JP2017210837A - ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】遮音性能を向上できるドアを提供する。【解決手段】このドア1は、ドア本体11の底面と床面との間を閉塞する遮音用部材22がケース部21内に上下動作可能に設けられたボトム装置2を、ドア本体11の底部に形成された凹溝11aに備える。上記ボトム装置2の上記ケース部21における上記凹溝11aの溝側壁11cに対面する各縦板部の高さ方向の中程には、上記溝側壁11cに接触する突起部21aが形成されており、上記溝側壁11cの下端には下端凸部21bが形成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、トイレ等に取り付けられる遮音性のあるドアに関する。
特許文献1には、ドア開放時にはドア本体の下端部に設けられた収納溝に収納され、ドア閉鎖時には当該ドア本体の下端面から下降してきて、ドア本体の下端面と床面との間の隙間を閉塞する遮音部材を備えるドアが開示されている。
また、図6に示すドア100は、ボトム装置101をドア本体102の底部に形成された凹溝103に備えている。上記ボトム装置101は、ドア本体102の底面と床面106との間を閉塞する遮音用部材101aを、ケース部101b内において上下動作可能に備えている。また、上記ケース部101bの縦板部は、上記凹溝103の溝側壁103aに面接触している。さらに、上記ケース部101bの上板部にビス107を貫通させて、上記凹溝103の上方の箇所にねじ込むことにより、上記ボトム装置101が上記凹溝103内に留め付けられている。
特開平8−284546号公報
しかしながら、上記ドア100では、上記ケース部101bの縦板部が上記凹溝103の溝側壁103aに面接触していることによる音の伝搬が生じ、特に500Hz前後の音の遮音性能が低下するという欠点がある。一方、特許文献1に記載のドアでは、上記ケース部101bの縦板部に相当する部分が上記溝側壁103aの裏面に相当する部分に全く接触しない隙間形成構造となるため、音全般に対して遮音性能が低下する欠点がある。
また、上記ケース部101bの上板部にビス107をねじ込むために、上記遮音用部材101aを捲ってビス107の装着箇所を視認できるようにすることが必要になるため、当該ドア100への上記ボトム装置101の組み付けが効率的に行えないという欠点もある。
この発明は、上記の事情に鑑み、遮音性能を向上できるドアを提供することを課題とする。
この発明のドアは、上記の課題を解決するために、ドア本体の底面と床面との間を閉塞する遮音用部材が下側開放形状のケース部内に上下動作可能に設けられたボトム装置を、ドア本体の底部に形成された凹溝に備えたドアであって、上記凹溝の溝側壁に対面する上記ケース部の縦板部の少なくとも一方には、上記溝側壁の側に突出する突起部が形成されていることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記ケース部の縦板部には上記溝側壁の側に突出する突起部が形成されているため、上記ケース部の縦板部と上記溝側壁とが面接触するのを避けることができ、例えば、500Hz前後の音の遮音性能が向上する。
上記ケース部の上記縦板部の下端部に上記溝側壁の側に突出する下端凸部が形成されていてもよい。これによれば、上下2箇所の突起部と下端凸部とによってボトム装置の強度向上が図れる。
上記突起部が形成されていない箇所と上記溝側壁との間に形成される隙間に、詰め物を設けてもよい。これによれば、上記詰め物が無い場合に比べて、例えば、1000Hz前後の音の遮音性能を向上させることができる。
上記詰め物の厚さが上記突起部の突出量よりも厚く、上記詰め物は溝側壁と上記ケース部の上記縦板部とに密着して設けられていてもよい。これによれば、上記空間の厚さよりも薄い詰め物が設けられる場合に比べて、ボトム装置のビビリ等を抑制して遮音性能を向上させることができる。
上記詰め物は、上記突起部が形成されていない箇所と上記溝側壁との間に形成される隙間の一部に設に設けられていてもよい。ここで、上記詰め物を上記隙間の全体に設けると、従来構造と同様の面接触の状態に近くなり、例えば、500Hz前後の音の遮音性能が低下する。上記詰め物を、上記隙間の一部に設けることで、500Hz前後の音の遮音性能の低下を抑制できる。
上記詰め物は、上記突起部よりも下側の箇所に設けられていてもよい。これによれば、上記ボトム装置の下部側での音の漏洩を効率的に防止できる。
ドア本体の小口の下部側には塞ぎ部材が設けられており、この塞ぎ部材は、上記ボトム装置の端部に係合した状態で上記ドア本体の小口に留め付けられていてもよい。これによれば、従来のように、遮音用部材を捲ってビスの装着箇所を露呈させる作業が不要になり、当該ドア本体への上記ボトム装置の組み付けが効率的に行えるようになる。
上記塞ぎ部材の裏面には、上記突起部に係合する係合部が形成されていてもよい。これによれば、上記係合部を上記突起部に係合させることで、当該塞ぎ部材にて上記ボトム装置をしっかりと固定することができる。
本発明であれば、ボトム装置をドア本体の底部に備えたドアにおいて、遮音性能を向上できるという効果を奏する。また、ドア本体の小口の下部側に設けた塞ぎ部材が上記ボトム装置の端部に係合した状態で上記ドア本体の小口に留め付けられる構成であれば、ドア本体への上記ボトム装置の組み付けが効率的に行えるようになる。
本発明の実施形態のドアを示した概略の斜視図である。 図1のドアの下部を示した図であって、同図(A)はドアの小口側から見たボトム装置の取り付け状態を示した概略の側面図であり、同図(B)は同図(A)のA−A矢視の概略の断面図である。 図1のドアにおいてボトム装置から遮音用部材を突出させた状態を示した説明図である。 図1のドア本体の下部へのボトム装置の組み付けを示した説明図である。 本発明の他の実施形態のドアを小口側から見た状態を示した概略の側面図である。 従来のドアのボトム構造を示した説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態のドア1は、ドア本体11の下部にボトム装置2を備えている。上記ドア1の縁側(小口側)であって高さ方向の中程にはドアノブ12が設けられており、このドアノブ12を操作することで、ドア1の回動開閉が行えるようになっている。また、上記ドアノブ12の近傍には、サムターン13が取り付けられている。上記サムターン13においてロック操作を行うと、このサムターン13に連結されている操作棒13aが上記ボトム装置2に作用し、このボトム装置2において遮音動作が実行されるようになっている。このドア1が設けられる箇所は、例えば、トイレであり、使用時に上記サムターン13をロック操作することで、トイレ内からの音漏れが低減されることになる。なお、上記ドア1は、上記サムターン13に連動して上記ボトム装置2が遮音動作する構造に限定されるものではない。
図2(A)、図2(B)、図3および図4に示すように、上記ボトム装置2は、そのケース部21内に、ドア本体11の底面と床面4との間を閉塞する例えばゴム材からなる遮音用部材22を備えている。この遮音用部材22は、例えば、アルミニウム合金製の支持部材22aによって上部側が支持されている。上記支持部材22aは、上記操作棒13aによって上下動作するように設けられており、この支持部材22aの上下動作によって、上記遮音用部材22が上記床面4に圧接する状態と離間する状態とが形成され、上記圧接する状態において、音漏れが低減されることになる。なお、この例では、上記サムターン13のロック時に上記遮音用部材22が自重により落ちて遮音が行われるようにしているが、このような構造に限るものではない。
上記ドア本体11の底部には凹溝11aが形成されており、この凹溝11a内に上記ボトム装置2が埋め込まれている。例えば、上記凹溝11aの厚さ(幅)は18mm程度であり、高さは52mm程度とされている。そして、上記ボトム装置2における上記ケース部21の厚さおよび高さは、上記凹溝11a内に収まる寸法とされ、長さは上記ドア本体11の幅より幾分短い寸法となっている。
上記ケース部21は、下側が開放された断面略コ字形状を有しており、上板部211とその両端から垂下する縦板部212とを備えている。各縦板部212は、上記凹溝11aの溝側壁11bにそれぞれ対面する。そして、各縦板部212には、その高さ方向中央位置よりも高い位置において、上記溝側壁11bの側に突出し、水平方向に線状に延びる突起部21aが形成されており、下端位置にも同様に、上記溝側壁11bの側に突出し、水平方向に線状に延びる下端凸部21bが形成されている。上記ケース部21が、例えばアルミニウム合金の押出成形で作製される場合、上記突起部21aと下端凸部21bを上記ケース部21と一体的に形成することができる。もちろん、上記突起部21aと下端凸部21bを、上記ケース部21の各縦板部に接着等により設けてもよいものである。また、突起部21aは線状に限らず、点在的に形成されていてもよいものである。突起部21aを線状に設けた場合であれば、上記溝側壁11bに線接触可能となり、点在的に設けた場合であれば、上記溝側壁11bに点接触可能となる。なお、後述するように詰め物3を設ける場合においては、その厚みによっては、上記突起部21aと上記溝側壁11bとが接触しないことが生じるが、この場合でも、上記縦板部212と上記溝側壁11bとが直接に面接触するのを避けることができる。
上記突起部21aと下端凸部21bの突出量は、例えば、1.5mm程度としている。上記突出量の範囲は、例えば、1.0mm〜2.0mmとすることができる。また、上記突起部21aと下端凸部21bの上下高さ(上下厚さ)は、例えば、1.0mm程度としている。上記上下高さの範囲は、例えば、0.5mm〜5.0mmとすることができる。また、上記突起部21aの形成位置の高さは、例えば、上記ケース部21の下面から30mm程度の高さとしているが、このような高さに限定されない。
そして、上記突起部21aと下端凸部21bが形成されていない箇所と上記溝側壁11bとの間に形成される隙間には、シート状或いは板状の詰め物3が設けられている。この実施形態では、上記詰め物3を上記隙間の全てに設けるのではなく、上記突起部21aよりも下側の箇所において、上記溝側壁11bと上記縦板部212とに密着させて設けられている。上記詰め物3の素材等に基づく性能評価については、後述する。
上記ドア本体11の小口の下部側には、座堀り部11cが形成されており、この座堀り部11cに、上記ボトム装置2の長手方向の端面を塞ぐ塞ぎ部材14が嵌め込まれている。上記座堀り部11cの高さは、上記凹溝11aの高さよりも高くされており、上記凹溝11aよりも上方となる上記ドア本体11の小口部分においてビス5の装着部が形成される。この装着部には、上記ビス5の装着のための下穴は特に無くてもよい。
上記塞ぎ部材14の裏面には、各突起部21aの上下に位置してこれに係合する第1係合部14aが形成されている。第1係合部14aの幅は、上記詰め物3が設けられる隙間の幅(突起部21aの突出量)と同程度とされ、高さは、例えば、2mm程度とされ、深さ(奥行き)は、例えば、3mm程度とされる。また、第1係合部14aの上下間隔は、上記突起部21aの高さと同程度とされている。さらに、上記塞ぎ部材14の裏面には、上記凹溝11aの上面と上記ケース部21の上板部211との間に位置する第2係合部14bが形成されている。なお、上記第2係合部14bを設けない構造としてもよく、この場合、上記ケース部21の上板部211が上記凹溝11aの上面に接触することになる。
上記塞ぎ部材14の上部にはビス5が装着される貫通孔が形成されている。上記第1係合部14aを各突起部21aに係合させ、また、上記第2係合部14bを上記ケース部21に係合させた状態で、上記貫通孔から上記ビス5を上記ドア本体11の小口部分にねじ込むことにより、上記塞ぎ部材14は、上記ボトム装置2の端部に係合した状態で上記ドア本体11の小口に留め付けられることになる。換言すれば、上記ボトム装置2は、上記ドア本体11の小口を用いて、上記塞ぎ部材14を介して2本の上記ビス5によって上記ドア本体11に固定される。なお、上記塞ぎ部材14の上部側に上記ビス5が取り付けられる場合、このビス5のねじ込みによって当該塞ぎ部材14の下部側がビス5を中心に回転しようとするが、この回転は上記塞ぎ部材14の突起部21aが上記第1係合部14aに係合していることで防止される。
上記の構成であれば、上記ボトム装置2における上記ケース部21の縦板部212には、上記溝側壁11bの側に突出する上記突起部21aが形成されているため、上記ケース部21と上記溝側壁11bとが面接触するのを避けることができ、例えば、500Hz前後の音の遮音性能が向上する。
そして、上記突起部21aが形成されていない箇所と上記溝側壁11bとの間に形成される隙間に上記詰め物3が設けられていると、この詰め物3が無い場合に比べて、例えば、1000Hz前後の音の遮音性能を向上することができる。
上記詰め物3を設けた場合および設けない場合の遮音性能の評価結果を表1に示す。なお、表1において、MDF(medium density fiberboard:中質繊維板)は、木材などの植物繊維を原料として製造される繊維板(ファイバーボード)のうち、密度が0.35〜0.80 g/cmのものである。また、商品名エプトシーラー(登録商標)は、EPDMゴムを主成分とした発泡ゴムからなるシール材である。また、t2.5は厚さ2.5mm、t2は厚さ2mmを意味する。なお、この評価試験において、上記突起部21aの突出量は1.5mmとしている。また、W=25mmは、詰め物3の幅(装着状態では高さ)が25mmであることを示している。なお、MDFの曲げ強度を20.0〜35.0N/mmの範囲としてもよいものである。また、上記発泡ゴムからなるシール材の圧縮強度を0.12〜0.40N/mmの範囲としてもよいものである。
上記表1から分かるように、上記詰め物3を設けない場合においては、1000Hzの音の遮音性能が目標遮音量(30.1dB)に達しなかったが、上記詰め物3を設けることで、上記目標遮音量に達することができた。一方、500Hzの音の遮音性能については、上記詰め物3を設けることで遮音性能の若干の低下が見られたが、上記目標遮音量を下回ることはなかった。なお、上記詰め物3は、上記MDFや発泡ゴム等には限定されない。また、上記MDFの厚さを、例えば、2.5〜2.7mmの範囲とすることができ、また、上記発泡ゴムからなるシール材の厚さを、例えば、2.0〜2.7mmの範囲とすることができる。上記詰め物3の厚さが上記突起部21aの突出量よりも厚いと、上記詰め物3は溝側壁11bと上記縦板部212とに密着する。このような密着状態となるように詰め物3を設けると、非密着状態に詰め物3を設ける場合(上記隙間の厚さよりも薄い詰め物3が設けられる場合)に比べて、ボトム装置2のビビリ等を抑制して遮音性能を向上させることができる。
ここで、上記MDFの厚さが上記突起部21aの突出量を越える場合、これが設けられる側においては、上記突起部21aが上記溝側壁11bに線接触しない状態となるが、その反対の側では、上記突起部21aが上記溝側壁11bに線接触することができる。また、上記発泡ゴムからなるシール材を詰め物3として設ける場合、その厚さが上記突起部21aの突出量を越える場合でも、その柔軟性や弾性により、上記突起部21aを上記溝側壁11bに接触させることが可能である。ただし、上記シール材の厚さがかなり厚く、上記接触が生じない状態となっても、上記縦板部212が直接に上記溝側壁11bと面接触することは避けられるので、上記表1に示すような遮音特性を得ることが可能である。
また、上記詰め物3が、上記突起部21aが形成されていない箇所と上記溝側壁11bとの間に形成される隙間の全体において設けられた場合、従来構造と同様の面接触の状態に近くなり、500Hz前後の音の遮音性能が低下するおそれがある。上記詰め物3を、上記隙間の一部に設けることで、500Hz前後の音の遮音性能の低下を抑制できる。特に、上記詰め物3が上記突起部21aよりも下側の箇所に設けられていると、500Hz前後の音の遮音性能の低下を抑制できると同時にボトム装置2の下部側での音の漏洩を効率的に防止できることになる。
また、上記ケース部21の上記縦板部212の下端部に上記下端凸部21bが形成されていると、上記ボトム装置2の強度向上が図れる。
また、ドア本体11の小口の下部側に設けられる塞ぎ部材14が上記ボトム装置2の端部に係合した状態で当該ボトム装置2が上記ドア本体11の小口に留め付けられる構造であると、従来のように、遮音用部材22を捲ってビスの装着箇所を露呈させる作業が不要になり、ドア1への上記ボトム装置2の組み付けが効率的に行えるようになる。
また、上記塞ぎ部材14の裏面に上記突起部21aに係合する第1係合部14aが形成されていると、上記第1係合部14aを上記突起部21aに係合させることで、当該塞ぎ部材14にて上記ボトム装置2をしっかりと固定することができる。
上記の例では、上記ボトム装置2における上記ケース部21の両側の縦板部212にそれぞれ上記突起部21aが形成されていたが、これに限らず、片側の縦板部212にだけ、上記突起部21aが形成される構造としてもよい。例えば、図5に示すように、上記突起部21aが形成されない他の側の縦板部212には、当該縦板部212の端面側を少し切り欠いた切欠き部21cを形成しておく。この切欠き部21cの奥行き長さ(図の紙面垂直方向)は、例えば、3mm程度とする。そして、上記塞ぎ部材14の裏面には、上記切欠き部21cに嵌まり込む係合凸部14cを形成しておく。なお、上記切欠き部21cの代わりに、上記縦板部212の肉厚よりも浅い凹溝部を形成してもよいものである。
このような構造であっても、500Hz前後および1000Hz前後の音の遮音性能を向上させることが可能である。また、ドア1への上記ボトム装置2の組み付けが上記塞ぎ部材14によって効率的に行えるようになる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :ドア
2 :ボトム装置
3 :詰め物
4 :床面
5 :ビス
11 :ドア本体
11a :凹溝
11b :溝側壁
11c :座堀り部
12 :ドアノブ
13 :サムターン
13a :操作棒
14 :塞ぎ部材
14a :第1係合部
14b :第2係合部
14c :係合凸部
21 :ケース部
21a :突起部
21b :下端凸部
21c :切欠き部
22 :遮音用部材
22a :支持部材
211 :上板部
212 :縦板部

Claims (8)

  1. ドア本体の底面と床面との間を閉塞する遮音用部材が下側開放形状のケース部内に上下動作可能に設けられたボトム装置を、ドア本体の底部に形成された凹溝に備えたドアであって、上記凹溝の溝側壁に対面する上記ケース部の縦板部の少なくとも一方には、上記溝側壁の側に突出する突起部が形成されていることを特徴とするドア。
  2. 請求項1に記載のドアにおいて、上記ケース部の上記縦板部の下端部に上記溝側壁の側に突出する下端凸部が形成されていることを特徴とするドア。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドアにおいて、上記突起部が形成されていない箇所と上記溝側壁との間に形成される隙間に、詰め物を設けたことを特徴とするドア。
  4. 請求項3に記載のドアにおいて、上記詰め物の厚さが上記突起部の突出量よりも厚く、上記詰め物は溝側壁と上記ケース部の上記縦板部とに密着して設けられることを特徴とするドア。
  5. 請求項3または請求項4に記載のドアにおいて、上記詰め物は、上記突起部が形成されていない箇所と上記溝側壁との間に形成される隙間の一部に設けられていることを特徴とするドア。
  6. 請求項5に記載のドアにおいて、上記詰め物は、上記突起部よりも下側の箇所に設けられていることを特徴とするドア。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドアにおいて、ドア本体の小口の下部側には塞ぎ部材が設けられており、この塞ぎ部材は、上記ボトム装置の端部に係合した状態で上記ドア本体の小口に留め付けられることを特徴とするドア。
  8. 請求項7に記載のドアにおいて、上記塞ぎ部材の裏面には、上記突起部に係合する係合部が形成されていることを特徴とするドア。
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