JP2017216541A - 加振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造の加振器を提供する。
【解決手段】本発明の加振器(10A)は、第1振動板(11)と、この第1振動板(11)に取り付けられたマグネット(13)と、第1振動板においてマグネットが取り付けられた面と反対側の面に配置されたヨーク材(14)と、マグネット(13)と対向するように配置された空芯コイル(15)とを備えている。また、本発明の加振器(10A)は、第1振動板(11)と間隔を隔てて配置された第2振動板(12)をさらに備え、空芯コイル(15)は、第2振動板(12)に取り付けられていることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、加振器に関し、例えば、オーディオ機器等に用いられるスピーカー等の加振器に関する。
一般的に、オーディオ機器等に用いられるスピーカー等の加振器は、ボイスコイルの内側にマグネットが配置された内磁型磁気回路、または、ボイスコイルの外側にマグネットが配置された外磁型磁気回路を有している。
内磁型磁気回路を有するスピーカーとして、例えば、特開平7−203589号公報(特許文献1)が挙げられる。外磁型磁気回路を有するスピーカーとして、例えば、特開平9−233594号公報(特許文献2)、特開2005−277561号公報(特許文献3)、国際公開第2011/007441号(特許文献4)などが挙げられる。
上記特許文献1〜4には、ボイスコイルが取り付けられた振動板に振動が伝達されて、振動板から音声が出力されることが開示されている。
特開平7−203589号公報 特開平9−233594号公報 特開2005−277561号公報 国際公開第2011/007441号
本発明者は、上記特許文献1〜4のスピーカーと異なるとともに、簡易な構造の加振器を実現することを課題とした。すなわち、本発明は、簡易な構造の加振器を提供することを課題とする。
本発明の加振器は、第1振動板と、第1振動板に取り付けられたマグネットと、第1振動板においてマグネットが取り付けられた面と反対側の面に配置されたヨーク材と、マグネットと対向するように配置された空芯コイルとを備えている。
本発明の加振器によれば、コイルに電流を流すと、この電流とマグネットの磁束とによって、マグネットが取り付けられた第1振動板に振動が伝達されるので、第1振動板から音声を出力することができる。このため、本発明の加振器は、上記特許文献1〜4と異なり、マグネットが取り付けられた第1振動板から音声を出力することが可能であり、かつ簡易な構造を実現している。
そして、第1振動板を介して設けられるマグネットとヨーク材とは磁気吸着力により保持されているので、接着剤等を用いずにマグネット及びヨーク材を配置することができ、マグネット及びヨーク材の位置の変更が容易である。このため、より簡易な構造を実現できる。また、ヨーク材により磁力を有効に利用できる。
また、本発明の加振器は、空芯コイルをマグネットと対向するように配置されている。ボビン等のコアを有するコイルと比較して、コアを有しないのでマグネットと空芯コイルとの距離(間隙)が短くすることができる。その結果、加振器自体を薄型の構造とすることができるともに、第1振動板からの音声出力を向上できる。
本発明の加振器において好ましくは、第1振動板と間隔を隔てて配置された第2振動板をさらに備え、空芯コイルは、第2振動板に取り付けられている。
これにより、コイルに電流を流すと、この電流とマグネットの磁束とによって、空芯コイルが取り付けられた第2振動板に振動が伝達される。このため、第1及び第2振動板の両方を振動させることができるので、第1及び第2振動板の両方から音声を出力することができる。
本発明の加振器において好ましくは、有底部と、この有底部の両端から立設されたフランジ部とを含み、ヨークで形成されたカップ状ヨーク材をさらに備え、カップ状ヨーク材の内部には、空芯コイルが配置され、カップ状ヨーク材の有底部の外側底面は、第2振動板に接着されている。
これにより、カップ状ヨーク材は空芯コイルを包含するので、洩れ磁束を低減できるため、磁力を有効に利用できる。
本発明の加振器において好ましくは、カップ状ヨーク材のフランジ部の先端と第1振動板との間に設けられた第1弾性部材をさらに備えている。
第1弾性部材により、第1及び第2振動板の振動による抵抗を吸収できるので、音声の出力を向上できる。
本発明の加振器において好ましくは、空芯コイルとマグネットとの間に設けられた第2弾性部材をさらに備えている。
第2弾性部材により、加振器動作中の空芯コイルとマグネットとの接触を防止できる。
本発明は、簡易な構造の加振器を提供できる。
本発明の実施の形態1における加振器を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における別の加振器を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加振器を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態3における加振器を概略的に示す断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1、図2を参照して、本発明の一実施の形態の加振器10A、10Bについて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の加振器10Aは、第1振動板11と、第2振動板12と、マグネット13と、ヨーク材14と、空芯コイル15と、カップ状ヨーク材16と、第1弾性部材17と、第2弾性部材18とを備えている。第2振動板12上には、カップ状ヨーク材16が配置されている。このカップ状ヨーク材16の内部には、空芯コイル15が配置されている。この空芯コイル15上には間隔を隔ててマグネット13が配置されている。空芯コイルの上面とマグネットの下面とが互いに対向するように配置されている。このマグネット13上には、第1振動板11が配置されている。この第1振動板11上には、ヨーク材14が配置されている。加振器10Aの厚さ(第2振動板12の外側表面とヨーク材14の外側表面との距離)は、7.6mmである。
本実施の形態の加振器10Aにおいては、第1及び第2振動板11、12のそれぞれが振動し、第1振動板11を含む第1振動ユニット及び第2振動板12を含む第2振動ユニットのそれぞれから音声が出力される。
詳細には、第1振動板11と第2振動板12とは、間隔を隔てて配置されており、本実施の形態では互いに平行に並設されている。第1及び第2振動板11、12は、板状部材である。第1振動板11と第2振動板12とは、同じ大きさであってもよく、異なる大きさであってもよい。
第1及び第2振動板11、12の材料は特に限定されないが、例えば、紙系、金属系、高分子素材系及びセラミックス系が挙げられる。軽量化及び形状維持の観点から、発泡スチロール板や段ボールであることが好ましい。本実施の形態では、発泡スチロール板を用いている。
第1振動板11には、マグネット13が取り付けられている。マグネット13は、永久磁石である。マグネット13の材料は特に限定されないが、高い磁力を示す観点から、Nd‐Fe‐B焼結磁石を用いることが好ましい。高い磁力を示すマグネット13を用いることにより、マグネット13として小型のものを用いることができるので、マグネット13が取り付けられた第1振動板11を容易に振動させることができる。
マグネット13の形状は特に限定されず、図1に示すように所定の厚みを有する柱体であってもよく、球体であってもよい。なお、柱体及び球体とは、外形が柱体及び球体であることを意味し、内部が厚み方向に貫通する空洞(空芯)があるものを含む。また、柱体は、円柱、角柱を含む。
また、マグネット13の数は特に限定されず、図1に示すように単数であってもよく、図2に示すように複数であってもよい。複数の場合には、図2に示すように第1振動板11の延在方向(表面)と交差する方向に配置されてもよく、第1振動板11の延在方向に沿って配置されてもよい(図示せず)。
第1振動板11においてマグネット13が取り付けられた面と反対側の面には、ヨーク材14が配置されている。つまり、第1振動板11を介して一方面にはマグネット13が位置し、他方面にはヨーク材14が位置している。マグネット13とヨーク材14とは、磁気吸着力により保持されている。つまり、マグネット13とヨーク材14とは、第1振動板11を挟み込んで、磁気吸着力により保持されている。
マグネット13及びヨーク材14は第1振動板11に接着剤により接着されていてもよく、磁気吸着力のみにより保持されていてもよい。容易に位置の変更ができる観点から、マグネット13及びヨーク材14は、接着剤を介さずに、磁気吸着力のみで位置決めされていることが好ましい。
ヨーク材14は、ヨーク(継鉄)で形成されている。ヨークとは、マグネットが持つ吸着力を増幅する軟鉄であり、鉄を含んでいればよく、軟磁性材料を含む。
ヨーク材14は、図1、図2に示すように板状であってもよく、球体、柱体(図示せず)などであってもよい。振動特性への影響が小さい観点から、薄板状であることが好ましい。例えば、ヨーク材14は、厚みが0.5mm以下の板状部材である。
マグネット13と間隔を隔てて対向するように、円形状の空芯コイル15が設けられている。換言すると、マグネット13の円形状の面と、空芯コイル15の円形状との面とが対向している。さらに換言すると、マグネット13と空芯コイル15とは、面対向している。本実施の形態では、マグネット13と空芯コイル15との距離(間隙)が1.0mmである。マグネット13と空芯コイル15との距離が短いほど、磁力が増加し振動板からの音声出力を向上できるとともに、加振器自体を薄型の構造とすることができる。空芯コイル15は、マグネット13の磁束の通り道に配置されている。
本実施の形態の円形状の空芯コイル15を製造するには、巻線機を用い、巻線機の巻線軸の周りにコイル巻線を径方向の多層、かつ、軸線方向に多段に巻回することにより、多段多層状の空芯コイルを得る。次に、コイル巻線同士を熱融着により一体化させた後、巻線機から外すことにより、中空となる空芯を有する、空芯コイル15を得る。
本実施の形態の円形状の空芯コイル15として、コイルの線径0.125mm、内径5.0mm、外径14.5mm及び厚み2.3mmのものを用いている。空芯コイル15の形状は特に限定されず、本実施の形態の円形状の形状以外、例えば、三角状や四角状といった多角状に形成してもよい。
空芯コイル15とマグネット13との接触を防止するため、第2弾性部材18が設けられている。本実施の形態では、第2弾性部材18は、マグネットと対向する側の、空芯コイル15の上面に接着されている。第2弾性部材18は、クッション性を有する材料であり、例えば、スポンジ、ゴム、樹脂等である。
空芯コイル15は、第2振動板12上に取り付けられており、本実施の形態ではカップ状ヨーク材16を介して第2振動板12に取り付けられている。
この空芯コイル15を内部に収容するように、カップ状ヨーク材16が設けられている。カップ状ヨーク材16は、空芯コイル15が中央に位置するように、空芯コイル15を保持している。カップ状ヨーク材16は、高透磁率を有する材料、すなわちヨークで形成されている。
カップ状ヨーク材16は、カップ状であり、有底部16Aと、この有底部16Aの両端から立設されたフランジ部16Bとを含んでいる。有底部16Aは、第2振動板12に取り付けるための部材であり、板状である。本実施の形態の有底部16Aの外側底面16A1は、第2振動板12に接着されている。フランジ部16Bは、空芯コイル15を取り囲む部材であり、筒状である。なお、フランジ部16Bは、互いに間隔を隔てて配置された2枚の板状部材であってもよい。フランジ部16Bの外側表面は視認される場合があるので、この外側表面は塗装されていることが好ましい。
第1振動板11と、マグネット13と、ヨーク材14とで、第1振動ユニットを構成している。第2振動板12と、空芯コイル15と、カップ状ヨーク材16とで、第2振動ユニットを構成している。
第1振動ユニットと第2振動ユニットとを連結するように、第1弾性部材17が設けられている。本実施の形態では、第1弾性部材17は、カップ状ヨーク材16のフランジ部16Bの先端と、第1振動板11との間に設けられている。第1弾性部材17は、フランジ部16B及び第1振動板11に接着されている。第1弾性部材17は、クッション性を有する材料であり、例えば、スポンジ、ゴム、樹脂等である。
続いて、図1、図2を参照して、本実施の形態の加振器10A、10Bの動作について説明する。
マグネット13から発生される磁束は、図1の矢印Dに示すように、カップ状ヨーク材16内の空芯コイル15が配置された空間を通過する。この状態で、空芯コイル15に音声信号電流等の電流を供給すると、この電流とマグネット13による磁力とによってフレミングの左手の法則にしたがって、図1、図2において上下方向に力が発生する。これにより、第1振動板11及び第2振動板12に振動が伝達される。このため、第1振動板11及び第2振動板12の振動が空気圧の変化となり、音声へ変換されるので、第1振動板11及び第2振動板12から音声を出力することができる。
従来は、マグネットが重いため、マグネットが取り付けられた振動板を振動させるという技術的思想はなく、相対的に軽量のコイルに取り付けられた振動板を振動させていた(上記特許文献1〜4参照)。しかし、本発明者は、小型で高磁力のマグネットを用いることにより、上記特許文献1〜4と異なり、マグネットが取り付けられた振動板を振動させることを着想し、マグネット13が取り付けられた第1振動板11から音声が出力される簡易な構造の加振器10A、10Bを実現した。
本発明の加振器において、第2振動板12は省略されてもよいが、本実施の形態の加振器10A、10Bは、空芯コイル15が取り付けられた第2振動板12にも振動が伝達されるので、第1及び第2振動板11、12の両面から音声を出力できる簡易な構造を実現している。
また、空芯コイル15とマグネット13とを配向するように配置することによって、薄型の加振器10A、10Bを実現できる。
また、本実施の形態の加振器10A、10Bの第1及び第2振動板11、12の外側表面(図1、図2において、第1振動板11におけるヨーク材14側の表面、及び第2振動板12におけるカップ状ヨーク材16と反対側の表面)には、装飾が施されてもよく、フォトフレームが付加されてもよい。この場合、インテリア性を向上した加振器10A、10Bを実現することができる。
また、カップ状ヨーク材16は省略されてもよいが、空芯コイル15を包含するようにカップ状ヨーク材16を配置することによって、洩れ磁束を低減できるため、第1及び第2振動板11、12からの音声の出力を向上できる。また、カップ状ヨーク材16において有底部16Aは省略されてもよいが、有底部16Aによりカップ状ヨーク材16を第2振動板12に容易に取り付けることができる。
また、第1弾性部材17は省略されてもよいが、カップ状ヨーク材16のフランジ部16Bの先端と第1振動板11との間に第1弾性部材17を配置することにより、第1及び第2振動板11、12の両方が振動する加振器10A、10Bにおいて、互いの振動を吸収できるので、振動特性を向上できる。
(実施の形態2)
図3を参照して、実施の形態2の加振器20について説明する。実施の形態2の加振器20は、基本的には、図1に示す実施の形態1の加振器10Aと同様の構成を備えているが、カップ状ヨーク材16の代わりに、第2振動板12において第1振動板11と反対側に第2ヨーク材21が配置されている点において異なる。
第2振動板12において第1振動板11と対向する側の表面には、空芯コイル15が接着されている。第2振動板12において第1振動板11と反対側の表面には、第2ヨーク材21が接着されている。
第2ヨーク材21は、ヨークで形成されている。第2ヨーク材21は、図3に示すように板状であってもよく、球体、柱体(図示せず)などであってもよい。ヨーク材14と第2ヨーク材21との間で磁気閉回路を形成している。
空芯コイル15の外周側には、第1振動板11と第2振動板12とを連結する連結部材(図示せず)が形成されている。連結部材は、第1振動板11と第2振動板12とを保持できる形態であればよい。空芯コイル15全体を覆っていてもよく、空芯コイル15全体を覆っていなくてもよい。連結部材は、例えば、図3において上下方向に延びる板状部材と、図1における第1弾性部材17と同様の弾性部材とを含む。板状部材は非磁性体で形成されている。弾性部材は板状部材の先端の少なくとも一方の先端に設けられる。
(実施の形態3)
図4を参照して、実施の形態3の加振器30について説明する。実施の形態3の加振器30は、基本的には、図1に示す実施の形態1の加振器10Aと同様の構成を備えているが、加振器10Aを挟み込む第3振動板31及び第4振動板32をさらに備えている点、及び、第3振動板31と第4振動板32との端部間を連結する連結部材33をさらに備えている点において異なる。
第3振動板31は、ヨーク材14において第1振動板11と反対側の表面に設けられており、本実施の形態ではヨーク材14に接着されている。第3振動板31は、第1振動板11よりも大きい板状部材である。
第4振動板32は、第2振動板12において第1振動板11と反対側の表面に設けられており、本実施の形態では第2振動板12に接着されている。第4振動板32は、第2振動板12よりも大きい板状部材である。
第3振動板31と第4振動板32とは、同じ大きさであってもよく、異なる大きさであってもよい。本実施の形態では、第1振動板11と第2振動板12とは同じ大きさであり、第3振動板31と第4振動板32とは、同じ大きさであり、かつ第1及び第2振動板11、12より大きい。
第3及び第4振動板31、32の材料は特に限定されないが、第1及び第2振動板と同様の材料、紙系、金属系、高分子素材系及びセラミックス系が挙げられる。本実施の形態では、発泡スチロール板を用いている。第3及び第4振動板51、52の外側表面には、インテリア性を向上する観点から、装飾が施されてもよく、フォトフレームが付加されてもよい。
第3振動板31の一端及び他端と、第4振動板32の一端及び他端とのそれぞれを連結するように、連結部材33がそれぞれ設けられている。連結部材33は、互いに対向して設けられる2枚の板状部材である。連結部材53の材料は特に限定されないが、例えば紙系であり、本実施の形態では意匠性の観点を含めて、和紙を用いている。
本実施の形態の加振器30の外郭は、第3振動板31、第4振動板32、及び連結部材33で形成されている。この加振器30の内部には、LEDなどの照明部材など任意の部材を配置してもよい。加振器30の内部に照明部材を配置し、かつ連結部材33が和紙の場合には、インテリア性を向上できる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10A,10B,20,30 加振器、11 第1振動板、12 第2振動板、13 マグネット、14 ヨーク材、15 空芯コイル、16 カップ状ヨーク材、16A 有底部、16A1, 外側底面、16B フランジ部、17 第1弾性部材、18 第2弾性部材、21 第2ヨーク材、31 第3振動板、32 第4振動板、33 連結部材。

Claims (5)

  1. 第1振動板と、
    前記第1振動板に取り付けられたマグネットと、
    前記第1振動板において前記マグネットが取り付けられた面と反対側の面に配置されたヨーク材と、
    前記マグネットと対向するように配置された空芯コイルとを備える、加振器。
  2. 前記第1振動板と間隔を隔てて配置された第2振動板をさらに備え、
    前記空芯コイルは、前記第2振動板に取り付けられている、請求項1に記載の加振器。
  3. 有底部と、前記有底部の両端から立設されたフランジ部とを含み、ヨークで形成されたカップ状ヨーク材をさらに備え、
    前記カップ状ヨーク材の内部には、前記空芯コイルが配置され、
    前記カップ状ヨーク材の前記有底部の外側底面は、前記第2振動板に接着されている、請求項2に記載の加振器。
  4. 前記カップ状ヨーク材の前記フランジ部の先端と前記第1振動板との間に設けられた第1弾性部材をさらに備える、請求項3に記載の加振器。
  5. 前記空芯コイルと前記マグネットとの間に設けられた第2弾性部材をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加振器
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