JP2017228900A - 設定装置、画像形成装置、携帯端末及び設定プログラム - Google Patents

設定装置、画像形成装置、携帯端末及び設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便に複数の設定を使い分ける。【解決手段】設定装置が、装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とを記憶する記憶手段と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記機能に適用する設定とする制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、設定に関する処理を行うための、設定装置、画像形成装置、携帯端末及び設定プログラムに関する。
複写機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置や、これらの装置の機能を兼ね備えた複合機の等のデバイスが広く普及している。
これらのデバイスの機能を十分に活用するためには、デバイスの使用に先立って、デバイス本体に設けられた操作パネル上のキーを操作するなどして、デバイスをユーザに適合するように種々の条件を設定する作業が必要となる。
特に多機能なデバイスを十分に活用するには、設定事項が複雑多岐に及ぶことととなり、設定作業がきわめて煩雑になる。また、従来の技術ではこの種の設定作業を、デバイスを使用する度に行う必要がある。従って、ユーザにとって、設定作業は非常に面倒な作業となっていた。
そのため、デバイスの設定作業を簡略化し得る支援システムが望まれる。このようなデバイスの設定作業の簡略化に関する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示の技術では、ユーザに対応する設定情報であるユーザプロファイル情報を、ユーザ毎に記憶しておく。
そして、まずユーザ認証を行うことによりユーザIDを取得する。次に、取得したユーザIDに対応するユーザプロファイル情報を特定し、特定したユーザプロファイル情報に従って、複合機の設定状態をユーザに適合したものに変更する。
このようにすることにより、各ユーザに対応したユーザ設定(例えば、ユーザが設定した設定値)にて、複合機の各機能を設定することができる。
特開2007−096354号公報
上述したように、特許文献1に記載の従来技術を利用することにより、ユーザ情報を設定することができる。
しかし従来の技術は、複合機の設定状態を保存されているユーザプロファイル情報に従って一括変更することになり、例えば、複合機の初期設定で使用したい場合については、わざわざ種々の設定をユーザ設定から初期設定に変更する必要があり、結局設定に対する手間が発生することになる。
そこで本発明は、簡便に複数の設定を使い分けることが可能な、設定装置、画像形成装置、携帯端末及び設定プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とを記憶する記憶手段と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記機能に適用する設定とする制御手段と、を備えることを特徴とする設定装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、上記本発明の第1の観点により提供される設定装置を備えた画像形成装置であって、前記機能を提供する前記装置として機能することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、設定装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とが存在する場合に、設定装置に近接したならば、該設定装置との間で近接通信を行うことにより、該設定装置に対して、前記第2の設定と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を前記機能に適用するかの選択情報とを送信することを特徴とする携帯端末が提供される。
本発明の第4の観点によれば、コンピュータを設定装置として機能させるための設定プログラムであって、前記コンピュータを、装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とを記憶する記憶手段と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記機能に適用する設定とする制御手段と、を備える設定装置として機能させることを特徴とする設定プログラムが提供される。
本発明によれば、簡便に複数の設定を使い分けることが可能となる。
本発明の各実施形態における画像形成装置の基本的構成を示す図である。 本発明の各実施形態におけるユーザ設定の保存動作を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態におけるユーザ設定の呼び出し動作を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態におけるユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態等におけるユーザ設定の呼び出し動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態等におけるシステム全体の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態等における送信データを示す図である。 本発明の第4の実施形態等における送受信について示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態等におけるシステム全体の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるユーザ設定の保存動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態におけるユーザ設定の具体例を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるユーザ設定の呼び出し動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態等におけるシステム全体の構成を示す図である。 本発明の各実施形態における画像形成装置を実現するための構成例を示す図である。
まず、本発明の実施形態の概略について説明をする。
本発明の実施形態では、画像形成装置等のデバイスがもつ各機能又は各アプリケーションについて、予めデバイスにて設定されたユーザ設定を使用するか、それとも初期設定を使用するかを選択させ、その選択に応じて、ユーザ設定もしくはユーザ設定の何れかを使用する。このようにすることにより、例えば、ユーザがデバイスの各機能についてユーザ設定を適用してしまった後に、ある機能についてのみユーザ設定ではなくデバイスの初期設定を使用したい場合に、初期値に戻す手間を省くことが可能となる。これにより上述した発明が解決すべき課題を解決することができる。
以上が本発明の実施形態の概略である。次に、図を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明をする。ここで、以下では、実施形態1から実施形態6までの6つの実施形態について説明をする。
この点、第1の実施形態は、ユーザ設定に基づいた設定変更機能を備える画像形成装置である。
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に認証処理を追加した実施形態である。
第3の実施形態は、上述した各実施形態を変形し、画像形成装置の設定保存部ではなく、別途設けたユーザ設定保存サーバに、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。
第4の実施形態は、上述した各実施形態を変形し、画像形成装置の設定保存部ではなく、ユーザが利用するモバイル端末に、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。
第5の実施形態は、上述した各実施形態を変形した実施形態であり、設定を適用したプリンタドライバにより生成した印刷用データを画像形成装置に送信する実施形態である。
第6の実施形態は、上述した第5の実施形態を変形し、端末ではなく、別途設けたユーザ設定保存サーバに、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態である画像形成装置10に含まれる各機能ブロックついて説明をする。画像形成装置10は、ユーザ設定に基づいた設定変更機能を備える画像形成装置である。
図1に示すように、画像形成装置10は、制御部11、入力部12、出力部13、設定部14、印刷実行部15、操作受付機能付き表示部16、検知部17、設定値保存部18及び通信部19を備える。
これら画像形成装置10内の各部は、画像形成装置10内に配置されたバス1を介して、相互に通信可能に接続されている。
制御部11は、バス1を介して画像形成装置10内の各機能ブロックの動作を制御する部分である。具体的には、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置と、OS(Operating System)や各種の制御用プログラムを格納したROM(Read Only Memory)やCPUがプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するためのRAM(Random Access Memory)等の記憶装置とにより実現される。そして、制御部11では、CPUがROMからOSや各種制御用プログラムを読み込み、読み込んだOSや制御用プログラムをRAMに展開させながら、これらのOSや各種制御用プログラムに基づいた演算処理を行なう。そして、制御部11が、演算結果に基づいて画像形成装置10内のハードウェアを制御することにより、画像形成装置10の機能は実現される。つまり、画像形成装置10は、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより実現することができる。
入力部12は、画像形成装置10への画像データ等の入力データを受け付けることにより、画像データ等の入力データを取得する部分である。入力部12は、例えばスキャナにより実現され、かかるスキャナが紙原稿から読み取った画像を画像データに変換することにより画像データが取得される。あるいは、入力部12は例えば、SDカードやUSB規格に準拠したメモリといった外部メモリを接続するためのインタフェースにより実現される。そして、かかるインフェースに接続された外部メモリに格納されている画像データを取得する。
出力部13は、画像形成装置10からの出力物を提供する部分である。出力物とは、例えば画像データが印刷された紙媒体である。また、出力部13は、例えば、排紙トレイ等により実現される。
設定部14は、後述の設定保存部18に保存されている初期設定、及びユーザ設定を取得する。また、後述の操作受付機能付き表示部16が受け付ける操作に基づいて生成される、各機能を実行するにあたりユーザ設定を有効にするのかそれとも無効にするのかという情報を取得する。そして、設定部14は、取得したこれらの情報を、実際に各機能を実行する際の設定として反映する。
印刷実行部15は、印刷を実行する部分である。印刷実行部15は、制御部11の指示に基づいて印刷を実行する。
操作受付機能付き表示部16は、ユーザが操作を行うためのユーザインタフェース等を表示すると共に、ユーザの操作を受け付ける部分である。操作受付機能付き表示部16は、例えば、タッチパネルや、液晶パネルとボタンの組み合わせにより実現される。操作受付機能付き表示部16により、ユーザから、例えばユーザ設定等の設定に関する操作や、印刷等の各機能の実行指示のための操作等を受け付ける。
検知部17は、画像形成装置10に入力された画像データ等の入力データを検知する部分である。検知した画像データ等は制御部11により処理される。
設定保存部18は、初期設定、及びユーザ設定等を保存する部分である。これらの情報は、操作受付機能付き表示部16が受け付けた操作や、後述の通信部19による通信により取得される。なお、ユーザ設定は、ユーザが決定した保存名により保存される。
通信部19は、他の装置との通信を行う部分である。通信部19による通信により、Emailを送信したり、ファクシミリを送信したりすることができる。また、かかる通信により、印刷等の対象とする画像データを外部装置から取得するようなことも可能である。
次に、図2のフローチャートを参照して、ユーザ設定の保存時の動作について説明をする。
まず、所定のユーザインタフェースを表示することによりユーザに対して、ユーザ設定を保存する機能の選択を要求する。例えば、画像形成装置10が、画像データを印刷する機能であるコピー機能と、紙媒体から読み取った画像データをユーザの指定する場所(例えば、LANにより画像形成装置10と接続されているサーバの所定フォルダ)に格納する機能であるスキャン機能と、画像データをEmailに添付して送信するEmail送信機能と、紙媒体から読み取った画像データを画像形成装置10内のHDDに保存するHDD機能というように、4つの機能を備えていたとする。
この場合に、この4つの機能の内の、どの機能についてのユーザ設定を保存するかの選択を要求する。
そして、ユーザから保存する機能が選択されないのであれば、要求を継続したまま待機をする(ステップS12においてNo)。
一方で、ユーザから保存する機能が選択されたのであれば、ステップS13に進む。そして、ステップS13では、初期設定からの設定の変更を受け付けることによりユーザ設定を作成する。設定の変更とは、例えば、設定値の変更等である。例えば、コピー機能であれば、倍率設定、濃度設定、ステープルに関する設定、コピーする用紙のサイズの指定の変更設定、片面印刷/両面印刷の切り替え設定、カラー印刷/白黒印刷の切り替え設定等である。また、スキャン機能であれば、解像度の設定、カラーモードの設定、画像データのファイルフォーマットの設定、画像データの格納先の変更設定である。更に、Email送信機能であれば、解像度の設定、カラーモードの設定、画像データのファイルフォーマットの設定、送信先のメールアドレスの変更等である。更に、HDD機能であれば、保存先となるフォルダの変更である。
何れにせよ、ステップS12にて選択された機能についてユーザ設定を作成すると、次にステップS14に進む。
そして、ステップS14では、ステップS13にて作成したユーザ設定の保存名の入力をユーザから受け付ける。保存名は、例えばユーザの名前や、ユーザの社員番号等が一般的に利用される。
保存名を受け付けたならば、受け付けた保存名が、設定保存部18に保存されている既存の保存名と重複していないか否かを確認する(ステップS15)。
既存の保存名とは重複していない場合には(ステップS15においてNo)ステップS13で作成したユーザ設定を、ステップS14で入力された保存名で、設定保存部18に保存する(ステップS17)。これにより、ユーザ設定の保存処理は終了する。
一方で、既存の保存名とは重複している場合には(ステップS15においてYes)、既存の保存名のユーザ設定をステップS13で作成したユーザ設定で上書きするか否かをユーザから受け付ける。ここで、上書きするのであれば(ステップS16においてYes)、上述したステップS17の処理を行うことにより上書きする(ステップS17)。これにより、ユーザ設定の保存処理は終了する。
また、上書きをしないのであれば(ステップS16においてNo)、ステップS14に戻り、他の保存名の入力を受け付け、その後のステップを実行する。
何れの場合も、以上説明した処理により、ユーザ設定の保存処理は終了する。
なお、以上説明したのは、一つの機能についてのユーザ設定についてであるが、ユーザが各機能について上述の処理を繰り返すと共に、各繰り返しにおいて同一の保存名を利用することにより、或る1つの保存名について(すなわち、この保存名を利用する一人のユーザについて)、複数機能のユーザ設定を保存することができる。つまり、1つの保存名により、複数の機能それぞれについてのユーザ設定を呼び出すことが可能となる。
次に、図3のフローチャートを参照して、上述のようにして保存したユーザ設定を呼び出す際の動作について説明をする。
まず、画像形成装置10の何らかの機能を使用したいユーザから、このユーザに対応するユーザ設定の選択を受け付ける(ステップS21)。選択は、例えばユーザが自分に対応するユーザ設定の保存名を入力することにより行われる。あるいは、ユーザが自分に対応するユーザ設定の保存名を、保存名のリストから選ぶことにより行われる。
ここで、本実施形態では、全ての機能について一律にユーザ設定を適用するのではなく、ユーザが選択した機能についてのみユーザ設定を適用させる。そのため、次に、ユーザに対して、選択したユーザ設定の適用対象とする機能の選択を要求する。具体的には、例えば図4に示すようなユーザインタフェースを、操作受付機能付き表示部16に表示することにより選択を要求する。
ここでかかるユーザインタフェースは、例えば図4に示すように画像形成装置10が備える各機能と、これら各機能のそれぞれにユーザ設定を適用させるか否かを選択するためのチェックボックスとにより実現される。ユーザ(図中のユーザ50に相当。)は、ユーザ設定を適用させる機能に対応するチェックボックスにチェックをつける一方で、ユーザ設定を適用させずに初期設定を適用させる機能についてはチェックボックスにチェックを付けないこととする。
次に、適用対象とする機能の選択がされているか否かを判定する(ステップS23)。こここで、適用対象とする機能の選択がされているならば(ステップS23においてYes)、その選択されている機能について、ユーザ設定を適用する。一方で、その選択がなされていない機能については、初期設定を適用する(ステップS24)。この場合、仮に全ての機能について選択がされているのならば、全ての機能について、ユーザ設定を適用する。また、適用対象とする機能として選択された機能について、適用対象とする機能として選択されたにも関わらずユーザ設定が保存されていないならば初期設定を適用するようにしてもよい。この場合に、適用対象とする機能として選択されたが、この機能にはユーザ設定が保存されていない旨や、そのため初期設定が適用される旨を、操作受付機能付き表示部16にメッセージとして表示することにより、これらの旨をユーザに通知するようにしてもよい。
他方で、適用対象とする機能の選択がされていないならば(ステップS23においてNo)、全ての機能について、初期設定を適用する(ステップS25)。
そして、これ以後、ユーザが何れかの機能を利用するならば、ステップS24又はステップS25で適用させた設定により機能が実行されることとなる。
このように、本実施形態では、ユーザによるユーザ設定を適用させる機能の選択に応じて、ユーザ設定を適用させたり、初期設定を適用させたりする。これにより、本実施形態では、ユーザが機能毎に何れの設定を利用するのかを簡便に決定することが可能となる。つまり、複数の設定を簡便に使い分けることが可能となる、という効果を奏する。
また、一人のユーザについて複数のユーザ設定を、別々の保存名で保存しておくこともできる。こうすることにより、一つのユーザ設定と初期設定を使い分けるのみならず、複数のユーザ設定と初期設定とを使い分けることができるようにしてもよい。
なお、今回適用したユーザ設定のままとすると、他のユーザが自身のユーザ設定を利用することができない。そこで、今回適用したユーザ設定を初期設定に戻す必要がある。この初期設定への戻し方は、任意の方法とすることができる。
例えば、機能を所定回数利用したならば、全ての機能について初期設定に戻し、次に画像形成装置10を利用するユーザが新たにステップS21〜ステップS25の処理を行うようにしてもよい。また、そうではなく、例えばユーザ設定を適用させてから所定時間経過したならば、全ての機能について初期設定に戻し、次に画像形成装置10を利用するユーザが新たにステップS21〜ステップS25の処理を行うようにしてもよい。更には、今回適用したユーザ設定を初期設定へ戻すというユーザの操作を受け付けた場合に、全ての機能について初期設定に戻し、次に画像形成装置10を利用するユーザが新たにステップS21〜ステップS25の処理を行うようにしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明をする。本実施形態は、上述した第1の実施形態に認証処理を追加した実施形態である。なお、本実施形態の基本的な構成及び動作は、既に説明済みの第1の実施形態の構成及び動作と同様である。そこで、以下では、第1の実施形態との相違点についてもっぱら説明をし、第1の実施形態と重複する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、図2に示す動作と同じ動作を行うことにより、ユーザ設定を保存する。次に、図5に示すようにして、保存したユーザ設定を呼び出す。
具体的には、本実施形態では、まず、今回画像形成装置10を利用するユーザを特定するための認証を行う。認証は、例えばユーザがユーザIDを入力することにより行う。また、これ以外でも例えば生体認証を行ったり、IDカード等を読み取ることにより認証を行ったりするようにしてもよい。更に、この場合に、例えばパスワードによる認証を追加するようにしてもよい。
何れにせよ、認証が成功して今回画像形成装置10を利用するユーザを特定することができたのならば(ステップS32においてYes)、ステップS33に進む。そして、ステップS33では、認証したユーザに紐付けられているユーザ設定を選択する。紐付けは、例えばステップS14等において、ユーザ認証に利用するユーザIDと、ユーザ設定の保存名とを、紐付けて入力することにより行う。
そして、ユーザ設定選択後は、図3のフローチャート同様に、ステップS22〜ステップS25を実行することにより、ユーザ設定の保存処理を終了する。
以上説明した動作により、本実施形態では、ユーザ認証を行うのみで、ユーザに対応するユーザ設定を選択することが可能となる。つまり、ユーザ認証によりセキュリティを向上できると共に、他の煩雑な操作を要することなく、簡便にユーザ設定を選択することが可能となる。従って、ユーザの使い勝手をより向上させることが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明をする。本実施形態は、上述した各実施形態を変形し、画像形成装置10の設定保存部18ではなく、別途設けたユーザ設定保存サーバ20に、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。なお、本実施形態の基本的な構成及び動作は、既に説明済みの各実施形態の構成及び動作と同様である。そこで、以下では、これらの実施形態との相違点についてもっぱら説明をし、これらの実施形態と重複する部分についての説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態ではn台(nは自然数)の画像形成装置10と、ユーザ設定保存サーバ20とが、LAN21を介して通信可能に接続されている。ここで、上述したようにユーザ設定保存サーバ20には、ユーザ設定が保存されている。そして、各画像形成装置10は、かかるユーザ設定保存サーバ20が保存するユーザ設定を、LAN21を介した通信により取得して適用する。
ここで、ユーザ設定保存サーバ20の、ユーザ設定の保存は、例えば何れかの画像形成装置10や、ユーザ設定保存サーバ20に接続されたパーソナルコンピュータ(図示を省略する。)にて図2と同様の処理を行い、ステップS17での保存先をユーザ設定保存サーバ20とすることで実現できる。そして、ユーザ設定の呼び出しは、図3のステップS21や、図5のステップS33においてユーザ設定が選択された場合に、画像形成装置10が、選択されたユーザ設定をユーザ設定保存サーバ20から通信で取得することにより実現できる。
このようにすれば、各画像形成装置10それぞれにおいてユーザ設定を登録する必要がなくなり、1つのユーザ設定をn台の画像形成装置10のそれぞれにおいて利用することが可能となる。つまり、本実施形態によれば、複数台の画像形成装置10を利用する場合に、ユーザによる登録の手間を省くことが可能となる。従って、本実施形態においても、ユーザの使い勝手をより向上させることが可能となる。
なお、画像形成装置10の仕様の違い等によっては、ユーザ設定を適用することができない場合もあり得る。例えば、或る設定項目についてユーザが設定を変更できない仕様の機種については、その設定項目については、ユーザ設定を適用することができない。このような場合には、ユーザ設定を適用することなく、初期設定を利用するようにすればよい。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明をする。本実施形態は、上述した各実施形態を変形し、画像形成装置10の設定保存部18ではなく、ユーザが利用するモバイル端末30に、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。
図7に示すように、本実施形態では、モバイル端末30のユーザ(図中のユーザ50に相当。)のユーザ認証を行う際に、ユーザ認証用の情報に加えて、ユーザ設定をモバイル端末30から画像形成装置10に送信するようにする。なお、モバイル端末30へのユーザ設定の保存は、例えば何れかのモバイル端末30にて図2と同様の処理を行い、ユーザ設定をモバイル端末30に保存させることで実現する。
また、本実施形態では、各機能を実行するにあたり「ユーザ設定を有効にする(適用する)のかそれとも無効にする(適用しないの)のかという情報」もモバイル端末30から画像形成装置10に対して送信するようにする。なお、この「ユーザ設定を有効にするのかそれとも無効にするのかという情報」は、ステップS22をモバイル端末30が実施することにより取得する。
なお、本実施形態の基本的な構成及び動作は、既に説明済みの各実施形態の構成及び動作と同様である。そこで、以下では、これらの実施形態との相違点についてもっぱら説明をし、これらの実施形態と重複する部分についての説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態ではm台(mは自然数)のモバイル端末30と、画像形成装置10とは、近接通信による接続が可能である。ここで、近接通信は、例えば、(NFC:Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、FeliCa(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)等の規格に準拠して行われる。そのため、本実施形態では、画像形成装置10が通信部19の1つとして、これらの近接通信を実行可能なリード/ライタ部を更に備える。
ここで、モバイル端末30は、ユーザが携帯する端末等により実現することが可能であり、例えば、タブレット型あるいはノート型のパーソナルコンピュータや、スマートフォン等により実現することができる。
次に、図8を参照して、本実施形態における認証やモバイル端末30から画像形成装置10への情報の送信について説明をする。ここで、図8では、データの送受信を破線で表すものとする。
なお前提となるが、上述したように各モバイル端末30には、認証用情報及びユーザ設定が保存されている。具体的には、自モバイル端末30を利用するユーザに対応した認証用情報及びユーザ設定が保存されている。また、モバイル端末30は、上述したように各機能を実行するにあたり「ユーザ設定を有効にするのかそれとも無効にするのかという情報」もユーザの操作に応じて取得している。そして、画像形成装置10はこれら情報を、モバイル端末30から取得して設定に適用させる。
まず、画像形成装置10がユーザ認証画面を、操作受付機能付き表示部16に表示する(ステップS51)。
次に、これを参照したユーザが、モバイル端末30を画像形成装置10のリード/ライタ部と。これを契機として、モバイル端末30と画像形成装置10との間で通信接続を確立するための処理が開始される(ステップS41、ステップS52)。
そして、一方からの接続要求や、これに対する応答等が、モバイル端末30と画像形成装置10との間で送受信される。そして、画像形成装置10にて接続が確認されるまでの間(ステップS52においてNo)、これらの処理は継続する。その後、画像形成装置10にて接続が確認されると(ステップS52においてYes)、接続が確認されたことを表す情報が、画像形成装置10からモバイル端末30に対して送信される。そして、モバイル端末30は、かかる情報を受信することにより、画像形成装置10との間で任意のデータを送受信可能となったことを認識する。
なお、データの送受信のための通信確立の方法は、通信方法により異なり、図8に示す上記の手順は一例に過ぎない。例えば、モバイル端末30から接続が確認されたことを表す情報を送信する場合や、予めペアリグングが必要な場合もあり得るが、かかる通信接続の確立方法は本発明の要旨ではないので、これらの点についてのこれ以上の説明は省略する。
何れにせよ、画像形成装置10との間で任意のデータを送受信可能となったことを認識したモバイル端末30は、画像形成装置10に対して、「ユーザ認証用の情報」、「ユーザ設定」及び「ユーザ設定を有効にするのかそれとも無効にするのかという情報」を送信する(ステップS43)。
画像形成装置10は、ステップS43にて送信された情報を受信する(ステップS55)。そして、まず、受信した認証用の情報に基づいてユーザ認証を行う。そして、ユーザ認証の認証結果(認証成功又は認証失敗の何れか)をモバイル端末30に対して送信する(ステップS56)。
ここで、認証が成功しモバイル端末30のユーザが、予め登録等されている正当なユーザであることが特定できた場合には(ステップS57においてNo)、ステップS58に進む。そして、ステップS55にて受信した「ユーザ設定を有効にするのかそれとも無効にするのかという情報」に基づいて、ユーザ設定を有効にする機能については、ステップS55にて受信した「ユーザ設定」を適用させる(ステップS58)。
そして、本処理の冒頭で確立した、モバイル端末30との接続を解除する(ステップS59)。
一方で、認証が失敗した場合には(ステップS57においてNo)、ステップS58を行うことなく、つまり、何れの機能もユーザ設定ではなく初期設定としたままでステップS59に進む。そして、本処理の冒頭で確立した、モバイル端末30との接続を解除する(ステップS59)。
以後、画像形成装置10は、ステップS24やステップS25の処理を行った場合と同じように動作をする。
他方で、ステップS44において認証結果を受信したモバイル端末30は、受信した認証結果の内容を確認する(ステップS45)。ここで、認証結果が認証成功だったならば(ステップS45においてYes)、認証成功をモバイル端末30の表示部に表示する(ステップS46)ことにより、認証が成功したことをユーザに通知する。一方で、認証結果が認証失敗だったならば(ステップS45においてNo)、認証失敗をモバイル端末30の表示部に表示する(ステップS47)ことにより、認証が失敗したことをユーザに通知する。
そして、認証が成否に関わらず、何れの場合も、本処理の冒頭で確立した、画像形成装置10との接続を解除する(ステップS48)。
以上説明した本実施形態のようにすれば、各画像形成装置10それぞれにおいてユーザ設定を登録する必要がなくなり、モバイル端末30に保存したユーザ設定を各画像形成装置10のそれぞれにおいて利用することが可能となる。つまり、本実施形態によれば、複数台の画像形成装置10を利用する場合に、ユーザによる登録の手間を省くことが可能となる。また、画像形成装置10を利用するに先だって、モバイル端末30にて予め設定を保存しておくこともできる。従って、本実施形態においても、ユーザの使い勝手をより向上させることが可能となる。
なお、画像形成装置10の仕様の違い等によっては、ユーザ設定を適用することができない場合もあり得る。例えば、或る設定項目についてユーザが設定を変更できない仕様の機種については、その設定項目については、ユーザ設定を適用することができない。このような場合には、ユーザ設定を適用することなく、初期設定を利用するようにすればよい。
また、本実施形態において、ユーザ認証を省略するようにしてもよい。つまり、ユーザ認証を伴うことなく、ユーザ設定等を画像形成装置10に送信して適用させるようにしてもよい。
更に、ステップS43において、上述した各情報に加えて、画像形成装置10が印刷対象とする画像データをモバイル端末30から画像形成装置10に送信するようにしてもよい。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について説明をする。本実施形態は、上述した各実施形態を変形した実施形態である。具体的には、画像形成装置10に対して印刷データを送信する端末31における、印刷データを生成するソフトウェアであるプリンタドライバにて、端末31に保存されたユーザ設定を読み込み、前記の読み込んだユーザ設定を用いてユーザ設定の有効または無効を設定する実施形態である。例えば、各アプリケーションからプリンタドライバにデータを送信する場合に、アプリケーションごとにユーザ設定を使用するか否かを選択する。
なお、本実施形態の基本的な構成及び動作は、既に説明済みの各実施形態の構成及び動作と同様である。そこで、以下では、これらの実施形態との相違点についてもっぱら説明をし、これらの実施形態と重複する部分についての説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態ではn台(nは自然数)の画像形成装置10と、m台の端末31とが、LAN21を介して通信可能に接続されている。ここで、端末31は、任意の装置により実現することができるが、例えば、パーソナルコンピュータにより実現することができる。
そして、上述したように端末31は、印刷データを利用する複数のアプリケーションと、プリンタドライバとを備えている。そして、端末31はこれらを用いて印刷データを生成する。生成した印刷データはLAN21を介して、何れかの画像形成装置10に送信される。画像形成装置10は受信した印刷データに基づいて、印刷を行う。
次に、本実施形態のユーザ設定の保存動作について図10を参照して説明をする。なお、図10に示す各ステップは、端末31により実行される。また、図10の各ステップは、基本的には、図2のステップS13以降の処理と同じである。
図10に示すように、初期設定からの設定の変更を受け付けることによりユーザ設定を作成するステップから開始する(ステップS61)。この点、図10はプリンタドライバ使用時のユーザ設定を保存する処理であるので、ステップS11やステップS12のような機能を選択するステップは省略されている。これが図2との相違点である。
その後の、ステップS62〜ステップS65は、ステップS14〜ステップS17と同じ内容であるので説明を省略する。ただし、ステップS65の保存先は、画像形成装置10ではなく、端末31である。
ここで、このようにして保存されるユーザ設定の具体例を図11の上段に示す。図11上段左側の設定がユーザ設定の具体例である。仮にユーザ設定が有効に設定されるのであれば、図11上段左側のユーザ設定がプリンタドライバに適用される。
一方で、図11上段右側の設定が初期設定の具体例である。仮にユーザ設定が無効に設定されるのであれば、図11上段右側の初期設定がプリンタドライバに適用される。
より具体的には、ユーザ設定には、「白黒印刷、両面印刷、2up印刷」の設定内容が保存されている。すなわち、印刷紙の両面それぞれに2ページ分の画像が白黒で印刷される設定となっている。つまり、白黒でそれほど大きくは印刷されないが、印刷コストを抑えることが可能な設定となっている。
一方で、初期設定には、「カラー印刷、片面印刷、1up印刷」の設定内容が保存されている。すなわち、印刷紙の片面のみに1ページ分の画像がカラーで印刷される設定となっている。つまり、ユーザ設定に比べると印刷コストは高くなるが、その代わりにカラーで大きく印刷されるという設定となっている。
ユーザは利用するアプリケーション毎に、用途に応じてこれらの設定を使い分けることができる。かかる設定の使い分けるための、上述のようにして保存したユーザ設定を呼び出す際の動作について図12のフローチャートを参照して説明をする。
まず、アプリケーション利用に伴いプリンタドライバを使用したいユーザから、このユーザに対応するユーザ設定の選択を受け付ける(ステップS71)。選択は、例えばユーザが自分に対応するユーザ設定の保存名を入力することにより行われる。あるいは、ユーザが自分に対応するユーザ設定の保存名を、保存名のリストから選ぶことにより行われる。
ここで、本実施形態では、全てのアプリケーション利用時に一律にユーザ設定を適用するのではなく、ユーザが選択したアプリケーションの利用時についてのみユーザ設定を適用させる。そのため、次に、ユーザに対して、選択したユーザ設定の適用対象とするアプリケーションの選択を要求する。具体的には、例えば図4に示すようなユーザインタフェースの機能名の部分をアプリケーション名に置き換えたユーザインタフェースを端末31の画面に表示する。
ユーザ(図中のユーザ50に相当。)は、ユーザ設定を適用させるアプリケーションに対応するチェックボックスにチェックをつける一方で、ユーザ設定を適用させずに初期設定を適用させるアプリケーションについてはチェックボックスにチェックを付けないこととする。アプリケーションとは、例えば、Microsoft社(登録商標)が提供する、Wordや、Excelや、PowerPointやメモ帳等である。
次に、適用対象とするアプリケーションの選択がされているか否かを判定する(ステップS73)。こここで、適用対象とするアプリケーションの選択がされているならば(ステップS73においてYes)、その選択されているアプリケーションについて、ユーザ設定を適用する。一方で、その選択がなされていないアプリケーションがプリンタドライバを利用する場合について、初期設定を適用する(ステップS74)。この場合、仮に全てのアプリケーションについて選択がされているのならば、全てのアプリケーションがプリンタドライバを利用する場合について、ユーザ設定を適用する。
他方で、適用対象とするアプリケーションの選択がされていないならば(ステップS73においてNo)、全てのアプリケーションがプリンタドライバを利用する場合について、初期設定を適用する(ステップS75)。
そして、これ以後、ユーザが何れかのアプリケーションによりプリンタドライバを利用するならば、ステップS74又はステップS75で適用させた設定によりアプリケーションが実行されることとなる。
具体的には、図11に示すように端末31の利用するアプリケーションが適用される設定に応じてプリンタドライバを動作させることにより、設定に応じた印刷データを生成する。
生成した印刷データは、何れかの画像形成装置10に送信される。画像形成装置10は受信した印刷データに基づいて、印刷を行う。
このようにすることにより、各ユーザは、画像形成装置10の画面での操作を要することなく、選択した設定を反映して印刷を行うことができる。また、この際に、図4のようなユーザインタフェースを操作すれば、適用する設定を選択することができる。つまり、各ソフトウェアそれぞれについて、プロパティ画面を開いて、各ソフトウェアそれぞれについて個別に設定を変更する必要がなくなる。加えて、画像形成装置10が各ユーザの設定を記憶したり適用したりする必要がなくなる。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態について説明をする。本実施形態は、上述した第5の実施形態を変形し、端末31ではなく、別途設けたユーザ設定保存サーバ20に、ユーザ設定を保存するようにした実施形態である。なお、本実施形態の基本的な構成及び動作は、既に説明済みの各実施形態の構成及び動作と同様である。そこで、以下では、これらの実施形態との相違点についてもっぱら説明をし、これらの実施形態と重複する部分についての説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態ではn台(nは自然数)の画像形成装置10と、ユーザ設定保存サーバ20と、端末31とが、LAN21を介して通信可能に接続されている。ここで、上述したようにユーザ設定保存サーバ20には、ユーザ設定が保存されている。そして、端末31は、かかるユーザ設定保存サーバ20が保存するユーザ設定を、LAN21を介した通信により取得して適用する。
ここで、ユーザ設定保存サーバ20の、ユーザ設定の保存は、例えば、何れかの端末31や、何れかの画像形成装置10や、ユーザ設定保存サーバ20に接続されたパーソナルコンピュータ(図示を省略する。)にて図8と同様の処理を行い、ステップS65での保存先をユーザ設定保存サーバ20とすることで実現できる。そして、ユーザ設定の呼び出しは、図12のステップS71においてユーザ設定が選択された場合に、端末31が、選択されたユーザ設定をユーザ設定保存サーバ20から通信で取得することにより実現できる。
このようにすれば、各画像形成装置10や各端末31それぞれにおいてユーザ設定を登録する必要がなくなり、1つのユーザ設定をn台の画像形成装置10のそれぞれにおいて利用することが可能となる。つまり、本実施形態によれば、複数台の画像形成装置10や複数台の端末31を利用する場合に、ユーザによる登録の手間を省くことが可能となる。従って、本実施形態においても、ユーザの使い勝手をより向上させることが可能となる。
なお、画像形成装置10の仕様の違い等によっては、ユーザ設定を適用することができない場合もあり得る。例えば、或る設定項目についてユーザが設定を変更できない仕様の機種については、その設定項目については、ユーザ設定を適用することができない。このような場合には、ユーザ設定を適用することなく、初期設定を利用するようにすればよい。
また、上述の動作を変形し、ステップS73においてNoの場合にステップS75に進むのではなく、ステップS73においてNoの場合にステップS72に戻るようにしてもよい。つまり、何れか1つのアプリケーションについては、ユーザ設定を利用するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明をした。ここで、以上説明した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、以上説明した実施形態を以下のように変形することが可能である。
例えば、各実施形態の構成要素の一部又は全部を相互に組み合わせるようにしてもよい。また、各実施形態において、図11の具体例のようなユーザ設定や初期設定をおこなってもよい。
また、上述の各実施形態では、機能毎、あるいは、機能を利用するソフトウェア毎に、ユーザ設定を有効にするか、無効にするかを決定していたが、各機能に含まれる設定項目毎にユーザ設定を有効にするか、無効にするかを決定するようにしてもよい。この場合に、例えば、各項目についてチェックボックスを含んだツリー構造のユーザインタフェースを用意してもよい。そして、各機能のチェックボックスをチェックした場合に、更にその葉に各機能の設定項目毎のチェックボックスを設け、設定項目毎に更にチェックボックスをチェックするか否かを選択できるようにしてもよい。そして、最終的に、チェックをされた機能のチェックをされた設定項目についてのみユーザ設定を適用するようにしてもよい。
<画像形成装置10の構成例>
次に、画像形成装置10のもっぱら印刷実行部15の物理的な構成の一例について、図14を参照して説明する。
図14に示すように、画像形成装置10は、シートを給送するシート給送部51と、シートを手差し給送可能な手差し給送部61と、シート給送部51又は手差し給送部61により給送されたシートに画像を形成する画像形成部32と、画像が形成されたシートを装置外(出力部13に相当。)に排出するシート排出部80と、これらを制御する制御部90と、を備えている。なお、制御部90は、制御部11、設定部14、検知部17、設定値保存部18及び通信部19に相当する部分である。また、その他の部分は、印刷実行部15に相当する部分である。なお、スキャナに相当する入力部12については図14において相当する部分の図示を省略する。
また、画像形成装置10の前面には、内部を開放可能な前面扉(図示せず)が設けられており、前面扉を開くことで、内部に配設された上述した画像形成部32等が露出可能になっている。更に、前面扉の上方には、各種操作を行う操作パネル(操作受付機能付き表示部16に相当。)が設けられており、操作パネルには、様々な情報を表示するための表示部と、各種入力キーを有する操作部と、が設けられている。表示部と操作部は、タッチパネル等の形態で一体化されていてもよい。
シート給送部51は、シートを積載収容する給送シート積載部52と、給送シート積載部52に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部53と、を備えている。給送シート積載部52は、回動軸54を中心に回動する中板55を備えており、中板55は、上方に付勢されており、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる(図14に示す2点鎖線の状態)。分離給送部53は、中板55により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ56と、ピックアップローラ56に圧接する分離バッド57と、を備えている。
手差し給送部61は、シートを積載可能な手差しトレイ62と、手差しトレイ62に積載されたシートを1枚ずつ分離しながら給送可能な分離給送部63と、を備えている。手差しトレイ62は、画像形成装置筐体101に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、回動させることでシートを積載可能になる(図14に示す2点鎖線の状態)。分離給送部63は、手差しトレイ62に積載されたシートを給送する給送ローラ64と、給送ローラ64に圧接する分離パッド65と、を備えている。
画像形成部32は、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)30B〜30Yと、これらにそれぞれ含まれる感光体ドラム300B〜300Yの表面を露光するレーザユニット200と、感光体ドラム300B〜300Yの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部33と、シートに転写された未定着トナー像を定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(B、C、M、Y)は、それぞれのトナーの色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を示している。
プロセスカートリッジ30B〜30Yは、画像形成装置筐体101に対して着脱可能となるように構成されており、交換可能となっている。プロセスカートリッジ30Bは、モノクロトナー像が形成される感光体ドラム(像担持体)300Bと、感光体ドラム300Bを帯電させる帯電装置301Bと、感光体ドラム300B上に露光装置200により形成された静電潜像をブラックトナーで現像する現像装置302Bと、現像により得られたトナー像を中間転写ベルトに転写した後も感光体ドラム300Bの表面に残留する残トナーを除去するクリーナユニット303Bと、を備えている。これは、プロセスカートリッジ30C、30M、30Yについても同様である。
現像装置302Bは、静電潜像をブラックトナーで現像する現像装置本体304Bと、現像装置本体304Bにブラックトナーを補給するトナーカートリッジ305Bと、を備えている。トナーカートリッジ305Bは、現像装置本体304Bに対して着脱可能となるように構成されており、収容されたブラックトナーが無くなると、現像装置本体304Bから取り外して、交換可能になっている。
レーザユニット200は、レーザ光を出射するレーザ発振器201と、レーザ光を感光体ドラム300B〜300Yに導く複数のミラー221等を備えている。
画像形成装置10は、例えば、このような構成により実現することができる。
なお、上記の設定システムに含まれる、各機器のそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の設定システムに含まれる、各機器により行なわれる設定方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 バス
10 画像形成装置
11 制御部
12 入力部
13 出力部
14 設定部
15 印刷実行部
16 操作受付機能付き表示部
17 検知部
18 設定値保存部
19 通信部
20 ユーザ設定管理サーバ
21 LAN
30B、30C、30M、30Y プロセスカートリッジ
30、31 端末
32 画像形成部
33 転写部
34 定着部
50 ユーザ
51 シート給送部
52 給送シート積載部
53 分離給送部
54 回動軸
55 中板
56 ピックアップローラ
57 分離バッド
61 手差し給送部
62 手差しトレイ
63 分離給送部
64 給送ローラ
65 分離バッド
80 シート排出部
90 制御部
101 複写機筐体
200 レーザユニット
201 レーザ発振器
221 ミラー
300、300B、300C、300M、300Y 感光体ドラム
301B、301C、301M、301Y 帯電装置
302B、302C、302M、302Y 現像装置
303B、303C、303M、303Y クリーナユニット
304B、304C、304M、304Y 現像装置本体(現像部)

Claims (11)

  1. 装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記機能に適用する設定とする制御手段と、
    を備えることを特徴とする設定装置。
  2. 前記装置が提供する機能は複数存在し、
    前記記憶手段は、前記複数の機能それぞれについて前記第1の設定と前期第2の設定とを記憶し、
    前記制御手段は、前記複数の機能それぞれについて前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、該選択に対応する機能に適用する設定とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  3. 前記装置が提供する1つの機能を利用するソフトウェアが複数存在し、
    前記制御手段は、前記ソフトウェアそれぞれについて前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、該選択に対応するソフトウェアが前記機能を利用する場合に前記機能に適用する設定とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  4. 前記装置が提供する機能には、1つの機能について複数の設定項目が存在し、
    前記記憶手段は、前記複数の設定項目それぞれについて前記第1の設定と前期第2の設定とを記憶し、
    前記制御手段は、前記装置が提供する或る機能を1つの単位として前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記或る機能の複数の設定項目全てに適用する設定とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の設定装置。
  5. 前記記憶手段は、第2の設定を複数ユーザそれぞれに対応して複数記憶しており、
    前記制御手段は、前記複数のユーザに対応した複数の第2の設定の中からユーザに指定された第2の設定を、前記選択の対象とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の設定装置。
  6. 前記記憶手段は、第2の設定を複数ユーザそれぞれに対応して複数記憶しており、
    前記制御手段は、ユーザの認証を行うと共に、該認証により特定されたユーザに対応する第2の設定を、前記選択の対象とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の設定装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の設定装置を備えた画像形成装置であって、
    前記機能を提供する前記装置として機能することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記記憶手段が記憶する第1の設定及び第2の設定を前記記憶手段に代えてサーバに記憶させ、
    前記制御手段は、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付けたならば、該選択された設定を前記サーバから取得し、該取得した設定を、前記機能に適用する設定とすることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の設定装置。
  9. 携帯端末が近接したならば、該携帯端末との間で近接通信を行うことにより、該携帯端末から、前記第2の設定と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を前記機能に適用するかの選択情報とを受信する近接通信手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記携帯端末から受信した第2の設定を記憶し、
    前記制御手段は、前記携帯端末から受信した選択情報により適用すると選択されている設定を、前記機能に適用する設定とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の設定装置。
  10. 設定装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とが存在する場合に、
    設定装置に近接したならば、該設定装置との間で近接通信を行うことにより、該設定装置に対して、前記第2の設定と、前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を前記機能に適用するかの選択情報とを送信することを特徴とする携帯端末。
  11. コンピュータを設定装置として機能させるための設定プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    装置が提供する機能に適用する設定として、初期設定を用いる第1の設定と、初期設定から変更された設定を用いる第2の設定とを記憶する記憶手段と、
    前記第1の設定と前記第2の設定の何れの設定を利用するかの選択を受け付け、該選択された設定を、前記機能に適用する設定とする制御手段と、
    を備える設定装置として機能させることを特徴とする設定プログラム。
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