JP2017222187A5 - 経緯度誤差共有システム - Google Patents

Description

上記課題を解決するため、本発明の経緯度誤差共有システムは、自律飛行可能な無人航空機と、前記無人航空機と通信可能なサーバ装置と、を備え、前記無人航空機は、経緯度情報を有する地図データの所定の位置における緯度および経度と、同位置において実測された緯度および経度である実測値と、の差である経緯度誤差を記憶する経緯度誤差記憶手段と、前記地図データ上で指定された前記無人航空機の目的地の緯度および経度を前記経緯度誤差に基づいて補正する経緯度補正手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記地図データ上の所定の位置と、同位置における前記実測値または前記経緯度誤差と、が対応づけられて記憶された経緯度誤差データベースを有しており、前記無人航空機は、前記経緯度誤差データベースから前記実測値または前記経緯度誤差を取得する経緯度誤差取得手段を有していることを特徴とする。

経緯度誤差データベースを備えるサーバ装置に地図データの実測値や経緯度誤差を蓄積し、これを無人航空機から取得可能とすることにより、実測した経緯度の再利用が図られ、飛行の度に実測値を取得する手間を省くことができる。また、本発明の経緯度誤差共有システムによれば、無人航空機はその飛行中に経緯度誤差を更新することが可能となり、例えば長距離飛行するときに、各々の飛行位置におけるより正確な経緯度誤差を取得しながら飛行することができる。

また、上記課題を解決するため、本発明の経緯度誤差共有システムは、自律飛行可能な無人航空機の制御装置と、前記制御装置と通信可能なサーバ装置と、を備え、前記制御装置は、経緯度情報を有する地図データを表示する地図データ表示手段と、前記地図データ上の所定の位置における緯度および経度と、同位置において実測された緯度および経度である実測値と、の差である経緯度誤差を取得する経緯度誤差取得手段と、前記無人航空機の目的地を前記地図データ上で指定可能な目的地指定手段と、前記目的地の前記地図データ上における緯度および経度を前記経緯度誤差に基づいて補正した補正目的地を算出する経緯度補正手段と、前記無人航空機に対して、その飛行先として前記補正目的地を設定する補正目的地設定手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記地図データ上の所定の位置と、同位置における前記実測値または前記経緯度誤差と、が対応づけられて記憶された経緯度誤差データベースを有しており、前記経緯度誤差取得手段は、前記経緯度誤差データベースから前記実測値または前記経緯度誤差を取得可能であることを特徴とする。

経緯度誤差データベースを備えるサーバ装置に地図データの実測値や経緯度誤差を蓄積し、これを制御装置から取得可能とすることにより、実測した経緯度の再利用が図られ、飛行の度に実測値を取得する手間を省くことができる。

Claims (3)

1. 自律飛行可能な無人航空機と、
   前記無人航空機と通信可能なサーバ装置と、を備える経緯度誤差共有システムであって、
   前記無人航空機は、
   経緯度情報を有する地図データの所定の位置における緯度および経度と、同位置において実測された緯度および経度である実測値と、の差である経緯度誤差を記憶する経緯度誤差記憶手段と、
   前記地図データ上で指定された前記無人航空機の目的地の緯度および経度を前記経緯度誤差に基づいて補正する経緯度補正手段と、を備え、
   前記サーバ装置は、前記地図データ上の所定の位置と、同位置における前記実測値または前記経緯度誤差と、が対応づけられて記憶された経緯度誤差データベースを有しており、
   前記無人航空機は、前記経緯度誤差データベースから前記実測値または前記経緯度誤差を取得する経緯度誤差取得手段を有していることを特徴とする経緯度誤差共有システム。
2. 自律飛行可能な無人航空機の制御装置と、
   前記制御装置と通信可能なサーバ装置と、を備える経緯度誤差共有システムであって、
   前記制御装置は、
   経緯度情報を有する地図データを表示する地図データ表示手段と、
   前記地図データ上の所定の位置における緯度および経度と、同位置において実測された緯度および経度である実測値と、の差である経緯度誤差を取得する経緯度誤差取得手段と、
   前記無人航空機の目的地を前記地図データ上で指定可能な目的地指定手段と、
   前記目的地の前記地図データ上における緯度および経度を前記経緯度誤差に基づいて補正した補正目的地を算出する経緯度補正手段と、
   前記無人航空機に対して、その飛行先として前記補正目的地を設定する補正目的地設定手段と、を備え、
   前記サーバ装置は、前記地図データ上の所定の位置と、同位置における前記実測値または前記経緯度誤差と、が対応づけられて記憶された経緯度誤差データベースを有しており、
   前記経緯度誤差取得手段は、前記経緯度誤差データベースから前記実測値または前記経緯度誤差を取得可能であることを特徴とする経緯度誤差共有システム。
3. 前記制御装置はまた、前記地図データ上の所定の位置と、同位置における前記実測値または前記経緯度誤差と、を対応づけて、前記サーバ装置に送信する実測値登録手段を有していることを特徴とする請求項２に記載の経緯度誤差共有システム。