JP2017223024A - 逆流防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロートのシール性を向上させる。【解決手段】逆流防止装置100は、排水(液体)の流通口41を有する弁座4と、排水の流れ方向において弁座4の下流側に設けられ、弁座4の下流側における排水の液位に応じて上下動することによって流通口41を開閉するフロート5と、フロート5が流通口41を閉鎖した閉鎖状態のときにフロート5を弁座4の方へ付勢する付勢機構6とを備えている。【選択図】図2

Description

ここに開示された技術は、逆流防止装置に関する。
従来より、流体の逆流を防止する逆流防止装置が知られている。例えば、特許文献1には、ドレンファンネルに設けられる逆流防止装置が開示されている。ドレンファンネルは、工場等の床に設けられ、排水を外部に排出するためのものである。ドレンファンネルは、床面に埋設される貯留槽と、貯留槽の底部に設けられる排出管とを有している。排出管に逆流防止装置が設けられている。逆流防止装置は、流通口を有する弁座と、流通口を開閉するフロートとを有している。この逆流防止装置では、排出管を流体が逆流する場合、その流体によってフロートが上昇(浮上)して弁座に着座して、流通口を閉鎖する。これにより、流体の逆流が防止される。逆流時以外の通常時は、フロートが弁座から離座しており、排水は、排出管から排出される。
特開2013−185386
ところで、フロートは、流体の逆流時に流体の圧力によって弁座に押し付けられ、流通口を閉鎖している。そのため、流体の圧力が小さい場合には、フロートと弁座との接触圧力が小さく、フロートのシール性が低下し得る。
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フロートのシール性を向上させることにある。
ここに開示された逆流防止装置は、液体の流通口を有する弁座と、液体の流れ方向において前記弁座の下流側に設けられ、前記弁座の下流側における液体の液位に応じて上下動することによって前記流通口を開閉するフロートと、前記フロートが前記流通口を閉鎖した閉鎖状態のときに前記フロートを前記弁座の方へ付勢する付勢機構とを備えている。
ここに開示された逆流防止装置によれば、フロートのシール性を向上させることができる。
図1は、排水系統の概略図である。 図2は、ドレンファンネルの構成を示す断面図である。 図3は、フロートが浮上している途中の逆流防止装置の断面図である。 図4は、フロートが押圧部材を第2位置まで移動させたときの逆流防止装置の断面図である。 図5は、フロートが流通口を閉鎖した状態の逆流防止装置の断面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、排水系統1の概略図である。排水系統1は、工場等の複数(本実施形態では、2棟)の建屋H1,H2の床面に零れたり、排出されたりした排水を外部に排出するためのものである。排水系統1は、各建屋H1,H2の床のそれぞれにドレンファンネル2が設けられ、各ドレンファンネル2は個別管7を介して集合管8に接続されている。排水系統1では、建屋H1,H2で発生した排水がドレンファンネル2から個別管7および集合管8を介して河川や海等に排出される。このように、複数の建屋H1,H2が共通の排水系統1に接続されている。
図2は、ドレンファンネル2の構成を示す断面図である。逆流防止装置100は、ドレンファンネル2に設けられている。ドレンファンネル2は、貯留槽21と排出管22を備えている。貯留槽21は、上部が開口した容器であり、床に埋設されている。貯留槽21の上部開口は目皿23によって閉じられている。目皿23には、多数の貫通孔23aが形成されている。貯留槽21の平面視形状は、例えば円形や四角形である。排出管22は、上下方向に延びる状態で貯留槽21の底壁21aに接続され、貯留槽21内に開口している。排出管22の下流端は、図示しないが、上述した個別管7に接続されている。
ドレンファンネル2では、床面に排出等された排水が目皿23の貫通孔23aから貯留槽21に流入する。排水が目皿23の貫通孔23aを通過する際、比較的大きなゴミは除去される。貯留槽21に貯留された排水は、排出管22から排出される。
尚、貯留槽21には、貫通孔23aを通過した比較的小さなゴミを捕集するストレーナが設けられていてもよい。
<逆流防止装置の構成>
図2に示すように、逆流防止装置100は、排出管22に設けられている。逆流防止装置100は、ケーシング3と、弁座4と、フロート5と、付勢機構6とを備えている。逆流防止装置100は、排出管22から貯留槽21への排水等の液体の逆流を防止する。
ケーシング3は、弁座4、フロート5及び付勢機構6を収容している。ケーシング3は、円筒状の本体31と、蓋32とを有している。本体31の軸心Xは、上下方向に延びている。本体31は、下端に底33を有する一方、上端は開口している。本体31の上端には、フランジ34が設けられている。本体31の外径は、排出管22の内径よりも小さい。本体31の周壁の下部には、ケーシング3内の排水がケーシング3から流出する流出口36が形成されている。流出口36は、軸心X回りの周方向に等間隔で複数形成されている。蓋32は、フランジ34に取り付けられる。蓋32の中央には、排水がケーシング3内に流入する流入口35が形成されている。
以下、特に断りがない限り、「周方向」とは、軸心X回りの周方向を意味し、「半径方向」とは、軸心Xを中心とする半径方向を意味し、「軸方向」とは、軸心Xが延びる方向を意味する。
ケーシング3は、排出管22に上方から挿入され、フランジ34が貯留槽21の底壁21aに係止している。ケーシング3は、貯留槽21の底壁21a又は排出管22に固定される。例えば、フランジ34が底壁21aに溶接される。あるいは、本体31の外周面の上部に雄ネジが形成される一方、排出管22の内周面の上部に雌ネジが形成され、本体31の雄ネジが排出管22の雌ネジに螺合させられる。
貯留槽21の排水は、流入口35からケーシング3内に流入し、ケーシング3内を軸方向に流通し、流出口36からケーシング3外に流出する。ケーシング3から流出した排水は、排出管22を流通し、個別管7へ流入する。つまり、排水の流れ方向は、流入口35からケーシング3の下部までは概ね軸方向(即ち、上下方向)であり、ケーシング3の下部においては半径方向である。
弁座4は、板状の部材である。弁座4の中央には、排水が流通する流通口41が貫通形成されている。弁座4は、流通口41が流入口35と連通する状態で蓋32の下面(即ち、ケーシング3の内側の面)に取り付けられる。流通口41の下側の端縁は、面取りされ、テーパ面となっている。
フロート5は、中空の形状に形成されている。フロート5の直径は、ケーシング3の本体31の内径よりも小さく、流通口41の内径よりも大きい。フロート5は、排水の流れ方向において弁座4の下流側に設けられている。フロート5は、弁座4の下流側の液体の液位、即ち、ケーシング3内の液体の液位に応じてケーシング3内を軸方向、即ち、上下方向に移動可能となっている。フロート5は、弁座4の流通口41のテーパ面に着座することによって、流通口41を閉鎖(閉弁)する。
付勢機構6は、ケーシング3内に4つ設けられている。4つの付勢機構6は、周方向に等間隔に配置されている。各付勢機構6は、押圧部材61と、バネ62とを有している。付勢機構6は、フロート5が流通口41を閉鎖した閉鎖状態のときにフロートを弁座4の方へ付勢する。
押圧部材61は、平面視略五角形の板状に形成されている。ケーシング3の本体31には、押圧部材61を収容する収容孔37が形成されている。収容孔37は、半径方向に本体31を貫通している。押圧部材61は、収容孔37に摺動可能に挿入されている。つまり、押圧部材61は、収容孔37にガイドされて、半径方向に移動可能となっている。押圧部材61は、ケーシング3の内方に突出する凸部63を有している。
凸部63は、軸心Xに対して傾斜する第1傾斜面64及び第2傾斜面65を有している。第1傾斜面64は、下側ほど半径方向外側に位置するように傾斜している。第2傾斜面65は、上側ほど半径方向外側に位置するように傾斜している。第1傾斜面64の一端と第2傾斜面65の一端とは連結されており、この稜部66が半径方向内側へ最も突出している。第1傾斜面64は、第1面の一例であり、第2傾斜面65は、第2面の一例である。
収容孔37の半径方向外側の開口は、蓋38によって閉じられている。収容孔37内において、押圧部材61と蓋38との間にバネ62が設けられている。バネ62は、半径方向に伸縮する状態で配置されている。バネ62は、付勢部材の一例である。
バネ62が自然長のときの押圧部材61の位置を第1位置とする。図2における押圧部材61は、第1位置に位置している。第1位置においては、押圧部材61は、半径方向内側に最も突出している。第1位置における押圧部材61は、ケーシング3内を上下動するフロート5と干渉する。つまり、軸方向に見た場合に、4つの押圧部材61の稜部66に接する円の直径は、フロート5の直径よりも小さい。
一方、押圧部材61は、バネ62の付勢力に抗して半径方向外側へ移動可能であり、4つの押圧部材61の稜部66に接する円の直径がフロート5の直径以上となると、フロート5は4つの押圧部材61の内側を通過することができる。このフロート5の通過を可能とする、押圧部材61の位置を第2位置とする。
つまり、バネ62は、押圧部材61を第2位置から第1位置の方へ付勢している。
<逆流防止装置の動作>
以下、逆流防止装置100の動作について説明する。図3は、排水が逆流し始め、フロート5が浮上している途中の逆流防止装置100の断面図である。図4は、フロート5が押圧部材61を第2位置まで移動させたときの逆流防止装置100の断面図である。図5は、フロート5が流通口41を閉鎖した状態の逆流防止装置100の断面図である。
通常時は、図2に示すように、フロート5は、ケーシング3の底又は底の近傍に位置し、弁座4の流通口41を開放(即ち、開弁)する開放状態となっている。排水は、貯留槽21からケーシング3の流入口35及び弁座4の流通口41を通ってケーシング3内に流入する。ケーシング3内に流入した排水は、ケーシング3内を軸方向に流通し、流出口36からケーシング3外に流出する。このとき、ケーシング3の下部には排水が少し貯留している。フロート5は、ケーシング3の底に位置しているか、あるいは、貯留した排水に浮遊している。このとき、押圧部材61は、第1位置に位置する。
一方、排水が個別管7を逆流した場合、ケーシング3内に流出口36から排水が流入し、ケーシング3内の排水の液位が上昇していく。それに伴い、フロート5もケーシング3内を上昇する。押圧部材61は第1位置に位置するので、フロート5は、やがて押圧部材61の第1傾斜面64に接触する。
液位のさらなる上昇に伴いフロート5がさらに上昇すると、フロート5は、第1傾斜面64を押して、図3に示すように、押圧部材61をバネ62の付勢力に抗して半径方向外側へ移動させる。
押圧部材61は、フロート5の上昇に伴って半径方向外側へ押しのけられ、図4に示すように、やがて第2位置まで移動する。フロート5は、押圧部材61の稜部66と接触している。押圧部材61は、第2位置まで移動すると、フロート5を上方へ通過させる。
フロート5の中心が押圧部材61の稜部66よりも上方へ移動すると、押圧部材61は、バネ62の付勢力によって第2位置から第1位置の方へ移動し始め、押圧部材61の第2傾斜面65がフロート5と接触するようになる。
フロート5は、液位の上昇及び押圧部材61の第1位置の方への移動によってさらに上昇し、弁座4に接触する。図5に示すように、フロート5は、弁座4の流通口41のテーパ面に着座し、流通口41を閉鎖(閉弁)する。このとき、押圧部材61は、第2位置と第1位置との間に位置し、第2傾斜面65がフロート5と接触している。押圧部材61は、第2位置と第1位置との間に位置しているので、バネ62は、圧縮された状態であり、半径方向内側への付勢力を発揮している。この付勢力の分力は、第2傾斜面65を介してフロート5へ伝わり、フロート5を弁座4に押圧する。こうして、流通口41が閉弁されることによって、貯留槽21への排水の逆流が防止される。
ここで、閉弁時には、バネ62の付勢力の一部がフロート5を弁座41に押し付けているので、フロート5のシール性を向上させることができる。
詳しくは、付勢機構6が無ければ、フロート5は、ケーシング3内の排水の圧力のみによって弁座4に押し付けられる。そのため、排水の圧力が小さいと、フロート5と弁座4とのシール性が十分に確保できない場合がある。それに対し、付勢機構6が設けられた構成では、フロート5は、排水の圧力に加えて、バネ62の付勢力によっても弁座4に押し付けられる。これにより、排水の圧力が小さくても、十分なシール性を確保することができる。
また、フロート5の移動方向(即ち、軸方向)に対する第2傾斜面65の角度βは、フロート5の移動方向に対する第1傾斜面64の角度αよりも大きくなっている。これにより、フロート5が上昇する際にはフロート5の押圧部材61の通過を容易にし、フロート5が流通口41を閉弁しているときにはフロート5の押し付け力をより大きくすることができる。
詳しくは、フロート5が上昇する際にフロート5から押圧部材61へ作用する力の一部は、半径方向外側へ作用し、バネ62の付勢力に対抗する。このバネ62の付勢力に対抗する成分は、第1傾斜面64の角度αが小さくなるほど大きくなる。つまり、フロート5から押圧部材61へ作用する力が同じであっても、第1傾斜面64の角度αを小さくすることによって、フロート5はより大きな力で押圧部材61を半径方向外側に押しのけることができる。これにより、フロート5の押圧部材61の通過が容易になる。
また、フロート5が流通口41を閉弁している際に押圧部材61からフロート5へ作用する力の一部は、上側へ作用し、フロート5を弁座4に押し付ける。このフロート5を弁座4に押し付ける成分は、第2傾斜面65の角度βが大きくなるほど大きくなる。つまり、押圧部材61からフロート5へ作用する力が同じであっても、第2傾斜面65の角度βを大きくすることによって、フロート5はより大きな力で弁座4に押し付けられる。これにより、フロート5のシール性を向上させることができる。
このように、バネ62の付勢力は、閉弁時にフロート5を弁座4に押し付ける力になる一方で、フロート5の開放状態から閉鎖状態への移動を阻害する力にもなる。しかしながら、第1傾斜面64及び第2傾斜面65の角度を前述のように設定することによって、フロート5の開放状態から閉鎖状態への移動時の悪影響は低減し、閉弁時のフロート5の押し付け力は向上させることができる。
以上のように、逆流防止装置100は、排水(液体)の流通口41を有する弁座4と、排水の流れ方向において弁座4の下流側に設けられ、弁座4の下流側における排水の液位に応じて上下動することによって流通口41を開閉するフロート5と、フロート5が流通口41を閉鎖した閉鎖状態のときにフロート5を弁座4の方へ付勢する付勢機構6とを備えている。
この構成によれば、排水が逆流して、弁座4の下流側における排水の液位が上昇すると、フロート5が液位と共に上昇して流通口41を閉弁する。このとき、フロート5は、排水の圧力に加えて、付勢機構6の付勢力によって弁座4に押し付けられているので、フロート5と流通口41とのシール性を向上させることができる。
また、付勢機構6は、上下動するフロート5と干渉する第1位置と、上下動するフロート5の通過を可能とする第2位置との間で移動するように構成された押圧部材61と、押圧部材61を第2位置から第1位置の方へ付勢するバネ62(付勢部材)とを有し、押圧部材61は、フロート5が流通口41を開放している開放状態のときには第1位置に位置し、フロート5が開放状態から流通口41の方へ移動するときにはフロート5に押圧されて第2位置へ移動してフロート5を通過させ、フロート5が閉鎖状態となったときにはバネ62の付勢力の分力によってフロート5を弁座4に押し付ける。
この構成によれば、バネ62は、押圧部材61を第2位置から第1位置の方へ付勢している。そのため、第1位置に位置する押圧部材61は、フロート5が上昇する際にフロート5に干渉、即ち、接触する。しかし、押圧部材61は、フロート5によってバネ62の付勢力に抗して第2位置へ押しのけられ、フロート5の通過を可能とする。そして、フロート5閉鎖状態となったときには、押圧部材61を第2位置から第1位置の方へ付勢するバネ62の付勢力の分力によって、フロート5が弁座4に押し付けられる。
つまり、付勢機構6は、フロート5が開放状態のときには、フロート5を弁座4の方へ付勢することはなく、フロート5が閉鎖状態になると、フロート5を弁座4の方へ付勢する。
さらに、押圧部材61は、フロート5が開放状態から流通口41の方へ移動するときにフロート5が接触する第1傾斜面64(第1面)と、フロート5が閉鎖状態のときにフロート5が接触する第2傾斜面65(第2面)とを有し、フロート5の移動方向に対する第2傾斜面65の角度βは、移動方向に対する第1傾斜面64の角度αよりも大きい。
この構成によれば、バネ62の付勢力は、閉鎖状態のフロート5を弁座4に押し付ける力になる一方で、フロート5の開放状態から閉鎖状態への移動を阻害する力にもなる。しかしながら、第2傾斜面65の角度βを第1傾斜面64の角度αよりも大きくすることによって、開放状態から閉鎖状態へ移動するフロート5に対する押圧部材61の妨害を低減し、閉鎖状態のフロート5の押し付け力を向上させることができる。
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
例えば、逆流防止装置100は、ドレンファンネル2に設けられているが、これに限られるものではない。つまり、逆流防止装置100は、液体の逆流を防止する必要がある任意の箇所に適用することができる。
逆流防止装置100の構成は、前述の構成に限られるものではない。前述の構成を適宜、変更、省略してもよい。例えば、フロート5の上下動を案内でき、且つ、付勢機構6を設置できる限りは、ケーシング3を省略してもよい。
また、付勢機構6は、ケーシング3の4カ所に設けられているが、付勢機構6の個数はこれに限られるものではない。ただし、付勢機構6を3個以上設けることによって、フロート5を付勢機構6により安定的に付勢することができる。
さらに、押圧部材61は、前述の形状に限らず、任意の形状に形成することができる。例えば、押圧部材61は、五角形でなくてもよい。凸部63は、角張った形状をしているが、湾曲面で形成されていてもよい。第2傾斜面65は、フロート5の移動方向に対して垂直であってもよい。
以上説明したように、ここに開示された技術は、逆流防止装置について有用である。
100 逆流防止装置
4 弁座
41 流通口
5 フロート
6 付勢機構
61 押圧部材
62 バネ
64 第1傾斜面(第1面)
65 第2傾斜面(第2面)
α 第1傾斜面の角度(第1面の角度)
β 第2傾斜面の角度(第2面の角度)

Claims (3)

  1. 液体の流通口を有する弁座と、
    液体の流れ方向において前記弁座の下流側に設けられ、前記弁座の下流側における液体の液位に応じて上下動することによって前記流通口を開閉するフロートと、
    前記フロートが前記流通口を閉鎖した閉鎖状態のときに前記フロートを前記弁座の方へ付勢する付勢機構とを備えていることを特徴とする逆流防止装置。
  2. 請求項1に記載の逆流防止装置において、
    前記付勢機構は、
    上下動する前記フロートと干渉する第1位置と、上下動する前記フロートの通過を可能とする第2位置との間で移動するように構成された押圧部材と、
    前記押圧部材を前記第2位置から前記第1位置の方へ付勢する付勢部材とを有し、
    前記押圧部材は、
    前記フロートが前記流通口を開放している開放状態のときには前記第1位置に位置し、
    前記フロートが前記開放状態から前記流通口の方へ移動するときには前記フロートに押圧されて第2位置へ移動して前記フロートを通過させ、
    前記フロートが前記閉鎖状態となったときには前記付勢部材の付勢力の分力によって前記フロートを前記弁座に押し付けることを特徴とする逆流防止装置。
  3. 請求項2に記載の逆流防止装置において、
    前記押圧部材は、前記フロートが前記開放状態から前記流通口の方へ移動するときに前記フロートが接触する第1面と、前記フロートが前記閉鎖状態のときに前記フロートが接触する第2面とを有し、
    前記フロートの移動方向に対する前記第2面の角度は、前記移動方向に対する前記第1面の角度よりも大きいことを特徴とする逆流防止装置。

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