JP2017217354A - 背凭れ、ランバーサポート、及び椅子 - Google Patents

背凭れ、ランバーサポート、及び椅子 Download PDF

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【課題】ランバーサポート等のオプション部材を背凭れに装着する際の作業性を改善する。【解決手段】背凭れ7は、着座者の荷重を受ける荷重支持面71fが形成された張材71と、張材71の外周端部71eを支持する背前枠80Fと、背前枠80Fに形成され、張材71に対して荷重支持面71fに交差する方向に離間して対向する被取付部87と、被取付部87に対して着脱可能なランバーサポート200と、を備え、ランバーサポート200は、荷重支持面71fに沿う方向に延びて張材71と被取付部87との隙間Sに挿入され、被取付部87に固定された取付部222を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、背凭れ、ランバーサポート、及び椅子に関する。
特許文献1に記載のように、座面の後部より起立する背凭れ支持フレームの前方に背凭れを備え、この背凭れが、ネット状の張材と、張材の外周部を保持する背枠と、張材の後方に設けられたランバーサポートと、を備えた構成の椅子が知られている。この構成において、ランバーサポートは、背枠の下部から上方に向けて延び、背枠と一体に形成されたランバーサポート支持部に取り付けられている。
このような椅子において、ランバーサポートを、椅子に対して装備するか否かを選択できるオプション部材としようとすると、ランバーサポートを装備しない場合であっても、背枠と一体に設けられたランバーサポート支持部が残ってしまい、外観が損なわれる。
これに対し、例えば特許文献2に示すように、ランバーサポートの幅方向両端部が、左右一対の保持部材を介し、背枠の左右両側に設けられた側枠杆に対して着脱可能に支持された構成の椅子が提案されている。
この構成の椅子においては、各保持部材に設けられた凸部を、側枠杆に形成された凹部に嵌合させることで、ランバーサポートの端部を支持する保持部材を側枠杆に対して着脱可能としている。
特許第4133067号公報 特許第5823818号公報
しかしながら、特許文献2に開示された構成においては、側枠杆に形成された凹部は、側枠杆において前方の張材に対向する側から後方に向かって窪むように形成されている。したがって、保持部材を側枠杆に装着するには、保持部材を張材と側枠杆との隙間に差し込んだ後、保持部材を後方に押すことによって、保持部材の凸部を側枠杆の凹部に嵌合させなければならない。張材と側枠杆との前後方向の隙間は小さいため、このような保持部材を装着する際の作業性は、改善の余地がある。
このような課題は、ランバーサポートに限らず、背凭れに他のオプション部材を装着する場合にも共通する。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ランバーサポート等のオプション部材を背凭れに装着する際の作業性を改善することのできる背凭れ、ランバーサポート、及び椅子を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明に係る背凭れは、着座者の荷重を受ける荷重支持面が形成された張材と、前記張材の外周端部を支持する枠材と、前記枠材に形成され、前記張材に対して前記荷重支持面に交差する方向に離間して対向する被取付部と、前記被取付部に対して着脱可能なオプション部材と、を備え、前記オプション部材は、前記荷重支持面に沿う方向に延びて前記張材と前記被取付部との隙間に挿入され、前記被取付部に固定された取付部を有していることを特徴とする。
このような構成によれば、張材に対して離間して対向する被取付部を枠材に設け、オプション部材の取付部を張材と被取付部との隙間に挿入して固定するようにした。これにより、オプション部材を枠材に装着するに際しては、オプション部材の取付部を、張材の荷重支持面に沿った方向から張材と被取付部との隙間に挿入すればよく、作業を容易に行うことができる。
また、この発明に係る背凭れは、上記背凭れにおいて、前記被取付部が、前記枠材から前記荷重支持面に沿って突出しているようにしてもよい。
このように構成することで、オプション部材の取付部は、枠材から荷重支持面に沿って突出した被取付部と張材との隙間に挿入されて固定される。これにより、背凭れを、枠材に対して張材と反対側から見たときに、オプション部材の取付部が枠材の被取付部によって覆われ、外観が向上する。
また、この発明に係る背凭れは、上記背凭れにおいて、前記枠材が、前記被取付部に対して前記張材に対向する側に、前記取付部を収容する凹部を備えているようにしてもよい。
このような構成によれば、取付部を凹部に収容することで、オプション部材の取付部が外部に露呈するのを抑え、外観を向上させることができる。
また、この発明に係る背凭れは、上記背凭れにおいて、前記オプション部材が、前記取付部を有した第一部材と、前記被取付部に対して前記張材から離間した側に配置される第二部材と、前記第一部材の前記取付部と前記第二部材とで前記被取付部を挟持した状態で、前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結部材と、を備えるようにしてもよい。
このように、第一部材と取付部と第二部材とで被取付部を挟持した状態で、これら第一部材と第二部材とを連結部材で連結することで、枠材の被取付部に対してオプション部材を強固に取り付けることができる。
また、この発明に係る背凭れは、上記背凭れにおいて、前記オプション部材はランバーサポートであるようにしてもよい。
このような構成によれば、背凭れに対してランバーサポートを装着する際には、取付部を、張材の荷重支持面に沿った方向から張材と被取付部との隙間に挿入すればよく、ランバーサポートの装着作業を容易に行うことができる。
また、この発明に係るランバーサポートは、着座者の荷重を受ける荷重支持面が形成された張材と、前記張材の外周端部を支持するとともに、前記張材に対して前記荷重支持面に交差する方向に離間して対向する被取付部を有する枠材と、を備える背凭れに対して着脱可能とされ、前記荷重支持面に沿う方向に延びて前記張材と前記被取付部との隙間に挿入され、前記被取付部に固定される取付部と、前記取付部に支持され、前記張材の後方に配置されるランバーサポート本体と、を備えることを特徴とする。
このように構成することで、背凭れに対してランバーサポートを装着する際には、取付部を、張材の荷重支持面に沿った方向から張材と被取付部との隙間に挿入すればよく、ランバーサポートの装着作業を容易に行うことができる。
この発明に係る椅子は、床面に設置される支持構造体と、前記支持構造体に支持された座体と、前記支持構造体に支持された、請求項1から5のいずれか一項に記載の背凭れと、を備えることを特徴とする。
このような椅子によれば、背凭れに対してランバーサポート等のオプション部材を装着する際には、取付部を、張材の荷重支持面に沿った方向から張材と被取付部との隙間に挿入すればよく、オプション部材の装着作業を容易に行うことができる。
この発明に係る背凭れ、ランバーサポート、及び椅子によれば、ランバーサポート等のオプション部材を背凭れに装着する際の作業性を改善することができる。
本発明の一実施形態に係る椅子を側方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子を後方(背凭れ側)から見た斜視図である。 背前枠に対するランバーサポートの取付構造を示す斜視断面図である。 背前枠に装着されるランバーサポートの構成を示す斜視展開図である。 第一ブラケット及び第二ブラケットを斜め前方から見た斜視図である。 第二ブラケットを斜め後方から見た斜視図である。 第二ブラケットをスリットの幅方向の中心に沿って断面視した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る椅子について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る椅子を側方から見た斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る椅子を後方(背凭れ側)から見た斜視図である。
この図1及び図2に示すように、椅子100は、床面F上に設置される脚部1と、脚部1の上部に設置される不図示のボックス状の支基2と、支基2の上部に取り付けられた座受け部材3と、座受け部材3にスライド可能に支持され着座者が着座する座体4と、支基2から延び座体4に着座した着座者の背中を支持する背凭れ7と、を備えている。
以下の説明において、便宜上、座体4に着座した着座者が前を向く方向を「前方」、その反対方向を「後方」と称する。また、椅子100が設置される床面F側とその反対側を結ぶ方向を「上下方向」と称する。また、椅子100の幅方向、つまり前後方向と直交する水平方向を「幅方向」と称する。また、図中において、前方を矢印FRで示し、上方を矢印UPで示し、左方を矢印LHで示す。
脚部1は、キャスタ11A付きの多岐脚11と、多岐脚11の中央部より起立し昇降機構であるガススプリング(不図示)を内蔵する脚柱12と、を有している。
脚柱12の下部を構成する外筒13は、多岐脚11に回転不能に嵌合して支持されている。脚柱12の上部を構成する内筒14は、上端部に支基2を固定して支持するとともに、下部が外筒13に水平方向で回転可能に支持されている。
支基2には、脚柱12の昇降調整機構と背凭れ7の傾動調整機構が内蔵されている。
座受け部材3は、支基2の上部に取り付けられた4本のリンクアーム(不図示。以下同じ。)と、リンクアームどうしを連結する左右一対の固定フレーム(不図示。以下同じ。)と、を有している。
本実施形態では、脚部1、支基2及び座受け部材3が支持構造体30を構成している。
座体4は、座フレーム40と、座フレーム40に張設された座面張材41と、を有している。座面張材41の上面は、着座者の荷重を受ける座部荷重支持面41fとされている。
背凭れ7は、背フレーム70と、背フレーム70に張設された張材71と、を有している。張材71の前面は、着座者の荷重を受ける荷重支持面71fとされている。
背フレーム70は、支基2に連結され、背フレーム70の強度を担う強度部材である背後枠70Bと、背後枠70Bの前方に設けられた背前枠(枠材)80Fと、を有している。
背後枠70Bは、下辺部72と、側辺部73と、上辺部74と、を有している。下辺部72と側辺部73と上辺部74とは、例えばアルミ等の金属または所定の強度を有する樹脂等により一体に形成されている。
下辺部72は、支基2内の傾動調整機構に連結され、支基2の後部の左右両側から延びている。下辺部72は、上方に向かうにしたがって次第に後方に向かって傾斜されている。また、各下辺部72には、座体4の側方に配置される肘掛け75が設けられている。
各下辺部72の上端部には、側辺部73が連続して形成されている。各側辺部73は、上方に向かうにしたがって次第に幅方向の外側に向かって傾斜している。
側辺部73の下部73aは、上方に向かうにしたがって次第に前方に向かって傾斜している。側辺部73の上部73bは、上方に向かうにしたがって次第に後方に向かって傾斜している。各側辺部73の上部73bどうしは、上辺部74で連結されている。
背前枠80Fは、背凭れ7の幅方向に(荷重支持面71fに沿って)離間して配置された一対の縦杆81と、一対の縦杆81の上端どうしを連結する上杆82と、一対の縦杆81の下端どうしを連結する連結部83と、を有している。縦杆81、上杆82、及び連結部83は、例えば樹脂等で一体として環状に形成され、張材71から作用する力に応じて弾性変形可能に構成されている。
図2に示すように、各縦杆81は、上下方向に沿って延びている。詳細には、縦杆81は、下方に向かうにしたがって次第に幅方向の内側に向かって傾斜している。
図1に示すように、背前枠80Fの外周縁部には、背凭れ7の内方に向かって凹む溝84が周方向に連続して形成されている。溝84に、張材71の外周端部71eが巻き込まれている。
背前枠80Fの各縦杆81の上部と下部には、それぞれ、後方に向かって延びる上部連結部85、下部連結部86が一体に形成されている。上部連結部85及び下部連結部86の先端部は、背後枠70Bの側辺部73に連結されている。
図1、図2に示すように、このような椅子100の背凭れ7に対しては、ランバーサポート(オプション部材)200が着脱自在に装着できるようになっている。
図3は、背前枠に対するランバーサポートの取付構造を示す斜視断面図である。図4は、背前枠に装着されるランバーサポートの構成を示す斜視展開図である。
図3に示すように、ランバーサポート200は、背前枠80Fの下端部、すなわち連結部83に装着される。このため、連結部83は、張材71から離間する側に、上方に向かうにしたがって次第に前方に向かって延び、背前枠80Fから荷重支持面71fに沿って突出している被取付部87を有している。この被取付部87は、張材71に対して荷重支持面71fに交差する方向に離間して対向する。図4に示すように、被取付部87において張材71から離間した側の表面87fは、背前枠80Fの背面80bを形成する。
図3に示すように、連結部83には、被取付部87に対して張材71に対向する側(近接する側)に、背前枠80Fの外周側に向かって窪んだ凹部88が、背前枠80Fの周方向に連続して形成されている。
さらに、連結部83は、張材71に近接する側に、背凭れ7の内周側に向かって延出し、張材71に当接する縁部89を有している。前記の凹部88は、この縁部89と被取付部87との間に形成されている。
図3、図4に示すように、ランバーサポート200は、ランバーサポート本体210と、ランバーサポート本体210を背凭れ7の背前枠80Fに支持させる第一ブラケット(第一部材)220及び第二ブラケット(第二部材)230と、これら第一ブラケット220及び第二ブラケット230を背面側から覆う背面カバー240(図4に図示)と、を備えている。
ランバーサポート本体210は、背凭れ7の張材71の後方に沿うように配置される。ランバーサポート本体210は、背凭れ7の幅方向中央部に配置されるメインサポート部211と、メインサポート部211の幅方向両側から幅方向外方に向かってそれぞれ延び、ランバーサポート本体210を昇降させる昇降操作部212,212と、を一体に備えている。なお、ランバーサポート本体210の形状や構造については、ここに示すものに限らず、適宜変更することが可能である。
ランバーサポート本体210は、メインサポート部211から下方に延びるアーム部213を一体に備えている。
図5は、第一ブラケット及び第二ブラケットを斜め前方から見た斜視図である。
図3〜図5に示すように、第一ブラケット220は、連結部83に形成された凹部88内に収容されるベース部221と、ベース部221の幅方向両側から上方に立ち上がる一対の壁部222,222と、を一体に備えている。
ベース部221は、凹部88内において、背前枠80Fの周方向に連続して沿うよう、一定長を有して形成されている。このベース部221は、凹部88内に収容された状態で、後方の被取付部87に前方から突き当たるよう配置され、ランバーサポート200を背前枠80Fに固定する取付部223として機能する。
図5に示すように、一対の壁部222,222は、幅方向に、ランバーサポート本体210のアーム部213の幅寸法より大きな間隔をあけて形成されている。これら壁部222,222は、後方に向かって突出する凸部222t,222tを一体に備えている。
図3に示すように、第二ブラケット230は、被取付部87に対して張材71から離間した側に配置される。図4、図5に示すように、第二ブラケット230は、基部231と、基部231から上方に向かって延びる延出部232と、を一体に備えている。
基部231は、背前枠80Fの被取付部87の表面87f(背前枠80Fの背面80b)に沿うよう配置される。この基部231と、第一ブラケット220のベース部221とは、背前枠80Fの被取付部87を挟んで対向配置される。
図5に示すように、延出部232には、第一ブラケット220の凸部222t,222tに対向する位置に、係合凹部232s,232sが形成されている。各凸部222tに各係合凹部232sを係合させた状態で、第二ブラケット230に形成された貫通孔232hを通して後方から挿通させた左右一対のボルト(連結部材)238(図4参照)を第一ブラケット220の凸部222t,222tに形成されたネジ穴(図示無し)にねじ込むことで、第一ブラケット220と第二ブラケット230とが一体に連結される。これにより、第一ブラケット220のベース部221(取付部223)と第二ブラケット230の基部231とで、背前枠80Fの被取付部87を挟持している。
図6は、第二ブラケットを斜め後方から見た斜視図である。図7は、第二ブラケットをスリットの幅方向の中心に沿って断面視した図である。
図3、図5、図6に示すように、延出部232は、上方に向かって幅方向の寸法が漸次小さくするよう形成されている。延出部232には、上下方向に連続するスリット233が形成されている。
図3、図5、図7に示すように、スリット233の外周部には、前方に突出するガイド壁234が形成されている。このスリット233の前方には、ランバーサポート本体210のアーム部213が配置される。
図6、図7に示すように、ガイド壁234の後面には、スリット233の幅方向両側に、後方に突出するノッチ237が形成されている。ノッチ237は、上下方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。
第二ブラケット230の後方には、スライドプレート235が配置される。図7に示すように、スライドプレート235には、前方に突出し、ノッチ237に係合する突起235tが形成されている。
アーム部213とスライドプレート235は、延出部232を挟んで対向し、スリット233を貫通する上下一対のボルト239(図4参照)によって互いに連結されている。これにより、アーム部213及びスライドプレート235は、スリット233に沿って上下方向にスライド移動可能となっている。スライドプレート235の突起235tがノッチ237に係合することで、アーム部213及びスライドプレート235は、スリット233に沿った複数段階の位置に固定され、これによって、ランバーサポート本体210の高さ調整が可能となっている。
上記ランバーサポート200を背前枠80Fに装着するときには、まず、第一ブラケット220を、荷重支持面71fに沿う方向にスライドさせ、取付部223を、張材71と被取付部87との隙間S(凹部88)に挿入する。
次いで、被取付部87の後方に、第二ブラケット230に配し、第一ブラケット220と第二ブラケット230とを、ボルト238で連結する。
この後、第一ブラケット220の前方にランバーサポート本体210を配するとともに、第二ブラケット230の後方にスライドプレート235を配し、アーム部213とスライドプレート235とを、ボルト239で連結する。
しかる後、第二ブラケット230の後方に、背面カバー240を装着する。
これにより、ランバーサポート200の背前枠80Fへの装着が完了する。
このように構成された椅子100では、背前枠80Fに、張材71に対して離間して対向する被取付部87を設け、ランバーサポート200の取付部223を張材71と被取付部87との隙間Sに挿入して固定するようにした。これにより、ランバーサポート200を背前枠80Fに装着するに際しては、ランバーサポート200の取付部223を、張材71の荷重支持面71fに沿った方向から張材71と被取付部87との隙間Sに挿入すればよく、作業を容易に行うことができる。したがって、ランバーサポート200を背凭れ7に装着する際の作業性を改善することができる。
また、被取付部87は、背前枠80Fから荷重支持面71fに沿って突出している。このように構成することで、ランバーサポート200の取付部223は、背前枠80Fから荷重支持面71fに沿って突出した被取付部87と張材71との隙間Sに挿入されて固定される。これにより、背凭れ7を、背前枠80Fに対して張材71と反対側から見たときに、ランバーサポート200の取付部223が背前枠80Fの被取付部87によって覆われ、外観が向上する。
また、背前枠80Fは、被取付部87に対して張材71に対向する側に、取付部223を収容する凹部88を備えている。このような構成によれば、取付部223を凹部88に収容することで、ランバーサポート200の取付部223が外部に露呈するのを抑え、外観を向上させることができる。
また、第一ブラケット220と取付部223と第二ブラケット230とで被取付部87を挟持した状態で、これら第一ブラケット220と第二ブラケット230とをボルト238で連結することで、背前枠80Fの被取付部87に対してランバーサポート200を強固に取り付けることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、被取付部87を第一ブラケット220と第二ブラケット230とで挟み込むようにしたが、これに限らない。例えば、ランバーサポート本体210を支持するブラケットに、被取付部87が挿入される溝を設け、この溝に被取付部87を挿入した状態で、ブラケットと被取付部87とをボルト等の連結部材で連結するようにしてもよい。
また、背前枠80Fの連結部83の断面形状は一例に過ぎず、椅子100のデザインに応じて適宜変更することができる。例えば、被取付部87は、斜め前方に延出しているが、鉛直上方に延出する等、他の形状としてもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
4…座体
7…背凭れ
30…支持構造体
71…張材
71e…外周端部
71f…荷重支持面
80F…背前枠(枠材)
80b…背面
83…連結部
87…被取付部
88…凹部
100…椅子
200…ランバーサポート(オプション部材)
210…ランバーサポート本体
220…第一ブラケット(第一部材)
223…取付部
230…第二ブラケット(第二部材)
238…ボルト(連結部材)
F…床面
S…隙間

Claims (7)

  1. 着座者の荷重を受ける荷重支持面が形成された張材と、
    前記張材の外周端部を支持する枠材と、
    前記枠材に形成され、前記張材に対して前記荷重支持面に交差する方向に離間して対向する被取付部と、
    前記被取付部に対して着脱可能なオプション部材と、を備え、
    前記オプション部材は、前記荷重支持面に沿う方向に延びて前記張材と前記被取付部との隙間に挿入され、前記被取付部に固定された取付部を有していることを特徴とする背凭れ。
  2. 前記被取付部は、前記枠材から前記荷重支持面に沿って突出していることを特徴とする請求項1に記載の背凭れ。
  3. 前記枠材は、前記被取付部に対して前記張材に対向する側に、前記取付部を収容する凹部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の背凭れ。
  4. 前記オプション部材は、
    前記取付部を有した第一部材と、
    前記被取付部に対して前記張材から離間した側に配置される第二部材と、
    前記第一部材の前記取付部と前記第二部材とで前記被取付部を挟持した状態で、前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の背凭れ。
  5. 前記オプション部材はランバーサポートであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の背凭れ。
  6. 着座者の荷重を受ける荷重支持面が形成された張材と、前記張材の外周端部を支持するとともに、前記張材に対して前記荷重支持面に交差する方向に離間して対向する被取付部を有する枠材と、を備える背凭れに対して着脱可能とされ、
    前記荷重支持面に沿う方向に延びて前記張材と前記被取付部との隙間に挿入され、前記被取付部に固定された取付部と、
    前記取付部に支持され、前記張材の後方に配置されるランバーサポート本体と、
    を備えることを特徴とするランバーサポート。
  7. 床面に設置される支持構造体と、
    前記支持構造体に支持された座体と、
    前記支持構造体に支持された、請求項1から5のいずれか一項に記載の背凭れと、
    を備えることを特徴とする椅子。
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