報は、第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する。方法は、さらに、第1有効間隔の間、第1発見フィルタを含む、或いは、第1発見フィルタに基づく発見メッセージを監視することと、第2有効間隔の間、第2発見フィルタを含む、或いは、第2発見フィルタに基づく発見メッセージを監視することと、を含む。
関連するタイミング情報は、幾つかの実施形態において、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する。幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含んでいる。後者の実施形態の幾つかにおいて、第2有効間隔は、第1有効間隔の終了時に開始する。他の形態において、関連するタイミング情報は、第2有効間隔が第1有効間隔の終了前に開始する様に、第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む。
開示する幾つかの技術及び装置による他の例示的な実施形態は、無線通信ネットワークで動作する無線デバイスにD2D関連サービスを提供する様に構成された1つ以上のネットワークノードで実行される方法に適している。この例示的な方法は、第1無線デバイスからアプリケーションコード要求を受信することで開始され、第1無線デバイスに第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報を送信することで続けられる。関連するタイミング情報は、第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する。
幾つかの実施形態において、1つ以上のネットワークノードは、監視目的のために、1つ以上の無線デバイスに発見フィルタを提供する様に構成される。この様に、幾つかの実施形態において、方法は、第2無線デバイスから発見フィルタ要求を受信することと、第2無線デバイスに第1及び第2発見フィルタと、関連するタイミング情報を送信することを含む。関連するタイミング情報は、第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する。幾つかの実施形態において、第1及び第2発見フィルタは、それぞれ、第1及び第2アプリケーションコードに対応し、第1及び第2発見フィルタを使用する第2無線デバイスによる監視は、第1及び第2アプリケーションコードに基づく発見メッセージを検出する。
以下の詳細な説明において、上記要約した方法の詳細が説明される。加えて、これら方法やその変形形態を実行する様に構成された対応装置が記述される。
ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークの例示的な部分を示す図。 開示技術及び装置の幾つかの実施形態による例示的な無線デバイスのブロック図。 開示技術及び装置の幾つかの実施形態による例示的なネットワークノードのブロック図。 ネットワーク内及びネットワーク外デバイス−トゥ−デバイス(D2D)動作の説明図。 アクセスコードの配布及び使用の現状態を示す図。 開示技術の幾つかによる、アクセスコードの配布及び使用例を示す図。 開示技術の幾つかによる、アクセスコードの配布及び使用の他の例を示す図。 告知D2D無線デバイスが実行する例示的な方法を示すフローチャート。 監視D2D無線デバイスが実行する例示的な方法を示すフローチャート。 告知UEのアクセスコードの要求及び受信と、監視UEの発見フィルタの要求及び受信に使用される基準ポイントを含む、非特許文献2に示されたローミング基準構成を示す図。 告知D2D無線デバイスが実行する例示的な方法を示す他のフローチャート。 監視D2D無線デバイスが実行する他の例示的な方法を示すフローチャート。 ネットワークノードが実行する例示的な方法を示すフローチャート。 開示技術の実施形態による例示的なデバイス又はコンピュータ可読記憶媒体の機能要素を示すブロック図。
発明の概念の実施形態の例を示す添付の図面を参照し、発明の概念の詳細を説明する。しかしながら、これら発明の概念は、多くの異なる形で実施でき、以下に述べる実施形態に発明の概念は限定されない。これらの実施形態は、以下の開示を通して、当業者に発明の概念の範囲を完全に伝えるために提供される。これらの実施形態は相互に排他的ではない。ある実施形態の構成要素は、他の実施形態に存在、或いは、他の実施形態で使用されることが想定される。
説明の目的として、本発明の概念の幾つかの実施形態は、移動端末(無線端末又はUEとしても参照される。)と無線通信チャネルを介して通信する無線アクセスネットワーク(RAN)内の、或いは、RANと関連付けられて動作する文脈で記述される。
RANの幾つかの実施形態において、例えば、幾つかの基地局は、無線ネットワークコントローラ(RNC)に(例えば、有線又は無線チャネルにより)接続され得る。基地局コントローラ(BSC)とも呼ばれる無線ネットワークコントローラは、接続される複数の基地局の種々の活動の管理及び調整を行う。無線ネットワークコントローラは、1つ以上のコアネットワークに接続され得る。RANの他の幾つかの実施形態によると、例えば、基地局及び/又はコアネットワークにRCNの機能が実装されていると、基地局は、個別のRCNなしに、1つ以上のコアネットワークに接続され得る。
以下の説明で使用される"移動端末"、"無線端末"、"無線デバイス"、"ユーザ装置"又は"UE"は、通信ネットワークからデータを受信し、通信ネットワークにデータを送信する任意のデバイスを参照し、例えば、移動電話("セルラ"電話)、ラップトップ/ポータブルコンピュータ、ポケットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、デスクトップコンピュータ、マシン−トゥ−マシン(M2M)又はMTC型デバイス、無線通信インタフェースを備えたセンサ等である。これら種類の任意のデバイスは、公知の技術及びここで述べる追加の技術により、デバイス−トゥ−デバイス(D2D)モードでの動作のために構成され、その様な動作は、セルラネットワーク内で動作するとき、つまり、デバイス−トゥ−基地局動作モードのときに使用される対応する信号と同様又は同一のある信号の送信及び受信を含む。
ロングタームエボリューション(LTE:発展型ユニバーサルテレストリアル無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)としても参照される)又はユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)規格の用語を、本発明の概念の例示的な実施形態の説明に使用するが、これらシステムに本発明の範囲は限定されない。3GPP LTE、WCDMA(登録商標)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、UMB(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)、GSM(Global System for Mobile Communications)(登録商標)等の変形や後継を含む、他の無線システムで使用される様に設計されたデバイスも、開示する本発明の概念の実施形態を利用し得る。
基地局(ノードB、eノードB又は発展型ノードBとしても参照される)及び無線端末又は移動端末(ユーザ装置ノード又はUEとしても参照される)の様な用語は限定するものではなく、2つの所定の階層関係を暗示するものではない。一般的に、基地局(例えば、"ノードB"又は"eノードB")及び無線端末("UE")は、無線チャネルを介して相互に通信する異なる通信デバイスの例と考えられ得る。
発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)は、発展型ノードB(eNB又はeノードB)と呼ばれる基地局を含み、UEへのE−UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルの終端を行う。eNBは、X2インタフェースを介して相互に接続される。eNBは、S1インタフェースによりEPC(発展型パケットコア)にも接続、より詳しくは、S1−MMEインタフェースによりMME(モビリティ管理エンティティ)に接続され、S1−Uインタフェースによりサービングゲートウェイ(S−GW)に接続される。S1インタフェースは、MME/S−GWとeNB間の多対多関係をサポートする。E−UTRANの簡略化した構成を図1に示す。
eNB110は、無線リソース管理(RRM)、無線ベアラ制御、受付制御、サービングゲートウェイへのユーザプレーンデータのヘッダ圧縮、及び/又は、サービングゲートウェイへのユーザプレーンデータのルーティングの様な機能をホストする。MME120は、UEとCN(コアネットワーク)間のシグナリングを処理する制御ノードである。MME120の重要な機能は、非アクセスストラタム(NAS)プロトコルを介して処理される、接続管理及びベアラ管理に関する。S−GW130は、UEモビリティのアンカポイントであり、UEが呼び出されている間の一時的なDL(ダウンリンク)データのバッファリングや、適切なeNBへのパケットのルーティング及びフォワーディング、及び/又は、課金や法的傍受のための情報収集の様な他の機能も含む。PDNゲートウェイ(P−GW、図1には示さず)は、UEへのIPアドレス割当てに責任を持つノードであり、サービス品質(QoS)の実施(以下にさらに説明)も行う。異なるノードの機能の詳細は、上記参照した文献と同様に、3GPP TS 36.300及び3GPP TS 23.401に記載されている。
本開示の技術及び方法のいくつかは、移動端末に設けられた無線回路、電子データ処理回路、及び、他の電気的なハードウェアにより実行される。図2は、本発明の幾つかの実施形態による例示的な移動端末200を示している。移動端末200は、例えば、デバイス−トゥ−デバイスモードでの動作と同様に、例えば、LTE無線通信ネットワーク(E−UTRAN)で動作する様に構成されたUEであり、1つ以上の基地局と通信する様に構成された無線トランシーバ回路220と、トランシーバ部220が送受信する信号を処理する様に構成された処理回路210とを備えている。トランシーバ回路220は、1つ以上の送信アンテナ228に接続される送信機225と、1つ以上の受信アンテナ233に接続される受信機230とを備えている。送信及び受信に同じアンテナ228及び233を使用することもできる。
受信機230及び送信機225は、典型的には、LTEの3GPP規格の様な、特定の通信規格に従う公知の無線処理及び信号処理コンポーネント及び技術を使用する。幾つかの実施形態において、送信機回路220は、2つ以上の異なるタイプの無線アクセスのために、個別の無線及び/又はベースバンド回路を有し得る。同様のことがアンテナにも当てはまり、幾つかの場合において、1つ以上のアンテナが、複数種類のネットワークにアクセスするために使用され、他の場合において、1つ以上のアンテナは、特定の無線アクセスネットワーク又はネットワークに適合される。その様な回路の設計及び実装に関し、様々な詳細及び技術的なトレードオフがあるが、本発明の理解に必要ないため、更なる詳細の説明はここでは省略する。
処理回路210は、1つ以上のメモリデバイス250に接続される1つ以上のプロセッサ240を備えており、1つ以上のメモリデバイス250は、データ格納メモリ255と、プログラム格納メモリ260とを含んでいる。図2ではCPU240と示すプロセッサ240は、幾つかの実施形態においては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサであり得る。より一般的に、処理回路210は、プロセッサ/ファームウェアの組み合わせ、或いは、特別のデジタルハードウェアや、それらの組み合わせを含み得る。メモリ250は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学的格納デバイス等の様な1つ以上の様々なタイプのメモリを含み得る。端末200は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と同様に、例えば、LTEの様な広域RANを含む、複数の無線アクセスネットワークをサポートし得るので、処理回路210は、幾つかの実施形態において、1つ以上の無線アクセス技術に特化した個別の処理リソースを含み得る。移動デバイスのベースバンド処理回路の設計に関し、様々な詳細及び技術的なトレードオフがあるが本発明の理解に必要ないため、更なる詳細の説明はここでは省略する。
処理回路210の典型的な機能は、送信信号の変調及び符号化と、受信信号の復調及び復号を含む。本発明の幾つかの実施形態において、処理回路210は、プログラム格納メモリ260に格納された適切なプログラムコードを使用し、例えば、図4及び5に示されている方法の1つ以上や、その変形形態を含む、開示さる技術の1つを実行する様に構成されている。もちろん、ここでの技術ステップの総てを単一マイクロプロセッサや、単一モジュールで実行する必要はない。
移動端末200は、その特定のアプリケーションに応じて、1つ以上の追加のインタフェース回路をさらに含み得る。典型的に、移動端末200は、コネクタインタフェース回路270を含む。幾つかの実施形態において、コネクタインタフェース回路270は、端子のみならず、搭載されているバッテリ(図示せず)の充電をサポートするための関連ハードウェアや、図示する回路に直流(DC)電力を提供するハードウェアを含む。また、コネクタインタフェース270は、幾つかの実施形態において、特定のシグナリング及びメッセージフォーマットにより動作し、他の実施形態において、標準インタフェース定義に従い動作する有線通信及び/又は制御インタフェースを含む。例えば、コネクタインタフェース270は、公知のユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェースをサポートする端子及びハードウェアを含み得る。コネクタインタフェース回路270は、少なくとも、その様なインタフェースをサポートするために必要な受信機及びドライバ回路を含むが、さらに、幾つかの実施形態において、CPU240により提供されるインタフェース機能の部分であり、メモリ250の適切なファームウェア及び/又はソフトウェアと共に構成される特定のハードウェア/ファームウェを含む。
移動端末200は、幾つかの実施形態において、ローカルエリアネットワーク(LAN)インタフェース回路280を含み得る。幾つかの実施形態において、例えば、LANインタフェース回路280は、公知のWiFi規格による様な、無線LAN(WLAN)機能のサポートを提供し得る。幾つかのその様な実施形態において、LANインタフェース回路280は、適切なアンテナを含み得る。他の実施形態において、LANインタフェース回路280は、広域RAN信号と同様に、WLAN信号の受信及び/又は送信を提供する1つ以上の共通アンテナ構造を使用することができる。幾つかの実施形態において、LANインタフェース回路280は、関連するプロトコルスタックを含む、LAN機能を実行するために必要なハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアの総てを含み得る。他の実施形態において、LAN機能の少なくとも一部が、処理回路210で実行され得る。
さらに、移動端末200は、ユーザインタフェース回路290を含み、ユーザインタフェース回路290は、例えば、ユーザ入力のための1つ以上のスイッチ、プッシュボタン、キーパッド、タッチスクリーン等と、出力ための1つ以上のスピーカ及び/又はディスプレイのための回路及び/又は関連ハードウェアを含み得る。もちろん、マシン−トゥ−マシンアプリケーションや、他のデバイス(例えば、ラップトップコンピュータ)に実装するための幾つかの移動端末は、これら入力/出力デバイスのサブセットのみを有する、或いは、これら入力/出力デバイスを有さない。
上述した様に、3GPPは、LTEネットワークにより使用されるのと同じ時間−周波数リソースを利用するデバイス−トゥ−デバイス(D2D)動作の仕様を含み、"ProSe"としてしばしば参照される、近接サービスの仕様を作成し、それには、カバレッジ内動作(D2Dデバイスの総てがLTEネットワークのカバレッジエリア内に存在)と、カバレッジ外動作(LTEネットワークのカバレッジエリア内にデバイスが存在しない)と、両者の組み合わせを含む、幾つかの可能な動作モードを有する。上述した様に、カバレッジ外動作を含むD2D通信は、所謂、国家安全保証及び公衆安全サービス(NSPS)において特に重要であることが予測され、公衆安全の場合においては、最初の応答者が災害エリア内の人々と相互に通信する必要がある。
上述した技術及び処理の幾つかは、無線通信システムのコアネットワーク又は所謂ProSeサーバの様な、ネットワークノードに実装され得る。ProSeサーバ機能は、他の機能も組み込み得る様々な物理ノードの任意のものに実装できる。例えば、ProSe機能は、eNBや、他のLTEネットワークノードや、発展型パケットコア(EPC)のノードに実装され得る。さらに、ProSe機能は、RAN外に、例えば、コアネットワークに実装することができ、さらには、RAN及びコアネットワークの外に実装することもできる。
図3は、本開示のネットワークに基づく技術の任意の方法が実装され得るノード1を示している。本開示技術の任意の方法を実行するノード1を制御するコンピュータプログラムは、1つ以上のメモリデバイスを含む、プログラム格納部30に格納される。本発明による方法を実行中に使用されるデータは、1つ以上のメモリデバイスを含むデータ格納部20に格納され、1つ以上のメモリデバイスの1つ以上は、幾つかの実施形態においてプログラム格納部30として使用されているものと同じである。本発明による方法を実行中、プログラムはプログラム格納部30からフェッチされ、データ格納部20から必要に応じてデータを読み出す、中央処理ユニット(CPU)10により実行される。本発明による方法の実行から得られた出力情報は、データ格納部20に再度格納、或いは、入力/出力(I/O)インタフェース40に送られ、入力/出力(I/O)インタフェース40は、例えば、X2及び/又はS1インタフェースを介して、他のネットワークノードとのデータの送受信を行うネットワークインタフェースを含み、さらに、1つ以上の端末と通信するための無線トランシーバを含み得る。CPU10及び関連するデータ格納部20及びプログラム格納部30は、纏めて"処理回路"として参照され得る。この処理回路の変形例も存在し、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブル アプリケーション特定集積回路の様な1つ以上の種々のタイプのプログラム可能回路要素や、本開示の処理機能の総て又は一部を、専用デジタルロジックを使用して実行することも可能である。
よって、本発明の様々な実施形態において、図3のCPU10、データ格納部20、プログラム格納部30の様な処理回路は、本開示技術の1つ以上を実行する様に構成される。適切なプログラムコードで構成された処理回路は、幾つかの機能"モジュール"を含むと理解され、各モジュールは、適切なプロセッサで実行されると、対応する機能を実行するためのプログラムコードを含む。もちろん、開示技術のステップの総てを単一のマイクロプロセッサで実行する必要はなく、同様に、所定実施形態の機能モジュールの総てを単一の処理回路に実装する必要はない。
図4は、カバレッジ内及びカバレッジ外の両シナリオにおける、LTE内のD2D通信の基本的な原理を示している。例えば、eノードB又はクラスタヘッドといった制御ノードは、周波数キャリアf_0での通信を制御する。(クラスタヘッドは、アドホックネットワークのノード"クラスタ"の中のノードであり、他のクラスタとの間のパケットのルーティングに責任を負う。)第1シナリオで、デバイスA及びBは、D2Dリンクを介して直接通信し、両デバイスは、制御ノード410のネットワーク(NW)カバレッジ内にある。制御ノード410は、D2D通信で使用する無線リソースをデバイスA及びBに割り当てる。第2シナリオで、デバイスC及びDは、制御ノードからの通信範囲外、つまり、カバレッジ外でD2D通信を行う。この場合、D2D通信デバイスは、D2D通信のために予め構成された時間−周波数リソースを使用する。これらのリソースの事前構成は、例えば、標準化され得る。幾つかの実施形態において、これらのリソースの事前構成は、デバイスの能力に依存し得る。例えば、あるデバイスは、警察での使用のため、NSPSタイプ1デバイスに分類され、他のデバイスは、軍での使用のため、NSPSタイプ2デバイスに分類される。これら異なるデバイスの事前構成は、各能力に依存して異なり得る。
上述した様に、直接発見のための手順は開発途中であるが、"告知デバイス"又は"告知UE"として参照される幾つかの無線デバイスは、他のD2Dデバイスと通信するとの自身の要求を示す告知メッセージを送信する様に構成される。"監視デバイス"、"監視UE"、"発見デバイス"又は"発見UE"等と参照される他の無線デバイスは、送信された告知メッセージを聞くために、適切な無線リソースを監視する様に構成される。告知は、アプリケーション依存であり、幾つかのデバイスは、例えば、異なるアプリケーションのため、同時に告知デバイスであり、かつ、監視デバイスになり得る。
上述した様に、3GPPは、近接度に基づくサービス(ProSe)のサポートに必要とされる機能強化に取り組んでいる。より具体的には、3GPPは、D2Dデバイスが付近の他のデバイスの発見を可能にするために利用され得る技術を記載する、非特許文献2を発行している。より具体的には、これら発見手順は、注目する特定のアプリケーションを使用している他の無線デバイスを発見するために使用され得る。この様に、非特許文献2のセクション6.1.13は、上述した"表現コード"の一例として見做せる1つ以上の"アプリケーションID"が告知及び監視UEに割り当てられる、ネットワークにより制御される発見手順を記載している。これらのアプリケーションIDは、有限の寿命を有し、アプリケーションコードが割り当てられた時に開始される有効タイマに関連付けられる。有効タイマにより制限される有効間隔は、アプリケーションコードの"生存時間"(TTL)と見做され得る。
告知UEは、有効タイマの期間が終了するまで、アプリケーションIDを含む、ProSe_Codeをブロードキャストできる。監視UEは、それに割り当てられたアプリケーションIDに対応するアプリケーションIDを含むProSe_Codeを"聞く"ために、適切な無線リソースを監視する。アプリケーションID/コードは、発見手順において、告知への"適合"、つまり、監視UEが興味のあるアプリケーションを有する告知UEを決定するために使用される。有効タイマの期間が満了すると、つまり、TTLの有効期限が過ぎると、新たなアプリケーションコードが使用されなければならない。非特許文献2で定義された手順によると、告知UEは、新たなアプリケーションコードを受信するため、ProSe機能に新たな要求を開始しなければならない。
本開示の"アプリケーションID"及び"表現コード"には、"アプリケーションコード"、"アクセスコード"、"発見コード"といった様々な表現が適用され得る。幾つかの場合において、1つの用語は告知デバイスにより使用されるコードに適用され、別の用語は監視デバイスにより使用されるコードに適用され、両コードは同じ値を有し得る。例えば、用語"アクセスフィルタ"、"発見フィルタ"等は、監視デバイスが興味ある告知を検出するために使用するアプリケーションコード(或いは、アプリケーションコードに対応するパラメータ)を参照するために使用され得る。本開示技術においては、用語が出現している文脈において明示されない限り、これら用語の総ては相互に交換可能であるものとする。しかしながら、明確化のため、幾つかの実施形態の記述において、用語"アプリケーションコード"は、告知目的で無線デバイスに配布されるコードを参照し、用語"発見フィルタ"は、監視目的で無線デバイスに配布されるコードを参照する。これらのコードは、幾つかの実施形態で同一であり、幾つかの実施形態において、相互に導出可能な共通の構成要素を含み得る。
非特許文献2に記述された解決策は、既存のアプリケーションコードのTTLの期間が切れると、監視及び告知UEが新たなアプリケーションコードを要求することを必要としている。これは、TTLの期間が切れたとき、これらのコードを割り当てる機能に対するシグナリングストームを引き起こす。さらに、これらの新たなコードの要求に関連する遅延が、告知及び/又は監視にギャップを生じさせる。このアプローチは、他の端末を発見しようと試みる端末に、途切れの無い機能を提供しない。
図5は、非特許文献2に記載された状態を示している。(図5は、"アクセスコード"及び"アクセスフィルタ"に言及しているが、本開示では、これら用語は、上述した"アプリケーションコード"及び"アプリケーションID"と相互に交換可能と理解されるべきである。)最初の時間間隔において、告知UEは、第1告知コード"AC1"を使用し、監視UE(図5の"発見UE")は、第1"アクセスフィルタ"を使用する告知を監視している。告知UEと発見UEが近接し、同じアプリケーションコードを使用していると、それらはお互いの存在を発見する。
図5に示す様に、UEが相互に発見せず、第1アプリケーションコードの有効期限が切れたことで、告知及び監視機能が停止したことを想定する。この時点において、告知UE及び発見UEは、それぞれの告知及び監視機能のために新たなアプリケーションコードを使用しなければならない。連続する告知及び監視機能を維持するため、図5に示す様に、アプリケーションコードの変更は同期されなければならない。これらコードの受信遅延は、告知及び/又は監視機能のギャップを生じさせ得る。
本開示技術及び装置の幾つかの実施形態は、告知を行う各端末に、異なる有効間隔を有する複数のアプリケーションコード(あるアプリケーションに対して)の割り当てを提供することでこの問題を解決する。同様に、複数のアプリケーションコードが、"発見フィルタ"としての使用のために監視デバイスに提供される。このアプローチにより、告知及び監視デバイスは、有効間隔が終了する度に、新たなアプリケーションコードや発見フィルタを要求する必要が無くなる。
開示技術は、古いアプリケーションコードの使用から、新しいアプリケーションコードの使用への途切れない遷移を可能にする。これは、複数の無線デバイスが新たなアプリケーションコードを要求し、同時に対応する発見フィルタを要求するときに生じる、シグナリングストームを回避することを可能にする。また、各D2Dデバイスは、告知のために使用されるアプリケーションコード、及び/又は、監視のための発見フィルタの有効なものを常に有するので、連続した発見手順を可能にする。以下に詳細を述べる幾つかの実施形態において、アプリケーションそれぞれの有効間隔は、互いに相対的に定義され、このアプローチにおいて、UEは絶対的な時間を認識する必要がないため、UEにおいて簡易タイマのみを動作させることが可能になる。
幾つかの実施形態において、告知UEは、調整ネットワークノードから、1つのみではなく少なくとも2つ(またはそれ以上)のアプリケーションコードを取得する。非特許文献2のアプローチによると、アプリケーションコードは、3GPP発展型パケットコア(EPC)ネットワーク内、あるいは、3GPP発展型パケットコア(EPC)ネットワークに関連付けられたProSeサーバに実装され得る"ProSe機能"により提供される。非特許文献2は、これらのアプリケーションコードに関連付けられた更なるパラメータや、これらのアプリケーションコードのフォーマット及び目的の更なる詳細を開示している。このProSe機能は、1つではなく、2つ以上のアプリケーションコードを提供するための本開示技術に従う様に構成され得る。
本開示の実施形態において、各アプリケーションコードは、異なる、可能であれば重複する有効間隔を有する。第1の置換形態において、これらのアプリケーションコードは、入れ替わりで使用される。この様に、特定の目的(アプリケーション)のため、告知UEは1つのアプリケーションコードのみを告知し、UEは、このアプリケーションコードの有効期限が過ぎると、アプリケーションコードを変更する。第2の置換形態において、2つのアプリケーションコードの有効時間は部分的に重複し、2つのアプリケーションコードの有効間隔が重複している遷移フェーズの間、UEは2つのアプリケーションコードでの告知を行う。
同様に、監視UEは、ProSe機能から、1つではなく、少なくとも2つの発見フィルタを取得する。(非特許文献2は、目的と更なるパラメータを記載している。)各発見フィルタは異なる有効間隔を有し、2つのアプリケーションコードの有効間隔は完全に異なるか、部分的に重複している。幾つかの実施形態において、及び/又は、幾つかの間隔において、監視UEは、告知されたアプリケーションコードと利用可能な発見フィルタが適合するかを常に比較しなければならない。幾つかの実施形態において、及び/又は、幾つかの間隔において、監視UEは、アクティブな発見フィルタとのみ比較する。
有効間隔は、幾つかの実施形態において、告知及び監視UEで異なる、及び/又は、異なる様に扱われる。図6及び7は、1組のアプリケーションコードの有効間隔の処理の2つの可能なアプローチを示すタイミング図である。
図6に示す例において、告知UEのアクセスコードAC1及びAC2の有効間隔は部分的に重複し、告知UEは、重複している有効間隔により形成される遷移期間の間、両方のコードをブロードキャストする。一方、発見UE(つまり、監視UE)は、ブロードキャストされるアクセスコードを監視するため、非重複、かつ、連続する時間間隔のアクセスフィルタAF1及びAF2を使用している。図6は、告知及び発見UEが、2番目の有効間隔の終了前に新たなアクセスコード/アクセスフィルタを要求することも示し、2番目の有効間隔の前に1つ以上の新たなコードを受信するための時間が得られる。図6は、2つのコードを連続して使用する例を示しているが、3つ以上のコードを無線デバイスに一度に提供する形態ももちろん可能であり、要求の間の時間は、さらに拡大される。
図7は、他の例を示している。この場合、告知UEのアクセスコードAC1及びAC2は重複していない。結果、告知UEは、アクセスコードAC1の有効期間が満了した後、直ちに続く有効期間のアクセスコードAC2を使用し、一度に1つのアクセスコードのみをブロードキャストする。
一方、発見UE(つまり、監視UE)は、ブロードキャストされたアクセスコードを監視するためアクセスフィルタAF1及びAF2を使用し、発見UEは、重複している有効間隔で形成される遷移期間の間、両方のコードを監視している。図6と同様に、図7は、告知及び発見UEが、2番目の有効間隔の終了前に新たなアクセスコード/アクセスフィルタを要求することも示し、2番目の有効間隔の終了前に1つ以上の新たなコードを受信する時間が得られる。図7は、2つのコードを連続して使用する例を示しているが、3つ以上のコードを無線デバイスに一度に提供する形態ももちろん可能であり、要求する間の時間は、さらに拡大される。
図8は、図6に示すタイムラインに対応する実施形態において、告知UEが実行する動作を示すフローチャートである。
図8に示す告知UEの動作について以下では詳細に説明する。
805. UEはProSe機能にアプリケーションコード(ACn,ACn+1)を要求する。UEは、ACn及びTTL_ACnを受信し、TTL_ACnは、ACnのTTLである。UEは、アプリケーションコードACn+1、時間TTL_ACn+1及び時刻T_ACn+1も受信し、時間TTL_ACn+1は、ACn+1のTTLであり、時刻T_ACn+1は、TTL_ACnに対するACn+1の開始時刻である。(他の実施形態において、ACn+1のTTLタイマは、TTL_ACnが終了したときに開始し、この場合、T_ACn+1パラメータは必要ではない。)TTLは、どの様にアクセスコード及びアクセスフィルタの有効期間が決定されるかを示す例として使用される。例えば、AC及びAFそれぞれの開始及び停止時間といった他のメカニズムも可能である。
810. TTL_ACnに設定されたタイマTxがスタートされる。タイマSn+1が開始され、この時間は、2番目の告知コード(ACn+1)が使用されるときを示す。それは、TTL_ACnより短い値に設定され、例えば、TTL_ACn−T_ACn+1である。TTL_ACnは、ACnの生存時間であり、T_ACn+1は、TTL_ACnに対するACn+1の開始時刻である。(例えば、図7に示すタイミング図による動作の様な、他の実施形態において、TTL_ACnとTTL_ACn+1には重複期間がないのでタイマSn+1は必要ない。)
815. UEはイベントが生じるまでACnでの告知を行う。
820. Txが終了し、これは、ACnでの告知を停止することを意味している。
825. UEはアプリケーションコードACnでの告知を停止する。
830. Sn+1が終了したときはACn+1の使用を開始するときである。
835.ACn+1での告知を開始する。
840. 新たなアプリケーションコードを要求するまでの時間であるタイマTyを開始する。TyはTzより短く、新たなアプリケーションコードを取得するためにProSe機能と通信するための時間に設定される。TzはアプリケーションコードACn+1が終了するまでの時間であり、受信したTTL_ACn+1の時間に設定される。Tyを設定するとき、総てのUEが同時に要求しない様にランダム性を与える。UEはイベントが生じるまでACn+1での告知を行う。
845. Tyが終了すると、新たなアプリケーションコードを要求するときを意味する。
850. UEはProSe機能に新たなアプリケーションコードを要求する。
855. 古いアプリケーションコードはACn−1に設定され、新たなアプリケーションコードがACn及びACn+1に設定される。タイマTx及びSn+1が開始される。
860. UEはイベントが生じるまで、ACn−1及びACnでの告知を行う。
865. 例えば、TzであるTTLタイマの期間が満了すると、アプリケーションコードの告知を停止するときである。
870. 期間が終了していないアプリケーションコードで告知する。
図9は、図7に示すタイムラインに対応する実施形態の場合における、監視UEにより実行される動作を示すフローチャートである。図9に示す監視UEの動作の詳細について説明する。
905. 監視UEは、ProSe機能から発見フィルタの受信を要求する。UEは発見フィルタDn及び時間TTL_Dnを受信し、時間TTL_DnはDnのTTLである。UEは、発見フィルタDn+1、時間TTL_Dn+1及び時刻T_Dn+1も受信し、時間TTL_Dn+1はDn+1のTTLであり、時刻T_Dn+1はTTL_Dnに対するDn+1の開始時刻である。Dn及びDn+1は、図6のAF1及びAF2に対応する。TTLは、どの様に各アクセスコード及びアクセスフィルタのアクティブ期間(有効間隔)が決定されるかを示す例である。各AC及びAFの開始及び停止時刻等で有効間隔を定義する他のメカニズムも使用可能である。
910. UEはタイマTTL_Dn及びSn+1を開始する。
915. UEは、可能な適合を見つけるため、告知されるアプリケーションコードとの比較に発見フィルタDnを使用する。
920. タイマSn+1の期間が終了する。
925. UEは発見フィルタDn+1との比較を開始する。
930. UEはタイマTwとタイマTTL_Dn+1を開始する。タイマTwは、新たな発見フィルタを要求するまでの時間を示す。Twは、新たな発見フィルタを取得するためにProSe機能と通信するのに必要な時間に設定される。Twを設定するとき、総てのUEが同時に要求を行わない様にランダム性を使用する。
935. TTL_Dnの期間が終了し、これは発見フィルタDnがもはや有効ではないことを意味する。
940. UEは発見フィルタDn+1で比較を行う。
945. Twの期間が終了し、これは新たな発見フィルタを要求するときを示す。
950. UEはProSe機能に新たな発見フィルタを要求する。
955. UEは発見フィルタDn+1をDn−1に設定し、新たなフィルタをDn及びDn+1に設定する。タイマTTL_Dn及びSn+1が開始される。
960. UEは、可能な適合を見つけるため、告知されたアプリケーションコードとの比較に有効期限が満了していない発見フィルタを使用する。
965. TTLの有効期限が満了し、これは対応する発見フィルタの有効期限が切れたことを意味する。
970. UEは、可能な適合を見つけるため、告知されたアプリケーションコードとの比較に有効期限が満了していない発見フィルタを使用する。
図10は、非特許文献2に示されたローミング参照構成のコピーである。PC3は、告知UEのアプリケーションコードの要求及び受信に使用される参照点であり、かつ、監視UEの発見フィルタの要求及び受信に使用される参照点である。PC5は、告知及び監視に使用される参照点である。これは開示技術の実装の例として提示され、本技術は、図10とは異なる構成を有するネットワークにも適用され得る。
LTEネットワーク内、又は、LTEネットワークと関連して動作するD2Dデバイスの文脈でアプリケーションコードの処理例を述べたが、これらの技術は、より一般的に適用され得る。図11及び12は、告知デバイス及び監視デバイスとしてそれぞれ動作する無線デバイスで実行され得る、一般化した処理を示している。無線デバイスは、幾つかの場合において、同時に或いは異なる時間に両方の状態で動作することができる。
図11は、無線通信ネットワークでの動作のために構成され、さらに、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のために構成された無線デバイスで実行される方法を示している。ブロック1120で、方法は、調整ノードから、アプリケーションコードとして参照される第1及び第2アクセスコードと、関連するタイミング情報を受信する。関連するタイミング情報は、第1及び第2アクセスコードのための第1及び第2有効間隔をそれぞれ定義し、第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に非重複である。調整ノードは、例えば、LTEネットワーク内、又は、LTEネットワークに関連付けられたProSeサーバであり得る。図11は、2つのアプリケーションコード及び関連するタイミング情報を受信する処理を示しているが、他の実施形態では、3つ以上のアプリケーションコード及び関連するタイミング情報が送信され得る。
幾つかの実施形態において、第1及び第2アプリケーションコードは、告知デバイスからの要求に応じて受信される。これが第1及び第2アプリケーションコード及び関連するタイミング情報を受信する前に、告知デバイスが、調整ノードに、例えば、無線通信ネットワークを介して第1アプリケーションコード要求を送信することを示すブロック1110に示されている。アプリケーションコード及びタイミング情報は、この要求の応答として受信される。
ブロック1130及び1140に示す様に、第1及び第2アプリケーションコード並びに関連するタイミング情報の受信後、告知デバイスは、第1有効間隔の間、第1アプリケーションコードを含む、或いは、第1アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信し、第2有効間隔の間、第2アプリケーションコードを含む、或いは、第2アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する。幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、第1及び第2有効間隔が重複しないが連続する様な、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する。他の形態において、間隔は部分的に重複することができ、その結果、告知デバイスは、重複する遷移間隔の間、第1及び第2アプリケーションコードのそれぞれに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する。
関連するタイミング情報は、幾つかの異なる方法により第1及び第2有効間隔を定義し得る。例えば、幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、第1及び第2有効間隔の長さをそれぞれ示す第1及び第2生存時間値を含み得る。幾つかの実施形態において、第2有効間隔は、第1有効間隔が終了時に開始する。他の実施形態において、関連するタイミング情報は、第1有効間隔の終了前に第2有効間隔が開始する様に、第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含み得る。
最後の有効間隔が終了すると、新たなアプリケーションコートが必要になる。この様に、ブロック1150に示す様に、新たなアプリケーションコード要求が調整ノードに送信される。幾つかの実施形態において、これは、第2有効間隔の期限が切れる前に新たなアクセスコードを受信する時間を与えるため、第2有効間隔の終了前に行われる。図示する方法は、この様に繰り返され、第3(及び、第4、第5等)アプリケーションコード及び関連するタイミング情報が受信され、関連するタイミング情報は、第3アクセスコードの第3有効時間を定義し、第3有効時間は、第1及び第2有効時間と少なくとも部分的に非重複であり、第3有効間隔の間、第3アプリケーションコードを含む、或いは、第3アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージが送信される。
図12は、監視デバイスで実行される対応方法を示すフローチャートである。図示する動作は、図11に示す動作に似ているが、監視デバイスが、告知メッセージをブロードキャストするのではなく、第1及び第2有効間隔の間、適合するコードを含む発見メッセージを監視する(つまり、"聞く")点で相違する。
ブロック1220で示す様に、図示する方法は、第1及び第2発見フィルタと、関連するタイミング情報を受信することを含む。幾つかの実施形態において、これは、ブロック1210で示す様に、監視無線デバイスが送信した発見フィルタ要求の応答であり得る。関連するタイミング情報は、第1及び第2発見フィルタそれぞれの第1及び第2有効間隔を定義し、第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に重複しない。方法は、第1及び第2発見フィルタ並びに関連するタイミング情報の受信後、第1有効間隔の間、第1発見フィルタを含む、或いは、第1発見フィルタに基づく発見メッセージを監視することを含む。これはブロック1230に示されている。その後、ブロック1240で示す様に、監視無線デバイスは、第2有効間隔の間、第2発見フィルタを含む、或いは、第2発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する。
幾つかの実施形態において、関連するタイミング情報は、第1及び第2有効間隔の長さをそれぞれ示す第1及び第2生存時間値を含み得る。幾つかの実施形態において、第2有効間隔は、第1有効間隔が終了時に開始する。他の実施形態において、関連するタイミング情報は、第1有効間隔の終了前に第2有効間隔が開始する様に、第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含み得る。
ブロック1250で示す様に、監視デバイスは、第2有効間隔終了前に、更なる発見フィルタの要求を送信でき、その結果、新たな発見フィルタは、途切れの無い次の有効間隔を設定するのに十分な時間内に受信される。この様に、幾つかの実施形態において、無線デバイスは、第1及び第2発見フィルタ並びに関連するタイミング情報の受信後、かつ、第2有効間隔の終了前に、第3発見フィルタと、追加の発見フィルタの第3有効時間を定義する関連するタイミング情報を受信し、第3有効時間は、第1及び第2有効時間の両方と少なくとも部分的に非重複であり、第3有効間隔の間、第3発見フィルタを含む、或いは、第3発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する。これらの技術は必要に応じて繰り返される。
図13は、無線通信ネットワークで動作する無線デバイスにデバイス−トゥ−デバイス関連サービスを提供する様に構成された1つ以上のネットワークノードで実行される方法のフローチャートである。ネットワークノードは、告知無線デバイスにアプリケーションコードを配布することに責任を負う。この様に、ブロック1310で示す様に、方法は、第1無線デバイスからアプリケーションコード要求を受信することを含む。ブロック1320で示す様に、方法は、第1無線デバイスに第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報を送信することで続けられる。上述した様に、関連するタイミング情報は、第1及び第2アプリケーションコードの第1及び第2有効間隔をそれぞれ定義し、第1及び第2アプリケーションコードの第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に重複しない。
幾つかの実施形態において、同じネットワークノード、又は、同じ複数のネットワークノードが、監視デバイスへの発見フィルタコードの配布に責任を負う。これらの実施形態において、方法は、ブロック1330で示す様に、第2無線デバイスから発見フィルタ要求を受信することをさらに含む。ブロック1340で示す様に、ノードは、第1及び第2発見フィルタと、関連するタイミング情報を第2無線デバイスに送信する。関連するタイミング情報は、第1及び第2発見フィルタの第1及び第2有効間隔をそれぞれ定義し、第1及び第2発見フィルタの第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に重複しない。第1及び第2発見フィルタは、第1及び第2アプリケーションコードそれぞれに対応し、第1及び第2発見フィルタを使用しての第2無線デバイスによる監視は、第1及び第2アプリケーションコードに基づく発見メッセージをそれぞれ検出する。
本開示技術の実施形態は、図11、12、13のフローチャートで説明した方法と、その変形形態を含む、上述した幾つかの方法を含む。他の実施形態は、これら方法の1つ以上を実行する移動端末装置及びネットワークノード装置を含む。本発明の幾つかの実施形態において、図2の処理回路210又は図3の処理回路10、20、30の様な処理回路は、上述した技術の1つ以上を実行する様に構成される。同様に、他の実施形態は、1つ以上のその様な処理回路を含む移動端末及びネットワークノードを含み得る。幾つかの場合において、これら処理回路は、1つ以上の適切なメモリデバイスに格納され、開示技術の1つ以上を実行するための適切なプログラムコードと共に構成される。これら技術ステップの総てを単一マイクロプロセッサや、単一モジュールで実行する必要はない。
上述した様に、適切なプログラムコードで構成されるとき、処理回路は、幾つかの機能"モジュール"を含むものと見做され、各モジュールは、適切なプロセッサで実行されると、対応する機能を実行するプログラムコードを含む。図14は、開示した技術を機能モジュールとして可視化した例示的な構成1400を示している。図示する構成1400は、対応するプログラムコードで構成された処理回路を示し、プログラムコードモジュールはコンピュータ可読記憶媒体に格納されている。
図14に示す構成1400は、受信モジュール1410と、伝送モジュール1420と、監視モジュール1430と、送信モジュール1440と、を備えている。これらモジュールのそれぞれは、上述した対応機能の1つ又は幾つかを実行する様に構成される。例えば、幾つかの実施形態において、受信モジュール1410は、無線通信ネットワークの調整ノードから第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報を受信し、関連するタイミング情報は、第1及び第2アプリケーションコードの第1及び第2有効間隔それぞれを定義し、第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に重複していない。伝送モジュール1420は、続いて、第1有効間隔の間、第1アプリケーションコードを含む、或いは、第1アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信し、第2有効間隔の間、第2アプリケーションコードを含む、或いは、第2アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する。これらの幾つかの実施形態において、送信モジュール1440は、無線通信ネットワークを介して、第1アプリケーションコード要求を調整ノードに送信し、第1及び第2アプリケーションコードと、関連するタイミング情報は、第1アプリケーションコード要求の応答として受信される。図11に関して記述した幾つかの変形形態は、これら例示的な実施形態にも等しく適用可能である。
これらの幾つか、及び、他の幾つかの実施形態において、受信モジュール1410は、第1及び第2発見フィルタ並びに関連するタイミング情報を受信し、関連するタイミング情報は、第1及び第2発見フィルタの第1及び第2有効間隔それぞれを定義し、第1及び第2有効間隔は、少なくとも部分的に重複していない。監視モジュール1430は、続いて、第1有効間隔の間、第1発見フィルタを含む、或いは、第1発見フィルタに基づく発見メッセージを監視し、第2有効間隔の間、第2発見フィルタを含む、或いは、第2発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する。これら実施形態の幾つかにおいて、送信モジュール1440は、無線通信ネットワークを介して、発見フィルタ要求を調整ノードに送信する。図12に関して記述した幾つかの変形形態は、これら例示的な実施形態にも等しく適用可能である。
当業者は、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な修正を上記実施形態に対して行えることを理解する。例えば、本発明の実施形態を、3GPPで仕様化されたLTE規格に従う通信システムを参照例として記載したが、本解決策は、他のネットワークに対しても等しく適用可能である。上記特定の実施形態は、よって、本発明の範囲を限定するものではなく、単なる例として理解されるべきである。もちろん、総ての考え得る要素又は技術の組み合わせを記述することはできず、当業者は、本発明に必要な特性から逸脱することなく、本発明をここで述べたのとは異なる方法で実現できる。本実施形態は、この様に、例示であり制限するもではないと見做される。
本発明の種々の実施形態の本記述において、使用される用語は、特定の実施形態の説明を目的とし、本発明の概念を制限することを意図していない。特に定義の無い限り、使用される総ての用語(技術的及び科学的用語を含む)は、本発明の概念が属する分野における当業者によって、共通して理解されるのと同じ意味を有する。さらに、共通して使用される辞書において定義されるような用語は、この明細書及び関連技術の文脈に一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、理想的な、或いは、過度に正式に解釈されるべきではない。
単一を示す用語は、文脈に明記されない限り、複数を含むことを意図する。公知の機能又は構成は、簡略化及び/又は明確化のためその詳細については記載していない。用語"及び/又は"は、述べられた項目の1つ以上の任意及び総ての組み合わせを含む。
用語、第1、第2、第3などを種々の要素/動作を記述するために使用したが、これら要素/動作は、これら用語によって限定されない。これらの用語は、ある要素/動作を他の要素/動作と区別するためのみに使用している。この様に、幾つかの実施形態における第1要素/動作は、本発明の概念の教示から逸脱することなく、他の実施形態では第2要素/動作して呼ばれ得る。同じ参照数字又は同じ参照符号は、明細書を通して同じ又は同様の要素を示している。
ここで使用されている、"含む"、"備える"、"有する"等は、非制限であり、1つ以上の述べられた特徴、整数、要素、ステップ、構成部品、機能を含み、1つ以上の他の特徴、整数、要素、ステップ、構成部品、機能やそれらの組の存在又は追加を除外しない。さらに、ここで使用した様に、ラテン語での"例えば"を示す略語"e.g."は、述べた項目の一般的な例を示し、その項目に限定することを意図したものではない。ラテン語での"つまり"を示す略語"i.e."は、より一般的な項目の特定の項目を示すために使用される。
ブロック図及び/又はコンピュータ、装置及び/又はコンピュータプログラムで実行される方法のフローチャートを参照して例示的な実施形態を説明した。ブロック図及び/又はフローチャートのブロックや、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせは、1つ以上のコンピュータ回路で実行されるコンピュータプグラム命令で実行され得る。これらのコンピュータプログラム命令は、装置を構成する、一般的なコンピュータ回路、特定の目的のためのコンピュータ回路、及び/又は、他のプログラム可能なデータ処理回路に提供され、コンピュータのプロセッサ及び/又は他のプログラム可能なデータ処理装置を介して実行される命令、変換及び制御トランジスタ、メモリに格納された値、及び、回路の他の構成部品は、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックで示された機能/動作を実行し、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックで示された機能/動作を実現する手段(機能)及び/又は構造を形成する。
これらコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置が特定の方法で読み込むことができるコンピュータ可読記憶媒体に格納され、コンピュータ可読記憶媒体に格納された命令は、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックで示された機能/動作を実現する手段(機能)及び/又は構造を形成する。よって、本発明の概念の実施形態は、纏めて"回路"、"モジュール"等と参照されるデジタル信号プロセッサの様なプロセッサで実行されるソフトウェア(ファームウェア、組み込むソフトウェア、マイクロコードなどを含む)及び/又はハードウェアで実現され得る。
他の実施形態において、ブロックで示された機能/動作は、フローチャートで示されたものとは異なる順序で実行され得る。例えば、連続する2つのブロックは、含まれる機能/動作に応じて、実質的に同時に実行することができ、或いは、逆の順序で実行することができる。さらに、フローチャート及び/又はブロック図のブロックの機能は、複数のブロックに分割することができ、或いは、フローチャート及び/又はブロック図の2つ以上のブロックの機能は、少なくとも部分的に統合することができる。最後に、他のブロックを図示するブロック間に追加/挿入でき、本発明の概念の範囲から逸脱することなくブロック/動作を省略できる。さらに、図の幾つかは主な通信の方向を示す矢印を含むが、通信は、図示する矢印とは反対の方向においても行われ得る。
多くの変形及び修正を、本発明の概念の原理から逸脱することなく実施形態に対して行うことができる。その様な変形及び修正は、本発明の概念の範囲内に含まれる。よって、上述した主題は、制限するものではなく例示であり、実施形態の例は、本発明の概念の範囲内における総てのその様な修正、改良をカバーすることを意図している。この様に、本発明の概念の範囲は、本開示の可能な最も広い解釈で決定され、上述した詳細な説明によって制限されない。

Claims (32)

  1. 無線通信ネットワークでの動作のために構成され、かつ、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のためにさらに構成された無線デバイスでの方法であって、
    調整ノードから、第1及び第2アプリケーションコードと、前記第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信する(1120)ことと、
    前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報の受信後、前記第1有効間隔の間、前記第1アプリケーションコードを含む、或いは、前記第1アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する(1130)ことと、前記第2有効間隔の間、前記第2アプリケーションコードを含む、或いは、前記第2アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する(1140)ことと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報を受信する前に、前記調整ノードに前記無線通信ネットワークを介して第1アプリケーションコード要求を送信する(1110)ことをさらに含み、
    前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報は、前記第1アプリケーションコード要求の応答として受信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記関連するタイミング情報は、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記関連するタイミング情報は、前記第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記第2有効間隔は、前記第1有効間隔の終了時に開始する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記関連するタイミング情報は、前記第2有効間隔が前記第1有効間隔の終了前に開始する様に前記第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報の受信後、かつ、前記第2有効間隔の終了前に、
    第3アプリケーションコードと、前記第3アプリケーションコードの第3有効時間を、前記第1及び第2有効間隔の両方と少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信することと、
    前記第3有効間隔の間、前記第3アプリケーションコードを含む、或いは、前記第3アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信することと、
    をさらに含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 無線通信ネットワークでの動作のために構成され、かつ、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のためにさらに構成された無線デバイスでの方法であって、
    第1及び第2発見フィルタと、前記第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信する(1220)ことと、
    前記第1及び第2発見フィルタ並びに前記関連するタイミング情報の受信後、前記第1有効間隔の間、前記第1発見フィルタを含む、或いは、前記第1発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する(1230)ことと、前記第2有効間隔の間、前記第2発見フィルタを含む、或いは、前記第2発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する(1240)ことと、
    を含む方法。
  9. 前記関連するタイミング情報は、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記関連するタイミング情報は、前記第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記第2有効間隔は、前記第1有効間隔の終了時に開始する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記関連するタイミング情報は、前記第2有効間隔が前記第1有効間隔の終了前に開始する様に前記第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1及び第2発見フィルタ並びに前記関連するタイミング情報を受信後、かつ、前記第2有効間隔の終了前に、
    第3発見フィルタと、前記追加の発見フィルタの第3有効時間を、前記第1及び第2有効時間の両方と少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信することと、
    前記第3有効間隔の間、前記第3発見フィルタを含む、或いは、前記第3発見フィルタに基づく発見メッセージを監視することと、
    をさらに含む、請求項8から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 広範囲無線ネットワークとの通信と、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のために構成された無線回路(220)を含み、さらに、前記無線回路(220)を制御する様に構成された処理回路(210)を含む無線デバイス(200)であって、
    前記処理回路(210)は、
    調整ノードから、前記無線回路(220)を使用して、第1及び第2アプリケーションコードと、前記第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信し、
    前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報の受信後、前記第1有効間隔の間、前記第1アプリケーションコードを含む、或いは、前記第1アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信し、前記第2有効間隔の間、前記第2アプリケーションコードを含む、或いは、前記第2アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する様に前記無線回路(220)を制御する様に構成されている、無線デバイス(200)。
  15. 前記処理回路(210)は、前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報を受信する前に、前記調整ノードに前記無線通信ネットワークを介して第1アプリケーションコード要求を送信する様に更に構成され、
    前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報は、前記第1アプリケーションコード要求の応答として受信される、請求項14に記載の無線デバイス(200)。
  16. 前記関連するタイミング情報は、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する、請求項14又は15に記載の無線デバイス(200)。
  17. 前記関連するタイミング情報は、前記第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含む、請求項14又は15に記載の無線デバイス(200)。
  18. 前記第2有効間隔は、前記第1有効間隔の終了時に開始する、請求項17に記載の無線デバイス(200)。
  19. 前記関連するタイミング情報は、前記第2有効間隔が前記第1有効間隔の終了前に開始する様に前記第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む、請求項17に記載の無線デバイス(200)。
  20. 前記処理回路(210)は、前記第1及び第2アプリケーションコード並びに前記関連するタイミング情報を受信後、かつ、前記第2有効間隔の終了前に、
    第3アプリケーションコードと、前記追加のアプリケーションコードの第3有効時間を、前記第1及び前記第2有効間隔の両方と少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信し、
    前記第3有効間隔の間、前記第3アプリケーションコードを含む、或いは、前記第3アプリケーションコードに基づく1つ以上の発見メッセージを送信する様に前記無線回路(220)を制御する様にさらに構成されている、請求項14から19のいずれか1項に記載の無線デバイス(200)。
  21. 広範囲無線ネットワークとの通信と、1つ以上の他の無線デバイスとのデバイス−トゥ−デバイス通信のために構成された無線回路(220)を含み、さらに、前記無線回路(220)を制御する様に構成された処理回路(210)を含む無線デバイス(200)であって、
    前記処理回路(210)は、
    第1及び第2発見フィルタと、前記第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信し、
    前記第1及び第2発見フィルタ並びに前記関連するタイミング情報の受信後、前記第1有効間隔の間、前記第1発見フィルタを含む、或いは、前記第1発見フィルタに基づく発見メッセージを監視し、前記第2有効間隔の間、前記第2発見フィルタを含む、或いは、前記第2発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する様に構成されている、
    無線デバイス(200)。
  22. 前記関連するタイミング情報は、完全に重複しない第1及び第2有効間隔を定義する、請求項21に記載の無線デバイス(200)。
  23. 前記関連するタイミング情報は、前記第1及び第2有効間隔それぞれの長さを示す第1及び第2生存時間値を含む、請求項21に記載の無線デバイス(200)。
  24. 前記第2有効間隔は、前記第1有効間隔の終了時に開始する、請求項23に記載の無線デバイス(200)。
  25. 前記関連するタイミング情報は、前記第2有効間隔が前記第1有効間隔の終了前に開始する様に前記第2有効間隔の開始時間を示す開始時間値を含む、請求項23に記載の無線デバイス(200)。
  26. 前記処理回路(210)は、前記第1及び第2発見フィルタ並びに前記関連するタイミング情報を受信後、かつ、前記第2有効間隔の終了前に、
    第3発見フィルタと、前記追加の発見フィルタの第3有効時間を、前記第1及び前記第2有効時間の両方と少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を受信し、
    前記第3有効間隔の間、前記第3発見フィルタを含む、或いは、前記第3発見フィルタに基づく発見メッセージを監視する様にさらに構成されている、請求項21から25のいずれか1項に記載の無線デバイス(200)。
  27. 無線通信ネットワークで動作する無線デバイスにデバイス−トゥ−デバイス関連サービスを提供する様に構成された1つ以上のネットワークノードにおける方法であって、
    第1無線デバイスからアプリケーションコード要求を受信する(1310)ことと、
    第1及び第2アプリケーションコードと、前記第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2アプリケーションコードのための前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を前記第1無線デバイスに送信する(1320)ことと、
    を含む、方法。
  28. 第2無線デバイスから発見フィルタ要求を受信する(1330)ことと、
    第1及び第2発見フィルタと、前記第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を前記第2無線デバイスに送信する(1340)ことと、
    をさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1及び第2発見フィルタは前記第1及び第2アプリケーションコードにそれぞれ対応し、前記第2無線デバイスによる前記第1及び第2発見フィルタを使用しての監視は、前記第1及び第2アプリケーションコードに基づく発見メッセージをそれぞれ検出する、請求項28に記載の方法。
  30. 無線通信ネットワークで動作する無線デバイスにデバイス−トゥ−デバイス関連サービスを提供する様に構成されたネットワークノード(1)であって、
    前記ネットワークノード(1)は、1つ以上の無線デバイスとの通信のために構成された通信インタフェース(40)と、前記通信インタフェースを制御する様に構成された処理回路(10、20、30)と、を含み、
    前記処理回路(10、20、30)は、
    第1無線デバイスからアプリケーションコード要求を受信し、
    第1及び第2アプリケーションコードと、前記第1及び第2アプリケーションコードのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2アプリケーションコードの前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を前記第1無線デバイスに送信する様に構成されている、ネットワークノード(1)。
  31. 前記処理回路(10、20、30)は、さらに、
    第2無線デバイスから発見フィルタ要求を受信し、
    第1及び第2発見フィルタと、前記第1及び第2発見フィルタのための第1及び第2有効間隔それぞれを、前記第1及び第2発見フィルタの前記第1及び第2有効間隔が少なくとも部分的に重複しない様に定義する関連するタイミング情報と、を前記第2無線デバイスに送信する様に構成されている、請求項30に記載のネットワークノード(1)。
  32. 前記第1及び第2発見フィルタは前記第1及び第2アプリケーションコードにそれぞれ対応し、前記第2無線デバイスによる前記第1及び第2発見フィルタを使用しての監視は、前記第1及び第2アプリケーションコードに基づく発見メッセージをそれぞれ検出する、請求項31に記載のネットワークノード(1)。
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