JP2017215783A - テスト装置およびプログラム - Google Patents
テスト装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017215783A JP2017215783A JP2016109242A JP2016109242A JP2017215783A JP 2017215783 A JP2017215783 A JP 2017215783A JP 2016109242 A JP2016109242 A JP 2016109242A JP 2016109242 A JP2016109242 A JP 2016109242A JP 2017215783 A JP2017215783 A JP 2017215783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capture
- program
- image
- instruction
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
Description
また、業務上の処理を実行する業務処理装置ばかりでなく、業務以外の一般的なアプリケーションの処理を実行する処理装置についても同様な問題があった。
一態様として、テスト装置において、前記制御部は、キャプチャされるそれぞれの画像に重複しない所定の順序の番号を付与する指示を有する前記第2のプログラムを生成する、構成が用いられてもよい。
一態様として、テスト装置において、前記制御部は、テーブルあるいはグリッドについて、スクロールを行って異なる2以上の範囲の画像をキャプチャすることで、前記テーブルあるいは前記グリッドのすべてまたは一部の画像をキャプチャする、構成が用いられてもよい。
一態様として、テスト装置において、前記制御部は、前記指示が挿入された前記第2のプログラムについてキャプチャされた第1の画像と、前記指示が挿入された他のプログラムである第3のプログラムについてキャプチャされた第2の画像とを比較する場合に、比較する範囲および比較しない範囲のうちの一方または両方を設定する、構成が用いられてもよい。
一態様として、テスト装置において、前記制御部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較した結果を表す情報として、差異が有った部分と、差異が無かった部分と、比較しない範囲の部分を示す情報を出力する、構成が用いられてもよい。
一態様として、制御部が、画像をキャプチャする指示を挿入する所定の条件および当該所定の条件が満たされた場合に当該指示を挿入する所定の箇所を規定する情報に基づいて、第1のプログラムに含まれる当該第1のプログラムの構成部分が前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の条件に対応した前記所定の箇所に画像をキャプチャする指示を挿入し、当該指示が挿入された第2のプログラムを生成するステップ、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
図1は、本発明の一実施形態に係るテスト装置101により行われる処理の概略を示す図である。
図2は、本発明の一実施形態に係るテスト装置101の概略的な構成を示すブロック図である。
テスト装置101は、現在の業務処理(以下、「現業務処理」ともいう。)11を実行し、新たな業務処理(以下、「新業務処理」ともいう。)12を実行する。このとき、テスト装置101は、現業務処理11の実行結果に関して、キャプチャされた画像のデータ(以下、「現キャプチャ画像データ」ともいう。)31を取得する。また、テスト装置101は、新業務処理12の実行結果に関して、キャプチャされた画像のデータ(以下、「新キャプチャ画像データ」ともいう。)32を取得する。
テスト装置101は、生成されたテスト結果データ34を出力する処理を行う。
なお、テスト時には、例えば、プログラムの起動や起動後の動作が自動的に実行されることで実行時間およびコストの削減が図られてもよく、または、プログラムの起動や起動後の動作が手動操作により実行されてもよい。
同様に、本実施形態では、テスト装置101は、業務に使用される予定の新プログラムのスクリプトの所定箇所に画面の画像をキャプチャ(取得)する指示を挿入したプログラム(以下で、「キャプチャ挿入後新プログラム」ともいう。)を生成して実行する。キャプチャ挿入後新プログラムでは、新プログラムと同じ業務の処理が実行されるが、さらに、スクリプトの当該所定箇所で画面の画像のキャプチャが行われる。当該キャプチャにより取得された画像のデータが新キャプチャ画像データ32となる。
また、業務上の処理としては、任意の処理であってもよく、例えば、情報の登録、情報の変更、あるいは、情報の照会など、様々なものに関する処理であってもよい。
図2を参照して、テスト装置101の概略を説明する。
テスト装置101は、入力部121と、出力部122と、記憶部123と、制御部124を備える。
制御部124は、現業務処理制御部161と、新業務処理制御部162と、キャプチャ挿入制御部163と、比較制御部164と、テスト結果生成制御部165と、テスト結果出力制御部166を備える。
キャプチャ挿入制御部163は、番号付与制御部181と、スクロール制御部182を備える。
一例として、入力部121は、オペレータ(本実施形態では、テストのための操作を行う人)により操作することが可能な操作部を有し、当該操作部に行われた操作の内容に応じた情報を入力する。当該操作部は、例えば、キーボードあるいはマウスなどであってもよい。
他の例として、入力部121は、外部の装置から情報を入力する。当該外部の装置は、例えば、コンピュータであってもよく、または、記憶媒体であってもよい。
一例として、出力部122は、表示部を有し、当該表示部に情報を表示出力する。
他の例として、出力部122は、外部の装置に情報を出力する。当該外部の装置は、例えば、コンピュータであってもよく、または、記憶媒体であってもよい。
本実施形態では、記憶部123は、現プログラム、新プログラム、キャプチャ挿入後現プログラム、キャプチャ挿入後新プログラム、現キャプチャ画像データ31、新キャプチャ画像データ32、比較結果データ33、およびテスト結果データ34などを記憶する。
現業務処理制御部161は、現業務処理の実行を制御し、当該現業務処理を実行する。本実施形態では、現業務処理制御部161は、キャプチャ挿入後現プログラムを実行することで、現業務処理を実行し、現キャプチャ画像データ31を取得する。
新業務処理制御部162は、新業務処理の実行を制御し、当該新業務処理を実行する。本実施形態では、新業務処理制御部162は、キャプチャ挿入後新プログラムを実行することで、新業務処理を実行し、新キャプチャ画像データ32を取得する。
運用モードでは、業務処理として、業務上の処理を実際に(つまり、実際の業務の運用として)実行する。
テストモードでは、業務処理として、業務上の処理を試験的に(つまり、テストとして)実行する。
テストモードは、例えば、業務処理の動作(ここでは、業務上の処理を実行する動作)の確認を行う場合に使用される。テストモードは、例えば、業務処理の動作内容の一部が変更されたときなどに、業務処理の動作の確認を行うために使用される。
例えば、運用モードでは、キャプチャの指示が挿入されていないプログラム(現プログラムあるいは新プログラム)が実行され、また、テストモードでは、キャプチャの指示が挿入されたプログラム(キャプチャ挿入後現プログラムあるいはキャプチャ挿入後新プログラム)が実行されてもよい。
なお、運用モードとテストモードは、概略的には、業務上の処理を実際に実行するかまたは試験的に実行するかという点が相違するものであるため、以下で説明するテストモードの代わりに運用モード(ここでは、キャプチャの指示が挿入されたプログラム)を実行し、運用モードの実行結果を試験結果とみなして(つまり、テストモードの実行結果とみなして)利用してもよい。
キャプチャ挿入制御部163は、新プログラムに対してキャプチャの指示を挿入する処理の制御を行い、新プログラムに対してキャプチャの指示を挿入することで、キャプチャ挿入後新プログラムを生成する。
ここで、キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャの指示を挿入する所定の条件と所定の箇所とが対応付けられた情報に基づいて、キャプチャの指示を挿入する。当該情報は、例えば、記憶部123に記憶される。
スクロール制御部182は、現プログラムあるいは新プログラムに対してキャプチャの指示を挿入する処理において、テーブルあるいはグリッドについてスクロールさせる処理の制御を行い、テーブルあるいはグリッドについてスクロールさせる。
テスト結果生成制御部165は、比較結果データ33に基づいて、テスト結果データ34を生成する処理の制御を行い、テスト結果データ34を生成する。
テスト結果出力制御部166は、テスト結果データ34を出力する処理の制御を行い、テスト結果データ34を出力する。本実施形態では、テスト結果出力制御部166は、テスト結果データ34を、出力部122により、画面に表示出力する。
本実施形態では、テスト装置101は、コンピュータを用いて構成されており、プロセッサ211と、入出力インタフェース212と、記憶部213と、これらを接続するバス214を備える。プロセッサ211は、例えば、CPUである。
図3の例では、入出力インタフェース212の機能により、図2に示される入力部121および出力部122が構成される。また、図3の例では、記憶部213の機能により、図2に示される記憶部123が構成される。また、図3の例では、プロセッサ211が記憶部213に記憶されたプログラムを実行することで、当該プログラムに規定された処理を実行する機能により、図2に示される制御部124が構成される。
本実施形態では、キャプチャ挿入前のプログラムが現プログラムでありキャプチャ挿入後のプログラムがキャプチャ挿入後現プログラムである場合と、キャプチャ挿入前のプログラムが新プログラムでありキャプチャ挿入後のプログラムがキャプチャ挿入後新プログラムである場合とで、キャプチャ挿入制御部163により行われるキャプチャ挿入の処理は同様である。
図4は、本発明の一実施形態に係るウィンドウの切り替えに関してキャプチャ挿入前のプログラム内容411とキャプチャ挿入後のプログラム内容412の一例を示す図である。
キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入前のプログラムのプログラム内容411において、ウィンドウの切り替えに関する所定の挿入条件を満たす箇所があるか否かを判定する。この結果、キャプチャ挿入制御部163は、当該プログラム内容411において、当該所定の挿入条件を満たす箇所があると判定した場合には、ウィンドウの切り替えに関する所定の挿入箇所に画面の画像のキャプチャの指示を挿入する。
本実施形態では、ウィンドウの切り替えに関する所定の挿入条件は、ウィンドウを切り替える(つまり、画面を切り替える)指示を有するスクリプト行であるという条件である。また、当該挿入条件が満たされたときにおける所定の挿入箇所は、当該スクリプト行に対して1行だけ上(先頭の方向)の行である。
但し、キャプチャスクリプトの挿入箇所は、テスト結果に影響がない範囲であれば1行より上の行であってもよい。
そして、図4に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容412では、所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ上(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行421が挿入されている。図4の例では、当該キャプチャスクリプト行421は「Session(“Session”).Window(“ユーザ管理:第一画面”).Z_Capture “001”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行421は、キャプチャされた画面の画像のデータに001という番号を付与することを指示している。
図5の例では、画面の画像431において、当該画面の上部に、検索のためのテキストボックス441と、複数個のメニューアイコン442が表示されている。また、これらよりも下に、「ユーザ管理:第一画面」のウィンドウ443が表示されている。
図4の例では、図5に示される画面の画像431から次の画面の画像(「ユーザ照会」のウィンドウ)に切り替えられる。
図6は、本発明の一実施形態に係るタブの切り替えに関してキャプチャ挿入前のプログラム内容461とキャプチャ挿入後のプログラム内容462の一例を示す図である。
キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入前のプログラムのプログラム内容461において、タブの切り替えに関する所定の挿入条件を満たす箇所があるか否かを判定する。この結果、キャプチャ挿入制御部163は、当該プログラム内容461において、当該所定の挿入条件を満たす箇所があると判定した場合には、タブの切り替えに関する所定の挿入箇所に画面の画像のキャプチャの指示を挿入する。
本実施形態では、タブの切り替えに関する所定の挿入条件は、タブを切り替える指示を有するスクリプト行であるという条件である。また、当該挿入条件が満たされたときにおける所定の挿入箇所は、当該スクリプト行に対して1行だけ下(末尾の方向)の行である。
但し、キャプチャスクリプトの挿入箇所は、テスト結果に影響がない範囲であれば1行より下の行であってもよい。
1箇所目では、所定の挿入条件は、タブを切り替える指示を有する「Session(“Session”).Window(“購買発注登録”).TabStrip(“HEADER_DETAIL”).Select“納入/請求書”」というスクリプト行で満たされる。つまり、当該スクリプト行が、タブの切り替えを指示する箇所となっている。
そして、図6に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容462では、1箇所目の所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ下(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行471が挿入されている。図6の例では、当該キャプチャスクリプト行471は「Session(“Session”).Window(“購買発注登録”).Z_Capture “001”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行471は、キャプチャされた画面の画像のデータに001という番号を付与することを指示している。
そして、図6に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容462では、2箇所目の所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ下(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行472が挿入されている。図6の例では、当該キャプチャスクリプト行472は「Session(“Session”).Window(“購買発注登録”).Z_Capture “002”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行472は、キャプチャされた画面の画像のデータに002という番号を付与することを指示している。
図7の例では、画面の画像481において、当該画面の上部に、検索のためのテキストボックス491と、複数個のメニューアイコン492が表示されている。また、これらよりも下に、「購買発注登録」のウィンドウ493が表示されている。また、当該ウィンドウ493のなかにおいて、「納入/請求書」のタブ494が選択されて表示されている。
図6の例では、「納入/請求書」のタブ494が選択されることで、前の画像から、図7に示される画面の画像481に切り替えられる。
本実施形態では、所定のオブジェクトとして、テーブルを例として説明する。当該所定のオブジェクトとしては、例えば、グリッドなどが用いられてもよい。
図8は、本発明の一実施形態に係るテーブルの入力完了に関してキャプチャ挿入前のプログラム内容511とキャプチャ挿入後のプログラム内容512の一例を示す図である。
キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入前のプログラムのプログラム内容511において、テーブルの入力完了に関する所定の挿入条件を満たす箇所があるか否かを判定する。この結果、キャプチャ挿入制御部163は、当該プログラム内容511において、当該所定の挿入条件を満たす箇所があると判定した場合には、テーブルの入力完了に関する所定の挿入箇所に画面の画像のキャプチャの指示を挿入する。
本実施形態では、テーブルの入力完了に関する所定の挿入条件は、テーブルの入力が途切れた(つまり、テーブルの入力が完了した)スクリプト行であるという条件である。また、当該挿入条件が満たされたときにおける所定の挿入箇所は、当該スクリプト行に対して1行だけ上(先頭の方向)の行である。言い換えれば、当該所定の箇所は、テーブルの入力が最後となるスクリプト行に対して1行だけ下(末尾の方向)の行である。
但し、キャプチャスクリプトの挿入箇所は、テスト結果に影響がない範囲であれば1行より下の行であってもよい。
そして、図8に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容512では、所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ上(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行521が挿入されている。図8の例では、当該キャプチャスクリプト行521は「Session(“Session”).Window(“購買発注登録”).Z_Capture “002”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行521は、キャプチャされた画面の画像のデータに002という番号を付与することを指示している。
図9の例では、画面の画像531において、当該画面の上部に、検索のためのテキストボックス541と、複数個のメニューアイコン542が表示されている。また、これらよりも下に、「購買発注登録」のウィンドウ543が表示されている。また、当該ウィンドウ543のなかに、テーブル544が表示されている。
図10は、本発明の一実施形態に係る所定情報の出力指示に関してキャプチャ挿入前のプログラム内容561とキャプチャ挿入後のプログラム内容562の一例を示す図である。
キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入前のプログラムのプログラム内容561において、所定情報の出力指示に関する所定の挿入条件を満たす箇所があるか否かを判定する。この結果、キャプチャ挿入制御部163は、当該プログラム内容561において、当該所定の挿入条件を満たす箇所があると判定した場合には、所定情報の出力指示に関する所定の挿入箇所に画面の画像のキャプチャの指示を挿入する。
本実施形態では、所定情報の出力指示に関する所定の挿入条件は、所定の情報を出力する指示を有するスクリプト行であるという条件である。また、当該挿入条件が満たされたときにおける所定の挿入箇所は、当該スクリプト行に対して1行だけ下(末尾の方向)の行である。
但し、キャプチャスクリプトの挿入箇所は、テスト結果に影響がない範囲であれば1行より下の行であってもよい。
そして、図11に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容562では、所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ下(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行571が挿入されている。図10の例では、当該キャプチャスクリプト行571は「Session(“Session”).Window(“購買発注登録”).Z_Capture “002”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行571は、キャプチャされた画面の画像のデータに002という番号を付与することを指示している。
図11の例では、画面の画像581において、当該画面の上部に、検索のためのテキストボックス591と、複数個のメニューアイコン592が表示されている。また、これらよりも下に、「購買発注登録」のウィンドウ593が表示されている。また、当該ウィンドウ593のなかに、テーブル594が表示されている。また、これらよりも下に、所定情報の出力結果(図11の例では、「契約発注が番号123456で登録されました」)が表示されている。
図12は、本発明の一実施形態に係る最終行に関してキャプチャ挿入前のプログラム内容611とキャプチャ挿入後のプログラム内容612の一例を示す図である。
キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入前のプログラムのプログラム内容611において、最終行に関する所定の挿入条件を満たす箇所があるか否かを判定する。この結果、キャプチャ挿入制御部163は、当該プログラム内容611において、当該所定の挿入条件を満たす箇所があると判定した場合には、最終行に関する所定の挿入箇所に画面の画像のキャプチャの指示を挿入する。
本実施形態では、最終行に関する所定の挿入条件は、最終行に該当するスクリプト行であるという条件である。また、当該挿入条件が満たされたときにおける所定の挿入箇所は、当該スクリプト行に対して1行だけ上(先頭の方向)の行である。
但し、キャプチャスクリプトの挿入箇所は、テスト結果に影響がない範囲であれば1行より上の行であってもよい。
そして、図12に示されるキャプチャ挿入後のプログラム内容612では、所定の挿入条件が満たされたスクリプト行よりも1行だけ上(所定の挿入位置)に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行621が挿入されている。図12の例では、当該キャプチャスクリプト行621は「Session(“Session”).Window(“ユーザ照会”).Z_Capture “001”,“画面キャプチャ”」である。なお、当該キャプチャスクリプト行621は、キャプチャされた画面の画像のデータに001という番号を付与することを指示している。
図13の例では、画面の画像631において、当該画面の上部に、検索のためのテキストボックス641と、複数個のメニューアイコン642が表示されている。また、これらよりも下に、「ユーザ照会」のウィンドウ643が表示されている。また、当該ウィンドウ643のなかに、「アイコン」のタブ644が表示されている。
図14は、本発明の一実施形態に係るキャプチャ画像に対する番号の付与を説明するための図である。
番号付与制御部181は、キャプチャ挿入制御部163によりキャプチャ挿入前のプログラム内容に対してキャプチャの指示を挿入してキャプチャ挿入後のプログラム内容を生成する際に、キャプチャされる画面の画像(キャプチャ画像)に番号を付与する処理の制御を行う。
具体的には、図4〜図13の例に示されるように、本実施形態では、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行には、キャプチャされる画面の画像のデータに付与する番号(例えば、001など)を指定する情報が含まれる。そして、番号付与制御部181は、当該番号を適切な番号とするように制御を行う。
まず、キャプチャ挿入の対象となるプログラム内容に、画面の画像をキャプチャする指示を有するキャプチャスクリプト行が挿入されていないとする。
番号付与制御部181は、キャプチャ挿入の対象となるプログラム内容に対して1箇所以上にキャプチャスクリプト行を挿入する場合、当該プログラム内容のスクリプトの上(先頭)から下(末尾)に向かう順に、それぞれの挿入箇所に連続した番号(連続番号)を付与する。1回目のキャプチャ挿入処理では3桁の番号が使用される。
図14の例に示される1回目の番号テーブル811では、10箇所のそれぞれの箇所にキャプチャスクリプト行が挿入されており、001〜010の連続番号が付与されている。
ここでの説明では、説明の便宜上、番号001〜番号006の部分を1回目の付与番号群831と示し、番号007〜010を1回目の付与番号群832と示す。
次に、1回目のキャプチャ挿入処理が行われたプログラム内容をキャプチャ挿入の対象とする。
番号付与制御部181は、キャプチャ挿入の対象となるプログラム内容に対して1箇所以上にキャプチャスクリプト行を挿入する場合、既に1回目で挿入された連続番号をそのままとして、当該プログラム内容のスクリプトの上(先頭)から下(末尾)に向かう順に、それぞれの挿入箇所に、未使用の連続した番号(連続番号)を付与する。
当該連続番号として、既に挿入されている連続番号のうちの最後の番号よりも下(末尾)にキャプチャスクリプト行が挿入される場合以外は、キャプチャスクリプト行が挿入される位置の直前にある番号に対して枝番となる番号が使用される。当該直前にある番号が無い場合には、番号000に対して枝番となる番号が使用される。2回目のキャプチャ挿入処理では、枝番として、2桁の番号が使用される。
また、当該連続番号として、既に挿入されている連続番号のうちの最後の番号よりも下(末尾)にキャプチャスクリプト行が挿入される場合には、当該最後の番号に続く番号が使用される。
ここでの説明では、説明の便宜上、番号000_01〜番号000_99の部分を2回目の付与番号群851と示し、番号006_01〜番号006_99の部分を2回目の付与番号群852と示し、番号011以降の部分を2回目の付与番号群853と示す。
次に、2回目のキャプチャ挿入処理が行われたプログラム内容をキャプチャ挿入の対象とする。
番号付与制御部181は、キャプチャ挿入の対象となるプログラム内容に対して1箇所以上にキャプチャスクリプト行を挿入する場合、既に前回までに(ここでは、1回目および2回目で)挿入された連続番号をそのままとして、当該プログラム内容のスクリプトの上(先頭)から下(末尾)に向かう順に、それぞれの挿入箇所に、未使用の連続した番号(連続番号)を付与する。
当該連続番号として、既に挿入されている連続番号のうちの最後の番号よりも下(末尾)にキャプチャスクリプト行が挿入される場合以外は、キャプチャスクリプト行が挿入される位置の直前にある番号に対して枝番となる番号が使用される。3回目のキャプチャ挿入処理では、2桁の枝番の後に、さらに枝番として、2桁の番号が使用される。当該直前にある番号に枝番が無い場合には、枝番00に対してさらに枝番となる番号が使用される。
また、当該連続番号として、既に挿入されている連続番号のうちの最後の番号よりも下(末尾)にキャプチャスクリプト行が挿入される場合には、当該最後の番号に続く番号が使用される。
ここでの説明では、説明の便宜上、番号006_00_01〜番号006_99_99の部分を3回目の付与番号群871と示し、番号006_99_01〜番号006_99_99の部分を3回目の付与番号群872と示す。
これにより、一つのプログラムが変更(例えば、バージョンアップ)されていくときに、変更前のプログラムと変更後のプログラムとで同じ箇所のキャプチャ画像の番号を同じにすることが可能である。なお、変更前のプログラムと変更後のプログラムとで同じ箇所のキャプチャ画像のデータには、同じ番号が含まれる名称が付与されると、同じ箇所のキャプチャ画像のデータを特定しやすくなる。
図15は、本発明の一実施形態に係るテーブルあるいはグリッドのキャプチャ時におけるスクロールを説明するための図である。
スクロール制御部182は、キャプチャ挿入制御部163によりキャプチャ挿入前のプログラム内容に対してキャプチャの指示を挿入してキャプチャ挿入後のプログラム内容を生成する際に、1回のキャプチャ画像に収まらないテーブル(あるいは、グリッドも同様)についてスクロールさせることで当該テーブルのすべてをキャプチャするように制御を行う。
この場合、スクロール制御部182は、当該テーブルに対するキャプチャ範囲931の配置を2種類以上に変化させて、それぞれの配置においてキャプチャ範囲931の画像をキャプチャすることで、総じて、これら2以上のキャプチャ画像に当該テーブルのすべてが含まれるようにする。
なお、他の構成例として、スクロール制御部182は、テーブルに対するキャプチャ範囲の配置を2種類以上に変化させて、それぞれの配置においてキャプチャ範囲の画像をキャプチャすることで、総じて、これら2以上のキャプチャ画像に当該テーブルの一部が含まれるようにする構成が用いられてもよい。
一構成例として、スクロール制御部182は、キャプチャ挿入対象のプログラム内容において、対象画面911のキャプチャを行うところで、当該対象画面911に対するキャプチャ範囲931の配置(第1の配置)の指示、当該キャプチャ範囲931の画像(第1の画像)のキャプチャの指示、当該対象画面911に対するキャプチャ範囲931の他の配置(第2の配置)の指示、当該キャプチャ範囲931の画像(第2の画像)のキャプチャの指示、・・・、当該対象画面911に対するキャプチャ範囲931の他の配置(第nの配置)の指示、当該キャプチャ範囲931の画像(第nの画像)のキャプチャの指示を、スクリプト行に挿入する(nは2以上の整数である。)。この例では、対象画面911についてそれぞれ異なる範囲の画像をキャプチャしたn個のキャプチャ画像が取得され、これらn個のキャプチャ画像により当該テーブルのすべての画像が取得される。
また、対象画面911に対するn個の配置(第1の配置〜第nの配置)としては、例えば、テーブル(あるいはグリッド)に対して定められた1単位の移動量ごとに、位置が変化させられたものであってもよい。1単位の移動量としては、例えば、XY直交座標系において、X方向(例えば、横方向)の1単位の移動量と、Y方向(例えば、縦方向)の1単位の移動量とのうちの一方または両方が用いられてもよい。一例として、画面における縦と横のスクロールバーをスクロールさせて、1ショットずつ画像をキャプチャすることが行われてもよい。
なお、X方向(例えば、横方向)のスクロール、または、Y方向(例えば、縦方向)のスクロールのうちの任意の一方のみが用いられてもよい。
他の構成例として、スクロール制御部182は、キャプチャ挿入対象のプログラム内容において、対象画面911のキャプチャを行うところで、当該対象画面911に含まれるテーブルのすべてをスクロールによりキャプチャする指示を、スクリプト行に挿入してもよい。この場合、スクロール制御部182は、当該対象画面911に対するキャプチャを行う際に、当該対象画面911に含まれるテーブルのすべてをキャプチャするようにスクロールを行う。
なお、スクロールおよびキャプチャの仕方は、例えば、上記と同様である。
現業務処理制御部161は、キャプチャ挿入後現プログラムを実行することで、現業務処理を実行し、現キャプチャ画像データ31を取得する。
新業務処理制御部162は、キャプチャ挿入後新プログラムを実行することで、新業務処理を実行し、新キャプチャ画像データ32を取得する。
現業務処理制御部161および新業務処理制御部162は、画面の画像をキャプチャする前に、所定の前準備の処理を行ってもよい。当該前準備の処理は、例えば、現業務処理と新業務処理とでキャプチャ画像に現れるコンピュータの動作環境などの差異による影響を少なくする(好ましくは、無くす)ために行われる。
なお、このような前準備の処理は、テスト装置101において自動的に行われてもよく、または、他の構成例として、一部または全部がオペレータによる操作に応じて手動で行われてもよい。
図16は、本発明の一実施形態に係るキャプチャ画像の比較処理を説明するための図である。
比較制御部164は、現キャプチャ画像データ31と新キャプチャ画像データ32とを比較する。
本実施形態では、現キャプチャ画像データ31として複数の画像データが取得され、新キャプチャ画像データ32として複数の画像データが取得されることがあり得る。本実施形態では、比較制御部164は、互いに同じ番号(キャプチャ画像の番号)が付与された現キャプチャ画像データ31と新キャプチャ画像データ32とを比較する。
本実施形態では、比較制御部164により2個のデータ(現キャプチャ画像データ31と新キャプチャ画像データ32)を比較する処理に関して、比較する範囲と比較しない範囲を設定することができる。この設定は、例えば、テスト装置101において自動的に行われてもよく、または、他の構成例として、一部または全部がオペレータによる操作に応じて手動で行われてもよい。この設定(比較する範囲と比較しない範囲)は、例えば、比較対象となる画像ごとに行われてもよく、または、業務ごとに行われてもよい。
なお、比較する範囲と、比較しない範囲とは、いずれが設定されてもよい。つまり、比較する範囲が設定された場合には残りの範囲が比較しない範囲となり、逆に、比較しない範囲が設定された場合には残りの範囲が比較する範囲となる。
ここで、共通設定内容1001は、キャプチャ対象となる画像の種別などとは無関係にすべての画像について共通に設定される内容である。また、個別設定内容1002は、キャプチャ対象となる画像の種別などごとに、個別に設定される内容である。
また、本実施形態では、共通設定内容1001と個別設定内容1002とを組み合わせる場合に、個別設定内容1002の方が優先的に適用される構成を示すが、他の構成例として、共通設定内容1001の方が優先的に適用される構成が用いられてもよい。
図16の例では、共通設定内容1001において、比較する範囲である比較対象範囲1011のなかに、比較しない範囲である比較対象外範囲1021が設定されている。また、当該比較対象外範囲1021のなかに、比較する範囲である比較対象範囲1022が設定されている。
図16の例では、比較対象範囲1011、1022および比較対象外範囲1021の形状として矩形(例えば、正方形あるは長方形)が用いられており、これらを重ね合わせることで、比較する範囲と比較しない範囲を調整している。
ここで、枠となる比較対象範囲1011は、例えば、キャプチャ処理によりキャプチャされる画面の全体の範囲である。
なお、それぞれの範囲は、例えば、座標値の情報により定められる。
共通設定内容1001は、例えば、記憶部123に記憶される。
図16の例では、個別設定内容1002において、比較する範囲である比較対象範囲1041のなかに、比較しない範囲である比較対象外範囲1051が設定されている。また、当該比較対象外範囲1051のなかに、比較する範囲である比較対象範囲1052が設定されている。
図16の例では、比較対象範囲1041、1052および比較対象外範囲1051の形状として矩形(例えば、正方形あるは長方形)が用いられており、これらを重ね合わせることで、比較する範囲と比較しない範囲を調整している。
ここで、枠となる比較対象範囲1041は、例えば、キャプチャ処理によりキャプチャされる画面の全体の範囲である。
なお、それぞれの範囲は、例えば、座標値の情報により定められる。
個別設定内容1002は、例えば、記憶部123に記憶される。
図16の例では、共通設定内容1001よりも個別設定内容1002の方を優先的に適用する構成としたため、組み合わせ設定内容1003において、比較する範囲である比較対象範囲1071のなかに、比較しない範囲である比較対象外範囲1081が設定されるとともに、当該比較対象外範囲1081のなかに、比較する範囲である比較対象範囲1082、1083が設定されている。
ここで、枠となる比較対象範囲1071は、例えば、キャプチャ処理によりキャプチャされる画面の全体の範囲である。
なお、それぞれの範囲は、例えば、座標値の情報により定められる。
また、組み合わせ設定内容1003において、共通設定内容1001と個別設定内容1002との境界が、表示されてもよく、または、表示されなくてもよい。
組み合わせ設定内容1003は、例えば、記憶部123に記憶されてもよい。
ここで、個別設定内容1002は画像ごとに個別に設定されるが、2以上の画像に対して同じ個別設定内容1002が設定されてもよい。また、個別設定内容1002が設定されていない画像については、組み合わせ内容1003は共通設定内容1001と同じとし、この場合、組み合わせる処理はされなくてもよい。
テスト結果生成制御部165は、比較制御部164による比較結果を表すデータ(比較結果データ33)に基づいて、テスト結果データ34を生成する。そして、テスト結果出力制御部166は、当該テスト結果データ34を出力する。
図17は、本発明の一実施形態に係るテスト結果データの画面1111の一例を示す図である。
図17の例は、比較された2個の画像データが、比較する範囲について(つまり、比較しない範囲を除いて)、差異を有していた場合の例である。
図17の例では、テスト結果データの画面1111において、結果概要1131と、比較元画像1132と、比較先画像1133と、差異画像1134が表示されている。
比較元画像1132は、現キャプチャ画像データ31の画像である。
比較先画像1133は、新キャプチャ画像データ32の画像である。
なお、比較元画像1132が新キャプチャ画像データ32の画像であり、比較先画像1133が現キャプチャ画像データ31の画像であってもよい。
図17の例では、差異画像1134において、比較元画像1132と比較先画像1133とで差異があった部分(以下、「差異有り部」ともいう。)1152と、比較元画像1132と比較先画像1133とで一致して差異が無かった部分(以下、「差異無し部」ともいう。)1151と、比較対象外の部分(以下、「比較対象外部」ともいう。)1153が表示されている。
図18の例は、比較された2個の画像データが、比較する範囲について(つまり、比較しない範囲を除いて)、差異を有していない場合の例である。
図18の例では、テスト結果データの画面1211において、結果概要1231と、比較元画像1232と、比較先画像1233と、差異画像1234が表示されている。
比較元画像1232は、現キャプチャ画像データ31の画像である。
比較先画像1233は、新キャプチャ画像データ32の画像である。
なお、比較元画像1232が新キャプチャ画像データ32の画像であり、比較先画像1233が現キャプチャ画像データ31の画像であってもよい。
図18の例では、差異画像1234において、比較元画像1232と比較先画像1233とで一致して差異が無かった部分(差異無し部)1251と、比較対象外の部分(比較対象外部)1253が表示されている。
また、図17の例および図18の例において、例えば、ユーザによる操作などに応じて、または、初期の画面で、差異画像1134、1234を拡大した画像が表示されてもよい。
<キャプチャ挿入の処理の手順の一例>
図19は、本発明の一実施形態に係るキャプチャ挿入の処理の手順の一例を示す図である。
テスト装置101において、キャプチャ挿入制御部163は、キャプチャ挿入の対象となるプログラムのスクリプトについて、上(先頭)から下(末尾)に向かって、1行ごとに、行のデータ(以下、「行データ」ともいう。)を取得する(ステップS1)。最初は、キャプチャ挿入制御部163は、当該スクリプトについて、1行目のデータ(行データ)を取得する。
一方、ステップS2における判定の結果、キャプチャの指示を挿入しないと判定した場合、および、ステップS3においてキャプチャの指示を挿入した場合、キャプチャ挿入制御部163は、当該スクリプトに含まれるすべての行データについて処理(ステップS1〜ステップS3の処理)が完了したか否かを判定する(ステップS4)。
一方、ステップS4における判定の結果、すべての行データについて完了したと判定し場合には、キャプチャ挿入制御部163は、本処理を終了する。これにより、キャプチャの指示が挿入されたスクリプトのプログラムが生成される。
図20は、本発明の一実施形態に係るキャプチャ画像に対する番号付与の処理の手順の一例を示す図である。
テスト装置101において、番号付与制御部181は、キャプチャ挿入の対象となるプログラムのスクリプトについて、キャプチャの指示を挿入することが決定された場合に(ステップS21)、当該キャプチャにより取得される画像(キャプチャ画像)に対して付与する番号を決定し(ステップS22)、決定された番号が当該画像に対して付与されるようにキャプチャの挿入の指示のなかに当該番号の情報を記述する(ステップS23)。
図21は、本発明の一実施形態に係る画面キャプチャ時におけるスクロールの処理の手順の一例を示す図である。
テスト装置101において、スクロール制御部182は、テーブル(あるいは、グリッドも同様)を含む画面をキャプチャする場合に、まず、所定の範囲の画像をキャプチャする(ステップS41)。
そして、スクロール制御部182は、当該テーブルの全体のキャプチャが完了したか否かを判定する(ステップS42)。なお、当該テーブルの全体のキャプチャを行う手順が定められている場合には、スクロール制御部182は、当該手順のすべてが完了した場合に、当該テーブルの全体のキャプチャが完了したと判定する。
一方、ステップS42における判定の結果、当該テーブルの全体のキャプチャが完了したと判定した場合、スクロール制御部182は、本処理を終了する。
図22は、本発明の一実施形態に係るキャプチャ画像の比較の処理の手順の一例を示す図である。
テスト装置101において、比較制御部164は、キャプチャ画像の比較を行う際に、比較に関する共通設定内容1001を取得し(ステップS61)、比較に関する個別設定内容1002を取得し(ステップS62)、これらに基づいて、組み合わせ設定内容1003を取得する(ステップS63)。
また、比較制御部164は、比較対象となる現キャプチャ画像データ31を取得し(ステップS64)、比較対象となる新キャプチャ画像データ32を取得する(ステップS65)。
そして、比較制御部164は、組み合わせ設定内容1003に基づいて、これら2個のキャプチャ画像データを比較する(ステップS66)。
なお、共通設定内容1001および個別設定内容1002を取得して組み合わせ設定内容1003を取得する処理と、現キャプチャ画像データ31および新キャプチャ画像データ32を取得する処理とは、順序が逆であってもよい。
図23は、本発明の一実施形態に係るテスト結果の生成および表示の処理の手順の一例を示す図である。
テスト装置101において、テスト結果生成制御部165は、比較制御部164により行われたキャプチャ画像の比較結果を表すデータ(比較結果データ33)を取得し(ステップS81)、当該比較結果データ33に基づいて、テスト結果データ34を生成する(ステップS82)。
そして、テスト結果出力制御部166は、生成されたテスト結果データ34に基づいて、テスト結果を画面に表示出力する(ステップS83)。当該テスト結果は、レポートなどとして使用されてもよい。
以上のように、本実施形態に係るテスト装置101では、スクリプトへのキャプチャの挿入により、旧いプログラムに対して新しいプログラムが適切なものになっているかを確認することを容易化することができる。
また、本実施形態に係るテスト装置101では、それぞれのキャプチャ画像に対して、重複しない昇順(または、降順でもよい)の番号を付与することができる。
また、本実施形態に係るテスト装置101では、テーブルあるいはグリッドを、スクロールにより、適切にキャプチャすることができる。
また、本実施形態に係るテスト装置101では、2個のキャプチャ画像を比較する際に、比較する範囲と比較しない範囲を設定することができ、これにより、不要な部分を比較せずに、必要な部分(のみ)を比較することができる。例えば、画面上に表示される通し番号などのように画像ごとに必ず相違する部分を比較しない範囲とすることで、比較の精度を高めることが可能である。
また、本実施形態に係るテスト装置101では、2個のキャプチャ画像を比較した結果を画面に表示することができる。
一構成例として、テスト装置101では、制御部124が、キャプチャされるそれぞれの画像に重複しない所定の順序の番号を付与する指示を有する第2のプログラムを生成する(番号付与制御部181、図14の例)。
一構成例として、テスト装置101では、制御部124が、テーブルあるいはグリッドについて、スクロールを行って異なる2以上の範囲の画像をキャプチャすることで、当該テーブルあるいは当該グリッドのすべてまたは一部の画像をキャプチャする(スクロール制御部182、図15の例)。
一構成例として、テスト装置101では、制御部124が、指示(画像をキャプチャする指示)が挿入された第2のプログラム(例えば、キャプチャ挿入後現プログラム)についてキャプチャされた第1の画像と、指示(画像をキャプチャする指示)が挿入された他のプログラムである第3のプログラム(例えば、キャプチャ挿入後新プログラム)についてキャプチャされた第2の画像とを比較する場合に、比較する範囲および比較しない範囲のうちの一方または両方を設定する(比較制御部164、図16の例)。
一構成例として、テスト装置101では、制御部124が、第1の画像と第2の画像とを比較した結果を表す情報として、差異が有った部分と、差異が無かった部分と、比較しない範囲の部分を示す情報を出力する(テスト結果生成制御部165およびテスト結果出力制御部166、図17〜図18の例)。
また、例えば、テスト装置101において行われる処理の方法などが実施されてもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティング・システム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバあるいはクライアントとなるコンピュータシステムの内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (6)
- 画像をキャプチャする指示を挿入する所定の条件および当該所定の条件が満たされた場合に当該指示を挿入する所定の箇所を規定する情報に基づいて、第1のプログラムに含まれる当該第1のプログラムの構成部分が前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の条件に対応した前記所定の箇所に画像をキャプチャする指示を挿入し、当該指示が挿入された第2のプログラムを生成する制御部を備える、
テスト装置。 - 前記制御部は、キャプチャされるそれぞれの画像に重複しない所定の順序の番号を付与する指示を有する前記第2のプログラムを生成する、
請求項1に記載のテスト装置。 - 前記制御部は、テーブルあるいはグリッドについて、スクロールを行って異なる2以上の範囲の画像をキャプチャすることで、前記テーブルあるいは前記グリッドのすべてまたは一部の画像をキャプチャする、
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のテスト装置。 - 前記制御部は、前記指示が挿入された前記第2のプログラムについてキャプチャされた第1の画像と、前記指示が挿入された他のプログラムである第3のプログラムについてキャプチャされた第2の画像とを比較する場合に、比較する範囲および比較しない範囲のうちの一方または両方を設定する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテスト装置。 - 前記制御部は、前記第1の画像と前記第2の画像とを比較した結果を表す情報として、差異が有った部分と、差異が無かった部分と、比較しない範囲の部分を示す情報を出力する、
請求項4に記載のテスト装置。 - 制御部が、画像をキャプチャする指示を挿入する所定の条件および当該所定の条件が満たされた場合に当該指示を挿入する所定の箇所を規定する情報に基づいて、第1のプログラムに含まれる当該第1のプログラムの構成部分が前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の条件に対応した前記所定の箇所に画像をキャプチャする指示を挿入し、当該指示が挿入された第2のプログラムを生成するステップ、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016109242A JP2017215783A (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | テスト装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016109242A JP2017215783A (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | テスト装置およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017215783A true JP2017215783A (ja) | 2017-12-07 |
Family
ID=60576891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016109242A Pending JP2017215783A (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | テスト装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017215783A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107203A1 (ja) * | 2020-11-17 | 2022-05-27 | 三菱電機株式会社 | 画面キャプチャ装置および画面キャプチャ方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005071930A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Japan Novel Corporation | 機器の検査装置及びこれを用いた機器の検査システム、携帯電話の保持装置 |
JP2005266954A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 操作情報記録・再生装置 |
JP2006031331A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | プログラム変換実行計算機、及び、プログラム変換実行方法、プログラム |
JP2011159113A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Hitachi Solutions Ltd | Webアプリケーション自動実行装置 |
JP2016033716A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
-
2016
- 2016-05-31 JP JP2016109242A patent/JP2017215783A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005071930A1 (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Japan Novel Corporation | 機器の検査装置及びこれを用いた機器の検査システム、携帯電話の保持装置 |
JP2005266954A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 操作情報記録・再生装置 |
JP2006031331A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | プログラム変換実行計算機、及び、プログラム変換実行方法、プログラム |
JP2011159113A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Hitachi Solutions Ltd | Webアプリケーション自動実行装置 |
JP2016033716A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022107203A1 (ja) * | 2020-11-17 | 2022-05-27 | 三菱電機株式会社 | 画面キャプチャ装置および画面キャプチャ方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10397129B2 (en) | Method and system for provisioning computing resources | |
JP2014510482A (ja) | モバイル・コミュニケーション・デバイスのコンテンツをテストするシステムおよび方法 | |
JP2007280198A (ja) | インストーラパッケージ | |
KR101700553B1 (ko) | 시스템 개발 장치, 방법 및 프로그램 | |
EP3196783A1 (en) | Open collaboration board with multiple integrated services | |
US9105222B2 (en) | Display control apparatus and display control method | |
JP2017215783A (ja) | テスト装置およびプログラム | |
US9830168B2 (en) | Dynamic creation of job control language cards | |
JP2017037416A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 | |
JP2009223471A (ja) | シミュレーション・システム | |
JP5870214B2 (ja) | プログラマブルコントローラシステム、そのプログラマブル表示器、支援装置、プログラム | |
JP6781688B2 (ja) | プログラム、情報処理装置及び画面テストシステム | |
JP4925514B2 (ja) | 内外イベントドリブン方式によるプログラム実行制御方法、プログラム、実行制御装置および記録媒体 | |
JP6207694B2 (ja) | プログラマブル表示器、プログラム | |
JP2021033900A (ja) | 制御装置、及び制御方法 | |
JP6095743B2 (ja) | 支援装置、プログラム | |
WO2014112060A1 (ja) | プログラマブルコントローラシステム、プログラマブル表示器、支援装置、プログラム | |
JP7116671B2 (ja) | システム開発支援装置およびシステム開発支援方法 | |
JP2016162385A (ja) | 手順情報表示装置、手順情報表示方法およびプログラム | |
CN113661456B (zh) | 数据创建装置、数据转发方法及计算机可读取的记录介质 | |
JP2008077608A (ja) | 業務進行管理システム | |
JP2009282723A (ja) | オブジェクト編集装置及びプログラム | |
JP2007184002A (ja) | マルチプロセス管理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
WO2024054214A1 (en) | Workflow management method, system and computer program product with real time log, debug and resume features | |
JP4878586B2 (ja) | プログラマブル表示器用画面生成装置、そのプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160726 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20181214 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200901 |