JP2017216157A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材間の間隙を介して在室者から照明装置の裏側が目視されるのを抑制できる照明装置を提供する。【解決手段】この照明装置1は、天井9に埋め込まれて下方を照射する。照明装置1は、第1本体部2と、光源32を備える第2本体部3と、スライドカバー4とを備える。第1本体部2は、筒状であり上側が傾斜開口231であるコーン23を備える。第2本体部3は、光を出射する側の端縁と、傾斜開口231とが、近接する状態と離間する状態との間で変化するよう第1本体部2に回動可能に支持されている。スライドカバー4は、第2本体部3の外表面の少なくとも一部を覆う。スライドカバー4は、回動量に応じてスライドして、傾斜開口231と第2本体部3の端縁との間隙を覆う。【選択図】図2

Description

本発明は、天井に埋め込んで用いられる照明装置に関する。
従来、天井に埋め込んで取り付けられ、下方へ光を照射するダウンライトと呼ばれる照明装置が知られている。特に、近年では、照射方向を自由に変更できるダウンライトが多く使用されている。従来の照射方向を変更可能なダウンライトは、例えば、特許文献1に示されている。
ダウンライトは、一般的に、光源と、光源の下方に配置され、下方へ向かうにつれて拡径する反射板とを有する。特許文献1に記載のダウンライトは、光源であるランプを含む灯具本体と、灯具本体の下方に配置され、下方へ向かうにつれて拡径する補助反射板とを有する(段落0002〜0003、段落0008〜0009、図1、図5)。
実開平6−36124号公報
この種のダウンライトでは、光源の照射方向を変更可能とするために、灯具本体が回動可能となっている。また、灯具本体が回動した際の補助反射板との接触を回避するために、補助反射板の上部の開口が斜めに傾斜している。このため、灯具と補助反射板との間に間隙が生じる(特許文献1の段落0003〜0004、図5参照)。このように、光源を含む部材と、反射板を含む部材との間に間隙が生じると、在室者が、部材間の間隙を介して天井裏を目視する虞がある。
このような問題を解消するために、特許文献1に記載の他のダウンライトでは、灯具側に、補助反射板の内方に侵入可能なフード部を設けている(段落0010〜0011、図1、図3)。これにより、在室者が照明装置の裏側を目視するのを防止している。しかしながら、特許文献1の構造では、灯具の回動によりフード部が補助反射板の内部に突出することにより、在室者から見た照明装置の意匠を損ねるという問題が生じる。また、フード部が補助反射板の内部に突出することにより、補助反射板の反射面の一部がフードに隠れる。これにより、光の照射範囲が狭まるという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、特許文献1とは異なる方法で、部材間の間隙を介して在室者から天井裏が目視されるのを抑制できる照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、天井に埋め込まれて下方を照射する照明装置であって、筒状であり上側が傾斜開口であるコーンを備えた第1本体部と、光源を備え、光を出射する側の端縁と、前記傾斜開口とが、近接する状態と離間する状態との間で変化するよう前記第1本体部に回動可能に支持されている第2本体部と、前記第2本体部の外表面の少なくとも一部を覆うスライドカバーとを備え、前記スライドカバーは、回動量に応じてスライドして、前記傾斜開口と前記端縁との間隙を覆う。
本願の発明によれば、第2本体部の端縁が傾斜開口と離間する位置に配置された際であっても、スライドカバーが第2本体部の端縁と傾斜開口との間隙を覆う。これにより、第2本体部の端縁と傾斜開口との間隙を介して、在室者から天井裏が視認されるのを抑制できる。
第1実施形態に係る照明装置の斜視図である。 第1実施形態に係る照明装置の断面図である。 第1実施形態に係る照明装置の斜視図である。 第1実施形態に係る照明装置の断面図である。 第1実施形態に係る照明装置の断面矢視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る照明装置1の直立位置における斜視図である。図2は、天井9に取り付けられた照明装置1の直立位置における断面図である。図3は、照明装置1の最大傾斜位置における斜視図である。図4は、天井9に取り付けられた照明装置1の最大傾斜位置における断面図である。
この照明装置1は、天井9に設けられた穴部91に埋め込んで取り付けられ、下方へ光を照射する、いわゆるダウンライトである。また、この照明装置1は、光の照射方向を変更可能な、いわゆるユニバーサルダウンライトである。図1〜図4に示すように、照明装置1は、天井9に対して固定される静止部2と、静止部2に対して回動可能に支持される回動部3と、スライドカバー4とを有する。より具体的には、照明装置1は、コーン23を有する第1本体部である静止部2と、光源であるLEDモジュール32を有する第2本体部である回動部3とが、支点部20を中心に回動可能に連結されて成る。そして、回動部3を静止部2に対して回動させることで光の照射方向を変更する。
ここで、図2および図4に示す、以下の説明で用いる垂直軸J1と中心軸J2について説明する。垂直軸J1は、コーン部23の回転中心を表す軸である。中心軸J2は、LEDモジュール32の光軸を表す軸である。垂直軸J1と中心軸J2とが成す角が、回動している角度(以下「回動角」という)を表す。以下、回動角が0°である状態の回動部3の位置を「直立位置Pa」といい、回動角θが最大(一例として35°)である状態の回動部3の位置を「最大傾斜位置Pb」という。図2および図4は、垂直軸J1と中心軸J2とを含む平面における照明装置1の断面図である。
静止部2は、枠21、取付バネ22、コーン23および支持板24を有する。
枠21は、天井9に設けられた穴部91に固定される。枠21は、その中央に、垂直軸方向に貫通する貫通孔210を有する。枠21は、筒部211およびフランジ部212を有する。筒部211は、天井面92に対して垂直な垂直軸J1を中心とした円筒状の部位である。筒部211の下端部は、天井面92付近に配置される。フランジ部212は、筒部211の下端部から天井面92に沿って径方向外側へ拡がる。フランジ部212は、下方から見て円環状の形状をしている。フランジ部212の上面は、天井面92に沿って配置される。
取付バネ22は、筒部211から径方向外側へと延びる板バネ部材である。この照明装置1は、3つの取付バネ22を有する。各取付バネ22の先端は、天井面9の上面に接触する。これにより、フランジ部212と取付バネ22との間に、天井9が挟まれる。その結果、天井に対して枠21が、より強固に固定される。
コーン23は、垂直軸J1に沿って延び、かつ、下方に向かうにつれて拡径する筒状の部材である。コーン23は、枠21に対して着脱可能に固定されている。コーン23の内周面には、鏡面コーティングが施されている。このため、コーン23の内周面は、反射板の役割を果たす。
コーン23の上部開口231は、垂直軸J1に対して傾斜する方向に開口する傾斜開口である。コーン23の下部開口232は、垂直軸J1に対して平行な方向に開口する。すなわち、下部開口232は、天井面92と平行な平面上に配置される。
ここで、上部開口231を形成するコーン23の縁部のうち、最も垂直軸方向下方に配置される部分を上開口下端部233と称し、最も垂直軸方向上方に配置される部分を上開口上端部234と称する。上開口下端部233は、上部開口231の縁部のうち、下部開口232との垂直軸方向の距離が最も小さい部位である。上開口上端部234は、上部開口231の縁部のうち、下部開口232との垂直軸方向の距離が最も大きい部位である。
支持板24は、円環部241と壁部242とを有する。円環部241は、コーン23に固定されている。円環部241は、垂直軸J1を中心とした円環状である。壁部242は、円環部241から垂直軸方向上方に延びる。壁部242は、周方向の一部のみに配置される。上開口下端部233は、壁部242に覆われない。壁部242には、回動部3を回動可能に支持する支点部20が設けられている。
回動部3は、支点部20を中心として、回動可能に支持される。これにより、回動部3は、コーン23を含む静止部2に対して相対的に回動可能である。回動部3は、図1および図2に示す直立位置Paと、図3および図4に示す最大傾斜位置Pbとの間において回動する。直立位置Paでは、回動部3の中心軸J2が、垂直軸J1と平行になる。最大傾斜位置Pbでは、回動部3の中心軸J2が、垂直軸J1に対して傾斜する。また、回動部3は、直立位置Paと最大傾斜位置Pbとの間の任意の位置において、静止することが可能である。
回動部3は、筐体31、LEDモジュール32、内反射板33および透光板34を有する。
筐体31は、光源収容部51と、ヒートシンク52と、レール部53と、裾部54とを有する。筐体31は、中心軸J2に沿って延びる。
光源収容部51は、有底筒状の部位である。光源収容部51は、円筒部511と、光源配置部512とを有する。円筒部511は、中心軸J2を中心とした円筒状の部位である。光源配置部512は、光源収容部51の底部である。光源収容部51は、光源配置部512が中心軸方向の上側となるように配置される。光源配置部512の下面には、光源としてLEDモジュール32が配置される。このように、光源収容部51の内部にLEDモジュール32が収容される。
ヒートシンク52は、光源配置部512の上方に配置される。ヒートシンク52は、複数の放熱フィン521を有する放熱部である。放熱フィン521は、光源配置部512の上面に立設し、かつ、中心軸J2に対して放射状に配置される板状の部位である。ヒートシンク52は、LEDモジュール32において発生し、光源配置部512を介して伝わった熱を空気中に放散する。
レール部53は、筐体31の外表面に設けられたリブである。レール部53は、光源収容部51の円筒部511の外周面から突出し、中心軸J2と平行に延びる。本実施形態では、円筒部511の外周面に、2本のレール部53が設けられている。なお、レール部53は、リブに代えて、中心軸J2と平行に延びる溝により構成されてもよい。
裾部54は、光源収容部51の下端部から中心軸J2方向下方へと延びる部位である。裾部54は、周方向の一部に配置される。上開口下端部233は、裾部54に覆われない。裾部54の周方向両端部付近は、支持板24に設けられた支点部20に対して回動可能に取り付けられる。これにより、回動部3が、静止部2に対して回動可能に支持される。
LEDモジュール32は、複数のLEDを有する光源である。LEDモジュール32は、中心軸J2に沿って下方へ光を照射する。
内反射板33は、光源収容部51の内部に配置される。内反射板33は、中心軸J2に沿って延びる筒状の部材である。内反射板33は、下方に向かうにつれて拡径する。内反射板33の内周面は、鏡面コーティングが施されている。内反射板33の上方の開口には、LEDモジュール32が配置されている。
透光板34は、内反射板33の下方の開口に取り付けられる。透光板34は、透明な材料により形成される。透光板34が内反射板33の下方の開口に取り付けられることにより、内反射板33の内部が閉鎖空間となる。これにより、埃がLEDモジュール32へ付着するのが抑制される。また、透光板34は、LEDモジュール32から照射される光を拡散する。なお、透光板34は、光拡散効果や、集光効果のない単なる透明な板であってもよい。
LEDモジュール32から発せられる光は、透光板34を介して筐体31の下側の端縁および上部開口231を介して、コーン23内に入射する。すなわち、筐体31の下側の端縁が、光を出射する側の端縁となる。筐体31の下側の端縁は、図2に示すように、回動部3が直立状態Paの場合は、上部開口231、特に上開口下端部233と離れた状態となり、図4に示すように、回動部3が最大傾斜状態Pbの場合は、近接した状態となる。
スライドカバー4は、回動部3の外表面に沿って配置される、湾曲した板状の部材である。スライドカバー4は、回動部3の外表面の少なくとも一部を覆う。スライドカバー4は、被覆部41と、レール係合部42とを有する。
被覆部41は、中心軸方向から見て、中心軸J2を中心として円弧状に拡がる。筐体31の外周面の少なくとも一部は、被覆部41に覆われる。被覆部41の下端部の周方向略中央付近は、静止部2に接触する。具体的には、被覆部41の下端部は、支持板24の円環部241の上面に接触する。なお、被覆部41の下端部は、枠21やコーン23等の静止部2の他の部材に接触してもよい。
レール係合部42は、筐体31のレール部53に係合される部位である。具体的には、レール係合部42は、レール部53に掛合される突状の部位である。レール係合部42は、被覆部41の上端部付近において、周方向の両端部から径方向内側へ突出する。図5は、図2中に示したA−A断面における照明装置1の断面矢視図である。図5に示すように、一対のレール係合部42は、それぞれ、レール部53の側面(周方向の両側面のうち、他方のレール部53からの距離が遠い側面)531と周方向に隣接する。これにより、筐体31に対するスライドカバー4の周方向の位置ずれが抑制される。レール係合部42は、レール部53に沿って上下にスライド移動可能に取り付けられる。
筐体31のレール部53と、スライドカバー4のレール係合部42とにより、回動部の回動に従ってスライドカバー4を回動部3に対して相対的にスライド移動させるスライド機構6が構成される。スライド機構6は、スライドカバー4を、回動部3に対して中心軸J2に沿った方向にスライド移動させる。
図1および図2に示すように、回動部3が直立位置Paに配置されると、中心軸J2は、垂直軸J1と平行になる。スライドカバー4は、自重により、その下端部が支持板24の円環部241に接触する第1位置P1に配置される。第1位置P1において、スライドカバー4は筐体31よりも下方へ突出する。また、第1位置P1において、スライドカバー4のレール係合部42は、レール部53の最も下方側に配置される。
スライドカバー4は、筐体31に対して、微小移動可能に遊嵌されている。このように、スライドカバー4と筐体31との間に遊びを持たせることにより、筐体31に対してスライドカバー4をスムーズにスライド移動させることができる。また、この照明装置1では、複数の放熱フィン521が、スライドカバー4の上端よりも上方に位置する。これにより、スライドカバー4が放熱フィン521と接触しないため、筐体31とスライドカバー4との摩擦をより低減できる。したがって、筐体31に対してスライドカバー4をよりスムーズにスライド移動させることができる。
回動部3が直立位置Paに配置された場合、コーン23の上開口下端部233と、筐体31との間に間隙が生じる。そして、図2中に矢印A1で示すように、在室者が、当該間隙を目視できる。このため、照明装置1がスライドカバー4を有していないと仮定すると、在室者が、当該間隙を介して天井裏を視認できる。そうすると、在室者から見た照明装置1の意匠を損ねる。しかしながら、この照明装置1では、当該間隙がスライドカバー4によって覆われることにより、部材間の間隙を介して在室者から天井裏が目視されるのを抑制できる。
図3および図4に示すように、回動部3が最大傾斜位置Pbに配置されると、回動部3とともに、中心軸J2も傾斜する。例えば、最大傾斜位置Pbにおいて、中心軸J2は、垂直軸J1に対して35°傾斜する。スライドカバー4は、自重により、その下端部が支持板24の円環部241に接触する第2位置P2に配置される。第2位置P2におけるスライドカバー4と筐体31との中心軸方向の重なりは、第1位置P1におけるスライドカバーと筐体31との中心軸方向の重なりよりも大きい。
回動部3が最大傾斜位置Pbに配置された場合、筐体31の一部分は、コーン23の上開口下端部233よりも下方に配置される。このため、在室者は、上開口下端部233と筐体31との間隙を目視できない。
一方、コーン23の上開口上端部234と、筐体31の光源収容部51の下端部とは、間隙を空けて配置される。そして、図4中に矢印A2で示すように、在室者が、当該間隙を目視できる。このため、筐体31が裾部54を有していないと仮定すると、在室者が、当該間隙を介して天井裏を視認できる。そうすると、在室者から見た照明装置1の意匠を損ねる。しかしながら、この照明装置1では、当該間隙が裾部54によって覆われることにより、部材間の間隙を介して在室者から天井裏が目視されるのを抑制できる。
上記の通り、回動部3が直立位置Paと最大傾斜位置Pbのいずれに配置された場合であっても、スライドカバー4の下端部は、支持板24の円環部241の上面に接触している。すなわち、第1位置P1におけるスライドカバー4の下端部の垂直軸方向の高さと、第2位置P2におけるスライドカバー4の下端部の垂直軸方向の高さとは、略同一である。これにより、スライドカバー4は、コーン23と筐体31との間の間隙を、確実に覆うことができる。この効果は、回動部3が、直立位置P1と最大傾斜位置P2との間に位置している場合でも同様である。
また、直立位置P1および最大傾斜位置P2のいずれの場合にも、スライドカバー4の下端部は、コーン23の外側に位置する。このため、スライドカバー4の下端部が、コーン23の内側に突出しない。したがって、スライドカバー4によって、コーン23の内側の意匠を損ねることがない。また、スライドカバー4によって、光の照射範囲を狭めることもない。
また、この照明装置1は、回動部3が直立位置Paに配置された場合など、回動部3の回動角が所定の範囲内(例えば0°〜45°など)の場合に、鉛直方向に見て、枠21の貫通孔210を、照明装置1の本体部分(枠21、取付バネ22、筒部221など枠を構成する部材を除いた部分)が通過できるよう構成されている。このため、照明装置1を天井9に固定する場合、天井9の穴部91に予め枠21を固定し、その後で、照明装置1の本体部分を天井9の下側から挿入して設置することができる。
コーン23、支持板24、回動部3およびスライドカバー4が、枠21に対して着脱可能に固定されている。そして、回動部3が直立位置Paに配置された場合、鉛直方向に見て、コーン23、支持板24、回動部3およびスライドカバー4は、枠21の貫通孔210内に配置される。このため、照明装置1のメンテナンスを行う際に、コーン23、支持板24、回動部3およびスライドカバー4を枠21の貫通孔210を介して、下方へと引き抜いたり、穴部91の内部へと嵌め込んだりすることができる。したがって、作業者が天井裏に入って、スライドカバー4の取り付けや取り外しを行う必要はない。
<2.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、照明装置1について回動角を規定するために垂直軸J1および中心軸J2の概念を説明の便宜上用いたが、これに限らず、回動する角度を規定できれば足り、他の軸、規定、基準などを用いてもよい。
上記の実施形態では、回動角の範囲を0°から35°としたがこれに限らず、ユニバーサルダウンライトとして機能しうる角度であれば足りる。例えば、照明装置1は、直立位置Pa(回動角が0°)とはならない構成とし、回動角のうち最も小さい角が5°、10°など0°以外の角度であってもよい。同様に、最大傾斜位置Pbは、回動角が35°の位置に限るものではなく、他の角度であってもよい。
上記の実施形態では、スライドカバーの下端部が枠に接触することにより垂直軸方向の位置が決まったが、本発明はこれに限られず、垂直軸方向の位置が決まる構成であれば足りる。例えば、スライドカバーの下端部は、枠以外の静止部の部材に接触することにより垂直軸方向の位置が決まってもよい。
また、上記の実施形態では、スライド機構が回動部側に設けられたレール部と、スライドカバーに設けられたレール係合部とにより構成された。しかしながら、本発明はこれに限られず、回動部の回動に応じて、スライドカバーが、回動部の下側の端縁と、コーンの上部開口との間隙を覆うことができる構成であれば足りる。例えば、スライド機構は、静止部側に設けられたスライドカバーを回動可能に保持する回動支点部と、スライドカバーを筐体の外表面方向へと付勢する付勢部材とにより構成されてもよい。その場合であっても、スライド機構は、回動部の回動に従って、筐体とスライドカバーとを中心軸方向に相対的にスライド移動できる。
また、上記の実施形態では、光源としてLED光源を用いているが、本発明はこれに限られない。光源として白熱球や蛍光灯等の他の光源を用いてもよい。
また、上記の各実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、任意に組み合わせてもよい。
<3.発明の抽出>
上記の実施形態および変形例から抽出される発明として、例えば、以下の発明を挙げることができる。
第1発明は、天井に埋め込まれて下方を照射する照明装置であって、筒状であり上側が傾斜開口であるコーンを備えた第1本体部と、光源を備え、光を出射する側の端縁と、前記傾斜開口とが、近接する状態と離間する状態との間で変化するよう前記第1本体部に回動可能に支持されている第2本体部と、前記第2本体部の外表面の少なくとも一部を覆うスライドカバーとを備え、前記スライドカバーは、回動量に応じてスライドして、前記傾斜開口と前記端縁との間隙を覆う。
第2発明は、第1発明の照明装置であって、前記第2本体部の外表面には、前記スライドカバーがスライドする方向と平行にレール部が設けられ、前記スライドカバーは、前記レール部に沿って移動自在なレール係合部を含み、前記スライドカバーは、前記第2本体部が前記第1本体部に対し回動する場合に、回動に従い自重によってスライドし、前記スライドカバーの下端部が前記第1本体部により支持された状態を維持する。
第3発明は、第2発明の照明装置であって、前記レール部は、リブまたは溝で構成され、前記レール係合部は、前記リブまたは溝に掛合される突状部材である。
第4発明は、第1発明ないし第3発明のいずれかの照明装置であって、前記第1本体部は、貫通孔が設けられ天井面に直接固定される枠を含み、前記第2本体部が所定の回動範囲内の場合に、前記コーン、前記第2本体部、および前記スライドカバーが前記貫通孔を通過可能に配されている。
第5発明は、第1発明ないし第4発明のいずれかの照明装置であって、前記第2本体部は、複数の放熱フィンをさらに有し、前記複数の放熱フィンは、前記スライドカバーの上端よりも上方に位置する。
第6発明は、第1発明ないし第5発明のいずれかの照明装置であって、前記スライドカバーの下端部は、前記コーンの外側に位置する。
第7発明は、第1発明ないし第6発明のいずれかの照明装置であって、前記スライドカバーは、前記第2本体部に対して、微小移動可能に遊嵌されている。
第1発明〜第7発明によれば、第2本体部の端縁が傾斜開口と離間する位置に配置された際であっても、スライドカバーが第2本体部の端縁と傾斜開口との間隙を覆う。これにより、第2本体部の端縁と傾斜開口との間隙を介して、在室者から天井裏の配線等が視認されるのを抑制できる。
特に、第4発明によれば、照明装置のメンテナンスを行う際に、コーン、第2本体部およびスライドカバーを枠の貫通孔を介して、下方へと引き抜いたり、天井へと嵌め込んだりすることができる。
特に、第5発明および第7発明によれば、第2本体部に対してスライドカバーをよりスムーズにスライド移動させることができる。
特に、第6発明によれば、スライドカバーの下端部が、コーンの内側に突出しない。このため、スライドカバーによって、コーンの内側の意匠を損ねることがない。また、スライドカバーによって、光の照射範囲を狭めることもない。
1 照明装置
2 静止部
3 回動部
4 スライドカバー
6 スライド機構
9 天井
21 枠
23 コーン
31 筐体
32 LEDモジュール
42 レール係合部
51 光源収容部
52 ヒートシンク
53 レール部
91 穴部
92 天井面
210 貫通孔
231 上部開口
232 下部開口
521 放熱フィン
J1 垂直軸
J2 中心軸

Claims (7)

  1. 天井に埋め込まれて下方を照射する照明装置であって、
    筒状であり上側が傾斜開口であるコーンを備えた第1本体部と、
    光源を備え、光を出射する側の端縁と、前記傾斜開口とが、近接する状態と離間する状態との間で変化するよう前記第1本体部に回動可能に支持されている第2本体部と、
    前記第2本体部の外表面の少なくとも一部を覆うスライドカバーと
    を備え、
    前記スライドカバーは、回動量に応じてスライドして、前記傾斜開口と前記端縁との間隙を覆う
    照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置であって、
    前記第2本体部の外表面には、前記スライドカバーがスライドする方向と平行にレール部が設けられ、
    前記スライドカバーは、前記レール部に沿って移動自在なレール係合部を含み、
    前記スライドカバーは、前記第2本体部が前記第1本体部に対し回動する場合に、回動に従い自重によってスライドし、前記スライドカバーの下端部が前記第1本体部により支持された状態を維持する、
    照明装置。
  3. 請求項2に記載の照明装置であって、
    前記レール部は、リブまたは溝で構成され、
    前記レール係合部は、前記リブまたは溝に掛合される突状部材である、
    照明装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の照明装置であって、
    前記第1本体部は、貫通孔が設けられ天井面に直接固定される枠を含み、
    前記第2本体部が所定の回動範囲内の場合に、前記コーン、前記第2本体部、および前記スライドカバーが前記貫通孔を通過可能に配されている、照明装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照明装置であって、
    前記第2本体部は、
    複数の放熱フィン
    をさらに有し、
    前記複数の放熱フィンは、前記スライドカバーの上端よりも上方に位置する、照明装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の照明装置であって、
    前記スライドカバーの下端部は、前記コーンの外側に位置する、照明装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の照明装置であって、
    前記スライドカバーは、前記第2本体部に対して、微小移動可能に遊嵌されている、照明装置。
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