JP2017215323A - 薄肉箇所継手 - Google Patents

薄肉箇所継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2017215323A
JP2017215323A JP2017106480A JP2017106480A JP2017215323A JP 2017215323 A JP2017215323 A JP 2017215323A JP 2017106480 A JP2017106480 A JP 2017106480A JP 2017106480 A JP2017106480 A JP 2017106480A JP 2017215323 A JP2017215323 A JP 2017215323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin
cross
walled
section
joint according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017106480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6437592B2 (ja
Inventor
リュベル アンドレアス
Ruebel Andreas
リュベル アンドレアス
ブーア クリスチャン
Bur Christian
ブーア クリスチャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wipotec GmbH
Original Assignee
Wipotec GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wipotec GmbH filed Critical Wipotec GmbH
Publication of JP2017215323A publication Critical patent/JP2017215323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6437592B2 publication Critical patent/JP6437592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/12Pivotal connections incorporating flexible connections, e.g. leaf springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/02Arrangements of bearings
    • G01G21/07Arrangements of bearings of flexure-plate bearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/06Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
    • B23K26/0604Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams
    • B23K26/0619Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams with spots located on opposed surfaces of the workpiece
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/38Removing material by boring or cutting
    • B23K26/382Removing material by boring or cutting by boring
    • B23K26/384Removing material by boring or cutting by boring of specially shaped holes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D1/00Pinless hinges; Substitutes for hinges
    • E05D1/02Pinless hinges; Substitutes for hinges made of one piece
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/14Beams
    • G01G21/16Beams of composite construction; Connections between different beams
    • G01G21/161Connections between different beams
    • G01G21/166Connections between different beams using flexure plate fulcrums
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/18Link connections between the beam and the weigh pan
    • G01G21/188Link connections between the beam and the weigh pan using flexure plate fulcrums
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/18Link connections between the beam and the weigh pan
    • G01G21/20Link connections between the beam and the weigh pan for precision weighing apparatus
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/24Guides or linkages for ensuring parallel motion of the weigh-pans
    • G01G21/244Guides or linkages for ensuring parallel motion of the weigh-pans combined with flexure-plate fulcrums

Abstract

【課題】材料除去により改善された薄肉箇所継手を提供する。その際、生じる垂直応力に関する薄肉箇所の強度は引き続き保たれるべきであるが、継手の曲げ剛性は低減されることが好ましい。
【解決手段】材料狭窄部(薄肉箇所)Dを介して互いに接続された2つの材料区分M1,M2を備えた薄肉箇所継手であって、材料区分が、薄肉箇所Dにおける垂直応力または曲げ応力に関する強度が薄肉箇所に対する所定距離の範囲内で一定に保たれるように切欠U1,U2を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の材料区分を可動に接続するための薄肉箇所継手に関する。
この技術では、部材同士を可動に接続するために継手が使用されることが多い。継手は、運動と力の伝達とを特定方向に可能にするが、別の方向にはこれを阻止する。その一例が撓みヒンジ(Festkoerpergelenk)である。この場合、一体式(monolithisch)に互いに接続された2つの材料区分間に材料狭窄部(いわゆる「薄肉箇所」)が設けられ、薄肉箇所によってなる旋回軸線を中心とした運動が可能になる。しかし、この旋回軸線に対して垂直に延びる軸線を中心とした2つの材料区分の旋回運動および平行移動相対運動は阻止される。
この種の薄肉箇所継手は、特に、一体式に形成されたリンク機構(Lenker−Mechaniken)、いわゆるモノブロックを使用する、特に最新の秤量技術から公知である。これによって製造コストを低減すると同時に精度、再現性、および長期安定性が向上される。天秤用のモノブロックでは、とりわけ平行四辺形リンクの、レバーの、および連接棒のための継手として薄肉箇所が用いられる。電磁力補償の原理で作動する天秤では、通常、レバーまたは平行リンクの変位が非常に小さいため、継手の旋回角度はごくわずかである。
モノブロックに薄肉箇所を作製する加工法として切削法が公知であるが(ワイヤを用いた)侵食加工やレーザビームを用いる加工も公知の技術である。
薄肉箇所は、垂直応力(Normalspannungen)の形の引張応力および圧縮応力を確実に伝達する働きをする。その一方で、薄肉箇所は、その旋回軸線を中心とした旋回を可能な限り小さい抵抗で妨害する。すなわち、旋回軸線を中心とした曲げ剛性を可能な限り小さくすべきである。したがって、特に垂直応力に関する最小強度を保持しながら薄肉箇所の領域の材料を可能な限り多く除去する(曲げ剛性の低減)努力がなされる。これを達成するために、従来技術から公知の解決策では、薄肉箇所の横断面をさらに低減し、その際、この低減をブロック幅全体にわたって一定になるよう行うか、または薄肉箇所の幅を、例えば薄肉箇所の旋回軸線の中心に配置された切欠によってさらに低減しようと努力がなされる。この場合、貫通する開口または孔(特許文献1または特許文献2)あるいは窪みまたは凹部(特許文献3または特許文献4)が公知である。いずれにしても、これらの刊行物には「許容できる(akzeptabel)」と記載されてはいるものの、意図した剛性の低減と並んで、常に安定性(負荷能力、強度)も低減されることが不都合である。
このような公知の解決策では、曲げ剛性の低減とともに、垂直応力に関する強度も低減され、またその逆に、垂直応力に関する強度の上昇とともに曲げ剛性も上昇するという点で不利である。さらに、特に薄肉箇所における材料除去によって、材料応力が高い領域と低い領域とができる(ホットスポット)。
特開2004−340593号公報 米国特許第7307226号明細書 独国特許発明第102013108097号明細書 独国特許発明第10015311号明細書 独国特許出願公開第102016105985号明細書
本発明の課題は、材料除去により改善された薄肉箇所継手を提供することである。その際、生じる垂直応力に関する薄肉箇所の強度は引き続き保たれるべきであるが、継手の曲げ剛性は低減されることが好ましい。
上記課題は、請求項1に記載の薄肉箇所継手および請求項13に記載の計測器具によって解決される。請求項14に記載の方法は、本発明に係る継手の製造に方向付けられている。他の有利な実施形態は従属請求項から明らかになる。
本発明は、特別な形をした切欠によって、薄肉箇所に対して距離をおいた領域においても薄肉箇所の垂直応力および曲げ応力に関する強度特性に影響を及ぼすことができるという知見にもとづいている。このような切欠は、切欠を通り、かつ薄肉箇所から距離をおいた横断面の強度が、薄肉箇所自体の同等の横断面が有する強度に相当するように位置決めおよび成形されている。この場合、「強度」は、継手の特に長さ方向Yの垂直応力に関する強度、または旋回軸線(WD)を中心とした曲げに関する強度に該当し得る。
この場合、薄肉箇所の両側の選択可能な長さにわたる強度一定維持の本発明の原理は、ある程度の、特に製造にもとづく公差を排除することはできない、またはそれどころか予め設定することと解される。互いに一致する強度は、薄肉箇所の複雑な形状付与と薄肉箇所を貫通する切欠とにもとづいて、強度特性を可能な限り一致させるという目的にかなう強度と解される。なぜなら、異なった境界面(Schnittstelle)における強度を完全に同一にするという目標は現実にあまりにも困難であるか、または達成可能でないからである。
薄肉箇所継手における切欠の本発明に係る形状によって、薄肉箇所に対する距離に沿って薄肉箇所以外の材料厚さが増大しても薄肉箇所における強度がほとんど変わらないことが達成される。
継手の最薄箇所としての薄肉箇所自体は、中実材料(Vollmaterial)として形成されている「ニュートラルゾーン(neutrale Zone)」のままであることが好ましい。薄肉箇所自体に切欠を設けることによる薄肉箇所の弱化は有利にも起こり得ない。
本発明に係る薄肉箇所継手は、薄肉箇所を介して一体式に互いに接続されている第1材料区分と第2材料区分とを備えている。厚さ方向Xに計測した2つの材料区分の材料厚さは、それぞれ、X方向に対して垂直の長さ方向Yの方向に最小薄肉箇所厚さを有する薄肉箇所までテーパゾーン沿いにテーパ加工される。薄肉箇所の旋回軸線は、X方向およびY方向に対して垂直に延びる幅方向Zに沿って延びる。
この場合、薄肉箇所を通り、X−Z平面上の、かつZ方向に延びる断面幅を有する横断面QDは横断面積ADを生ぜしめる。横断面積ADは、薄肉箇所がそこに設けられた開口によって分割され、かつ観察される断面幅がそのような開口を備える場合に複数の部分面積から構成され得る。
このように生成された横断面積ADは、Y方向の垂直応力に関して特定の強度を有する。この強度は、Z方向、および特にX方向のせん断応力に関してはそれほど重要でない。さらに、薄肉箇所に位置する横断面積ADは、薄肉箇所のX方向の材料厚さが小さいことにより可能な限り小さく選択される曲げ強度(旋回軸線を中心とした抵抗モーメント)を有する。
本発明は、横断面積ADに存在する特定の負荷に関する強度をこの横断面積に対して平行の別の横断面(Q‘、Q‘‘...)にも提供するという着想にもとづいている。この別の横断面は、継手から切欠によって材料が除去されているテーパゾーンにおいて横断面QDに対して平行に想定される。
横断面(Q‘、Q‘‘...)は、Y方向に沿った異なる位置において、このY方向に対して垂直に観察される。これらの横断面は、継手においてそれぞれ横断面積(A‘、A‘‘...)を生成する。これらの横断面積は個々の部分横断面積から構成されてもよく、少なくとも部分的に切欠によって区切られる。本発明では、切欠、したがって部分横断面積は、薄肉箇所の位置(YD)に対する横断面(Q‘、Q‘‘...)の距離が増加するにしたがって部分横断面積のZ幅が小さくなるように選択されている。したがって、個々の部分断面積の力伝達面積はより幅狭になる。これに代えて、所望の強度もしくは剛性を保持するために、テーパゾーンのX肉厚がY方向に増大するにしたがって個々の部分横断面が大きくなる。
切欠は、少なくともY方向に延びる区間部分LUに沿ってこのような状態になるように1つまたは複数のテーパゾーンに配置および形成されている。部分横断面積の数が区間LUに沿って常に一定であることが好ましい。その場合、部分横断面積が規則的な幾何学的、特に矩形の形状を有することがさらに好ましい。
切欠は、形状および位置に関して、薄肉箇所に対して大きくなるY距離に沿っても薄肉箇所における強度が変化しないか、またはわずかにしか変化しないように選択されている。この特性は、少なくとも1つの切欠によって生成された横断面Q‘、Q‘‘...が、断面幅Bを有するX−Z断面平面に沿って(複数の部分面積の合計であり得る)横断面積A‘、A‘‘...を生成し、この横断面積が、薄肉箇所自体において検出される横断面積ADの強度に相当することによって達成される。
薄肉箇所を出発点として材料厚さがY方向に一定の率で増大する場合に、横断面Q‘が幾何学的形状、特に矩形を有し、その方向に計測した幅が、薄肉箇所に対するY距離が増加するにしたがって小さくなることによって、薄肉箇所からのY距離が増加しても変わらない強度が達成される。それによって、薄肉箇所に対するY距離が増加するにしたがってテーパゾーンの材料厚さが(例えば二乗に)増大するという事情が考慮に入れられる。これに対応して、全体を薄肉箇所自体と同じ強度にするためには、横断面積A‘、A‘‘....のZ幅もしくはその部分面積が、薄肉箇所に対するY距離が増加するにつれて小さくならなければならない。Y方向に延びる区間部分(LU)に沿ってそれぞれ形成された横断面積A‘、A‘‘...が常に一定であることが好ましく、この横断面積は、薄肉箇所における横断面積ADに相当することが特に好ましい。
一定の(Y方向の)垂直応力を得ようとするならば、切欠は、横断面Q‘における横断面積A‘が、薄肉箇所横断面QDにおける横断面積ADに相当する(面積等価)ように形成される必要がある。垂直応力を伝達する横断面積は、継手の長さ方向Yで特定の区間LUにわたって常に一定である。したがって、
δ=F/A=const.
が成り立つ。
一定の厚さを有していても回転中心が定義されない公知の板ばねの場合とは異なり、面積等価に方向付けられた実施形態では、厚さが最も小さい場所、もしくは抵抗モーメントが最も小さい場所に回転中心が定義されて引き続き保たれる。その結果、この変形形態では、曲げ剛性を低減することによって、継手厚さおよび強度はそのまま変わらずに天秤の応答感度を20%高めることができた。
面積等価に代えて、曲げ強度を低下させることなく曲げ剛性を低減すべき場合、薄肉箇所からのY距離が増加するにしたがって、旋回軸線WDを中心とした横断面積ADの抵抗モーメントが、横断面Q‘、Q‘‘...における横断面積A‘、A‘‘...のそれぞれの抵抗モーメントと一致するように、抵抗モーメントを一定に維持しなければならない(抵抗モーメント等価)。
薄肉箇所は、多くの場合、材料ブロックにおける2つの孔によって生成されるので、薄肉箇所は、互いに密接に隣接する2つの円筒形の外套面間のブリッジ部(Steg)として残る。薄肉箇所が観察される断面幅Bに沿って一貫して開口を有さずに中実材料から形成される場合には、薄肉箇所の横断面QDは矩形の形状を有する。その場合、横断面積ADは、断面幅Bに薄肉箇所の残りの厚さXDを掛けることにより求められる。薄肉箇所に、観察される断面幅Bに沿って1つまたは複数の開口が貫通する場合、Z方向に並設される複数の個々の矩形の横断面積が生じる。個々の横断面積を合計すると全面積ADになる。
本発明の別の有利な実施形態では、テーパゾーンにおける少なくとも1つの切欠は、横断面Q‘、Q‘‘...が、好ましくは同じ大きさの、好ましくは矩形である複数の幾何学的形状を生成するように選択される。しかし、切欠の壁の形状によっては、個々の部分横断面が、台形、平行四辺形、多角形の形状、あるいは直線および/または曲線で形成される面の形状であってもよい。特に好ましい事例では、切欠がX方向に対して平行に延びる壁面を有し、それによって横断面Q‘、Q‘‘...において個々の矩形が生じる。
本発明に係る切欠は、テーパゾーンを完全に貫通する必要はない。切欠という用語は、凹所も含むべきである。例えば、X方向に対向し、Z方向に互いにずらして位置決めされた凹所を一方または両方のテーパゾーンに設けることも考えられる。テーパゾーンを完全に貫通する切欠を完全に貫通しない凹所と組み合わせることもできる。本発明に係る成果を決定付けるのは、薄肉箇所の強度が切欠の領域における強度と一致するように切欠を形成するということである。
本発明の有利な実施形態は、Y−Z平面を有する断面における少なくとも1つの切欠が、2つの境界線が前記薄肉箇所の位置(YD)に最も近い共通の頂点から薄肉箇所(D)からY方向にさらに延び、その際、少なくとも一方、好ましくは両方の境界線が、Y距離が増加するにしたがって、頂点を通るX−Y平面から好ましくは対称に遠ざかるような輪郭を有することを予定している。図面からもわかるように、境界線の形状は、薄肉箇所に対するY距離が増加するにしたがってテーパゾーンの材料厚さが増大することを考慮し、それによって、切欠の各断面について、断面Q‘、Q‘‘...から生じる横断面積A‘、A’‘‘..が薄肉箇所自体と実質的に同じ強度を有する。その場合、曲線は、本発明ではY位置に依存する材料厚さの関数である。テーパゾーンにおける材料厚さが一定の率で増加する場合、境界線の曲線形状は薄肉箇所に対するY距離に単調に依存する。しかし、本発明に係る成果、一定の強度を有する横断面積を得るために切欠の形状が考慮される限り、材料厚さが一定の率で増加しない場合にも達成される。
薄肉箇所継手は幅方向Zに並設された複数の切欠を備えていることが好ましい。それにより、観察される断面幅Bにわたって応力分布が均一になる。どの切欠も同じ形状であることが合目的である。このことによって作製および計算が容易になる。さらに、切欠がZ方向に同じ間隔を有することが好ましい。このことにより継手の幅にわたる応力の分布がさらに均一になる。
本発明の一実施形態は、すべての切欠を薄肉箇所に対してY方向にいくらか、好ましくは0.025および0.05ミリメートル離間させることを予定している。それによって、薄肉箇所がある程度のY「長さ」を得るため、この領域における継手の安定化に役立つ。
切欠は、Y方向で薄肉箇所の両側に、すなわち第1テーパゾーンと、その対向側に位置する第2テーパゾーンとに設けられることが好ましい。それによって、薄肉箇所の両側に対称の応力分布が生じる。応力ピーク(ホットスポット)を回避するために、両方のテーパゾーンの切欠をZ方向に互いにずらして配置してもよい。複数の切欠は、同一または異なる形状でZまたはY方向に並設されてもよい。
切欠は、テーパゾーンの材料によって完全に包囲される必要はない。Z方向で側方に少なくとも1つの切欠をテーパゾーンの端に設けられたポケットとして形成する実施形態も考えられる。このような複数のポケットが、継手をZ方向の中心で分けるX−Y平面に対して対称に設けられることが好ましい。
有利な一実施形態では、薄肉箇所は、少なくとも1つの開口によって、複数の、好ましくは2つの、幅方向Zに並設された薄肉箇所部分D‘、D‘‘に分割される。テーパゾーンを貫通してもよい薄肉箇所における唯一の中心開口Hは、薄肉箇所をZ方向に互いに離間した2つの接続領域に限定する。開口は、中心に対してZ軸の方向により長い距離を有する端領域とは異なり、継手の中心に位置するY軸またはX軸線を中心としたモーメントの伝達にあまり寄与しない材料を除去する。
薄肉箇所から離れたところで、1つまたは複数のテーパゾーンに複数の切欠が配置されていることが好ましい。複数の切欠は、互いにY方向またはZ方向に規則的または不規則的に離間していてもよく、この場合、旋回軸線に対して同じか、または互いにずらしたZ位置において単独または群で対向する。これに代えて、またはこれに加えて、切欠が旋回軸線の両側で旋回軸線に対して同じか、または異なる距離をおいて設けられていてもよい。切欠は、一方のテーパゾーンにおいてZ方向に相前後し一定のZ間隔で、かつ旋回軸線に対して一定のY距離で設けられ、他方のテーパゾーンにおいて、すなわち旋回軸線のもう一方の側においても切欠の同様の配置が予定されている。その場合、2つの切欠群は、個々の切欠のZ距離の1/2だけZ方向に互いにずらされる。いくらかの、またはすべての切欠が同じY−Z横断面を有することが好ましい。
切欠の作製は、レーザビームによって行われることが好ましい(これについては特許文献5を参照)。
切欠を作成するための継手の加工は、薄肉箇所の(X方向で見て)両側から行われることが好ましい。それにより、例えば、片側のレーザ加工の場合に生じる加工縁の傾斜(レーザビーム加工による円錐形)、したがって不都合にも生じる固有モーメント(Eigenmoment)が回避もしくは低減される。
本発明は、あらゆる種類の継手、特に一体式の撓みヒンジおよび/または微小機械での使用に適している。本発明は、本発明に係る薄肉箇所継手を有する計測器具、特に天秤に関する。この計測器具は、レバー、連接棒、回転継手、ばね状ヒンジ(Kreuzfedergelenk)、または平行リンク機構の一部をなすことが好ましい。天秤は、特に、電磁力補償、ひずみ測定ゲージ(DMS)または振動弦の原理で作動することができる。
本発明に係る薄肉箇所継手の斜視図を示す。 継手の斜視断面図を示す。 継手の斜視断面図を示す。 継手の斜視断面図を示す。 薄肉箇所継手の一部の模式的平面図を示す。 薄肉箇所継手の一部の斜視図を示す。
以下、図に示した例をもとにして実施形態を詳しく説明する。
図1は、本発明に係る薄肉箇所継手の簡略化した斜視図を示す。薄肉箇所継手は、薄肉箇所Dを介して一体式に互いに接続されている2つの材料区分M1、M2を備えている。薄肉箇所Dは、材料区分M1、M2の一部として長さ方向Yで互いに向かって延びる2つのテーパ区分V1、V2によってなる。この長さ方向に対して垂直にX方向で計測される厚さが、本来の薄肉箇所Dとなる最小厚さXDまで定常的に小さくなる。薄肉箇所は、旋回軸線WDに沿ってX方向およびY方向に対して垂直の幅方向Zに延びる。第1材料区分M1は、薄肉箇所Dを中心として第2材料区分M2に対して旋回可能であり、理想化して想定された旋回軸線WDは、薄肉箇所Dの長さ位置YDにおいてZ方向に延びる。薄肉箇所Dの中心に設けられた開口Hは、薄肉箇所をZ方向で2つの部分Da、Dbに分ける。
分かり易くするためにすべての切欠に参照符号を付けることはしないが、薄肉箇所Dの(Y方向で見て)両側の第1テーパゾーンもしくは第2テーパゾーンV1、V2を複数の切欠U1、U2が貫通する。切欠U1、U2は、薄肉箇所Dにおける継手の強度特性が、薄肉箇所に対して、切欠U1、U2まで及ぶ距離をおいた継手の強度と一致するように選択されている。後続の図はこのことを詳しく示す。
図2は、幅Bを有する薄肉箇所Dの一部を拡大および切断した図を示す。薄肉箇所を通ってX−Z方向に設定された断面平面EDは、横断面積ADを有する断面QDを生成する。そのようにして生じる横断面ADは、Y方向の垂直応力に関して、または旋回軸線WDを中心とした曲げモーメントに関して特定の強度特性を有している。薄肉箇所Dは、観察される断面幅Bに沿って途切れることなく形成されているのでただ1つの横断面積ADを生ぜしめ、この横断面積は、テーパゾーンV1、V2の円筒セグメント状の面にもとづいて矩形の形状を有する。
図3は、図2と同等の断面図を示す。ここでは、断面平面EDに対してY方向に平行にずらした、切欠U1が貫通するテーパゾーンV1の領域の断面平面E‘が設定された。それにしたがって、テーパゾーンV1を有する平面E‘の断面Q‘から、Z方向に隣り合う複数の個々の矩形の横断面積が生じる。これらの矩形の横断面積を合計すると全面積A‘になる。個々の矩形面積は(Z方向で端に位置する部分を除いて)幅R‘zを有する。本発明では、切欠U1は、結果として生じる横断面積A‘が薄肉箇所に形成された横断面積ADと一致するように選択されている(面積等価)。その結果、薄肉箇所Dにおいて継手にY方向に導入される引張応力または圧縮応力が、平面E‘の領域もしくはこの平面の横断面Q‘の領域の応力(δ=F/A)と等しくなる。
図4は、別の横断面Q‘‘を示す。この横断面は、平面EDもしくはE‘に対して平行の、テーパゾーンV1を有する別の断面平面E‘‘を切断することによってY位置に生じる。このY位置は、断面平面E’‘よりも薄肉箇所からさらに遠く離れているが、まだ区間LUの範囲内にある。結果として生じる横断面A‘‘は、この場合も個々の矩形から構成され、個々の矩形の幅R‘‘Z(場合によってZ方向で端に位置する部分を除く)は横断面Q‘の矩形の幅よりも小さい。しかし、薄肉箇所からのY距離が増加するにしたがってテーパゾーンV1の材料厚さが増大するため、個々の部分横断面の厚さR’X、R‘‘Xがそれに対応して増大する。結果として、区間LUに沿う切欠U1の本発明により選択された形状から、横断面積A‘‘が横断面積A‘もしくはADと一致する(面積等価)。この効果、すなわち、薄肉箇所DからのY方向の距離が増加しても同じである面応力または面負荷が、図示された実施形態において所定の区間LUに沿って切欠U1に適当な形状付与することによって得られる。区間LUは、切欠U1、U2のY長さ全体にわたって延びてもよいし、そのうちの一部のみに延びてもよい。
区間LUに沿って断面平面Eを仮想的にずらすことにより、この実施例において、常に大きさが薄肉箇所Dの大きさADと一致する全横断面積A‘、A‘‘....が生じる。
図2〜図4に示された薄肉箇所継手は、その切欠U1、U2によって、区間LUに沿って形成された断面QD、Q‘、Q‘‘が常に同じ全横断面積を生成し、それによって引張応力または圧縮応力が区間LUに沿って、そしてその限りで薄肉箇所Dに対するY距離とは無関係に常に一定になるように形成された。
垂直応力の代わりに、Z軸を中心として材料区分M1、M2を相対して曲げることによって生じる曲げ応力を一定に維持すべき場合にも、図示されない同じ原理が当てはまる(抵抗モーメント等価)。曲げに抗する横断面積の抵抗モーメントは、横断面の高さ(この事例では個々の部分横断面の厚さR‘X、R‘‘Xの)に過比例的に依存するので、それに対応して、切欠U1、U2は、部分横断面のそれぞれの幅R‘Z、R‘‘ Zが過比例的に減少し、結果として一定の抵抗モーメントが生じるように選択される必要がある。
図5は、図1〜図4の本発明に係る薄肉箇所継手の一部を上からX方向に見た図である。薄肉箇所Dは、幅方向Zで、薄肉箇所のY位置YDにおいて理想化して想定された旋回軸線WDに沿って延びる。図2〜図4をもとにしてすでに説明したように、薄肉箇所Dの両側でY方向に、三角形の切欠U1、U2がテーパゾーンV1、V2に設けられている。各切欠U1、U2の輪郭は、2つの境界線Ga、Gbを備えている。これらの境界線は、共通の頂点Sを出発点として、頂点Sを通ると仮想されるX−Y方向の断面平面ESの両側に対称に延びる。切欠U1、U2は、薄肉箇所Dとは反対側の端にそれぞれZ方向に延びる壁区分によって区切られる。
図5は、さらに、切欠U1、U2が薄肉箇所Dの理想化して想定された旋回軸線WDに直接隣接せず、この旋回軸線に対してわずかにY距離をおいていることを示す。ホットスポットおよび薄肉箇所の定義し得ない弱化(undefinierte Schwaechungen)を回避するために、切欠U1、U2は薄肉箇所Dに対してわずかにY距離をおいたところから始まる。
図6は、テーパゾーンV1、V2に切欠U1、U2を有する本発明に係る薄肉箇所継手の斜視図を示す。
X 厚さ方向
Y 長さ方向
Z 幅方向
1、M2 材料区分
1、V2 テーパゾーン
D 薄肉箇所
Da、Db 薄肉箇所区分
H 開口
D 旋回軸線
1、U2 切欠
D 薄肉箇所Dの横断面
Q‘V、Q‘‘V テーパゾーンの横断面
D 薄肉箇所の断面平面
E‘、E‘‘ テーパゾーンの断面平面
S テーパゾーンの断面平面
B 断面幅
X 部分横断面積厚さ
Z 部分横断面積幅
D 薄肉箇所の横断面積
A‘、A‘‘ 断面Q‘、Q‘‘の横断面積
U Y方向の区間部分

Claims (14)

  1. 薄肉箇所継手であって、
    a)第1材料区分(M1)と薄肉箇所(D)を介して前記第1材料区分と一体式に接続された第2材料区分(M2)とを備え、
    b)前記第1材料区分もしくは第2材料区分(M1、M2)の厚さ方向(X)に計測される材料厚さ(X1、X2)が、X方向に対して垂直の長さ方向(Y)に沿って前記薄肉箇所(D)までのテーパゾーン(V1、V2)において薄肉箇所の位置(YD)で最小薄肉箇所厚さ(XD)に低減され、
    b)前記薄肉箇所(D)の仮想旋回軸線(WD)が、X方向およびY方向に対して垂直に延びる幅方向(Z)に沿う前記薄肉箇所(D)の幅にわたって延び、
    c)X−Z平面(ED)上で前記薄肉箇所(D)を通って形成されていて、Z方向に延びる幅Bを有する横断面(QD)が横断面積(AD)を有し、
    d)少なくとも1つのテーパゾーン(V1、V2)に少なくとも1つの切欠(U1、U2)が設けられている、薄肉箇所継手において、
    e)前記平面(ED)に対して平行に延び、かつ少なくとも1つの切欠(U1、U2)を通り、断面幅(B)を有する断面平面(E‘、E‘‘...)を備えたテーパゾーン(V1、V2)の横断面(Q‘、Q‘‘...)が横断面積(A‘、A‘‘...)を生成し、
    f)Y方向に延びる区間部分(LU)に沿って形成された横断面(Q‘、Q‘‘...)が横断面積(A‘、A‘‘...)を生成し、該横断面積は、好ましくは一定の数の幾何学的形状、特に矩形を備え、前記横断面の幅(R‘Z、R‘‘Z)は、前記薄肉箇所の位置(YD)に対する前記横断面(Q‘、Q‘‘...)の距離が増加するにしたがって小さくなることを特徴とする、薄肉箇所継手。
  2. Y方向に延びる区間部分(LU)に沿って形成された横断面積(A‘、A‘‘)は、前記薄肉箇所(D)の横断面積(AD)が有する強度の公差範囲内にある強度を有することを特徴とする、請求項1に記載の薄肉箇所継手。
  3. 前記区間(LU)に沿って、条件(A‘、A‘‘...)=const.、好ましくは(A‘、A‘‘...)=ADが維持されることを特徴とする、請求項1または2に記載の薄肉箇所継手。
  4. 前記長さ(LU)に沿って、前記それぞれの横断面積(A‘、A‘‘...)に関連する抵抗モーメントが前記旋回軸線(WD)を中心として一定であることを特徴とする、請求項1または2に記載の薄肉箇所継手。
  5. 前記薄肉箇所(D)の横断面(QD)は、1つまたは複数の幅狭の矩形の形状を有することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  6. 前記横断面(Q‘、Q‘‘...)は、好ましくは同じ大きさの、複数の、好ましくは同じ幾何学的形状を有することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  7. Y−Z平面を有する断面における少なくとも1つの切欠(U1、U2)が、
    a)2つの境界線(Ga、Gb)が前記薄肉箇所の位置(YD)に最も近い共通の頂点(S)から、前記薄肉箇所(D)からY方向に延び、
    b)一方または両方の境界線が、前記薄肉箇所の位置(YD)に対する曲線沿いの距離が増加するにしたがって、前記頂点に位置するX−Y平面(ES)から好ましくは対称に遠ざかるような輪郭を有することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  8. 前記曲線の区分は、前記テーパゾーン(V1、V2)のそれぞれのY位置に付与された材料厚さ(X1、X2)に依存して形成されていることを特徴とする、前記請求項に記載の薄肉箇所継手。
  9. 複数の切欠(U1、U2)は、好ましくは同じ形状で幅方向(Z)に並設されることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  10. 前記薄肉箇所(D)の両側でY方向に1つまたは複数の切欠(U1、U2)が設けられており、前記1つまたは複数の切欠は、前記旋回軸線(WD)に対して好ましくは対称に、またはZ方向に互いに位置をずらした状態で対向することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  11. 両方のテーパゾーン(V1、V2)において、少なくともそれぞれ1つの切欠(U1、U2)、好ましくは、Z方向に相前後して配置された切欠の少なくともそれぞれ1つの群が設けられており、前記それぞれの切欠または切欠の群は、Y方向に前記薄肉箇所(D)に対して同じ距離を有することを特徴とする、先行する請求項に記載の薄肉箇所継手。
  12. 前記薄肉箇所(D)は、少なくとも1つの開口(H)によって、幅方向(Z)に並設された複数の、好ましくは2つの薄肉箇所区分(D‘、D‘‘)に分けられることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手。
  13. 計測器具、特に天秤であって、前記請求項のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手を備え、前記薄肉箇所継手が、レバー、連接棒、回転継手、ばね状ヒンジ、または平行リンク機構の一部である、計測器具。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の薄肉箇所継手を製造する方法であって、切欠(U1、U2)が少なくとも部分的に、レーザを用いて、好ましくは旋回軸線(WD)に位置するY−Z平面の両側からテーパゾーン(V1、V2)に作製される、方法。
JP2017106480A 2016-06-01 2017-05-30 薄肉箇所継手 Active JP6437592B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016110152.4A DE102016110152A1 (de) 2016-06-01 2016-06-01 Dünnstellengelenk
DE102016110152.4 2016-06-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017215323A true JP2017215323A (ja) 2017-12-07
JP6437592B2 JP6437592B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=58992695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017106480A Active JP6437592B2 (ja) 2016-06-01 2017-05-30 薄肉箇所継手

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9964142B2 (ja)
EP (1) EP3252443B1 (ja)
JP (1) JP6437592B2 (ja)
DE (1) DE102016110152A1 (ja)
PL (1) PL3252443T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215324A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 ヴィポテック ゲーエムベーハー 薄肉箇所継手

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3426873A1 (en) * 2016-03-11 2019-01-16 Masonite Corporation Devices and methods for mounting door frames
US10240374B2 (en) * 2017-03-29 2019-03-26 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Flexible living hinge for an identification pull tab

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030111277A1 (en) * 2001-12-15 2003-06-19 S.C.A.I.M.E. S.A. Measuring sensor
JP2014119371A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 A & D Co Ltd ロバーバル型ロードセル
JP2015114160A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 大和製衡株式会社 ロードセル
JP2016080455A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 大和製衡株式会社 ロードセル
JP2017215324A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 ヴィポテック ゲーエムベーハー 薄肉箇所継手

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2484581A (en) * 1944-10-11 1949-10-11 Walter B Pallmen Hinge
US2526129A (en) * 1947-10-31 1950-10-17 Savage Arms Corp Flexible hinge
US3720979A (en) * 1967-12-11 1973-03-20 Western Corp Ltd Biased hinges
DE1903361C3 (de) * 1968-09-25 1980-02-28 Yoshino Kogyosho Co., Ltd., Tokio Gelenkvorrichtung
GB2115478B (en) * 1982-02-15 1985-10-16 Courier Display Syst Improvements in and relating to hinges
US4485881A (en) * 1983-09-09 1984-12-04 Pitney Bowes Inc. Shift adjustment for a load cell
US5002979A (en) * 1985-01-29 1991-03-26 Bausch & Lomb Incorporated Extended-wear lenses
DE4224699A1 (de) * 1992-07-25 1994-01-27 Euwe Eugen Wexler Gmbh Kunststoffgelenk zur gelenkigen Verbindung zweier Bauteile
US5439417B1 (en) * 1994-11-02 1999-10-26 Cor A Vent Inc Roof ventilating cap
EP0939727B1 (fr) * 1996-11-19 2001-01-24 METRAVIB R.D.S. Société Anonyme Joint d'articulation automoteur, auto-verrouillant et amortissant et articulation equipee de tels joints
US6175989B1 (en) * 1998-05-26 2001-01-23 Lockheed Corp Shape memory alloy controllable hinge apparatus
US6472618B1 (en) 1999-03-30 2002-10-29 A&D Co., Ltd. Electronic weighing scale using general purpose block member
US6447863B1 (en) * 2000-08-29 2002-09-10 Thomas M. Lewin Flexible labeling system
US6630094B2 (en) * 2001-03-20 2003-10-07 Vidpro International, Inc. Flexible plastic hinge having tear resistance
DE10229016B4 (de) * 2002-06-28 2005-03-31 Wipotec Wiege- Und Positioniersysteme Gmbh Schwenklager
US7044459B2 (en) * 2002-11-22 2006-05-16 Scott Edward Watson Simplified flexural pivot
JP2004340593A (ja) 2003-05-13 2004-12-02 Ishida Co Ltd 重量センサおよび計量装置
JP4407451B2 (ja) 2004-09-28 2010-02-03 株式会社島津製作所 電子天びん
DE102005005369C5 (de) 2005-02-05 2010-01-21 Sartorius Ag Wägesystem
US7354033B1 (en) * 2006-08-01 2008-04-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Tape-spring deployable hinge
US8005521B2 (en) * 2007-06-01 2011-08-23 Lg Electronics Inc. Portable terminal
US7679229B2 (en) * 2007-10-12 2010-03-16 Bose Corporation Relieving stress in a flexure
JP2012514703A (ja) * 2008-12-31 2012-06-28 エフ. ヒメネス、オマール フレキシャ部材を組み入れた可撓性ジョイント構成
US9176535B2 (en) * 2011-06-03 2015-11-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Flexible display flexure assembly
DE102011110937A1 (de) * 2011-08-13 2013-02-14 Universität Kassel Scharnierelement, hergestellt auf Basis mindestens eines Flächengebildes und Verfahren zur Herstellung eines Scharnierelements auf Basis mindestens eines Flächengebildes
DE102013108097B4 (de) 2013-07-29 2016-02-25 Sartorius Lab Instruments Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Fertigung eines Kraftmesskörpers
DE102016105985A1 (de) 2016-04-01 2017-10-05 Wipotec Wiege- Und Positioniersysteme Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Laserbearbeitung

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030111277A1 (en) * 2001-12-15 2003-06-19 S.C.A.I.M.E. S.A. Measuring sensor
JP2014119371A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 A & D Co Ltd ロバーバル型ロードセル
JP2015114160A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 大和製衡株式会社 ロードセル
JP2016080455A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 大和製衡株式会社 ロードセル
JP2017215324A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 ヴィポテック ゲーエムベーハー 薄肉箇所継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215324A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 ヴィポテック ゲーエムベーハー 薄肉箇所継手

Also Published As

Publication number Publication date
DE102016110152A1 (de) 2017-12-07
EP3252443B1 (de) 2021-05-12
PL3252443T3 (pl) 2021-12-06
US20170350442A1 (en) 2017-12-07
JP6437592B2 (ja) 2018-12-12
EP3252443A1 (de) 2017-12-06
US9964142B2 (en) 2018-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6457018B2 (ja) 薄肉箇所継手
JP6437592B2 (ja) 薄肉箇所継手
JP6700213B2 (ja) トランスデューサ
US5183125A (en) Load-sensing element for a balance
US7730815B2 (en) Vibration body for cutting, processing device, molding die and optical element
KR20080069186A (ko) 응력 분리부를 가진 절삭 공구
US10036766B2 (en) Method for producing a force-measuring element
JP3792697B2 (ja) 荷重測定装置のための可撓ヒンジ構造及び可撓ヒンジ構造を備えた荷重伝達機構
NO339655B1 (en) Runner for a fluid machine having removable blades
US5897274A (en) Rotating boring tool
JP4884351B2 (ja) 工具スピンドル用のサポート
US7794571B2 (en) Method for managing lamella vibrations of a lip channel of a head box and the lamella for the lip channel of the headbox
JP2006098114A (ja) 電子天びん
CN111770821B (zh) 用于切削板状工件的边缘倒角的超声波刀
JP7160619B2 (ja) 精度調整装置、精度調整方法及び精度調整プログラム
WO2001077632A1 (en) Shear beam load cell and method for making it
KR102637073B1 (ko) 프로브, 프로브의 제조 방법 및 스캐닝 프로브 현미경 시스템
Kandaz et al. Correction to: A comparative study of modified strain gradient theory and modified couple stress theory for gold microbeams
KR100454295B1 (ko) 회로판 검사장치의 패턴 어댑터용 검사바늘
US5982527A (en) Inertial stabilization of rotational optical scanners
JP6942214B2 (ja) 振動溶着装置用スプリングパッケージ及び振動溶着装置、並びにスプリングパッケージの製造方法及び振動溶着装置の改造方法
JP2007125649A (ja) 加工装置、光学素子成形用金型及び切削工具における切削角度の調整方法。
JP2001317905A (ja) 隙間ゲージ
Higo et al. Test cut studies for the fabrication of the CLIC damped structure, TD18_VG2. 4_Quad
JP2008238350A (ja) 切削工具及び工具ホルダ並びに切削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20180425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6437592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250