JP2017223749A - レンズユニット及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも薄型に構成可能なレンズユニットを提供する。
【解決手段】複数のレンズと、前記複数のレンズを収納支持するレンズ枠と、を備え、前記複数のレンズは、最も撮像素子側に配置され、外径にねじが形成されたねじ形成レンズを含み、前記レンズ枠は、前記ねじ形成レンズに形成されたねじと嵌合する内径部分にねじが形成されている、レンズユニットを採用する。
【選択図】図2
【解決手段】複数のレンズと、前記複数のレンズを収納支持するレンズ枠と、を備え、前記複数のレンズは、最も撮像素子側に配置され、外径にねじが形成されたねじ形成レンズを含み、前記レンズ枠は、前記ねじ形成レンズに形成されたねじと嵌合する内径部分にねじが形成されている、レンズユニットを採用する。
【選択図】図2
Description
本発明の一態様は、携帯電話、モバイル用機器、乗物(例えば車)などに搭載されるカメラなどの撮像装置に用いられるレンズユニットなどに関する。
カメラなどの撮像装置は、複数のレンズを収納し支持するレンズユニット(レンズ鏡筒)を備えており、被写体からの光がレンズを通過して撮像素子に対する露光が行われることで、撮像が実行される。例えば、特許文献1には従来のレンズユニットの構成が開示されている。
ところで、撮像装置を光軸方向に薄型にしようとする場合、レンズユニットを薄型に構成する必要があるが、従来の構成では薄型化(例えば、光軸方向の厚みを薄くすること)に限界があった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
複数のレンズ(3、5、7、8)と、
前記複数のレンズを収納支持するレンズ枠(1)と、を備え、
前記複数のレンズは、最も撮像素子側に配置され、外径にねじが形成された(A)ねじ形成レンズ(8)を含み、
前記レンズ枠は、前記ねじ形成レンズに形成されたねじと嵌合する内径部分にねじが形成されている(A)、
レンズユニットである。
複数のレンズ(3、5、7、8)と、
前記複数のレンズを収納支持するレンズ枠(1)と、を備え、
前記複数のレンズは、最も撮像素子側に配置され、外径にねじが形成された(A)ねじ形成レンズ(8)を含み、
前記レンズ枠は、前記ねじ形成レンズに形成されたねじと嵌合する内径部分にねじが形成されている(A)、
レンズユニットである。
上記構成のレンズユニットによれば、従来の構成ではレンズ枠に収容されたレンズが光軸方向に移動することを規制しレンズの位置を固定する機能を有する押さえ環を配置する必要があり、光軸方向の薄型化に限界があったが、上記構成においては、ねじ形成レンズが押さえ環の機能を併せ持つため、場合により押さえ環を不要とする構成にすることもできる。これにより、レンズユニットの薄型化(例えば、レンズユニットの光軸方向の厚みを薄くすること)が可能となる。さらに、場合により押さえ環を不要とすることもできるため、部品点数が削減され、コスト削減などが可能となる。
上記レンズユニットにおいて、好ましくは、
前記ねじ形成レンズは、前記複数のレンズの一以上のレンズの光軸方向の移動を規制するよう構成されている。
前記ねじ形成レンズは、前記複数のレンズの一以上のレンズの光軸方向の移動を規制するよう構成されている。
上記レンズユニットにおいて、好ましくは、
前記ねじ形成レンズの被写体側には、前記複数のレンズのうちの他のレンズと当接する斜面状の端面が形成されている。
前記ねじ形成レンズの被写体側には、前記複数のレンズのうちの他のレンズと当接する斜面状の端面が形成されている。
上記構成のレンズユニットによれば、最も撮像素子側に配置されたねじ形成レンズが、その直前のレンズと斜面状の端面で当接するため、複数のレンズの位置にずれが生じることを防止することができる。
また、本発明は、上記いずれかのレンズユニットを備える、カメラなどの撮像装置を含む。
上記構成の撮像装置では、比較的薄型に構成することなどが可能となる。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.補足事項
1.実施形態
2.補足事項
<1.実施形態>
本実施形態のレンズユニット(レンズ鏡筒とも呼ばれる)は、最も撮像素子側に配置されたレンズとレンズ枠との間にねじが形成され、このねじによってレンズが位置固定された構成となっている。これにより、本実施形態のレンズユニットでは、レンズの光軸方向の移動を規制する押さえ環を不要とする構成となっている。以下、本実施形態のレンズユニットについて具体的に説明する。
本実施形態のレンズユニット(レンズ鏡筒とも呼ばれる)は、最も撮像素子側に配置されたレンズとレンズ枠との間にねじが形成され、このねじによってレンズが位置固定された構成となっている。これにより、本実施形態のレンズユニットでは、レンズの光軸方向の移動を規制する押さえ環を不要とする構成となっている。以下、本実施形態のレンズユニットについて具体的に説明する。
図1は、本実施形態のレンズユニットの分解斜視図である。図2は、本実施形態のレンズユニットの断面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のレンズユニットは、レンズ枠1にレンズ等が収容される構成となっている。レンズ枠1には、第1レンズ3、口径板4、第2・第3レンズ5、スペーサー6、第4レンズ7、及び第5レンズ8が配置されている。図2に示されるように、第2・第3レンズ5は、第2レンズ5a及び第3レンズ5bを含んでいる。
<レンズ枠1>
レンズ枠1は、レンズユニットの外枠となっており、複数のレンズ、及び口径板などを収容支持するよう構成される。レンズ枠1の被写体側には開口部1aが形成されており、開口部1aからは第1レンズ3が視認できるようになっている。開口部1aは第1レンズ3よりも小さくなっており、図2にも示されるように、第1レンズ3はレンズ枠1によって光軸方向の移動を規制されている。
レンズ枠1は、レンズユニットの外枠となっており、複数のレンズ、及び口径板などを収容支持するよう構成される。レンズ枠1の被写体側には開口部1aが形成されており、開口部1aからは第1レンズ3が視認できるようになっている。開口部1aは第1レンズ3よりも小さくなっており、図2にも示されるように、第1レンズ3はレンズ枠1によって光軸方向の移動を規制されている。
また、レンズ枠1の撮像素子側の内径部分には、ねじが形成されている(図2の「A」部分参照)。この内径のねじ部分には、レンズ枠1に収容されるレンズのうち、最も撮像素子側に配置された第5レンズ8が、ねじ嵌合されて配置されている。レンズ枠1の第5レンズ8よりも撮像素子側には、従来構成にある押さえ環は配置されていない。
<第5レンズ8>
第5レンズ8は、上記のように、レンズ枠1に収容された複数のレンズのうち最も撮像素子側に配置されたレンズである。第5レンズ8の外径にはねじが形成されており(図2の「A」部分参照)、レンズ枠1の内径に形成されたねじとねじ嵌合されている。また、第5レンズ8の被写体側には斜面状の端面が形成されており、この端面で、第4レンズ7の撮像素子側の斜面状の端面と当接している。
第5レンズ8は、上記のように、レンズ枠1に収容された複数のレンズのうち最も撮像素子側に配置されたレンズである。第5レンズ8の外径にはねじが形成されており(図2の「A」部分参照)、レンズ枠1の内径に形成されたねじとねじ嵌合されている。また、第5レンズ8の被写体側には斜面状の端面が形成されており、この端面で、第4レンズ7の撮像素子側の斜面状の端面と当接している。
<第4レンズ7>
第4レンズ7は、第5レンズ8よりも被写体側に、第5レンズ8に当接する位置に配置されている。第4レンズ7の撮像素子側には斜面状の端面が形成されており、この斜面状の端面で第5レンズ8と当接している。
第4レンズ7は、第5レンズ8よりも被写体側に、第5レンズ8に当接する位置に配置されている。第4レンズ7の撮像素子側には斜面状の端面が形成されており、この斜面状の端面で第5レンズ8と当接している。
<その他のレンズなどの構成>
図1及び図2に示されるように、レンズユニットは、第1レンズ3、第2・第3レンズ5(5a及び5b)、第4レンズ7、及び第5レンズ8の複数のレンズを有している。これらのレンズは、開口部1aから進入する被写体側の光を屈折させながら撮像素子側に透過させる機能を有している。また、口径板4は、レンズユニットに含まれる複数のレンズの途中に配置されており、被写体側からの光量を規制する機能を有する。また、スペーサー6は、レンズユニットに含まれる複数のレンズの途中に配置されており、レンズ間の距離を適切に維持する機能を有する。
図1及び図2に示されるように、レンズユニットは、第1レンズ3、第2・第3レンズ5(5a及び5b)、第4レンズ7、及び第5レンズ8の複数のレンズを有している。これらのレンズは、開口部1aから進入する被写体側の光を屈折させながら撮像素子側に透過させる機能を有している。また、口径板4は、レンズユニットに含まれる複数のレンズの途中に配置されており、被写体側からの光量を規制する機能を有する。また、スペーサー6は、レンズユニットに含まれる複数のレンズの途中に配置されており、レンズ間の距離を適切に維持する機能を有する。
<比較例>
図3は、本実施形態とは異なり、従来同様の押さえ環2を備える構成のレンズユニットを示している。このような構成のレンズユニットでは、最も撮像素子側に配置されたレンズである第5レンズ8のさらに撮像素子側に押さえ環2が配置されており、この押さえ環2によって第5レンズ8を含む複数のレンズが光軸方向に移動することを規制することで、複数のレンズの位置を固定している。押さえ環2は、例えば、その外径に形成されたねじでレンズ枠1とねじ嵌合されて固定されている。
図3は、本実施形態とは異なり、従来同様の押さえ環2を備える構成のレンズユニットを示している。このような構成のレンズユニットでは、最も撮像素子側に配置されたレンズである第5レンズ8のさらに撮像素子側に押さえ環2が配置されており、この押さえ環2によって第5レンズ8を含む複数のレンズが光軸方向に移動することを規制することで、複数のレンズの位置を固定している。押さえ環2は、例えば、その外径に形成されたねじでレンズ枠1とねじ嵌合されて固定されている。
一方で、上記本実施形態のレンズユニットでは、押さえ環2によるレンズの移動規制の機能を第5レンズ8が併せ持つため、押さえ環2を必要としない構成とすることができている。これにより、レンズユニットの光軸方向の薄型化が可能となる。さらに、場合により押さえ環を不要とすることも可能なため、部品点数が削減され、コスト削減などが可能となる。また、レンズユニットを薄型化しない場合であっても、最も撮像素子側のレンズから撮像素子までの距離(レンズバックとも呼ばれる)を長く確保することが可能となり、設計の柔軟性を高めることなどが可能となっている。
また、上記構成のレンズユニットでは、第5レンズ8と第4レンズ7とが、それぞれの接触面に形成された斜面部分で当接している。このような構成とすることで、第5レンズ8と第4レンズ7との間に位置ずれが発生することを防止することなどが可能となる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態では、一例として第1レンズ3〜第5レンズ8までの5つのレンズを備えるレンズユニットを例に挙げて説明したが、レンズの数は任意に変更可能である。また、口径板4の位置も任意に変更可能である。また、スペーサー6は必要に応じて配置されればよく、配置されなくても良いし、複数配置されても良い。
また、上記実施形態のレンズユニットに含まれる複数のレンズは、プラスチックまたはガラスなどの素材で形成されるが、これらの素材に限定されるものではない。ただし、成形のしやすさ等から、ガラスよりもプラスチックを素材とするレンズを採用することがより好ましい場合がある。
また、上記実施形態では本発明で特徴的な部分のみについて説明したが、本発明のレンズユニットは、従来のレンズユニットが有する種々の構成をさらに備えている。
本発明のレンズユニットは、比較的薄型のカメラなどの撮像装置に好適に利用される。
1…レンズ枠
1a…開口部
3…第1レンズ
4…口径板
5a…第2レンズ
5b…第3レンズ
6…スペーサー
7…第4レンズ
8…第5レンズ
1a…開口部
3…第1レンズ
4…口径板
5a…第2レンズ
5b…第3レンズ
6…スペーサー
7…第4レンズ
8…第5レンズ
Claims (4)
- 複数のレンズと、
前記複数のレンズを収納支持するレンズ枠と、を備え、
前記複数のレンズは、最も撮像素子側に配置され、外径にねじが形成されたねじ形成レンズを含み、
前記レンズ枠は、前記ねじ形成レンズに形成されたねじと嵌合する内径部分にねじが形成されている、
レンズユニット。 - 前記ねじ形成レンズは、前記複数のレンズの一以上のレンズの光軸方向の移動を規制するよう構成されている、
請求項1に記載のレンズユニット。 - 前記ねじ形成レンズの被写体側には、前記複数のレンズのうちの他のレンズと当接する斜面状の端面が形成されている、
請求項1または請求項2に記載のレンズユニット。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のレンズユニットを備える撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016117502A JP2017223749A (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | レンズユニット及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016117502A JP2017223749A (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | レンズユニット及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017223749A true JP2017223749A (ja) | 2017-12-21 |
Family
ID=60686074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016117502A Pending JP2017223749A (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | レンズユニット及び撮像装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017223749A (ja) |
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2016
- 2016-06-14 JP JP2016117502A patent/JP2017223749A/ja active Pending
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