JP2017225252A - 電源装置 - Google Patents

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【課題】スイッチング方式の電源回路を小型化することができる電源装置を提供する。【解決手段】電源装置1は、第1周波数でスイッチング制御し、電源10の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した出力電圧の電力を負荷3に供給する定常回路20と、第1周波数よりも高い第2周波数でスイッチング制御し、電源10の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した出力電圧の電力を負荷3に供給するブースター回路30と、定常回路20及びブースター回路30をスイッチング制御する制御IC50とを備え、制御IC50は、定常回路20から負荷3に電力を供給した状態で、負荷3の状況に応じて、さらに、ブースター回路30から負荷3に電力を供給するように制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関する。
従来、電源装置は、電源の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、当該出力電圧の電力を負荷に供給するスイッチング方式の電源回路を備えるものがある(例えば、特許文献1)。スイッチング方式の電源回路は、負荷が消費する最も大きな電力である最大消費電力を想定して設計されている。
特開2008−301581号公報
ところで、スイッチング方式の電源回路は、最大消費電力に対応するために回路規模が大きくなる課題があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、最大消費電力に対応することができると共にスイッチング方式の電源回路を小型化することができる電源装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電源装置は、第1周波数でスイッチング制御され、電源の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した前記出力電圧の電力を負荷に供給する第1の電源回路と、前記第1周波数よりも高い第2周波数でスイッチング制御され、前記電源の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した前記出力電圧の電力を前記負荷に供給する第2の電源回路と、前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路をスイッチング制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の電源回路から前記負荷に電力を供給した状態で、前記負荷の状況に応じて、さらに、前記第2の電源回路から前記負荷に電力を供給するように制御することを特徴とする。
また、上記電源装置において、前記負荷は、前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路に電力を供給する前記電源とは異なる2次側の電源から電力が供給され、前記制御部は、前記第1の電源回路及び前記2次側の電源から前記負荷に電力を供給した状態で、前記2次側の電源から前記負荷に供給する電力の状況に応じて、さらに、前記第2の電源回路から前記負荷に電力を供給するように制御することが好ましい。
本発明に係る電源装置は、第1周波数でスイッチング制御する第1の電源回路と、第1周波数よりも高い第2周波数でスイッチング制御する第2の電源回路とを備え、第1の電源回路から負荷に電力を供給した状態で、負荷の状況に応じて、さらに、第2の電源回路から負荷に電力を供給するように制御する。これにより、電源装置は、最大消費電力に対応することができると共に、第2の電源回路を高周波でスイッチング制御するので第2の電源回路を小型化することができる。
図1は、実施形態1に係る電源装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態1に係るDC/DCコンバータの構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1に係る電源装置の動作例を示すフローチャートである。 図4は、実施形態1の変形例に係る電源装置の動作例を示すフローチャートである。 図5は、実施形態2に係る電源装置の動作例(定常動作)を示す図である。 図6は、実施形態2に係る電源装置の動作例(ブースト動作)を示す図である。 図7は、実施形態2に係る電源装置の動作例(ブースト動作)を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
実施形態1に係る電源装置について説明する。実施形態1では、電源装置1が図示しない車両に設置される例について説明するが、これに限定されない。車両電源システム100は、図1に示すように、電源装置1と、ECU(Electronic Control Unit)2とを備える。車両電源システム100は、電源装置1がECU2や後述する検出回路40の出力結果に基づいて車両の負荷3に供給する電力を制御する。
ECU2は、車両全体を制御するものであり、例えば、車両のエンジン等の駆動系やブレーキ等の制動系、電源装置1等を制御する。
電源装置1は、後述する電源10の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した出力電圧の電力を負荷3に供給するものである。電源装置1は、電源10と、第1の電源回路としての定常回路20と、第2の電源回路としてのブースター回路30と、検出回路40と、制御部としての制御IC(Integrated Circuit)50とを備える。
電源10は、直流電源であり、定常回路20及びブースター回路30に接続される。電源10は、定常回路20及びブースター回路30を介して負荷3に電力を供給する。
定常回路20は、例えば、降圧型DC−DCコンバータ回路であり、電源10の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した出力電圧の電力を負荷3に供給するものである。定常回路20は、図2に示すように、入力コンデンサ21と、ハイサイド側のトランジスタ22と、ローサイド側のトランジスタ23と、インダクタ24と、出力コンデンサ25とを備える。
入力コンデンサ21は、平滑化用のコンデンサであり、一端に電源10の陽極が接続され、他端にGND端子が接続される。
ハイサイド側のトランジスタ22は、インダクタ24に流れる電流を制御するものであり、例えば、NチャンネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。このトランジスタ22は、ドレイン端子に電源10の陽極が接続されると共に、ソース端子にインダクタ24の一端が接続され、ゲート端子に制御IC50が接続される。トランジスタ22は、制御IC50によりゲート端子に電圧が印加され、ドレイン端子に接続された電源10からソース端子に接続されたインダクタ24に電流を流す。
ローサイド側のトランジスタ23は、同期整流を行うものであり、例えば、NチャンネルのMOSFETである。トランジスタ23は、ドレイン端子にインダクタ24の一端が接続されると共に、ソース端子にGND端子が接続され、ゲート端子に制御IC50が接続される。このトランジスタ23は、制御IC50によりゲート端子に電圧が印加され、ドレイン端子に接続されたインダクタ24から負荷3に電流(誘導電流)を流す。なお、トランジスタ23は、ダイオードを用いて非同期整流を行ってもよい。
インダクタ24は、電流変化を妨げるように起電力を生じて誘導電流を発生するものである。インダクタ24は、上述のように、一端にハイサイド側のトランジスタ22及びローサイド側のトランジスタ23が接続され、他端に出力コンデンサ25の一端、及び、負荷3が接続される。
出力コンデンサ25は、平滑化用のコンデンサであり、上述のように一端にインダクタ24が接続され、他端にGND端子が接続される。
ブースター回路30は、例えば、降圧型DC−DCコンバータ回路であり、電源10の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した出力電圧の電力を負荷3に供給するものである。ブースター回路30は、定常回路20と同等に構成され、定常回路20が供給する電力と同等の電力(電圧)を負荷3に供給する。なお、ブースター回路30は、定常回路20が供給する電力よりも少ない電力(電圧)を負荷3に供給してもよいし、定常回路20が供給する電力よりも多い電力(電圧)を負荷3に供給してもよい。ブースター回路30は、入力コンデンサ31と、ハイサイド側のトランジスタ32と、ローサイド側のトランジスタ33と、インダクタ34と、出力コンデンサ35とを備える。
入力コンデンサ31は、平滑化用のコンデンサであり、一端に電源10の陽極が接続され、他端にGND端子が接続される。
ハイサイド側のトランジスタ32は、インダクタ34に流れる電流を制御するものであり、例えば、NチャンネルのMOSFETである。このトランジスタ32は、ドレイン端子に電源10の陽極が接続されると共に、ソース端子にインダクタ34の一端が接続され、ゲート端子に制御IC50が接続される。トランジスタ32は、制御IC50によりゲート端子に電圧が印加され、ドレイン端子に接続された電源10からソース端子に接続されたインダクタ34に電流を流す。
ローサイド側のトランジスタ33は、同期整流を行うものであり、例えば、NチャンネルのMOSFETである。このトランジスタ33は、ドレイン端子にインダクタ34の一端が接続されると共に、ソース端子にGND端子が接続され、ゲート端子に制御IC50が接続される。トランジスタ33は、制御IC50によりゲート端子に電圧が印加され、ドレイン端子に接続されたインダクタ34から負荷3に電流(誘導電流)が流れる。なお、トランジスタ33は、ダイオードを用いて非同期整流を行ってもよい。
インダクタ34は、電流変化を妨げるように起電力を生じて誘導電流を発生するものである。インダクタ34は、上述のように、一端にハイサイド側のトランジスタ32及びローサイド側のトランジスタ33が接続され、他端に出力コンデンサ35の一端、及び、負荷3が接続される。
出力コンデンサ35は、平滑化用のコンデンサであり、上述のように一端にインダクタ34が接続され、他端にGND端子が接続される。
検出回路40は、負荷3に供給される電力を検出するものである。検出回路40は、定常回路20及びブースター回路30に接続され、定常回路20及びブースター回路30から出力される電流値及び電圧値を検出する。検出回路40は、検出した電流値及び電圧値を制御IC50に出力する。
制御IC50は、負荷3に供給する電源10の電力を制御するものである。例えば、制御IC50は、定常回路20において、ハイサイド側のトランジスタ22のゲート端子に第1周波数で電圧を印加してデューティ期間(オン期間)を制御し、電源10からインダクタ24を介して負荷3に電力を供給する。また、制御IC50は、定常回路20において、ローサイド側のトランジスタ23のゲート端子に第1周波数に対応する周波数で電圧を印加してデューティ期間を制御し、インダクタ24から負荷3に電力を供給する。また、制御IC50は、ブースター回路30において、ハイサイド側のトランジスタ32のゲート端子に第2周波数で電圧を印加してデューティ期間を制御し、電源10からインダクタ34を介して負荷3に電力を供給する。ここで、ブースター回路30をスイッチング制御する第2周波数は、定常回路20をスイッチング制御する第1周波数よりも高い。例えば、定常回路20の第1周波数は、100KHz程度であり、ブースター回路30の第2周波数は、1GHz程度である。これにより、ブースター回路30は、高周波で制御するので一周期あたりに処理するエネルギーを小さくすることができ、小型化することができる。ブースター回路30は、定常回路20に対して周波数を高くするほど小型される。制御IC50は、ブースター回路30において、ローサイド側のトランジスタ33のゲート端子に第2周波数に対応する周波数で電圧を印加してデューティ期間を制御し、インダクタ34から負荷3に電力を供給する。
定常回路20は、頻繁に駆動されるので、定常回路20の第1周波数が、通常、他の電子機器にノイズ等の悪影響を及ぼさない周波数が割り当てられている。ブースター回路30の第2周波数も、他の電子機器にノイズ等の悪影響を及ぼさない周波数を割り当てることが好ましい。ただし、ブースター回路30は、定常回路20に比べて駆動される頻度が少ないので、他の電子機器にノイズ等の悪影響を及ぼさない周波数を割り当てることが難しい場合、他の電子機器にノイズ等の悪影響を及ぼしても比較的影響が少ない周波数を割り当てることが考えられる。例えば、第2周波数は、AMラジオ機器やFMラジオ機器等の車両の快適装備に関する電子機器に影響を及ぼす周波数を割り当ててもよい。
次に、電源装置1の動作例について説明する。電源装置1は、図3に示すように、DC/DC変換を行うように制御する(ステップS1)。例えば、電源装置1は、定常回路20において、ハイサイド側のトランジスタ22のゲート端子に制御IC50により第1周波数で電圧を印加し、同期整流を行いながら電源10からインダクタ24を介して負荷3に電力を供給する。次に、電源装置1は、電流及び電圧を検出する(ステップS2)。例えば、電源装置1は、定常回路20から出力される電流値及び電圧値を検出回路40により検出する。次に、電源装置1は、定常回路20の負荷率が予め定められた規定値以上であるか否かを判定する(ステップS3)。ここで、負荷率は、例えば、ある時点の負荷3の消費電力と負荷3の最大消費電力との比率である。最大消費電力は、例えば、負荷3が消費する電力の最大値であり予め設定されている。電源装置1は、定常回路20の負荷率が規定値以上である場合(ステップS3;Yes)、定常回路20によりDC/DC変換を行っている状態で、ブースター回路30を起動する(ステップS4)。例えば、電源装置1は、ブースター回路30において、ハイサイド側のトランジスタ32のゲート端子に第2周波数で電圧を印加し、同期整流を行いながら電源10からインダクタ34を介して負荷3に電力を供給する。これにより、電源装置1は、定常回路20から供給する電力とブースター回路30から供給する電力とを加算した電力を負荷3に供給することができる。従って、電源装置1は、負荷3が使用する電力が瞬間的に上昇しても、負荷3が使用する電力が不足することを抑制できる。なお、電源装置1は、上述のステップS3で、定常回路20の負荷率が規定値未満である場合(ステップS3;No)、ブースター回路30を起動しない(ステップS5)。
以上のように、実施形態1に係る電源装置1は、第1周波数でスイッチング制御する定常回路20と、第1周波数よりも高い第2周波数でスイッチング制御するブースター回路30とを備え、定常回路20から負荷3に電力を供給した状態で、負荷3の状況に応じて、さらに、ブースター回路30から負荷3に電力を供給するように制御する。これにより、電源装置1は、最大消費電力に対応することができると共に、ブースター回路30を高周波でスイッチング制御するのでブースター回路30を小型化することができる。つまり、電源装置1は、ブースター回路30を構成する電子部品を小型化することができる。例えば、電源装置1は、ブースター回路30を構成する入力コンデンサ31、ハイサイド側のトランジスタ32、ローサイド側のトランジスタ33、インダクタ34、及び、出力コンデンサ35を小型化することができる。従って、電源装置1は、高周波で駆動するブースター回路30を用いることで、例えば、定常回路20を2個並べて負荷3に電力を供給する場合と比較して、小型化することができる。また、電源装置1は、デジタル制御とすることにより、1つの制御IC50で定常回路20及びブースター回路30を制御することができる。
〔実施形態1の変形例〕
次に、実施形態1の変形例について説明する。例えば、ECU2は、負荷3に接続され、負荷3から電力に関する負荷情報を取得する。負荷情報は、例えば、負荷3のスイッチがオン・オフされたことを示す情報である。ECU2は、当該負荷情報に基づいて電源装置1を制御する。具体的には、ECU2は、負荷3のスイッチがオンされたことを示す負荷情報を取得すると、電力を増加することを示す電力増加指令を電源装置1に送信する。電源装置1は、図4に示すように、ECU2から電力増加指令を受信したか否かを判定する(ステップT1)。電源装置1は、電力増加指令を受信したと判定した場合(ステップT1;Yes)、定常回路20によりDC/DC変換を行っている状態で、ブースター回路30を起動する(ステップT2)。これにより、電源装置1は、定常回路20から供給する電力とブースター回路30から供給する電力とを加算した電力を負荷3に供給することができる。従って、電源装置1は、負荷3が使用する電力が瞬間的に上昇しても、負荷3が使用する電力が不足することを抑制できる。このように、電源装置1は、検出回路40の検出結果を用いずに、ECU2からの電力増加指令に基づいてブースター回路30を起動してもよい。なお、電源装置1は、上述のステップT1で、電力増加指令を受信していないと判定した場合(ステップT1;No)、ブースター回路30を起動しない(ステップT3)。
また、定常回路20及びブースター回路30は、降圧型DC−DCコンバータ回路である例について説明したが、昇圧型DC−DCコンバータ回路であってもよい。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2に係る電源装置1Aについて説明する。実施形態2では、定常回路20及びブースター回路30に電力を供給する電源10とは異なる電源から負荷3に電力を供給する点で実施形態1と異なる。例えば、電源装置1Aは、図5に示すように、1次側としての電源10の他に2次側の電源10Aを備え、1次側の電源10の電力をDC/DC変換して負荷3に電力を供給すると共に、2次側の電源10Aから負荷3に電圧変換を行わずに直接電力を供給する。また、電源装置1Aは、1次側の電源10にモータジェネレータ4や負荷3Aが接続され、1次側の電源10及びモータジェネレータ4から負荷3Aに直接電力を供給する。なお、実施形態2は、説明の理解を容易にするために、検出回路40及び制御IC50の図示を省略している。
電源装置1Aは、例えば、2次側の電源10Aの状態を監視する図示しない電源監視部を備える。電源監視部は、2次側の電源10Aの電流を検出し、2次側の電源10Aから負荷3に電流が正常に流れているか否かを判定する。例えば、電源監視部は、検出した電流の電流値が予め定められた電流基準値以上である場合、2次側の電源10Aから負荷3に電流が正常に流れていると判定し、2次側の電源10Aから負荷3に電流が正常に流れていることを示す電流正常信号を制御IC50に出力する。また、電源監視部は、検出した電流の電流値が予め定められた電流基準値未満である場合、2次側の電源10Aから負荷3に電流が正常に流れていないと判定し、2次側の電源10Aから負荷3に電流が正常に流れていないことを示す電流異常信号を制御IC50に出力する。
制御IC50は、例えば、図6に示すように、2次側の電源10Aと負荷3とを接続する電線が断線し2次側の電源10Aから電力を供給できず、電源監視部から電流異常信号が出力された場合、定常回路20によりDC/DC変換を行っている状態で、ブースター回路30を起動する。これにより、電源装置1Aは、定常回路20から供給する電力とブースター回路30から供給する電力とを加算した電力を負荷3に供給することができる。従って、電源装置1Aは、2次側の電源10Aから電力を供給することができない場合でも、負荷3が使用する電力が不足することを抑制できる。
また、電源監視部は、2次側の電源10Aの電圧を検出し、2次側の電源10Aが劣化しているか否かを判定する。例えば、電源監視部は、検出した電圧の電圧値が予め定められた電圧基準値以上である場合、2次側の電源10Aが劣化していないと判定し、2次側の電源10Aが正常であることを示す電圧正常信号を制御IC50に出力する。また、電源監視部は、検出した電圧の電圧値が予め定められた電圧基準値未満である場合、2次側の電源10Aが劣化していると判定し、2次側の電源10Aが異常であることを示す電圧異常信号を制御IC50に出力する。
制御IC50は、例えば、図7に示すように2次側の電源10Aが劣化し2次側の電源10Aからの電圧が減少し、電源監視部から電圧異常信号が出力された場合、定常回路20によりDC/DC変換を行っている状態で、ブースター回路30を起動する。これにより、電源装置1Aは、定常回路20から供給する電力とブースター回路30から供給する電力とを加算した電力を負荷3に供給することができる。従って、電源装置1Aは、2次側の電源10Aが劣化し2次側の電源10Aからの電圧が減少した場合でも、負荷3が使用する電力が不足することを抑制できる。
以上のように、実施形態2に係る電源装置1Aは、定常回路20及び2次側の電源10Aから負荷3に電力を供給した状態で、2次側の電源10Aから負荷3に供給する電力の状況に応じて、さらに、ブースター回路30から負荷3に電力を供給するように制御する。これにより、電源装置1Aは、実施形態1の効果を有すると共に、2次側の電源10Aから電力を供給する際に異常が発生しても負荷3に安定して電力を供給することができる。
1、1A 電源装置
10 電源
20 定常回路(第1の電源回路)
3、3A 負荷
30 ブースター回路(第2の電源回路)
40 検出回路
50 制御IC(制御部)

Claims (2)

  1. 第1周波数でスイッチング制御され、電源の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した前記出力電圧の電力を負荷に供給する第1の電源回路と、
    前記第1周波数よりも高い第2周波数でスイッチング制御され、前記電源の入力電圧を変換して出力電圧を生成し、生成した前記出力電圧の電力を前記負荷に供給する第2の電源回路と、
    前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路をスイッチング制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の電源回路から前記負荷に電力を供給した状態で、前記負荷の状況に応じて、さらに、前記第2の電源回路から前記負荷に電力を供給するように制御することを特徴とする電源装置。
  2. 前記負荷は、
    前記第1の電源回路及び前記第2の電源回路に電力を供給する前記電源とは異なる2次側の電源から電力が供給され、
    前記制御部は、
    前記第1の電源回路及び前記2次側の電源から前記負荷に電力を供給した状態で、前記2次側の電源から前記負荷に供給する電力の状況に応じて、さらに、前記第2の電源回路から前記負荷に電力を供給するように制御する請求項1に記載の電源装置。
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