JP2017220077A - 相手方の性格・趣向を理解してコミュニケーションをとることを支援する機能を実現させるためのプログラム - Google Patents

相手方の性格・趣向を理解してコミュニケーションをとることを支援する機能を実現させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自分の性格・趣向と相手のそれらとがどこがどう違うかを理解した上で、適切な言葉を掛けたり、言葉を適切に受け止めたりして円滑で良好なコミュニケーションを可能にする情報提供方法を提供する。
【解決手段】生年月日を起点として人間の性格・趣向でコミュニケーション上関わってくる部分の傾向を明確に規定する。性格の違う人同士のコミュニケーションにおけるトラブル傾向や対策をも明確に規定する。これらをデータベース化したものに、ユーザが相手方の生年月日や実施日、場面の情報を入力し、場面に応じて、相手方に対して響く言葉掛けができ、また、相手方からの言葉への良い理解ができるような、効果的なコミュニケーションアドバイス情報を、インターネットを介したサーバシステムにより瞬時に手元の情報表示端末に表示する。
【選択図】図23

Description

本発明は、人同士(一方がロボットや人工知能の場合も含む)がユーザと相手方との性格・趣向の違いを理解してうまく意思疎通を果たすために必要なアドバイス情報を提供する情報提供方法に関する。
最近は、インターネット上のウェブサイトにおいてたくさんのサービスが行われている。性格診断や相性診断などもこれらのインターネット上において提供されているサービスの1つである。
そのようなインターネット上において提供されている従来の相性診断などには、一人ひとりが診断のための質問に答えたり、ユーザの名前や誕生日等の個人情報を入力したりして相性診断を行うサービスがある。また、相性を診断するために登録された複数のユーザの中から相性がいい人を探すマッチングシステムや相性診断を行うシステムが相性診断の結果を同時に双方に返すシステムも登場していた。しかしながら、ユーザが現実に特定の相手方と円滑で良好なコミュニケーションをとる場面で、具体的に相手方の性格・趣向を示し、ユーザ自身の性格・趣向を再確認したうえで、相手方に対して響く言葉掛けができ、また、相手方からの言葉への良い理解ができるよう、適切なコミュニケーションを行うことを支援する情報が表示されるものは、今までになかった。
特開2002−123595号公報
特開2001−209723号公報
本発明の目的は、ユーザと相手方との間で、現実に円滑で良好なコミュニケーションをとることが必要とする場面により、相手方の性格・趣向を示し、ユーザの性格・趣向を再確認したうえで、相手方に対して響く言葉掛けができ、また、相手方からの言葉への良い理解ができるよう、ユーザの入力により情報表示端末上で適切なコミュニケーションアドバイス情報の表示を行うことができることである。
本発明は、前記課題を解決するため、次のように構成したことを特徴とする。

本願の請求項1に記載の発明は、人の性格・趣向を確定するために、陰陽五行論を使い、個人の生年月日を、十干と十二支を組み合わせた60日周期の六十干支で構成する干支暦に置き換え、そこでの「日の干支60通り」のうちの当該生年月日が該当する1通りが、その個人の性格・趣向タイプと特定した。これは図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8及び図18に記した。
また、個人の生年月日の十干十二支を起点とし、各年、各月、各日の持つ十干十二支との関係により個人の心理状況に一定の影響を与えることも所与とする。これらを「運気データ」と呼ぶ。これは図13、図14、図15、図16及び図17に記した。
この個人の生年月日を入力することにより当該個人の性格・趣向タイプ及び「運気データ」を特定した情報を抽出する機能を「個人性格・趣向特定機能」と呼ぶ。
同じ日に生まれた人は同じ性格・趣向の基礎を持って生まれてきて、そこから成長するにつれてそれぞれの人格形成がなされてきて現在に至るとする。
次にその性格・趣向を持つ人が他の性格・趣向を持つ人との相性や強弱といった力関係を仮説・検証した結果を整理し、その情報を「相対トラブル傾向・対策データ」として対人コミュニケーションをとる基本情報とした。
その60の性格・趣向は大きく4つに分かれ、そして、それぞれに関係性が出来ている。縦軸に思考中心軸(北が相手軸で南が自分軸)を、横軸に目標行動性向軸(東が目標達成に価値、西が現実対応に価値)をとり、その第一象限(目標・相手軸)に入るのは調和型ピース、第二象限(現実・相手軸)には共感型ピース、第三象限(現実・自分軸)には願望型ビジョン、第四象限(目標・自分軸)には納得型ロジカルと名づけると、それぞれの象限には、12、8、16、24通りの性格・趣向が入る。そして、これらは相互に力関係があり、納得型ロジカルは願望型ビジョンに強く、願望型ビジョンは、共感型ピース及び調和型ピースに強く、共感型ピース及び調和型ピースは納得型ロジカルに強い。また、共感型ピースと調和型ピースはお互いを理解しにくいところをもつ。4分類の四象限を誰もがわかる特徴を捉えたツール、すなわち、調和型ピースは石(じゃんけんのグー)、共感型ピースは粘土(じゃんけんのグー)、願望型ビジョンは紙(じゃんけんのパー)、納得型ロジカルははさみ(じゃんけんのチョキ)で表して理解を容易にさせるためビジュアル化する。3分類の場合は、ピースは1つと考えて、分けをピースとビジョンとロジカルとする。力関係は4分類のときと同じとなり、それぞれグー、パー、チョキとビジュアル化する。これらは図8、図10、図11及び図12に記した。
これら相互の力関係は、話が伝わりやすい、伝わりにくいとの意味であり、以下の理由により規定される。
ビジョンからピースへは、ビジョンは自分の夢や願望を楽しそうに話す傾向にある。そして、相手軸のピースは、ビジョンの想いをくみ取り、相手方の期待に応えたいと思う傾向にある。よって、ビジョンからピースへはスムーズに伝わりやすい。
その逆で、ピースからビジョンへは、ピースはもとから順を追って話そうとするが、創造性豊かなビジョンは話の途中でも興味のあるところで言葉をはさみ、脱線しやすい傾向にある。結局ピースは、ビジョンには言いたいことを最後まで話せない。よって、ピースからビジョンへは伝わりにくい。
ピースからロジカルへは、ピースは話のはじめから順を追って話す傾向があり、ロジカルは人の話は基本的に最後まで聞く傾向がある。ロジカルは結論から聞きたいと思っていても、話している相手方には途中で言葉を挟みにくく、順を追って話されると納得する。よって、ピースからロジカルへは伝わりやすい。
その逆で、ロジカルからピースへは、ピースは相手軸で相手方の気持ちに応えたいと思う、人の役に立ちたいと思っている。しかし、ロジカルは想いなどは言わず、結論・目的・要点を簡潔に伝えるが、ピースにはただの指示に聞こえ、やる気が起きない。よって、ロジカルからピースへは伝わりにくい。
ロジカルからビジョンへは、ビジョンは、あれこれとイメージは思い浮かぶのだが、的確に言葉で表現することが苦手であり、ロジカルから単刀直入に結論から言われると、気持ちよくはないが理解できる。よって、ロジカルからビジョンへは伝わりやすい。
その逆で、ビジョンからロジカルへは、ロジカルは5W1Hの具体的な内容を知りたい、結論を明確に知りたい、そして漠然とした話は好まない傾向がある。ビジョンは、魅力的に伝えたいと思うあまりに結果として漠然とした話になりやすい。さらに相手方に察してほしいと思うため結論をはっきり言わない傾向にある。よって、ビジョンからロジカルへは伝わりにくい。
また、伝わりにくいケースにおいてはその対処法として次のように取り組むことで伝わりやすくなる。
ビジョンからロジカルに伝える場合は、結論から話す。また、書類を使って説明すると伝わりやすくなる。
また、ロジカルからピースに伝える場合は、理由や経緯をきちんと話す。想いも少し交え、伝えると伝わりやすくなる。
さらに、ピースからビジョンに伝える場合は、相手方を肯定しながら話す。相手方を中心にして話すと伝わりやすくなる。
これらの情報が「相対トラブル傾向・対策データ」となる。また、この整理した情報を抽出する機能を「相対トラブル傾向・対策特定機能」と呼ぶ。
さらに、思考性向軸(「楽観」か「悲観」か)、先行・遅行軸(「先行」か「遅行」か)、気質(「家族・人間関係」か「健康・趣味」か「お金・計画」か「仕事・社会的名誉」か「学び・探求」で特に大切にするもの)が特徴として表れてくるので、これらを必要に応じて取り上げるようにする。
こうした性格・趣向タイプは図7、図8及び図9に示したような構造になっている。
コミュニケーションをとるときは、次の場面を想定する。ユーザが相手方に教えたいことを教え、あるいは、伝えたいことを伝える場面、ユーザが相手方に指示をする場面、ユーザが相手方と相互に認識を深める場面、ユーザが相手方に好意を持ってもらいたい場面、ユーザと相手方が何か目標に向かって力を合わせて取り組む場面、ユーザが相手方にモノやサービスを売る場面など。
そこで、類似のものを整理すると、次の3つに分かれる。第一の場面は、相手方にユーザが伝えたいことをうまく伝えたいという場面、第二の場面は、相手方との相互の認識を深めていきたい場面(共通目標をともに達成していきたい場面を含む)、第三場面は、ユーザの提供するものを相手方に好いてもらいたい場面(ユーザ自身や自社のモノやサービスを好いてもらいたい)の3つに分かれる。
それぞれの場面において、4分類か3分類のいずれかを使うが、それに加えて、必要に応じ、思考性向軸と先行・遅行軸、気質を合わせて使う。
つまり、第一場面は4分類と気質を使う。第二場面は4分類と気質(それに男女の話ならば、「男女の違い」)を使う。第三場面は3分類と思考性向軸、先行・遅行軸それに気質(継続利用など目標設定が関わる場合には、4分類を使う)を使う。
ある同一の生年月日に誕生した人は同じ性格・趣向を持つのと同じく、ある生年月日に生まれた人は単一の運気を持ち、年、月及び日のそれぞれについて10(十干)と12(十二支)の組み合わせで60のサイクルで巡っている。個人の生年月日の十干十二支を起点とし、各年、各月及び各日の持つ十干十二支との関係により個人の心理状況に一定の影響を与えていて、例えば、会員となった顧客の生年月日から、具体的な年、月及び日における顧客の心理状態を特定できる。新しい情報に反応しやすい日、レスポンス率が高い日、衝動買いしやすい日、ゆったりしたい日、仕事を辞めたくなる日、探究心が高くなる日及びミスやダメージを受けやすい日などがある。 ユーザと相手方とが別の運気で回っていることを踏まえると、コミュニケーションを取る際に、いつを実施日とするかにより、結果に与える影響が出てくることがあり、これを踏まえた対応が有益となるところ。
円滑で良好なコミュニケーションをとるためのアドバイス情報の表示の順序としては、概して言うと、見やすくかつ頭に入れやすく、結果、実施した際の効果を最大限上げるために、まず、相手方の性格・趣向を示し、次に、ユーザ自身の性格・趣向を再把握し、その上で、相手方に響く言葉掛けを示し、最後に、相手方の発しやすい言葉の正しい理解の方法を示す、という順で表示する。
表示する情報の要素として、次のものを用意する。
一つは、ユーザ及び相手方の性格・趣向。二つは、相手方との関わりの中でユーザと相手方の違い。三つは、相手方に響く言葉。四つは、相手方が話を聞きたい順序。五つは、相手方の立場を思いやる言葉(相手方が共感を持つ言葉)。六つは、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉。七つは、ユーザが自分の個性を抑えて対応することでユーザが感じるストレスとその対策。八つは、語りかけの具体例文。九つは、相手方がユーザに掛けてくる言葉の特徴。十は、相手方がユーザとの間で感じる立場の優劣。十一は、実施日とユーザと相手方との関係でその実施日にコミュニケーションをとる際の注意点。
その情報提供方法の構成としては、図23に記載のように、性格・趣向等データと相対トラブル傾向・対策データを記憶する性格等データ記憶手段、そこに情報を入れると性格等データを取得できる性格等データ取得手段をサーバに格納し、それを動かすソフトウエアプログラムでサーバシステムが構成され、情報表示端末では、ユーザが鍵となる情報を入力することにより、コミュニケーションアドバイス情報をインターネットを介してサーバに接続して情報を取得・表示できるようにする、クラウドで構築された情報提供方法とする。情報表示手段としてはプリンターで紙出力も可能とする。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の情報提供方法において、生年月日を聞けないケースにおいても、ユーザが相手方の性格・趣向が4分類あるいは3分類のうちのどのタイプであるかをあらかた確定させることにより、同情報提供方法を一部の機能は使わずとも大部分を有効活用することが出来る。思考中心軸と目標行動性向軸の見極めに関する2つの設問事項について、ユーザがみた相手方に対する印象に基づいて答えるが、対話中に相手方の話し方の特徴をつかみ選択をする。この選択肢で性格・趣向がどのタイプかを確定させる。
あらかじめユーザの生年月日を登録することにより、ユーザの性格・趣向毎に、2つの設問事項は使いやすいものが表示される。以下がその例となる。
第一の事項は、相手方が話の結論を考えついてから話し始めるケースか、結論を考えずに話し始めて、話しているうちに出てくる方向性を結論とするケースか、のどちらかを選択するもの。
そして、第二の事項は、次の三つのタイプのどれかを選ぶ。一つ目は、主語がない、擬音を多用する、話が飛びやすい、漠然として具体性がない、結論が見えない話し方をするタイプ。二つ目は、話が長い、元の元から話そうとする、なぜそうなるのかなどの質問が多い、本音が見えない話し方をするタイプ。三つ目は、結論が見える、整理されている、リアクションが少ない、わかりやすい話し方をするタイプ。
2つの事項の選択はユーザの主観によるため、必ずしも性格・趣向を特定できるものではない。
また、相手方の性格・趣向を推測できる設問事項として、必ずしもこれらに限定されるものではない。
なお、この場合は設問にあった性格・趣向だけを使うものとなるため、実施日に関わる情報などは不足する。
人が悩むときには、人間関係で悩むことが多く、その場合には経験を持った人などに相談することもあるが、それも一個人の過去の経験に基づくアドバイスに過ぎず、それをどの程度参考にできるのかもわからないところ。また、なかなか人に相談することもはばかられるということも多く、一人で抱え込むことが多い。せめて相手方の性格・趣向がわかるだけでも対処すベき課題への解決策が絞り込むことができて有効である。
人はどのような人に相談してアドバイスを受けるかは、その人が自分のことを理解していて、豊富な経験や知識も持っていて、他言しないし、親身になってくれることで信頼できたときに、悩みを話してアドバイスを受けるのが一般的。仮に相手が人工知能であってもそれと条件が同じであれば相談するであろう。
カウンセラーは、人間であれば、時には利害が絡むときがあるなどバイアスがかかることがある。機械だと利害が絡まないし、的確にアドバイスができると考える。また、人工知能がそばにあれば相談したいと思ったときに随時相談できる。さらには、学習を繰り返すと経験値が多く積まれることにより人間よりもよいアドバイスができるようになる可能性が高い。
人工知能によるアドバイスをユーザが心を開いて受けられるようになるには、請求項1に
おいて、ユーザの生年月日を入力するとユーザの性格・趣向を確定することができるが、
相談者であるユーザが人工知能のアドバイスに対して、尊重でき、信頼できる状態にまで
持っていくために、いくつかユーザの性格・趣向に関する質問を人工知能がユーザに対し
て行い、その回答において自分の特徴として当てはまっているところを確認しつつ、ユー
ザが納得のいくまでやり取りを行うことにより、結果として、人工知能が自分への共感を
示してくれ、自分の知らないことを教えてくれ、そして、話す相手として信頼ができる状
態にまでもっていけたならば、ユーザが心を開いて相談できる相手となる。
人と違いロボットは権威がないので、誰しもが相談する相手として適当かの判断がつかな
いのでこのプロセスをとるべきと考える。
請求項3に記載の発明は、人工知能に請求項1で記載している、生年月日をもとにした性格・趣向等データと相対トラブル傾向・対策データを60タイプに分けて学習させて、
人工知能を信頼できる相談相手であると認識するところまでいくことを登録されたところと呼ぶと、その登録に至るまでのやり取りとして、人工知能にユーザが「生年月日、性別、職業、家族構成、悩み」を入力すると、ユーザの性格・趣向に関して人工知能からユーザに説明しては、ユーザにその評価をもらうことで、ユーザが人工知能が自分のことを理解しているよき相談相手であることの確信をもたせるプロセスを経るようにプログラムを組み、
そうした後に、人工知能に、ユーザが悩みに関係する相手方の生年月日を入れてから、悩みを打ち明けると、ユーザの説明に対し、人工知能は要点を纏めた形の「オウム返し」で答え、それへの相談者の反応を得、更なる質問を行うなどをし、相談者から内容を深く聞き出し、相手方についての「個人性格・趣向特定機能」及びユーザと相手方双方の関係についての「相対トラブル傾向・対策特定機能」により、原因・解決法を推測したら、その後、それを相談者のタイプに合った説明法で原因や解決法を伝えることで悩み相談が可能となるカウンセリングシステムである。
さらに、人工知能に60のタイプ別に事例の学習と分析を積み重ねさせることを通じて、新たなユーザによる悩み相談に対して短時間で対人コミュニケーション上の問題の原因を解明することが可能となるようにする。また、これは人間相手ではないためバイアスがかかることもなく、そばにあれば随時相談ができる優れたものである。
例えば、ユーザに対して、「ユーザの性格・趣向がこのタイプで、対人関係(仕事・家庭)でこういう悩みがあったら、原因はこの可能性が高い。だからこのように気持ちを切り替えよう」とか、「ユーザが相手方にストレスを感じているならば、ユーザと相手方は、どこがどのように違うからであると推測される。だからこのように判断しよう」などと解決方法が導かれ、そのアドバイス情報を発声するなどして、人工知能がアドバイスができることとなる。
人工知能への相談の手順は次のとおり。
(1)ユーザは「生年月日、性別、職業、家族構成、悩み」を入力する。人工知能は、60分類の性格・趣向及び「運気データ」とユーザの入力情報のすり合わせを行なったうえで、ユーザの性格・趣向に関して、人工知能が正しく認識している信頼できる相手であることの登録作業を行う。
(2)相談者であるユーザは悩みに関係する相手方の生年月日を入れるとともに、人工知能に悩みを打ち明ける。ユーザの説明に対し、人工知能は要点を纏めた形の「オウム返し」で答え、それへの相談者の反応を得、更なる質問を行うなどをし、相談者から内容を深く聞き出し、相手方についての「個人性格・趣向特定機能」及びユーザと相手方双方の関係についての「相対トラブル傾向・対策特定機能」により、原因・解決法を推測したら、その後、それを相談者のタイプに合った説明法で原因や解決法を伝える。
(人工知能はすぐ答えるばかりではなく、うーん、そうだなぁ、などといった後、考えているイメージの「沈黙」も効果的で重要となる。相談者にちょっと言いにくいことや重要なことをいうときは、あえて沈黙の時間をつくり、効果的に伝えるなどの工夫もいれる。それにより、人間によるカウンセリングに近くなる。)
(人工知能が行う「オウム返し」は大事であり、それは正しく相談内容を人工知能が理解していることを相談者が確認する必要があるため。さらには、相談者の頭の整理にも役立つもの。)
(3)相談者は、このタイミングで心当たりがある、または納得できた場合、人工知能に向かって意思表示をして『評価』をする。
評価があれば、人工知能はさらに問題の原因を特定するために状況を問いかけ、聞きだす。
評価がない場合、人工知能は、違う角度で問題原因を考え、相談者に伝える。その修正した答えに対して『評価』があった場合、人工知能はさらに問題の原因を特定するために問いかけ、問題の原因を掘り下げる。
また、人工知能は、さまざまな相談者のカウンセリングをすることで、同じ生年月日で生
まれても、成長段階における経験で性格・趣向に差が出ることも含めたデータが蓄積され
る。これにより60分類で同一のタイプの相談者が現れた場合、人工知能は同タイプに見
られる共通のパターンを自ら見つけ出し、人工知能が行った質問に対して相談者がどのよ
うに答えるかによって問題の原因を予測し、それを原因とする方向に導くべく次の質問を
どれにするかを選択することで、最小限のヒアリングで精度の高い問題解決の方法の提示
ができるようになる。
相談に出てくる相手方も同じく人工知能と悩み相談を行っている可能性があり、人工知能
の中にある履歴などから情報を持ってくることが許されている場合には、より深いアドバ
イスができることになる。
評価過程を通じて、相談者の満足度が高いことで、生年月日から特定した性格・趣向等データに近い性格・趣向の持ち主であることが特定できて、さらに、その提案と評価データを蓄積することで、よりユーザ自身の性格・趣向が人工知能の認識する人物像と近くなるため、その後の相談にも的確なアドバイスが可能となる。
請求項4に記載の発明は、個別認識をして会話が可能となる人工知能に対し、請求項3に記載の登録された状態にすることにより、人工知能がユーザとの間でユーザの性格・趣向、運気データを知った上でのユーザの好むような言葉、テンポ、話し順序での会話をできるようにする機能を入れることでより親密なる理解の上での会話が出来る人工知能。
また、当該人工知能は会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できるものとし、また、使い分けのために複数を選択できるようにし、会話が促進するような相手方の選定を可能とする。
人は話したり、認められることで、脳が活発化し、モチベーションが高まるが、一人暮らしや孤立している人は、人と話す機会は少なく、認められたり褒められる機会が非常に少ない。これが孤立化や自己肯定感の低下につながり、認知症やうつ病の発症につながる。
カウンセリングによる心のケアは有効であるが、人口減少に伴い、人の時間と労力を要するサービスの価値がますます高価となり、またカウンセリングまでの需要は少なく、周りも気づかないうちに問題が深刻化するケースが多い。
現在のロボット技術は、目に見える具体的な部分問題を解く人工知能が主流であり、ヒト型ロボットについても、人間により近い動作ができるなど形や動きに関する技術は日々進化している。しかし、人間と共存し、言葉をしゃべり、自分で思考するロボットはまだ生まれていない。プログラミングに従った動きが中心で、誰に対しても同じ反応しかできない。
しかしながら、今回の発明のような形で、相手方の性格・趣向にあわせて個別対応できるロボットが存在するとなると、本来人の言葉がけによってしかできなかった生活管理や意欲向上、コミュニケーションの一部をロボットが代替できることとなる。
そこで、請求項5に記載の発明は、ロボットに顔認識機能と請求項1に記載の情報提供方法におけるクラウドサービスによる情報表示機能を搭載することで、顔認証機能を活用して生年月日が登録された相手方であることを特定すれば、ユーザであるロボットが相手方の性格・趣向にロボット自身の性格・趣向を合わせ、クラウドからその生年月日をもとにした相手方の性格等データを受け取るとその搭載する情報表示機能で表示されたデータを読み上げる形で言葉を発する機能を通じて、以下のように相手方が満足するような設定の下で、相手方に話しかけ、そして、受け答えできるようにした対人対話ロボットである。
相手方が満足する会話のやり取りの一つは、日々の目標設定した活動に対し、ロボットは相手方にその実施の有無を語りかけ、相手方による回答に対して、ロボットは、目標達成レベルに合わせて、請求項1の相手方の性格・趣向のタイプをもとに、相手方にとって満足度の高い言葉を選択し応答する。二つは、相手方が話す説明を、ロボットがオウム返しのように発言する。
これにより相手方は自分のことをロボットが正しく認識してくれていることがわかり、自己肯定感アップや孤独感の解消につながる可能性が増える。
これらは、相手方から見て話し相手が人間であれば、面倒なことと思うことが表情に表れたり、また、人間は休みが必要であり、いないことがあったり、それにそのようなマンツーマンのサービスは高くつくので、毎日実施できない可能性が高い。それが、話し相手がロボットであるならば自分の個性を持たず、相手の性格・趣向に合わせることが徹底的にできるので表情に表れないし、ロボットはそばにいつもいることが可能なことからロボットが実施することが特に有効なものである。
活用が望ましいケースとしては、「人のメンタルヘルスケア・癒し」、「一人暮らしの高齢者の見守り」、「共働き世帯における子供の生活管理」などの場面において、一人暮らしの高齢者、一人暮らしの方、共働き世帯のこども、対人関係が苦手な人、引きこもりを克服したい人、ペットを飼いたいけど飼えない人、職場や人間関係のストレスを抱えている人、認知症予防などの目的で病院・介護施設に入居している人などを対象とすることが期待される。
例えば、高齢者の場合、生活リズムに合わせ「歯を磨く」「食事をする」「運動をする」「睡眠をとる」などの目標を登録し、時間に合わせてロボットは、朝の歯磨きをしましたかなどと相手方に問いかける。
まだ実施していない場合は、ロボットは思考性向軸で、相手方が楽観タイプの場合には「歯を磨くと気持ちいいから早く磨いてね」と促し、悲観タイプの場合には「磨かないと虫歯になっちゃうから忘れず磨いてね」と促す。
また、歯磨きを実施したことを伝えたら、3分類をもとに、相手方がビジョンタイプの場合には「オッケー!やったね!」といい、ロジカルタイプの場合には「了解です。その調子!」といい、ピースの場合には「よかったです。報告ありがとう」という。
人間に毎回そのようなことを確認されると煩わしいものであるが、ロボットの場合、より親近感・愛着を感じられる。
また「運動する」などの努力を要することを達成した場合には、相手方がビジョンタイプの場合には「すごい!○○さん!やったね!」といい、ロジカルタイプの場合には「○○さん、さすがです。その調子です!」といい、ピースタイプの場合には「頑張りましたね。僕も嬉しい!」のように応答する。
さらに、インターネットでの報告機能をつけることにより、高齢者の場合は、別世帯家族にとって遠隔での「身守り」と「正確な生活状況の把握」ができることともなる。
社員の中でのうつ病の増加や離職率の増加、人手不足、連携ミス、働く意欲の低下など、職場環境における「人」の問題は増加の一途をたどっている。働く側にとって以前に比べて「自分らしさ」「ワークライフバランス」に対する重要度が増し、組織の一員としての在り方そのものに対する意識の変化が起きているためと考える。
また、管理職や指導役におけるコミュニケーション力・マネジメント力の必要性は従来から認識されているが、組織全体のマネジメント力だけではなく、1対1のコミュニケーション力も同時に求められている。しかしながら、現在、人それぞれの性格・趣向を客観的に分析できる、チーム全体の意思疎通に効果が高い、1対1にも効果が高い、職場で簡単に実践できる方法は求められるが存在していない。誰でも自分と相手方は同じとは限らないことは認識しているが、「何がどのように自分と相手方の考え方が違うのか」を知るための手法やツールがない。コミュニケーションのズレで問題が発生しても、原因と解決策が特定できない。
そんな中で、請求項6に記載の発明は、これらの課題を解消し得るはじめてのツールとなる。請求項1に記載の情報提供方法で、組織の相関図を作成し、管理職が部下のタイプを把握して関わり方を注意して伝わりやすい言葉掛けをする、教える側と教わる側のタイプを合わせて指導役を決める、タイプ別に教え方をマニュアル化する、などにより職場環境の改善を図ることができる。これは教育担当のミスマッチ防止、連携ミス防止にもなる。さらには、「仕事の教え方・覚え方」、「伝達の仕方・受け取り方」のタイプによる違いを管理職が把握し、組織のマネジメントに活かすことができる。また、組織全体で共有することで、相互理解につながり、職場の人間関係改善が図れることとなる。
組織におけるその複数の構成員の生年月日を入力し、4分類で組織構成員を分けて、組織診断を行い組織構成員で共有が出来る形で表示する、また、管理職は部下への配慮をタイプ別にどのようにすればよいかを示す形で表示することにより、組織の意思疎通の円滑化による組織連携強化、そして、管理職は部下への声掛けを円滑に行えるように改良した情報提供方法とする。これにより、生産性効率、離職率の軽減、うつ防止等のメンタルヘルス改善に役立つ。
職場においては、期限、連携、伝達をはじめとする業務効率や業務連携を重視するため、目標行動性向軸を生かしたものとする。それと同時に、人の性格・趣向の基本となる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を別ページで表示し、より細かく個々のスランプ傾向と対処法を分析し、4分類の言葉掛けと相乗的に活用する。
さらには、人事異動に当たりうまく組織マネジメントを行う上で、候補となる人を構成メンバーに加えることにより、上司・部下として適している組合せと適さない組合せ、また、組合せにおいて注意すべき点などをアドバイスするよう表示する。
表示手法としては、4分類の四象限を誰もがわかる特徴を捉えたツール(はさみ(納得型ロジカル:じゃんけんのチョキ)、石(調和型ピース:じゃんけんのグー)、粘土(共感型ピース:じゃんけんのグー)、紙(願望型ビジョン:じゃんけんのパー))で表し、「性格の差異と同一」かつ「パワーバランス=ジャンケンの関係が成立」を示す相関図を表示する。
さらには、人事異動などを考えるときにマネジメントを行う上で、候補となる人を入れることにより、上司・部下として適している組合せと適さない組合せ、また、組合せにおいて注意すべき点などをアドバイスする形で表示するようにする。
成果が出ている営業担当は、持ち前の感覚を頼りに顧客に合った対応をしていて、常時平均以下の成果しか出せない営業担当は、顧客に合った対応ができていない。顧客によって一つの商品に対して興味を持つ角度、購入を決断する決め手は違うが、常時営業成績が平均以下の営業担当は、自分の価値観を基準に、「自分にとって響く言葉が顧客も同じように響くはず」と思い込み、アプローチやクロージングが自分の考え一辺倒になる、又は会社から与えられたマニュアルどおりに行うことで誰にでも同じようにアプローチをするためいい結果が出ない傾向が強い。
顧客との信頼関係の構築や顧客のニーズに合った対応が大切なことは理解しているが、「顧客が求めるものを予測して、どのように提案すればいいのか」、「どのようにすれば顧客と信頼関係が築けるのか」を知るための方法やツールは存在しない。精神論や一般論の解決策しかなく、営業担当が納得して取り組もうと試みる具体的な方法・解決策がないのが現状である。
そこで、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法で、営業担当と顧客のデータを入力し、タイプ別の顧客リストを作成し、販売する商品毎にタイプ別に、アプローチ、クロージングをマニュアル化し、さらに営業担当と顧客の組み合わせごとに、顧客に響く営業トーク(重視する説明ポイント、説明の順序)、営業担当の注意点、顧客のタブー、成功率が上がるアポイントの取り方、クロージングの重点ポイントを一覧にすることによって、結果として契約成功率を上げることになる。また、クレームについても、顧客のタイプ別に対応できるようにマニュアル化して臨むことにより、クレームの悪化を防止する。
営業は、顧客の購買を促すことがミッションであり、「商品説明、魅力、メリット、リスク」について顧客に響く言葉で伝えることが重要なため、3分類と思考性向軸を組み合わせた6分類(ビジョン(楽観)、ビジョン(悲観)、ピース(楽観)、ピース(悲観)、ロジカル(楽観)、ロジカル(悲観))で分析する。それと同時に、人の性格の基礎となる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を別ページで表示し、より細かく営業担当の営業傾向やスランプ傾向、その対処法を分析し、6分類の言葉がけと相乗的に活用する。

次に請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の営業対応の情報提供方法について、インターネットホームページの会員専用ページやメールマガジンなどといった電子広告媒体において、会員や顧客の生年月日を入力して6分類と気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加味し、タイプ毎に効果的に響くような言葉掛けを行えるよう、キャッチコピーの文言、写真の配置、文字の大きさ、説明の仕方を表示し、営業の効果があがるようなコンテンツ素材の構築を支援する機能が出せるように改良した情報提供方法。その先には、会員顧客のタイプ別に会員顧客が好むような商品説明ページが表示されることが期待される。
顧客に商品購入を推奨する機能はレコメンド機能というが、現在のそれは履歴ベースの手法と属性ベースの手法に大別される。履歴ベースでは、評価や購入履歴が存在しないユーザに対しては、コンテンツは平均的なものしか提供できないこと、そして属性ベースでは、属性が不適切だと精度がでないという問題点がある。
それらをクリアするために、顧客の性格・趣向に応じて内容を変化させ、その結果で商品購入したくなるような、あるいは、クリックしたくなるような精度の高いレコメンドを行うことが必要。商品やサービスを紹介するウェブページやバナーを、会員ユーザの好みや特性に合わせて、写真の配置、文字の大きさ、キャッチコピーの文言、説明の仕方を変えることにより、その対象商品のクリック率を上げるようにする。また、生年月日からわかるユーザに響く言葉、実施日における消費心理を認識した上でそれらをもとに広告を作成しメルマガ配信などすることで、顧客の反応確率をさらに高めることができる。
次に、請求項9に記載の発明は、人工知能に以下の「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」を搭載し、モノやサービスの購入を促す情報を入れた、請求項1に記載のある3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのウェブを生成し、請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」を活用し、会員登録し生年月日データを取得済みの会員の性格・趣向に応じて、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったウェブページの内容を表示させることで、会員の満足度の高い内容になり高いコンバージョン率が期待できるウェブの作成方法。
また、請求項10で記載するメールマガジンの配信方法により、ウェブに導くメールマガジンを配信することで、コンバージョン率をより高めることができる。
例えば、スイーツ店のオープン告知・集客を目的とする場合、3分類をもとに3タイプに分けて、以下の概念を取り込んだウェブ編集アルゴリズムを組み、3通りのウェブ作成を行う。
(1)ビジョンタイプ・・・フランスの三ツ星レストランのパティシェが作製、セレブが大絶賛、世界トップ3の人気、イメージ写真として、その場にいるイメージができるもの、キャッチコピーは大きな文字で短いものがよく、擬音や!などの記号を効果的に使う。
(2)ピースタイプ・・・・日本に出店した経緯や想いをストーリーで記述、素材の安全性、製品のコンセプトを記載、シェフの顔写真の掲載、キャッチコピーは「〜してみませんか?」との問いかけの形がよい。また、見出しを設けて区切りを入れ、それからは順を追って読めるように工夫。ですます調で記述する。
(3)ロジカルタイプ・・・素材の具体的な特徴(無添加・無農薬の素材など)を入れる。オープン日、場所、ケーキの写真(価格をキャプションで表示)、価格帯、お得な特典を迅速に見て取れるように配置。キャッチコピーは読んで内容がわかる文とするのがよい。内容は5W1Hで簡潔に表示すると満足。限定何名、限定7日間など、限定が効果的で敏感。データは数字を使い明確に記述。
以上は、請求項1に記載のある3分類のタイプ別に、ウェブ表示あるいはメールマガジンの内容などにおいて関心を持たれる表現・編集方法として規定される、相手方に響く言葉を使ったキャッチコピー、視覚的に重点を置く箇所、添付画像の内容や文字の強調箇所、説明の順序とその方法などを記載したものであるが、これらを一般化し、ウェブやメールマガジンなどの作成に使用するものを「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」と呼ぶ。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と表示されるような、あるユーザの行動履歴・閲覧履歴から趣向の類似した他のユーザの情報を用いて自動的に推論を行う「協調フィルタリング」という手法において、基本となるアルゴリズムを顧客の生年月日から性格・趣向タイプを特定できる「個人性格・趣向特定機能」による60分類をベースとして組み上げることにより、基本情報も多い中でのより精度が高く強力なレコメンドシステムを構築できる。
さらに、このシステムにおいて、顧客が何らかの評価付けした場合にその評価結果を60タイプに分けてデータを蓄積する。すると、ウェブへの初回訪問の顧客でも、その生年月日が登録されれば、その顧客が属する60タイプをもとに、過去データ的にそのタイプに属する者の趣向に合うとされるモノ・サービスを、顧客の趣向に合ったキャッチコピー・説明で構成したページで表示することができ、高確率なコンバージョンが見込まれる。
運気として、新しい情報に反応しやすい日、レスポンス率が高い日、衝動買いしやすい日、ゆったりしたい日、仕事を辞めたくなる日、探究心が高くなる日、ミスやダメージを受けやすい日などがあり、そのタイミングで顧客に響く言葉と内容で構成したメルマガやウェブページを配信するとコンバージョン率がアップする。
また、図20、図21及び図22で導くとおり、ある日における顧客の運気をアップするカラーを特定できるため、顧客の開運効果の高いカラーの商品をウェブなどに表示することができる。「あなたのラッキーカラーグッズ」として表示することでコンバージョン率も上がる。
多くの販売業者は、自分にとって響くキャッチコピーや説明を好んで使ったウェブページを構築する傾向が強い。そのウェブページの製作責任者をタイプ別で分けると出来たウェブページは次のようになる傾向が強い。
(1)ビジョンタイプ・・・インパクトのある画像、自分が使って満足感をイメージできる画像、大きな文字を使う。
(2)ピースタイプ・・・コンセプトから順に表記し、説明文が多め、文字は小さめの傾向。
(3)ロジカルタイプ・・・具体的な数字やコスト、得られる効果を簡潔・明瞭に書く。
生年月日をもとにした「個人性格・趣向特定機能」で60タイプを導き、過去の購買履歴から、自社の商品が「どの性格・趣向の顧客が多いのか」、「いつ購入する確率が高い商品なのか」などの観点も含めて現状分析を行う。その現状と販売戦略とを照らすことで、戦略的なターゲット層向けに響くキャッチコピーを入れたウェブページとするか、または3分類などそれぞれのタイプに合ったページを作成するか、などの改善策を見つけることができる。
次に、請求項10に記載の発明は、人工知能が「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」を使い、モノやサービスの購入を促す情報を入れた、3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのメール文章(メールマガジン)を生成し、請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」を活用し、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったメール文章を、次に掲げた顧客に刺さりやすいタイミングで配信することでコンバージョン率をアップさせるメールマガジンの配信方法。
(1)契約率の高いタイミング
1) 衝動買いしやすい(顧客にとり干支暦で「浪費」に当たる年、月及び日)
2) ゆとりのある(顧客にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
3) 投資に興味が高い(顧客にとり干支暦で「投資」「成果」に当たる年、月及び日)
(2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
1) 新しい情報に反応しやすい(顧客にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
2) 探究心が高くなる(顧客にとり干支暦で「研究」に当たる年、月及び日)
次に、買い物をするときに、信頼できる者と相談しながら購入を決めることは、安心感を生み、効率的で、納得感の高い買い物ができる可能性が高く、多くの方がそれを好むと考えられる。
請求項11に記載の発明は、そのようなサービスを実現するために、請求項4に記載の人工知能にユーザの了承を得てインターネット通販会社などのサービスと連携させて商品・サービスのリコメンド機能を持たせることで、ユーザの性格・趣向及び運気データを踏まえて、ユーザが気に入る商品・サービスをユーザが購入したいタイミングで人工知能から購入推薦情報が入り、ユーザは人工知能と相談しながらその購入を決めるように機能するものとなる。
次に、請求項12に記載の発明は、人工知能が「個人性格・趣向特定機能」の「運気データ」を使い、以下の通りの就業者が転職したくなる(潜在的な求職者から積極的な求職者へ変化する)タイミングを年、月及び日レベルで見つけ出し、そのタイミングで、求人情報などをバナーでウェブへ出すなど目に付くところへの情報発信を行うことで、対象者の目に留まる確率が高くなるために、就業者の転職を促す効果を生じさせる。
情報の出し方もウェブやメールマガジンなどで「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」を活用した内容とすることも効果的となる。
転職の決断に至らないときも何らかのフィードバックを受けてその当人に対する履歴を人工知能が記録することで次のタイミングの提案をより効果的に行うことができる。また、タイプ別でも履歴を蓄積することでタイプ毎でのより効果的な日や内容の提案をできるようになる。
環境の変化を求めるタイミング
(1)転職に関心が高い・仕事を辞めたくなる(顧客にとり干支暦で「焦燥」に当たる年、月及び日)(顧客にとり「注意」に当たる年、月及び日)
(2)迷いが生じやすい(顧客のとり干支暦で「整理」に当たる年、月及び日)

次に、請求項13に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザと相手方の生年月日を入力し4分類で性格診断を行うとともに、加えて、男女の違い及び気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を入れて、特に双方の愛情表現の違い、誕生日プレゼントや過ごし方の重要度、デートの予定の組み方をはじめ、家庭に求めるもの、家事の分担の意義などに関し、相手方への言葉の伝え方や自分の受け取り方を表示することで結婚や恋愛をサポートするよう改良した情報提供方法。
4分類に加え、男女の価値観の違いを加味した診断結果を表示する。すなわち、「男女の違い」「タイプの違い」「パワーバランス」を加味してアドバイスを表示するが、男女の場合は「伝え方」とあわせて「受け取り方」のアドバイスが重要である。実施日の関係性についてもあわせて表示することで、トラブルを未然に防止することが出来る。
恋愛・結婚における異性関係は、職場や友人としての関係に比べ、相手に「愛されたい」「嫌われたくない」という感情が強く働くため、価値観の違いに対して敏感で、また、感情的にもなりがちである。しかし、コミュニケーション力が不足、マスコミ等の情報の氾濫などが影響して、異性とはこういうものだとの何らかの決め付けが出てきてしまい、全ての方が個々に性格の違いがあるということを知らない人が恋愛において多くのコミュニケーショントラブルを起こしている。また、その際のコミュニケーションの修正方法がわからないため、安易に別れを選択しがちである。双方の「愛情表現の違い」「誕生日プレゼントや過ごし方の重要度」「デートの予定の組み方」をはじめ、「家庭に求めるもの」「家事の分担の意識」など、個々の違いを踏まえてアドバイスを表示する。
ここにおける考え方は以下の論理構成をベースに規定しているので紹介する。
男性と女性はそもそも次のような欲求や本能をもっている。男性は自分が大事で、自己重要感をもつ。一方女性は相手が大事で、愛やつながりを意識する。また、男性は攻撃・チャレンジを好み、成長への欲が強い。女性は守備・安定を好み、貢献への欲が強い。
3分類でタイプ別の特徴をキーワードで示すと次の通り。ビジョンは、自己重要感、チャレンジ、ピースは愛、つながり、安定、ロジカルは成長、貢献、平等となる。
そして、男性の場合には先ほどの男性の欲求、本能を各タイプに入れると次のようになる。
ビジョンの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、自己重要感、チャレンジとなる。
ピースの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、愛、つながり、安定となる。
ロジカルの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、成長、貢献、平等となる。
これを解説すると、ビジョンの男性は、自己重要感とチャレンジがどちらにも該当するので、特に、特定の異性には「自分を立ててほしい、自分を一番で思ってほしい」、「尊敬されたいから成功したい」、「安定だけでは物足りない」という気持ちが強く、男女平等という意識は低め。しかし、ロジカルの妻には弱い。
ピースの男性は、自己重要感はありながらも「愛・つながり」を大切にし、「一緒にいたい」とい気持ちが強い。チャレンジ精神はあるものの、リスクを避けようとする思考が強い。また相手軸のため外では対人関係に気を使っているため、家庭では「自己重要感」が強くなる傾向がある。ピースあるいはロジカルの妻だと亭主関白になりやすい。しかしビジョンの妻には弱い。
ロジカルの男性は、自己重要感はあるが、平等という意識があるため、あらかじめ役割分担したものは淡々とこなす。一例としてゴミ出しはビジョンの男性は嫌がる。ピースは相手方を思いやって行う。ロジカルは役割として決まっているから割り切る。また、成功願望はあるものの、現実的志向のほうが強いため、昨日より今日、今日よりも明日、日々の現実的な「成長」を好む。ピースの妻には弱い。ロジカルの妻とは同等。ビジョンの妻には夫は意識していないが妻が弱い。
次に、女性の場合にも、先ほどの女性の欲求、本能を各タイプに入れると次のようになる。
ビジョンの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、自己重要感、チャレンジとなる。
ピースの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、愛、つながり、安定となる。
ロジカルの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、成長、貢献、平等となる。
これを解説すると、ビジョンの女性は、女性で唯一「自己重要感、チャレンジ」があるので、男性の「自己重要感」に共感し、その気持ちを尊重できる。外(他人の前)では、自分自身が自己重要感が高く、チャレンジ精神旺盛だが、恋愛・家庭となると、「男性(夫)を立てる」という感覚が強いため、言われたことに反論できない。特にパワーバランスの関係で、ビジョンの女性は夫がロジカルの場合、指摘されると何も言えなくなる。驚くほど外とのギャップが大きい。
ピースの女性は「愛、つながり」がどちらにも該当するので、一緒にいたい、つながっていたいという気持ちが特に強い。相手軸なので、相手方に合わせようとしているが、男性の「自己重要感」は理解できず、「自分勝手」と不快に感じることがある。ロジカルの男性には強い。ビジョンの男性には弱い。ピース同士は夫が強い。
ロジカルの女性は平等意識が強く、男女も平等だと思っている。男性の「自己重要感」は全く理解できず、役割は平等にして当然と思っている。ビジョンの男性と結婚すると「カカア天下」になりやすい。ロジカルの女性は、目的・結果を重視するため、愛・つながりよりも、目的があり、結果に対して力を尽くす「貢献」を好む。男女の関係でも、「与えつづける無償の愛情」ではなく、「フィフティ・フィフティ」の感覚が強い。

次に、請求項14に記載の発明は、人工知能が請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」の「運気データ」を使い、結婚対象としている相手方へアポイントを申し込む日を相手の運気がよいところにするのがよく、次のケースがその対象となり、さらに、実際に会う日は付き合いを長く続けていくのが趣旨であるから、お互いの「注意日」を避けて設定するのがよく、そうしたタイミングを教えてくれる結婚や恋愛を支援する機能。
1)契約率の高いタイミング
(1)ゆとりのある(個人にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
(2)投資に興味が高い(個人にとり干支暦で「投資」に当たる年、月及び日)(個人にとり干支暦で「成果」に当たる年、月及び日)
2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
(1)新しい情報に反応しやすい(個人にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
次に、請求項15に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、褒める言葉や励ます言葉などを学習状況、正解、不正解に応じてタブレット端末などに表示することができる機能を教育・学習プログラムに付加できて、個人に応じて学習効果を高めるよう改良した情報提供方法。
子供達が持つタブレットと、この情報提供方法を連携させ、タイプ別に分けて個々の子供に合った目標設定画面、課題の引き出し方、問題の解き方、正解したときの褒めコメント、間違ったときのアドバイス、興味を持続させるコンテンツが出てくるように設定をする。子供本来の個性を尊重し、個々に響く言葉がけでモチベーションを引き出す仕組みを構築する。一人一台タブレットを持つ時代だからできる「個々にあったオーダーメイド学習」を実現する。
IoT(インターネット・オブ・シングス)の普及、人工知能の進化により、これからの子供達には、与えられた課題をこなすだけではなく、英語やICTを使いこなし、解決したい課題を自ら見出し、周りの他者と協働しながら、解決し新しい価値を生み出していく力が求められていく。全国の学校で子どもたちが一人一台のタブレットを持つ環境が整い始め、授業だけでなく家庭学習でも活用して成果をあげる研究が進められている。自分で課題や目標を見つけたり、解決法を試行錯誤したりするなど、自立した学習者の育成を目標としている。しかしながら、今の子どもたちは「与えられた課題」に対して答える「受身の学習法」が身についていると言える。
そこで、一人一台のタブレットをもつ利点を活かして、個々にあった言葉がけや指導ができる仕組みが必要であり、児童・生徒が能動的に学習するため、効率的にモチベーションを上げる仕組む方法を提供する。
全員に同じ教え方、カリキュラムで対応するのではなく、あらかじめ4分類でそれに合った目標設定画面、課題の引き出し方、問題の解き方マニュアルを作成し、生徒児童に合った画面を表示する。
タイプ毎の、正解したときの褒めコメント、間違ったときのアドバイスと励まし、興味を持続させる工夫などを設定し、学習状況・正解・不正解に応じて表示し、学習者のモチベーションを上げる。

次に、請求項16に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、学校教育をはじめとした集合教育の場において、教員の性格・趣向のタイプを踏まえ、教わる側の学習効果が上がるように4分類で褒める言葉や励ます言葉などの響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示することで、教師による学ぶ者への言葉掛けなどアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
次に、請求項17に記載の発明は、家庭教師の派遣においては、マンツーマンの指導であることから、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力して出した4分類で同じタイプの教師を派遣することで、その教師と教わる者とは自分の性格・趣向と類似であるために、コミュニケーションをとりやすく、それ故、勉強の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる家庭教師派遣方法。
その際にも請求項16において記載した集合教育の場での表示内容と同じものを表示するよう改良した情報提供方法を活用する。さらに、教わる側の両親・父兄といった保護者の生年月日を入力して4分類を確認しつつ、それを前提とした保護者から教わる者へのアドバイスの表示を見せつつ、当該家庭教師が教わる者と同じタイプであり、教わる者の立場や気持ちなどを本人に変わって当該家庭教師が説明もすることで、保護者に対して教わる者へのより有効な言葉掛けをアドバイスすることも有効となる。

スポーツジムなど健康関連施設やエステサロンなど美容サロンに通う顧客は、それぞれに健康になりたい、美しくなりたい、やせたいなどの直接的な目的はあるが、最初契約した時はやる気があっても、月日がたつごとにマンネリなどでやる気が落ち、継続しない、または競合店に移ることがある。顧客は自分を理解してくれるトレーナーを好む。健康美容業界にとっては、顧客の継続率が売り上げに大きく関わるため、顧客のやる気を維持するために、トレーナーや施術担当者の言葉がけや関わり方が、継続率の決め手となる。
次に、請求項18に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、トレーニングジムやエステサロンをはじめとした健康美容産業の場において、トレーナーまたは施術者あるいはエステティシャンである担当者であるユーザと顧客との生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて分析し、担当者と顧客との性格・趣向のタイプを踏まえ、4分類で褒める言葉や励ます言葉など響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示し、また、思考性向軸を加えることにより、「痩せるために」「太らないように」など、同じ目的・内容を伝える場合でも、より顧客に響く伝え方を示し、さらに、気質の5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加えることにより顧客の会話の好みを表示し、継続性が高まる要素として、顧客が好む会話の要素が明確でそれを話すことにより担当者と顧客との関係性が良くなり、理解されていることで存在感が持てるようにすることを通じ、トレーナーまたは施術者による顧客の取組意欲と併せて継続意欲が上がるような顧客への言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
この際、次のようなポイントを踏まえて顧客が好む会話を表示する。これらを「気質別好ましい会話内容」と呼ぶ。
家庭・人間関係重視の方は、家庭・家族の話を好む。コツコツ継続型。
健康・趣味重視の方は、健康・美容・食に関することは何でも好き。新しい情報を好む。
お金・計画重視の方は、計画・結果重視。具体的な成果を上げるための方法を知りたい。
仕事・名誉重視の方は、仕事の話、仕事に役立つ話が好き。褒められることを好む。
学び・探求重視の方は、元の元から知りたい。具体的な成果を上げるための方法と合わせて周辺の情報も知りたい。
次に、請求項19に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、スポーツ指導者であるユーザと選手の生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて分析することで、指導者のやり方を選手に押しつけたり、選手に対して一律の指導法で教えたりするのではなく、指導者が一人、あるいは、複数の選手に対して、個々にあった言葉掛けや指導法を表示し、優秀な選手育成のため指導者が選手に対する言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
1対1の指導においては、「選手に合った褒め方、目標設定、練習メニューの組み方、教え方、メンタルの維持向上に効果の高い言葉掛け、逆効果となるタブー(やる気をなくす言動、してはいけないこと)、スランプ時へのアドバイス・励まし方」を示す。またチームでの指導においては、「性格・趣向の力関係をもとに、トップ(監督)・リーダー(キャプテン)・選手の関係性と円滑な連携に必要なアドバイスや、チーム内で予測できるトラブルを予測し予防策・解決策」を示す。
次に、請求項20に記載の発明は、指導者と選手などの教わる側とがマンツーマンの指導である場合には、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力し、4分類で同じタイプの指導者をつけることで、その指導者と教わる者とは性格・趣向が類似しており、コミュニケーションをとりやすく、それ故、練習の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる指導者選定方法。その際にも、請求項11において記載した、指導者が一人の選手に対するアドバイス情報と同じものを表示するよう改良した情報提供方法を活用する。

医療や介護の分野では、患者への医師や看護師、そして、介護士による言葉の使い方は、患者の心理や精神状態と密接な関係があるため、特に適切なコミュニケーションの重要性が高い。検査結果を受けてのアドバイスで未病状態から悪い数値が出た場合の今後の改善努力を起こさせるためには、患者に響く言葉の掛け方が非常に重要となる。また、在宅医療においても、響く言葉を掛けることは、目の届かないところでの禁止事項を自ら守れない可能性が高まるので、重要視されてくる。
こうした予防医療では、思考性向軸(楽観か悲観か)と4分類を組み合わせて表示するが、例えば、人間ドッグの後の医師による指導のタイミングなどで、アドバイスする医師が見る画面にその人のタイプに合ったアドバイス方法が表示されると大変有効になる。 糖尿病の予防には、楽観タイプの方には、「毎食のカロリー管理をしっかりつづけたら、数値は改善できますよ」といい、悲観タイプの方には、「このまま節制しなかったら、インシュリン注射になりますよ。だから気をつけましょう」という。また、ロジカルには具体的な数字を使って説明することで頭に入るところとなる。
請求項21に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において、顧客の生年月日を入力し3分類と患者の取組意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で分析して示されたもので、医師、看護師や介護士などが、患者の検査結果を受けて今後病気になるリスクを踏まえ、患者が病気予防に取り組む意欲を湧かせる言葉を表示することで効果的な予防医療が実現できるよう改良した情報提供方法。
また、同じく、介護職員や家族であるユーザが、見守る対象となる高齢者に対し、響く褒め言葉をかけて、脳の活性化につなげたり、タブーな言葉をかけてストレスや恐怖感・嫌悪感を与え認知症が進行したりしないように、避けるべき言葉を認識して会話をすることにより、認知症予防や改善に資するものとなるよう改良した情報提供方法。
次に、請求項22に記載の発明は、職場や学校など組織ベースでのストレスチェック、メンタルヘルスなどのアンケートをとり、それを分析することにより職場などでのメンバーの置かれた状況がわかるところであるが、診断の結果、改善が必要となる原因が対人コミュニケーションが行き届いていないところにある場合の対処法は十分に提示されていないところ。
ここで、原因と対処法を見つけるに当たり、人工知能が分析対象の各人について、請求項1に記載した「個人性格・趣向特定機能」及び「相対トラブル傾向・対策特定機能」により生年月日をもとにした4通りのタイプ別での性格・趣向を確認し、そして、対人タイプ別強弱関係、組織での上下関係などの分析をすることができ、さらに、ストレスの対象となる者と理由についても併せて把握できた場合には、それら具体的な対人関係を含めて、対人対処法としての適切なコミュニケーションのとり方をアドバイスすることができ、あるいは、レポートの作成ができる機能。
ペットも人間と同様に生年月日があり、ペットショップやブリーダーを通して取得した場合、血統書などで生年月日がわかる。犬・猫・馬などは人間の言葉は話さないとしても、性格・趣向は人間が生年月日により規定できるのと同じく動物も規定できる。
請求項23に記載の発明は、請求項1に記載のシステムにおいて、飼い主であるユーザとペットとの生年月日を入力し、3分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた6分類で、動物病院などのペットの健康に関する場や、ペットショップ、ペットのしつけやトレーニングを行う場において、飼い主とペットの性格・趣向のタイプを踏まえ、獣医やトレーナー、ペットショップの店員が、飼い主に対して行う「ペットにストレスを与えない関わり方・飼い方、言葉がけや対応方法」のアドバイスが表示されるシステム。
ペットも3分類を適用するとピースとビジョンとロジカルに分けることができ、ペット側の性格・趣向を踏まえたものとしてのアドバイス情報として、3分類それぞれについて一例として以下のように表示する。
ピースのペットへは、「さびしがりやで甘え上手。大きな声は嫌い。一人で留守番が続くとストレスになる。ありがとう。大好き!という言葉が好き。」となる。
ビジョンのペットへは、「決まったペースにあてはめすぎるとストレスになる。散歩のルートは時々変化をつけるとよい。厳しいしつけは向かない。」となる。
ロジカルのペットへは、「急な変更は嫌がる。出かけるときは前日から教えておく。散歩や食事はペースを守ってあげる。」となる。
請求項24に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供方法において表示された内容をもとに、音声認識・分析機能を有する人工知能を活用し、ウェブ上で対人コミュニケーションの実践力・応用力の習得ができる個別コミュニケーショントレーニング方法。
当該方法の流れは、まずユーザの生年月日を入力し請求項1に記載のある性格・趣向の60分類のタイプに基本的な設定がなされる。次に、コミュニケーションの相手方としてユーザが60分類の中から選んだタイプを有する主人公が画面に登場して、トレーニングが始まる。最初は、主人公の性格・趣向の自分との違いについての解説を表示する。次に、この主人公から「主人公に響く言葉による褒める・叱る・励ます・教えるなどの表現方法」が例題として表示または発声された後に、演習としてユーザにその表現方法を発声するように求められる。それに対して、サーバでの音声認識・分析機能により、ユーザの音声(言葉の抑揚、必須言語の有無、タブー言語の有無、内容、話の組み立て)を分析し、主人公に響いたかどうかの「好感度数」と「評価・改善コメント」が表示される。その際、コメントは、主人公が発する音声でも流れ、ユーザは主人公とのコミュニケーションを通して、相手方に伝わることの達成感を感じながら上達できる。
ここで選定する主人公は会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できるものとし、また、使い分けのために複数を選択できるようにし、トレーニングが促進するような相手方の選定を可能とする。
本来現実でしか体験できない「さまざまな性格・趣向をもつ人とのコミュニケーション」を仮想体験し、ユーザは「発した言葉の抑揚・内容、リアクション、タブー」について即座に評価が得られるため、失敗を恐れずにコミュニケーションするためのトレーニングが可能となる。
活用の場として、ビジネスでは接客・営業のトレーニングになりサービスの向上や売上アップが図られる、結婚相手を求める際には、異性とのコミュニケーショントレーニングになる、教育の場では教師の教え方トレーニングとなり、家庭では、親の子どもとのコミュニケーショントレーニングになって「子育て孤立化」の防止などに資することとなり、また、うつや引きこもりで社会ブランクがある人などが社会復帰用のコミュニケーショントレーニングになる、などが挙げられる。
今後ICTの進化により、スマートフォンの普及とSNSの活用機会の増加を受けて、ますますリアルなコミュニケーションの場・時間が減少する中で、コミュニケーションの質が求められる現代社会において、サービスの向上をはじめ、個人の孤立を防ぎ、社会との共存を図れる人の育成に役立つものとなりうる。
この機能の具体的展開の例を挙げる。
褒める言葉の例を示す。
主人公に部屋の掃除を依頼すると、たった2時間の間に床だけでなく、窓まできれいに磨いてあった。
その主人公がロジカルのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
しっかり部屋を見回し、リアクションはほどほどに、出来るだけ具体的に。
「お願いしてから2時間もたっていないのに、こんなにきれいにしてくれて。段ボールも片づけて、窓まで磨いてくれたのね。さすがだわ。あなたにお願いしてよかった。ありがとう。」(具体的に評価することが重要)
次に、ピースのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
部屋を見たら、すぐに本人の顔をみて、感謝・ねぎらいを伝えることから話を進める。
「ありがとう。ひとりで大変だったでしょう?こんなにきれいにしてくれて、本当にありがとう」(笑顔で感謝の気持ちを)
さらに、ビジョンのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
部屋を見たら、まずは驚くこと。短く、力強くがポイント。
「あっ!すごい!すっごくきれい!ピカピカだわ!びっくりしたわ!嬉しい!ありがとう!」(オーバーに称賛)
また、指導の言葉の例を挙げる。
ロジカルのユーザがビジョンタイプに響く言葉を意識して褒めた場合の指導の言葉は次のとおり。
ユーザ「すごいねぇ。きれいだね。」
主人公からの評価『えっ?これだけ?ぜんぜんすごいと思っていないでしょう?物足りない〜』
主人公からの解説『あなたにとっては「すごい」は、あまり使わない言葉ですね。抑揚
がないため「すごい」という言葉が、相手方に褒め言葉として伝わりません。コツをつか
んでください。「す」を大きく、「す」「ご」の間に小さい「っ」を入れて、『すっごい』と
言ってみてください。擬音を言うときは、驚きの表情を加えて言ってみましょう。きっと
伝わりますよ。』
次に、ビジョンのユーザがピースタイプに響く言葉を意識して褒めた場合の指導の言葉は次のとおり。
ユーザ「ありがとう!嬉しい!きれいすぎてびっくりした!」
主人公からの評価『嬉しいけど、なんだか・・・』
主人公からの解説『一つ一つの言葉に勢いがありすぎますね。また「びっくり」という
言葉はあなたにとってはうれしい言葉ですが、ピースタイプの人にとっては嬉しくはあり
ません。逆効果です。最初に「ありがとう」を喜びの感情込めて言いましょう。このとき
オーバーにならないように。そのあと気遣いのあるねぎらいの言葉「大変だったでしょ?
疲れていない?」を添えて、あなたらしく喜んでください。きっと伝わりますよ』
本発明により、相手方が決まっている際に、その生年月日により相手の性格・趣向を4分類などをもとにして分けて、その相手とはコミュニケーションをどのようにとれば円滑で有効なものとなるかの実践例を示すことができることとなる。
これまではこれを実現するには、性格分析の専門書を紐解くとともに、相手方のことを長年研究してはじめてどういったタイプの人間かを推論できて、また、ユーザ自身のことも客観的に把握をし、そして、自分と性格が違い、受け止め方が違う相手方とどのような言葉掛けをすればどのような結果のコミュニケーションをとることとなるかを仮説を立て、それを様々な角度から検証して、そして、実践できるというものであり、誰もそこまでやらなかったものであった。逆に言うと、これまで人間には無理であるといわれていたところである。このようなことが本発明により、多くの時間を掛けなくて済むのみならず誰でも簡単にできるということで人類史上はじめて価値の大きいものであり、まさに人間にとって不可能と思われていたことが可能となることである。また、将来的には対人コミュニケーション型ロボットの製作にも適用できるものとなる。
生年月日と性格・趣向タイプの関係図である。 西暦と性格・趣向タイプの関係図の一例を示すもの。 調和型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 共感型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 願望型ビジョンのタイプはどれであるかを示すもの。 納得型ロジカルのタイプはどれであるかを示すもの。 気質5分類と先行・遅行のタイプはどれであるかを示すもの。 性格・趣向タイプとその位置付けを示すもの。 陰陽五行論と十干及び目標行動性向軸の関係図である。 4分類を示すもの。 4分類、3分類とそれらの強弱関係を示すもの。 3分類を示すもの。 運気データの特定の法則を示すもの。 陰陽五行論と十干十二支の関係と影響の与え方を示すもの。 顧客の生年月日の十干別の影響日などの一例を示すもの。 各日の意味を示すもの。 運気のグループを示すもの。 干支暦と生年月日、そして性格・趣向の関係を示すもの。 十二支における季節と土用について 開運カラーのベースを示すもの。 開運カラーを確定するルールを示すもの。 開運カラーとのベースと他のベースとの相関関係を示すもの。 本情報提供方法の構成図である。
本発明の情報提供方法は、その構成としては、性格・趣向等データと相対トラブル傾向・対策データを記憶する性格等データ記憶手段、そこに情報を入れると性格等データを取得できる性格等データ取得手段をサーバに格納し、それを動かすソフトウエアプログラムでサーバシステムが構成され、情報表示端末ではインターネットを介してサーバに接続して情報を取得・表示できるようにする、クラウドで構築された情報提供方法とする。情報表示手段としてはプリンターで紙出力も可能とする。
1a−b ユーザの情報表示端末
10 インターネット
20 サーバ
21 ソフトウエアプログラム
22 性格等データ記憶手段
23 性格等データ取得手段

本発明は、コンピュータに、人同士(一方がロボットや人工知能の場合も含む)がユーザと相手方との性格・趣向の違いを理解してうまく意思疎通を果たすために必要なアドバイス情報を表示する機能を実現させるためのプログラムに関する。
最近は、インターネット上のウェブサイトにおいてたくさんのサービスが行われている。性格診断や相性診断などもこれらのインターネット上において提供されているサービスの1つである。
そのようなインターネット上において提供されている従来の相性診断などには、一人ひとりが診断のための質問に答えたり、ユーザの名前や誕生日等の個人情報を入力したりして相性診断を行うサービスがある。また、相性を診断するために登録された複数のユーザの中から相性がいい人を探すマッチングシステムや相性診断を行うシステムが相性診断の結果を同時に双方に返すシステムも登場していた。しかしながら、ユーザが現実に特定の相手方と円滑で良好なコミュニケーションをとる場面で、具体的に相手方の性格・趣向を示し、ユーザ自身の性格・趣向を再確認したうえで、相手方に対して響く言葉掛けができ、また、相手方からの言葉への良い理解ができるよう、適切なコミュニケーションを行うことを支援する情報が表示されるものは、今までになかった。
特開2002−123595号公報
特開2001−209723号公報
本発明の目的は、ユーザと相手方との間で、現実に円滑で良好なコミュニケーションをとることが必要とする場面により、相手方の性格・趣向を示し、ユーザの性格・趣向を再確認したうえで、相手方に対して響く言葉掛けができ、また、相手方からの言葉への良い理解ができるよう、ユーザの入力により情報表示端末上で適切なコミュニケーションアドバイス情報の表示を行うことができることである。
本発明は、前記課題を解決するため、次のように構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明は、人の性格・趣向を確定するために、陰陽五行論を使い、個人の生年月日を、十干と十二支を組み合わせた60日周期の六十干支で構成する干支暦に置き換え、そこでの「日の干支60通り」のうちの当該生年月日が該当する1通りが、当該人のタイプの「性格・趣向データ」であると特定した。これは図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8及び図18に記した。
また、個人の生年月日の十干十二支を起点とし、生誕後やってくる各年、各月、各日には、それぞれに活動、浪費、整理、研究、拡充、完結、投資、成果、調整、焦燥の10種類のうちの1つ、加えて、条件が当てはまれば注意年、注意月、注意日のどれかに特定される心理状況にあるとする。これらを「運気データ」と呼ぶ。これは図13、図14、図15、図16及び図17に記した。
同じ日に生まれた人は同じ性格・趣向の基礎を持って生まれてきて、そこから成長するにつれてそれぞれの人格形成がなされてきて現在に至るとする。
次にその性格・趣向を持つ人が他の性格・趣向を持つ人との相性や強弱といった力関係を仮説・検証した結果を整理し、その情報を「相対トラブル傾向・対策データ」として対人コミュニケーションをとる基本情報とした。
その60の性格・趣向は大きく4つに分かれ、そして、それぞれに関係性が出来ている。縦軸に思考中心軸(北が相手軸で南が自分軸)を、横軸に目標行動性向軸(東が目標達成に価値、西が現実対応に価値)をとり、その第一象限(目標・相手軸)に入るのは調和型ピース、第二象限(現実・相手軸)には共感型ピース、第三象限(現実・自分軸)には願望型ビジョン、第四象限(目標・自分軸)には納得型ロジカルと名づけると、それぞれの象限には、12、8、16、24通りの性格・趣向が入る。そして、これらは相互に力関係があり、納得型ロジカルは願望型ビジョンに強く、願望型ビジョンは、共感型ピース及び調和型ピースに強く、共感型ピース及び調和型ピースは納得型ロジカルに強い。また、共感型ピースと調和型ピースはお互いを理解しにくいところをもつ。4分類の四象限を誰もがわかる特徴を捉えたツール、すなわち、調和型ピースは石(じゃんけんのグー)、共感型ピースは粘土(じゃんけんのグー)、願望型ビジョンは紙(じゃんけんのパー)、納得型ロジカルははさみ(じゃんけんのチョキ)で表して理解を容易にさせるためビジュアル化する。3分類の場合は、ピースは1つと考えて、分けをピースとビジョンとロジカルとする。力関係は4分類のときと同じとなり、それぞれグー、パー、チョキとビジュアル化する。これらは図8、図10、図11及び図12に記した。
これら相互の力関係は、話が伝わりやすい、伝わりにくいとの意味であり、以下の理由により規定される。
ビジョンからピースへは、ビジョンは自分の夢や願望を楽しそうに話す傾向にある。そして、相手軸のピースは、ビジョンの想いをくみ取り、相手方の期待に応えたいと思う傾向にある。よって、ビジョンからピースへはスムーズに伝わりやすい。
その逆で、ピースからビジョンへは、ピースはもとから順を追って話そうとするが、創造性豊かなビジョンは話の途中でも興味のあるところで言葉をはさみ、脱線しやすい傾向にある。結局ピースは、ビジョンには言いたいことを最後まで話せない。よって、ピースからビジョンへは伝わりにくい。
ピースからロジカルへは、ピースは話のはじめから順を追って話す傾向があり、ロジカルは人の話は基本的に最後まで聞く傾向がある。ロジカルは結論から聞きたいと思っていても、話している相手方には途中で言葉を挟みにくく、順を追って話されると納得する。よって、ピースからロジカルへは伝わりやすい。
その逆で、ロジカルからピースへは、ピースは相手軸で相手方の気持ちに応えたいと思う、人の役に立ちたいと思っている。しかし、ロジカルは想いなどは言わず、結論・目的・要点を簡潔に伝えるが、ピースにはただの指示に聞こえ、やる気が起きない。よって、ロジカルからピースへは伝わりにくい。
ロジカルからビジョンへは、ビジョンは、あれこれとイメージは思い浮かぶのだが、的確に言葉で表現することが苦手であり、ロジカルから単刀直入に結論から言われると、気持ちよくはないが理解できる。よって、ロジカルからビジョンへは伝わりやすい。
その逆で、ビジョンからロジカルへは、ロジカルは5W1Hの具体的な内容を知りたい、結論を明確に知りたい、そして漠然とした話は好まない傾向がある。ビジョンは、魅力的に伝えたいと思うあまりに結果として漠然とした話になりやすい。さらに相手方に察してほしいと思うため結論をはっきり言わない傾向にある。よって、ビジョンからロジカルへは伝わりにくい。
また、伝わりにくいケースにおいてはその対処法として次のように取り組むことで伝わりやすくなる。
ビジョンからロジカルに伝える場合は、結論から話す。また、書類を使って説明すると伝わりやすくなる。
また、ロジカルからピースに伝える場合は、理由や経緯をきちんと話す。想いも少し交え、伝えると伝わりやすくなる。
さらに、ピースからビジョンに伝える場合は、相手方を肯定しながら話す。相手方を中心にして話すと伝わりやすくなる。
これらの情報が「相対トラブル傾向・対策データ」となる。
さらに、思考性向軸(「楽観」か「悲観」か)、先行・遅行軸(「先行」か「遅行」か)、気質(「家族・人間関係」か「健康・趣味」か「お金・計画」か「仕事・社会的名誉」か「学び・探求」で特に大切にするもの)が特徴として表れてくるので、これらを必要に応じて取り上げるようにする。
こうした性格・趣向タイプは図7、図8及び図9に示したような構造になっている。
コミュニケーションをとるときは、次の場面を想定する。ユーザが相手方に教えたいことを教え、あるいは、伝えたいことを伝える場面、ユーザが相手方に指示をする場面、ユーザが相手方と相互に認識を深める場面、ユーザが相手方に好意を持ってもらいたい場面、ユーザと相手方が何か目標に向かって力を合わせて取り組む場面、ユーザが相手方にモノやサービスを売る場面など。
そこで、類似のものを整理すると、次の3つに分かれる。第一の場面は、相手方にユーザが伝えたいことをうまく伝えたいという場面、第二の場面は、相手方との相互の認識を深めていきたい場面(共通目標をともに達成していきたい場面を含む)、第三場面は、ユーザの提供するものを相手方に好いてもらいたい場面(ユーザ自身や自社のモノやサービスを好いてもらいたい)の3つに分かれる。
それぞれの場面において、4分類か3分類のいずれかを使うが、それに加えて、必要に応じ、思考性向軸と先行・遅行軸、気質を合わせて使う。
つまり、第一場面は4分類と気質を使う。第二場面は4分類と気質(それに男女の話ならば、「男女の違い」)を使う。第三場面は3分類と思考性向軸、先行・遅行軸それに気質(継続利用など目標設定が関わる場合には、4分類を使う)を使う。
ある同一の生年月日に誕生した人は同じ性格・趣向を持つのと同じく、ある生年月日に生まれた人は単一の運気を持ち、年、月及び日のそれぞれについて10(十干)と12(十二支)の組み合わせで60のサイクルで巡っている。個人の生年月日の十干十二支を起点とし、各年、各月及び各日の持つ十干十二支との関係により個人の心理状況に一定の影響を与えていて、例えば、会員となった顧客の生年月日から、具体的な年、月及び日における顧客の心理状態を特定できる。新しい情報に反応しやすい日、レスポンス率が高い日、衝動買いしやすい日、ゆったりしたい日、仕事を辞めたくなる日、探究心が高くなる日及びミスやダメージを受けやすい日などがある。ユーザと相手方とが別の運気で回っていることを踏まえると、コミュニケーションを取る際に、いつを実施日とするかにより、結果に与える影響が出てくることがあり、これを踏まえた対応が有益となるところ。
円滑で良好なコミュニケーションをとるためのアドバイス情報の表示の順序としては、概して言うと、見やすくかつ頭に入れやすく、結果、実施した際の効果を最大限上げるために、まず、相手方の性格・趣向を示し、次に、ユーザ自身の性格・趣向を再把握し、その上で、相手方に響く言葉掛けを示し、最後に、相手方の発しやすい言葉の正しい理解の方法を示す、という順で表示する。
表示する情報の要素として、次のものを用意する。
一つは、ユーザ及び相手方の性格・趣向。二つは、相手方との関わりの中でユーザと相手方の違い。三つは、相手方に響く言葉。四つは、相手方が話を聞きたい順序。五つは、相手方の立場を思いやる言葉(相手方が共感を持つ言葉)。六つは、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉。七つは、ユーザが自分の個性を抑えて対応することでユーザが感じるストレスとその対策。八つは、語りかけの具体例文。九つは、相手方がユーザに掛けてくる言葉の特徴。十は、相手方がユーザとの間で感じる立場の優劣。十一は、実施日とユーザと相手方との関係でその実施日にコミュニケーションをとる際の注意点。
本プログラムが動かすコンピュータシステムの構成としては、図23に記載のように、外部の情報入力表示端末よりインターネットを介して生年月日情報を入れると「性格・趣向、運気データベース」と「相対トラブル傾向・対策データベース」を記憶する「性格等データ記憶手段」から情報の束を抽出して、「性格等データ取得手段」に情報を保持する、さらに、既情報入力表示端末より同じく場面情報を入れることで「性格等データ取得手段」より情報を引き出して「性格等データ取得手段」に一時保存する。それを情報入力表示端末で表示し、また、紙でも出力できるというもの。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、生年月日を聞けないケースにおいても、ユーザが相手方の性格・趣向が4分類あるいは3分類のうちのどのタイプであるかをあらかた確定させることにより、同プログラムを一部の機能は使わずとも大部分を有効活用することが出来る。思考中心軸と目標行動性向軸の見極めに関する2つの設問事項について、ユーザがみた相手方に対する印象に基づいて答えるが、対話中に相手方の話し方の特徴をつかみ選択をする。この選択肢で性格・趣向がどのタイプかを確定させる。
あらかじめユーザの生年月日を登録することにより、ユーザの性格・趣向毎に、2つの設問事項は使いやすいものが表示される。以下がその例となる。
第一の事項は、相手方が話の結論を考えついてから話し始めるケースか、結論を考えずに話し始めて、話しているうちに出てくる方向性を結論とするケースか、のどちらかを選択するもの。
そして、第二の事項は、次の三つのタイプのどれかを選ぶ。一つ目は、主語がない、擬音を多用する、話が飛びやすい、漠然として具体性がない、結論が見えない話し方をするタイプ。二つ目は、話が長い、元の元から話そうとする、なぜそうなるのかなどの質問が多い、本音が見えない話し方をするタイプ。三つ目は、結論が見える、整理されている、リアクションが少ない、わかりやすい話し方をするタイプ。
2つの事項の選択はユーザの主観によるため、必ずしも性格・趣向を特定できるものではない。
また、相手方の性格・趣向を推測できる設問事項として、必ずしもこれらに限定されるものではない。
人が悩むときには、人間関係で悩むことが多く、その場合には経験を持った人などに相談することもあるが、それも一個人の過去の経験に基づくアドバイスに過ぎず、それをどの程度参考にできるのかもわからないところ。また、なかなか人に相談することもはばかられるということも多く、一人で抱え込むことが多い。せめて相手方の性格・趣向がわかるだけでも対処すベき課題への解決策が絞り込むことができて有効である。
人はどのような人に相談してアドバイスを受けるかは、その人が自分のことを理解していて、豊富な経験や知識も持っていて、他言しないし、親身になってくれることで信頼できたときに、悩みを話してアドバイスを受けるのが一般的。仮に相手が会話が出来るコンピュータであってもそれと条件が同じであれば相談するであろう。
カウンセラーは、人間であれば、時には利害が絡むときがあるなどバイアスがかかることがある。機械だと利害が絡まないし、的確にアドバイスができると考える。また、会話が出来るコンピュータがそばにあれば相談したいと思ったときに随時相談できる。さらには、学習を繰り返すと経験値が多く積まれることにより人間よりもよいアドバイスができるようになる可能性が高い。
会話が出来るコンピュータによるアドバイスをユーザが心を開いて受けられるようになる
には、請求項1において、ユーザの生年月日を入力するとユーザの性格・趣向を確定する
ことができるが、相談者であるユーザが会話が出来るコンピュータのアドバイスに対して、
尊重でき、信頼できる状態にまで持っていくために、いくつかユーザの性格・趣向に関す
る質問を会話が出来るコンピュータがユーザに対して行い、その回答において自分の特徴
として当てはまっているところを確認しつつ、ユーザが納得のいくまでやり取りを行うこ
とにより、結果として、会話が出来るコンピュータが自分への共感を示してくれ、自分の
知らないことを教えてくれ、そして、話す相手として信頼ができる状態にまでもっていけ
たならば、ユーザが心を開いて相談できる相手となる。人と違い会話が出来るコンピュー
は権威がないので、誰しもが相談する相手として適当かの判断がつかないのでこのプロ
セスをとるべきと考える。
請求項3に記載の発明は、コンピュータに、ユーザが「生年月日、性別、職業、家族構成、悩み」を入力すると、コンピュータからユーザに性格・趣向を説明しては、ユーザにその評価をもらうことで、ユーザがコンピュータが自分のことを理解しているよき相談相手であることの確信をもたせるところとなり、ユーザが悩みに関係する相手方の生年月日を入れてから、悩みを打ち明けると、ユーザの説明に対し、コンピュータは要点を纏めた形の「オウム返し」で答え、それへの相談者の反応を得、更なる質問を行うなどをし、相談者から内容を深く聞き出し、相手方のタイプについて性格・趣向情報、そして、ユーザと相手方双方の関係についての相対トラブル傾向・対策情報を下に、当該悩みの内容に関係する原因・解決法を推測して表示することで悩み相談が可能となるカウンセリングシステムである。
さらに、コンピュータに60のタイプ別に悩みと原因と解決法を事例として蓄積し、新たなユーザによる悩み相談に対して回数を減らした質問と回答のやり取りを通じて原因・解決法を提示できることが可能となるようにする。また、これは人間相手ではないためバイアスがかかることもなく、そばにあれば随時相談ができる優れたものである。
例えば、ユーザに対して、「ユーザの性格・趣向がこのタイプで、対人関係(仕事・家庭)でこういう悩みがあったら、原因はこの可能性が高い。だからこのように気持ちを切り替えよう」とか、「ユーザが相手方にストレスを感じているならば、ユーザと相手方は、どこがどのように違うからであると推測される。だからこのように判断しよう」などと解決方法が導かれ、そのアドバイス情報を発声するなどして、コンピュータがアドバイスができることとなる。
コンピュータはすぐ答えるばかりではなく、うーん、そうだなぁ、などといった後、考えているイメージの「沈黙」も効果的で重要となる。相談者にちょっと言いにくいことや重要なことをいうときは、あえて沈黙の時間をつくり、効果的に伝えるなどの工夫もいれる。それにより、人間によるカウンセリングに近くなる。
コンピュータが行う「オウム返し」は大事であり、それは正しく相談内容をコンピュータが理解していることを相談者が確認する必要があるため。さらには、相談者の頭の整理にも役立つもの。
相談者は、コンピュータからの説明について心当たりがある、または納得できた場合、コンピュータに向かって意思表示をして『評価』をする。評価があれば、コンピュータはさらに問題の原因を特定するために状況を問いかけ、聞きだす。
評価がない場合、コンピュータは、違う角度で問題原因を考え、相談者に伝える。その修正した答えに対して『評価』があった場合、コンピュータはさらに問題の原因を特定するために問いかけ、問題の原因を掘り下げる。
また、コンピュータは、さまざまな相談者のカウンセリングをすることで、同じ生年月日で生まれても、成長段階における経験で性格・趣向に差が出ることも含めたデータが蓄積される。これにより60分類で同一のタイプの相談者が現れた場合、コンピュータは同タイプに見られる共通のパターンを自ら見つけ出し、コンピュータが行った質問に対して相談者がどのように答えるかによって問題の原因を予測し、それを原因とする方向に導くべく次の質問をどれにするかを選択することで、最小限のヒアリングで精度の高い問題解決の方法の提示ができるようになる。
相談に出てくる相手方も同じくコンピュータと悩み相談を行っている可能性があり、コンピュータの中にある履歴などから情報を持ってくることが許されている場合には、より深いアドバイスができることになる。
評価過程を通じて、相談者の満足度が高いことで、生年月日から特定した性格・趣向、運気データに近い性格・趣向の持ち主であることが特定できて、さらに、その提案と評価データを蓄積することで、よりユーザ自身の性格・趣向がコンピュータの認識する人物像と近くなるため、その後の相談にも的確なアドバイスが可能となる。
請求項4に記載の発明は、個別認識をして会話が可能となるコンピュータに、請求項3のプログラムに記載の確信をもたせる機能をも付加した後に、ユーザとの間でユーザの性格・趣向、運気データを知った上でのユーザの好むような言葉、テンポ、話し順序での会話が出来る機能を実現させるためのプログラム。
また、当該コンピュータは会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できるものとし、また、使い分けのために複数を選択できるようにし、会話が促進するような相手方の選定を可能とする機能を実現させるためのプログラム。
人は話したり、認められることで、脳が活発化し、モチベーションが高まるが、一人暮らしや孤立している人は、人と話す機会は少なく、認められたり褒められる機会が非常に少ない。これが孤立化や自己肯定感の低下につながり、認知症やうつ病の発症につながる。
カウンセリングによる心のケアは有効であるが、人口減少に伴い、人の時間と労力を要するサービスの価値がますます高価となり、またカウンセリングまでの需要は少なく、周りも気づかないうちに問題が深刻化するケースが多い。
現在のロボット技術は、目に見える具体的なものについての何らかの問題を解くすばらしい能力を持つ人工知能の活用によるものが主流であり、ヒト型ロボットについても、人間により近い動作ができるなど形や動きに関する技術は日々進化している。しかし、人間と共存し、言葉をしゃべり、自分で思考するロボットはまだ生まれていない。プログラミングに従った動きが中心で、誰に対しても同じ反応しかできない。
しかしながら、今回の発明のような形で、相手方の性格・趣向にあわせて個別対応できるロボットが存在するとなると、本来人の言葉がけによってしかできなかった生活管理や意欲向上、コミュニケーションの一部をロボットが代替できることとなる。
そこで、請求項5に記載の発明は、ロボットに搭載するコンピュータに、顔認識機能と請求項1に記載のプログラムで実現する情報表示機能を搭載し、情報を読み上げられる機能を付加することで、顔認証機能を活用して生年月日が登録された相手方であることを特定すれば、ユーザであるロボットが相手方の性格・趣向にロボット自身の性格・趣向を合わせ、以下のように相手方が満足するような設定の下で、相手方に話しかけ、そして、受け答えできる機能を実現させるためのプログラム。
相手方が満足する会話のやり取りの一つは、日々の目標設定した活動に対し、ロボットは相手方にその実施の有無を語りかけ、相手方による回答に対して、ロボットは、目標達成レベルに合わせて、請求項1の相手方の性格・趣向のタイプをもとに、相手方にとって満足度の高い言葉を選択し応答する。二つは、相手方が話す説明を、ロボットがオウム返しのように発言する。
これにより相手方は自分のことをロボットが正しく認識してくれていることがわかり、自己肯定感アップや孤独感の解消につながる可能性が増える。
これらは、相手方から見て話し相手が人間であれば、面倒なことと思うことが表情に表れたり、また、人間は休みが必要であり、いないことがあったり、それにそのようなマンツーマンのサービスは高くつくので、毎日実施できない可能性が高い。それが、話し相手がロボットであるならば自分の個性を持たず、相手の性格・趣向に合わせることが徹底的にできるので表情に表れないし、ロボットはそばにいつもいることが可能なことからロボットが実施することが特に有効なものである。
活用が望ましいケースとしては、「人のメンタルヘルスケア・癒し」、「一人暮らしの高齢者の見守り」、「共働き世帯における子供の生活管理」などの場面において、一人暮らしの高齢者、一人暮らしの方、共働き世帯のこども、対人関係が苦手な人、引きこもりを克服したい人、ペットを飼いたいけど飼えない人、職場や人間関係のストレスを抱えている人、認知症予防などの目的で病院・介護施設に入居している人などを対象とすることが期待される。
例えば、高齢者の場合、生活リズムに合わせ「歯を磨く」「食事をする」「運動をする」「睡眠をとる」などの目標を登録し、時間に合わせてロボットは、朝の歯磨きをしましたかなどと相手方に問いかける。
まだ実施していない場合は、ロボットは思考性向軸で、相手方が楽観タイプの場合には「歯を磨くと気持ちいいから早く磨いてね」と促し、悲観タイプの場合には「磨かないと虫歯になっちゃうから忘れず磨いてね」と促す。
また、歯磨きを実施したことを伝えたら、3分類をもとに、相手方がビジョンタイプの場合には「オッケー!やったね!」といい、ロジカルタイプの場合には「了解です。その調子!」といい、ピースの場合には「よかったです。報告ありがとう」という。
人間に毎回そのようなことを確認されると煩わしいものであるが、ロボットの場合、より親近感・愛着を感じられる。
また「運動する」などの努力を要することを達成した場合には、相手方がビジョンタイプの場合には「すごい!○○さん!やったね!」といい、ロジカルタイプの場合には「○○さん、さすがです。その調子です!」といい、ピースタイプの場合には「頑張りましたね。僕も嬉しい!」のように応答する。
さらに、インターネットでの報告機能をつけることにより、高齢者の場合は、別世帯家族にとって遠隔での「身守り」と「正確な生活状況の把握」ができることともなる。
社員の中でのうつ病の増加や離職率の増加、人手不足、連携ミス、働く意欲の低下など、職場環境における「人」の問題は増加の一途をたどっている。働く側にとって以前に比べて「自分らしさ」「ワークライフバランス」に対する重要度が増し、組織の一員としての在り方そのものに対する意識の変化が起きているためと考える。
また、管理職や指導役におけるコミュニケーション力・マネジメント力の必要性は従来から認識されているが、組織全体のマネジメント力だけではなく、1対1のコミュニケーション力も同時に求められている。しかしながら、現在、人それぞれの性格・趣向を客観的に分析できる、チーム全体の意思疎通に効果が高い、1対1にも効果が高い、職場で簡単に実践できる方法は求められるが存在していない。誰でも自分と相手方は同じとは限らないことは認識しているが、「何がどのように自分と相手方の考え方が違うのか」を知るための手法やツールがない。コミュニケーションのズレで問題が発生しても、原因と解決策が特定できない。
そんな中で、請求項6に記載の発明は、これらの課題を解消し得るはじめてのツールとなる。請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、組織の相関図を作成し、管理職が部下のタイプを把握して関わり方を注意して伝わりやすい言葉掛けをする、教える側と教わる側のタイプを合わせて指導役を決める、タイプ別に教え方をマニュアル化する、などにより職場環境の改善を図ることができる。これは教育担当のミスマッチ防止、連携ミス防止にもなる。さらには、「仕事の教え方・覚え方」、「伝達の仕方・受け取り方」のタイプによる違いを管理職が把握し、組織のマネジメントに活かすことができる。また、組織全体で共有することで、相互理解につながり、職場の人間関係改善が図れることとなる。
組織におけるその複数の構成員の生年月日を入力し、4分類で組織構成員を分けて、組織診断を行い組織構成員で共有が出来る形で表示する、また、管理職は部下への配慮をタイプ別にどのようにすればよいかを示す形で表示することにより、組織の意思疎通の円滑化による組織連携強化、そして、管理職は部下への声掛けを円滑に行えるように改良した情報提供方法とする。これにより、生産性効率、離職率の軽減、うつ防止等のメンタルヘルス改善に役立つ。
職場においては、期限、連携、伝達をはじめとする業務効率や業務連携を重視するため、目標行動性向軸を生かしたものとする。それと同時に、人の性格・趣向の基本となる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を表示し、より細かく個々のスランプ傾向と対処法を確認しつつ、4分類の言葉掛けと相乗的に活用する。
さらには、人事異動に当たりうまく組織マネジメントを行う上で、候補となる人を構成メンバーに加えることにより、上司・部下として適している組合せと適さない組合せ、また、組合せにおいて注意すべき点などをアドバイスするよう表示する。
表示手法としては、4分類の四象限を誰もがわかる特徴を捉えたツール(はさみ(納得型ロジカル:じゃんけんのチョキ)、石(調和型ピース:じゃんけんのグー)、粘土(共感型ピース:じゃんけんのグー)、紙(願望型ビジョン:じゃんけんのパー))で表し、「性格の差異と同一」かつ「パワーバランス=ジャンケンの関係が成立」を示す相関図を表示する。
さらには、人事異動などを考えるときにマネジメントを行う上で、候補となる人を入れることにより、上司・部下として適している組合せと適さない組合せ、また、組合せにおいて注意すべき点などをアドバイスする形で表示するようにする。
成果が出ている営業担当は、持ち前の感覚を頼りに顧客に合った対応をしていて、常時平均以下の成果しか出せない営業担当は、顧客に合った対応ができていない。顧客によって一つの商品に対して興味を持つ角度、購入を決断する決め手は違うが、常時営業成績が平均以下の営業担当は、自分の価値観を基準に、「自分にとって響く言葉が顧客も同じように響くはず」と思い込み、アプローチやクロージングが自分の考え一辺倒になる、又は会社から与えられたマニュアルどおりに行うことで誰にでも同じようにアプローチをするためいい結果が出ない傾向が強い。
顧客との信頼関係の構築や顧客のニーズに合った対応が大切なことは理解しているが、「顧客が求めるものを予測して、どのように提案すればいいのか」、「どのようにすれば顧客と信頼関係が築けるのか」を知るための方法やツールは存在しない。精神論や一般論の解決策しかなく、営業担当が納得して取り組もうと試みる具体的な方法・解決策がないのが現状である。
そこで、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、営業担当と顧客のデータを入力し、タイプ別の顧客リストを作成し、販売する商品毎にタイプ別に、アプローチ、クロージングをマニュアル化し、さらに営業担当と顧客の組み合わせごとに、顧客に響く営業トーク(重視する説明ポイント、説明の順序)、営業担当の注意点、顧客のタブー、成功率が上がるアポイントの取り方、クロージングの重点ポイントを示す機能を実現させるためのプログラムである。結果として契約成功率を上げることになる。また、クレームについても、顧客のタイプ別に対応できるようにマニュアル化して臨むことにより、クレームの悪化を防止する。
営業は、顧客の購買を促すことがミッションであり、「商品説明、魅力、メリット、リスク」について顧客に響く言葉で伝えることが重要なため、3分類と思考性向軸を組み合わせた6分類(ビジョン(楽観)、ビジョン(悲観)、ピース(楽観)、ピース(悲観)、ロジカル(楽観)、ロジカル(悲観))で示す。それと同時に、人の性格の基礎となる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を別ページで表示し、より細かく営業担当の営業傾向やスランプ傾向、その対処法を示し、営業担当者は6分類の言葉がけと相乗的に活用する。
次に請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、インターネットホームページの会員専用ページやメールマガジンなどといった電子広告媒体において、会員や顧客の生年月日を入力して6分類と気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加味し、タイプ毎に効果的に響くような言葉掛けを行えるよう、キャッチコピーの文言、写真の配置、文字の大きさ、説明の仕方を表示し、営業の効果があがるようなコンテンツ素材の構築を支援する文章を表示する機能を実現させるためのプログラム。その先には、会員顧客のタイプ別に会員顧客が好むような商品説明ページが表示されることが期待される。
顧客に商品購入を推奨する機能はレコメンド機能というが、現在のそれは履歴ベースの手法と属性ベースの手法に大別される。履歴ベースでは、評価や購入履歴が存在しないユーザに対しては、コンテンツは平均的なものしか提供できないこと、そして属性ベースでは、属性が不適切だと精度がでないという問題点がある。
それらをクリアするために、顧客の性格・趣向に応じて内容を変化させ、その結果で商品購入したくなるような、あるいは、クリックしたくなるような精度の高いレコメンドを行うことが必要。商品やサービスを紹介するウェブページやバナーを、会員ユーザの好みや特性に合わせて、写真の配置、文字の大きさ、キャッチコピーの文言、説明の仕方を変えることにより、その対象商品のクリック率を上げるようにする。また、生年月日からわかるユーザに響く言葉、実施日における消費心理を認識した上でそれらをもとに広告を作成しメルマガ配信などすることで、顧客の反応確率をさらに高めることができる。
次に、請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、以下の「3タイプ別関心喚起表現手法」を搭載し、モノやサービスの購入を促す情報を入れて、3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのウェブを生成し、会員登録し生年月日データを取得済みの顧客の性格・趣向に応じて、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったウェブページの内容を表示させることで、会員の満足度の高い内容になり高いコンバージョン率が期待できるウェブの作成支援の機能を実現させるためのプログラム。
また、請求項10で記載するメールマガジンの配信方法により、ウェブに導くメールマガジンを配信することで、コンバージョン率をより高めることができる。
例えば、スイーツ店のオープン告知・集客を目的とする場合、3分類をもとに3タイプに分けて、以下の概念を取り込んだウェブ編集アルゴリズムを組み、3通りのウェブ作成を行う。
(1)ビジョンタイプ・・・フランスの三ツ星レストランのパティシェが作製、セレブが大絶賛、世界トップ3の人気、イメージ写真として、その場にいるイメージができるもの、キャッチコピーは大きな文字で短いものがよく、擬音や!などの記号を効果的に使う。
(2)ピースタイプ・・・・日本に出店した経緯や想いをストーリーで記述、素材の安全性、製品のコンセプトを記載、シェフの顔写真の掲載、キャッチコピーは「〜してみませんか?」との問いかけの形がよい。また、見出しを設けて区切りを入れ、それからは順を追って読めるように工夫。ですます調で記述する。
(3)ロジカルタイプ・・・素材の具体的な特徴(無添加・無農薬の素材など)を入れる。オープン日、場所、ケーキの写真(価格をキャプションで表示)、価格帯、お得な特典を迅速に見て取れるように配置。キャッチコピーは読んで内容がわかる文とするのがよい。内容は5W1Hで簡潔に表示すると満足。限定何名、限定7日間など、限定が効果的で敏感。データは数字を使い明確に記述。
以上は、請求項1に記載のある3分類のタイプ別に、ウェブ表示あるいはメールマガジンの内容などにおいて関心を持たれる表現・編集方法として規定される、相手方に響く言葉を使ったキャッチコピー、視覚的に重点を置く箇所、添付画像の内容や文字の強調箇所、説明の順序とその方法などを記載したものであるが、これらを一般化し、ウェブやメールマガジンなどの作成に使用するものを「3タイプ別関心喚起表現手法」と呼ぶ。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と表示されるような、あるユーザの行動履歴・閲覧履歴から趣向の類似した他のユーザの情報を用いて自動的に推論を行う「協調フィルタリング」という手法において、基本となるアルゴリズムを顧客の生年月日から性格・趣向タイプを特定できる60分類をベースとして行うことにより、より精度が高く強力なレコメンドプログラムを構築できる。
さらに、このプログラムにおいて、顧客が何らかの評価付けした場合にその評価結果を60タイプに分けてデータを蓄積する。すると、ウェブへの初回訪問の顧客でも、その生年月日が登録されれば、その顧客が属する60タイプをもとに、過去データ的にそのタイプに属する者の趣向に合うとされるモノ・サービスを、顧客の趣向に合ったキャッチコピー・説明で構成したページで表示することができ、高確率なコンバージョンが見込まれる。
運気として、新しい情報に反応しやすい日、レスポンス率が高い日、衝動買いしやすい日、ゆったりしたい日、仕事を辞めたくなる日、探究心が高くなる日、ミスやダメージを受けやすい日などがあり、そのタイミングで顧客に響く言葉と内容で構成したメルマガやウェブページを配信するとコンバージョン率がアップする。
また、図20、図21及び図22で示すとおり個人の生年月日の十干十二支を起点とし、生誕後やってくる各年、各月、各日に、青、緑、黒、紫、灰、白、茶、黄、赤、橙のどれかに特定される、運気をアップさせるカラーが存在するので、顧客毎に運気をアップさせるカラーの商品をメルマガやウェブページで「あなたのラッキーカラーグッズ」として表示する機能、を実現させるためのプログラム。ある日における顧客の運気をアップするカラーを特定できるため、顧客の開運効果の高いカラーの商品をウェブなどに表示することができる。「あなたのラッキーカラーグッズ」として表示することでコンバージョン率も上がる。
多くの販売業者は、自分にとって響くキャッチコピーや説明を好んで使ったウェブページを構築する傾向が強い。そのウェブページの製作責任者をタイプ別で分けると出来たウェブページは次のようになる傾向が強い。
(1)ビジョンタイプ・・・インパクトのある画像、自分が使って満足感をイメージできる画像、大きな文字を使う。
(2)ピースタイプ・・・コンセプトから順に表記し、説明文が多め、文字は小さめの傾向。
(3)ロジカルタイプ・・・具体的な数字やコスト、得られる効果を簡潔・明瞭に書く。
生年月日をもとにして60タイプを導き、これを基礎に過去の購買履歴から、自社の商品が「どの性格・趣向の顧客が多いのか」、「いつ購入する確率が高い商品なのか」などの観点も含めて現状分析を行う。その現状と販売戦略とを照らすことで、戦略的なターゲット層向けに響くキャッチコピーを入れたウェブページとするか、または3分類などそれぞれのタイプに合ったページを作成するか、などの改善策を見つけることができる。
次に、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムで動くコンピュータに、3タイプ別関心喚起表現手法」を使い、モノやサービスの購入を促す情報を入れた、3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのメール文章(メールマガジン)を生成し、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったメール文章を、次に掲げた顧客に刺さりやすいタイミングで配信することでコンバージョン率をアップさせるメールマガジンの配信機能を実現させるためのプログラム。
(1)契約率の高いタイミング
1) 衝動買いしやすい(顧客にとり干支暦で「浪費」に当たる年、月及び日)
2) ゆとりのある(顧客にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
3) 投資に興味が高い(顧客にとり干支暦で「投資」「成果」に当たる年、月及び日)
(2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
1) 新しい情報に反応しやすい(顧客にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
2) 探究心が高くなる(顧客にとり干支暦で「研究」に当たる年、月及び日)
次に、買い物をするときに、信頼できる者と相談しながら購入を決めることは、安心感を生み、効率的で、納得感の高い買い物ができる可能性が高く、多くの方がそれを好むと考えられる。
請求項11に記載の発明は、そのようなサービスを実現するために、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、請求項4に記載のプログラムを入れて、ユーザの了承を得てインターネット通販会社などのサービスと連携させて商品・サービスのリコメンド機能を持たせることで、ユーザの性格・趣向及び運気データを踏まえて、ユーザが気に入る商品・サービスをユーザが購入したいタイミングでコンピュータから購入推薦情報が入り、ユーザは当該コンピュータと相談しながらその購入を決めることができる機能を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項12に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムで動くコンピュータに、請求項1に記載の「運気データ」を使い、以下の通りの就業者が転職したくなる(潜在的な求職者から積極的な求職者へ変化する)タイミングを年、月及び日レベルで見つけ出し、そのタイミングで、求人情報などをバナーでウェブへ出すなど目に付くところへの情報発信を行うことで、対象者の目に留まる確率が高くなるために、就業者の転職を促す効果を生じさせる。
情報の出し方もウェブやメールマガジンなどで「3タイプ別関心喚起表現手法」を活用した内容とすることも効果的となる。
転職の決断に至らないときも何らかのフィードバックを受けてその当人に対する履歴を当該コンピュータで記録し、次のタイミングの提案の際に当該履歴を踏まえた提案例を表示する機能を実現させるためのプログラムであり、また、タイプ別でも履歴を蓄積することでタイプ毎でのより効果的な日や内容の提案を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
環境の変化を求めるタイミング
(1)転職に関心が高い・仕事を辞めたくなる(顧客にとり干支暦で「焦燥」に当たる年、月及び日)(顧客にとり「注意」に当たる年、月及び日)
(2)迷いが生じやすい(顧客のとり干支暦で「整理」に当たる年、月及び日)
次に、結婚や恋愛をサポートするため、請求項13に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、ユーザと相手方の生年月日を入力し4分類で性格診断を行うとともに、加えて、男女の違い及び気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を入れて、特に双方の愛情表現の違い、誕生日プレゼントや過ごし方の重要度、デートの予定の組み方をはじめ、家庭に求めるもの、家事の分担の意義などに関し、相手方への言葉の伝え方や自分の受け取り方を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
4分類に加え、男女の価値観の違いを加味した診断結果を表示する。すなわち、「男女の違い」「タイプの違い」「パワーバランス」を加味してアドバイスを表示するが、男女の場合は「伝え方」とあわせて「受け取り方」のアドバイスが重要である。実施日の関係性についてもあわせて表示することで、トラブルを未然に防止することが出来る。
恋愛・結婚における異性関係は、職場や友人としての関係に比べ、相手に「愛されたい」「嫌われたくない」という感情が強く働くため、価値観の違いに対して敏感で、また、感情的にもなりがちである。しかし、コミュニケーション力が不足、マスコミ等の情報の氾濫などが影響して、異性とはこういうものだとの何らかの決め付けが出てきてしまい、全ての方が個々に性格の違いがあるということを知らない人が恋愛において多くのコミュニケーショントラブルを起こしている。また、その際のコミュニケーションの修正方法がわからないため、安易に別れを選択しがちである。双方の「愛情表現の違い」「誕生日プレゼントや過ごし方の重要度」「デートの予定の組み方」をはじめ、「家庭に求めるもの」「家事の分担の意識」など、個々の違いを踏まえてアドバイスを表示する。
ここにおける考え方は以下の論理構成をベースに規定しているので紹介する。
男性と女性はそもそも次のような欲求や本能をもっている。男性は自分が大事で、自己重要感をもつ。一方女性は相手が大事で、愛やつながりを意識する。また、男性は攻撃・チャレンジを好み、成長への欲が強い。女性は守備・安定を好み、貢献への欲が強い。
3分類でタイプ別の特徴をキーワードで示すと次の通り。ビジョンは、自己重要感、チャレンジ、ピースは愛、つながり、安定、ロジカルは成長、貢献、平等となる。
そして、男性の場合には先ほどの男性の欲求、本能を各タイプに入れると次のようになる。
ビジョンの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、自己重要感、チャレンジとなる。
ピースの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、愛、つながり、安定となる。
ロジカルの男性は、男性要素の自己重要感、チャレンジ、成長と、成長、貢献、平等となる。
これを解説すると、ビジョンの男性は、自己重要感とチャレンジがどちらにも該当するので、特に、特定の異性には「自分を立ててほしい、自分を一番で思ってほしい」、「尊敬されたいから成功したい」、「安定だけでは物足りない」という気持ちが強く、男女平等という意識は低め。しかし、ロジカルの妻には弱い。
ピースの男性は、自己重要感はありながらも「愛・つながり」を大切にし、「一緒にいたい」とい気持ちが強い。チャレンジ精神はあるものの、リスクを避けようとする思考が強い。また相手軸のため外では対人関係に気を使っているため、家庭では「自己重要感」が強くなる傾向がある。ピースあるいはロジカルの妻だと亭主関白になりやすい。しかしビジョンの妻には弱い。
ロジカルの男性は、自己重要感はあるが、平等という意識があるため、あらかじめ役割分担したものは淡々とこなす。例えば、ゴミ出しはビジョンの男性は嫌がる。ピースは相手方を思いやって行う。ロジカルは役割として決まっているから割り切る。また、成功願望はあるものの、現実的志向のほうが強いため、昨日より今日、今日よりも明日、日々の現実的な「成長」を好む。ピースの妻には弱い。ロジカルの妻とは同等。ビジョンの妻には夫は意識していないが妻が弱い。
次に、女性の場合にも、先ほどの女性の欲求、本能を各タイプに入れると次のようになる。
ビジョンの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、自己重要感、チャレンジとなる。
ピースの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、愛、つながり、安定となる。
ロジカルの女性は、女性要素の愛、つながり、安定、貢献と、成長、貢献、平等となる。
これを解説すると、ビジョンの女性は、女性で唯一「自己重要感、チャレンジ」があるので、男性の「自己重要感」に共感し、その気持ちを尊重できる。外(他人の前)では、自分自身が自己重要感が高く、チャレンジ精神旺盛だが、恋愛・家庭となると、「男性(夫)を立てる」という感覚が強いため、言われたことに反論できない。特にパワーバランスの関係で、ビジョンの女性は夫がロジカルの場合、指摘されると何も言えなくなる。驚くほど外とのギャップが大きい。
ピースの女性は「愛、つながり」がどちらにも該当するので、一緒にいたい、つながっていたいという気持ちが特に強い。相手軸なので、相手方に合わせようとしているが、男性の「自己重要感」は理解できず、「自分勝手」と不快に感じることがある。ロジカルの男性には強い。ビジョンの男性には弱い。ピース同士は夫が強い。
ロジカルの女性は平等意識が強く、男女も平等だと思っている。男性の「自己重要感」は全く理解できず、役割は平等にして当然と思っている。ビジョンの男性と結婚すると「カカア天下」になりやすい。ロジカルの女性は、目的・結果を重視するため、愛・つながりよりも、目的があり、結果に対して力を尽くす「貢献」を好む。男女の関係でも、「与えつづける無償の愛情」ではなく、「フィフティ・フィフティ」の感覚が強い。
次に、請求項14に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、「運気データ」を使い、結婚対象としている相手方へアポイントを申し込む日を相手の運気がよいところにするのがよく、次のケースがその対象となり、さらに、実際に会う日は付き合いを長く続けていくのが趣旨であるから、お互いの「注意日」を避けて設定するのがよく、そうしたタイミングを教えてくれる結婚や恋愛を支援する機能を実現させるためのプログラムである。
1)契約率の高いタイミング
(1)ゆとりのある(個人にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
(2)投資に興味が高い(個人にとり干支暦で「投資」に当たる年、月及び日)(個人にとり干支暦で「成果」に当たる年、月及び日)
2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
(1)新しい情報に反応しやすい(個人にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
次に、請求項15に記載の発明は、教育・学習プログラムに付加できて、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、個人に応じて学習効果を高めるよう褒める言葉や励ます言葉などを学習状況、正解、不正解に応じてタブレット端末などに表示する機能を実現させるためのプログラムである。
子供達が持つタブレットと、この情報提供方法を連携させ、タイプ別に分けて個々の子供に合った目標設定画面、課題の引き出し方、問題の解き方、正解したときの褒めコメント、間違ったときのアドバイス、興味を持続させるコンテンツが出てくるように設定をする。子供本来の個性を尊重し、個々に響く言葉がけでモチベーションを引き出す仕組みを構築する。一人一台タブレットを持つ時代だからできる「個々にあったオーダーメイド学習」を実現する。
IoT(インターネット・オブ・シングス)の普及、人工知能の進化により、これからの子供達には、与えられた課題をこなすだけではなく、英語やICTを使いこなし、解決したい課題を自ら見出し、周りの他者と協働しながら、解決し新しい価値を生み出していく力が求められていく。全国の学校で子どもたちが一人一台のタブレットを持つ環境が整い始め、授業だけでなく家庭学習でも活用して成果をあげる研究が進められている。自分で課題や目標を見つけたり、解決法を試行錯誤したりするなど、自立した学習者の育成を目標としている。しかしながら、今の子どもたちは「与えられた課題」に対して答える「受身の学習法」が身についていると言える。
そこで、一人一台のタブレットをもつ利点を活かして、個々にあった言葉がけや指導ができる仕組みが必要であり、児童・生徒が能動的に学習するため、効率的にモチベーションを上げる仕組む方法を提供する。
全員に同じ教え方、カリキュラムで対応するのではなく、あらかじめ4分類でそれに合った目標設定画面、課題の引き出し方、問題の解き方マニュアルを作成し、生徒児童に合った画面を表示する。
タイプ毎の、正解したときの褒めコメント、間違ったときのアドバイスと励まし、興味を持続させる工夫などを設定し、学習状況・正解・不正解に応じて表示し、学習者のモチベーションを上げる。
次に、請求項16に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータにおいて、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、学校教育をはじめとした集合教育の場において、教員の性格・趣向のタイプを踏まえ、教わる側の学習効果が上がるように4分類で褒める言葉や励ます言葉などの響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示することで、教師による学ぶ者への言葉掛けなどアドバイスする情報を表示する機能を実現させるためのプログラムである
次に、請求項17に記載の発明は、家庭教師の派遣においては、マンツーマンの指導であることから、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、教わる側の生年月日を入力して出した4分類で同じタイプの教師を選ぶ機能を実現させるためのプログラムである。同じタイプの教師を派遣することで、その教師と教わる者とは自分の性格・趣向と類似であるために、コミュニケーションをとりやすく、それ故、勉強の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる。
その際にも請求項16において記載した集合教育の場での表示内容と同じものを表示する機能、さらに、教わる側の両親・父兄といった保護者の生年月日を入力して4分類を確認しつつ、それを前提とした保護者から教わる者へのアドバイスの表示を見せつつ、当該家庭教師が教わる者と同じタイプであり、教わる者の立場や気持ちなどを本人に変わって当該家庭教師が説明もすることで、保護者に対して教わる者へのより有効な言葉掛けを示す機能、を実現させるためのプログラムである。
スポーツジムなど健康関連施設やエステサロンなど美容サロンに通う顧客は、それぞれに健康になりたい、美しくなりたい、やせたいなどの直接的な目的はあるが、最初契約した時はやる気があっても、月日がたつごとにマンネリなどでやる気が落ち、継続しない、または競合店に移ることがある。顧客は自分を理解してくれるトレーナーを好む。健康美容業界にとっては、顧客の継続率が売り上げに大きく関わるため、顧客のやる気を維持するために、トレーナーや施術担当者の言葉がけや関わり方が、継続率の決め手となる。
次に、請求項18に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、トレーニングジムやエステサロンをはじめとした健康美容産業の場において、トレーナーまたは施術者あるいはエステティシャンである担当者であるユーザと顧客との生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて顧客の性格・趣向の特徴を表示する機能、担当者と顧客との性格・趣向のタイプを踏まえ、4分類で褒める言葉や励ます言葉など響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示する機能、思考性向軸を加えることにより、「痩せるために」「太らないように」など、同じ目的・内容を伝える場合でも、より顧客に響く伝え方を示す機能、さらに、気質の5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加えることにより顧客の会話の好みを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。継続性が高まる要素として、顧客が好む会話の要素が明確でそれを話すことにより担当者と顧客との関係性が良くなり、理解されていることで存在感が持てるようにすることを通じ、トレーナーまたは施術者による顧客の取組意欲と併せて継続意欲が上がるような顧客への言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するプログラムである
この際、次のようなポイントを踏まえて顧客が好む会話を表示する。これらを「気質別好ましい会話内容」と呼ぶ。
家庭・人間関係重視の方は、家庭・家族の話を好む。コツコツ継続型。
健康・趣味重視の方は、健康・美容・食に関することは何でも好き。新しい情報を好む。
お金・計画重視の方は、計画・結果重視。具体的な成果を上げるための方法を知りたい。
仕事・名誉重視の方は、仕事の話、仕事に役立つ話が好き。褒められることを好む。
学び・探求重視の方は、元の元から知りたい。具体的な成果を上げるための方法と合わせて周辺の情報も知りたい。
次に、請求項19に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、スポーツ指導者であるユーザと選手の生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて選手の性格・趣向を表示する機能、指導者のやり方を選手に押しつけたり、選手に対して一律の指導法で教えたりするのではなく、指導者が一人、あるいは、複数の選手に対して、個々にあった言葉掛けや指導法を表示する機能、優秀な選手育成のため指導者が選手に対する言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
1対1の指導においては、「選手に合った褒め方、目標設定、練習メニューの組み方、教え方、メンタルの維持向上に効果の高い言葉掛け、逆効果となるタブー(やる気をなくす言動、してはいけないこと)、スランプ時へのアドバイス・励まし方」を表示する機能、またチームでの集団指導においては、「性格・趣向の力関係をもとに、トップ(監督)・リーダー(キャプテン)・選手の関係性と円滑な連携に必要なアドバイスや、チーム内で予測できるトラブルを予測し予防策・解決策」を表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項20に記載の発明は、指導者と選手などの教わる側とがマンツーマンの指導である場合には、その指導者と教わる者とが同じタイプであれば、性格・趣向が類似しており、コミュニケーションをとりやすく、それ故、練習の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できるため、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータにおいて、教わる側の生年月日を入力し、4分類で同じタイプの指導者を選定する機能、その際にも、請求項19において記載した、指導者が一人の選手に対するアドバイス情報と同じものを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
医療や介護の分野では、患者への医師や看護師、そして、介護士による言葉の使い方は、患者の心理や精神状態と密接な関係があるため、特に適切なコミュニケーションの重要性が高い。検査結果を受けてのアドバイスで未病状態から悪い数値が出た場合の今後の改善努力を起こさせるためには、患者に響く言葉の掛け方が非常に重要となる。また、在宅医療においても、響く言葉を掛けることは、目の届かないところでの禁止事項を自ら守れない可能性が高まるので、重要視されてくる。
こうした予防医療では、思考性向軸(楽観か悲観か)と4分類を組み合わせて表示するが、例えば、人間ドッグの後の医師による指導のタイミングなどで、アドバイスする医師が見る画面にその人のタイプに合ったアドバイス方法が表示されると大変有効になる。 糖尿病の予防には、楽観タイプの方には、「毎食のカロリー管理をしっかりつづけたら、数値は改善できますよ」といい、悲観タイプの方には、「このまま節制しなかったら、インシュリン注射になりますよ。だから気をつけましょう」という。また、ロジカルには具体的な数字を使って説明することで頭に入るところとなる。
請求項21に記載の発明は、効果的な予防医療が実現できるため、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータにユーザと顧客の生年月日を入力し3分類と患者の取組意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で患者の性格・趣向を表示する機能、医師、看護師や介護士などが、患者の検査結果を受けて今後病気になるリスクを踏まえ、患者が病気予防に取り組む意欲を湧かせる言葉を表示する機能、を実現させるためのプログラムである
また、同じく、介護職員や家族であるユーザが、見守る対象となる高齢者に対し、ユーザと高齢者の生年月日を入力し3分類と高齢者の取組意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で分類して高齢者の性格・趣向を表示するとともに、ユーザが高齢者に脳の活性化につながる響く褒め言葉を表示するとともに、タブーな言葉をかけてストレスや恐怖感・嫌悪感を与え認知症が進行したりしないように、避けるべき言葉を表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項22に記載の発明は、職場や学校など組織ベースでのストレスチェック、メンタルヘルスなどのアンケートをとり、それを分析することにより職場などでのメンバーの置かれた状況がわかるところであるが、診断の結果、改善が必要となる原因が対人コミュニケーションが行き届いていないところにある場合の対処法は十分に提示されていないところ。
ここで、原因と対処法を見つけるに当たり、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、分析対象の各人について、生年月日をもとにした4通りのタイプ別での性格・趣向を確認し、対人タイプ別強弱関係、組織での上下関係を踏まえたストレス傾向分析結果を示す機能、ストレスの対象となる者と理由についても把握できた場合には、対当該者とのコミュニケーション傾向及び適切なコミュニケーションのとり方のアドバイスを表示する、あるいは、レポート作成する機能、を実現できるためのプログラムである。
ペットも人間と同様に生年月日があり、ペットショップやブリーダーを通して取得した場合、血統書などで生年月日がわかる。犬・猫・馬などは人間の言葉は話さないとしても、性格・趣向は人間が生年月日により規定できるのと同じく動物も規定できる。
請求項23に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、飼い主であるユーザとペットとの生年月日を入力し、3分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた6分類で、動物病院などのペットの健康に関する場や、ペットショップ、ペットのしつけやトレーニングを行う場において、飼い主とペットの性格・趣向のタイプを踏まえ、獣医やトレーナー、ペットショップの店員が、飼い主に対して行う「ペットにストレスを与えない関わり方・飼い方、言葉がけや対応方法」のアドバイスを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
ペットも3分類を適用するとピースとビジョンとロジカルに分けることができ、ペット側の性格・趣向を踏まえたものとしてのアドバイス情報として、3分類それぞれについて例えば以下のように表示する。
ピースのペットへは、「さびしがりやで甘え上手。大きな声は嫌い。一人で留守番が続くとストレスになる。ありがとう。大好き!という言葉が好き。」となる。
ビジョンのペットへは、「決まったペースにあてはめすぎるとストレスになる。散歩のルートは時々変化をつけるとよい。厳しいしつけは向かない。」となる。
ロジカルのペットへは、「急な変更は嫌がる。出かけるときは前日から教えておく。散歩や食事はペースを守ってあげる。」となる。
請求項24に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、音声認識・分析機能を付加し、請求項1に記載のプログラムにおいて、ユーザの生年月日を入力し性格・趣向の60分類のタイプのどれかが固まり、次に、コミュニケーションの相手方としてユーザが60分類のタイプの中から選んだタイプを有する主人公が画面に登場する機能、
トレーニングとして、最初は、主人公の性格・趣向の自分との違いについての解説を表示し、次に、この主人公から「主人公に響く言葉による褒める・叱る・励ます・教えるなどの表現方法」が例題として表示または発声された後に、演習としてユーザに当該表現方法を発声するように求める。それに対して応えて発声すると、音声認識・分析機能により、ユーザの音声(言葉の抑揚、必須言語の有無、タブー言語の有無、内容、話の組み立て)を分析し、主人公に響いたかどうかの「好感度数」と「評価・改善コメント」が表示されるが、コメントは、主人公が発する音声でも流れる形とし、ユーザは主人公とのコミュニケーションを通して、相手方に伝わることの達成感を感じながら上達できる機能、
選定する主人公は会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できる機能、また、トレーニングが促進するような相手方の選定を可能とするため、複数の主人公を選択して使い分けることもできる機能を、実現できるためのプログラムである。
本来現実でしか体験できない「さまざまな性格・趣向をもつ人とのコミュニケーション」を仮想体験し、ユーザは「発した言葉の抑揚・内容、リアクション、タブー」について即座に評価が得られるため、失敗を恐れずにコミュニケーションするためのトレーニングが可能となる。
活用の場として、ビジネスでは接客・営業のトレーニングになりサービスの向上や売上アップが図られる、結婚相手を求める際には、異性とのコミュニケーショントレーニングになる、教育の場では教師の教え方トレーニングとなり、家庭では、親の子どもとのコミュニケーショントレーニングになって「子育て孤立化」の防止などに資することとなり、また、うつや引きこもりで社会ブランクがある人などが社会復帰用のコミュニケーショントレーニングになる、などが挙げられる。
今後ICTの進化により、スマートフォンの普及とSNSの活用機会の増加を受けて、ますますリアルなコミュニケーションの場・時間が減少する中で、コミュニケーションの質が求められる現代社会において、サービスの向上をはじめ、個人の孤立を防ぎ、社会との共存を図れる人の育成に役立つものとなりうる。
この機能の具体的展開の例を挙げる。
褒める言葉の例を示す。
主人公に部屋の掃除を依頼すると、たった2時間の間に床だけでなく、窓まできれいに磨いてあった。
その主人公がロジカルのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
しっかり部屋を見回し、リアクションはほどほどに、出来るだけ具体的に。
「お願いしてから2時間もたっていないのに、こんなにきれいにしてくれて。段ボールも片づけて、窓まで磨いてくれたのね。さすがだわ。あなたにお願いしてよかった。ありがとう。」(具体的に評価することが重要)
次に、ピースのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
部屋を見たら、すぐに本人の顔をみて、感謝・ねぎらいを伝えることから話を進める。
「ありがとう。ひとりで大変だったでしょう?こんなにきれいにしてくれて、本当にありがとう」(笑顔で感謝の気持ちを)
さらに、ビジョンのタイプだった場合の模範解答は次の通り。
部屋を見たら、まずは驚くこと。短く、力強くがポイント。
「あっ!すごい!すっごくきれい!ピカピカだわ!びっくりしたわ!嬉しい!ありがとう!」(オーバーに称賛)
また、指導の言葉の例を挙げる。
ロジカルのユーザがビジョンタイプに響く言葉を意識して褒めた場合の指導の言葉は次のとおり。
ユーザ「すごいねぇ。きれいだね。」
主人公からの評価『えっ?これだけ?ぜんぜんすごいと思っていないでしょう?物足りない〜』
主人公からの解説『あなたにとっては「すごい」は、あまり使わない言葉ですね。抑揚
がないため「すごい」という言葉が、相手方に褒め言葉として伝わりません。コツをつか
んでください。「す」を大きく、「す」「ご」の間に小さい「っ」を入れて、『すっごい』と
言ってみてください。擬音を言うときは、驚きの表情を加えて言ってみましょう。きっと
伝わりますよ。』
次に、ビジョンのユーザがピースタイプに響く言葉を意識して褒めた場合の指導の言葉は次のとおり。
ユーザ「ありがとう!嬉しい!きれいすぎてびっくりした!」
主人公からの評価『嬉しいけど、なんだか・・・』
主人公からの解説『一つ一つの言葉に勢いがありすぎますね。また「びっくり」という
言葉はあなたにとってはうれしい言葉ですが、ピースタイプの人にとっては嬉しくはあり
ません。逆効果です。最初に「ありがとう」を喜びの感情込めて言いましょう。このとき
オーバーにならないように。そのあと気遣いのあるねぎらいの言葉「大変だったでしょ?
疲れていない?」を添えて、あなたらしく喜んでください。きっと伝わりますよ』
本発明により、相手方が決まっている際に、その生年月日により相手の性格・趣向を4分類などをもとにして分けて、その相手とはコミュニケーションをどのようにとれば円滑で有効なものとなるかの実践例を示すことができることとなる。
これまではこれを実現するには、性格分析の専門書を紐解くとともに、相手方のことを長年研究してはじめてどういったタイプの人間かを推論できて、また、ユーザ自身のことも客観的に把握をし、そして、自分と性格が違い、受け止め方が違う相手方とどのような言葉掛けをすればどのような結果のコミュニケーションをとることとなるかを仮説を立て、それを様々な角度から検証して、そして、実践できるというものであり、誰もそこまでやらなかったものであった。逆に言うと、これまで人間には無理であるといわれていたところである。このようなことが本発明により、多くの時間を掛けなくて済むのみならず誰でも簡単にできるということで人類史上はじめて価値の大きいものであり、まさに人間にとって不可能と思われていたことが可能となることである。また、将来的には対人コミュニケーション型ロボットの製作にも適用できるものとなる。
生年月日と性格・趣向タイプの関係図である。 西暦と性格・趣向タイプの関係図の例を示すもの。 調和型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 共感型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 願望型ビジョンのタイプはどれであるかを示すもの。 納得型ロジカルのタイプはどれであるかを示すもの。 気質5分類と先行・遅行のタイプはどれであるかを示すもの。 性格・趣向タイプとその位置付けを示すもの。 陰陽五行論と十干及び目標行動性向軸の関係図である。 4分類を示すもの。 4分類、3分類とそれらの強弱関係を示すもの。 3分類を示すもの。 運気データの特定の法則を示すもの。 陰陽五行論と十干十二支の関係と影響の与え方を示すもの。 顧客の生年月日の十干別の影響日などの例を示すもの。 各々の意味を示すもの。 運気のグループを示すもの。 干支暦と生年月日、そして性格・趣向の関係を示すもの。 十二支における季節と土用について 開運カラーのベースを示すもの。 開運カラーを確定するルールを示すもの。 開運カラーとのベースと他のベースとの相関関係を示すもの。 本情報提供方法の構成図である。
本発明のプログラムが動かすコンピュータシステムの構成としては、外部の情報入力表示端末よりインターネットを介して生年月日情報を入れると「性格・趣向、運気データベース」と「相対トラブル傾向・対策データベース」を記憶する「性格等データ記憶手段」から情報の束を抽出して、「性格等データ取得手段」に情報を保持する、さらに、既情報入力表示端末より同じく場面情報を入れることで「性格等データ取得手段」より情報を引き出して「性格等データ取得手段」に一時保存する。それを情報入力表示端末で表示し、また、紙でも出力できるというもの。
1a−b ユーザの情報入力表示端末
10 インターネット
20 サーバ
21 ソフトウエアプログラム
22 性格等データ記憶手段
23 性格等データ取得手段
本プログラムが動かすコンピュータシステムの構成としては、図20に記載のように、外部の情報入力表示端末よりインターネットを介して生年月日情報を入れると「性格・趣向、運気データベース」と「相対トラブル傾向・対策データベース」を記憶する「性格等データ記憶手段」から情報の束を抽出して、「性格等データ取得手段」に情報を保持する、さらに、既情報入力表示端末より同じく場面情報を入れることで「性格等データ取得手段」より情報を引き出して「性格等データ取得手段」に一時保存する。それを情報入力表示端末で表示し、また、紙でも出力できるというもの。
そこで、請求項3に記載の発明は、ロボットに搭載するコンピュータに、顔認識機能と請求項1に記載のプログラムで実現する情報表示機能を搭載し、情報を読み上げられる機能を付加することで、顔認証機能を活用して生年月日が登録された相手方であることを特定すれば、ユーザであるロボットが相手方の性格・趣向にロボット自身の性格・趣向を合わせ、以下のように相手方が満足するような設定の下で、相手方に話しかけ、そして、受け答えできる機能を実現させるためのプログラム。
そんな中で、請求項4に記載の発明は、これらの課題を解消し得るはじめてのツールとなる。請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、組織の相関図を作成し、管理職が部下のタイプを把握して関わり方を注意して伝わりやすい言葉掛けをする、教える側と教わる側のタイプを合わせて指導役を決める、タイプ別に教え方をマニュアル化する、などにより職場環境の改善を図ることができる。これは教育担当のミスマッチ防止、連携ミス防止にもなる。さらには、「仕事の教え方・覚え方」、「伝達の仕方・受け取り方」のタイプによる違いを管理職が把握し、組織のマネジメントに活かすことができる。また、組織全体で共有することで、相互理解につながり、職場の人間関係改善が図れることとなる。
そこで、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、営業担当と顧客のデータを入力し、タイプ別の顧客リストを作成し、販売する商品毎にタイプ別に、アプローチ、クロージングをマニュアル化し、さらに営業担当と顧客の組み合わせごとに、顧客に響く営業トーク(重視する説明ポイント、説明の順序)、営業担当の注意点、顧客のタブー、成功率が上がるアポイントの取り方、クロージングの重点ポイントを示す機能を実現させるためのプログラムである。結果として契約成功率を上げることになる。また、クレームについても、顧客のタイプ別に対応できるようにマニュアル化して臨むことにより、クレームの悪化を防止する。
営業は、顧客の購買を促すことがミッションであり、「商品説明、魅力、メリット、リスク」について顧客に響く言葉で伝えることが重要なため、3分類と思考性向軸を組み合わせた6分類(ビジョン(楽観)、ビジョン(悲観)、ピース(楽観)、ピース(悲観)、ロジカル(楽観)、ロジカル(悲観))で示す。それと同時に、人の性格の基礎となる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を別ページで表示し、より細かく営業担当の営業傾向やスランプ傾向、その対処法を示し、営業担当者は6分類の言葉がけと相乗的に活用する。
次に請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、インターネットホームページの会員専用ページやメールマガジンなどといった電子広告媒体において、会員や顧客の生年月日を入力して6分類と気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加味し、タイプ毎に効果的に響くような言葉掛けを行えるよう、キャッチコピーの文言、写真の配置、文字の大きさ、説明の仕方を表示し、営業の効果があがるようなコンテンツ素材の構築を支援する文章を表示する機能を実現させるためのプログラム。その先には、会員顧客のタイプ別に会員顧客が好むような商品説明ページが表示されることが期待される。
次に、結婚や恋愛をサポートするため、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、ユーザと相手方の生年月日を入力し4分類で性格診断を行うとともに、加えて、男女の違い及び気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を入れて、特に双方の愛情表現の違い、誕生日プレゼントや過ごし方の重要度、デートの予定の組み方をはじめ、家庭に求めるもの、家事の分担の意義などに関し、相手方への言葉の伝え方や自分の受け取り方を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、「運気データ」を使い、結婚対象としている相手方へアポイントを申し込む日を相手の運気がよいところにするのがよく、次のケースがその対象となり、さらに、実際に会う日は付き合いを長く続けていくのが趣旨であるから、お互いの「注意日」を避けて設定するのがよく、そうしたタイミングを教えてくれる結婚や恋愛を支援する機能を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項9に記載の発明は、教育・学習プログラムに付加できて、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、個人に応じて学習効果を高めるよう褒める言葉や励ます言葉などを学習状況、正解、不正解に応じてタブレット端末などに表示する機能を実現させるためのプログラムである。
子供達が持つタブレットと、この情報提供方法を連携させ、タイプ別に分けて個々の子供に合った目標設定画面、課題の引き出し方、問題の解き方、正解したときの褒めコメント、間違ったときのアドバイス、興味を持続させるコンテンツが出てくるように設定をする。子供本来の個性を尊重し、個々に響く言葉がけでモチベーションを引き出す仕組みを構築する。一人一台タブレットを持つ時代だからできる「個々にあったオーダーメイド学習」を実現する。
次に、請求項10に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータにおいて、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、学校教育をはじめとした集合教育の場において、教員の性格・趣向のタイプを踏まえ、教わる側の学習効果が上がるように4分類で褒める言葉や励ます言葉などの響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示することで、教師による学ぶ者への言葉掛けなどアドバイスする情報を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項11に記載の発明は、家庭教師の派遣においては、マンツーマンの指導であることから、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、教わる側の生年月日を入力して出した4分類で同じタイプの教師を選ぶ機能を実現させるためのプログラムである。同じタイプの教師を派遣することで、その教師と教わる者とは自分の性格・趣向と類似であるために、コミュニケーションをとりやすく、それ故、勉強の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる。
その際にも請求項10において記載した集合教育の場での表示内容と同じものを表示する機能、さらに、教わる側の両親・父兄といった保護者の生年月日を入力して4分類を確認しつつ、それを前提とした保護者から教わる者へのアドバイスの表示を見せつつ、当該家庭教師が教わる者と同じタイプであり、教わる者の立場や気持ちなどを本人に変わって当該家庭教師が説明もすることで、保護者に対して教わる者へのより有効な言葉掛けを示す機能、を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項12に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、トレーニングジムやエステサロンをはじめとした健康美容産業の場において、トレーナーまたは施術者あるいはエステティシャンである担当者であるユーザと顧客との生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて顧客の性格・趣向の特徴を表示する機能、担当者と顧客との性格・趣向のタイプを踏まえ、4分類で褒める言葉や励ます言葉など響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示する機能、思考性向軸を加えることにより、「痩せるために」「太らないように」など、同じ目的・内容を伝える場合でも、より顧客に響く伝え方を示す機能、さらに、気質の5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加えることにより顧客の会話の好みを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。継続性が高まる要素として、顧客が好む会話の要素が明確でそれを話すことにより担当者と顧客との関係性が良くなり、理解されていることで存在感が持てるようにすることを通じ、トレーナーまたは施術者による顧客の取組意欲と併せて継続意欲が上がるような顧客への言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するプログラムである。
次に、請求項13に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、スポーツ指導者であるユーザと選手の生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて選手の性格・趣向を表示する機能、指導者のやり方を選手に押しつけたり、選手に対して一律の指導法で教えたりするのではなく、指導者が一人、あるいは、複数の選手に対して、個々にあった言葉掛けや指導法を表示する機能、優秀な選手育成のため指導者が選手に対する言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示する機能を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項14に記載の発明は、指導者と選手などの教わる側とがマンツーマンの指導である場合には、その指導者と教わる者とが同じタイプであれば、性格・趣向が類似しており、コミュニケーションをとりやすく、それ故、練習の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できるため、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータにおいて、教わる側の生年月日を入力し、4分類で同じタイプの指導者を選定する機能、その際にも、請求項13において記載した、指導者が一人の選手に対するアドバイス情報と同じものを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
請求項15に記載の発明は、効果的な予防医療が実現できるため、請求項1に記載のプログラムが動くコンピュータに、ユーザと顧客の生年月日を入力し3分類と患者の取組意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で患者の性格・趣向を表示する機能、医師、看護師や介護士などが、患者の検査結果を受けて今後病気になるリスクを踏まえ、患者が病気予防に取り組む意欲を湧かせる言葉を表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
次に、請求項16に記載の発明は、職場や学校など組織ベースでのストレスチェック、メンタルヘルスなどのアンケートをとり、それを分析することにより職場などでのメンバーの置かれた状況がわかるところであるが、診断の結果、改善が必要となる原因が対人コミュニケーションが行き届いていないところにある場合の対処法は十分に提示されていないところ。
請求項17に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、飼い主であるユーザとペットとの生年月日を入力し、3分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた6分類で、動物病院などのペットの健康に関する場や、ペットショップ、ペットのしつけやトレーニングを行う場において、飼い主とペットの性格・趣向のタイプを踏まえ、獣医やトレーナー、ペットショップの店員が、飼い主に対して行う「ペットにストレスを与えない関わり方・飼い方、言葉がけや対応方法」のアドバイスを表示する機能、を実現させるためのプログラムである。
請求項18に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムで動くコンピュータに、音声認識・分析機能を付加し、請求項1に記載のプログラムにおいて、ユーザの生年月日を入力し性格・趣向の60分類のタイプのどれかが固まり、次に、コミュニケーションの相手方としてユーザが60分類のタイプの中から選んだタイプを有する主人公が画面に登場する機能、
生年月日と性格・趣向タイプの関係図である。 西暦と性格・趣向タイプの関係図の例を示すもの。 調和型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 共感型ピースのタイプはどれであるかを示すもの。 願望型ビジョンのタイプはどれであるかを示すもの。 納得型ロジカルのタイプはどれであるかを示すもの。 気質5分類と先行・遅行のタイプはどれであるかを示すもの。 性格・趣向タイプとその位置付けを示すもの。 陰陽五行論と十干及び目標行動性向軸の関係図である。 4分類を示すもの。 4分類、3分類とそれらの強弱関係を示すもの。 3分類を示すもの。 運気データの特定の法則を示すもの。 陰陽五行論と十干十二支の関係と影響の与え方を示すもの。 顧客の生年月日の十干別の影響日などの例を示すもの。 各々の意味を示すもの。 運気のグループを示すもの。 干支暦と生年月日、そして性格・趣向の関係を示すもの。 十二支における季節と土用について 本情報提供方法の構成図である。

Claims (24)

  1. ユーザが、ユーザ自身及び相手方の生年月日などの、鍵となる情報を入力することにより、インターネットを介したサーバシステムにより、人の性格・趣向、及び、性格・趣向の違いにより人同士がコミュニケーションを取る際に生じ易いトラブル傾向とその対策、という2つの要素をデータファイルにしたものから抽出されたコミュニケーションアドバイス情報をユーザの情報表示端末に表示させるという形での、円滑で良好なコミュニケーションを図ることを支援するためのコミュニケーションアドバイス情報の提供方法。
    そのデータベースの構成は、二つの要素からなり、
    そのうちの一つは、「性格・趣向等データ」として、個人の生年月日を、十干と十二支を組み合わせた60日周期の六十干支で構成する干支暦に置き換え、そこでの「日の干支60通り」のうちの当該生年月日が該当する1通りが、その個人の性格・趣向タイプと特定したもの。また、個人の生年月日の十干十二支を起点とし、各年、各月、各日の持つ十干十二支との関係により個人の心理状況に一定の影響を与えることも所与とする。これを「運気データ」という。この個人の生年月日を入力することにより当該個人の性格・趣向タイプ及び「運気データ」を特定した情報を抽出する機能を「個人性格・趣向特定機能」と呼ぶ。そして、そこでは、性格・趣向タイプの内容として、次の軸等で分類したコミュニケーション上必要な性格・趣向が含まれる。
    思考中心軸(「自分軸」(自分中心に考えるのか)、「相手軸」(相手中心に考えるのか))、目標行動性向軸(「現実」(現状に即してどう対応すべきか)と「目標」(立てた目標・計画をいかに遂行するか)のいずれが大きな価値を持つと考えるか)、思考性向軸(「楽観」(メリットを明確に表す言葉を好むか)、「悲観」(リスクを回避できることを表す言葉を好むか))、先行・遅行軸(「先行」(人より前に出るタイプ)、「遅行」(後ろに引くタイプ))、気質(「家族・人間関係」か「健康・趣味」か「お金・計画」か「仕事・社会的名誉」か「学び・探求」で特に大切にするもの。5通り))。
    人の性格・趣向は、大きくは思考中心軸と目標行動性向軸との2つの軸で4つに分けられ、この4分類を基礎分類として該データベースで活用する。また、相手軸にある2つは類似するためそれを一括りとした3分類も、対顧客マニュアルの作成など簡素化が可能な場面では活用する。この分類を基礎とし、それにコミュニケーションをとる場面に対応させて他の軸等を適宜加えて活用する。
    データベースを構成するもう一つは、「相対トラブル傾向・対策データ」として、その性格・趣向を持つ人が他の性格・趣向を持つ人との相性や強弱といった力関係を仮説・検証した結果を整理し、相手方との関わりの中でトラブルなどが起こる傾向とその対策などを、対人コミュニケーションをとる際の重要参照情報として整理したもの。この整理した情報を抽出する機能を「相対トラブル傾向・対策特定機能」と呼ぶ。
    このデータベースにユーザが、鍵となる情報として、ユーザ自身と相手方の生年月日、コミュニケーションを実施する場面とその実施日の情報を入力することにより、これらのデータベースに格納された情報の中から場面に応じて必要な情報が取り上げられて、これがユーザの情報表示端末に表示されるシステムとする。
    円滑で良好なコミュニケーションをとるためのアドバイス情報の表示の順序としては、一例として、見やすくかつ頭に入れやすく、結果、実施した際の効果を最大限上げるために、まず、相手方の性格・趣向を示し、次に、ユーザ自身の性格・趣向を再把握し、その上で、相手方に響く言葉掛けを示し、最後に、相手方の発しやすい言葉の正しい理解の方法を示す、という順で表示する。
    また、情報の要素として、次のものを用意し、場面に応じて表示させる。
    一つは、ユーザ及び相手方の性格・趣向。二つは、相手方との関わりの中でユーザと相手方の違い。三つは、相手方に響く言葉。四つは、相手方が話を聞きたい順序。五つは、相手方の立場を思いやる言葉(相手方が共感を持つ言葉)。六つは、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉。七つは、ユーザが自分の個性を抑えて対応することでユーザが感じるストレスとその対策。八つは、語りかけの具体例文。九つは、相手方がユーザに掛けてくる言葉の特徴。十は、相手方がユーザとの間で感じる立場の優劣。十一は、実施日とユーザと相手方との関係でその実施日にコミュニケーションをとる際の注意点。
    そのシステムの構成としては、「性格・趣向等データ」と「相対トラブル傾向・対策データ」を記憶する性格等データ記憶手段、そこに情報を入れると性格等データを取得できる性格等データ取得手段をサーバに格納し、それを動かすソフトウエアプログラムでサーバシステムが構成され、情報表示端末ではユーザが鍵となる情報を入力することにより、コミュニケーションアドバイス情報をインターネットを介してサーバに接続して瞬時に取得・表示できるようにする、クラウドで構築されたシステムとする。情報表示手段としてはプリンターで紙出力も可能とする。
  2. 請求項1に記載の情報提供方法において、生年月日を聞くことなく、相手方の性格・趣向が4分類あるいは3分類のうちのどのタイプであるかをあらかた確定させるための、思考中心軸と目標行動性向軸の見極めに関する2つの設問事項について、対話中に相手方の話し方の特徴をつかみ、選択することにより可能となる情報提供方法。あらかじめユーザの生年月日を登録することにより、ユーザの性格・趣向毎に、2つの設問事項は使いやすいものが表示される。
    ただし、この場合は設問にあった性格・趣向だけを使うものとなるため、実施日に関わる情報などは不足する。
  3. 人工知能に請求項1で記載している、生年月日をもとにした性格・趣向等データと相対トラブル傾向・対策データを60タイプに分けて学習させて、
    人工知能を信頼できる相談相手であると認識するところまでいくことを登録されたところと呼ぶと、その登録に至るまでのやり取りとして、人工知能にユーザが「生年月日、性別、職業、家族構成、悩み」を入力すると、ユーザの性格・趣向に関して人工知能からユーザに説明しては、ユーザにその評価をもらうことで、ユーザが人工知能が自分のことを理解しているよき相談相手であることの確信をもたせるプロセスを経るようにプログラムを組み、
    そうした後に、人工知能に、ユーザが悩みに関係する相手方の生年月日を入れてから、悩みを打ち明けると、ユーザの説明に対し、人工知能は要点を纏めた形の「オウム返し」で答え、それへの相談者の反応を得、更なる質問を行うなどをし、相談者から内容を深く聞き出し、相手方についての「個人性格・趣向特定機能」及びユーザと相手方双方の関係についての「相対トラブル傾向・対策特定機能」により、原因・解決法を推測したら、その後、それを相談者のタイプに合った説明法で原因や解決法を伝えることで悩み相談が可能となるカウンセリングシステム。
    さらに、人工知能に60のタイプ別に事例の学習と分析を積み重ねさせることを通じて、新たなユーザによる悩み相談に対して短時間で対人コミュニケーション上の問題の原因を解明することが可能となるようにする。
  4. 個別認識をして会話が可能となる人工知能に対し、請求項3に記載の登録された状態にすることにより、人工知能がユーザとの間でユーザの性格・趣向、運気データを知った上でのユーザの好むような言葉、テンポ、話し順序での会話をできるようにする機能を入れることでより親密なる理解の上での会話が出来る人工知能。
    また、当該人工知能は会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できるものとし、また、使い分けのために複数を選択できるようにし、会話が促進するような相手方の選定を可能とする。
  5. ロボットに顔認識機能と請求項1に記載の情報提供方法におけるクラウドサービスによる情報表示機能を搭載することで、顔認証機能を活用して生年月日が登録された相手方であることを特定すれば、ユーザであるロボットが相手方の性格・趣向にロボット自身の性格・趣向を合わせ、クラウドからその生年月日をもとにした相手方の性格等データを受け取ると、その搭載する情報表示機能で表示されたデータを読み上げる形で言葉を発する機能を通じて、以下のように相手方が満足するような設定の下で、相手方に話しかけ、そして、受け答えできるようにした対人対話ロボット。
    相手方が満足する会話のやり取りの一つは、日々の目標設定した活動に対し、ロボットは相手方にその実施の有無を語りかけ、相手方による回答に対して、ロボットは、目標達成レベルに合わせて、請求項1の相手方の性格・趣向のタイプをもとに、相手方にとって満足度の高い言葉を選択し応答する。二つは、相手方が話す説明を、ロボットが「オウム返し」のように発言する。
  6. 請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザとその属する組織における複数の構成員の生年月日を入力し、4分類で組織構成員を分けて組織診断を行い、それを組織構成員で共有が出来る形で示す、また、ユーザである管理職に対しては部下への配慮をタイプ別にどのようにすればよいかを示す形の表示により、組織の意思疎通の円滑化による組織連携強化、そして、ユーザである管理職は部下への声掛けを円滑に行えるように改良した情報提供方法。
    同時に、人の性格・趣向のベースとなる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を別ページで表示し、より細かく個々のスランプ傾向と対処法を分析し、4分類の言葉がけと相乗的に活用する。
    さらには、人事異動に当たりうまく組織マネジメントを行う上で、候補となる人を構成メンバーに加えることにより、上司・部下として適している組合せと適さない組合せ、また、組合せにおいて注意すべき点などをアドバイスするよう表示する。
  7. 請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザと顧客の生年月日を入力し、3分類と顧客の購買意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で分析して示されたもので、ユーザである営業担当者が客に購買意欲を湧かせる言葉を表示するように改良した情報提供方法。
  8. 請求項1に記載の情報提供方法において、顧客の生年月日を入力して6つの顧客タイプと気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加味し、タイプ毎に効果的に響くような言葉掛けを行えるよう、インターネットホームページの会員専用ページやメールマガジンなどといった電子広告媒体などにおいて、効果的に響くような言葉を使いながら迅速な編集を支援する機能を付加した情報提供方法。
  9. 請求項1に記載のある3分類のタイプ別に、ウェブ表示あるいはメールマガジンの内容などにおいて関心を持たれる表現・編集方法として規定される、相手方に響く言葉を使ったキャッチコピー、視覚的に重点を置く箇所、添付画像の内容や文字の強調箇所、説明の順序とその方法などを「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」と呼び、これを人工知能に搭載して、モノやサービスの購入を促す情報を入れた、3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのウェブを生成し、請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」を活用し、会員登録し生年月日データを取得済みの会員の性格・趣向に応じて、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったウェブページの内容を表示させることで、会員の満足度の高い内容になり高いコンバージョン率が期待できるウェブの作成方法。
    また、請求項10で記載するメールマガジンの配信方法により、ウェブに導くメールマガジンを配信することで、コンバージョン率をより高めることができる。
    運気として、新しい情報に反応しやすい日、レスポンス率が高い日、衝動買いしやすい日、ゆったりしたい日、仕事を辞めたくなる日、探究心が高くなる日、ミスやダメージを受けやすい日などがあり、そのタイミングで顧客に響く言葉と内容で構成したメルマガやウェブページを配信するとコンバージョン率がアップする。
    また、図18、図19及び図20から導くとおり、ある日における顧客の運気をアップするカラーを特定できるため、顧客の開運効果の高いカラーの商品をウェブなどに表示することができる。「あなたのラッキーカラーグッズ」として表示することでコンバージョン率も上がる。
  10. 人工知能が「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」を使い、モノやサービスの購入を促す情報を入れた、3分類それぞれのタイプの顧客に響く言葉などで構成した3タイプのメール文章(メールマガジン)を生成し、請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」を活用し、顧客が該当する性格・趣向タイプに合ったメール文章を、次に掲げた顧客に刺さりやすいタイミングで配信することでコンバージョン率をアップさせるメールマガジンの配信方法。
    (1)契約率の高いタイミング
    1) 衝動買いしやすい(顧客にとり干支暦で「浪費」に当たる年、月及び日)
    2) ゆとりのある(顧客にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
    3) 投資に興味が高い(顧客にとり干支暦で「投資」「成果」に当たる年、月及び日)
    (2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
    1) 新しい情報に反応しやすい(顧客にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
    2) 探究心が高くなる(顧客にとり干支暦で「研究」に当たる年、月及び日)
  11. 請求項4に記載の人工知能に、ユーザの了承を得てインターネット通販会社などのサービスと連携させて商品・サービスのリコメンド機能を持たせることで、ユーザの性格・趣向及び運気データを踏まえて、ユーザが気に入る商品・サービスをユーザが購入したいタイミングで人工知能から購入推薦情報が入り、ユーザは人工知能と相談しながらその購入を決めるように機能するもの。
  12. 人工知能が「個人性格・趣向特定機能」の「運気データ」を使い、以下の通りの就業者が転職したくなる(潜在的な求職者から積極的な求職者へ変化する)タイミングを年、月及び日レベルで見つけ出し、そのタイミングで、求人情報などをバナーでウェブへ出すなど目に付くところへの情報発信を行うことで、対象者の目に留まる確率が高くなるために、就業者の転職を促す効果を生じさせる人材マッチング方法。
    情報の出し方もウェブやメールマガジンなどで「3タイプ別関心喚起ウェブ等表現手法」を活用した内容とすることも効果的となる。
    転職の決断に至らないときも何らかのフィードバックを受けてその当人に対する履歴を人工知能が記録することで次のタイミングの提案をより効果的に行うことができる。また、タイプ別でも履歴を蓄積することでタイプ毎でのより効果的な日や内容の提案をできるようになる。
    (1)環境の変化を求めるタイミング
    1)転職に関心が高い・仕事を辞めたくなる(顧客にとり干支暦で「焦燥」に当たる年、月及び日、及び、顧客にとり「注意」に当たる年、月及び日)
    2)迷いが生じやすい(顧客にとり干支暦で「整理」に当たる年、月及び日)
  13. 請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザと相手方の生年月日を入力し、4分類で性格診断を行うとともに、加えて、男女の違い及び気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を入れて、双方の愛情表現の違いをはじめ、家庭に求めるもの、家事の分担の意義などに関し、相手方への言葉の伝え方やユーザである自分の受け取り方を表示することで結婚や恋愛をサポートするよう改良した情報提供方法。
  14. 人工知能が請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」の「運気データ」を使い、結婚対象としている相手方へアポイントを申し込む日を相手の運気がよいところにするのがよく、次のケースがその対象となり、さらに、実際に会う日は付き合いを長く続けていくのが趣旨であるから、お互いの「注意日」を避けて設定するのがよく、そうしたタイミングを教えてくれる結婚、恋愛を支援する機能。
    (1)契約率の高いタイミング
    1)ゆとりのある(個人にとり干支暦で「調整」に当たる年、月及び日)
    2)投資に興味が高い(個人にとり干支暦で「投資」に当たる年、月及び日)(個人にとり干支暦で「成果」に当たる年、月及び日)
    (2)レスポンス率・契約率が高いタイミング
    1)新しい情報に反応しやすい(個人にとり干支暦で「活動」に当たる年、月及び日)
  15. 請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力して4分類とし、褒める言葉や励ます言葉などを学習状況、正解、不正解に応じてタブレット端末などに表示することができる機能を教育・学習プログラムに付加できて、個人に応じて学習効果を高めるよう改良した情報提供方法。
  16. 請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザである教員と教わる側の生年月日を入力して、学校教育をはじめとした集合教育の場において、教員の性格・趣向のタイプを踏まえ、教わる側の学習効果が上がるように4分類で褒める言葉や励ます言葉などの響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示することで、教師による学ぶ者への言葉掛けなどアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
  17. 家庭教師の派遣においては、マンツーマンの指導であることから、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力し、4分類で同じタイプの教師を派遣することで、その教師と教わる者とは性格・趣向とが類似しているために、コミュニケーションをとりやすく、それ故、勉強の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる家庭教師派遣方法。
    その際にも請求項16において記載した集合教育の場での表示内容と同じものを表示するよう改良した情報提供方法を活用する。
    さらに、教わる側の両親・父兄といった保護者の生年月日を入力して4分類を確認しつつ、それを前提とした保護者から教わる者へのアドバイスの表示を見せつつ、当該家庭教師が教わる者と同じタイプであり、教わる者の立場や気持ちなどを本人に変わって当該家庭教師が説明もすることで、保護者に対して教わる者へのより有効な言葉掛けをアドバイスすることも有効となる。
  18. 請求項1に記載の情報提供方法において、トレーニングジムやエステサロンをはじめとした健康美容産業の場において、トレーナーまたは施術者あるいはエステティシャンである担当者であるユーザと顧客との生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて分析し、担当者と顧客との性格・趣向のタイプを踏まえ、4分類で褒める言葉や励ます言葉など響く言葉掛けと、ユーザの性格・趣向が影響して相手方に逆効果を及ぼすかもしれない禁句の言葉を表示し、また、思考性向軸を加えることにより、「痩せるために」「太らないように」など、同じ目的・内容を伝える場合でも、より顧客に響く伝え方を示し、さらに、気質の5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類を加えることにより顧客の会話の好みを表示し、継続性が高まる要素として、顧客が好む会話の要素が明確でそれを話すことにより担当者と顧客との関係性が良くなり、理解されていることで存在感が持てるようにすることを通じ、トレーナーまたは施術者による顧客の取組意欲と併せて継続意欲が上がるような顧客への言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
  19. 請求項1に記載の情報提供方法において、スポーツ指導者であるユーザと選手の生年月日を入力し、4分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた8分類に、スランプ傾向と対処法に関わる気質5分類に先行・遅行軸の2分類を併せた10分類とを併せて分析することで、指導者のやり方を選手に押しつけたり、選手に対して一律の指導法で教えたりするのではなく、指導者が一人の選手、あるいは、複数の選手に対して、個々にあった言葉掛けや指導法を表示し、優秀な選手育成のため指導者が選手に対する言葉掛けなどをアドバイスする情報を表示するように改良した情報提供方法。
    1対1の指導においては、「選手に合った褒め方、目標設定、練習メニューの組み方、教え方、メンタルの維持向上に効果の高い言葉掛け、逆効果となるタブー(やる気をなくす言動、してはいけないこと)、スランプ時へのアドバイス・励まし方」を示す。またチームでの指導においては、「性格・趣向の力関係をもとに、トップ(監督)・リーダー(キャプテン)・選手の関係性と円滑な連携に必要なアドバイスや、チーム内で予測できるトラブルを予測し予防策・解決策」を示す。
  20. 指導者と選手などの教わる側とがマンツーマンの指導である場合には、請求項1に記載の情報提供方法において、教わる側の生年月日を入力し、4分類で同じタイプの指導者をつけることで、その指導者と教わる者とは性格・趣向が類似しており、コミュニケーションをとりやすく、それ故、練習の成果も出やすいと思われ、有効に作用することが期待できる指導者選定方法。その際にも請求項11において記載した、指導者が一人の選手に対するアドバイス情報と同じものを表示するよう改良した情報提供方法を活用する。
  21. 請求項1に記載の情報提供方法において、ユーザと顧客の生年月日を入力し3分類と患者の取組意欲に関わる思考性向軸とを組み合わせた6分類で分析して示されたもので、医師、看護師や介護士などであるユーザが、患者の検査結果を受けて今後病気になるリスクを踏まえ、患者が病気予防に取り組む意欲を湧かせる言葉を表示することで効果的な予防医療が実現できるよう改良した情報提供方法。
    また、同じく、介護職員や家族であるユーザが、見守る対象となる高齢者に対し、響く褒め言葉をかけて、脳の活性化につなげたり、タブーな言葉をかけてストレスや恐怖感・嫌悪感を与え認知症が進行したりしないように、避けるべき言葉を認識して会話をすることにより、認知症予防や改善に資するものとなるよう改良した情報提供方法。
  22. 職場や学校など組織ベースでのストレスチェック、メンタルヘルスなどのアンケートをとり分析を行うことがあるが、原因と対処法を見つけるに当たり、人工知能が分析対象の各人について、請求項1に記載の「個人性格・趣向特定機能」及び「相対トラブル傾向・対策特定機能」により生年月日をもとにした4通りのタイプ別での性格・趣向を確認し、そして、対人タイプ別強弱関係、組織での上下関係などの分析をすることができ、さらに、ストレスの対象となる者と理由についても併せて把握できた場合には、それら具体的な対人関係を含めて、対人対処法としての適切なコミュニケーションのとり方をアドバイスすることができ、あるいは、レポートの作成ができる機能。
  23. 請求項1に記載のシステムにおいて、飼い主であるユーザとペットとの生年月日を入力し、3分類と取り組み意欲に関わる思考性向軸を組み合わせた6分類で、動物病院などのペットの健康に関する場や、ペットショップ、ペットのしつけやトレーニングを行う場において、飼い主とペットの性格・趣向のタイプを踏まえ、獣医やトレーナー、ペットショップの店員が、飼い主に対して行う「ペットにストレスを与えない関わり方・飼い方、言葉がけや対応方法」のアドバイスが表示されるシステム。
  24. 請求項1に記載の情報提供方法において表示された内容をもとに、音声認識・分析機能を有する人工知能を活用し、ウェブ上で対人コミュニケーションの実践力・応用力の習得ができる個別コミュニケーショントレーニング方法。
    当該方法の流れは、まずユーザの生年月日を入力し請求項1に記載のある性格・趣向の60分類のタイプに基本的な設定がなされる。次に、コミュニケーションの相手方としてユーザが60分類の中から選んだタイプを有する主人公が画面に登場して、トレーニングが始まる。最初は、主人公の性格・趣向の自分との違いについての解説を表示する。次に、この主人公から「主人公に響く言葉による褒める・叱る・励ます・教えるなどの表現方法」が例題として表示または発声された後に、演習としてユーザにその表現方法を発声するように求められる。それに対して、サーバでの音声認識・分析機能により、ユーザの音声(言葉の抑揚、必須言語の有無、タブー言語の有無、内容、話の組み立て)を分析し、主人公に響いたかどうかの「好感度数」と「評価・改善コメント」が表示される。その際、コメントは、主人公が発する音声でも流れ、ユーザは主人公とのコミュニケーションを通して、相手方に伝わることの達成感を感じながら上達できる。
    また、選定する主人公は会話をする際のユーザの相手方になるところ、性別、年齢層、血縁関係を含む社会的な関係性、請求項1で記載した60のタイプの性格・趣向、画像としての映り方(顔のみ、上半身、手振り付きなど。顔についてはコンピュータグラフィック技術も駆使しつつ、実際の人物を想起できるようなものを入れることも可能とする)を選択できるものとし、また、使い分けのために複数を選択できるようにし、トレーニングが促進するような相手方の選定を可能とする。



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