JP2017217897A - 射出成形機および射出成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】射出成形機1は、通常射出モードのときは、射出動作に続いて保圧動作を行う。そして、射出成形機1は、モード選択チェックボックス51がタッチ操作されてショートショットモードが選択されたとき、保圧動作に代えて、スクリューの回転を停止した状態を保圧時間Thにわたって保持する時間調整動作を行う。
【選択図】図4
Description
図1に示すように、射出成形機1は、射出ユニット10と、制御ユニット30と、を有している。
(a)計量完了時におけるスクリュー12の後退位置である計量後退位置Xm[mm]、
(b)スクリュー12の最も前進した位置0から計量後退位置Xmに至るまでのスクリュー12の計量回転速度Rm[rpm]、および
(c)位置0から計量後退位置Xmに至るまでに前方空間Eに溜められている樹脂に加える圧力値である計量圧力値Pm[MPa]についての設定値が格納されている。
(d)射出動作を行う射出区間Li(mm)、
(e)射出区間Liにおけるスクリュー12の射出移動速度Vi[mm/s]、
(f)射出動作時における樹脂に加える圧力の上限値である1次圧力値Pi[MPa]、
(g)スクリューを速度制御から圧力制御に切り換える位置であるV−P切換位置Di[mm]、
(h)射出により金型のキャビティに樹脂を充填したあとに前方空間Eに溜められている樹脂に加える圧力値である保圧圧力値Ph[MPa]および
(i)その圧力値を保持する期間である保圧時間Th[s]についての設定値が格納されている。
(j)計量動作の開始を遅らせるための可塑化遅延時間Tk[s]についての設定値が格納されている。
(k)サックバック動作におけるスクリュー12のストローク量であるサックバックストロークDs[mm]、および
(l)サックバック移動速度Vs[mm/s]についての設定値が格納されている。
次に、上述した射出成形機1が射出成形サイクルで行う射出成形動作の一例について説明する。
動作モードとして「通常射出モード」が設定されている場合の射出成形動作(通常射出成形動作)について図6を参照して説明する。通常射出成形動作は、通常射出動作、保圧動作、冷却動作、可塑化待ち動作、計量動作、型開閉動作およびサックバック動作を含む。
動作モードとして「ショートショットモード」が設定されかつショートショット種別として「保圧なしショートショット」が設定されている場合の射出成形動作(保圧なし射出成形動作)について図7を参照して説明する。保圧なし射出成形動作は、上記通常射出成形動作に対して保圧動作に代えて時間調整動作を行う点のみ異なり、他の動作は同様である。そのため、ここでは、時間調整動作についてのみ説明し、他の動作については説明を省略する。
動作モードとして「ショートショットモード」が設定されかつショートショット種別として「任意ショートショット」が設定されている場合の射出成形動作(任意ショートショット射出成形動作)について図8を参照して説明する。任意ショートショット射出成形動作は、上記保圧なし射出成形動作に対して通常射出動作に代えてショートショット射出動作を行う点のみ異なり、他の動作は同様である。そのため、ここでは、ショートショット射出動作についてのみ説明し、他の動作については説明を省略する。
Claims (5)
- 射出シリンダと、前記射出シリンダ内に収容されたスクリューと、前記射出シリンダ内で前記スクリューを回転および前後進させる駆動部と、を有する射出成形機であって、
前記スクリューの射出前進位置、前記射出シリンダ内の樹脂圧力である保圧圧力値および前記保圧圧力値を保持する保圧時間を含む条件値が格納される条件値格納部と、
前記駆動部により前記スクリューを前記射出前進位置まで前進させる通常射出動作を行う通常射出制御部と、
前記駆動部により前記射出シリンダ内の樹脂圧力を前記保圧時間にわたって前記保圧圧力値に保持するように前記スクリューの位置を調整する保圧動作を行う保圧制御部と、
通常射出モードおよびショートショットモードを選択するモード選択操作が入力されるモード選択操作入力部と、
前記モード選択操作入力部に前記ショートショットモードを選択する前記モード選択操作が入力されたとき、前記保圧制御部による前記保圧動作に代えて、前記スクリューの回転を停止した状態を前記保圧時間または予め定められたシール時間にわたって保持する時間調整動作を行う時間調整制御部と、を有していることを特徴とする射出成形機。 - 前記時間調整制御部が、前記時間調整動作として、前記スクリューの回転を停止した状態を前記保圧時間または前記シール時間にわたって保持し、かつ、前記スクリューが前記射出シリンダ内の樹脂圧力で押されることにより後退するようにすることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
- 前記ショートショットモードが選択されたときの前記スクリューの射出前進位置が入力される射出前進位置入力部と、
前記モード選択操作入力部に前記ショートショットモードを選択する前記モード選択操作が入力されかつ前記射出前進位置入力部に前記射出前進位置が入力されたとき、前記通常射出制御部による前記通常射出動作に代えて、前記駆動部により前記スクリューを前記射出前進位置入力部に入力された前記射出前進位置まで前進させるショートショット射出動作を行うショートショット射出制御部とをさらに有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出成形機。 - 前記射出シリンダ内の樹脂圧力および前記スクリューの位置の関係を示すグラフが描画されるグラフ表示エリアを表示する表示部をさらに有し、
前記表示部に表示された前記グラフ表示エリア上で指定された前記スクリューの位置が前記スクリューの射出前進位置として前記射出前進位置入力部に入力されることを特徴とする請求項3に記載の射出成形機。 - 射出シリンダと、前記射出シリンダ内に収容されたスクリューと、前記射出シリンダ内で前記スクリューを回転および前後進させる駆動部と、を有する射出成形機で用いられる射出成形方法であって、
通常射出モードが選択されたとき、射出成形サイクルにおいて、前記スクリューを射出前進位置まで前進させる通常射出動作を行う通常射出工程、および前記射出シリンダ内の樹脂圧力を保圧時間にわたって保圧圧力値に保持するように前記スクリューの位置を調整する保圧動作を行う保圧工程を実行し、
ショートショットモードが選択されたとき、前記射出成形サイクルにおいて、前記保圧工程に代えて、前記スクリューの回転を停止した状態を前記保圧時間または予め定められたシール時間にわたって保持する時間調整動作を行う時間調整工程を実行することを特徴とする射出成形方法。
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