JP2017224149A - 情報管理システム及びこれに用いられる画像を生成する医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 個人情報が漏洩しないようにするとともに、医療施設側において、再度個人情報を特定した形で医療情報を取得することができる情報管理システムを提供する。【解決手段】 院内LAN側には、検査毎に検査を一意に特定する文字列を生成して第1の医療情報に追加して第2の医療情報を生成する文字列生成追加手段と、第2の医療情報の中に含まれている個人情報を匿名化して第3の医療情報を生成する匿名化手段と、第3の医療情報を、院内LANに接続されたインターネットに接続された院外医療情報サーバに送信する送信手段と、医用画像診断装置で行われた検査の一覧から、所望の検査を選択する選択手段と、院外医療情報サーバから選択に応じた第3の医療情報を、選択された検査に関する文字列を用いて取得する取得手段が備えられていることを特徴とする情報管理システムが提供される。【選択図】 図3

Description

本発明は、X線診断装置、X線CT装置、ポジトロン断層装置(以下、「PET装置」という。)及び磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI装置という)等の医用画像診断装置及びこれにより得られた画像の情報管理システムに係り、特に医用画像診断装置により得られた画像をインターネットを介して送信や受信する際に、個人情報が漏洩しないようにするための技術に関する。
X線診断装置、X線CT装置、PET装置および、MRI装置等の医用画像診断装置では、医用画像等の医用情報が生成されるが、医用画像等の医用情報は、個人情報が付帯され、フィルム装置やCD、DVDなどのメディア装置に保存されたり、ネットワークで接続された医療情報サーバへ送信され、医療情報サーバで保存され管理される。
近年、医用画像診断装置から生成される医用情報が多くなるにつれ、大規模な医療情報サーバが必要になってきたが、医用画像診断装置を持つ病院や医療施設では、その設置スペースや管理コストの関係から、大きな医療情報サーバを備えづらくなってきた。その際、病院外の大規模サーバ拠点に病院専用の医療情報サーバを設け、インターネットを介して複数の施設の医用画像を管理するクラウドサーバーのようなシステムを用いる場合がある。
このシステムでは、インターネットを介して医用情報を送受信するのであるが、上述したように一般に医用情報には個人情報が付帯されているため、個人情報の病院外への漏洩が問題となる。
一方、近年ビッグデータ解析と呼ばれ、公共性の高い研究目的や、企業の市場調査目的のためにインターネット上のサーバ情報を解析する研究が進められている。しかし医用のサーバ情報には個人情報が付帯されているため、これら研究に医療情報サーバを用いることの障害となっている。
これら課題を解決するため、特許文献1および特許文献2の技術がある。特許文献1では、ネットワークに医療画像を送信する際に、医療画像内の個人情報にあたる情報を秘匿化して送信する技術が開示されている。
また、特許文献2では、読影レポート作成や3D画像解析のためインターネット上のクラウドサーバーに、個人情報を秘匿化しつつ、3D画像情報を送信する技術が開示されている。
特開2006-343944号公報 特開2015-512100号公報
しかしながら、特許文献1開示の技術では、送信した医療画像からは個人情報が秘匿化されているため、医療施設は医療情報サーバに記憶された医療情報から特定の被検者に対応するものを選択して医療画像を取得することはできない。また、特許文献2開示の技術は、医用情報をインターネット上の医療情報サーバに保存する技術ではなく、クラウドサーバーが、読影レポートや3D画像解析レポートを取得する技術でしかなく、再度、医療施設側がS704画像情報を取得する場合のことが配慮されていなかった。
そこで、本発明の目的は、医用画像診断装置により得られた画像をネットワークを介して送信や受信する際に、個人情報が漏洩しないようにするとともに、医療施設側において、再度個人情報を特定した形で医療情報を取得することができる情報管理システム及びこれに用いられる医用画像を生成する医用画像診断装置を提供することである。
院内LANに接続され、被検者の検査を行い、前記被検者の個人情報と撮影した画像を含む第1の医療情報を生成する医用画像診断装置と、病院及び医療施設内の医師や技師が使用し、前記第1の医療情報を閲覧するための端末である第1の端末装置と、を備えた情報管理システムにおいて、
前記院内LAN側には、前記医用画像診断装置により行われた検査により生じた医療情報について、当該検査毎に検査を一意に特定する文字列を生成して前記第1の医療情報に追加して第2の医療情報を生成する文字列生成追加手段と、前記第2の医療情報の中に含まれている個人情報を匿名化して第3の医療情報を生成する匿名化手段と、前記第3の医療情報を、前記院内LANに接続されたインターネットに接続された院外医療情報サーバに送信する送信手段と、前記医用画像診断装置で行われた検査の一覧から、所望の検査を選択する選択手段と、前記院外医療情報サーバから、前記選択手段により選択された検査の前記第3の医療情報を、前記選択された検査に関する文字列を用いて取得する取得手段と、前記第3の医療情報に含まれる前記画像を前記第1の端末装置に表示する表示手段が備えられていることを特徴とする情報管理システムが提供される。
本発明によれば、医用画像診断装置により得られた画像をネットワークを介して送信や受信する際に、個人情報が漏洩しないようにするとともに、医療施設側において、再度個人情報を特定した形で医療情報を取得することが可能な情報管理システム及びこれに用いられる医用画像を生成する医用画像診断装置を提供することができる。
本発明に係る医用画像診断装置及びこれにより得られた画像の情報管理システムの全体構成を示す図 本発明の実施例1においてデータの流れを説明する図 本発明の実施例1における各種機能のブロック図を示す図 本発明の実施例1における医用画像診断装置1上の処理フローを示す図 タグ情報文字列の生成を説明する図 匿名化処理を説明する図 本発明の実施例1における第1の端末装置3上の処理フローを示す図 本発明の実施例2におけるデータの流れを説明する図 本発明の実施例2における医用画像診断装置14上の処理フローを示す図 本発明の実施例2における第1の端末装置3上の処理フローを示す図 本発明の実施例3において匿名化実施後の検査IDで、タグ情報文字列を用いる様子を説明する図
以下、添付図面に従って本発明の情報管理システム及びこれにより得られた画像の管理システムの好ましい実施形態について下記に述べる。なお、発明の実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
まず、図1は本発明に係る医用画像診断装置及びこれにより得られた画像の情報管理システム全体構成を説明するための図である。図1において、医用画像診断装置1は、X線診断装置、X線CT装置、PET装置及びMRI装置等を含み、被検者の検査を行い、被検者の個人情報と撮影した画像を含む第1の医療情報を生成する。
院内ローカルエリアネットワーク(以下、「院内LAN」という)2は、医用画像診断装置1を接続し、医用画像診断装置を持つ病院、及び医療施設内のプライベートな電子情報を扱うネットワークである。
第1の端末装置3は、院内LAN2上に配置され、前記病院及び医療施設内の医師や技師が使用し、前記医療情報を閲覧するための端末である。
ルーター装置4は、データを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器である。
ファイヤーウォール5は、あるコンピュータやネットワークと外部ネットワークの境界に設置され、内外の通信を中継・監視し、外部の攻撃から内部を保護するためのソフトウェアや機器、システムである。
インターネット6はインターネット・プロトコル技術を利用してコンピュータ ネットワーク間の相互接続を行うことにより実現され、院内LANに接続されたネットワークである。
院外医療情報サーバ7はインターネット6上に配置され、データーベースシステム(以下、「DB」という。)等の技術を用いて、医療情報を管理するとともに、サーバ機能として、ネットワークを介して送受される医療情報の保存、検索、取得等ができるようにするものである。
第2の端末装置8はインターネット6上に配置され、前記病院及び医療施設内の医師や技師が使用し、前記医療情報を閲覧するための端末である。
院内医療情報サーバ9は、院内に配置され、データーベースシステム(以下、「DB」という。)等の技術を用いて、医療情報を管理するとともに、サーバ機能として、ネットワークを介して送受される医療情報の保存、検索、取得等ができるようにするものである。
ただし、院内医療情報サーバ9は、院内LAN2に接続されているが、医用画像診断装置1の一部として構成することも可能である。また、第1の端末装置3及び第2の端末装置8は、施設内の医師や技師が使用する医療情報閲覧用のPC端末であり、一般的なPC装置に医用画像、及び医療情報の表示と閲覧を行うソフトウェアが搭載されているものである。
また、院内LAN2は、インターネット6に接続されている。通常、院内LAN2は、病院、及び医療施設内のプライベートな広域のネットワークであるため、院内LAN2とインターネット6は、ルーター装置4やファイヤーウォール装置5等を介して接続し、インターネット6から院内LAN2への接続は制限し、セキュリティを高めるネットワーク構成をとる。
院外医療情報サーバ7は、病院、及び医療施設外にあるサーバ拠点であり、大きな規模で堅牢なサーバ設備を用いて複数の医療施設の医用画像の保存・管理を行う。院外医療情報サーバ7は、インターネット6を介して医療施設と医療情報の送受信を行う。
第2の端末装置8は、インターネット6に接続して、施設外から院外医療情報サーバ7に接続し、院外医療情報サーバ7の医療情報を閲覧する場合がある。
また、ネットワークに接続されたそれぞれの装置は、TCP/IP、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)企画などの一般的なプロトコルを用いて医療情報の送受信が行われる。
次に、本発明の実施例1について図2を用い説明する。本発明の実施例1では、医用画像診断装置1で生成した医療情報を院外医療情報サーバ7へ送信する処理において、個人情報にあたる情報を匿名化して送信し(10)、匿名化する前の医療情報を院内医療情報サーバ9へ送信する(11)。また、病院、及び医療施設内の第1の端末装置3が院外医療情報サーバ7から医用画像を閲覧する場合、医用画像を含む匿名化された医療情報を院外医療情報サーバ7から取得し(12)、個人情報を含む医療情報を院内医療情報サーバ9から取得する(13)。
図3は、本発明の実施例1における各種機能のブロック図を示す図である。
図3において、文字列生成追加手段101は、医用画像診断装置1内に配置され、医用画像診断装置1により行われた検査により生じた第1の医療情報について、当該検査毎に検査を一意に特定する文字列を生成して第1の医療情報に追加して第2の医療情報を生成する。
匿名化手段102は、医用画像診断装置1内に配置され、文字列生成追加手段101に接続され、第2の医療情報の中に含まれている個人情報を匿名化して第3の医療情報を生成する。
送信手段103は、医用画像診断装置1内に配置され、匿名化手段102及び院外医療情報サーバ7に接続され、第3の医療情報を院外医療情報サーバ7に送信するとともに、前記第3の医療情報内、検査毎の画像以外の個人情報と前記文字列を、検査の一覧とともに院内医療情報サーバ9に第4の医療情報として送信する。
取得手段301は、第1の端末装置3内に配置され、院内医療情報サーバ9に接続され、第4の医療情報を院内医療情報サーバ9から取得するとともに、院内医療情報サーバ7に接続され、後述する選択手段により選択に応じた前記第3の医療情報を、前記選択された検査に関する文字列を用いて取得する。
主メモリ302は、第1の端末装置3内に配置され、取得手段301に接続され、取得手段301により取得された第4の医療情報及び第3の医療情報を保持する。
表示手段(ディスプレイ)303は、第1の端末装置3内に配置され、主メモリ302に接続され、主メモリ302に保持されている第4の医療情報のうち、少なくとも検査の一覧を表示するとともに、第3の医療情報に含まれる画像を表示する。
選択手段304は、第1の端末装置3内に配置され、主メモリ303に接続され、検査の一覧から、所望の検査を選択する。
図4は、本発明の実施例1における医用画像診断装置1上の処理フローを示す。これは、医用画像診断装置1の使用者が検査を行って得られた医用画像を含む医療情報を院外医療情報サーバ7へ送信をする場合に医用画像診断装置1内のソフトウェア処理の手順を示している。ただし、医用画像診断装置1は、あらかじめ院外医療情報サーバ7と院内医療情報サーバ9へ接続に必要な情報を設定情報として保持している。それらは、TCP/IPでのIPアドレスやポート番号、DICOM規格でのAEタイトル、HTTPプロトコルでのURL、暗号化通信に用いる場合での公開鍵など、使用する通信プロトコル毎に必要な情報である。
次に図4の各ステップを順に説明する。
(ステップS401)
まず、医用画像診断装置1は、送信対象の検査の医療情報から、この検査を一意に決定する文字列を生成する。すなわち、医用画像診断装置1の文字列生成追加手段101は、検査により生じた第1の医療情報について、当該検査毎に検査を一意に特定する文字列を生成して第1の医療情報に追加して第2の医療情報を生成する。
例えば、図5に示すように、送信する検査を一意に特定する検査ID等の文字列と、別途固定された任意の文字列を結合し、更にMD5、SHA-1及びSHA-2等の既存の要約関数を用いるような方法で、検査に対して一意で、個人情報を含まない文字列を生成する。こうして得られた文字列を「タグ情報文字列」と呼ぶ。
(ステップS402)
次に、医用画像診断装置1は、医療情報の中で個人情報に該当する項目を匿名化する。すなわち、医用画像診断装置1内の匿名化手段102は、第2の医療情報の中に含まれている個人情報を匿名化して第3の医療情報を生成する。図6に示すように、被検者名、被検者ID、検査IDなど被検者を一意に特定可能な情報は、”xxxx”やランダムに発生させた文字列などに入れ替える。
年齢、体重、身長、住所等の被検者の個人情報として扱われる情報に関しては、図6中上側に示すように”xxxx”やランダムに発生させた文字列に置き換えてしまう秘匿化処理(処理法1)と、図5中下側に示すように20代、50kg台、170cm台、[東京都内]などある程度の値に丸める匿名化処理(処理2)を実施することも可能である。これら匿名化の処理法は医用画像診断装置1において予め使用者により設定されている。
(ステップS403)
次に、医用画像診断装置1は、医療情報内の画像以外の個人情報とタグ情報文字列を院内医療情報サーバ9へ送信する。すなわち、医用画像診断装置1内の送信手段103は、第3の医療情報内、検査毎の画像以外の個人情報と文字列を、検査の一覧とともに院内医療情報サーバ9に第4の医療情報として送信する。具体的に医用画像診断装置1は、医療情報から画像情報を含めない情報に、さらにタグ情報文字列を付属して院内医療情報サーバ9へ送信する。DICOM規格を用いる場合、送信するDICOM情報にはピクセルデータ等のデータ要素を持たせず、またプライベートタグ内に含ませるデータ要素としてタグ情報文字列を含むデータ要素を含ませる。院内医療情報サーバ9上のサーバソフトウェアは、DBシステム等を用いて情報を装置内のストレージに保存する。
(ステップS404)
次に、医用画像診断装置1は、個人情報を匿名化した情報とタグ情報を院外医療情報サーバ7へ送信する。すなわち、医用画像診断装置1内の送信手段103は、第3の医療情報を院外医療情報サーバ7に送信する。DICOM規格を用いる場合、送信するDICOM情報には匿名化されたデータ要素と、プライベートタグ内のデータ要素としてタグ情報文字列を含むデータ要素を含ませる。この送信はインターネットを介して院外医療情報サーバ7へ送信されているが、すでに個人情報が匿名化されているので通信傍受での情報漏洩やサーバからの情報漏洩などの問題は発生しない。つまり、検査を一意に特定するタグ情報文字列はハッシュ値などの意味を持たない文字列なので、この値から個人情報を特定することはできない。
以上システムによれば、院内医療情報サーバ9は、医療情報の容量の大部分を占める画像情報を保持しないので、医用画像診断装置1を持つ病院、施設等は大規模なサーバ設備が不要になる。また、院内LAN2に接続されている端末装置以外の端末装置からは院内医療情報サーバ9へは到達できないネットワーク構成をとることで、病院、及び施設の外から個人情報へアクセスできないシステムとすることができる。
また、上記システムにおいて、第1の端末装置3は、医用画像を閲覧するソフトウェアを持つPC装置であり、DICOM規格等の一般的なプロトコルを用いて医療情報を医療情報サーバから取得する機能を有する。この機能を用いて第1の端末装置3は院内医療情報サーバ9と院外医療情報サーバ7に接続し、医療情報を取得する。
次に、図7は、第1の端末装置3上の処理フローである。
ただし、第1の端末装置3が持つソフトウェアはあらかじめ院内医療装置サーバ9と院外医療情報サーバ7との接続に必要な情報を設定情報として保持している。それらはTCP/IPでのIPアドレスやポート番号、DICOM規格、HTTPプロトコルでのURL、暗号化通信を用いる場合での公開鍵の情報である。
図7の各ステップを順に説明する。
(ステップS701)
まず、第1の端末装置3内の取得手段301は、院内医療情報サーバ9から登録されている検査の一覧を取得し、主メモリ302上に保持する。
(ステップS702)
次に、第1の端末装置3内の表示手段(ディスプレイ)302は、ステップS701で取得した検査一覧を表示する。
(ステップS703)
次に、操作者(医師や技師)は、第1の端末装置3のディスプレイ上に表示された検査一覧から閲覧したい検査を、選択手段303であるキーボードやポインティングデバイスを用いて選択する。
(ステップS704)
次に、第1の端末装置3内の取得手段301は、ステップS703で選択された検査に関する被検者名、被検者ID、身長、体重およびタグ情報文字列等の情報を院内医療情報サーバ9から取得する。すなわち、第1の端末装置3内の取得手段301は院内医療情報サーバ9から第4の医療情報を取得する。
(ステップS705)
次に、第1の端末装置3内の取得手段301は、ステップS704で情報を取得した検査のタグ情報文字列を指定して、院外医療情報サーバ7上の第3の医療情報を検索し、該当する医用画像を含む第3の医療情報を取得し、主メモリ302上に保持する。すなわち、第1の端末装置3内の取得手段301は、院外医療情報サーバ7を検索し、ステップS703で選択し、ステップS704で情報を取得した検査に応じた第3の医療情報を、前記選択された文字列を用いて取得する。
(ステップS706)
次に、第1の端末装置3内の表示手段303は、院内医療情報サーバ9と院外医療情報サーバ7から取得した情報をディスプレイに表示する。特に、第1の端末装置3内の表示手段303は、前記画像を表示する際に、当該検査の個人情報を表示する。
これにより、第1の端末装置3の利用者(技師や医師等)は、院内医療情報サーバ9と院外医療情報サーバ7の区別を意識することなく、医用画像を含む医療情報を閲覧できる。
上記ステップS705において、第1の端末装置3上で医用画像を閲覧するソフトウェアは院内医療情報サーバ9から取得した個人情報を含む医療情報を主メモリ302上で保持している。この第1の端末装置3上で医療画像を閲覧するソフトウェアは、主メモリ302上に保持する医療情報をハードディスクドライブやCD、DVDなどのメディアドライブなどの不揮発性の記憶装置へ保存する機能を有しないようになっている。これにより、第1の端末装置3の不揮発性の記憶装置に個人情報が保存され、施設外へ持ちだされる危険がなくなる。
図1に示す院内LAN2の外であり、インターネット6に接続されている第2の端末装置8は、個人情報を取得することはできないが、院外医療情報サーバ7に接続し、匿名化された医療情報を閲覧することができる。そのため、図6中の処理法2のように個人情報の値を隠蔽するのではなくある範囲で匿名化して院外医療情報サーバ7に格納した場合、これら院外医療情報サーバ7内の匿名化された医療情報を公共性の高い研究目的や、企業の市場調査目的のための使用できる。
次に、本発明の実施例2について図8 を用いて説明する。実施例2が実施例1と異なる点は、医用画像診断装置が院内医療情報サーバ9の機能を有する点が異なる。医用画像診断装置14は内部に、院内医療情報サーバ9相当の機能を有し、DBを用いて医療情報を管理する機能、およびネットワークを介して医療情報を送受信する機能を有している。
図9は、本発明の実施例2における医用画像診断装置14上の処理フローを示す図である。
実施例1の図3で示した処理フローと異なる点は、ステップS903のみであるので、ステップS903のみ説明する。
(ステップS903)
医療情報内の画像以外の個人情報とタグ情報文字列を医用画像診断装置14のDBに保存する。
本実施例では、医用画像診断装置14は、ネットワークに接続された端末装置から、このDBに保存された医療情報内の画像以外の個人情報の検索や検索されたものの取得を行うための院内医療情報サーバとしての機能を有する。
次に図10は、第1の端末装置3上の処理フローを示す。実施例1の図6と異なる点は、ステップS701が、ステップS1001、ステップS704が、ステップS1004に変わったことのみであるので、ステップS1001とステップS1004のみ次に説明する。
(ステップS1001)
まず、端末情報3内の取得手段301は、医用画像診断装置14から登録されている検査の一覧を取得し、主メモリ302上に保持する。
(ステップS1004)
次に、第1の端末装置3内の取得手段301は、ステップS703で選択された検査に関する被検者名、被検者ID、身長、体重およびタグ情報文字列等の情報を医用画像診断装置14から取得する。すなわち、第1の端末装置3内の取得手段301は医用画像診断装置14から第4の医療情報を取得する。
本実施例2は、実施例1の場合と異なり、第1の端末装置3がタグ情報文字列等を医用画像診断装置14から取得することが異なる。
本実施例では、実施例1と異なり、医用画像診断装置14が院内医療情報サーバを兼ねるため、院内LAN2を介してデータを送信する必要がない。また、医療画像診断装置14は、病院、及び医療施設外に持ち出されることが物理的に困難な場合が多いため、院内医療情報サーバが病院、及び医療施設外に持ち出されるような問題が発生することを防ぐことができる。
次に、実施例3について説明する。実施例3が実施例1及び実施例2と異なる点は、図4で説明した匿名化実施後の検査IDで、タグ情報文字列を用いていることである。
すなわち、実施例1および実施例2では院内医療情報サーバ9及び院外医療情報サーバ7へ情報を送信する時に、追加情報としてタグ情報文字列を送付していた。しかし、院外医療情報サーバ7等が追加情報を用いた情報の検索ができない仕様である場合、第1の端末装置3は院外医療情報サーバ7へアクセスして医療情報を取得することができない。
この点、実施例3では図11のように検査IDの欄に記載されたタグ情報文字列を用いて検査を検索することができるため、院外医療情報サーバ7が追加情報を検索できない仕様であっても、医療情報を取得することができる。
101 文字列生成追加手段、102 匿名化手段、103 送信手段、301 取得手段、302 主メモリ、303 表示手段、304 選択手段

Claims (9)

  1. 院内LANに接続され、被検者の検査を行い、前記被検者の個人情報と撮影した画像を含む第1の医療情報を生成する医用画像診断装置と、病院及び医療施設内の医師や技師が使用し、前記第1の医療情報を閲覧するための端末である第1の端末装置と、を備えた情報管理システムにおいて、
    前記院内LAN側には、前記医用画像診断装置により行われた検査により生じた医療情報について、当該検査毎に検査を一意に特定する文字列を生成して前記第1の医療情報に追加して第2の医療情報を生成する文字列生成追加手段と、前記第2の医療情報の中に含まれている個人情報を匿名化して第3の医療情報を生成する匿名化手段と、前記第3の医療情報を、前記院内LANに接続されたインターネットに接続された院外医療情報サーバに送信する送信手段と、前記医用画像診断装置で行われた検査の一覧から、所望の検査を選択する選択手段と、前記院外医療情報サーバから、前記選択手段により選択された検査の前記第3の医療情報を、前記選択された検査に関する文字列を用いて取得する取得手段と、前記第3の医療情報に含まれる前記画像を前記第1の端末装置に表示する表示手段が備えられていることを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記院内LANには、院内医療情報サーバが接続され、当該院内医療情報サーバ内に、前記検査毎の前記文字列が記憶されていることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  3. 前記第1の端末装置には、表示画面上に前記検査の一覧が表示され、前記医師や技師が表示画面上で一覧から、所望の検査が選択されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  4. 前記第1の端末装置には、前記画像を表示する際に、各検査毎の個人情報も表示されることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  5. 前記院内LAN側には、前記第1の端末装置に前記画像、前記個人情報、前記文字列を表示する際に、表示される内容を保持する主メモリが備えられ、前記端末装置にインストールされている前記表示を制御するためのソフトウェアには、保持された内容を保存するための機能が備えられていないことを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  6. 前記医用画像診断装置は、前記院内情報医療サーバの機能が併せ持ち、内部に前記検査毎の前記文字列が記憶されていることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  7. 前記文字列生成追加手段は、前記個人情報内の情報である検査IDから、前記文字列を生成して前記第2の医療情報とする請求項1記載の情報管理システム。
  8. 前記インターネットには、前記第3の情報を表示するための第2の端末手段が接続されていることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項記載の情報管理システムに用いられる画像を生成する医用画像診断装置。
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