JP2017221304A - 玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具 - Google Patents
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Description
玩具本体は、円盤状をなす。作動部材は、玩具本体の内部に玩具本体の直径方向に移動可能に配置されかつ先端が玩具本体の側面から突出している。弾き部材は、玩具本体の上面の載置部に対して上方に突出可能にかつ出没自在に設けられている。ばねは、弾き部材を常時突出方向に付勢させている。係合部は、載置部と弾き部材とに係脱可能に設けられている。飛翔体は、載置部に載せられている。
攻撃側のおはじき玩具が守備側のおはじき玩具の作動部材の先端に当たると、係合部の係合状態が外れて、弾き部材が載置部から上方に突出する。それに伴って、守備側のおはじき玩具の飛翔体が載置部から飛翔する。
以下、この実施形態にかかる玩具のスイッチ機構およびそれを用いた変形玩具(以下、単に「この実施形態のスイッチ機構、変形玩具」と称する)の構成について説明する。
この実施形態にかかる変形玩具は、亀が甲羅の中に頭、前足、後足を引っ込めて伏した状態(以下、単に「伏した状態」と称する場合がある)から、亀が甲羅から頭、前足、後足を突出しかつ甲羅、頭、前足を後足に対して起立した状態(以下、単に「起立した状態」と称する場合がある)に変化(変位、変形)するものである。
なお、図において、符号「F、B、U、D、L、R」は、亀から見て、「前、後、上、下、左、右」である。
図2(A)は、亀が伏した状態で、載置面12に、駒100と共に載置された状態を示す側面図(図1(A)におけるIIA矢視図)である。図2(B)は、起立する途中の状態を示す側面図である。図2(C)は、亀が起立した状態を示す側面図(図1(B)におけるIIC矢視図)である。
図3(A)は、亀が伏した状態を示す正面図(図2(A)におけるIIIA矢視図)である。図3(B)は、亀が起立する途中の状態を示す正面図(図2(B)におけるIIIB矢視図)である。図3(C)は、亀が起立した状態を示す正面図(図2(C)におけるIIIC矢視図)である。
図4(A)は、亀が伏した状態を示す縦断面図(図3(A)におけるIVA−IVA線断面図)である。図4(B)は、亀が起立した状態を示す縦断面図(図3(C)におけるIVB−IVB線断面図)である。
図5(A)は、亀が伏した状態を示す一部の部品を除いた説明図(図2(A)におけるVA矢視図)である。図5(B)は、亀が起立した状態を示す一部の部品を除いた説明図(図2(C)におけるVB矢視図)である。
なお、図5(A)、(B)においては、第1弾性部3の図示を省略してある。また、図5(A)においては、第1補助弾性部8を図示してあるが、図5(B)においては、第1補助弾性部8の図示を省略してある。
載置部1は、亀の後足を模した部品であって、以下、「後足部1」と称する。後足部1は、円柱形状の腰部13と、左右の脚部14と、からなる。腰部13の左右両端には、脚部14が一体に設けられている。脚部14の下面を載置面12に載置(接地)することにより、後足部1は、載置面12に載置される。
第1可動部2は、亀の胴を模した部品であって、以下、「胴部2」と称する。胴部2は、腹部15と、背部16と、からなる。腹部15には、ボス部が一体に設けられている。一方、背部16には、透孔が設けられている。背部16の透孔中には、スクリュー17が通っている。腹部15のボス部には、スクリュー17がねじ込まれている。
この結果、腹部15と背部16とは、スクリュー17により、相互に一体に取り付けられている。腹部15および背部16は、亀の腹面側の甲羅をなす。
胴部2の第1位置は、胴部2が後足部1に対して伏せた状態の位置である。胴部2の第2位置は、胴部2が後足部1に対して起立した状態の位置である。
腰部13および第1軸部材18は、収納部20中に収納されている。左右の脚部14は、左右の開口部21から外側に突出している。第1軸部材18の左右両端部は、左右の軸受部22にそれぞれ回動可能に取り付けられている。
この状態において、腹部15と背部16とは、スクリュー17で一体に取り付けられている。この結果、胴部2は、後足部1に対して、左右方向に配置されている第1軸O1回りに回動可能である。
第1弾性部3は、胴部2を後足部1に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。第1弾性部3は、この例では、トーションスプリング(ねじりばね、ねじりコイルばね)である。後足部1の腰部13の一端部(右端部)には、円柱形状の取付軸部23が設けられている。取付軸部23の外径は、腰部13の外径より小さい。第1弾性部3のコイル部は、取付軸部23に外側から嵌め込まれている。これにより、第1弾性部3は、後足部1の取付軸部23に保持されている。
このとき、第1弾性部3のコイル部の中心軸と第1軸O1とは、一致もしくはほぼ一致する。第1弾性部3の一方のアーム部は、後足部1に係合する。第1弾性部3の他方のアーム部は、胴部2に係合する。この結果、胴部2は、第1弾性部3の弾性作用(ねじりモーメント)により、後足部1に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
スイッチ部と兼用の第2可動部4は、亀の背面側の甲羅を模した部品であって、以下、「甲羅部4」と称する。甲羅部4は、胴部2に、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸としての第2軸部材24の軸O2(以下、「第2軸O2」と称する)回りに回動可能に、かつ、第2軸O2方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている。
甲羅部4の第1位置は、甲羅部4が胴部2に外側から嵌合した状態の位置である。甲羅部4の第2位置は、甲羅部4が胴部2に対して上側もしくは後側に突出した状態の位置である。
第2軸部材24は、中空形状の円柱形状(円筒形状)をなす。第2軸部材24には、スクリュー27がねじ込まれている。この結果、甲羅部4と第2軸部材24とは、スクリュー27により、相互に一体に取り付けられている。甲羅部4の凹部25の内面と第2軸部材24の一端面(上端面もしくは後端面)とは、相互に当接している。
ガイド28には、第2軸部材24が、第2軸O2回りに回動可能にかつ第2軸O2方向に移動可能にガイドされている。孔29中には、第2軸部材24が、第2軸O2回りに回動可能にかつ第2軸O2方向に移動可能に挿通されている。この結果、甲羅部4は、第2軸部材24を介して、胴部2に対して、上下方向もしくは前後方向に配置されている第2軸O2回りに回動可能でありかつ第2軸O2方向に移動可能である。
一方、第2軸部材24は、ガイド28にガイドされていて、かつ、第2軸部材24は、孔29中に挿通されている。この結果、甲羅部4は、第2軸部材24を介して、胴部2に対して、第2軸O2の径方向(第2軸O2の垂直もしくはほぼ垂直な方向)に移動不可能である。
作動爪30は、一方が緩やかな傾斜面31からなり、かつ、他方が急な傾斜面32からなる。緩やかな傾斜面31および急な傾斜面32(以下、単に「傾斜面31、32」と称する場合がある)は、曲面をなし、駒100の衝突力を受けて、甲羅部4に第2軸O2回りの回動力として、伝達する。
14個の作動爪30は、甲羅部4が第1位置に位置する状態(亀が伏した状態)のときには、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行となる。このために、作動爪30は、載置面12に対して平行もしくはほぼ平行な駒100の衝突力を、載置面12に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸O2回りの回動力に、確実に変換することができる。なお、作動爪30の個数や傾斜面31、32の形状などは、特に限定しない。
一方、傾倒防止部33は、亀が起立した状態のときには、甲羅部4と異なり、載置面12に接地する。この結果、傾倒防止部33は、亀が伏した状態から起立した状態に変化した際に、亀が後方に傾倒するのを防ぐ。
第2弾性部5は、甲羅部4を、胴部2に対して、中位位置(中立位置)に常時位置させ、かつ、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。甲羅部4の中位位置は、制動部6により、第1位置に位置する胴部2の第2位置への回動と、第1位置に位置する甲羅部4の第2位置への移動と、がそれぞれ制動されている状態の位置である。
このとき、第2弾性部5のコイル部の中心軸と第2軸O2とは、一致もしくはほぼ一致する。第2弾性部5の一方のアーム部は、胴部2に係合する。第2弾性部5の他方のアーム部は、甲羅部4に係合する。この結果、甲羅部4は、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメントによる弾性作用であって、以下「第1弾性作用」と称する)により、胴部2に対して、中位位置に常時位置している。
制動部6は、第1凸部34と、第2凸部35と、から構成されている。第1凸部34は、腰部13の中間部分に第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直に前側に一体に突設されている。第2凸部35は、第2軸部材24の一端部(下端部もしくは後端部)に、第2軸O2に対して垂直もしくはほぼ垂直に後側もしくは下側(第2軸部材24の径方向)に一体に突設されている。
ところが、後足部1の第1凸部34の下面と第2軸部材24の第2凸部35の上面とが相互に当接している。この結果、第2軸部材24の第1軸O1回りの第1位置から第2位置への回動は、第1弾性部3の弾性作用に抗して、制動されている。第2軸部材24の回動の制動を介して、胴部2の第1軸O1回りの第1位置から第2位置への回動も、同様に、第1弾性部3の弾性作用に抗して、制動されている。
ところが、後足部1の第1凸部34の下面と第2軸部材24の第2凸部35の上面とが相互に当接している。この結果、第2軸部材24の第2軸O2方向の第1位置から第2位置への移動は、第2弾性部5の第2弾性作用に抗して、制動されている。第2軸部材24の移動の制動を介して、甲羅部4の第2軸O2方向の第1位置から第2位置への移動も、同様に、第2弾性部5の第2弾性作用に抗して、制動されている。
第1補助可動部7は、亀の頭を模した部品であって、以下、「頭部7」と称する。頭部7は、顔部36と、後頭部37と、からなる。顔部36には、ボス部が一体に設けられている。一方、後頭部37には、透孔が設けられている。後頭部37の透孔中には、スクリュー38が通っている。顔部36のボス部には、スクリュー38がねじ込まれている。この結果、顔部36と後頭部37とは、スクリュー38により、相互に一体に取り付けられている。
頭部7の他端部分(前端部分もしくは上端部分)の内部には、2本のガイドレール42と2個のガイド凸部43とが、第3軸O3方向にそれぞれ一体に設けられている。2個のガイド凸部43は、2本のガイドレール42の一端(後端もしくは下端)に設けられている。
胴部2の2本のガイドレール40と頭部7の2個のガイド凸部43とは、相互に第3軸O3方向にガイドされている。胴部2の2個のガイド凸部41と頭部7の2本のガイドレール42とは、相互に第3軸O3方向にガイドされている。この結果、頭部7は、胴部2に対して、前後方向もしくは上下方向に配置されている第3軸O3方向に移動可能である。
第1補助弾性部8は、頭部7を胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。第1補助弾性部8は、この例では、圧縮コイルばねである。
胴部2の2本のガイドレール40の間には、第1当接部44が、第3軸O3に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向に一体に設けられている。第1当接部44は、2本のガイドレール40の他端部(後端部もしくは下端部)に設けられている。
頭部7の2本のガイドレール42の間には、第2当接部45が、第3軸O3に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向に一体に設けられている。第2当接部45は、2本のガイドレール42の他端部(前端部もしくは上端部)に設けられている。
第1当接部44には、保持軸部46が、2本のガイドレール40の間に、第3軸O3方向に一体に設けられている。第2当接部45には、保持凸部47が、2本のガイドレール42の間に、第3軸O3方向に一体に設けられている。
これにより、第1補助弾性部8は、胴部2の保持軸部46と頭部7の保持凸部47に保持されている。このとき、第1補助弾性部8のコイル部の中心軸と第3軸O3とは、一致もしくはほぼ一致する。この結果、頭部7は、第1補助弾性部8の弾性作用(圧縮状態から元の状態に戻るときの復帰力)により、胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
2個の第2補助可動部9は、亀の左右の前足を模した部品であって、以下、「左右の前足部9」と称する。左右の前足部9は、それぞれ、円筒形状の軸部48と、腕部49と、から一体に構成されている。左右の前足部9の軸部48は、それぞれ、胴部2の中間部分の左右両側に、第1軸O1に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2補助軸としての2本のピン(軸部材)50の軸O4(以下、「第4軸O4」と称する)回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている。
左右の前足部9の第1位置は、それぞれ、左右の前足部9が胴部2の一端部分の左右両側に沿って閉じかつ甲羅部4中に収納された状態の位置である。左右の前足部9の第2位置は、それぞれ、左右の前足部9が胴部2に対して左右両外側に開いた状態の位置である。
この結果、左右の前足部9は、それぞれ、胴部2に対して、上下方向もしくは前後方向に配置されている2本の第4軸O4回りに回動可能である。
2個の第2補助弾性部10は、それぞれ、左右の前足部9を胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢させるものである。2個の第2補助弾性部10は、この例では、トーションスプリング(ねじりばね、ねじりコイルばね)である。2個の第2補助弾性部10のコイル部は、それぞれ、2本のピン50に外側から嵌め込まれている。
このとき、2個の第2補助弾性部10のコイル部の中心軸と2本の第4軸O4とは、それぞれ、一致もしくはほぼ一致する。2個の第2補助弾性部10の一方のアーム部は、それぞれ、胴部2の背部16に係合する。2個の第2補助弾性部10の他方のアーム部は、それぞれ、左右の前足部9の腕部49に係合する。この結果、左右の前足部9は、それぞれ、2個の第2補助弾性部10の弾性作用(ねじりモーメント)により、胴部2に対して、第1位置から第2位置に常時付勢されている。
補助制動部11は、甲羅部4と、頭部7および左右の前足部9と、から構成されている。甲羅部4が第1位置に位置するときには、頭部7と左右の前足部9とは、それぞれ、甲羅部4中に収納されている。
また、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する左右の前足部9の外面とは、相互に当接している。このために、左右の前足部9の第4軸O4回りの第1位置から第2位置への回動は、第2補助弾性部10の弾性作用に抗して、制動されている。
また、第1位置に位置する甲羅部4の内面と第1位置に位置する左右の前足部9の外面との相互当接の制動が解除される。このために、左右の前足部9は、第4軸O4回りに第1位置から第2位置に回動変位する。頭部7の移動変位と左右の前足部9の回動変位とは、同時に行われる。
第2軸部材24の一端部には、ストッパ凸部51が、第2軸部材24の径方向に一体に突設されている。ストッパ凸部51は、第2凸部35に対して反対側(前側もしくは上側)に設けられていて、第2凸部35と直線もしくはほぼ直線をなす。一方、胴部2の腹部15および背部16の左右両側には、ストッパ受部52が、それぞれ、第2軸部材24の径方向に一体に設けられている。
中位位置に位置する甲羅部4が、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメント)に抗して、第2軸O2回りに時計回りあるいは反時計回りに回動する。すると、図4(B)に示すように、ストッパ凸部51と第2凸部35とは、左右のストッパ受部52にそれぞれ相互に当接する。これにより、甲羅部4の回動は、停止する。このとき、制動部6の第1凸部34の下面と第2凸部35の上面との相互当接の制動が解除される。
なお、制動部6の制動が解除されると、第2弾性部5の弾性作用(ねじりモーメント)により、甲羅部4が回動停止位置から中位位置に戻って位置する。これに伴って、ストッパ凸部51および第2凸部35と左右のストッパ受部52との相互当接が解除される。ストッパ凸部51および第2凸部35およびストッパ受部52は、甲羅部4の中位位置からの回動角度を規制するストッパを構成する。
後足部1と、胴部2と、甲羅部4と、制動部6とは、この実施形態にかかる玩具のスイッチ機構を構成する。
駒100は、円盤(円板)形状をなす。駒100の両面(天面と底面、あるいは、上面と下面)は、載置面12に載置される。駒100の両面には、底が浅い円形の凹部がそれぞれ設けられている。駒100の外周側面の高さ(両面間の距離)は、載置面12から第1位置に位置する甲羅部4の作動爪30の上縁までの距離と、同等もしくはほぼ同等である。
このために、載置面12に載置されている駒100の外周側面と、第1位置に位置して載置面12に載置されている甲羅部4の作動爪30の傾斜面31、32とは、載置面12から同等もしくはほぼ同等の高さに位置する。これにより、駒100の外周側面と、甲羅部4の作動爪30の傾斜面31、32とは、確実に、相互に当たる。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、以上のごとき構成作用からなり、以下、その効果について説明する。
このように、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、2個の物(胴部2、甲羅部4)の2つの動作(回動、移動)の変化が同時に得られるので、1個の物(飛翔体)の1つの動作(飛翔)の変化しか得られない従来のものと比較して、面白みが満ちている。
これにより、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、制動部6の制動あるいは制動部6および補助制動部11の制動を確実に解除することができ、変形玩具の変形、すなわち、亀の付した状態から起立した状態への変化を確実に得ることができる。
これにより、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、駒100と甲羅部4とがただ単に相互に当たっても、駒100と作動爪30の傾斜面31、32とが相互に当たらなければ、亀が伏した状態から起立した状態に変化しない場合があり得る。この結果、この実施形態のスイッチ機構、変形玩具は、亀が伏した状態から起立した状態に変化した回数あるいは変化しない回数の多少を争うゲームとしても面白く楽しむことができる。
この実施形態においては、亀を模した変形玩具について説明するものである。ところが、この発明においては、亀以外の動物、あるいは、人形やキャラクタ、自動車等の乗り物、ロボット、ロケットなどを模した変形玩具であっても良い。
2 第1可動部(胴部)
3 第1弾性部
4 スイッチ部と兼用の第2可動部(甲羅部)
5 第2弾性部
6 制動部
7 第1補助可動部(頭部)
8 第1補助弾性部
9 第2補助可動部(前足部)
10 第2補助弾性部
11 補助制動部
12 載置面
13 腰部
14 脚部
15 腹部
16 背部
17 スクリュー
18 第1軸部材
19 円形孔
20 収納部
21 開口部
22 軸受部
23 取付軸部
24 第2軸部材
25 凹部
26 透孔
27 スクリュー
28 ガイド
29 孔
30 作動爪
31 緩やかな傾斜面
32 急な傾斜面
33 傾倒防止部
34 第1凸部
35 第2凸部
36 顔部
37 後頭部
38 スクリュー
39 開口部
40 ガイドレール
41 ガイド凸部
42 ガイドレール
43 ガイド凸部
44 第1当接部
45 第2当接部
46 保持軸部
47 保持凸部
48 軸部
49 腕部
50 ピン
51 ストッパ凸部
52 ストッパ受部
53 ストッパ面
54 ストッパ板部
55 ストッパ当面
56 ストッパ受面
100 駒
F 前
B 後
U 上
D 下
L 左
R 右
O1 第1軸
O2 第2軸
O3 第3軸
O4 第4軸
Claims (5)
- 載置面上に載置される載置部と、
前記載置部に、前記載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに回動可能に、取り付けられている第1可動部と、
前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能にかつ前記第2軸方向に移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、
前記第2可動部が前記第2軸回りの中位位置に位置するときには、前記第1可動部の前記第1軸回りの回動と前記第2可動部の前記第2軸方向の移動とを制動し、前記第2可動部が前記中位位置から前記第2軸回りに回動すると、制動が解除されて前記第1可動部が前記第1軸回りに回動しかつ前記第2可動部が前記第2軸方向に移動する制動部と、
を備える、ことを特徴とする玩具のスイッチ機構。 - 前記第2可動部は、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の玩具のスイッチ機構。 - 載置面上に載置される載置部と、
前記載置部に、前記載置面に対して平行もしくはほぼ平行な第1軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第1可動部と、
前記第1可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第1弾性部と、
前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2軸回りに回動可能に、かつ、前記第2軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられているスイッチ部と兼用の第2可動部と、
前記第2可動部を前記第2軸回りの中位位置に位置させかつ前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第2弾性部と、
前記第2可動部が前記中位位置に位置するときには、前記第1位置に位置する前記第1可動部の前記第2位置への回動と、前記第1位置に位置する前記第2可動部の前記第2位置への移動と、をそれぞれ制動し、前記第2可動部が前記中位位置から前記第2軸回りに回動すると、制動が解除されて、前記第1可動部が前記第1位置から前記第2位置に回動変位し、かつ、前記第2可動部が前記第1位置から前記第2位置に移動変位する制動部と、
を備える、ことを特徴とする変形玩具。 - 前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第1補助軸方向に第1位置・第2位置間を移動可能に、取り付けられている第1補助可動部と、
前記第1補助可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第1補助弾性部と、
前記第1可動部に、前記第1軸に対して垂直もしくはほぼ垂直な第2補助軸回りに第1位置・第2位置間を回動可能に、取り付けられている第2補助可動部と、
前記第2補助可動部を前記第1位置から前記第2位置に付勢させる第2補助弾性部と、
前記第1位置に位置する前記第1補助可動部の前記第2位置への移動と、前記第1位置に位置する前記第2補助可動部の前記第2位置への回動と、をそれぞれ制動し、前記第2可動部が前記第2軸方向に前記第1位置から前記第2位置に移動すると、制動が解除されて、前記第1補助可動部が前記第1位置から前記第2位置に移動変位し、かつ、前記第2補助可動部が前記第1位置から前記第2位置に回動変位する補助制動部と、
を備える、ことを特徴とする請求項3に記載の変形玩具。 - 前記第2可動部は、一方が緩やかな傾斜面からなり他方が急な傾斜面からなる1個以上の作動爪を有する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載の変形玩具。
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