JP2017218795A - 戸車補強構造、戸車補強具、及び補強具付き戸車 - Google Patents

戸車補強構造、戸車補強具、及び補強具付き戸車 Download PDF

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Koji Fujiwara
宏次 藤原
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Abstract

【課題】 コスト上昇を抑えつつ、繰返し疲労による破損を防止し得る、戸車補強構造、補強具及び補強具付き戸車を提供する。【解決手段】 溝形本体部2と、溝形本体部2の溝底に形成された車輪突出用開口部2cと、溝形本体部2の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔3aが形成された一対の固定板3と、溝形本体部2に回転自在に支持されるとともに車輪突出用開口部2cから一部を突出させた車輪4と、を備える戸車と、第1固定螺子用孔3aに合致する第2固定螺子用孔5aを其々が備える一対の鍔片5bと、一対の鍔片5bを連結するとともに一対の鍔片を戸車の固定板3に接合させた状態で車輪4を跨ぐように形成された連結部5cと、を備える補強具5と、を備え、第1固定螺子用孔3a及び第2固定螺子用孔5aに固定螺子を連通し、該固定螺子を戸車取付対象に螺締することにより、固定板3に鍔片5bを接合させて戸車1に補強具5を固定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、戸車補強構造、戸車補強具、及び補強具付き戸車に関する。
従来、図7及び図8に示すような戸車が知られており、この戸車1は、一対の軸受用側板2a、2aを備える溝形本体部2と、溝形本体部2の溝底2bに形成された車輪突出用開口部2cと、溝形本体部2の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔3aが形成された一対の固定板3、3と、軸受用側板2a、2aに回転自在に支持されるとともに車輪突出用開口部2cから一部を突出させた車輪4と、を備えている(非特許文献1,2等)。溝形本体部2及び固定板3、3は、一枚の金属板(ステンレス板等)の曲げ加工により形成されている。固定板3,3は、折り曲げ形成された補強用突片3bを備えることが多い。このような構造の戸車は、構造が簡単で低コストで量産可能なため、多く普及している。
特開2013−194378号公報
意匠登録第1483632号公報 意匠登録第1483633号公報
しかしながら、上記した従来の一般的な戸車は、補強用突片3bによって補強してはいるものの、繰返し衝撃を受けることにより、側板の付け根部分(図7及び図8のX)に亀裂が入り、固定板3が折れてしまうことがあった。
そこで、本発明は、コスト上昇を抑えつつ、従来の戸車における繰返し疲労による固定板の破損を防止し得る、戸車補強構造、補強具、及び補強具付き戸車を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る戸車補強構造は、一対の軸受用側板を備える溝形本体部と、該溝形本体部の溝底に形成された車輪突出用開口部と、前記溝形本体部の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔が形成された一対の固定板と、前記軸受用測板に回転自在に支持されるとともに前記車輪突出用開口部から一部を突出させた車輪と、を備える戸車と、
前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに前記一対の鍔片を前記戸車の固定板に接合させた状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える補強具と、を備え、
前記第1固定螺子用孔及び前記第2固定螺子用孔に固定螺子を連通し、該固定螺子を戸車取付対象に螺締することにより、前記固定板に前記鍔片を接合させて前記戸車に前記補強具を固定したことを特徴とする。
また、本発明に係る補強具は、本発明に係る上記戸車補強構造に用いられる補強具であって、前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに該一対の鍔片を前記戸車の前記戸車の固定板に接合した状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える。
また、本発明に係る補強具付き戸車は、一対の軸受用側板を備える溝形本体部と、該溝形本体部の溝底に形成された車輪突出用開口部と、前記溝形本体部の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔が形成された一対の固定板と、前記軸受用測板に回転自在に支持されるとともに前記車輪突出用開口部から一部を突出させた車輪と、を備える戸車と、前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに前記一対の鍔片を前記戸車の固定板に接合させた状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える補強具と、を備え、前記第1固定螺子用孔及び前記第2固定螺子用孔を連通した状態で、前記固定板に前記鍔片を接合し固定したことを特徴とする。
本発明に係る戸車補強構造、補強具及び補強具付き戸車によれば、低コストで固定板に係る負荷を軽減し、繰返し疲労による固定板の破損を防止することができる。
本発明に係る戸車補強構造及び補強具によれば、既に設置済みの戸車にも取り付けることができ、抵コストで補強が可能となる。
本発明に係る戸車補強構造の構成要素である戸車と補強具の第1実施形態を示す斜視図である。 図1の戸車と補強具を組み合せて戸車取付対象に取り付ける状態を示す斜視図である。 図1の補強具を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は図3(c)のe−e断面図である。 本発明に係る戸車補強構造の構成要素である戸車と補強具の第2実施形態を示し、(a)は一部を拡大して示す部分断面正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る戸車補強構造の構成要素である戸車と補強具の第3実施形態を示し、(a)は部分断面正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る戸車補強構造の構成要素である戸車と補強具の第4実施形態を示し、(a)は部分断面正面図、(b)は側面図である。 従来の戸車を斜め上方から視た斜視図である。 図7の戸車を斜め下方から視た斜視図である。
本発明に係る戸車補強構造及び補強具について、以下に図1〜図6を参照して説明する。なお、全図及び全実施形態を通じ、同一または類似の構成要素について同符号を付した。
先ず、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。補強される戸車1は、従来と同様であり、一対の軸受用側板2aを備える溝形本体部2と、溝形本体部2の溝底に形成された車輪突出用開口部2cと、溝形本体部2の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔3aが形成された一対の固定板3,3と、軸受用側板2a、2aに回転自在に支持されるとともに車輪突出用開口部2cから一部を突出させた車輪4と、を備えている。また、図示例では、固定板3,3は、折り曲げ形成された補強用突片3bを備えている。溝形本体部2、固定板3、3、及び補強用突片3bは、一枚のステンレス板その他の金属板の曲げ加工により形成されている。
戸車1を補強する補強具5は、一対の固定板3、3の第1固定螺子用孔3aに合致する第2固定螺子用孔5aを其々が備える一対の鍔片5b、5bと、一対の鍔片5b、5bを連結するとともに一対の鍔片5b、5bを戸車1の固定板3、3に接合させた状態で車輪4を跨ぐように形成された連結部5cと、を備えている。
図2に示されているように、第1固定螺子用孔3a及び第2固定螺子用孔5aに固定螺子を連通し、固定螺子6を戸車取付対象7に螺締することにより、固定板3,3に鍔片5b、5bを接合させて戸車1に補強具5が固定される。なお、図2に示された戸車取付対象7は引戸であり、引戸の底面に形成された戸車収容凹部7aに、補強具5及び戸車1を、図のように嵌めこみ、固定螺子6を構成する木ネジによって固定する。
図2に示すように固定螺子6が皿ネジの場合、図4(a)に一部拡大して示すように、固定板3、3の第1固定螺子用孔3aは皿ネジの皿頭を埋設させるように皿取3a1が形成されている。この皿取は円錐ポンチ等によって穿孔され、打ち抜いた側に円錘環状の隆起部3a2(図1も参照)が形成される。鍔片5bの第2固定螺子用孔5aには、この隆起部3a2が嵌る円錘状皿取部5a1が形成されている。円錘状皿取部5a1は、鍔片5bと固定板3との位置合わせとしても機能する。
補強具5は、好ましくはステンレス、鉄等の鋼、金属によって形成されるが、所望の強度を有するものであれば、複合材料等の他の材質であってもよい。ステンレス、鉄、その他の金属材料によって形成される場合、補強具5の厚さtは、所望の強度を得るために、取付られる戸車の溝形本体部2、固定板3、3、及び補強用突片3bを形成する金属板の板厚の1.5〜2倍とすることが好ましい。
補強用突片3bを備える戸車の場合、補強具5の鍔片5b、5bの厚さt(図1)は、補強用突片3bの立ち上り寸法h(図1)とほぼ同等(即ちt≒h)とすることが好ましく、より好ましくはt=hである。このような寸法に設定しておくことで、鍔片5b、5bを戸車取付対象と戸車の固定板3との間に強固に圧着して固定することとができる。
補強具5の両鍔片5b、5b間を連結する連結部5cの形状は、図示例の断面コ字状に限らず、円弧状、アーチ状とすることもできる。
戸車1の溝形本体部2の形状は、種々形状を採用することができ、図4〜図6は溝形本体部2が異なるタイプの戸車の例を示している。
なお、補強具5の鍔片5b、5bは、戸車1の固定板3、3に予め、溶接、ロウ付け、接着、螺子留め等の固定手段により固定しておいて、補強具付き戸車とすることもできる。
上記構成を備える戸車補強構造、補強具、及び補強具付き戸車によれば、戸車1における繰返し疲労による固定板3,3の破損を防止し、抵コストで補強が可能となる。また、上記構成を備える戸車補強構造及び補強具によれば、既に設置済みの戸車に補強具を取り付けることもでき、更に低コストでの補強が可能となる。
本発明は上記実施例に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 戸車
2 溝形本体部
2a 軸受用側板
2c 車輪突出用開口部
3 個体板
3a 第1固定螺子用孔
4 車輪
5 補強具
5a 第2固定螺子用孔
5b 鍔片
5c 連結部
6 固定螺子

Claims (3)

  1. 一対の軸受用側板を備える溝形本体部と、該溝形本体部の溝底に形成された車輪突出用開口部と、溝形本体部の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔が形成された一対の固定板と、前記軸受用測板に回転自在に支持されるとともに前記車輪突出用開口部から一部を突出させた車輪と、を備える戸車と、
    前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに前記一対の鍔片を前記戸車の固定板に接合させた状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える補強具と、を備え、
    前記第1固定螺子用孔及び前記第2固定螺子用孔に固定螺子を連通し、該固定螺子を戸車取付対象に螺締することにより、前記固定板に前記鍔片を接合させて前記戸車に前記補強具を固定したことを特徴とする、戸車補強構造。
  2. 請求項1に記載の戸車補強構造に用いられる補強具であって、
    前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに該一対の鍔片を前記戸車の前記戸車の固定板に接合した状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える補強具。
  3. 一対の軸受用側板を備える溝形本体部と、該溝形本体部の溝底に形成された車輪突出用開口部と、前記溝形本体部の溝底両側端部から側方に延びるとともに第1固定螺子用孔が形成された一対の固定板と、前記軸受用測板に回転自在に支持されるとともに前記車輪突出用開口部から一部を突出させた車輪と、を備える戸車と、
    前記一対の固定板の前記第1固定螺子用孔に合致する第2固定螺子用孔を其々が備える一対の鍔片と、前記一対の鍔片を連結するとともに前記一対の鍔片を前記戸車の固定板に接合させた状態で前記車輪を跨ぐように形成された連結部と、を備える補強具と、を備え、
    前記第1固定螺子用孔及び前記第2固定螺子用孔を連通した状態で、前記固定板に前記鍔片を接合し固定したことを特徴とする、補強具付き戸車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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