JP2017225762A - 補助柵及び寝台装置 - Google Patents

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【課題】複数の補助柵を寝台装置に取付けることができる補助柵を提供する。【解決手段】寝台装置10に設けられた支持筒体39に取付けられる補助柵15であって、支持筒体39に取付けられる取付け部と、点滴支持具が取付けられる被取付け部62と、を備えている。これにより、補助柵15を支持筒体39に取付けた状態で、点滴支持具を補助柵15の被取付け部62に取付けることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、補助柵及び寝台装置に関する。
従来、例えば下記特許文献1に示されるように、点滴支持具が取付けられる支持筒体が設けられた寝台装置が知られている。
特開2002−331002号公報
しかしながら、前記従来の寝台装置では、寝台装置に点滴支持具を取付けると、寝台装置に補助柵を取付けることができなかった。
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって、寝台装置に、点滴支持具及び補助柵を同時に取付けることができる補助柵を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る補助柵は、寝台装置に設けられた支持筒体に取付けられる補助柵であって、前記支持筒体に取付けられる取付け部と、点滴支持具が取付けられる被取付け部と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、補助柵が、点滴支持具の取付け部が取付けられる被取付け部を備えているので、補助柵を寝台装置の支持筒体に取付けた状態で、点滴支持具を補助柵の被取付け部に取付けることができる。これにより、寝台装置に、点滴支持具及び補助柵を同時に取付けることができる。
(2)上記(1)に係る補助柵では、前記被取付け部には、前記被取付け部及び前記点滴支持具の取付け部の相対回転を規制する回転規制部が設けられていてもよい。
この場合、補助柵の被取付け部に、該被取付け部及び点滴支持具の取付け部の相対回転を規制する回転規制部が設けられているので、補助柵の被取付け部に対して、点滴支持具が回転することによる位置ずれを起こすことがない。
(3)上記(1)又は(2)に係る補助柵は、前記寝台装置の寝台装置本体に、複数立設された壁状部材同士の間に位置する部分に取付けられ、前記壁状部材同士の間の隙間を埋めてもよい。
この場合、補助柵により、寝台装置本体に立設された壁状部材の間の隙間を埋めることができ、寝台装置本体上の物等が、前記隙間を通して外部にでてしまうのを抑制することができる。
(4)本発明の寝台装置は、支持筒体が設けられた寝台装置であって、前記支持筒体には、上記(1)から(3)のいずれか1項に記載の補助柵が取付けられることを特徴とする。
この発明によれば、寝台装置に設けられた支持筒体に、補助柵を取付けると、該補助柵の被取付け部に、点滴支持具を取付けることができる。これにより、寝台装置に、点滴支持具及び補助柵を同時に取付けることができる。
(5)上記(4)に係る寝台装置では、前記寝台装置は、寝台装置本体と、前記寝台装置本体の外周縁部に複数立設された壁状部材と、を備え、前記壁状部材には、前記補助柵が収容される収容部が配設されていてもよい。
この場合、寝台装置が、寝台装置本体に立設された壁状部材を備え、壁状部材に補助柵が収容される収容部が配設されているので、補助柵の不使用時の取扱性を向上することができる。
(6)上記(5)に係る寝台装置では、前記収容部には、前記壁状部材の上端縁に引っ掛けられるフック部と、前記寝台装置本体の外側で、前記補助柵を該補助柵の下側から保持する保持部と、が形成されていてもよい。
この場合、収容部に形成された保持部により、補助柵を下側から保持した状態で、収容部に形成されたフック部により、収容部を壁状部材の上端縁に引っ掛けると、補助柵を寝台装置本体の外側に収容することができるので、寝台装置の使用者の邪魔にならない場所で補助柵を収容することができる。
本発明によれば、寝台装置に、点滴支持具及び補助柵を同時に取付けることができる。
本発明の一実施形態に係る寝台装置の斜視図である。 図1に示す寝台装置の側面図である。 図1に示す寝台装置の上面図である。 図1に示す寝台装置の下面図である。 図2に示す寝台装置において寝台を上昇させた状態を示す側面図である。 図1に示す寝台装置において背ボトム及び脚ボトムを回動させた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る補助柵の斜視図である。 図7に示す補助柵の取付けロッドの縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る寝台装置の収容部の斜視図である。 図9に示す収容部を寝台装置のボードに引っ掛けた状態を示す斜視図である。 図1に示す寝台装置に補助柵を収容した状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る寝台装置10を、図1から図11に基づいて以下に説明する。寝台装置10は、例えば、医療環境下(介護環境下を含む)において、一般床ベッドやICUベッド等として利用することができる。図1から図11において、矢印Hは人(使用者)が寝る際に頭側Hとなる向きを示し、また矢印Fは人が寝る際に足側Fとなる向きを示している。以下の説明においては、矢印H、Fの方向である前後方向に対して直交する水平方向を左右方向と言う場合が有る。前後方向及び左右方向は、いずれも水平方向に沿う方向であるとともに、互いに直交する方向である。
図1から図6に示すように、寝台装置10は、寝台装置本体17と、寝台装置本体17の外周縁部に複数立設された壁状部材18と、を備えている。寝台装置本体17は、寝台11と、支持架台12と、補助柵15と、駆動機構16と、を備え、壁状部材18は、柵体13と、ボード14と、を備えている。寝台装置10は、電力を動力源とするいわゆる電動ベッドである。
寝台11は、上面視した場合に左右方向よりも前後方向に長い。寝台11の長手方向は前後方向とされ、寝台11の短手方向は左右方向となっている。寝台11上には、図示しないマットレスが配置される。寝台11には、前記マットレスを介して使用者が横たわる。
寝台11は、背ボトム21と、腰ボトム22と、脚ボトム23と、を備えている。これらの背ボトム21、腰ボトム22及び脚ボトム23は、頭側Hから足側Fに向けてこの順に並んでいる。背ボトム21は、使用者の背を支える。腰ボトム22は、使用者の腰を支える。脚ボトム23は、使用者の脚を支える。
脚ボトム23は、膝ボトム24と、足ボトム25と、を備えている。これらの膝ボトム24及び足ボトム25は、頭側Hから足側Fに向けてこの順に並んでいる。膝ボトム24は、使用者の膝から腰を支える。足ボトム25は、使用者の膝から足先を支える。
支持架台12は、寝台11を支持する。支持架台12は、寝台11、及び寝台11上の使用者それぞれの荷重を受け止める。図2及び図4に示すように、支持架台12は、ベースフレーム31と、メインフレーム32と、昇降機構33と、を備えている。
ベースフレーム31は、接地面に接地される。ベースフレーム31は、平面視において矩形状をなす。ベースフレーム31は、前後方向に延びる第1縦部材34と、左右方向に延びる第1横部材35と、接地面に接地する接地部36と、を備えている。
第1縦部材34は、左右方向に間隔をあけて一対設けられている。
第1横部材35は、左右一対の第1縦部材34間に架設されている。第1横部材35は、左右一対の第1縦部材34を左右方向に連結している。第1横部材35は、前後方向に間隔をあけて一対設けられている。第1横部材35は、第1縦部材34に移動不能に固定されている。第1横部材35は、第1縦部材34に溶接(固着)されている。
接地部36は、第1縦部材34の前後方向の端部に設けられている。第1縦部材34の前後方向の端部は、第1横部材35よりも前後方向の外側に突出している。なお図示の例では、接地部36として、キャスターを採用しているが、キャスターに代えてゴムカバーを採用することも可能である。
メインフレーム32は、寝台11を支持する。メインフレーム32は、平面視において矩形状をなす。メインフレーム32は、前後方向に延びる第2縦部材37と、左右方向に延びる第2横部材38と、補助柵15を取り付ける支持筒体39と、を備えている。
第2縦部材37は、左右方向に間隔をあけて一対設けられている。
第2横部材38は、左右一対の第2縦部材37を左右方向に連結している。第2横部材38は、前後方向に間隔をあけて一対設けられている。第2横部材38は、第2縦部材37に移動不能に固定されている。第2横部材38は、第2縦部材37に溶接(固着)されている。第2横部材38の左右方向の端部は、第2縦部材37よりも左右方向に突出している。
支持筒体39は、第2横部材38の左右方向の端部に設けられている。
図4及び図5に示すように、昇降機構33は、メインフレーム32をベースフレーム31に対して昇降自在に連結する。昇降機構33は、前後一対の昇降ユニット40を備えている。一対の昇降ユニット40は、腰ボトム22を前後方向に挟むように配置されている。各昇降ユニット40は、左右一対のリンク機構41と、左右一対のリンク機構41を連結する連結部材42と、を備えている。前後一対の昇降ユニット40が並行に作動することで、昇降機構33が寝台11を昇降させる。
図1及び図6に示すように、支持架台12は、背ボトム21及び脚ボトム23(可動ボトム)を、左右方向に延びる回動軸26回りに回動自在に支持している。寝台装置10は、いわゆるギャッチベットとなっている。本実施形態では、腰ボトム22が支持架台12に固定され、背ボトム21及び脚ボトム23が、回動軸26を介して腰ボトム22に回動自在に連結されている。
回動軸26は、背ボトム21と腰ボトム22とを連結する第1回動軸26aと、脚ボトム23と腰ボトム22とを連結する第2回動軸26bと、を備えている。
なお、膝ボトム24と足ボトム25とは、左右方向に延びる屈曲軸27回りに回動自在に連結されている。そのため、脚ボトム23が第2回動軸26b回りに回動すると、屈曲軸27が頂点をなすように、脚ボトム23が上方に向けて屈曲する。
ボード14は、寝台装置本体17の外周縁部であって、支持架台12における前後方向の両端部に左右方向に沿って配置されている。ボード14は、表裏面が前後方向を向く板状に形成されている。ボード14は、支持架台12に着脱自在に装着されている。ボード14は、頭側Hに位置するヘッドボード14aと、足側Fに位置するフットボード14bと、を備えている。
柵体13は、寝台装置本体17の外周縁部であって、支持架台12における左右方向の端部に前後方向に沿って配置されている。本実施形態では、柵体13は、支持架台12に対して左右方向の両側に配置されている。柵体13は、前後方向に間隔をあけて一対、設けられている。柵体13は、支持架台12に昇降自在に連結されている。
柵体13は、前後方向に沿う頭側Hに偏って配置されている。寝台装置10を左右方向から見た側面視において、柵体13は、ヘッドボード14aに対して近接し、フットボード14bに対して離間している。
補助柵15は、支持筒体39に着脱自在に装着されている。補助柵15は、複数の壁状部材18間の隙間を埋めており、前記側面視における柵体13とフットボード14bとの間の隙間を塞いでいる。
図4に示すように、駆動機構16は、支持架台12に取り付けられる。駆動機構16は、複数設けられている。複数の駆動機構16は、寝台11の下方に配置されている。駆動機構16は、寝台11及び支持架台12のうちの少なくとも一部である可動部を移動させる。駆動機構16は、前後方向に伸縮する直動アクチュエータとされ、前後方向に伸縮することで前記可動部を移動させる。
駆動機構16は、可動部としての寝台11を昇降させる昇降駆動機構51と、可動部としての背ボトム21または脚ボトム23(可動ボトム)を回動させる回動駆動機構52と、を備えている。
昇降駆動機構51は、昇降機構33に駆動力を伝達してメインフレーム32をベースフレーム31に対して昇降させる。昇降駆動機構51は、複数設けられている。昇降駆動機構51は、前後方向に一対設けられている。一対の昇降駆動機構51は、寝台11における左右方向の中央部に配置されている。
各昇降駆動機構51の前後方向の両端部は、メインフレーム32と、昇降ユニット40と、にそれぞれ取り付けられている。頭側Hの昇降駆動機構51では、頭側Hの端部が、頭側Hの昇降ユニット40に取り付けられ、足側Fの端部が、メインフレーム32に取り付けられている。足側Fの昇降駆動機構51では、足側Fの端部が、足側Fの昇降ユニット40に取り付けられ、頭側Hの端部が、メインフレーム32に取り付けられている。
回動駆動機構52は、背ボトム21を回動させる第1駆動機構53と、脚ボトム23を回動させる第2駆動機構54と、を備えている。第1駆動機構53及び第2駆動機構54は、昇降駆動機構51を左右方向に挟むように配置されている。各回動駆動機構52の前後方向の両端部は、支持架台12と、背ボトム21または脚ボトム23と、にそれぞれ取り付けられている。
そして本実施形態では、図7に示すように、補助柵15は、支持筒体39に取付けられる取付け部61と、点滴支持具が取付けられる被取付け部62と、を備えている。また、取付け部61及び被取付け部62は、上面視において少なくとも一部同士が互いに重なっている。図示の例では、取付け部61は被取付け部62よりも小径に形成され、上面視において、取付け部61の全体が被取付け部62に重なっている。
図7に示すように、補助柵15は、左右方向から見た正面視において矩形状をなす平板部材63と、平板部材63の外周縁における下端部に接続され、上下方向に沿って延びる取付けロッド60と、平板部材63と取付けロッド60とを接続し、上下方向に沿って延びる接続部材64と、を備えている。平板部材63は、矩形状の金属板の外表面を、ウレタン材と合成皮革とにより被覆した構造となっており、前記金属板の下端部に、接続部材64が一体に形成されている。接続部材64は上下方向に長い長方形状を呈している。
取付けロッド60は、接続部材64に溶接(固着)されている。また、取付けロッド60の下端部には、下方に向けて開口する溝部60aが形成されている。溝部60aは、支持筒体39の下端部を径方向に沿って貫く図示しない回転規制ピン39aと係合する。
図7及び図8に示すように、取付けロッド60は、支持筒体39内に嵌合される取付け部61と、取付け部61から上方に向けて延び、上方に向けて開口する嵌合孔62aが形成された被取付け部62と、を備えている。接続部材64は、被取付け部62の外周面に溶接(固着)されている。
ここで本実施形態では、嵌合孔62aが被取付け部62における上下方向の全長にわたって形成されており、被取付け部62は上下方向に延びる筒状に形成されている。取付け部61は中実の軸体である。取付け部61の上端部が、被取付け部62の嵌合孔62a内に、被取付け部62の下方から嵌合されている。
取付け部61の上端部の外周面には、全周にわたって径方向の外側に向けて突出する鍔部61aが形成されている。鍔部61aは、取付け部61が被取付け部62に嵌合された際に、被取付け部62の下端開口縁と当接することで、取付け部61及び被取付け部62の互いの軸方向の位置決めをする。取付け部61及び被取付け部62はともにスチール製となっている。
なお、上記構成に限られず、取付け部61が筒体で、被取付け部62が中実の軸体となってもよいし、嵌合孔62aが取付け部61に形成されていてもよく、取付け部61及び被取付け部62は、上面視において一部同士のみが互いに重なっていてもよい。
また、取付け部61及び被取付け部62は、スチール製に限られず、他の金属製であってもよいし、金属以外の材質で有ってもよく、互いに異なる材質であってもよい。
また本実施形態では、点滴支持具90の取付け部90aは、被取付け部62の嵌合孔62a内に取付けられ、嵌合孔62a内には、被取付け部62及び点滴支持具90の取付け部90aの中心軸線O回りの相対回転を規制する回転規制部65が設けられている。回転規制部65は被取付け部62の内部に設けられ、周方向を向く規制面61cを備えている。
図示の例では、回転規制部65は、取付け部61の上端面に形成され、上方に向けて突出し、かつ径方向に延びている。
例えば点滴用のIVポール等のような点滴支持具90が被取付け部62に取付けられると、点滴支持具90の取付け部90aの下端部に形成され、下方に向けて開口する溝部90bが、被取付け部62内の回転規制部65と係合する。このため、当該点滴支持具90に、被取付け部62の中心軸線O周りに回転する力が加えられたとしても、回転規制部65の規制面61cにより、点滴支持具90が被取付け部62に対して回転するのを規制することができる。
なお、上記構成に限られず、例えば点滴支持具90に取付け孔が形成され、この取付け孔内に被取付け部62が嵌合されていてもよい。また、回転規制部65は取付け部61に形成されていなくてもよく、例えば被取付け部62の内周面や端縁等に形成されていてもよい。
また本実施形態では、寝台装置10の壁状部材18に、補助柵15が収容される収容部70が配設されている。図示の例では、図9及び図10に示すように、収容部70は金属製の部材であり、壁状部材18のうち、ボード14の上端縁に引っ掛けられている。収容部70は、ボード14の上端縁に引っ掛けられるフック部71と、寝台装置本体17の外側で、補助柵15を該補助柵15の下側から保持する保持部72と、フック部71と保持部72とを連結する連結部73と、を備えている。
フック部71は、収容部70の上端部に配設され、保持部72は、収容部70の下端部に配設されている。フック部71は下方に向けて開口するC字状に形成され、保持部72は上方に向けて開口するC字状に形成されている。フック部71及び保持部72は、左右方向に間隔を開けて一対配設されている。
なお、収容部70はボード14以外の壁状部材18の上端縁に引っ掛けられてもよい。
連結部73は、上下方向に延びるとともに、左右方向に間隔を開けて配設された一対の縦部73aと、左右方向に延びるとともに、これらの縦部73a同士を連結する横部73bと、を備えている。横部73bは、縦部73aの上下方向の中央部に連結されている。縦部73aの上端部にフック部71が配設され、縦部73aの下端部に保持部72が配設されている。
また、保持部72は、取付け部61が嵌合される支持部72aを備えている。支持部72aは、左右方向に一対配置された保持部72のうち、一方側に設けられており、上方を向いて開口する筒状体である。
図11に示すように、支持部72a内に、補助柵15の取付け部61を支持部72aの上方から嵌合し、他方側の保持部72により平板部材63の外表面の下端部を下側から保持する。このように、取付け部61が、支持部72a内に嵌合され、かつ平板部材63の外表面の下端部が、他方側の保持部72に下側から保持されることによって、補助柵15は収容部70に収容される。
図示の例では、支持部72aは前後方向に2つ連なって接続されており、例えば寝台装置10の左右両側に補助柵15が取付けられる場合であっても、2つの補助柵15を同時に収容することができる。なお、支持部72aは筒状体でなくてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る補助柵15によれば、点滴支持具90の取付け部90aが取付けられる被取付け部62を備えているので、補助柵15を寝台装置10の支持筒体39に取付けた状態で、点滴支持具90を補助柵15の被取付け部62に取付けることができる。これにより、寝台装置10に点滴支持具90及び補助柵15を、同時に取付けることができる。
取付け部61及び被取付け部62は、上面視において少なくとも一部同士が互いに重なっている。したがって、寝台装置10に補助柵15を取付けると、寝台装置10に設けられた支持筒体39の上方に被取付け部62が位置することになる。このため、補助柵15の被取付け部62に、点滴支持具90を取付けると、支持筒体39が、点滴支持具90の荷重を受けることができる。これにより、仮に取付け部61と被取付け部62とが、上面視において重なっていない異なる構成の場合のように、点滴支持具90の荷重により、補助柵15に支持筒体39周りのモーメント荷重が作用することを抑制し、補助柵15の姿勢が不安定になるのを抑えることができる。
取付け部61は、被取付け部62に形成された嵌合孔62a内に嵌合されている。したがって、取付け部61及び被取付け部62が、径方向にずれることを防ぎ、互いの位置を固定することができる。
また、点滴支持具90の取付け部90aは、被取付け部62の嵌合孔62a内に取付けられ、嵌合孔62a内には、被取付け部62及び点滴支持具90の取付け部90aの相対回転を規制する回転規制部65が設けられている。したがって、補助柵15の被取付け部62に対して、点滴支持具90が回転することによる位置ずれを起こすことがない。
また補助柵15が、寝台装置10において、寝台装置本体17の外周縁部のうち、複数立設された壁状部材18同士の間に位置する部分に取付けられ、前記壁状部材18の間の隙間を埋める。したがって、寝台装置本体17の外周縁部を囲むように立設された壁状部材18の間の隙間を埋めることができ、寝台装置本体17上の物等が、前記隙間を通して外部にでてしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態に係る寝台装置10によれば、支持筒体39に、補助柵15が取付けられる。したがって、補助柵15の被取付け部62に、点滴支持具90を取付けることができる。これにより、寝台装置10に点滴支持具90及び補助柵15を、同時に取付けることができる。
寝台装置10は、寝台装置本体17と、寝台装置本体17の外周縁部に複数立設された壁状部材18と、を備え、壁状部材18には、補助柵15が収容される収容部70が配設されている。したがって、補助柵15の不使用時の取扱性を向上することができる。
収容部70には、壁状部材18の上端縁に引っ掛けられるフック部71と、寝台装置本体17の外側で、補助柵15を該補助柵15の下側から保持する保持部72と、が形成されている。したがって、収容部70に形成された保持部72により、補助柵15を下側から保持した状態で、収容部70に形成されたフック部71により、収容部70を壁状部材18の上端縁に引っ掛けると、補助柵15を寝台装置本体17の外側に収容することができるので、寝台装置10の使用者の邪魔にならない場所で補助柵15を収容することができる。
保持部72には、補助柵15の取付け部61が嵌合される支持部72aが形成されている。したがって、補助柵15を収容部70により収容する際に、補助柵15の取付け部61を支持部72aに嵌合させることで、補助柵15を確実に保持することができ、補助柵15を収容部70に確実に固定することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、取付け部61及び被取付け部62は、上面視において少なくとも一部同士が互いに重なっている構成を示したが、このような態様に限られない。取付け部及び被取付け部は、上面視において互いに重なっていなくてもよい。
また、取付け部61は、被取付け部62に形成された嵌合孔62a内に嵌合されている構成を示したが、このような態様に限られない。取付け部61及び被取付け部62は互いに嵌合することなく組み合わされていてもよい。
また、点滴支持具90の取付け部90aは、被取付け部62に形成された嵌合孔62a内に取付けられ、嵌合孔62a内には、被取付け部62及び点滴支持具90の取付け部90aの相対回転を規制する回転規制部65が設けられている構成を示したが、このような態様に限られない。嵌合孔内に回転規制部が設けられていなくてもよいし、点滴支持具90の取付け部は、被取付け部に嵌合することなく取付けられていてもよい。
また、補助柵15は、寝台装置10において、寝台装置本体17に複数立設された壁状部材18の間に位置する部分に取付けられ、複数の壁状部材18間の隙間を埋める付属柵である構成を示したが、このような態様に限られない。補助柵15は複数の壁状部材18間の隙間を埋めなくてもよい。
また、寝台装置10の壁状部材18には、補助柵15が収容される収容部70が配設されている構成を示したが、この様な態様に限られず、壁状部材に収容部が配設されていなくてもよい。
また、収容部70の上端部には、フック部71が形成され、収容部70の下端部には、保持部72が形成されている構成を示したが、このような態様に限られず、収容部には、フック部及び保持部が形成されていなくてもよい。
また、保持部72には支持部72aが形成されている構成を示したが、このような態様に限られず、保持部に支持部が形成されていなくてもよい。
また、寝台装置10が、壁状部材18として、柵体13と、ボード14と、を備えている構成を示したが、このような態様に限られない。寝台装置が、壁状部材として、柵体及びボードのうち、いずれか一方のみを備えていてもよいし、寝台装置が、壁状部材を備えていなくてもよい。
また、背ボトム21及び脚ボトム23の両方が回動する可動ボトムとされ、かつ、寝台11を昇降、傾斜させる昇降機構33を有する4ACT(4モーター)のギャッチベッドを採用したが、本発明はこれに限られない。例えば、傾斜機構を有さない3ACT(3モータ)、昇降機構を有さない2ACT(2モータ)、背ボトム21または脚ボトム23の一方のみが回動する1ACT(1モータ)のギャッチベッドを採用することも可能である。1ACT(1モータ)のギャッチベッドの場合、寝台装置10に、背ボトム21を可動ボトムとした背上げ機能を優先して搭載することができる。つまり、本発明は、背ボトム21及び脚ボトム23のうちの少なくとも一方を可動ボトムとした構成を採用することが可能であり、背ボトム21及び脚ボトム23のうちの少なくとも背ボトム21を可動ボトムとした構成を採用することができる。
さらに本発明は、電動式のギャッチベッドへの適用に限られない。本発明は、駆動機構16の動力が人力である手動式のギャッチベッドにも適用することが可能である。
また、上記実施形態では、寝台装置10に取付ける寝台用のオプションとして、補助柵15および点滴支持具90を例に挙げて説明したが、このような態様に限られない。補助柵15および点滴支持具90以外の寝台用のオプションを寝台装置10に取付けてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 寝台装置
14 ボード
15 補助柵
17 寝台装置本体
18 壁状部材
39 支持筒体
61 取付け部
62 被取付け部
62a 嵌合孔
65 回転規制部
70 収容部
71 フック部
72 保持部
72a 支持部

Claims (6)

  1. 寝台装置に設けられた支持筒体に取付けられる補助柵であって、
    前記支持筒体に取付けられる取付け部と、点滴支持具が取付けられる被取付け部と、を備えていることを特徴とする補助柵。
  2. 前記被取付け部には、前記被取付け部及び前記点滴支持具の取付け部の相対回転を規制する回転規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の補助柵。
  3. 前記補助柵は、前記寝台装置の寝台装置本体に複数立設された壁状部材同士の間に位置する部分に取付けられ、前記壁状部材同士の間の隙間を埋めることを特徴とする請求項1又は2に記載の補助柵。
  4. 支持筒体が設けられた寝台装置であって、
    前記支持筒体には、請求項1から3のいずれか1項に記載の補助柵が取付けられることを特徴とする寝台装置。
  5. 前記寝台装置は、寝台装置本体と、前記寝台装置本体の外周縁部に複数立設された壁状部材と、を備え、
    前記壁状部材には、前記補助柵が収容される収容部が配設されていることを特徴とする請求項4に記載の寝台装置。
  6. 前記収容部には、前記壁状部材の上端縁に引っ掛けられるフック部と、前記寝台装置本体の外側で、前記補助柵を該補助柵の下側から保持する保持部と、が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の寝台装置。
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