JP2017217047A - 画像表示システム - Google Patents

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Sho Noji
翔 野地
藤原 浩一
Koichi Fujiwara
浩一 藤原
仁 二村
Hitoshi Futamura
仁 二村
昭教 角森
Akinori Tsunomori
昭教 角森
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Abstract

【課題】検査対象部位の異常を医師が容易に把握できるようにする。【解決手段】診断用コンソール3の制御部31によれば、被検者の検査対象部位を放射線撮影することにより得られた動態画像から所定の構造物の時間変化を示す情報を取得し、取得した情報と記憶部32に記憶されている健常者情報とに基づいて、被検者の擬似的な正常状態を示す擬似健常者画像を生成し、動態画像と擬似健常者画像とを表示部34に並べて表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、画像表示システムに関する。
従来、被検者の検査対象部位を放射線撮影することにより得られた医用画像を見やすく表示するための各種技術が提案されている。例えば、特許文献1には、検査対象部位の動態を示す複数のフレーム画像を表示画面上に動画表示するとともに、撮影順が隣り合うフレーム画像間における検査対象部位の面積比を算出し、動画表示において現在表示されているフレーム画像を、その一つ前に撮影されたフレーム画像との間で算出した面積比に応じた色で着色して動画表示と並べて表示する技術が記載されている。
特開2009−148336号公報
ところで、読影対象の医用画像のみを表示すると、医師が画像を見慣れていない場合、疾患を見過ごしてしまう可能性がある。そこで、被検者の検査対象部位を撮影した医用画像と他の健常者の同じ部位を撮影した画像(健常者画像と呼ぶ)を並べて比較する、所謂比較読影を行うことがある。
しかしながら、従来の比較読影では、健常者画像として他者の画像を用いるため、両画像に差異があった場合、その差異が異常によるものなのか、個体差によるものなのかの判断がつかない場合があった。
本発明の課題は、検査対象部位の異常を医師が容易に把握できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像表示システムは、
被検者の検査対象部位を放射線撮影することにより得られた医用画像から前記被検者の検査対象部位に係る所定の情報を取得する取得手段と、
健常者の前記所定の情報を特定可能な健常者情報を記憶する記憶手段と、
前記取得手段により取得された情報と前記健常者情報とに基づいて、前記被検者の検査対象部位の擬似的な正常状態を示す擬似健常者画像を生成する擬似健常者画像生成手段と、
前記医用画像と前記擬似健常者画像とを表示する表示手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記医用画像は、前記被検者の胸部の動態を放射線撮影した胸部動態画像である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記被検者の検査対象部位に係る所定の情報は、前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報であり、
前記健常者情報は、健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を複数のグループに分類し、分類したグループ毎に、健常者の前記所定の構造物の時間変化と一致しない動きを示すフレーム画像を除去して前記擬似健常者画像を生成する。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を複数のグループに分類し、前記分類したグループ間の時間の長さの比が健常者の前記所定の構造物の時間変化における前記各グループに対応する区間の時間の長さの比と一致するように、前記胸部動態画像にフレーム画像を追加又は削除して前記擬似健常者画像を生成する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記擬似健常者画像生成手段は、追加する位置と同じグループ内の2以上のフレーム画像の各画素の信号値を平均化することにより追加するフレーム画像を生成する。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記胸部動態画像は、呼吸状態下で撮影された画像であり、
前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、肺野面積の時間変化の情報、横隔膜位置の時間変化の情報、外胸郭位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を吸気期のフレーム画像と呼気期のフレーム画像に分類する。
請求項8に記載の発明は、請求項4〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記胸部動態画像は、息止めで撮影された画像であり、
前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、心臓面積の時間変化の情報、心壁位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を心臓拡張期のフレーム画像と心臓収縮期のフレーム画像に分類する。
請求項9に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記記憶手段は、更に健常者の胸部動態画像を記憶し、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を対応する複数のグループに分類し、分類したグループ毎に、前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の特定構造物の形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の前記特定構造物の形状に変形して前記擬似健常者画像を生成する。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記胸部動態画像は、呼吸状態下で撮影された画像であり、
前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、肺野面積の時間変化の情報、横隔膜位置の時間変化の情報、外胸郭位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を吸気期のフレーム画像と呼気期のフレーム画像に分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の肺野形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の肺野形状に合わせた擬似健常者画像を生成する。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記胸部動態画像は、息止めで撮影された画像であり、
前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、心臓面積の時間変化の情報、心壁位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を心臓拡張期のフレーム画像と心臓収縮期のフレーム画像に分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の心臓形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の心臓形状に合わせた擬似健常者画像を生成する。
請求項12に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記記憶手段は、更に健常者の胸部動態画像を記憶し、
前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のそれぞれを解析する解析手段と、
を備え、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記健常者の胸部動態画像を解析した解析結果を前記被検者の胸部動態画像上に付加して擬似健常者画像を生成し、
前記表示手段は、前記被検者の胸部動態画像上に前記被検者の胸部動態画像を解析した解析結果を付加して前記擬似健常者画像と並べて表示する。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、
前記解析手段は、前記被検者の胸部動態画像及び前記健常者の胸部動態画像のそれぞれに対し、肺野領域上の複数の小領域毎に解析を行い、解析結果をその胸部動態画像の各小領域の位置に示した解析結果画像を生成し、
前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を対応する複数のグループに分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の肺野領域上に、前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の肺野領域を前記被検者の肺野領域に合わせて変形してから前記解析手段により解析を行うことにより生成された解析結果画像又は前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像を解析することにより生成された解析結果画像の肺野領域を前記被検者の肺野領域に合わせて変形した画像を付加して擬似健常者画像を生成する。
本発明によれば、検査対象部位の異常を医師が容易に把握することが可能となる。
本発明の実施形態における画像表示システムの全体構成を示す図である。 図1の撮影用コンソールの制御部により実行される撮影制御処理を示すフローチャートである。 図1の診断用コンソールの制御部により実行される画像表示処理を示すフローチャートである。 心壁の基準位置の設定の一例を示す図である。 第1の実施形態において図3のステップS13で実行される擬似健常者画像生成処理Aを示すフローチャートである。 (a)は、健常者の横隔膜位置の時間変化を示す波形の一例を示す図、(b)は、横隔膜の動きが不自然な患者の横隔膜位置の時間変化を示す波形の一例を示す図である。 (a)は、健常者の心壁位置の時間変化を示す波形の一例を示す図、(b)は、心壁の動きが不自然な患者の心壁位置の時間変化を示す波形の一例を示す図である。 吸気時間に対して呼気時間が長い患者の横隔膜位置の時間変化を示す波形の一例を示す図である。 吸気時間に対して呼気時間が短い患者の横隔膜位置の時間変化を示す波形の一例を示す図である。 第2の実施形態において図3のステップS13で実行される擬似健常者画像生成処理Bを示すフローチャートである。 (a)は、重度COPD患者の胸部動態画像の一例を示す図、(b)は、健常者の胸部動態画像の一例を示す図、(c)は、(a)と(b)に基づいて生成された擬似健常者画像の一例を示す図である。 第3の実施形態において図3のステップS13で実行される擬似健常者画像生成処理Cを示すフローチャートである。 (a)は、解析結果が付加された動態画像の一例を示す図、(b)は、第3の実施形態により生成された擬似健常者画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<第1の実施形態>
〔画像表示システム100の構成〕
まず、第1の実施形態の構成を説明する。
図1に、本実施形態における画像表示システム100の全体構成を示す。
図1に示すように、画像表示システム100は、撮影装置1と、撮影用コンソール2とが通信ケーブル等により接続され、撮影用コンソール2と、診断用コンソール3とがLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNTを介して接続されて構成されている。画像表示システム100を構成する各装置は、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に準じており、各装置間の通信は、DICOMに則って行われる。
〔撮影装置1の構成〕
撮影装置1は、例えば、呼吸運動に伴う肺の膨張及び収縮の形態変化、心臓の拍動等の、周期性(サイクル)を持つ動態を撮影する撮影手段である。動態撮影とは、被写体に対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、動態を示す複数の画像を取得することをいう。動態撮影により得られた一連の画像を動態画像と呼ぶ。動態画像は、医師により診断される医用画像である。また、動態画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。なお、以下の実施形態では、パルス照射により動態撮影を行う場合を例にとり説明する。
放射線源11は、被写体M(被検者)を挟んで放射線検出部13と対向する位置に配置され、放射線照射制御装置12の制御に従って、被写体Mに対し放射線(X線)を照射する。
放射線照射制御装置12は、撮影用コンソール2に接続されており、撮影用コンソール2から入力された放射線照射条件に基づいて放射線源11を制御して放射線撮影を行う。撮影用コンソール2から入力される放射線照射条件は、例えば、パルスレート、パルス幅、パルス間隔、1撮影あたりの撮影フレーム数、X線管電流の値、X線管電圧の値、付加フィルター種等である。パルスレートは、1秒あたりの放射線照射回数であり、後述するフレームレートと一致している。パルス幅は、放射線照射1回当たりの放射線照射時間である。パルス間隔は、1回の放射線照射開始から次の放射線照射開始までの時間であり、後述するフレーム間隔と一致している。
放射線検出部13は、FPD等の半導体イメージセンサーにより構成される。FPDは、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置に、放射線源11から照射されて少なくとも被写体Mを透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線を電気信号に変換して蓄積する複数の検出素子(画素)がマトリックス状に配列されている。各画素は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部を備えて構成されている。FPDにはX線をシンチレーターを介して光電変換素子により電気信号に変換する間接変換型、X線を直接的に電気信号に変換する直接変換型があるが、何れを用いてもよい。
放射線検出部13は、被写体Mを挟んで放射線源11と対向するように設けられている。
読取制御装置14は、撮影用コンソール2に接続されている。読取制御装置14は、撮影用コンソール2から入力された画像読取条件に基づいて放射線検出部13の各画素のスイッチング部を制御して、当該各画素に蓄積された電気信号の読み取りをスイッチングしていき、放射線検出部13に蓄積された電気信号を読み取ることにより、画像データを取得する。この画像データがフレーム画像である。そして、読取制御装置14は、取得したフレーム画像を撮影用コンソール2に出力する。画像読取条件は、例えば、フレームレート、フレーム間隔、画素サイズ、画像サイズ(マトリックスサイズ)等である。フレームレートは、1秒あたりに取得するフレーム画像数であり、パルスレートと一致している。フレーム間隔は、1回のフレーム画像の取得動作開始から次のフレーム画像の取得動作開始までの時間であり、パルス間隔と一致している。
ここで、放射線照射制御装置12と読取制御装置14は互いに接続され、互いに同期信号をやりとりして放射線照射動作と画像の読み取りの動作を同調させるようになっている。
〔撮影用コンソール2の構成〕
撮影用コンソール2は、放射線照射条件や画像読取条件を撮影装置1に出力して撮影装置1による放射線撮影及び放射線画像の読み取り動作を制御するとともに、撮影装置1により取得された動態画像を撮影技師等の撮影実施者によるポジショニングの確認や診断に適した画像であるか否かの確認用に表示する。
撮影用コンソール2は、図1に示すように、制御部21、記憶部22、操作部23、表示部24、通信部25を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory
)等により構成される。制御部21のCPUは、操作部23の操作に応じて、記憶部22に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って後述する撮影制御処理を始めとする各種処理を実行し、撮影用コンソール2各部の動作や、撮影装置1の放射線照射動作及び読み取り動作を集中制御する。
記憶部22は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成される。記憶部22は、制御部21で実行される各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター、或いは処理結果等のデータを記憶する。例えば、記憶部22は、図2に示す撮影制御処理を実行するためのプログラムを記憶している。また、記憶部22は、検査対象部位(ここでは、胸部とする)に対応付けて放射線照射条件及び画像読取条件を記憶している。各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
操作部23は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号を制御部21に出力する。また、操作部23は、表示部24の表示画面にタッチパネルを備えても良く、この場合、タッチパネルを介して入力された指示信号を制御部21に出力する。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニターにより構成され、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、操作部23からの入力指示やデータ等を表示する。
通信部25は、LANアダプターやモデムやTA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNTに接続された各装置との間のデータ送受信を制御する。
〔診断用コンソール3の構成〕
診断用コンソール3は、撮影用コンソール2から動態画像を取得し、取得した動態画像や動態画像の解析結果を表示して医師の診断を支援するための表示装置である。
診断用コンソール3は、図1に示すように、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34、通信部35を備えて構成され、各部はバス36により接続されている。
制御部31は、CPU、RAM等により構成される。制御部31のCPUは、操作部33の操作に応じて、記憶部32に記憶されているシステムプログラムや、各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、後述する画像表示処理を始めとする各種処理を実行し、診断用コンソール3各部の動作を集中制御する。制御部31は、取得手段、擬似健常者画像生成手段として機能する。
記憶部32は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成される。記憶部32は、制御部31で画像表示処理を実行するためのプログラムを始めとする各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター、或いは処理結果等のデータを記憶する。これらの各種プログラムは、読取可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部31は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
また、記憶部32は、健常者情報を記憶する。健常者情報については後述する。
操作部33は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号を制御部31に出力する。また、操作部33は、表示部34の表示画面にタッチパネルを備えても良く、この場合、タッチパネルを介して入力された指示信号を制御部31に出力する。
表示部34は、LCDやCRT等のモニターにより構成され、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種表示を行う。
通信部35は、LANアダプターやモデムやTA等を備え、通信ネットワークNTに接続された各装置との間のデータ送受信を制御する。
〔画像表示システム100の動作〕
次に、第1の実施形態における上記画像表示システム100の動作について説明する。
(撮影装置1、撮影用コンソール2の動作)
まず、撮影装置1、撮影用コンソール2による撮影動作について説明する。
図2に、撮影用コンソール2の制御部21において実行される撮影制御処理を示す。撮影制御処理は、制御部21と記憶部22に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、撮影実施者により撮影用コンソール2の操作部23が操作され、被検者(被写体M)の患者情報(患者の氏名、身長、体重、年齢、性別等)、検査情報(例えば、検査対象部位(ここでは、胸部)、診断対象の種類(例えば、換気、血流)等)の入力が行われる(ステップS1)。
次いで、放射線照射条件が記憶部22から読み出されて放射線照射制御装置12に設定されるとともに、画像読取条件が記憶部22から読み出されて読取制御装置14に設定される(ステップS2)。
次いで、操作部23の操作による放射線照射の指示が待機される(ステップS3)。ここで、撮影実施者は、被写体Mを放射線源11と放射線検出部13の間に配置してポジショニングを行う。また、被検者(被写体M)に対し、診断対象の種類に応じた呼吸状態を指示する。例えば、診断対象の種類が換気の場合、被検者(被写体M)に楽にするように指示し、安静呼吸を促す。診断対象の種類が血流の場合、被検者に息を止めるように指示する。撮影準備が整った時点で、操作部23を操作して放射線照射指示を入力する。
操作部23により放射線照射指示が入力されると(ステップS3;YES)、放射線照射制御装置12及び読取制御装置14に撮影開始指示が出力され、動態撮影が開始される(ステップS4)。即ち、放射線照射制御装置12に設定されたパルス間隔で放射線源11により放射線が照射され、放射線検出部13によりフレーム画像が取得される。
予め定められたフレーム数の撮影が終了すると、制御部21により放射線照射制御装置12及び読取制御装置14に撮影終了の指示が出力され、撮影動作が停止される。撮影されるフレーム数は、少なくとも1呼吸サイクルが撮影できる枚数である。
撮影により取得されたフレーム画像は順次撮影用コンソール2に入力され、撮影順を示す番号(フレーム番号)と対応付けて記憶部22に記憶されるとともに(ステップS5)、表示部24に表示される(ステップS6)。撮影実施者は、表示された動態画像によりポジショニング等を確認し、撮影により診断に適した画像が取得された(撮影OK)か、再撮影が必要(撮影NG)か、を判断する。そして、操作部23を操作して、判断結果を入力する。
操作部23の所定の操作により撮影OKを示す判断結果が入力されると(ステップS7;YES)、動態撮影で取得された一連のフレーム画像のそれぞれに、動態画像を識別するための識別IDや、患者情報、検査情報、放射線照射条件、画像読取条件、撮影順を示す番号(フレーム番号)等の情報が付帯され(例えば、DICOM形式で画像データのヘッダ領域に書き込まれ)、通信部25を介して診断用コンソール3に送信される(ステップS8)。そして、本処理は終了する。一方、操作部23の所定の操作により撮影NGを示す判断結果が入力されると(ステップS7;NO)、記憶部22に記憶された一連のフレーム画像が削除され(ステップS9)、本処理は終了する。この場合、再撮影が必要となる。
(診断用コンソール3の動作)
次に、診断用コンソール3における動作について説明する。
診断用コンソール3においては、通信部35を介して撮影用コンソール2から動態画像の一連のフレーム画像が受信されると、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により図3に示す画像表示処理が実行される。
以下、図3を参照して画像表示処理の流れについて説明する。
まず、受信した動態画像から、所定の構造物の時間変化の情報が取得される(ステップS11)。
ここで、換気(呼吸)サイクルは、呼気期と吸気期により構成される。呼気期は、横隔膜が上がることによって肺から空気が排出され、肺野の領域が小さくなり、外胸郭が内側に移動する。呼気位(安静呼気位、最大呼気位)では、横隔膜の位置が最も高い状態となる。吸気期は、横隔膜が下がることにより肺に空気が取り込まれ、胸郭中の肺野の領域が大きくなり、外胸郭が外側に移動する。吸気位(安静吸気位、最大吸気位)では、横隔膜の位置が最も低い状態となる。即ち、換気に伴う肺野の動態と、肺野の大きさ、横隔膜及び外胸郭の動きは連動している。
また、心壁の動作及び肺の血流は、心臓の拍動によって生じるものであるため、肺の血流と、心臓の大きさ及び心壁の動きは連動している。
そこで、ステップS11においては、例えば、診断対象が換気である場合、所定の構造物の時間変化の情報として、横隔膜位置の時間変化の情報、外胸郭の時間変化の情報、又は、肺野面積の時間変化の情報が取得される。診断対象が血流である場合、所定の構造物の時間変化の情報として、心壁位置の時間変化、心臓面積の時間変化の情報が取得される。
横隔膜位置の時間変化の情報は、例えば、以下の手法により取得することができる。
まず、動態画像のフレーム画像のそれぞれに横隔膜の基準位置を設定する。例えば、各フレーム画像において、肺野領域の下側のエッジ部分を横隔膜境界部として抽出し、横隔膜境界部の所定のx座標(水平方向の座標)の位置に基準位置を設定する。そして、設定された基準位置のy座標(垂直方向の座標)の位置を時系列にプロットすることにより、横隔膜位置の時間変化の情報を取得する。
ここで、肺野領域の抽出は、何れの方法を用いてもよい。例えば、各画素の信号値のヒストグラムから判別分析によって閾値を求め、この閾値より高信号の領域を肺野領域候補として1次抽出する。次いで、1次抽出された肺野領域候補の境界付近でエッジ検出を行い、境界付近の小領域でエッジが最大となる点を境界に沿って抽出すれば肺野領域の境界を抽出することができる。
外胸郭の時間変化の情報は、例えば、以下の手法により取得することができる。
まず、動態画像のフレーム画像のそれぞれに外胸郭の基準位置を設定する。例えば、各フレーム画像において、横隔膜境界上の或るx座標の点から垂直方向に所定距離離れた位置に水平方向に引いた直線と、右肺野領域又は左肺野領域の外側の輪郭との交点の位置を基準位置として設定する。そして、設定された基準位置のx座標の位置を時系列にプロットすることにより、外胸郭の時間変化の情報を取得する。
肺野面積の時間変化の情報は、例えば、以下の手法により取得することができる。
まず、動態画像のフレーム画像のそれぞれから肺野領域を抽出する。次いで、各フレーム画像の肺野領域内の画素数×画素サイズを算出することにより肺野領域の面積を算出し、算出した面積の値を時系列にプロットすることにより、肺野面積の時間変化の情報を取得する。
心壁位置の時間変化の情報は、例えば、以下の手法により取得することができる。
まず、フレーム画像毎に、心臓輪郭の抽出を行う。心臓輪郭の抽出は、公知の画像処理技術、例えば、特許第2796381号公報に記載の心臓輪郭決定方法等を用いて行うことができる。次いで、図4に示すように、左心室により形成される左第4弓に基準点Pを設定する。例えば、抽出された心臓輪郭の高さHを3等分し、下から1/3の高さの水平線を測定水平線lとし、その測定水平線lと抽出された左心室の心臓輪郭との交点を基準点Pとする。そして、基準点Pのx座標を時系列にプロットすることにより、心壁位置の時間変化の情報を取得することができる。
心臓面積の時間変化の情報は、例えば、以下の手法により取得することができる。
まず、動態画像のフレーム画像のそれぞれから心臓領域(心臓輪郭)を抽出する。次いで、各フレーム画像の心臓領域内の画素数×画素サイズを算出することにより心臓領域の面積を算出し、算出した面積の値を時系列にプロットすることにより、心臓面積の時間変化の情報を取得する。
次いで、記憶部32から健常者情報が読み出される(ステップS12)。
健常者情報は、診断対象が換気であれば、健常者の上述の所定の構造物の時間変化(例えば、横隔膜位置の時間変化、外胸郭位置の時間変化、肺野面積の時間変化)を特定可能な情報である。例えば、健常者の所定の構造物の時間変化を示す波形(吸気時間と呼気時間が特定されているもの)であってもよいし、健常者の所定の構造物の時間変化の波形を特定可能な情報(例えば、「吸気期は単調減少、呼気期は単調増加」及び「吸気時間:呼気時間=1:1.5〜2」等)であってもよい。
また、健常者情報は、診断対象が血流であれば、健常者の上述の所定の構造物の時間変化(例えば、心壁位置の時間変化、心臓面積の時間変化)を特定可能な情報である。例えば、健常者の所定の構造物の時間変化を示す波形(心臓の収縮期と拡張期が特定されているもの)であってもよいし、健常者の所定の構造物の時間変化の波形を特定可能な情報(例えば、「心臓の収縮期は単調減少、拡張期は単調増加」及び「心臓の縮小時間:拡張時間=1:1〜2」等)であってもよい。
次いで、ステップS11で受信した動態画像から取得された所定の構造物の時間変化の情報と、読み出した健常者情報に基づいて、擬似健常者画像が生成される(ステップS13)。
図5に、ステップS13において実行される擬似健常者画像生成処理Aのフローチャートを示す。擬似健常者画像生成処理Aは、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
擬似健常者画像生成処理Aにおいては、まず、受信した動態画像を構成する複数のフレーム画像が複数のグループに分類される(ステップS131)。
具体的には、受信した動態画像から取得した所定の構造物の時間変化を示す情報、及び読み出した健常者情報に基づいて、受信した動態画像を構成する複数のフレーム画像が複数のグループに分類される。例えば、診断対象が換気である場合、複数のフレーム画像が、呼気期のフレーム画像と吸気期のフレーム画像に分類される。診断対象が血流である場合、心臓の拡張期のフレーム画像と収縮期のフレーム画像に分類される。
次いで、グループ毎に、健常者の所定の構造物の時間変化と一致しない動きを示すフレーム画像が除去される(ステップS132)。
例えば、健常者情報から得られる横隔膜位置の時間変化を示す波形が図6(a)に示す波形であり、ステップS11において取得した横隔膜位置の時間変化の情報が図6(b)に示す波形である場合、図6(b)に矢印で示した区間が健常者の波形と一致しないため、その区間に対応するフレーム画像が除去される。
また、例えば、健常者の心壁位置の時間変化を示す波形が図7(a)に示す波形であり、ステップS11において取得した心壁位置の時間変化の情報が図7(b)に示す波形である場合、図7(b)に矢印で示した区間が健常者の波形と一致しないため、その区間に対応するフレーム画像が除去される。
次いで、各グループの時間の長さの比が健常者の各グループに対応する区間の時間の長さの比と一致するように、受信した動態画像にフレーム画像が追加又は除去される(ステップS133)。
例えば、診断対象が換気であり、ステップS11において取得した横隔膜位置の時間変化(ステップS132で除去したフレーム画像が有る場合には、除去後の横隔膜位置をプロットした時間変化)の情報が図8に示す波形(吸気時間と呼気時間の比は1:3)であり、健常者情報から得られる吸気時間と呼気時間の比が1:1.5〜2である場合、吸気時間と呼気時間の比が1:1.5〜2に収まるように、呼気期のフレーム画像が等間隔に除去される。
また、例えば、診断対象が換気であり、ステップS11において取得した横隔膜位置の時間変化(ステップS132で除去したフレーム画像が有る場合には、除去後の横隔膜位置をプロットした時間変化)の情報が図9に示す波形(吸気時間と呼気時間の比は1:1)であり、健常者情報から得られる吸気時間と呼気時間の比が1:1.5〜2である場合、吸気時間と呼気時間の比が1:1.5〜2になるように、呼気期のフレーム画像に等間隔に追加のフレーム画像が挿入される。追加のフレーム画像は、フレーム画像の追加を行うグループ内の複数のフレーム画像(好ましくは、追加位置の前後のフレーム画像)の対応する画素同士の信号値を平均することで生成することができる。
上述の擬似健常者画像生成処理を実行することにより、受信した動態画像から被写体の異常な動きを取り除いて被写体の擬似的な正常状態を示す擬似健常者画像を生成することができる。
擬似健常者画像生成処理が終了すると、受信した動態画像と擬似健常者画像が並べて表示部34に動画表示される(ステップS14)。
上述のように、擬似健常者画像は、受信した動態画像から換気や血流等の診断対象に連動する所定の構造物の異常な動きを取り除いた、被写体の擬似的な正常状態を示す画像であるので、他人の健常者画像を並べたときのような個体差による差異がなく、被写体の異常を医師が容易に把握することが可能となる。
なお、受信した動態画像及び擬似健常者画像に同じ解析処理を行い、解析結果を並べて表示することとしてもよい。解析処理としては、例えば、特開2012−110451号公報に記載の各種解析等、公知の何れの解析処理を行ってもよい。
<第2の実施形態>
以下に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態において、診断用コンソール3の記憶部32には、更に健常者の検査対象部位を動態撮影することにより取得された健常者の動態画像(健常者動態画像と呼ぶ)が記憶されている。画像表示システム100のその他の構成及び撮影動作は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、第2の実施形態の診断用コンソール3の動作について説明する。
第2の実施形態において、診断用コンソール3の制御部31は、第1の実施形態で説明した図3に示す画像表示処理を実行するが、ステップS13において実行される処理が第1の実施形態と異なるので、以下ステップS13において実行される擬似健常者画像生成処理Bについて説明する。
図10に、第2の実施形態においてステップS13で実行される擬似健常者画像生成処理Bのフローチャートを示す。擬似健常者画像生成処理Bは、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、受信した動態画像の複数のフレーム画像及び健常者動態画像の複数のフレーム画像が対応する複数のグループに分類される(ステップS231)。
具体的には、受信した動態画像から取得した所定の構造物の時間変化を示す情報、及び読み出した健常者情報に基づいて、受信した動態画像を構成する複数のフレーム画像及び健常者動態画像を構成する複数のフレーム画像が対応する複数のグループに分類される。例えば、診断対象が換気である場合、受信した動態画像を構成する複数のフレーム画像及び健常者動態画像を構成する複数のフレーム画像がそれぞれ呼気期のフレーム画像と吸気期のフレーム画像に分類される。診断対象が血流である場合、受信した動態画像を構成する複数のフレーム画像及び健常者動態画像を構成する複数のフレーム画像がそれぞれ心臓の拡張期のフレーム画像と収縮期のフレーム画像に分類される。
なお、健常者動態画像の何番目から何番目までのフレーム画像が呼気期(拡張期)で何番目から何番目までが吸気期(収縮期)であるかを示す情報を予め記憶部32に記憶しておき、記憶部32に予め記憶されている情報に基づいて健常者動態画像を呼気期のフレーム画像と吸気期のフレーム画像(拡張期のフレーム画像と収縮期のフレーム画像)に分類することとしてもよい。
次いで、グループ毎に、受信した動態画像と健常者動態画像のフレーム画像の対応付けが行われる(ステップS232)。具体的には、受信した動態画像と健常者動態画像の同じグループ同士のフレーム画像が対応付けされる。同じグループのフレーム画像数が合わない場合は、例えば、健常者動態画像からフレーム画像を間引いたり、追加のフレーム画像を生成したりすることにより、健常者動態画像のフレーム画像数を受信した動態画像のフレーム画像数に合わせる。
次いで、受信した動態画像の各フレーム画像の特定構造物の形状が、健常者動態画像の対応するフレーム画像の特定構造物の形状に変形される(ステップS233)。例えば、診断対象が換気である場合、受信した動態画像の各フレーム画像の肺野形状にワーピング処理が施され、健常者動態画像の対応するフレーム画像の肺野形状に変形される。診断対象が血流である場合、受信した動態画像の各フレーム画像の心臓形状にワーピング処理が施され、健常者動態画像の対応するフレーム画像の心臓形状に変形される。特定構造物は、診断対象の種類によって予め定められている。ワーピング処理は、例えば、特開2012−5729号公報に記載されているように、公知の画像処理技術である。
図11(a)に、受信した動態画像の一のフレーム画像を示す。図11(b)に、図11(a)のフレーム画像に対応する健常者動態画像のフレーム画像を示す。ステップS233においては、例えば、図11(a)に示す画像の肺野形状が図11(b)に示す画像の肺野形状に変形され、図11(c)に示す擬似健常者画像が生成される。擬似健常者画像生成処理Bを実行することにより、受信した動態画像の特定構造物の形状を正常な形状に合わせ込んだ擬似健常者画像を生成することができる。
擬似健常者画像生成処理Bが終了すると、図3のステップS14において、受信した動態画像と擬似健常者画像が並べて表示部34に動画表示される。
擬似健常者画像は、受信した動態画像の特定構造物の形状を正常な形状に合わせ込んだ画像であるので、受信した動態画像と他人の健常者画像を並べたときのような個体差による差異がない。従って、両者を並べて動画表示することで、受信した動態画像における特定構造物の形状の異常を医師等が容易に把握することが可能となる。例えば、図11(a)に示すように、重度なCOPDで肺野がビア樽形状になっている場合に、図11(a)と図11(c)を並べて表示することで、被検者の肺野が開ききっていること、被検者の呼吸運動に伴う肺野形状の変形度合いが大きいことを医師等が容易に把握することが可能となる。
<第3の実施形態>
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態において、診断用コンソール3の記憶部32には、更に健常者の検査対象部位を動態撮影することにより取得された健常者の動態画像(健常者動態画像)が記憶されている。画像表示システム100のその他の構成及び撮影動作は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、第3の実施形態の診断用コンソール3の動作について説明する。
第3の実施形態において、診断用コンソール3の制御部31は、第1の実施形態で説明した図3に示す画像表示処理を実行するが、ステップS13において実行される処理が第1の実施形態と異なるので、以下、ステップS13において実行される擬似健常者画像生成処理Cについて説明する。
図12に、第2の実施形態においてステップS13で実行される擬似健常者画像生成処理Cのフローチャートを示す。擬似健常者画像生成処理Cは、制御部31と記憶部32に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、受信した動態画像の複数のフレーム画像及び健常者動態画像の複数のフレーム画像が対応する複数のグループに分類される(ステップS331)。ステップS331の処理は、ステップS231の処理と同様であるので説明を援用する。
次いで、受信した動態画像と健常者動態画像のフレーム画像の対応付けが行われる(ステップS332)。ステップS332の処理は、ステップS232の処理と同様であるので説明を援用する。
次いで、健常者動態画像の各フレーム画像の特定構造物の形状が、受信した動態画像の対応するフレーム画像の特定形状物の形状に変形される(ステップS333)。擬似健常者画像生成処理Cでは診断対象が換気と血流に関わらず、健常者動態画像の各フレーム画像の肺野形状にワーピング処理が施され、受信した動態画像の対応するフレーム画像の肺野形状に変形される。
次いで、受信した動態画像と、特定構造物の形状を変形した健常者動態画像のそれぞれに、診断対象に応じた解析処理が施される(ステップS334)。例えば、診断対象が換気である場合、解析処理により換気解析結果画像が生成される。診断対象が血流である場合、血流解析結果画像が生成される。
換気解析結果画像は、例えば、以下のように生成することができる。
例えば、特開2012−5729号公報に記載のように、各フレーム画像の肺野領域を小領域(例えば、2mm×2mm角)に分割し、各小領域内の画素の信号値(濃度値)を、その領域内の信号値の代表値(例えば、平均値、中央値等)に置き換える。次いで、複数のフレーム画像間で小領域を対応付け、小領域毎に、画素信号値に時間軸方向のローパスフィルター処理(例えば、カットオフ周波数0.85Hz)を施してから隣接するフレーム画像間で小領域内の各画素の信号値の代表値(平均値、最大値等)の差分値を算出し、算出した差分値に対応する色を小領域に付加した画像を換気解析結果画像として生成することとしてもよい。フレーム間差分画像は、各小領域の隣接するフレーム画像のフレーム間差分値を肺野領域の各小領域に示した画像となる。上記手法により生成されたフレーム間差分画像は、各小領域における血流による信号変化が除去されており、各小領域における換気による信号変化を示す画像となる。
血流解析結果画像は、例えば、以下のように生成することができる。
例えば、特開2012−5729号公報に記載のように、各フレーム画像の肺野領域を小領域(例えば、2mm×2mm角)に分割し、各小領域内の画素の信号値(濃度値)を、その領域内の信号値の代表値(例えば、平均値、中央値等)に置き換える。次いで、複数のフレーム画像間で小領域を対応付け、小領域毎に、画素信号値に時間軸方向のハイパスフィルター処理(例えば、カットオフ周波数0.8Hz)を施してから隣接するフレーム画像間で小領域内の各画素の信号値の代表値(平均値、最大値等)の差分値を算出し、算出した差分値に対応する色を小領域に付加した画像を血流解析結果画像として生成することとしてもよい。フレーム間差分画像は、各小領域の隣接するフレーム画像のフレーム間差分値を肺野領域の各小領域に示した画像となる。上記手法により生成されたフレーム間差分画像は、各小領域における換気による信号変化が除去されており、各小領域における血流による信号変化を示す画像となる。
また、例えば、特開2012−239796号公報の記載のように、各フレーム画像の肺野領域を小領域に分割し、小領域毎に、撮影開始からの拍動信号波形に対して血流信号波形を1フレーム間隔ずつずらしながら(時間軸方向にシフトさせながら)拍動信号波形と血流信号波形との相互相関係数を算出し、合計1心拍周期以上シフトして算出した複数の相互相関係数のうち最大の相互相関係数に対応する色を各小領域に付加した画像を血流解析結果画像として生成してもよい。
血流信号波形は、一連のフレーム画像の各小領域毎に、時間軸方向のハイパスフィルター処理(例えば、カットオフ周波数0.8Hz)を施してから信号値の時間変化を示す波形を取得することにより求めることができる。
拍動信号波形としては、以下の何れかを用いることができる。
(a)心臓領域(又は大動脈領域)にROI(関心領域)を定め、そのROIにおける信号値の時間変化を示す波形
(b)(a)の波形を反転させた信号波形
(c)心電検知センサーより得られた心電信号波形
(d)心壁の動き(位置の変化)を示す信号波形
また、相互相関係数は、以下の[数1]により求めることができる。
Figure 2017217047
次いで、健常者動態画像の各フレーム画像の解析結果を受信した動態画像の対応するフレームの肺野領域上に付加(マッピング)することにより擬似健常者画像が生成される(ステップS335)。
例えば、健常者動態画像から生成した解析結果画像の各フレームの肺野領域部分を、受信した動態画像の対応するフレーム画像の肺野領域に付加(マッピング)することにより擬似健常者画像が生成される。
上述の擬似健常者画像生成処理Cを実行することにより、受信した動態画像の上に正常な場合の解析結果が付加された擬似健常者画像を生成することができる。
なお、本実施形態における擬似健常者画像の作成手法は、図12を用いて説明したものに限定されない。例えば、健常者動態画像の各フレーム画像を解析することにより解析結果画像を生成し、解析結果領域の肺野領域を受信した動態画像の対応するフレーム画像の肺野領域に合わせて変形した画像を動態画像の対応するフレーム画像の肺野領域に付加して擬似健常者画像を生成することとしてもよい。
擬似健常者解析結果画像生成処理が終了すると、受信した動態画像と擬似健常者画像が並べて表示部34に動画表示される(図3のステップS14)。このとき、受信した動態画像には、その肺野領域上に当該動態画像の解析結果が付加されて、擬似健常者画像と並べて動画表示される。
図13(a)に、解析結果が付加された動態画像を示す。図13(b)に、擬似健常者画像生成処理Cにより生成された擬似健常者画像を示す。図13(a)、図13(b)を並べて動画表示することにより、医師等が肺野における換気や血流の異常な箇所を容易に特定することが可能となる。
以上説明したように、診断用コンソール3の制御部31によれば、被検者の胸部を放射線撮影することにより得られた動態画像から所定の構造物の時間変化を示す情報を取得し、取得した情報と記憶部32に記憶されている健常者情報とに基づいて、被検者の検査対象部位の擬似的な正常状態を示す擬似健常者画像を生成し、動態画像と擬似健常者画像とを表示部34に並べて表示させる。
従って、他人の健常者画像と比較する場合のように、両画像の差異が個体差によるものなのか異常によるものなのかを判断する必要がなく、検査対象部位の異常を医師等が容易に把握することが可能となる。
なお、本実施形態における記述は、本発明に係る好適な画像表示システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、医用画像が胸部の動態画像である場合を例にとり説明したが、これに限定されず、他の部位を撮影した動画像や静止画像であってもよい。
また、例えば、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM
等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、画像表示システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 画像表示システム
1 撮影装置
11 放射線源
12 放射線照射制御装置
13 放射線検出部
14 読取制御装置
2 撮影用コンソール
21 制御部
22 記憶部
23 操作部
24 表示部
25 通信部
26 バス
3 診断用コンソール
31 制御部
32 記憶部
33 操作部
34 表示部
35 通信部
36 バス

Claims (13)

  1. 被検者の検査対象部位を放射線撮影することにより得られた医用画像から前記被検者の検査対象部位に係る所定の情報を取得する取得手段と、
    健常者の前記所定の情報を特定可能な健常者情報を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により取得された情報と前記健常者情報とに基づいて、前記被検者の検査対象部位の擬似的な正常状態を示す擬似健常者画像を生成する擬似健常者画像生成手段と、
    前記医用画像と前記擬似健常者画像とを表示する表示手段と、
    を備える画像表示システム。
  2. 前記医用画像は、前記被検者の胸部の動態を放射線撮影した胸部動態画像である請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記被検者の検査対象部位に係る所定の情報は、前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報であり、
    前記健常者情報は、健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報である請求項2に記載の画像表示システム。
  4. 前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を複数のグループに分類し、分類したグループ毎に、健常者の前記所定の構造物の時間変化と一致しない動きを示すフレーム画像を除去して前記擬似健常者画像を生成する請求項3に記載の画像表示システム。
  5. 前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を複数のグループに分類し、前記分類したグループ間の時間の長さの比が健常者の前記所定の構造物の時間変化における前記各グループに対応する区間の時間の長さの比と一致するように、前記胸部動態画像にフレーム画像を追加又は削除して前記擬似健常者画像を生成する請求項3又は4に記載の画像表示システム。
  6. 前記擬似健常者画像生成手段は、追加する位置と同じグループ内の2以上のフレーム画像の各画素の信号値を平均化することにより追加するフレーム画像を生成する請求項5に記載の画像表示システム。
  7. 前記胸部動態画像は、呼吸状態下で撮影された画像であり、
    前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、肺野面積の時間変化の情報、横隔膜位置の時間変化の情報、外胸郭位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を吸気期のフレーム画像と呼気期のフレーム画像に分類する請求項4〜6の何れか一項に記載の画像表示システム。
  8. 前記胸部動態画像は、息止めで撮影された画像であり、
    前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、心臓面積の時間変化の情報、心壁位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を心臓拡張期のフレーム画像と心臓収縮期のフレーム画像に分類する請求項4〜6の何れか一項に記載の画像表示システム。
  9. 前記記憶手段は、更に健常者の胸部動態画像を記憶し、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を対応する複数のグループに分類し、分類したグループ毎に、前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の特定構造物の形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の前記特定構造物の形状に変形して前記擬似健常者画像を生成する請求項3に記載の画像表示システム。
  10. 前記胸部動態画像は、呼吸状態下で撮影された画像であり、
    前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、肺野面積の時間変化の情報、横隔膜位置の時間変化の情報、外胸郭位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を吸気期のフレーム画像と呼気期のフレーム画像に分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の肺野形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の肺野形状に合わせた擬似健常者画像を生成する請求項9に記載の画像表示システム。
  11. 前記胸部動態画像は、息止めで撮影された画像であり、
    前記取得手段が取得する前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報は、心臓面積の時間変化の情報、心壁位置の時間変化の情報の少なくとも一つであり、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を心臓拡張期のフレーム画像と心臓収縮期のフレーム画像に分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の心臓形状を前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の心臓形状に合わせた擬似健常者画像を生成する請求項9に記載の画像表示システム。
  12. 前記記憶手段は、更に健常者の胸部動態画像を記憶し、
    前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のそれぞれを解析する解析手段と、
    を備え、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記健常者の胸部動態画像を解析した解析結果を前記被検者の胸部動態画像上に付加して擬似健常者画像を生成し、
    前記表示手段は、前記被検者の胸部動態画像上に前記被検者の胸部動態画像を解析した解析結果を付加して前記擬似健常者画像と並べて表示する請求項3に記載の画像表示システム。
  13. 前記解析手段は、前記被検者の胸部動態画像及び前記健常者の胸部動態画像のそれぞれに対し、肺野領域上の複数の小領域毎に解析を行い、解析結果をその胸部動態画像の各小領域の位置に示した解析結果画像を生成し、
    前記擬似健常者画像生成手段は、前記取得手段により取得された前記被検者の所定の構造物の時間変化を示す情報と健常者の前記所定の構造物の時間変化を特定可能な情報とに基づいて、前記被検者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像及び前記健常者の胸部動態画像を構成する複数のフレーム画像を対応する複数のグループに分類し、分類したグループ毎に前記被検者の胸部動態画像と前記健常者の胸部動態画像のフレーム画像を対応付け、前記被検者の胸部動態画像の各フレーム画像の肺野領域上に、前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像の肺野領域を前記被検者の肺野領域に合わせて変形してから前記解析手段により解析を行うことにより生成された解析結果画像又は前記健常者の胸部動態画像の対応するフレーム画像を解析することにより生成された解析結果画像の肺野領域を前記被検者の肺野領域に合わせて変形した画像を付加して擬似健常者画像を生成する請求項12に記載の画像表示システム。
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