JP2017505218A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 注射器から有益な薬剤を注射することを補助する自己注射用器具であって：
   基端部と、先端部と、外筒係合部とを有する基部であって、外筒係合部が長軸を有する空隙を画定し、注射器の針の先端部が基部の先端部から第１の距離だけ延びている状態で注射器の外筒の少なくとも一部を受け入れるように基部の基端部と先端部との間に配置されている基部と；
   基端部と先端部とを有するシュラウド部材であって、シュラウド部材の基端部が基部に移動可能に連結するシュラウド部材であり、シュラウド部材の先端部が基部の先端部から延出した距離である完全に延出した位置と、シュラウド部材の先端部が基部の先端部から後退した距離である完全に後退した位置との間を移動可能なシュラウド部材と；
   を備え、
   延出した距離が第１の距離以上であり、後退した距離が第１の距離未満である自己注射用器具。
2. シュラウド部材が延出した位置の方に付勢されている、請求項１に記載の自己注射用器具。
3. シュラウド部材の先端部が、中に切り欠きを有する実質的に平面状の係合面を備える、請求項１に記載の自己注射用器具。
4. シュラウド部材の先端部が、中に貫通孔を有する実質的に平面状の係合面を備える、請求項１に記載の自己注射用器具。
5. シュラウド部材が、シュラウド部材の基端部と先端部との間に配置されている管状部をさらに備える、請求項１に記載の自己注射用器具。
6. 基部が、フランジの少なくとも一部を受け入れ、長軸に沿った外筒の移動を抑制するスロットを画定する少なくとも１つのフランジ係合部をさらに備える、請求項１に記載の自己注射用器具。
7. 基部がハウジングを備え、自己注射用器具が、基部に蝶着し、基部に対して開放位置と閉鎖位置との間を回動可能なカバーをさらに備える、請求項６に記載の自己注射用器具。
8. 外筒係合部がハウジングに対して移動可能であり、外筒係合部が外筒の第１の端部の少なくとも一部を受け入れるサイズに形成された開口部を有するキャップ係合部をさらに備え、キャップ係合部が肩部に近接するキャップの端部に係合するように位置決めされ、キャップ係合部がキャップを外筒から離すようにハウジングに対して移動可能である、請求項７に記載の自己注射用器具。
9. キャップ係合部がＵ字形切り欠きを備える、請求項８に記載の自己注射用器具。
10. ハウジングが底部と、底部から延びる少なくとも１つの側壁とを備え、カバーがハウジングに少なくとも１つの側壁の少なくとも１つに近接して結合している、請求項７に記載の自己注射用器具。
11. 少なくとも１つの側壁が実質的に丸い形状を有する、請求項１０に記載の自己注射用器具。
12. ハウジングが、底部から延び、少なくとも１つの側壁に垂直に配置されている基端面を備える、請求項１０に記載の自己注射用器具。
13. 基端面が開口部を備え、外筒の少なくとも一部が外筒係合空隙内に配置されるとき、開口部を通してプランジャの少なくとも一部を受け入れる、請求項１２に記載の自己注射用器具。
14. カバーは、カバーが閉鎖位置にあるとき、外筒に係合する少なくとも１つの突部を有する、請求項７に記載の自己注射用器具。
15. カバーが基部に対して開放位置から閉鎖位置に回動するとき、キャップ係合部が少なくとも１つのフランジ係合部に対して移動可能である、請求項８に記載の自己注射用器具。
16. カバーが閉鎖位置に移動するとき、注射器が係合状態に維持される、請求項７に記載の自己注射用器具。
17. フランジを受け入れる凹部と、フランジ係合部が係合するように構成された少なくとも１つの翼要素とを有するフランジアダプタをさらに備える、請求項６に記載の自己注射用器具。
18. 基部は、カバーが基部に対して開放位置から閉鎖位置に回動するとき、非係止位置と係止位置との間を移動可能な係止機構をさらに備え；
    シュラウドの基端部が少なくとも１つの係止突部を備え；
    係止機構が係止位置にあり、シュラウド部材が後退位置にあるとき、少なくとも１つの係止突部が係止機構に係合するように構成されている；
    請求項７に記載の自己注射用器具。
19. カバーが基部に対して閉鎖位置から開放位置の方に回動するとき、係止機構が少なくとも１つの係止突部を係脱するように係止位置から非係止位置の方に移動可能である、請求項１８に記載の自己注射用器具。
20. 有益な薬剤がＴＮＦ阻害剤を含む、請求項１に記載の自己注射用器具。
21. 第１の端部と第２の端部とを有し、それらの間に長軸を画定する外筒と、第１の端部に近接する肩部と、外筒と流体連通し、基端部と先端部とを有し、外筒の第１の端部から延びる針と、外筒の第２の端部に近接して配置されているフランジと、針を覆い、一端が肩部に近接して配置されているキャップと、針を通して有益な薬剤を排出するように外筒内を移動可能なプランジャとを備える注射器と；
    基端部と、先端部と、外筒係合部とを有する基部を備える自己注射用器具であって、外筒係合部は、針の先端部が基部の先端部から第１の距離だけ延びている状態で外筒の少なくとも一部を受け入れるように基部の基端部と先端部との間に配置されている空隙を画定する自己注射用器具と；
    基端部と先端部とを有するシュラウド部材であって、シュラウド部材の基端部が基部に移動可能に連結するシュラウド部材であり、シュラウド部材の先端部が基部の先端部から延出した距離である完全に延出した位置と、シュラウド部材の先端部が基部の先端部から後退した距離である完全に後退した位置との間を移動可能なシュラウド部材と；
    を含み、
    延出した距離が第１の距離以上であり、後退した距離が第１の距離未満であるキット。
22. シュラウド部材の平面状の面が、注射中に注射部位において皮膚と係合する１以上の表面特徴を備える、請求項３に記載の自己注射用器具。
23. 切り欠きがＵ字形切り欠きを備える、請求項３に記載の自己注射用器具。