JP2017215576A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】金属部材を含む底部を有するカメラモジュールを提供する。【解決手段】電磁駆動アセンブリ2、電磁駆動アセンブリ2の上に配置されたレンズアセンブリ3、および金属部材と、金属部材の上に形成された第1の絶縁層と、第1の絶縁層の上に形成され、電磁駆動アセンブリ2に電気的に接続された第1の導電層125と、を含む底部12を含み、電磁駆動アセンブリ2は、レンズアセンブリ3が底部12に対して移動するように駆動することができるカメラモジュール。【選択図】図1

Description

本出願は、2017年4月8日に出願された米国特許仮出願番号第62/320096号、2017年3月17日に出願された台湾特許出願番号第106108888号についての優先権を主張するものであり、これらの全ては引用によって本願に援用される。
本発明は、カメラモジュールに関し、特に、金属部材を含む底部を有するカメラモジュールに関するものである。
いくつかの電子装置は、構成要素を所定の距離、移動するように駆動する駆動モジュールが備えられている。例えば、カメラのレンズ駆動装置は、通常、動力を発生させる駆動モジュールを含む。レンズ駆動装置の1つ以上の光学レンズユニットは、動力によって駆動され、光軸に垂直な方向に沿って移動し、画像安定化を容易にする。
従来の駆動モジュールは通常、外部回路を内部の電子部材と電気的に接続するフレキシブルプリント回路板を含む。しかしながら、フレキシブルプリント回路板の平坦度を保持するために、フレキシブルプリント回路板は、プラスチック製の底部の上に配置されなければならない。製造におけるプラスチックの使用の制限により、底部は一定の厚さを有さなければならず、駆動モジュールの体積を減少することが難しい。また、電子装置の組み立て、または移動のとき、フレキシブルプリント回路板は、湾曲される可能性があり、駆動モジュールの平坦度が低減される可能性がある。
一方、フレキシブル回路板と底部間のアライメント誤差が接合のときに生じる可能性があり、歩留まりが低下する可能性がある。また、接合のプロセスは通常、時間がかかるため、容量を向上させることが難しい。
特開2011−65140
金属部材を含む底部を有するカメラモジュールを提供する。
従来技術の欠点を解決するために、本発明の1つの課題は、レンズアセンブリが光軸に垂直または平行な方向に沿って移動するように駆動するマイクロレンズ駆動モジュールを提供することである。
本発明のいくつかの実施形態に基づいて、カメラモジュールは、底部、電磁駆動アセンブリ、およびレンズアセンブリを含む。底部は、金属部材、金属部材の上に形成された第1の絶縁層、および第1の絶縁層の上に形成された第1の導電層を含む。第1の導電層は、電磁駆動アセンブリに電気的に接続される。電磁駆動アセンブリは、レンズアセンブリが底部に対して移動するように駆動することができる。
上述の実施形態では、金属部材の厚さは、第1の絶縁層および第1の導電層の総厚を超える。
上述の実施形態では、金属部材の厚さは、0.10mm〜0.35mmの厚さである。
上述の実施形態では、底部は、第2の絶縁層および第2の導電層を更に含む。第2の絶縁層は、金属部材の上に形成される。第1の絶縁層および第2の絶縁層は、金属部材の対向面上に形成される。第2の導電層は、第2の絶縁層の上に形成される。
上述の実施形態では、カメラモジュールは、イメージセンサを更に含み、第2の導電層は、イメージセンサに電気的に接続される。
上述の実施形態では、導電層は、成形回路部品を用いることによって絶縁層の上にパターン化される。また、絶縁層は、レーザにより活性化されることができる熱可塑性プラスチックを含む。
上述の実施形態では、第1の導電層は、コーティングによって第1の絶縁層の上に形成される。
上述の実施形態では、底部は、外部絶縁層および保護層を更に含む。外部絶縁層は、第1の導電層の上に配置され、保護層は、外部絶縁層の上に配置される。第1の絶縁層および外部絶縁層は、非導電性接着剤である。
上述の実施形態では、カメラモジュールは、電磁駆動アセンブリを囲み、金属を含むハウジングを更に含み、ハウジングおよび底部は、溶接により互いに接合される。
上述の実施形態では、金属部材および第1の導電層は、同じ熱膨張係数を有する。
上述の実施形態では、電磁駆動アセンブリは、レンズホルダ、上部弾性シート、および下部弾性シートを更に含む。レンズホルダは、通過部を有し、レンズアセンブリは、通過部に配置される。上部弾性シートおよび下部弾性シートは、レンズホルダの両側にそれぞれ配置される。駆動コイルは、上部弾性シートおよび下部弾性シートを介して第1の導電層に電気的に接続される。
上述の実施形態では、カメラモジュールは、上部弾性シートおよび底部に接合された複数のサスペンションワイヤを更に含む。
上述の実施形態では、金属部材は、長方形構造を有する。サスペンションワイヤは、金属部材121の4つの角を通ってそれぞれ延伸される。複数の接合部材は、金属部材の下面上に配置され、サスペンションワイヤを接合するように用いられる。
添付の図面とともに以下の本発明の様々な実施形態の詳細な説明を検討することで、本発明はより完全に理解できる。
本発明のいくつかの実施形態に係る、レンズ駆動モジュールの分解図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る、底部の断面図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る、その対角線に沿ったレンズ駆動モジュールの側面図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る、底部の断面図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る、底部の断面図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る、カメラモジュールの断面図である。
本発明の目的、特徴並び発明の効果をより詳細に理解させるため、以下好適な実施例と添付の図面により、本発明の技術的事項をより詳細に説明する。実施形態の中の各構成要素の配置は、説明のためのものであり、本発明を限定するものではない。また、類似の番号および/または対応の番号の使用は、説明を明瞭にするためのものであり、異なる実施形態間の相関関係を示唆するものではない。また、各図式で示される部材の大きさおよび位置関係などを明確に説明するために、拡大され、縮尺通りに描かれない可能性がある。
本開示の図面の構成要素または装置は、当業者に公知のどんな形式または構成にも存在することができるということが留意されるべきである。また、「もう1つの構成要素を覆う(overlying)構成要素」、「構成要素はもう1つの構成要素の上方(above)に配置される」、「構成要素はもう1つの構成要素上(on)に配置される」、および「構成要素はもう1つの構成要素の上方(over)に配置される」などの表現は、構成要素がもう1つの構成要素と直接接触することを指すだけでなく、構成要素がもう1つの構成要素とは直接接触せず、構成要素ともう1つの構成要素との間に配置された1つ以上の中間構成要素があることも指すことができる。
また、この明細書では、関連する表現が用いられる。例えば、「より低い」、「底部」、「より高い」、または「上部」は、もう1つに対する1つの構成要素の位置を説明するのに用いられる。仮に装置が上下反転された場合、「より低い」側の構成要素は、「より高い」側の構成要素となる、ということが了解されるべきである。
用語「約」および「大抵」は、一般的に、所定値の+/−20%を意味し、より一般的に、所定値の+/−10%を意味し、さらにより一般的に、所定値の+/−5%を意味する。本開示の所定値は、近似値である。特定の説明がないとき、所定値は、「約」または「大抵」の意味を含む。
図1は、本発明のいくつかの実施形態に係る、レンズ駆動モジュール1の分解図である。レンズ駆動モジュール1は、電磁駆動アセンブリ2、レンズアセンブリ3、ハウジング10、および底部12を含む。電磁駆動アセンブリ2は、レンズアセンブリ3を支持して、レンズアセンブリ3が底部12に対して移動するように駆動するように配置される。本発明のいくつかの実施形態に基づいて、電磁駆動アセンブリ2は、センサ14、コイル板16、および可動部18を含む。電磁駆動アセンブリ230の部材は、必要に応じて追加または省略されることができ、本実施形態に限定されるものではない。
ハウジング10は、金属でできており、上部シェル101および側部シェル102を含む。上部シェル101は、長方形構造を有し、側部シェル102は、上部シェル101の周縁部から底部12に延伸される。側部シェル102は、溶接により底部12に接合されることができる。内部空間は、ハウジング10および底部12によって定義され、電磁駆動アセンブリ2の他の部材を収容するように用いられる。ハウジング10が溶接により底部12に接合されるため、その接合強度が向上されることができる。
図2は、底部12の断面図である。いくつかの実施形態では、底部12は、金属部材121、第1の絶縁層123、および第1の導電層125を含む。金属部材121の形状は、上部シェル101の形状に対応する。開口120は、金属部材121の中心に形成される。複数の凹陥部122は、開口120の周縁部に形成され、各凹陥部122は、少なくとも1つの導電接点を有する。いくつかの実施形態では、光軸Oに平行である方向にある金属部材121の厚さは、0.10mm〜0.35mmである。金属部材121は、アルミニウム、銅、またはその合金を含むことができる。
第1の絶縁層123は、金属部材121の上に形成される。いくつかの実施形態では、第1の絶縁層123は、ナノモールディングテクノロジー(NMT)により金属部材121に接合される。第1の絶縁層123は、レーザにより活性化されることができる熱可塑性プラスチックを含むことができる。熱可塑性プラスチックは、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリブチレンテレフタレート(PBT)であることができる。
第1の導電層125は、第1の絶縁層123の上に形成される。この実施形態では、第1の導電層125は、成形回路部品(MID)を用いることによって、例えば、レーザ直接構造化(laser direct structuring;LDS)、微細複合加高技術(microscopic integrated processing technology; MIPTEC)、レーザ誘起金属化(laser induced metallization; LIM)、 レーザ再構成印刷(laser restructuring print; LRP)、エアロゾルジェットプロセス(aerosol jet process)、または二回成形法(two−shot molding method)によって、第1の絶縁層123の上にパターン化される。いくつかの実施形態では、第1の導電層125は、コーティングによって第1の絶縁層123の上に形成されることができる。第1の導電層125は、底部12の外面上に露光され、可動部18に面する。いくつかの実施形態では、第1の導電層125の一部は、凹陥部122の内壁上に形成され、第1の導電層125の一部は、金属部材121の4つの角に形成される。
プラスチック板およびコイル、または導線がその上に配置またはその中に埋設されている従来の底部と比較すると、上述の底部の構造は、レンズ駆動モジュール1の高さを減少することができる。
留意すべきことは、光軸Oに平行した方向にある金属部材121の厚さは、光軸Oに平行した方向にある第1の導電層125および第1の絶縁層123の総厚を超えるということである。従って、底部12は、十分な強度と十分な平坦度を有し、レンズ駆動モジュール1の組み立て時のレンズアセンブリ3の傾きを防止することができる。金属部材121の底面は、カバーされずに露光され、底部12の放熱効率を向上することができる。この実施形態では、金属部材121および第1の導電層125は、同じ熱膨張係数を有することができ、底部12が加熱されたとき、金属部材121と第1の導電層125との間に相対変位が生じない。
いくつかの実施形態では、第1の導電層125と金属部材121は、異なる材料を含み、金属部材121は、高硬度の材料を有し、第1の導電層125は、高い導電性且つ高い熱伝導性の材料を有する。従って、第1の導電層125の硬度は、金属部材121の硬度より低く、第1の導電層125の導電性および熱伝導性は、金属部材121の導電性および熱伝導性を超える。
図1に示すように、センサ14は、磁性部材30によって発生された磁場の変化を検出するように配置される。いくつかの実施形態では、センサ14は、金属部材121の上に配置され、第1の導電層125に電気的に接続される。センサ14は、ホールセンサであることができる。
コイル板16は、底部12の上に配置され、ベース161および複数の駆動コイル(例えば、2つの駆動コイル162および2つの駆動コイル164)を含む。開口160は、ベース161の中心に形成される。複数の凹陥部166は、開口160の周縁部に形成され、各凹陥部166は、少なくとも1つの導電接点を有する。凹陥部166の数および位置は、これらの凹陥部122に対応する。コイル板16が底部12と接合したとき、導電材料は各凹陥部166の上にコーティングされ、コイル板16を底部12の第1の導電層125に電気的に接続する。
駆動コイル162および164は、ベース161の上に配置され、上述の導電材料によって第1の導電層125に接合される。いくつかの実施形態では、2つの駆動コイル162は、X軸の方向にある底部12の両側にそれぞれ隣接する。また、2つの駆動コイル164は、Y軸の方向にある底部12の両側にそれぞれ隣接する。
可動部18は、レンズアセンブリ3が底部12に対して移動できるように、レンズアセンブリ3を支持するように配置される。いくつかの実施形態では、可動部18は、フレーム20、上部弾性シート22、下部弾性シート24、レンズホルダ26、駆動コイル28、複数の磁性部材(例えば、4つの磁性部材30)、および複数のサスペンションワイヤ(例えば4つのサスペンションワイヤ32)を含む。
フレーム20は、光軸Oの周囲で互いに接合された4つの側部シェル201を含む。各側部シェル201は、収容凹部202を有する。フレーム20は、レンズホルダ26を囲む。通過部261は、レンズホルダ26を通って延伸され、レンズアセンブリ3は、通過部261に配置される。いくつかの実施形態では、上部弾性シート22および下部弾性シート24は、光軸Oに平行した方向にあるフレーム20およびレンズホルダ26の両側にそれぞれ配置される。従って、レンズホルダ26は、垂直な方向(Z軸の方向)に沿ってフレーム20に対して移動することができる。
図1および図3に示すように、各サスペンションワイヤ32は、可動部18および底部12に接続され、可動部18は、光軸Oに垂直な方向に沿って底部12に対して移動することができる。いくつかの実施形態では、サスペンションワイヤ32の一端は、可動部18の上部弾性シート22に接合され、サスペンションワイヤ32のもう一端は、底部12に接続され、第1の導電層125(図1および図2)に電気的に接続される。いくつかの実施形態では、サスペンションワイヤ32は、金属部材121の角の中の1つを通って延伸され、サスペンションワイヤ32の一端は、接合部材34によって底部12の下面(即ち、第1の絶縁層123を形成する表面の両側にある金属部材121の下面)に固定される。
図1に示すように、駆動コイル28は、レンズホルダ26の外側面を囲む環状構造を有する。電流は、駆動コイル28の中を流れることができ、電場はレンズホルダ26が底部12に対して移動するように駆動するように形成される。いくつかの実施形態では、駆動コイル28は、上部弾性シート22に電気的に接続され、外部電流は、サスペンションワイヤ32および上部弾性シート22によって、駆動コイル28に流れることができる。
説明を明確にするために、以下の記述では、駆動コイル28は、「焦点調整駆動コイル」と呼ばれ、駆動コイル162および164は、「光学手ブレ補正(OIS)駆動コイル」と呼ばれる。
4つの磁性部材30は、磁石であり、側部シェル201の収容凹部202にそれぞれ配置される。4つの磁性部材30は、フレーム20によって位置決めされ、磁性部材30が駆動コイル28とOIS駆動コイル162および164に対応することができる。磁性部材30の磁極(例えば、N極)は、レンズホルダ26に面し、磁性部材30のもう1つの磁極(例えば、S極)は側部シェル102に面する。
電磁駆動アセンブリ2が作動したとき、制御モジュール(図示されていない)は、電流をOIS駆動コイル162および164に提供することができる。従って、可動部18は、OIS駆動コイル162および164と磁性部材30間の磁気効果により、光軸Oに垂直な方向に沿って底部12に対して移動することができる。もう一方では、ユーザーがレンズアセンブリ3の焦点位置を調整したいとき、制御モジュール(図示されていない)は、駆動電流を焦点調整駆動コイル28に提供することができる。従って、レンズホルダ26は、焦点調整駆動コイル28と磁性部材30間の磁気効果により、光軸Oに平行な方向に沿って底部12に対して移動することができる。
電磁駆動アセンブリ2が作動したとき、センサ14は、磁性部材30によって発生された磁場の変化を検出し、底部12に対して可動部18および/またはレンズホルダ26の位置情報を制御モジュール(図示されていない)に伝送する。制御モジュールは、上述の情報に基づいて計算することができ、閉ループ制御が形成されることができる。
留意すべきことは、底部12の構造は、上述の実施形態に限定されるものではないということである。以下の例示的な実施形態は、本開示のさまざまな底部を提供する。
図4は、底部12aの断面図である。図1と図2、および図4の実施形態での同じ特徴は、同じ番号を用いており、説明を簡単にするために、再度述べられない。
本発明のいくつかの実施形態に係る、底部12aは、金属部材121、第1の絶縁層123a、外部絶縁層124a、第1の導電層125a、および保護層127aを含む。第1の絶縁層123aおよび外部絶縁層124aは、非導電性接着剤であることができる。第1の導電層125aは、第1の絶縁層123aによって金属部材121に固定され、保護層127aは外部絶縁層124aによって第1の導電層125aに固定される。保護層127aは、1つ以上の開口を有することができ、第1の導電層125aは、開口で露光されて電気的接続を形成することができる。
図5は、底部12bの断面図である。図1と図2、および図5の実施形態での同じ特徴は、同じ番号を用いており、説明を簡単にするために、再度述べられない。
本発明のいくつかの実施形態に係る、底部12bは、金属部材121、第1の絶縁層123b、第2の絶縁層123b’、2つの外部絶縁層124b、第1の導電層125b、第2の導電層126b、および2つの保護層127bおよび128bを含む。第1の絶縁層123bおよび第2の絶縁層123b’は、金属部材121の対向面上にそれぞれ形成される。第1の絶縁層123b、第2の絶縁層123b’、および外部絶縁層124bは、非導電性接着剤であることができる。第1の導電層125bは、第1の絶縁層123bによって金属部材121の上面に固定され、保護層127bは外部絶縁層124bによって第1の導電層125bに固定される。また、第2の導電層126bは、第2の絶縁層123b’によって金属部材121の下面上に固定され、保護層128bは、外部絶縁層124bによって第2の導電層126bに固定される。保護層127bおよび128bは、1つ以上の開口を有することができ、第1と第2の導電層125bおよび126bは、開口で露光されて電気的接続を形成することができる。
同様に、第1の導電層125bおよび第2の導電層126bは、成形回路部品を用いることによって、またはコーティングを用いることによって、第1の絶縁層123bおよび第2の絶縁層123b’の上にそれぞれ形成されることができ、第1の導電層125b、第2の導電層126b、および金属部材121は、同じ熱膨張係数を有することができる。
図6は、本発明のいくつかの実施形態に係る、カメラモジュール5の断面図である。本発明のいくつかの実施形態に係る、カメラモジュール5は、上述のレンズ駆動モジュール1、回路板6、およびイメージセンサ7の任意の1つを含む。
いくつかの実施形態では、イメージセンサ7は、回路板6に配置される。イメージセンサ7は、例えば、相補型金属酸化物半導体(CMOS)センサであることができる。レンズ駆動モジュール1は、回路板6の上に配置され、レンズアセンブリ3の光軸Oは、イメージセンサ7と位置合わせされ、底部12は、回路板6に直接面する。いくつかの実施形態では、底部12および回路板6は、接着剤8により互いに固定される。接着剤8は、底部12および回路板6の金属部材に直接接触する。留意すべきことは、カメラモジュール5が図5に示された底部12bを含むとき、第2の導電層126bは、回路板6上のイメージセンサ7に電気的に接続されることができる。
いくつかの実施形態では、カメラモジュール5が図5に示された底部12bを含むとき、回路板6は、省略されることができ、イメージセンサ7は、底部12bの下側に直接取り付けられて、カメラモジュール5の高さを減少することができる。
従来技術に比べ、上述の実施形態は、様々な利点を提供する。例えば、本発明のさまざまな実施形態では、カメラモジュールは、従来のプラスチックの底部と置き換えるように用いられた、金属部材を有する底部を含み、カメラモジュールの全体の高さが減少されることができ、底部の構造的な強度が向上されることができる。
また、本発明のいくつかの実施形態では、従来の駆動モジュールのフレキシブルプリント回路板は、カメラモジュールから除去されるため、導線は、底部に直接形成され、カメラモジュールの部材の数は、減少されることができる。従って、従来のフレキシブルプリント回路板にサスペンションワイヤを組み立てるのにかかる時間に比べ、本発明の底部にサスペンションワイヤを組み立てるのに必要な時間は、減少されることができ、歩留まりが向上されることができる。また、底部が金属部材を含むため、底部の平坦度は、向上されることができ、底部の熱膨張係数は、向上されることができる。
また、金属部材がレンズ駆動モジュールの最下面であるとき、金属部材と接着剤との接合強度は、プラスチックと接着剤との接合強度より高いため、レンズ駆動モジュールは、カメラモジュールの回路板に強固に接合されることができる。また、サスペンションワイヤは、接続部材によって底部に強固に接続されることができる。従って、カメラモジュールの信頼性は向上されることができる。
また、カメラモジュールに侵入またはカメラモジュールから放出した電磁波は、金属部材を有する底部によって減少されることができ、電磁干渉が低減されることができる。また、底部の導電層(金属部材、第1の導電層、第2の導電層)および非導電層(第1の絶縁層、第2の絶縁層)は、千鳥状に配置され、金属境界の数が増加される。従って、境界効果が向上されることができ、電磁干渉が再度低減されることができる。
異なる実施形態は、異なる利点を提供することができ、全ての利点が該当されるものではなく、特定の利点が全ての実施形態に必要というわけではないことは理解されるべきである。
本発明は、実施例の方法及び望ましい実施の形態によって記述されているが、本発明は開示された実施形態に限定されるものではない。逆に、当業者には自明の種々の変更及び同様の配置をカバーするものである。よって、添付の請求の範囲は、最も広義な解釈が与えられ、全てのこのような変更及び同様の配置を含むべきである。
1 レンズ駆動モジュール
2 電磁駆動アセンブリ
3 レンズアセンブリ
5 カメラモジュール
6 回路板
7 イメージセンサ
8 接着剤
10 ハウジング
101 上部シェル
102 側部シェル
12、12a、12b 底部
120 開口
121 金属部材
122 凹陥部
123、123a、123b 第1の絶縁層
123b’ 第2の絶縁層
124a、124b 外部絶縁層
125、125a、125b 第1の導電層
126a 第2の導電層
127a、127b 保護層
128b 保護層
14 センサ
16 コイル板
160 開口
161 ベース
162 駆動コイル(OIS駆動コイル)
164 駆動コイル(OIS駆動コイル)
166 凹陥部
18 可動部
20 フレーム
201 側部シェル
22 上部弾性シート
24 下部弾性シート
26 レンズホルダ
261 通過部
28 駆動コイル
30 磁性部材
32 サスペンションワイヤ
34 接合部材
O 光軸

Claims (20)

  1. 電磁駆動アセンブリ、
    前記電磁駆動アセンブリの上に配置されたレンズアセンブリ、および
    金属部材と、
    前記金属部材の上に形成された第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の上に形成され、前記電磁駆動アセンブリに電気的に接続された第1の導電層と、を含む底部を含み、
    前記電磁駆動アセンブリは、前記レンズアセンブリが前記底部に対して移動するように駆動することができるカメラモジュール。
  2. 前記金属部材の厚さは、前記第1の絶縁層および前記第1の導電層の総厚を超える請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記金属部材の厚さは、0.10mm〜0.35mmの厚さである請求項1に記載のカメラモジュール。
  4. 前記底部は、
    前記金属部材の上であって、前記第1の絶縁層が形成された面とは反対側の面に形成された第2の絶縁層、および
    前記第2の絶縁層の上に形成された第2の導電層を更に含む請求項1に記載のカメラモジュール。
  5. 前記カメラモジュールは、イメージセンサを更に含み、前記第2の導電層は、前記イメージセンサに電気的に接続される請求項1に記載のカメラモジュール。
  6. 前記第1の導電層は、成形回路部品を用いることによって前記第1の絶縁層の上にパターン化される請求項1に記載のカメラモジュール。
  7. 前記第1の導電層は、コーティングによって前記第1の絶縁層の上に形成される請求項1に記載のカメラモジュール。
  8. 前記第1の絶縁層は、レーザにより活性化されることができる熱可塑性プラスチックを含む請求項1に記載のカメラモジュール。
  9. 前記底部は、外部絶縁層および保護層を更に含み、前記外部絶縁層は、前記第1の導電層の上に配置され、前記保護層は、前記外部絶縁層の上に配置される請求項1に記載のカメラモジュール。
  10. 前記第1の絶縁層および前記外部絶縁層は、非導電性接着剤である請求項9に記載のカメラモジュール。
  11. 前記カメラモジュールは、前記電磁駆動アセンブリを囲み、金属を含むハウジングを更に含む請求項1に記載のカメラモジュール。
  12. 前記ハウジングおよび前記底部は、溶接により互いに接合される請求項11に記載のカメラモジュール。
  13. 前記金属部材および前記第1の導電層は、同じ熱膨張係数を有する請求項1に記載のカメラモジュール。
  14. 前記電磁駆動アセンブリは、
    通過部を有し、前記レンズアセンブリが前記通過部に配置されたレンズホルダ、および
    前記レンズホルダの両側にそれぞれ配置された上部弾性シートおよび下部弾性シートを更に含み、前記電磁駆動アセンブリは、前記上部弾性シートまたは前記下部弾性シートを介して前記第1の導電層に電気的に接続される請求項1に記載のカメラモジュール。
  15. 前記カメラモジュールは、前記上部弾性シートおよび前記底部に接合された複数のサスペンションワイヤを更に含む請求項14に記載のカメラモジュール。
  16. 前記金属部材は、長方形構造を有し、前記サスペンションワイヤは、前記金属部材の4つの角を通って延伸され、複数の接合部材は、前記金属部材の下面上に配置され、前記サスペンションワイヤを接合する請求項15に記載のカメラモジュール。
  17. 前記第1の導電層および前記金属部材は異なる材料を有する請求項1に記載のカメラモジュール。
  18. 前記第1の導電層の導電性は、前記金属部材の導電性を超える請求項17に記載のカメラモジュール。
  19. 前記第1の導電層の硬度は、前記金属部材の硬度より低い請求項17に記載のカメラモジュール。
  20. 前記第1の導電層の熱伝導性は、前記金属部材の熱伝導性を超える請求項17に記載のカメラモジュール。
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