JP2017223879A - 焦点検出装置、フォーカス制御装置、撮像装置、焦点検出方法および焦点検出プログラム - Google Patents

焦点検出装置、フォーカス制御装置、撮像装置、焦点検出方法および焦点検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収差、組立誤差および撮影環境によって対の被写体像が相関方向に対して直交する方向に相対的にずれることによる焦点検出精度の低下を抑える。【解決手段】焦点検出装置210は、撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子304により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて撮影光学系の焦点状態を検出する。焦点検出素子は、焦点状態に応じて対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有する。焦点検出装置は、対の位相差像信号から第1の方向における上記相対距離である第1の相対距離を取得し、第2の方向における対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得し、第1の相対距離と補正値とを用いて位相差を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、一眼レフカメラ等の撮像装置において二次元配列された光電変換画素を有する焦点検出素子を用いる焦点検出技術に関する。
撮像装置には、位相差検出方式で撮影光学系の焦点状態(デフォーカス量)を検出するものがある。この位相差検出方式では、撮影光学系を通った光束を分割し、これら分割光束により形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換することで生成された対の位相差像信号のずれ量である位相差を演算し、該位相差からデフォーカス量を算出する。また、撮像装置には、焦点検出素子として、二次元配列された複数の光電変換部(画素)を含むものを用いるものもある。このような位相差検出方式の焦点検出を行う撮像装置には、焦点検出素子上に被写体像を結像させるための位相差検出専用の二次結像光学系が設けられている。
ただし、撮影光学系や二次結像光学系の収差によって焦点検出素子上に結像した被写体像が焦点検出素子の画素配列方向において歪むと、一対の位相差像信号が被写体像のうち互いに異なる領域を光電変換して生成された信号となる。この結果、一対の位相差像信号の位相差を精度良く検出することが困難である。
この問題を解消するために、特許文献1には、焦点検出素子の画素内に、二次結像光学系の収差に合わせた遮光層を設けることによって、該収差による影響を補正することが可能な撮像装置が開示されている。
特開平11−191867号公報
しかしながら、撮影光学系や二次結像光学系の組立誤差や温度や湿度等の撮影時の環境(以下、撮影環境という)によって、対の被写体像が撮影光学系の焦点状態に相関を持って変位する方向(以下、相関方向という)に対して直交する方向に相対的にずれる。この結果、特許文献1にて開示されているように焦点検出素子が遮光層を有していても、一対の位相差像信号が被写体像のうち互いに異なる領域を光電変換して生成された信号となり、それらの位相差を精度良く検出することができなくなる。
本発明は、収差、組立誤差および撮影環境によって対の被写体像が相関方向に対して直交する方向に相対的にずれることによる焦点検出精度の低下を抑えることができるようにした焦点検出装置を提供する。
本発明の一側面としての焦点検出装置は、撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて撮影光学系の焦点状態を検出する。焦点検出素子は、焦点状態に応じて対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有する。焦点検出装置は、対の位相差像信号から第1の方向における上記相対距離である第1の相対距離を取得する第1の取得手段と、第2の方向における対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得する第2の取得手段と、第1の相対距離と補正値とを用いて位相差を算出する算出手段とを有することを特徴とする。
なお、上記焦点検出装置と、位相差に基づいてフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段とを有するフォーカス制御装置も、本発明の他の一側面を構成する。また、被写体像を撮像するための撮像素子と、上記フォーカス制御装置とを有する撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
さらに、本発明の他の一側面としての焦点検出方法は、撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて撮影光学系の焦点状態を検出する方法である。焦点検出素子は、焦点状態に応じて対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有する。該方法は、対の位相差像信号から第1の方向における上記相対距離である第1の相対距離を取得するステップと、第2の方向における対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得するステップと、第1の相対距離と補正値とを用いて位相差を算出するステップとを有することを特徴とする。
なお、コンピュータに、上記焦点検出装置が行う処理を実行させるコンピュータプログラムである焦点検出プログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、収差、組立誤差および撮影環境によって対の被写体像が第1の方向(相関方向)に直交する第2の方向に相対的にずれることによる焦点検出精度の低下を抑え、高精度な焦点検出を行うことができる。
実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例1における焦点検出光学ユニットの構成を示す断面図。 実施例1における視野マスクの平面図。 実施例1における合焦状態であの焦点検出素子上の光学像と画素との位置関係を示す図。 実施例1における非合焦状態での焦点検出素子上の光学像と画素との位置関係を示す図。 実施例1における焦点検出素子上での読み出し領域を示す図。 実施例1における相対距離A,Bと補正相対距離との関係を示す図。 本発明の実施例2における焦点検出素子上での読み出し領域を示す図。 実施例2におけるAF処理を示すフローチャート。 実施例2におけるAF処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である焦点検出装置を備えた撮像装置200の構成を示している。撮像装置200には、撮影レンズ(交換レンズ)100が不図示のマウント部に設けられたレンズ装着機構を介して取り外し可能に取り付けられる。マウント部には、電気接点ユニット104が設けられている。撮影レンズ100内には、フォーカスレンズ101と不図示の変倍レンズや絞り等により構成される撮影光学系が設けられている。
不図示の被写体からの光束は、撮影光学系を通って撮像装置200内のメインミラー201に導かれる。メインミラー201は、図示のように撮影光路内に光軸に対して斜めに配置されて被写体からの光束を上方のファインダ光学系に導く第1の位置と、撮影光路外に退避する第2の位置とに移動が可能である。
メインミラー201の中央部はハーフミラー部になっており、メインミラー201が第1の位置に配置されているときには、被写体からの光束の一部が該ハーフミラー部を透過する。そして、この透過した光束は、メインミラー201の背面側に設けられたサブミラー202で反射されて焦点検出光学ユニット207に導かれる。焦点検出光学ユニット207の詳細な構成については後述する。一方、メインミラー201で反射された光束は、撮像素子209と光学的に共役な位置に配置されたピント板203上に結像する。ピント板203にて拡散されてこれを透過した光(被写体像)は、ペンタダハプリズム204によって正立像に変換される。正立像は、接眼レンズ205によって拡大されてユーザにより観察される。
また、メインミラー201が第2の位置に退避すると、サブミラー202もメインミラー201に対して折り畳まれて撮影光路外に退避する。撮影レンズ101からの光束は、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208を通過し、撮像素子209に至る。フォーカルプレーンシャッタ208は、撮像素子209に入射する光量を制限する。撮像素子209は、撮影レンズ1により形成された被写体像を光電変換して電気信号を出力するCCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成されている。
カメラCPU210は、撮像装置200および撮影レンズ100の各種動作を制御するコントローラである。カメラCPU210は、電気接点ユニット104を介して撮影レンズ100内のレンズCPU103と通信を行う。
また、カメラCPU210は、焦点検出光学ユニット207からの出力信号を用いて生成した対の位相差像信号を用いて撮影光学系のデフォーカス量を算出し、該デフォーカス量を含むフォーカス駆動命令をレンズCPU103に送信する。レンズCPU103は、フォーカス駆動命令に応じてレンズ駆動機構102を制御することでフォーカスレンズ101を撮影光学系の光軸OAの方向に駆動する。レンズ駆動機構102は、ステッピングモータを駆動源として有する。このようにして、位相差検出方式による焦点検出とフォーカスレンズ駆動を含む位相差AFが行われる。
カメラCPU210は、第1の取得手段、第2の取得手段および算出手段を含む焦点検出装置に相当するとともに、さらに制御手段を含むフォーカス制御装置に相当する。
また、カメラCPU210には、撮像装置200を制御するために必要なパラメータや、撮像装置200の個体識別を行うためのカメラ識別情報や、撮影に関するパラメータに対する補正値等が記憶されたEEPROM(記憶手段)211が接続されている。
さらに、カメラCPU210は、撮像素子209からの出力信号(撮像信号)に対して各種処理を行うことで画像データを生成する。表示装置212は、液晶表示素子等により構成され、カメラCPU210が生成した画像データを表示したりユーザが設定する項目を表示したりする。
また、カメラCPU210には、ユーザによる操作を検出する操作検出部213が接続されている。操作検出部213は、不図示のレリーズボタンやAF開始ボタン等の操作部材に対するユーザ操作を検出する。
図2には焦点検出光学ユニット207のYZ断面を示している。また、図3には視野マスク300のXY面を示している。Z軸は焦点検出光学ユニット207の光軸OA′と同じ方向に延び、X軸は視野マスク300の開口300Aの長手方向に延び、Y軸は該長手方向に直交する方向に延びている。
焦点検出光学ユニット207は、光軸OA′に沿って、視野マスク300、フィールドレンズ301、多孔絞り302、再結像レンズユニット303および焦点検出素子304をこの順で含む。
視野マスク300は、図3に示すように、撮影光学系を通過した光束を制限するための矩形の開口300Aを中央部に有する。視野マスク300は、撮影光学系の予定結像面の近傍に配置される。多孔絞り302は薄板により構成され、2つ(対)の絞り開口302A,302Bを有する。フィールドレンズ301は、多孔絞り302の絞り開口形状を撮影光学系の瞳面近傍に結像させる。これにより、撮影光学系を通過した光束が分割される。
再結像レンズユニット303は、撮影光学系によって形成された予定結像面上の被写体像を焦点検出素子304上に再結像させるレンズユニットであり、2つ(対)の再結像レンズ303Aおよび再結像レンズ303Bを有する。焦点検出素子304上には、絞り開口302Aおよび再結像レンズ303Aを通過した光束により被写体像が形成されるとともに、絞り開口302Bおよび再結像レンズ303Bを通過した光束により被写体像が形成される。
焦点検出素子304は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、XY面内にて二次元配列された複数の光電変換部(以下、画素という)を有する。カメラCPU201は、焦点検出素子304において指定した読み出し領域内の画素群の電荷を位相差像信号として読み出すことができる。
図4には、撮影光学系が合焦状態にあるときの焦点検出素子304上の被写体像と画素との位置関係を示している。二次元配列された複数の画素400上には、再結像レンズ303Aが被写体像402Aを形成し、再結像レンズ303Bが被写体像402Bを形成している。これら対の被写体像402A,402Bが分かれて形成されるX方向が、対の被写体像が撮影光学系の焦点状態に相関を持って変位する相関方向であり、以下の説明ではVe1方向(第1の方向)という。Ve1方向に直交する方向(Y方向)を、Ve2方向(第2の方向)という。また、401A,401Bは、被写体像402A,402Bの像外形を表している。像外形は視野マスク300の矩形開口300Aの形状に依存する。
図5には、撮影光学系が非合焦状態にあるときの焦点検出素子304上の被写体像と画素との位置関係を示している。403はVe1方向における被写体像402A,402B間の相対距離(第1の相対距離)である。撮影光学系の焦点状態が変化すると、Ve1方向に相対距離403が変化する。
図4および図5において、404はVe2方向での被写体像402A,402B間の相対距離(第2の相対距離)である。この相対距離404は、撮影光学系や再結像レンズユニット303の収差や組立誤差による再結像レンズユニット303と焦点検出素子304との相対的な位置ずれおよび角度ずれに起因して発生するものであり、撮影光学系の焦点状態が変化しても変化しない。
図6には、焦点検出素子304における被写体像402A,402Bに対応する読み出し領域500A,500Bを破線枠で示している。読み出し領域500A内の画素群は一方の被写体像402Aを、読み出し領域500B内の画素群は他方の被写体像402Bをそれぞれ光電変換する。読み出し領域500A,500Bのそれぞれには、それぞれ1つの画素列(2つ以上の画素)を含む複数の検出領域(例えば、501A,502A,501B,502B)が設けられている。カメラCPU210は、各検出領域の画素列が蓄積した電荷をVe1方向に読み出して位相差像信号を生成する。そして、カメラCPU210は、読み出し領域500A,500B間において互いに対応する(対をなす)検出領域から読み出した電荷から生成した2つの位相差像信号を対の位相差像信号とし、それらの相対的なずれ量である位相差を算出する。
位相差は相対距離403に対応しており、カメラCPU210は該位相差を用いて撮影光学系の焦点状態としてのデフォーカス量を算出する。このようにVe1方向に電荷を読み出して生成した位相差像信号から相対距離403を算出する処理を第1の算出処理という。
ここで、Ve2方向での相対距離404が0であれば、Ve2方向にて同じ位置(同一列)の検出領域(例えば501Aと501Bまたは502Aと502B)から読み出した電荷から生成した対の位相差像信号を用いて相対距離403を正確に求めることができる。しかし、実際には上述した理由により相対距離404は0にはならない。このため、図6に示すように、同一列の検出領域から電荷を読み出すことで生成した一対の位相差像信号は、それぞれ被写体像402A,402Bのうち異なる領域を光電変換することで得られるものとなる。したがって、同一列の検出領域から電荷を読み出すことで生成した一対の位相差像信号からはVe1方向での相対距離403、さらにはデフォーカス量を正確に求めることはできない。デフォーカス量を正確に算出するためには、Ve2方向での相対距離404を考慮する必要がある。
このため、本実施例では、収差や組立誤差によって発生した相対距離404を撮像装置の製造工場にて予め取得(算出)してEEPROM211に記憶し、該相対距離404を後述する補正後の相対距離403′を算出する際の補正値(第1の補正値)として用いる。補正値は、相対距離404そのものであってもよいし、適宜変形した値であってもよく、相対距離404に対応する値であればよい。
本実施例では、この補正値を相対距離404の大きさを示すCビットとする。図6では、被写体像402Bが被写体像402Aに対して右側にずれているため、検出領域501A,501Bの電荷を読み出して生成した2つの位相差像信号だけでなく、検出領域502Bの電荷を読み出して生成した位相差像信号を考慮する必要がある。
そこで、カメラCPU210は第1の検出領域、第2の検出領域および第3の検出領域としての検出領域501A,501B,502BのそれぞれからVe1方向に読み出した電荷から第1の位相差像信号、第2の位相差像信号および第3の位相差像信号を生成する。次に、カメラCPU210は、第1から第3の位相差像信号を用いた上述した第1の算出処理により2つの相対距離を算出する。すなわち、第1および第2の位相差像信号から検出領域501A,501B間の相対距離A(403:第1の相対距離)を算出するとともに、第2および第3の位相差像信号から検出領域501A,502B間の相対距離B(第1の相対距離)を算出する。そして、カメラCPU210は、相対距離A,Bと補正値Cとを用いて補正後の相対距離(以下、補正相対距離という)403′を算出する。
図7には、相対距離A,Bと補正相対距離403′との関係を示している。ここでは、図6に示すように、被写体像402B側の読み出し領域500Bの検出領域を右側にずらすと相対距離が大きくなる被写体を想定している。相対距離404はCビットであるので、補正後の相対距離403′はAとBを用いた補間演算によって算出可能である。ここで、補正相対距離403′は、下記の式(1)による補間演算によって導出される。
補正相対距離403′=A+C(B−A) (1)
そして、カメラCPU210は、補正後相対距離403を対の位相差像信号の真の位相差として用いてデフォーカス量を算出する。デフォーカス量は、位相差にデフォーカス量と位相差との比率を示す係数を乗ずることで算出される。
本実施例によれば、収差や組立誤差に起因して対の被写体像が相関方向に直交する方向に相対的にずれることにより、相関方向にて算出される位相差が不正確なものとなって焦点検出精度が低下することを抑えることができる。これにより、より高精度な焦点検出、つまりは位相差AFを行うことができる。
次に、本発明の実施例2である撮像装置および焦点検出装置について説明する。本実施例における撮像装置および焦点検出装置の構成は、実施例1にて説明したものと同じであり、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
実施例1では収差や組立誤差に起因した焦点検出精度の低下を抑えるための補正値を工場での検出値(固定値)とする場合について説明した。しかし、図6に示した相対距離404は、撮影時の温度や湿度に代表される撮影環境によって変動する。本実施例では、撮影環境による相対距離404を撮影時に検出して補正値として用いる場合について説明する。
図8には、本実施例での焦点検出素子304上における被写体像402A,402Bに対応する読み出し領域500A,500Bを示している。実施例1と同様に、読み出し領域500A内の画素群は被写体像402Aを、読み出し領域500B内の画素群は被写体像402Bをそれぞれ光電変換する。本実施例では、読み出し領域500A,500Bのそれぞれには、それぞれ1つの画素行(2つ以上の画素)を含む複数の検出領域701A〜707A,701B〜707Bが設けられている。カメラCPU210は、各検出領域の画素列が蓄積した電荷をVe2方向(第2の方向)に読み出して相対距離算出用像信号(以下、Ve2信号という)を生成する。そして、カメラCPU210は、読み出し領域700A,700B間において互いに対をなす検出領域から読み出した電荷から生成した対のVe2信号のずれ量に相当する相対距離404を算出する。本実施例では、実際の撮影環境下での相対距離404を求め、該相対距離404を位相差を算出する際の補正値として用いる。
図9のフローチャートには、本実施例における撮影光学系を合焦状態とする位相差AFの処理を示している。コンピュータとしてのカメラCPU210は、本処理をコンピュータプログラムである焦点検出プログラムに従って実行する。
ステップS101では、カメラCPU210はユーザによる操作検出部213を介した合焦動作開始指示があったか否かを確認する。合焦動作開始指示があった場合はカメラCPU210はステップS102に進む。
ステップS102では、カメラCPU210は、図8中に破線枠で示した検出領域(例えば501A,501B,502A,502B等)からVe1方向に電荷を読み出して、実施例1で説明した第1の算出処理を行い、相対距離A,Bを算出する。
次にステップS103では、カメラCPU210はステップS102で生成した位相差像信号の波形から位相差像信号の信頼性、つまりは相対距離403の信頼性を判定する。そして、その信頼性判定の結果に基づいて相対距離(第2の相対距離)404の算出の可否を判定する。
実際の撮影環境下における相対距離404を算出するためには、被写体像402A,402Bにおける同一領域のコントラストをVe2方向に読み出す必要がある。しかし、被写体像402A,402BのVe1方向での位置は撮影光学系の焦点状態によって異なる。このため、カメラCPU210は、ステップS102で生成した対の位相差像信号の波形から得られるコントラストを用いて、該対の位相差像信号が被写体像402A,402Bの同一領域を光電変換して得られた信号か否かを判定する。対の位相差像信号が被写体像402A,402Bの同一領域を光電変換して得られた信頼性が高い信号であれば、それら対の位相差像信号から算出された相対距離403の信頼性も高いことになる。信頼性が所定の閾値以上であればコントラストも高いため、被写体像402A,402Bにおける同一領域が検出領域の何画素目にあるかを精度良く判定することが可能であり、これによりカメラCPU210は信頼性の高い相対距離403を算出することが可能となる。相対距離403の信頼性が高ければ、後述するステップS104にて相対距離404を算出するための対の検出領域を精度良く決定することができる。カメラCPU210は、信頼性が閾値以上であればステップS104へ進む。
一方、位相差像信号の信頼性が閾値より低い場合は、カメラCPU210は相対距離404を検出不可能であると判定し、ステップS111に進む。
ステップS104では、カメラCPU210は相対距離404を算出するための対の検出領域を決定する。上述したように実際の撮影環境下における相対距離404を算出するためには、被写体像402A,402Bにおける同一領域のコントラストをVe2方向に読み出す必要があるが、被写体像402A,402Bの位置は撮影光学系の焦点状態によって異なる。このため、カメラCPU210は、ステップS102で検出した信頼性の高い相対距離403を用いて被写体像402A,402Bにおける同一領域を判定し、該同一領域にそれぞれ対応する検出領域を相対距離404を算出するための対の検出領域として選択する。この後、カメラCPU210はステップS105に進む。
ステップS105では、カメラCPU210は補正値(第2の補正値)としての相対距離404を算出する。具体的には、カメラCPU211は検出領域701A,701Bや検出領域702A,702B等、被写体像402A,402Bの同一領域を光電変換した対の検出領域からVe2方向に電荷を読み出して対のVe2信号を生成する。そして、該対のVe2信号を用いて相対距離404を算出する。このようにVe2方向に電荷を読み出して生成したVe2信号から相対距離404を算出する処理を第2の算出処理という。
相対距離404を算出する際に用いるVe2方向に電荷を読み出して生成する対のVe2信号の数を、相対距離403を算出する際にVe1方向に電荷を読み出した画素の数と一致させることが望ましい。本実施例では、Ve1方向に電荷を読み出した画素数は7つであるため、対のVe2信号の数も7つとして相関距離404を算出することで、相対距離404の算出精度を高めることができる。ステップS105が完了すると、カメラCPU210はステップS106に進む。
ステップS106では、カメラCPU210はステップS105で生成したVe2信号の信頼性、つまりは相対距離404の信頼性を判定し、その信頼性判定の結果に基づいて相対距離404を用いてデフォーカス量を算出するか否かを判定する。カメラCPU210は、Ve2信号の信頼性を、ステップS105で生成したVe2信号の波形から得られるコントラストを用いて算出する。
コントラストが高くVe2信号の信頼性が所定の閾値以上である場合は、ステップS105で算出された補正値としての相対距離404の信頼性も高い。このため、カメラCPU210はステップS107に進み、相対距離403と相対距離404とを用いて補正相対距離403′を求め、該補正相対距離403′を位相差として用いてデフォーカス量を算出する。具体的には、カメラCPU210は、以下の式(2)を用いて補正相対距離(位相差)403′を求める。A,BはステップS102で算出した相対距離A,Bである。
補正相対距離403′=A+相対距離404(B−A) (2)
そして、デフォーカス量を、位相差にデフォーカス量と位相差との比率を示す係数を乗ずることで算出する。
一方、Ve2信号の信頼性が閾値より低い場合は、補正値としての相対距離404の信頼性は低い。このため、カメラCPU210はステップS111に進み、相対距離403と実施例1にて説明したEEPROM211に記憶された補正値Cとを用いて補正相対距離403′を求め、該補正相対距離403′を位相差として用いてデフォーカス量を算出する。具体的には、カメラCPU210は、実施例1で説明した式(1)を用いて補正相対距離(位相差)403′を求める。そして、カメラCPU210は、デフォーカス量を、位相差に上述した係数を乗ずることで算出する。ステップS107およびステップS111でデフォーカス量を求めたカメラCPU210は、ステップS108に進む。
ステップS108では、カメラCPU210は算出したデフォーカス量を含むフォーカス駆動命令をレンズCPU103に送信し、レンズCPU103にデフォーカス量に応じた駆動量だけフォーカスレンズ101を駆動させる。これにより、撮影光学系の合焦状態が得られる。
次にステップS109では、カメラCPU210はステップS105で算出した相対距離404の信頼性が所定の書き込み閾値以上か否かを判定する。撮影環境に応じて最適な補正値は変化する。このため、相対距離404の信頼度が高い場合は、カメラCPU210はステップS110に進み、該相対距離(第2の補正値)404でEEPROM211に書き込まれている補正値(第1の補正値)Cを書き換えて、補正値Cを最新の撮影環境に最適化する。書き込み閾値は、ステップS106での相対距離404の信頼性の判定に用いる閾値よりも高い値に設定して、容易に補正値Cが書き換えられないようにすることが望ましい。
このように撮影環境で取得した補正値をEEPROM211に記憶させておくことで、次回以降の位相差AFでのステップS103で相対距離403の信頼性が低くても、EEPROM211に記憶された撮影環境に最適な補正値を用いることができる。EEPROM211書き込む補正値は、実施例1でも説明したように、相対距離404そのものであってもよいし、適宜変形した値であってもよく、相対距離404に対応する値であればよい。そして、カメラCPU210は位相差AFを終了する。
本実施例では、撮影環境下で算出した相対距離404を補正値として用いてデフォーカス量の計算を行う場合について説明した。しかし、初回の撮影時に撮影環境下で算出した相対距離404をEEPROM211に記憶しておき、該相対距離404と2回目以降の撮影ごとに算出する調整値との和を補正値として用いるようにしてもよい。このことは、後述する実施例3でも同じである。
本実施例によれば、収差や組立誤差に起因して対の被写体像が相関方向に直交する方向に相対的にずれることにより、相関方向にて算出される位相差が不正確なものとなって焦点検出精度が低下することを抑えることができる。これにより、より高精度な焦点検出、つまりは位相差AFを行うことができる。
次に、本発明の実施例3である撮像装置および焦点検出装置について説明する。本実施例は、実施例2の変形例である。本実施例における撮像装置および焦点検出装置の構成は、実施例1にて説明したものと同じであり、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
実施例2では相対距離404を算出する前にフォーカスレンズ101を駆動しない場合について説明したが、デフォーカス量が大きい場合は被写体像402A,402Bが像外形401A,401Bの内側に十分に含まれない可能性がある。このため、本実施例では、一度合焦状態の近傍の状態(以下、合焦近傍状態という)までフォーカスレンズ101を駆動してから相対距離404を算出する。
図10のフローチャートには、本実施例における撮影光学系を合焦状態とする位相差AFの処理を示している。図10において、実施例2(図9)に示したステップと同じステップには実施例2と同じステップ番号を付す。
ステップS101においてユーザによる合焦動作開始指示があったことを確認したカメラCPU210は、ステップS201に進む。
ステップS201では、カメラCPU210は、後のステップS102と同様に、図8中に破線枠で示した対の検出領域(501Aと501B、502Aと502B等)からVe1方向に電荷を読み出して対の位相差像信号を生成する。そして、該対の位相差像信号の位相差に対応する相対距離(第1の相対距離)403を算出する。この際、対の検出領域の数は少なくとも2つであることが望ましい。
次にステップS202では、カメラCPU210は、ステップS202で算出した相対距離403としての位相差にデフォーカス量と位相差との比率を示す係数を乗ずることでデフォーカス量を算出する。
次にステップS203では、カメラCPU210は、算出したデフォーカス量を含むフォーカス駆動命令をレンズCPU103に送信し、レンズCPU103にデフォーカス量に応じた駆動量だけフォーカスレンズ101を駆動させる。これにより、撮影光学系を合焦近傍状態とすることができる。
次にカメラCPU210は、ステップS102からステップSS110までの処理に進む。
本実施例によれば、収差や組立誤差に起因して対の被写体像が相関方向に直交する方向に相対的にずれることにより、相関方向にて算出される位相差が不正確なものとなって焦点検出精度が低下することを抑えることができる。これにより、より高精度な焦点検出、つまりは位相差AFを行うことができる。
上記各実施例では、撮像素子209とは別に設けられた焦点検出素子304を用いて位相差検出方式の焦点検出を行う場合について説明したが、複数の画素が二次元配列された撮像素子209を焦点検出素子として用いて位相差検出方式の焦点検出を行ってもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 撮影レンズ
207 焦点検出光学ユニット
210 カメラCPU
403 第1の相対距離
404 第2の相対距離

Claims (13)

  1. 撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて前記撮影光学系の焦点状態を検出する焦点検出装置であって、
    前記焦点検出素子は、前記焦点状態に応じて前記対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有しており、
    前記対の位相差像信号から前記第1の方向における前記相対距離である第1の相対距離を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の方向における前記対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の相対距離と前記補正値とを用いて前記位相差を算出する算出手段とを有することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記第1の取得手段は、前記焦点検出素子においてそれぞれ前記第1の方向に配列された2つ以上の前記光電変換部を含む検出領域であって前記対の被写体像のうち一方の被写体像を光電変換する第1の検出領域、他方の被写体像を光電変換する第2の検出領域および前記第2の検出領域に対して前記第2の方向に位置して前記他方の被写体像を光電変換する第3の検出領域のそれぞれから前記第1の方向に電荷を読み出して第1の位相差像信号、第2の位相差像信号および第3の位相差像信号を生成し、前記第1および第2の位相差像信号を用いて前記第1の相対距離としての相対距離Aを算出するとともに、前記第1および第3の位相差像信号を用いて前記第1の相対距離としての相対距離Bを算出し、
    前記算出手段は、前記相対距離A、前記相対距離Bおよび前記補正値を用いた補間演算により前記位相差を算出することを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。
  3. 前記第2の取得手段により予め取得された前記補正値を第1の補正値として記憶する記憶手段を有し、
    前記算出手段は、前記第1の相対距離と前記第1の補正値とを用いて前記位相差を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の焦点検出装置。
  4. 前記第2の取得手段は、前記焦点検出素子においてそれぞれ前記第2の方向に配列された2つ以上の前記光電変換部を含む検出領域であって前記対の被写体像のそれぞれを光電変換する対の検出領域のそれぞれから前記第2の方向に電荷を読み出して対の相対距離算出用像信号を生成し、該対の相対距離算出用像信号を用いて前記補正値としての第2の補正値を算出し、
    前記算出手段は、前記第1の相対距離と前記第2の補正値とを用いて前記位相差を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の焦点検出装置。
  5. 前記第2の取得手段により予め取得された前記補正値を第1の補正値として記憶する記憶手段を有し、
    前記算出手段は、前記相対距離算出用像信号の信頼性を判定した結果に応じて、前記第1の補正値および前記第2の補正値のうち一方の補正値を選択して前記位相差の算出に用いることを特徴とする請求項4に記載の焦点検出装置。
  6. 前記第2の取得手段は、前記第1の相対距離に基づいて前記対の検出領域を選択することを特徴とする請求項4または5に記載の焦点検出装置。
  7. 前記算出手段は、前記第1の相対距離の信頼性が閾値より低い場合は、前記第1の補正値を前記一方の補正値として選択することを特徴とする請求項6に記載の焦点検出装置。
  8. 前記算出手段は、前記第2の補正値を、前記記憶手段に新たな前記第1の補正値として記憶させることを特徴とする請求項5または6に記載の焦点検出装置。
  9. 前記算出手段は、
    前記補正値を用いずに前記第1の相対距離を用いて前記位相差としての第1の位相差を算出し、
    該第1の位相差に基づいて前記撮影光学系のフォーカスレンズが駆動された後に、前記第1の相対距離と前記補正値とを用いて前記位相差としての第2の位相差を算出することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の焦点検出装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の焦点検出装置と、
    前記位相差に基づいて前記撮影光学系のフォーカスレンズの駆動を制御する制御手段とを有することを特徴とするフォーカス制御装置。
  11. 被写体像を撮像するための撮像素子と、
    請求項10に記載のフォーカス制御装置とを有することを特徴とする撮像装置。
  12. 撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて前記撮影光学系の焦点状態を検出する焦点検出方法であって、
    前記焦点検出素子は、前記焦点状態に応じて前記対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有しており、
    該方法は、
    前記対の位相差像信号から前記第1の方向における前記相対距離である第1の相対距離を取得するステップと、
    前記第2の方向における前記対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得するステップと、
    前記第1の相対距離と前記補正値とを用いて前記位相差を算出するステップとを有することを特徴とする焦点検出方法。
  13. 撮影光学系からの光束が分割されて形成された対の被写体像を焦点検出素子により光電変換して得られる対の位相差像信号の位相差を用いて前記撮影光学系の焦点状態を検出する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記焦点検出素子は、前記焦点状態に応じて前記対の被写体像間の相対距離が変化する第1の方向と該第1の方向に直交する第2の方向に二次元配列された複数の光電変換部を有しており、
    前記コンピュータに、
    前記対の位相差像信号から前記第1の方向における前記相対距離である第1の相対距離を取得させ、
    前記第2の方向における前記対の被写体像間の相対距離である第2の相対距離に対応する補正値を取得させ、
    前記第1の相対距離と前記補正値とを用いて前記位相差を算出させることを特徴とする焦点検出プログラム。
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