JP2017227545A - 蓄電池残留寿命容量計 - Google Patents

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亮作 小池
Ryosaku Koike
亮作 小池
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Abstract

【課題】蓄電池が残留する寿命容量を、短時間で計測する。
【解決手段】蓄電池Bを一定電流Aで放電して蓄電池の起電圧が徐々に低下するのを連続計測し、ある時の起電圧点から僅かな特定電圧分Vpだけ下がったところの特定の差電圧点までに要する短い時間hpを求め、同条件で同種類の蓄電池の起電圧変移対放電時間の傾斜特性の比と、計測した僅かな電圧差Vpと短い時間hpとの比により、その蓄電池Bが満充電された状態から放電終了したとする残留容量分を放電できるとする時間Hを短時間の計測で推測して、その推測時間Hと一定放電電流Aとの積を求め、蓄電池Bの残留容量を短時間で推測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池の残留寿命容量を、蓄電容量を短時間だけ計測して推測する計測器に関するものである。
蓄電池の残留寿命は、一般的には被計測蓄電池の経歴充電回数が、定格充電回数に対して、占める比率により判定している。
または被計測蓄電池に満充電をしてから一定電流を連続放電して、起電圧が終止電圧まで低下する迄の時間と放電電流の積により残留容量を計測して、定格容量と比較して判定をしている。
特開2006−140094号広報の図6
「株式会社 エジソンパワー」ホームページ内開示 「リチウムイオン電池の放電特性」
解決しようとする問題点は、充電回数の経歴を資料とする方法は長期の記録が必要であるが、過去の経歴は不要とする。
また、満充電から起電力低下までの時間による場合は、長時間に於ける起電力値や時間監視が必要であるが、短時間で処理をする。
更に、満充電から終止電圧まで放電をする事で、寿命を減らす事である、一部の少ない放電で終了し寿命に影響を少なくする。
本発明は、被計測蓄電池から一定の電流を放電させて、起電圧の低下が落ち着いてから計測を開始する。その開始時の起電圧から、特定値の数十ミリボルト程度だけの電圧差に下がる迄の短い間の時間値を計測する。
この時間を、一般的な放電特性による比により、全容量を放電する時間を推測して、放電電流との積を演算すると蓄電池の残留する寿命容量が推測される。
本発明の蓄電池残留寿命容量計は、短時間で蓄電池寿命容量が推測出来て、定格容量と比較する事で寿命の判定が短時間で出来て便利になる。
図1は蓄電池残留寿命容量計の実施原理を示した説明図である。 図2は蓄電池残留寿命容量計の改良した実施原理を示した説明図である。 図3は蓄電池残留寿命容量計の実施構成を示した説明図である。
蓄電池の放電特性の一部だけを実施計測して、残留寿命容量を短時間で推測するという目的を、汎用部品で構成して実現した。
各種の蓄電池の特性は、同種の内では同様の特性であるが、異種間の特性は異なる。本装置は、リチウムイオン蓄電池を対象にした特性により考察し実施できた。
図1は、本発明の原点である簡易装置の原理を示したグラフでの説明図である。
1と2は、蓄電池を定電流で放電した時の、縦軸に蓄電池の起電圧、横軸に放電容量即ち単位:Ah(放電電流×放電時間)で表したグラフである。
1と2と3は放電電流値の違いがあり、1は0.5C、2は1C、3は2Cの時の変位である。1Cとは公称容量まで満充電をした蓄電池を定電流放電して、1時間で放電終了となる電流値である。この定義は異なる方式でいう場合もあるが結果は類似している。
1と2と3は平行移動したのと同様である。また、横軸が、放電電流×放電時間であるので、放電電流が異なっても放電時間は反比例して変位するので、公称容量や使用した残留容量が異なる個々の蓄電池も同様な特性グラフを示すこととなる。図のグラフには無いが更に拡い範囲でも平行移動に近似した放電特性である。
使用中で起電圧が低下した蓄電池でも無負荷で放置すると起電圧が上昇するが、使用開始から数十秒の間に、起電圧は急激に下がり、その時点での残留容量と同じ蓄電容量の新品の蓄電池の放電特性上を概ね沿う。多少の相違があっても平行移動上に沿う。
従って、例えば公称容量1Cの蓄電池を使い古したところの残留容量が0.5Cに落ちた蓄電池を満充電をして、その元の公称容量1Ahの0.5Cの定電流を流した時の特性は、図1の2に沿い、あたかも1Cを流した時の特性上をたどる事となる。
従って公称容量が異なっても、または使用して残留容量が解らない蓄電池でも、放電電流が、0.5Cから1Cの間であれば、図中の特性線を平行移動した特性線上を概略推移する事となる。
4の鎖線で示す直線は、蓄電池の起電圧がLで示す範囲に於いて特性曲線と傾斜が近似に成っている。この仮想直線は1Cの放電電流でVの電圧幅が生じた時、仮想でのH時間が推移した事を表している。
従って、例えば使い古した公称容量1Ah(アンペア・アワー)の蓄電池を充電後に使用され満容量の10%から40%程度の範囲まで放電した後に、適当な定電流であると予想の0.5Aの放電をして、起電圧が落ち着いた時点を、測定開始点として、そこから起電圧がVpだけ下がるまでの時間を測定した時、時間がhpだけ経過したとすると各々の比から次の計算式が成立する。
H/hp=V/Vp または H/V=hp/Vp
従って
H=hp×V/Vp
VとVpは既定の定数なので、変数hpから推定時間Hが求められる。
hpは時間で秒単位ならばHも秒単位の結果となるので、時間単位にするには
1時間=3600秒で除算する。
残留容量は放電電流が0.5Aなので0.5を掛けた値になる。
故に残留容量は
C=(H/3600)×0.5(Ah)となる。
この様にして、蓄電池の放電容量の10%から40%程度のレベルでの計測は可能である。
もっと広い範囲での計測は、実施例2 に委ねる。
以上では、Vpが特定電圧値で、変移値がhpで有ったが、計算式では、比によりCが求めれるので、グラフで言えば、縦軸と横軸とを入替えて、特定時間hpだけ変化する間に、電圧値Vpが変移する値を求めても蓄電池残留容量は求めれる。
実施例1の構成は、実施例2の構成と同じである。実施例2の図3の説明の項を参照の事。
実施例2は、実施例1の改良型である。目的は同一である。構成部品も同一で、原理も同一で、計測可能範囲を拡げると共に計測結果の表示精度を上げる為に、情報処理の制御を改良したものである。
従って、説明上、重複する説明は省略してある。
図2は、本実施例の改良装置の原理を示したグラフでの説明図である。
5は放電電流が0.5Cの時の放電特性線で、6は1.0Cの時の放電特性線である。
7は起電圧がL1のレベル範囲に有る時の放電特性線の傾斜を直線にしたものである。
Hx時間に対してV1電圧幅の傾きである。
8は起電圧がL2のレベル範囲に有る時の放電特性線の傾斜を直線にしたものである。
Hx時間に対してV2電圧幅の傾きである。
9は起電圧がL3のレベル範囲に有る時の放電特性線の傾斜を直線にしたものである。
Hx時間に対してV3電圧幅の傾きである。
計測原理は、先に述べた様に「実施例1」と同一であるが改めて概略を以下に述べる。
放電電流を0.5Aとして計測開始してから起電圧がVpだけ下がるまでの時間がhxだけ経過したとする。
全残留容量を放電するのに掛かる時間は図のHxなので、次式が成立する。
Hx=hx×V1/Vp
V1とVpは既定の定数なので、変数hxから推定時間Hxが求められる。
hpは時間で秒単位ならばHxも秒単位の結果となるので、時間単位にするには
1時間=3600秒で除算する。
残留容量は放電電流が0.5Aなので0.5を掛けた値になる。
故に残留容量は
C=(Hx/3600)×0.5(Ah)となる。
他のレベル範囲でもその範囲に適合した傾斜情報を基に同様手法により残留容量を推測できる。
この様にして、蓄電池の残留容量の3%から80%程度のレベルでの計測は可能に成った。
更に、レベル範囲を多数設ければ、計測範囲は拡がると共に、計測精度も上がる。
実施例2の構成は、実施例1と同一である、図3が適用される。
図3は、改良装置の構成説明図で簡易装置の構成説明と兼用である。
蓄電池11は常に起電圧が計測出来るように電圧計測回路15に接続されていると共に、定電流回路12にも接続されている。
定電流回路12の出力は負荷13に接続されている。また定電流回路12には出力の接/断を電気信号で制御できる機能が備わっている。
負荷13の電流が正常に流れているか監視するために電圧計測回路15に接続されている。
また、負荷13は蓄電池の残留容量の0.5Cから1Cの電流になるように切替れる。その時の切替情報を出力している。
中央制御部14は、各周辺部と接続されて様々な制御をしている。それらの制御内容の概略を以下に述べる。
電圧計測回路15に接続して被計測蓄電池11の起電圧を計測している。
電圧計測回路16に接続して負荷13への電流による電圧を計測している。
操作部19からは、計測開始、停止、リセットなどの指令信号を受ける。
記憶部18に接続して、計測開始時の被計測蓄電池11の起電圧を記憶したり、各制御に必要な情報の記憶をして、読み書きをする。
表示器17に接続して、蓄電池11の計測開始時の起電圧を表示したり、開始後、特定電圧まで下がるまでと計測終了時の電圧を表示したり、計測経過時間を表示したり、負荷13の電圧を表示したり、計測した時間を基に演算をして残留容量を表示する。
中央制御部14は、これらを一括管理して、測定開始してから結果表示をするまで、全自動制御をしている。
本発明は、一般作業現場での利用を対象とし、常温環境で、起電圧4.0ボルトから3.4ボルトの範囲で、概略値であっても早く計測結果を知る目的の現場に適している。
蓄電池の残留寿命容量が短時間で解ると、蓄電池利用現場で、定格容量と比較して寿命を判定できるので、蓄電池を多く利用する場では、蓄電池の管理に便利である。また、蓄電池を利用する機器を販売する店頭や修理作業所で利用すれば、対応が早くなりサービス向上になり利用されることが期待される。
1 放電電流0.5Cの時の放電特性曲線
2 放電電流1.0Cの時の放電特性曲線
3 放電電流2.0Cの時の放電特性曲線
4 仮想放電特性の直線
5 計測電圧が高位用の仮想放電特性の直線
6 計測電圧が中位用の仮想放電特性の直線
7 計測電圧が下位用の仮想放電特性の直線
11 蓄電池
12 定電流回路
13 負荷
14 中央制御部
15 蓄電池の電圧計測回路
16 負荷の電圧計測回路
17 表示器
18 記憶部
19 操作部

Claims (1)

  1. 常温下で蓄電池を放電させて、その起電圧が下がる時間特性が比較的に直線的になる起電圧と時間範囲に於いて、蓄電池Bを一定電流Aで放電して蓄電池の起電圧が徐々に低下するのを計測し、ある時の起電圧点から電圧差Vpだけ下がるのに要する時間hpを計測して、同種類の蓄電池の放電容量変移対起電圧変移の傾斜特性が、経年して残留寿命容量が減少した蓄電池で、多少放電電流が異なっても近似した傾斜特性を持つ事を利用して、計測した僅かな電圧差Vpと短い時間hpとの比により、その蓄電池Bが満充電された状態から放電終了したとする残留容量分を放電できる時間Hを短時間の計測で推測して、その推測時間Hと一定電流Aとの積を求め、蓄電池Bの残留容量を短時間で推測できることを特徴とする蓄電池残留寿命容量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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