JP2017223203A - 遠心ファン - Google Patents

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征也 藤本
Seiya Fujimoto
征也 藤本
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Abstract

【課題】インペラをロータヨークへ良好に装着できる遠心ファンを提供する。【解決手段】本発明の遠心ファン1は、ロータヨーク13を含むロータ10を有するモータと、ロータヨーク13に装着されたインペラ30と、を有する遠心ファン1であって、ロータヨーク13は、回転軸Z方向に延びる円筒部13aを備え、インペラ30は、中央に吸い込み口用の開口31aを有するシュラウド31と、円筒部13aの外周面との間に隙間を介して対向する開口端部32aを有する主板32と、シュラウド31と主板32の間に配置された複数の羽根33と、主板32に設けられ、円筒部13aに嵌合する嵌合部37と、を備え、嵌合部37は、主板32の開口端部32aの周方向に沿って複数設けられ、ロータヨーク13の円筒部13aの外周面に当接する弾性変形可能な当接部37bを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は遠心ファンに関する。
特許文献1には、ロータホルダ(ロータヨーク)にインサート成形でインペラを構成する保持板(主板)を一体化した遠心ファンが開示されている。
特開2010―216280号公報
しかしながら、ロータヨークと主板をインサート成形で一体化するとインサート成形後の冷却時に線膨張係数の差に伴う応力が残り易く、遠心ファンの駆動時に発生する熱の影響等で主板や嵌合部に割れが生じる場合がある。
そこで、別部品として主板を形成し、ロータヨークに装着する態様としたところ、製造誤差の関係でロータヨークの外周面の直径よりも主板の開口径が小さくなる等して、主板がロータヨークに対して斜めに装着されるような不具合が生じる場合があった。
一方、主板の開口径を若干大きめにするようにすれば、ロータヨークに対して主板にガタを許すことになるので、主板をロータヨークに被せる作業が行いやすくなるものの、今度は、ロータヨークに対して主板を固定するのに先立って、ロータヨークに対する主板の径方向での位置を正確に位置合わせする作業が必要になるという新たな問題が発生する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、インペラをロータヨークへ良好に装着できる遠心ファンを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の遠心ファンは、ロータヨークを含むロータを有するモータと、前記ロータヨークに装着されたインペラと、を有する遠心ファンであって、前記ロータヨークは、回転軸方向に延びる円筒部を備え、前記インペラは、中央に吸い込み口用の開口を有するシュラウドと、前記円筒部の外周面との間に隙間を介して対向する開口端部を有する主板と、前記シュラウドと前記主板の間に配置された複数の羽根と、前記主板に設けられ、前記円筒部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記嵌合部は、前記主板の開口端部の周方向に沿って複数設けられ、前記ロータヨークの前記円筒部の外周面に当接する弾性変形可能な当接部を備えている。
(2)上記(1)の構成において、前記当接部が、前記主板の開口端部の周方向に沿って均等間隔で3つ以上設けられている。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記ロータヨークは、前記円筒部の一端側の外周に設けられ、外側に延在するフランジ部を備え、前記嵌合部は、前記主板の開口端部の周方向に沿って前記主板から前記ロータヨークの前記フランジ部側に延在する円筒壁部と、前記円筒壁部の一部に切り欠き部を設けることで弾性変形可能とした弾性変形部を有し、前記ロータヨークの円筒部側に当接する前記当接部と、を備えている。
(4)上記(3)の構成において、前記弾性変形部は、前記ロータヨークの前記円筒部の外周面に接触する接触部が設けられている。
(5)上記(3)又は(4)の構成において、前記弾性変形部を挟むように一対の前記切り欠き部が前記円筒壁部の前記ロータヨークの前記フランジ部側の端部から設けられることで、前記弾性変形部が形成されている。
(6)上記(3)又は(4)の構成において、前記円筒壁部の前記ロータヨークの前記フランジ部側の端部からほぼL字状の前記切り欠き部が設けられることで、前記弾性変形部が形成されている。
(7)上記(4)の構成において、前記接触部が、前記弾性変形部の前記ロータヨークの前記円筒部に対向する面から前記円筒部側に突出して設けられた突出部である。
(8)上記(4)の構成において、前記弾性変形部の先端側を前記ロータヨークの前記円筒部側に曲げることで、前記接触部が形成されている。
本発明によれば、インペラをロータヨークへ良好に装着できる遠心ファンを提供することができる。
本発明に係る第1実施形態の遠心ファンの中央を横断する断面を示す断面図である。 本発明に係る第1実施形態のインペラとロータヨークを示した斜視図である。 図1の点線丸囲みAの部分を示した拡大断面図である。 本発明に係る第2実施形態のインペラを示す斜視図である。 本発明に係る第3実施形態のインペラを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る第1実施形態の遠心ファン1の中央を横断する断面を示す断面図である。
図1に示すように、遠心ファン1は、モータを構成する部分であるロータ10及びステータ20と、インペラ30と、ケース40と、を備えている。
(ケース)
ケース40は、中央に空気を吸い込むための開口41aを有する第1ケース部41と、第1ケース部41と離間して設けられる第2ケース部42と、を備え、第1ケース部41と第2ケース部42の離間している部分にインペラ30が配置できるようになっている。
また、第2ケース部42の中央には、開口42aが設けられており、この開口42aに軸受ハウジング43の一端側がかしめ固定されている。
なお、軸受ハウジング43内には、一端側(図1の下側)に、例えば圧入や接着固定によって取り付けられた第1軸受43aが設けられるとともに、他端側(図1の上側)にも同様に取り付けられた第2軸受43bが設けられ、これら第1軸受43a及び第2軸受43bによってロータ10のシャフト11が回転可能に軸支されることで、遠心ファン1にロータ10が回転可能に取り付けられる。
(ステータ)
ステータ20は、軸受ハウジング43の外周面に圧入や接着固定等で取り付けられる、複数の電磁鋼板を積層して形成されたステータコア21と、ステータコア21の外周に設けられたインシュレータ22と、インシュレータ22を介してステータコア21上に巻回されたコイル23と、を備えている。
(ロータ)
ロータ10は、回転軸Zとなるシャフト11と、シャフト11の他端側(図1の上側)の外周面に固定されているブッシュ12と、ブッシュ12の外周面にかしめ固定され、シャフト11の外周の一部を覆うカップ状のロータヨーク13と、ロータヨーク13の内周面に装着されたロータマグネット14と、を備えている。
より具体的には、ロータヨーク13は、回転軸Z方向に延びる円筒部13aと、円筒部13aの他端側(図1の上側)に設けられる天面部13bと、円筒部13aの一端側(図1の下側)の外周に設けられ、外側に延在するフランジ部13cと、を備えている。
本実施形態では、天面部13bは、円筒部13aの他端側(図1の上側)の端部から中央側に向けて傾斜する傾斜部13baと、その傾斜部13baの端部から中央側に設けられる回転軸Z方向にほぼ直交する平坦部13bbと、を備えている。
そして、その平坦部13bbの中央側には、他端側(図1の上側)に一段高くなるように傾斜を伴って段上がりした段上がり部が形成されており、その平坦部13bbの段上がり部の中央にはブッシュ12を挿入する開口13bbaが設けられている。
また、ロータヨーク13とブッシュ12との間の具体的な固定は、開口13bbaの端部近傍がブッシュ12のフランジ部12aとかしめ部12bとで挟持されることで行われている。
具体的には、開口13bbaの端部近傍のブッシュ12のフランジ部12aとかしめ部12bとの狭持は、開口13bbaにロータヨーク13の内側からブッシュ12の他端側を挿入するようにして、ブッシュ12のフランジ部12aが開口13bbaの周囲に当接した状態とした後に、開口13bbaを通じて突出するブッシュ12の他端側をかしめてかしめ部12bを形成することで行われる。
ただし、ロータヨーク13とブッシュ12との間の具体的な固定は、上述のようなフランジ部12aとかしめ部12bで挟持する態様に限定される必要はなく、その他の固定方法で行ってもよい。
さらに、ロータマグネット14は、圧入や接着固定等で固定されるように、ロータヨーク13の円筒部13aの内周面に装着されている。
(インペラ)
図2は、インペラ30とロータヨーク13を示した斜視図である。
インペラ30は、図2に示すように、中央に吸い込み口用の円形状の開口31aを有する環状のシュラウド31と、ロータヨーク13の円筒部13aの外周面に沿って設けられ、円筒部13aの外周面との間に隙間を介して対向する円形状の開口端部32a(図1参照)を有する主板32と、シュラウド31と主板32の間に配置された複数の羽根33と、を備えている。
そして、ロータヨーク13のフランジ部13cに対向する主板32の部分には、周方向に複数のボス35(本実施形態では、11個)がフランジ部13c側に向かって形成されており、そのボス35が結合されるフランジ部13cの部分にはボス35を挿入するボス孔15(本実施形態では、11個)が設けられている。
このため、フランジ部13cのボス孔15にボス35を挿入するように、主板32をロータヨーク13のフランジ部13c上に配置した後、ボス孔15から反対側に出たボス35を潰すように熱変形させることで、主板32がロータヨーク13のフランジ部13cに固定され、インペラ30がロータヨーク13に固定された状態となる。
なお、図1及び図2では、ボス孔15から反対側に出たボス35を潰すように熱変形させる前の状態を図示している。
ここで、主板32の開口端部32aは、内径がロータヨーク13の円筒部13aの外径よりも大きくなっているので、上述したように、開口端部32aとロータヨーク13の円筒部13aの外周面の間には、隙間ができるようになっている。
したがって、主板32をロータヨーク13のフランジ部13c上に配置する作業が行い易いものとなっている。
一方で、このように、開口端部32aとロータヨーク13の円筒部13aの外周面の間に隙間を許す設計は、ロータヨーク13に対して主板32が位置ずれすることを許容することになるため、ロータヨーク13と主板32(インペラ30)の径方向の中心を合わせることが難しくなる。
そこで、本実施形態の主板32には、ロータヨーク13の中心と主板32(インペラ30)の中心とが一致するように、インペラ30のロータヨーク13への装着時に、ロータヨーク13の円筒部13aに嵌合する嵌合部37が主板32に設けられている。
具体的には、図2に示すように、嵌合部37は、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、主板32からロータヨーク13のフランジ部13c側に延在する円筒壁部37aと、円筒壁部37aの一部に切り欠き部37cを設けることで弾性変形可能とした弾性変形部37baを有し、ロータヨーク13の円筒部13a側に当接する当接部37bと、を備えている。
そして、弾性変形部37baには、ロータヨーク13の円筒部13aの外周面に接触する接触部37bbが設けられている。
本実施形態では、弾性変形部37baと、弾性変形部37baに設けられた接触部37bbとで構成される当接部37bが、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、周方向での間隔が均等になるように略均等間隔で3つ設けるようにしているが、個数は3つに限られる必要はなく、周方向に略均等間隔あるいは所定の角度ピッチで4つ以上を設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、円筒壁部37aにロータヨーク13のフランジ部13c側の端部から弾性変形部37baを挟むように一対の切り欠き部37cが設けられることで、弾性変形部37baが形成されている。
そして、その弾性変形部37baのロータヨーク13の円筒部13aに対向する面に、弾性変形部37baから円筒部13a側に突出して設けられた楕円体の一部のような形状の突出部を形成することで、楕円体の一部のような形状の接触部37bbを設けるようにしている。
ただし、接触部37bbは、楕円体の一部のような形状に限定される必要はなく、例えば、球の一部のような形状など、他の形状であってもよい。
図3は、図1の点線丸囲みAの部分を示した拡大断面図である。
図3に示すように、当接部37bの接触部37bbは、主板32をロータヨーク13の円筒部13aに被せるように、インペラ30をロータヨーク13に装着したときに、接触部37bbが円筒部13aに十分接触するように当接部37bの弾性変形部37baから円筒部13a側に突出するように弾性変形部37ba上に形成されている。
このため、インペラ30をロータヨーク13に装着すると、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、周方向に均等間隔で存在する複数の接触部37bbが、円筒部13aの外周面に当接し、接触部37bbが、円筒部13aの外径に合わせた位置に置かれるように、弾性変形部37baが径方向外側に弾性変形することで接触部37bbが円筒部13a側に押圧する押圧力が発生し、接触部37bbが円筒部13aの外周面に接触することで、嵌合部37がロータヨーク13の円筒部13aに嵌合した状態となる。
そして、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、周方向に均等間隔で設けられている当接部37bは、いずれも同じ形状に設計されているので、接触部37bbが円筒部13aの外周面に接触したときに、それぞれの弾性変形部37baがほぼ同程度に撓み、インペラ30の中心にロータヨーク13の中心がほぼ一致した位置関係となるように、インペラ30がロータヨーク13に装着されることになる。
このように、インペラ30とロータヨーク13の中心がほぼ一致した状態で、ロータヨーク13のフランジ部13cのボス孔15(図2参照)から反対側に出たインペラ30の主板32に設けられたボス35を潰すように熱変形させて、インペラ30をロータヨーク13に固定すると、インペラ30とロータヨーク13の中心がほぼ一致した状態にインペラ30がロータヨーク13に固定されることになる。
したがって、インペラ30をロータヨーク13に簡単に装着できるようにインペラ30の主板32の開口端部32aの内径をロータヨーク13の円筒部13aの外径よりも大きいものとしても、嵌合部37を設けたことにより、ロータヨーク13に対するインペラ30の径方向での位置精度が高い状態で、インペラ30をロータヨーク13へ良好に装着することができる。
また、このようにインペラ30の中心とロータヨーク13の中心とがほぼ一致している場合、インペラ30の周方向の重量バランスの乱れが低減されるため、この重量バランスの乱れに伴って発生するインペラ30の回転時にインペラ30の振れを抑制するために実施されるバランス調整の作業は、微調整程度で済むため、簡略なものとなり、この作業工数を低減できる。
さらに、遠心ファン1の使用環境の温度が変化すると、樹脂製のインペラ30と金属製のロータヨーク13の熱膨張の差によって、ボス35とボス孔15との間に隙間ができ、固定が緩む可能性があるが、本実施形態の構成の場合、嵌合部37によって、インペラ30はロータヨーク13に対してしっかりと位置が規制されているため、インペラ30に振れが発生することが回避できる。
なお、上記では、嵌合部37を、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、主板32からロータヨーク13のフランジ部13c側に延在する円筒壁部37aと、円筒壁部37aの一部に切り欠き部37cを設けることで弾性変形可能とした弾性変形部37baを有する複数の当接部37bと、で構成するようにしているが、嵌合部37を当接部37bだけからなるようにしてもよい。
つまり、嵌合部37は、主板32からロータヨーク13のフランジ部13c側に延在し、主板32の開口端部32aの周方向に沿って複数設けられた、ロータヨーク13の円筒部13aの外周面に当接する弾性変形可能な当接部37bだけからなるものとして構成されていてもよい。
ただし、主板32の開口端部32aとロータヨーク13の円筒部13aとの間にできる隙間は、空気の逃げ道になる場合がある。
そして、本実施形態のように、嵌合部37が円筒壁部37aを備えるようにすると、空気が逃げることを抑制する効果が得られることから、嵌合部37は、円筒壁部37aを備えることが好ましい。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態のインペラ30を示す斜視図である。
第2実施形態でも基本的な構成は第1実施形態と同様であり、異なる点は、インペラ30の嵌合部37の構成部分だけである。
したがって、以下では、嵌合部37について、主に説明し、第1実施形態と同様の点に関しては説明を省略する場合がある。
第2実施形態においても、図4に示すように、嵌合部37が、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、主板32からロータヨーク13(図示せず)のフランジ部13c(図示せず)側に延在する円筒壁部37aと、円筒壁部37aの一部に切り欠き部37cを設けることで弾性変形可能とした弾性変形部37baを有し、ロータヨーク13(図示せず)の円筒部13a(図示せず)側に当接する複数の当接部37bと、を備えている点は、第1実施形態と同様である。
一方、第2実施形態では、弾性変形部37baを形成するための切り欠き部37cが円筒壁部37aのロータヨーク13(図示せず)のフランジ部13c(図示せず)側の端部からほぼL字状に形成されている点が、第1実施形態と異なっている。
このように、円筒壁部37aにほぼL字状に切り欠き部37cを設けて弾性変形部37baを形成するようにしても、弾性変形部37baは、接触部37bbがロータヨーク13(図示せず)の円筒部13a(図示せず)の外周面に接触したときに、接触部37bbが、円筒部13aの外径に合わせた位置に置かれるように、第1実施形態と同様に、弾性変形部37baが径方向外側に弾性変形して、第1実施形態と同様の嵌合状態を得ることが可能である。
したがって、第2実施形態の嵌合部37の構成であっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態のインペラ30を示す斜視図である。
第3実施形態でも基本的な構成は第1実施形態と同様であり、異なる点は、インペラ30の嵌合部37の構成部分だけである。
したがって、以下では、嵌合部37について、主に説明し、第1実施形態と同様の点に関しては説明を省略する場合がある。
第3実施形態においても、図5に示すように、嵌合部37が、主板32の開口端部32aの周方向に沿って、主板32からロータヨーク13(図示せず)のフランジ部13c(図示せず)側に延在する円筒壁部37aと、円筒壁部37aの一部に切り欠き部37cを設けることで弾性変形可能とした弾性変形部37baを有し、ロータヨーク13(図示せず)の円筒部13a(図示せず)側に当接する複数の当接部37bと、を備えている点は、第1実施形態と同様である。
また、第3実施形態における弾性変形部37baを形成するために設けられた切り欠き部37cに関しても、円筒壁部37aにロータヨーク13(図示せず)のフランジ部13c(図示せず)側の端部から弾性変形部37baを挟むように一対設けられたものになっており、第1実施形態と同様である。
一方で、第3実施形態では、接触部37bbを弾性変形部37baの先端側をロータヨーク13(図示せず)の円筒部13a(図示せず)側に曲げることで形成している点が第1実施形態と異なっている。
そして、このように接触部37bbを構成しても、ロータヨーク13にインペラ30を装着するときの嵌合部37の状態は第1実施形態と同様の状態とすることができるので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記では、切り欠き部37cが円筒壁部37aのロータヨーク13のフランジ部13c側に開口するようになっているが、逆に、切り欠き部37cが円筒壁部37aのロータヨーク13のフランジ部13cと反対側になる端部に開口するように設けられていてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能であり、そのような種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれることは、当業者にとって、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…遠心ファン、10…ロータ、11…シャフト、12…ブッシュ、12a…フランジ部、12b…かしめ部、13…ロータヨーク、13a…円筒部、13b…天面部、13ba…傾斜部、13bb…平坦部、13bba…開口、13c…フランジ部、14…ロータマグネット、15…ボス孔、20…ステータ、21…ステータコア、22…インシュレータ、23…コイル、30…インペラ、31…シュラウド、31a…開口、32…主板、32a…開口端部、33…羽根、35…ボス、37…嵌合部、37a…円筒壁部、37b…当接部、37ba…弾性変形部、37bb…接触部、37c…切り欠き部、40…ケース、41…第1ケース部、41a…開口、42…第2ケース部、42a…開口、43…軸受ハウジング、43a…第1軸受、43b…第2軸受、Z…回転軸

Claims (8)

  1. ロータヨークを含むロータを有するモータと、前記ロータヨークに装着されたインペラと、を有する遠心ファンであって、
    前記ロータヨークは、
    回転軸方向に延びる円筒部を備え、
    前記インペラは、
    中央に吸い込み口用の開口を有するシュラウドと、
    前記円筒部の外周面との間に隙間を介して対向する開口端部を有する主板と、
    前記シュラウドと前記主板の間に配置された複数の羽根と、
    前記主板に設けられ、前記円筒部に嵌合する嵌合部と、を備え、
    前記嵌合部は、前記主板の開口端部の周方向に沿って複数設けられ、前記ロータヨークの前記円筒部の外周面に当接する弾性変形可能な当接部を備えている遠心ファン。
  2. 前記当接部が、前記主板の開口端部の周方向に沿って略均等間隔で3つ以上設けられている請求項1に記載の遠心ファン。
  3. 前記ロータヨークは、
    前記円筒部の一端側の外周に設けられ、外側に延在するフランジ部を備え、
    前記嵌合部は、
    前記主板の開口端部の周方向に沿って前記主板から前記ロータヨークの前記フランジ部側に延在する円筒壁部と、
    前記円筒壁部の一部に切り欠き部を設けることで弾性変形可能とした弾性変形部を有し、前記ロータヨークの円筒部側に当接する前記当接部と、を備えている請求項1又は請求項2に記載の遠心ファン。
  4. 前記弾性変形部は、前記ロータヨークの前記円筒部の外周面に接触する接触部が設けられている請求項3に記載の遠心ファン。
  5. 前記弾性変形部を挟むように一対の前記切り欠き部が前記円筒壁部の前記ロータヨークの前記フランジ部側の端部から設けられることで、前記弾性変形部が形成されている請求項3又は請求項4に記載の遠心ファン。
  6. 前記円筒壁部の前記ロータヨークの前記フランジ部側の端部からほぼL字状の前記切り欠き部が設けられることで、前記弾性変形部が形成されている請求項3又は請求項4に記載の遠心ファン。
  7. 前記接触部が、前記弾性変形部の前記ロータヨークの前記円筒部に対向する面から前記円筒部側に突出して設けられた突出部である請求項4に記載の遠心ファン。
  8. 前記弾性変形部の先端側を前記ロータヨークの前記円筒部側に曲げることで、前記接触部が形成されている請求項4に記載の遠心ファン。
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