JP2017221304A - 玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具 - Google Patents

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康則 金井
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Abstract

【課題】 面白みが満ちているスイッチ機構、変形玩具を提供すること。【解決手段】 この発明は、制動部6により、胴部2の回動と甲羅部4の移動とを制動する。この発明は、甲羅部4が中位位置から第2軸O2回りに回動すると、制動部6の制動が解除されて、胴部2が回動しかつ甲羅部4が移動するものである。この結果、この発明は、2個の物(胴部2、甲羅部4)の2つの動作(回動、移動)の変化が同時に得られるので、1個の物(飛翔体)の1つの動作(飛翔)の変化しか得られない従来のものと比較して、面白みが満ちている。【選択図】 図1

Description

本発明は、玩具におけるスイッチ機構およびそれを用いて遊戯中に形状が変化する変形玩具に関するものである。
玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、従来からある(たとえば、特許文献1)。従来の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、攻撃側のおはじき玩具を守備側のおはじき玩具に当てることにより、守備側のおはじき玩具に載せた飛翔体が飛翔するものである。
従来の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、玩具本体と、作動部材と、弾き部材と、ばねと、係合部と、飛翔体と、を備えるものである。
玩具本体は、円盤状をなす。作動部材は、玩具本体の内部に玩具本体の直径方向に移動可能に配置されかつ先端が玩具本体の側面から突出している。弾き部材は、玩具本体の上面の載置部に対して上方に突出可能にかつ出没自在に設けられている。ばねは、弾き部材を常時突出方向に付勢させている。係合部は、載置部と弾き部材とに係脱可能に設けられている。飛翔体は、載置部に載せられている。
攻撃側のおはじき玩具が守備側のおはじき玩具の作動部材の先端に当たると、係合部の係合状態が外れて、弾き部材が載置部から上方に突出する。それに伴って、守備側のおはじき玩具の飛翔体が載置部から飛翔する。
実用新案登録第3082999号公報
ところが、従来の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、弾き部材の突出を制動し、制動が解除されると弾き部材が突出して、飛翔体が飛翔するものである。このために、従来の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、1個の物(飛翔体)の1つの動作(飛翔)の変化しか得られず、面白みに欠けるという課題がある。
この発明が解決しようとする課題は、面白みに満ちた玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具を提供することにある。
この発明は、載置面上に載置される載置部と、載置部に、載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに回動可能に、取り付けられている第1可動部と、第1可動部に、第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能にかつ第2軸方向に移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、第2可動部が第2軸回りの中位位置に位置するときには、第1可動部の第1軸回りの回動と第2可動部の第2軸方向の移動とを制動し、第2可動部が中位位置から第2軸回りに回動すると、制動が解除されて第1可動部が第1軸回りに回動しかつ第2可動部が第2軸方向に移動する制動部と、を備える、ことを特徴とする。
この発明は、第2可動部が、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、ことを特徴とする。
この発明は、載置面上に載置される載置部と、載置部に、載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第1可動部と、第1可動部を第1位置から第2位置に付勢させる第1弾性部と、第1可動部に、第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能に、かつ、第2軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、第2可動部を第2軸回りの中位位置に位置させかつ第1位置から第2位置に付勢させる第2弾性部と、第2可動部が中位位置に位置するときには、第1位置に位置する第1可動部の第2位置への回動と、第1位置に位置する第2可動部の第2位置への移動と、をそれぞれ制動し、第2可動部が中位位置から第2軸回りに回動すると、制動が解除されて、第1可動部が第1位置から第2位置に回動変位し、かつ、第2可動部が第1位置から第2位置に移動変位する制動部と、を備える、ことを特徴とする。
この発明は、第1可動部に、第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第1補助軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている第1補助可動部と、第1補助可動部を第1位置から第2位置に付勢させる第1補助弾性部と、第1可動部に、第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2補助軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第2補助可動部と、第2補助可動部を第1位置から第2位置に付勢させる第2補助弾性部と、第1位置に位置する第1補助可動部の第2位置への移動と、第1位置に位置する第2補助可動部の第2位置への回動と、をそれぞれ制動し、第2可動部が第2軸方向に第1位置から第2位置に移動すると、制動が解除されて、第1補助可動部が第1位置から第2位置に移動変位し、かつ、第2補助可動部が第1位置から第2位置に回動変位する補助制動部と、を備える、ことを特徴とする。
この発明は、第2可動部が、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、ことを特徴とする。
この発明の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、制動部により、第1可動部の回動と第2可動部の移動とを制動し、スイッチ部と兼用の第2可動部が中位位置から第2軸回りに回動すると、制動部の制動が解除されて、第1可動部が回動しかつ第2可動部が移動するものである。このように、この発明の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具は、2個の物(第1可動部、第2可動部)の2つの動作(回動、移動)の変化が同時に得られるので、1個の物(飛翔体)の1つの動作(飛翔)の変化しか得られない従来の玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具と比較して、面白みが満ちている。
図1は、この発明にかかる玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具の実施形態を示す斜視図である。 図2は、変形状態を示す側面図である。 図3は、変化状態を示す正面図である。 図4は、変化状態を示す縦断面図(垂直断面図)である。 図5は、変化状態を示す一部の部品を除いた説明図である。 図6は、斜め上側から見た分解斜視図である。
以下、この発明にかかる玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具の実施形態の1例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面においては、一部の部品の図示を省略してある場合がある。また、図4においては、断面のハッチングを省略してある。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具(以下、単に「この実施形態のスイッチ機構、変形玩具」と称する)の構成について説明する。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、載置部1と、第1可動部2と、第1弾性部3と、スイッチ部と兼用の第2可動部4と、第2弾性部5と、制動部6と、第1補助可動部7と、第1補助弾性部8と、2個の第2補助可動部9と、2個の第2補助弾性部10と、補助制動部11と、駒100と、を備える。
この実施形態にかかる変形玩具は、図示の通り、亀を模した変形玩具である。この実施形態にかかる変形玩具(以下、単に「亀」と称する場合がある)は、駒100を除いた他の部品1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11から構成されている。
この実施形態にかかる変形玩具は、亀が甲羅の中に頭、前足、後足を引っ込めて伏した状態(以下、単に「伏した状態」と称する場合がある)から、亀が甲羅から頭、前足、後足を突出しかつ甲羅、頭、前足を後足に対して起立した状態(以下、単に「起立した状態」と称する場合がある)に変化(変位、変形)するものである。
なお、図において、符号「F、B、U、D、L、R」は、亀から見て、「前、後、上、下、左、右」である。
図1(A)は、亀が伏した状態で、たとえば、テーブルや机などの上面(天面)の載置面12に、駒100と共に載置された状態を示す斜視図である。図1(B)は、亀が起立した状態を示す斜視図である。
図2(A)は、亀が伏した状態で、載置面12に、駒100と共に載置された状態を示す側面図(図1(A)におけるIIA矢視図)である。図2(B)は、起立する途中の状態を示す側面図である。図2(C)は、亀が起立した状態を示す側面図(図1(B)におけるIIC矢視図)である。
図3(A)は、亀が伏した状態を示す正面図(図2(A)におけるIIIA矢視図)である。図3(B)は、亀が起立する途中の状態を示す正面図(図2(B)におけるIIIB矢視図)である。図3(C)は、亀が起立した状態を示す正面図(図2(C)におけるIIIC矢視図)である。
図4(A)は、亀が伏した状態を示す縦断面図(図3(A)におけるIVA−IVA線断面図)である。図4(B)は、亀が起立した状態を示す縦断面図(図3(C)におけるIVB−IVB線断面図)である。
図5(A)は、亀が伏した状態を示す一部の部品を除いた説明図(図2(A)におけるVA矢視図)である。図5(B)は、亀が起立した状態を示す一部の部品を除いた説明図(図2(C)におけるVB矢視図)である。
なお、図5(A)、(B)においては、第1弾性部3の図示を省略してある。また、図5(A)においては、第1補助弾性部8を図示してあるが、図5(B)においては、第1補助弾性部8の図示を省略してある。
亀が伏した状態のときの各部品の位置を、第1位置とする(図1(A)、図2(A)、図3(A)、図4(A)、図5(A)を参照)。亀が起立した状態のときの各部品の位置を、第2位置とする(図1(B)、図2(C)、図3(C)、図4(B)、図5(B)を参照)。なお、亀が起立する途中の状態のときの各部品の位置を、途中位置とする(図2(B)、図3(B)を参照)。
(載置部1の説明)
載置部1は、亀の後足を模した部品であって、以下、「後足部1」と称する。後足部1は、円柱形状の腰部13と、左右の脚部14と、からなる。腰部13の左右両端には、脚部14が一体に設けられている。脚部14の下面を載置面12に載置(接地)することにより、後足部1は、載置面12に載置される。
(第1可動部2の説明)
第1可動部2は、亀の胴を模した部品であって、以下、「胴部2」と称する。胴部2は、腹部15と、背部16と、からなる。腹部15には、ボス部が一体に設けられている。一方、背部16には、透孔が設けられている。背部16の透孔中には、スクリュー17が通っている。腹部15のボス部には、スクリュー17がねじ込まれている。
この結果、腹部15と背部16とは、スクリュー17により、相互に一体に取り付けられている。腹部15および背部16は、亀の腹面側の甲羅をなす。
胴部2の一端部分(後端部分もしくは下端部分)は、後足部1の腰部13に、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行な円柱形状の第1軸としての第1軸部材18の軸O1(以下、「第1軸O1」と称する)回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている。
胴部2の第1位置は、胴部2が後足部1に対して伏せた状態の位置である。胴部2の第2位置は、胴部2が後足部1に対して起立した状態の位置である。
腰部13には、円形孔19が設けられている。胴部2の一端部分には、収納部20と左右の開口部21と左右の軸受部22とがそれぞれ設けられている。腰部13の円形孔19中には、第1軸部材18が挿入固定されている。
腰部13および第1軸部材18は、収納部20中に収納されている。左右の脚部14は、左右の開口部21から外側に突出している。第1軸部材18の左右両端部は、左右の軸受部22にそれぞれ回動可能に取り付けられている。
この状態において、腹部15と背部16とは、スクリュー17で一体に取り付けられている。この結果、胴部2は、後足部1に対して、左右方向に配置されている第1軸O1回りに回動可能である。
なお、この例では、後足部1と第1軸部材18とが相互に固定されていて、胴部2が後足部1および第1軸部材18に対して回動するものである。ところが、胴部2と第1軸部材18とが相互に固定されていて、胴部2および第1軸部材18が後足部1に対して回動するものであっても良い。
(第1弾性部3の説明)
第1弾性部3は、胴部2を後足部1に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。第1弾性部3は、この例では、トーションスプリング(ねじりばね、ねじりコイルばね)である。後足部1の腰部13の一端部(右端部)には、円柱形状の取付軸部23が設けられている。取付軸部23の外径は、腰部13の外径より小さい。第1弾性部3のコイル部は、取付軸部23に外側から嵌め込まれている。これにより、第1弾性部3は、後足部1の取付軸部23に保持されている。
このとき、第1弾性部3のコイル部の中心軸と第1軸O1とは、一致もしくはほぼ一致する。第1弾性部3の一方のアーム部は、後足部1に係合する。第1弾性部3の他方のアーム部は、胴部2に係合する。この結果、胴部2は、第1弾性部3の弾性作用(ねじりモーメント)により、後足部1に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
(スイッチ部と兼用の第2可動部4の説明)
スイッチ部と兼用の第2可動部4は、亀の背面側の甲羅を模した部品であって、以下、「甲羅部4」と称する。甲羅部4は、胴部2に、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸としての第2軸部材24の軸O2(以下、「第2軸O2」と称する)回りに回動可能に、かつ、第2軸O2方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている。
甲羅部4の第1位置は、甲羅部4が胴部2に外側から嵌合した状態の位置である。甲羅部4の第2位置は、甲羅部4が胴部2に対して上側もしくは後側に突出した状態の位置である。
甲羅部4は、一面(下面もしくは前面)が円形もしくはほぼ円形に開口し、他の面が半球形もしくはほぼ半球形に閉塞した中空形状の椀形状をなす。甲羅部4の閉塞部分の中央には、円形の凹部25が設けられている。凹部25の底には、円形の透孔26が設けられている。透孔26中には、スクリュー27が通っている。
第2軸部材24は、中空形状の円柱形状(円筒形状)をなす。第2軸部材24には、スクリュー27がねじ込まれている。この結果、甲羅部4と第2軸部材24とは、スクリュー27により、相互に一体に取り付けられている。甲羅部4の凹部25の内面と第2軸部材24の一端面(上端面もしくは後端面)とは、相互に当接している。
胴部2の内部の中央部分には、ガイド28が設けられている。胴部2の背部16の中央部分には、孔29が設けられている。ガイド28は、円筒形状の一部の形状をなす。孔29は、円形状の一部の形状をなす。ガイド28の中心と孔29の中心とは、一致もしくはほぼ一致する。
ガイド28には、第2軸部材24が、第2軸O2回りに回動可能にかつ第2軸O2方向に移動可能にガイドされている。孔29中には、第2軸部材24が、第2軸O2回りに回動可能にかつ第2軸O2方向に移動可能に挿通されている。この結果、甲羅部4は、第2軸部材24を介して、胴部2に対して、上下方向もしくは前後方向に配置されている第2軸O2回りに回動可能でありかつ第2軸O2方向に移動可能である。
一方、第2軸部材24は、ガイド28にガイドされていて、かつ、第2軸部材24は、孔29中に挿通されている。この結果、甲羅部4は、第2軸部材24を介して、胴部2に対して、第2軸O2の径方向(第2軸O2の垂直もしくはほぼ垂直な方向)に移動不可能である。
甲羅部4は、1個もしくは複数個、この例では、14個の作動爪30を有する。作動爪30は、甲羅部4の開口面の縁のうち一部(後部もしくは下部)を除いた縁に、等間隔に一体に設けられている。
作動爪30は、一方が緩やかな傾斜面31からなり、かつ、他方が急な傾斜面32からなる。緩やかな傾斜面31および急な傾斜面32(以下、単に「傾斜面31、32」と称する場合がある)は、曲面をなし、駒100の衝突力を受けて、甲羅部4に第2軸O2回りの回動力として、伝達する。
14個の作動爪30は、甲羅部4が第1位置に位置する状態(亀が伏した状態)のときには、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行となる。このために、作動爪30は、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行な駒100の衝突力を、載置面12に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸O2回りの回動力に、確実に変換することができる。なお、作動爪30の個数や傾斜面31、32の形状などは、特に限定しない。
甲羅部4の開口面の縁のうち一部、すなわち、作動爪30が設けられていない一部には、傾倒防止部33が後方もしくは下方に一体に突設されている。傾倒防止部33は、中空のほぼ台形形状をなす。傾倒防止部33は、亀が伏した状態のときには、甲羅部4と同様に、載置面12に接地(載置)していない。
一方、傾倒防止部33は、亀が起立した状態のときには、甲羅部4と異なり、載置面12に接地する。この結果、傾倒防止部33は、亀が伏した状態から起立した状態に変化した際に、亀が後方に傾倒するのを防ぐ。
(第2弾性部5の説明)
第2弾性部5は、甲羅部4を、胴部2に対して、中位位置(中立位置)に常時位置させ、かつ、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。甲羅部4の中位位置は、制動部6により、第1位置に位置する胴部2の第2位置への回動と、第1位置に位置する甲羅部4の第2位置への移動と、がそれぞれ制動されている状態の位置である。
第2弾性部5は、この例では、トーションスプリング(ねじりばね、ねじりコイルばね)である。第2弾性部5のコイル部は、第2軸部材24に外側から嵌め込まれている。これにより、第2弾性部5は、甲羅部4と一体の第2軸部材24に保持されている。
このとき、第2弾性部5のコイル部の中心軸と第2軸O2とは、一致もしくはほぼ一致する。第2弾性部5の一方のアーム部は、胴部2に係合する。第2弾性部5の他方のアーム部は、甲羅部4に係合する。この結果、甲羅部4は、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメントによる弾性作用であって、以下「第1弾性作用」と称する)により、胴部2に対して、中位位置に常時位置している。
第2弾性部5は、甲羅部4の凹部25の内面と胴部2の背部16の孔29の縁部外面との間に、圧縮された状態で介在されている。この結果、甲羅部4は、第2弾性部5の弾性作用(圧縮状態から元の状態に戻るときの復帰力による弾性作用であって、以下「第2弾性作用」と称する)により、胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
(制動部6の説明)
制動部6は、第1凸部34と、第2凸部35と、から構成されている。第1凸部34は、腰部13の中間部分に第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直に前側に一体に突設されている。第2凸部35は、第2軸部材24の一端部(下端部もしくは後端部)に、第2軸O2に対して垂直もしくはほぼ垂直に後側もしくは下側(第2軸部材24の径方向)に一体に突設されている。
甲羅部4が中位位置に位置するときには、第1凸部34と第2凸部35とは、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直に上下方向に重なり合う。図4(A)、図5(A)に示すように、第1凸部34の下面と第2凸部35の上面とが相互に当接することにより、第1位置に位置する胴部2の第2位置への回動と、第1位置に位置する甲羅部4の第2位置への移動と、がそれぞれ制動されている。
すなわち、第1位置に位置する胴部2が、第1弾性部3の弾性作用により、第1軸O1回りに第2位置に回動しようとする。すると、胴部2のガイド28にガイドされていてかつ胴部2の孔29に挿通されている第2軸部材24も、同様に、第1弾性部3の弾性作用により、第1軸O1回りに第1位置から第2位置に回動しようとする。
ところが、後足部1の第1凸部34の下面と第2軸部材24の第2凸部35の上面とが相互に当接している。この結果、第2軸部材24の第1軸O1回りの第1位置から第2位置への回動は、第1弾性部3の弾性作用に抗して、制動されている。第2軸部材24の回動の制動を介して、胴部2の第1軸O1回りの第1位置から第2位置への回動も、同様に、第1弾性部3の弾性作用に抗して、制動されている。
一方、第1位置に位置する甲羅部4が、第2弾性部5の第2弾性作用により、第2軸O2方向に第2位置に移動しようとする。すると、甲羅部4に相互に一体に取り付けられている第2軸部材24も、同様に、第2弾性部5の第2弾性作用により、第2軸O2方向に第1位置から第2位置に移動しようとする。
ところが、後足部1の第1凸部34の下面と第2軸部材24の第2凸部35の上面とが相互に当接している。この結果、第2軸部材24の第2軸O2方向の第1位置から第2位置への移動は、第2弾性部5の第2弾性作用に抗して、制動されている。第2軸部材24の移動の制動を介して、甲羅部4の第2軸O2方向の第1位置から第2位置への移動も、同様に、第2弾性部5の第2弾性作用に抗して、制動されている。
中位位置に位置する甲羅部4が第2軸O2回りに回動する。すると、図4(B)、図5(B)に示すように、第1凸部34の下面と第2凸部35の上面との相互当接の制動が解除される。このために、胴部2と甲羅部4とは、同時に、第1軸O1回りに第1位置から第2位置に回動変位する。また、甲羅部4は、第2軸O2方向に第1位置から第2位置に移動変位する。甲羅部4の回動変位と甲羅部4の移動変位とは、同時に行われる。
(第1補助可動部7の説明)
第1補助可動部7は、亀の頭を模した部品であって、以下、「頭部7」と称する。頭部7は、顔部36と、後頭部37と、からなる。顔部36には、ボス部が一体に設けられている。一方、後頭部37には、透孔が設けられている。後頭部37の透孔中には、スクリュー38が通っている。顔部36のボス部には、スクリュー38がねじ込まれている。この結果、顔部36と後頭部37とは、スクリュー38により、相互に一体に取り付けられている。
頭部7は、中空形状をなす。頭部7の一端部分(後端部分もしくは下端部分)には、開口部39が設けられている。頭部7は、開口部39を通して、胴部2の他端部分(前端部分もしくは上端部分)からほぼ中央部分までの前側半分の部分もしくは上側半分の部分に外側から嵌合することができる。
頭部7は、胴部2の他端部分に、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直な第1補助軸O3(以下、「第3軸O3」と称する)方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている。頭部7の第1位置は、頭部7が胴部2に嵌合しかつ甲羅部4中に収納された状態の位置である。頭部7の第2位置は、頭部7が胴部2に対して前側もしくは上側に突出した状態の位置である。
胴部2の他端部分には、2本のガイドレール40と2個のガイド凸部41とが、第3軸O3方向にそれぞれ一体に設けられている。2個のガイド凸部41は、2本のガイドレール40の一端(前端もしくは上端)に設けられている。
頭部7の他端部分(前端部分もしくは上端部分)の内部には、2本のガイドレール42と2個のガイド凸部43とが、第3軸O3方向にそれぞれ一体に設けられている。2個のガイド凸部43は、2本のガイドレール42の一端(後端もしくは下端)に設けられている。
胴部2の2本のガイドレール40と頭部7の2個のガイド凸部43とは、相互に第3軸O3方向にガイドされている。胴部2の2個のガイド凸部41と頭部7の2本のガイドレール42とは、相互に第3軸O3方向にガイドされている。この結果、頭部7は、胴部2に対して、前後方向もしくは上下方向に配置されている第3軸O3方向に移動可能である。
(第1補助弾性部8の説明)
第1補助弾性部8は、頭部7を胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。第1補助弾性部8は、この例では、圧縮コイルばねである。
胴部2の2本のガイドレール40の間には、第1当接部44が、第3軸O3に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向に一体に設けられている。第1当接部44は、2本のガイドレール40の他端部(後端部もしくは下端部)に設けられている。
頭部7の2本のガイドレール42の間には、第2当接部45が、第3軸O3に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向に一体に設けられている。第2当接部45は、2本のガイドレール42の他端部(前端部もしくは上端部)に設けられている。
第1当接部44には、保持軸部46が、2本のガイドレール40の間に、第3軸O3方向に一体に設けられている。第2当接部45には、保持凸部47が、2本のガイドレール42の間に、第3軸O3方向に一体に設けられている。
第1補助弾性部8は、胴部2の第1当接部44と頭部7の第2当接部45との間に、圧縮された状態で介在されている。第1補助弾性部8の一端部(後端部もしくは下端部)は、保持軸部46に外側から嵌め込まれている。第1補助弾性部8の他端部(前端部もしくは上端部)は、保持凸部47に外側から嵌め込まれている。
これにより、第1補助弾性部8は、胴部2の保持軸部46と頭部7の保持凸部47に保持されている。このとき、第1補助弾性部8のコイル部の中心軸と第3軸O3とは、一致もしくはほぼ一致する。この結果、頭部7は、第1補助弾性部8の弾性作用(圧縮状態から元の状態に戻るときの復帰力)により、胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
(第2補助可動部9の説明)
2個の第2補助可動部9は、亀の左右の前足を模した部品であって、以下、「左右の前足部9」と称する。左右の前足部9は、それぞれ、円筒形状の軸部48と、腕部49と、から一体に構成されている。左右の前足部9の軸部48は、それぞれ、胴部2の中間部分の左右両側に、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2補助軸としての2本のピン(軸部材)50の軸O4(以下、「第4軸O4」と称する)回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている。
左右の前足部9の第1位置は、それぞれ、左右の前足部9が胴部2の一端部分の左右両側に沿って閉じかつ甲羅部4中に収納された状態の位置である。左右の前足部9の第2位置は、それぞれ、左右の前足部9が胴部2に対して左右両外側に開いた状態の位置である。
左右の前足部9は、それぞれ、胴部2の2本のガイドレール40よりも左右両外側に配置されている。胴部2の腹部15および背部16の中間部分の左右両側の相対向する内側面には、小円形の凹部がそれぞれ設けられている。腹部15および背部16の凹部中には、ピン50の両端がそれぞれ固定されている。2本のピン50には、左右の前足部9の軸部48が外側から回動可能にそれぞれ嵌合されている。
この結果、左右の前足部9は、それぞれ、胴部2に対して、上下方向もしくは前後方向に配置されている2本の第4軸O4回りに回動可能である。
(第2補助弾性部10の説明)
2個の第2補助弾性部10は、それぞれ、左右の前足部9を胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。2個の第2補助弾性部10は、この例では、トーションスプリング(ねじりばね、ねじりコイルばね)である。2個の第2補助弾性部10のコイル部は、それぞれ、2本のピン50に外側から嵌め込まれている。
このとき、2個の第2補助弾性部10のコイル部の中心軸と2本の第4軸O4とは、それぞれ、一致もしくはほぼ一致する。2個の第2補助弾性部10の一方のアーム部は、それぞれ、胴部2の背部16に係合する。2個の第2補助弾性部10の他方のアーム部は、それぞれ、左右の前足部9の腕部49に係合する。この結果、左右の前足部9は、それぞれ、2個の第2補助弾性部10の弾性作用(ねじりモーメント)により、胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
(補助制動部11の説明)
補助制動部11は、甲羅部4と、頭部7および左右の前足部9と、から構成されている。甲羅部4が第1位置に位置するときには、頭部7と左右の前足部9とは、それぞれ、甲羅部4中に収納されている。
このとき、図3(A)に示すように、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する頭部7の外面とは、相互に当接している。このために、頭部7の第3軸O3方向の第1位置から第2位置への移動は、第1補助弾性部8の弾性作用に抗して、制動されている。
また、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する左右の前足部9の外面とは、相互に当接している。このために、左右の前足部9の第4軸O4回りの第1位置から第2位置への回動は、第2補助弾性部10の弾性作用に抗して、制動されている。
第1位置に位置する甲羅部4が第2軸O2方向に第2位置に位置する。すると、図3(B)(C)に示すように、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する頭部7の外面との相互当接の制動が解除される。このために、頭部7は、第3軸O3方向に第1位置から第2位置に移動変位する。
また、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する左右の前足部9の外面との相互当接の制動が解除される。このために、左右の前足部9は、第4軸O4回りに第1位置から第2位置に回動変位する。頭部7の移動変位と左右の前足部9の回動変位とは、同時に行われる。
(ストッパの説明)
第2軸部材24の一端部には、ストッパ凸部51が、第2軸部材24の径方向に一体に突設されている。ストッパ凸部51は、第2凸部35に対して反対側(前側もしくは上側)に設けられていて、第2凸部35と直線もしくはほぼ直線をなす。一方、胴部2の腹部15および背部16の左右両側には、ストッパ受部52が、それぞれ、第2軸部材24の径方向に一体に設けられている。
中位位置に位置する甲羅部4が、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメント)に抗して、第2軸O2回りに時計回りあるいは反時計回りに回動する。すると、図4(B)に示すように、ストッパ凸部51と第2凸部35とは、左右のストッパ受部52にそれぞれ相互に当接する。これにより、甲羅部4の回動は、停止する。このとき、制動部6の第1凸部34の下面と第2凸部35の上面との相互当接の制動が解除される。
なお、制動部6の制動が解除されると、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメント)により、甲羅部4が回動停止位置から中位位置に戻って位置する。これに伴って、ストッパ凸部51および第2凸部35と左右のストッパ受部52との相互当接が解除される。ストッパ凸部51および第2凸部35およびストッパ受部52は、甲羅部4の中位位置からの回動角度を規制するストッパを構成する。
後足部1の第1凸部34の前側端面には、ストッパ面53が設けられている。第1位置に位置する胴部2が回動して第2位置に位置する。すると、図4(B)に示すように、後足部1のストッパ面53と胴部2の腹部15の後側面とが相互に当接する。これにより、胴部2の回動は、第2位置で停止し、胴部2は、第1弾性部3の弾性作用に抗して、第2位置に位置する。ストッパ面53と腹部15の後側面とは、胴部2の第1位置から第2位置までの回動角度を規制するストッパを構成する。
第2軸部材24の一端部には、円板形状のストッパ板部54が一体に設けられている。第1位置に位置する甲羅部4が移動して第2位置に位置する。すると、図4(B)に示すように、ストッパ板部54の後側面と胴部2の背部16の孔29の縁部内面とが相互に当接する。これにより、甲羅部4の移動は、第2位置で停止し、甲羅部4は、第2弾性部5の弾性作用に抗して、第2位置に位置する。ストッパ板部54と背部16とは、甲羅部4の第1位置から第2位置までの移動距離を規制するストッパを構成する。
第1位置に位置する頭部7が移動して第2位置に位置する。すると、図4(B)に示すように、胴部2の2個のガイド凸部41と頭部7の2個のガイド凸部43とが相互に当接する。これにより、頭部7の移動は、第2位置で停止し、頭部7は、第1補助弾性部8の弾性作用に抗して、第2位置に位置する。2個のガイド凸部41と2個のガイド凸部43とは、頭部7の第1位置から第2位置までの移動距離を規制するストッパを構成する。
左右の前足部9の軸部48には、それぞれ、ストッパ当面55が設けられている。胴部2の2本のガイドレール40の他端の左右両外側面には、それぞれ、ストッパ受面56が設けられている。第1位置に位置する左右の前足部9が回動して第2位置に位置する。すると、図4(B)に示すように、ストッパ当面55とストッパ受面56とが相互に当接する。これにより、左右の前足部9の回動は、第2位置で停止し、左右の前足部9は、2個の第2補助弾性部10の弾性作用に抗して、第2位置に位置する。ストッパ当面55とストッパ受面56とは、左右の前足部9の第1位置から第2位置までの回動角度を規制するストッパを構成する。
(スイッチ機構の説明)
後足部1と、胴部2と、甲羅部4と、制動部6とは、この実施形態にかかる玩具のスイッチ機構を構成する。
(駒100の説明)
駒100は、円盤(円板)形状をなす。駒100の両面(天面と底面、あるいは、上面と下面)は、載置面12に載置される。駒100の両面には、底が浅い円形の凹部がそれぞれ設けられている。駒100の外周側面の高さ(両面間の距離)は、載置面12から第1位置に位置する甲羅部4の作動爪30の上縁までの距離と、同等もしくはほぼ同等である。
このために、載置面12に載置されている駒100の外周側面と、第1位置に位置して載置面12に載置されている甲羅部4の作動爪30の傾斜面31、32とは、載置面12から同等もしくはほぼ同等の高さに位置する。これにより、駒100の外周側面と、甲羅部4の作動爪30の傾斜面31、32とは、確実に、相互に当たる。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、各部品の位置を第1位置に位置させる。このとき、甲羅部4は、第2弾性部5の第1弾性作用により、中位位置に位置し、かつ、その中位位置を維持する。この結果、制動部6と補助制動部11とは、共に制動作用の状態にある。
すなわち、制動部6の第1凸部34の下面と第2凸部35の上面とが相互に当接している。これにより、第1位置に位置する胴部2の第2位置への回動は、第1弾性部3の弾性作用に抗して、制動されている。また、第1位置に位置する甲羅部4の第2位置への移動も、第2弾性部5の第2弾性作用に抗して、制動されている。
一方、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する頭部7の外面とが相互に当接している。これにより、第1位置に位置する頭部7の第2位置への移動は、第1補助弾性部8の弾性作用に抗して、制動されている。また、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する左右の前足部9の外面とが相互に当接している。これにより、第1位置に位置する左右の前足部9の第2位置への回動も、第2補助弾性部10の弾性作用に抗して、制動されている。
このように、各部品の位置を第1位置に位置させると、亀は、後足部1、胴部2、頭部7、左右の前足部9を、それぞれ、甲羅部4の中に引っ込めた状態となる。また、制動部6と補助制動部11との制動作用により、亀のの状態が維持される。
つぎに、各部品の位置を第1位置に位置させた状態で、後足部1の左右の脚部14の下面を載置面12に載置する。すると、図1(A)、図2(A)、図3(A)、図4(A)、図5(A)に示すように、亀が後足部1、胴部2、頭部7、左右の前足部9を、それぞれ、甲羅部4の中に引っ込めて伏した状態となる。このとき、後足部1の左右の脚部14の下面のみが、載置面12に載置し、その他の部品は、載置面12に接地していない。なお、頭部7の顔部36の一部が載置面12に接地する場合がある。
ここで、載置面12に載置した駒100を、載置面12に伏せた状態の亀にめがけて、弾くもしくは放つ。駒100の外周側面が甲羅部4の作動爪30の緩やかな傾斜面31または急な傾斜面32に当たる。あるいは、載置面12に伏せた状態の亀を、載置面12に載置した駒100にめがけて、弾くもしくは放つ。甲羅部4の作動爪30の緩やかな傾斜面31または急な傾斜面32が駒100の外周側面に当たる。
このとき、駒100の外周側面と甲羅部4の作動爪30の緩やかな傾斜面31または急な傾斜面32とには、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行な衝突力が発生する。この衝突力は、作動爪30を介して、第2軸O2回りの回動力として、甲羅部4に伝達される。
すると、中位位置に位置する甲羅部4が胴部2(後足部1、頭部7、左右の前足部9を含む)に対して第2軸O2回りに時計回りあるいは反時計回りに回動する。これにより、制動部6の第1凸部34の下面と第2凸部35の上面との相互当接の制動が解除される。
このために、第1位置に位置する胴部2と甲羅部4と頭部7と左右の前足部9とが、第1弾性部3の弾性作用により、同時に、後足部1に対して、第1軸O1回りに第2位置に回動変位する。すなわち、胴部2および甲羅部4および頭部7および左右の前足部9が、後足部1に対して、伏せた状態から起立する。
それと同時に、第1位置に位置する甲羅部4が、第2弾性部5の第2弾性作用により、胴部2および頭部7および左右の前足部9に対して、第2軸O2方向に第2位置に移動変位する。すなわち、甲羅部4が、胴部2および頭部7および左右の前足部9に対して、せり上がる。
甲羅部4が第2軸O2方向に第1位置から第2位置に移動変位すると、補助制動部11の甲羅部4の内面と頭部7の外面との相互当接の制動が解除される。このために、第1位置に位置する頭部7が、第1補助弾性部8の弾性作用により、胴部2に対して、第3軸O3方向に第2位置に移動変位する。すなわち、頭部7が、胴部2に対して、前もしくは上に突出する。
これと同時に、補助制動部11の甲羅部4の内面と左右の前足部9の外面との相互当接の制動が解除される。このために、第1位置に位置する左右の前足部9が、第2補助弾性部10の弾性作用により、胴部2に対して、第4軸O4回りに第2位置にそれぞれ回動変位する。すなわち、左右の前足部9が、胴部2に対して、左右両外側に開く。
このように、伏せた状態の亀が、図2(B)、図3(B)に示す途中の状態を経て、後足部1、胴部2、頭部7、左右の前足部9を、それぞれ、甲羅部4から突出させ、かつ、載置面12に対して、起立した状態となる。すなわち、図1(B)、図2(C)、図3(C)、図4(B)、図5(B)に示すように、胴部2、甲羅部4、頭部7、左右の前足部9が、後足部1に対して、起立した状態となる。このとき、後足部1の左右の脚部14の下面と、甲羅部4の傾倒防止部33の下端面が、載置面12に載置している。
ここで、中位位置に位置する甲羅部4が所定の角度を回動すると、甲羅部4と一体の第2軸部材24の第2凸部35とストッパ凸部51とが胴部2のストッパ受部52にそれぞれ相互に当接する。これにより、甲羅部4の回動が停止する。この後、甲羅部4は、第2弾性部5の第1弾性作用により、回動停止位置から中位位置に回動して戻る。このとき、甲羅部4と一体の第2軸部材24の第2凸部35とストッパ凸部51とが胴部2のストッパ受部52からそれぞれ離れる。
また、胴部2が第2位置に位置すると、後足部1のストッパ面53と胴部2の腹部15の後側面とが相互に当接する。これにより、胴部2の回動が第2位置で停止し、胴部2が第1弾性部3の弾性作用に抗して第2位置に位置する。
さらに、甲羅部4が第2位置に位置すると、甲羅部4と一体の第2軸部材24のストッパ板部54の後側面と胴部2の背部16の孔29の縁部内面とが相互に当接する。これにより、甲羅部4の移動が第2位置で停止し、甲羅部4が第2弾性部5の弾性作用に抗して第2位置に位置する。
さらにまた、頭部7が第2位置に位置すると、胴部2の2個のガイド凸部41と頭部7の2個のガイド凸部43とが相互に当接する。これにより、頭部7の移動が第2位置で停止し、頭部7が第1補助弾性部8の弾性作用に抗して第2位置に位置する。
さらにまた、左右の前足部9が第2位置に位置すると、左右の前足部9のストッパ当面55と胴部2の2本のガイドレール40のストッパ受面56とがそれぞれ相互に当接する。これにより、左右の前足部9の回動がそれぞれ第2位置で停止し、左右の前足部9がそれぞれ2個の第2補助弾性部10の弾性作用に抗して第2位置に位置する。
以上から、亀が、後足部1、胴部2、頭部7、左右の前足部9を、それぞれ、甲羅部4から突出させ、かつ、載置面12に対して、起立した状態を、維持することができる。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、以上のごとき構成作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、制動部6により、第1可動部としての胴部2の回動とスイッチ部と兼用の第2可動部としての甲羅部4の移動とを制動する。この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、甲羅部4が中位位置から第2軸O2回りに回動すると、制動部6の制動が解除されて、胴部2が回動しかつ甲羅部4が移動するものである。
このように、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、2個の物(胴部2、甲羅部4)の2つの動作(回動、移動)の変化が同時に得られるので、1個の物(飛翔体)の1つの動作(飛翔)の変化しか得られない従来のものと比較して、面白みが満ちている。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、1個の制動部6により、2個の物(胴部2、甲羅部4)の2つの動作(回動、移動)を同時に制動するものであるから、構造が簡単である。しかも、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、制動部6が足部1に設けた第1凸部34と甲羅部4と一体の第2軸部材24に設けた第2凸部35とから構成されているものであるから、構造がさらに簡単である。
この実施形態にかかる変形玩具は、胴部2を第1位置から第2位置に付勢させる第1弾性部3と、甲羅部4を第1位置から第2位置に付勢させる第2弾性部5と、を備えるものである。このために、この実施形態にかかる変形玩具は、第1弾性部3と第2弾性部5とにより、胴部2の回動と甲羅部4の移動とを確実に行うことができる。
この実施形態にかかる変形玩具は、補助制動部11により、第1補助可動部としての頭部7の移動と第2補助可動部としての左右の前足部9の回動とを制動する。この実施形態にかかる変形玩具は、甲羅部4が第1位置から第2位置に移動すると、補助制動部11の制動が解除されて、頭部7が移動しかつ左右の前足部9が回動するものである。このように、この実施形態にかかる変形玩具は、胴部2の回動および甲羅部4の移動に、頭部7の移動および左右の前足部9の回動が、追加して得られるので、さらに面白みが満ちている。
たとえば、この実施形態にかかる変形玩具は、亀を模した変形玩具であって、亀が甲羅の中に頭、前足、後足を引っ込めて伏した状態から、亀が甲羅から頭、前足、後足を突出しかつ甲羅、頭、前足を後足に対して起立した状態に変化するものである。これにより、この実施形態にかかる変形玩具は、亀の付した状態から亀の起立した状態への変化が富んでいて、面白みが満ちている。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、1個の補助制動部11により、2個の物(頭部7、左右の前足部9)の2つの動作(移動、回動)を同時に制動するものであるから、構造が簡単である。しかも、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、補助制動部11が甲羅部4の内面と頭部7の外面および左右の前足部9の外面とから構成されているものであるから、構造がさらに簡単である。
この実施形態にかかる変形玩具は、頭部7を第1位置から第2位置に付勢させる第1補助弾性部8と、左右の前足部9を第1位置から第2位置に付勢させる第2補助弾性部10と、を備えるものである。このために、この実施形態にかかる変形玩具は、第1補助弾性部8と第2補助弾性部10とにより、頭部7の移動と左右の前足部9の回動とを確実に行うことができる。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、スイッチ部と兼用する第2可動部としての甲羅部4に作動爪30を、甲羅部4が第1位置に位置するとき、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行となるように、設けたものである。このために、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、甲羅部4の作動爪30を介して、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行な駒100と作動爪30との衝突力を、載置面12に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸O2回りの甲羅部4の回動力に、確実に変換することができる。
これにより、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、制動部6の制動あるいは制動部6および補助制動部11の制動を確実に解除することができ、変形玩具の変形、すなわち、亀の付した状態から起立した状態への変化を確実に得ることができる。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、作動爪30が一方の緩やかな傾斜面31と他方の急な傾斜面32とからなり、その傾斜面31、32が曲面をなすものである。このために、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、作動爪30の傾斜面31、32が、駒100の衝突力を、甲羅部4の第2軸O2回りの回動力に、変換して、駒100から甲羅部4に確実に伝達することができる。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、作動爪30の個数や位置また作動爪30の傾斜面31、32の曲面などを変えることにより、駒100と作動爪30の傾斜面31、32とが相互に当たる難易度を変えることができる。
これにより、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、駒100と甲羅部4とがただ単に相互に当たっても、駒100と作動爪30の傾斜面31、32とが相互に当たらなければ、亀が伏した状態から起立した状態に変化しない場合があり得る。この結果、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、亀が伏した状態から起立した状態に変化した回数あるいは変化しない回数の多少を争うゲームとしても面白く楽しむことができる。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、甲羅部4に傾倒防止部33を設けて、亀が伏した状態から起立した状態に変化したとき、傾倒防止部33が載置面12に載置するものである。この結果、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、亀が伏した状態から起立した状態に変化したときの勢い、また、亀の重心の後側への移行により、起立した状態の亀が後方に傾倒するのを、傾倒防止部33で防ぐことができる。
(実施形態以外の例の説明)
この実施形態においては、亀を模した変形玩具について説明するものである。ところが、この発明においては、亀以外の動物、あるいは、人形やキャラクタ、自動車等の乗り物、ロボット、ロケットなどを模した変形玩具であっても良い。
1 載置部(後足部)
2 第1可動部(胴部)
3 第1弾性部
4 スイッチ部と兼用の第2可動部(甲羅部)
5 第2弾性部
6 制動部
7 第1補助可動部(頭部)
8 第1補助弾性部
9 第2補助可動部(前足部)
10 第2補助弾性部
11 補助制動部
12 載置面
13 腰部
14 脚部
15 腹部
16 背部
17 スクリュー
18 第1軸部材
19 円形孔
20 収納部
21 開口部
22 軸受部
23 取付軸部
24 第2軸部材
25 凹部
26 透孔
27 スクリュー
28 ガイド
29 孔
30 作動爪
31 緩やかな傾斜面
32 急な傾斜面
33 傾倒防止部
34 第1凸部
35 第2凸部
36 顔部
37 後頭部
38 スクリュー
39 開口部
40 ガイドレール
41 ガイド凸部
42 ガイドレール
43 ガイド凸部
44 第1当接部
45 第2当接部
46 保持軸部
47 保持凸部
48 軸部
49 腕部
50 ピン
51 ストッパ凸部
52 ストッパ受部
53 ストッパ面
54 ストッパ板部
55 ストッパ当面
56 ストッパ受面
100 駒
F 前
B 後
U 上
D 下
L 左
R 右
O1 第1軸
O2 第2軸
O3 第3軸
O4 第4軸


Claims (5)

  1. 載置面上に載置される載置部と、
    前記載置部に、前記載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに回動可能に、取り付けられている第1可動部と、
    前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能にかつ前記第2軸方向に移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、
    前記第2可動部が前記第2軸回りの中位位置に位置するときには、前記第1可動部の前記第1軸回りの回動と前記第2可動部の前記第2軸方向の移動とを制動し、前記第2可動部が前記中位位置から前記第2軸回りに回動すると、制動が解除されて前記第1可動部が前記第1軸回りに回動しかつ前記第2可動部が前記第2軸方向に移動する制動部と、
    を備える、ことを特徴とする玩具のスイッチ機構。
  2. 前記第2可動部は、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の玩具のスイッチ機構。
  3. 載置面上に載置される載置部と、
    前記載置部に、前記載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第1可動部と、
    前記第1可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第1弾性部と、
    前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能に、かつ、前記第2軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、
    前記第2可動部を前記第2軸回りの中位位置に位置させかつ前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第2弾性部と、
    前記第2可動部が前記中位位置に位置するときには、前記第1位置に位置する前記第1可動部の前記第2位置への回動と、前記第1位置に位置する前記第2可動部の前記第2位置への移動と、をそれぞれ制動し、前記第2可動部が前記中位位置から前記第2軸回りに回動すると、制動が解除されて、前記第1可動部が前記第1位置から前記第2位置に回動変位し、かつ、前記第2可動部が前記第1位置から前記第2位置に移動変位する制動部と、
    を備える、ことを特徴とする変形玩具。
  4. 前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第1補助軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている第1補助可動部と、
    前記第1補助可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第1補助弾性部と、
    前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2補助軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第2補助可動部と、
    前記第2補助可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第2補助弾性部と、
    前記第1位置に位置する前記第1補助可動部の前記第2位置への移動と、前記第1位置に位置する前記第2補助可動部の前記第2位置への回動と、をそれぞれ制動し、前記第2可動部が前記第2軸方向に前記第1位置から前記第2位置に移動すると、制動が解除されて、前記第1補助可動部が前記第1位置から前記第2位置に移動変位し、かつ、前記第2補助可動部が前記第1位置から前記第2位置に回動変位する補助制動部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項3に記載の変形玩具。
  5. 前記第2可動部は、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の変形玩具。
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