JP2022068480A - 積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラム - Google Patents

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隆史 松本
Takashi Matsumoto
駿介 木村
Shunsuke Kimura
亮太郎 吉田
Ryotaro Yoshida
雄哉 五十嵐
Yuuya Igarashi
百恵 ▲濱▼野
Momoe Hamano
一幸 米山
Kazuyuki Yoneyama
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Abstract

【課題】自律的に移動して荷物を配送する配送車に効率的に荷物の積み替えを行うことができるとともに、積み下ろし時に取り出し荷物の確認ができる積載物管理装置、積載物管理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】配送システムは、目的地まで自律的に移動して荷物を配送する自動配送台車20に積み込まれる荷物の画像及び自動配送台車から積み下ろされる荷物の画像を撮像する撮像部26と、撮像部26に撮像された画像に基づき、荷物の識別情報を取得する取得部211と、撮像部26に撮像された画像と取得部211に取得された識別情報とを対応付けて記憶する記憶部220と、移動体20が目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の画像を表示する表示部27と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラムに関する。
荷物の配送において、配送状況が情報化され、アプリケーションプログラムやウェブサイトを通じて荷物の運搬状況の追跡が可能になっている(例えば特許文献1)。また、荷物の配送システムのサービスと、eコマース(電子商取引:Electronic Commerce)サイトのサービスや、インターネットオークションのサービス、コンビニエンスストアや宅配ロッカーのシステムなどとの間で、各システムを管理するAPI(Application Programming Interface)で配送情報を連携させ、発送や受け取りの作業を容易にするなどの工夫がなされている。
また、荷物の配送をロボットにより行う自動配送が提案されている(例えば特許文献2)。また、例えば、特許文献3には、建物内のロッカー等の設備について、使用状況をセンシングし、ユーザに与えられたセキュリティレベルに応じて開示する仕組みが提案されている。
特許第4130311号公報 特表2019-502975号公報 特開2019-204350号公報
3次元地図情報を用いて自律走行可能なロボットの開発が進められている。このようなロボットを活用して、建物内でロボットによる自動配送が現実化してきている。現状では、建物外では流通業者により配送車で荷物配送が行われていることから、建物内でロボットによる自動配送が可能になると、建物外の物流業者から、建物内の館内配送ロボットに荷物を引継ぎ、その荷物をロボットで建物内の各目的地に配送することになる。
建物での配送業者からの荷物の一括引き受けと、ロボットへの載せ替えは、将来的には荷受室へのマテリアルハンドリング技術などの導入によって自動化されることが望ましいが、建物に大掛かりな設備が必要になることなどから、自動配送の初期普及段階においては、載せ替え作業は人間によって行われることが想定される。従来の人による館内配送事業では、一般的に紙の伝票の管理によって、物流業者と館内配送業者の間の引継ぎが行われているようであるが、自動配送ロボットでは、この引継ぎを電子的に行う必要がある。
また、特許文献1に記載されているように、既に、各配送業者で、荷物の運搬状況の追跡を行うシステムが導入されている。建物内でロボットにより荷物を配送するようなシステムを構築した場合、このような現状の追跡システムと連携できるような親和性を考慮する必要がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、自律的に移動して荷物を配送する配送車に効率的に荷物の積み替えを行うことができるとともに、積み下ろし時に取り出し荷物の確認ができる積載物管理装置、積載物管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る積載物管理装置は、目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する取得部と、前記撮像部に撮像された前記画像と前記取得部に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する表示部と、を備える。
本発明の一態様に係る積載物管理方法は、撮像部が、目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する過程と、取得部が、前記撮像部に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する過程と、記憶部が、前記撮像部に撮像された前記画像と前記取得部に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する過程と、表示部が、前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する過程と、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する取得手段と、前記撮像手段に撮像された前記画像と前記取得手段に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する表示手段と、として機能させる。
本発明によれば、荷物を積み込む際に、積み込まれた荷物の画像を撮像し、荷物の識別子と荷物の画像とを対応付けて記憶し、積み下ろし時に、荷物の画像を表示部に表示して、取り出す荷物を提示している。これにより、積み下ろしする荷物を効率的に指示できる。また、積み込み時に撮像した荷物の画像と積み下ろし時に撮像した荷物の画像とを比較することで、正しい荷物が取り出された否かを確認できる。また、本発明によれば、物流業者の荷物追跡システムとの連携が容易となる。
配送システムの概要を示す図である。 配送システムにおける自動配送台車の外観構成を示す斜視図である。 配送システムにおける自動配送台車の外観構成を示す斜視図である。 配送システムにおける配送管理サーバと自動配送台車の内部構成を示すブロック図である。 積み込み作業における担当者の作業と表示を示す図である。 積み込み作業における収納された荷物に関する表示を示す図である。 積み込み作業における配送システムの処理を示す図である。 積み下ろし作業における受取人の作業と表示を示す図である。 積み下ろし作業における警告の表示を示す図である。 積み下ろし作業における配送システムの処理を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る配送システムの概要について説明する。図1は、配送システム1の概要を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る配送システム1は、配送管理サーバ10(管理サーバの一例)と自動配送台車20(移動体の一例)とを備えている。配送管理サーバ10と自動配送台車20とは、ネットワーク60を介した無線通信によって、互いに通信可能に接続されている。
配送管理サーバ10は、配送する荷物を一意に識別する識別情報(例えば伝票番号)と、配送先(荷受地)を示す配送先情報とを対応付けたデータベースを有している。配送管理サーバ10は、ネットワーク60上のクラウドサーバで実現することができる。なお、配送管理サーバ10には、新しく用意されるサーバが用いられてもよいし、既存のサーバが用いられてもよい。既存のサーバは、例えば、配送業者で荷物の運搬状況の追跡を行うシステムのサーバである。また、配送管理サーバ10は、配送業者で荷物の運搬状況の追跡を行うシステムのサーバとAPIで連携させて実現してもよい。
自動配送台車20は、建物50内を自律走行して、建物外からの荷物を各配送先(目的地)まで配送する自律配送ロボットである。自動配送台車20は、本実施形態に係る積載物管理装置の一例でもある。例えば、図1に示すように、建物50に複数の部屋51a、51b、51cがあるとし、荷物30の配送先が部屋51cとなっているとする。この場合、配送業者は、配送車70により荷物30を配送先のある建物50まで配送する。配送業者の担当者40は、荷物30を建物50まで配送すると、建物50の荷受室で荷物30を配送車70から自動配送台車20に載せ替える。自動配送台車20は、荷物30を積み込むと、配送先となっている部屋51cまで自律的に移動していく。自動配送台車20が配送先となっている部屋51cまで到達すると、部屋51cの受取人41は、自動配送台車20が配送してきた荷物30を受け取る。
なお、上述の説明では、単純な例として、1つの荷物30を1つの配送先の部屋51cに届ける例について説明したが、配送業者は建物50内の各部屋に届ける荷物を一括して輸送し、一度に複数の荷物を自動配送台車20に載せ替え、複数の配送先となる部屋に届けることが想定される。このときの自動配送台車20への荷物の積み込み作業や、自動配送台車20からの積み下ろし作業、及び自動配送台車20の配送ルーティングについては、後に説明する。
また、上述の例では、建物50の各部屋51a、51b、51cを配送先として荷物を配送しているが、建物50がオフィスビルのような場合には、自動配送台車20は、各部署、各座席を配送先として荷物を配送できる。また、建物50が工場のような場合には、自動配送台車20は、各生産ライン等を配送先として荷物を配送できる。また、いずれの場合も、受取人41の位置情報に基づき、受取人41の位置を配送先としてもよい。
図2A及び図2Bは、配送システム1における自動配送台車20の外観構成を示す斜視図である。図2A及び図2Bに示すように、自動配送台車20の上部には、開閉自在の蓋体21が取り付けられている。図2Aは蓋体21を閉じているときの状態を示し、図2Bは蓋体21を開いたときの状態を示している。自動配送台車20の下部には、4つの車輪22が取り付けられている。車輪22は、モータ(図示せず)を駆動することで、建物50内で自動配送台車20を走行させる。なお、車輪22の数は4つに限定されず、6つなど任意の数であってよい。また、車輪22は、任意の数の駆動輪と補助輪で構成されてもよい。また、自動配送台車20の駆動方法は、自律移動可能であれば車輪22による駆動に限定されない。例えば、自動配送台車20には、車輪22ではなくキャタピラなどが取り付けられてもよい。自動配送台車20の内部には、収納部25が設けられている。収納部25には、自動配送台車20が配送する荷物が収納される。図2Aに示すように、蓋体21が閉じた状態である場合、収納部25は蓋体21で覆われた状態となる。これにより、荷物の保護が図られる。一方、図2Bに示すように、蓋体21が開いた状態である場合、収納部25の上部が開口した状態となる。これにより、担当者40は、収納部25へ荷物の出し入れが可能となる。
また、蓋体21の裏面には、撮像部26と表示部27とが取り付けられている。蓋体21の裏面は、蓋体21を構成する面の内、蓋体21が閉じた状態の時に収納部25側を向く面である。撮像部26及び表示部27は、収納部25に収納される荷物の情報を取得したり、収納部25から取り出す荷物を指示したり等、荷物の出し入れに関するインターフェースとなる。表示部27は、荷物の個数の表示や、積み込まれた荷物や積み下ろされる荷物の情報の表示に用いられる。撮像部26は、収納部25に収納される荷物又は収納部25から取り出される荷物の外観の撮像に用いられる。また、撮像部26は、荷物に付加されたバーコード等の情報の読み取りに用いられる。
なお、撮像部26と表示部27が取り付けられる位置は、蓋体21の裏面に限定されない。例えば、撮像部26は、担当者が荷物を収納部25に収納する際に、荷物を効率的に撮像可能な位置にあれば、どの位置に配置されてもよい。また、表示部27は、担当者が荷物の撮像をモニタ可能な場所であれば、どの位置に配置されてもよい。また、撮像部26及び表示部27は、自動配送台車20の本体から着脱自在としてもよい。
図3は、配送システム1における配送管理サーバ10と自動配送台車20の内部構成を示すブロック図である。図3に示すように、配送管理サーバ10は、制御部110と、記憶部120と、通信部130とを備える。
制御部110は、配送管理サーバ10の動作全体を制御する。制御部110は、例えば、配送管理サーバ10がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。図3に示すように、制御部110は、荷物情報登録部111と、配送ルート設定部112とを備える。
荷物情報登録部111は、通信部130が自動配送台車20から受信する荷物情報を記憶部120に登録する。荷物情報には、例えば、自動配送台車20に収納された荷物の伝票番号、当該荷物が積載された積載順を含む。具体的に、荷物情報登録部111は、荷物情報に含まれる伝票番号と積載順を、記憶部120に記憶されている配送先情報と関連付けて記憶部120に記憶させる。例えば、荷物情報登録部111は、荷物情報に含まれる伝票番号と対応する配送先情報に、当該伝票番号と積載順を関連付ける。
配送ルート設定部112は、自動配送台車20が荷物を配送するルートを設定する。例えば、配送ルート設定部112は、通信部130が自動配送台車20から受信した荷物情報に含まれる積載順に基づき、配送ルートを設定する。具体的に、配送ルート設定部112は、積載順とは逆順に荷物を配送するルートを設定する。なお、配送ルート設定部112は、2つの配送先の間に中継点を設けてもよい。例えば、配送ルート設定部112は、配送先Aと配送先Bの間に中継点を設けて、配送先A、中継点、配送先Bの順に荷物を配送するルートを設定してもよい。配送ルート設定部112は、設定した配送ルートを示す配送ルート情報と、配送ルートに含まれる配送先の配送先情報とを含む配送情報を通信部130から自動配送台車20へ送信することで、自動配送台車20に荷物の配送を指示する。なお、配送ルート設定部112は、自動配送台車20への配送指示を一括送信してもよいし分割送信してもよい。例えば、配送ルートが荷受室から配送先A、配送先Bの順に荷物を配送するルートであったとする。一括送信の場合、配送ルート設定部112は、例えば、荷受室にいる自動配送台車20に全ての配送先への配送指示を一括送信する。一方、分割送信の場合、配送ルート設定部112は、所定の地点ごとに自動配送台車20へ配送指示を送信する。例えば、配送ルート設定部112は、荷受室にいる自動配送台車20に配送先Aへの配送指示を送信する。自動配送台車20が配送先Aへの荷物の配送を完了すると、配送ルート設定部112は、配送先Aにいる自動配送台車20に配送先Bへの配送指示を送信する。配送ルート設定部112が配送指示を一括送信するか分割送信するか、また分割送信の分割の粒度は、自動配送台車20の性能に応じて設定されてよい。
記憶部120は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等からなり、各種のプログラムやデータを記憶する。例えば、記憶部120は、荷物情報と配送先情報とを対応付けたデータベースを記憶する。
通信部130は、ネットワーク60を介して、自動配送台車20と無線通信によるデータ通信を行う。通信部130としては、例えば、IEEE802.11規格の無線LAN(Local Area Network)や、移動体通信を用いることができる。
図3に示すように、自動配送台車20は、制御部210と、記憶部220と、駆動部230と、センサ部240と、通信部250と、撮像部26と、表示部27とを備える。
制御部210は、自動配送台車20の動作全体を制御する。制御部210は、例えば、自動配送台車20がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。図3に示すように、制御部210は、荷物情報取得部211と、配送制御部212と、判定部213と、表示制御部214とを備える。
荷物情報取得部211は、荷物に関する情報を取得する。例えば、荷物情報取得部211は、荷物の積み込み時に、収納部25に収納される荷物の荷物情報を取得する。具体的に、荷物情報取得部211は、撮像部26によって撮像された荷物の伝票が写る画像から、当該荷物の伝票番号を取得する。一例として、荷物情報取得部211は、当該画像に対して光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)処理を行うことで伝票に記載された伝票番号を取得する。なお、荷物情報取得部211は、撮像部26によって撮像された画像に対する画像処理によって当該画像に写るバーコードから伝票番号を読み取ってもよい。また、自動配送台車20がバーコードスキャナ等の入力部を備えている場合、荷物情報取得部211は、当該入力部によって読み取られた伝票番号を取得してもよい。また、荷物情報取得部211は、収納部25に荷物が収納された順(積載順)を取得する。荷物情報取得部211は、取得した伝票番号と積載順を含む荷物情報を、通信部250から配送管理サーバ10へ送信する。また、荷物情報取得部211は、荷物が収納部25に収納される際に撮像部26によって撮像される当該荷物の画像を取得する、荷物情報取得部211は、取得した荷物の画像と、当該荷物の伝票番号とを対応付けて記憶部220に記憶させる。また、荷物情報取得部211は、収納部25から取り出される荷物の情報を取得する。例えば、収納部25から荷物が取り出される際に、撮像部26によって撮像される当該荷物の画像を取得し、判定部213へ出力する。
配送制御部212は、荷物の配送時における自動配送台車20の自律走行を制御する。例えば、配送制御部212は、通信部250が配送管理サーバ10から受信する配送指示に従い、自動配送台車20の自律走行を制御する。具体的に、配送制御部212は、通信部250が配送管理サーバ10から受信する配送ルート情報と配送先情報を含む配送情報に基づき、自動配送台車20の自律走行を制御する。より具体的に、配送制御部212は、配送ルート情報が示す配送ルートに従い、配送先情報が示す配送先へ自動配送台車20を自律走行させる。なお、配送制御部212は、配送指示を一括受信又は分割受信したかに応じて、自動配送台車20の自律走行の制御を変更してもよい。配送指示を一括受信した場合、配送制御部212は、まず自動配送台車20を荷受室から配送先Aへ移動させる。配送先Aへの配送が完了すると、配送制御部212は、一括受信済みの配送指示に従い、自動配送台車20を配送先Aから配送先Bへ移動させる。一方、配送指示を分割受信した場合、配送制御部212は、まず荷受室にて受信した配送指示に従い、自動配送台車20を荷受室から配送先Aへ移動させる。次いで、配送制御部212は、配送先Aにて受信する配送指示に従い、自動配送台車20を配送先Aから配送先Bへ移動させる。
判定部213は、配送先にて、収納部25から正しい荷物が取り出されたか否かを判定する。例えば、判定部213は、荷物の積み下ろし時に、荷物情報取得部211によって取得される荷物の画像と、荷物の積み込み時に荷物情報取得部211によって取得されて記憶部220に記憶されている荷物の画像とを比較する。各画像に写る荷物が一致する場合、荷物情報取得部211は、取り出された荷物が正しいと判定する。一方、各画像に写る荷物が一致しない場合、荷物情報取得部211は、取り出された荷物が正しくないと判定する。
表示制御部214は、表示部27における荷物に関する各種情報の表示を制御する。例えば、表示制御部214は、荷物の積み込み時に、荷物の積み込みに関する情報を表示部27に表示させる。具体的に、表示制御部214は、荷物の積み込み時に自動配送台車20の蓋体21が開かれると、積み込む荷物の伝票の読み取り指示や荷物の積み込み指示等を示す情報を表示部27に表示させる。また、表示制御部214は、収納部25に収納された荷物の画像と収納された荷物の個数を表示部27に表示させる。
また、表示制御部214は、荷物の積み下ろし時に、荷物の積み下ろしに関する情報を表示部27に表示させる。具体的に、表示制御部214は、荷物の積み下ろし時に自動配送台車20の蓋体21が開かれると、受取り対象の荷物(積み下ろす荷物)の情報や荷物の積み下ろしを促す情報等を表示部27に表示させる。また、表示制御部214は、収納部25から取り出す荷物の画像と取り出す荷物の個数を表示部27に表示させる。
また、表示制御部214は、各種の警告を表示部27に表示させる。例えば、表示制御部214は、荷物の積み込み時、伝票番号を読み取らずに荷物が収納された場合、伝票番号が読み取られていないことを示す警告を表示部27に表示させる。この時、表示制御部214は、作業のやり直しを促す警告を表示部27に表示させてもよい。また、表示制御部214は、荷物の積み下ろし時に、収納部25から取り出された荷物が正しくない場合、取り出された荷物が正しくないことを示す警告を表示部27に表示させる。この時、表示制御部214は、取り出した荷物の確認を促す警告を表示部27に表示させてもよい。
記憶部220は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等からなり、各種のプログラムやデータを記憶する。例えば、記憶部220は、荷物情報取得部211が取得した荷物の画像と、当該荷物の伝票番号とを対応付けて記憶する。また、記憶部220には、自動配送台車20が走行する周囲の3次元地図情報が記憶される。なお、3次元地図情報は、自動配送台車20の移動に応じて、適宜更新されてよい。例えば、記憶部220に記憶された3次元地図情報は、自動配送台車20の位置に応じて通信部250が受信する3次元地図情報で更新される。
駆動部230は、自動配送台車20の下部に配設された車輪22を駆動するモータの駆動回路を含み、制御部210の制御の下、自動配送台車20を走行させる制御を行う。
センサ部240は、駆動部230の周囲の3次元情報を取得するLiDAR(Light Detection and Ranging)、周囲の2次元画像を撮像するイメージセンサ、角速度センサ、ジャイロセンサ等、各種のセンサで構成される。
通信部250は、配送管理サーバ10と、無線でデータ通信を行う。通信部250としては、IEEE802.11規格の無線LAN(Local Area Network)や、移動体通信を用いることができる。
撮像部26及び表示部27は、前述したように、収納する荷物の情報を取得したり、取り出す荷物を指示したり等、荷物の出し入れに関するインターフェースとなる。撮像部26としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charged Coupled Device)イメージセンサが用いられる。表示部27としては、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electronic Luminescent)が用いられる。
次に、本実施形態に係る配送システム1での処理について説明する。
まず、図4A~図4Cを参照して、自動配送台車20への荷物の積み込み作業における配送システム1での処理について説明する。図4Aは、積み込み作業における担当者の作業と表示を示す図である。図4Bは、積み込み作業における収納された荷物に関する表示を示す図である。図4Cは、積み込み作業における配送システムの処理を示す図である。
図4Aにおいて、担当者40は、積み込み作業時に自動配送台車20の上側に配置された蓋体21を開く。担当者40が蓋体21を開くと、収納部25の上側が開口するとともに、自動配送台車20から配送管理サーバ10に、積み込み作業の開始が知らされる。
図2A及び図2Bに示したように、蓋体21の裏面には、撮像部26及び表示部27が設けられている。担当者40が蓋体21を開くと、撮像部26及び表示部27が外部に現れる。この時、撮像部26の位置は、収納部25の開口部を撮像する位置に来る。これにより、撮像部26は、担当者40が収納部25に収納する荷物の外観の画像を撮像することができる。また、担当者40は、表示部27に表示される情報を確認することができる。図4Aに示すように、表示部27には、荷物の積み込み作業を行う際の指示251が表示される。担当者40は、表示部27の指示251を確認しながら、荷物30a、30b、30cを収納部25に積み込んでいく。
図4Aに示すように、荷物30a、30b、30cには、それぞれ伝票31a、31b、31cが付加されている。伝票31a、31b、31cには、数字、バーコード、二次元バーコードなどによって、荷物を識別する伝票番号が付与されている。
積み込み作業時、表示部27には、積み込む荷物の伝票の読み取り指示と荷物の積み込み指示とが表示される。担当者40は、撮像部26に荷物の伝票の画像を撮像させ、自動配送台車20に伝票の伝票番号を読み取らせる。担当者40は、伝票の読み取りが完了した荷物を収納部25へ収納する。撮像部26が伝票の画像を撮像すると、自動配送台車20の荷物情報取得部211は、当該画像から伝票番号を荷物情報として取得する。荷物が複数ある場合、担当者40は、荷物ごとに伝票番号の読み取りと収納を行う。
具体的に、図4Aに示す例の場合、担当者40が自動配送台車20に収納する荷物の個数は3個である。担当者40は、まず、荷物30aの伝票31aを自動配送台車20に読み取らせ、読み取りが完了したら荷物30aを収納部25へ収納する。次いで、担当者40は、荷物30bの伝票31bの読み取りと荷物30bの収納、荷物30cの伝票31cの読み取りと荷物30cの収納を順に行う。このように、積み込む荷物が複数ある場合、担当者40は、積み込む荷物の伝票番号の読み取りと収納を繰り返して行う。このとき、担当者40が収納した荷物の数がカウントされる。自動配送台車20の表示制御部214は、カウントされた荷物の数を表示部27に表示させる。例えば、図4Bに示すように、収納した荷物の個数が個数表示253として表示部27に表示される。
また、積み込み作業時、撮像部26は、担当者40によって収納部25に収納される荷物の外観の画像を撮像する。撮像部26が荷物の外観の画像を撮像すると、自動配送台車20の荷物情報取得部211は、当該画像を荷物情報として取得する。撮像部26が撮像した荷物の外観の画像は、伝票番号に対応付けて、自動配送台車20の記憶部220又は配送管理サーバ10の記憶部120に記憶される。また、表示制御部214は、撮像部26が撮像した荷物の外観の画像を表示部27に表示させる。例えば、図4Bに示すように、撮像部26により撮像された荷物30a、30b、30cの画像が撮像画像252として表示される。なお、荷物の外観の画像は、静止画又は動画のどちらで撮像してもよい。
また、積み込み作業時、荷物情報取得部211は、荷物が収納部25に収納された順(積載順)をカウントし、積載順を荷物情報として取得する。例えば、担当者40が荷物30a、30b、30cの順に、荷物を収納した場合、荷物30aの積載順が「1」、荷物30bの積載順が「2」、荷物30cの積載順が「3」となる。荷物の積載順は、伝票番号に対応付けて、自動配送台車20の記憶部220又は配送管理サーバ10の記憶部120に記憶される。
荷物の積み込み作業が終了すると、担当者40は蓋体21を閉じる。蓋体21を閉じると、自動配送台車20から配送管理サーバ10に、積み込み作業の完了が知らされる。
図4Cに示すように、自動配送台車20の荷物情報取得部211は、取得した各種情報の内、少なくとも伝票番号及び積載順を含む荷物情報を配送管理サーバ10へ送信する。なお、荷物情報取得部211は、荷物の画像も荷物情報に含めて配送管理サーバ10へ送信してもよい。配送管理サーバ10の通信部130が自動配送台車20から荷物情報を受信すると、配送管理サーバ10の荷物情報登録部111は、当該荷物情報に含まれる伝票番号と対応する配送先情報に対して当該荷物情報を対応付けて、記憶部120に記憶させる。荷物情報取得部211は、取得した荷物情報を荷物が収納される度に配送管理サーバ10へ送信してもよいし、全ての荷物の収納が完了してから取得した全ての荷物情報を一括で配送管理サーバ10へ送信してもよい。
なお、手書伝票などで配送先情報が配送管理サーバ10上にまだ記録されていない場合は、OCR等の技術を用いて宛先の解析を行ったり、自動配送台車20にバーコードスキャナ等の入力部を持たせて、担当者40に情報の入力確認作業を行わせてもよい。また、伝票番号の取得を容易にするために、撮像部26以外にセンシングを持たせ、ICタグなど画像によらない取得を行ってもよい。
配送管理サーバ10の配送ルート設定部112は、担当者40による荷物の積み込み作業が完了すると、配送先へのルート設定を行う。荷物30を収納部25に収納する場合、最初に収納した荷物が下側に入り、最後に収納した荷物が上側になる。したがって、収納部25に収納された荷物30は、積載順と逆順に取り出すのが合理的である。このことから、荷物の積み込み作業時に記憶した積載順とは逆順となるように、配送ルートが設定される。即ち、配送ルート設定部112は、通信部130が受信した荷物情報に含まれる積載順に基づき、配送ルートを設定する。また、配送ルート設定部112は、設定した配送ルートに含まれる配送先の配送先情報を記憶部120から取得する。
例えば、図4Aに示す例のように、収納部25に3つの荷物30a、30b、30cが順に収納されたとする。この場合、配送ルート設定部112は、積載順の逆順となるよう、荷物30cの配送先、荷物30bの配送先、荷物30aの配送先の順で配送されるように、配送ルートを設定する。配送ルート設定後、配送ルート設定部112は、図4Cに示すよう設定した配送ルートを示すルート情報と、当該配送ルートに含まれる配送先の配送先情報とを含む配送情報を自動配送台車20へ送信する。自動配送台車20の配送制御部212は、通信部250が配送管理サーバ10から受信する配送ルート情報と配送先情報に基づき、自動配送台車20が配送ルートに沿って配送先へ荷物を配送するよう、自動配送台車20の自律走行を制御する。
続いて、図5A~図5Cを参照して、荷物の積み下ろし作業における配送システム1での処理について説明する。図5Aは、積み下ろし作業における受取人の作業と表示を示す図である。図5Bは、積み下ろし作業における警告の表示を示す図である。図5Cは、積み下ろし作業における配送システム1の処理を示す図である。
自動配送台車20は、荷物の配送先に到着すると、受取人41に対して荷物の積み下ろしを促す。受取人41に荷物の積み下ろしを促すためのコミュニケーションは、例えば、自動配送台車20からの音声案内、外部ディスプレイによる表示、積み下ろし場のランプ点灯等によって行われる。また、当該コミュニケーションは、受取人41の端末への通知など、配送システム1を介した外部のシステムとの連携を用いて行われてもよい。受取人41の端末は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末、PC(Personal Computer)等である。
積み下ろし作業時、受取人41は、自動配送台車20の蓋体21を開く。蓋体21を開くと、自動配送台車20から配送管理サーバ10に、積み下ろし作業の開始が知らされる。また、蓋体21を開くと、撮像部26及び表示部27が外部に現れる。この時、撮像部26の位置は、収納部25の開口部を撮像する位置に来る。これにより、撮像部26は、受取人41が収納部25から取り出す荷物の外観の画像を撮像することができる。また、受取人41は、表示部27に表示される情報を確認することができる。
図5Aに示すように、表示部27には、取り出す荷物の個数が個数表示262として表示されるとともに、取り出す荷物の画像が撮像画像261として表示される。例えば、受取先で、荷物30cと荷物30bを積み下ろしするとする。この場合、荷物30cの画像と荷物30bの画像が表示部27に表示される。また、取り出す荷物の個数として、「2」が表示部27に表示される。
受取人41が収納部25から荷物を取り出すと、このとき取り出された荷物の画像が撮像部26で撮像される。撮像部26が荷物の外観の画像を撮像すると、自動配送台車20の判定部213は、収納時に撮像された荷物の画像と、取り出された荷物の画像とを比較し、取り出された荷物が正しいか否かが判定する。取り出された荷物が正しくないと判定部213によって判定された場合、表示制御部214は、図5Bに示すように警告表示263を表示部27に表示させる。取り出された荷物が正しいと判定部213によって判定された場合、取り出された荷物の画像から荷物情報取得部211によって伝票番号が取得される。そして、図5Cに示すように、自動配送台車20から受取報告の通知が配送管理サーバ10へ送信される。なお、積み下ろし作業時には、撮像部26によってモニタリングされているので、伝票番号の読み取りをせずに取り出したりした場合にも、警告が機能する。
積み下ろし作業が正常に終了すると、蓋体21が閉じられ、積み下ろし完了通知が自動配送台車20から配送管理サーバ10に送信される。そして、自動配送台車20は、配送ルートに従って、次の配送先へ自律走行により移動する。この処理が全配送完了まで繰り返して行われる。
なお、収納部25に収納される荷物の記録をより的確にするために、画像解析システムを使って画像のうちの荷物部分を特定してもよい。また、伝票番号を読み取らずに荷物が収納されたり、荷物が取り出されたりした場合には、表示部27に警告が表示され、やり直しが促される。
以上説明したように、本実施形態に係る配送システム1では、自動配送台車20には、荷物の出し入れに関するインターフェースとして、撮像部26と表示部27とが設けられている。積み込み作業時に、撮像部26により荷物30の外観の画像を撮像され、収納した荷物の伝票番号と画像とが対応付けて記憶される。積み下ろし作業時に、荷物30の外観の画像を表示することで、取り出す荷物を提示することができる。また、積み込み作業時に撮像した荷物30の外観の画像と、積み下ろし作業時に撮像した荷物30の外観の画像とを比較することで、取り出された荷物が正しいか否かを確認することができる。
また、本実施形態に係る配送システム1では、荷物の積載時には、積載順が記憶される。この積載順を基に自動配送台車20の配送のルートを自動的に設定することができる。
また、本実施形態に係る配送システム1では、配送管理サーバ10としては、配送業者で荷物の運搬状況の追跡を行うシステムのサーバを利用できる。また、荷物を自動配送台車20から取り出すときに、配送管理サーバ10に受取報告が通知される。このため、既存のトラッキングシステムを利用して、荷物の追跡を行うことができる。
なお、積み込み作業時に撮像した荷物の外観の画像は、自動配送台車20の記憶部220に記憶させてもよいし、配送管理サーバ10に記憶させてもよい。荷物の外観の画像を配送管理サーバ10に記憶させる場合には、記憶部220の記憶容量を削減できるとともに制御部210の負担を軽減できる。荷物の外観の画像を自動配送台車20の記憶部220に記憶させる場合には、配送管理サーバ10として運搬状況の追跡システムのサーバを用いた場合に、設計変更が殆ど不要である。また、積み込み時の積載順は、自動配送台車20の記憶部220に記憶させてもよいし、配送管理サーバ10に記憶させてもよい。また、配送ルートの設定は、自動配送台車20の制御部210で行ってもよいし、配送管理サーバ10で行ってもよい。
また、自動配送台車20は、LiDAR(Light Detection And Ranging)やAR(Augmented Reality)技術によって荷物の形状やサイズ等を示す形状情報を取得する構成を有してもよい。当該構成により、荷物の検知性能を向上することができる。さらに、自動配送台車20は、当該形状情報に基づき、荷物の積み込み方を出力可能な構成を有してもよい。これにより、自動配送台車20は、ユーザによる荷物の積み込みを支援することができる。なお、これらの構成は、配送管理サーバ10に設けられてもよい。
上述した実施形態における配送システム1の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…配送管理サーバ、20…自動配送台車、21…蓋体、25…収納部、26…撮像部、27…表示部、30(30a、30b、30c)…荷物、110…制御部、111…荷物情報登録部、112…配送ルート設定部、120…記憶部、130…通信部、210…制御部、211…荷物情報取得部、212…配送制御部、213…判定部、214…表示制御部、220…記憶部、230…駆動部、240…センサ部、250…通信部

Claims (10)

  1. 目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する取得部と、
    前記撮像部に撮像された前記画像と前記取得部に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する表示部と、
    を備える、積載物管理装置。
  2. 前記撮像部に撮像される前記移動体に積み込まれる荷物の画像と、前記移動体から積み下ろされる荷物の画像とを比較し、正しい荷物が積み下ろされたか否かを判定する判定部、
    をさらに備える、請求項1に記載の積載物管理装置。
  3. 前記表示部は、前記移動体から間違った荷物が積み下ろされたと前記判定部に判定された場合、前記表示部に警告を表示させる、
    請求項2に記載の積載物管理装置。
  4. 前記移動体に荷物が積み込まれた順を示す積載順に基づき設定される配送ルートに沿って前記荷物の配送を行うように、前記移動体の自律走行を制御する配送制御部、
    をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の積載物管理装置。
  5. 前記配送ルートは、前記荷物の積載順とは逆の順に前記荷物が配送されるように設定される、
    請求項4に記載の積載物管理装置。
  6. 前記移動体によって配送される荷物に関する荷物情報を管理サーバへ送信し、前記荷物情報に基づき取得される配送に関する配送情報を前記管理サーバから受信する通信部、
    をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の積載物管理装置。
  7. 前記通信部は、前記移動体に積み込まれる荷物の画像に基づき前記取得部に取得される前記識別情報を前記荷物情報として前記管理サーバへ送信し、前記識別情報に基づき取得される前記移動体に積み込まれる荷物の配送先を示す配送先情報を前記管理サーバから受信する、
    請求項6に記載の積載物管理装置。
  8. 前記通信部は、前記移動体に荷物が積み込まれた順を示す積載順を前記荷物情報として前記管理サーバへ送信し、前記積載順に基づき設定される配送ルートを示す配送ルート情報を前記管理サーバから受信する、
    請求項6又は請求項7に記載の積載物管理装置。
  9. 撮像部が、目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する過程と、
    取得部が、前記撮像部に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する過程と、
    記憶部が、前記撮像部に撮像された前記画像と前記取得部に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する過程と、
    表示部が、前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する過程と、
    を含む、積載物管理方法。
  10. コンピュータを、
    目的地まで自律的に移動して荷物を配送する移動体に積み込まれる荷物の画像及び前記移動体から積み下ろされる荷物の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に撮像された前記画像に基づき、前記荷物の識別情報を取得する取得手段と、
    前記撮像手段に撮像された前記画像と前記取得手段に取得された前記識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記移動体が前記目的地まで移動した際に、受け取り対象である荷物の前記画像を表示する表示手段と、
    として機能させる、プログラム。
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