JP2017213698A - 記録装置、記録方法および記録ヘッドの検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(インクジェット記録装置)
以下、インクジェット方式を用いたインクジェット記録装置(以下、記録装置ともいう)の概要構成を説明する。本実施形態における記録装置は、記録ヘッドから吐出したインクによって転写体上に記録した画像を、連続して供給される記録シートに転写する構成を備える。この記録装置は、画像形成を行う片面記録および両面記録の両方に対応した高速ラインプリンタであり、印刷工場等のような大量の枚数を連続的に高速印刷するような分野に適している。
図3は、記録ヘッド102内に設けられた不吐出検出部211によって実行される不吐出判定処理を示すフローチャートである。まず、ステップS301にて判定対象ノズルに記憶させておいた正常吐出時における変曲点のタイミングを読み取る。このデータは、例えば記録ヘッドのメンテナンス処理を行った直後、すなわち正常な吐出が行われているときに温度センサで計測された温度波形を2階微分したプロファイルにおいて、極小値が0以下の負のピークとなるタイミングを求めたデータである。読取ったデータはメモリに記憶させておく。なお、温度センサは、記録ヘッドの製造工程において各ノズルのヒータが形成されるヒータボードに形成されており、各ヒータの直下に分離独立して配置されている。
図7および図8は、不吐出ノズル復帰制御部306において実施される、検出タイミング設定処理の第1例を用いて説明する。
次に、不吐出ノズル復帰制御部306において実施する検査タイミング設定処理の第2例を図9および図10を用いて説明する。
図9(a)は、記録ヘッド102のA列の第5ノズル、B列の第1ノズル、C列の第6ノズルが不吐出ノズルとなっている状態を示している。不吐出ノズル復帰制御部306は、ステップS1001において、不吐出ノズルに対してノズル検査を実施する間隔を所定の記憶部から取得し、設定する。本例では、吐出ノズルのノズル検査を5回実施毎に1回不吐出ノズルに対してノズル検査を実施する場合を説明する。なお、不吐出ノズルに対するノズル検査間隔の設定は、といった条件でもよく、特に本例に限定されない。
上記実施形態では、記録ヘッドにおける吐出ノズルに対するノズル検査が終了する毎、一定数の吐出ノズルの検査が終了する毎、あるいは、一定時間毎、1ページ毎、一定カラム毎に不吐出ノズルに対するノズル検査を実施し得ることについて述べた。しかし、本発明は、これらの例に限定されるものではく、他の形態で不吐出ノズルに対するノズル検査を行うことも可能である。例えば、記録画像の中でインクの吐出量や吐出数が多く、色の濃度が高い部分に不吐出ノズルから吐出されたインクが着弾するようにノズル検査を実施してもよい。これによれば、ノズル検査時に、不吐出ノズルから自然回復したノズルから吐出されたインクによる記録画像への影響を抑えることが可能になる。
103 記録媒体(転写体)
104 記録シート
211 不吐出検出部(検査手段)
305 不吐出情報記憶部(記憶手段)
209 記録制御部(記録制御手段)
302 不吐出補完部(補完手段)
306 不吐出ノズル復帰制御部(選定手段)
Claims (13)
- 記録ヘッドに配置されたノズルから記録データに基づいてインクを吐出することにより記録を行う記録装置であって、
前記ノズルがインクを吐出可能な吐出ノズルであるかインクを吐出し得ない不吐出ノズルであるかを検査するノズル検査を記録動作中に行う検査手段と、
前記検査結果をノズル情報として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に格納されているノズル情報と前記記録データとに基づき、前記吐出ノズルを用いて記録を行う記録制御手段と、を備え、
前記検査手段は、記録動作中に前記不吐出ノズルに対して所定のタイミングで前記ノズル検査を行い、当該ノズル検査の結果に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記ノズル情報を更新することを特徴とする記録装置。 - 前記記録制御手段は、前記記憶手段に格納されているノズル情報に基づき、前記不吐出ノズルによって記録すべき画像を前記吐出ノズルによって記録するための補完処理を前記記録データに行う補完手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、補完処理が行われた記録データに前記不吐出ノズルに対するノズル検査を行うための記録データを合成した合成記録データを生成し、前記合成記録データに基づいて前記記録制御手段により実行される記録動作中に不吐出ノズルに対するノズル検査を行うことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、前記記録ヘッドの中に発生している複数の前記不吐出ノズルのうち、前記ノズル検査を行うべき不吐出ノズルを選定する選定手段を備え、
前記選定手段は、前記不吐出ノズルで形成すべき画像を補完し得る吐出ノズルの数が少ない不吐出ノズルを優先的に選定することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 前記検査手段は、記録媒体に形成すべき画像のうち、濃度の高い部分に対して前記不吐出ノズルから吐出されたインクが着弾するように、前記不吐出ノズルに対する前記ノズル検査を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、前記不吐出ノズルによって形成すべき画像を補完するための吐出ノズルから吐出されたインクの着弾位置に、前記不吐出ノズルから吐出されたインクが着弾するように、前記不吐出ノズルに対する前記ノズル検査を行うことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、前記吐出ノズルに対するノズル検査が終了する毎に、前記不吐出ノズルに対する前記ノズル検査を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、全ての前記吐出ノズルに対するノズル検査が終了する毎に、前記不吐出ノズルに対する前記ノズル検査を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、一定数の前記吐出ノズルに対するノズル検査が終了する毎に、前記不吐出ノズルに対する前記ノズル検査を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記検査手段は、不吐出ノズル検査は、一定時間毎、1ページ毎、一定カラム毎のいずれかにおいて、不吐出ノズルに対するノズル検査を行うことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドに設けられたノズルは、該ノズルからインクを吐出させるための熱エネルギーを発生させる電気熱変換素子を備え、
前記検査手段は、前記記録データに基づいて駆動された前記電気熱変換素子による前記ノズルにおけるインクの温度変化に基づき、前記ノズルが前記吐出ノズルであるか前記不吐出ノズルであるかを判定することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の記録装置。 - 記録ヘッドに配置されたノズルから記録データに基づいてインクを吐出することにより記録を行う記録方法であって、
前記ノズルがインクを吐出可能な吐出ノズルであるかインクを吐出し得ない不吐出ノズルであるかを検査するためのノズル検査を記録動作中に行う工程と、
前記検査結果をノズル情報として記憶手段に記憶させる工程と、
前記記憶手段に記憶されているノズル情報と前記記録データとに基づき、前記吐出ノズルを用いて記録を行う工程と、
記録動作中に前記不吐出ノズルに対して所定のタイミングで前記ノズル検査を行い、当該ノズル検査の結果に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記ノズル情報を更新する工程と、を備えることを特徴とする記録方法。 - 記録データに基づいてインクを吐出するノズルを配置した記録ヘッドの検査方法であって、
前記ノズルがインクを吐出可能な吐出ノズルであるかインクを吐出し得ない不吐出ノズルであるかの検査を記録中に行う工程と、
前記検査結果をノズル情報として記憶手段に記憶させる工程と、
記録動作中に前記不吐出ノズルに対して所定のタイミングで前記ノズル検査を行い、当該ノズル検査の結果に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記ノズル情報を更新する工程と、を備えることを特徴とする記録ヘッドの検査方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022025179A1 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-03 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び画像形成装置 |
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JP2005219486A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成装置及び吐出検出方法 |
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