JP2017223141A - 熱交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性能を向上させることのできる熱交換装置を提供する。【解決手段】熱交換装置10は、コンデンサ11と、低水温ラジエータ12と、吸熱源13と、高水温ラジエータ14とを備える。コンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14は、空気流れ方向Wに並べて配置されている。吸熱源13は、低水温ラジエータ12を通過した空気の熱を吸収する。吸熱源13は、吸熱部131と、放熱部とを有する。吸熱部131は、低水温ラジエータ12と高水温ラジエータ14との間に配置され、低水温ラジエータ12を通過した空気の熱を吸収する。放熱部は、低水温ラジエータ12と高水温ラジエータ14との間の領域からずれた位置に配置され、吸熱部131で吸収された熱を放熱する。【選択図】図3

Description

本発明は、熱交換装置に関する。
従来、特許文献1に記載の熱交換装置がある。特許文献1に記載の熱交換装置は、車両に搭載されており、ヒートパイプと、複数の冷媒流路パイプと、冷却系コア部とを備えている。複数の冷媒流路パイプは、エンジン冷媒流路パイプと、電装冷媒流路パイプと、コンデンサ冷媒流路パイプとからなる。冷却系コア部には、ヒートパイプが装着されるとともに、複数の冷媒流路パイプが貫通して設けられている。複数の冷媒流路パイプには、基準冷却温度の異なる冷媒がそれぞれ流れている。ヒートパイプは、それぞれの冷媒流路パイプ内の冷媒と熱交換する区間において、区間毎にそれぞれ異なるパイプ厚さを有するように構成されている。具体的には、相対的に高い基準冷却温度を有する冷媒流路パイプを通過する区間のヒートパイプの厚さは、相対的に低い基準冷却温度を有する冷媒流路パイプを通過する区間のヒートパイプの厚さよりも厚くなっている。
特許第5766993号公報
ところで、特許文献1に記載の熱交換装置では、車両の走行条件に応じて、複数の冷媒流路パイプのそれぞれの基準冷却温度が異なる。車両の走行条件には、車両の低速走行時や登坂路の走行時、エアコン作動時等が含まれている。特許文献1に記載の熱交換装置では、複数の冷媒流路パイプがヒートパイプを介して連結されているため、ヒートパイプを介して複数の冷媒流路パイプの間で熱伝達が行われることにより、放熱性能が低下するおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、放熱性能を向上させることのできる熱交換装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、熱交換装置(10)は、複数の熱交換器(11,12,14,17)と、吸熱源(13)とを備える。複数の熱交換器は、空気の流れ方向に並べて配置されている。複数の熱交換器のうち、空気流れ上流側に配置される熱交換器を風上側熱交換器(11,12,17)とし、空気流れ下流側に配置される熱交換器を風下側熱交換器(11,14)とするとき、吸熱源は、風上側熱交換器を通過した空気の熱を吸収する。吸熱源は、吸熱部(18,131)と、放熱部(11,132)とを有する。吸熱部は、風上側熱交換器及び風下側熱交換器の間に配置され、風上側熱交換器を通過した空気の熱を吸収する。放熱部は、風上側熱交換器及び風下側熱交換器の間の領域からずれた位置に配置され、吸熱部で吸収された熱を放熱する。
この構成によれば、風上側熱交換器を通過した空気が吸熱源を通過する際に、空気の有する熱が吸熱源の吸熱部により吸収され、空気が冷却される。そして、吸熱部で冷却された空気が風下側熱交換器へと流れる。すなわち、吸熱源が空気の熱を吸収することにより、風上側熱交換器から風下側熱交換器への熱伝達を抑制することができる。これにより、吸熱源を有していない従来の熱交換装置と比較すると、より冷却された空気を風下側熱交換器に流すことができる。よって、風下側熱交換器の放熱性能を向上させることができる。
なお、上記手段、及び特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明によれば、放熱性能を向上させることのできる熱交換装置を提供できる。
図1は、第1実施形態の熱交換装置周辺の車両の構造を模式的に示す図である。 図2は、第1実施形態の熱交換装置を用いた内燃機関冷却系、吸気冷却系、及び冷凍サイクル装置の構成を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態の熱交換装置の斜視構造を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態の熱交換装置の吸熱源の取り付け構造を拡大して示す拡大図である。 図5は、第1実施形態の吸熱源の斜視構造を示す斜視図である。 図6は、第1実施形態の熱交換装置の側面構造を示す側面図である。 図7は、車両のタイヤハウス周辺の拡大構造を示す拡大図である。 図8は、図6に示される位置と空気の温度との関係について第1実施形態の熱交換装置と従来の熱交換装置とを比較して示すグラフである。 図9は、第1実施形態の第1変形例の吸熱源の斜視構造を示す斜視図である。 図10は、第1実施形態の第2変形例の吸熱源の斜視構造を示す斜視図である。 図11は、第1実施形態の第3変形例の吸熱源の放熱部の拡大斜視構造を示す斜視図である。 図12は、第2実施形態の吸熱源の斜視構造を示す斜視図である。 図13は、第2実施形態の熱交換装置周辺の車両の構造を模式的に示す図である。 図14は、第2実施形態の変形例の吸熱源の斜視構造を示す斜視図である。 図15は、第3実施形態の熱交換装置を用いた内燃機関冷却系、吸気冷却系、及び冷凍サイクル装置の構成を示すブロック図である。 図16は、他の実施形態の熱交換装置の斜視構造を示す斜視図である。 図17は、他の実施形態の熱交換装置の斜視構造を示す斜視図である。
<第1実施形態>
以下、熱交換装置の第1実施形態について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の熱交換装置10は、車両20のエンジンルーム21内に配置されている。
より詳しくは、車両20の前方には、バンパー22と、フロントグリル23とが設けられている。バンパー22は、補強材として機能するバンパーリーンフォース220と、バンパーリーンフォース220の前方に配置されるバンパーカバー221とにより構成されている。フロントグリル23は、バンパー22の車両上方及び車両下方に配置されている部分である。このフロントグリル23の開口部分から車外の空気がエンジンルーム21内に導入される。
エンジンルーム21内には、導風ダクト24と、熱交換装置10とが配置されている。導風ダクト24及び熱交換装置10は車体25に固定されている。導風ダクト24は、フロントグリル23から導入された空気を熱交換装置10に導く。図中の矢印Wは、空気の流れ方向を示している。
熱交換装置10は、コンデンサ11と、低水温ラジエータ12と、吸熱源13と、高水温ラジエータ14と、送風ファン15と、シュラウド16とを備えている。コンデンサ11、低水温ラジエータ12、吸熱源13、及び高水温ラジエータ14は、空気流れ方向Wに並べて配置されている。本実施形態では、低水温ラジエータ12が風上側熱交換器に相当し、高水温ラジエータ14が風下側熱交換器に相当する。
送風ファン15は、高水温ラジエータ14よりも空気流れ方向Wの下流側に配置されている。送風ファン15は、電力の供給に基づき回転することにより、矢印Wで示される方向の空気流を形成する。
シュラウド16は筒状に形成されている。シュラウド16の内部には、コンデンサ11、低水温ラジエータ12、高水温ラジエータ14、送風ファン15が保持されている。シュラウド16の内壁面は、送風ファン15の回転により形成される空気流をコンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14に案内する機能を有している。
次に、熱交換装置10のコンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14について詳しく説明する。
図2に示されるように、車両20には、駆動源としてのエンジン30が搭載されている。エンジン30の内部にはウォータジャケット31が形成されている。ウォータジャケット31内を流れる冷却水がエンジン30の熱を吸収することで、エンジン30が冷却される。エンジン30には、排気通路32を通過する排気のエネルギを利用して、吸気通路33を通過する吸入空気を圧送する排気駆動式の過給機34が設けられている。エンジン30の吸気通路33における過給機34よりも吸気流れ方向下流側にはインタークーラ35が設けられている。インタークーラ35にはクーラ冷却通路350が形成されている。クーラ冷却通路350内を流れる冷却水がインタークーラ35内を流れる吸入空気の熱を吸収することで、過給機34から圧送される高温の吸入空気を冷却する。
車両20には、内燃機関冷却系40と、吸気冷却系50と、冷凍サイクル装置60とが設けられている。
吸気冷却系50は、インタークーラ35を冷却する部分である。吸気冷却系50は、低水温ラジエータ12と、低水温ウォータポンプ51とを備えている。
図3に示されるように、低水温ラジエータ12は、空気と冷却水との間で熱交換を行うコア部120と、コア部120の両側部にそれぞれ設けられるヘッダタンク121,122とを備えている。
詳しくは、図4に示されるように、コア部120は、複数のチューブ120aと、複数のフィン120bとがy1,y2方向に交互に積層された構造を有している。チューブ120aは、内部に冷却水の流路を有するとともに、x1,x2方向に長手方向を有する細長い配管である。チューブ120aの長手方向であるx1,x2方向と、チューブ120aの積層方向であるy1,y2方向とは互いに直交している。フィン120bは、薄く長いアルミ板をつづら折りに加工した形状からなる、いわゆるコルゲートフィンである。
ヘッダタンク121,122は、複数のチューブ120aの長手方向の両端部にそれぞれ接続されている。ヘッダタンク121,122は、複数のチューブ120aへの冷却水の分配、及び複数のチューブ120aから流出する冷却水の回収を行う。低水温ラジエータ12では、隣り合うチューブ120a,120a間を空気が流れる。この空気と、チューブ120aの内部を流れる冷却水との間で熱交換が行われることにより、冷却水が冷却される。
図2に示されるように、低水温ラジエータ12とインタークーラ35のクーラ冷却通路350とは、低水温循環通路52を介して環状に接続されている。低水温循環通路52は、低水温ラジエータ12において冷却された冷却水をクーラ冷却通路350に供給するとともに、クーラ冷却通路350において吸入空気の熱を吸収して加熱された冷却水を低水温ラジエータ12に戻す。低水温ウォータポンプ51は、低水温循環通路52に設けられている。低水温ウォータポンプ51は、低水温循環通路52を流れる冷却水を圧送することにより、低水温循環通路52内の冷却水を循環させる。低水温ウォータポンプ51は、車両20に搭載される図示しないバッテリ又はオルターネータから供給される電力に基づき駆動する電動ポンプである。
内燃機関冷却系40は、エンジン30を冷却する部分である。内燃機関冷却系40は、高水温ラジエータ14と、高水温ウォータポンプ41とを備えている。
図3に示されるように、高水温ラジエータ14は、低水温ラジエータ12と略同一の大きさを有している。高水温ラジエータ14は、空気と冷却水との間で熱交換を行うコア部140と、コア部140の両側部にそれぞれ設けられるヘッダタンク141,142とを備えている。コア部140の構造は、基本的には低水温ラジエータ12のコア部120と同様であり、複数のチューブと、複数のフィンとが交互に積層された構造を有している。ヘッダタンク141,142は、コア部140に設けられる複数のチューブへの冷却水の分配、及び複数のチューブから流出する冷却水の回収を行う。高水温ラジエータ14では、コア部140のチューブ間を流れる空気と、そのチューブの内部を流れる冷却水との間で熱交換が行われることにより、冷却水が冷却される。
図2に示されるように、高水温ラジエータ14とウォータジャケット31とは、高水温循環通路42を介して環状に接続されている。高水温循環通路42は、高水温ラジエータ14において冷却された冷却水をウォータジャケット31に供給するとともに、ウォータジャケット31においてエンジン30の熱を吸収して加熱された冷却水を高水温ラジエータ14に戻す。高水温ウォータポンプ41は、高水温循環通路42に設けられている。高水温ウォータポンプ41は、高水温循環通路42を流れる冷却水を圧送することにより、高水温循環通路42内の冷却水を循環させる。高水温ウォータポンプ41は、エンジン30の動力に基づいて駆動する機械式のポンプ、又はバッテリやオルターネータから供給される電力に基づき駆動する電動式のポンプである。
冷凍サイクル装置60は、車両用空調装置を構成する一要素であり、車室内に送風される空気を冷却することにより、車室内を冷房する機能を有している。詳しくは、冷凍サイクル装置60は、コンプレッサ61と、コンデンサ11と、膨張弁62と、エバポレータ63とを備えている。コンプレッサ61、コンデンサ11、膨張弁62、及びエバポレータ63は、冷媒通路64を介して環状に接続されている。コンプレッサ61は,冷媒通路64を流れる冷媒を圧縮して吐出する。コンデンサ11は、コンプレッサ61から吐出される冷媒と、その外部を流れる空気との間で熱交換を行うことにより、冷媒を冷却する。
具体的には、図3に示されるように、コンデンサ11は、空気と冷媒との間で熱交換を行うコア部110と、コア部110の両側部にそれぞれ設けられるヘッダタンク111,112と、レシーバタンク113とを備えている。コア部110の構造は、基本的には低水温ラジエータ12のコア部120と同様であり、複数のチューブと、複数のフィンとが交互に積層された構造を有している。ヘッダタンク111,112は、コア部110に設けられる複数のチューブへの冷媒の分配、及び複数のチューブから流出する冷媒の回収を行う。コンデンサ11では、コア部110のチューブ間を流れる空気と、そのチューブの内部を流れる冷媒との間で熱交換が行われることにより、冷媒が冷却される。レシーバタンク113は、コンデンサ11で冷却された冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する部分である。
図2に示されるように、膨張弁62は、コンデンサ11で冷却された冷媒を膨張させて減圧させる。エバポレータ63は、膨張弁62を通じて減圧させられた冷媒と、車室内に送風される空気との間で熱交換を行うことにより、車室内に送風される空気を冷却する。
図3に示されるように、熱交換装置10のコンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14は、この順で空気流れ方向Wの上流側から下流側に向かって配置されている。すなわち、フロントグリル23から導入された空気は、コンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14の順で流れる。
次に、吸熱源13の構造について詳しく説明する。
図3に示されるように、熱交換装置10の吸熱源13は、低水温ラジエータ12と高水温ラジエータ14との間に配置されている。吸熱源13は、低水温ラジエータ12を通過した空気の熱を吸収することにより、高水温ラジエータ14に流入する空気を冷却する。
具体的には、図5に示されるように、吸熱源13は、自励式のヒートパイプ130により構成されている。ヒートパイプ130は、その内部に作動流体が封入された細管からなる。吸熱源13は、ヒートパイプ130を一筆書き状に繋げた形状、換言すればヒートパイプ130をループ状に繋げた形状を有している。吸熱源13は、吸熱部131と、放熱部132と、突出部137,138とを有している。
吸熱部131は、蛇行部133と、矩形部134とを有している。蛇行部133は、1本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。矩形部134は、蛇行部133の周囲に矩形状に配置される部分である。蛇行部133及び矩形部134は、x1,x2方向及びy1,y2方向に平行な平面内に配置されている。蛇行部133及び矩形部134のそれぞれの両端部は、吸熱部131のy2方向に延びている。
放熱部132は、第1延伸部135と、第2延伸部136とを有している。
第1延伸部135は、平行部135aと、折り曲げ部135bとを有している。平行部135aは、x1方向に平行に延びる2本のヒートパイプ130により構成されている。折り曲げ部135bは、平行部135aにおけるx1方向の先端部に設けられている。平行部135aを構成する2本のヒートパイプ130は、折り曲げ部135bにおいて繋がっている。折り曲げ部135bは、平行部135aのx1方向の先端部分をy1方向に折り曲げるようにして形成された部分である。折り曲げ部135bの先端部は、y2方向に折り曲げられている。
第2延伸部136は、平行部136aと、折り曲げ部136bとを有している。平行部136aは、x2方向に平行に延びる2本のヒートパイプ130により構成されている。折り曲げ部136bは、平行部136aにおけるx2方向の先端部に設けられている。平行部136aを構成する2本のヒートパイプ130は、折り曲げ部136bにおいて繋がっている。折り曲げ部136bは、平行部136aのx2方向の先端部分をy1方向に折り曲げるようにして形成された部分である。折り曲げ部136bの先端部は、y2方向に折り曲げられている。
突出部137は、吸熱部131のx2方向の一側部に配置されるヒートパイプ130からx2方向の外側に突出するように形成される一対の棒状の部材からなる。突出部138は、吸熱部131のx1方向の他側部に配置されるヒートパイプ130からx1方向の外側に突出するように形成される一対の棒状の部材からなる。
図4に示されるように、低水温ラジエータ12のヘッダタンク122における高水温ラジエータ14に対向する部分には、取付部122aが形成されている。取付部122aは、y1方向にL字状に折り曲げられた形状を有している。この取付部122aには、吸熱源13の突出部137を差し込むことが可能となっている。また、図示は省略するが、低水温ラジエータ12のヘッダタンク121にも、吸熱源13の突出部138を差し込むことの可能な取付部が形成されている。これらの取付部に吸熱源13の突出部137,138がそれぞれ差し込まれることにより、吸熱源13が低水温ラジエータ12に取り付けられている。
吸熱源13が低水温ラジエータ12に取り付けられたとき、図6に示されるように、吸熱源13の吸熱部131は、低水温ラジエータ12と高水温ラジエータ14との間に配置される。より具体的には、吸熱部131は、低水温ラジエータ12のコア部120と高水温ラジエータ14のコア部140との間に配置される。
吸熱源13の放熱部132は、低水温ラジエータ12と高水温ラジエータ14との間の領域からずれた位置に配置される。具体的には、図7に示されるように、吸熱源13の放熱部132は、車両20のフロントバンパー26に形成された開口部27内に配置される。開口部27は、フロントバンパー26の前面から、タイヤ28が収容されるタイヤハウス29に貫通するように形成されている。車両20の走行時に開口部27に空気が流れることにより、フロントホイール280の側面を覆う空気流、いわゆるエアカーテンが形成され、車両20の空気抵抗を低減することができる。
次に、本実施形態の熱交換装置10の動作例について説明する。
熱交換装置10では、低水温ラジエータ12を通過することにより加熱された空気が吸熱源13の吸熱部131を通過する。この際、空気の有する熱は、吸熱部131のヒートパイプ130内の作動流体により吸収される。これにより、吸熱部131のヒートパイプ130内では、作動流体が蒸発するとともに、蒸気圧が上昇する。
一方、吸熱源13の放熱部132は、開口部27内を通過する空気により冷却されている。そのため、放熱部132のヒートパイプ130内においては、作動流体の収縮又は凝縮により蒸気圧の低下と作動流体の温度降下とが生じる。
このような吸熱部131及び放熱部132における圧力差に基づいて自励的に発生する圧力振動により、ヒートパイプ130内に閉塞された気相及び液相の作動流体が、圧力の高い吸熱部131から、圧力の低い放熱部132へと移動する。この作動流体の移動により潜熱及び顕熱の両方の熱の輸送が同時に行われる。
このような吸熱源13の吸熱作用により、図8に示されるように、低水温ラジエータ12を通過した空気が冷却される。図8の横軸は、図6に示される空気流れ方向Wにおける位置P1〜P5を示している。すなわち、位置P1は、コンデンサ11の空気流れ方向Wの上流側の位置を示している。位置P2は、コンデンサ11と低水温ラジエータ12との間の位置を示している。位置P3は、低水温ラジエータ12と吸熱源13の吸熱部131との間の位置を示している。位置P4は、吸熱源13の吸熱部131と高水温ラジエータ14の間の位置を示している。位置P5は、高水温ラジエータ14よりも空気流れ方向Wの下流側の位置を示している。また、図8では、本実施形態の熱交換装置10における空気の変化を実線で示すとともに、参考のために従来の熱交換装置における空気の温度の変化を破線で示している。
図8に破線で示されるように、従来の熱交換装置、すなわち吸熱源13を有していない熱交換装置では、位置P1から位置P5に向かうほど空気の温度が略線形的に上昇する。すなわち、空気がコンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14を順に通過する度に、空気の温度が略線形的に上昇する。
これに対し、図8に実線で示されるように、本実施形態の熱交換装置10では、低水温ラジエータ12までは従来の熱交換装置と略同等に空気の温度が上昇するが、低水温ラジエータ12を通過した空気が吸熱源13の吸熱部131で冷却されることにより、空気の温度が低下する。そのため、高水温ラジエータ14に流入する空気の温度を、従来の熱交換装置よりも低下させることができる。
以上説明した本実施形態の熱交換装置10によれば、以下の(1)〜(4)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)低水温ラジエータ12を通過した空気の有する熱が吸熱源13の吸熱部131により吸収されるため、低水温ラジエータ12から高水温ラジエータ14への熱伝達を抑制することができる。これにより、吸熱源13を有していない従来の熱交換装置と比較すると、より冷却された空気を高水温ラジエータ14に流すことができる。よって、高水温ラジエータ14の放熱性能を向上させることができる。発明者の実験によれば、本実施形態の吸熱源13を用いることにより、特に高水温ラジエータ14の性能が著しく低下する低速領域の高トルク走行条件において、高水温ラジエータ14に流入する空気の温度を0.5[℃]〜2.0[℃]程度低下させることができるという結果が得られている。これにより、高水温ラジエータ14の放熱性能を1[%]〜3[%]改善させることができる。
また、高水温ラジエータ14の放熱性能が向上することにより、エンジン30から流出する冷却水の温度を低下させることができるため、送風ファン15の駆動頻度を低減することができる。よって、送風ファン15の駆動に伴う車両バッテリの電力消費を低減することができるため、結果として車両20の燃費を向上させることができる。
さらに、高水温ラジエータ14の放熱性能が向上することにより、高水温ラジエータ14自体の諸元の縮小、具体的には高水温ラジエータ14のフィンピッチの拡大やチューブ巾の低減等が可能となるため、高水温ラジエータ14の低コスト化や軽量化を期待することができる。
(2)吸熱源13は、ヒートパイプ130により構成されている。これにより、吸熱源13に動力や電力が不要であるため、熱交換装置10の構造を簡素化することができる。
(3)吸熱源13の放熱部132は、車両20のタイヤハウス29前の開口部27に配置されている。これにより、開口部27を流れる空気により放熱部132を冷却することができるため、放熱部132の放熱性能を高めることができる。結果的に、吸熱源13の吸熱部131の吸熱性能を高めることができる。また、開口部27を通過する空気の温度を上昇させることができるため、空気の密度を下げることができる。そのため、車両20の空力抵抗を低下させることもできる。
(4)低水温ラジエータ12には、吸熱源13の取り付け及び取り外しが可能な取付部122aが形成されている。これにより、コンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14の配置及び配列はそのままで、熱交換装置10への吸熱源13の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態の熱交換装置10の第1変形例について説明する。
図9に示されるように、本変形例の吸熱源13の吸熱部131は、蛇行部230を有している。蛇行部230は、1本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。吸熱源13の放熱部132は、第1環状部231と、第2環状部232とを有している。第1環状部231及び第2環状部232は共に矩形環状に形成されている。第1環状部231は、吸熱部131のy2方向の部位に対してx1方向にずれた位置に配置されている。第2環状部232は、吸熱部131のy2方向の部位に対してx2方向にずれた位置に配置されている。
このような吸熱源13を有する本変形例の熱交換装置10でも、第1実施形態の熱交換装置10と同一又は類似の作用及び効果を得ることができる。
(第2変形例)
次に、第1実施形態の熱交換装置10の第2変形例について説明する。
図10に示されるように、本変形例の吸熱源13の吸熱部131は、蛇行部233を有している。蛇行部233は、平行な2本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。吸熱源13の放熱部132は、延伸部234aと、第1環状部234bと、第2環状部234cとを有している。延伸部234aは、蛇行部230のy2方向の部位の中央部からx1方向及びx2方向に延びるように形成されている。第1環状部234bは、延伸部234aのx1方向の先端部に設けられている。第1環状部234bは、吸熱部131のy2方向の部位に対してx1方向にずれた位置に配置されている。第2環状部234cは、延伸部234aのx2方向の先端部に設けられている。第2環状部234cは、吸熱部131のy2方向の部位に対してx2方向にずれた位置に配置されている。第1環状部234b及び第2環状部234cは共に矩形環状に形成されている。
このような吸熱源13を有する本変形例の熱交換装置10でも、第1実施形態の熱交換装置10と同一又は類似の作用及び効果を得ることができる。
(第3変形例)
次に、第1実施形態の熱交換装置10の第3変形例について説明する。
図11に示されるように、本変形例の吸熱源13の放熱部132を構成するヒートパイプ130の外面には、フィン132aが形成されている。このような構成によれば、フィン132aにより放熱部132の伝熱面積を増やすことができるため、放熱部132の放熱性能を向上させることができる。結果的に、吸熱源13の吸熱部131の吸熱性能を高めることができる。
<第2実施形態>
次に、熱交換装置の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態の熱交換装置10との相違点を中心に説明する。
図12に示されるように、本実施形態の吸熱源13は、蛇行部235を有している。蛇行部235は、1本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。吸熱源13では、蛇行部235のy2方向の先端部分により放熱部132が構成され、それ以外の部分により吸熱部131が構成されている。
図13に示されるように、吸熱源13は、車両20のエンジンルーム21からアンダーカバー70まで延びるように配置されている。吸熱源13の放熱部132は、アンダーカバー70に沿って配置されている。
以上説明した本実施形態の熱交換装置10によれば、上記の第1実施形態の(1),(2)の作用及び効果に加え、以下の(5)に示される作用及び効果を得ることができる。
(5)吸熱源13の放熱部132は、アンダーカバー70に沿って配置されている。これにより、アンダーカバー70に沿って流れる空気により放熱部132を冷却することができるため、放熱部132の放熱性能を高めることができる。結果的に、吸熱源13の吸熱部131の吸熱性能を高めることができる。
(変形例)
次に、第2実施形態の熱交換装置10の変形例について説明する。
図14に示されるように、本変形例の吸熱源13の吸熱部131は、蛇行部236を有している。蛇行部236は、平行な2本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。吸熱源13の放熱部132は、蛇行部237を有している。蛇行部237は、1本のヒートパイプ130を蛇行させるように折り曲げた形状を有する部分である。
このような吸熱源13を有する本変形例の熱交換装置10でも、第2実施形態の熱交換装置10と同一又は類似の作用及び効果を得ることができる。
<第3実施形態>
次に、熱交換装置の第3実施形態について説明する。以下、第1実施形態の熱交換装置10との相違点を中心に説明する。
図15に示されるように、本実施形態の熱交換装置10は、ヒートポンプからなる吸熱源13に代えて、冷凍サイクル装置60の冷媒が供給される熱交換器18を備えている。詳しくは、冷媒通路64におけるコンプレッサ61とエバポレータ63との間の部分には、三方弁65が設けられている。三方弁65は、冷媒通路19aを介して熱交換器18に接続されている。熱交換器18は、冷媒通路19bを介して、冷媒通路64における三方弁65とコンプレッサ61との間の部分に接続されている。本実施形態の吸熱源13では、熱交換器18が吸熱部として機能し、冷凍サイクル装置60のコンデンサ11が放熱源として機能する。
次に、本実施形態の熱交換装置10の動作例について説明する。
本実施形態の熱交換装置10では、エバポレータ63から流出した冷媒の一部が、三方弁65から冷媒通路19aを介して熱交換器18に供給される。この熱交換器18を流れる冷媒と、低水温ラジエータ12を通過した空気との間で熱交換が行われることにより、低水温ラジエータ12を通過した空気が冷却される。そのため、熱交換器18を有していない従来の熱交換装置と比較すると、高水温ラジエータ14に流入する空気の温度を低下させることができる。
以上説明した本実施形態の熱交換装置10によれば、以下の(6)及び(7)に示される作用及び効果を得ることができる。
(6)低水温ラジエータ12を通過した空気の有する熱が熱交換器18に吸収されるため、低水温ラジエータ12から高水温ラジエータ14への熱伝達を抑制することができる。これにより、熱交換器18を有していない従来の熱交換装置と比較すると、より冷却された空気を高水温ラジエータ14に流すことができる。よって、高水温ラジエータ14の放熱性能を向上させることができる。
(7)吸熱源13は、熱交換器18を吸熱部として用いるとともに、冷凍サイクル装置60のコンデンサ11を放熱部として用いる。これにより、低水温ラジエータ12を通過した空気の有する熱を吸収する構成を、簡素な構造で実現することができる。
<他の実施形態>
なお、各実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・第1実施形態の熱交換装置10の構成、及び第2実施形態の熱交換装置10の構成は、コンデンサ11、低水温ラジエータ12、及び高水温ラジエータ14を有する熱交換装置10に限らず、複数の熱交換器を有する任意の熱交換装置に適用することが可能である。具体的には、熱交換装置10は、図16及び図17に示されるような構造を有するものであってもよい。図16に示される熱交換装置10は、コンデンサ11と、高水温ラジエータ14と、コンデンサ11及び高水温ラジエータ14の間に配置される吸熱源13とを備えている。図16に示される熱交換装置10では、コンデンサ11が風上側熱交換器に相当し、高水温ラジエータ14が風下側熱交換器に相当する。図17に示される熱交換装置10は、オイルクーラ17と、コンデンサ11と、高水温ラジエータ14と、オイルクーラ17及びコンデンサ11の間に配置される吸熱源13とを備えている。オイルクーラ17は、フロントグリル23から導入される空気により、エンジン30やギアボックスの潤滑油を冷却する部分である。図17に示される熱交換装置10では、オイルクーラ17が風上側熱交換器に相当し、コンデンサ11が風下側熱交換器に相当する。第3実施形態の熱交換装置10についても、同様に、複数の熱交換器を有する任意の熱交換装置に適用することが可能である。
・第1実施形態の熱交換装置10では、吸熱源13を取り付けるための取付部122aを高水温ラジエータ14に設けてもよい。すなわち、吸熱源13は、風上側熱交換器に限らず、風下側熱交換器に取り付けられていてもよい。また、吸熱源13は、車体25やシュラウド16に取り付けられていてもよい。
・吸熱源13の放熱部132の位置は任意に変更可能である。例えば、放熱部132は、図1に示される車両20のバンパーリーンフォース220やフード80に配置してもよい。また、放熱部132は、車両20のブレーキを冷却するためのブレーキ冷却用ダクト内に配置されていてもよい。
・突出部137,138のそれぞれは、一対の棒状の部材により構成されるものに限らず、例えば一本の棒状の部材により構成されていてもよい。また、突出部137,138のそれぞれの形状は、棒状に限らず、適宜変更可能である。
・吸熱源13を構成する部材には、ヒートパイプ130に限らず、カーボングラファイトシート等の熱伝導率の高い部材を採用することも可能である。
・低水温ラジエータ12を流れる冷却水の冷却対象は、吸気通路33を通過する吸入空気に限らず、例えば車両20のバッテリの充電を行うための電力変換装置等、車両の強電系であってもよい。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置や条件等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10:熱交換装置
11:コンデンサ(風上側熱交換器,風下側熱交換器,放熱部)
12:低水温ラジエータ(風上側熱交換器)
13:吸熱源
14:高水温ラジエータ(風下側熱交換器)
17:オイルクーラ(風上側熱交換器)
18:熱交換器(吸熱部)
27:開口部
60:冷凍サイクル装置
70:アンダーカバー
80:フード
122a:取付部
130:ヒートパイプ
131:吸熱部
132:放熱部
132a:フィン
220:バンパーリーンフォース

Claims (7)

  1. 空気の流れ方向に並べて配置される複数の熱交換器(11,12,14,17)と、
    前記複数の熱交換器のうち、空気流れ上流側に配置される熱交換器を風上側熱交換器(11,12,17)とし、空気流れ下流側に配置される熱交換器を風下側熱交換器(11,14)とするとき、前記風上側熱交換器を通過した空気の熱を吸収する吸熱源(13)と、を備え、
    前記吸熱源は、
    前記風上側熱交換器及び前記風下側熱交換器の間に配置され、前記風上側熱交換器を通過した空気の熱を吸収する吸熱部(18,131)と、
    前記風上側熱交換器及び前記風下側熱交換器の間の領域からずれた位置に配置され、前記吸熱部で吸収された熱を放熱する放熱部(11,132)と、を有する
    熱交換装置。
  2. 前記吸熱源は、ヒートパイプ(130)により構成されている
    請求項1に記載の熱交換装置。
  3. 前記放熱部を構成する前記ヒートパイプには、フィン(132a)が設けられている
    請求項2に記載の熱交換装置。
  4. 前記吸熱源は、カーボングラファイトシートにより構成されている
    請求項1に記載の熱交換装置。
  5. 前記放熱部は、前記風上側熱交換器及び前記風下側熱交換器の間の領域からずれた位置として、車両のタイヤハウス前の開口部(27)、ブレーキ冷却用の開口部、アンダーカバー(70)、バンパーリーンフォース(220)、及びフード(80)のいずれかの位置に配置されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換装置。
  6. 前記風上側熱交換器、及び前記風下側熱交換器の少なくとも一方には、前記吸熱源の取り付け及び取り外しが可能な取付部(122a)が形成されている
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱交換装置。
  7. 前記放熱部は、
    前記風上側熱交換器よりも空気流れ上流側に配置される冷凍サイクル装置(60)のコンデンサ(11)であり、
    前記吸熱部は、
    前記風上側熱交換器及び前記風下側熱交換器の間に配置され、前記冷凍サイクル装置の冷媒が流れる熱交換器(18)である
    請求項1に記載の熱交換装置。
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KR102719719B1 (ko) * 2021-06-18 2024-10-22 주식회사 두원공조 차량용 쿨링모듈

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