JP2017211823A - サーバー、ゲートウェイ装置、画像形成装置、印刷処理方法及び印刷処理プログラム - Google Patents

サーバー、ゲートウェイ装置、画像形成装置、印刷処理方法及び印刷処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷要求を受けたサーバーから送信された印刷ジョブを画像形成装置が実行する場合に、ユーザーが印刷の開始まで長時間待たされる等の問題を解消できるサーバー等を提供する。【解決手段】サーバー1は文書保存手段2に保存された各文書における1ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置5で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換し、ファイル保持手段15に保持しておく。文書の画像形成装置5による印刷が要求されたときに、要求された文書に対応した第1の印刷用ファイルが、画像形成装置5に送信される。第1の印刷用ファイルの送信後にまたは送信と並行して、印刷対象文書における事前変換対象範囲を除く未変換部分が、第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換され、画像形成装置5に送信される。【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、クラウド上のデータ格納装置に保存されている文書の印刷を画像形成装置からサーバーに要求して行うプルプリントシステム等に使用されるサーバー、ゲートウェイ装置、画像形成装置、印刷処理方法及び印刷処理プログラムに関する。
多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像形成装置の操作パネルからサーバーにアクセスし、例えばクラウド上のデータ格納装置に保存されている文書を選択するとともに、画像形成装置に対する印刷ジョブをサーバーから画像形成装置に送信させるプルプリントシステムが従来より知られている。
このようなプルプリントシステムにおいて、データ格納装置に保存されている文書には、マイクロソフト社製の「Word」や「Excel」で作成された文書、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やPDF(Portable Document Format)等のファイル形式で作成された文書等、種々の種類の文書が存在するが、画像形成装置で印刷を行うためには、サーバーは文書を画像形成装置が処理できるファイル形式、例えばPDFファイルに変換して印刷ジョブを送信する必要がある。
従来では、ユーザーによる印刷の要求を待って、サーバーはユーザーが選択した文書を画像形成装置が処理できるファイル形式に変換していた。
なお、特許文献1には、イメージ処理の重複処理を省略して処理速度を向上させるカラー画像印刷システムとして、ホストコンピュータで原カラーイメージデータを印刷出力可能な印刷用カラーイメージデータに変換してプリンタに転送するイメージ処理に際し、イメージ処理手段の少なくとも一部の処理を終了したイメージデータは、中間ファイル生成部で中間ファイルに変換され、ファイル記憶部に記憶され、同一のイメージデータを複数枚印刷する場合には、ファイル記憶部に保存された中間ファイルをプリンタに転送するように構成されたシステムが開示されている。
また、特許文献2には、複数の画像形成装置に分散印刷や配信印刷を行わせる場合に、印刷ジョブの実行に異常が発生しても、全体の処理時間を短縮しつつ、印刷物の回収における効率を向上させた画像形成システムが提案されている。
特開平7−320041号公報 特開2015−200992号公報
しかし、従来のように、ユーザーによる印刷の要求を待って、サーバーが印刷対象文書を画像形成装置が処理できるファイル形式に変換していたのでは、文書のデータサイズが大きい場合やページ数が多い場合には、ファイル形式の変換に時間がかかるためすぐに印刷出力が開始されず、画像形成装置の前で待っているユーザーにとって待ち時間が長くなるという問題があった。
なお、ユーザーの待ち時間を短縮するために、印刷の要求の有無に関わらず全ての印刷対象文書について予めファイル形式の変換処理を行っておき、印刷要求があった場合はファイル形式が既に変換されている印刷対象文書についての印刷ジョブを直ちに画像形成装置に送信することが考えられる。
しかしこの場合は、サーバーはファイル形式が変換された多数のファイルを保持しておかなければならず、膨大な記憶容量が必要となるためコストがかかり現実的でない。
また、特許文献1に記載の技術は、イメージ処理の重複処理を省略するために、同一のイメージデータを複数枚印刷する場合の技術であり、特許文献2の技術は複数の画像形成装置に分散印刷や配信印刷を行わせる場合の技術であるため、印刷要求があったときにサーバーが印刷対象文書を画像形成装置が処理できるファイル形式に変換して送信する場合に発生する上記問題に対して解決策を提供しうるものではなかった。
この発明はこのような技術的背景に鑑みてなされたものであって、ユーザーの印刷要求を受けたサーバーから送信された印刷ジョブを画像形成装置が実行する場合に、ユーザーが印刷の開始まで長時間待たされる問題や、各文書の全部が変換された場合に変換後のファイルを保持する保持手段に膨大な記憶容量が必要となるという問題を解消できるサーバー、ゲートウェイ装置、画像形成装置、印刷処理方法及び印刷処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)自装置に内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換手段と、自装置に内蔵されまたは外部に備えられ、前記ファイル変換手段により変換された第1の印刷用ファイルを保持するファイル保持手段と、ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信手段と、を備え、前記送信手段による第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換手段は、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、前記送信手段は、前記第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信することを特徴とするサーバー。
(2)前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブに、同一のジョブであることを示す識別情報を付与する識別情報付与手段を備えている前項1に記載のサーバー。
(3)前記事前変換対象範囲は、予め設定されたデータサイズで決定される前項1または2に記載のサーバー。
(4)前記事前変換対象範囲は、文書のファイル形式、文書のデータサイズ、試し変換したときの変換に要した時間、ユーザーが利用する画像形成装置の印刷速度、の少なくとも一つに基づいて決定される前項1〜3のいずれかに記載のサーバー。
(5)前記文書保存手段に保存された文書が所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定手段を備え、前記所定の条件に合致する文書は、特定のファイル形式の文書、所定のデータサイズ以上の文書、所定の日付よりも新しい文書、試し変換したときの変換に要した時間が所定値以上の文書、の少なくとも一つであり、前記条件判定手段により所定の条件に合致すると判定された文書についてのみ、前記ファイル変換手段は事前変換対象範囲を第1の印刷用ファイルに変換する前項1〜4のいずれかに記載のサーバー。
(6)ユーザーの過去の利用履歴から印刷機能の利用頻度を抽出する利用頻度抽出手段を備え、前記所定の日付よりも新しい文書か否かの判定における所定の日付は、前記利用頻度抽出手段により抽出されたユーザーの利用頻度を基に決定される前項5に記載のサーバー。
(7)前記事前変換された範囲を示す範囲情報を記憶する記憶手段を備え、前記ファイル変換手段は、前記範囲情報を基に印刷対象文書における第2の印刷用ファイルへ変換される未変換部分を特定する前項1〜6のいずれかに記載のサーバー。
(8)前記印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れるかどうかを判定する判定手段を備え、前記判定手段により、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れないと判定された場合、前記送信手段は、第1の印刷用ファイルのうち、用紙1枚に必要なページ数で割ったときの余りのページを除いて前記第1の印刷ジョブを画像形成装置に送信し、前記ファイル変換手段は、第1の印刷用ファイルにおける前記余りのページを破棄すると共に、破棄した余りのページ分を未変換部分に含めて第2の印刷用ファイルに変換する前項1〜7のいずれかに記載のサーバー。
(9)前記印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れるかどうかを判定する判定手段を備え、前記判定手段により、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れないと判定された場合、前記ファイル変換手段は、前記未変換部分のうち、前記第1の印刷用ファイルへ変換済みのページの次のページから、用紙1枚に必要なページ数で割り切れるのに不足しているページ数分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の印刷用ファイルに追加変換して第1の印刷用ファイルと結合し、前記送信手段は、結合後の第1の印刷用ファイルを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信し、前記ファイル変換手段は、印刷対象文書における印刷用ファイルへ追加変換されたページの次のページ以降を第2の印刷用ファイルに変換する前項1〜7のいずれかに記載のサーバー。
(10)前記ファイル変換手段は、第2の印刷用ファイルへの変換に際し、前記未変換部分のデータサイズが閾値よりも多い場合、未変換部分を分割して印刷用ファイルへ変換し、前記送信手段は、分割して変換された印刷用ファイルを含む印刷ジョブを順次画像形成装置へ送信する前項1〜9のいずれかに記載のサーバー。
(11)ユーザーにより要求された印刷が、終端ページが存在しないと印刷開始できない設定の場合、要求された印刷範囲が前記第1の印刷用ファイル内であるときは、前記送信手段は、第1の印刷用ファイル内の要求された印刷範囲のページを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信し、要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイルの範囲を超えるときは、超える部分について前記ファイル変換手段は第2の印刷用ファイルに変換すると共に、変換された第2の印刷用ファイルを第1の印刷用ファイルと結合し、送信手段は、結合後の印刷用ファイルを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する前項1〜10のいずれかに記載のサーバー。
(12)前記文書保存手段は外部のデータ格納サーバーである前項1〜11のいずれかに記載のサーバー。
(13)前記データ格納サーバーと通信を行う通信手段と、前記通信手段によるデータ格納サーバーとの通信に基づいて、データ格納サーバーに保存されている1個または複数個の前記文書を示す文書リストを取得する文書リスト取得手段と、前記文書リスト取得手段により取得された文書リストと、前回の通信により取得された文書リストとを比較して差分を抽出する差分抽出手段と、前記差分抽出手段により抽出された文書リストの差分に含まれる文書を、前記データ格納サーバーから取得する文書取得手段と、をさらに備え、前記ファイル変換手段は、前記文書取得手段により取得された文書について、事前変換対象範囲を第1の印刷用ファイルに変換する前項12に記載のサーバー。
(14)ユーザー情報とデータ格納サーバーに保存されている文書とを紐付けて管理する管理手段を備え、ユーザーが自装置にアクセスしたときに、前記文書リスト取得手段は、前記ユーザーと紐付けられた文書のみを前記データ格納サーバーから取得し、前記差分抽出手段は、前記ユーザーについて、取得された文書リストと前回の文書リストとを比較して差分を抽出する前項13に記載のサーバー。
(15)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置であって、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認手段と、前記識別情報確認手段により、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定手段と、を備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。
(16)前記保留決定手段は、前記第1の印刷ジョブの画像形成装置への送信の保留を決定した場合、前記受信手段が、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとし、前記送信手段は前記1つの印刷ジョブを画像形成装置に送信する前項15に記載のゲートウェイ装置。
(17)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵し、さらに、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信手段と、前記受信手段により受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認手段と、前記識別情報確認手段により、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信手段により受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(18)サーバーが、自装置に内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換ステップと、前記ファイル変換ステップにより変換された第1の印刷用ファイルを、自装置に内蔵されまたは外部に備えられファイル保持手段に保持させる保持ステップと、ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイル含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信ステップと、を実行し、前記送信ステップによる第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換ステップでは、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、前記送信ステップでは、前記第2の印刷用ファイル含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信することを特徴とする印刷処理方法。
(19)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置で実行される印刷処理方法であって、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する確認ステップと、前記確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定ステップと、を備えたことを特徴とする印刷処理方法。
(20)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵する画像形成装置で実行される印刷処理方法であって、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認ステップと、前記識別情報確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信ステップにより受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理ステップと、を備えたことを特徴とする印刷処理方法。
(21)サーバーのCPUに、前記サーバーに内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換ステップと、前記ファイル変換ステップにより変換された第1の印刷用ファイルを、前記サーバーに内蔵されまたは外部に備えられファイル保持手段に保持させる保持ステップと、ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信ステップと、を実行させ、前記送信ステップによる第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換ステップでは、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、前記送信ステップでは、前記第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信する処理を実行させるための印刷処理プログラム。
(22)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置のコンピュータに、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する確認ステップと、前記確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定ステップと、を実行させるための印刷処理プログラム。
(23)前項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵する画像形成装置のコンピュータに、前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認ステップと、前記識別情報確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信ステップにより受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理ステップと、を実行させるための印刷処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、サーバーは、自装置に内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における1ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくとともに、変換された第1の印刷用ファイルを、自装置に内蔵されまたは外部に備えられたファイル保持手段に保持しておく。
ユーザーによって文書保存手段に保存された文書の画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応した第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブが、画像形成装置に送信される。第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、印刷対象文書における事前変換対象範囲を除く未変換部分が、第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換され、第2の印刷用ファイルを含む第2のジョブが画像形成装置に送信される。
つまり、文書保存手段に保存された各文書の事前変換対象範囲のみを、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておきこれを保持しておくことで、印刷要求があったときは直ちに保持されている第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを画像形成装置に送信することができる。従って、ユーザーの印刷要求後、画像形成装置は受信した第1の印刷ジョブに基づいて早期に印刷を開始できるから、ユーザーが印刷開始まで長時間待たされる不都合を防止できる。しかも、第1の印刷ジョブの送信後に第2の印刷ジョブも画像形成装置に送信されるから、ユーザーは待たされることによるストレスを感じることなく、印刷対象文書の印刷物を取得することができる。
また、各文書の事前変換対象範囲のみを第1の印刷用ファイルに変換しこれを保持手段に保持するから、文書保存手段に保存された文書の全ページを画像形成装置で印刷可能なファイル形式に変換して保持手段に保持する場合に較べて、保持手段の容量を少なくすることができる。
前項(2)に記載の発明によれば、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブに、同一のジョブであることを示す識別情報が付与されるから、送信先の画像形成装置等は第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つのジョブとして取り扱うことができる。
前項(3)に記載の発明によれば、サーバーは、予め設定されたデータサイズで事前変換対象範囲が決定されるので、ページ数を把握できないファイル形式の文書も第1の印刷用ファイルに事前変換することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、事前変換対象範囲は、文書のファイル形式、文書のデータサイズ、試し変換したときの変換に要した計測時間、ユーザーが利用する画像形成装置の印刷速度、の少なくとも一つに基づいて決定されるから、必要な範囲のみが第1の印刷用ファイルに変換される。
前項(5)に記載の発明によれば、文書保存手段に保存された文書が、特定のファイル形式の文書、所定のデータサイズ以上の文書、所定の日付よりも新しい文書、試し変換したときの変換に要した計測時間が所定値以上の文書、の少なくとも一つである場合に、事前変換対象範囲が第1の印刷用ファイルに変換されるから、事前変換が不要な文書については第1の印刷用ファイルへの変換が行われず、第1の印刷用ファイルを保持する保持手段の容量圧迫を避けることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ユーザーの利用頻度を基に決定される所定の日付よりも新しい文書について、事前変換対象範囲の第1の印刷用ファイルへの事前変換が行われる。
前項(7)に記載の発明によれば、サーバーは、事前変換対象範囲を示す範囲情報を基に第2の印刷用ファイルへ変換される未変換部分を特定することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れなければ、第1の印刷用ファイルのうち、用紙1枚に必要なページ数で割ったときの余りのページを除いて第1の印刷ジョブが画像形成装置に送信され、第1の印刷用ファイルにおける余りのページは破棄され、破棄した余りのページ分を変換対象ページに含めて第2の印刷用ファイルに変換されるから、画像形成装置は、要求された用紙への両面印刷またはページ集約印刷を実行することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れなければ、印刷対象文書のうち、第1の印刷用ファイルへ変換済みのページの次のページから、用紙1枚に必要なページ数で割り切れるのに不足しているページ数分が追加変換されて第1の印刷用ファイルと結合され、印刷対象文書における印刷用ファイルへ追加変換されたページの次のページ以降が第2の印刷用ファイルに変換されるから、画像形成装置は、要求された両面印刷またはページ集約印刷を実行することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、第2の印刷用ファイルへの変換に際し、未変換部分のデータサイズが閾値よりも多い場合、未変換部分を分割して印刷用ファイルへ変換されるとともに、分割して変換された印刷用ファイルを含む印刷ジョブが順次画像形成装置へ送信されるから、第2の印刷用ファイルへの変換処理及び印刷ジョブの画像形成装置への送信処理を速やかに行うことができる。
前項(11)に記載の発明によれば、ユーザーにより要求された印刷が、冊子印刷等のように終端ページが存在しないと印刷開始できない設定の場合、要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイル内であるときは、第1の印刷用ファイル内の要求された印刷範囲のページを含む印刷ジョブが画像形成装置に送信される。一方、要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイルの範囲を超えるときは、超える部分が第2の印刷用ファイルに変換されると共に、変換された第2の印刷用ファイルが第1の印刷用ファイルと結合され、結合後の印刷用ファイルを含む印刷ジョブが画像形成装置に送信される。従って、終端ページが存在しないと印刷開始できない印刷設定が要求されたとしても、この印刷設定に問題なく対応することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、ユーザーは外部のデータ格納サーバーに格納されている文書を選択して、画像形成装置に印刷させることができる。
前項(13)に記載の発明によれば、データ格納サーバーとの通信により取得した、データ格納サーバーに保存されている文書を示す文書リストと、前回の通信により取得された文書リストとを比較して差分が抽出され、抽出された文書リストの差分に含まれる文書がデータ格納サーバーから取得されてその事前変換対象範囲が第1の印刷用ファイルに変換されるから、データ格納サーバーとの通信のたびに保持手段による第1の印刷用ファイルの保持状態を更新することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、保持手段による第1の印刷用ファイルの保持状態をユーザー毎に更新することができる。
前項(15)に記載の発明によれば、ゲートウェイ装置は、受信した第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、画像形成装置の能力に基づいて決定するから、画像形成装置が、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つのジョブとして処理する能力を有していなくても、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを別々のジョブとして画像形成装置が処理するのを防止することができる。
前項(16)に記載の発明によれば、第1の印刷ジョブの画像形成装置への送信の保留が決定された場合、第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷ジョブが受信されたときに、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブが1つの印刷ジョブとして画像形成装置に送信される。
前項(17)に記載の発明によれば、連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを、1つのジョブとして処理することができる画像形成装置となる。
前項(18)に記載の発明によれば、ユーザーが印刷開始まで長時間待たされる不都合を防止できるとともに、ユーザーは待たされることによるストレスを感じることなく、印刷対象文書の印刷物を取得することができる。また、文書保存手段に保存された文書の全ページを画像形成装置で印刷可能なファイル形式に変換して保持手段に保持する場合に較べて、保持手段の容量を少なくすることができる。
前項(19)に記載の発明によれば、画像形成装置が、第1の印刷用ファイルと第2の印刷用ファイルを1つのジョブとして処理する能力を有していなくても、第1の印刷用ファイルと第2の印刷用ファイルを別々のジョブとして画像形成装置が処理するのを防止することができる。
前項(20)に記載の発明によれば、画像形成装置が、連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを、1つのジョブとして処理することができる。
前項(21)に記載の発明によれば、ユーザーが印刷開始まで長時間待たされる不都合を防止できるとともに、ユーザーは待たされることによるストレスを感じることなく、印刷対象文書の印刷物を取得することができ、また、文書保存手段に保存された文書の全ページを画像形成装置で印刷可能なファイル形式に変換して保持手段に保持する場合に較べて、保持手段の容量を少なくすることができる処理を、サーバーのCPUに実行させることができる。
前項(22)に記載の発明によれば、画像形成装置が、第1の印刷用ファイルと第2の印刷用ファイルを1つのジョブとして処理する能力を有していなくても、第1の印刷用ファイルと第2の印刷用ファイルを別々のジョブとして画像形成装置が処理するのを防止することができる処理を、ゲートウェイ装置のコンピュータに実行させることができる。
前項(23)に記載の発明によれば、連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つのジョブとして処理することを、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係るサーバー及びゲートウェイ装置が用いられたプルプリントシステムの構成図である。 文書変換サーバー、データ格納サーバー、ゲートウェイ装置及び画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 文書変換サーバー、データ格納サーバー、ゲートウェイ装置及び画像形成装置の間のデータ処理を示すシーケンス図である。 画像形成装置が複数のジョブを1つのジョブとして扱う機能を有していない場合に、ゲートウェイ装置及び画像形成装置の間のデータ処理を示すシーケンス図である。 画像形成装置が複数のジョブを1つのジョブとして扱う機能を有している場合に、ゲートウェイ装置及び画像形成装置の間のデータ処理を示すシーケンス図である。 文書変換サーバーによる文書の事前変換処理を示すフローチャートである。 印刷要求受信時の文書変換サーバーの処理を示すフローチャートである。 文書変換サーバーから印刷ジョブを受信したゲートウェイ装置の動作を示すフローチャートである。 複数の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理する能力を有する画像形成装置が、印刷ジョブを受信したときの動作を示すフローチャートである。 プルプリントシステムの他の例を示す構成図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るサーバー及びゲートウェイ装置が用いられたプルプリントシステムの構成図である。
プルプリントシステムは、文書変換サーバー1と、データ格納サーバー2と、ゲートウェイ装置4と、複数の画像形成装置5A、5Bとを備えている。文書変換サーバー1とデータ格納サーバー2は、ネットワークであるインターネット6に接続されるとともに、インターネット6には複数個のイントラネット3A、3Bも接続されている。この実施形態では、各イントラネット3A、3B内にゲートウェイ装置4と画像形成装置5A、5Bが存在しており、ゲートウェイ装置4がインターネット6と接続され、ゲートウェイ装置4と各画像形成装置5A、5Bは社内LAN等のローカルネットワーク7により接続されている。従って、各画像形成装置5A、5Bはゲートウェイ装置4を介してと文書変換サーバー1と接続されており、画像形成装置5A、5Bと文書変換サーバー1間のデータの送受信はゲートウェイ装置4を介して行われる。
さらに、インターネット6にはユーザーが所有するパーソナルコンピュータやスマートフォン等からなるユーザーの端末装置81、82が接続され、イントラネット3A、3B内においてもユーザーの端末装置83がローカルネットワーク7に接続されている。
図2は文書変換サーバー1、データ格納サーバー2、ゲートウェイ装置4及び画像形成装置5A、5Bの内部構成を示すブロック図である。
文書変換サーバー1は、クラウド上に配置されたクラウドサーバーであってパーソナルコンピュータからなり、CPU11、ROM12、RAM13を備え、これらのCPU11、ROM12、RAM13によって制御部14が構成されている。
CPU11は、ROM12や記憶部15等に保存されているプログラムを実行することにより、文書変換サーバー1の全体を統括的に制御する。特に、この実施形態ではデータ格納サーバー2に保存されている各文書の一部である事前変換対象範囲を、画像形成装置5A、5Bで印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換し保持する処理を実行する。また、画像形成装置5からの印刷の要求を受け付けたときは、保持した第1の印刷用ファイルの中から指定された文書に対応する第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを作成して画像形成装置5A、5Bに送信するとともに、第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、データ格納サーバー2から指定された印刷対象文書を取得し、取得した文書における事前変換対象範囲を除くページを、第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換して第2の印刷ジョブを作成し、画像形成装置5A、5Bに送信する等の処理を実行するが、詳細は後述する。
ROM12は、CPU11が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM13は、CPU11が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
文書変換サーバー1はさらに、記憶部15、表示装置16、入力装置17、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)18等を備え、これらはシステムバス(図示せず)を介してCPU11に接続されている。
記憶部15は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、各種の管理データ、アプリケーションプログラム等が記憶されている。この実施形態ではさらに、各文書の事前変換対象範囲が所定のファイル形式に変換された第1の印刷用ファイルや、ユーザー毎のアカウント情報を保持する。このアカウント情報はデータ格納サーバー2に保存されている文書と紐付けられてCPU11によって管理されており、CPU11はアカウント情報に基づいて、データ格納サーバー2内の文書にアクセスでき、ユーザー毎に文書を取得することができるようになっている。
表示装置16は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びシステムの管理者等に対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置17は、管理者等による入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部18は、データ格納サーバー2、ゲートウェイ装置4等との間で、インターネット6を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
データ格納サーバー2はパーソナルコンピュータからなり、CPU21、ROM22、RAM23を備え、これらのCPU21、ROM22、RAM23によって制御部24が構成されている。
CPU21は、ROM22や記憶部25等に保存されているプログラムを実行することにより、データ格納サーバー2の全体を統括的に制御する。例えば、文書変換サーバー1の指令に基づいて、文書変換サーバー1等から送信された文書を記憶部25に保存したり、保存した文書の中から指定された文書を取り出して、文書変換サーバー1に転送する等の処理を行う。
ROM22は、CPU21が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM23は、CPU21が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
データ格納サーバー2はさらに、記憶部25、表示装置26、入力装置27、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)28等を備え、これらはシステムバス(図示せず)を介してCPU21に接続されている。
記憶部25は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、ユーザー等によって作成された印刷対象となる多数の文書等が保存されている。なお、保存されている文書は少なくとも1個存在すれば良い。
表示装置26は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びシステムの管理者等に対する入力受付画面、選択画面等を表示する。
入力装置27は、管理者等による入力操作に用いられるもので、キーボードやマウス等からなる。
ネットワークインターフェース部28は、文書変換サーバー1、ゲートウェイ装置4等との間で、インターネット6を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
ゲートウェイ装置4は、インターネット6とイントラネット3A、3Bとの接続をファイアウォールにブロックされることなく行うための役割を果たし、CPU41、ROM42、RAM43を備え、これらのCPU41、ROM42、RAM43によって制御部44が構成されている。
CPU41は、ROM42や記憶部45等に保存されているプログラムを実行することにより、ゲートウェイ装置4の全体を統括的に制御する。例えばこの実施形態では、ユーザー操作に基づいて画像形成装置5A、5Bから送信されてきた文書の印刷要求を、文書変換サーバー1に送信する等の処理を実行する。
ROM42は、CPU41が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM43は、CPU41が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
ゲートウェイ装置4はさらに、記憶部45、ジョブID確認部46、送信・保留決定部47、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)48等を備え、これらはシステムバス(図示せず)を介してCPU41に接続されている。
記憶部45は文書管理サーバー1から送信されてきた第1、第2の印刷ジョブ等を一時的に保存する。
ジョブID確認部46は、文書管理サーバー1から送信されてきた印刷ジョブに識別情報であるジョブIDが付加されているかどうか、及び付加されている場合はそのジョブIDが連続ジョブであることを示すジョブIDかどうか、を確認する。
送信・保留決定部47は、印刷ジョブに付加されているジョブIDが連続ジョブであることを示すジョブIDであると確認された場合、その印刷ジョブをそのまま画像形成装置5A、5Bに送信するか、送信を保留するかを、画像形成装置5A、5Bの能力に基づいて決定する。
なお、ジョブID確認部46及び送信・保留決定部47は、CPU41の機能の一部として構成される。
ネットワークインターフェース部48は、文書変換サーバー1、画像形成装置5A、5B等との間で、インターネット6やローカルネットワーク7を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
画像形成装置5A、5Bは、この実施形態ではコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する多機能デジタル複合機である前述したMFPが用いられている。以下、画像形成装置をMFPとも記す。
なお、MFP5A、5Bはいずれも同一の構成を備えているため、必要な場合を除き、MFP5A、5Bを区別することなくMFP5として説明する。
MFP5は、CPU51、ROM52、RAM53を備え、これらのCPU51、ROM52、RAM53によって制御部54が構成されている。
CPU51は、ROM52や記憶部55等に保存されているプログラムを実行することにより、MFP5の全体を統括的に制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御する。またこの実施形態では、ユーザー操作に基づいて作成した印刷要求をゲートウェイ装置4を介して文書管理サーバー1へ送信したり、ゲートウェイ装置4から送信されてきた印刷ジョブを受信して印刷する等の処理を実行する。
ROM52は、CPU51が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM53は、CPU51が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
MFP5はさらに、記憶部55、スキャナ部56、プリンタ部57、操作パネル58、ネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)59等を備え、これらはシステムバス(図示せず)を介してCPU51に接続されている。
記憶部55は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、スキャナ部24で読み取られた原稿の画像データや、他の画像形成装置あるいはユーザー端末等から送信されてきたデータや、アプリケーション等が記憶されている。
スキャナ部56は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
プリンタ部57は、ゲートウェイ装置4から送信されてきた印刷ジョブや、スキャナ部56で読み取られた原稿の画像データ等を、要求されたモードに従って印刷するものである。
操作パネル58は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル式液晶等からなる表示部581を備えている。
ネットワークインターフェース部59は、ゲートウェイ装置4、他の画像形成装置5、ユーザー端末装置83等との間で、ローカルネットワーク7を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
次に、図1及び図2に示したプルプリントシステムの動作の一例を、図3〜図5に示すシーケンス図を参照して説明する。
データ格納サーバー2には印刷対象となる多数の文書が保存されている。文書変換サーバー1は、データ格納サーバー2に保存されている各文書における1ページ目から所定ページまでの事前変換対象範囲を、MFP5で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておく。第1の印刷用ファイルへの変換は次のようにして行われる。
即ち、図3に示すように、文書変換サーバー1はデータ格納サーバー2と定期的に通信を行っており、データ格納サーバー2に保存されている文書のリストをデータ格納サーバー2から取得する(ステップS101、S102)。
そして、前回の通信により取得した文書リストと今回の通信により取得した文書リストを比較し、追加された文書の有無やタイムスタンプが相違する文書等を調べることにより差分を抽出し(ステップS103)、抽出した差分の文書をデータ格納サーバー2から取得する(ステップS104、S105)。
文書変換サーバー1は、取得した各文書における1ページから始まる事前変換対象範囲を、MFP5で印刷可能なファイル形式のファイルに変換して第1の印刷用ファイルを作成する(ステップS106)。望ましくはプレビュー用の画像も作成するのが良い。MFP5で印刷可能なファイル形式は限定されることはないが、例えばPDF(Portable Document Format)ファイルを例示することができる。
また、文書変換サーバー1がデータ格納サーバー2と定期的に通信を行って文書のリストを取得するのではなく、ユーザーが文書変換サーバー1にアクセスしたときに、CPU11が、アクセスしたユーザーのアカウント情報を基にデータ格納サーバー2からユーザーと紐付けられた文書のリストを取得し、取得された文書リストと前回の文書リストとを比較して差分を抽出し、ユーザーのアカウント情報に基づいて、抽出した差分の文書にアクセスし文書を取得しても良い。この場合は、ユーザー毎に第1の印刷用ファイルを作成することができる。
事前変換された第1の印刷用ファイルは、文書変換サーバー1の記憶部15に保持しておく(ステップS106)。プレビュー用の画像を作成した場合は、作成したプレビュー用の画像も第1の印刷用ファイルと関連付けて記憶部15に保持しておく。なお、変換に用いた元データである文書は破棄する。必要な場合はデータ格納サーバー2から再度取得すれば良い。破棄することで記憶部15の記憶容量の圧迫を回避できる。
事前変換対象範囲は予め設定され、文書変換サーバー1は事前変換対象範囲についての情報を、設定ファイルあるいはデータベースパラメータとして保持している。設定ファイルあるいはデータベースパラメータとして保持することにより、ユーザー毎あるいは文書の種類毎というように、事前変換対象範囲を細かく設定することができる。
事前変換対象範囲は例えば1ページから10ページまでというようにページ数が任意に設定されても良いし、所定の基準、例えば予め設定されたデータサイズ(文書容量)で決定されても良い。ファイル形式によっては何ページあるのか把握できない文書が存在することから、事前変換対象範囲をデータサイズで決定することにより、このようなページ数を把握できない文書も第1の印刷用ファイルに事前変換することができる。また、文書のファイル形式によっては1ページのデータサイズが大きい文書があるが、事前変換対象範囲をデータサイズで決定することにより、事前変換対象範囲のデータサイズが各文書でほぼ同じになり、変換後の第1の印刷用ファイルのデータサイズが予期せず大きくなってしまうという不都合もない。
また、事前変換対象範囲は文書のファイル形式によってつまりファイル形式の種類毎に決定されても良い。例えば、マイクロソフト社製のアプリケーションであるワード、エクセル、パワーポイント等を使用して作成された文書は、サイズが小さくてもページ数が多く、MFP1で印刷可能なPDFファイル等への変換に時間がかかる場合があるため、事前変換対象範囲として多めのページ数を設定しておく。また、PDF形式の文書は例えば変換するPDF形式とバージョンが相違する場合等には改めてPDFファイルに変換されるが、変換にはさほど時間を要しないため、事前変換対象範囲として少なめのページ数を設定しておく。
また、事前変換対象範囲は文書のデータサイズによって決定されても良い。データサイズの大きい文書は変換に時間がかかるため、文書のデータサイズが大きくなるほど事前変換対象範囲として多めのページ数が設定されるようにしておいても良い。
また、文書を試し変換したときの変換に要した時間を計測し、変換に要した時間が長いほど事前変換対象範囲として多めのページ数を設定しておいても良い。また、変換後のファイルサイズが大きいと転送に時間がかかることから、試し変換したときのファイルサイズを確認し、変換後のファイルサイズが大きいほど事前変換対象範囲として多めのページ数を設定しておいても良い。
また、ユーザーが良く利用するMFP5の印刷速度に応じて、事前変換対象範囲を決定しても良い。つまり、文書変換サーバー1がユーザー毎に過去のMFPの利用履歴を記憶部15に蓄積しておくと共に、蓄積された利用履歴からユーザーによるMFPの利用頻度を抽出し、最も利用頻度の高いMFP5の印刷速度に応じて、各ユーザーの文書についての事前変換対象範囲を決定しても良い。例えば、MFP5の印刷速度が速いほど第1の印刷用ファイルのMFP5での印刷が速く完了してしまうため、MFP5の印刷速度が速いほど事前変換対象範囲として多めのページ数を設定しておけば良い。なお、MFP5の印刷速度についての情報は、予め記憶部15に登録しておけば良い。
また、この実施形態では、文書が予め設定された所定の条件に合致するか否かを文書変換サーバー1が判定し、所定の条件に合致する文書についてのみ、事前変換対象範囲を第1の印刷用ファイルへ変換するようになっている。
所定の条件の一つとして、文書が特定のファイル形式の文書に該当する場合を挙げることができる。文書が例えばjpegやping等の画像データの場合は、1ページのみのデータであるので、MFP5で印刷可能なファイル形式への変換にさほど時間がかからないため、第1の印刷用ファイルに事前変換しておく必要性に乏しいうえ、事前変換しておくとその保持のために記憶部15の記憶容量を圧迫する。そこで、ファイルサイズ、拡張子、ファイル名等から文書がjpegやping等の画像データに該当するかどうかを判定し、該当しない文書に限って第1の印刷用ファイルへの事前変換が行われても良い。
また、所定の条件の一つとして、所定のデータサイズ以上の文書である場合を挙げることができる。データサイズが小さい場合は、変換にさほど時間がかからないため、第1の印刷用ファイルに事前変換しておく必要性に乏しいうえ、事前変換しておくとその保持のために記憶部15の記憶容量を圧迫する。そこで、所定のデータサイズ以上の文書である場合に限って第1の印刷用ファイルへの事前変換が行わても良い。
また、所定の条件の一つとして、データ格納サーバー2に保存されている文書が、所定の日付よりも新しい文書である場合を挙げることができる。新しい文書ほどユーザーによって印刷される機会が多いと考えられるため、古い文書は第1の印刷用ファイルに事前変換しておく必要性に乏しいうえ、事前変換しておくとその保持のために記憶部15の記憶容量を圧迫する。そこで、所定の日付よりも新しい文書である場合に限って第1の印刷用ファイルへの事前変換が行われても良い。
この場合、ユーザーの過去の利用履歴を記憶部15に記憶しておき、利用履歴からユーザーの印刷機能の利用頻度を抽出し、抽出されたユーザーの利用頻度を基に、所定の日付よりも新しい文書か否かの判定における所定の日付が決定されても良い。例えば利用頻度の高いユーザーほど、古い文書についても第1の印刷用ファイルへ事前変換しておくのが良い。これによって、ユーザーの利用履歴に応じた最適な管理が可能となる。
また、所定の条件の一つとして、文書を試し変換したときの変換に要した時間を計測し、変換に要した時間が所定値以上の場合に限って第1の印刷用ファイルへの事前変換が行われても良い。変換に要した時間が短い文書は、第1の印刷用ファイルに事前変換しておく必要性に乏しいうえ、事前変換しておくとその保持のために記憶部15の記憶容量を圧迫する。試し変換された印刷用ファイルは削除される。試し変換の結果、第1の印刷用ファイルへの事前変換を行うと決定された文書については、事前変換対象範囲が再度第1の印刷用ファイルへ変換される。
このようにして、特定の書類についての事前変換対象範囲を、PDF等のMFP5で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換するとともに、変換された第1の印刷用ファイルを記憶部15に保持しておく。文書変換サーバー1は第1の印刷用ファイルの保持に際して、変換された事前変換対象範囲が1ページから何ページまでであるかを示す範囲情報を、第1の印刷用ファイルに付加して、あるいは第1の印刷用ファイルと関連付けて記憶部15に記憶する。なお、第1の印刷用ファイルへの事前変換処理を行わない文書については、事前変換不要のフラグを付して文書の情報を保持しておく。
ユーザーがプルプリントを行いたい場合は、MFP5からゲートウェイ装置4を介して文書変換サーバー1にログインするとともに、データ格納サーバー2に保存されているユーザーの書類から所望の書類を選択し、印刷設定を行ってプルプリントの印刷要求を行う(図3のステップS107)。印刷要求はゲートウェイ装置4を介して文書変換サーバー1に送信される(ステップS108)。
文書変換サーバー1は、MFP5からの印刷要求を受信し、印刷要求で指定された文書について、その文書が事前変換を要しない文書かどうかを、事前変換不要フラグが付された文書情報の有無に基づいて判定する。事前変換を要しない文書でなければ、事前変換範囲が第1の印刷用ファイルへ変換されて記憶部15に保持されているから、この第1の印刷用ファイルを記憶部15から読み出すとともに、読み出された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを作成し(ステップS109)、ゲートウェイ装置4に送信する(ステップS110)。印刷要求で指定された印刷範囲が第1の印刷用ファイルのページ内に収まっている場合は、第1の印刷用ファイルの指定された印刷範囲のページを印刷ジョブとして送信して処理を終了する。
また、印刷要求で指定された印刷範囲が第1の印刷用ファイルのページ内に収まっていない場合、文書変換サーバー1は、データ格納サーバー2にアクセスし、ログイン時のユーザーアカウントを基に印刷要求に含まれている文書を取得する(ステップS111、S112)。そして、既に印刷可能なファイルに変換されている事前変換対象範囲を除く未変換部分を、第1の印刷用ファイルと同じ形式のファイルに変換して第2の印刷用ファイルを作成する(ステップS113)。未変換部分が何ページから始まるかは、第1の印刷用ファイルに付加して、あるいは第1の印刷用ファイルと関連付けて記憶部15に記憶されている範囲情報を基に、文書変換サーバー1が特定する。このように、範囲情報を基に文書の未変換部分を容易に特定することができる。
文書変換サーバー1は、第2の印刷用ファイルの作成後、この第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを作成し(ステップS114)、MFP5に送信する(ステップS115)。
このように、この実施形態では、文書変換サーバー1は、データ格納サーバー2に保存された1個または複数個の各文書における1ページから始まる事前変換対象範囲を、MFP5で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくとともに、変換された第1の印刷用ファイルを記憶部15に保持しておく。ユーザーによって文書のMFP5による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応した第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブが作成されてMFP5に送信され、第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、印刷対象文書における事前変換対象範囲を除く未変換部分が、第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換され、第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブが作成されてMFP5に送信される。
つまり、各文書の事前変換対象範囲のみを、MFP5で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておきこれを保持しておくことで、印刷要求があったときは直ちに保持されている第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブをMFP5に送信することができる。従って、ユーザーの印刷要求後、MFP5は受信した第1の印刷ジョブに基づいて早期に印刷を開始できるから、ユーザーが印刷開始まで長時間待たされる不都合を防止できる。しかも、第1の印刷ジョブの送信後に第2の印刷ジョブもMFP5に送信されるから、ユーザーは待たされることによるストレスを感じることなく、印刷対象文書の印刷物を取得することができる。
また、各文書の事前変換対象範囲のみを第1の印刷用ファイルに変換しこれを記憶部15に保持するから、文書の全ページをMFP5で印刷可能なファイル形式に変換して記憶部15に保持する場合に較べて、記憶部15の容量を少なくでき、あるいは容量圧迫を回避できる。
第1の印刷ジョブ及び第2の印刷ジョブの送信に際し、文書変換サーバー1は各印刷ジョブのPJL(Print Job Language)にジョブIDを付加する。付加されるジョブIDは、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブとが同一のジョブ(以下、連続ジョブともいう)であることを示す形式のIDである。
ジョブIDの一例として、第1の印刷ジョブに付加されるジョブIDが「continuejob_user01_01234_1to2_1」であり、第2の印刷ジョブに付加されるジョブIDが「continuejob_user01_01234_1to2_2」である場合を挙げることができる。ジョブID中の「continuejob_user01_01234」のパラメータで誰のどのジョブなのかを識別し、「1to2」のパラメータでジョブが全部で何個あるかを識別し、末尾の「1」「2」で印刷ジョブの順番を識別する。末尾の「1」「2」は順番を識別できれば良いので、「A」「B」「C」「D」等でも良い。
このように、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブに、同一のジョブであることを示すジョブIDが付与されるから、送信先のゲートウェイ装置4やMFP5は第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つのジョブとして取り扱うことができる。
文書変換サーバー1は、第2の印刷用ファイルへの変換に際し、未変換部分のデータサイズが閾値よりも多い場合、未変換部分をさらに2個以上の印刷用ファイルへ分割して変換し、2個以上の印刷ジョブを作成しても良い。例えば未変換部分を2個に分割して変換した場合、第1の印刷ジョブへ付加されるジョブIDを「continuejob_user01_01234_1to3_1」とし、2個に分割して作成された第2の印刷ジョブのうち先のジョブへ付加されるジョブIDを「continuejob_user01_01234_1to3_2」とし、後のジョブへ付加されるジョブIDを「continuejob_user01_01234_1to3_3」として、先の印刷ジョブから順次MFP5へ送信すれば良い。第2の印刷用ファイルを3個以上に分割して作成した場合も同様である。
このように、未変換部分のデータサイズが閾値よりも多い場合、未変換部分をさらに2個以上の印刷用ファイルへ分割して変換することにより、分割することなく変換した場合に較べて、第2の印刷用ファイルへの変換処理及び印刷ジョブのMFP5への送信処理を速やかに行うことができる。
なお、印刷要求に含まれる印刷設定によっては、事前変換した第1の印刷用ファイルをそのまま送信できない場合がある。例えば、印刷要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れない場合である。具体的には、両面印刷が要求されたにもかかわらず、第1の印刷用ファイルのページ数が奇数ページの場合や、4ページを1枚に印刷する4in1の集約印刷が要求されたにもかかわらず、第1の印刷用ファイルのページ数が4で割り切れない3ページあるいは5ページといった場合である。
この場合、文書変換サーバー1は、印刷要求が用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れるかどうかを判定する。割り切れると判定された場合は、第1の印刷用ファイルをそのまま第1の印刷ジョブに含ませる。
割り切れないと判定された場合、第1の印刷用ファイルのうち、用紙1枚に必要なページ数で割ったときの余りのページを除く第1の印刷用ファイルが第1のジョブに含まれ、MFP5へ送信される。第1の印刷用ファイルにおける余りのページは文書変換サーバー1によって破棄される。また、文書変換サーバー1は、破棄した余りのページ分を未変換部分に含めて第2の印刷用ファイルに変換する。例えば、印刷対象文書が20ページであり、4ページを1枚に印刷する4in1の集約印刷が要求され、事前変換された第1の印刷用ファイルのページ数が10ページの場合は、第1の印刷用ファイルのうち1〜8ページのみが第1の印刷ジョブとして送信され、9ページ及び10ページは破棄されて、9ページ以降が第2の印刷用ファイルへ変換されることになる。
このような処理によって、MFP5はユーザーを待たせることなく印刷設定通りの印刷を行うことができる。
なお、印刷要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であり、かつ第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れない場合の他の処理として、文書変換サーバー1は、第1の印刷用ファイルへ変換済みのページの次のページから、用紙1枚に必要なページ数で割り切れるのに不足しているページ数分を、第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の印刷用ファイルに追加変換して第1の印刷用ファイルと結合し、結合後の印刷用ファイルを第1の印刷ジョブとしてMFP5へ送信する構成としても良い。この場合、文書変換サーバー1は、印刷用ファイルへ追加変換されたページの次のページ以降を第2の印刷用ファイルに変換することになる。例えば、印刷対象文書が20ページであり、4ページを1枚に印刷する4in1の集約印刷が要求され、事前変換された第1の印刷用ファイルのページ数が10ページの場合は、未変換部分の11ページ及び12ページ追加変換され、第1の印刷用ファイルと結合されて、1〜12ページが第1の印刷ジョブに含まれてMFP5に送信され、13ページ以降が第2の印刷用ファイルへ変換されることになる。
また、印刷要求が、冊子印刷等のように終端ページが存在しないと印刷開始できない設定の場合、要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイル内であるときは、第1の印刷用ファイル内の要求された印刷範囲のページが印刷ジョブとしてMFP5に送信される。要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイルの範囲を超えるときは、超える部分について第2の印刷用ファイルに変換される。そして、変換された第2の印刷用ファイルを第1の印刷用ファイルと結合し、結合された印刷用ファイルを含む印刷ジョブがMFP5へ送信される。
文書変換サーバー1から送信された第1の印刷ジョブはゲートウェイ装置4で受け付けられる。ゲートウェイ装置4は、受信した印刷ジョブのPJLに、連続ジョブであることを示すジョブIDが付加されている場合、第1の印刷ジョブをそのまま印刷要求を行ったMFP5に送信するか送信を保留するかを、MFP5の能力に基づいて決定する。
つまり、MFP5が複数のジョブを連続ジョブとして扱う機能がない場合は、図4に示すように、第1の印刷ジョブの受信後(ステップS201)、第2の印刷ジョブを受信するまで第1の印刷ジョブの送信を保留し(ステップS202)、第2の印刷ジョブを受信したときに(ステップS203)、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つのジョブとして結合する(ステップS204)。そして、結合された1つの印刷ジョブをMFP5に送信する(ステップS205)。
MFP5は、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブが結合されてゲートウェイ装置4から送信されてきた1つの印刷ジョブを、従来と同様に印刷設定に従って用紙に印刷する(ステップS206)。印刷後はジョブ履歴を作成しジョブカウンタを1つ繰り上げる。
一般的にインターネットの通信速度よりローカルネットワークの通信速度の方が速いため、ゲートウェイ装置4で第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを結合してもユーザーには速く感じられる。特に、事前にプレビュー確認する場合は、第1の印刷ジョブを先にMFP5に送信してプレビュー表示し、その間に結合を行って印刷用には結合した印刷用ファイルに差し替えるようにすると、ユーザーには従来に比べて速くなったと感じられる。
MFP5が複数のジョブを連続ジョブとして結合して扱う機能がある場合は、図5に示すように、第1の印刷ジョブの受信後(ステップS301)、第1の印刷ジョブをそのままMFP5に送信する(ステップS302)。また、その後に受信した第2の印刷ジョブもそのままMFP5に送信する(ステップS304、S305)。
MFP5は、受信した第1の印刷ジョブを印刷し(ステップS303)、第2の印刷ジョブを受信したときは、望ましくは第1の印刷ジョブに続いて第2の印刷ジョブを連続して印刷する(ステップS306)。印刷後は1つのジョブとしてジョブ履歴の管理やジョブカウンタの繰り上げ等を行う(ステップS307)。
ここで、MFP5が複数のジョブを連続ジョブとして結合して扱う機能を有しているかどうかの判定は、OpenAPI(API:Application Program Interface)やMIB(Management information base)を介してMFP5の能力を取得することにより行われても良い。あるいは、ゲートウェイ装置4内にMFP5の機種の固有パラメータ(SysObjectID)と能力のテーブルを保持しておき、MFP5からSysObjectIDをMIBで取得してテーブル上で比較し、判定しても良い。
図6は、文書変換サーバー1による文書の事前変換処理を示すフローチャートである。この処理は、文書変換サーバー1のCPU11が、ROM12等に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
文書変換サーバー1のCPU11は、ステップS01でデータ格納サーバー2から文書リストを取得したのち、ステップS02で、前回取得した文書リストとの差分を抽出する。
差分がある場合(ステップS02でYES)、ステップS03では、差分のある文書をデータ格納サーバー2から取得したのち、ステップS04で、各文書が事前変換する文書かどうかを判定する。事前変換する文書かどうかは、前述したように、例えば文書が、特定のファイル形式の文書、所定のデータサイズ以上の文書、所定の日付よりも新しい文書、試し変換したときの変換に要した時間が所定値以上の文書、の少なくとも一つに該当するかどうかを判定することにより行えば良い。
事前変換する文書に該当すると判定された文書であれば(ステップS04でYES)、ステップS05で、事前変換対象範囲を印刷可能なファイル形式(PDF等)に変換して記憶部15に保持する。
ステップS02で差分がない場合や(ステップS02でNO)、ステップS04で事前変換する文書でない場合は(ステップS04でNO)、いずれも第1の印刷用ファイルへの事前変換を行うことなく本処理を終了する。
図7は、印刷要求受信時の文書変換サーバー1の処理を示すフローチャートである。この処理も、文書変換サーバー1のCPU11が、ROM12等に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS11で印刷要求を受信すると、ステップS12で、印刷を指示された文書が第1の印刷用ファイルに事前変換されている文書かどうかを判定し、事前変換されている文書であれば(ステップS12でYES)、ステップS13で、印刷要求から印刷ページ範囲の情報を取得する。
次いで、ステップS14で、印刷ページ範囲は事前変換した第1の印刷用ファイル内かどうかを判断する。第1の印刷用ファイル内であれば(ステップS14でYES)、ステップS22で、PJLにページ範囲を記載して印刷ジョブを作成し、作成した印刷ジョブをMFP5にジョブ送信して本処理を終了する。
ステップS14で、印刷ページ範囲が第1の印刷用ファイル内でなければ(ステップS14でNO)、ステップS15で、PJLに連続ジョブであることを示すジョブIDを付与して、第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを作成し、MFP5に送信する。
次いで、ステップS16で、印刷要求された文書をデータ格納サーバー2から取得したのち、ステップS17で、取得した文書に対して、事前変換対象範囲の次のページ以降を、第1の印刷用ファイルと同じMFP5で印刷可能なファイル形式に変換して第2の印刷用ファイルを作成する。この場合、事前変換対象範囲の次のページ以降のページの合計データサイズが大きい場合は、複数の範囲に分割して印刷用ファイルを作成する。
次いでステップS18で、PJLに、先に送信した第1の印刷用ファイルに続く連続ジョブで有ることを示すジョブIDを付与して、第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを作成し、MFP5に送信する。
ステップS19では、印刷要求された文書を全て変換したかどうかを調べる。第2の印刷用ファイルを複数に分割して作成する場合は、未変換部分が残っているから(ステップS19でNO)、ステップS17に戻り、ステップS17〜S19の処理を繰り返す。全て変換されている場合は(ステップS19でYES)、処理を終了する。
ステップS12で、印刷を指示された文書が事前変換されている文書でない場合、換言すれば第1の印刷用ファイルが作成されていない文書の場合は(ステップS12でNO)、ステップS20に進み、印刷要求された文書をデータ格納サーバー2から取得したのち、ステップS21で、取得した文書をMFP5で印刷可能なファイル形式に変換して印刷用ファイルを作成する。そして、ステップS22で、PJLにページ範囲を記載してジョブを生成し、生成したジョブをMFP5に送信して本処理を終了する。
図8は、文書変換サーバー1から印刷ジョブを受信したゲートウェイ装置4の動作を示すフローチャートである。この動作はゲートウェイ装置4のCPU41がROM42等に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ゲートウェイ装置4は、ステップS31で、文書変換サーバー1から送信された印刷ジョブを受け付けた後、ステップS32で、印刷ジョブに付加されているジョブIDは連続ジョブを示すID形式かどうかを判定する。連続ジョブを示すID形式でない場合は(ステップS32でNO)、ステップS34に進みジョブをMFP5に送信する。
連続ジョブを示すID形式である場合(ステップS32でYES)、ステップS33では、送信先のMFP5は連続ジョブを示すID形式のジョブの印刷に対応しているかどうか、換言すればMFP5が複数のジョブを連続ジョブとして結合して扱う能力があるかどうかを調べる。対応している場合(ステップS33でYES)、ステップS34に進み、ジョブを保留することなくそのままMFP5に送信する。
一方、ステップS33で、MFP5が連続ジョブを示すID形式のジョブの印刷に対応していない場合(ステップS33でNO)、ステップS35で、印刷ジョブを保留して第1の印刷ジョブのジョブIDに紐付けられる後続ジョブ(第2の印刷ジョブ)の受信を待ち、受信すると、第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを結合した1つの印刷ジョブを作成し、MFP5に送信する。
図9は、複数の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理する能力を有するMFP5が、印刷ジョブを受信したときの動作を示すフローチャートである。この処理はMFP5のCPU51がROM52等に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
MFP5のCPU51は、ステップS41で、パーソナルコンピュータ(PC)、サーバーあるいはゲートウェイ装置4から送信された印刷ジョブを受け付けた後、ステップS42で、現在、連続ジョブつまり1つのジョブとして取り扱われるべき複数のジョブの内の一つを印刷中か否かを判定する。印刷中であれば(ステップS42でYES)、ステップS43で、ステップS41で受け付けたジョブのIDは連続ジョブを示すIDかどうかを調べる。
受け付けたジョブのIDが連続ジョブを示すIDである場合(ステップS43でYES)、ステップS44で、そのジョブIDは現在印刷中の連続ジョブの続きを示すジョブIDかどうかを確認する。現在印刷中の連続ジョブの続きを示すジョブIDであれば(ステップS44でYES)、ステップS45で、印刷中の連続ジョブの続き処理としてジョブ管理データを更新し、続けて印刷を行う。この場合、ジョブ履歴は1つのジョブとして作成され、ジョブカウンタも1つ繰り上げる。
ステップS43において、受け付けたジョブのIDが連続ジョブを示すIDでない場合や(ステップS43でNO)、ステップS44で、ジョブIDが現在印刷中の連続ジョブの続きを示すジョブIDでない場合は(ステップS44でNO)、いずれもステップS46に進み、現在印刷中の連続ジョブの、続きのジョブの待ち時間はタイムアウトしたかどうかを判定する。続きのジョブの待ち時間は予め設定されている。続きのジョブの待ち時間がタイムアウトしていなければ(ステップS46でNO)、ステップS47で、連続ジョブが全て完了したら、その次に印刷する待機ジョブとしてジョブ管理データに登録する。
ステップS46で、続きのジョブの待ち時間がタイムアウトしていれば(ステップS46でYES)、ステップS48で通常の印刷を行う。
ステップS42で、現在連続ジョブを印刷中でない場合も(ステップS42でNO)、ステップS48で通常の印刷を行う。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、印刷対象の文書を文書変換サーバー1とは別のデータ格納サーバー2に保存したが、文書変換サーバー1の記憶部15に保存しても良い。また、第1の印刷用ファイルを文書変換サーバー1の記憶部15に保存したが、データ格納サーバー2等の外部の保持手段に保持しても良い。
また、ゲートウェイ装置4がMFP5とは別に存在する構成としたが、図10に示すように、ゲートウェイ装置4はMFP5内に内蔵されていても良い。この場合、MFP5のCPU51がゲートウェイ装置4の機能を発揮し、ジョブIDを確認して連続ジョブであるかどうか、ジョブをそのままMFP5に送信するか保留するか等の判断を行う。
1 文書変換サーバー
2 データ格納サーバー
3A、3B イントラネット
4 ゲートウェイ装置
5、5A、5B 画像形成装置
6 インターネット
11、21、41、51 CPU
18、28、48、59 ネットワークインターフェース
46 ジョブID確認部
47 送信・保留決定部

Claims (23)

  1. 自装置に内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換手段と、
    自装置に内蔵されまたは外部に備えられ、前記ファイル変換手段により変換された第1の印刷用ファイルを保持するファイル保持手段と、
    ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記送信手段による第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換手段は、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、
    前記送信手段は、前記第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信することを特徴とするサーバー。
  2. 前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブに、同一のジョブであることを示す識別情報を付与する識別情報付与手段を備えている請求項1に記載のサーバー。
  3. 前記事前変換対象範囲は、予め設定されたデータサイズで決定される請求項1または2に記載のサーバー。
  4. 前記事前変換対象範囲は、文書のファイル形式、文書のデータサイズ、試し変換したときの変換に要した時間、ユーザーが利用する画像形成装置の印刷速度、の少なくとも一つに基づいて決定される請求項1〜3のいずれかに記載のサーバー。
  5. 前記文書保存手段に保存された文書が所定の条件に合致するか否かを判定する条件判定手段を備え、
    前記所定の条件に合致する文書は、特定のファイル形式の文書、所定のデータサイズ以上の文書、所定の日付よりも新しい文書、試し変換したときの変換に要した時間が所定値以上の文書、の少なくとも一つであり、
    前記条件判定手段により所定の条件に合致すると判定された文書についてのみ、前記ファイル変換手段は事前変換対象範囲を第1の印刷用ファイルに変換する請求項1〜4のいずれかに記載のサーバー。
  6. ユーザーの過去の利用履歴から印刷機能の利用頻度を抽出する利用頻度抽出手段を備え、前記所定の日付よりも新しい文書か否かの判定における所定の日付は、前記利用頻度抽出手段により抽出されたユーザーの利用頻度を基に決定される請求項5に記載のサーバー。
  7. 前記事前変換された範囲を示す範囲情報を記憶する記憶手段を備え、前記ファイル変換手段は、前記範囲情報を基に印刷対象文書における第2の印刷用ファイルへ変換される未変換部分を特定する請求項1〜6のいずれかに記載のサーバー。
  8. 前記印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れるかどうかを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段により、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れないと判定された場合、前記送信手段は、第1の印刷用ファイルのうち、用紙1枚に必要なページ数で割ったときの余りのページを除いて前記第1の印刷ジョブを画像形成装置に送信し、
    前記ファイル変換手段は、第1の印刷用ファイルにおける前記余りのページを破棄すると共に、破棄した余りのページ分を未変換部分に含めて第2の印刷用ファイルに変換する請求項1〜7のいずれかに記載のサーバー。
  9. 前記印刷の要求が、用紙への両面印刷またはページ集約印刷の要求であった場合に、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れるかどうかを判定する判定手段を備え、
    前記判定手段により、第1の印刷用ファイルのページ数を用紙1枚に必要なページ数で割り切れないと判定された場合、前記ファイル変換手段は、前記未変換部分のうち、前記第1の印刷用ファイルへ変換済みのページの次のページから、用紙1枚に必要なページ数で割り切れるのに不足しているページ数分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の印刷用ファイルに追加変換して第1の印刷用ファイルと結合し、
    前記送信手段は、結合後の第1の印刷用ファイルを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信し、
    前記ファイル変換手段は、印刷対象文書における印刷用ファイルへ追加変換されたページの次のページ以降を第2の印刷用ファイルに変換する請求項1〜7のいずれかに記載のサーバー。
  10. 前記ファイル変換手段は、第2の印刷用ファイルへの変換に際し、前記未変換部分のデータサイズが閾値よりも多い場合、未変換部分を分割して印刷用ファイルへ変換し、
    前記送信手段は、分割して変換された印刷用ファイルを含む印刷ジョブを順次画像形成装置へ送信する請求項1〜9のいずれかに記載のサーバー。
  11. ユーザーにより要求された印刷が、終端ページが存在しないと印刷開始できない設定の場合、要求された印刷範囲が前記第1の印刷用ファイル内であるときは、前記送信手段は、第1の印刷用ファイル内の要求された印刷範囲のページを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信し、
    要求された印刷範囲が第1の印刷用ファイルの範囲を超えるときは、超える部分について前記ファイル変換手段は第2の印刷用ファイルに変換すると共に、変換された第2の印刷用ファイルを第1の印刷用ファイルと結合し、送信手段は、結合後の印刷用ファイルを含む印刷ジョブを画像形成装置に送信する請求項1〜10のいずれかに記載のサーバー。
  12. 前記文書保存手段は外部のデータ格納サーバーである請求項1〜11のいずれかに記載のサーバー。
  13. 前記データ格納サーバーと通信を行う通信手段と、
    前記通信手段によるデータ格納サーバーとの通信に基づいて、データ格納サーバーに保存されている1個または複数個の前記文書を示す文書リストを取得する文書リスト取得手段と、
    前記文書リスト取得手段により取得された文書リストと、前回の通信により取得された文書リストとを比較して差分を抽出する差分抽出手段と、
    前記差分抽出手段により抽出された文書リストの差分に含まれる文書を、前記データ格納サーバーから取得する文書取得手段と、
    をさらに備え、
    前記ファイル変換手段は、前記文書取得手段により取得された文書について、事前変換対象範囲を第1の印刷用ファイルに変換する請求項12に記載のサーバー。
  14. ユーザー情報とデータ格納サーバーに保存されている文書とを紐付けて管理する管理手段を備え、
    ユーザーが自装置にアクセスしたときに、前記文書リスト取得手段は、前記ユーザーと紐付けられた文書のみを前記データ格納サーバーから取得し、前記差分抽出手段は、前記ユーザーについて、取得された文書リストと前回の文書リストとを比較して差分を抽出する請求項13に記載のサーバー。
  15. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置であって、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認手段と、
    前記識別情報確認手段により、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定手段と、
    を備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。
  16. 前記保留決定手段は、前記第1の印刷ジョブの画像形成装置への送信の保留を決定した場合、前記受信手段が、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとし、
    前記送信手段は前記1つの印刷ジョブを画像形成装置に送信する請求項15に記載のゲートウェイ装置。
  17. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵し、さらに、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認手段と、
    前記識別情報確認手段により、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信手段により受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  18. サーバーが、
    自装置に内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換ステップと、
    前記ファイル変換ステップにより変換された第1の印刷用ファイルを、自装置に内蔵されまたは外部に備えられファイル保持手段に保持させる保持ステップと、
    ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイル含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信ステップと、
    を実行し、
    前記送信ステップによる第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換ステップでは、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、
    前記送信ステップでは、前記第2の印刷用ファイル含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信することを特徴とする印刷処理方法。
  19. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置で実行される印刷処理方法であって、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定ステップと、
    を備えたことを特徴とする印刷処理方法。
  20. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵する画像形成装置で実行される印刷処理方法であって、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認ステップと、
    前記識別情報確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信ステップにより受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする印刷処理方法。
  21. サーバーのCPUに、
    前記サーバーに内蔵されまたは外部に備えられた文書保存手段に保存された1個または複数個の各文書における先頭ページから始まる事前変換対象範囲を、画像形成装置で印刷可能なファイル形式の第1の印刷用ファイルに予め変換しておくファイル変換ステップと、
    前記ファイル変換ステップにより変換された第1の印刷用ファイルを、前記サーバーに内蔵されまたは外部に備えられファイル保持手段に保持させる保持ステップと、
    ユーザーによって前記文書保存手段に保存された文書の前記画像形成装置による印刷が要求されたときに、印刷を要求された印刷対象文書に対応し前記ファイル保持手段に保持されている前記第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記画像形成装置に送信する送信ステップと、
    を実行させ、
    前記送信ステップによる第1の印刷ジョブの送信後にまたは送信と並行して、前記ファイル変換ステップでは、印刷対象文書における前記事前変換対象範囲を除く未変換部分を、前記第1の印刷用ファイルと同じファイル形式の第2の印刷用ファイルに変換し、
    前記送信ステップでは、前記第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを画像形成装置に送信する処理を実行させるための印刷処理プログラム。
  22. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバと画像形成装置とを中継しかつ前記画像形成装置を含むイントラネット内に設置されたゲートウェイ装置のコンピュータに、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブをそのまま画像形成装置に送信するか送信を保留するかを、前記画像形成装置の能力に基づいて決定する送信・保留決定ステップと、
    を実行させるための印刷処理プログラム。
  23. 請求項1〜11のいずれかに記載のサーバーがクラウドサーバーである場合に、前記サーバーと自装置とを中継するゲートウェイ装置を内蔵する画像形成装置のコンピュータに、
    前記サーバーから送信された識別情報が付加された第1の印刷用ファイルを含む第1の印刷ジョブを、前記ゲートウェイ装置を介して受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した第1の印刷ジョブに付加されている識別情報が、連続ジョブであることを示す識別情報かどうかを確認する識別情報確認ステップと、
    前記識別情報確認ステップにより、識別情報が連続ジョブであることを示す識別情報であると確認された場合、前記第1の印刷ジョブとの連続ジョブであることを示す識別情報が付加された第2の印刷用ファイルを含む第2の印刷ジョブを、前記受信ステップにより受信したときに、前記第1の印刷ジョブと第2の印刷ジョブを1つの印刷ジョブとして処理するジョブ処理ステップと、
    を実行させるための印刷処理プログラム。
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