JP2017501405A - エアデータシステム - Google Patents

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Abstract

【解決手段】エアデータシステムは、ハウジングと、穴と、動圧孔と、ガス透過膜と、差圧を測定するように構成される装置と、を備える。穴をハウジング内に配置することができ、穴は気流を受け入れる入口から出口まで延びることができる。動圧孔を穴に配置することができ、動圧孔は穴を通る空気を受け入れるように構成され位置付けられ得る。静圧孔は、不動の空気又は周囲空気を受け入れるように構成され位置付けられ得る。装置は、動圧孔で受け入れられる動的空気と、静圧孔で受け入れられる静的空気との間の差圧を測定することができる。そしてガス透過膜は、動圧孔若しくは静圧孔の一方又はこれらの両方にわたることができる。また、ガス透過膜がわたる孔から水分を遠ざけるように、ガス透過膜が構成される。【選択図】図2

Description

本願は一般に、エアデータシステムにおいて、流体動圧と流体静圧との間の差圧を測定する装置に関するものである。
<CFR37規則1.97および1.98により開示する情報を含む関連技術>
一般にピトー静圧システムを使用して航空機の大気速度を測定する。そのようなピトー静圧システムは一般に、ピトー管等のラム空気源と、静圧孔等の静圧源とを有し、ラム空気源と静圧源とは器具類に連結される。
航空機で使用する際に、ピトー管は水分やデブリを捉えてしまい、このことで最終的に器具類の示度が不正確になるおそれがあり、気温によって凍結が引き起こされる高高度では破局的故障につながることさえある。ヒーターを実装して凍結を軽減しても、水分及びデブリが依然としてピトー管内又は静圧源の開口部内に蓄積されて、不正確なデータを航空機に提供することになる。
エアデータシステムは、ハウジングと、穴と、動圧孔と、ガス透過膜と、差圧を測定するように構成される装置と、を備える。穴をハウジング内に配置することができ、穴を気流を受け入れる入口から出口まで延在させることができる。動圧孔を穴に配置することができ、動圧孔は穴を通る空気を受け入れるように構成され位置付けられ得る。静圧孔は、不動の空気又は周囲空気を受け入れるように構成され位置付けられ得る。装置は、動圧孔で受け入れられる動的空気と、静圧孔で受け入れられる静的空気との間の差圧を測定することができる。そしてガス透過膜は、動圧孔若しくは静圧孔の一方又はこれらの両方にわたることができる。また、ガス透過膜がわたる孔から水分を遠ざけるように、ガス透過膜が構成される。
別の実施形態では、差圧を測定する方法を提供する。当該方法は、動圧孔で第1圧力を有する空気を受け入れるステップと、静圧孔で第2圧力を有する空気を受け入れるステップと、水分を、動圧孔若しくは静圧孔の一方又はこれらの両方からそらすステップと、動圧孔で受け入れた空気及び静圧孔で受け入れた空気に関連する差圧を測定するステップと、を含む。
本開示の例示的な環境の斜視図であり、エアデータシステムを有する無人航空機(UAV)を示す。 図1に示すエアデータシステムのハウジングの平行投影図である。 図2に示すハウジングの、図2の線3−3の切断線に沿って切断した断面図であり、エアデータシステムの部分模式図を含む。 図2に示すハウジングの、図2の線4−4の切断線に沿って切断した断面図である。 図2に示すハウジングの、図2の線5−5の切断線に沿って切断した断面図である。
差圧を測定するエアデータシステム10を、図1−5に一般的に示す。当該システムは、ハウジング12と、ハウジング12内に配置されて、気流を受け入れる入口16から出口18まで延びる穴14と、穴14へ開き、穴14を通る空気を受け入れるように構成され位置付けられる動圧孔20と、静的空気を受け入れるように構成され位置付けられる静圧孔22と、動圧孔20若しくは静圧孔22又はこれら両方にわたるガス透過膜24と、動圧孔20で受け入れられる動的空気、及び静圧孔22で受け入れられる静的空気の間の差圧を測定するように構成される装置26と、を備えることができる。膜24は、水分を膜24がわたる孔20、22から遠ざけるように、構成され得る。エアデータシステム10は、入口16から出口18へ流れるラム気流から動的空気を受け入れることができる。動圧孔20によって第1の圧力の動的空気を受け入れることができ、静圧孔22によって第2の圧力の静的空気を受け入れることができる。そして装置26は、第1の圧力と第2の圧力との間の差圧に基づくエアデータを提供することができる。図1に示し以下さらに詳細に説明するように、エアデータシステム10を、無人航空機(UAV)で使用し、又は当該無人航空機に搭載することができる。
図1のUAV30は、流体の差圧を測定するエアデータシステム10の一例示的環境にすぎない。いくつかの実装では、流体がハウジングに対して移動する間、システム10の少なくともハウジング12をグラウンドに対して固定することができる。例えば図1に示す他の実施形態では、移動する物体又は乗り物にハウジング12を搭載することができる。この実施形態ではハウジング12をUAV30の翼28に連結しているが、ハウジング12を他の箇所に連結することもできる(胴体又は本体29、尾等)。全ての例において、UAVは乗り物の一例にすぎず、エアデータシステム10を使用する他の実装が説明されまた当業者にとって明らかである。
図2において、長手方向に延びる穴14を囲み一般に円筒状の外表面32を有する、エアデータシステムのハウジング又は本体12が示される。穴は、第1端部36の入口16と第2端部38の出口18との間に、スロート部又はくびれ部34を有することができる。上流部40は第1端部36からスロート部34に向かって軸方向に延び、下流部42はスロート部34から第2端部38に向かって軸方向に延びる。図示した実装では、穴14を一般に、スロート部34で断面積が最も小さくなるような砂時計状とすることができる。ハウジング12の寸法を変えることができるが、いくつかの実装では、入口16の直径(Di)又は出口18の直径(Do)を、0.01016メートル(0.4インチ)から0.0508メートル(2インチ)の間にすることができ、スロート部34の断面直径(Dt)を、入口16の直径(Di)又は出口18の直径(Do)の50%未満とすることができ、ハウジング12の軸方向長さ(L)を約0.0508メートル(2インチ)とすることができる。少なくとも1つの実装では、寸法について、Di = Do = 0.01016メートル(0.4インチ)であり、Dt = 0.00508メートル(0.2インチ)であり、L = 0.0508メートル(2インチ)である。しかし、いくつかの実施形態ではDi及びDoを変えることができることを理解するはずである。
穴の内表面44を一般に滑らかとすることができる。上流部40若しくは下流部42の一方又はこれらの両方の内表面44は、親水性物質を含むことができる。またスロート部34の内表面44は、疎水性物質を含むことができる。いくつかの実施形態では、親水性物質及び/又は疎水性物質は、穴14を構成することができる。そして他の実装では、穴14の内表面44を被覆することができる。したがって、穴14を親水性物質で被覆することができ、及び/又は親水性物質で穴14を構成することができる。親水性物質の例には、Aculon(商標) Hydrophilicコーティング、Lotus Leaf(商標) HydroPhil(商標)及びBiocoat(商標) Hydak(商標)が含まれる。または穴14を疎水性物質で被覆することができ、及び/又は疎水性物質で穴14を構成することができる。疎水性物質の例には、Aculon(商標)Superhydrophobicコーティング、Rust-Oleum(商標) NeverWet(商標)、Lotus Leaf(商標) HydroFoe(商標)、Ultra Ever-Dry(商標)コーティング又はInsurftec(商標) Liquipel(商標)が含まれる。一実施形態では内表面44が滑らかであるが、他の実施形態では穴14は滑らかではない(例えば内表面は長手方向に延びるリッジ又はライフリング等を有することができる)ことが理解されるはずである。
ハウジング12は、外表面32と穴14との間に、動的空気チャンバ50及び静的空気チャンバ52を、間隔をあけて有することができる(図2−5参照)。少なくとも1つの実施形態では、空気チャンバ50、52の容積は、穴14の周りで少なくとも部分的に周方向に延びることができる。図2及び図3では、動的空気チャンバ50の軸方向位置を、穴14のスロート部34内に配置して表しているが、動的空気チャンバ50はスロート壁54によって穴14から分離されている。動的空気チャンバ50は、スロート部34の周りで少なくとも部分的に周方向に延び、スロート壁54から半径方向外側に延在する。ハウジング12の外表面32に、動的空気チャンバ50に流体連通する第1ノズル56が図示されている(図4も参照のこと)。静的空気チャンバ52は動的空気チャンバ50の半径方向外側に存在し、静的空気チャンバ52の軸方向位置はスロート部34内であるが、静的空気チャンバ52は上流部40及び下流部42の一部の周りでも軸方向に延在することが図示される。静的空気チャンバ52は外表面32に向かって半径方向外側に延び、静的空気チャンバ52は穴及び動的空気チャンバ50の周りで少なくとも部分的に周方向に延びる。ハウジング12の外表面32に、静的空気チャンバ52に流体連通する第2ノズル58が図示されている(図5も参照のこと)。
動的空気チャンバ50は、穴のスロート部34(より正確に言えばスロート壁54)に配置された1つ以上の動圧孔又は開口部20に流体連通することができる。静的空気チャンバ52は、ハウジングの外表面32に配置された1つ以上の静圧孔又は開口部22に連通することができる。動圧孔20及び静圧孔22の大きさ及び形状を変えることができる。いくつかの実装では、孔20、22は円形状である。例えば、動圧孔20の直径を0.000762メートル(0.03インチ)と0.0127メートル(0.5インチ)との間とすることができ、静圧孔22の直径を0.000762メートル(0.03インチ)と0.0127(0.5インチ)メートルとの間とすることができる。図2及び図3に示す実装では、動圧孔20の直径は約0.003175メートル(0.125インチ)であり、静圧孔22の直径は約0.003175メートル(0.125インチ)である。
動圧孔20若しくは静圧孔22のいずれか一方、又はこれらの両方は、孔20、22に完全に広がることができるガス透過膜24を有することができ、またガス透過膜を持たなくてもよい。ガス透過膜24は、広義に解釈されるべきであり、固体及び液体の浸透を抑制し又は遮ることができるが、一般に気体を通過させる、任意の多孔体を含む。膜24を低圧膜、すなわち8ヘクトパスカル(8ミリバール、mbar)までの瞬間圧力で防水とすることができ、又は、膜24を高圧膜、すなわち1700ヘクトパスカル(1.7バール)までの瞬間圧力で防水とすることができる。適切な材料には、ゴアテックス(登録商標)によって市販されている、e-PTFEすなわち延伸ポリテトラフルオロエチレン、又はセルロース/PET(すなわちポリエチレンテレフタレート不織布)を有する、プロテクティブベント又はアコースティックベントが含まれる。
第1ノズル56及び第2ノズル58は、差圧を測定する装置26に流体連通することができる。図3に示すように、第1ノズル56は第1通路64経由で装置26に連通する。同様に、第2ノズル58は第2通路66経由で装置26に連通する。装置26は、ダイアフラム等の圧力応答型装置又はセンサ68と、当該ダイアフラムによって第1キャビティ72及び第2キャビティ74に密封可能に分割される装置チャンバ70とを備えることができる。第1通路64は第1キャビティ72に通じ、第2通路66は第2キャビティ74に通じる。センサ68を本質的に、機械的、電気的又は電気機械的なものとすることができる。装置26を、適切な様々な計器76(大気速度計等)、又はデータを適切な様々な器具類(デジタル大気速度計等、図示せず)へ電気的に伝えることができるコンピュータ78に連結させることができる。
図3に示すコンピュータ78は、プロセッサ80とメモリ82とを備える。プロセッサ80を、電気的な命令を処理できる任意の種類の装置とすることができ、当該装置はマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ホストプロセッサ、コントローラ、ビークル通信プロセッサ及び特定用途向け集積回路(ASICs)を含む。プロセッサ80を装置26のみのために使用される専用プロセッサとすることができ、又は(例えばUAVの)他のシステムとプロセッサ80を共有することができる。プロセッサ80は、装置26が差圧を測定することを可能にする、様々な種類のデジタル式に記憶された命令(例えばメモリ82に記憶されたソフトウェア又はファームウェアのプログラム)を実行する。例えば、プロセッサ80はプログラムを実行し又はデータを処理して、以下に説明する方法の少なくとも一部を実行できる。
説明されるエアデータシステム10を使用して、様々な適切な用途で差圧を測定することができる。例として、図1に表す例示的な環境に関して1つ以上の方法を説明する。最初に、ハウジング12をUAV30の胴体29、尾、翼28等に連結することができ、ハウジング12が入口16で相対風を受け入れるようにハウジング12を向けることができる。このことで、穴14がラム空気を受け入れる向きになり、受け入れられたラム空気が穴14の動圧孔20へ移動する向きになり、ハウジング12の外表面32の相対風が静圧孔22へ移動する向きになる。したがって図1において、ハウジング12が一般にUAV30の胴体29と長手方向に平行することが示される。
UAV30は飛行中に、ラム空気を入口16から受け入れて、ラム空気に穴14を通過させて出口18から出すことができる。ラム空気は、穴14内へ移動する任意の空気であり、実際の風若しくは相対風のいずれか一方、又はこれらの両方がもたらす空気を含む。ラム空気が上流部40からスロート部34を通って移動する際に、断面積{ π × ( Dt / 2 )2 } が減少するにつれて空気の速度が上昇すること(すなわちベンチュリー効果)を、当業者は理解するであろう。ラム空気は動圧孔20をわたって移動することができる。したがって、動圧孔20及び関連する膜24におけるラム空気の圧力を、空気チャンバ50の圧力、第1通路64の圧力及び装置26の第1キャビティ72の圧力と同じとするか又は関連させることができる。このように、動圧孔20での気圧を、第1キャビティ72でダイアフラム68に作用する圧力と関連付けることができる。例えば、ガス透過膜24の特性に基づいて、この圧力を測定することができる。
そして最後に、ラム空気はスロート部34及び動圧孔20を通り過ぎて、下流部42へ続き、最終的には出口18からハウジング12を出ることができる。
ラム空気が穴14内に受け入れられる際に、空気はまたハウジング12の外表面32上及び静圧孔22上を横断する。静圧孔22及び関連する膜24における周囲の気圧は、静的空気チャンバ52の圧力、第2通路66の圧力、及び装置26の第2キャビティ74の圧力と同じであるか又は関連する。このように、静圧孔22での気圧を、第2キャビティ74からダイアフラム68に作用する圧力と関連付けることができる。例えば、ガス透過膜24の特性に基づいて、この圧力を測定することができる。
ダイアフラム68が、第1キャビティ72及び第2キャビティ74から作用し互いに対向する圧力に応答するように、ダイアフラム68を調整することができる。ある実装では、ダイアフラム68は、機械的な計器76又は他の従来の装置(大気速度計等)を作動させる。他の実装では、ダイアフラム68(圧電デバイス等)は電気的な出力を提供するように構成される。このように、ダイアフラム68は、電気的な出力を、適切なエアデータを測定して出力するように構成されるプロセッサ80に提供することができる。このエアデータは、動圧孔の圧力(又は動的チャンバ)と静圧孔(又は静的チャンバ)の圧力の差の測定に、少なくとも部分的に基づくことができる。すなわち、当該測定を行うために実際の圧力値を求めることを不要とすることができる。したがって、本明細書で使用される用語「動的」は、広義に解釈されるべきであり、ベルヌーイの定理における「動圧」に限定して解釈されるべきではない。このエアデータは、空気の速度、垂直速度、高度等に関連するデータを含むことができる。
UAV30が水分及びデブリ(雨、みぞれ、雪、霧、ちり、砂等)を有する空気中を飛ぶ際に、当該水分及びデブリは、穴14を通過することができるとともに、動圧孔20及び静圧孔22からそれることができる。穴14内で、上流部40及び下流部42の親水性表面は水分を引き付けることができ、スロート部34内の疎水性表面は水分をはじくことができる。このように、スロート部34の動圧孔20から水分をそらすことができる。動圧孔20及び静圧孔22にわたるガス透過膜24も、浸透を抑制することで水分をそらすことができ、いくつかの例では、膜24自体を疎水性物質で構成することができる。さらに、ラム空気がスロート部34を通過する際に、ラム空気の速度が上昇するため、いくらかの水分及びデブリをスロート部34から押出して、動圧孔20からそらすことができる。最後に、動圧孔20及び静圧孔22の両方は、氾濫する空気に対して垂直向きであるため、水分又はデブリが孔20,22の中又は周囲に、捕らえられ又は留まる機会が最小化される。動圧孔20及び静圧孔22から水分をそらすことで、動圧孔20及び静圧孔22が凍結したり詰まったりする機会も最小化される。
UAV30が液体に沈んだ時でさえも、水分をそらすことができる。例えば、UAVが着水して、穴14が満ち又は沈んだ場合に、離陸又は飛行再開時に、水が自己排水する(self-drain)ことができ、又は水が穴14から出ることができる。さらに、エアデータシステム10の疎水性膜24は、3メートルまでの高さの液体(up to 3 meters of liquid)の進入を阻止することができる。
エアデータシステムの他の実装には、第1通路64及び第2通路66と、装置26と、ハウジング12に搭載されるコンピュータ78とを備えるエアデータシステムが含まれる。
別の実装では、エアデータ静圧孔22を穴14に、より具体的には上流部40又は下流部42に、配置することができる。
別の実装では、複数の装置26を存在させて、それぞれの装置を1つの動圧孔20及び1つの静圧孔22と組にすることができる。それぞれの動圧孔20を単一の動的空気チャンバ50に連通させることができ、それぞれの静圧孔22を単一の静的空気チャンバ52に連通させることができる。例えば、図示した動的空気チャンバ50及び静的空気チャンバ52を別区画に分けることができる。この実装では、コンピュータのプロセッサ80は、それぞれの装置26から電子入力データを受け取ることができ、当該入力デ―タを平均し又は使用して、(例えば空気速度を測定するための)エアデータを出力することができる。さらに、測定を行う際に(例えば特定の入力データが異常であるとき、又は、特定の入力データが所定のしきい値若しくは平均値よりも、大きい若しくは小さいときに)、1つ以上の装置26からの入力データを除外し又は省くように、プロセッサ80を構成することができる。例えば、ある装置26からの入力データと、他の1つ以上の入力データとの差が、所定の値よりも大きい又は小さいときに、当該入力データを異常であるとして除外することができる。また例えば、プロセッサは、その孔が詰まっている又は遮られていると推測した特定の装置26が集めたデータを、除外することができる。複数の動圧孔20及び静圧孔22を利用する実施形態では、エアデータシステム10は、例えばミッションクリティカルな計器(対気速度計等)のための、冗長性を有する。
別の実装では、スロート部34を穴14の一部としなくてもよく、すなわち穴14を狭窄させなくてもよい。例えば、穴14を円柱形状とすることができる。
当然ながら、多数の変形が可能である。例えば、それぞれの動的空気チャンバ50又はそれぞれの静的空気チャンバ52に対して、2つ以上の孔20、22を存在させることができる。また例えば、複数の動的空気チャンバ50を分離させるが、静的空気チャンバ50は分離させないこともできる(又は、逆もまた同様)。他の実装も当業者にとって明らかであろう。
本方法を、1台以上のコンピューティング装置78によって実行可能な1つ以上のコンピュータプログラムとして、実施することができる。当該コンピュータプログラムを実行して、エアデータシステム10に本方法を実行させる。そして、当該方法に関連する様々なデータを、適切なメモリ82に格納することができる。コンピュータプログラムは、アクティブ及び非アクティブ双方の、様々な形態で存在することができる。例えばコンピュータプログラムは、ソースコード、オブジェクトコード、実行可能コード又は他のフォーマットのプログラム命令で構成されるソフトウェアプログラム、ファームウェアプログラム又はハードウェア記述言語(HDL)のファイルとして存在することができる。上述したもののいずれかを、コンピュータが使用可能な媒体又はコンピュータが使用又は読取可能な媒体に具現化することができ、当該媒体には1つ以上の記憶装置又は記憶物が含まれる。例示的なコンピュータが使用可能な記憶装置には、通常のコンピュータシステムのRAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み出し専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブルROM)、EEPROM(電気的消去可能プログラマブルROM)、磁気ディスク、磁気テープ、オプティカルディスク及びオプティカルテープが含まれる。したがって、本方法を、上述した機能を実行できる任意の電子デバイスによって少なくとも部分的に実施することができることが理解される。
このように、エアデータシステム10と、エアデータシステム10を使用して差圧を測定する方法との両方を開示した。エアデータシステム10を、地上に対して固定することができ、又は上述したUAV30等の移動物体上に配置して使用することができる。ラム空気を穴14内へ受け入れるときに、1つ以上の動圧孔20に受け入れられる動的空気と、1つ以上の静圧孔22に受け入れられる静的空気と使用して差圧を測定することができる。この測定をダイアフラム68等の装置26で実施することができ、この測定にコンピュータ78又はプロセッサ80を使用しても使用しなくてもよい。孔20、22の位置及び向きのために孔20、22の閉塞はより起こりにくくなる。さらに、ガス透過膜24、穴14のスロート部34、及び穴14の上流部40及び下流部42に戦略的に配置された親水性表面及び疎水性表面を備える様々な構成によって、動圧孔20及び/又は静圧孔22から水分をそらす。
この明細書は、発明の限定を記述するのではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の実施形態を説明するだけのものである。したがって本明細書の文面は、もっぱら説明的なものであり、限定的なものではない。明らかに、この発明を本明細書が教示する事項から変更することができる。特許請求の範囲の範囲内で、上述したものとは異なる発明を実施することができる。

Claims (20)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に配置されて、気流を受け入れる入口から出口まで延びる穴と、
    前記穴に配置されて、前記穴を通る空気を受け入れるように構成され位置付けられる動圧孔と、
    静的空気を受け入れるように構成され位置付けられる静圧孔と、
    前記動圧孔で受け入れられる動的空気、及び前記静圧孔で受け入れられる静的空気の間の差圧を測定するように構成される装置と、
    前記動圧孔又は前記静圧孔の少なくとも一つにわたるガス透過膜であり、前記ガス透過膜がわたる前記動圧孔又は前記静圧孔の前記少なくとも一つから水分を遠ざけるように構成されるガス透過膜と、
    を備えるエアデータシステム。
  2. 前記ガス透過膜の材料はゴアテックスのポリテトラフルオロエチレンである、請求項1に記載のエアデータシステム。
  3. 前記入口と前記出口との間の前記穴にスロート部を更に含み、前記動圧孔は前記スロート部に配置される、請求項1に記載のエアデータシステム。
  4. スロート部は疎水性表面を有する、請求項2に記載のエアデータシステム。
  5. 前記疎水性表面は、Aculon Superhydrophobic、Rust-Oleum NeverWet、Lotus Leaf HydroFoe、Ultra Ever-Dry又はInsurftec Liquipelのうち1つのコーティングを含む、請求項4に記載のエアデータシステム。
  6. 前記穴は、前記入口とスロート部との間に上流部を更に含み、前記スロート部と前記出口との間に下流部を更に含み、
    前記上流部、前記下流部及び前記スロート部の少なくとも一つは親水性表面を含む、請求項1に記載のエアデータシステム。
  7. 前記親水性表面は、Aculon Hydrophilic、Lotus Leaf HydroPhil又はBiocoat Hydakのコーティングを含む、請求項6に記載のエアデータシステム。
  8. 前記静圧孔は、前記ハウジングの外表面に配置される、請求項1に記載のエアデータシステム。
  9. 前記装置は、ダイアフラムによって第1キャビティ及び第2キャビティに密封可能に分割される装置チャンバを更に備え、
    前記第1キャビティは前記動圧孔に流体連通し、第2キャビティは前記静圧孔に流体連通する、請求項1に記載のエアデータシステム。
  10. 前記装置から受け取った電子入力に基づいて差圧を測定する命令を実行するように構成されるプロセッサを更に備える、請求項1に記載のエアデータシステム。
  11. 前記穴に配置される複数の動圧孔を更に含む、請求項1に記載のエアデータシステム。
  12. 複数の静圧孔を更に含む、請求項11に記載のエアデータシステム。
  13. 前記装置は、前記複数の動圧孔の少なくとも1つの孔が受ける気圧と、前記複数の静圧孔の少なくとも1つの孔が受ける気圧との間の差圧を測定するように構成される、請求項12に記載のエアデータシステム。
  14. 前記測定において、前記装置は、前記動圧孔及び前記静圧孔の少なくとも一つが受ける前記気圧が異常であるときに、前記動圧孔及び前記静圧孔の少なくとも一つが受ける前記気圧を無視するように構成される、請求項13に記載のエアデータシステム。
  15. 胴体と飛行に適合された翼とを含み、
    前記翼は、請求項1に記載のエアデータシステムを搭載する、無人航空機(UAV)。
  16. 動圧孔で第1圧力を有する空気を受け入れるステップ(a)と、
    静圧孔で第2圧力を有する空気を受け入れるステップ(b)と、
    水分を少なくとも前記動圧孔又は前記静圧孔からそらすステップ(c)と、
    前記動圧孔で受け入れた前記空気及び前記静圧孔で受け入れた前記空気に関連する差圧を測定するステップ(d)と、
    を含む、差圧を測定する方法。
  17. ステップ(c)は、前記動圧孔又は前記静圧孔の少なくとも一つにわたる位置にガス透過膜を提供するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. ステップ(a)は、穴の内表面に配置された動圧孔で空気を受け入れるステップを含み、前記内表面の少なくとも一部は、疎水性表面又は親水性表面である、請求項16に記載の方法。
  19. ステップ(a)は、上流部と下流部との間の前記内表面のスロート部に配置された動圧孔で空気を受け入れるステップを含み、
    前記上流部及び前記下流部は疎水性表面を有し、前記スロート部は親水性表面を有する、請求項18に記載の方法。
  20. ステップ(a)は、複数の動圧孔で空気を受け入れるステップを含み、
    ステップ(b)は、複数の静圧孔で空気を受け入れるステップを含み、
    ステップ(d)の前記測定は、前記複数の動圧孔の少なくとも一つと、前記複数の静圧孔の少なくとも一つとが受け入れた前記空気に基づく、請求項16に記載の方法。
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