JP2017500808A - パケット番号決定機構 - Google Patents

パケット番号決定機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2017500808A
JP2017500808A JP2016539961A JP2016539961A JP2017500808A JP 2017500808 A JP2017500808 A JP 2017500808A JP 2016539961 A JP2016539961 A JP 2016539961A JP 2016539961 A JP2016539961 A JP 2016539961A JP 2017500808 A JP2017500808 A JP 2017500808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
edge
bpn
packet
tpn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016539961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6144433B2 (ja
Inventor
ウェンティンク、マーテン・メンゾ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2017500808A publication Critical patent/JP2017500808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6144433B2 publication Critical patent/JP6144433B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1832Details of sliding window management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1809Selective-repeat protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/27Evaluation or update of window size, e.g. using information derived from acknowledged [ACK] packets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/34Flow control; Congestion control ensuring sequence integrity, e.g. using sequence numbers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

本開示の特定の態様は、パケットのパケット番号を、パケットと一緒に送信される送信パケット番号(TPN)、ローカルに維持された基本パケット番号(BPN)、およびローカルに維持された受信ウインドウの1つ以上のエッジに対するTPNの値にもとづいて決定するための方法および装置を提供する。例示的な方法は、一般に、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、基本パケット番号(BPN)を維持することと、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、を含む。

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2013年12月17日付の「パケット番号決定機構(Packet Number Determination Mechanism)」という名称の米国特許仮出願第61/917,036号、2013年12月20日付の「パケット番号決定機構(Packet Number Determination Mechanism)」という名称の米国特許仮出願第61/918,838号、2014年1月9日付の「パケット番号決定機構(Packet Number Determination Mechanism)」という名称の米国特許仮出願第61/925,434号、2014年1月20日付の「パケット番号決定機構(Packet Number Determination Mechanism)」という名称の米国特許仮出願第61/929,303号、および2014年11月26日付の「パケット番号決定機構(Packet Number Determination Mechanism)」という名称の米国特許出願第14/554,265号の利益を主張し、これらの出願の各々は、本出願の譲受人へと譲渡されており、これらの出願の内容は、ここでの言及によって本明細書に援用される。
[0002]本開示の特定の態様は、概して、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、基本パケット番号がロールオーバー(rolls over)する状況においてパケット番号を正確に決定するための技術に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークが、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、放送、などの種々の通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多重アクセスネットワークであり得る。このような多重アクセスネットワークの例は、符号分割多重アクセス(CDMA)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重アクセス(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
[0004]より大きなカバレッジおよびより広い通信範囲の要望に対処するために、種々のスキームが開発されている。このようなスキームの1つは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.11ahタスクフォースによって開発中のサブ1GHzの周波数範囲(例えば、米国においては902〜928MHzの範囲で動作する)である。この開発は、他のIEEE802.11のグループよりも大きなワイヤレス範囲を有し、妨害損失がより少ない周波数範囲を利用したいという願望にもとづいている。
[0005]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、典型的には、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するように構成されたインターフェイスと、基本パケット番号(BPN)を維持し、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められた受信ウインドウを維持し、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定し、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するように構成されたプロセッサと、を含む。
[0006]本開示の特定の態様は、装置によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、典型的には、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、基本パケット番号(BPN)を維持することと、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、を含む。
[0007]本開示の特定の態様は、装置によるワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、典型的には、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するための手段と、基本パケット番号(BPN)を維持するための手段と、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持するための手段と、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定するための手段と、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するための手段と、を含む。
[0008]本開示の特定の態様は、装置によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、命令を記録したコンピュータ読取可能媒体を備えているコンピュータプログラム製品を提供する。命令は、一般に、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信し、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持し、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定し、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するために、実行可能である。
[0009]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための局を提供する。局は、典型的には、少なくとも1つのアンテナと、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを前記少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機と、基本パケット番号(BPN)を維持し、第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持し、前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定し、前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するように構成されたプロセッサと、を含む。
[0010]本発明の上述の特徴を詳細に理解できるよう、上記で概要を説明した、より具体的な説明を、その一部が添付の図面に示されているいくつかの態様を参照して説明する。しかしながら、添付の図面は、本開示の特定の典型的な態様を示しているにすぎず、したがって本開示の範囲を限定するものと考えられるべきではなく、本明細書は他の同様に有効な態様を容認し得ることに、注意すべきである。
[0011]図1は、本開示の特定の態様による例示的なワイヤレス通信ネットワークの図を示している。 [0012]図2は、本開示の特定の態様による例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図を示している。 [0013]図3は、本開示の特定の態様による例示的なワイヤレスデバイスのブロック図を示している。 [0014]図4は、本開示の特定の態様による例示的なパケット構造を示している。 [0015]図5は、本開示の特定の態様による、受信機によるワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図を示している。 [0016]図5Aは、図5に示した動作を実行することができる例示的な手段を示している。 [0017]図6は、本開示の特定の態様による連続セグメントを有する通常の受信ウインドウおよび分割されたセグメントを有する受信ウインドウの使用を示している。 図7は、本開示の特定の態様による連続セグメントを有する通常の受信ウインドウおよび分割されたセグメントを有する受信ウインドウの使用を示している。 図8は、本開示の特定の態様による連続セグメントを有する通常の受信ウインドウおよび分割されたセグメントを有する受信ウインドウの使用を示している。 [0018]図9は、本開示の特定の態様による連続セグメントを有する通常の受信ウインドウおよび逆ウインドウの使用を示している。 図10は、本開示の特定の態様による連続セグメントを有する通常の受信ウインドウおよび逆ウインドウの使用を示している。
[0019]ネットワークパケットは、パケットにおいて送信されるパケット番号によって識別され得る。パケットにおけるパケット番号の送信に必要なオーバヘッドの量を少なくするために、パケット番号は、基本パケット番号(base packet number)および送信パケット番号(transmitted packet number)へと分割され得る。このようにすることは、例えばパケットが順番どおりに受信されない(例えば、より遅いパケット番号を有するパケットが、より早いパケット番号を有するパケットよりも前に受信される)場合に、受信機における受信ウインドウの維持に困難をもたらし得る。本開示の態様は、分割パケット番号がパケットの送信において使用される場合に、パケット番号の正確な決定(および、受信ウインドウの維持)を提供する。
[0020]本発明の種々の態様が、添付の図面を参照して以下でさらに詳しく説明される。しかしながら、本発明は、多数の異なる形態にて具現化し得、本明細書の各所において提示されるいかなる特定の構造または機能にも限定されない。むしろ、それらの態様は、本明細書の開示が徹底的かつ完全なものとなり、当業者に本発明の技術的範囲を充分に伝えるように提示されている。本明細書の教示にもとづき、当業者であれば、本発明の技術的範囲が、本明細書に開示の本発明のあらゆる態様を包含するように意図されており、それらが本発明の任意の他の態様から独立して実施されても、本発明の任意の他の態様と組み合わせられてもよいことを、理解すべきである。例えば、装置の実現または方法の実施が、本明細書において説明されるいくつかの態様を使用して実行され得る。さらに、本発明の技術的範囲は、本明細書において説明される本発明の種々の態様に加え、あるいは本明細書において説明される本発明の種々の態様以外に、他の構造、機能、あるいは構造および機能を使用して実施されるような装置および方法も包含するように意図される。本明細書に開示される本発明の任意の態様を、請求項の1つ以上の構成要素によって具現化し得ることを、理解すべきである。
[0021]特定の態様が本明細書において説明されるが、それらの態様の多数の変種および変更が、本発明の技術的範囲に包含される。好ましい態様について、いくつかの利益および利点が言及されるが、本発明の技術的範囲は、特定の利益、用途、または目的に限定されるものではない。むしろ、本発明の態様は、種々のワイヤレスの技術、システム、構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるように意図され、それらの一部が、図面および以下の好ましい態様の説明に例として示される。詳細な説明および図面は、本発明を限定するのではなく、あくまでも例示にすぎず、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲およびこの均等物によって定められる。
例示的なワイヤレス通信システム
[0022]本明細書に記載の技術は、直交多重化スキームにもとづく通信システムを含む、種々のブロードバンドワイヤレス通信システムに使用され得る。このような通信システムの例として、空間分割多重アクセス(SDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)システム、などが挙げられる。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に伝送するために充分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、伝送信号を異なる時間スロット(各々が異なるユーザ端末へと割り当てられている)へと分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得る。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、直交周波数分割多重化(OFDM)は全体としてのシステムの帯域幅を複数の直交するサブキャリアへと分割する変調技術である。これらのサブキャリアは、トーン、ビン、などと呼ばれ得る。OFDMにおいては、各々のサブキャリアは、別個独立にデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システムの帯域幅を横切って分布したサブキャリアにおける伝送のためにインターリーブドFDMA(IFDMA)を使用し、隣接するサブキャリアのブロックにおける伝送のためにローカライズドFDMA(LFDMA)を使用し、あるいは隣接するサブキャリアの複数のブロックにおける伝送のためにエンハンスドFDMA(EFDMA)を利用し得る。一般に、変調シンボルが、OFDMでは周波数ドメインにおいて送信され、SC−FDMAでは時間ドメインにおいて送信される。
[0023]本明細書における教示は、種々の有線またはワイヤレス装置(例えば、ノード)へと組み込まれ(例えば、それらに実装され、またはそれらによって実行され)得る。いくつかの態様においては、本明細書における教示に従って実現されるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
[0024]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、エボルブドノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバステーション(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線ベースステーション(「RBS])、または何らかの他の術語を備え得、あるいはこれらとして実現され得、もしくはこれらとして知られ得る。
[0025]アクセス端末(「AT」)は、加入者設備、加入者ユニット、移動局(MS)、リモートステーション、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ設備(UE)、ユーザステーション、または何らかの他の術語を備え得、あるいはこれらとして実現され得、もしくはこれらとして知られ得る。いくつかの実施例において、アクセス端末は、携帯電話機、コードレス電話機、セッション・イニシエーション・プロトコル(「SIP」)電話機、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)ステーション、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有する携帯デバイス、ステーション(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理装置を備え得る。したがって、本明細書において教示される1つ以上の態様は、電話機(例えば、携帯電話機またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、タブレット、携帯通信デバイス、携帯コンピュータデバイス(例えば、携帯情報端末)、娯楽デバイス(例えば、音楽または映像デバイス、あるいは衛星無線機)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレスまたは有線の媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスへと取り入れられ得る。いくつかの態様において、ノードは、ワイヤレスノードである。このようなワイヤレスノードは、例えば、有線またはワイヤレス通信リンクを介するネットワーク(例えば、インターネットまたは携帯電話ネットワークなどの広域ネットワーク)に関する接続、またはこのようなネットワークへの接続を提供し得る。
[0026]図1は、本開示の態様が実施され得るアクセスポイントとユーザ端末とを有する多重アクセス多入力多出力(MIMO)システム100を示している。例えば、アクセスポイント110またはユーザ端末120が、本明細書に記載の技術を利用してパケット番号を決定し得る。
[0027]簡単のために、図1においては、1つのアクセスポイント110だけが示されている。アクセスポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局と呼ばれることもあり、または何らかの他の術語で呼ばれ得る。ユーザ端末は、固定式またはモバイルであり得、移動局、ワイヤレスデバイスまたは何らかの他の術語で呼ばれ得る。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクにて任意の所与の瞬間において1つ以上のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、他のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130が、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントの協調および制御を提供する。
[0028]以下の開示のいくつかの部分は、空間分割多重アクセス(SDMA)によって通信を行うことができるユーザ端末120を説明するが、特定の態様において、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末を含み得る。したがって、このような態様においては、AP110が、SDMAおよび非SDMAの両方のユーザ端末と通信するように構成され得る。この手法は、好都合には、事業において古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」ステーション)を使用し続けることを可能にし、それらの実質的な寿命を延ばしつつ、一方で、より新しいSDMAユーザ端末を適切であると判断されるとおりに導入することを可能にし得る。
[0029]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ伝送のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを使用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを備え、ダウンリンク伝送のための多入力(MI)およびアップリンク伝送のための多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットが、ダウンリンク伝送のための多出力およびアップリンク伝送のための多入力を集合的に表す。純粋なSDMAについては、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが何らかの手段によって符号、周波数、または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1であることが望ましい。データシンボルストリームが、TDMA技術、CDMAにおける異なる符号チャネル、OFDMにおけるサブバンドの素集合、などを使用して多重化され得る場合、KはNapよりも大きくなり得る。各々の選択されたユーザ端末が、ユーザ固有のデータをアクセスポイントへと送信し、および/またはユーザ固有のデータをアクセスポイントから受信する。一般に、各々の選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナを備え得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は、同じ数または異なる数のアンテナを有することができる。
[0030]SDMAシステムは、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムにおいては、ダウンリンクおよびアップリンクが、同じ周波数帯を共有する。FDDシステムにおいては、ダウンリンクおよびアップリンクが、異なる周波数帯を使用する。MIMOシステム100は、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアも利用し得る。各々のユーザ端末は、単一のアンテナを備え得(例えば、コストを低く抑えるため)、あるいは複数のアンテナを備え得る(例えば、追加のコストをサポートできる場合)。システム100は、また、ユーザ端末120が送信/受信を異なる時間スロット(各々が異なるユーザ端末120へと割り当てられている)へと分割することによって同じ周波数チャネルを共有する場合、TDMAシステムであってもよい。
[0031]図2は、本発明の態様が実施され得るMIMOシステム100におけるアクセスポイント110ならびに2つのユーザ端末120mおよび120xのブロック図を示している。上述のように、本明細書において説明されるパケット番号決定技術は、アクセスポイント110またはユーザ端末120によって実施され得る。
[0032]アクセスポイント110は、N個のアンテナ224a〜224tを備える。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを備え、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを備える。アクセスポイント110は、ダウンリンクにおける送信エンティティおよびアップリンクにおける受信エンティティである。各々のユーザ端末120は、アップリンクにおける送信エンティティおよびダウンリンクにおける受信エンティティである。本明細書において使用されるとき、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することができる独立動作の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することができる独立動作の装置またはデバイスである。以下の説明において、下付き文字の「dn」は、ダウンリンクを指し、下付き文字の「up」は、アップリンクを指し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクにおける同時送信について選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクにおける同時受信について選択され、Nupは、Ndnに等しくても、等しくなくてもよく、NupおよびNdnは、静的な値であり得、各々のスケジューリング間隔毎に変化してもよい。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技術は、アクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
[0033]アップリンクに関し、アップリンク送信について選択された各々のユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288が、データソース286からのトラフィックデータおよびコントローラ280からの制御データを受け取る。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末について選択されたレートに関連付けられたコーディングおよび変調スキームにもとづいてユーザ端末についてのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームをもたらす。TX空間プロセッサ290が、データシンボルストリームについて空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのためのNut,m個の送信シンボルストリームをもたらす。各々の送信機ユニット(TMTR)254が、それぞれの送信シンボルストリームを受け取って処理し(例えば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、および周波数のアップコンバートを行い)、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号をもたらす。
[0034]Nup個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時送信についてスケジューリングされ得る。これらのユーザ端末の各々は、自身のデータシンボルストリームについて空間処理を実行し、アップリンクにおいてアクセスポイントへと自身の一式の送信シンボルストリームを送信する。
[0035]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apが、アップリンクにおいて送信しているNup個のすべてのユーザ端末からのアップリンク信号を受信する。各々のアンテナ224が、受信信号を、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222へともたらす。各々の受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理と対をなす処理を実行し、受信シンボルストリームをもたらす。RX空間プロセッサ240が、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームについて受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームをもたらす。受信機空間処理は、チャネル相間行列反転(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、または何らかの他の技術に従って実行される。各々の復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242が、各々の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを、このストリームについて符号化データを得るために用いられたレートに従って処理する(例えば、復調、デインターリーブ、および復号を行う)。各々のユーザ端末についての復号データは、保存のためにデータシンク244へともたらされ得、さらには/あるいはさらなる処理のためにコントローラ230へともたらされ得る。
[0036]ダウンリンクに関しては、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信についてスケジューリングされたNdn個のユーザ端末についてのデータソース208からのトラフィックデータと、コントローラ230からの制御データと、おそらくはスケジューラ234からの他のデータとを受け取る。種々の種類のデータは、異なる搬送チャネルにて送信され得る。TXデータプロセッサ210が、各々のユーザ端末についてのトラフィックデータを、このユーザ端末について選択されたレートにもとづいて処理する(例えば、符号化、インターリーブ、および変調を行う)。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームをもたらす。TX空間プロセッサ220が、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームについて空間処理(本明細書における説明のとおりのプレコーディングまたはビーム形成など)を実行し、Nap個のアンテナのためのNap個の送信シンボルストリームをもたらす。各々の送信機ユニット222が、それぞれの送信シンボルストリームを受け取って処理し、ダウンリンク信号を生成する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号をもたらす。
[0037]各々のユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252が、アクセスポイント110からのNap個のダウンリンク信号を受信する。各々の受信機ユニット254が、該当のアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームをもたらす。RX空間プロセッサ260が、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末についての復元されたダウンリンクデータシンボルストリームをもたらす。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技術に従って実行される。RXデータプロセッサ270が、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理し(例えば、復調、デインターリーブ、および復号を行い)、ユーザ端末についての復号データを得る。
[0038]各々のユーザ端末120において、チャネル推定器278が、ダウンリンクチャネル応答を評価し、ダウンリンクチャネル推定をもたらし、ダウンリンクチャネル推定はチャネル利得推定、SNR推定、雑音分散、などを含み得る。同様に、チャネル推定器228が、アップリンクチャネル応答を評価し、アップリンクチャネル推定をもたらす。各々のユーザ端末のコントローラ280が、典型的には、ユーザ端末についての空間フィルタ行列を、このユーザ端末についてのダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mにもとづいて導出する。コントローラ230が、アクセスポイントについての空間フィルタ行列を、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effにもとづいて導出する。各々のユーザ端末のコントローラ280は、アクセスポイントへとフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定、など)を送信し得る。さらに、コントローラ230および280は、アクセスポイント110およびユーザ端末120のそれぞれにおける種々の処理ユニットの動作も制御する。
[0039]本開示の特定の態様によれば、プロセッサ210および270は、本明細書に記載の種々の技術を実行するために、それぞれeNB110および/またはユーザ設備120における動作を指示し得る。例えば、ユーザ設備(受信システムとして働く)におけるRXデータプロセッサ270、コントローラ280、ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールが、受信した部分パケット番号にもとづいてパケット番号を算出するための図5における動作500および/または本明細書において説明される技術のための他のプロセスを、実行または指示し得る。アクセスポイント(eNodeB)(受信システムとして働く)におけるTXデータプロセッサ210、コントローラ230、ならびに/あるいは他のプロセッサおよびモジュールも、図5における動作500を実行または指示し得る。しかしながら、図2における任意の他のプロセッサまたは構成要素が、図5における動作500および/または本明細書において説明される技術のための他のプロセスを、実行または指示し得る。
[0040]図3が、本開示の態様を実施し得る、MIMOシステム100において使用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る種々の構成要素を示している。ワイヤレスデバイス302は、本明細書に記載の種々の方法を実行するように構成され得るデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
[0041]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は、中央演算処理装置(CPU)と称され得る。メモリ306は、読み出し専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得、メモリ306は、プロセッサ304へと命令およびデータをもたらす。メモリ306の一部は、不揮発ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ304は、典型的には、メモリ306内に格納されたプログラム命令にもとづいて論理および算術演算を実行する。メモリ306内の命令は、本明細書に記載の方法を実施するために実行可能であり得る。プロセッサ304は、例えば、受信した部分パケット番号にもとづいてパケット番号を算出するための図5における動作500および/または本明細書において説明される技術のための他のプロセスを、実行または指示し得る。
[0042]ワイヤレスデバイス302は、また、ワイヤレスデバイス302と離れた場所との間でのデータの送信および受信を可能にするための送信機310および受信機312を含むハウジング308を含み得る。送信機310および受信機312は、トランシーバ314へと組み合わされ得る。単一のまたは複数の送信アンテナ316は、ハウジング308へと取り付けされ得、トランシーバ314へと電気的に接続され得る。ワイヤレスデバイス302は、また、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含み得る(図示せず)。
[0043]ワイヤレスデバイス302は、また、トランシーバ314によって受信される信号のレベルを検出して定量化する試みにおいて使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、このような信号を、総エネルギー、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギー、パワースペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、また、信号の処理において使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
[0044]ワイヤレスデバイス302の種々の構成要素はバスシステム322によって互いに接続され得、バスシステム322は、電源バス、制御信号バス、および状態信号バスをデータバスに加えて含み得る。
[0045]本開示の態様は、受信したパケットについてのパケット番号を、ローカルに記憶された基本パケット番号(BPN)およびパケットにて受信した送信パケット番号(TPN)にもとづいて、正しく決定するために使用され得る。
[0046]図4が、本開示の態様がそのパケット番号を算出するために使用され得るパケット400(例えば、MPDU)の例を示している。図示のとおり、パケット400は、ショートMACヘッダ410、CCMPヘッダ420、メッセージ完全性符号(MIC)、およびフレームチェックシーケンス(FCS)を有し得る。
[0047]図示のとおり、CCMPヘッダ420は、パケット番号(PN)と、Ext IVフィールドおよびキーIDフィールドを有するキーIDオクテット422を有し得る。図示のとおり、パケット番号は、6つのオクテットにまたがって格納された48ビットの番号であり(図示のように、PNコードはCCMPヘッダ420の最初の2つのオクテット426および最後の4つのオクテット428にて運ばれ得る)、後続のパケットごとにインクリメントされる。
例示的なパケット番号決定機構
[0048]特定のMACプロトコルデータユニット(MPDU)は、データユニットにおいて送信される部分と、各々のSTAにおいてローカルに格納される基本部分とを含み得るパケット番号(PN)を有し得る。送信される部分は、送信パケット番号(TPN)と称される。基本部分は、基本パケット番号(BPN)と称される。ブロック確認応答が使用されるときには、パケットが、特定のウインドウWにおいて受信機に順序どおりに到着しないことがあり、それは、結果として受信機におけるBPNの維持において問題を生じ得る。ウインドウWは、多様なBlock Ackウインドウサイズであり得る。
[0049]本開示の態様は、サイズ(幅)wを有する受信機における受信ウインドウWを維持するための機構を提供する。受信ウインドウは、第1および第2のエッジの値にもとづいて決定され得、例えばウインドウの上方のエッジbによって以下のように決定され得、ここにおいて、aはウインドウの下方のエッジである。
[0050]図5が、本開示の態様による、パケット番号を算出するための例示的な動作500のブロック図である。動作500は、通信セッションに関与する受信局(RX−STA)またはアクセスポイントなどの装置によって実行され得る。
[0051]502において、装置は、基本パケット番号(BPN)を維持する。504において、装置は、第1のエッジaおよび第2のエッジbによって定められる受信ウインドウを維持する。
[0052]506において、装置は、受信ウインドウの第1のエッジaまたは第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対してTPNの値iを決定する。508において、装置は、TPN、BPN、および前記決定にもとづいてパケットについてパケット番号(PN)を算出する。さらに詳しく後述されるように、装置は、また、iが現在の受信ウインドウW内にあるか否かにもとづいて、後続のパケットのための受信ウインドウW(のaおよびb)を調節し得る。
[0053]図6に示されるとおり、受信ウインドウWは、ウインドウのサイズwに対するウインドウの上方のエッジbに応じて、単一ウインドウまたは分割ウインドウ(不連続なセグメントを有する)のいずれかとして維持され得る。図示のとおり、b≧wの場合、受信ウインドウWは、aからbまでの連続的なセグメントを有する単一のウインドウ600として維持され得る。他方で、b<wの場合、受信ウインドウWは、0からbまでの第1のセグメント610と、aからMまでの第2のセグメント620とを有する分割ウインドウとして維持され得、ここでMは、ウインドウWおよび送信パケット番号(TPN)の値iの上限である。したがって、受信ウインドウWの決定は、以下のように表され得る:
if b≧w
a=b−w
W=[a,b](単一ウインドウ)
else(if b<w)
a=b+M−w
W=[0,b]+[a,M](分割ウインドウ)
[0054]図7に示されるとおり、受信ウインドウ630は、初期ウインドウWとして初期化され得る。この初期化によって、パケットウインドウは、区間[0,0]および[M−a,M]で構成される。この初期化は、以下のように表され得る:
b=0
a=M−w
BPN=0
[0055]受信機が、送信パケット番号(TPN)iを有するパケットを受信するとき、受信機は、実際のパケット番号を、iと、BPNとにもとづいて決定し得、BPNは、iが受信ウインドウ内にあるか否かにもとづいて調節され得る。パケットにおいて受信したTPN iにもとづいてパケット番号を算出するための受信手順が、図8に示されており、以下のように説明され得る。
単一ウインドウが存在する場合、
if i<a,BPNをMだけインクリメントする
PN(i)=BPN+i
else(すなわち、分割ウインドウが存在する場合)
if i<a,PN(i)=BPN+i
else, PN(i)=BPN+i−M
受信ウインドウWにないあらゆるiについて、b=iに設定し、上記の決定手順に従って新たなウインドウを決定する。
[0056]単一ウインドウまたは分割ウインドウを維持するのではなく、装置は、通常ウインドウ(regular window)Wおよび逆ウインドウ(inverse window)を維持し得る。図9に示されるとおり、通常ウインドウW900は、b≧wの場合に存在し得、逆ウインドウ910は、そうでない(すなわち、b<Wである)場合に存在し得る。パケットにおいて受信したTPN iにもとづいてパケット番号を算出するための受信手順が、図10に示されており、以下のように説明され得る。
if b≧w (ノーマルな受信ウインドウW)
if i<a (BPNのロールオーバーが発生)
BPN=BPN+M (BPNをインクリメント)
PN(i)=BPN+i (受信パケットのPNを決定)
else(すなわち、i≧a) (BPNのロールオーバーは発生せず)
PN(i)=BPN+i (受信パケットのPNを決定)
if i<a or i>b (iがWの外)
b=i (ウインドウの上方のエッジを更新)
else(すなわち、b<w) (逆受信ウインドウ
if i<a (現在のBPN)
PN(i)=BPN+i (受信パケットのPNを決定)
else (すなわち、i≧a)
PN(i)=BPN+i−M(以前のBPNから受信パケットの
PNを決定)

if i>b and i<a (iがの中)
b=i (ウインドウの上方のエッジを更新)
[0057]一実施形態においては、送信パケット番号(TPN)が、受信したMPDUのMACヘッダのシーケンス制御(SC)フィールドに含まれる通し番号(SN)であり得、受信したMPDUのパケット番号(PN)が、おそらくは以下の受信手順に従ったBPNの更新の後で、SCフィールドを基本パケット番号(BPN)と連結することによって生成され得る。パケットにて受信したSNにもとづいてパケット番号を算出するための受信手順は、以下のように説明され得る。パケットにて受信したTPN iにもとづいてパケット番号を算出するための受信手順は、図10に示され、以下のように説明され得る:
if b≧w
a=b−w
if(SN<a) then BPN=BPN+1
PN=SC││BPN
if not(a<SN<b) then b=SN

else(すなわち、b<w) then
a=b−w+M
if(SN<a) then PN=SC││BPN
if(SN≧a) then SN=SC││(BPN−1)
if(b<SN<a) then b=SN
ここで││は、連結(concatenation)を意味し、BPN+1は、すぐ上のBPN(next higher BPN)を意味し、BPN−1は、すぐ下のBPN(next lower BPN)を意味する。
[0058]BPNを1だけ増加させる受信パケットが、この後に認証に失敗する(すなわち、メッセージ完全性チェック(MIC)が失敗に終わる)場合、BPNの増加は取り消され得る(例えば、BPNがインクリメント前の値へと戻され得る)。認証に失敗したパケットは、古いパケットの可能性があり、それは、aよりも古い通し番号を有するパケットであり得る。典型的には、このような古いパケットは、すべての送信がBlock Ack再指令ウインドウ内にあり、Block Ack再指令ウインドウは通し番号ウインドウwよりも小さいので、送信されない。しかしながら、いくつかの実施例におけるように、古いパケットが誤って送信される場合、BPNを増加させる必要はない。いくつかの場合、認証に失敗するパケットは、BPNをインクリメントさせるべきではないときにBPNをインクリメントさせようとする意図で攻撃者によって故意に送信されたパケットであり得る。このようなBPNの変更により、BPNが誤りとなるため、この後に受信されるすべての通常のパケットについて認証および復号が失敗に終わり得る。このような状況は、サービス妨害の攻撃(denial of service attack)にあたる。パケットは、b≧wかつSN<a(ここで、a=b−wおよびSNはパケットの通し番号)の場合にBPNを1だけ増加させる。
[0059]上述の方法の種々の動作は、対応する機能を実行することができる任意の適切な手段によって実行され得る。手段として、これらに限られるわけではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、種々のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールが挙げられ得る。一般に、図面に示される動作が存在する場合、それらの動作は、同様の番号が付される対応する同等のミーンズプラスファンクション(means-plus-function)構成要素を有し得る。例えば、図5に示される動作500は、図5Aに示される手段500Aに相当する。
[0060]例えば、受信するための手段は、図2に示されるアクセスポイント110の受信機(例えば、受信機ユニット222)および/またはアンテナ224、あるいは図3に示される受信機312および/またはアンテナ316を備え得る。処理するための手段、決定するための手段、または算出するための手段は、処理システムを備え、処理システムは、図2に示したアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、および/またはコントローラ230、あるいは図3に示したプロセッサ304および/またはDSP320などの1つ以上のプロセッサを含み得る。
[0061]いくつかの場合、フレームを実際に送信するよりもむしろ、デバイスは、フレームを送信のために出力するインターフェイスを有し得る。例えば、プロセッサは、送信のための無線周波数(RF)フロントエンドへとバスインターフェイスを介してフレームを出力し得る。同様に、フレームを実際に受信するよりもむしろ、デバイスは、他のデバイスから受信されるフレームを取得するためのインターフェイスを有し得る。例えば、プロセッサは、受信のためのRFフロントエンドからバスインターフェイスを介してフレームを取得(または、受信)し得る。
[0062]特定の態様によれば、このような手段は、パケット番号を算出するための上述の種々のアルゴリズムを実行する(例えば、ハードウェアにて実行し、あるいはソフトウェア命令を実行することによって実行する)ことによって対応する機能を実行するように構成された処理システムによって実現され得る。
[0063]本明細書において使用されるとき、用語「決定する」は、幅広くさまざまな行為を包含する。例えば、「決定する」は、計算する、演算する、処理する、導出する、調査する、参照する(例えば、表、データベース、または他のデータ構造を参照する)、確かめる、などを含み得る。また、「決定する」は、受け取る(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ内のデータにアクセスする)、などを含み得る。さらに、「決定する」は、解決する、選択する、選ぶ、確立させる、などを含み得る。
[0064]本明細書において使用されるとき、アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」に言及する表現は、これらのアイテムの任意の組み合わせを指し、単独の場合も含む。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、およびaとbとcを包含するように意図される。
[0065]本発明に関連して説明される種々の例示の論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルな論理素子(PLD)、ディスクリートなゲートまたはトランジスタ論理回路、ディスクリートなハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書に記載の機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせによって実施または実行され得る。汎用のプロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代案においては、プロセッサが、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成など、コンピュータデバイスの組み合わせとしても実現され得る。
[0066]本発明に関連して説明される方法またはアルゴリズムの各ステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、または両者の組み合わせにて直接的に具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、技術的に公知の任意の形態の記憶媒体に位置し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例として、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、などが挙げられる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコード部分、異なるプログラム、および複数の記憶媒体に分散され得る。記憶媒体は、記憶媒体からの情報の読み出しおよび記録媒体への情報の書き込みがプロセッサにとって可能であるように、プロセッサへと接続され得る。代案においては、記憶媒体がプロセッサに一体化され得る。
[0067]本明細書に開示の方法は、記載の方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を備える。方法の各ステップおよび/または各動作を、特許請求の範囲の技術的範囲から離れることなく互いに入れ換えられ得る。換言すると、ステップまたは動作について特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲の技術的範囲から外れることなく変更され得る。
[0068]上述の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせにおいて実現され得る。ハードウェアにて実現される場合、典型的なハードウェアの構成は、ワイヤレスノードにおける処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを備えて実現され得る。バスは、処理システムの個々の用途および全体としての設計の制約事項に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサ、機械で読み取ることができる媒体、およびバスインターフェイスを含む種々の回路を互いに接続し得る。バスインターフェイスは、とりわけネットワークアダプタをバスを介して処理システムへと接続するために使用され得る。ネットワークアダプタが、PHY層の信号処理機能を実現するために使用され得る。ユーザ端末120(図1を参照)の場合、ユーザインターフェイス(例えば、キーパッド、表示装置、マウス、ジョイスティック、など)も、バスへと接続され得る。バスは、タイミングソース、周辺機器、電圧調整装置、電力管理回路、など、種々の他の回路も接続し得、それは、技術的に周知であり、したがってこれ以上は説明されない。
[0069]プロセッサは、機械にとって読み取り可能な媒体に保存されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび全体的な処理の管理を担当し得る。プロセッサは、1つ以上の汎用および/または専用のプロセッサにて実現され得る。例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路が挙げられる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはハードウェア記述言語、または他のやり方のいずれで呼ばれるにせよ、命令、データ、またはそれらの任意の組み合わせを意味するものと広く解釈されるべきである。機械にとって読み取り可能な媒体として、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読み出し専用メモリ)、PROM(プログラマブル読み出し専用メモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または任意の他の適切な記憶媒体、あるいはこれらの任意の組み合わせが挙げられ得る。機械にとって読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラム製品に具現化され得る。コンピュータプログラム製品は、梱包材料を備え得る。
[0070]ハードウェアの実施例においては、機械にとって読み取り可能な媒体が、プロセッサとは別の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者であれば、機械にとって読み取り可能な媒体またはこの任意の一部分が、処理システムの外部にあり得ることを、容易に理解できるであろう。例として、機械にとって読み取り可能な媒体として、いずれもバスインターフェイスを介してプロセッサよってアクセスされ得る伝送線、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別のコンピュータ製品が挙げられ得る。これに代え、あるいはこれに加えて、機械にとって読み取り可能な媒体またはこの任意の一部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルを有し得る場合など、プロセッサに一体化され得る。
[0071]処理システムは、プロセッサ機能をもたらす1つ以上のマイクロプロセッサと、機械にとって読み取り可能な媒体の少なくとも一部分をもたらす外部メモリとを有し、すべてが外部バスアーキテクチャを介して他の支持回路に接続される汎用の処理システムとして構成され得る。あるいは、処理システムは、プロセッサと、バスインターフェイスと、アクセス端末の場合のユーザインターフェイスと、支持回路と、機械にとって読み取り可能な媒体の少なくとも一部分とをただ1つのチップへと統合して備えるASIC(特定用途向け集積回路)にて実現され得、もしくは1つ以上のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲートロジック、ディスクリートなハードウェア構成要素、または任意の他の適切な回路、あるいは本明細書の各所に記載の種々の機能を実行することができる回路の任意の組み合わせにて実現され得る。当業者であれば、個々の用途および全体としてのシステムに課せられる全体的な設計の制約に応じて、処理システムの上述の機能を最も上手く実現するやり方を、理解できるであろう。
[0072]機械にとって読み取り可能な媒体は、いくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたときに処理システムに種々の機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含み得る。各々のソフトウェアモジュールは、ただ1つの記憶装置に位置し得、あるいは複数の記憶装置に分散され得る。例として、ソフトウェアモジュールは、引き金の事象が生じたときにハードドライブからRAMへとロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行時に、プロセッサは、アクセス速度の向上のために命令の一部をキャッシュへとロードし得る。したがって、1つ以上のキャッシュラインは、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルへとロードされ得る。以下でのソフトウェアモジュールの機能への言及において、このような機能が、このソフトウェアモジュールからの命令の実行時にプロセッサによって実現されることを、理解できるであろう。
[0073]ソフトウェアにて実現される場合、これらの機能は、コンピュータ読取可能媒体上の1つ以上の命令またはコードとして保存または伝達され得る。コンピュータ読取可能媒体は、或る場所から他の場所へのコンピュータプログラムの移動を促進する任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。これらに限られるわけではないが、例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、あるいは所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で保持または記憶するために使用することができ、コンピュータによるアクセスが可能である任意の他の媒体を備え得る。また、何らかの接続も、コンピュータ読取可能媒体と称することが妥当である。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の離れた供給源から、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、対より線、デジタル加入者線(DSL)、あるいは赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書において使用されるとき、ディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびBlu−ray(登録商標)ディスクを含み、ここでディスク(disk)が、通常はデータを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様において、コンピュータ読取可能媒体は、一時的でないコンピュータ読取可能媒体(例えば、有形の媒体)を備え得る。さらに、他の態様に関して、コンピュータ読取可能媒体は、一時的なコンピュータ読取可能媒体(例えば、信号)を備え得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0074]したがって、特定の態様は、本明細書に提示の動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、本明細書に記載の動作を実行するために1つ以上のプロセッサによって実行されることが可能である命令が保存(および/または、符号化)されたコンピュータ読取可能媒体を備え得る。特定の態様において、コンピュータプログラム製品は、梱包材料を含み得る。
[0075]さらに、本明細書に記載の方法および技術を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適当であればユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で得ることを、理解すべきである。例えば、このような装置を、本明細書に記載の方法を実行するための手段の伝達を促進するためにサーバへと接続することができる。あるいは、本明細書に記載の種々の方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理的な記憶媒体、など)によってもたらすことができ、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段が装置へと接続され、あるいは提供されたときに、種々の方法を得ることができる。さらに、装置へと本明細書に記載の方法および技術をもたらすための任意の他の適切な技術を利用することができる。
[0076]特許請求の範囲が、以上で説明した精密な構成および構成要素に限定されないことが、理解されるべきである。特許請求の範囲の技術的範囲から逸脱することなく、上述した方法および装置の構成、動作、および詳細に対し、様々な修正、変更、およびバリエーションが考えられ得る。
[0076]特許請求の範囲が、以上で説明した精密な構成および構成要素に限定されないことが、理解されるべきである。特許請求の範囲の技術的範囲から逸脱することなく、上述した方法および装置の構成、動作、および詳細に対し、様々な修正、変更、およびバリエーションが考えられ得る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための装置であって、
送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するように構成されたインターフェイスと、
処理システムであって、
基本パケット番号(BPN)を維持することと、
第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められた受信ウインドウを維持することと、
前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
を行うように構成された処理システムと、
を備える装置。
[C2]
前記処理システムは、前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
として維持するように構成されている、上記C1に記載の装置。
[C3]
前記値iの決定は、
前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定すること、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
を備える、上記C2に記載の装置。
[C4]
単一ウインドウが存在する場合に、前記処理システムは、
i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせ、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出する、
ように構成されている、上記C2に記載の装置。
[C5]
前記処理システムは、
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出し、
前記検出に応答して前記BPNをインクリメントする前の値へと戻す、
ようにさらに構成されている、上記C4に記載の装置。
[C6]
分割ウインドウが存在する場合に、前記処理システムは、前記パケットの前記PNを、
i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
として算出するように構成されている、上記C2に記載の装置。
[C7]
前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、前記処理システムは、b=iを設定し、かつ
b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
ことによって、前記受信ウインドウを更新するように構成されている、上記C2に記載の装置。
[C8]
前記処理システムは、b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化するようにさらに構成され、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、上記C1に記載の装置。
[C9]
前記処理システムは、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
として維持するように構成されている、上記C1に記載の装置。
[C10]
前記値iの決定は、
前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定すること、
を備える、上記C9に記載の装置。
[C11]
b≧wの場合に、前記処理システムは、
i<aの場合、BPNをMだけインクリメントさせ、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
i<aの場合またはi>bの場合、b=iを設定する、
ように構成されている、上記C9に記載の装置。
[C12]
前記処理システムは、
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出し、
前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻す、
ようにさらに構成されている、上記C11に記載の装置。
[C13]
b<wの場合に、前記処理システムは、
i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−Mとして算出し、
i<aかつi>bの場合、b=iを設定する、
ように構成されている、上記C9に記載の装置。
[C14]
ワイヤレス通信のための方法であって、
送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、
基本パケット番号(BPN)を維持することと、
第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
を備える方法。
[C15]
前記受信ウインドウを維持することは、前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
として維持することを備える、上記C14に記載の方法。
[C16]
前記値iを決定することは、
前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定すること、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
を備える、上記C15に記載の方法。
[C17]
単一ウインドウが存在する場合に、
i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせることと、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
をさらに備える、上記C15に記載の方法。
[C18]
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出することと、
前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すことと、
をさらに備える、上記C17に記載の方法。
[C19]
分割ウインドウが存在する場合に、前記パケットの前記PNを、
i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
として算出することを備える、上記C15に記載の方法。
[C20]
前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、b=iを設定し、かつ
b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
ことによって、前記受信ウインドウを更新することをさらに備える、上記C15に記載の方法。
[C21]
b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化すること、をさらに備え、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、上記C14に記載の方法。
[C22]
前記受信ウインドウを維持することは、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
として維持することを備える、上記C14に記載の方法。
[C23]
前記値iを決定することは、
前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定すること、
を備える、上記C22に記載の方法。
[C24]
b≧wの場合に、
i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせることと、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
i<aの場合またはi>bの場合にb=iを設定することと、
をさらに備える上記C22に記載の方法。
[C25]
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出することと、
前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すことと、
をさらに備える、上記C24に記載の方法。
[C26]
b<wの場合に、
i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−1として算出することと、
i<aかつi>bの場合、b=iを設定することと、
を備える、上記C22に記載の方法。
[C27]
ワイヤレス通信のための装置であって、
送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するための手段と、
基本パケット番号(BPN)を維持するための手段と、
第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持するための手段と、
前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定するための手段と、
前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するための手段と、
を備える装置。
[C28]
前記受信ウインドウを維持するための手段は、
前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
として維持するための手段、
を備える、上記C27に記載の装置。
[C29]
前記値iを決定するための手段は、
前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定するための手段、または
前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定するための手段、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
を備える、上記C28に記載の装置。
[C30]
単一ウインドウが存在する場合に、
i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせ、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出する、
ための手段をさらに備える、上記C28に記載の装置。
[C31]
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出するための手段と、
前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すための手段と、
をさらに備える、上記C30に記載の装置。
[C32]
分割ウインドウが存在する場合に、前記パケットの前記PNを、
i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
として算出するための手段、
を備える、上記C28に記載の装置。
[C33]
前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、b=iを設定し、かつ
b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
ことによって、前記受信ウインドウを更新するための手段、
をさらに備える、上記C28に記載の装置。
[C34]
b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化するための手段、をさらに備え、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、上記C27に記載の装置。
[C35]
前記受信ウインドウを維持するための手段は、前記受信ウインドウを、
b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
として維持するための手段、を備える、上記C27に記載の装置。
[C36]
前記値iを決定するための手段は、
前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定するための手段、または
前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定するための手段、
を備える、上記C35に記載の装置。
[C37]
b≧wの場合に、
i<aの場合、BPNをMだけインクリメントさせ、
前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
i<aの場合またはi>bの場合、b=iを設定する、
ための手段、
をさらに備える、上記C35に記載の装置。
[C38]
前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出するための手段と、
前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すための手段と、
をさらに備える、上記C37に記載の装置。
[C39]
b<wの場合に、
i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−Mとして算出し、
i<aかつi>bの場合、b=iを設定する、
ための手段、
を備える、上記C35に記載の装置。
[C40]
ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、
基本パケット番号(BPN)を維持することと、
第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
のための命令を記録したコンピュータ読取可能記録媒体を備えている、プログラム製品。
[C41]
ワイヤレス局であって、
少なくとも1つのアンテナを介して、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するように構成された受信機と、
処理システムであって、
基本パケット番号(BPN)を維持することと、
第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
を行うように構成された処理システムと、
を備えるワイヤレス局。

Claims (41)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するように構成されたインターフェイスと、
    処理システムであって、
    基本パケット番号(BPN)を維持することと、
    第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められた受信ウインドウを維持することと、
    前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
    前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
    を行うように構成された処理システムと、
    を備える装置。
  2. 前記処理システムは、前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
    b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
    として維持するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記値iの決定は、
    前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
    前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定すること、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    を備える、請求項2に記載の装置。
  4. 単一ウインドウが存在する場合に、前記処理システムは、
    i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせ、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出する、
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
  5. 前記処理システムは、
    前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出し、
    前記検出に応答して前記BPNをインクリメントする前の値へと戻す、
    ようにさらに構成されている、請求項4に記載の装置。
  6. 分割ウインドウが存在する場合に、前記処理システムは、前記パケットの前記PNを、
    i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
    i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
    として算出するように構成されている、請求項2に記載の装置。
  7. 前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、前記処理システムは、b=iを設定し、かつ
    b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
    b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    ことによって、前記受信ウインドウを更新するように構成されている、請求項2に記載の装置。
  8. 前記処理システムは、b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化するようにさらに構成され、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記処理システムは、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
    b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
    として維持するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  10. 前記値iの決定は、
    前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
    前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定すること、
    を備える、請求項9に記載の装置。
  11. b≧wの場合に、前記処理システムは、
    i<aの場合、BPNをMだけインクリメントさせ、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
    i<aの場合またはi>bの場合、b=iを設定する、
    ように構成されている、請求項9に記載の装置。
  12. 前記処理システムは、
    前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出し、
    前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻す、
    ようにさらに構成されている、請求項11に記載の装置。
  13. b<wの場合に、前記処理システムは、
    i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
    i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−Mとして算出し、
    i<aかつi>bの場合、b=iを設定する、
    ように構成されている、請求項9に記載の装置。
  14. ワイヤレス通信のための方法であって、
    送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、
    基本パケット番号(BPN)を維持することと、
    第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
    前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
    前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
    を備える方法。
  15. 前記受信ウインドウを維持することは、前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
    b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
    として維持することを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記値iを決定することは、
    前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
    前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定すること、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    を備える、請求項15に記載の方法。
  17. 単一ウインドウが存在する場合に、
    i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせることと、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  18. 前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出することと、
    前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すことと、
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 分割ウインドウが存在する場合に、前記パケットの前記PNを、
    i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
    i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
    として算出することを備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、b=iを設定し、かつ
    b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
    b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    ことによって、前記受信ウインドウを更新することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  21. b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化すること、をさらに備え、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、請求項14に記載の方法。
  22. 前記受信ウインドウを維持することは、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
    b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
    として維持することを備える、請求項14に記載の方法。
  23. 前記値iを決定することは、
    前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定すること、または
    前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定すること、
    を備える、請求項22に記載の方法。
  24. b≧wの場合に、
    i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせることと、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
    i<aの場合またはi>bの場合にb=iを設定することと、
    をさらに備える請求項22に記載の方法。
  25. 前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出することと、
    前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すことと、
    をさらに備える、請求項24に記載の方法。
  26. b<wの場合に、
    i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出することと、
    i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−1として算出することと、
    i<aかつi>bの場合、b=iを設定することと、
    を備える、請求項22に記載の方法。
  27. ワイヤレス通信のための装置であって、
    送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するための手段と、
    基本パケット番号(BPN)を維持するための手段と、
    第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持するための手段と、
    前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定するための手段と、
    前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出するための手段と、
    を備える装置。
  28. 前記受信ウインドウを維持するための手段は、
    前記第1のエッジaを下方のエッジとし、前記第2のエッジbを上方のエッジとして、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記下方のエッジaおよび上方のエッジbの間の連続セグメントを有する単一ウインドウ、ここにおいて、wは前記受信ウインドウの幅である、または
    b<wの場合、不連続なセグメントを有する分割ウインドウ
    として維持するための手段、
    を備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記値iを決定するための手段は、
    前記受信ウインドウが単一ウインドウとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定するための手段、または
    前記受信ウインドウが分割ウインドウとして維持される場合に0≦i≦bまたはa≦i≦Mであるか否かを決定するための手段、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    を備える、請求項28に記載の装置。
  30. 単一ウインドウが存在する場合に、
    i<aの場合にBPNをMだけインクリメントさせ、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出する、
    ための手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  31. 前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出するための手段と、
    前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すための手段と、
    をさらに備える、請求項30に記載の装置。
  32. 分割ウインドウが存在する場合に、前記パケットの前記PNを、
    i<aの場合、PN(i)=BPN+i、または
    i≧aの場合、PN(i)=BPN+i−M
    として算出するための手段、
    を備える、請求項28に記載の装置。
  33. 前記値iが前記受信ウインドウの外側である場合に、b=iを設定し、かつ
    b≧wの場合、a=b−wを設定する、または
    b<wの場合、a=b+M−wを設定する、ここで、Mは前記ウインドウの上限である、
    ことによって、前記受信ウインドウを更新するための手段、
    をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  34. b=0を設定し、かつa=M−wを設定することによって、前記受信ウインドウを初期化するための手段、をさらに備え、ここでwは、前記受信ウインドウの幅であり、Mは、前記ウインドウの上限である、請求項27に記載の装置。
  35. 前記受信ウインドウを維持するための手段は、前記受信ウインドウを、
    b≧wの場合、前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメント、ここでwは、前記連続セグメントの幅である、または
    b<wの場合、前記第2のエッジbを下方のエッジとしておよび前記第1のエッジaを上方のエッジとして有する逆ウインドウ、
    として維持するための手段、を備える、請求項27に記載の装置。
  36. 前記値iを決定するための手段は、
    前記受信ウインドウが前記第1のエッジaを下方のエッジとしておよび前記第2のエッジbを上方のエッジとして有する連続セグメントとして維持される場合にa≦i≦bであるか否かを決定するための手段、または
    前記受信ウインドウが逆ウインドウとして維持される場合にb≦i≦aであるか否かを決定するための手段、
    を備える、請求項35に記載の装置。
  37. b≧wの場合に、
    i<aの場合、BPNをMだけインクリメントさせ、
    前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
    i<aの場合またはi>bの場合、b=iを設定する、
    ための手段、
    をさらに備える、請求項35に記載の装置。
  38. 前記パケットが認証チェックに失敗したことを検出するための手段と、
    前記検出に応答してBPNをインクリメントする前の値へと戻すための手段と、
    をさらに備える、請求項37に記載の装置。
  39. b<wの場合に、
    i<aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+iとして算出し、
    i≧aの場合、前記パケットの前記PNをPN(i)=BPN+i−Mとして算出し、
    i<aかつi>bの場合、b=iを設定する、
    ための手段、
    を備える、請求項35に記載の装置。
  40. ワイヤレス通信のためのプログラム製品であって、
    送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信することと、
    基本パケット番号(BPN)を維持することと、
    第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
    前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
    前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
    のための命令を記録したコンピュータ読取可能記録媒体を備えている、プログラム製品。
  41. ワイヤレス局であって、
    少なくとも1つのアンテナを介して、送信パケット番号(TPN)を有するパケットを受信するように構成された受信機と、
    処理システムであって、
    基本パケット番号(BPN)を維持することと、
    第1のエッジaと第2のエッジbとによって定められる受信ウインドウを維持することと、
    前記受信ウインドウの前記第1のエッジaまたは前記第2のエッジbのうちの少なくとも1つに対する前記TPNの値iを決定することと、
    前記TPN、前記BPN、および前記決定にもとづいて、前記パケットについてパケット番号(PN)を算出することと、
    を行うように構成された処理システムと、
    を備えるワイヤレス局。
JP2016539961A 2013-12-17 2014-11-27 パケット番号決定機構 Active JP6144433B2 (ja)

Applications Claiming Priority (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361917036P 2013-12-17 2013-12-17
US61/917,036 2013-12-17
US201361918838P 2013-12-20 2013-12-20
US61/918,838 2013-12-20
US201461925434P 2014-01-09 2014-01-09
US61/925,434 2014-01-09
US201461929303P 2014-01-20 2014-01-20
US61/929,303 2014-01-20
US14/554,265 2014-11-26
US14/554,265 US9374201B2 (en) 2013-12-17 2014-11-26 Packet number determination mechanism
PCT/US2014/067795 WO2015094620A1 (en) 2013-12-17 2014-11-27 Packet number determination mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017500808A true JP2017500808A (ja) 2017-01-05
JP6144433B2 JP6144433B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=53369787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016539961A Active JP6144433B2 (ja) 2013-12-17 2014-11-27 パケット番号決定機構

Country Status (14)

Country Link
US (1) US9374201B2 (ja)
EP (1) EP3085034A1 (ja)
JP (1) JP6144433B2 (ja)
KR (1) KR101666140B1 (ja)
CN (1) CN105814851B (ja)
BR (1) BR112016013939B1 (ja)
CA (1) CA2929960C (ja)
CR (1) CR20160323A (ja)
DO (1) DOP2016000146A (ja)
GT (1) GT201600130A (ja)
NI (1) NI201600082A (ja)
TN (1) TN2016000216A1 (ja)
TW (1) TWI561033B (ja)
WO (1) WO2015094620A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020126629A1 (en) * 2001-02-09 2002-09-12 Jiang Sam Shiaw-Shiang Determination of acceptable sequence number ranges in a communications protocol
US20040062248A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-01 Ramesh Nagarajan Sequence number schemes for acceptance/rejection of duplicated packets in a packet-based data network
JP2009536510A (ja) * 2006-05-04 2009-10-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド ロバストヘッダ圧縮における局部的修復を向上させる方法およびシステム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095729B2 (en) * 2000-12-22 2006-08-22 Intel Corporation Method for multimedia communication over packet channels
JP3815458B2 (ja) * 2002-12-18 2006-08-30 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US6965564B2 (en) * 2003-02-14 2005-11-15 America Online, Inc. Wireless datagram transaction protocol system
JP4671771B2 (ja) * 2005-06-10 2011-04-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信装置及び無線通信方法
JP4675167B2 (ja) * 2005-06-14 2011-04-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ チャネル割り当て方法、無線通信システム、基地局装置、ユーザ端末
CN100463445C (zh) * 2005-08-09 2009-02-18 大唐移动通信设备有限公司 数据包序列号计算方法及数据包传输方法
JP2009532954A (ja) * 2006-03-31 2009-09-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド 高速メディアアクセス制御に関するメモリ管理
US9515925B2 (en) * 2011-05-19 2016-12-06 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for media access control header compression
US20130128809A1 (en) * 2011-05-19 2013-05-23 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for media access control header compression

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020126629A1 (en) * 2001-02-09 2002-09-12 Jiang Sam Shiaw-Shiang Determination of acceptable sequence number ranges in a communications protocol
US20040062248A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-01 Ramesh Nagarajan Sequence number schemes for acceptance/rejection of duplicated packets in a packet-based data network
JP2009536510A (ja) * 2006-05-04 2009-10-08 クゥアルコム・インコーポレイテッド ロバストヘッダ圧縮における局部的修復を向上させる方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20160096186A (ko) 2016-08-12
CR20160323A (es) 2016-10-24
CN105814851B (zh) 2017-06-23
TN2016000216A1 (en) 2017-10-06
NI201600082A (es) 2016-08-09
TWI561033B (en) 2016-12-01
BR112016013939B1 (pt) 2022-08-16
JP6144433B2 (ja) 2017-06-07
EP3085034A1 (en) 2016-10-26
CA2929960C (en) 2018-01-30
WO2015094620A1 (en) 2015-06-25
US20150172004A1 (en) 2015-06-18
TW201528730A (zh) 2015-07-16
CA2929960A1 (en) 2015-06-25
DOP2016000146A (es) 2016-10-16
US9374201B2 (en) 2016-06-21
BR112016013939A2 (ja) 2017-08-08
GT201600130A (es) 2018-11-27
KR101666140B1 (ko) 2016-10-13
CN105814851A (zh) 2016-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6158357B2 (ja) 確認応答(ack)タイプ指示および延期時間決定
JP6165975B2 (ja) ビーコンインジケーションターゲットウェイクアップ時間(twt)
JP2013535879A (ja) マルチユーザ多入力多出力(mu−mimo)のためのチャネル状態情報(csi)フィードバック・プロトコル
JP6309638B2 (ja) Phyレイヤとmacレイヤとの間のシグナリング
JP2016521526A (ja) ターゲットウェイクアップ時間(twt)グループ化変更
US10104553B2 (en) Protected control frames
JP6266794B2 (ja) フレーム中の帯域幅指示
JP2018506202A (ja) 即時応答を可能にするための送信技法
JP6844042B2 (ja) 大きい媒体アクセス制御サービスデータユニット(msdu)配信
JP2014502455A (ja) Tvホワイトスペースデバイスのための電力制御
JP6367221B2 (ja) ショートmacヘッダを使用するパケットのセキュリティ
JP2017539175A (ja) ミックスされたphyおよびmacシグナリングを使用する即時応答リソース割り振り
EP3036842A1 (en) Association limit in relay network
JP6144433B2 (ja) パケット番号決定機構
JP6363167B2 (ja) サブフレームフォーマット・インジケーションフィールド

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160815

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160815

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20161104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6144433

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250