JP2017501653A - 音源生成装置 - Google Patents

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Abstract

記載されているものは、音源の強度特性を測定する統合測定手段を備えた音源生成装置である。この装置は、中央軸周りに形成された環状空間内で音を生成する音発生器と、中央軸に沿った環状空間と反対方向に遠ざかるように音をガイドする一対のガイド面を備えている。記載のように音がガイドされると、さらに音は中央軸に対して径方向に装置の外側に伝搬して、生成された音源の高度な無指向性が得られる。

Description

本発明は、音源(sound source)生成装置に関し、この装置は音源の強度特性を測定する統合測定手段を備え、またこの装置は音波を放射する少なくとも1つの放射開口部を備えた音放射領域を有するハウジングと、このハウジングに配置された音波を生成する少なくとも1つの音発生器(sound generator)とを備え、音放射領域から放射される音波を生成するようになっている。
多数の空間的に分配されたラウドスピーカを備えた測定システムを用いて、特定環境の音響特性を分析することが知られており、単一のマイクロフォンが特定の中央位置に置かれる。
代替的な設定では、環境の音響特性を解析するための測定システムは多数の空間的に分配されたマイクロフォンを備え、単一のラウドスピーカが中央位置に置かれる。
音響伝送の相互特性によれば、音源はマイクロフォンに、そしてマイクロフォンは音源に置き換え可能で、測定を実施すれば同じ情報が得られる。従って、上述のように単一のラウドスピーカシステムで音響性能を測定することで、原理的に単一のマイクロフォンシステムでそのような性能測定する場合と同じ情報を得ることができる。
両方の種類の測定システムでは、中央装置が出来る限り無指向性であることが重要であり、これによってマイクロフォンが受信するか又はラウドスピーカが放射する一定レベルの音が、装置を囲む全三次元空間を横断する。
マイクロフォンについては、無指向性はマイクロフォンを小さくすることで比較的容易に達成できるのに対し、ラウドスピーカについては、解決策は容易ではない。これは、十分なレベルの音を提供するためには、ラウドスピーカには一定の寸法が必要であるという事実に関連する。また、十分低い周波数の音を出すために、ラウドスピーカには一定寸法の一定の内部空間が必要である。
ラウドスピーカにおいて無指向性を得るための標準的な方法は、多数の音発生器をラウドスピーカに設けることであって、各音発生器はそれぞれ異なる方向に音を放射するように構成されている。多数の音発生器を単一のハウジング内に配置しているので、そのようなラウドスピーカは十分な高音レベルと十分に低い周波数を生成するために十分な寸法と内部空間を備え、同時に十分なレベルの音が装置の周囲全体に向かって放射できる。
音響解析のために現在用いられているラウドスピーカの例は、比較的大きな範囲が無指向性を示し、略十二面体形状で、十二面体状の面を裏張りするハウジングの各壁には孔が設けられ、ハウジングの壁に設けられた孔の1つずつにそれぞれ音発生器が裏張りされている。
十二面体ラウドスピーカの無指向性の程度は、周波数と共に低下することが判明している。特定のリミットより高い周波数に対し、装置から径方向に等距離の様々な位置の間で、音響レベルにおいて数デシベルの差異が存在することが判明し、これは十分に正確な測定をするためには大き過ぎる。また、十二面体ラウドスピーカは比較的複雑な構造を有し、比較的高価である。
ラウドスピーカが生成する音源の強度特性を測定するセンサを備えた特定の種類のラウドスピーカが知られている。このようなセンサは、例えば音波を発生させる際のラウドスピーカの音発生器が生じさせる、移動した空気の体積又は空気圧差を測定するように構成されている。
上記のような現在知られているセンサを備えたラウドスピーカは、小さな寸法で、高い無指向性を提供するが、小さな出力レベルしか組み合わせられないものか、又は、大きな寸法で大きな出力レベルを提供するが、低い無指向性しか組み合わせられないものである。上記のようなラウドスピーカは、比較的高い無指向性と大きな出力レベルを組み合わせたもの、又は、比較的高い周波数を用いて十分に正確な測定をするために少なくとも適した程度の無指向性を提供するものではない。
国際公開第96/11558号には、ラウドスピーカと連通しラウドスピーカで閉じられた開放入口と、音が放射される開放出口と、を備えた空洞カプラに、単一方向で放射するラウドスピーカを備えた、無指向性音源生成装置が記載されている。このカプラは、ラウドスピーカから離れる方向に減少する断面積を有する壁を備え、ラウドスピーカは反対方向にキャビネットに向かって放射し、キャビネットの断面積はラウドスピーカから離れる方向に減少する。この構成によって、放射するための音の出口はラウドスピーカより実質的に小さな直径を有する。
Bruel&Kjaer社は、出力体積速度を測定するためのアダプタが出力部分に付けられた、円錐状のカプラを介して円形オリフィスに放射するラウドスピーカを備えた無指向性の音源生成装置を販売している。
本発明の目的は、音響解析に用いられるラウドスピーカの無指向性の欠如に関する課題の解決策を提供することである。具体的には、本発明は比較的広範囲の周波数と比較的高い音響レベルに対し比較的高い無指向性を提供する、強度が測定可能な音源生成装置の提供を目的としている。
上記目的は、軸(longitudinal axis)と、前記軸に対し垂直な面内に連続的周辺部とを有するハウジングを備えた装置によって達成され、このハウジングは音放射領域と反対方向の両側に一対のハウジング部を備え、ハウジング部はそれぞれ軸に沿って音放射領域から離れる方向に延びる円筒状外面を有しており、音放射領域は連続的周辺部に沿って延びている。
音放射領域が連続的周辺部に沿って延びているので、生成された音波はハウジングの全周に沿って音放射領域から放射されることができ、その後音波は径方向にさらに伝搬することができる。ハウジングが音放射領域とは反対側に一対のハウジング部を備え、ハウジング部はそれぞれ軸に沿って音放射領域から離れる方向に延びる円筒状外面を有しているので、音波が放射開口部から放射される方向と垂直な方向にハウジングの外側に沿って、放射された音波はさらに伝搬することができる。径方向と軸方向の伝搬の組み合わせの結果として、本発明に係る装置は音波を略均一に3次元に伝搬させることができ、高度の無指向性を提供する。
実際の実施例では、放射開口部の少なくとも1つが、環状連続的開口部、又は、前記連続的周辺部に沿って延びる、直列又は格子状に配置された環状の個別開口部である。
また、実際の実施例では、ハウジング部の少なくとも1つが管部を備え、ハウジングにより大きな内部体積を提供する。
ハウジングの軸に沿った音放射領域の寸法が、外面の1つの平均外径の2倍に等しいか、好ましくは1.8倍以下、より好ましくは1倍以下である。音放射領域の寸法がより小さくなると、無指向性の程度が増加する、即ち、装置周りに画定される特定の半径の球面上の様々な位置の間の音響レベルの差異が小さくなることが判明している。ここで、記載した具体的な寸法は、精度の具体的な向上を提供する。
外面の少なくとも1つが、平均外径の1倍、好ましくは2,3,4,6又は10倍の長さに沿った等しい断面形状を有している。より長い距離が、得られる無指向性の程度を向上させることが判明している。記載した具体的な寸法のそれぞれは、精度の具体的な向上を提供する。
対称的な音場(sound field)を得るために、2つの外面が音放射領域に対して対称的な位置と形状を有している。
向上した無指向性のために、外面の少なくとも1つが、音放射領域から離れるにつれて軸に向かうテーパー状になっている。
また向上した無指向性のために、ハウジング部の少なくとも1つが音放射領域(60)から離れた所に位置する端部を有し、この端部はテーパー形状又は丸形状を有し、ハウジング部の少なくとも1つと端部の間の推移(transition)は、好ましくは滑らかである。
外面の少なくとも1つが、回転対称の形状を有し、好ましくは円形状か多角形状である。
本発明に係る音源生成装置が、複数の放射開口部の1つを裏張りする振動部材をそれぞれ有する複数の音発生器をさらに備え、これらの複数の放射開口部が音放射領域の周囲に沿って分配されている。このような実施例では、ハウジングの径方向に振動する振動部材によって、放射開口部の位置から音波を生成することができ、音波はハウジングの内部を通ることなく、装置の周囲から直接伝搬することができる。
代替的に、本発明に係る音源生成装置が、管部を形成するハウジング部の断面開口部を裏張りする振動部材を有する音発生器を備えている。このような実施例では、このような管部の軸方向に振動する振動部材によって音波が生成され、音波は放射開口部から放射される前にハウジングの内部を通る短い又は長い距離に沿って伝わる。完全を期すために述べると、振動部材が管部の断面開口部を裏張りしているので、管部の内部空間の横断面に沿った振動面を備えて振動部材が位置付けられていることを意味する。
音放射領域に直接隣接して設けられた振動部材と共に前記音発生器が位置付けられている。これにより、ハウジング内側での音波の移動距離が比較的短い状態を維持する。
音放射領域から一定の距離離れて設けられた振動部材と共に前記音発生器が位置付けられている。これにより、ハウジング内側での音波の移動距離が比較的長い。
第二音発生器が別のハウジング部に設けられている。その結果、第一、第二音発生器によって生成された個別の音波によって形成された音波が、音放射領域から放射される。
代替的に、別のハウジング部が、第一音発生器によって生成された音波を反射する反射面を備えている。その結果、第一音発生器が生成した音波と反射面由来の反射波とで形成された音波が、音放射領域から放射される。
ハウジングの内側又は外側でそれぞれ特性を測定するために、測定手段がハウジングの内側又は外側に設けられている。
音発生器の振動部材に対して放射開口部と同じ側に測定手段が位置付けられて、同じ側の特性測定を可能にするか、又は、音発生器の振動部材に対して放射開口部と反対側に測定手段が位置付けられて、反対側の特性測定を可能にする。
振動部材の移動に基づく測定を可能にするために、測定手段が音発生器の振動部材の上に設けられている。
図1は本発明に係る装置の概略側面図であって、特にこの装置のハウジングを示す。 図2a〜2dは、それぞれ本発明の様々な実施例を示す図1のハウジングの一部の概略側面図である。 図3a〜3cは、本発明の異なる実施例に係る、様々な音発生器の構成を示す図1のハウジングの概略縦断面図である。 図4a〜4dは、音発生器と測定手段の互いに対する代替的な位置を示す追加の縦断面図である。 図5a〜5dは、本発明の様々な実施例に係る装置のハウジングの全体図である。 図6はまた別の実施例に係るハウジングの全体図である。
図1を参照して、本発明に係る装置は、ハウジング10を備えている。このハウジング10は、第一ハウジング部110と第二ハウジング部120を備え、2つのハウジング部110,120はハウジング10の軸に沿って間隔をあけており、音放射領域60が第一ハウジング部110と第二ハウジング部120の間の中間領域として形成されている。
ハウジング10は、第一ハウジング部110と第二ハウジング部120の外面として形成された一対の円筒形外面111,121を備えている。外面111,121が円筒形であるので、外面111,121はハウジング10の軸に対して垂直な面に連続的周辺部を有することを意味する。本発明の範囲内において、連続的周辺部の形状は、円形、例えば六角形のような多角形、又は他の形状とすることができる。好ましくは、この形状は軸周りに回転対称である。
図1では外面111、121が細長い形状を有し、軸に沿った寸法が軸に垂直な面内で測定した直径よりかなり大きいように示されているが、外面111、121はよりかなり短くてもよい。実際、実施例によれば、長さは必ずしも直径より大きい必要はない。また、全体的なハウジング10の長さは、ハウジング部の外面111,121の平均直径と比較して小さくてもよい。この場合、軸に沿ったハウジング10の寸法は、直径より大きい必要がない。
本発明の重要な実施例によれば、2つのハウジング部110,120はそれぞれ管部(tube portion)として形成され、図3a〜3cを参照して後述される内部空間112,122を有している。従って、ハウジング部110,120は、以下では管部110,120としても記載される。しかし、以下で明らかになるように、ハウジング部110,120の内部空間112,122が必ずしも装置の機能として必要でないような特定の実施例では、このようなハウジング部110,120は例えば中実の棒(solid rod)とすることができる。
図2a〜2dを参照して、ハウジング10は音放射領域60内に設けられた音波を放出するための少なくとも1つの放射開口部20,30を備えている。放射開口部20,30の構成に応じて、ハウジング10は音放射領域60内で異なる形状を取る。
2つのハウジング部110,120が互いに分離するようにハウジング10は音放射領域60内で壁部を欠いており、図示しない構造物によって、それらの外面111,121が軸に沿って互いに対して線上に保持される。図2aに示すように、その場合、輪状の連続的開口部20が2つのハウジング部110,120の対向端部間に存在し、この連続的開口部20は軸と垂直な平面上のハウジング10の連続的周辺部に沿って延びている。
ハウジング10は中間領域60内で略管状にすることもでき、その場合第一ハウジング部110と第二ハウジング部120は、さらに統合部を形成する。本発明によれば、これらのどちらの場合にも、一連の個別開口部30を音放射領域60内のハウジング部に設けることができ、一連の個別開口部30はハウジング10の全周に沿って延びるように、輪状に設けられている。図2bを参照すると、個別開口部30は円形である。図2cを参照すると、個別開口部30はハウジング10の軸方向に延びるスリット状でもある。本発明の範囲内で、また別の形状も可能である。
本発明によれば、個別開口部30によって覆われるハウジング10の周辺部の割合はわずか30%に限定され、従って、ハウジング10は音放射領域60内で周辺部の最大70%が閉じられているが、それでも十分なレベルの音が略全周に沿って放射可能である。個別開口部30は好ましくは互いに同じ寸法と形状を有し、好ましくはハウジング10の周辺部に沿って均一に分布している。
図2dを参照して、本発明によれば、輪状に配置された任意形状の個別開口部30が格子状に設けられており、多数の個別開口部30がハウジング10の周辺部に沿って配置されるのと同様に軸に沿っても配置されている。好ましくは、複数の個別開口部30は全格子領域の少なくとも30%の開放領域を形成している。
図3a〜3cを参照して、本発明に係る装置は、音波を発生する少なくとも1つの音発生器40a,40b,40cを備え、放射開口部20,30の構成に応じて、本発明の異なる実施例に対して音発生器40a,40b,40cの位置と向きは変化する。また図3a〜3cを参照して、上述のように、ハウジング部110,120の少なくとも1つは管部として形成され、壁部113,123で囲まれた内部空間112,122を有し、それぞれのハウジング部112,122の外面111,121は、壁部113,123の外面として形成されている。
図3a,3bを参照して、特に連続的な輪状放射開口部20の場合に、管部として形成された第一ハウジング部110の断面開口部を裏張りする振動部材41aと共に第一音発生器40aが位置付けられている。このように第一音発生器40aは振動部材41aを第一ハウジング部110の軸方向に移動させるように構成されているので、2つのハウジング部110,120の対向端間に存在する円筒状空間21内に周囲圧力と異なる振動圧力差を生成する。円筒状空間21の外側境界は、輪状連続開口部20で画定されている。
図3aに示すように、第一音発生器40aは管部として形成された第二ハウジング部120に同様に設けられた第二音発生器40bと対向しているので、円筒状空間21内で対向する振動部材41a,41bによって、円筒状空間21内に一対の音発生器40a,40bの組み合わせられた振動圧力を生成できる。
図3bに示すように、代替的に、第一音発生器40aは、円筒状空間21と対向する第二ハウジング部120の端部に設けられた反射面125と対向している。このような構成では、円筒状空間21内の振動圧力差は、第一音発生器40aの振動部材41aに由来する圧力波がもたらす第一成分と、反射面125に由来する圧力波の反射がもたらす第二成分とを備えている。この様な場合、反射面を備えたハウジング部は、必ずしも管部として形成されている必要はなく、軸に対し垂直なハウジングの断面を裏張りする面を備えてさえいればよい。しかし、好ましくは図示のように管部として形成された第二ハウジング部120の端壁に反射面125が形成され、端壁が第二ハウジング部120の内部空間122を閉じている。
図3cを参照して、特に一連の個別開口部30がハウジング10の周方向に延びている場合、一連の複数の音発生器40cも同様に設けられて、各音発生器40cの各振動部材41cは個別開口部30をそれぞれ裏張りするように位置し、振動部材41cは2つのハウジング部110,120の内部空間112,122を接続する空間32を装置の周囲から切り離している。このように、各振動部材41cがハウジング10の個別開口部30の外側に直接的に振動圧力差を生成するように各音発生器40cは構成されており、多数の音発生器41aがハウジング10を直接的に囲む輪状空間31内で全周に沿ってこのような圧力差を生成するようになっている。
上記構成の各音発生器40a,40b,40cでは、それぞれの振動部材41a,41b,41cが、振動圧力差が生成される空間21,31をハウジング10の内側に形成された空間112,122から分離している。このように振動部材41a,41b,41cが位置付けられているので、生成された振動圧力差によって、少なくとも低周波に対し比較的高いレベルの音波を励起することができる。比較的長いハウジング部110,112を設けることによって、得られるレベルを大きくすることができる。
図3a〜3cを参照して、本発明に係る装置は、装置に設けられた音源の強度特性を測定するセンサ50の形状の測定手段をさらに備えている。センサ50は単に模式的に示されているが、このようなセンサ50の多くの異なる実施例が考えられる。図3a〜3cではセンサ50はハウジング部110,120の内部空間112,113の内側に設けられているが、実施例に応じて、これら内部空間112,113を接続する中間空間32に設けることもできるし、ハウジング部110,120の外面111,121上に設けることもできる。センサ50は例えば内部空間32,112,113内で生成された圧力差を測定する圧力センサである。センサ50は、一般的にはメンブレンからなる空気の一定体積を移動させるピストン又は振動部材41a,41b,41cのような音発生器40a,40b,40cの可動部に設けられた加速度計でもよい。センサ50は、例えば粒子速度センサや熱線(heat wire)のような空気の移動量や速度を測定するように構成されたセンサでもよい。センサ50が精度よく測定できるために、センサ50は比較的音発生器40a,40b,40cの近くに位置すべきであり、例えばハウジング10の内部空間32,112,122、又は放射開口部20,30の比較的近く、例えばハウジング10の外面111,121上に位置すべきである。センサ50は、例えば圧力センサや温度計といった、音響特性測定に役立つ他のセンサと組み合わせることもできる。当然のことながら、上記センサ50と他の付加的なセンサを備えた本発明に係る装置は、これらセンサとセンサの出力を読み取るための装置とを接続する接続手段も備えている。
図3aを参照して、管部110の断面開口部を裏張りする振動部材41aを有する音発生器40aが、音放射領域60に直接隣接して設けられている。しかし、図4aに示すように、音発生器40は音放射領域60から一定距離離れたところに設けることもできる。この一定距離は、例えば少なくとも外面111の平均直径の1倍であって、好ましくは数倍である。
図3aを参照して、ハウジング10の内側に設けられたセンサ50は、音発生器40aの振動部材41aに対して、放射開口部20と反対側に設けられている。しかし、図4aに示すように、このようなセンサ50は音発生器40の振動部材41に対して放射開口部20と同じ側に設けてもよい。
図4b〜4dには、センサ50が音発生器40の振動部材41上に設けられた例、センサ50が2つのハウジング部110,120の間に形成された円筒状空間21の内側に設けられセンサ50が放射開口部20に比較的接近した例、センサ50がハウジング部120の外面121に設けられ、好ましくはセンサ50が放射開口部20に比較的接近した例、を模式的にそれぞれ示している。
図5a〜5dには、本発明に係る装置のハウジング10の全体図が示され、ハウジング10は例えばハウジング10に取り付けられた音放射領域60の中央を通るワイヤ300によってつるされている。これらの図を参照して、ハウジング部110,120は音放射領域60から離れた位置に端部114,124を有している。ハウジング部110,120と端部114,124の間の仮想境界線が、点線で示されている。
図5a〜5cに示すように、ハウジング部110,120は音放射領域60から離れる側に延びる一定直径の円筒状外面111,121を有している。音放射領域60から一定距離離れたところで、各円筒状外面111,121は端部114,124の外面と接合している。図5aを参照すると、端部114,124は直壁(straight wall)を備え、それぞれの円筒状外面は、ハウジング10の軸方向に直接対向する平坦な接合面に続いている。図5bを参照すると、端部114,124は丸く、半球体(dome)を形成している。図5cを参照すると、端部114,124はテーパー状で、例えば図示の様に先端の尖った円錐状か、又は先端の丸い円錐状になっている。
図5dに示すように、ハウジング部110,120はテーパー状の円筒状外面111,121を有し、外面111,121の直径は音放射領域60から遠ざかるに従って減少している。端部114,124との境界では、円筒状外面111,121はそれぞれ端部114,124のテーパー状の外面と滑らかに接合して、ハウジング部110,120の軸方向全長に沿った円錐状の外面を形成している。ハウジング部110,120の軸に向かってテーパー状の円筒状外面111,121が音放射領域60から一定距離離れたところで、図5aに示すような直壁からなる端部114,124と接合したり、図5bに示すような円錐状の端部114,124と接合したり、又は先端の丸い円錐状の端部と接合したりできることは明らかである。
端部114,124の丸い形状又は円錐形状が、ハウジング10の端部を越えて伝搬する音波のより円滑な推移を提供することは明らかであり、これらの形状はより良好な無指向性を提供する。好ましくは、円筒状外面111,121と端部114,124の外面の間の推移は滑らかであって、例えば丸い形状や図5dに示すような形状である。
端部114,124の丸い形状やテーパー状の形状は、先に述べた円筒状外面111,121の長さに比べてハウジング部110,120の寸法を大きくする。しかし実施例に応じて、先に述べた円筒状外面111,121の長さには、ハウジング10の軸方向に端部114,124の寸法が含まれている。
図5a〜5dに示すように、ハウジング部110,120がそれぞれ音放射領域60から離れた側に自由端を有する実施例も可能であるが、図6に示すように、ハウジング部110,120の音放射領域60から離れた側の一端に何らかの構造物を取り付けることも可能である。図示のように、このような構造物は上記ハウジング部110,120以外にチャネル210を備え、ハウジング部200内に位置する音発生器40が生成した音波を、チャネル210を通ってハウジング部110の断面開口部に向かって流し、最終的に音放射領域60を介して放射する。このような実施例では、ハウジング部110,120内に音発生器40が存在する必要が無い。全体的なハウジング10は、取り付けられた構造物によって、非対称形状になっている。
本発明に係る装置の機能に関し、ハウジング10の内側の円筒状空間21で生成する振動圧力差は、連続的な放射開口部20又は一連のグリッド状の個別開口部30を介して圧力波として放射され、ハウジング10の周囲に向かう。放射開口部20又は個別開口部30の丁度外側では、音波を代表する圧力波は、本願の導入部に記載のようにハウジング10の径方向及び軸方向にハウジング10の外側を伝搬する。ハウジング10の外側での伝搬に関し、ハウジング10を囲む輪状の空間31で生成された振動圧力差にも、同じことが当て嵌まる。
図2a〜2cに示すように、ハウジング10の周方向及び軸方向に放射開口部20、個別開口部30の異なる寸法a,bを選択することによって、又は、図2dに示すように格子状の個別開口部30の全長に対し適切な寸法を選択することによって、最終的に音発生器40a,40b,40cによって生成される音波の一定周波数に対し比較的高度な無指向性を得るために装置を最適化することができる。実際の寸法は、音発生器40a,40b,40cが生成可能な最大周波数の波長の半分より小さい。ついでに言えば、すべての実施例において、格子を示す寸法a、又は、ハウジングの軸方向の音放射領域60の寸法は、すべての放射開口部又は一対の放射開口部の2つの軸方向最外端部間の最大距離を意味し、この2つの端部は装置の対向端部に向かって設けられている。例えば格子の棒のような2つの放射開口部を分離するハウジングの一部の最大幅は、好ましくは全波長より小さい。
本発明の範囲を限定すること無しに、約4kHzの周波数に対して用いられる装置のハウジング部110,120の一般的な直径は、約20mmである。2〜3kHzに対し、一般的な直径は80mmである。これらの直径によって、等方性の音響レベルの球面波を提供する理想的な無指向性と比較して、わずか数dBの最大偏差を有する比較的大きな音響レベルを得ることが可能であることが判明している。
本発明に係る装置は基本的に、中心軸周りに形成された環状空間内で音を生成するための音発生器と、中心軸に沿って環状空間から離れる方向へ音をガイドする一対のガイド面と、を備えていることが明らかになる。上記記載において、中心軸はハウジングの軸として記載された物に代表され、ガイド面はハウジング部の円筒状外面によって代表されることが理解される。上記のように音がガイドされるので、音はさらに中心軸に対して径方向に装置の外側に伝搬可能になり、生成された音源の高度な無指向性が得られる。
本発明は上記例示的な実施例に限定されず、いくつかの変形や変更が添付の請求項で定義された本発明の保護範囲内で可能であることは当業者には明らかである。もし特定の特徴が異なる従属項に記載されていれば、本発明はこれらの特徴を共通に備えた実施例にも関係している。請求項に付された引用符号は、請求項の範囲を限定するものではない。
最後に、上記センサ50の存在は高度の無指向性を得るために必須のものではない。従って、出願人にはこのようなセンサ50の欠けた上記装置も有利に用いることができることが想像できる。

Claims (27)

  1. 音源の強度特性を測定する統合測定手段(50)を備えた音源生成装置であって、
    前記音源生成装置は、
    音波放射のための少なくとも1つの放射開口部(20,30)を備えた音放射領域(60)を有するハウジング(10)と、
    生成された音波を前記音放射領域(60)から放射するために前記ハウジング(10)に配置された音波を生成する少なくとも1つの音発生器(40)と、
    を備え、
    前記ハウジング(10)は、軸と、前記軸に対し垂直な面内に連続的周辺部とを有し、
    前記ハウジング(10)は、前記音放射領域(60)と反対方向の両側に一対のハウジング部(110,120)を備え、
    前記ハウジング部(110,120)はそれぞれ前記軸に沿って前記音放射領域(60)から離れる方向に延びる円筒状外面(111,121)を有しており、
    前記音放射領域(60)は前記連続的周辺部に沿って延びていることを特徴とする音源生成装置。
  2. 前記ハウジング部(110,120)のそれぞれは前記音放射領域(60)から離れた位置に自由端を有し、
    前記音放射領域(60)から離れたところに位置する前記ハウジング部(110,120)の端部(114,124)は、前記ハウジング(10)の端部を越えて音波を伝搬させるための推移を提供する形状であることを特徴とする請求項1に記載の音源生成装置。
  3. 一方のハウジング部(120)が前記音放射領域(60)から離れた位置に自由端を有し、
    前記音放射領域(60)から離れたところに位置する前記一方のハウジング部(120)の端部(124)は、前記ハウジング(10)の端部を越えて音波を伝搬させるための推移を提供する形状であり、
    他方のハウジング部(110)が何らかの構造物に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の音源生成装置。
  4. 前記ハウジング部(110,120)とは別のハウジング部(200)と、前記別のハウジング部(200)内に位置する音発生器(40)とをさらに備え、
    前記構造物が、前記音発生器(40)が生成した音波を前記他方のハウジング部(110)の横断開口部に向かって通過させて、前記音放射領域(60)を介して最終的に放射するためのチャネル(210)を備えていることを特徴とする請求項3に記載の音源生成装置。
  5. 前記少なくとも1つの放射開口部(20,30)が、輪状連続的開口部(20)、又は、前記連続的周辺部に沿って延びる、直列又は格子状に配置された輪状の個別開口部(30)であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  6. 前記ハウジング部(110,120)の少なくとも1つが管部(110,120)として形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  7. 前記軸に沿った前記音放射領域(60)の寸法が、前記外面(111,121)の1つの平均外径の2倍に等しいか、好ましくは1.8倍以下、より好ましくは1倍以下であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  8. 前記外面(111,121)の少なくとも1つが、前記平均外径の1倍、好ましくは2,3,4,6又は10倍の長さに沿った等しい断面形状を有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  9. 前記2つの外面(111,121)が前記音放射領域(60)に対して対称的な位置と形状を有していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  10. 前記外面(111,121)の少なくとも1つが、前記音放射領域(60)から離れるにつれて前記軸に向かうテーパー状になっていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  11. 前記ハウジング部(110,120)の少なくとも1つの前記端部(114,124)は、テーパー形状又は丸形状を有し、
    前記ハウジング部(110,120)の少なくとも1つと前記端部(114,124)の間の推移は、好ましくは滑らかであることを特徴とする請求項2ないし10のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  12. 前記外面(111,121)の少なくとも1つが、回転対称の形状を有し、好ましくは円形状か多角形状であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  13. 前記音源生成装置が、複数の放射開口部(30)の1つを裏張りする振動部材(41c)をそれぞれ有する複数の音発生器(40c)を備え、
    前記複数の放射開口部(30)が、前記音放射領域(60)の周囲に沿って分配されていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  14. 前記音源生成装置が、管部を形成するハウジング部(110,120)の断面開口部を裏張りする振動部材(41a)を有する音発生器(40a)を備えていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  15. 前記音放射領域(60)に直接隣接して設けられた前記振動部材(41a)と共に前記音発生器(40a)が位置付けられていることを特徴とする請求項14に記載の音源生成装置。
  16. 前記音放射領域(60)から一定の距離離れて設けられた前記振動部材(41a)と共に前記音発生器(40a)が位置付けられていることを特徴とする請求項14に記載の音源生成装置。
  17. 前記音源生成装置が、別のハウジング部(120)に設けられた第二音発生器(40b)を備えていることを特徴とする請求項14ないし16のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  18. 前記別のハウジング部(120)が、前記音発生器(40a)によって生成された音波を反射する反射面(121)を備えていることを特徴とする請求項14ないし16のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  19. 前記測定手段(50)が前記ハウジング(10)の内側(21,32,112,122)又は外側(111,121)に設けられていることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  20. 前記放射開口部(20,30)に対して前記音発生器(40a,40b,40c)の前記振動部材(41a,41b,41c)と同じ側に前記測定手段(50)が位置付けられていることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  21. 前記音発生器(40a,40b,40c)の前記振動部材(41a,41b,41c)に対して前記放射開口部(20,30)と反対側に前記測定手段(50)が位置付けられていることを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  22. 前記測定手段(50)が前記音発生器(40a,40b,40c)の前記振動部材(41a,41b,41c)の上に設けられていることを特徴とする請求項1ないし21のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  23. 一対の前記ハウジング部(110,120)とは別のハウジング部(300)内に位置する音発生器(40)によって生成された音波を前記ハウジング部(110,120)の少なくとも1つを通して前記音放射領域(60)に向かわせるチャネル(210)からなる構造に少なくとも1つの前記ハウジング部(110,120)が接続されていることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  24. 音源の強度特性を測定する統合測定手段(50)を備えた音源生成装置であって、
    中央軸周りに形成された環状空間(31)内で音を生成する音発生器(40,40a,40b,40c)と、
    前記環状空間(31)から前記中心軸に沿った反対方向へ音を遠ざけるようにガイドする一対のガイド面(111,121)と、を備えたことを特徴とする音源生成装置。
  25. 前記ハウジング部(110,120)の直径が約20mm,60mm,又は80mmであることを特徴とする請求項1ないし24のいずれか1項に記載の音源生成装置。
  26. 中央位置に設けられて一定レベルの音を放射するラウドスピーカであって、前記ラウドスピーカの有する音源の特性を測定するためのセンサを備えたラウドスピーカと、
    前記音を受け取るマイクロフォンと、
    を備えた環境の音響特性を解析するための測定システムであって、
    前記ラウドスピーカが請求項1ないし25のいずれか1項に記載の音源生成装置を備えていることを特徴とする測定システム。
  27. 中央位置にラウドスピーカを位置付けるステップと、
    ラウドスピーカに音を放射させるステップと、
    ラウドスピーカの有する音源の強度特性を測定するステップと、
    を備えた環境の音響特性の解析方法であって、
    前記中央位置にラウドスピーカを位置付けるステップが、請求項2ないし23のいずれか1項に記載の音源生成装置を位置付けるステップを備えることであり、
    各ハウジング部(110,120)の端部(114,124)が、音放射領域(60)から離れる側に、ハウジング(10)を越えて音波が伝搬するための推移を提供する自由端を有していることを特徴とする解析方法。
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