JP2017505452A5 - スペクトルパワー分布が最適化されたフラッシュ照明 - Google Patents
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Description
一態様では、照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の測定値を取得することと、照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認することであって、合成光が既存の光および発生するべきフラッシュ光を含む、確認することと、1つまたは複数の所望の色属性を有する照明対象上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することであって、決定することが、既存の光の1つまたは複数の測定値、および合成光についての確認された1つまたは複数の所望の色属性を部分的に使用する、決定することと、照明の合成光スペクトルパワー分布を有する照明対象上の合成光に1つまたは複数の所望の色属性を与えるために、照明の決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を発生させることとを含む方法が、本明細書において提供される。
別の態様では、照明対象の上または周りの既存の光の測定値を時間の関数として取得することと、照明対象の上または周りの既存の光の取得された測定値を少なくとも部分的に使用して、照明の複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することと、照明対象のフラッシュ光のシーケンスを供給するために、決定された複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を使用して、複数のフラッシュ光を発生させることとを含む方法が提供され、複数のフラッシュ光のうちの少なくとも2つのフラッシュ光は、照明対象の上または周りの既存の光の測定値における変動と相関する、照明の様々なスペクトルパワー分布を有する。
さらに別の態様では、その中でフラッシュ光が照明システムによって発生する場合がある様々な考えられる光状況について、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を照明システムに供給することと、照明対象上の既存の光の状況に基づいて、フラッシュ光を発生させて照明対象を照明する際に照明システムが使用するための照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布からの、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布の動的な選択を可能にすることとを含む方法が提供される。
さらなる態様では、照明システムを含むシステムが提供される。照明システムは、照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の測定値を取得する1つまたは複数のセンサーと、照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認するための特徴付けサブシステムであって、合成光が既存の光および発生するべきフラッシュ光を含む、特徴付けサブシステムと、1つまたは複数の所望の色属性を有する照明対象上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定するための最適化サブシステムであって、決定することが、既存の光の1つまたは複数の測定値、および合成光についての確認された1つまたは複数の所望の色属性を部分的に使用する、最適化サブシステムと、照明の合成光スペクトルパワー分布を有する照明対象上の合成光に1つまたは複数の所望の色属性を与えるために、照明のあらかじめ決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を発生させるためのフラッシュ照明システムとを含む。
図3Aおよび図3Bは、本発明の1つまたは複数の態様による、サンプリングフラッシュまたは照明フラッシュについての例示的なスペクトルパワー分布を描写する図である。
図5は、本発明の1つまたは複数の態様による、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布(SPD)を最適化するためのプロセスの一実施形態を描写する図である。
図11Aは、本発明の1つまたは複数の態様による、フラッシュ光のシーケンス内の照明の様々な最適化フラッシュ光スペクトルパワー分布をもたらす場合がある、空間内の例示的な移動する照明対象を描写する図である。
図11Bは、本発明の1つまたは複数の態様による、照明対象の上または周りの既存の光の状況に起因して、スペクトルパワー分布が時間の関数として異なる、フラッシュ光のシーケンスを発生させるためのプロセスの一実施形態を描写する図である。
図12A〜図12Dは、本発明の1つまたは複数の態様による、カスタマイズされたフラッシュ光を発生させるために、照明システムによって供給され、照明対象上の既存の照明状況に基づいて動的に選択され得る、照明の例示的なあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を描写する図である。
図12Eは、本発明の1つまたは複数の態様による、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光パワースペクトルパワー分布を照明システムに供給するためのプロセスの一実施形態を描写する図である。
述べられたように、従来のストロボは、しばしば照明対象の不自然な撮像をもたらす高強度および規格化された色属性(color attributes)を有する光を供給する。これの1つの理由は、対象上の不正確な照度である。しばしば、フラッシュ光は必要以上にはるかに強力であり、フラッシュ光の高強度は、シーンにおいて大きい照度のコントラストをもたらし、特に照明されている対象のディテールを除去する可能性がある。この不自然な観覧または撮像の別の理由は、フラッシュ光と既存の光との間の相関色温度(correlated color temperatures:CCT)の不一致である。写真用の従来のフラッシュ照明は、色温度が約5500Kである光を生成するが、対象上の既存の光の色温度はしばしば変化する。たとえば、CCTが異なる人工光と太陽光の合成を含む既存の光は、不調和シーンをもたらす可能性がある。一例として、このタイプの合成光の下の人間の皮膚は、青白く見える場合がある。その上、光の不十分な色品質は、シーンの中の色が弱まるか不自然になる原因になり得る。したがって、たとえば、発生するフラッシュ光またはパルス光の照明のスペクトルパワー分布の動的な最適化を容易にする、新規の照明システムおよび方法が本明細書において提供される。
既存の光の1つまたは複数の特性値を測定することによって、フラッシュ光の1つまたは複数の属性は、たとえば、個々の選好または指定された特性値に調整可能な最適化スペクトルパワー分布をローカルまたはグローバルに供給する合成光を供給するために、選択または変更され、次いで既存の光と合成される場合があり、スペクトルパワー分布は、色品質指標および/または相関色の規定された範囲を選ぶことによって実現される場合がある。色品質指標は、S(飽和度)またはD(退色)の指標を用いて実装される統計的色品質基準(SCQM)および/または演色評価数(CRI)を含む場合があり、SCQMは、色忠実度指標(CFI)、色飽和度指標(CSI)、退色指標(CDI)、および色相歪曲指標(HDI)を含む1組の基準であり得る。たとえば、カメラのフラッシュ光の場合、低い照度および低いCCTの周辺光が測定され、次いで、それに応じて最適化されたフラッシュ光と混合されることであってよい。得られる混合光または合成光は、たとえば、照明対象の周りのバックライトと同じ照度およびCCTを用いて設計することができる。そのような実装形態では、合成光の色飽和レベルなどの演色性状は、固定の照度およびCCT内の個々の選好に調整可能であり得る。結果として、1つまたは複数の態様では、フラッシュ光の属性を制御することによって、照明対象の上または周りにカスタマイズ可能な合成光を作成する方法およびフラッシュ照明システムが、本明細書において提供される。
有利なことに、様々なスペクトルパワー分布(SPD)を有する光源を提供するために、知的制御システムおよび本明細書に記載されたような方法の助けをかりて、高度発光ダイオード(LED)技術を使用することができ、様々な広帯域LEDの強度は、選択的に変更または最適され、したがって、望ましいスペクトルを構成するために変化することができる。この柔軟性により、高い色品質および/または調節可能なスペクトルパワー分布を有する、本明細書に開示されたような照明システムおよび方法が可能になる。目標の照度および色温度は、既存の光と最適化されたフラッシュ光スペクトルパワー分布との合成によって実現することができる。加えて、フラッシュ照明システムまたはフラッシュ源は、様々な照明の選択またはニーズに従って、観覧または撮像されている対象上の様々な視覚効果を提供することができる。そのような視覚効果は、本明細書に記載されたように、照度およびCCTとともに色品質指標によって定量化することができる。
有利なことに、照明対象上の合成光のスペクトルパワー分布は、規定された照度レベルとCCTを一致させることにより、かつ様々な色品質指標によって記述されたような、選択されたプリセット視覚効果を実現することによって、カスタマイズすることができる。結果として、既存の周辺光および/または背景光などの既存の光、ならびに調整可能なフラッシュ光を使用して、最適化されたスペクトルをローカルおよび/またはグローバルに発生させるためのプロセスが、本明細書において開示される。本明細書で使用する「背景光」および「バックライト」は互換的に使用され、「周辺光」という用語は、一般に、たとえば、照明対象を直接照明する照明対象の前にある光を指し、「背景光」は、対象の背景を形成する照明対象の後ろにある光を指すか、または含むことに留意されたい。1つの考えられる例では、周辺光は、1つまたは複数の屋内源からの光を含む場合があり、背景光は、たとえば、1つまたは複数の窓を通して照明対象を包含する空間に入る屋外の太陽光を含む場合がある。
本明細書で説明されたように、フラッシュ光のスペクトルパワー分布(SPD)はカスタマイズすることができ、一連のフラッシュについて同じ可能性があるか、または、たとえば、フラッシュごとに異なる場合がある。図3Aは、サンプリングフラッシュなどの光フラッシュについての例示的なスペクトルパワー分布を示す。描写されたスペクトルパワー分布300は、たとえば、3000Kにおける黒体である。理解されるように、黒体は、周波数または入射角にかかわらず、すべての入射電磁放射を吸収する、理想化された物体である。このタイプの光は高い演色品質を有し、光スペクトルの下の色は適切に明らかにされる。図3Bは、発生する場合がある照明フラッシュについての4つのスペクトルパワー分布のグラフ例を示す。これらのスペクトルパワー分布301、302、303、304は、それぞれ、3000K、5000K、4000K、および10000Kにおける黒体のスペクトルパワー分布である。図3Bの描写されたスペクトルパワー分布の推移は、たとえば、それぞれ、朝、昼、午後、および夕方に対応する、典型的な一日内の太陽光のCCT変化と同時に発生する。昼光を欠く部屋では、これらの照明フラッシュのうちの1つまたは複数は、所望の人工の昼光を供給するために使用することができる。
上記に示されたように、1つまたは複数の態様では、カスタマイズされた光フラッシュを発生させるためのシステムおよび方法が、本明細書において提供される。詳細には、複数のカラー発光ダイオード(LED)などの光源からのフラッシュ光は、照明対象の上または周りに最適化された合成スペクトルパワー分布を供給するように、自動的に調整することができる。合成光の所望の合成スペクトルパワー分布は、一実施形態では、規定された照度レベルとCCTを一致させることにより、かつ様々な色品質指標によって規定されたプリセット視覚効果を実現することによって、決定することができる。したがって、既存の光、たとえば、現在の周辺光および背景光、ならびに特別に制御されたフラッシュ光を使用して、最適化されたスペクトルをローカルまたはグローバルに発生させるシステムおよび方法が、本明細書において提供される。
照明システム401は、フラッシュ光411の1つまたは複数の他の属性の調整を可能にするように構成することができる。たとえば、駆動システム403は、各発光素子によって発生する光の波長、大きさなどのうちの1つまたは複数を調整するか、または調整するように制御することができる。さらに、照明システム401は、様々なアプリケーション用に対象425を照明する際に使用するためのフラッシュ光411を放射するように構成することができる。各アプリケーションでは、対象425の1つまたは複数の特性値は異なる場合があり、光411の所望のスペクトルパワー分布を様々なアプリケーション用に異なるようにする。この場合、照明システム401は、たとえば、対象425の1つまたは複数の特性値に、単独で、または対象425の周りの既存の光の1つもしくは複数の測定値と組み合わせて基づいて、光411のスペクトルパワー分布を調整することができる。
例として、検知された性状は、対象425からの発光、対象425からの反射、またはそれらの何らかの組合せに基づく可能性がある。たとえば、照明システム401は、デフォルトの属性、たとえばデフォルトのスペクトルパワー分布を含むフラッシュ光411を対象425に与えることができる。測定サブシステム407は、対象425に反射する光を検知して、その1つまたは複数の性状を取得することができる。反射光に基づいて、測定サブシステム407は、対象425の特性値を決定することができる。代替として、検知された光が対象425から放出された放射を含む可能性があることを理解されたい。この場合、照明システム401は、対象425の1つまたは複数の性状を取得するために光を発生させる必要がない。本明細書で開示された概念の一実施形態では、測定サブシステム407は、対象425の反射および/または発光の特性値を測定する分光計検出ユニットを含む場合がある。たとえば、測定サブシステム407は、スペクトルパワー分布の複数の検知素子を含むことができる。
取得されると、測定サブシステム407および特徴付けサブシステム405は、上述の測定値および特徴付けを最適化サブシステム406に供給し、最適化サブシステム406は、所望のフラッシュ光411を決定するために、現在知られているか、または後に開発される任意のソリューションを使用することができる。最適化サブシステム406は、たとえば、測定サブシステム407から取得された測定値、および特徴付けサブシステム405からの特徴付けに基づいて、光411の任意の所望の属性を決定することができる。たとえば、光411の所望のスペクトルパワー分布を決定することができる。同様に、光411についての強度、時間依存性、および/または偏光を決定することができる。最適化サブシステム406は、単一の所望の属性(たとえば、スペクトルパワー分布)、または複数の所望の属性(たとえば、スペクトルパワー分布、強度、時間依存性、偏光など)を決定できることを理解されたい。属性は、対象425の上または周りの合成光420についての所望の特徴付けを提供するように選択することができる。
図5は、例として、入力測定サブシステムおよび特徴付けサブシステムからの入力に従って発生するべきフラッシュ光についての最適化スペクトルパワー分布を決定するための、図4の最適化サブシステム406などの最適化サブシステムによって実施され得る処理の一実施形態を描写する。最初に、500でフラッシュ光源、すなわち照明システムと、撮像または観覧されるべき対象との間の距離を決定することができる。対象の上または周りの周辺光の照度レベル505、ならびに照明対象の上または周りの背景光の照度レベル510を確認することができる。この情報は、図4に関して上述されたような測定サブシステムから取得することができる。収集された距離情報、周辺光の照度、および背景光の照度は、次いで、515で対象に供給されるべき所望のフラッシュ光の照度を決定するために使用することができる。対象とフラッシュ照明システムとの間の距離、およびフラッシュ光から供給されるべき照度を知ると、520でフラッシュ光の発光性(すなわち、光束および空間分布)を決定することができる。フラッシュ光の光束は、フラッシュ光スペクトルパワー分布の構成に対する制約として働く。別の制約は、供給されるべき合成光についての全体的な相関色温度(CCT)であり得る。述べられたように、合成光は、対象に当てられたフラッシュ光と周辺光の混合である。合成光のCCTは、上述された測定サブシステムを介して最適化サブシステムに供給され得る背景光のCCTと一致するように制約される場合がある。合成光についての照明タスクは、上述された特徴付けサブシステムから取得された情報をさらに含む場合がある。
述べられたように、1つまたは複数の実施形態では、視覚効果タスクは、統計的色品質基準(SCQM)および実装された演色評価数(CRI)を含む、色品質指標によって定量化することができる。SCQMでは、色飽和度指標(CSI)と色忠実度指標(CFI)の組合せが照明の色飽和能力を記述し、退色指標(CDI)とCFIの組合せが照明の退色を記述する。同様に、演色評価数は、飽和度(S)および退色(D)が、それぞれ、照明の飽和能力および退色能力を示すように実装される。この530で収集された情報は、525で測定サブシステムによって測定された周辺光のスペクトルとともに、最適化サブシステムに供給される。フラッシュ照明システムの各カラー発光ダイオードなどの各発光素子についての強度を部分的に選択することによって、フラッシュ光についての1つの可能なスペクトルパワー分布が535で構成される。540で1つの可能な合成光スペクトルパワー分布を取得するために、1つの可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布が周辺光のスペクトルパワー分布と混合され、合成光は、545でCCT、SCQM、およびCRIの観点から評価される。これらの結果は、550で目標色属性と比較される。比較が定義された一致に十分近い、たとえば1〜5%のセット内である場合、最適化は終了し、構成されたフラッシュ光スペクトルパワー分布は、フラッシュ光を発生させる際に使用するための確認された、または適正なソリューションとして555で出力される。そうではなく、結果と予測との間の差異が十分に近くない場合、処理は、535で異なる可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を取得するために、フラッシュ光のスペクトルパワー分布を再構成し、それは、次いで、分析および目標タスクの属性との比較用に、540で新しい可能な合成光スペクトルパワー分布を発生させるために使用される。このプロセスは、適正なソリューションが見出されるまで繰り返し、1つまたは複数の色属性を有する物体上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布の決定をもたらす。
上記のプロセスでは、2つの推定または推定モデルを使用することができる。第1の推定モデル、図5のモデルIは、フラッシュ光の照明から対象上で得られる照度を推定して、フラッシュ光の光束および空間分布を決定することである。第2の推定モデル、図5のモデルIIは、合成光の相対スペクトルカウントを推定して、周辺光スペクトルパワー分布およびフラッシュ光スペクトルパワー分布を知ることである。以下の2つの数学モデルは、これらの推定を実施するために使用することができる。
モデルII
このモデルは、表面上の照度(ルクス)および光源についてのスペクトルカウントが知られているときに、合成光についてのスペクトルカウントを構成する。
記法:
S1(λ)、S2(λ)−各光源についてのスペクトルカウント、単位a.u.
J1(λ)、J2(λ)−各光源のスペクトルパワー分布(SPD)(単位波長当たりのパワー)、単位ワット/メートル
FV1、FV2−測定された表面上の各光源についての光束、単位ルーメン
EV1、EV2−測定された表面上の各光源の合計照度、単位ルクス
このモデルは、表面上の照度(ルクス)および光源についてのスペクトルカウントが知られているときに、合成光についてのスペクトルカウントを構成する。
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S1(λ)、S2(λ)−各光源についてのスペクトルカウント、単位a.u.
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EV1、EV2−測定された表面上の各光源の合計照度、単位ルクス
図5の最適化手順は、以下の数式によって定量化することができる。
ここで、
u−発光素子チャネルの各々の強度の割合を示すベクトル。u1、u2、u3、およびu4は、一実施形態では、それぞれ、赤色、緑色、青色、および白色のチャネルを表す。uiが1より大きいとき、この色では2つ以上のLEDが必要とされる。たとえば、u2=2.4の場合、少なくとも3つの緑色LEDが必要とされ、そのうちの2つはフル強度で動作することができ、そのうちの1つはフル強度の40%に調光することができる。代替として、3つのLEDをフル強度の80%に調光することができる。
CFI、CSI、CDI、HDI−色品質指標:それぞれ、色忠実度指標、色飽和度指標、退色指標、および色相歪曲指標。HDI<50は、目標合成光の色相歪曲レベルを低レベル内に制約する。
E−照度。Eambientは、周辺光の測定された照度を表す。Eiは、上記のモデルIにおいて提示された各発光素子(たとえば、LED)チャネルの計算された照度を表す。Ebacklightは、背景光の測定された照度を表す。
x、y−合成光の構成されたSPDについてのCIE−xy色空間内の色座標。
x0、y0−バックライトについてのCIE−xy色空間内の色座標。たとえば、(x0,y0)=(0.3463,0.3550)が背景光の測定されたスペクトルパワー分布から取得される場合がある。合成光のCCTをバックライトのCCTに「一致」させるために、色座標は、たとえば、0.1よりも小さい差を有する場合がある。そのような許容差は、LEDランプ全体に対するエネルギースター要件を満たす。
γ−目標合成光のソリューションの不振を示す最適化コスト。
ω1、ω2−目標間の相対トレードオフの測定を可能にする重みベクトル。
式(7)は、CFIとCSIとの間、またはCFIとCDIとの間のトレードオフを実行する非劣性ソリューションを見出す式を記述する。このようにして、色の飽和および不飽和の視覚効果を完全に調整することができる。
u−発光素子チャネルの各々の強度の割合を示すベクトル。u1、u2、u3、およびu4は、一実施形態では、それぞれ、赤色、緑色、青色、および白色のチャネルを表す。uiが1より大きいとき、この色では2つ以上のLEDが必要とされる。たとえば、u2=2.4の場合、少なくとも3つの緑色LEDが必要とされ、そのうちの2つはフル強度で動作することができ、そのうちの1つはフル強度の40%に調光することができる。代替として、3つのLEDをフル強度の80%に調光することができる。
CFI、CSI、CDI、HDI−色品質指標:それぞれ、色忠実度指標、色飽和度指標、退色指標、および色相歪曲指標。HDI<50は、目標合成光の色相歪曲レベルを低レベル内に制約する。
E−照度。Eambientは、周辺光の測定された照度を表す。Eiは、上記のモデルIにおいて提示された各発光素子(たとえば、LED)チャネルの計算された照度を表す。Ebacklightは、背景光の測定された照度を表す。
x、y−合成光の構成されたSPDについてのCIE−xy色空間内の色座標。
x0、y0−バックライトについてのCIE−xy色空間内の色座標。たとえば、(x0,y0)=(0.3463,0.3550)が背景光の測定されたスペクトルパワー分布から取得される場合がある。合成光のCCTをバックライトのCCTに「一致」させるために、色座標は、たとえば、0.1よりも小さい差を有する場合がある。そのような許容差は、LEDランプ全体に対するエネルギースター要件を満たす。
γ−目標合成光のソリューションの不振を示す最適化コスト。
ω1、ω2−目標間の相対トレードオフの測定を可能にする重みベクトル。
式(7)は、CFIとCSIとの間、またはCFIとCDIとの間のトレードオフを実行する非劣性ソリューションを見出す式を記述する。このようにして、色の飽和および不飽和の視覚効果を完全に調整することができる。
図8は、11個の最適化スペクトルパワー分布(SPD)のうちの5つを実際に示し、800、801、802、803、および804として識別される。これらのグラフは、カラーLEDおよび周辺光のスペクトルピークによって証明されたように、最適化フラッシュ光SPDと周辺光SPDとの間の合成を描写する。それらは、最も高い退色から最も高い色飽和度まで徐々に変化する様々な演色性状に対応し、中央のグラフは最も高い色忠実度を表す。
例として、図10は、フラッシュ光照明システム402’と既存の照明システム1000とを含む、照明システム401’の代替実施形態を描写し、既存の照明システム1000は、たとえば、対象425の上または周りに既存の光1001を供給する、連続もしくは一定の光源、または時間とともに変化する、脈動しない光源を含む場合がある。対象425は、フラッシュ光照明システム402’によって発生する、フラッシュ光411’またはサンプリングフラッシュを使用してサンプリングすることができる。フラッシュ光411’による対象425の照明の間、対象425の1つまたは複数の反射特性値は、測定サブシステム407’によって測定され、次いで、上記で説明されたように、(たとえば)対象の照明を強化する際に使用するために、最適化サブシステム406’に転送される場合がある。実装形態に応じて、ユーザー415は、特徴付けサブシステム405’を介して対象425のために所望の照明特性値を選択することができ、上述されたように、その特性値は、たとえば、色品質指標、CCT、および/または照度によって定量化することができる。上述された処理と同様の処理を使用して、最適化サブシステム406’は、特徴付けされる対象のために既存の照明システム1000によって生成された既存の光向けの最適化スペクトルパワー分布を決定することができる。既存の照明システム1000は、対象425向けの最適化スペクトルパワー分布を有する既存の光1001を発生させることができる。サンプル(および/または照明)のフラッシュ光の波形およびシーケンスは、図1および図2に示されたパターンなどの様々なパターンに従うことができる。図示されていないが、図10の照明システム401’は、図4の照明システムに類似する観覧/撮像システムの一部であり得ることに留意されたい。たとえば、照明システムを含む観覧/撮像システムは、カメラ、電話カメラ、ビデオレコーダ、医療撮像システムなどの、任意のタイプの撮像デバイスまたは撮像システムであり得るか、またはそれを含むことができる。
一例として、既存の照明システム1000は、特定の照明アプリケーションのユーザー選択に基づいて、所定の連続光を発生させるために提供することができる。この実装形態では、既存の照明システムは、既存の光向けの最適化スペクトルパワー分布の選択について、最適化サブシステム406’に従う。一実装形態では、フラッシュ光照明システム402’は、上述されたように、たとえば、発光ダイオードを使用して1つまたは複数のサンプルパルスを生成し、照明は既存の照明システム1000によって供給される。サンプリングフラッシュは、測定サブシステム407’が照明対象をより良く特徴付けることを支援し、したがって、連続照明システム向けの複数の所定のスペクトルパワー分布のうちのどれが発生するべきかをシステムが決定することを容易にする。
さらなる例として、図10の照明システム400’は、1つまたは複数のサンプリングフラッシュに加えて、対象の照明を容易にし、照明フラッシュと既存の光とを含む合成光を対象において生成する際に使用するための照明フラッシュを発生させるように構成することができる。そのような場合、照明システム用の最適化処理は、図5に関して上述された最適化処理と同様であり得るし、既存の光は、位置に応じて、上述された例における周辺光および/または背景光の代わりになる場合がある。フラッシュ光照明システム402’が照明フラッシュを供給するべきであると仮定すると、最適化の目標は、フラッシュ光源に適したスペクトルパワー分布を決定することであり得るし、その結果、既存の照明システム上のスペクトルパワー分布との合成では、図5に関して上述された方式と同様の方式で、対象への照明を最適化する合成光が供給される。図5の処理フローを使用すると、例として、照明対象が決定されると、連続光源またはマスタ光源の照明、および所望の合成光の照明を取得することができる。決定された照明対象および発光値は、フラッシュ照明システムまたはスレーブ光源からの所望の照度を決定するために使用することができる。
上述されたモデルIを使用すると、フラッシュ光の対応する光束および空間分布を決定することができる。既存の光のスペクトルが取得され、たとえば、CCTおよび色品質指標の観点から、所望の照明タスクも取得される。発光情報、スペクトル情報、および照明タスクの属性は、一緒に働き、フラッシュ光についてのスペクトルパワー分布に関する制約を形成する。これらの制約下で、フラッシュ光のスペクトルパワー分布が決定される。たとえば、上述されたモデルIIを使用すると、合成光、すなわち図10の例における既存の光とフラッシュ光の合成のスペクトルを決定することができ、すでに取得されている。次いで、合成光のCCTおよび色品質指標が決定され、取得された予測値と比較される。比較が一致する場合、フラッシュ光向けの最適化スペクトルパワー分布が識別されている。そうでない場合、プロセスが繰り返され、フラッシュ光向けの新しい可能なスペクトルパワー分布が決定される。結果として、フラッシュ光は、既存の照明システムによって供給された既存の光に従ってその出力を変更して、ユーザー所望の特徴付けまたは予測に従う、照明対象上の常に最適化される合成光を形成することができる。
別の態様では、本明細書に記載されたようなフラッシュ照明システムは、一連のフラッシュ光を放出して、対象上の既存の光が変化するように時間的に移動または変化する場合がある対象を照明するために、利用することができる。この場合、フラッシュ光のシーケンスは、隣接するフラッシュ間で異なるか、または、2つのフラッシュごとに、3つのフラッシュごとに異なるなどの、任意の所望のパターンで異なる様々なスペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を含む場合がある。スペクトルパワー分布(SPD)の変化の所望の時間シーケンスは、照明されるべき対象の周りの照明環境に依存する場合がある。
図11Aに示されたように、照明対象は、たとえば、窓を通って来る光に対して空間の内部で移動する場合があり、その結果、既存の光の様々なスペクトルパワー分布SPD1、SPD2、SPD3、SPD4が、時間の関数として取得される。この例では、対象の周りの背景光は、対象の位置に基づいて変化する。動的な補償として、本明細書に記載されたフラッシュ照明システムは、対象上のリアルタイムの周辺光および背景光を検知し、したがって、カメラ、電話カメラ、ビデオレコーダ、医療撮像システムなどのフラッシュ照明システムを含む撮像システムによる(たとえば)撮像用に、所望の色属性を合成光に供給するために、必要に応じて様々なスペクトルパワー分布を有するフラッシュ光の時間シーケンスを発生させることができる。
図11Bは、本発明の1つまたは複数の態様による、1100で様々なスペクトルパワー分布を有する光パルスのシーケンスを生成するためのプロセスの一実施形態を描写する。プロセスは、1110で照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の次の測定値を取得することを含み、上述されたように、照明対象上の周辺光ならびに背景光の測定値を取得することを含む場合がある。1120で、照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の次の測定値を少なくとも部分的に使用して、照明の次のフラッシュ光スペクトルパワー分布(SPD)が決定される。これは、図4および図5に関して上述された方式と同様の方式で遂行することができる。次いで、1130で、照明の決定された次のフラッシュ光スペクトルパワー分布を使用して次のフラッシュ光が発生し、発生するフラッシュ光のシーケンス内の次のフラッシュ光についての処理を繰り返す前に、処理は、1140で定義された時間間隔だけ待つことができる。このようにして、かつ一例としてのみ、シーケンス内の各フラッシュ光は、たとえば、照明の時間において対象の上または周りの既存の光に応じて、異なるスペクトルパワー分布を有する場合がある。
さらなる態様では、既存の光の実装形態のリアルタイム補償を除いて、フラッシュ光を発生させる本明細書に記載された照明システムは、様々なアプリケーション用の1組の選択可能な所定のスペクトルパワー分布を提供される場合がある。図12A〜図12Dは、フラッシュ光についての所定のスペクトルパワー分布の例を描写し、それらは、照明システム内のメモリに記憶され、ユーザー選択に利用可能にされる場合がある。たとえば、図12Aに示されたように、観覧または撮像されるべき対象が強力な背景光の中にいるシナリオをユーザーが選択すると、照明システムは、対象をより良く照明するために、強力な背景光または太陽光を模倣する、高強度光を有するフラッシュ光を自動的に発生させることができる。観覧または撮像用のシナリオが微光状況における対象のシナリオである場合、照明システムは、対象の正確な色をより良く明らかにするために、図12Bに示されたように、低強度のソフトで低いCCT属性を有するフラッシュ光を自動的に発生させることができる。花または果物などの鮮明な色の対象の場合、1つまたは複数の所定のスペクトルパワー分布は、そのような対象の鮮明な色を明らかにするために、図12Cに示されたように、十分な赤色のスペクトル成分を供給される場合がある。テキスト文書を照明するシナリオでは、高CTTおよび高忠実度のスペクトルパワー分布は、図12Dに示されたように、テキストのディテールを区別するように、あらかじめ決定される場合がある。
図12Eは、上述されたプロセスの一実施形態を描写する。照明の動的に選択可能なスペクトルパワー分布(SPD)をフラッシュ光に供給すること1200は、その中でフラッシュ光が対象を照明するために発生する場合がある、様々な考えられる光状況について、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を照明システムに供給すること1210を含む場合がある。加えて、方法は、照明対象上の既存の光の状況に基づいて、フラッシュ光を発生させて照明対象をフラッシュ照明する際に照明システムが使用するための複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光SPDからの、照明のフラッシュ光SPDの動的選択を可能にすること1220を含む。一例では、これは、照明システムを用いて供給された複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光SPDから、照明の所望のフラッシュ光SPDをユーザーが選択することを可能にすることを含む場合がある。本明細書に記載された他の実施形態におけるように、図12A〜図12Eの照明システムは、たとえば、照明対象の写真または他のタイプの画像の取込みを容易にするために、カメラ、カメラ付き電話、ビデオレコーダ、医療撮像システムなどの観覧/撮像システム内に実装することができる。
有利なことに、対象の照明を容易にするための様々な方法およびシステムが、本明細書において提供される。たとえば、1つまたは複数の態様では、照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の測定値を取得することと、照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認することであって、合成光が既存の光および発生するべきフラッシュ光を含む、確認することと、1つまたは複数の所望の色属性を有する照明対象上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することであって、決定することが、既存の光の1つまたは複数の測定値、および合成光についての確認された1つまたは複数の所望の色属性を部分的に使用する、決定することと、照明の合成光スペクトルパワー分布を有する照明対象上の合成光に1つまたは複数の所望の色属性を与えるために、照明の決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を発生させることとを含む方法が提供される。
1つまたは複数の実装形態では、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を発生させることは、1つの可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を選択し、それから1つの可能な合成光スペクトルパワー分布を決定することと、1つの可能な合成光スペクトルパワー分布についての1つまたは複数の色属性を決定し、それらの1つまたは複数の色属性を合成光についての所望の1つまたは複数の色属性と比較し、比較が実質的な一致をもたらす場合、決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布として、1つの可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を出力し、そうでない場合、別の可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を選択し、1つまたは複数の色属性の決定およびそれらの比較を繰り返すこととを含む場合がある。
いくつかの実施形態では、方法は、照明対象の反射スペクトルを評価することと、評価された反射スペクトルを使用して、撮像対象の画像解像度を高めるために、照明の決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を調整することとをさらに含む場合がある。さらに、供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性は、少なくとも部分的にユーザー選択可能であり得る。既存の光は、照明対象の上または周りの周辺光および照明対象の上または周りの背景光を含む場合があり、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することは、合成光の1つまたは複数の照明特性を背景光の1つまたは複数の照明特性に一致させる。
フラッシュ光を発生させることは、異なる色の複数の発光ダイオード(LED)を使用して、照明の決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を発生させることを含む場合があり、複数の発光ダイオードは、様々なスペクトルパワー分布(SPD)、様々な相関色温度(CCT)、または様々な演色評価数(CRI)のうちの少なくとも1つのダイオードを含む。さらなる例として、発生させることは、異なる色の複数の発光ダイオード(LED)を使用して、照明の決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有するフラッシュ光を発生させることを含む場合があり、発生させることは、複数の発光ダイオードのうちの発光ダイオードの少なくとも2つのサブセットに様々な駆動強度を供給することを含む。そのような場合、供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性は、少なくとも部分的にユーザー選択可能であり得るし、合成光についての1つまたは複数の所望の色属性のユーザー選択は、高い退色指標を有する発光ダイオードの第1のサブセット、および/または高い飽和度指標を有する発光ダイオードの第2のサブセットの相対強度を変更することになる。複数の発光ダイオードは、複数の単色発光ダイオード、または複数の蛍光変換された発光ダイオードを含む場合がある。
方法は、照明の合成光スペクトルパワー分布を有する照明対象上の合成光に1つまたは複数の所望の色属性を与えることに等しい、照明対象を撮像することまたは観覧することをさらに含む場合がある。たとえば、撮像または観覧することは、カメラ、ビデオレコーダ、カテーテルなどを介して実行することができる。
別の態様では、照明対象の上または周りの既存の光の測定値を時間の関数として取得することと、照明対象の上または周りの既存の光の取得された測定値を少なくとも部分的に使用して、照明の複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することと、照明対象のフラッシュ照明のシーケンスを供給するために、決定された複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を使用して、複数のフラッシュ光を発生させることとを含む方法が提供され、複数のフラッシュ光のうちの少なくとも2つのフラッシュ光は、照明対象の上または周りの既存の光の測定値における変動と相関する、照明の様々なスペクトルパワー分布を有する。既存の光は、周辺光および背景光を含む場合があり、取得することは、周辺光の1つまたは複数の測定値および背景光の1つまたは複数の測定値を取得することを含む場合がある。
1つまたは複数の実施形態では、方法は、照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認することをさらに含む場合があり、合成光は、対象の照明の既存の光およびフラッシュ光のシーケンスを含み、決定することは、合成光についての確認された1つまたは複数の所望の色属性を少なくとも部分的に使用して、照明の複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することを含む。たとえば、1つまたは複数の所望の色属性は、相関色温度(CCT)、スペクトル色品質測定値(SCQM)、または演色評価数(CRI)のうちの1つまたは複数を含む場合がある。確認すること、取得すること、決定すること、および発生させることは、カメラ、電話カメラ、ビデオレコーダ、医療撮像システムなどの撮像システム内で実施される場合があり、撮像システムは、合成光のシーケンスについての1つまたは複数の所望の色属性が、少なくとも部分的にユーザー選択可能であるように供給されることを可能にする。
1つまたは複数の実装形態では、既存の光は、照明対象の上または周りの周辺光および照明対象の上または周りの背景光を含む場合があり、照明の複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することは、合成光のシーケンスの1つまたは複数の照明特性を、背景光の1つまたは複数の照明特性にあらかじめ定義された割合内で一致させる。1つまたは複数の実装形態では、発生させることは、異なる色の複数の発光ダイオードを使用して、照明の決定された複数のフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する、照明対象のフラッシュ光のシーケンスを発生させることを含む場合がある。複数の発光ダイオードは、様々なスペクトルパワー分布(SPD)、様々な相関色温度(CCT)、または様々な演色評価数(CRI)のうちの少なくとも1つのダイオードを含む場合がある。
さらなる態様では、その中でフラッシュ光が照明システムによって発生する場合がある様々な考えられる照明状況について、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を照明システムに供給することと、照明対象の既存の光の状況に基づいて、フラッシュ光を発生させて照明対象をフラッシュ照明する際に照明システムが使用するための照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布からの、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布の動的な選択を可能にすることとを含む方法が提供される。
本態様の1つまたは複数の実施形態では、可能にすることは、照明システムのユーザーが、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布から、照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を動的に選択することを可能にすることを含む場合がある。たとえば、照明システムは、カメラ、電話カメラ、ビデオレコーダ、医療撮像システムなどの撮像システムまたは撮像デバイスの一部であり得るし、撮像システムまたは撮像デバイスは、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布からの照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布のユーザー選択を可能にする、入力制御システムを含む。いくつかの実施形態では、入力制御システムは、回転式ホイールなどのユーザー制御選択器を含む場合があり、ユーザー制御選択器は、単独で、または照明対象の照明用に発生するべきフラッシュ光についての強度を選択することと相まって、所定のスペクトルパワー分布のうちのどれが利用されるべきかをユーザーが選択することを可能にする。
さらに、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を照明システムに供給することは、統計的色基準を使用して、照明システム向けの照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することを含む場合がある。1つまたは複数の実装形態では、照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を照明システムに供給することは、飽和度(S)および退色(D)の指標を有する演色評価数(CRI)を使用して、照明システム向けの照明の複数のあらかじめ定義されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定することを含む場合がある。
別の態様では、周辺光を特徴付けることと、所望の合成光を特徴付けることと、照明用の所望の合成光スペクトルパワー分布を決定することと、周辺光とのその合成が所望の合成光スペクトルパワー分布を生成するように、対応するフラッシュ光を発生させることとを含む、パルス光を発生させる方法が本明細書において提供される。
周辺光の特徴付けを取得するための測定システムと、ユーザー選択に従う統計的色品質基準(SCQM)、またはS(飽和度)もしくはD(退色)の指標で実装された演色評価数(CRI)を使用して、目標フラッシュ光を特徴付けるための特徴付けシステムと、検知された周辺光および特徴付けされた目標光に従って、フラッシュ光のスペクトルパワー分布を決定するための最適化システムと、最適化スペクトルパワー分布を有する白色光を発生させるための照明システムと含む、パルス光を発生させるためのシステムも提供され、照明システムは複数のカラーLEDを含む。
さらなる態様では、フラッシュ光および連続光を発生させるためのシステムが提供され、システムは、対象を特徴付けるサンプリング照明を発生させるためのフラッシュ光源と、対象の特徴付けを取得するための測定システムと、(たとえば)ユーザー選択に従う統計的色品質基準(SCQM)、またはS(飽和度)もしくはD(退色)の指標で実装された演色評価数(CRI)を使用して、目標フラッシュ光を特徴付けるための特徴付けシステムと、フラッシュ光のスペクトルパワー分布を決定するための最適化システムと、最適化SPDを有する光を発生させるための、変更可能なスペクトルパワー分布(SPD)を有する連続照明システムとを含み、照明システムは複数のカラーLEDを含む。
有利なことに、高度LED技術は、様々なスペクトルパワー分布(SPD)を有する光源の開発につながっている。知的制御システムの助けをかりて、様々な広帯域LEDの強度は、望ましいスペクトルを構成するために、本明細書に記載されたように任意に変更または最適化することができる。この柔軟性により、高い色品質および/または調節可能なスペクトルパワー分布を有する照明システムが可能になる。
したがって、目標の照度および色温度は、周辺光と、フラッシュ光源の最適化スペクトルパワー分布との合成によって実現することができる。より重要なことに、フラッシュ光源は、様々な照明ニーズに対応する、対象上の様々な視覚効果を提供することができる。これらの視覚効果は、照度およびCCTとともに色品質指標によって定量化することができる。
Claims (24)
- 照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の測定値を取得するステップと、前記照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認するステップであって、前記合成光が、前記既存の光および発生するべきフラッシュ光を含む、確認するステップと、
前記1つまたは複数の所望の色属性を有する前記照明対象上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定するステップであって、前記決定が、前記既存の光の前記1つまたは複数の測定値、および前記合成光についての前記確認された1つまたは複数の所望の色属性を部分的に使用する、決定するステップと、
照明の前記合成光スペクトルパワー分布を有する前記照明対象上の前記合成光に前記1つまたは複数の所望の色属性を与えるために、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する前記フラッシュ光を発生させるステップと
を含む、方法。 - 前記既存の光が、周辺光および背景光を含み、そして前記取得するステップが、前記周辺光の1つまたは複数の測定値および前記背景光の1つまたは複数の測定値を取得するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記周辺光の前記1つまたは複数の測定値が前記周辺光の照度の測定値を含み、そして前記背景光の前記1つまたは複数の測定値が前記背景光の照度の測定値を含み、そして前記方法が、前記周辺光の前記照度および前記背景光の前記照度から前記フラッシュ光についての所望の照度を決定するステップと、前記所望の照度から前記フラッシュ光についての光束を決定するステップとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する前記フラッシュ光を発生させるステップが、
照明の1つの可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を選択し、そして、それから照明の1つの可能な合成光スペクトルパワー分布を決定するステップと、
前記1つの可能な合成光スペクトルパワー分布についての前記1つまたは複数の色属性を決定し、それらの1つまたは複数の色属性を前記合成光についての前記所望の1つまたは複数の色属性と比較し、前記比較があらかじめ定義された割合内の一致をもたらす場合、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布として、前記1つの可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を出力し、そうでない場合、照明の別の可能なフラッシュ光スペクトルパワー分布を選択し、そして前記1つまたは複数の色属性の前記決定およびそれらの前記比較を繰り返すステップと
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記1つまたは複数の所望の色属性が、相関色温度(CCT)、スペクトル色品質測定値(SCQM)、または演色評価数(CRI)のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の所望の色属性が、飽和度(S)および退色(D)の指標を有する前記演色評価数(CRI)を含む、請求項5に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の所望の色属性が、相関色温度(CCT)、スペクトル色品質測定値(SCQM)、および演色評価数(CRI)を含み、前記スペクトル色品質測定値(SCQM)が、退色指標(CDI)または色飽和度指標(CSI)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記照明対象の反射スペクトルを評価するステップと、前記評価された反射スペクトルを使用して、前記照明対象の画像解像度を高めるために、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を調整するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 供給されるべき前記合成光についての前記1つまたは複数の所望の色属性が、少なくとも部分的にユーザー選択可能である、請求項1に記載の方法。
- 前記既存の光が、前記照明対象の上または周りの周辺光および前記照明対象の上または周りの背景光を含み、そして照明の前記フラッシュ光スペクトルパワー分布を前記決定するステップが、前記合成光の1つまたは複数の照明特性を、前記背景光の1つまたは複数の照明特性にあらかじめ定義された割合内で一致させる、請求項1に記載の方法。
- 前記既存の光が、前記照明対象を照明するために発生し供給される連続光を少なくとも部分的に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記既存の光が、前記照明対象を照明するために発生し、そして供給される、時間変化する脈動しない光を少なくとも部分的に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記発生させるステップが、異なる色の複数の発光ダイオード(LED)を使用して、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する前記フラッシュ光を発生させるステップを含み、前記複数の発光ダイオードが、様々なスペクトルパワー分布、様々な相関色温度(CCT)、または様々な演色評価数(CRI)のうちの少なくとも1つのダイオードを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記発生させるステップが、異なる色の複数の発光ダイオード(LED)を使用して、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する前記フラッシュ光を発生させるステップを含み、前記発生させるステップが、前記複数の発光ダイオードのうちの発光ダイオードの少なくとも2つのサブセットに様々な駆動強度を供給するステップを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 供給されるべき前記合成光についての前記1つまたは複数の所望の色属性が、ユーザー選択可能であり、そして前記合成光についての前記1つまたは複数の所望の色属性のユーザー選択が、高い退色指標を有する(前記少なくとも2つのサブセットの)発光ダイオードの第1のサブセット、または高い飽和度指標を有する(前記少なくとも2つのサブセットの)第2のサブセットのうちの少なくとも1つの相対強度を変更することになる、請求項14に記載の方法。
- 前記複数の発光ダイオードが、複数の単色発光ダイオード、または複数の蛍光変換された発光ダイオードを含む、請求項14に記載の方法。
- 照明の前記合成光スペクトルパワー分布を有する前記照明対象上の前記合成光に前記1つまたは複数の所望の色属性を与えるステップに等しい、前記照明対象を撮像するステップまたは観覧するステップのうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記取得するステップ、前記確認するステップ、前記決定するステップ、および前記発生させるステップが、カメラ内で実施される、請求項17に記載の方法。
- 前記カメラのユーザーが、前記照明対象に供給されるべき前記合成光についての前記1つまたは複数の色属性を少なくとも部分的に選択することを可能にする入力制御システムを、前記カメラが含む、請求項18に記載の方法。
- 照明システムを含み、前記照明システムが、
照明対象の上または周りの既存の光の1つまたは複数の測定値を取得する1つまたは複数のセンサーと、
前記照明対象に供給されるべき合成光についての1つまたは複数の所望の色属性を確認するための特徴付けサブシステムであって、前記合成光が、前記既存の光および発生するべきフラッシュ光を含む、特徴付けサブシステムと、
前記1つまたは複数の所望の色属性を有する前記照明対象上の照明の合成光スペクトルパワー分布を実現する照明のフラッシュ光スペクトルパワー分布を決定するための最適化サブシステムであって、前記決定することが、前記既存の光の前記1つまたは複数の測定値、および前記合成光についての前記確認された1つまたは複数の所望の色属性を部分的に使用する、最適化サブシステムと、
照明の前記合成光スペクトルパワー分布を有する前記照明対象上の前記合成光に前記1つまたは複数の所望の色属性を与えるために、照明の前記決定されたフラッシュ光スペクトルパワー分布を有する前記フラッシュ光を発生させるためのフラッシュ照明システムと
を含む、システム。 - 前記システムが観覧または撮像のシステムを含み、前記観覧または撮像のシステムが、カメラ、ビデオレコーダ、またはカテーテルのうちの1つを含む、請求項20に記載のシステム。
- 前記1つまたは複数のセンサーが、反射光を検知する分光計を含み、前記最適化サブシステムが、前記照明対象からの検知された反射光に少なくとも部分的に基づいて画像解像度を高めるために、照明の前記フラッシュ光スペクトルパワー分布を調整する、請求項20に記載のシステム。
- 前記照明システムがカメラの一部であり、前記カメラが、前記照明対象に供給されるべき前記合成光についての前記1つまたは複数の色属性のユーザー選択を可能にする入力制御システムを含む、請求項20から22のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記照明システムが、一連のフラッシュ光を発生させるためのストロボ照明システムを含む、請求項20に記載のシステム。
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