JP2017228112A - 自動集配装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物内の荷物や書類の集配作業を自動で行う自動集配装置を提供する。【解決手段】建物の壁面に沿って移動可能な移動手段と、準天頂衛星あるいはGNSS衛星から測位信号を受信し、前記測位信号を用いて測位を行う測位手段と、前記建物内の各部屋に割り当てられた部屋番号と、前記部屋番号に対応する配送品の受渡し位置とを記憶するデータベースと、配送品を格納する配送容器とを備え、前記移動手段は、指定された部屋番号に対応する受渡し位置を前記データベースから取得し、前記受渡し位置に配送品を配送する。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば会社の事業部門等が多数入ったビル内の荷物、書類の集配作業を、自動で行う自動集配装置に関する。
一般に、同じビル内を宛先とする荷物、書類の集配作業は人手によって行われている。階段やエレベータでの移動を伴う集配作業を自動化することは困難であった。
従来、居住者が自分の住戸に留まったまま、人との対面を省略して、欲しい商品を購入して、速やかに受け取ることができる賃貸マンションに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
従来、居住者が自分の住戸に留まったまま、人との対面を省略して、欲しい商品を購入して、速やかに受け取ることができる賃貸マンションに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の建物内サービスシステムでは、建物内搬送装置は賃貸マンションに装備され、各住戸へ個別に物品を搬送可能になっている。
このように従来のシステムでは、建物内に予め搬送システムを設置しておく必要があり、既存の建物において同様の自動集配サービスを提供することは難しいという課題があった。
このように従来のシステムでは、建物内に予め搬送システムを設置しておく必要があり、既存の建物において同様の自動集配サービスを提供することは難しいという課題があった。
本発明は係る課題を解決するためになされたものであり、既存の建物について新たに建物に改造を加えることを極力抑えながら、ビル内の荷物、書類の集配作業を自動で行う自動集配装置を提供することを目的とする。
本発明に係る自動集配装置は、建物の壁面に沿って移動可能な移動手段と、準天頂衛星あるいはGNSS衛星から測位信号を受信し、前記測位信号を用いて測位を行う測位手段と、前記建物内の各部屋に割り当てられた部屋番号と、前記部屋番号に対応する配送品の受渡し位置とを記憶するデータベースと、配送品を格納する配送容器とを備え、
前記移動手段は、指定された部屋番号に対応する受渡し位置を前記データベースから取得し、前記受渡し位置に配送品を配送する。
前記移動手段は、指定された部屋番号に対応する受渡し位置を前記データベースから取得し、前記受渡し位置に配送品を配送する。
この発明に係る自動集配装置によれば、既存の建物について新たに建物に改造を加えることを極力抑えながら、ビル内の荷物、書類の集配作業を自動で行うことができるので、低コストで集配作業を行う、自動集配装置を提供することができる。
実施の形態1.
以下、図を参照しながら、実施の形態1に係る自動集配装置100を説明する。
図1は、実施の形態1に係る自動集配装置100の構成を示した図である。
図1において、自動集配装置100は、測位演算・判定部10と、自律移動手段部20と、荷物の保持及びリリース判定部30と、授受者判定部40と、ビル内居住者データベース50と、情報入力部60と、判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70から構成される。
測位演算・判定部10は更に、準天頂衛星受信機11と、測位演算部12と、位置判定部13からなる。また、授受者判定部40は、カメラ41と、顔検出部42と、顔認識部43からなる。
自律移動手段20は建物1の外壁に沿って移動可能な壁移動機構を有しており、作業者の指示により壁面を移動可能なロボットである。壁面を走行可能なロボットとして、従来、特許文献2〜4などに開示される技術が開示されており、壁面に吸着する方法として、例えば圧縮空気を送風した場合に生じる負圧を利用して壁面への吸着を行う非接触吸着装置などが開発されている。
以下、図を参照しながら、実施の形態1に係る自動集配装置100を説明する。
図1は、実施の形態1に係る自動集配装置100の構成を示した図である。
図1において、自動集配装置100は、測位演算・判定部10と、自律移動手段部20と、荷物の保持及びリリース判定部30と、授受者判定部40と、ビル内居住者データベース50と、情報入力部60と、判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70から構成される。
測位演算・判定部10は更に、準天頂衛星受信機11と、測位演算部12と、位置判定部13からなる。また、授受者判定部40は、カメラ41と、顔検出部42と、顔認識部43からなる。
自律移動手段20は建物1の外壁に沿って移動可能な壁移動機構を有しており、作業者の指示により壁面を移動可能なロボットである。壁面を走行可能なロボットとして、従来、特許文献2〜4などに開示される技術が開示されており、壁面に吸着する方法として、例えば圧縮空気を送風した場合に生じる負圧を利用して壁面への吸着を行う非接触吸着装置などが開発されている。
図2は、自動集配装置100の外観図である。
自動集配装置100の本体90は矩形形状を成しており、荷物の保持及びリリース判定部30と、授受者判定部40と、ビル内居住者データベース50を内蔵する。外側には判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70があって、例えばランプの色により判定状況等が認識可能である。
授受者判定部40はカメラ41を備えており、視野内で撮影した画像から顔を検出する顔検出部42も備える。顔認証部43は、ビル内居住者データベース50と接続され、検出した顔との比較により居住者であるか否かの判断が可能である。
自動集配装置100の本体90は矩形形状を成しており、荷物の保持及びリリース判定部30と、授受者判定部40と、ビル内居住者データベース50を内蔵する。外側には判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70があって、例えばランプの色により判定状況等が認識可能である。
授受者判定部40はカメラ41を備えており、視野内で撮影した画像から顔を検出する顔検出部42も備える。顔認証部43は、ビル内居住者データベース50と接続され、検出した顔との比較により居住者であるか否かの判断が可能である。
図3は、ビル内居住者データベース50の一例である。
データベースには、建物の部屋番号、部屋が位置する階の番号、自動集配装置100で書類等を受取る場合の受取位置の座標、居住者の顔情報、当該部屋の部門名や居住者がいる場合の氏名等の情報が格納される。
居住者の顔情報とは、具体的には自動集配装置100を利用して書類等を受取る場合の認証手段であり、予め受取者の顔情報を登録しておく。なお、認証手段は顔情報に限られるものではなく、指紋、声紋、眼球の虹彩などを利用したバイオメトリクス認証であってもよい。
データベースには、建物の部屋番号、部屋が位置する階の番号、自動集配装置100で書類等を受取る場合の受取位置の座標、居住者の顔情報、当該部屋の部門名や居住者がいる場合の氏名等の情報が格納される。
居住者の顔情報とは、具体的には自動集配装置100を利用して書類等を受取る場合の認証手段であり、予め受取者の顔情報を登録しておく。なお、認証手段は顔情報に限られるものではなく、指紋、声紋、眼球の虹彩などを利用したバイオメトリクス認証であってもよい。
本体90の四方の角部には、図2のように、壁面吸着部23が装着されており、建物1の壁面への吸着を行う。
測位演算・判定部10が、壁面に吸着した状態で本体90の上部に設けられており、上空に位置する準天頂衛星やGNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からの電波を受信可能である。
本体90の下には、搬送する荷物を保管する保管袋30が設けられる。リリース判定部での判定結果により保管袋30に保管して搬送した荷物を授受者に渡すことができる。
自律移動手段20はタイヤの形状をなし、本体90と建物1の壁面との間に位置し、壁面と接触しながら回転をして自動集配装置100を所望の方向に移動させる。自動移動手段20は向きを回転させることが可能で、90度向きを回転することで、直角方向に自動集配装置100を移動させることができる。
測位演算・判定部10が、壁面に吸着した状態で本体90の上部に設けられており、上空に位置する準天頂衛星やGNSS(Global Navigation Satellite System)衛星からの電波を受信可能である。
本体90の下には、搬送する荷物を保管する保管袋30が設けられる。リリース判定部での判定結果により保管袋30に保管して搬送した荷物を授受者に渡すことができる。
自律移動手段20はタイヤの形状をなし、本体90と建物1の壁面との間に位置し、壁面と接触しながら回転をして自動集配装置100を所望の方向に移動させる。自動移動手段20は向きを回転させることが可能で、90度向きを回転することで、直角方向に自動集配装置100を移動させることができる。
図4は自動集配装置100の運用状況を説明する図である。
図3において、1はビル等の建物であって、ここでは同じ会社の複数の部署A、B、Cが入った4階建ての建物である。
自律移動手段部20は、前述の通り、建物1の外壁に沿って移動可能な壁移動機構を有しておりユーザの指示により移動可能である。自律移動手段部20は吸着等の機構により建物1の壁面を移動可能であるため、自動配送を行うに当たり、建物1に配送用エレベータを新たに設置をしたり、建物1の壁面に移動用のレールを新たに設けるような必要はない。
図3において、1はビル等の建物であって、ここでは同じ会社の複数の部署A、B、Cが入った4階建ての建物である。
自律移動手段部20は、前述の通り、建物1の外壁に沿って移動可能な壁移動機構を有しておりユーザの指示により移動可能である。自律移動手段部20は吸着等の機構により建物1の壁面を移動可能であるため、自動配送を行うに当たり、建物1に配送用エレベータを新たに設置をしたり、建物1の壁面に移動用のレールを新たに設けるような必要はない。
次に、実施の形態1に係る自動集配装置100の動作について説明する。
ここでは一例として、建物1の1階にあるA事務所のユーザUが、書類を4階にあるB事務所に送る場合について説明する。
(1)ステップ1(呼出)
書類を建物内に送ろうとするユーザUは、手元の端末を利用して、自動集配装置100を配送元の場所(事務所A)に呼ぶ(呼出工程)。
ユーザは予めビル内居住者データベース50に登録されている必要がある。手元の端末は自動集配装置用の専用の端末であってもよいし、一般に流通する携帯型の端末に専用のソフトウエアをダウンロードし、自動集配装置用の端末として使用してもよい。
ここでは一例として、建物1の1階にあるA事務所のユーザUが、書類を4階にあるB事務所に送る場合について説明する。
(1)ステップ1(呼出)
書類を建物内に送ろうとするユーザUは、手元の端末を利用して、自動集配装置100を配送元の場所(事務所A)に呼ぶ(呼出工程)。
ユーザは予めビル内居住者データベース50に登録されている必要がある。手元の端末は自動集配装置用の専用の端末であってもよいし、一般に流通する携帯型の端末に専用のソフトウエアをダウンロードし、自動集配装置用の端末として使用してもよい。
(2)ステップ2(移動)
ユーザから、呼出工程で呼出を受けた自動集配装置100は、指定された配送受取位置に移動する(配送元位置への移動工程)。この場合、自動集配装置100は、保管するビル内居住者データベース50にアクセスし、事務所Aの配送受渡し位置(X1-101,Y1-101,Z1-101)に移動する。
移動集配装置100は、前述の通り、準天頂衛星受信機とGNSS衛星受信機を備え、準天頂衛星とGNSS衛星から測位信号を受信し、移動集配装置100の測位を行う。測位結果に基づき、移動集配装置100は事務所Aの配送受渡し位置まで移動する。なお、移動集配装置100が移動可能な範囲を予め定めておいてもよい。移動集配装置100の制御部は現在位置と目的位置と移動可能な範囲から、移動ルートを決定する。
ユーザから、呼出工程で呼出を受けた自動集配装置100は、指定された配送受取位置に移動する(配送元位置への移動工程)。この場合、自動集配装置100は、保管するビル内居住者データベース50にアクセスし、事務所Aの配送受渡し位置(X1-101,Y1-101,Z1-101)に移動する。
移動集配装置100は、前述の通り、準天頂衛星受信機とGNSS衛星受信機を備え、準天頂衛星とGNSS衛星から測位信号を受信し、移動集配装置100の測位を行う。測位結果に基づき、移動集配装置100は事務所Aの配送受渡し位置まで移動する。なお、移動集配装置100が移動可能な範囲を予め定めておいてもよい。移動集配装置100の制御部は現在位置と目的位置と移動可能な範囲から、移動ルートを決定する。
図5は、実施の形態1に係る自動集配措置の測位システム構成を説明する図である。
図5において、200は準天頂衛星、300はGNSS衛星であり、例えばGPS衛星、Galileo衛星、Glonass衛星である。自動集配装置100は、上空の準天頂衛星200やGNSS衛星300から測位信号210を受信し、準天頂衛星200から補正信号を受信する。なお、準天頂衛星の補正信号(補正データ)を用いた高精度の位置測定については、例えば特許文献5などに記載がある。
本実施の形態に係る自動集配装置100は、建物1の壁面1a(図5のx-z面)内のみを平面移動する。そこで、自動集配装置100の位置の測定にあたっては、3次元(xyz)測位でなく、2次元(xz)で測位するよう条件を拘束することができる。
このように、実施の形態1における自動集配装置100の測位においては、1つ目の効果として、従来、GNSS衛星300を利用した測位で必要であった衛星数5以上という条件が衛星数4以上という条件に減ることが挙げられる。更に、準天頂衛星200は常に上空に存在し使用可能であるため、残り3の衛星のみをGNSS衛星300の中から取得できれば良いことになる。2つ目の効果として、直接波を受信不可の衛星(図5のGNSS衛星300a)を利用せずに済むため、高層ビルの林立する地域においても、マルチパスに影響されず安定した運用が可能となることが挙げられる。
このように、GNSS衛星を利用した測位の補正信号(補正情報)は、準天頂衛星200より受信することで、24時間安定して高度誤差数cmの精度で測位演算を行うことが可能である。
図5において、200は準天頂衛星、300はGNSS衛星であり、例えばGPS衛星、Galileo衛星、Glonass衛星である。自動集配装置100は、上空の準天頂衛星200やGNSS衛星300から測位信号210を受信し、準天頂衛星200から補正信号を受信する。なお、準天頂衛星の補正信号(補正データ)を用いた高精度の位置測定については、例えば特許文献5などに記載がある。
本実施の形態に係る自動集配装置100は、建物1の壁面1a(図5のx-z面)内のみを平面移動する。そこで、自動集配装置100の位置の測定にあたっては、3次元(xyz)測位でなく、2次元(xz)で測位するよう条件を拘束することができる。
このように、実施の形態1における自動集配装置100の測位においては、1つ目の効果として、従来、GNSS衛星300を利用した測位で必要であった衛星数5以上という条件が衛星数4以上という条件に減ることが挙げられる。更に、準天頂衛星200は常に上空に存在し使用可能であるため、残り3の衛星のみをGNSS衛星300の中から取得できれば良いことになる。2つ目の効果として、直接波を受信不可の衛星(図5のGNSS衛星300a)を利用せずに済むため、高層ビルの林立する地域においても、マルチパスに影響されず安定した運用が可能となることが挙げられる。
このように、GNSS衛星を利用した測位の補正信号(補正情報)は、準天頂衛星200より受信することで、24時間安定して高度誤差数cmの精度で測位演算を行うことが可能である。
(3)ステップ3(荷物格納)
ユーザUは、事務所Aの配送受渡し位置で停止する自動集配装置100に設けられた配送容器32に、配送対象である書類を格納する。
ユーザUは、事務所Aの配送受渡し位置で停止する自動集配装置100に設けられた配送容器32に、配送対象である書類を格納する。
(4)ステップ4(配送先入力)
ユーザUは、手元の端末を操作して、書類の配送先を指定する。この場合、事務所Bを指定する。
ユーザUは、手元の端末を操作して、書類の配送先を指定する。この場合、事務所Bを指定する。
(5)ステップ5(配送)
配送先の指定を受けた自動集配装置100は、ビル内居住者データベース50にアクセスし、事務所Bの配送受渡し位置を取得する。
自動集配装置100の制御部は、事務所Bへ移動する移動ルートを決定した後、当該移動ルートに沿って、自律移動手段部20と壁面吸着部23を用いて建物1の壁面移動を行う。
配送先の指定を受けた自動集配装置100は、ビル内居住者データベース50にアクセスし、事務所Bの配送受渡し位置を取得する。
自動集配装置100の制御部は、事務所Bへ移動する移動ルートを決定した後、当該移動ルートに沿って、自律移動手段部20と壁面吸着部23を用いて建物1の壁面移動を行う。
(6)ステップ6(認証)
自動集配装置100は、位置の比較により事務所Bの配送受渡し位置まで到着すると、事務所Bの配送品の受取者の顔認証を行う。
受取者の顔認証は授受者判定部40で行う。事務所Bの授受者は、書類を受け取るため、授受者判定部40のカメラ41で自分の顔を撮影する。
顔検出部42はカメラ画像から顔の画像を抽出する。
ビル内居住者データベース50には、部屋番号に対応し、予め居住者顔情報が格納されており、顔認証部43は、カメラ画像から抽出した顔の情報と、ビル内居住者データベース50で部屋番号に関連付けされた顔情報との比較を行い、一致する場合は「認証OK」の結果を荷物の保持及びリリース判定部30に出力する。一方、顔の比較により一致しない場合は「認証NG」の結果を荷物の保持及びリリース判定部30に出力する。
自動集配装置100は、位置の比較により事務所Bの配送受渡し位置まで到着すると、事務所Bの配送品の受取者の顔認証を行う。
受取者の顔認証は授受者判定部40で行う。事務所Bの授受者は、書類を受け取るため、授受者判定部40のカメラ41で自分の顔を撮影する。
顔検出部42はカメラ画像から顔の画像を抽出する。
ビル内居住者データベース50には、部屋番号に対応し、予め居住者顔情報が格納されており、顔認証部43は、カメラ画像から抽出した顔の情報と、ビル内居住者データベース50で部屋番号に関連付けされた顔情報との比較を行い、一致する場合は「認証OK」の結果を荷物の保持及びリリース判定部30に出力する。一方、顔の比較により一致しない場合は「認証NG」の結果を荷物の保持及びリリース判定部30に出力する。
(7)ステップ7(荷物引渡し)
荷物の保持及びリリース判定部30は、顔認証部43より「認証OK」の結果を受けると、配送容器32に対して荷物のリリースを行う。リリースされた荷物(書類)は配送容器32から取り出し可能な状態となる。
事務所Bの授受者は、配送容器32から荷物を取出す。
荷物の保持及びリリース判定部30は、顔認証部43より「認証OK」の結果を受けると、配送容器32に対して荷物のリリースを行う。リリースされた荷物(書類)は配送容器32から取り出し可能な状態となる。
事務所Bの授受者は、配送容器32から荷物を取出す。
(8)ステップ8(配送記録)
事務所Aから配送された書類を受領した事務所Bの受領者は、情報入力部60から受領サインを行う。判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70は、配送が完了した旨を表示する。
事務所Aから配送された書類を受領した事務所Bの受領者は、情報入力部60から受領サインを行う。判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70は、配送が完了した旨を表示する。
以上のように、この発明に係る自動集配装置100は、測位演算・判定部10と、自律移動手段部20と、荷物の保持及びリリース判定部30と、授受者判定部40と、ビル内居住者データベース50と、情報入力部60と、判定状況/荷物状況/あて先情報表示部70から構成され、建物の壁面を移動して、所望の相手先に荷物を配送することを可能とした。
この自動集配装置100によれば、既存の建物について新たに建物に改造を加えることを極力抑えながら、ビル内の荷物、書類の集配作業を自動で行うことができるので、低コストで集配作業を行う、自動集配装置を提供することができる。
この自動集配装置100によれば、既存の建物について新たに建物に改造を加えることを極力抑えながら、ビル内の荷物、書類の集配作業を自動で行うことができるので、低コストで集配作業を行う、自動集配装置を提供することができる。
1 建物、1a 建物1の壁面、10 測位演算・判定部、11 測位受信機、12 測位演算部、13 位置判定部、20 自律移動手段部(壁移動型の自律移動手段部)、21 準天頂衛星受信アンテナ、22 本体、23 壁面吸着部、24 荷物袋、25 制御部、30 荷物の保持及びリリース判定部、31 荷物、32 配送容器、40 授受者判定部、41 カメラ、42 顔検出部、43 顔認識部、50 ビル内居住者データベース、60 情報入力部、70 判定状況/荷物状況/あて先情報表示部、90 本体、100 自動集配装置、200 準天頂衛星、210 測位信号、220 補正信号、230 受信不可の測位信号、300 GNSS衛星、300a 測位信号受信不可のGNSS衛星、U ユーザ。
Claims (3)
- 建物の壁面を走行可能な移動手段と、
準天頂衛星あるいはGNSS衛星から測位信号を受信し、前記測位信号を用いて測位を行う測位手段と、
前記建物内の各部屋に割り当てられた部屋番号と、前記部屋番号に対応する配送品の受渡し位置とを記憶するデータベースと、
配送品を格納する配送容器と、
を備え、
前記移動手段は、指定された部屋番号に対応する受渡し位置を前記データベースから取得し、前記受渡し位置に配送品を配送することを特徴とする自動集配装置。 - 撮像手段を備え、
前記データベースは、更に、各部屋毎に、配送品の受渡しを行う人の顔情報を備え、
前記撮像手段が撮像した配送品の受取りを行う人の顔情報と、前記データベースに記憶する顔情報とを比較し、前記比較の結果、顔情報が一致すると、前記配送容器は前記配送品を取り出し可能にリリースすることを特徴とする請求項1記載の自動集配装置。 - 前記移動手段は、指定された部屋番号に対応する配送品の受渡し位置を前記データベースから取得し、前記受渡し位置に移動して配送品を預かることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の自動集配装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112018006065T5 (de) | 2017-11-28 | 2020-08-06 | Denso Corporation | Sitzklimaanlage |
JP7128330B1 (ja) | 2021-07-06 | 2022-08-30 | ベアー ロボティックス,インコーポレイテッド | 運搬ロボットを制御するための方法、システムおよび非一過性のコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2022150826A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 宅配装置 |
-
2016
- 2016-06-23 JP JP2016124305A patent/JP2017228112A/ja active Pending
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