JP2017228461A - 部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続端子の数が異なる部品に対する利便性を高めた上でピン浮きを防止して生産物の生産性の向上を図る。【解決手段】 ボデイ51から離れた退避位置とボデイを把持するチャック位置との間で互いに離接する方向へ移動可能とされた一対のチャックアーム2と、一対のチャックアームの間において複数の接続端子52の間隔と同じ間隔で並んで位置されると共に上下方向へ移動可能な複数の押さえピン15と、一対のチャックアームの間において複数の押さえピンと同数が並んで位置されると共にチャックアームの移動に伴って動作される複数の規制レバー13とを備え、規制レバーが押さえピンから離隔された離隔位置と押さえピンの上方への移動を規制する規制位置との間で移動可能とされ、規制位置において少なくとも一つの押さえピンが接続端子に上方から接触可能とされた。【選択図】図11

Description

本発明は、基板に搭載されるボデイと基板の挿入孔に挿入される複数の接続端子とを有する部品を基板に実装する部品実装装置についての技術分野に関する。
部品実装装置として、複数の接続端子がボデイに保持されて成る部品を基板に実装する装置があり、このような部品が基板の搭載部に搭載されると共に複数の接続端子が基板に形成されたスルーホール等の挿入孔にそれぞれ挿入されて部品が基板に実装される。
このように部品の実装時には複数の接続端子が挿入孔にそれぞれ挿入されるが、例えば、基板の加工精度や部品の加工精度等によっては、各接続端子に対する各挿入孔の位置精度や接続端子のボデイに対する位置精度等が低い場合があり、接続端子の挿入孔への挿入時に接続端子に基板から負荷が付与される可能性がある。
接続端子に基板からの負荷が付与されてしまうと、負荷が付与された接続端子がボデイに対して上方へ移動されてボデイとの結合状態が解除される所謂ピン浮きが生じ、接続端子が挿入孔に適正に挿入されず部品の基板に対する実装不良が生じるおそれがある。
そこで、このようなピン浮きを防止するために、押圧治具によって接続端子を押さえて部品を実装する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された方法にあっては、ボデイに接続端子の並び方向に離隔して複数の押圧治具挿入穴が形成されており、櫛歯状に形成された複数の押圧片を有する押圧治具を用い、各押圧片をそれぞれ押圧治具挿入穴に挿入し、各接続端子がそれぞれ押圧片によって上方から押さえられた状態で基板の挿入孔に挿入される。
特開平11−74046号公報
ところで、部品には接続端子の数が異なる複数の種類が存在し、異なる種類の部品が同一の基板の異なる位置に実装される場合も多く、このような場合に部品の種類によって異なる押圧治具を用いると、部品の基板に対する実装作業が煩雑化すると共に作業時間も長くなり生産物の生産性が低下してしまう。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、接続端子の数が異なる部品に対する利便性を高めた上でピン浮きを防止して生産物の生産性の向上を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る部品実装装置は、基板の搭載部に搭載されるボデイと前記ボデイに保持され前記基板の複数の挿入孔にそれぞれ挿入され所定の方向に並んで配置された複数の接続端子とを有する部品を前記基板に実装する部品実装装置であって、前記ボデイから離れた退避位置と前記ボデイを把持するチャック位置との間で互いに離接する方向へ移動可能とされた一対のチャックアームと、前記一対のチャックアームの間において前記複数の接続端子の間隔と同じ間隔で並んで位置されると共に上下方向へ移動可能な複数の押さえピンと、前記一対のチャックアームの間において前記複数の押さえピンと同数が並んで位置されると共に前記チャックアームの移動に伴って動作される複数の規制レバーとを備え、前記規制レバーが前記押さえピンから離隔された離隔位置と前記押さえピンの上方への移動を規制する規制位置との間で移動可能とされ、前記規制位置において少なくとも一つの前記押さえピンが前記接続端子に上方から接触可能とされたものである。
これにより、チャックアームの移動に伴って規制レバーが離隔位置と規制位置の間で移動され、規制位置において押さえピンが接続端子に上方から接触可能な状態にされて接続端子のボデイに対する移動が押さえピンによって規制される。
第2に、上記した本発明に係る部品実装装置においては、前記押さえピンを下方に付勢する付勢バネが設けられ、前記規制位置において少なくとも一つの前記押さえピンが前記ボデイに上方から接触可能とされることが望ましい。
これにより、接続端子とボデイに対する押さえピンの各接触位置に応じて付勢バネが弾性変形可能とされる。
第3に、上記した本発明に係る部品実装装置においては、前記規制レバーの移動位置として前記離隔位置と前記規制位置の間に移動規制位置が存在し、前記規制レバーが前記ボデイに上方から接触された押さえピンに接することにより前記移動規制位置に位置されることが望ましい。
これにより、移動規制位置において規制レバーがボデイに上方から接触された押さえピンに接した状態にされ、規制レバーが規制位置まで移動されない。
第4に、上記した本発明に係る部品実装装置においては、前記規制レバーが回動可能とされ、前記一対のチャックアームの前記退避位置から前記チャック位置へ向けての移動時に前記規制レバーが前記離隔位置から前記規制位置へ向けて回動されることが望ましい。
これにより、一対のチャックアームの退避位置からチャック位置への移動と規制レバーの離隔位置から規制位置への回動が同時に行われる。
第5に、上記した本発明に係る部品実装装置においては、前記チャックアームの移動に伴って弾性変形され前記規制レバーを前記離隔位置から前記規制位置に移動する方向へ付勢する第1のバネ部材と前記規制レバーを前記規制位置から前記離隔位置に移動する方向へ付勢する第2のバネ部材とが設けられ、前記第1のバネ部材が一方の前記チャックアームに取り付けられ、前記第1のバネ部材のバネ力が前記第2のバネ部材のバネ力より大きくされることが望ましい。
これにより、チャックアームの退避位置からチャック位置への移動時に第1のバネ部材によって規制レバーが離隔位置から規制位置へ向けて移動されると共にチャックアームのチャック位置から退避位置への移動時に第2のバネ部材によって規制レバーが規制位置から離隔位置へ向けて移動される。
本発明部品実装装置によれば、チャックアームの移動に伴って規制レバーが離隔位置と規制位置の間で移動され、規制位置において押さえピンが接続端子に上方から接触可能な状態にされて接続端子のボデイに対する移動が押さえピンによって規制されるため、接続端子の数が異なる部品に対する利便性を高めた上でピン浮きを防止して生産物の生産性の向上を図ることができる。
図2乃至図16と共に本発明に係る部品実装装置の実施の形態を示すものであり、本図は、部品の拡大斜視図である。 部品の拡大断面図である。 別の部品の拡大斜視図である。 別の部品の拡大断面図である。 部品実装装置の概略斜視図である。 機構部の斜視図である。 押さえ機構の分解斜視図である。 実装ブロックの断面図である。 チャックアームによって部品が把持される前において接続端子の真上に位置する押さえピンの状態を示す断面図である。 チャックアームによって部品が把持される前においてボデイの真上に位置する押さえピンの状態を示す断面図である。 押さえピンによって接続端子の上方への移動が規制されると共に他の押さえピンがボデイに押し付けられた状態を一部を断面にして示す側面図である。 チャックアームによって部品が把持された状態を図9と同様の位置において示す断面図である。 チャックアームによって部品が把持された状態を図10と同様の位置において示す断面図である。 別の部品において、押さえピンによって接続端子の上方への移動が規制されると共に他の押さえピンがボデイに押し付けられた状態を一部を断面にして示す側面図である。 押さえピンによって接続端子の上方への移動が規制されると共に2本の押さえピンがボデイに押し付けられた状態を一部を断面にして示す側面図である。 チャックアームによって複数の部品が一度に把持された状態を一部を断面にして示す側面図である。
以下に、本発明部品実装装置を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
尚、以下の部品実装装置の説明にあっては、部品実装装置のチャックアームが部品を把持する方向を左右方向として各方向を示すものとする。但し、以下に示す各方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<部品の構成例>
先ず、部品実装装置1において取り扱われる部品の構成例について説明する(図1乃至図4参照)。尚、以下には、接続端子の数が異なる2種類の部品を例として説明する。
部品50は後述する基板に実装される電子部品であり、ボデイ51と接続端子52、52、・・・とを有している(図1及び図2参照)。
ボデイ51は上方に開口された箱状に形成され、側面部53、54が後述するチャックアームによって把持される部分とされている。側面部54は側面部53より高さが高くされ、側面部53より上方に突出された突状部54aを有している。
ボデイ51の前面部55と後面部56の上面は、側面部53の上面と同じ高さに位置され、それぞれ被押し当て面55a、56aとして形成されている。
接続端子52、52、・・・は、例えば、3本が設けられ、ボデイ51の底面部57を貫通された状態で前後に等間隔に離隔して位置されている。前面部55と最も前側に位置された接続端子52との間隔は接続端子52、52間の間隔と略同じにされ、後面部56と最も後側に位置された接続端子52との間隔も接続端子52、52間の間隔と略同じにされている。接続端子52、52、・・・の上端はボデイ51の被押し当て面55a、56aより下方に位置されている。
部品60は基板に実装される電子部品であり、ボデイ61と接続端子62、62、・・・とを有している(図3及び図4参照)。
ボデイ61は上方に開口された箱状に形成され、側面部63、64がチャックアームによって把持される部分とされている。側面部64は側面部63より高さが高くされ、側面部63より上方に突出された突状部64aを有している。
ボデイ61の前面部65と後面部66の上面は、側面部63の上面と同じ高さに位置され、それぞれ被押し当て面65a、66aとして形成されている。
接続端子62、62、・・・は、例えば、5本が設けられ、ボデイ61の底面部67を貫通された状態で前後に等間隔に離隔して位置されている。前面部65と最も前側に位置された接続端子62との間隔は接続端子62、62間の間隔と略同じにされ、後面部66と最も後側に位置された接続端子62との間隔も接続端子62、62間の間隔と略同じにされている。接続端子62、62、・・・の上端はボデイ61の被押し当て面65a、66aより下方に位置されている。
また、ボデイ61における接続端子62、62、・・・の間隔はボデイ51における接続端子52、52、・・・の間隔と同じにされている。
<部品実装装置の構成>
次に、部品実装装置1の構成について説明する(図5乃至図8参照)。
部品実装装置1は保持ブロック70と搬送ブロック80と実装ブロック90を有している(図5参照)。
保持ブロック70はベース体71上に配置された保持台72を有している。保持台72上には部品50、50、・・・と部品60、60、・・・がそれぞれ並んで配置されている。保持台72には、例えば、複数の図示しない挿入穴が形成されており、部品50と部品60はそれぞれ接続端子52、52、・・・と接続端子62、62、・・・が挿入穴に挿入された状態で保持台72上に配置されている。従って、保持台72の上面には部品50と部品60のボデイ51とボデイ62が載置された状態にされている。
搬送ブロック80はコンベア81を有している。コンベア81はベース体71より上方に位置されている。コンベア81によって基板100が、例えば、左右方向へ移動可能とされている。
基板100の上面には部品50又は部品60が搭載される搭載部が設けられ、搭載部には接続端子52、52、・・・又は接続端子62、62、・・・が挿入される挿入孔が形成されている。
実装ブロック90は図示しない支持ベースに支持された被支持体91と被支持体91に支持された機構部92とを有している。実装ブロック90はベース体71の上方に位置されている。
被支持体91は支持ベースに吊り下げられた状態で支持され、支持ベースに前後左右に移動自在に支持されている。尚、被支持体91は前後左右に加え、支持ベースに対して上下に延びる軸を支点として回転可能とされていてもよい。
機構部92はチャックアーム2、2と押さえ機構3を有している(図6乃至図8参照)。チャックアーム2、2は左右に離隔して位置され、押さえ機構3はチャックアーム2、2の間に位置されている。
チャックアーム2、2は左右方向において対象な形状に形成され、左右方向において互いに離接する方向へ移動可能にされている。チャックアーム2、2は最も離隔された退避位置と部品50又は部品60を把持するチャック位置との間で移動可能とされている。
チャックアーム2は被支持体91に支持されたベース部材4とベース部材4に固定されたアーム部材5とを有している。
ベース部材4は被支持体91の下面に支持され、被支持体91に対して左右方向へ移動可能にされている。
アーム部材5はベース部材4の下面に固定されている。アーム部材5は上下方向を向く板状の固定部6と固定部6の一端部から下方に突出されたアーム部7とから成り、固定部6がベース部材4に固定されている。アーム部7、7の下端部には互いに近付く方向へ突出された把持突部7a、7aが設けられている。
一方のアーム部材5には、押さえ機構3に対向する面に第1のバネ部材8が取り付けられている。第1のバネ部材8はアーム部7の上下方向における略中央部に取り付けられている。第1のバネ部材8は板バネであり、左右方向を向く結合面部9と結合面部9から下方に突出された櫛歯状の付勢部10、10、・・・とから成り、付勢部10、10、・・・が前後に並んで設けられている。第1のバネ部材8は結合面部9がアーム部7に取り付けられている。付勢部10は上端部を除く部分が上端部に対して押さえ機構3側に折り曲げられた形状に形成されている。
押さえ機構3は固定部材11と支持ブラケット12と規制レバー13、13、・・・とホルダー14と押さえピン15、15、・・・を有している。
固定部材11は被支持体91の下面に固定されている。
支持ブラケット12は固定部材11の下面に固定され、前後に延びる形状に形成された連結部16と連結部16の前後両端寄りの部分からそれぞれ下方に突出されたレバー支持部17、17とレバー支持部17、17の下方に位置されたピン支持部18とを有し、連結部16とレバー支持部17、17とピン支持部18に囲まれた空間が配置空間12aとして形成されている。支持ブラケット12は連結部16が固定部材11に固定されている。
レバー支持部17、17には支点軸19が結合されている。支点軸19は軸方向における両端部がレバー支持部17、17の上端寄りの位置に結合されている。
規制レバー13、13、・・・は第1のバネ部材8の付勢部10、10、・・・と同数が設けられ、配置空間12aにおいて支点軸19に支持され、支点軸19を支点として回動可能にされている。規制レバー13は押さえピン15から離隔された離隔位置と押さえピン15の真上に位置され押さえピン15の上方への移動を規制する規制位置との間で移動可能とされている。
規制レバー13、13、・・・は前後に等間隔に並んだ状態で支点軸19に支持されている。規制レバー13の下端部には下方及び側方に開口された切欠が形成され、切欠によって形成された側面が被規制面13aとして形成されている。規制レバー13の下端面は押さえ面13bとして形成されている。
ピン支持部18にはピン支持孔18a、18a、・・・が前後に離隔して等間隔に形成されている。
支持ブラケット12の連結部16には、他方のチャックアーム2に対向する面に第2のバネ部材20が取り付けられている。第2のバネ部材20は板バネであり、左右方向を向く結合面部21と結合面部21から下方に突出された櫛歯状の付勢部22、22、・・・とから成り、付勢部22、22、・・・が前後に並んで設けられている。第2のバネ部材20は結合面部21が連結部16に取り付けられている。付勢部22、22、・・・は規制レバー13、13、・・・と同数が設けられている。付勢部22は上端部を除く部分が上端部に対して配置空間12a側に折り曲げられた形状に形成されている。
第2のバネ部材20のバネ力(付勢力)は第1のバネ部材8のバネ力(付勢力)より小さくされている。従って、第1のバネ部材8と第2のバネ部材20は何れも規制レバー13に付勢力を付与するが、第1のバネ部材8のバネ力が第2のバネ部材20のバネ力より大きいため、規制レバー13に第1のバネ部材8と第2のバネ部材20から双方の付勢力が付与された状態においては、規制レバー13が第1のバネ部材8に付勢された方向へ回動される。
尚、上記には、第1のバネ部材8のバネ力が第2のバネ部材20のバネ力より大きくされた例を示したが、例えば、第1のバネ部材8の付勢力によって規制レバー13に作用するモーメントの大きさが第2のバネ部材20の付勢力によって規制レバー13に作用するモーメントの大きさより大きければ、第1のバネ部材8のバネ力が第2のバネ部材20のバネ力より大きくされていなくてもよい。
例えば、実装ブロック90においては、規制レバー13の回動支点から第1のバネ部材8が接する点までの距離が規制レバー13の回動支点から第2のバネ部材20が接する点までの距離より大きくされている。従って、第1のバネ部材8と第2のバネ部材20のバネ力が同じか第1のバネ部材8より第2のバネ部材20のバネ力が大きい場合でも、第1のバネ部材8の付勢力によって規制レバー13に作用するモーメントの大きさが第2のバネ部材20の付勢力によって規制レバー13に作用するモーメントの大きさより大きくされていればよい。
第2のバネ部材20は付勢部22、22、・・・・がそれぞれ規制レバー13、13、・・・に第1のバネ部材8の反対側から押し当てられている。従って、規制レバー13、13、・・・は第1のバネ部材8の付勢力が付与されていない状態において、第2のバネ部材20の付勢力によって傾斜された状態に保持されている(図8参照)。
ホルダー14は支持ブラケット12の下面に固定されている(図6乃至図8参照)。ホルダー14には上方に開口されたバネ配置空間14aが形成されている。ホルダー14には上下に貫通されたピン挿通孔14b、14b、・・・が前後に離隔して等間隔に形成されている。ピン挿通孔14b、14b、・・・は上側の開口がそれぞれバネ配置空間14aに連通されている。
押さえピン15、15、・・・は上下に延びる軸状に形成され、軸方向における略中央部が他の部分より径の大きい大径部15aとして設けられ、大径部15aの上側の部分がバネ支持部15bとして設けられ、大径部15aの下側の部分が押当部15cとして設けられている。
押さえピン15のバネ支持部15bには付勢バネ23が支持されている。付勢バネ23は、例えば、圧縮コイルバネであり、押さえピン15を下方へ付勢する機能を有している。
押さえピン15は、バネ支持部15bの一部が支持ブラケット12のピン支持部18に形成されたピン支持孔18aに挿通され、押当部15cがホルダー14に形成されたピン挿通孔14bに挿通され、大径部15aがホルダー14に形成されたバネ配置空間14aに配置されている(図8参照)。
押さえピン15は、バネ支持部15bの上端部がピン支持部18から上方に突出され、押当部15cの下端部がホルダー14から下方に突出可能な状態にされている。
付勢バネ23はバネ配置空間14aに配置され、上下両端がそれぞれピン支持孔18aの下側開口縁と大径部15aの上面とに接した状態にされている。
<部品実装装置の動作>
以下に、部品実装装置1の動作について説明する(図8乃至図16参照)。
先ず、チャックアーム2、2と押さえ機構3の動作前の状態について説明する(図8参照)。
チャックアーム2、2は最も離隔して位置され退避位置に保持されている。
押さえ機構3は、チャックアーム2、2が退避位置にあるため、第1のバネ部材8が規制レバー13、13、・・・から離隔され、第2のバネ部材20の付勢部22、22、・・・がそれぞれ規制レバー13、13、・・・に押し当てられている。従って、規制レバー13、13、・・・は傾斜された状態にされ離隔位置に保持されている。
押さえピン15、15、・・・は、規制レバー13、13、・・・が離隔位置に保持されているため、規制レバー13、13、・・・の押さえ面13b、13b、・・・が押さえピン15、15、・・・から離隔して位置されている。押さえピン15、15、・・・は付勢バネ23、23、・・・の付勢力によって大径部15a、15a、・・・がそれぞれピン挿通孔14b、14b、・・・の上側開口縁に押し付けられて下方の移動端に保持されている。
部品実装装置1の動作が開始されると、基板100がコンベア81によって所定の位置まで搬送されると共に実装ブロック90が上下前後左右の所要の方向へ移動されて押さえ機構3が保持台72上に配置された何れか一つの部品50又は部品60の真上に位置される。押さえ機構3は、例えば、部品50の真上に位置され、この状態で実装ブロック90が下方へ移動されていく。
実装ブロック90はチャックアーム2、2の把持突部7a、7aがそれぞれ部品50の側面部53、54に対向する位置まで下方へ移動される(図9乃至図11参照)。このとき押さえピン15、15、15が接続端子52、52、52に真上から当接又は近接して位置される(図9及び図11参照)。また、同時に、例えば、一つの押さえピン15が前面部55の被押し当て面55a又は後面部56の被押し当て面56aに上方から押し付けられる(図10及び図11参照)。押さえピン15は、例えば、被押し当て面56aに上方から押し付けられる。
被押し当て面55aと被押し当て面56aは接続端子52、62より上方に位置されているため、押さえピン15は被押し当て面56aに押し付けられると上方に移動され付勢バネ23が圧縮される。従って、被押し当て面56aに押し付けられた押さえピン15は付勢バネ23の付勢力が付与された状態で被押し当て面56aに押し付けられる。
次に、チャックアーム2、2が互いに近付く方向へ退避位置からチャック位置まで移動されてアーム部7、7の把持突部7a、7aがそれぞれ部品50の側面部53、54に押し付けられ、部品50がチャックアーム2、2によって把持される(図12及び図13参照)。
チャックアーム2、2が互いに近付く方向へ移動されるときには、一方のチャックアームに取り付けられた第1のバネ部材8の付勢部10、10、・・・によってそれぞれ規制レバー13、13、・・・が押圧されて第2のバネ部材20の付勢力に反して離隔位置から規制位置へ向けて回動される。
このとき接続端子52、52、52に当接又は近接して位置された押さえピン15、15、15に対応する規制レバー13、13、13は、押さえピン15、15、15が下方の移動端に位置されているためバネ支持部15b、15b、15bと接触されず、押さえ面13b、13b、13bが押さえピン15、15、15の上端に当接又は近接する規制位置まで回動される(図12参照)。従って、押さえピン15、15、15はそれぞれ規制レバー13、13、13によって上方への移動が規制される。
一方、ボデイ52の被押し当て面56aに押し付けられた押さえピン15に対応する規制レバー13は、押さえピン15が下方の移動端より上方に位置されているため被規制面13aがバネ支持部15bと接触される移動規制位置まで回動される(図13参照)。
部品50がチャックアーム2、2に把持されると実装ブロック90が上方へ移動されて部品50が持ち上げられる。実装ブロック90は前後左右の所要の方向へ移動されて部品50が基板100の所定の搭載部の真上に位置される。
部品50が基板100の所定の搭載部の真上に位置されると、実装ブロック90が下方へ移動され接続端子52、52、52が搭載部に形成された各挿入孔に挿入されボデイ51が搭載部に搭載される。
このとき各挿入孔に挿入される接続端子52、52、52はそれぞれ押さえピン15、15、15と規制レバー13、13、13によって上方への移動が規制されているため、ピン浮き等の不具合を生じることなく各挿入孔に挿入される。
接続端子52、52、52が各挿入孔に挿入されボデイ51が搭載部に搭載されると、チャックアーム2、2が互いに離隔する方向へチャック位置から退避位置まで移動されてアーム部7、7による部品50の把持状態が解除される。チャックアーム2、2が互いに離隔する方向へ移動されるときには、一方のチャックアームに取り付けられた第1のバネ部材8が規制レバー13、13、・・・から離隔されるため、他方のチャックアームに取り付けられた第2のバネ部材20における付勢部22、22、22の付勢力によって規制レバー13、13、・・・が規制位置又は移動規制位置から離隔位置まで回動される。
チャックアーム2、2が退避位置まで移動されると、実装ブロック90は前後左右の所要の方向へ移動され、引き続き別の部品50又は部品60を把持するための動作が行われる。
一方、実装ブロック90が部品60を保持台72から取り出して基板100に実装する動作は、上記した部品50を保持台72から取り出して基板100に実装する動作と同様であるため、詳細な説明は省略するが、チャックアーム2、2によって部品60が把持された状態において、5本の押さえピン15、15、・・・がそれぞれ接続端子62、62、・・・に真上から当接又は近接して位置されると共に押さえピン15が前面部65の被押し当て面65a又は後面部66の被押し当て面66a、例えば、被押し当て面66aに上方から押し付けられる(図14参照)。
尚、上記には、チャックアーム2、2によって部品50又は部品60が把持された状態において、一つの押さえピン15が、例えば、後面部56の被押し当て面56a又は後面部66の被押し当て面66aに上方から押し付けられる例を示した。しかしながら、部品実装装置1にあっては、二つの押さえピン15、15が前面部55の被押し当て面55aと後面部56の被押し当て面56a又は前面部65の被押し当て面65aと後面部66の被押し当て面66aにそれぞれ上方から押し付けられてもよい(図15参照)。
また、押さえ機構3に設けられる押さえピン15の数は、基板100に搭載される部品のうち最も本数が多い接続端子の数以上に設けられている必要があるが、例えば、押さえピン15の数が接続端子の数より多い場合には、チャックアーム2、2によって一度に複数の部品を把持することが可能である。例えば、図16に示すように、二つの部品50、50を一度に把持することが可能であり、押さえピンの数と接続端子の数によっては三つ以上の部品を一度に把持することも可能である。
このように、複数の部品を一度に把持することにより、基板100に対する部品の実装作業の迅速化による作業性の向上を図ることができる。
尚、上記には、接続端子の数が異なる部品として部品50と部品60を例として示したが、部品は部品50、60以外の接続端子の数が異なる他の種類が用いられてもよく、例えば、三つ以上の異なる種類の部品が用いられてもよい。
<まとめ>
以上に記載した通り、部品実装装置1にあっては、チャックアーム2、2と複数の押さえピン15、15、・・・と複数の規制レバー13、13、・・・とが設けられ、規制レバー13が離隔位置と規制位置の間で移動可能とされ、規制位置において押さえピン15が接続端子52又は接続端子62に上方から接触可能とされている。
従って、規制位置において押さえピン15が接続端子52又は接続端子62に上方から接触可能な状態にされて接続端子52又は接続端子62のボデイ51又はボデイ61に対する移動が押さえピン15によって規制されるため、接続端子の数が異なる部品に対する利便性を高めた上でピン浮きを防止して生産物の生産性の向上を図ることができる。
また、押さえピン15を下方に付勢する付勢バネ23が設けられ、規制位置において押さえピン15がボデイ51、61に上方から接触可能とされている。
従って、接続端子52、62とボデイ51、61に対する押さえピン15の各接触位置に応じて付勢バネ23が弾性変形可能とされ、上下方向における位置の相違に拘わらず接続端子52、62とボデイ51、61に押さえピン15を接触させることができる。
さらに、規制レバー13の移動位置として離隔位置と規制位置の間に移動規制位置が存在し、規制レバー13がボデイ51、61に上方から接触された押さえピン15に接することにより移動規制位置に位置される。
従って、移動規制位置において規制レバー13がボデイ51、61に上方から接触された押さえピン15に接した状態にされ、規制レバー13が規制位置まで移動されず、規制レバー13によって押さえピン15に不必要な負荷が付与されることなく押さえピン15をボデイ51、61に安定した状態で接触させることができる。
さらにまた、規制レバー13が回動可能とされ、一対のチャックアーム2、2の退避位置からチャック位置へ向けての移動時に規制レバー13が離隔位置から規制位置へ向けて回動される。
従って、一対のチャックアーム2、2の退避位置からチャック位置への移動と規制レバー13の離隔位置から規制位置への回動が同時に行われるため、チャックアーム2、2による部品50、60の把持と規制レバー13による押さえピン15の押さえとを迅速に行うことができ、実装作業における迅速かつ確実な動作状態を確保することができる。
加えて、チャックアーム2、2の移動に伴って弾性変形され規制レバー13を離隔位置から規制位置に移動する方向へ付勢する第1のバネ部材8と規制レバー13を規制位置から離隔位置に移動する方向へ付勢する第2のバネ部材20とが設けられ、第1のバネ部材8が一方のチャックアーム2に取り付けられ、第1のバネ部材8のバネ力が第2のバネ部材20のバネ力より大きくされている。
従って、チャックアーム2、2の退避位置からチャック位置への移動時に第1のバネ部材8によって規制レバー13が離隔位置から規制位置へ向けて移動されると共にチャックアーム2、2のチャック位置から退避位置への移動時に第2のバネ部材20によって規制レバー13が規制位置から離隔位置へ向けて移動されるため、規制レバー13に第1のバネ部材8と第2のバネ部材20から移動位置に応じた適切な付勢力が付与され、規制レバー13の安定した動作状態を確保することができる。
50…部品
51…ボデイ
52…接続端子
60…部品
61…ボデイ
62…接続端子
100…基板
1…部品実装装置
2…チャックアーム
8…第1のバネ部材
13…規制レバー
15…押さえピン
20…第2のバネ部材
23…付勢バネ

Claims (5)

  1. 基板の搭載部に搭載されるボデイと前記ボデイに保持され前記基板の複数の挿入孔にそれぞれ挿入され所定の方向に並んで配置された複数の接続端子とを有する部品を前記基板に実装する部品実装装置であって、
    前記ボデイから離れた退避位置と前記ボデイを把持するチャック位置との間で互いに離接する方向へ移動可能とされた一対のチャックアームと、
    前記一対のチャックアームの間において前記複数の接続端子の間隔と同じ間隔で並んで位置されると共に上下方向へ移動可能な複数の押さえピンと、
    前記一対のチャックアームの間において前記複数の押さえピンと同数が並んで位置されると共に前記チャックアームの移動に伴って動作される複数の規制レバーとを備え、
    前記規制レバーが前記押さえピンから離隔された離隔位置と前記押さえピンの上方への移動を規制する規制位置との間で移動可能とされ、
    前記規制位置において少なくとも一つの前記押さえピンが前記接続端子に上方から接触可能とされた
    部品実装装置。
  2. 前記押さえピンを下方に付勢する付勢バネが設けられ、
    前記規制位置において少なくとも一つの前記押さえピンが前記ボデイに上方から接触可能とされた
    請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記規制レバーの移動位置として前記離隔位置と前記規制位置の間に移動規制位置が存在し、
    前記規制レバーが前記ボデイに上方から接触された押さえピンに接することにより前記移動規制位置に位置される
    請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記規制レバーが回動可能とされ、
    前記一対のチャックアームの前記退避位置から前記チャック位置へ向けての移動時に前記規制レバーが前記離隔位置から前記規制位置へ向けて回動される
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の部品実装装置。
  5. 前記チャックアームの移動に伴って弾性変形され前記規制レバーを前記離隔位置から前記規制位置に移動する方向へ付勢する第1のバネ部材と前記規制レバーを前記規制位置から前記離隔位置に移動する方向へ付勢する第2のバネ部材とが設けられ、
    前記第1のバネ部材が一方の前記チャックアームに取り付けられ、
    前記第1のバネ部材のバネ力が前記第2のバネ部材のバネ力より大きくされた
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の部品実装装置。
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