JP2017504433A - トロカール - Google Patents

トロカール Download PDF

Info

Publication number
JP2017504433A
JP2017504433A JP2016549158A JP2016549158A JP2017504433A JP 2017504433 A JP2017504433 A JP 2017504433A JP 2016549158 A JP2016549158 A JP 2016549158A JP 2016549158 A JP2016549158 A JP 2016549158A JP 2017504433 A JP2017504433 A JP 2017504433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trocar
sealing structure
proximal end
valve
shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016549158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6453352B2 (ja
Inventor
ダナハー・ウィリアム・ディー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ethicon Endo Surgery LLC
Original Assignee
Ethicon Endo Surgery LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ethicon Endo Surgery LLC filed Critical Ethicon Endo Surgery LLC
Publication of JP2017504433A publication Critical patent/JP2017504433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6453352B2 publication Critical patent/JP6453352B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B17/3421Cannulas
    • A61B17/3439Cannulas with means for changing the inner diameter of the cannula, e.g. expandable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/00234Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3498Valves therefor, e.g. flapper valves, slide valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B17/3421Cannulas
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3462Trocars; Puncturing needles with means for changing the diameter or the orientation of the entrance port of the cannula, e.g. for use with different-sized instruments, reduction ports, adapter seals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3474Insufflating needles, e.g. Veress needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B2017/3419Sealing means between cannula and body

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

トロカールであって、トロカールスリーブと、シーリング構造と、オブトラトールとを備え、トロカールスリーブは、ボウル形状の近位端ハウジング部分と、遠位端部分と、両者の間の外装部分とを含み、シーリング構造は、互いに一体になっている最上部シェルと最下部シェルとを含み、オブトラトールは、中心シャフトと、オブトラトールの近位端に配置され、外科医が保持するようにデザインされた近位端部分とを含み、トロカールの軸方向は中心シャフトの延在方向によって規定され、中心シャフトは、穿刺を実行するオブトラトール先端を遠位端に更に有し、トロカールが組み立てられたときに、中心シャフトはトロカールスリーブの外装部分及びシーリング構造をシール状態で通り、中心シャフトのオブトラトール先端はトロカールスリーブの遠位端部分から外に延びる、トロカロールが開示される。本発明によって開示されるトロカールは、トロカールの軸方向におけるトロカールスリーブの近位端ハウジング部分、シーリング構造の最上部シェル、及びオブトラトールの近位端部分の軸方向寸法がそれぞれ、d1、d2、及びd3であり、d3は、d1、d2、及びd3の合計の1/2以上であることを特徴とする。本発明によって開示されるトロカールは、トロカールを使用したときに、トロカールスリーブとシーリング構造との間の接合部分に外科医が加えるトルクによってトロカールスリーブハウジングとシーリング構造とが互いに分離する可能性が低いという点で優位である。

Description

本発明は、患者の腹壁に穿刺して、低侵襲手術又は外科的処置に対する外科用器具アクセスを確立することに適用されるトロカールに関する。
トロカールは、腹腔鏡検査、腹腔鏡手術、及び他の低侵襲手術又は外科的処置において広く用いられている。トロカールは、腹腔鏡又は他の外科用器具(ガイドワイヤ、カテ−テル、フィルタ、ステントなど)が腹腔に入って検査又は外科手術を施すために、患者の腹壁内でのアクセスを確立する場合がある。
トロカールは一般的に、トロカールスリーブ、シーリング構造、及びオブトラトールを含む。トロカールのオブトラトールとシーリング構造とは通常、接続部分(すなわち、ネジ山構造又は座屈構造)を介して互いに接続されている。トロカールを用いた後に、シーリング構造及びトロカールスリーブは一般に廃棄され、オブトラトールは、将来の外科手術又は検査での再使用のために消毒及び回収され得る。
腹壁内に挿入されるか又は腹壁から取り出されるときに、トロカールは外科医の手のひらから力を受ける。場合によっては、トロカールは外科医の手のひらから時計回り又は反時計回りのトルクを受ける。トロカールのトロカールスリーブハウジングとシーリング構造との間の接続部分は通常、ネジ山構造であるため、トロカールは一方向(すなわち、時計方向)のトルクのみに耐えることができる。したがって、トロカールが反対方向(すなわち、反時計方向)のトルクに遭遇した場合には、トロカールのトロカールスリーブハウジングとシーリング構造とが互いに分離される場合がある。
同様に、トロカールのトロカールスリーブハウジングとシーリング構造との間の接続部分は座屈構造であるため、トロカールのトロカールスリーブハウジングとシーリング構造はまた、外科医の手のひらから受ける時計回り又は反時計回りトルクが原因で互いに分離されやすい。
加えて、既存のトロカールの中で、CO経路の開閉は一般に、シーリング構造の外側の切替バルブによって制御されている。外科医は、トロカールを操作しているときに切替バルブに偶然に触れるか又は切替バルブを開く可能性があり、その結果、開いた切替バルブを通って腹腔からCOが漏れることが起こりやすい。
したがって、このようなトロカールの構造は、トロカールスリーブハウジングとシーリング構造との間の予期しない分離を防止するように改善されることが求められている。
本発明の目的は、前述した欠点に対処し、かつトロカールスリーブハウジングとシーリング構造との間の接合部分に加えられるトルクが原因で生じるトロカールスリーブハウジングとシーリング構造との間の分離を防止することができるトロカールを提供することである。
更に、本発明によって提供されるトロカールは好ましくは、トロカールのガス(すなわち、CO)経路の切替バルブが不注意に開くことを防止して、その結果、腹腔からのガス(すなわち、CO)の意図しない通気が起きないことを確実にすることができる。
一態様によれば、本発明によって提供されるトロカールは、ボウル形状の近位端ハウジング部分と、遠位端部分と、両者の間の外装部分とを含むトロカールスリーブと、
シーリング構造であって、互いに一体に接続された最上部シェルと最下部シェルとを含み、シーリング構造は、トロカールスリーブの近位端ハウジング部分にシール状態で接続されるとともに、取り外し可能であり、こうして、トロカールが組み立てられたときに、シーリング構造の最下部シェルをトロカールスリーブの近位端ハウジング部分内に収容して、シーリング構造の最上部シェルをトロカールスリーブの近位端ハウジング部分の外側に露出させることを可能にする、シーリング構造と、オブトラトールであって、中心シャフトと、中心シャフトの近位端に配置され、外科医が保持するようにデザインされた近位端部分とを含み、トロカールの軸方向はオブトラトールの延在方向によって規定され、オブトラトールは、穿刺を実行するオブトラトール先端を遠位端に有しており、トロカールが組み立てられたときに、中心シャフトはトロカールスリーブの外装部分及びシーリング構造をシール状態で通り、中心シャフトのオブトラトール先端はトロカールスリーブの遠位端から外に延びる、オブラトールと、を備え、
穿刺装置の軸方向におけるオブトラトールの近位端部分、シーリング構造の最上部シェル、及びトロカールスリーブの近位端部分の軸方向寸法はそれぞれ、d1、d2、及びd3であり、d3は、d1、d2、及びd3の合計の1/2以上であることを特徴とする。
好ましくは、d3は、d1、d2、及びd3の合計の60%よりも大きい。
好ましくは、d3は、d1、d2、及びd3の合計の70%よりも大きい。
好ましくは、シーリング構造の最下部シェルの外面は外部ネジ山構造を有し、トロカールスリーブの近位端ハウジング部分の内面は内部ネジ孔を有し、トロカールが組み立てられたときに、シーリング構造の最下部シェルの外部ネジ山構造は、トロカールスリーブの近位端ハウジング部分の内部ネジ孔と接合し、弾性シーリング要素が両者の間に配設される。
好ましくは、トロカールスリーブの近位端ハウジング部分は、その周壁上に防滑性部分を有する。
好ましくは、シーリング構造の最上部シェルには、トロカールのガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられている。バルブは、バルブ本体と、バルブ本体内のバルブコアと、バルブコアを駆動してバルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、バルブ本体はシーリング構造の最上部シェルと一体になって単一体になっており、バルブコアはトロカールの軸方向に垂直にほぼ横方向に延びており、操作ハンドルの延在方向はバルブコアのそれにほぼ垂直である。
好ましくは、シーリング構造の最上部シェルには、トロカールのガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられている。バルブは、バルブ本体と、バルブ本体内のバルブコアと、バルブコアを駆動してバルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、バルブ本体はシーリング構造の最上部シェルと一体になって単一体になっており、バルブコアは、ほぼ、シーリング構造の端部と鋭角を形成する方向に延びており、操作ハンドルの延在方向はバルブコアの延在方向にほぼ垂直である。
好ましくは、バルブには、バルブの操作ハンドルがバルブコアを駆動して回転させることが起こり得ないように固定することができる固定装置が更に設けられている。
好ましくは、バルブのバルブ本体は、ガスを供給するためのガス流管に接続されている。
好ましくは、オブトラトールの近位端部分は、先のとがった先端を有しない略傘形状又は平屋根構造である、オブトラトールの近位端部分、シーリング構造の最上部シェル、及びトロカールスリーブの近位端ハウジング部分は、トロカールのヘッドを形成する。トロカールのヘッドの2つの隣接部分は、滑らかに移行している。
好ましくは、ガスに対する環状流路はシーリング構造の最上部シェル内に形成されている。バルブのバルブ本体は、シーリング構造の最上部シェルの近くに配置され、最上部シェルと一体になって単一体になっている。経路は、バルブ本体内に形成され、前記環状流路に相互接続されている。
好ましくは、トロカールスリーブの近位端ハウジング部分は丸屋根状外面を有している。近位端ハウジング部分に隣接する、トロカールスリーブの外装部分は、円柱状外面を有している。丸屋根状外面及び円柱状外面は、同じ材料で形成され、互いに一体になって単一体になって、トランペット形状外面を形成し、こうして、外科医が、中心シャフトの近位端部分を手のひらで押して、トランペット形状外面を人差し指及び中指で押すことによって操作することを可能にする。
本発明によって提供されるトロカールは、使用時に顕著な効果を有し、トロカールスリーブとシーリング構造との間の接合部分に外科医が加えるトルクが原因で生じるトロカールスリーブハウジングとシーリング構造との分離を概ね防止することができる。加えて、本発明によって提供されるトロカールはまた、トロカールのガス(すなわち、CO)経路の切替バルブが予期せずに開くことを防止して、その結果、腹腔からガス(すなわち、CO)が漏れないことを確実にすることができる。
以下の詳細な説明及び関連する図面を用いて、本発明の他の態様、本発明の目的、及び本発明によって提供されるトロカールの優位性を、より容易に確認することができる。
本発明の実施形態1におけるトロカール1の分解図である。 本発明の実施形態1における、組み立てられたトロカール1を示す立体図である。 本発明の実施形態1における、組み立てられたトロカール1を示す正面図である。 図1に例示したトロカール1の組み立てられたシーリング構造200を示す立体図である。 異なる視点から観察した、図2のシーリング構造200を示す立体図である。 異なる視点から観察した、図2のシーリング構造200を示す立体図である。
異なる図に対して、対応する部分に同じ符号を用いてマーキングし、その部分の不必要な説明は省略している。
説明を容易にするために、「遠位端」は、本出願内で引用するときには、トロカール1(又はその部品)を使用しているときに外科医からは遠く離れているが患者の腹腔に近い一端を指し、「近位端」は、トロカール1を使用しているときに外科医に近い一端を指す。
本発明の一例として、本発明の実施形態1におけるトロカール1は、オブトラトール100、シーリング構造200、及びトロカールスリーブ300を備える。本発明によれば、シーリング構造200は使い捨て部品であってもよく、オブトラトール100及びトロカールスリーブ300は使用後に、再使用のために消毒されてもよい。以下の段落では、オブトラトール100、シーリング構造200、及びトロカールスリーブ300の構造、接続関係、及び機能についてそれぞれ説明する。
オブトラトール100
図1aに示すように、オブトラトール100は、中心シャフト110と、中心シャフト110の近位端に配置され、外科医が保持するようにデザインされた近位端部分120と、を含んでいる。好ましくは、オブトラトール100の中心シャフト110と近位端部分120とは、射出成形によって互いに一体になって単一構造になっている。
本発明によれば、オブトラトール100は使用後に、次の外科手術での再使用のために消毒されてもよいため、オブトラトール100は使い捨て部品ではない。トロカール1を組み立てたときに、オブトラトール100の中心シャフト110の長さ延在方向はトロカール1の軸方向と一致し、トロカール1の半径方向はトロカール1の軸方向に垂直であるか又は直交している。
オブトラトール100の近位端部分120は、先のとがった先端を有しない略傘形状又は平屋根構造である。近位端部分120の外面は、シーリング構造200の最上部シェル210まで滑らかに移行しても、延びてもよい。トロカール1を使用しているときに、近位端部分120とシーリング構造200の最上部シェル210とは外科医の手のひらと接触しており、その結果、ほぼ均一に分散された力が外科医の手のひらに大面積で作用することを可能にする。
オブトラトール100の近位端部分120は、トロカール1の軸方向に沿った軸方向寸法d1を有している(図1cに示す)。トロカール1を組み立てたときに、オブトラトール100の近位端部分120とともに、シーリング構造200の最上部シェル210及びトロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310は、トロカール1のヘッド1aを形成する。低侵襲外科手術に対する器具アクセスを形成して、器具を操作するプロセスの間、外科医は、トロカール1のヘッド1aを保持して操作してもよい。前述のプロセスの間、推力、張力、時計回りトルク、又は反時計回りのトルクが、トロカール1のヘッド1aに作用する場合がある。
オブトラトール100の中心シャフト110は細長いスリム形状である。先端が丸いオブトラトール先端111(患者の腹壁に穿刺してアクセスを確立するために用いられる)が、中心シャフト110の遠位端に配設されている。好ましくは、オブトラトール先端111は、完全に鋭いのではなく、丸頭を備えて成形されて直径は約1mmである。このような形状のオブトラトール先端111は、身体の他の組織に損傷を与えることなく患者の腹壁に穿刺することが可能である。
トロカール1の組み立て中に、オブトラトール100の中心シャフト110は、オブトラトール100の近位端部分120の最下部が、シーリング構造200の最上部シェル210の近位端における端部に対して押圧されるまで、シーリング構造200とトロカールスリーブ300とを通るように遠位端に向かって動く。中心シャフト110のオブトラトール先端111は、トロカールスリーブ300の遠位端から外に延びる。こうして、トロカール1は、穿刺操作において患者の腹壁に穿刺して腹腔に入ることができ、その結果、低侵襲外科手術に対する器具アクセスを形成する。
シーリング構造200
シーリング構造200は使い捨て部品であり、使用後に廃棄される。図2に示すように、シーリング構造200は、最上部シェル210と最下部シェル220とを有している。シーリング構造200の製造中に、最上部シェル210と最下部シェル220とを互いに対して押圧し、その後に超音波溶接によって接合して一体構造を形成する。
シーリング構造200の最上部シェル210は、キャップ又はシールドとほぼ似ている。図3a及び図3bに示すように、貫通孔211が最上部シェル210の中心に形成されていて、オブトラトール100の中心シャフト110が通過するようになっている。
最上部シェル210は、外壁213、及びトロカール1の軸方向に沿った軸方向寸法d2を有している(図1に示す)。トロカール1を組み立てるときに、最上部シェル210の外壁213が外側に露出して、トロカール1のヘッド1aの中央部分を形成する可能性がある。
最上部シェル210は、近位端において内側に一体に形成された内部周壁212を有している。内部周壁212は、最上部シェル210の近位端における端部に概ね垂直であり、シーリング構造200の遠位端に向かって延びている。内部周壁は、最下部シェル220の内部周面フランジ229とシール状態で接続される。最上部シェル210の内部周壁212、(最下部シェル220の内部周面フランジ229)、及び最上部シェル210の外壁213の内側は、COに対する環状スペース又は環状流路を形成する。
最上部シェル210の外壁213の外面は、トロカール1の軸方向に対して略円錐形に延びている。バルブ本体214が外壁213上に配設され、ガス流管215がバルブ本体214内に配設されている。ガス流管215はCO源(マークなし)に相互接続されていて、COを腹腔に供給する。ガス流管215に接続された各部品について、以下の段落で詳細に説明する。
シーリング構造200の最下部シェル220は略円筒型である。最下部シェル220は、外部周壁221、外部周面フランジ222、及び内部周面フランジ229を有している。外部周面フランジ及び内部周面フランジはそれぞれ、外部周壁221に接続され、外部周壁221の内側に配置されている。外部周面フランジ222と内部周面フランジ229とは、半径方向に延びる複数の短いリブを通して互いに接続され、こうして、外部周面フランジ222と内部周面フランジ229との間に環状に分布する複数の孔224を形成し、その結果、COが、ガス流管215とシーリング構造200の遠位端との間を流れることができる。
外部ネジ山構造225(トロカールスリーブ300に接続される)が、最下部シェル220の外部周壁221の外側に配設されている。最下部シェル220はまた端壁226を有している。開口227が端壁226の中心に形成されて、最上部シェル210と最下部シェル220との間に配設された第1のシーリング要素230の延長部分231を収容している。第1のシーリング要素230は、ほぼ円板と似ており、最上部に弾性体233が設けられている。弾性体233はゴムで形成されている。最下部を有する延長部分231は、第1のシーリング要素230の中心に形成されている。貫通孔232が、延長部分231の最下部の中心に形成されている。貫通孔232は、貫通孔232を貫くオブトラトール100の中心シャフト110と密閉状態で嵌合する。
シーリング構造200を組み立てるときに、シーリング構造200の最上部シェル210と最下部シェル220とに超音波溶接を施して、一体構造を形成する。第1のシーリング要素230を用いて、COに対する閉流路を、最上部シェルの内部周壁212、最下部シェル220の内部周面フランジ229、及び最上部シェルの外壁213上に形成する。シーリング構造200内にガス流管215と孔224とを通って流れ込んだ後に、COはトロカールスリーブ300に前記閉流路を通って流れて、患者の腹腔に入る。
最上部シェル210、最下部シェル220、及び第1のシーリング要素230に加えて、シーリング構造200にはまた、保持器240と第2のシーリング要素250とが設けられている。
図3a及び図3bに示すように、保持器240の全体形状は、開いた円筒と似ている。保持器240の外周は、複数の内部ネジ孔242が形成された延長部分241を有している。
シーリング構造200を組み立てるときに、図3aに示すように、複数のピン228は、最下部シェル220の端壁226を貫通して、保持器240の延長部分241の内部ネジ孔242にネジ山によって接続される。このような方法で、最上部シェル210、最下部シェル220、及び保持器240が組み立てられる。
加えて、第2のシーリング要素250が同様に、保持器240と最下部シェル220との間に配設される(図3a及び図3bに示す)。第2のシーリング要素250は、チェックバルブの役割をする。1つの好ましい実施形態によれば、第2のシーリング要素250は、略環状のフレーム251と2つのバルブペタル252(弾性材料で形成されている)とを含んでいるダックビルバルブを採用している。好ましくは、弾性材料は、特別な処理によって柔軟なネオプレン及び人造繊維で作られた材料である。
周囲圧力がない状態では、第2のシーリング要素250の2つのバルブペタル252は、それ自身の弾性作用により閉じたままである。オブトラトール100の中心シャフト110は、第2のシーリング要素250の2つのバルブペタル252間のスペースを通る推力であり、2つのバルブペタル252は互いに分離される可能性がある。したがって、オブトラトール100の中心シャフト110は、2つのバルブペタル252間のスペースをシール状態で通ってもよく、その結果、患者の腹壁と更に接触して、低侵襲外科手術に対する器具アクセスを形成する。
トロカールスリーブ300
図1aに示すように、トロカールスリーブ300は、近位端ハウジング部分310、斜面切欠き先端部分330、及び両者間のスリムで中空の外装部分320を有している。近位端ハウジング部分310及び中空の外装部分320の構造及び機能について、以下の段落で説明する。
近位端ハウジング部分310はルアーテーパであり、その直径又は寸法は、先端部分330及び中空の外装部分320の直径又は寸法よりも非常に大きい。図1aに示すように、近位端ハウジング部分310はボウル又は丸屋根とほぼ似ており、トランペット形状外面を含み、中空の外装部分320まで滑らかに移行するか又は延びている。近位端ハウジング部分310は、トロカール1の軸方向に沿った軸方向寸法d3を有している(図1cに示す)。トロカール1を組み立てたときに、オブトラトール100の近位端部分120、シーリング構造200の最上部シェル210、及びトロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310は、トロカール1のヘッド1aを形成する。加えて、オブトラトール100の近位端部分120、シーリング構造200の最上部シェル210、及びトロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310は、互いに対して滑らかに移行している。低侵襲外科手術に対する器具アクセスを形成して、器具を操作するプロセスの間、外科医は、トロカール1のヘッド1aを保持して、推力、張力、時計回りトルク、又は反時計回りトルクを、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310に加えてもよい。
近位端ハウジング部分310は、周壁313と、周壁313によって画定される空洞部分312とを含む。トロカール1を組み立てたときに、近位端ハウジング部分310の空洞部分312は、シーリング構造200の最下部シェル220、第2のシーリング要素250、及び保持器240を収容する。
周壁313は、外装部分313aと、略円錐形部分313b(外装部分313aから遠位端へと滑らかに移行する)とを含む。
近位端ハウジング部分310は、その内部周壁に内部ネジ孔311を有している。シーリング構造200の組み立て中に、近位端ハウジング部分310の内部ネジ孔311は、シーリング構造200の最下部シェル220の外部周壁221の外部ネジ山構造225に接続される。このような方法で、シーリング構造200の最下部シェル220を、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310に取り付けるか又はそこから取り外すことができる。
本発明によって提供されるトロカール1によれば、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分300の内部ネジ孔311は、シーリング構造200の最下部シェル220の外部ネジ山構造と、ネジ山によって接合され、そのため、トロカールスリーブ300は使用後に、シーリング構造200から容易に分離して、他の外科手術での再使用のために消毒することができる。したがって、トロカールスリーブ300は使い捨て部品ではない。
シーリング構造200とトロカールスリーブ300との間の接合部分においてCOの漏れを防止するために、弾性シーリング要素(例えば弾性シーリングガスケット)を接合部分に配設してもよい。トロカールスリーブ300の内部ネジ孔311をシーリング構造200の外部ネジ山構造225に接続したときに、弾性シーリング要素は密に圧搾される。
加えて、近位端ハウジング部分310の空洞部分312の最下部が穿孔されていて、最下部を中空の外装部分320の内部の軸方向孔に相互接続できるようになっている。
トロカールスリーブ300の中空の外装部分320は、軸方向に沿った内部の軸方向孔(マークなし)を有している。内部の軸方向孔の内径は、オブトラトール100の中心シャフト110の外径以上である。オブトラトール100の中心シャフト110は、スライドして、トロカールスリーブ300の中空の外装部分320の内部の軸方向孔内に挿入して通過することができ、シールが両者の間に実現されてもよい。トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310が、シーリング構造200の最下部シェル220とネジ山接続によって接合されると、中心シャフト110のオブトラトール先端111は、トロカールスリーブ300の先端部分330から外に延びることができる。
図1cに示すようなトロカール1を組み立てたときに、トロカール1のヘッド1aの全体的な軸方向寸法はdである。本発明の重要な改善として、トロカール1のヘッド1aの軸方向寸法dが、オブトラトール100の近位端部分120の軸方向寸法d1、シーリング構造200の最上部シェル210の軸方向寸法d2、及びトロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310の軸方向寸法d3の合計に等しい。
本発明の一態様によれば、d3は、dの1/2以上である。言い換えれば、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310の軸方向寸法は、トロカール1のヘッド1aの半分又はそれ以上の部分を占める。
更に、好ましくは、d3は、dの60%以上である。更に好ましくは、d3は、dの70%以上である。
本発明によれば、外科医がトロカール1のヘッド1aを保持して操作するとき、作用点は概ね、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310にある。外科医が加える推力、張力、又はトルクとは関係なく、ほとんどの場合、力がシーリング構造200とトロカールスリーブ300との間の接合部分に作用する可能性は低い。したがって、シーリング構造200の最下部シェル220の外部ネジ山構造225と、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310の内部ネジ孔311との間のネジ山接続が緩む可能性は低く、シーリング構造200とトロカールスリーブ300との間の予期しない分離を防止することができる。それに応じて、トロカールスリーブ300の内部流路内のCOが漏れる可能性は低い。
好ましくは、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310の周壁313は防滑性部分313a1を有しており、そのため、外科医はトロカールスリーブ300を容易に保持するか、又はトロカールスリーブ300上にトルクを加えることができる。
好ましくは、防滑性部分313a1は、周壁313上に均一に分布する複数の楕円形凹部を指す。周壁313内の凹部のデザインはまた、トロカールスリーブ300の成形プロセス中の脱型操作にとって有用である。
本発明の別の重要な改善には、シーリング構造200の最上部シェル210上のバルブ216と、バルブのバルブ本体21とが伴う。図2に示すように、外側に延びるバルブ本体214は、シーリング構造200の最上部シェル210上に一体に形成され、バルブ216はバルブ本体214内に配設されている。バルブ216は、CO源に相互接続されたガス流管215に制御可能に接続されている。
好ましくは、バルブ本体214は、最上部シェル210の外壁213の近くに配置され、最上部シェル210の外壁213と一体になって単一体になっている。言い換えれば、バルブ本体214は、最上部シェル210内の環状スペース又は環状流路に、中間取付具を用いずに直接相互接続されており、そのため、シーリング構造200の最上部シェル210とそのバルブ本体214とを射出成形によって一体成形することができる。経路が、バルブ216のバルブ本体214内に形成され、最上部シェル210内の環状流路と、CO源に相互接続されたガス流管215とに相互接続されており、そのため、COが患者の腹腔内にシーリング構造200とトロカールスリーブ300とを通って流れ込むことを可能にする。
前述の構造は、トロカール1のシーリング構造200の成形にとって特に好都合で有用である。良く知られたトロカールの場合、バルブ216は通常、交差構造であり、バルブ216とシーリング構造200とは2つの分離された部品であるため、バルブ216とシーリング構造200とを、トロカール1を組み立てる前に溶接して一緒にする必要がある。良く知られたトロカールとは違って、本発明によって提供されるトロカール1は、パイプによってバルブ216をシーリング構造200の最上部シェル210に接続する必要がないため、これらの接続パイプに対して用いる材料が節約されるという点で優位である。
加えて、先行の成形プロセスでは、3つの挿入物が必要である。しかし、本発明によって提供されるトロカール1は、シーリング構造200の成形プロセスが、互いに垂直な2つの挿入物だけを必要とするという点で優位である。先行技術と比較して、本発明によって提供されるトロカール1のシーリング構造200の成形プロセスは単純である。シーリング構造200のバルブ本体214及びバルブ216を、図2に具体的に示す。バルブ216は、バルブ本体214、バルブ本体214内のバルブコア(マークなし)、及び操作ハンドル216aを含む。バルブコアはバルブ本体214内に配設され、回転することができる。バルブ216のバルブコアは、トロカール1の軸方向にほぼ垂直に横方向に沿って延び、シーリング構造200の上部バルブ210のバルブ本体214内に配置されている。バルブ216の操作ハンドル216aの延在方向は、バルブ216のバルブコアの延在方向にほぼ垂直である。外科医は、シーリング構造200の近位端からシーリング構造200の遠位端への方向(すなわち、最上部から最下部)に沿って又は反対方向(すなわち、最下部から最上部)に沿ってバルブ216の操作ハンドル216aを操作し、バルブコアを駆動してバルブ本体214内で回転させ、その結果、バルブ216の開閉を制御してもよい。
外科医がトルクを、バルブ216の操作ハンドル216aに、最上部から最下部に又は最下部から最上部に加えると、バルブ216の操作ハンドル216aはバルブ216を駆動して回転させることができ、その結果、バルブ216のバルブコアを開状態に、部分的に開状態に、又は閉状態に保つことができる。対応して、ガス流管215を、CO源に接続してもよいし、部分的に接続してもよいし、又はCO源から遮断してもよい。
本発明によれば、バルブ216のバルブコアは、シーリング構造200の最上部シェル210のバルブ本体214内に横方向に配設されている。対応して、トロカール1を用いて患者の腹壁内でのアクセスを確立するか又は腹腔鏡検査又は腹腔鏡手術を行なうときに、外科医が力又はトルクを操作ハンドル216aに垂直面内で(すなわち最上部から最下部へ又は最下部から最上部へ)加えると、操作ハンドル216aは回転可能だけであり、その結果、バルブコアを駆動して回転させ、COに対するガス流管215が開く(又は閉じる)。
シーリング構造200の近位端にあるか又はシーリング構造200の遠位端にあるかに関係なく、バルブ216の操作ハンドル216aを縮めた状態(すなわち、拡げてない)に保つことによって、バルブ216に接続されたガス流管215が他の物品の方へ曲がる可能性が低くなる。したがって、外科医が偶然に操作ハンドル216aに水平方向又は横方向に沿って触れても、バルブ216及びガス流管215が開く可能性は低い。
所望により、バルブ216のバルブコアを、シーリング構造200と鋭角を形成するように、最上部シェル210のバルブ本体214内で斜めに配設することができる。同様に、バルブ216の操作ハンドル216aの延在方向は、バルブ216のバルブコアの延在方向にほぼ垂直である。
バルブ216のバルブコアを横方向に配設するか又は斜めに配設することを条件に、固定装置(マークなし)をバルブ216上に配設してもよい。バルブ216を開くか閉じた後で、固定装置を固定して、バルブ216の操作ハンドル216aがバルブコアを駆動して回転させることが起こり得ないようにしてもよい。
好ましくは、図1a、図1b、及び図1cに示すように、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310は丸屋根状外面を有している。トロカールスリーブ300の外装部分320(近位端ハウジング部分310に隣接する)は、円柱状外面を有している。丸屋根状外面及び円柱状外面は同じ材料で形成され、互いに一体になって単一体になって、トランペット形状外面を形成し、こうして、外科医が、オブトラトール100の近位端部分120を手のひらで押して、トランペット形状外面を人差し指及び中指で押すことによって操作することを可能にする。
前述の構造の場合、トロカール1を操作する間に外科医は、オブトラトール100の近位端部分120及びトロカールスリーブ300のトランペット形状外面を強く握ることだけであり、その結果、トロカールスリーブ300の近位端ハウジング部分310からシーリング構造200を引き離す場合があるトルクの発生を回避する。
上述の段落では、本発明の一連の実施形態について説明した。しかし本発明は、前述の説明及び図面に例示した実施形態には限定されない。一実施形態の特徴は他の実施形態にも適用可能であり、異なる実施形態の特徴を組み合わせて新しい実施形態を形成してもよい。当業者であれば、本発明の本質及び範囲から逸脱することなく、前述の実施形態に対して変更又は変形を施す場合がある。本発明の保護範囲は添付の請求項によって規定される。
〔実施の態様〕
(1) トロカールであって、
ボウル形状の近位端ハウジング部分と、遠位端部分と、両者の間の外装部分とを含むトロカールスリーブと、
シーリング構造であって、互いに一体になっている最上部シェルと最下部シェルとを含み、前記シーリング構造は、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分にシール状態で接続することができるとともに、取り外し可能であり、こうして、前記トロカールが組み立てられたときに、前記シーリング構造の前記最下部シェルを前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分内に収容して、前記シーリング構造の前記最上部シェルを前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の外側に露出させることを可能にする、シーリング構造と、
オブトラトールであって、中心シャフトと、前記中心シャフトの近位端に配置され、外科医が保持するようにデザインされた近位端部分とを含み、前記トロカールの軸方向は前記中心シャフトの延在方向によって規定され、前記中心シャフトは、穿刺を実行するオブトラトール先端を遠位端に更に有しており、前記トロカールが組み立てられたときに、前記中心シャフトは前記トロカールスリーブの前記外装部分及び前記シーリング構造をシール状態で通り、前記中心シャフトの前記オブトラトール先端は前記トロカールスリーブの前記遠位端部分から外に延びる、オブラトールと、を備え、
本発明によって開示されるトロカールは、前記トロカールの軸方向における前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分、前記シーリング構造の前記最上部シェル、及び前記オブトラトールの前記近位端部分の軸方向寸法がそれぞれ、d1、d2、及びd3であり、d3は、d1、d2、及びd3の合計の1/2以上であることを特徴とする、トロカロール。
(2) d3は、d1、d2、及びd3の合計の60%よりも大きいことを特徴とする、実施態様1に記載のトロカール。
(3) d3は、d1、d2、及びd3の合計の70%よりも大きいことを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。
(4) 前記シーリング構造の前記最下部シェルの外面は外部ネジ山構造を有し、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の内面は内部ネジ孔を有し、前記トロカールが組み立てられたときに、前記シーリング構造の前記最下部シェルの前記外部ネジ山構造は、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の前記内部ネジ孔と接合し、弾性シーリング要素が両者の間に配設されることを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。
(5) 前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は、その周壁上に防滑性構造を有することを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。
(6) 前記シーリング構造の前記最上部シェルには、前記トロカールに対するガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられており、前記バルブは、バルブ本体と、前記バルブ本体内のバルブコアと、前記バルブコアを駆動して前記バルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、前記バルブ本体は前記シーリング構造の前記最上部シェルと一体になっており、前記バルブコアは前記トロカールの軸方向に垂直にほぼ横方向に延びており、前記操作ハンドルの延在方向は前記バルブコアの延在方向にほぼ垂直であることを特徴とする、実施態様1に記載のトロカール。
(7) 前記シーリング構造の前記最上部シェルには、前記トロカールに対するガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられており、前記バルブは、バルブ本体と、前記バルブ本体内のバルブコアと、前記バルブコアを駆動して前記バルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、前記バルブ本体は前記シーリング構造の前記最上部シェルと一体になっており、前記バルブコアは、ほぼ、前記シーリング構造の前記端部と鋭角を形成する方向に延びており、前記操作ハンドルの延在方向は前記バルブコアの延在方向にほぼ垂直であることを特徴とする、実施態様1に記載のトロカール。
(8) 前記バルブには、前記バルブの前記操作ハンドルが前記バルブコアを駆動して回転させることが起こり得ないように固定することができる固定装置が更に設けられていることを特徴とする、実施態様6又は7に記載のトロカール。
(9) 前記バルブの前記バルブ本体は、ガスを供給するか又は通気するためのガス流管に接続されていることを特徴とする、実施態様6又は7に記載のトロカール。
(10) 前記オブトラトールの前記近位端部分は、先のとがった先端を有しない略傘形状又は平屋根構造であり、前記オブトラトールの前記近位端部分、前記シーリング構造の前記最上部シェル、及び前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は、前記トロカールのヘッドを形成し、前記トロカールのヘッドを形成する2つの隣接部分は、滑らかに移行していることを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。
(11) ガスに対する環状流路が前記シーリング構造の前記最上部シェル内に形成され、前記バルブの前記バルブ本体は、前記シーリング構造の前記最上部シェルの近くに配置され、前記最上部シェルと一体になっており、経路が、前記バルブ本体内に形成され、前記環状流路に相互接続されていることを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。
(12) 前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は丸屋根状外面を有し、前記近位端ハウジング部分に隣接する、前記トロカールスリーブの前記外装部分は円柱状外面を有し、前記丸屋根状外面及び前記円柱状外面は、同じ材料で形成され、互いに一体になって、トランペット形状外面を形成し、こうして、前記外科医が、前記オブトラトールの前記近位端部分を手のひらで押して、前記トランペット形状外面を人差し指及び中指で押すことによって操作することを可能にすることを特徴とする、実施態様1又は2に記載のトロカール。

Claims (12)

  1. トロカールであって、
    ボウル形状の近位端ハウジング部分と、遠位端部分と、両者の間の外装部分とを含むトロカールスリーブと、
    シーリング構造であって、互いに一体になっている最上部シェルと最下部シェルとを含み、前記シーリング構造は、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分にシール状態で接続することができるとともに、取り外し可能であり、こうして、前記トロカールが組み立てられたときに、前記シーリング構造の前記最下部シェルを前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分内に収容して、前記シーリング構造の前記最上部シェルを前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の外側に露出させることを可能にする、シーリング構造と、
    オブトラトールであって、中心シャフトと、前記中心シャフトの近位端に配置され、外科医が保持するようにデザインされた近位端部分とを含み、前記トロカールの軸方向は前記中心シャフトの延在方向によって規定され、前記中心シャフトは、穿刺を実行するオブトラトール先端を遠位端に更に有しており、前記トロカールが組み立てられたときに、前記中心シャフトは前記トロカールスリーブの前記外装部分及び前記シーリング構造をシール状態で通り、前記中心シャフトの前記オブトラトール先端は前記トロカールスリーブの前記遠位端部分から外に延びる、オブラトールと、を備え、
    本発明によって開示されるトロカールは、前記トロカールの軸方向における前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分、前記シーリング構造の前記最上部シェル、及び前記オブトラトールの前記近位端部分の軸方向寸法がそれぞれ、d1、d2、及びd3であり、d3は、d1、d2、及びd3の合計の1/2以上であることを特徴とする、トロカロール。
  2. d3は、d1、d2、及びd3の合計の60%よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載のトロカール。
  3. d3は、d1、d2、及びd3の合計の70%よりも大きいことを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
  4. 前記シーリング構造の前記最下部シェルの外面は外部ネジ山構造を有し、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の内面は内部ネジ孔を有し、前記トロカールが組み立てられたときに、前記シーリング構造の前記最下部シェルの前記外部ネジ山構造は、前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分の前記内部ネジ孔と接合し、弾性シーリング要素が両者の間に配設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
  5. 前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は、その周壁上に防滑性構造を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
  6. 前記シーリング構造の前記最上部シェルには、前記トロカールに対するガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられており、前記バルブは、バルブ本体と、前記バルブ本体内のバルブコアと、前記バルブコアを駆動して前記バルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、前記バルブ本体は前記シーリング構造の前記最上部シェルと一体になっており、前記バルブコアは前記トロカールの軸方向に垂直にほぼ横方向に延びており、前記操作ハンドルの延在方向は前記バルブコアの延在方向にほぼ垂直であることを特徴とする、請求項1に記載のトロカール。
  7. 前記シーリング構造の前記最上部シェルには、前記トロカールに対するガス流路の開閉を制御するためのバルブが設けられており、前記バルブは、バルブ本体と、前記バルブ本体内のバルブコアと、前記バルブコアを駆動して前記バルブ本体内で回転させることができる操作ハンドルとを含み、前記バルブ本体は前記シーリング構造の前記最上部シェルと一体になっており、前記バルブコアは、ほぼ、前記シーリング構造の前記端部と鋭角を形成する方向に延びており、前記操作ハンドルの延在方向は前記バルブコアの延在方向にほぼ垂直であることを特徴とする、請求項1に記載のトロカール。
  8. 前記バルブには、前記バルブの前記操作ハンドルが前記バルブコアを駆動して回転させることが起こり得ないように固定することができる固定装置が更に設けられていることを特徴とする、請求項6又は7に記載のトロカール。
  9. 前記バルブの前記バルブ本体は、ガスを供給するか又は通気するためのガス流管に接続されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載のトロカール。
  10. 前記オブトラトールの前記近位端部分は、先のとがった先端を有しない略傘形状又は平屋根構造であり、前記オブトラトールの前記近位端部分、前記シーリング構造の前記最上部シェル、及び前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は、前記トロカールのヘッドを形成し、前記トロカールのヘッドを形成する2つの隣接部分は、滑らかに移行していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
  11. ガスに対する環状流路が前記シーリング構造の前記最上部シェル内に形成され、前記バルブの前記バルブ本体は、前記シーリング構造の前記最上部シェルの近くに配置され、前記最上部シェルと一体になっており、経路が、前記バルブ本体内に形成され、前記環状流路に相互接続されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
  12. 前記トロカールスリーブの前記近位端ハウジング部分は丸屋根状外面を有し、前記近位端ハウジング部分に隣接する、前記トロカールスリーブの前記外装部分は円柱状外面を有し、前記丸屋根状外面及び前記円柱状外面は、同じ材料で形成され、互いに一体になって、トランペット形状外面を形成し、こうして、前記外科医が、前記オブトラトールの前記近位端部分を手のひらで押して、前記トランペット形状外面を人差し指及び中指で押すことによって操作することを可能にすることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトロカール。
JP2016549158A 2014-01-29 2015-01-26 トロカール Active JP6453352B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201410043983.7 2014-01-29
CN201410043983.7A CN104799911A (zh) 2014-01-29 2014-01-29 穿刺器
PCT/US2015/012848 WO2015116519A1 (en) 2014-01-29 2015-01-26 Trocar

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017504433A true JP2017504433A (ja) 2017-02-09
JP6453352B2 JP6453352B2 (ja) 2019-01-16

Family

ID=52462463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016549158A Active JP6453352B2 (ja) 2014-01-29 2015-01-26 トロカール

Country Status (7)

Country Link
US (2) US20170007296A1 (ja)
EP (1) EP3099254B1 (ja)
JP (1) JP6453352B2 (ja)
CN (2) CN104799911A (ja)
BR (1) BR112016017318B1 (ja)
TW (1) TWI634866B (ja)
WO (1) WO2015116519A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020525120A (ja) * 2017-06-29 2020-08-27 エシコン エルエルシーEthicon LLC 横方向針ポート付きトロカール閉塞具
KR20200102209A (ko) * 2019-02-21 2020-08-31 (주)이롭 최소 침습 수술용 투관침 장치

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104799911A (zh) * 2014-01-29 2015-07-29 伊西康内外科公司 穿刺器
CN105943128A (zh) * 2016-04-16 2016-09-21 江苏风和医疗器材有限公司 一种穿刺器套管及具有其的穿刺器
US10485582B2 (en) * 2016-07-22 2019-11-26 Intuitive Surgical Operations, Inc. Cannulas having body wall retention features, and related systems and methods
KR101859208B1 (ko) * 2016-08-05 2018-05-17 김기성 복강경 포트용 트로카의 중간 커넥터 구조
TWI642402B (zh) * 2016-11-10 2018-12-01 亞培高利控股有限公司 Puncture device
CN106510809B (zh) * 2016-12-09 2023-05-26 成都五义医疗科技有限公司 改良的无刀可视穿刺针
CN109602484B (zh) * 2017-06-03 2023-06-23 成都五义医疗科技有限公司 一种变径套管装置及穿刺器
CN109662757A (zh) * 2017-10-13 2019-04-23 江苏风和医疗器材股份有限公司 一种无芯穿刺器
CN108309412B (zh) * 2018-03-12 2024-04-16 杰尼肯(苏州)医疗器械有限公司 一种用于腹腔镜穿刺器的穿刺套管装置
CN109692030B (zh) * 2018-05-31 2020-01-07 江苏风和医疗器材股份有限公司 闭锁结构及使用其的穿刺器
CN109692031B (zh) * 2018-05-31 2020-01-07 江苏风和医疗器材股份有限公司 闭锁结构及使用其的穿刺器
US11471186B2 (en) * 2018-06-27 2022-10-18 Luiz Lanat Pedreira de Cerqueira Filho Thin cannulas trocar and method
KR20200142227A (ko) 2019-06-12 2020-12-22 가톨릭대학교 산학협력단 광섬유에 의해 자체발광이 가능한 안과수술용 장치
USD1018848S1 (en) * 2019-11-04 2024-03-19 Cilag Gmbh International Trocar
USD958360S1 (en) * 2020-05-01 2022-07-19 Cilag Gmbh International Cannula assembly
USD954940S1 (en) * 2020-05-01 2022-06-14 Cilag Gmbh International Cannula
USD956219S1 (en) 2020-07-10 2022-06-28 Covidien Lp Port apparatus
USD963851S1 (en) 2020-07-10 2022-09-13 Covidien Lp Port apparatus
CN111920489B (zh) * 2020-08-06 2022-03-18 山东颐诺医疗科技有限公司 一种用于微创手术可螺旋伸缩的下部外壳组件

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662615A (en) * 1995-09-01 1997-09-02 Blake, Iii; Joseph W. Valve and valve cartridge for trocar
US5993471A (en) * 1996-10-22 1999-11-30 Erol D. Riza Trocar assembly

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5013317A (en) * 1990-02-07 1991-05-07 Smith & Nephew Richards Inc. Medical drill assembly transparent to X-rays and targeting drill bit
AU2001262979A1 (en) * 2000-05-30 2001-12-11 Genicon Lc Trocar System
US20040260244A1 (en) * 2001-08-31 2004-12-23 Piechowicz Michael E. Seals for trocars
WO2007048083A2 (en) * 2005-10-14 2007-04-26 Applied Medical Resources Corporation Surgical access port
CN200939162Y (zh) * 2006-01-14 2007-08-29 王水良 一次性使用穿刺器
US20070260273A1 (en) * 2006-05-08 2007-11-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic Translumenal Surgical Systems
WO2009117694A2 (en) * 2008-03-20 2009-09-24 Applied Medical Resources Corporation Instrument seal with inverting shroud
DE102008033374A1 (de) * 2008-07-09 2010-01-14 Aesculap Ag Chirurgisches Schutzvorrichtung für ein chirurgisches Dichtelement und chirurgisches Abdichtungssystem
US20110028794A1 (en) * 2009-07-30 2011-02-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for providing access into a body cavity
US20110028793A1 (en) * 2009-07-30 2011-02-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Methods and devices for providing access into a body cavity
US8491533B2 (en) * 2009-10-08 2013-07-23 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Trocar assembly
CN101947120B (zh) * 2010-09-30 2012-07-04 莫易凡 带气腹装置的螺旋穿刺器
CN103169528A (zh) * 2013-04-03 2013-06-26 浙江格宜医疗器械有限公司 一种多级密封的医用穿刺器
CN203790008U (zh) * 2014-01-29 2014-08-27 伊西康内外科公司 穿刺器
CN104799911A (zh) * 2014-01-29 2015-07-29 伊西康内外科公司 穿刺器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662615A (en) * 1995-09-01 1997-09-02 Blake, Iii; Joseph W. Valve and valve cartridge for trocar
US5993471A (en) * 1996-10-22 1999-11-30 Erol D. Riza Trocar assembly

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020525120A (ja) * 2017-06-29 2020-08-27 エシコン エルエルシーEthicon LLC 横方向針ポート付きトロカール閉塞具
JP7175929B2 (ja) 2017-06-29 2022-11-21 エシコン エルエルシー 横方向針ポート付きトロカール閉塞具
KR20200102209A (ko) * 2019-02-21 2020-08-31 (주)이롭 최소 침습 수술용 투관침 장치
KR102221591B1 (ko) 2019-02-21 2021-03-02 (주)이롭 최소 침습 수술용 투관침 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015116519A1 (en) 2015-08-06
BR112016017318B1 (pt) 2021-12-07
CN105939681A (zh) 2016-09-14
JP6453352B2 (ja) 2019-01-16
EP3099254B1 (en) 2021-12-01
EP3099254A1 (en) 2016-12-07
TW201534263A (zh) 2015-09-16
TWI634866B (zh) 2018-09-11
US20190150978A1 (en) 2019-05-23
US20170007296A1 (en) 2017-01-12
BR112016017318A2 (pt) 2017-08-08
CN104799911A (zh) 2015-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6453352B2 (ja) トロカール
US8292854B2 (en) Access assembly with ribbed seal
US9131958B2 (en) Seal assembly for a cannula
CN101541255B (zh) 带有缩回引导铰链的套管针密封件
JP5281859B2 (ja) 外科用アクセスデバイスのためのシールアセンブリ
JP5252694B2 (ja) 自己収縮型オリフィスシール
WO2010042913A2 (en) Devices for and methods of performing minimally-invasive surgical procedures through a single incision
EP2337508B1 (en) Devices for performing minimally-invasive surgical procedures through a single incision
KR101714765B1 (ko) 단일공 복강경 수술 개창기구 및 이를 포함하는 복강경 수술용 의료기기
KR101956592B1 (ko) 트로카용 실링 어셈블리 및 이를 포함하는 의료용 트로카
KR101317960B1 (ko) 트리플 리플렛 구조를 갖는 실링부를 포함하는 트로카 장치
EP2099371A2 (en) Valve seals for trocars and manufacture thereof
US9687273B2 (en) Endoscopic surgical instruments and related methods
JP2010240426A (ja) 拡大可能なカニューレを有する外科手術用ポータル装置
CN203790008U (zh) 穿刺器
JP2012165958A (ja) トロカーの外套管部
CN107049430B (zh) 组装式扩管
JP2009254826A (ja) 自己適合する外科的シール
JP5051584B2 (ja) 内視鏡の鉗子栓
JP2011194230A (ja) アクセスデバイスとの使用のためのシールアセンブリ
KR102257602B1 (ko) 트로카용 덕 밸브
CN212996670U (zh) 一种用于穿刺器的密封件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6453352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250