JP2017213171A - 凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、パターンシートの製造方法 - Google Patents

凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、パターンシートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】針状凹部への液の充填精度、および、モールドの位置決め精度を向上させた凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、パターンシートの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の針状凹部がアレイ状に配置された凹状パターンモールド58であって、凹状パターンモールド58は、第1の樹脂と、第1の樹脂と異なる第2の樹脂と、を含む2層以上の積層体であり、凹状パターンモールドの厚み方向で、針状凹部の裏面側は、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂からなり、針状凹部側は、第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂からなる凹状パターンモールド58である。また、この凹状パターンモールド58の製造方法、および、凹状パターンモールド58を用いたパターンシートの製造方法である。
【選択図】図10

Description

本発明は、凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、パターンシートの製造方法に係り、特に、針状凸部を有するパターンシートの製造に用いられる凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、この凹状パターンモールドを用いたパターンシートの製造方法に関する。
生体表面、即ち皮膚や粘膜などから薬品などを投与する方法として、薬剤を含有する高アスペクト比の針状凸部(以下、「微小針」、または、「マイクロニードル」ともいう)が形成された経皮吸収シートを用い、針状凸部を皮膚内に挿入することにより、薬品を注入する方法が行われている。
突起パターンシートを成形する方法は、数多く提案されている。例えば、下記の特許文献1には、原版から、原版の凹凸を反転させた形状を有する凹版を形成し、凹版にマイクロニードルの形成材料を充填し、乾燥、硬化することで、マイクロニードルを製造することが記載されている。
特開2015−136422号公報
上記の特許文献1に記載されているマイクロニードルの製造方法においては、モールド(凹版)の材料については、特に検討されていなかった。針状凹部内に液を精度良く充填する場合、ヘッドをモールドに押し付けながら行うが、モールドが変形しにくいと、ヘッドとモールドとの間で隙間ができ、液の充填を精度良く行うことができていなかった。また、モールドが変形しにくいと、液体の急激な乾燥で液が収縮することで、針状凸部の先端に気泡が含まれる場合があった。また、モールドは基板の上に載せて位置決めを行い、針状凹部へ液の充填を行うため、モールドの位置決め精度が求められる。したがって、モールドの裏面側は、基板との粘着性が低く、滑り性を有する材料が求められる。
このように、パターンシートを製造する工程においては、モールドの針状凹部が設けられている面とその裏面側とでは、異なる性質を有することが求められるが、この点については検討されていなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、針状凹部への液の充填精度、および、モールドの位置決め精度を向上させた凹状パターンモールド、凹状パターンモールドの製造方法、および、この凹状パターンモールドを用いたパターンシートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、複数の針状凹部がアレイ状に配置された凹状パターンモールドであって、凹状パターンモールドは、第1の樹脂と、第1の樹脂と異なる第2の樹脂と、を含む二層以上の積層体であり、凹状パターンモールドの厚み方向で、針状凹部の裏面側は、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂からなり、針状凹部側は、第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂からなる凹状パターンモールドを提供する。
本発明によれば、凹状パターンモールドを第1の樹脂と第2の樹脂を含む積層体とし、針状凹部側を第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂とすることで、液を乾燥する工程において、乾燥が進み、液が収縮しても、モールドを収縮した針状凸部に沿って変形させることができる。したがって、針状凸部に気泡が含まれることを防止することができる。
また、針状凹部を有する面の反対側は、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂で形成されているので、基板の上に置かれた凹状パターンモールドを移動させる場合において、容易に移動させ、位置決めを行うことができる。したがって、素早く位置決めを行うことができ、生産性を向上させることができる。このように、凹状パターンモールドの厚み方向において、特性の異なる樹脂を用いて凹状パターンモールドを形成することで、1種類の樹脂で作製された凹状パターンモールドに比べ、パターンシートの製造に合わせた設計とすることができる。
なお、粘着性が低いとは、凹状パターンモールドと接触材料との粘着性において、接触材料の上に凹状パターンモールドを静置させて、凹状パターンモールド端部を引っ張った時に、大きな抵抗が無く滑るくらいの粘着性をいう。また、伸び性とは、(弾性変形内の変化量)/(変形前の寸法)で定義することができ、第2の樹脂は300%以上、第1の樹脂は200%以下、好ましくは100%以下の樹脂を用いることが好ましい。
本発明の別の態様においては、針状凹部内の表面に、積層体の樹脂の界面が存在しないことが好ましい。
この態様によれば、針状凹部内の表面に、積層体の樹脂の界面が存在しないので、製造されたパターンシートの剥離を安定して行うことができる。
本発明の別の態様によれば、第1の樹脂と第2の樹脂との二層の積層体であることが好ましい。
この態様によれば、凹状パターンモールドを二層の積層体とすることで、一方の材料を塗布、乾燥して樹脂層を形成した後、樹脂層上に他方の材料を塗布、乾燥することで、凹状パターンモールドを製造することができる。したがって、凹状パターンモールドの製造を容易に行うことができる。
本発明の別の態様によれば、第1の樹脂、および、第2の樹脂がシリコーン樹脂であることが好ましい。
この態様によれば、凹状パターンモールドがシリコーン樹脂からなるので、パターンシートが医薬品の場合であっても、安全性を維持したパターンシートを製造することができる。
本発明は上記目的を達成するために、基板上に、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂を含む第1の樹脂溶液を塗布する工程と、第1の樹脂上に、第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂を含む第2の樹脂溶液を塗布する工程と、第2の樹脂溶液に針状凸部を有する型を押圧する工程と、第2の樹脂溶液に型を押圧した状態で、第2の樹脂溶液を硬化し、第2の樹脂膜を形成する工程と、第2の樹脂膜から型を剥離する工程と、を有する凹状パターンモールドの製造方法を提供する。
本発明は上記目的を達成するために、針状凸部を有する型の上に、第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂を含む第2の樹脂溶液を塗布する工程と、第2の樹脂溶液を、型の反対側から基板で押圧した状態で、第2の樹脂溶液を硬化し、針状凹部を有する第2の樹脂膜を形成する工程と、型および基板を剥離する工程と、第2の樹脂膜の針状凹部を有する面と反対側に、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂を塗布する工程と、を有する凹状パターンモールドの製造方法を提供する。
本発明は上記目的を達成するために、上記記載の凹状パターンモールドの針状凹部に、薬剤を充填する薬剤充填工程と、薬剤充填工程後の凹状パターンモールドの表面に基盤液を塗布する基盤液塗布工程と、基盤液を乾燥し、パターンシートを形成する乾燥工程と、パターンシートを、凹状パターンモールドから剥離する剥離工程と、を有するパターンシートの製造方法を提供する。
本発明によれば、上記凹状パターンモールドを用いて、パターンシートを製造することで、凹状パターンモールドの針状凹部の反転型である、パターンシートの針状凸部を精度良く製造することができる。
本発明の凹状パターンモールドによれば、凹状パターンモールドの針状凹部側を高伸び性の材料とし、針状凹部の裏面側を粘着性の低い材料とすることで、針状凸部を有するパターンシートの製造において、針状凸部の形状を安定して形成することができ、また、モールドの位置決めも精度良く行うことができるので、生産性も向上させることができる。
突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 突起状パターンを有する型を製作する手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する別の手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する別の手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する別の手順を示す工程図である。 凹状パターンモールドを形成する別の手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する手順を示す工程図である。 パターンシートを剥離する手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する別の手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する別の手順を示す工程図である。 パターンシートを形成する別の手順を示す工程図である。
以下、添付図面に従って、本発明に係る凹状パターンモールド、および、パターンシートの製造方法について説明する。なお、本明細書において、「〜」とは、その前後に記載される数値を下限値および上限値として含む意味で使用される。また、以下では、樹脂の一例として、シリコーン樹脂を用いた例で説明するが、本発明はこれに限定されない。
<凹状パターンモールドの製造方法>
[第1モールドを製作する工程]
第1モールド20は、凹状パターンモールド(以下、「モールド」ともいう)58の反転型である突起状パターン42を有する型40を製造するための、型40の反転型である凹状パターン22を備える型である。第1モールド20は、突起状パターン12が形成された原版10から、樹脂を用いて製造される。
まず、図1に示すように、アレイ状に突起状パターン12が形成された原版10を用意する。突起状パターン12が形成された原版10の作製方法は、特に限定されないが、例えば、次のように、作製することができる。Niなどの金属基板に、ダイヤモンドバイトなどの切削工具を用いた機械切削で加工することにより、原版10の表面に複数の突起状パターン12を作製することができる。
他の方法として、Si基板上にフォトレジストを塗布した後、露光、現像を行う。そして、RIE(リアクティブイオンエッチング:Reactive Ion Etching)などによるエッチングを行うことにより、原版10の表面に、突起状パターン12を作製する。なお、原版10の表面に突起状パターン12を形成するためにRIEなどのエッチングを行う際には、Si基板を回転させながら斜め方向からのエッチングを行うことにより、突起状パターンを形成することが可能である。
次に、図2、3に示すように、原版10を利用して凹状パターン22を有する第1モールド20を複数製作する。第1モールド20を製作する方法としては、次の方法により、樹脂を用いて行うことができる。1番目の方法は、原版10にPDMS(ポリジメチルシロキサン:polydimethylsiloxane、例えば、ダウ・コーニング社製シルガード184)に硬化剤を添加したシリコーン樹脂を流し込み、100℃で加熱処理し硬化した後に、原版から突起状パターンの反転型である、凹状パターン22を有する第1モールド20を作製する。
2番目の方法は、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化樹脂を原版10に流し込み、窒素雰囲気中で紫外線を照射した後に、原版10から第1モールド20を剥離する方法である。3番目の方法は、ポリスチレンやPMMA(ポリメチルメタクリレート:polymethyl methacrylate)などのプラスチック樹脂を有機溶剤に溶解させたものを剥離剤の塗布された原版10に流し込み、乾燥させることにより有機溶剤を揮発させて硬化させた後に、原版10から第1モールド20を剥離する方法である。
第1モールド20を形成する材料としては、樹脂であり、紫外線硬化樹脂、または、熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。紫外線硬化樹脂、または、熱可塑性樹脂を用いることにより、第1モールド20の製作を容易に行うことができ、かつ、原版10の突起状パターン12を安定して形成することができる。
[第1集合モールドを製作する工程]
次に、図4に示すように、原版10から製作された複数の第1モールド20を接合し、第1モールド20の凹状パターン22が形成された面24を大面積化し、第1集合モールド30を製作する。
第1集合モールド30は、複数の第1モールド20を接合することで製作することができる。第1モールド20の接合は、例えば、接着剤により行うことができる。第1集合モールド30は、次の工程で製造される突起状パターン42を有する型40の型枠となるため、凹状パターン22が形成された面24の平面性が確保された状態で、第1集合モールド30を形成することが好ましい。凹状パターン22が形成された面24の平面性が確保されていないと、その後の工程で製造される型、モールド、および、パターンシートにおいて、段差が形成されるため好ましくない。
凹状パターン22の平面性を確保し、第1集合モールド30を製作する方法としては、特に限定されないが、例えば、基板上に、第1モールド20の凹状パターン22が形成された面24を下向きとし、基板に接触する位置に配置した後、接着剤で硬化することで、第1集合モールド30の平面性を確保することができる。このように、基板を用いて第1集合モールド30の平面性を確保することで、第1集合モールド30の第1モールド20間の接着剤との段差、変形などの発生を抑制することができ、第1集合モールド30の平面性を確保することができる。
なお、第1集合モールド30の製作は、行ってもよく、行わなくてもよい。第1集合モールド30を製作しない場合、第1モールド20から突起状パターンを有する型を製作する。ただし、第1集合モールド30を製作することで、1回の電鋳処理で、大面積の型を製作することができるので好ましい。また、その後の工程においても、大面積の型を用いてモールドの製造、および、モールドからパターンシートを製造することができるので、パターンシートの生産性を向上させることができるので好ましい。
[突起状パターンを有する型を製作する工程]
図5は、第1集合モールド30を用いて、突起状パターン42を有する型40を製作する工程を示す図である。型40は、電鋳処理により製作されることが好ましい。
電鋳処理においては、まず、第1集合モールド30に対して、導電化処理を行う。第1集合モールド30の第1モールド20に、金属(例えば、ニッケル)をスパッタし、第1集合モールド30の第1モールド20の表面、凹状パターン22に金属を付着する。
次いで、導電化処理を経た第1集合モールド30を陰極に保持する。金属ペレットを金属製のケースに保持し陽極とする。第1集合モールド30を保持する陰極と金属ペレットを保持する陽極とを電鋳液中に浸漬し、通電することで、第1集合モールド30の凹状パターン22に金属が埋め込まれ、剥離することで突起状パターン42を有する型40が製作される(図6)。
また、突起状パターン42を有する型40の製作は、電鋳処理に限定されず、第1集合モールドに樹脂を供給し、硬化させることで製作することもできる。
なお、突起状パターン42を有する型40は、図1から図6に示す方法に限定されず、原版10の製作方法と同様の方法で製作することもできる。しかしながら、原版10の製作は、微細で複雑なパターン形状になるほどコストがかかるため、大型のモールドを製作する場合、突起状パターン42の数が多くなり、コストがかかる。また、突起状パターン42の形状が異なることも懸念される。したがって、図1から図6に示すように、原版10から複数の第1モールド20を作製し、型40を作製することで、低コストで型40を製作することができる。
[凹状パターンモールドを形成する工程]
次に上記で製作した型40を用いて、凹状パターンモールドを製造する方法を説明する。図7から10は、凹状パターンモールドを形成する手順を示す工程図である。
まず、基板50を準備し、基板50上に、硬化後、第2の樹脂と比較し低粘着性となる第1の樹脂を含む第1の樹脂溶液を塗布する。基板50の素材としては、金属、ガラス、セラミック、シリコンなどを用いることができる。第1の樹脂溶液の塗布方法は、特に限定されないが、例えば、スピンコーターやバーを用いた塗布を挙げることができる。第1の樹脂溶液を塗布した後、第1の樹脂溶液を加熱、硬化することで、第1の樹脂膜52を形成する(図7)。第1の樹脂溶液を加熱する方法としては、アルミヒータ、赤外線ヒータ、セラミックヒータ、IH(Induction Heating)ヒータなどにより行うことができる。なお、場合により、第1の樹脂溶液を硬化させずに、未硬化のまま次の工程を行うこともできる。
次に、図8に示すように、第1の樹脂膜52上に、硬化後、第1の樹脂と比較し高伸び性となる第2の樹脂を含む第2の樹脂溶液54を塗布する。第2の樹脂溶液54を塗布する方法としては、第1の樹脂溶液を塗布する方法と同様の方法により行うことができる。
次に、第1の樹脂膜52上に塗布された第2の樹脂溶液54を減圧し、第2の樹脂溶液54を脱泡する。第2の樹脂溶液54の脱泡は、減圧装置(不図示)内に、基板50などとともに入れ、減圧装置内を減圧にすることにより行う。
第2の樹脂溶液54の脱泡の確認は、目視もしくはCCD(Charge-Coupled Device)カメラによる画像認識により行うことができる。第2の樹脂溶液54の脱泡を行うことで、第2の樹脂溶液54中に含まれる空気を除去することができるので、成形時の形状を安定させることができる。
次に、図9に示すように、基板50上の第2の樹脂溶液54に型40を押圧し、押圧した状態で第2の樹脂溶液54を加熱、硬化することで、第2の樹脂膜56を形成する。第2の樹脂溶液54を加熱する方法としては、第1の樹脂溶液を加熱する方法と同様の方法により行うことができる。
次に、図10に示すように、第1の樹脂膜52から基板50を、第2の樹脂膜56から型40を剥離することで、型40の突起状パターン42の反転型であり、針状凹部がアレイ状に配置された凹状パターンモールド58を形成することができる。形成される凹状パターンモールド58は、モールドの針状凹部側と、その裏面側とで異なる材料で形成される。基板50および型40の剥離は、エアー噴出機構(不図示)を設け、エアー噴出機構によりエアーを供給することで、基板50および型40を剥離することができる。
なお、上記では、第1の樹脂溶液を塗布後、加熱、硬化し、第1の樹脂膜を形成した後、第2の樹脂溶液を塗布する方法で説明したが、これに限定されない。第1の樹脂溶液を塗布した後、第2の樹脂溶液を塗布し、型を押圧した状態で、加熱し、第1の樹脂溶液と第2の樹脂溶液とを同時に硬化してもよい。
<樹脂>
次に、本実施形態で用いられる樹脂について説明する。本実施形態の凹状パターンモールド58は、針状凹部が形成された面を高伸び性の材料とし、針状凹部が形成されていない裏面側を低粘着性の材料とする。凹状パターンモールド58をこのような構成とするため、上記の製造工程において、第1の樹脂溶液に含まれる第1の樹脂と、第2の樹脂溶液に含まれる第2の樹脂を異なる材料とする。使用する材料としては、シリコーン樹脂を挙げることができ、例えば、凹状パターンモールド58の裏面側となる第1の樹脂としてNusil社製 MED6019を用いることができる。また、凹状パターンモールド58の針状凹部側となる第2の樹脂としては、Nusil社製 MED6015、MED4044を用いることができる。
<凹状パターンモールド>
上記の材料を用いて凹状パターンモールド58を形成することで、針状凹部が形成された面側が高伸び性を有し、裏面側を低粘着性とする二層の積層体構造とすることができる。なお、凹状パターンモールドの構成は、二層に限定されず、三層以上の積層体構造とすることもできる。
凹状パターンモールド58において、針状凹部側を高伸び性の材料とすることで、パターンシートを形成する際に、樹脂溶液を針状凹部に精度良く充填することができる。針状凹部への樹脂溶液の充填は、ノズルをモールドに押圧して行う。モールドの針状凹部側の材料を高伸び性の材料とすることで、ノズルをモールドに押圧した際に、モールドが変形し、ノズルとモールドの間に隙間が形成されることがない。したがって、ノズルから吐出された樹脂溶液を針状凹部内に確実に供給することができる。
また、モールドの裏面側を低粘着性の材料とすることで、パターンシートを形成する際のモールドの位置決めにおいて、モールドを移動させやすくすることができるので、モールドを配置後の位置の修正を容易に行うことができる。
さらに、パターンシートの形成時、樹脂溶液が乾燥により収縮しても、針状凹部側を高伸び性の材料とすることで、樹脂溶液の収縮に合わせて、針状凹部の形状を変形させることができるので、形成されるパターンシートの針状凸部内に気泡が発生するのを防止することができる、したがって、パターンシートの針状凸部の形状を安定させることができる。
また、凹状パターンモールドの針状凹部の表面は、高伸び性の材料が露出して形成されていることが好ましい。針状凹部の表面が、すべて高伸び性の材料で形成されていることにより、製造されたパターンシートの針状凸部の途中に、モールドの複数の樹脂の界面が存在しないことになるので、剥離を安定して行うことができる。
≪他の製造方法≫
図11から14は、凹状パターンモールドの他の製造方法を説明する図である。まず、図11に示すように、第2の樹脂溶液154を型40上に塗布する。第2の樹脂溶液としては、上記の高伸び性を有する材料を用いることができる。また、第2の樹脂溶液154の塗布方法についても、同様の方法により行うことができる。また、型40に突起状パターン42が形成された領域を複数有する場合は、スリットノズルにより突起状パターン42の幅で、突起状パターン42を有する領域ごとに塗布することもできる。突起状パターン42を有する領域ごとに第2の樹脂溶液を塗布することで、モールドを製造する位置にのみ第2の樹脂溶液を塗布することができるので、不要な第2の樹脂溶液の塗布を防止することができる。
次に、型40上の第2の樹脂溶液に基板50を押圧し、押圧した状態で、第2の樹脂溶液を加熱、硬化することで、第2の樹脂膜156を形成する(図12)。その後、型40および基板50を剥離することで、型40の突起状パターン42の反転型である針状凹部が形成された第2の樹脂膜156を製造する(図13)。
次に図14に示すように、第2の樹脂膜156の針状凹部が形成された面と反対側の裏面側に、粘着性の低い材料160を塗布する。粘着性の低い材料160としては、上記の第1の樹脂と同様の樹脂を塗布することができる。これにより、針状凹部側が高伸び性を有し、裏面側が低粘着性を有するモールド158を製造することができる。第1の樹脂の塗布は、第1の樹脂を含む第1の樹脂溶液を塗布後、加熱および硬化を行うことで塗布してもよい。
なお、本発明において、「粘着性」は、ボールタック試験法により測定することができる。
<パターンシートの製造方法>
次に、凹状パターンモールド58を用いたパターンシートの製造方法について説明する。図15から17は、パターンシートを製造する工程を示す図である。
図15に示すように、モールド58の針状凹部62に薬剤を含む溶解液72を充填する(薬剤充填工程)。充填する方法としては、ノズルの先端部をモールド58に接触させることで、針状凹部62のみに充填してもよい。また、モールド上に薬剤を含む溶解液を塗布し、ブレードをモールドに接触させることで、針状凹部に薬剤を含む溶解液を充填してもよい。
次いで、図16に示すように、薬剤を含む溶解液72の上に薬剤を含まない溶解液(基盤液)74をディスペンサーにより塗布する(基盤液塗布工程)。ディスペンサーによる塗布に加えて、バー塗布やスピン塗布、スプレーなどによる塗布などを適用することができる。
次いで、図17に示すように、薬剤を含む溶解液72と薬剤を含まない溶解液74とを乾燥固化させることで、薬剤を含む層76と薬剤を含まない層78とから構成されるパターンシート80が形成される(乾燥工程)。乾燥固化は、モールド58に供給された薬剤を含む溶解液72、および、薬剤を含まない溶解液74(以下、「溶解液72、74」ともいう)に風を吹き付けることにより乾燥させることができる。パターンシート80とは、溶解液72、74に所望の乾燥処理を施した後の状態を意味する。パターンシート80の水分量等は適宜設定される。なお、乾燥により、パターンシートの水分量が低くなりすぎると剥離しにくくなるため、弾力性を維持している状態の水分量を残存させておくことが好ましい。
薬剤を含む溶解液72から構成される薬剤を含む層76と薬剤を含まない溶解液74から構成される薬剤を含まない層78とで構成される針状凸部が表面に形成されたパターンシート80を形成した後、パターンシート80をモールド58から剥離する剥離工程へと進む。
パターンシート80をモールド58から剥離する方法は特に限定されない。剥離の際に、針状凸部が曲がったり折れたりしないことが望まれる。例えば、図18に示すように、パターンシート80の上に、粘着性の粘着層が形成されているシート状の基材82を付着させた後、基材82に吸盤(不図示)を設置し、エアーで吸引しながら垂直に引き上げる方法を適用することができる。垂直に引き上げることで、剥離の際に、針状凸部が曲がったり折れたりすることを防止することができる。また、端部から基材82をめくるように剥離してもよい。
図19〜21を用いて、パターンシートを製造する別の方法を説明する。薬剤充填工程までは、同様の方法により行うことができる。次いで、図19に示すように、モールド58の針状凹部が形成されていない領域に型枠90を設置する。本実施形態においては、モールド58針状凹部側は、第1の樹脂膜52より粘着性の高い第2の樹脂膜56により形成されているので、設置した型枠90が作業中に移動することを防止することができる。
次いで、図20に示すように、型枠90内で、薬剤を含む溶解液72の上に薬剤を含まない溶解液(基盤液)92を塗布する(基盤液塗布工程)。塗布後、図21に示すように、薬剤を含む溶解液72と薬剤を含まない溶解液74とを乾燥固化させることで、薬剤を含む層76と薬剤を含まない層94とから構成されるパターンシート96が形成される(乾燥工程)。なお、基板液塗布工程、および、乾燥工程は、上記と同様の方法により行うことができる。
その後、モールド58からパターンシート96を剥離する。このように、薬剤を含まない溶解液92を塗布する前に、型枠90を設置することで、パターンシート96を分割して製造することができる。
パターンシート80を形成する溶解液72、74の材料としては、水溶性材料を用いることが好ましい。パターンシートの製造に用いられる溶解液に含まれる樹脂ポリマーの素材としては、生体適合性のある樹脂を用いることが好ましい。このような樹脂としては、グルコース、マルトース、プルラン、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルデンプンなどの糖類、ゼラチンなどのタンパク質、ポリ乳酸、乳酸・グリコール酸共重合体などの生分解性ポリマーを使用することが好ましい。濃度は材料によっても異なるが、薬剤を含まない溶解液中に樹脂ポリマーが10〜50質量%含まれる濃度とすることが好ましい。また、溶解に用いる溶媒は、温水以外であっても揮発性を有するものであればよく、エタノールなどのアルコールなどを用いることができる。そして、樹脂ポリマーの溶解液中には、用途に応じて体内に供給するための薬剤を共に溶解させることが可能である。薬剤を含む溶解液のポリマー濃度(薬剤自体がポリマーである場合は薬剤を除いたポリマーの濃度)としては、0〜30質量%含まれることが好ましい。
溶解液の調製方法としては、水溶性の高分子(ゼラチンなど)を用いる場合は、水溶性粉体を水に溶解し、溶解後に薬剤を添加してもよいし、薬剤が溶解した液体に水溶性高分子の粉体を入れて溶かしてもよい。水に溶解しにくい場合、加温して溶解してもよい。温度は高分子材料の種類により、適宜選択可能であるが、必要に応じて、約20〜40℃の温度で加温することが好ましい。樹脂ポリマーの溶解液の粘度は、薬剤を含む溶解液では200mPa・s以下であることが好ましく、より好ましくは50mPa・s以下とすることが好ましい。薬剤を含まない溶解液では2000mPa・s以下であることが好ましく、より好ましくは500mPa・s以下とすることが好ましい。樹脂ポリマーの溶解液の粘度を適切に調整することにより、モールドの針状凹部に溶解液を注入することが容易となる。例えば、樹脂ポリマーの溶解液の粘度は、細管式粘度計、落球式粘度計、回転式粘度計または振動式粘度計で測定することができる。
溶解液に含有させる薬剤は、薬剤としての機能を有するものであれば限定されない。特に、ペプチド、タンパク質、核酸、多糖類、ワクチン、水溶性低分子化合物に属する医薬化合物、又は化粧品成分から選択することが好ましい。
なお、本実施形態では、薬剤を含む溶解液72と薬剤を含まない溶解液74を充填、塗布した後、乾燥固化することで、パターンシート80を製造したがこれに限定されない。例えば、薬剤を含む溶解液72をモールド58の針状凹部62に充填し、乾燥した後、薬剤を含む層76を形成する。その後、薬剤を含まない溶解液74を塗布し、乾燥、固化することで、パターンシート80を製造することもできる。
製造されるパターンシート80の突起状の形状は、先端が先細り形状となっていれば、特に限定されないが、例えば、円錐状、または、三角錐、四角錐などの角錐状の形状とすることができる。また、先細り形状のニードル部と、ニードル部と接続された錐台部とにより形成することができる。
突起状パターンの突起状の高さは、100μm以上2000μm以下の範囲であり、好ましくは、200μm以上1500μm以下である。
製造される突起状パターンを有するパターンシート80は、突起状パターン42を有する型40の複製であるため、型40の突起状パターン42の形状を所望の形状とすることで、製造されるパターンシート80の突起状パターンを所望の形状とすることができる。
10 原版
12 突起状パターン
20 第1モールド
22 凹状パターン
24 凹状パターンが形成された面
30 第1集合モールド
40 型
42 突起状パターン
50 基板
52 第1の樹脂膜
54、154 第2の樹脂溶液
56、156 第2の樹脂膜
58、158 凹状パターンモールド(モールド)
62 針状凹部
72 薬剤を含む溶解液(溶解液)
74、92 薬剤を含まない溶解液(溶解液)
76 薬剤を含む層
78、94 薬剤を含まない層
80、96 パターンシート
82 基材
90 型枠
160 粘着性の低い材料

Claims (7)

  1. 複数の針状凹部がアレイ状に配置された凹状パターンモールドであって、
    前記凹状パターンモールドは、第1の樹脂と、前記第1の樹脂と異なる第2の樹脂と、を含む二層以上の積層体であり、
    前記凹状パターンモールドの厚み方向で、前記針状凹部の裏面側は、前記第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂からなり、
    前記針状凹部側は、前記第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂からなる凹状パターンモールド。
  2. 前記針状凹部内の表面に、前記積層体の樹脂の界面が存在しない請求項1に記載の凹状パターンモールド。
  3. 前記第1の樹脂と前記第2の樹脂との二層の積層体である請求項1又は2に記載の凹状パターンモールド。
  4. 前記第1の樹脂、および、前記第2の樹脂がシリコーン樹脂である請求項1から3のいずれか1項に記載の凹状パターンモールド。
  5. 基板上に、第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂を含む第1の樹脂溶液を塗布する工程と、
    前記第1の樹脂上に、前記第1の樹脂と比較し高伸び性の前記第2の樹脂を含む第2の樹脂溶液を塗布する工程と、
    前記第2の樹脂溶液に針状凸部を有する型を押圧する工程と、
    前記第2の樹脂溶液に前記型を押圧した状態で、前記第2の樹脂溶液を硬化し、第2の樹脂膜を形成する工程と、
    前記第2の樹脂膜から前記型を剥離する工程と、を有する凹状パターンモールドの製造方法。
  6. 針状凸部を有する型の上に、第1の樹脂と比較し高伸び性の第2の樹脂を含む第2の樹脂溶液を塗布する工程と、
    前記第2の樹脂溶液を、前記型の反対側から基板で押圧した状態で、前記第2の樹脂溶液を硬化し、針状凹部を有する第2の樹脂膜を形成する工程と、
    前記型および前記基板を剥離する工程と、
    前記第2の樹脂膜の前記針状凹部を有する面と反対側に、前記第2の樹脂と比較し粘着性の低い第1の樹脂を塗布する工程と、を有する凹状パターンモールドの製造方法。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の凹状パターンモールドの前記針状凹部に、薬剤を充填する薬剤充填工程と、
    前記薬剤充填工程後の前記凹状パターンモールドの表面に基盤液を塗布する基盤液塗布工程と、
    前記基盤液を乾燥し、パターンシートを形成する乾燥工程と、
    前記パターンシートを、前記凹状パターンモールドから剥離する剥離工程と、を有するパターンシートの製造方法。
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