JP2017500087A - 生検ツールを標的場所にナビゲートし、生検ツールを使用して組織サンプルを採取するためのデバイス、システム、および方法 - Google Patents

生検ツールを標的場所にナビゲートし、生検ツールを使用して組織サンプルを採取するためのデバイス、システム、および方法 Download PDF

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Abstract

生検ツールは、遠位端を画定する細長い可撓性本体と、細長い可撓性本体の遠位端に配置される遠位生検部材とを含む。生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成される、センサアセンブリを組み込む。生検部材は、窓を画定し、窓の両側に配置される第1および第2の縦方向に延びる面を含む、組織受け取り部分を有する。面は、それらの間に鋭角的な内角を画定するように、互に向かって内向きに傾斜している。各面は、鋭い切断刃を画定する。鋭い切断刃は、窓の両側に配置される。面は、鋭い切断刃が近位から遠位の方向へ次第に互に接近し、先端点において頂点を成すように位置付けられる。

Description

本開示は、生検サンプリングに関し、より具体的には、生検ツールを標的場所にナビゲートし、生検ツールを使用して組織サンプルを採取するためのデバイス、システム、および方法に関する。
気管支鏡は、患者の鼻または口を通して患者の気道に挿入される。典型的な気管支鏡は、気管支鏡の先端より遠位の領域を照射するための照明アセンブリと、気管支鏡の先端からビデオ画像を提供するための撮像アセンブリと、それを通して、器具、例えば、生検ツール等の診断用器具および/またはアブレーションプローブ等の治療用器具が挿入されることができる、作業チャネルとを有する細長い可撓性管を含む。
気管支鏡は、それらのサイズにより、気道を通してどこまで前進させられ得るかが限定される。気管支鏡が大きすぎて肺の奥深くにある標的場所に到達できない場合、多くの場合、気管支鏡の端部から標的場所までナビゲートするために、シースによって包まれた場所特定可能ガイド(「LG」)が利用される。つまり、LGは、ナビゲーションシステムとともに、LGが気道を通して前進させられる場合、LGの位置および向きが追跡されることを可能にする。
使用時、LG/シースの組み合わせは、気管支鏡の作業チャネルを通して患者の気道に挿入される。LGがナビゲーションシステムによって提供される位置および向き追跡によって補助されて標的場所までナビゲートされると、LGは、シースを通して後退させられ、定位置にシースを残す。LGが後退させられると、シースは、多くの場合、気管支鏡の作業チャネルの延長として効果的に機能するため、延長作業チャネル(「EWC」)と称される。
LGがEWCから後退させられると、EWCは、作業ツール、例えば、生検ツール、アブレーションプローブ等を標的場所まで誘導するための手段として使用され得る。しかしながら、LGがEWCから除去されると、追跡はもはや提供されなくなり、したがって、オペレータは、標的場所に固定されたままであるEWCに依拠して盲目的に操作していることになる。標的場所における作業ツールの再配置は、同様に、誘導を伴わずに行われるように要求される。
本明細書で使用される場合、「遠位」という用語が、ユーザからより遠い、説明されている部分を指す一方で、「近位」という用語は、ユーザにより近い、説明されている部分を指す。さらに、一貫性のある程度に、本明細書に詳述される側面および特徴のうちのいずれかは、本明細書に詳述される他の側面および特徴のうちのいずれかまたは全てと併せて使用され得る。
本開示に従って提供される生検ツールは、遠位端を画定する細長い可撓性本体と、細長い可撓性本体の遠位端に配置される遠位生検部材とを含む。遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含むセンサアセンブリを組み込む。遠位生検部材は、窓を画定し、窓の両側に配置される第1および第2の縦方向に延びる面を含む組織受け取り部分を有する。面は、それらの間に鋭角的な内角を画定するように、互に向かって内向きに傾斜している。各面は、鋭い切断刃を画定する。鋭い切断刃は、窓の両側に配置される。面は、鋭い切断刃が近位から遠位の方向へ次第に互に接近し、先端点において頂点を成すように位置付けられる。
側面では、遠位生検部材の組織受け取り部分は、組織受け取り部分の近位および遠位端において近位および遠位肩部を画定するように、遠位生検部材の本体に対して凹所に置かれている。
側面では、遠位生検部材は、窓に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成される。
本開示に従って提供される別の生検ツールは、上記と同様に、遠位端を画定する細長い可撓性本体と、細長い可撓性本体の遠位端に配置される遠位生検部材とを含む。遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含む、センサアセンブリを組み込む。遠位生検部材は、中空構成を画定する外側部材と、シャフトおよび遠位端キャップを含む内側部材とを含む。内側部材は、シャフトが外側部材内に配置され、遠位端キャップが少なくとも部分的に外側部材内に配置されている後退位置と、遠位端キャップが外側部材から遠位に間隔を置かれるように、遠位端キャップおよびシャフトが外側部材から遠位に延びている延長位置との間で、外側部材に対してスライド可能である。遠位端キャップは、組織貫通を促進するように構成されている尖った遠位先端、および後退位置に向かう内側部材の帰還時に遠位端キャップと外側部材との間に配置されている組織を切断することを促進するように構成される鋭い近位周縁を画定する。
側面では、内側部材は、後退位置に向かう内側部材の帰還時に遠位端キャップと外側部材との間に配置されている組織を切断することをさらに促進するように、外側部材に対して回転可能である。
側面では、遠位端キャップは、その中に組織サンプルの一部を受け取るように構成されている中空内部を画定する。
本開示に従って提供されるさらに別の生検ツールは、上記と同様に、遠位端を画定する細長い可撓性本体と、細長い可撓性本体の遠位端に配置される遠位生検部材とを含む。遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含むセンサアセンブリを組み込む。遠位生検部材は、外側部材と、内側部材とを含む。外側部材は、遠位端キャップを画定し、遠位端キャップに向かって頭部の側壁を通って延びている口を有する頭部を含む。内側部材は、外側部材内に配置され、外側部材の口に隣接して位置付けられている鋭い周縁を有する、開放遠位端を画定する。
側面では、内側部材は、外側部材に対して固定される。代替として、内側部材は、外側部材に対して回転可能であり得る。
側面では、遠位生検部材は、内側部材の開放遠位端に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成される。
本開示に従って提供されるなおもさらに別の生検ツールは、上記と同様に、遠位端を画定する細長い可撓性本体と、細長い可撓性本体の遠位端に配置される遠位生検部材とを含む。遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含むセンサアセンブリを組み込む。遠位生検部材は、外側部材と、内側部材とを含む。外側部材は、遠位端キャップを画定し、遠位端キャップに向かって頭部の側壁を通って延びる第1の口を有する頭部を含む。内側部材は、外側部材内に配置される。内側部材は、内側部材の側壁を通って延び、第1の口に隣接して位置付けられる第2の口を画定する。内側部材はさらに、第2の口の周囲に配置されている鋭い周縁を含む。
側面では、内側部材は、外側部材に対して固定される。代替として、内側部材は、少なくとも、整列位置、部分的重複位置、および塞いだ位置の間で第1ならびに第2の口を移動させるように、外側部材に対して回転可能であり得る。
側面では、遠位生検部材は、内側部材の第2の口に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成される。
本開示の種々の側面および特徴が、図面を参照して以下で説明される。
図1は、生検ツールを標的場所にナビゲートし、生検ツールを使用して組織サンプルを採取するために構成される、本開示に従って提供されるシステムの斜視図である。 図2は、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールの一実施形態の遠位端の斜視図である。 図3は、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールの別の実施形態の遠位端の斜視図である。 図4Aは、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールの別の実施形態の遠位端の斜視図である。 図4Bは、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールのさらに別の実施形態の遠位端の斜視図である。 図5Aは、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールのなおも別の実施形態の遠位端の斜視図である。 図5Bは、本開示に従って提供され、図1のシステムとともに使用するために構成される、生検ツールのなおもさらに別の実施形態の遠位端の斜視図である。 図6は、本開示の生検ツールのうちのいずれかとともに使用するために構成される、センサの実施形態の斜視図である。 図7は、本開示の生検ツールのうちのいずれかとともに使用するために構成される、センサの別の実施形態の斜視図である。 図8は、本開示の生検ツールのうちのいずれかとともに使用するために構成される、センサのさらに別の実施形態の斜視図である。 図9は、患者の気道を通して生検ツールを追跡するための図1のシステムとともに使用するために構成される、伝送機マットの分解斜視図である。
生検ツールを標的場所にナビゲートし、生検ツールを使用して組織サンプルを採取するためのデバイス、システム、および方法が、本開示に従って提供され、以下で詳細に説明される。本開示の種々の生検ツールは、各々が、例えば、概して、可撓性本体と、可撓性本体の遠位端に配置される生検部材と、生検ツールに組み込まれ、生検部材に隣接して近位に位置付けられるセンサアセンブリとを含む。生検部材は、組織サンプルを採取することを促進するように構成される。センサアセンブリは、生検部材の現在の場所の決定を可能にし、したがって、標的組織への生検部材のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材の操作を促進する。そのようなデバイス、そのようなデバイスを組み込むシステム、および同システムを使用する方法の詳細な実施形態は、以下で説明される通りである。しかしながら、これらの詳細な実施形態は、種々の形態で具現化され得る、本開示の実施例にすぎない。
図1を参照すると、本開示に従って提供され、標的組織への経路を計画し(計画段階)、位置付けアセンブリを標的組織にナビゲートし(ナビゲーション段階)、生検ツールを標的組織にナビゲートし、生検ツールを使用して標的組織から組織サンプルを採取する(生検段階)ために構成される、システムが、概して、参照数字10によって識別されて示される。システム10は、概して、患者「P」を支持するように構成される手術台40と、患者の口を通して患者の気道に挿入するために構成される気管支鏡50と、気管支鏡50から受信されるビデオ画像を表示するために気管支鏡50に連結される監視機器60と、追跡モジュール72、複数の基準センサ74、および伝送機マット76を含む追跡システム70と、経路計画、標的組織の識別、および標的組織へのナビゲーションを促進するために使用されるソフトウェアおよび/またはハードウェアを含むコンピュータ80と、LG92およびEWC96を含む位置付けアセンブリ90と、例えば、後続の診断試験のために、組織サンプルを採取するように動作可能な生検ツール100とを含む。計画およびナビゲーション段階が、最初に以下で詳述され、その後に、本開示に従って提供される生検ツールおよび生検段階を行う際のシステム10と併せたそのような生検ツールの使用の詳細な説明が続くであろう。
計画段階に関して、コンピュータ80は、患者の気道の3次元モデルを生成して視認するために、コンピュータ断層撮影(CT)画像データを利用し、(自動的に、半自動的に、または手動で)3次元モデル上で標的組織の識別を可能にし、患者の気道を通した標的組織への経路の選択を可能にする。より具体的には、CTスキャンは、処理されて3次元CT体積に組み立てられ、これは、次いで、患者の気道の3次元モデルを生成するために利用される。3次元モデルは、コンピュータ80に関連付けられるディスプレイモニタ上で、または任意の他の好適な様式で表示され得る。コンピュータ80を使用して、3次元モデルの種々の図が提供され得、および/または3次元モデルは、3次元モデル上の標的組織の識別および標的組織にアクセスするための患者の気道を通る好適な経路の選択を促進するように操作され得る。選択されると、経路は、ナビゲーション段階中に使用するために保存される。
図1を続けて参照すると、患者「P」は、気管支鏡50が患者の口を通して患者の気道に挿入された状態で手術台40の上に横たわって示されている。気管支鏡50は、照明源と、ビデオ撮像システム(明示的に示されていない)とを含み、気管支鏡50のビデオ撮像システムから受信されるビデオ画像を表示するために、監視機器60、例えば、ビデオディスプレイに連結される。
ナビゲーション段階に関して、例えば、それらの各々の内容全体が参照することによって本明細書に組み込まれる、米国特許第6,188,355号ならびに公開PCT出願第WO 00/10456号および第WO 01/67035号で開示されているものに類似する、6自由度電磁追跡システム70、または他の好適な位置測定システムが、位置合わせおよびナビゲーションを行うために利用されるが、他の構成も考慮される。追跡システム70は、追跡モジュール72と、複数の基準センサ74と、伝送機マット76とを含む。追跡システム70は、以下で詳述されるように、位置付けアセンブリ90および生検ツール100とともに使用するために構成される。位置付けアセンブリ90は、センサ94を組み込む操向可能遠位先端93を有するLG92と、EWC96と、ハンドル98とを含む。(LG92およびEWC96は、代替として、気管支鏡50を伴わずに使用され得るが)LG92およびEWC96は、気管支鏡50の作業チャネルを通して患者の気道に挿入するために構成され、係止機構99によって互に対して選択的に係止可能である。LG92の操向可能遠位先端93は、患者の気道を通してLG92の遠位先端93およびEWC96を操作することを促進するように、例えば、ハンドル98と遠位先端93との間に連結された複数の操向ワイヤ(図示せず)を使用して、任意の好適な様式で操向するために構成され得る。LG92の遠位先端93はさらに、特定の目的に応じて、静止、線形、曲線、または傾斜構成を画定し得る。センサ94は、LG92の遠位先端93と統合され、基準座標系に対して6自由度で遠位先端93の位置および向きの監視を可能にする。LG92のセンサ94は、以下で詳述されるセンサのうちのいずれかと同様に構成され得る(図6−8参照)。
図1に示されるように、伝送機マット76は、患者「P」の下に位置付けられる。伝送機マット76の内部構成は、図9を参照して以下で詳述されるであろう。伝送機マット76および複数の基準センサ74は、6自由度で各センサ74の場所を導出する追跡モジュール72と相互接続される。基準センサ74のうちの1つ以上のものは、患者「P」の胸部に取り付けられる。基準センサ74の6自由度座標は、それらが患者座標系を計算するために使用される、(適切なソフトウェアを含む)コンピュータ80に送信される。位置合わせは、以下で詳述されるように、概して、3次元モデルおよび患者の気道の両方の中の場所を識別し、両方のシステムにおいて座標を測定することによって行われる。そのような位置合わせ技法のさらなる詳細は、その内容全体が参照することによって本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2011/0085720号で見出されることができるが、他の好適な位置合わせ技法も考慮される。伝送機マット76、および場所データを決定するためのその使用の例示的実施形態が、以下で詳述される。
使用時、ナビゲーション段階に関して、LG92は、センサ94がEWC96の遠位端から突出するようにEWC96に挿入される。次いで、LG92およびEWC96は、係止機構99を介して一緒に係止される。次いで、LG92は、EWC96とともに、気管支鏡50を通して患者「P」の気道に挿入され、LG92およびEWC96は、気管支鏡50を通して患者「P」の気道の中へ互に協調して移動する。自動位置合わせが、患者「P」の気道を通してLG92を移動させることによって行われる。より具体的には、LG92が気道を通して移動している間のセンサ94の場所に関するデータが、伝送機マット76、基準センサ74、および追跡モジュール72を使用して記録される。この場所データに起因する形状は、計画段階において生成された3次元モデルの通路の内部幾何学形状と比較され、比較に基づく形状と3次元モデルとの間の場所相関は、例えば、コンピュータ80上のソフトウェアを利用して決定される。加えて、ソフトウェアは、3次元モデル内の非組織空間(例えば、空気で充填された空洞)を識別する。ソフトウェアは、記録された場所データおよびLG92が患者の気道内の非組織空間中に位置したままであるという仮定に基づいて、LG92のセンサ94の場所を表す画像を3次元モデルの画像と整列させるか、または位置合わせする。これは、ナビゲーション段階の位置合わせ部分を完了する。
依然として図1を参照すると、計画段階が完了する、例えば、標的組織が識別されてそこへの経路が選択され、位置合わせが完了すると、システム10は、患者の気道を通してLG92を標的組織にナビゲートするために利用され得る。そのようなナビゲーションを促進するために、コンピュータ80、監視機器60、および/または任意の他の好適なディスプレイは、LG92のセンサ94の現在の場所から標的組織までの選択された経路を含む、3次元モデルを表示するように構成され得る。追跡システム70を使用する標的組織へのLG92のナビゲーションは、標的組織への生検ツール100のナビゲーションに関して以下で詳述されるものに類似し、したがって、簡潔にする目的でここでは詳述されない。
LG92が失敗なく標的組織にナビゲートされ、ナビゲーション段階を完了すると、LG92がEWC96から解除されて除去され得、生検ツール100を標的組織に誘導するためのガイドチャネルとしてEWC96を定位置に残す。生検ツールの種々の実施形態の詳細は、生検段階における同ツールの使用とともに、以下で説明される。
ここで図1と併せて図2を参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの一実施形態が、概して、参照数字100によって識別されて示されている。以下で詳述されるように、生検ツール100はさらに、標的組織への生検ツール100のナビゲーションおよび/または組織サンプルを採取するように標的組織に対して操作される場合の生検ツール100の追跡を促進するように、追跡システム70と併せて使用するために構成される。位置合わせおよびナビゲーションは、位置付けアセンブリ90のLG92に関して上記で詳述されるが、また、LG92に関して上記で詳述されるものと同様に、LG92が排除され、生検ツール100自体が位置合わせおよびナビゲーションに利用されることが想定される。
図1で最も良く示されるような生検ツール100は、概して、近位ハンドル部分120と剛体の遠位生検部材130とを相互接続する細長い可撓性本体110を含む。近位ハンドル部分120は、例えば、気管支鏡50およびEWC96を通した、組織に対する生検部材130の操作を促進するように構成される。可撓性本体110は、例えば、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで、患者気道の中への生検ツール100の挿入を可能にするように構成される。生検ツール100はさらに、以下で詳述されるように、生検部材130に吸引を印加するための真空源「V」に接続するように構成される。
図2を参照すると、剛体の遠位生検部材130は、喉部140と、組織受け取り部分150と、遠位端キャップ160とを含む。喉部140は、略円筒形構成を画定し、センサ170を収納する。センサ170は、追跡システム70(図1)と併せて、以下で詳述されるように、生検部材130が患者の気道を通して前進させられる場合、生検ツール100の生検部材130の追跡を可能にする。したがって、図1をさらに参照すると、コンピュータ80、監視機器60、および/または任意の他の好適なディスプレイは、標的組織への生検部材130のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材130の操作を促進するように、生検部材130のセンサ170の現在の場所とともに、計画段階中に両方とも生成された、3次元モデルおよび選択された経路を表示するように構成され得る。この目的で生検部材130とともに使用するために好適な種々のセンサが、以下で詳述される(図6−8参照)。代替として、生検ツール100は、センサを含まないこともあり、むしろLG92のみが、ナビゲーションおよび位置付けのために利用され得る。生検部材130の遠位端キャップ160は、略鈍い先端構成を画定するが、遠位端キャップは、代替として、組織切断を促進するように構成され得る。
組織受け取り部分150は、それを通して生検部材130の略中空内部の中へ組織サンプルを受け取るように構成される。より具体的には、組織受け取り部分150は、それを通して組織を受け取るように構成される窓152を含む。窓152は、第1および第2の縦方向に延びる面154、156によって画定される。面154、156は、組織受け取り部分150の内部の中へ傾斜し、その間に鋭角的な内角、例えば、略「V」字形構成を画定するように向けられている。面154、156の各々は、窓152の片側に配置される、鋭い切断刃155、157をそれぞれ含む。それらの位置付けおよび向きの結果として、面154、156は、生検部材130の喉部140および遠位端キャップ160に対して少なくとも部分的に凹所に置かれている。したがって、近位および遠位肩部159a、159bは、それぞれ、組織受け取り部分150の両端上に画定される。面154、156はさらに、刃155、157が近位から遠位の方向へ次第に互に接近し、最終的に、遠位肩部159bに隣接する先端点158において頂点を成すように、互に対して向けられる。この特徴は、以下で詳述されるように、動的組織切断を促進する。
図1−2を参照すると、使用時、計画およびナビゲーション段階が完了し、LG92がEWC96から除去されると、生検ツール100が、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで挿入され得る。生検部材130のセンサ170は、追跡システム70と併せて、上記のように、患者の気道を通して前進させられる場合のセンサ170の追跡を可能にする。したがって、生検部材130がEWC96から遠位に延長された後でさえも、生検部材130の位置は、追跡されることができ、したがって、標的組織に対する生検部材130の適正な位置付けを確実にするように、標的組織への生検部材130のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材130の操作を可能にし、標的組織に隣接するある組織構造が避けられることを可能にする。好適なセンサおよび追跡システム70を使用する追跡およびナビゲーションの詳細が、その種々の実施形態の説明に続いて、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
生検ツール100の生検部材130が所望に応じて位置付けられると、真空源「V」が、生検部材130の組織受け取り部分150の窓152に吸引を印加して、組織受け取り部分150の内部の中へ組織を吸引するように起動され得る。組織のサンプルが窓152を通して吸引されると、サンプルは、例えば、組織に印加された吸引力の結果として、組織を刃155、157と接触させることを介して、横方向に取り囲む組織から切り取られる。組織サンプルが組織受け取り部分150内部で少なくとも部分的に受け取られると、生検部材130は、組織サンプルが周辺組織から完全に切断されるように、例えば、近位ハンドル部分120を把持して近位に平行移動させることを介して、組織に対して近位に平行移動させられ得る。組織サンプルのこの切断は、組織に対する、組織を通した刃155、157および先端点158を接近させる相対運動、によって補助される。組織サンプルを受け取り、周辺組織から完全に分離すると、生検ツール100が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール100から取り出され得る。引き出しに先立って、例えば、同一の場所または種々の異なる場所において、生検ツール100を用いて複数のサンプルが採取されることも考慮される。
ここで図3を参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの別の実施形態が、概して、参照数字500によって識別されて示されている。前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、生検ツール500は、標的組織への生検ツール500のナビゲーションおよび/または組織サンプルを採取するように標的組織に対して操作される場合の生検ツール500の追跡を促進するように、追跡システム70(図1)と併せて使用するために構成される。
生検ツール500は、概して、近位ハンドル部分(明示的に示されていない、生検ツール100のハンドル部分120(図1)に類似する)と遠位生検部材530とを相互接続する細長い可撓性本体(明示的に示されていない、生検ツール100の本体110(図1)に類似する)を含む。ハンドル部分(図示せず)は、生検部材530を操作するように手動で動作可能である。可撓性本体(図示せず)は、例えば、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで、患者気道の中への生検ツール500の挿入を可能にするように構成される(図1参照)。
遠位生検部材530は、外側部材540と、外側部材540に対して平行移動可能であり、かつ回転可能でもある内側部材550とを含む。外側部材540は、略中空構成を画定し、拡大本体部分542を含む。本体部分542は、以下で詳述されるように、内側部材550が後退位置に配置されている場合、内側部材550の遠位端キャップ554を少なくとも部分的に受け取るように構成される。外側部材540はさらに、その中にセンサ570を収納するように構成される。前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、センサ570は、追跡システム70(図1)と併せて、以下で詳述されるように、生検部材530が患者の気道を通して前進させられ場合、生検ツール500の生検部材530の追跡を可能にする。この目的で生検部材530とともに使用するために好適な種々のセンサが、以下で詳述される(図6−8参照)。代替として、生検ツール500は、センサを含まないこともあり、むしろLG92(図1)のみが、ナビゲーションおよび位置付けのために利用され得る。
内側部材550は、シャフト552と、シャフト552の遠位端に搭載される遠位端キャップ554とを含む。内側部材550は、シャフト552が外側部材540内に配置され、遠位端キャップ554が少なくとも部分的に外側部材540の拡大本体部分542内に配置される、後退位置と、(図3に示されるように)遠位端キャップ554が延び、外側部材540から遠位に間隔を置かれる延長位置との間で、外側部材540に対して平行移動可能である。遠位端キャップ554は、組織の中への遠位端キャップ554の前進時に組織を穿孔して貫通することを促進するために構成される尖った先端556と、組織に対する遠位端キャップ554の同時回転および近位平行移動時に組織をくり抜くように構成される鋭い近位周縁558とを含む。遠位端キャップ554はさらに、例えば、組織サンプルが周辺組織からくり抜かれると、その中に組織サンプルを受け取るように構成される、略中空内部および開放近位端を画定し得る。
図1をさらに参照すると、使用中、計画およびナビゲーション段階が完了し、LG92がEWC96から除去されると、後退位置に配置された内側部材550を伴う生検ツール500が、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで挿入され得る。生検部材530のセンサ570は、追跡システム70と併せて、上記のように、センサ570の追跡を可能にし、したがって、標的組織に対する生検部材530の適正な位置付けを確実にするように、標的組織への生検部材530のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材530の操作を可能にし、標的組織に隣接するある組織構造が避けられることを可能にする。好適なセンサおよび追跡システム70を使用する追跡およびナビゲーションの詳細が、その種々の実施形態の説明に続いて、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
生検ツール500の生検部材530が、例えば、試料採取される標的組織に隣接して、所望に応じて位置付けられると、遠位端キャップ554の尖った先端556によって先導される内側部材550が、標的組織を貫通するように後退位置から延長位置まで遠位に平行移動させられる。標的組織内の所望の深度まで前進させられると、内側部材550は、外側部材540に対して同時に回転させられながら、外側部材540に対して後退位置に戻され得、それによって、内側部材550と外側部材540との間に位置付けられた組織が、鋭い近位周縁558を使用して周辺組織からくり抜かれるか、または分離され、遠位端キャップ554および/または外側部材540の中空内部に保持される。いくつかの実施形態では、生検ツール500はさらに、真空源「V」(図1)に接続して、組織サンプルを採取することを促進するように構成され得る。組織サンプルを受け取り、周辺組織から完全に分離すると、生検ツール500が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール500から取り出され得る。
ここで図4Aを参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの別の実施形態が、概して、参照数字600によって識別されて示されている。前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、生検ツール600は、標的組織への生検ツール600のナビゲーションおよび/または組織サンプルを採取するように標的組織に対して操作される場合の生検ツール600の追跡を促進するように、追跡システム70(図1)と併せて使用するために構成される。
生検ツール600は、概して、近位ハンドル部分(明示的に示されていない、生検ツール100のハンドル部分120(図1)に類似する)と遠位生検部材630とを相互接続する細長い可撓性本体(明示的に示されていない、生検ツール100の本体110(図1)に類似する)を含む。ハンドル部分(図示せず)は、生検部材630を操作するように手動で動作可能である。可撓性本体(図示せず)は、例えば、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで、患者気道の中への生検ツール600の挿入を可能にするように構成される(図1参照)。生検ツール600はさらに、以下で詳述されるように、生検部材630に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に接続するように構成される。
遠位生検部材630は、外側部材640と、外側部材640内に固定して配置される内側部材650とを含む。外側部材640は、略中空構成を画定し、本体部分642と、頭部644とを含む。本体部分642は、その中にセンサ670を収納するように構成される。前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、センサ670は、追跡システム70(図1)と併せて、以下で詳述されるように、生検部材630が患者の気道を通して前進させられる場合、生検ツール600の生検部材630の追跡を可能にする。この目的で生検部材630とともに使用するために好適な種々のセンサが、以下で詳述される(図6−8参照)。代替として、生検ツール600は、センサを含まなくてもよく、むしろLG92(図1)のみが、ナビゲーションおよび位置付けのために利用され得る。
図4Aを続けて参照すると、外側部材640の頭部644は、鈍い先の遠位キャップ646と、その遠位端に向かって外側部材640の側壁を通して画定される口648とを含む。口648は、外側部材640および上記のように外側部材640内に固定して配置される内側部材650の中空内部へのアクセスを提供する。
内側部材650は、略円筒形構成を画定し、鋭い周縁654を画定する開放遠位端652を含む。内側部材650の開放遠位端652は、鋭い周縁654が口648に隣接して露出されるように、外側部材640の口648の近傍で終わる。さらに、内側部材650が、口648を通して内側部材650の開放遠位端652の中へ組織サンプルを吸引するように、内側部材650の開放遠位端652に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に連結される一方で、組織サンプルは、鋭い周縁654によって周辺組織から切断される。
図1をさらに参照すると、使用中、計画およびナビゲーション段階が完了し、LG92がEWC96から除去されると、生検ツール600が気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで挿入され得る。生検部材130のセンサ670は、追跡システム70と併せて、上記のように、センサ670の追跡を可能にし、したがって、標的組織に対する生検部材630の適正な位置付けを確実にするように、標的組織への生検部材630のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材630の操作を可能にし、標的組織に隣接するある組織構造が避けられることを可能にする。好適なセンサおよび追跡システム70を使用する追跡およびナビゲーションの詳細が、その種々の実施形態の説明に続いて、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
生検ツール600の生検部材630が所望に応じて位置付けられると、口648が、標的組織に向けられ、真空源「V」(図1)が、口648に隣接して吸引を印加し、口648を通して内側部材650の開放遠位端652の中へ組織サンプルを吸引するように起動される。組織のサンプルが口648を通して吸引されると、組織サンプルは、鋭い周縁654によって周辺組織から切断される。組織サンプルを受け取り、周辺組織から完全に分離すると、生検ツール600が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール600から取り出され得る。
図4Bを参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの別の実施形態が、概して、参照数字700によって識別されて示されている。生検ツール700は、生検ツール600(図4A)に類似し、したがって、簡潔にする目的で、それらの間の差異のみが以下で詳細に説明されるであろう。
生検ツール700は、概して、近位ハンドル部分(明示的に示されていない)と遠位生検部材730とを相互接続する細長い可撓性本体(明示的に示されていない)を含む。生検ツール700はさらに、以下で詳述されるように、生検部材730に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に接続するように構成される。
遠位生検部材730は、外側部材740と、外側部材740内に配置され、それに回転可能に連結される内側部材750とを含み、したがって、外側部材740に対する内側部材750の回転を可能にする。外側部材740は、その中にセンサ770を収納するように構成され、外側部材740は、口748を画定する頭部744を含む。内側部材750は、略円筒形構成を画定し、鋭い周縁754を画定する開放遠位端752を含む。
使用時、生検ツール700の生検部材730が所望に応じて位置付けられると、口748が、標的組織に向けられ、真空源「V」(図1)が、口748に隣接して吸引を印加し、口748を通して内側部材750の中へ組織サンプルを吸引するように起動される。組織のサンプルが口748を通して吸引されると、組織サンプルは、鋭い周縁754によって周辺組織から切断される。周辺組織から組織サンプルを切断することは、吸引を印加しながら外側部材740に対して内側部材750を選択的に回転させることによって補助され得る。最終的に、生検ツール700が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール700から取り出され得る。
ここで図5Aを参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの別の実施形態が、概して、参照数字800によって識別されて示されている。前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、生検ツール800は、標的組織への生検ツール800のナビゲーションおよび/または組織サンプルを採取するように標的組織に対して操作される場合の生検ツール800の追跡を促進するように、追跡システム70(図1)と併せて使用するために構成される。
生検ツール800は、概して、近位ハンドル部分(明示的に示されていない、生検ツール100のハンドル部分120(図1)に類似する)と遠位生検部材830とを相互接続する細長い可撓性本体(明示的に示されていない、生検ツール100の本体110(図1)に類似する)を含む。ハンドル部分(図示せず)は、生検部材830を操作するように手動で動作可能である。可撓性本体(図示せず)は、例えば、気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで、患者気道の中への生検ツール800の挿入を可能にするように構成される(図1参照)。生検ツール800はさらに、以下で詳述されるように、生検部材830に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に接続するように構成される。
遠位生検部材830は、外側部材840と、外側部材840内に固定して配置される内側部材850と、外側部材840の周囲に配置されるスリーブ860とを含む。外側部材840は、略中空構成を画定し、本体部分842と、頭部844とを含む。本体部分842は、前の実施形態に関して上記で詳述されるものと同様に、センサ870を収納するように構成される。
外側部材840の頭部844は、鈍い先の遠位キャップ846と、その遠位端に向かって外側部材840の側壁を通して画定される口848とを含む。口848は、外側部材840および上記のように外側部材840内に固定して配置される内側部材850の中空内部へのアクセスを提供する。
内側部材850は、外側部材840内に固定して配置され、外側部材840と同様に、その遠位端に向かってその側壁を通して画定される口858を含む。口858は、組織切断を促進するように構成される鋭い周縁854を画定し、鋭い周縁854が口848に隣接して露出されるように、外側部材840の口848に隣接して位置付けられる。さらに、内側部材850は、口858に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に連結される。
図1をさらに参照すると、使用中、計画およびナビゲーション段階が完了し、LG92がEWC96から除去されると、生検ツール800が気管支鏡50およびEWC96を通して標的組織まで挿入され得る。生検部材830のセンサ870は、追跡システム70と併せて、上記のように、センサ870の追跡を可能にし、したがって、標的組織に対する生検部材830の適正な位置付けを確実にするように、標的組織への生検部材830のナビゲーションおよび/または標的組織に対する生検部材830の操作を可能にし、標的組織に隣接するある組織構造が避けられることを可能にする。好適なセンサおよび追跡システム70を使用する追跡およびナビゲーションの詳細が、その種々の実施形態の説明に続いて、以下でさらに詳細に説明されるであろう。
生検ツール800の生検部材830が所望に応じて位置付けられると、口848が、標的組織に向けられ、真空源「V」(図1)が、口848に隣接して吸引を印加し、口848を通して内側部材850の口858の中へ組織サンプルを吸引するように起動される。組織のサンプルが口848を通して口858の中へ吸引されると、組織サンプルは、鋭い周縁854によって周辺組織から切断される。周辺組織から組織サンプルを切断することは、吸引を印加しながら組織に対して生検部材830を選択的に近位に平行移動させることによって補助され得る。組織サンプルを受け取り、周辺組織から完全に分離すると、生検ツール800が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール800から取り出され得る。
図5Bを参照すると、標的組織から組織サンプルを採取するための本開示に従って提供される生検ツールの別の実施形態が、概して、参照数字900によって識別されて示されている。生検ツール900は、生検ツール800(図5A)に類似し、したがって、簡潔にする目的で、それらの間の差異のみが以下で詳細に説明されるであろう。
生検ツール900は、概して、近位ハンドル部分(明示的に示されていない)および遠位生検部材930を相互接続する細長い可撓性本体(明示的に示されていない)を含む。生検ツール900はさらに、以下で詳述されるように、生検部材930に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に接続するように構成される。
遠位生検部材930は、外側部材940と、外側部材940内に配置され、それに回転可能に連結される内側部材950とを含む。外側部材940は、センサ970を収納するように構成され、その遠位端に向かってその側壁を通る口948を画定する。内側部材950は、外側部材940と同様に、その遠位端に向かってその側壁を通って画定される口958を含む。口958は、組織切断を促進するように構成される鋭い周縁954を画定し、外側部材940の口948に隣接して位置付けられる。内側部材950は、外側部材940に対して回転可能であり、それによって、例えば、整列位置、部分的重複位置、および完全に塞いだ位置の間で、口948、958の相対的位置付けを変動させる。内側部材950は、口958に吸引を印加するための真空源「V」(図1)に連結される。
図1をさらに参照すると、使用中、生検ツール900の生検部材930が所望に応じて位置付けられると、口948、958が互に整列させられるように、内側部材950が回転させられ、真空源「V」(図1)が、口958に隣接して吸引を印加し、口948、958を通して内側部材950の中へ組織サンプルを吸引するように起動される。組織のサンプルが口948、958を通して内側部材950の中へ吸引されると、口948、958が塞いだ位置に向かって移動させられるように、内側部材950が外側部材940に対して回転させられる。口948、958が塞いだ位置に向かって移動させられると、その間に配置された組織が鋭い周縁854によって切断され、それによって、周辺組織から組織サンプルを切断する。組織サンプルを受け取り、周辺組織から完全に分離すると、生検ツール900が患者の気道から引き出され得、組織サンプルが試験のために生検ツール900から取り出され得る。
ここで図1と併せて図6−8を参照すると、本明細書で詳述される生検ツールのうちのいずれかのセンサおよび/またはLG92のセンサ94として使用するために構成される、種々の異なるセンサ248、348、448(それぞれ、図6−8)が説明される。図6を参照すると、センサ248が示されている。センサ248は、複数の電磁場成分センサ要素251a、251b、1252a、252b、253を含む。各センサ要素251a、251b、252a、252b、253は、コイルとして形成され、伝送機マット76(図9)によって生成される電磁場の異なる成分を感知するために配列される。より具体的には、センサ要素251a、251bおよび252a、252bの第1および第2のペアは、各ペアのそれぞれの要素251a、251bおよび252a、252bが共通基準点254から等距離である一方で、センサ要素253が基準点254を中心にして置かれるように、センサ筐体246内に配置される。同一線上に配置されるものとして図6に示されているが、センサ要素251a、251b、1252a、252b、253の他の構成も考慮される。さらに、センサ要素253が基準点254を中心にして置かれる、5つのセンサ要素251a、251b、1252a、252b、253を提供することと対照的に、例えば、センサ要素253が基準点254から等距離に配置される要素のペアとして提供される6個のセンサが提供され得る。センサ248の上記の構成は、以下で詳述されるように、かつ参照することによって本明細書に以前に組み込まれる、米国特許第6,188,355号ならびに公開PCT出願第WO 00/10456号および第WO 01/67035号でさらに詳述されるように、伝送機マット76および複数の基準センサ74(図1)が、追跡モジュール72およびコンピュータ80(図1)とともに、6自由度でセンサ248の場所を導出することを可能にする。
図7を参照すると、センサ筐体346内に配列された2つのセンサ構成要素351、353を含むセンサ348が示され、各構成要素351、353は、それぞれ、3つのセンサ要素352a、352b、352c、および354a、354b、354cを含む。各センサ要素352a、352b、352c、および354a、354b、354cは、例えば、弓形を画定するように曲げられた導線の複数の巻線を含む平坦な長方形コイルとして構成される。したがって、要素352a、352b、352c、および354a、354b、354cは、第1および第2の略円筒形構成要素351、353を画定するように合体する。構成要素351、353は、基準軸356を中心にして置かれ、要素352a、352b、352c、および354a、354b、354cの各々が基準軸356から等距離であるように、かつ構成要素351の要素352a、352b、352cの各々が、それぞれ、構成要素353の対応する要素354a、354b、354cと比較して180度オフセットして向けられるように、位置付けられる。したがって、センサ248(図6)と同様に、センサ348は、伝送機マット76および複数の基準センサ74(図1)が、追跡モジュール72およびコンピュータ80(図1)とともに、6自由度でセンサ348の場所を導出することを可能にする。
図8を参照すると、センサ448は、3つのコイル451、452、453を含む。コイル451および452、453が、筐体446に対して傾斜している一方で、コイル453は、筐体446内で円周方向に配置される。コイル451、452、453は、互に対して垂直面内に位置し、共通中心基準点454を共有するように向けられる。共通中心基準点454を共有することによって、各コイル451、452、453の各部分は、中心基準点454から等距離である。さらに、例えば、コイルが、互に対して縦方向に変位させられるよりもむしろ、共通中心基準点454を共有する本構成は、センサ448の縦寸法が最小化されることを可能にする。しかしながら、そのような構成は、依然として、伝送機マット76および複数の基準センサ74(図1)が、追跡モジュール72およびコンピュータ80(図1)とともに、6自由度でセンサ448の場所を導出することを可能にする。
図1と併せて図9を参照すると、追跡システム70(図1)の伝送機マット76の内部構成の実施形態が示されているが、他の好適な構成も考慮される。伝送機マット76は、電磁放射の伝送機であり、接続されて回路(図示せず)を駆動するように構成される3つの実質的に平面的な長方形ループアンテナ77a、77b、77cのスタックを含む。
アンテナ77aは、アンテナ77aの片側のループが反対側のループよりも密集しているという点で、(伝送機マット76が水平であるときに)第1の水平方向に歪んでいる。結果として、アンテナ77aは、ループが反対側よりも密集している側面上でより強い磁場を生成する。センサアセンブリ、例えば、生検ツール100のセンサアセンブリ145(図3)またはLG92のセンサ94(図1)における、アンテナ77aによって誘発される電流の強度を測定することによって、センサアセンブリがアンテナ77aにわたる第1の方向のどこに位置するかが決定されることができる。
アンテナ77bは、アンテナ77bが第1の方向と垂直である第2の水平方向に歪んでいることを除いて、アンテナ77aに類似する。センサアセンブリ内のアンテナ77bによって誘発される電流の強度を測定することによって、センサアセンブリがアンテナ77bにわたる第2の方向のどこに位置するかが決定されることができる。
アンテナ77cは、一様な、すなわち、歪んでいない構成を画定する。したがって、アンテナ77cは、伝送機マット76が水平であるときに垂直方向へ強度が自然に減退する、一様な磁場を生成する。センサアセンブリにおいて誘発される磁場の強度を測定することによって、センサアセンブリがどれだけアンテナ77cの上方に位置するかが、決定されることができる。
1つの磁場を別の磁場と区別するために、独立周波数を使用して、アンテナ77a、77b、77cの磁場が生成される。例えば、アンテナ77aは、2.5kHzにおいて振動する交流電流を供給され得、アンテナ77bは、3.0kHzにおいて振動する交流電流を供給され得、アンテナ77cは、3.5kHzにおいて振動する交流電流を供給され得るが、他の構成も考慮される。独立周波数を使用することの結果として、センサアセンブリのセンサ構成要素の各々(例えば、図6−8参照)は、そのコイルにおいて誘発される異なる交流電流信号を有するであろう。
加えて、図1を参照すると、使用時、追跡システム70に関連付けられる駆動回路(図示せず)の信号発生器および増幅器が、それらに対応する周波数において伝送機マット76のアンテナ77a、77b、77cの各々を駆動するために利用される。伝送機マット76によって生成される電磁波は、センサアセンブリの種々のセンサ要素、例えば、本明細書に提供される生検ツールのうちのいずれかまたはLG92のセンサ94を使用するために構成される、センサ248、348、448のセンサ要素(それぞれ、図6−8)によって受信され、基準センサ74によって感知される電気信号に変換される。追跡システム70はさらに、基準センサ74から電気信号を受信し、これらの信号を処理してセンサアセンブリの場所データを決定して記録するために利用される適切な増幅器およびA/D変換器を有する受信回路(図示せず)を含む。コンピュータ80は、追跡システム70から場所データを受信し、例えば、コンピュータ80、監視機器60、または他の好適なディスプレイ上で、計画段階中に生成される選択された経路に対して3次元モデル上のセンサアセンブリの現在の場所を表示するように構成され得る。したがって、上記で詳述されるような、標的組織への生検ツールおよび/またはLG92のナビゲーションならびに/もしくは標的組織に対する生検ツールの操作が、容易に達成されることができる。
本開示のいくつかの実施形態が図面に示されているが、本開示は、当技術分野が許容するであろうものと同程度の広さの範囲であり、本明細書が同様に熟読されることが意図されるため、本開示がそれに限定されることは意図されない。したがって、上記の説明は、限定的として解釈されるべきではないが、特定の実施形態の例証のみとして解釈されるべきである。当業者であれば、本明細書に添付される請求項の範囲および精神内で他の修正を想定するであろう。

Claims (14)

  1. 遠位端を画定する細長い可撓性本体と、
    前記細長い可撓性本体の前記遠位端に配置されている遠位生検部材と
    を備え、
    前記遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含む前記センサアセンブリを組み込み、前記遠位生検部材は、組織受け取り部分を有し、前記組織受け取り部分は、窓を画定し、前記窓の両側に配置されている第1および第2の縦方向に延びている面を含み、前記面は、それらの間に鋭角的な内角を画定するように、互に向かって内向きに傾斜し、各面は、鋭い切断刃を画定し、前記鋭い切断刃は、前記窓の両側に配置され、前記面は、前記鋭い切断刃が近位から遠位の方向へ次第に互に接近し、先端点において頂点を成すように位置付けられている、生検ツール。
  2. 前記遠位生検部材の前記組織受け取り部分は、前記遠位生検部材の本体に対して凹所に置かれていることにより、前記組織受け取り部分の近位および遠位端において近位および遠位肩部を画定する、請求項1に記載の生検ツール。
  3. 前記遠位生検部材は、前記窓に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成されている、請求項1に記載の生検ツール。
  4. 遠位端を画定する細長い可撓性本体と、
    前記細長い可撓性本体の前記遠位端に配置されている遠位生検部材と
    を備え、
    前記遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含む前記センサアセンブリを組み込んでおり、前記遠位生検部材は、
    中空構成を画定する外側部材と、
    シャフトおよび遠位端キャップを含む内側部材と
    を含み、
    前記内側部材は、前記シャフトが前記外側部材内に配置され、前記遠位端キャップが少なくとも部分的に前記外側部材内に配置されている後退位置と、前記遠位端キャップおよび前記シャフトが前記外側部材から遠位に延び、前記遠位端キャップが前記外側部材から遠位に間隔を置かれている延長位置との間で前記外側部材に対してスライド可能であり、前記遠位端キャップは、組織貫通を促進するように構成されている尖った遠位先端と鋭い近位周縁とを画定し、前記鋭い近位周縁は、前記後退位置に向かう前記内側部材の帰還時、前記遠位端キャップと前記外側部材との間に配置されている組織を切断することを促進するように構成されている、生検ツール。
  5. 前記内側部材は、前記外側部材に対して回転可能であることにより、前記後退位置に向かう前記内側部材の帰還時に前記遠位端キャップと前記外側部材との間に配置されている組織を切断することをさらに促進する、請求項4に記載の生検ツール。
  6. 前記遠位端キャップは、その中に組織サンプルの一部を受け取るように構成されている中空内部を画定する、請求項4に記載の生検ツール。
  7. 遠位端を画定する細長い可撓性本体と、
    前記細長い可撓性本体の前記遠位端に配置されている遠位生検部材と
    を備え、
    前記遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含む前記センサアセンブリを組み込んでおり、前記遠位生検部材は、
    頭部を含む外側部材であって、前記頭部は、遠位端キャップを画定し、前記遠位端キャップに向かって前記頭部の側壁を通って延びている口を有する、外側部材と、
    前記外側部材内に配置されている内側部材と
    を含み、
    前記内側部材は、開放遠位端を画定し、前記開放遠位端は、前記外側部材の前記口に隣接して位置付けられている鋭い周縁を有している、生検ツール。
  8. 前記内側部材は、前記外側部材に対して固定されている、請求項7に記載の生検ツール。
  9. 前記内側部材は、前記外側部材に対して回転可能である、請求項7に記載の生検ツール。
  10. 前記遠位生検部材は、前記内側部材の前記開放遠位端に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成されている、請求項7に記載の生検ツール。
  11. 遠位端を画定する細長い可撓性本体と、
    前記細長い可撓性本体の前記遠位端に配置されている遠位生検部材と
    を備え、
    前記遠位生検部材は、患者の気道内のセンサアセンブリの場所の検出を可能にするように構成されている少なくとも1つの場所センサを含む前記センサアセンブリを組み込んでおり、前記遠位生検部材は、
    頭部を含む外側部材であって、前記頭部は、遠位端キャップを画定し、前記遠位端キャップに向かって前記頭部の側壁を通って延びている第1の口を有する、外側部材と、
    前記外側部材内に配置されている内側部材と
    を含み、
    前記内側部材は、前記内側部材の側壁を通って延び、前記第1の口に隣接して位置付けられている第2の口を画定し、前記内側部材は、前記第2の口の周囲に配置されている鋭い周縁を含む、生検ツール。
  12. 前記内側部材は、前記外側部材に対して固定されている、請求項11に記載の生検ツール。
  13. 前記内側部材は、前記外側部材に対して回転可能であることにより、少なくとも、整列位置、部分的重複位置、および塞いだ位置の間で前記第1および第2の口を移動させる、請求項11に記載の生検ツール。
  14. 前記遠位生検部材は、前記内側部材の前記第2の口に隣接して吸引を印加するための真空源に接続するように構成されている、請求項11に記載の生検ツール。
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