JP2017229036A - 電子機器、撮影システム、構図判定方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】処理負担を抑えながらも、信頼性を高く画像の構図の似通りを判定すること。【解決手段】撮影システムSは、撮像部16と、他の撮像部16と、装置間距離算出部53と、撮影状況判定部54と、を備える。撮像部16は、被写体を撮影する。他の撮像部16は、被写体を撮影する。装置間距離算出部53は、撮像部16と他の撮像部16の相対的な被写体に対する配置情報を取得する。撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された配置情報に基づいて、撮像部16と他の撮像部16とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。【選択図】図3
Description
本発明は、電子機器、撮影システム、構図判定方法及びプログラムに関する。
従来より、同一被写体を複数のカメラ(撮像装置)で撮影することで、その同一被写体を多方向から追尾撮影するシステムがある(特許文献1参照)。
しかしながら、同一の被写体を複数のカメラで撮影する際には、複数のカメラの夫々の設置位置によっては、複数のカメラで撮影した画像の構図が似通ったものとなってしまうという問題があった。このような問題に対しては、撮影した画像で構図の似通りを比較判断することは可能であるが、画像のみで比較判断した場合、撮影対象の被写体の形状に特徴が少なかったり、似た被写体が複数あったりしたときには判断結果が信頼性の低いものとなってしまう。信頼性を上げるためには、画像の細部も比較判断の要素とする必要があるが、比較判断に係る処理負担が増えてしまうという問題が新たに生じる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数のカメラで同一被写体を撮影した際に、処理負担を抑えながらも、信頼性を高く画像の構図の似通りを判定することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
被写体を撮影する第一の撮影部と、
自身と当該被写体を撮影する他の電子機器の撮影部である第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
被写体を撮影する第一の撮影部と当該被写体を撮影する第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮影システムは、
被写体を撮影する第一の撮影手段と、
前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
被写体を撮影する第一の撮影部と、
自身と当該被写体を撮影する他の電子機器の撮影部である第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
被写体を撮影する第一の撮影部と当該被写体を撮影する第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮影システムは、
被写体を撮影する第一の撮影手段と、
前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のカメラで同一被写体を撮影した際に、処理負担を抑えながらも、信頼性を高く画像の構図の似通りを判定することを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、撮影システムSのシステム構成を説明するための模式図である。
撮影システムSは、図1(a)に示すように、複数台(本実施形態においては、3台)の撮像装置(撮影装置)1−1,1−2,1−3と、リモート装置2(撮影操作装置)と、を含む。
撮像装置1−1,1−2,1−3は、リモート装置2との間で通信を行う通信機能と、撮影機能と、を有する。具体的には、撮像装置1−1,1−2,1−3は、リモート装置2からの撮影指示に基づいて、撮影を行う。本実施形態において、撮像装置1−1,1−2,1−3は、同一の被写体(以下、「特定被写体」という。)を撮影する。例えば、撮像装置1−1,1−2,1−3は、それぞれ別の場所から同じ建物等を撮影するように配置されて、撮影が行われる。
撮像装置1−1,1−2,1−3によって撮影された画像(以下、「撮影画像」という。)は、リモート装置2に送信される。
撮像装置1−1,1−2,1−3は、リモート装置2との間で通信を行う通信機能と、撮影機能と、を有する。具体的には、撮像装置1−1,1−2,1−3は、リモート装置2からの撮影指示に基づいて、撮影を行う。本実施形態において、撮像装置1−1,1−2,1−3は、同一の被写体(以下、「特定被写体」という。)を撮影する。例えば、撮像装置1−1,1−2,1−3は、それぞれ別の場所から同じ建物等を撮影するように配置されて、撮影が行われる。
撮像装置1−1,1−2,1−3によって撮影された画像(以下、「撮影画像」という。)は、リモート装置2に送信される。
リモート装置2は、撮像装置1−1,1−2,1−3との間で通信を行う通信機能と、撮像装置1−1,1−2,1−3での撮影状況を報知する報知機能を有する。具体的には、リモート装置2は、撮像装置1−1,1−2,1−3に対して撮影指示を送信し、撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信する。リモート装置2は、撮影画像の構図の似通りの判定を行って、判定結果として撮像装置1−1,1−2,1−3それぞれの撮影状況を報知する。なお、本実施形態においては、撮影画像の構図の似通りの判定は、各撮像装置1の配置に関する情報(以下、「配置情報」という。)を用いて行う。
撮影システムSでは、図1(b)の例に示すように、撮像装置1−1,1−2,1−3で、特定被写体SOを撮影する場合に、配置の情報となる撮像装置1−1,1−2,1−3間の距離n1,n2,n3と、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOに対するなす角度θ1,θ2と、から撮影画像の構図の似通りの判定を行う。なお、図1(b)は、状況が分かりやすくなるように、特定被写体SOの配置位置と撮像装置1−1、1−2、1−3の配置位置を地図上に表示した図である。
具体的には、撮影画像の構図の似通りの判定では、例えば、撮像装置1−1,1−2,1−3間の距離n1,n2,n3が近い場合には、撮影画像の構図が似通っているという判定を行う。
なお、本実施形態においては、撮影画像の構図の似通りを、画像から直接判定したり、実際の位置から予想して判定したりすることが可能であるが、その後の位置の移動を考慮して、各撮像装置1の配置(各撮像装置1間の距離)で判定する。
具体的には、撮影画像の構図の似通りの判定では、例えば、撮像装置1−1,1−2,1−3間の距離n1,n2,n3が近い場合には、撮影画像の構図が似通っているという判定を行う。
なお、本実施形態においては、撮影画像の構図の似通りを、画像から直接判定したり、実際の位置から予想して判定したりすることが可能であるが、その後の位置の移動を考慮して、各撮像装置1の配置(各撮像装置1間の距離)で判定する。
また、撮影システムSでは、撮影指示を行うリモート装置2において、判定結果を報知する。報知を受けてユーザは、特定被写体を含む撮影画像が似通った構図とならないように撮像装置1−1,1−2,1−3の位置や角度を変更して再配置して再度撮影を行ったりする。
なお、本実施形態の撮影システムSでは、まず、ライブビュー撮影において、撮影したライブビュー画像(撮影画像)を用いて判定を行い、当該判定結果を受けて、ユーザ指示等により記録用の撮影を行う。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1及びリモート装置2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。本実施形態において、各撮像装置1は、特定被写体を撮影可能な位置に置かれる。
撮像装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。本実施形態において、各撮像装置1は、特定被写体を撮影可能な位置に置かれる。
撮像装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11−1と、ROM(Read Only Memory)12−1と、RAM(Random Access Memory)13−1と、バス14−1と、入出力インターフェース15−1と、撮像部16−1と、入力部17−1と、出力部18−1と、記憶部19−1と、通信部20−1と、ドライブ21−1と、を備えている。
CPU11−1は、ROM12−1に記録されているプログラム、又は、記憶部19−1からRAM13−1にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13−1には、CPU11−1が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11−1、ROM12−1及びRAM13−1は、バス14−1を介して相互に接続されている。このバス14−1にはまた、入出力インターフェース15−1も接続されている。入出力インターフェース15−1には、撮像部16−1、入力部17−1、出力部18−1、記憶部19−1、通信部20−1及びドライブ21−1が接続されている。
撮像部16−1は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16−1の出力信号として出力される。
このような撮像部16−1の出力信号を、撮影画像のデータと呼ぶ。撮影画像のデータは、CPU11−1や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16−1の出力信号として出力される。
このような撮像部16−1の出力信号を、撮影画像のデータと呼ぶ。撮影画像のデータは、CPU11−1や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
入力部17−1は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18−1は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19−1は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20−1は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
出力部18−1は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19−1は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20−1は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21−1には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31−1が適宜装着される。ドライブ21−1によってリムーバブルメディア31−1から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19−1にインストールされる。また、リムーバブルメディア31−1は、記憶部19−1に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部19−1と同様に記憶することができる。
また、リモート装置2は、例えば、スマートフォン等の携帯端末として構成される。
リモート装置2は、所定の場所に置かれる撮像装置1とは異なり、撮像装置1に対して撮影指示を行うユーザによって所持される。
リモート装置2は、撮像装置1と同様に、CPU11−2乃至リムーバブルメディア31−2と、を備える。なお、リモート装置2のハードウェア構成については、撮像装置1と同様であるため説明を省略する。
リモート装置2は、所定の場所に置かれる撮像装置1とは異なり、撮像装置1に対して撮影指示を行うユーザによって所持される。
リモート装置2は、撮像装置1と同様に、CPU11−2乃至リムーバブルメディア31−2と、を備える。なお、リモート装置2のハードウェア構成については、撮像装置1と同様であるため説明を省略する。
図3は、図2のリモート装置2の機能的構成のうち、撮影状況報知処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影状況報知処理とは、撮像装置1間の距離から、撮影画像の構図の似通りを判定して、撮影可能か否かの撮影状況を報知する一連の処理をいう。
撮影状況報知処理とは、撮像装置1間の距離から、撮影画像の構図の似通りを判定して、撮影可能か否かの撮影状況を報知する一連の処理をいう。
撮影状況報知処理を実行する場合には、図3に示すように、CPU11−2において、通信制御部51と、画像解析部52と、装置間距離算出部53と、撮影状況判定部54と、出力制御部55と、が機能する。
通信制御部51は、撮像装置1との間で通信を行うように通信部20−2を制御する。
具体的には、例えば、通信制御部51は、全ての撮像装置1に対して接続処理を行うように通信部20−2を制御する。また、通信制御部51は、全ての撮像装置1に対して、撮影指示を送信するように通信部20−2を制御する。また、通信制御部51は、全ての撮像装置1から撮影画像を受信するように通信部20−2を制御する。
具体的には、例えば、通信制御部51は、全ての撮像装置1に対して接続処理を行うように通信部20−2を制御する。また、通信制御部51は、全ての撮像装置1に対して、撮影指示を送信するように通信部20−2を制御する。また、通信制御部51は、全ての撮像装置1から撮影画像を受信するように通信部20−2を制御する。
画像解析部52は、撮影画像を解析して、撮影画像内にある被写体の中から、特定被写体を検索する。
装置間距離算出部53は、撮影画像やフォーカス情報に基づいて、各撮像装置1の特定被写体に対するなす角(角度)と、各撮像装置1の装置間の距離を算出する。
ここで、各撮像装置1の装置間の距離の算出例について説明する。
図4は、撮像装置1間の距離の算出を説明するための模式図である。
撮像装置1間の距離n1,n2,n3は、図4(a)に示すように、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOからの距離l1,l2,l3と、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOに対するなす角度θ1,θ2から算出する。
図4は、撮像装置1間の距離の算出を説明するための模式図である。
撮像装置1間の距離n1,n2,n3は、図4(a)に示すように、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOからの距離l1,l2,l3と、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOに対するなす角度θ1,θ2から算出する。
具体的には、撮像装置1間の距離n1,n2,n3は、以下の式(1),(2),(3)により算出する。
n1 2=l1 2+l2 2−2l1l2cosθ1・・・(1)
n2 2=l1 2+l3 2−2l1l3cosθ2・・・(2)
n3 2=l2 2+l3 2−2l2l3cos(θ1−θ2)[0°<θ1,θ2<180°]・・・(3)
なお、「n1」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2との間の距離であり、「n2」は、撮像装置1−1と撮像装置1−3との間の距離であり、「n3」は、撮像装置1−2と撮像装置1−3との間の距離であり、「l1」は、特定被写体SO−撮像装置1−1間の距離であり、「l2」は、特定被写体SOと撮像装置1−2との間の距離であり、「l3」は、特定被写体SOと撮像装置1−3との間の距離であり、「cosθ1」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角であり、「cosθ2」は、撮像装置1−1と撮像装置1−3の特定被写体SOに対するなす角である。
n1 2=l1 2+l2 2−2l1l2cosθ1・・・(1)
n2 2=l1 2+l3 2−2l1l3cosθ2・・・(2)
n3 2=l2 2+l3 2−2l2l3cos(θ1−θ2)[0°<θ1,θ2<180°]・・・(3)
なお、「n1」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2との間の距離であり、「n2」は、撮像装置1−1と撮像装置1−3との間の距離であり、「n3」は、撮像装置1−2と撮像装置1−3との間の距離であり、「l1」は、特定被写体SO−撮像装置1−1間の距離であり、「l2」は、特定被写体SOと撮像装置1−2との間の距離であり、「l3」は、特定被写体SOと撮像装置1−3との間の距離であり、「cosθ1」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角であり、「cosθ2」は、撮像装置1−1と撮像装置1−3の特定被写体SOに対するなす角である。
また、特定被写体SO−撮像装置1−1,1−2,1−3間の距離l1,l2,l3は、撮像装置1−1,1−2,1−3の撮影画像の特定被写体SOに対するフォーカス情報から、算出する。
また、各撮像装置1−1,1−2,1−3の特定被写体SOに対するなす角度θ1,θ2は、以下の手法により算出する。なお、ここでは、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角(角度)cosθ1の算出手法について説明する。
撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角(角度)cosθ1は、図4(b)に示すように、特定被写体SOからの撮像装置1−1と撮像装置1−2の距離と、撮像装置1−1と撮像装置1−2の距離から、算出する。
具体的には、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角(角度)cosθ1は、以下の式(4)により算出する。
cosθ1=L1 2+L2 2−L3 2/2L1L2・・・(4)
なお、「L1」は、特定被写体SO−撮像装置1−1間の測定距離であり、「L2」は、特定被写体SO−撮像装置1−2間の測定距離であり、「L3」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2との間の測定距離である。
撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角(角度)cosθ1は、図4(b)に示すように、特定被写体SOからの撮像装置1−1と撮像装置1−2の距離と、撮像装置1−1と撮像装置1−2の距離から、算出する。
具体的には、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体SOに対するなす角(角度)cosθ1は、以下の式(4)により算出する。
cosθ1=L1 2+L2 2−L3 2/2L1L2・・・(4)
なお、「L1」は、特定被写体SO−撮像装置1−1間の測定距離であり、「L2」は、特定被写体SO−撮像装置1−2間の測定距離であり、「L3」は、撮像装置1−1と撮像装置1−2との間の測定距離である。
また、各測定距離L1,L2,L3は、図4(c)に示すように、撮像装置1−1の撮影画像と、撮像装置1−2の撮影画像を用いて算出する。
まず、測定距離の算出では、撮像装置1−1の画像の特定被写体SOにおける特徴領域(本例では、[A]の文字)を基準として、撮像装置1−2の画像の特定被写体SOにおける特徴領域が同一サイズになるように変換して、2点の共通する基準点P1,P2を取得する。
そして、測定距離の算出では、取得した基準点を図4(b)に示すように、図の座標用に一方の基準点P1を座標の原点とし、一方の撮像装置1−1での基準点P1に対する基準点P2の距離をx軸上に配置して、他方の撮像装置1−2での基準点P1に対する基準点P2の傾きと距離を、撮像装置1−1に対する位置関係に対応して、座標上に配置する。
さらに、測定距離の算出では、基準点P1からの撮像装置1−1の基準点P2と撮像装置1−2の基準点P2の距離が「L1」と「L2」になり、撮像装置1−1の基準点P2と撮像装置1−2の基準点P2の距離が「L3」となる。
なお、各測定距離L1,L2,L3は、ズーム率と、カメラの角度から、おおよその被写体の高さを割り出して、距離を算出する方法も採用することが可能であし、その他の方法で各測定距離L1,L2,L3を測定してもよい。
まず、測定距離の算出では、撮像装置1−1の画像の特定被写体SOにおける特徴領域(本例では、[A]の文字)を基準として、撮像装置1−2の画像の特定被写体SOにおける特徴領域が同一サイズになるように変換して、2点の共通する基準点P1,P2を取得する。
そして、測定距離の算出では、取得した基準点を図4(b)に示すように、図の座標用に一方の基準点P1を座標の原点とし、一方の撮像装置1−1での基準点P1に対する基準点P2の距離をx軸上に配置して、他方の撮像装置1−2での基準点P1に対する基準点P2の傾きと距離を、撮像装置1−1に対する位置関係に対応して、座標上に配置する。
さらに、測定距離の算出では、基準点P1からの撮像装置1−1の基準点P2と撮像装置1−2の基準点P2の距離が「L1」と「L2」になり、撮像装置1−1の基準点P2と撮像装置1−2の基準点P2の距離が「L3」となる。
なお、各測定距離L1,L2,L3は、ズーム率と、カメラの角度から、おおよその被写体の高さを割り出して、距離を算出する方法も採用することが可能であし、その他の方法で各測定距離L1,L2,L3を測定してもよい。
図3に戻り、撮影状況判定部54は、各撮像装置1の装置間の距離から、構図が似通ったものとなるか否かを判定する。具体的には、例えば、撮影状況判定部54は、各撮像装置1間の距離が所定の閾値以上(本実施形態においては、所定の距離よりも遠い)であり、かつ、各撮像装置1の特定被写体に対するなす角が所定の閾値以上(本実施形態においては、所定の角度よりも大きい)である場合に、画像の構図が似通ったものとならないと判定する。なお、具体的な距離や角度の閾値は、実験等で適宜決定される。
出力制御部55は、例えば、撮影不可の旨を示すエラーメッセージ等を表示出力するように出力部18−2を制御する。ユーザがメッセージを確認することにより、撮影を指示するか、撮影を中止するか、撮像装置1の場所を移動させる等の行動が促される。
また、出力制御部55は、撮像装置1の互いの距離等に基づいて、撮像装置1の互いの配置位置を基点にした動かすべき方向を決定して、ガイドする表示を行うように出力部18−2を制御する。
また、出力制御部55は、撮像装置1の互いの距離等に基づいて、撮像装置1の互いの配置位置を基点にした動かすべき方向を決定して、ガイドする表示を行うように出力部18−2を制御する。
図5は、図3の機能的構成を有する図2のリモート装置2が実行するリモート装置2側の撮影状況報知処理の流れを説明するフローチャートである。
リモート装置2側の撮影状況報知処理は、ユーザによる入力部17−2への撮影状況報知処理開始の操作により開始される。
リモート装置2側の撮影状況報知処理は、ユーザによる入力部17−2への撮影状況報知処理開始の操作により開始される。
ステップS11において、通信制御部51は、各撮像装置1−1,1−2,1−3との接続処理を行うように通信部20−2を制御する。
ステップS12において、通信制御部51は、各撮像装置1−1,1−2,1−3に対して、撮影指示を送信するように通信部20−2を制御する。
ステップS13において、通信制御部51は、各撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影指示に対応する撮影画像を受信するように通信部20−2を制御する。
ステップS14において、通信制御部51は、接続している全ての撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信したか否かを判定する。
全ての撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信していない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、待機状態となる。
全ての撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信した場合には、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
全ての撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信していない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、待機状態となる。
全ての撮像装置1−1,1−2,1−3から撮影画像を受信した場合には、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、画像解析部52は、撮像装置1−1,1−2,1−3から受信した撮影画像のそれぞれにおいて特定被写体を検索する。
ステップS16において、装置間距離算出部53は、特定被写体に対するフォーカス情報に基づいて、特定被写体と撮像装置1−1,1−2,1−3それぞれとの距離を算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)に示す特定被写体SOと撮像装置1−1,1−2,1−3との距離l1,l2,l3を撮像装置1−1,1−2,1−3の撮影画像の特定被写体SOに対するフォーカス情報から算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)に示す特定被写体SOと撮像装置1−1,1−2,1−3との距離l1,l2,l3を撮像装置1−1,1−2,1−3の撮影画像の特定被写体SOに対するフォーカス情報から算出する。
ステップS17において、装置間距離算出部53は、特定被写体に対する撮像装置1−1,1−2,1−3の角度を算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)〜(c)に示すように、本実施形態においては、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体に対するなす角θ1と、装置間距離算出部53は、撮像装置1−1と撮像装置1−3の特定被写体に対するなす角θ2を算出する。それぞれのなす角θ1,θ2は、上述した式(4)の例により算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)〜(c)に示すように、本実施形態においては、撮像装置1−1と撮像装置1−2の特定被写体に対するなす角θ1と、装置間距離算出部53は、撮像装置1−1と撮像装置1−3の特定被写体に対するなす角θ2を算出する。それぞれのなす角θ1,θ2は、上述した式(4)の例により算出する。
ステップS18において、装置間距離算出部53は、特定被写体に対する撮像装置1それぞれとの距離と、特定被写体を介した撮像装置1それぞれの角度から、各撮像装置1間の距離を算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)に示すように、特定被写体SOと撮像装置1−1,1−2,1−3の距離l1,l2,l3と、撮像装置1−1と撮像装置1−2,1Cの特定被写体に対するなす角θ1,θ2から、撮像装置1間の距離n1,n2,n3を算出する。撮像装置1間の距離n1,n2,n3は、上述した式(1)〜(3)により算出する。
即ち、装置間距離算出部53は、図4(a)に示すように、特定被写体SOと撮像装置1−1,1−2,1−3の距離l1,l2,l3と、撮像装置1−1と撮像装置1−2,1Cの特定被写体に対するなす角θ1,θ2から、撮像装置1間の距離n1,n2,n3を算出する。撮像装置1間の距離n1,n2,n3は、上述した式(1)〜(3)により算出する。
ステップS19において、撮影状況判定部54は、各撮像装置1間の距離と、各撮像装置1の特定被写体に対するなす角と、に基づいて、撮影される画像の構図が似通ったものになってしまうか否かを判定する。具体的には、撮影状況判定部54は、例えば、各撮像装置1間の距離が所定の閾値以上(本実施形態においては、所定の距離よりも遠い)であり、かつ、各撮像装置1の特定被写体に対するなす角が所定の閾値以上(本実施形態においては、所定の角度よりも大きい)である場合に、画像の構図が似通ったものとならないと判定する。
画像の構図が似通ったものとならないと判定された場合には、ステップS19においてNOと判定されて、処理はステップS22に進む。
画像の構図が似通ったものになってしまうと判定された場合には、ステップS19においてYESと判定されて、処理はステップS20に進む。
画像の構図が似通ったものとならないと判定された場合には、ステップS19においてNOと判定されて、処理はステップS22に進む。
画像の構図が似通ったものになってしまうと判定された場合には、ステップS19においてYESと判定されて、処理はステップS20に進む。
ステップS20において、通信制御部51は、対象となる撮像装置1に対して、撮影がエラーとなる旨を報知する動作を行うよう指示を送信するように通信部20−2を制御する。
ステップS21において、出力制御部55は、撮影がエラーとなる旨を報知するように出力部18を制御する。その後、リモート装置2側の撮影状況報知処理は終了する。
なお、出力制御部55は、撮像装置1の互いの距離等に基づいて、撮像装置1の互いの配置位置を基点にした動かすべき方向を決定して、ガイドする表示を行うように出力部18−2を制御するように構成してもよい。
なお、出力制御部55は、撮像装置1の互いの距離等に基づいて、撮像装置1の互いの配置位置を基点にした動かすべき方向を決定して、ガイドする表示を行うように出力部18−2を制御するように構成してもよい。
ステップS22において、出力制御部55は、画像の構図が似通ったものとならないと判定されたため、画像の構図が似通ったものとならず、撮影可能である旨を報知するように出力部18−2を制御する。その後、リモート装置2側の撮影状況報知処理は終了する。
<変形例>
上述した実施形態では、各撮像装置1の画像における構図の似通りの判定を各撮像装置1間の距離と、各撮像装置1の特定被写体に対する角度と、を基準に行ったが、これに限られない。
上述した実施形態では、各撮像装置1の画像における構図の似通りの判定を、例えば、撮像装置1間の距離のみ、各撮像装置1の特定被写体に対する角度のみを基準にして行うように構成してもよい。また、上述した実施形態では、他の判定基準や、撮像装置1間の距離と、各撮像装置1の特定被写体に対する角度と、他の判定基準との組み合わせで行うように構成してもよい。
上述した実施形態では、各撮像装置1の画像における構図の似通りの判定を各撮像装置1間の距離と、各撮像装置1の特定被写体に対する角度と、を基準に行ったが、これに限られない。
上述した実施形態では、各撮像装置1の画像における構図の似通りの判定を、例えば、撮像装置1間の距離のみ、各撮像装置1の特定被写体に対する角度のみを基準にして行うように構成してもよい。また、上述した実施形態では、他の判定基準や、撮像装置1間の距離と、各撮像装置1の特定被写体に対する角度と、他の判定基準との組み合わせで行うように構成してもよい。
したがって、撮影システムSでは、複数のカメラで同一被写体を撮影した際に、各カメラで撮影した画像の構図が似通ったものとなることを抑制することができる。
以上のように構成される撮影システムSは、撮像部16と、他の撮像部16と、装置間距離算出部53と、撮影状況判定部54と、を備える。
撮像部16は、被写体を撮影する。
他の撮像部16は、被写体を撮影する。
装置間距離算出部53は、撮像部16と他の撮像部16の被写体に対する相対的な配置情報を取得する。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された配置情報に基づいて、撮像部16と他の撮像部16とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、配置情報によって、撮像部16と他の撮像部16とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定することができる。よって、複数のカメラで同一被写体を撮影した際に、処理負担を抑えながらも、信頼性を高く画像の構図の似通りを判定することを抑制することができる。
撮像部16は、被写体を撮影する。
他の撮像部16は、被写体を撮影する。
装置間距離算出部53は、撮像部16と他の撮像部16の被写体に対する相対的な配置情報を取得する。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された配置情報に基づいて、撮像部16と他の撮像部16とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、配置情報によって、撮像部16と他の撮像部16とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定することができる。よって、複数のカメラで同一被写体を撮影した際に、処理負担を抑えながらも、信頼性を高く画像の構図の似通りを判定することを抑制することができる。
また、撮影システムSは、撮影状況判定部54による判定結果を報知する出力部18を有する。
これにより、撮像装置1においては、判定結果をユーザに報知することができる。
これにより、撮像装置1においては、判定結果をユーザに報知することができる。
出力部18は、撮影状況判定部54によって判定された判定結果に基づいて、撮像部16と他の撮像部16とを互いの配置位置を基点にした動かすべき方向をガイドする。
これにより、撮像装置1においては、ガイドによって、ユーザは適切な位置に撮像部16と他の撮像部16を移動させることができる。
これにより、撮像装置1においては、ガイドによって、ユーザは適切な位置に撮像部16と他の撮像部16を移動させることができる。
出力部18は、撮影状況判定部54によって判定された判定結果に基づいて、撮像部16及び他の撮像部16の撮影を抑制する旨を報知する。
これにより、撮像装置1においては、報知結果に基づいて、ユーザは撮影の有無を判断することができる。
これにより、撮像装置1においては、報知結果に基づいて、ユーザは撮影の有無を判断することができる。
装置間距離算出部53は、撮像部16と他の撮像部16との間の距離情報を配置情報として取得する。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された距離情報に基づいて、撮像装置1と他の撮像装置1とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、撮像部16と他の撮像部16との間の距離情報から、構図が似通ったものか否かを判定することができる。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された距離情報に基づいて、撮像装置1と他の撮像装置1とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、撮像部16と他の撮像部16との間の距離情報から、構図が似通ったものか否かを判定することができる。
装置間距離算出部53は、被写体と撮像部16と他の撮像部16との配置位置がなす角度情報を配置情報として取得する。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された角度情報に基づいて、撮像装置1と他の撮像装置1とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、被写体と撮像部16と他の撮像部16との配置位置がなす角度情報によって、構図が似通ったものか否かを判定することができる。
撮影状況判定部54は、装置間距離算出部53によって取得された角度情報に基づいて、撮像装置1と他の撮像装置1とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する。
これにより、撮像装置1においては、被写体と撮像部16と他の撮像部16との配置位置がなす角度情報によって、構図が似通ったものか否かを判定することができる。
撮影システムSは、撮像装置1と、他の撮像装置1と、当該撮像装置1及び他の撮像装置1を操作するリモート装置2とを含む。
撮像装置1は、撮像部16を有する。
他の撮像装置1は、他の撮像部16を有する。
リモート装置2は、撮影状況判定部54を有する。
これにより、撮像装置1においては、撮像装置1と、他の撮像装置1からの情報に基づいて、リモート装置2で撮影状況の判定を行うことができる。
撮像装置1は、撮像部16を有する。
他の撮像装置1は、他の撮像部16を有する。
リモート装置2は、撮影状況判定部54を有する。
これにより、撮像装置1においては、撮像装置1と、他の撮像装置1からの情報に基づいて、リモート装置2で撮影状況の判定を行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、撮影した画像から撮像装置1間の距離を算出していたが、これに限られない。上述の実施形態では、例えば、撮像装置1間で通信を行って電波強度から距離を算出したり、GPS(Global Positioning System)の測位機能を撮像装置1に搭載して、各撮像装置1の位置から距離を算出したりするように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、撮影の記録形式として静止画像を例として説明したが、動画像であってもよい。この際、上述の実施形態では、判定結果に基づいて、構図が似通っていないと判定された場合には撮影を行って、構図が似通っていると判定された場合には、撮影の中止や停止を自動的に行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、ユーザが通知を受けてから任意に撮像装置1を移動させるように構成したが、例えば、撮像装置1を自走可能に構成して、判定結果に基づいて、適切な位置に自動で移動するように構成してもよい。
具体的には、例えば、各撮像装置1は、配置位置を移動させる移動手段を備えるように構成することができる。
このように構成すれば、自動で最適な位置での撮影を行うことができる。
具体的には、例えば、各撮像装置1は、配置位置を移動させる移動手段を備えるように構成することができる。
このように構成すれば、自動で最適な位置での撮影を行うことができる。
また、上述の実施形態では、特定被写体がどのような対象であるかに関わらず、一定の閾値で画像の構図が似通ったものか否かの判定を行っていたがこれに限らない。上述の実施形態では、例えば、建物等の大きな対象が特定被写体である場合には、少しの変化で違いが分かるために、閾値を低くしたり、風景の場合には、少しの変化では違いが分かり難くなるため、閾値を高くしたりして構成することができる。
具体的には、例えば、撮影状況判定部54は、撮像部16及び他の撮像部16が撮影している対象物に応じて、画像の構図が似通ったものか否かの閾値を変化させるように構成することができる。
具体的には、例えば、撮影状況判定部54は、撮像部16及び他の撮像部16が撮影している対象物に応じて、画像の構図が似通ったものか否かの閾値を変化させるように構成することができる。
また、上述の実施形態では、判定に係る処理をリモート装置2で行うように構成したが、撮像装置1で判定に係る処理を行って、リモート装置2では報知に係る処理のみを行うように構成してもよい。また、判定に係る処理をサーバ等の外部装置で行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、撮像装置1と、撮像装置1での撮影を指示可能なリモート装置2で構成したが、全てを撮像装置1として構成して、互いに操作可能になるように構成して、撮影システムを構築するようにしてもよい。その場合、撮影指示を出す撮像装置1を親機とし、それ以外の撮像装置1を子機として運用してもよい。
具体的には、例えば、撮像装置1は、被写体を撮影する撮像部16と、撮影状況判定部54とを備える。撮影状況判定部54は、自身と当該被写体を撮影する他の撮像装置1’との間の被写体に対する相対的な配置情報を取得し、取得された配置情報に基づいて、撮像部16と他の撮像装置1’とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定するように構成することができる。
また、上述の実施形態では、撮像装置1と、撮像装置1での撮影を指示可能なリモート装置2で構成したが、全てを撮像装置1として構成して、互いに操作可能になるように構成して、撮影システムを構築するようにしてもよい。その場合、撮影指示を出す撮像装置1を親機とし、それ以外の撮像装置1を子機として運用してもよい。
具体的には、例えば、撮像装置1は、被写体を撮影する撮像部16と、撮影状況判定部54とを備える。撮影状況判定部54は、自身と当該被写体を撮影する他の撮像装置1’との間の被写体に対する相対的な配置情報を取得し、取得された配置情報に基づいて、撮像部16と他の撮像装置1’とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定するように構成することができる。
また、上述の実施形態では、判定に用いる撮影画像をライブビュー画像としたが、記録用の画像によって判定を行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、構図の似通りを各撮像装置1の配置から判定するように構成したが、これに限られず、種々の観点から構図の似通りを判定することが可能であり、例えば、撮影した画像を比較して構図の似通りを判定するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮像装置1及びリモート装置2は、デジタルカメラ及びスマートフォンを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、撮影状況報知処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートウォッチ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
例えば、本発明は、撮影状況報知処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートウォッチ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被写体を撮影する第一の撮影部と、
自身と当該被写体を撮影する他の電子機器の撮影部である第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記2]
被写体を撮影する第一の撮影部と当該被写体を撮影する第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記3]
前記判定手段による判定結果を報知する報知手段を有する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
[付記4]
前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とを互いの配置位置を基点にした動かすべき方向をガイドする、
ことを特徴とする付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部の撮影を抑制する旨を報知する、
ことを特徴とする付記3又は4に記載の電子機器。
[付記6]
前記第一の撮影部を備える電子機器又は前記第二の撮影部を備える電子機器は、前記第一の撮影部又は前記第二の撮影部の配置位置を移動させる移動手段を備える、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の電子機器。
[付記7]
前記判定手段は、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部が撮影している対象物に応じて、画像の構図が似通ったものか否かを判定する閾値を変化させる、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の電子機器。
[付記8]
前記取得手段は、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との間の距離情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記距離情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の電子機器。
[付記9]
前記取得手段は、前記被写体と前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との配置位置がなす角度情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記角度情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の電子機器。
[付記10]
被写体を撮影する第一の撮影手段と、
前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする撮影システム。
[付記11]
被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。
[付記12]
撮影システムで実行される構図判定方法であって、
被写体を撮影する第一の撮影ステップと、
前記被写体を撮影する第二の撮影ステップと、
前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップの前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップとで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。
[付記13]
コンピュータを、
被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記14]
被写体を撮影する第一の撮影手段と、前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、を有する撮影システムを制御するコンピュータを、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記1]
被写体を撮影する第一の撮影部と、
自身と当該被写体を撮影する他の電子機器の撮影部である第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記2]
被写体を撮影する第一の撮影部と当該被写体を撮影する第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記3]
前記判定手段による判定結果を報知する報知手段を有する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
[付記4]
前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とを互いの配置位置を基点にした動かすべき方向をガイドする、
ことを特徴とする付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部の撮影を抑制する旨を報知する、
ことを特徴とする付記3又は4に記載の電子機器。
[付記6]
前記第一の撮影部を備える電子機器又は前記第二の撮影部を備える電子機器は、前記第一の撮影部又は前記第二の撮影部の配置位置を移動させる移動手段を備える、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の電子機器。
[付記7]
前記判定手段は、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部が撮影している対象物に応じて、画像の構図が似通ったものか否かを判定する閾値を変化させる、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の電子機器。
[付記8]
前記取得手段は、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との間の距離情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記距離情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の電子機器。
[付記9]
前記取得手段は、前記被写体と前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との配置位置がなす角度情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記角度情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の電子機器。
[付記10]
被写体を撮影する第一の撮影手段と、
前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする撮影システム。
[付記11]
被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。
[付記12]
撮影システムで実行される構図判定方法であって、
被写体を撮影する第一の撮影ステップと、
前記被写体を撮影する第二の撮影ステップと、
前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップの前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップとで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。
[付記13]
コンピュータを、
被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記14]
被写体を撮影する第一の撮影手段と、前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、を有する撮影システムを制御するコンピュータを、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置,2・・・リモート装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・撮像部,17・・・入力部,18・・・出力部,19・・・記憶部,20・・・通信部,21・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・通信制御部,52・・・画像解析部,53・・・装置間距離算出部,54・・・撮影状況判定部,55・・・出力制御部,S・・・撮影システム
Claims (14)
- 被写体を撮影する第一の撮影部と、
自身と当該被写体を撮影する他の電子機器の撮影部である第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 被写体を撮影する第一の撮影部と当該被写体を撮影する第二の撮影部の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記判定手段による判定結果を報知する報知手段を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とを互いの配置位置を基点にした動かすべき方向をガイドする、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。 - 前記報知手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部の撮影を抑制する旨を報知する、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の電子機器。 - 前記第一の撮影部を備える電子機器又は前記第二の撮影部を備える電子機器は、前記第一の撮影部又は前記第二の撮影部の配置位置を移動させる移動手段を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子機器。 - 前記判定手段は、前記第一の撮影部及び前記第二の撮影部が撮影している対象物に応じて、画像の構図が似通ったものか否かを判定する閾値を変化させる、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電子機器。 - 前記取得手段は、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との間の距離情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記距離情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電子機器。 - 前記取得手段は、前記被写体と前記第一の撮影部と前記第二の撮影部との配置位置がなす角度情報を前記配置情報として取得し、
前記判定手段は、前記取得手段によって取得された前記角度情報に基づいて、前記第一の撮影部と前記第二の撮影部とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の電子機器。 - 被写体を撮影する第一の撮影手段と、
前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする撮影システム。 - 被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。 - 撮影システムで実行される構図判定方法であって、
被写体を撮影する第一の撮影ステップと、
前記被写体を撮影する第二の撮影ステップと、
前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップの前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップによって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影ステップと前記第二の撮影ステップとで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする構図判定方法。 - コンピュータを、
被写体を撮影する撮影装置と当該被写体を撮影する他の撮影装置の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記撮影装置と前記他の撮影装置とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮影する第一の撮影手段と、前記被写体を撮影する第二の撮影手段と、を有する撮影システムを制御するコンピュータを、
前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段の前記被写体に対する相対的な配置情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された前記配置情報に基づいて、前記第一の撮影手段と前記第二の撮影手段とで撮影される画像の構図が似通ったものか否かを判定する判定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016125962A JP2017229036A (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 電子機器、撮影システム、構図判定方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016125962A JP2017229036A (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 電子機器、撮影システム、構図判定方法及びプログラム |
Publications (1)
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JP2017229036A true JP2017229036A (ja) | 2017-12-28 |
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ID=60892032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016125962A Pending JP2017229036A (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 電子機器、撮影システム、構図判定方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2017229036A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10591061B2 (en) * | 2015-03-13 | 2020-03-17 | Kul Il Inntot Co., Ltd. | Gasket and the manufacturing method thereof |
-
2016
- 2016-06-24 JP JP2016125962A patent/JP2017229036A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10591061B2 (en) * | 2015-03-13 | 2020-03-17 | Kul Il Inntot Co., Ltd. | Gasket and the manufacturing method thereof |
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