JP2017229016A - 弾性表面波フィルタ、デュプレクサおよびマルチプレクサ - Google Patents

弾性表面波フィルタ、デュプレクサおよびマルチプレクサ Download PDF

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Abstract

【課題】弾性表面波フィルタの帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善する。【解決手段】弾性表面波フィルタ1において、並列腕共振子16は、IDT電極部と反射器16cとを有し、IDT電極部における櫛形電極16aおよび16bのそれぞれは、バスバー電極161aおよび161bとこれらに接続された電極指162aおよび162bとを有し、櫛形電極16aの電極指162aと櫛形電極16bの電極指162bとが弾性表面波の伝搬方向に交互に位置するように配置されており、反射器16cは、弾性表面波の伝搬方向のIDT電極部の両側に、反射器電極指162cが電極指162aおよび162bと平行に位置するように配置されており、最も近接する電極指162aまたは162bと反射器電極指162cとの間隔は、電極指162aまたは162bのメインピッチの10%以上20%以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、共振子を有する弾性表面波フィルタ、デュプレクサおよびマルチプレクサに関する。
従来、送信周波数帯よりも受信周波数帯のほうが高域側に位置する分波装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の分波装置は、複数の直列腕共振子と複数の並列腕共振子とを有するラダー型の送信フィルタを備えたデュプレクサである。送信フィルタにおいて、並列腕共振子は、直列腕共振子の共振周波数よりも低い共振周波数を有する第1の共振子と、直列腕共振子の共振周波数よりも高い共振周波数を有しかつ直列腕共振子および他の並列腕共振子よりも低い静電容量を有する第2の共振子を含んでいる。そして、第2の共振子の共振周波数を、ラダー型の送信フィルタの共振周波数よりも高い周波数とすることで、送信フィルタの広域側の通過領域内におけるアイソレーション特性を向上させている。
国際公開第2013/046892号
従来技術にかかる分波装置では、信号レベルを減衰させたい周波数に対して高周波抑圧用のトラップを設けることで、当該分波装置の帯域内については減衰特性を良好にし、必要な信号レベルを確保している。一方、このような分波装置では、帯域外のトラップが抑圧対象とする周波数以外の周波数において減衰特性が悪化するという、いわゆる信号レベルの跳ね返りが生じるため、フィルタの特性が劣化するという課題がある。
上記課題に鑑み、本発明は、弾性表面波フィルタの帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる弾性表面波フィルタ、デュプレクサおよびマルチプレクサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる弾性表面波フィルタの一態様は、少なくとも一つの直列腕共振子と、少なくとも一つの並列腕共振子とを備え、前記並列腕共振子の少なくとも一つは、一対の櫛形電極からなるIDT(InterDigital Transducer)電極部と、前記IDT電極部の両側に配置された反射器とを有し、前記IDT電極部において、前記一対の櫛形電極のそれぞれは、バスバー電極と前記バスバー電極に接続された互いに平行な複数の第1の電極指とを有し、前記一対の櫛形電極のうちの一方の前記第1の電極指と前記一対の櫛形電極のうちの他方の前記第1の電極指とが弾性表面波の伝搬方向に交互に位置するように配置されており、前記反射器は、互いに平行な複数の第2の電極指を有し、前記弾性表面波の伝搬方向の前記IDT電極部の両側に、前記第2の電極指が前記第1の電極指と平行に位置するように配置されており、最も近接する前記第1の電極指と前記第2の電極指との間隔は、前記第1の電極指のメインピッチの10%以上20%以下である。
これにより、弾性表面波フィルタの送信帯域内または受信帯域内については、特定の周波数の信号レベルを十分減衰させかつ必要な信号レベルを確保できるとともに、帯域外については、特定の周波数の信号レベルを抑圧させたことで生じるいわゆる信号レベルの跳ね返りを抑制することができる。したがって、弾性表面波フィルタの帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる。つまり、送信信号に不要ノイズが含まれるのを抑制し、受信信号に不要ノイズが含まれている場合には不要ノイズの影響を小さくすることができる。
また、前記並列共振子の少なくとも一つは、前記弾性表面波フィルタの帯域外の周波数において減衰極を形成するトラップであってもよい。
これにより、並列腕共振子の少なくとも1つをトラップとして使用することにより、他の素子を使用することなく、帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ帯域外での減衰特性を改善することができる。
また、前記直列腕共振子と前記並列腕共振子とは、ラダー型フィルタを構成していてもよい。
これにより、低損失特性が求められる送信側のフィルタとして用いられるラダー型フィルタにおいて、帯域外での減衰特性を改善することにより、帯域内での損失特性もより良好にすることができる。したがって、送信信号に不要ノイズが含まれるのを抑制することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明にかかるデュプレクサの一態様は、上記特徴を有する弾性表面波フィルタを備える。
これにより、帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができるデュプレクサを提供することができる。したがって、送信側フィルタおよび受信側フィルタの双方を有するデュプレクサにおいて、送信側フィルタにおける減衰特性を改善するとともに、受信側フィルタからの送信側フィルタへの信号の回り込みによる減衰特性の劣化も改善することができる。すなわち、受信信号に含まれる不要ノイズの影響を小さくし、送信信号に不要ノイズが含まれるのをより抑制することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明にかかるマルチプレクサの一態様は、上記特徴を有する弾性表面波フィルタを備える。
これにより、複数の周波数帯域において信号の送信、受信または送受信を行うマルチプレクサにおいて、帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる。したがって、送信信号に不要ノイズが含まれるのを抑制し、受信信号に不要ノイズが含まれている場合には不要ノイズの影響を小さくすることができる。
本発明によれば、弾性表面波フィルタの帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる弾性表面波フィルタおよびマルチプレクサを提供することができる。
実施の形態にかかるデュプレクサの構成を示す概念図である。 実施の形態にかかる弾性表面波フィルタにおいてトラップとなる並列腕共振子の構成を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示した一点鎖線における矢視断面図である。 実施の形態にかかる弾性表面波フィルタにおいて、IDT電極部のメインピッチに対するIDT電極部と反射器との間隔を示す図である。 実施の形態にかかる弾性表面波フィルタの通過特性を示す図である。 実施の形態にかかる弾性表面波フィルタの通過特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態)
以下、実施の形態について、図1〜図4Bを用いて説明する。
[1.デュプレクサの構成]
はじめに、本実施の形態にかかるデュプレクサ1の構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるデュプレクサ1の構成を示す概略図である。
デュプレクサ1は、例えば、700MHz−3GHz程度の周波数帯域の弾性表面波を透過するデュプレクサである。
図1に示すように、デュプレクサ1は、Port1においてアンテナ2に接続されている。デュプレクサ1は、第1のフィルタ10と第2のフィルタ20とを備えている。第1のフィルタ10は、本発明における弾性表面波フィルタに相当する。
第1のフィルタ10は、Port1とPort2との間に設けられている。第1のフィルタ10は、圧電基板30(図2の(b)参照)上に、直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14b、14cおよび16とを備えている。
直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dは、Port1とPort2との間に直列に接続されている。また、並列腕共振子14aは、直列腕共振子12aと12bの接続点と基準端子(グランド)との間に接続されている。並列腕共振子14bは、直列腕共振子12bと12cの接続点と基準端子(グランド)との間に接続されている。並列腕共振子14cは、直列腕共振子12cと12dの接続点と基準端子(グランド)との間に接続されている。並列腕共振子16は、直列腕共振子12aと12bの接続点と基準端子(グランド)との間に接続されている。並列腕共振子14a、14b、14cおよび16は、互いに並列に接続されている。これにより、第1のフィルタ10は、直列腕共振子12aと並列腕共振子16、直列腕共振子12bと並列腕共振子14a、直列腕共振子12cと並列腕共振子14b、直列腕共振子12dと並列腕共振子14cでそれぞれ構成される組がPort1からPort2の間に連続して接続された、ラダー型フィルタを構成している。ここで、並列腕共振子16は、トラップとして用いられている。トラップとは、所望の周波数において信号の挿入損失波形に減衰極を生じさせる素子をいう。すなわち、所望の周波数における挿入損失を無限大にする素子をいう。トラップの構成については、後に詳述する。
第1のフィルタ10は、例えば送信側のフィルタとして用いられる。第1のフィルタ10が接続されたPort2は、送信側のその他の回路に接続される。
第2のフィルタ20は、Port1とPort3との間に設けられている。第2のフィルタ20は、圧電基板30(図2の(b)参照)上に、直列腕共振子22a、22bと、並列腕共振子24と、縦結合型フィルタ26とを備えている。直列腕共振子22a、22部と縦結合型フィルタ26とは、Port1とPort3との間に直列に接続されている。また、並列腕共振子24は、直列腕共振子22aと22bの接続点と基準端子(グランド)との間に接続されている。縦結合型フィルタ26は、図示を省略するが、信号の伝搬方向に複数段の共振子が配置され、奇数段の共振子同士および偶数段の共振子同士がそれぞれ並列に接続された構成をしている。
第2のフィルタ20は、例えば受信側のフィルタとして用いられる。第2のフィルタ20が接続されたPort3は、受信側のその他の回路に接続される。
直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14b、14cおよび16のそれぞれは、後に詳述するように、IDT(InterDigital Transducer)電極部と、IDT電極部の両側に設けられた反射器とで構成されている。直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14bおよび14cの構成は、同様である。並列腕共振子16は、IDT電極部と反射器との間隔が所定の値に限定されていることを除き、直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14bおよび14cの構成と同様である。したがって、以下、並列腕共振子16の構成を例として、共振子の構成について説明する。
[2.共振子の構成]
次に、共振子の構成について説明する。ここでは、並列腕共振子16を例に挙げて説明する。図2は、本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタ1においてトラップとなる並列腕共振子16の構成を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示した一点鎖線における矢視断面図である。
図2の(a)および(b)に示すように、並列腕共振子16は、圧電基板30上に形成された、櫛形形状を有する櫛形電極16aおよび16bからなるIDT電極部と反射器16cとで構成されている。
圧電基板30は、例えば、所定のカット角で切断されたLiNbOの単結晶からなる。圧電基板30では、所定の方向に弾性表面波が伝搬する。
図2の(a)に示すように、圧電基板30の上には、対向する一対の櫛形電極16aおよび16bが形成されている。櫛形電極16aは、互いに平行な複数の電極指162aと、複数の電極指162aを接続するバスバー電極161aとで構成されている。また、櫛形電極16bは、互いに平行な複数の電極指162bと、複数の電極指162bを接続するバスバー電極161bとで構成されている。櫛形電極16aと櫛形電極16bとは、電極指162aと電極指162bとが、IDT電極部の弾性表面波の伝搬方向に交互に配置された構成となっている。なお、電極指162aおよび162bは、本発明における第1の電極指に相当する。
また、櫛形電極16aおよび櫛形電極16bは、図2の(b)に示すように、密着層31と主電極層32とが積層された構造となっている。
密着層31は、圧電基板30と主電極層32との密着性を向上させるための層であり、材料としては、例えば、NiCrが用いられる。密着層31の膜厚は、例えば、10nmである。
主電極層32は、材料として、例えば、PtとCuを1%含有したAlの積層膜が用いられ、その膜厚は、例えばそれぞれ93nmと177nmである。これにより、製造工程を簡単化することができるため、低コストを実現できる。
また、反射器16cは、互いに平行な複数の反射器電極指162cと、複数の反射器電極指162cの一端同士および他端同士をそれぞれ接続する反射器バスバー電極161cとで構成されている。反射器16cは、上述した櫛形電極16aおよび櫛形電極16bと同様、図2の(b)に示すように、密着層31と主電極層32とが積層された構造となっている。なお、反射器電極指162cは、本発明における第2の電極指に相当する。
また、反射器16cは、図2の(a)に示すように、IDT電極部の弾性表面波の伝搬方向の両側に配置されている。つまり、反射器16cは、反射器16cの反射器電極指162cがIDT電極部の電極指162aおよび162bと平行になるように、IDT電極部の両側に配置されている。
ここで、櫛形電極16a、16bおよび反射器16cの設計パラメータについて説明する。弾性表面波共振子において、波長とは、櫛形電極16aおよび16bを構成する複数の電極指162aおよび162bの繰り返しピッチで規定される。電極指162aおよび162bの繰り返しピッチのことを、メインピッチλIDTという。具体的には、メインピッチλIDTは、図2の(b)に示すように、櫛形電極16aにおいて、所定間隔ごとに複数形成された電極指162aのうちの一の電極指162aの一端側から、当該一の電極指162aに隣接する他の電極指162aの一端側までの距離のことである。なお、メインピッチλIDTは、櫛形電極16bにおいて、所定間隔ごとに複数形成された電極指162bのうちの一の電極指162bの一端側から、当該一の電極指162bに隣接する他の電極指162bの一端側までの距離としてもよい。
また、櫛形電極16aおよび16bの交叉幅Lとは、図2の(a)に示すように、櫛形電極16aの電極指162aと櫛形電極16bの電極指162bとが重複する電極指長さである。また、対数は、複数の電極指162aまたは162bの本数である。
また、IDT電極のデューティ比とは、電極指162aおよび162bのメインピッチλIDTに対する、電極指162aおよび162bの占める割合をいう。より具体的には、櫛形電極16aおよび16bのデューティ比とは、図2の(b)に示すように、櫛形電極16aおよび16bの電極指162aおよび162bの幅をW、電極指162aと電極指162bとの間の幅をSとすると、W/(W+S)のことをいう。IDT電極のデューティ比W/(W+S)は、例えば0.5である。
また、反射器16cのメインピッチλREFは、図2の(b)に示すように、反射器16cにおいて、所定間隔ごとに複数形成された反射器電極指162cのうちの一の反射器電極指162cの一端側から当該一の反射器電極指162cに隣接する他の反射器電極指162cの一端側までの距離のことである。
また、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xとは、IDT電極部に最も近接する反射器電極指162cと、反射器16cに最も近接する電極指162aまたは162bとの距離をいう。具体的には、図2の(a)において、IDT電極部の左側に配置された反射器16cでは、反射器16cに最も近接するIDT電極部の電極指162aとIDT電極部の電極指162aに最も近接する反射器電極指162cとの間隔のことをいう。IDT電極部の右側に配置された反射器16cでは、反射器16cに最も近接するIDT電極部の電極指162bとIDT電極部の電極指162bに最も近接する反射器電極指162cとの間隔のことをいう。
一般的に、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xは、信号の伝搬に繋がりを持たせるために、電極指162aと電極指162bとの間隔Sと同等の大きさに設計される。電極指162aおよび電極指162bのそれぞれの幅Wと、電極指162aと電極指162bとの間隔Sとが同一の幅であるとすると、電極指162aと電極指162bとの間隔Sは、例えば0.25λIDTである。つまり、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xは、0.25λIDTに設計される。
本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタ1では、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xは、IDT電極部のメインピッチλIDTの10%以上20%以下に設定されている。なお、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xについては、後に詳述する。
さらに、図2の(b)に示すように、櫛形電極16a、16bおよび反射器16cは、保護層33により覆われている。保護層33は、主電極層32を外部環境から保護する、周波数温度特性を調整する、および、耐湿性を高めるなどを目的とする層である。保護層33は、例えば、二酸化ケイ素を主成分とする膜である。保護層33の膜厚は、例えば25nmである。
なお、密着層31、主電極層32および保護層33を構成する材料は、上述した材料に限定されない。さらに、櫛形電極16a、16bおよび反射器16cは、上記積層構造でなくてもよい。櫛形電極16a、16bおよび反射器16cは、例えば、Ti、Al、Cu、Pt、Au、Ag、Pdなどの金属又は合金から構成されてもよく、また、上記の金属又は合金から構成される複数の積層体から構成されてもよい。また、保護層33は、形成されていなくてもよい。
また、並列腕共振子16の構造は、図2の(a)および(b)に記載された構造に限定されない。例えば、櫛形電極16a、16bおよび反射器16cは、金属膜の積層構造ではなく、金属膜の単層であってもよい。
また、圧電基板30は、所定のカット角で切断されたLiTaO、LiNbOの単結晶に限らず他の材料で構成されてもよい。このとき、圧電基板30は、一種類の材料で構成されてもよいし、材料の異なる複数の層が積層された構造であってもよい。例えば、圧電体層の上に低音速膜と高音速膜とがこの順に積層された構造であってもよい。このとき、低音速膜には膜厚が125μmのシリコン膜、高音速膜には膜厚さ670nmの二酸化ケイ素を主成分とする膜を用いてもよい。この構成により、共振周波数および共振周波数におけるQ値を、圧電基板30を単層で使用する場合に比べて高くすることができる。Q値が高い当該弾性表面波共振子を用いることで、挿入損失が小さいフィルタを構成することができる。
また、直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14bおよび14cとの構成は、並列腕共振子16と略同一である。ただし、直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14bおよび14cでは、IDT電極部と反射器16cとの間隔XはIDT電極部のメインピッチλIDTの10%以上20%以下に限定されない。直列腕共振子12a、12b、12cおよび12dと並列腕共振子14a、14bおよび14cとの構成については、詳細な説明を省略する。
[3.ラダー型フィルタの透過特性]
次に、ラダー型フィルタである第1のフィルタ10の透過特性について、シミュレーション結果を示しながら説明する。図3は、本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタ1において、IDT電極部のメインピッチλIDTに対するIDT電極部と反射器16cとの間隔Xを示す図である。図4Aおよび図4Bは、本実施の形態にかかる第1のフィルタ10の通過特性を示す図である。
図3に示すように、IDT電極部のメインピッチλIDTに対するIDT電極部と反射器16cとの間隔Xを、A〜Iに設定した。つまり、IDT電極部のメインピッチλIDTを4.303とし、IDT電極部と反射器16cとの間隔XをA:1.129μm、B:1.043μm、C:0.957μm、D:0.871μm、E:0.785μm、F:0.699μm、G:0.613μm、H:0.527μm、I:0.411μmとした。このときのIDT電極部のメインピッチλIDTに対するIDT電極部と反射器16cとの間隔Xの比率X/λIDTは、A:26.2%、B:24.2%、C:22.2%、D:20.2%、E:18.2%、F:16.2%、G:14.2%、H:12.2%、I:10.2%である。なお、図4Aおよび図4Bでは、少数点以下を切り捨て、A:26%、B:24%、C:22%、D:20%、E:18%、F:16%、G:14%、H:12%、I:10%と表している。
上記A〜Iについての透過特性を、図4Aおよび図4Bに示している。図4Aおよび図4Bに示すように、並列腕共振子16を設けたことにより、弾性表面波フィルタ1の帯域外の周波数770MHzの近傍では挿入損失は向上しているものの、周波数815MHzの近傍では挿入損失の劣化(いわゆる跳ね返り)が見られる。そして、この跳ね返りは、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xの比率X/λIDTが、上述したAからIへと小さくなるにつれて減衰量が大きくなり、近傍の周波数における挿入損失と同等となるように跳ね返りが抑制されていることがわかる。
ここで、図4Aに示すように、IDT電極部のメインピッチλIDTに対するIDT電極部と反射器16cとの間隔Xの比率X/λIDTがA:26%、B:24%、C:22%の場合には、跳ね返りが大きくなりすぎるという不具合が生じている。また、IDT電極部のメインピッチλIDTに対するIDT電極部と反射器16cとの間隔Xの比率X/λIDTがI:10%より小さい場合には、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xは、製造可能な間隔の限界よりも狭く、製造できないおそれがある。
したがって、近傍の周波数における挿入損失と同等となるように跳ね返りが抑制され、かつ、IDT電極部と反射器16cとの間に空隙が生じるように安定してIDT電極部および反射器16cを形成するには、IDT電極部と反射器16cとの間隔Xは、IDT電極部のメインピッチλIDTの10%以上20%以下に設定することが好ましい。
[4.効果]
以上、本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタ1によると、弾性表面波フィルタの送信帯域内または受信帯域内については、特定の周波数の信号レベルを十分減衰させかつ必要な信号レベルを確保できるとともに、帯域外については、特定の周波数の信号レベルを抑圧させたことで生じるいわゆる信号レベルの跳ね返りを抑制することができる。したがって、弾性表面波フィルタ1の帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる。よって、送信信号に不要ノイズが含まれるのを抑制し、受信信号に不要ノイズが含まれている場合には不要ノイズの影響を小さくすることができる。
なお、上述した実施の形態では、第1のフィルタ10の並列腕共振子16をトラップとして用いたが、第2のフィルタ20にトラップとして機能する並列腕共振子を設けてもよい。この場合、第2のフィルタ20は、本発明における弾性表面波フィルタに相当する。また、第1のフィルタ10および第2のフィルタ20の両方に、トラップとして機能する並列腕共振子を設けてもよい。
(変形例)
以下、実施の形態の変形例について説明する。上述した実施の形態では、トラップとして機能する並列腕共振子を備えた第1のフィルタ10を用いたデュプレクサ1について説明したが、本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタは、デュプレクサに使用されることに限定されず、例えばマルチプレクサに使用されてもよい。マルチプレクサは、複数の周波数帯域において信号の送信、受信または送受信を行う。マルチプレクサの送信側フィルタとして、本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタを用いてもよいし、受信側フィルタとして本実施の形態にかかる弾性表面波フィルタを用いてもよい。また、トラップとして機能する並列腕共振子は、異なる周波数を抑圧するように、IDT電極部と反射器との間隔Xを適宜変更してもよい。
これにより、複数の周波数帯域において信号の送信、受信または送受信を行うマルチプレクサにおいて、帯域内での減衰特性を良好に保ちつつ、帯域外での減衰特性を改善することができる。したがって、送信信号に不要ノイズが含まれるのを抑制し、受信信号に不要ノイズが含まれている場合には不要ノイズの影響を小さくすることができる。
例えば、当該マルチプレクサは、送信用に二種類の周波数帯域に対応した二つのフィルタ、受信用に二つの周波数帯域に対応した二つのフィルタを有するクァトロプレクサであってもよい。
(その他の実施の形態)
なお、本発明は、上述した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、例えば以下に示す変形例のように、適宜変更を加えてもよい。
例えば、上述した実施の形態では、弾性表面波フィルタは、700MHz−3GHzを通過帯域とするフィルタとしたが、これに限らず、弾性表面波フィルタは、他の周波数帯域を受信帯域とするフィルタであってもよい。また、弾性表面波フィルタは、受信フィルタ、送信フィルタのいずれであってもよいし、送受信のいずれも行うことができる送受信フィルタであってもよい。
また、上述した実施の形態では、ラダー型フィルタである送信側のフィルタにトラップである並列腕共振子を備える構成としたが、これに限らず、受信側のフィルタにトラップである並列腕共振子を備える構成としてもよい。また、ラダー型フィルタに限らず、他の型のフィルタにトラップである並列腕共振子を備える構成としてもよい。また、トラップは、並列腕共振子に限らず、直列腕共振子であってもよいし、他の素子であってもよい。
その他、上述の実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上述の実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、弾性表面波フィルタを利用したマルチプレクサ、送信装置、受信装置等の通信機器等に利用することができる。
1 デュプレクサ
2 アンテナ
10 第1のフィルタ(弾性表面波フィルタ)
12a、12b、12c 直列腕共振子
14a、14b、14c、16 並列腕共振子
16a、16b 櫛形電極
16c 反射器
20 第2のフィルタ(弾性表面波フィルタ)
22a、22b 直列腕共振子
24 並列腕共振子
26 縦結合型フィルタ
30 圧電基板
31 密着層
32 主電極層
33 保護層
161a、161b バスバー電極
162a、162b 電極指(第1の電極指)
161c 反射器バスバー電極
162c 反射器電極指(第2の電極指)

Claims (5)

  1. 少なくとも一つの直列腕共振子と、少なくとも一つの並列腕共振子とを備え、
    前記並列腕共振子の少なくとも一つは、一対の櫛形電極からなるIDT(InterDigital Transducer)電極部と、前記IDT電極部の両側に配置された反射器とを有し、
    前記IDT電極部において、前記一対の櫛形電極のそれぞれは、バスバー電極と前記バスバー電極に接続された互いに平行な複数の第1の電極指とを有し、前記一対の櫛形電極のうちの一方の前記第1の電極指と前記一対の櫛形電極のうちの他方の前記第1の電極指とが弾性表面波の伝搬方向に交互に位置するように配置されており、
    前記反射器は、互いに平行な複数の第2の電極指を有し、前記弾性表面波の伝搬方向の前記IDT電極部の両側に、前記第2の電極指が前記第1の電極指と平行に位置するように配置されており、
    最も近接する前記第1の電極指と前記第2の電極指との間隔は、前記第1の電極指のメインピッチの10%以上20%以下である
    弾性表面波フィルタ。
  2. 前記並列腕共振子の少なくとも一つは、前記弾性表面波フィルタの帯域外の周波数において減衰極を形成するトラップである
    請求項1に記載の弾性表面波フィルタ。
  3. 前記直列腕共振子と前記並列腕共振子とは、ラダー型フィルタを構成している
    請求項1または2に記載の弾性表面波フィルタ。
  4. 請求項3に記載の弾性表面波フィルタを備える
    デュプレクサ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性表面波フィルタを備える
    マルチプレクサ。
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