JP2017211094A - 熱交換器 - Google Patents

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道美 日下
Michimi Kusaka
道美 日下
文紀 河野
Fuminori Kono
文紀 河野
伊織 丸橋
Iori Maruhashi
伊織 丸橋
良美 川口
Yoshimi Kawaguchi
良美 川口
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Abstract

【課題】伝熱管の表面に均一に液体を接触させる。
【解決手段】本開示の熱交換器(11)は、シェル(20)と、シェル(20)の内部に配置された伝熱管(30)と、シェル(20)の内部に配置され、伝熱管(30)の上方に位置している流下機構(40)と、を備えている。流下機構(40)は、伝熱管(30)の長手方向に平行な方向に延びている第1ガイド体(44)と、第1ガイド体(44)に向かい合う位置に配置され、伝熱管(30)の長手方向に平行な方向に延びて第1ガイド体(44)との間に液体の流路(48)を形成している第2ガイド体(46)と、上方に向かって開口している凹部(50c)を有し、凹部(50c)から溢れた液体が流路(48)に導かれるように第1ガイド体(44)に隣接して設けられた塞き止め構造(50)と、を有する。
【選択図】図3A

Description

本開示は、熱交換器に関する。
シェルの内部に配置された複数の伝熱管のそれぞれに液相の冷媒を滴下及び接触させ、冷媒を蒸発させるように構成された蒸発器が知られている。各伝熱管に冷媒を接触させるために、例えば、特許文献1に記載された液分散装置が採用されうる。
図7に示すように、特許文献1に記載された液分散装置は、液分配器1、液ガイド板2及び板体3を備えている。液分配器1の底壁には、液相の冷媒などの液体を流出させるための複数の孔4が設けられている。液ガイド板2は、傾斜部5及び垂直部6を有する。傾斜部5は、液分配器1の底壁に対して傾斜している。垂直部6は、傾斜部5の端から下方に向かって延びている。垂直部6と板体3との間に流路9が形成されている。液体は、複数の孔4を通じて液分配器1の外に流出し、液ガイド板2の傾斜部5の上面に達する。その後、液体は、傾斜部5に沿って流れ、流路9を経由して、伝熱管7に向かって流れ落ちる。
特開昭60−29564号公報(図5)
図7を参照して説明した構造を有する熱交換器の性能を十分に発揮させるためには、伝熱管の表面に均一に液体を接触させることが重要である。
すなわち、本開示は、
シェルと、
前記シェルの内部に配置された伝熱管と、
前記シェルの内部に配置され、前記伝熱管の上方に位置している流下機構と、
を備えた熱交換器であって、
前記流下機構は、
前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びている第1ガイド体と、
前記第1ガイド体に向かい合う位置に配置され、前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びて前記第1ガイド体との間に液体の流路を形成している第2ガイド体と、
上方に向かって開口している凹部を有し、前記凹部から溢れた前記液体が前記流路に導かれるように前記第1ガイド体に隣接して設けられた塞き止め構造と、
を有する、熱交換器を提供する。
本開示の技術によれば、伝熱管の表面に均一に液体を接触させることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成図である。 図2は、本開示の一実施形態に係る凝縮器のII-II線に沿った断面図である。 図3Aは、図2に示す凝縮器に使用された流下機構のIIIA-IIIA線に沿った断面図である。 図3Bは、図2に示す凝縮器に使用された流下機構のIIIB-IIIB線に沿った断面図である。 図4は、流下機構の側面図である。 図5は、変形例1に係る流下機構の断面図である。 図6は、変形例2に係る流下機構の断面図である。 図7は、従来の熱交換器に使用された液分散装置の断面図である。
(本開示の基礎となった知見)
図7に示す従来の液分散装置によれば、液分配器1の孔4に近い位置を通って伝熱管7に滴下する液体の流量が相対的に大きく、液分配器1の孔4から離れた位置を通って伝熱液7に滴下する液体の流量が相対的に小さい。この場合、伝熱管の長手方向に平行な方向おいて、伝熱管の表面の複数の位置のそれぞれに滴下されるべき液体の流量に大きなバラつきが生じる。このバラつきは、冷媒の総流量が少ない場合に特に顕著であり、例えば、伝熱管の表面の乾いた部分の面積を増加させる原因となる。乾いた部分の割合が増加するにつれ、単位表面積あたりの伝熱管の熱交換量は、伝熱管の表面の全体が均一に液体で濡れている場合と比較して減少する。伝熱管の表面は、可能な限り、液体で均一に濡れていることが望ましい。
孔4の寸法を小さくし、孔4の数を増やせば、流量のバラつきを緩和できるとも思われる。しかし、孔4の寸法を小さくしすぎると、スラッジ等の異物によって孔4が塞がれる可能性が高まるので、孔4の寸法を小さくすることは必ずしも容易ではない。
本開示の第1態様にかかる熱交換器は、
シェルと、
前記シェルの内部に配置された伝熱管と、
前記シェルの内部に配置され、前記伝熱管の上方に位置している流下機構と、
を備えた熱交換器であって、
前記流下機構は、
前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びている第1ガイド体と、
前記第1ガイド体に向かい合う位置に配置され、前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びて前記第1ガイド体との間に液体の流路を形成している第2ガイド体と、
上方に向かって開口している凹部を有し、前記凹部から溢れた前記液体が前記流路に導かれるように前記第1ガイド体に隣接して設けられた塞き止め構造と、
を有するものである。
第1態様によれば、伝熱管の表面に均一に液体を接触させることができる。
本開示の第2態様において、例えば、第1態様の熱交換器の前記流下機構は、上方に向かって開口している分配容器をさらに有し、前記分配容器は、前記塞き止め構造に向かい合う底壁を有し、前記底壁には、複数の貫通孔が設けられている。適度な容量の分配容器が設けられていると、流量の変動を分配容器で吸収させることができる。
本開示の第3態様において、例えば、第1又は第2態様の熱交換器の前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向に延びて前記凹部を形成している側壁を有し、前記側壁の上端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第1溝が形成されている。第3態様によれば、塞き止め構造の凹部から流体が溢れるとき、流体は、複数の第1溝から優先的に溢れ出す。このことは、伝熱管の長手方向に平行な方向において、伝熱管の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて流体を滴下させることに貢献する。
本開示の第4態様において、例えば、第3態様の熱交換器の前記第2ガイド体の下端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第2溝が形成されており、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において、前記複数の第1溝と前記複数の第2溝とが交互に並んでいる。このことも、伝熱管の長手方向に平行な方向において、伝熱管の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて流体を滴下させることに貢献する。
本開示の第5態様において、例えば、第1〜第4態様のいずれか1つの熱交換器の前記第1ガイド体は、前記第2ガイド体よりも前記伝熱管に近い位置まで延びている複数の突出部を含み、前記複数の突出部のそれぞれに対応する位置において、前記第2ガイド体の下端に第2溝が形成されている。第5態様によれば、流体が第2溝から水平方向に拡がりにくく、突出部に沿って流体が真っ直ぐ下に流れやすい。これにより、伝熱管の表面の所望の位置に流体を滴下させることができる。
本開示の第6態様において、例えば、第1〜第5態様のいずれか1つの熱交換器の前記第2ガイド体の下端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第2溝が形成されており、隣り合う前記第2溝と前記第2溝との間における前記第1ガイド体と前記第2ガイド体との間隔は、前記第2溝が形成されている位置における前記第1ガイド体と前記第2ガイド体との間隔よりも狭い。第6態様によれば、第2溝から選択的に流体を滴下させることができる。伝熱管の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて流体を滴下させることができる。
本開示の第7態様において、例えば、第1〜第6態様のいずれか1つの熱交換器の前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において前記凹部を複数の部分に仕切っている少なくとも1つの隔壁をさらに有する。第7態様によれば、流体は、隔壁で仕切られた複数の部分のそれぞれから概ね等しい流量で溢れ出し、伝熱管の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量で滴下しうる。
本開示の第8態様において、例えば、第1〜第7態様のいずれか1つの熱交換器の前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向に延びて前記凹部を形成している側壁を有し、前記第2ガイド体の上端は、前記側壁の上端よりも上に位置している。第8態様によれば、流体の流量が大きい場合でも、側壁を乗り越えた流体が第1ガイド体と第2ガイド体との間の流路に確実に導かれる。
本開示の第9態様において、例えば、第1〜第8態様のいずれか1つの前記熱交換器は、前記シェルの底部に接続された一端部と前記流下機構の上方に位置している他端部とを有する循環回路と、前記循環回路に配置されたポンプと、をさらに備えたものである。第10態様によれば、ポンプを駆動すると、循環回路を通じて、シェルの内部に溜められた液体が複数の流下機構のそれぞれに供給されうる。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されない。
図1に示すように、冷凍サイクル装置10は、蒸発器11、圧縮機12、凝縮器13、流量制御弁14及び流路16a〜16dを備えている。蒸発器11の出口は、流路16aによって圧縮機12の吸入口に接続されている。圧縮機12の吐出口は、流路16bによって凝縮器13の入口に接続されている。凝縮器13の出口は、流路16cによって流量制御弁14の入口に接続されている。流量制御弁14の出口は、流路16dによって蒸発器11の入口に接続されている。流路16a及び16bは蒸気経路であり、流路16c及び16dは液経路である。
蒸発器11において冷媒が加熱されて蒸発する。これにより、気相の冷媒(冷媒蒸気)が生成される。気相の冷媒は、圧縮機12に吸入されて圧縮される。高温高圧の気相の冷媒が圧縮機12から凝縮器13に供給される。冷媒は、凝縮器13において冷却されて液化する。これにより、液相の冷媒(冷媒液)が生成される。液相の冷媒は、流量制御弁14を経由して凝縮器13から蒸発器11に戻される。
冷凍サイクル装置10は、例えば、業務用又は家庭用の空気調和装置である。蒸発器11で冷却された熱媒体が室内に供給され、室内の冷房に使用される。あるいは、凝縮器13で加熱された熱媒体が室内に供給され、室内の暖房に使用される。熱媒体は、例えば水である。ただし、冷凍サイクル装置10は空気調和装置に限定されず、チラー、蓄熱装置などの他の装置であってもよい。
図2は、伝熱管30の長手方向に垂直な蒸発器11の断面を表している。図2に示すように、蒸発器11は、いわゆる流下液膜式蒸発器であり、シェルアンドチューブ熱交換器によって構成されている。具体的に、蒸発器11は、シェル20、複数の伝熱管30及び複数の流下機構40を備えている。複数の伝熱管30は、シェル20の内部に配置されている。シェル20は、入口20a及び出口20bを有する。入口20a及び出口20bには、それぞれ、流路16d及び流路16aが接続されうる。鉛直方向において、シェル20の入口20aが最も下に位置し、シェル20の出口20bが最も上に位置している。例えば、入口20aが全ての伝熱管30よりも鉛直方向の下側に位置し、出口20bが全ての伝熱管30よりも鉛直方向の上側に位置している。入口20aを通じて、シェル20の内部に液相の冷媒が導入される。本実施形態において、シェル20は、矩形の断面形状を有している。ただし、シェル20は、円形の断面形状を有していてもよい。シェル20は、耐圧容器であってもよい。
複数の伝熱管30は、それぞれ、直線形状を有する。複数の伝熱管30は、シェル20の内部において、互いに平行に並べられている。複数の伝熱管30の両端部には、それぞれ、図示しないヘッダが設けられている。熱媒体が一方のヘッダから各伝熱管30に分配されるとともに、各伝熱管30から他方のヘッダに熱媒体が集められる。
本実施形態において、複数の伝熱管30は、鉛直方向(縦方向)及び水平方向(横方向)にマトリクス状に配置されている。複数の伝熱管30は、鉛直方向及び水平方向の両方向において、互い違いのパターンで並べられていてもよい。伝熱管30の長手方向が3次元の直交座標系におけるY軸に平行であるとき、鉛直方向はZ方向に平行であり、水平方向はX方向に平行である。図2の断面図はXZ平面に平行である。
流下機構40は、伝熱管30に液相の冷媒を滴下させる役割を担っている。詳細には、流下機構40は、伝熱管30の長手方向に平行な方向に延びており、伝熱管30の表面の複数の位置に冷媒を滴下させる。流下機構40は、伝熱管30の長手方向に平行な方向おいて、伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに冷媒を滴下させるとともに、複数の位置に滴下する冷媒の流量に過大なバラつきが生じることを防ぐ。つまり、流下機構40は、冷媒が滴下する位置と、冷媒が滴下する位置のそれぞれにおける冷媒の流量とをコントロールする。これにより、伝熱管30の表面に均一に冷媒を接触させることができ、伝熱管30の熱交換性能を十分に発揮させることが可能になる。
複数の流下機構40は、シェル20の内部に配置されている。詳細には、複数の流下機構40は、複数の伝熱管30の上方に位置している。複数の流下機構40は、水平方向に並べられている。複数の流下機構40のそれぞれが1対の伝熱管30に向かい合っている。つまり、本実施形態では、1対の伝熱管30のそれぞれに1つの流下機構40から冷媒が滴下される。ただし、1つの伝熱管30に対して1つの流下機構40から冷媒を滴下させてもよい。
蒸発器11は、さらに、循環回路60及びポンプ62を備えている。循環回路60は、シェル20の底部に接続された一端部と流下機構40の上方に位置している他端部とを有する。ポンプ62は、循環回路60に配置されている。循環回路60の他端部は、少なくとも1つの分配管64によって構成されている。詳細には、循環回路60の他端部は、単一の分配管64によって構成されているか、1つの管からそれぞれ分岐した複数の分配管64によって構成されている。後者の場合、伝熱管30の長さ及び流下機構40の長さに応じて、分配管64の数が決定される。分配管64の長手方向は、伝熱管30の長手方向に交差している。詳細には、分配管64の長手方向は、伝熱管30の長手方向に直交している。分配管64には、その長手方向において所定の間隔で複数の孔64hが形成されている。複数の孔64hのそれぞれの下方に流下機構40が位置している。本実施形態において、循環回路60の一部及びポンプ62はシェル20の外部に配置されている。ただし、循環回路60の全部及びポンプ62がシェル20の内部に配置されていてもよい。
ポンプ62を駆動すると、循環回路60を通じて、シェル20の内部に溜められた液相の冷媒が複数の流下機構40のそれぞれに供給される。冷媒は、流下機構40から伝熱管30に滴下される。冷媒の温度よりも高い温度の熱媒体を伝熱管30に流すと、伝熱管30の表面で冷媒が加熱されて蒸発する。出口20bを通じて、シェル20の外部へと気相の冷媒が排出される。冷媒は、自重により、上側の伝熱管30から下側の伝熱管30に移動しつつ、徐々に蒸発する。
冷凍サイクル装置10の運転時において、効率よく冷媒を蒸発させるためには、伝熱管30の表面の全体が均一に冷媒で濡れていることが望ましい。流下機構40が存在しない場合、分配管64から伝熱管30に冷媒が直接散布される。この場合、分配管64の数に限界があるので、伝熱管30の長手方向において、伝熱管30の表面に冷媒で濡れた部分と乾いた部分とが形成されやすい。流下機構40によれば、この欠点を克服することができる。
図3A、図3B及び図4に示すように、流下機構40は、分配容器41、1対の第1ガイド体44、1対の第2ガイド体46及び1対の塞き止め構造50を備えている。つまり、本実施形態において、流下機構40は、第1ガイド体44、第2ガイド体46及び塞き止め構造50を含むグループを2つ備えている。分配容器41から2つのグループのそれぞれに冷媒が分配及び供給される。1対の第1ガイド体44の下端の間隔Dは、例えば、水平方向において互いに隣り合う伝熱管30の中心間距離に一致している。したがって、水平方向において互いに隣り合う伝熱管30のそれぞれの頂部に流下機構40から冷媒を滴下させることができる。流下機構40は、第1ガイド体44、第2ガイド体46及び塞き止め構造50を含むグループを1つのみ備えていてもよい。
分配容器41は、分配管64から吐出された冷媒を直接受け入れることができるように上方に向かって開口している。分配容器41は、塞き止め構造50の上方に設けられている。つまり、分配容器41は、流下機構40の部品の中で分配管64に最も近い位置にある。伝熱管30の長手方向に垂直な断面において、分配容器41は、例えば、矩形の形状を有している。分配容器41は、底壁42及び側壁43を有する。底壁42は、塞き止め構造50に向かい合っている。側壁42は、底壁42の端から上方に向かって延びている。底壁42には、複数の貫通孔42hが設けられている。複数の貫通孔42hは、伝熱管30の長手方向に平行な方向において所定の間隔で底壁42に形成されている。冷媒は、循環回路60の分配管64から分配容器41に供給され、分配容器41に一時的に溜められる。適度な容量の分配容器41が設けられていると、流量の変動を分配容器41で吸収させることができる。なお、後述するように、分配容器41は省略されていてもよい。
第1ガイド体44は、伝熱管30の長手方向に平行な方向に延びている。本実施形態において、第1ガイド体44は、ステンレス板のような板状の部材で形成されたガイド板である。詳細には、第1ガイド体44は、鉛直方向に平行な表面(側面)を有する。その表面に沿って冷媒が流れ落ちる。
第2ガイド体46は、第1ガイド体44に向かい合う位置に配置されている。第2ガイド体46も、伝熱管30の長手方向に平行な方向に延びている。第1ガイド体44と第2ガイド体46との間に冷媒の流路48が形成されている。本実施形態では、第2ガイド体46も、ステンレス板のような板状の部材で形成されたガイド板である。
図3A及び図3Bから理解できるように、第2ガイド体46は、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、薄肉の部分と厚肉の部分とを交互に有する。図3Aに示すように、第2ガイド体46の薄肉の部分と第1ガイド体44との間の隙間は、鉛直方向に延び、流路48を構成している。図3Bに示すように、第2ガイド体46の厚肉の部分は、第1ガイド体44の表面に面接触している。あるいは、第2ガイド体46の厚肉の部分と第1ガイド体44との間の隙間は、冷媒の流れを阻止できる程度に狭い。第2ガイド体46の厚肉の部分は、流路48として機能する隙間を第1ガイド体44と第2ガイド体46との間に確保するためのスペーサの役割を果たしている。
図3Aに示すように、第2ガイド体46の下端には、伝熱管30の長手方向に平行な方向おいて所定の間隔で複数の溝46a(以下、「第2溝46a」とも称する)が形成されている。伝熱管30の長手方向に平行な方向おいて、溝46aは、第2ガイド体46の薄肉の部分と同じ位置(範囲)に形成されている。つまり、溝46aは、流路48の出口を形成している。溝46aが形成されていない部分が厚肉の部分である。隣り合う溝46aと溝46aとの間における第1ガイド体44と第2ガイド体46との間隔は、溝46aが形成されている位置における第1ガイド体44と第2ガイド体46との間隔よりも狭い。このような構成によれば、溝46aから選択的に冷媒を滴下させることができる。伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて冷媒を滴下させることができる。
図4に示すように、第1ガイド体44は、複数の突出部44tを有する。複数の突出部44tは、それぞれ、第2ガイド体46の下端よりも伝熱管30に近い位置まで延びている。複数の突出部44tは、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、所定の間隔で設けられている。複数の突出部44tのそれぞれに対応する位置において、第2ガイド体46の下端に第2溝46aが形成されている。詳細には、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、突出部44tが形成されている位置と第2溝46aとが形成されている位置とが一致している。このような構成によれば、冷媒が第2溝46aから水平方向に拡がりにくく、突出部44tに沿って冷媒が真っ直ぐ下に流れやすい。これにより、伝熱管30の表面の所望の位置に冷媒を滴下させることができる。また、本実施形態では、突出部44tが平面視で三角形の形状を有しているので、突出部44tの先端に冷媒が集中しやすい。ただし、突出部44tの形状は特に限定されない。突出部44tは、平面視で台形、半円形などの他の形状を有していてもよい。
塞き止め構造50は、上方に向かって開口している凹部50cを有する。凹部50cから溢れた冷媒が流路48に導かれるように、塞き止め構造50が第1ガイド体44に隣接して設けられている。分配容器41の貫通孔42hの真下に塞き止め構造50が設けられている。詳細には、塞き止め構造50は、底壁51及び側壁52によって構成されている。底壁51は、鉛直方向及び水平方向の両方向に対して傾斜している部分である。詳細には、底壁51は、第1ガイド体44に向かって下り坂を形成しており、第1ガイド体44に滑らかに続いている。つまり、本実施形態では、塞き止め構造50の底壁51と第1ガイド体44とが単一の部材によって構成されている。底壁51及び第1ガイド体44は、ステンレス板のような板状の部材を所定の形状に曲げることによって作製されうる。第1ガイド体44が鉛直方向に平行であり、底壁51が鉛直方向及び水平方向の両方向に対して傾斜している。底壁51と第1ガイド体44とのなす角度は鈍角である。塞き止め構造50の鉛直方向最下部において、孔が設けられている部位は存在しない。
塞き止め構造50の側壁52は、伝熱管30の長手方向に平行な方向に延びて凹部50cを形成している。また、側壁52は、底壁51の下端付近から分配容器41の底壁42に向かって上方に延びている。側壁52の上端52pには、伝熱管30の長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の溝52a(以下、「第1溝52a」とも称する)が形成されている。塞き止め構造50の凹部50cから冷媒が溢れるとき、冷媒は、複数の溝52aから優先的に溢れ出す。このことは、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて冷媒を滴下させることに貢献する。本実施形態において、側壁52は、底壁51とは別の部品である。ただし、底壁51と側壁52とが単一の部品で構成されていてもよい。
溝52aは、例えば、側壁52の上端52pの一部を切り欠くことによって形成されうる。本実施形態において、溝52aは、平面視でV字の輪郭を有している。このような形状によれば、冷媒の流れ方向が正確に規制されうる。このことも、伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに等しい流量にて冷媒を滴下させることに貢献する。特に、冷媒の総流量が小さい場合に顕著な効果が得られる。
図4に示すように、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、複数の第1溝52aと複数の第2溝46aとが交互に並んでいる。言い換えれば、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、第1溝52aの位置が第2溝46aの位置と一致していない。詳細には、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、隣り合う第1溝52aの間に第2溝46aが位置し、隣り合う第2溝46aの間に第1溝52aが位置している。隣り合う第1溝52aの中間に第2溝46aが位置し、隣り合う第2溝46aの中間に第1溝52aが位置していることが望ましい。このような構成によれば、第1溝52aから流出した冷媒が左右の第2溝46aのそれぞれに向かって流れる。つまり、第1溝52aから流出した冷媒が再分配される。このことも、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量にて冷媒を滴下させることに貢献する。
本実施形態によれば、第1溝52aから第2溝46aに冷媒が直接流れ込みにくい。冷媒は、第1溝52aから流出したのち、伝熱管30の長手方向に平行な方向に拡がりながら流れる。そのため、冷媒の総流量が小さい場合においても、複数の第2溝46aのそれぞれにおける冷媒の流量が概ね等しい流量に保たれる。
本実施形態において、側壁52の外周面は、第1ガイド体44の表面と同一平面上に存在する。詳細には、側壁52が第1ガイド体44に隣接し、流路48の広さが側壁52の上端52pから第2ガイド体46の下端まで概ね一定に保たれている。このような構成によれば、冷媒は、塞き止め構造50の凹部50cから溢れたのち、設計通りの方向にスムーズに流れる。
また、第2ガイド体46の上端46pは、塞き止め構造50の側壁52の上端52pよりも上に位置している。言い換えれば、第2ガイド体46の上端46pは、側壁52の上端52pよりも伝熱管30から離れた位置にある。このような構成によれば、冷媒の流量が大きい場合でも、側壁52を乗り越えた冷媒が第1ガイド体44と第2ガイド体46との間の流路48に確実に導かれる。
また、塞き止め構造50は、伝熱管30の長手方向に平行な方向において凹部50cを複数の部分に仕切っている少なくとも1つの隔壁54をさらに有する。隔壁54によれば、凹部50cの複数の部分において、伝熱管30の長手方向に平行な方向への冷媒の移動が妨げられる。この場合、仮に、流下機構40が全体的に傾斜していたとしても、凹部50cの複数の部分のそれぞれに及ぶ傾斜の影響は小さい。冷媒は、隔壁54で仕切られた複数の部分のそれぞれから概ね等しい流量で溢れ出し、伝熱管30の表面の複数の位置のそれぞれに概ね等しい流量で滴下しうる。
本実施形態の流下機構40によれば、冷媒は、分配容器41の貫通孔42hを通じて、分配容器41から塞き止め構造50に供給され、凹部50cに一時的に溜められる。塞き止め構造50の凹部50cにおいて、冷媒の液面が第1溝52aの下端に達すると、冷媒は、溝52aを通じて、塞き止め構造50から溢れる。冷媒は、流路48を流れ、複数の第2溝46aのそれぞれから伝熱管30の表面に滴下する。
本実施形態によれば、複数の第2溝46aのそれぞれを概ね等しい流量にて冷媒が流れる。これにより、伝熱管30の表面に均一に冷媒を接触させることができる。ただし、貫通孔42hの寸法、貫通孔42hの数、第1溝52aの寸法、第1溝52aの数、第2溝46aの寸法、第2溝46aの数、流路46の広さなどを微調整することによって、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、冷媒の流量を徐々に変化させることも可能である。複数の第2溝46aにおける冷媒の流量は、一定でなくてもよい。
(変形例1)
図5に示すように、変形例1の流下機構70は、分配容器41、第1ガイド体44、第2ガイド体46及び塞き止め構造90を備えている。分配容器41、第1ガイド体44及び第2ガイド体46の構成は、先に説明した通りである。
塞き止め構造90は、底壁72及び側壁73によって構成されている。底壁72及び側壁73によって、上方に向かって開口している凹部90cが形成されている。底壁72は、鉛直方向及び水平方向の両方向に対して傾斜している部分である。底壁72は、第1ガイド体44に向かって上り坂を形成しており、第1ガイド体44に滑らかに続いている。側壁73は、第1ガイド体44が位置している側とは反対側において、底壁72から上方に向かって延びている。つまり、本変形例では、底壁72、側壁73及び第1ガイド体44が単一の部材によって構成されている。塞き止め構造90の鉛直方向最下部において、孔が設けられている部位は存在しない。
底壁72の上端72pには、伝熱管30の長手方向に平行な方向において、所定の間隔で複数の凹みが形成されていてもよい。このような凹みは、図4を参照して説明した溝52aと同じ働きをする。本変形例においても、第2ガイド体46の上端46pは、底壁72の上端72pよりも上方に位置している。このような構成によれば、冷媒の流量が大きい場合でも、塞き止め構造90から溢れた冷媒が流路48に確実に導かれる。
本変形例においても、伝熱管30の長手方向に平行な方向において凹部90cを複数の部分に仕切っている少なくとも1つの隔壁が設けられていてもよい。
本変形例の流下機構90によれば、冷媒は、分配容器41の貫通孔42hを通じて、分配容器41から塞き止め構造90に供給され、凹部90cに一時的に溜められる。塞き止め構造90の凹部90cにおいて、冷媒の液面が底壁72の上端72pに達すると、冷媒は、上端72pを乗り越えて、塞き止め構造90から溢れる。底壁72の上端72pに凹みが形成されている場合、冷媒は、凹みを通じて、塞き止め構造90から溢れる。冷媒は、流路48を流れ、複数の第2溝46aのそれぞれから伝熱管30の表面に滴下する。
(変形例2)
図6に示すように、変形例2の流下機構80は、変形例1の流下機構70から分配容器41を省略することによって得られる。すなわち、流下機構80は、分配容器41を有さず、配管64から塞き止め構造90に冷媒を直接供給するように構成されている。本変形例から理解できるように、分配容器41は必須ではない。しかし、適度な容量の分配容器41があると、流量の変動を分配容器41で吸収させることができる。
本明細書に開示された技術は、伝熱管30及び流下機構40(,70又は80)をそれぞれ1つのみ備えた熱交換器にも適用されうる。つまり、伝熱管30の数及び流下機構40の数は特に限定されない。
本明細書に開示された熱交換器は、空気調和装置、チラー、蓄熱装置などの様々な機器に利用されうる。
10 冷凍サイクル装置
11 蒸発器
12 圧縮機
13 凝縮器
14 流量制御弁
20 シェル
30 伝熱管
40,70,80 流下機構
41 分配容器
42 底壁
42h 貫通孔
43 側壁
44 第1ガイド体
44t 突出部
46 第2ガイド体
46p 第2ガイド体の上端
46a 第2溝
48 流路
50,90 塞き止め構造
50c,90c 凹部
51 傾斜部
52 側壁
52a 第1溝
52p 側壁の上端
54 隔壁

Claims (9)

  1. シェルと、
    前記シェルの内部に配置された伝熱管と、
    前記シェルの内部に配置され、前記伝熱管の上方に位置している流下機構と、
    を備えた熱交換器であって、
    前記流下機構は、
    前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びている第1ガイド体と、
    前記第1ガイド体に向かい合う位置に配置され、前記伝熱管の長手方向に平行な方向に延びて前記第1ガイド体との間に液体の流路を形成している第2ガイド体と、
    上方に向かって開口している凹部を有し、前記凹部から溢れた前記液体が前記流路に導かれるように前記第1ガイド体に隣接して設けられた塞き止め構造と、
    を有する、熱交換器。
  2. 前記流下機構は、上方に向かって開口している分配容器をさらに有し、
    前記分配容器は、前記塞き止め構造に向かい合う底壁を有し、
    前記底壁には、複数の貫通孔が設けられている、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向に延びて前記凹部を形成している側壁を有し、
    前記側壁の上端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第1溝が形成されている、請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記第2ガイド体の下端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第2溝が形成されており、
    前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において、前記複数の第1溝と前記複数の第2溝とが交互に並んでいる、請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第1ガイド体は、前記第2ガイド体よりも前記伝熱管に近い位置まで延びている複数の突出部を含み、
    前記複数の突出部のそれぞれに対応する位置において、前記第2ガイド体の下端に第2溝が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記第2ガイド体の下端には、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において所定の間隔で複数の第2溝が形成されており、
    隣り合う前記第2溝と前記第2溝との間における前記第1ガイド体と前記第2ガイド体との間隔は、前記第2溝が形成されている位置における前記第1ガイド体と前記第2ガイド体との間隔よりも狭い、請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向において前記凹部を複数の部分に仕切っている少なくとも1つの隔壁をさらに有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 前記塞き止め構造は、前記伝熱管の前記長手方向に平行な方向に延びて前記凹部を形成している側壁を有し、
    前記第2ガイド体の上端は、前記側壁の上端よりも上に位置している、請求項1〜7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 前記シェルの底部に接続された一端部と前記流下機構の上方に位置している他端部とを有する循環回路と、
    前記循環回路に配置されたポンプと、
    をさらに備えた、請求項1〜8のいずれか1項に記載の熱交換器。
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