JP2017228939A - 光通信モジュール、並列処理装置および調整方法 - Google Patents

光通信モジュール、並列処理装置および調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うこと。
【解決手段】第1光通信モジュール110は、第2光通信モジュール120との間で光通信が可能である。また、第1光通信モジュール110は、自モジュールの起動時に第2光通信モジュール120へ第1信号を送信し、第1信号に応じて送信される第2信号を第2光通信モジュール120から受信した場合に第1制御を行い、第1制御の後に第2制御を行う。第1制御および第2制御の一方は自モジュールのキャリブレーションであり、第1制御および第2制御の他方は第2光通信モジュール120のキャリブレーションである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信モジュール、並列処理装置および調整方法に関する。
従来、たとえばスーパーコンピュータなどの大規模並列処理装置において、演算回路間の通信に光伝送が用いられている。また、光伝送において、光モジュールの光出力強度を調整する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1,2参照。)。このような光出力強度はたとえばキャリブレーションと呼ばれる。
特開2014−78937号公報 特開平8−274719号公報
しかしながら、上述した従来技術では、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができないという問題がある。したがって、従来、たとえば、各光通信モジュールのキャリブレーションは、各光通信モジュールを制御可能な管理装置を用いて行われる。このため、光通信モジュールの数が多くなると管理装置の負荷が大きくなる。
1つの側面では、本発明は、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができる光通信モジュール、並列処理装置および調整方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信モジュールにおいて、自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールへ第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、前記第1制御の後に第2制御を行い、前記第1制御および前記第2制御の一方は、自モジュールから前記他の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他の光通信モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、前記他の光通信モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他の光通信モジュールに調整させる制御である光通信モジュール、並列処理装置および調整方法が提案される。
本発明の一側面によれば、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかる光通信モジュールの状態遷移の一例を示す図である。 図3は、実施の形態にかかる通信システムにおける電源起動直後の状態遷移の一例を示す図である。 図4は、実施の形態にかかる通信システムにおける第1光通信モジュールの光強度調整の一例を示す図である。 図5は、実施の形態にかかる通信システムにおける光強度調整するモジュールの交代の一例を示す図である。 図6は、実施の形態にかかる通信システムにおける第2光通信モジュールの光強度調整の一例を示す図である。 図7は、実施の形態にかかる通信システムにおける運用モードへの移行の一例を示す図である。 図8は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 図9は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 図10は、実施の形態にかかる光通信モジュールの一例を示す図である。 図11は、実施の形態にかかる並列処理装置の一例を示す図である。 図12は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の他の一例を示すフローチャート(その1)である。 図13は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の他の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる光通信モジュール、並列処理装置および調整方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(実施の形態にかかる通信システム)
図1は、実施の形態にかかる通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態にかかる通信システム100は、第1光通信モジュール110と、第2光通信モジュール120と、を含む。第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120は、光伝送路101を介して互いに接続されており、光伝送路101を介して互いに光通信が可能な光学通信モジュールである。
光伝送路101は、光ファイバなどの光導波路であってもよいし、光を伝送可能な空間であってもよい。また、光伝送路101は、第1光通信モジュール110から第2光通信モジュール120への光信号の伝送を行う光伝送路と、第2光通信モジュール120から第1光通信モジュール110への光信号の伝送を行う光伝送路と、を含んでいてもよい。また、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120は、光伝送路101の他に、互いに制御信号を送受信可能な電気や無線の通信経路を有していてもよい。
第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120が互いに送受信する制御信号には、一例としては、FBR、CR、TP、UR、DR、FCEがある。FBR(FeedBack Request)は、後述のフィードバックモードへの移行を要求する信号である。CR(Calibration Request)は、後述のキャリブレーションモードへの移行を要求する信号である。
TP(Test Pattern)は、キャリブレーション用のテストパターンである。UR(Up Request)は、キャリブレーションにおいてTPの送信電力(光出力強度)の増加を要求する信号である。DR(Down Request)は、キャリブレーションにおいてTPの送信電力の低下を要求する信号である。FCE(Feedback Calibration End)は、フィードバックおよびキャリブレーションのシーケンスの終了を要求する信号である。
TPは、光伝送路101を介して送信される光信号である。FBR、CR、UR、DRおよびFCEは、光伝送路101を介して送信される光信号であってもよいし、光伝送路101とは異なる通信経路によって送信される電気信号や無線信号であってもよい。
第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120への電源投入は、たとえば第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120の外部の通信装置からの遠隔操作によって一括して行われる。第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120へ電源投入を行った場合に、第1光通信モジュール110の起動と、第2光通信モジュール120の起動と、の間には時間差が生じる場合がある。
これは、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120への各電源投入のタイミングのずれや、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120の起動処理に要する時間のずれなどに起因する。なお、起動とは、たとえば、光通信が可能な状態になることである。
(実施の形態にかかる光通信モジュールの状態遷移)
図2は、実施の形態にかかる光通信モジュールの状態遷移の一例を示す図である。第1光通信モジュール110の状態遷移について説明するが、第2光通信モジュール120の状態遷移についても同様である。図2において、状態遷移を示す太矢印に付した(Rx信号/Tx信号)は、その状態遷移の条件が、対向モジュールからRx信号を受信して対向モジュールへTx信号を送信したことであることを示している。
第1光通信モジュール110は、たとえば自モジュールの電源起動時(たとえば起動直後)に待機モード201となる。待機モード201は、対向モジュール(たとえば第2光通信モジュール120)の電源起動を待つモードである。待機モード201において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへ向けてFBRを繰り返し送信し続ける。
また、待機モード201において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信し、対向モジュールから信号を受信していない場合(なし/FBR)は、待機モード201を維持する。これにより、自モジュールが対向モジュールより先に起動した場合に、対向モジュールへFBRを繰り返し送信しながら対向モジュールの起動を待つことができる。
また、待機モード201において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信し、対向モジュールからCRを受信した場合(CR/FBR)は、第1キャリブレーションモード203へ移行する。これにより、自モジュールが対向モジュールより先に起動した場合に第1キャリブレーションモード203へ移行することができる。
また、待機モード201において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへ信号を送信しておらず、対向モジュールからFBRを受信した場合(FBR/なし)は、第1フィードバックモード202へ移行する。これにより、自モジュールが対向モジュールより後に起動した場合に第1フィードバックモード202へ移行することができる。
また、待機モード201において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信し、対向モジュールからもFBRを受信した場合(FBR/FBR)は、ランダムな待ち時間だけ待機して待機モード201へ戻る。これにより、自モジュールおよび対向モジュールが同時に起動してFBRを行った場合に、自モジュールおよび対向モジュールがそれぞれランダムな待ち時間だけ待機してFBRを送信することができる。
第1フィードバックモード202は、対向モジュールから受信したTPの受信レベル(受信強度)に応じてURまたはDRを対向モジュールへ送信するモードである。第1フィードバックモード202において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへCRを送信し、対向モジュールからFBRを受信した場合(FBR/CR)は、第1フィードバックモード202を維持する。
また、第1フィードバックモード202において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBR、URまたはDRを送信し、対向モジュールからTPを受信した場合(TP/FBR,UR,DR)は、第1フィードバックモード202を維持する。また、第1フィードバックモード202において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信し、対向モジュールからCRを受信した場合(CR/FBR)は、第2キャリブレーションモード205へ移行する。
第1キャリブレーションモード203は、対向モジュールへTPを送信しつつ、対向モジュールから受信したURやDRに応じてTPの送信電力を調整するモードである。第1キャリブレーションモード203において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し、対向モジュールからCR、URまたはDRを受信した場合(CR,UR,DR/TP)は、第1キャリブレーションモード203を維持する。
また、第1キャリブレーションモード203において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し、対向モジュールからFBRを受信した場合(FBR/TP)は、第2フィードバックモード204へ移行する。
第2フィードバックモード204は、対向モジュールから受信したTPの受信レベル(受信強度)に応じてURまたはDRを対向モジュールへ送信するモードである。第2フィードバックモード204において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへCRを送信し、対向モジュールからFBRを受信した場合(FBR/CR)は、第2フィードバックモード204を維持する。
また、第2フィードバックモード204において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFCE、URまたはDRを送信し、対向モジュールからTPを受信した場合(TP/FCE,UR,DR)は、第2フィードバックモード204を維持する。また、第2フィードバックモード204において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFCEを送信し、対向モジュールからFCEを受信した場合(FCE/FCE)は、運用モード206へ移行する。
第2キャリブレーションモード205は、対向モジュールへTPを送信しつつ、対向モジュールから受信したURやDRに応じてTPの送信電力を調整するモードである。第2キャリブレーションモード205において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し、対向モジュールからCR、URまたはDRを受信した場合(CR,UR,DR/TP)は、第2キャリブレーションモード205を維持する。
また、第2キャリブレーションモード205において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し、対向モジュールからFCEを受信した場合(FCE/TP)は、運用モード206へ移行する。
運用モード206は、対向モジュールとの間でユーザパケットの送受信を行うモードである。運用モード206において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFCEを送信し、対向モジュールからFCEを受信した場合(FCE/FCE)は、運用モード206を維持する。
(実施の形態にかかる通信システムにおける電源起動直後の状態遷移)
図3は、実施の形態にかかる通信システムにおける電源起動直後の状態遷移の一例を示す図である。図3〜図7において、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120よりも先に電源起動する場合の第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120による処理について説明する。
第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120よりも先に電源起動すると、図3に示す状態301のようになる。すなわち、第1光通信モジュール110は、電源が起動したことによって待機モード201へ移行し、第2光通信モジュール120へ向けてFBRを繰り返し送信する状態になる。また、第2光通信モジュール120は起動中の状態である。
つぎに、第2光通信モジュール120の電源が起動すると、状態302のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、電源が起動したことにより待機モード201となるが、第1光通信モジュール110から送信されたFBRを受信することにより第1フィードバックモード202へ移行し、第1光通信モジュール110へCRを送信する。
つぎに、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120からのCRを受信すると、状態303のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、第1キャリブレーションモード203へ移行し、第2光通信モジュール120へのTPの送信を開始する。
(実施の形態にかかる通信システムにおける第1光通信モジュールの光強度調整)
図4は、実施の形態にかかる通信システムにおける第1光通信モジュールの光強度調整の一例を示す図である。図3に示した状態303において、第2光通信モジュール120が第1光通信モジュール110からのTPを受信すると、図4に示す状態401のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、第1光通信モジュール110から受信したTPに基づくURまたはDRを第1光通信モジュール110へ送信する。
たとえば、第2光通信モジュール120は、第1光通信モジュール110から送信されたTPの第2光通信モジュール120における受信レベル(受信電力)が適正レベルより高い場合は、送信電力の低下を要求するDRを第1光通信モジュール110へ送信する。また、第2光通信モジュール120は、第1光通信モジュール110から送信されたTPの第2光通信モジュール120における受信レベルが適正レベルより低い場合は、送信電力の増加を要求するDRを第1光通信モジュール110へ送信する。
適正レベルは、光通信における通信品質(たとえばエラー率)が所定品質以上になる最小限のレベルである。また、適正レベルは、所定の受信レベルであってもよいし、所定範囲の受信レベルであってもよい。
(実施の形態にかかる通信システムにおける光強度調整するモジュールの交代)
図5は、実施の形態にかかる通信システムにおける光強度調整するモジュールの交代の一例を示す図である。図4に示した状態401において、第2光通信モジュール120が第1光通信モジュール110から受信したTPの受信レベルが適正レベルになると、図5に示す状態501のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、第1光通信モジュール110へFBRを送信する。このときの第1光通信モジュール110によるTPの送信電力が、第1光通信モジュール110から第2光通信モジュール120へのユーザパケットの送信に用いられる光信号の送信電力として設定される。
つぎに、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120からのFBRを受信したことにより、状態502のようになる。すなわち、第1光通信モジュール110は、第2フィードバックモード204へ移行し、第2光通信モジュール120へCRを送信する。つぎに、第2光通信モジュール120が第1光通信モジュール110からのCRを受信すると、状態503のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、第2キャリブレーションモード205へ移行し、第1光通信モジュール110へのTPの送信を開始する。
(実施の形態にかかる通信システムにおける第2光通信モジュールの光強度調整)
図6は、実施の形態にかかる通信システムにおける第2光通信モジュールの光強度調整の一例を示す図である。図5に示した状態503において、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120からのTPを受信すると、図6に示す状態601のようになる。すなわち、第1光通信モジュール110は、第2光通信モジュール120から受信したTPに基づくURまたはDRを第2光通信モジュール120へ送信する。
(実施の形態にかかる通信システムにおける運用モードへの移行)
図7は、実施の形態にかかる通信システムにおける運用モードへの移行の一例を示す図である。図6に示した状態601において、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120から受信したTPの受信レベルが適正レベルになると、図7に示す状態701のようになる。すなわち、第1光通信モジュール110は、第2光通信モジュール120へFCEを送信する。このときの第2光通信モジュール120によるTPの送信電力が、第2光通信モジュール120から第1光通信モジュール110へのユーザパケットの送信に用いられる光信号の送信電力として設定される。
つぎに、第2光通信モジュール120が第1光通信モジュール110からのFCEを受信したことにより、状態702のようになる。すなわち、第2光通信モジュール120は、運用モード206へ移行し、第1光通信モジュール110へFCEを送信する。つぎに、第1光通信モジュール110が第2光通信モジュール120からのFCEを受信すると、状態703のようになる。すなわち、第1光通信モジュール110は、運用モード206へ移行する。
これにより、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120が運用モード206になり、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120の間で光伝送路101を介して光信号によるユーザパケットの伝送が開始される。
(実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理)
図8および図9は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の一例を示すフローチャートである。第1光通信モジュール110による処理について説明するが、第2光通信モジュール120による処理についても同様である。第1光通信モジュール110は、自モジュールへの電源投入により、図8,図9に示す各ステップを実行する。まず、第1光通信モジュール110は、待機モード201で起動する(ステップS801)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュール(たとえば第2光通信モジュール120)からFBRを受信したか否かを判断する(ステップS802)。たとえば、第1光通信モジュール110は、ステップS802へ移行してから所定時間内にFBRを受信したか否かを判断する。FBRを受信した場合(ステップS802:Yes)は、自モジュールより先に対向モジュールが起動していたと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、第1フィードバックモード202へ移行するとともに対向モジュールへCRを送信する(ステップS803)。これにより、対向モジュールが第1キャリブレーションモード203へ移行し、対向モジュールからTPが送信される。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるTPの自モジュールにおける受信レベルが適正レベルより高いか否かを判断する(ステップS804)。受信レベルが適正レベルより高い場合(ステップS804:Yes)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへDRを送信し(ステップS805)、ステップS804へ戻る。これにより、対向モジュールからのTPの送信電力が低下する。
ステップS804において、受信レベルが適正レベルより高くない場合(ステップS804:No)は、第1光通信モジュール110は、ステップS806へ移行する。すなわち、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるTPの自モジュールにおける受信レベルが適正レベルより低いか否かを判断する(ステップS806)。受信レベルが適正レベルより低い場合(ステップS806:Yes)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへURを送信し(ステップS807)、ステップS804へ戻る。これにより、対向モジュールからのTPの送信電力が増加する。
ステップS806において、受信レベルが適正レベルより低くない場合(ステップS806:No)は、受信レベルが適正レベル、すなわち対向モジュールにおける送信電力が適正であると判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信する(ステップS808)。これにより、対向モジュールが第2フィードバックモード204へ移行する。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからCRを受信したか否かを判断し(ステップS809)、CRを受信するまで待つ(ステップS809:Noのループ)。CRを受信すると(ステップS809:Yes)、第1光通信モジュール110は、第2キャリブレーションモード205へ移行する(ステップS810)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからFCEを受信したか否かを判断する(ステップS811)。FCEを受信していない場合(ステップS811:No)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し(ステップS812)、ステップS811へ戻る。また、ステップS812において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるDRまたはURに基づいて、対向モジュールへのTPの送信電力(送信強度)を調整する。
FCEを受信した場合(ステップS811:Yes)は、対向モジュールへのTPの送信電力が適正になったと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFCEを送信する(ステップS813)。これにより、対向モジュールが運用モード206へ移行する。
つぎに、第1光通信モジュール110は、運用モード206へ移行し(ステップS814)、一連の処理を終了する。これにより、第1光通信モジュール110は、対向モジュールとの間でユーザパケットの送受信を開始する。また、第1光通信モジュール110は、開始したユーザパケットの送受信において、ステップS811においてFCEを受信したときの対向モジュールへのTPの送信電力によってユーザパケットを送信する。
ステップS802において、FBRを受信していない場合(ステップS802:No)は、対向モジュールより先に自モジュールが起動したと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFBRを送信する(ステップS815)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからCRを受信したか否かを判断する(ステップS816)。CRを受信していない場合(ステップS816:Noのループ)は、対向モジュールがまだ起動していないと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、ステップS815へ戻る。CRを受信した場合(ステップS816:Yes)は、対向モジュールが起動したと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、第1キャリブレーションモード203へ移行する(ステップS817)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからFBRを受信したか否かを判断する(ステップS818)。FBRを受信していない場合(ステップS818:No)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへTPを送信し(ステップS819)、ステップS818へ戻る。また、ステップS819において、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるDRまたはURに基づいて、対向モジュールへのTPの送信電力を調整する。
ステップS818において、FBRを受信した場合(ステップS818:Yes)は、対向モジュールへのTPの送信電力が適正になったと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、第2フィードバックモード204へ移行するとともに対向モジュールへCRを送信する(ステップS820)。これにより、対向モジュールが第2キャリブレーションモード205へ移行し、対向モジュールからTPが送信される。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるTPの自モジュールにおける受信レベルが適正レベルより高いか否かを判断する(ステップS821)。受信レベルが適正レベルより高い場合(ステップS821:Yes)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへDRを送信し(ステップS822)、ステップS821へ戻る。これにより、対向モジュールからのTPの送信電力が低下する。
ステップS821において、受信レベルが適正レベルより高くない場合(ステップS821:No)は、第1光通信モジュール110は、ステップS823へ移行する。すなわち、第1光通信モジュール110は、対向モジュールから送信されるTPの自モジュールにおける受信レベルが適正レベルより低いか否かを判断する(ステップS823)。受信レベルが適正レベルより低い場合(ステップS823:Yes)は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへURを送信し(ステップS824)、ステップS821へ戻る。これにより、対向モジュールからのTPの送信電力が増加する。
ステップS823において、受信レベルが適正レベルより低くない場合(ステップS823:No)は、受信レベルが適正レベル、すなわち対向モジュールにおける送信電力が適正であると判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへFCEを送信する(ステップS825)。これにより、対向モジュールが運用モード206へ移行する。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからFCEを受信したか否かを判断し(ステップS826)、FCEを受信するまで待つ(ステップS826:Noのループ)。FCEを受信すると(ステップS826:Yes)、第1光通信モジュール110は、ステップS814へ移行して運用モード206へ移行し、一連の処理を終了する。これにより、第1光通信モジュール110は、対向モジュールとの間でユーザパケットの送受信を開始する。また、第1光通信モジュール110は、開始したユーザパケットの送受信において、ステップS826においてFCEを受信したときの対向モジュールへのTPの送信電力によってユーザパケットを送信する。
また、第1光通信モジュール110は、ステップS816において対向モジュールへFBRを送信するとともに対向モジュールからのFBRを受信した場合は、ランダムな待ち時間だけ待機してからステップS802へ戻ってもよい。これにより、自モジュールと対向モジュールが同時期に起動した場合に、自モジュールと対向モジュールがともに第1フィードバックモード202へ移行してキャリブレーションに失敗することを回避することができる。
(実施の形態にかかる光通信モジュール)
図10は、実施の形態にかかる光通信モジュールの一例を示す図である。第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120のそれぞれは、たとえば図10に示す光通信モジュール1000により実現することができる。図10に示すように、光通信モジュール1000は、CPU1001とともにボード1002に設けられており、CPU1001からの制御によって対向モジュールとの間で光通信を行う。CPUはCentral Processing Unit(中央処理装置)の略である。
また、光通信モジュール1000は、たとえば、レンズブロック1010と、電気光変換部1020(O/E)と、CDR1030と、パターン生成部1050と、状態制御部1040と、電源制御部1060と、を備える。CDRはClock Data Recoveryの略である。
レンズブロック1010は、集光レンズ1011,1012を有する。レンズブロック1010には、接続された対向モジュールから光伝送路101を介して送信された光信号が集光レンズ1011を介して入射する。そして、レンズブロック1010は、集光レンズ1011を介して入射した光信号を、集光レンズ1012を介して電気光変換部1020へ出射する。
また、レンズブロック1010には、電気光変換部1020から出射された光信号が集光レンズ1012を介して入射する。そして、レンズブロック1010は、集光レンズ1012を介して入射した光信号を、集光レンズ1011および光伝送路101を介して対向モジュールへ送信する。
電気光変換部1020は、レンズブロック1010から出射された光信号を受光し、受光した光信号を電気信号に変換するPD(Photo Detector)を有する。そして、電気光変換部1020は、変換した電気信号をCDR1030へ出力する。また、電気光変換部1020は、CDR1030から出力された電気信号を光信号に変換するLD(Laser Diode:レーザダイオード)を有する。そして、電気光変換部1020は、変換した光信号をレンズブロック1010へ出射する。
CDR1030は、電気光変換部1020から出力された電気信号の受信側のクロックデータリカバリ処理を行う。クロックデータリカバリ処理には、たとえば、入力された信号からクロックを抽出して信号を整形する処理が含まれる。そして、CDR1030は、キャリブレーション中の受信側のクロックデータリカバリ処理により得られる信号を状態制御部1040へ出力する。また、CDR1030は、運用中の受信側のクロックデータリカバリ処理により得られるユーザパケットをCPU1001へ出力する。
また、CDR1030には、キャリブレーション中においては状態制御部1040から出力された信号が入力される。また、CDR1030には、キャリブレーションの後の運用中においてはCPU1001から出力されたユーザパケットが入力される。CDR1030は、状態制御部1040またはCPU1001から入力された信号に対する送信側のクロックデータリカバリ処理を行い、送信側のクロックデータリカバリ処理により得られた電気信号を電気光変換部1020へ出力する。
状態制御部1040は、上述した待機モード201、第1フィードバックモード202、第1キャリブレーションモード203、第2フィードバックモード204および運用モード206の切り替えを制御する制御回路である。たとえば、図8,図9に示した各ステップは、状態制御部1040による制御によって実行される。
たとえば、状態制御部1040は、キャリブレーションのための信号をCDR1030へ出力して対向モジュールへ送信し、対向モジュールから送信されたキャリブレーションのための信号をCDR1030から取得することによりキャリブレーションの制御を行う。キャリブレーションのための信号には、上述したFBR、CR、TP、UR、DR、FCE等が含まれる。これらのキャリブレーションのための信号のうち、状態制御部1040は、パターン生成部1050を制御することによってパターン生成部1050からTPを出力させ、パターン生成部1050から出力されたTPをCDR1030へ出力する。
パターン生成部1050は、状態制御部1040からの制御により、所定パターンのTPを生成して状態制御部1040へ出力する。TPは、たとえば自モジュールおよび対向モジュールにおいて既知の信号である。状態制御部1040およびパターン生成部1050は、たとえばFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)などのデジタル回路によって実現することができる。
電源制御部1060は、ボード1002から供給される電源を用いて、電気光変換部1020、CDR1030、状態制御部1040およびパターン生成部1050へ駆動電源を供給するドライバである。
他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信部は、たとえばレンズブロック1010、電気光変換部1020およびCDR1030により実現することができる。他の光通信モジュールとの間で第1制御および第2制御を行う制御部は、たとえば状態制御部1040およびパターン生成部1050により実現することができる。
(実施の形態にかかる並列処理装置)
図11は、実施の形態にかかる並列処理装置の一例を示す図である。図11に示すように、実施の形態にかかる並列処理装置1100は、たとえば、ボード1110,1120,1130,1140,1150,1160を備える。
ボード1110は、CPU1111〜1113と、光通信モジュール1114〜1116と、を備える。CPU1111〜1113は、それぞれ光通信モジュール1114〜1116を制御してボード1120との間で光通信を行う。また、CPU1113は、ボード1130のCPU1131と接続されておりCPU1131との間で電気通信を行う。
ボード1120は、CPU1121〜1123と、光通信モジュール1124〜1126と、を備える。CPU1121〜1123は、それぞれ光通信モジュール1124〜1126を制御してボード1110との間で光通信を行う。また、CPU1123は、ボード1140のCPU1141と接続されておりCPU1141との間で電気通信を行う。
ボード1130は、CPU1131〜1133と、光通信モジュール1134〜1136と、を備える。CPU1131〜1133は、それぞれ光通信モジュール1134〜1136を制御してボード1140との間で光通信を行う。また、CPU1133は、ボード1150のCPU1151と接続されておりCPU1151との間で電気通信を行う。
ボード1140は、CPU1141〜1143と、光通信モジュール1144〜1146と、を備える。CPU1141〜1143は、それぞれ光通信モジュール1144〜1146を制御してボード1130との間で光通信を行う。また、CPU1143は、ボード1160のCPU1161と接続されておりCPU1161との間で電気通信を行う。
ボード1150は、CPU1151〜1153と、光通信モジュール1154〜1156と、を備える。CPU1151〜1153は、それぞれ光通信モジュール1154〜1156を制御してボード1160との間で光通信を行う。
ボード1160は、CPU1161〜1163と、光通信モジュール1164〜1166と、を備える。CPU1161〜1163は、それぞれ光通信モジュール1164〜1166を制御してボード1150との間で光通信を行う。
ボード1110の光通信モジュール1114〜1116と、ボード1120の光通信モジュール1124〜1126と、は互いに光通信が可能である。たとえば、光通信モジュール1114は、光通信モジュール1124〜1126のそれぞれと接続されている。そして、光通信モジュール1114から出射された光信号は、分岐されて光通信モジュール1124〜1126のそれぞれへ入射する。また、光通信モジュール1124〜1126から出射される各光信号は、合波されて光通信モジュール1114へ入射する。
同様に、ボード1130の光通信モジュール1134〜1136と、ボード1140の光通信モジュール1144〜1146と、は互いに光通信が可能である。同様に、ボード1150の光通信モジュール1154〜1156と、ボード1160の光通信モジュール1164〜1166と、は互いに光通信が可能である。
また、CPU1111〜1113,1121〜1123,1131〜1133,1141〜1143,1151〜1153,1161〜1163は、電気通信および光通信を用いて互いに通信を行うことにより連携して並列演算処理を行う。並列演算処理に光通信を用いることで、大規模な演算の効率を向上させることができる。
ただし、並列処理装置1100において、互いに接続されるボードの数、ボード内のCPUや光通信モジュールの数、電気通信や光通信の接続形態は、図11に示した例に限らず、各種の構成を採用することができる。
上述した第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120は、並列処理装置1100において互いに対向する各光通信モジュール(一例としては光通信モジュール1114と光通信モジュール1124)に適用することができる。これにより、各光通信モジュールのキャリブレーションを行う管理装置を用いなくても、並列処理装置1100の各光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で自律的に実行させることが可能になる。
ただし、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120は、並列処理装置1100などの並列処理装置に限らず、装置間で光通信を行うシステムなど、光通信を行う各システムに適用することができる。
(キャリブレーションを行う順序)
第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120のうち、先に起動した光通信モジュールのキャリブレーションを行い、そのつぎに後に起動した光通信モジュールのキャリブレーションを行う構成について説明したが、このような構成に限らない。たとえば、第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120のうち、後に起動した光通信モジュールのキャリブレーションを行い、そのつぎに先に起動した光通信モジュールのキャリブレーションを行う構成としてもよい。このような構成における第1光通信モジュール110および第2光通信モジュール120による処理について、図12,図13において説明する。
(実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理)
図12および図13は、実施の形態にかかる光通信モジュールによる処理の他の一例を示すフローチャートである。第1光通信モジュール110による処理について説明するが、第2光通信モジュール120による処理についても同様である。第1光通信モジュール110は、たとえば、自モジュールへの電源投入により、図12,図13に示す各ステップを実行してもよい。まず、第1光通信モジュール110は、待機モード201で起動する(ステップS1201)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、起動して信号を受信可能になってから所定時間内に、対向モジュール(たとえば第2光通信モジュール120)からCRを受信したか否かを判断する(ステップS1202)。CRを受信した場合(ステップS1202:Yes)は、自モジュールより先に対向モジュールが起動していたと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、第1キャリブレーションモード203へ移行する(ステップS1203)。
図12に示すステップS1204〜S1212は、図9に示したステップS818〜S826と同様である。ステップS1212のつぎに、第1光通信モジュール110は、運用モード206へ移行し(ステップS1213)、一連の処理を終了する。これにより、第1光通信モジュール110は、対向モジュールとの間でユーザパケットの送受信を開始する。また、第1光通信モジュール110は、開始したユーザパケットの送受信において、ステップS1204においてFBRを受信したときの対向モジュールへのTPの送信電力によってユーザパケットを送信する。
ステップS1202において、CRを受信していない場合(ステップS1202:No)は、対向モジュールより先に自モジュールが起動したと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、対向モジュールへCRを送信する(ステップS1214)。
つぎに、第1光通信モジュール110は、対向モジュールからFBRを受信したか否かを判断する(ステップS1215)。FBRを受信していない場合(ステップS1215:Noのループ)は、対向モジュールがまだ起動していないと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、ステップS1214へ戻る。FBRを受信した場合(ステップS1215:Yes)は、対向モジュールが起動したと判断することができる。この場合は、第1光通信モジュール110は、第1フィードバックモード202へ移行する(ステップS1216)。
図12に示すステップS1217〜S1226は、図8に示したステップS804〜S813と同様である。ステップS1226のつぎに、第1光通信モジュール110は、ステップS1213へ移行して運用モード206へ移行し、一連の処理を終了する。これにより、第1光通信モジュール110は、対向モジュールとの間でユーザパケットの送受信を開始する。また、第1光通信モジュール110は、開始したユーザパケットの送受信において、ステップS1224においてFCEを受信したときの対向モジュールへのTPの送信電力によってユーザパケットを送信する。
このように、実施の形態にかかる光通信モジュールによれば、自モジュールの起動時に対向モジュールへ第1信号を送信し、第1信号に応じて送信される第2信号を対向モジュールから受信した場合に第1制御を行い、第1制御の後に第2制御を行うことができる。
また、第1制御および第2制御の一方は、自モジュールから対向モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールから対向モジュールへの光信号に対する対向モジュールからの自モジュールへのフィードバック信号に基づいて調整する制御である。すなわち、第1制御および第2制御の一方は、自モジュールのキャリブレーションである。
第1制御および第2制御の他方は、対向モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、対向モジュールから自モジュールへの光信号に対する自モジュールから対向モジュールへのフィードバック信号を送信する制御である。すなわち、第1制御および第2制御の他方は、対向モジュールのキャリブレーションである。
これにより、各光通信モジュールのキャリブレーションのために中央管理装置を用いなくても、各光通信モジュールが起動した順序に応じた順序で各光通信モジュールのキャリブレーションを行うことができる。これにより、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができる。
第1信号は、たとえば図8,図9に示した例ではFBRであり、たとえば図12,図13に示した例ではCRである。第2信号は、たとえば図8,図9に示した例ではCRであり、たとえば図12,図13に示した例ではFBRである。フィードバック信号は、たとえば上述したDRやUR、または受信レベルが適正レベルになった際に送信されるFBR、FCEなどである。
たとえば、実施の形態にかかる光通信モジュールは、自モジュールの起動時(たとえば起動直後)に対向モジュールから第1信号を受信しなかった場合に対向モジュールへ第1信号を送信する。そして、光通信モジュールは、第1信号に応じて送信される第2信号を対向モジュールから受信した場合に対向モジュールとの間で第1制御を行い、第1制御の後に対向モジュールとの間で第2制御を行う。
また、実施の形態にかかる光通信モジュールは、自モジュールの起動時に対向モジュールから第1信号を受信した場合は、第1信号ではなく第2信号を対向モジュールへ送信する。そして、光通信モジュールは、第2信号を送信した後に対向モジュールとの間で第2制御を行い、第2制御の後に対向モジュールとの間で第1制御を行う。
また、実施の形態にかかる光通信モジュールは、自モジュールの起動時に、対向モジュールへ第1信号を送信するとともに対向モジュールから第1信号を受信した場合はランダムな時間待機する構成としてもよい。この構成において、光通信モジュールは、待機した時間において対向モジュールから第1信号を受信しなかった場合は、対向モジュールへ第1信号を送信する。そして、光通信モジュールは、第1信号に応じて送信される第2信号を対向モジュールから受信した場合に第1制御を行い、第1制御の後に第2制御を行う。
また、光通信モジュールは、待機したランダムな時間において対向モジュールから第1信号を受信した場合は、第2信号を対向モジュールへ送信し、第2信号を送信した後に第2制御を行い、第2制御の後に第1制御を行う。これにより、各光通信モジュールの双方が第1信号を送信しても、各光通信モジュールがランダムな時間の後に第1信号の送信をやり直し、第1信号を送信した順序に応じた順序で各光通信モジュールのキャリブレーションを行うことができる。このため、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができる。
なお、上述した実施の形態においては、キャリブレーションにおける受信側の光通信モジュールにおける受信レベルが適正レベルになるように送信側の光通信モジュールにおける送信電力を調整する構成について説明したが、このような構成に限らない。たとえば、キャリブレーションにおける受信側の光通信モジュールにおけるエラー率等が適正範囲になるように送信側の光通信モジュールにおける送信電力を調整する構成としてもよい。
以上説明したように、光通信モジュール、並列処理装置および調整方法によれば、光通信モジュールのキャリブレーションを光通信モジュール間で相互に自律的に行うことができる。
たとえば、スーパーコンピュータなどの大規模並列処理装置において、演算回路間の通信に光伝送が用いられている。光伝送には光信号の送受信を行う光通信モジュールが用いられる。光通信モジュールにおいて、光受信強度と伝送エラー率の間には強い相関があり、受信した光強度が強いほどエラー率も低くなる傾向がある。このため、伝送品質の高信頼性のためには充分な光受信強度を確保することを要する。
一方で、大規模並列処理装置においては低電力化が求められる。たとえば、演算回路の大規模な並列化によって高速化を実現するスーパーコンピュータなどにおいては、単位ユニットごとのわずかな電力削減がシステム全体としては大きな電力削減につながる。このため、光通信モジュールでの消費電力を抑えることが求められ、そのためには光強度を低くすることが求められる。
また、スーパーコンピュータなどの大規模並列処理装置においては、光通信モジュールの数が多いため、全光経路の光強度を手動で最適値に調整するなどの作業は現実的ではない。したがって、自動的に光出力強度を調整するためには、光経路上の対向側のモジュールから光出力強度を増減させるためのフィードバック信号を送信することを要する。
このとき、対向側のモジュールがテストパターンを受信してフィードバック信号を送信するためには、受信側と送信側の両方のレーンを使用することになるため、光経路上の両側の光通信モジュールの光強度を同時に調整することはできない。このため、テストパターンを送信する側とキャリブレーションを行う側の順序を決めることを要する。
たとえば、各伝送路の両側の光通信モジュールに対し、中央管理装置から指令を出すことでテストパターンを送信する側とキャリブレーションを実施する側のシーケンスを管理する構成が考えられる。しかし、大規模並列演算装置においては管理対象となる伝送路数が多いため、中央管理装置の負荷が大きくなるという問題がある。このため、中央管理装置がなくてもキャリブレーションが可能な機構が求められる。
これに対して、上述した実施の形態によれば、受信側での光受信強度を送信側にフィードバックし、光出力強度を調整するフィードバック・キャリブレーションシーケンスが行われる。フィードバック・キャリブレーションシーケンスにおいては、先に起動した第1光通信モジュールが第2光通信モジュールの起動を待つ。
第2光通信モジュールの起動後、第1光通信モジュールは受信強度確認のための信号を第2光通信モジュールに送信し、光受信強度を示す応答を受信する過程を反復する。そして、所定の強度を得ると第1光通信モジュールは信号の送信を止め、第2光通信モジュールが信号送信を開始する。第1光通信モジュールでは、第2光通信モジュールからの信号を受信し、同様の手順で所定の強度を得たときフィードバック・キャリブレーションシーケンスを終了する。これにより、たとえば、中央管理装置を介さなくても、各光経路の光出力強度を必要最低限の強度に調整することが可能になる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信部と、
自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールへ第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、前記第1制御の後に第2制御を行う制御部と、
を備え、前記第1制御および前記第2制御の一方は、前記光通信部から前記他の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、前記光通信部からの光信号に対する前記他の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他の光通信モジュールから前記光通信部への光信号の送信強度を、前記他の光通信モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他の光通信モジュールに調整させる制御である、
ことを特徴とする光通信モジュール。
(付記2)前記制御部は、
自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信しなかった場合は、前記他の光通信モジュールへ前記第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に前記第1制御を行い、前記第1制御の後に前記第2制御を行い、
自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信した場合は、前記第2信号を前記他の光通信モジュールへ送信し、前記第2信号を送信した後に前記第2制御を行い、前記第2制御の後に前記第1制御を行う、
ことを特徴とする付記1に記載の光通信モジュール。
(付記3)前記制御部は、
自モジュールの起動時に、前記他の光通信モジュールへ前記第1信号を送信するとともに前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信した場合はランダムな時間待機し、
待機した前記ランダムな時間において前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信しなかった場合は、前記他の光通信モジュールへ前記第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される前記第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に前記第1制御を行い、前記第1制御の後に前記第2制御を行い、
待機した前記ランダムな時間において前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信した場合は、前記第2信号を前記他の光通信モジュールへ送信し、前記第2信号を送信した後に前記第2制御を行い、前記第2制御の後に前記第1制御を行う、
ことを特徴とする付記1または2に記載の光通信モジュール。
(付記4)互いに光通信が可能な第1光通信モジュールおよび第2光通信モジュールと、
前記第1光通信モジュールおよび前記第2光通信モジュールの間の光通信を用いて互いに通信を行うことにより並列処理を行う複数の演算回路と、
を含み、前記第1光通信モジュールおよび前記第2光通信モジュールのそれぞれは、自モジュールの起動時に他方の光通信モジュールへ第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他方の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、前記第1制御の後に第2制御を行い、
前記第1制御および前記第2制御の一方は、自モジュールから前記他方の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールからの光信号に対する前記他方の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他方の光通信モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、前記他方の光通信モジュールからの光信号に対する前記他方の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他方の光通信モジュールに調整させる制御である、
ことを特徴とする並列処理装置。
(付記5)他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信モジュールによる調整方法であって、
自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールへ第1信号を送信し、
前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、
前記第1制御の後に第2制御を行い、
前記第1制御および前記第2制御の一方は、自モジュールから前記他の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他の光通信モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、前記他の光通信モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他の光通信モジュールに調整させる制御である、
ことを特徴とする調整方法。
100 通信システム
101 光伝送路
110 第1光通信モジュール
120 第2光通信モジュール
201 待機モード
202 第1フィードバックモード
203 第1キャリブレーションモード
204 第2フィードバックモード
205 第2キャリブレーションモード
206 運用モード
301〜303,401,501〜503,601,701〜703 状態
1000,1114〜1116,1124〜1126,1134〜1136,1144〜1146,1154〜1156,1164〜1166 光通信モジュール
1001,1111〜1113,1121〜1123,1131〜1133,1141〜1143,1151〜1153,1161〜1163 CPU
1002,1110,1120,1130,1140,1150,1160 ボード
1010 レンズブロック
1011,1012 集光レンズ
1020 電気光変換部
1030 CDR
1040 状態制御部
1050 パターン生成部
1060 電源制御部
1100 並列処理装置

Claims (4)

  1. 他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信部と、
    自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールへ第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、前記第1制御の後に第2制御を行う制御部と、
    を備え、前記第1制御および前記第2制御の一方は、前記光通信部から前記他の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、前記光通信部からの光信号に対する前記他の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
    前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他の光通信モジュールから前記光通信部への光信号の送信強度を、前記他の光通信モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他の光通信モジュールに調整させる制御である、
    ことを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記制御部は、
    自モジュールの起動時に、前記他の光通信モジュールへ前記第1信号を送信するとともに前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信した場合はランダムな時間待機し、
    待機した前記ランダムな時間において前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信しなかった場合は、前記他の光通信モジュールへ前記第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される前記第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に前記第1制御を行い、前記第1制御の後に前記第2制御を行い、
    待機した前記ランダムな時間において前記他の光通信モジュールから前記第1信号を受信した場合は、前記第2信号を前記他の光通信モジュールへ送信し、前記第2信号を送信した後に前記第2制御を行い、前記第2制御の後に前記第1制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 互いに光通信が可能な第1光通信モジュールおよび第2光通信モジュールと、
    前記第1光通信モジュールおよび前記第2光通信モジュールの間の光通信を用いて互いに通信を行うことにより並列処理を行う複数の演算回路と、
    を含み、前記第1光通信モジュールおよび前記第2光通信モジュールのそれぞれは、自モジュールの起動時に他方の光通信モジュールへ第1信号を送信し、前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他方の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、前記第1制御の後に第2制御を行い、
    前記第1制御および前記第2制御の一方は、自モジュールから前記他方の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールからの光信号に対する前記他方の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
    前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他方の光通信モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、前記他方の光通信モジュールからの光信号に対する前記他方の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他方の光通信モジュールに調整させる制御である、
    ことを特徴とする並列処理装置。
  4. 他の光通信モジュールとの間で光通信が可能な光通信モジュールによる調整方法であって、
    自モジュールの起動時に前記他の光通信モジュールへ第1信号を送信し、
    前記第1信号に応じて送信される第2信号を前記他の光通信モジュールから受信した場合に第1制御を行い、
    前記第1制御の後に第2制御を行い、
    前記第1制御および前記第2制御の一方は、自モジュールから前記他の光通信モジュールへの光信号の送信強度を、自モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールからのフィードバック信号に基づいて調整する制御であり、
    前記第1制御および前記第2制御の他方は、前記他の光通信モジュールから自モジュールへの光信号の送信強度を、前記他の光通信モジュールからの光信号に対する前記他の光通信モジュールへのフィードバック信号を送信することにより前記他の光通信モジュールに調整させる制御である、
    ことを特徴とする調整方法。
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