JP2017503996A - 蒸発/凝縮によって自然環境においてポンプ輸送される水を処理するための設備及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
式中、Eevaは、蒸発した水によって受けとられるエネルギーであり、Eliqは、液体の水によって供給されるエネルギーである。
このサイクルは、水の沸点より低い沸点を有する有機液体で使用される。従って、それは、「有機ランキンサイクル」(ORC)と称される。
http://www.thermoptim.org/sections/technologies/systemes/cycle−kalina/
このサイクルは、作用流体として水とアンモニアの混合物を使用する。アンモニア濃度は、サイクルの各工程の必要性に依存して変動可能である。理論的には、効率は、ORCサイクルの効率より20%高い。作用流体(水+アンモニア)は、熱源によって放出された熱を使用して沸騰される。次に、流体は、分離器を通過し、以下の二つに分離する:
− 発電機を回転させる膨張タービンに続いて入る高いアンモニア濃度を有する蒸気相、
− 熱交換器で使用される低濃度の液相。
二つの流体は、続いて凝縮器で混合され、そこで流体は、低温源に熱を与えながら凝縮する。凝縮器の出口の流体は、熱交換器で予熱され、同じサイクルが再び始まる。
http://www.thermoptim.org/sections/technologies/systemes/cycle−uehara
このサイクルもまた、固定されたアンモニア濃度で作用流体として水及びアンモニアを使用するが、その理論的効率はカリーナより高く、このサイクルは、特に20〜30℃の熱源温度に対して好適である。
− 正味の電力:64MW
− 1.5GWhの毎日の電力生産
− 514GWhの毎年の電力生産
− 毎日の淡水の生産:120000m3/日
− 熱い海水流量:111m3/秒(111111kg/秒)
− 冷たい海水流量:111m3/秒(111111kg/秒)
− 電力要求(一般にポンプに対して):23MW
− 熱い及び冷たい海水の極めて高い取り込み流量、及び環境に対するそれらの潜在的な影響。
− 凝縮器に対する大きな深さ(一般に1000メートル)の水の吸引、それはシステムの効率を大きく低下する。
− 蒸発室は、蒸発室に含有される水を加熱するための追加の手段を持たない。
− 設備は、冷却手段と蒸発室の間の水を加熱するための追加の手段を持たない。
− 熱交換器の前記冷却手段は、蒸発室の外側に位置され、水供給手段は、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の前記水を熱交換器の前記冷却手段を通して循環することを可能にし、かつ自然環境においてポンプ輸送される液体形態の前記水が熱交換器の冷却手段を通過した後、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の前記水を蒸発室に供給することを可能にする。
− 熱交換器の冷却手段の少なくとも一部は、蒸発室の内側に位置され、蒸発室に含有される液体形態の水によって冷却されることができる。
− 熱交換器の冷却手段は、閉鎖された蒸発/凝縮回路を含み、その回路において作用流体が、閉ループで循環することができ、その回路が、前記作用流体のための蒸発器、及び前記作用流体のための凝縮器を含み、蒸発器が、蒸発室から来る水蒸気の凝縮を可能にする。
− 前記水供給手段は、前記凝縮器における作用流体の通過時に作用流体を、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水で冷却することを可能にし、かつ液体形態の前記水が凝縮器における作用流体によって加熱された後に液体形態の前記水を蒸発室に供給することを可能にする。
− 蒸発器は、蒸発室の外側に位置され、凝縮器は、蒸発室の内側に位置され、蒸発室に含有される液体形態の水に沈められることができる。
− 前記熱交換器は、電力生産システムを構成し、電力生産システムがさらに、蒸発室から来る水蒸気の凝縮からエネルギーを回収し、それを電力に変換することを可能にする。
− 前記熱交換器はタービンを含み、タービンは、蒸発器と凝縮器の間に装着され、タービンは、蒸気状態の作用流体によって作動され、電力を生産することができる。
− 熱交換器は、カリーナサイクル、ウエハラサイクルもしくはランキンサイクル、又はこれらのサイクルの一つ又は別のものから誘導されたサイクルを実施するために設計される。
− 熱交換器の冷却手段は冷却回路を含み、冷却回路は、蒸発室から来る水蒸気と接触するように設計され、冷却回路において熱伝達液体が循環し、冷却回路において前記水供給手段が、前記冷却回路において自然環境でポンプ輸送される液体形態の前記水を導入して循環することを可能にし、自然環境においてポンプ輸送される前記水が、冷却回路において熱伝達液体として作用し、冷却回路から来る液体形態の前記水が蒸発室から来る水蒸気によって加熱された後に冷却回路から来る液体形態の前記水を蒸発室に供給することを可能にする。
− ガス供給手段は圧縮器を含み、圧縮器は、蒸発室と熱交換器の間に位置され、かつ圧縮器は、蒸発室の内側の気体及び水蒸気を吸引して蒸発室から来る気体及び水蒸気を熱交換器に供給することを可能にし、蒸発室が、吸入開口を含み、それを通して、圧縮器が作動しているとき、気体が吸引され、蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される。
− 前記圧縮器は、蒸発室に含有される水の蒸発を100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の温度で行なうように蒸発室の内側に真空を作ることを可能にする。
− 蒸発室の吸入開口は、外気と連通する空気取り入れ口であり、それによって空気が、蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される。
− 気体が蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される、蒸発室の吸入開口は、気体の流量を制御するための弁を備える。
− 圧縮器は、気体及び水蒸気が圧縮器を通過するときにそれらを加熱することを可能にする。
− 気体供給手段は、圧縮器、圧縮器中の気体のための吸入管、及び排出管を含み、排出管が、蒸発室に含有される液体形態の水の中への圧縮器によって送出された気体の注入を行なうことができる。
− 気体供給手段は、蒸発室に含有される液体形態の水に入る気体の供給流量を自動的に調整することを可能にする。
− 気体供給手段は、蒸発室に含有される液体形態の水の中に蒸発室から来る気体の全て又は一部を再注入することによってそのガスを再循環することを可能にする。
− 水供給手段は、蒸発室から液体形態で放出される水の温度より高い温度の水を蒸発室に供給することを可能にする。
− 水供給手段は、蒸発室において水の蒸発を維持するように蒸発室に入る水の流量を自動的に調整するために適している。
− 蒸発室に含有される液体形態の水に注入される気体は、空気、又は空気をベースとする混合物である。
− 水の中に導入される気体は不活性ガス、特にヘリウムである。
− 気体供給手段は、蒸発室に含有される水の沸騰温度以下の蒸発温度でその水の蒸発を行なうことを可能にする。
− 設備は、100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の蒸発温度で一定容量の液体の水を蒸発するように設計されている。
− 気体供給手段は、蒸発室の外側の周囲空気から空気の全て又は一部を引き寄せることによって蒸発室に含有される液体形態の水中に空気を注入することを可能にする。
− 蒸発室に含有される水は、追加の加熱手段を使用して加熱されない。
− 水が冷却手段と蒸発室の間に位置された追加の加熱手段を使用して蒸発室内に注入される前に水が加熱されない。
− 熱交換器の前記冷却手段が、蒸発室の外側に位置され、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水が、前記熱交換器の冷却手段を通して送られ、この水が熱交換器の冷却手段における通過時に加熱された後に蒸発室に注入される。
− 熱交換器の冷却手段の少なくとも一部は、蒸発室の内側に位置され、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水が、蒸発室内に注入されて、蒸発室の内側に位置された熱交換器の冷却手段の前記少なくとも一部が、蒸発室に含有される液体形態の水に沈められる。
− 前記熱交換器の冷却手段は、作用流体を含有する閉回路を含み、それが、前記作用流体の蒸発器、及び前記作用流体の凝縮器を含み、蒸発室から来る水蒸気が、それを蒸発室と接触させることによって凝縮され、前記作用流体が、前記閉回路において循環され、蒸発器における通過時に作用流体を蒸発し、凝縮器における通過時に前記作用流体を凝縮し、前記作用流体が、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水で前記凝縮器において冷却される。
− 蒸発室は、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水が作用流体によって加熱された後にその水を供給される。
− 電力が、蒸発室から来る前記水蒸気の凝縮エネルギーの少なくとも一部を回収することによって生産される。
− 凝縮器における作用流体の通過前に、作用流体が、少なくとも一つの電気タービンを回転するために使用される。
− 蒸発室から来る水蒸気は、熱交換器の冷却手段の冷却回路とそれを接触することによって凝縮され、自然環境においてポンプ輸送され、かつ前記冷却回路のための熱伝達流体として作用する液体形態の前記水が、前記冷却手段において循環され、蒸発室が、冷却回路から来る液体形態の前記水が蒸発室から来る水蒸気によって加熱された後にその水を供給される。
− 蒸発室は、雰囲気圧より大きいか又はそれに等しい圧力にある。
− 蒸発室は、真空下に置かれる。
− 液体より上の蒸発室内の圧力は自動的に調整される。
− 蒸発室に含有される液体形態の水に入る気体の流量は自動的に調整される。
− 蒸発室に含有される液体形態の水の一部は、蒸発室の外側に放出される水の温度より高い温度の水で連続的に置換される。
− 蒸発室に入る液体の流量は自動的に調整される。
− 液体中に注入される気体は、空気、又は空気ベースの気体混合物である。
− 液体形態の水の中に導入される気体は、不活性ガス、特にヘリウムを含む。
− 蒸発室に含有される液体形態の水の一部は、前記水の沸騰温度以下の蒸発温度で蒸発される。
− 蒸発室における水の一部は、100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の蒸発温度で蒸発される。
− 水蒸気の凝縮から生じる水は、回収される。
− 蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される気体の少なくとも一部は、周囲環境から引き寄せられる空気である。
− 蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される気体の少なくとも一部は、蒸発室に含有される液体の中に再注入されることによって再循環される。
自然環境、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水においてポンプ輸送される水から電力を生産するための、又は
自然環境、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水においてポンプ輸送される水を精製し、もし必要なら脱塩及び/又は浄化するための、又は
蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される気体を冷却及び/又は浄化するための、上述の設備又は方法の使用に関する。
図1は、蒸発装置1の実験例を概略的に示す。
− 蒸発される初期容量の液体11、例えば一定容量の水を含有する蒸発室10。
− 気体、例えば空気を液体11の中に注入して液体の中に気泡13を形成することを可能にする供給手段12。
− 4l/秒の空気流量を有する曲線に対して19.5℃の温度で、そして6l/秒の空気流量を有する他の二つの曲線に対して17℃の温度で初期容量の水11を含有するプラスチック室10。
− 圧縮器121を去る空気噴射の温度:17℃。
− 圧縮器121を去る空気噴射の圧力:2bar。
− 圧縮器121を去る空気噴射の流量:変更可能。
− 周囲温度:20.3℃。
図3は、本発明による設備の代替実施形態を示し、それは、自然環境において液体形態でポンプ輸送される水、例えば海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下の自然資源からの水からの熱エネルギーの変換から電力を生成することを可能にする。
− その下部において、室外の空気と連通する空気吸入開口10b。
− その上部において、空気及び水蒸気の放出を可能にする開口10a。
図4に示された別の代替例では、気体(手近な場合には周囲環境から引き寄せられる空気)が、室10に含有される液体11の容積中にその気体を吹き込む(もはや吸引しない)ことを可能にする圧縮器121を使用することによって、図1と同様の方法で室10中に注入される。この場合において、蒸発室10の放出開口10aはまた、蒸発室10の上部を凝縮室30と連通することを可能にするダクト又は他の等価物によって凝縮室300の入口に直接接続されることができる。この代替例では、蒸発室10は、水位11の上では雰囲気圧である。
設備は、凝縮システム30から来る乾燥空気を圧縮器121を介して再循環することによって図5に示されたような閉回路で作用することができる。この図4では、ソレノイド弁EVは、吸入管120上に装着される。
図6は、蒸発/凝縮によって自然環境から引き寄せられる水を処理するための設備を示し、それは、以下の同じ要素を含む限りにおいて前述の図3の設備と同様である:蒸発装置1’;圧縮器121及び空気流量制御弁123を含む供給手段12;自然環境において液体形態の水をポンプ輸送することを可能にする水供給手段14。
図7は、図4の代替例と比較して、室10に含有される液体11の容積に気体を吹き込む(もはや吸引しない)ことを可能にする圧縮器121を備える代替実施形態を示す。
図9は、蒸発室10に含有される液体形態の水11に沈められることができるように、熱交換器3”の蒸発器310が蒸発室10の外側に位置されかつ凝縮器311が蒸発室10の内側に位置される別の代替実施形態を示す。
Claims (53)
- 蒸発及び凝縮によって自然環境においてポンプ輸送される水を処理するための設備であって、前記設備が、液体形態の水(11)を含有することを意図される蒸発室(10)を含み、かつ蒸発室(10)に含有される水の一部だけを蒸発することができる蒸発装置(1’)と、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に気体を注入し、その水の中に気泡を形成することを可能にするガス供給手段(12)と、冷却手段(300,310,311/300,301)を含み、かつ蒸発室(10)から来る水蒸気を少なくとも凝縮することを可能にする熱交換器(3/3’/3”)とを含み、前記設備が、自然環境における液体形態(L)の水、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水をポンプ輸送し、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の前記水を前記冷却手段(300,310,311/300,301)を通して送るか、又はそれを前記冷却手段(300,310,311/300,301)と接触させ、蒸発室(10)から来る水蒸気を冷却させ、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)のその水が前記冷却手段(300,310,311/300,301)を横切るか又はそれと接触しながら加熱された後に液体形態(L)の水を蒸発室(10)に供給するようになっており、蒸発室(10)が、蒸発室(10)に含有される液体形態(L)の水の一部を放出するための手段(10c;143)を含み、手段(10c;143)が、水供給手段(14)と組み合わせて、蒸発室(10)の内側の液体形態(L)の水を更新させ、蒸発室(10)に含有される液体形態(L)の水の温度が、蒸発室(10)に含有される水の一部の蒸発を維持するために十分な温度で保持される、設備。
- 蒸発室(10)が、蒸発室に含有される水を加熱するための追加の手段を持たない、請求項1に記載の設備。
- 冷却手段(300,310,311/300,301)と蒸発室(10)の間の水を加熱するための追加の手段を持たない、請求項1又は2に記載の設備。
- 熱交換器(3/3’)の前記冷却手段(300,310,311/300,301)が、蒸発室(10)の外側に位置され、水供給手段(14)が、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の前記水を熱交換器(3/3’)の前記冷却手段(300,310,311/300,301)を通して循環することを可能にし、かつ自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の前記水が熱交換器(3/3’)の冷却手段(300,310,311/300,301)を通過した後、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の前記水を蒸発室(10)に供給することを可能にする、請求項1〜3のいずれかに記載の設備。
- 熱交換器(3”)の冷却手段(311)の少なくとも一部が、蒸発室(10)の内側に位置され、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)によって冷却されることができる、請求項1〜3のいずれかに記載の設備。
- 熱交換器(3/3”)の冷却手段が、閉鎖された蒸発/凝縮回路(31)を含み、その回路において作用流体(F)が、閉ループで循環することができ、その回路が、前記作用流体(F)のための蒸発器(310)、及び前記作用流体(F)のための凝縮器(311)を含み、蒸発器(310)が、蒸発室(10)から来る水蒸気の凝縮を可能にする、請求項1〜5のいずれかに記載の設備。
- 前記水供給手段(14)が、前記凝縮器(311)における作用流体(F)の通過時に作用流体(F)を、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の水で冷却することを可能にし、かつ液体形態(L)の前記水が凝縮器(311)における作用流体(F)によって加熱された後に液体形態(L)の前記水を蒸発室(10)に供給することを可能にする、請求項4又は6に記載の設備。
- 蒸発器(310)が、蒸発室(10)の外側に位置され、凝縮器(311)が、蒸発室(10)の内側に位置され、蒸発室(10)に含有される液体形態(11)の水に沈められることができる、請求項5又は6に記載の設備。
- 設備が、電力の生産を可能にするものであり、前記熱交換器(3/3”)が、電力生産システムを構成し、電力生産システムがさらに、蒸発室(10)から来る水蒸気の凝縮からエネルギーを回収し、それを電力に変換することを可能にする、請求項1〜8のいずれかに記載の設備。
- 前記熱交換器(3/3”)が、タービン(32)を含み、タービン(32)が、蒸発器(310)と凝縮器(311)の間に装着され、タービン(32)が、蒸気状態の作用流体(F)によって作動され、電力を生産することができる、請求項6〜8及び9のいずれかに記載の設備。
- 熱交換器(3)が、カリーナサイクル、ウエハラサイクルもしくはランキンサイクル、又はこれらのサイクルの一つ又は別のものから誘導されたサイクルを実施するために設計される、請求項1〜10のいずれかに記載の設備。
- 熱交換器(3’)の冷却手段が、冷却回路(301)を含み、冷却回路(301)が、蒸発室から来る水蒸気と接触するように設計され、冷却回路(301)において熱伝達液体が循環し、冷却回路(301)において前記水供給手段(14)が、前記冷却回路(301)において自然環境でポンプ輸送される液体形態(L)の前記水を導入して循環することを可能にし、自然環境においてポンプ輸送される前記水(L)が、冷却回路(301)において熱伝達液体として作用し、冷却回路(301)から来る液体形態(L)の前記水が蒸発室(10)から来る水蒸気によって加熱された後に冷却回路(301)から来る液体形態(L)の前記水を蒸発室(10)に供給することを可能にする請求項2に記載の設備。
- ガス供給手段(12)が、圧縮器(121)を含み、圧縮器(121)が、蒸発室(10)と熱交換器(3/3’)の間に位置され、圧縮器(121)が、蒸発室(10)の内側の気体及び水蒸気を吸引して蒸発室(10)から来る気体及び水蒸気を熱交換器(3/3’)に供給することを可能にし、蒸発室が、吸入開口(10b)を含み、それを通して、圧縮器(121)が作動しているとき、気体が吸引され、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に注入される、請求項1〜12のいずれかに記載の設備。
- 圧縮器(121)が、蒸発室(10)に含有される水の蒸発を100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の温度で行なうように蒸発室(10)の内側に真空を作ることを可能にする、請求項13に記載の設備。
- 蒸発室(10)の吸入開口(10b)が、外気と連通する空気取り入れ口であり、それによって空気が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に注入される、請求項13又は14に記載の設備。
- 気体が蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に注入される、蒸発室(10)の吸入開口(10b)が、気体の流量を制御するための弁(123)を備える、請求項13〜15のいずれかに記載の設備。
- 圧縮器(121)が、気体及び水蒸気が圧縮器を通過するときにそれらを加熱することを可能にする、請求項13〜16のいずれかに記載の設備。
- 気体供給手段(12)が、圧縮器(121)、圧縮器(121)中の気体のための吸入管(120)、及び排出管(122)を含み、排出管(122)が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中への圧縮器(121)によって送出された気体の注入を可能にする、請求項1〜12のいずれかに記載の設備。
- 気体供給手段(12)が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)に入る気体の供給流量を自動的に調整することを可能にする、請求項1〜18のいずれかに記載の設備。
- 気体供給手段(12)が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に蒸発室(10)から来る気体の全て又は一部を再注入することによってその気体を再循環することを可能にする、請求項1〜19のいずれかに記載の設備。
- 水供給手段(14)が、蒸発室(10)から液体形態で放出される水の温度(Tf−ΔT2)より高い温度(Tf+ΔT1又はTf)の水を蒸発室(10)に供給することを可能にする、請求項1〜20のいずれかに記載の設備。
- 水供給手段(14)が、蒸発室(10)において水の蒸発を維持するように蒸発室(10)に入る水の流量を自動的に調整するために適している、請求項1〜21のいずれかに記載の設備。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)に注入される気体が、空気、又は空気をベースとする混合物である、請求項1〜22のいずれかに記載の設備。
- 水の中に導入される気体が、不活性ガス、特にヘリウムである、請求項1〜23のいずれかに記載の設備。
- 気体供給手段(12)が、蒸発室に含有される水(11)の沸騰温度以下の蒸発温度でその水(11)の蒸発を行なうことを可能にする、請求項1〜24のいずれかに記載の設備。
- 100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の蒸発温度で一定容量の液体の水を蒸発するように設計されている、請求項1〜25のいずれかに記載の設備。
- 気体供給手段(12)が、蒸発室(10)の外側の周囲空気から空気の全て又は一部を引き寄せることによって蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)中に空気を注入することを可能にする、請求項1〜26のいずれかに記載の設備。
- 蒸発/凝縮によって液体形態の水を処理するための方法であって、蒸発装置(1’)の蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の一部だけが、蒸発室(10)において蒸発され、蒸発室(10)から来る水蒸気が、熱交換器(3/3’/3”)を使用して凝縮され、熱交換器において気体が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に注入され、その水において気泡(13)を形成し、その液体形態(L)の水が自然環境、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水においてポンプ輸送され、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の前記水が、前記冷却手段(300,310,311/300,301)を通して送られるか又は前記冷却手段(300,310,311/300,301)と接触され、蒸発室(10)から来る水蒸気の冷却を行ない、蒸発室(10)が、液体形態(L)のその水が前記冷却手段(300,310,311/300,301)を横切るか又はそれと接触されながら加熱された後に液体形態のその水を供給され、蒸発室(10)に含有される液体形態の水の一部が放出されて、蒸発室の水の供給と組み合わせて、蒸発室(10)に含有される液体形態の水を更新し、蒸発室(10)に含有される液体形態(L)の水の温度が、蒸発室(10)に含有される水の一部の蒸発を維持するのに十分な温度で保持される、方法。
- 蒸発室(10)に含有される水が、追加の加熱手段を使用して加熱されない、請求項28に記載の方法。
- 水が冷却手段(300,310,311/300,301)と蒸発室(10)の間に位置された追加の加熱手段を使用して蒸発室(10)内に注入される前に水が加熱されない、請求項28又は29に記載の方法。
- 熱交換器(3/3’)の前記冷却手段(300,310,311/300,301)が、蒸発室(10)の外側に位置され、自然環境においてポンプ輸送される液体形態の水が、前記熱交換器(3/3’)の冷却手段(300,310,311/300,301)を通して送られ、この水が、熱交換器(3/3’)の冷却手段(300,310,311/300,301)における通過時に加熱された後に蒸発室(10)に注入される、請求項28〜30のいずれかに記載の方法。
- 熱交換器(3”)の冷却手段(311)の少なくとも一部が、蒸発室(10)の内側に位置され、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の水が、蒸発室(10)内に注入されて、蒸発室(10)の内側に位置された熱交換器(3”)の冷却手段の前記少なくとも一部(311)が、蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)に沈められる、請求項28〜30のいずれかに記載の方法。
- 前記熱交換器(3)の冷却手段が、作用流体(F)を含有する閉回路(31)を含み、それが、前記作用流体(F)の蒸発器(310)、及び前記作用流体(F)の凝縮器(311)を含み、蒸発室(10)から来る水蒸気が、それを蒸発室(10)と接触させることによって凝縮され、前記作用流体(F)が、前記閉回路(31)において循環され、蒸発器(310)における通過時に作用流体(F)を蒸発し、凝縮器(311)における通過時に前記作用流体(F)を凝縮し、前記作用流体(F)が、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の水で前記凝縮器(311)において冷却される、請求項28〜32のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)が、自然環境においてポンプ輸送される液体形態(L)の前記水が作用流体(F)によって加熱された後にその水を供給される、請求項33に記載の方法。
- 方法が、電力の生産を可能にするものであり、電力が、蒸発室(10)から来る前記水蒸気の凝縮エネルギーの少なくとも一部を回収することによって生産される、請求項28〜34のいずれかに記載の方法。
- 凝縮器(311)における作用流体(F)の通過前に、作用流体(F)が、少なくとも一つの電気タービン(32)を回転するために使用される、請求項33又は35に記載の方法。
- 蒸発室(10)から来る水蒸気が、熱交換器(3’)の冷却手段の冷却回路(301)とそれを接触することによって凝縮され、自然環境においてポンプ輸送され、かつ前記冷却回路(301)のための熱伝達流体として作用する液体形態(L)の前記水が、前記冷却手段(301)において循環され、蒸発室(10)が、冷却回路(301)から来る液体形態(L)の前記水が蒸発室(10)から来る水蒸気によって加熱された後にその水を供給される、請求項28〜30のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)が、雰囲気圧より大きいか又はそれに等しい圧力にある、請求項28〜37のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)が、真空下に置かれる、請求項28〜37のいずれかに記載の方法。
- 液体(11)より上の蒸発室(10)内の圧力が、自動的に調整される、請求項28〜39のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)に入る気体の流量が、自動的に調整される、請求項28〜40のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の一部が、蒸発室(10)の外側に放出される水の温度(Tf−ΔT2)より高い温度(Tf+ΔT1又はTf)の水で連続的に置換される、請求項28〜41のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に入る液体の流量が、自動的に調整される、請求項28〜42のいずれかに記載の方法。
- 液体(11)中に注入される気体が、空気、又は空気ベースの気体混合物である、請求項28〜43のいずれかに記載の方法。
- 液体形態の水(11)の中に導入される気体が、不活性ガス、特にヘリウムを含む、請求項28〜44のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の一部が、前記水の沸騰温度以下の蒸発温度で蒸発される、請求項28〜45のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)における水(11)の一部が、100℃以下、好ましくは60℃以下、さらに好ましくは25℃以下の蒸発温度で蒸発される、請求項28〜46のいずれかに記載の方法。
- 水蒸気の凝縮から生じる水が回収される、請求項28〜47のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)の中に注入される気体の少なくとも一部が、周囲環境から引き寄せられる空気である、請求項28〜48のいずれかに記載の方法。
- 蒸発室(10)に含有される液体形態の水(11)中に注入される気体の少なくとも一部が、蒸発室(10)に含有される液体(11)中に再注入されることによって再循環される、請求項28〜49のいずれかに記載の方法。
- 自然環境、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水においてポンプ輸送される水から電力を生産するための、請求項1〜27のいずれかに記載の設備又は請求項28〜50のいずれかに記載の方法の使用。
- 自然環境、特に海水、湖水、もしくは流水からの水、又は地下水においてポンプ輸送される水を精製し、もし必要なら脱塩及び/又は浄化するための、請求項1〜27のいずれかの設備又は請求項28〜50のいずれかに記載の方法の使用。
- 蒸発室に含有される液体形態の水の中に注入される気体を冷却及び/又は浄化するための、請求項1〜27のいずれかの設備又は請求項28〜50のいずれかに記載の方法の使用。
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