JP2017209685A - 高エネルギービーム溶接方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
Description
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
により溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定するとき、溶接係数aを0より大きく3.0以下に設定する、ことを特徴とするものである。
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
により溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定するとき、溶接係数aを0より大きく4.5以下に設定する、ことを特徴とするものである。
図1は、第1実施形態の高エネルギービーム溶接装置を表す概略構成図、図2は、高エネルギービーム溶接装置を表す正面図、図3は、高エネルギービーム溶接装置を表す平面図、図4は、溶接前の部材接合箇所を表す断面図、図5は、溶接後の部材接合箇所を表す断面図である。
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
このとき、溶接係数aを0より大きく4.5以下に設定する。
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
このとき、溶接係数aを0より大きく3.0以下に設定する。
レーザビームによる入熱量=各材料の比熱×体積×(融点-室温)+融解熱(潜熱)
h≦3γ/(WB・ρ・g)
また、部材W1,W2の下部接合部W1a,W2aに開先W1b,W2bを形成して溶接を実施するとき、下記数式を満足する溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定すればよい。
h≦4.5γ/(WB・ρ・g)
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
溶接係数aを0より大きく3.0以下に設定するものである。
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
溶接係数aを0より大きく4.5以下に設定するものである。
図9は、第2実施形態の高エネルギービーム溶接装置を表す正面図、図10は、高エネルギービーム溶接装置を表す平面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
詳細は、第1実施形態と同様であることから、説明は省略する。
11,41 溶接ヘッド
12 駆動装置
13 ガイド部材
14 取付台
15 制御装置
21 ガイドレール
31 光学系保護用ガス供給装置
32 シールドボックス
33 シールドガス供給装置
Claims (11)
- 溶接ヘッドと溶接対象物とを相対的に移動させながら、前記溶接対象物における下部接合部に向けて高エネルギービームを上向き照射して溶接を行う高エネルギービーム溶接方法において、
溶接係数a、前記下部接合部の表面張力γ、溶接ビード幅WB、前記溶接対象物の密度ρ、重力加速度gとして下記数式
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
により溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定するとき、
溶接係数aを0より大きく3.0以下に設定する、
ことを特徴とする高エネルギービーム溶接方法。 - 溶接ヘッドと溶接対象物とを相対的に移動させながら、前記溶接対象物における下部接合部の開先に向けて高エネルギービームを上向き照射して溶接を行う高エネルギービーム溶接方法において、
溶接係数a、前記開先の表面張力γ、溶接ビード幅WB、前記溶接対象物の密度ρ、重力加速度gとして下記数式
h≦a・γ/(WB・ρ・g)
により溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定するとき、
溶接係数aを0より大きく4.5以下に設定する、
ことを特徴とする高エネルギービーム溶接方法。 - 前記数式により溶込み深さhと溶接ビード幅WBを設定するとき、高エネルギービームによる入熱量として、高エネルギービームの出力または溶接速度を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高エネルギービーム溶接方法。
- 前記溶接ヘッドの上方で高エネルギービームと交差する方向に保護用ガスを噴出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の高エネルギービーム溶接方法。
- 前記溶接対象物の下方から前記溶接ビードに向けて酸化防止用ガスを噴出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の高エネルギービーム溶接方法。
- 前記溶接対象物の下方で且つ溶接方向の下流側から前記下部接合部に向けてシールドガスを噴出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の高エネルギービーム溶接方法。
- 溶接対象物の下部接合部に向けて高エネルギービームを上向き照射する溶接ヘッドと、
前記溶接ヘッドを溶接方向に沿って移動する駆動装置と、
前記溶接ヘッドから照射される高エネルギービームの出力と前記駆動装置による前記溶接ヘッドの溶接速度を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、請求項1から請求項6のいずれか一項の高エネルギービーム溶接方法を実施する、
ことを特徴とする高エネルギービーム溶接装置。 - 前記溶接ヘッドは、ガイド部材の下方に水平方向に沿って移動自在に吊下げ支持され、前記溶接対象物を前記ガイド部材の上方に支持可能であることを特徴とする請求項7に記載の高エネルギービーム溶接装置。
- 前記溶接ヘッドは、水平方向に照射された高エネルギービームを鉛直方向に沿って反射する反射部材を有することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の高エネルギービーム溶接装置。
- 前記溶接ヘッドは、溶接方向に対して水平方向に所定角度だけ傾斜して配置されることを特徴とする請求項9に記載の高エネルギービーム溶接装置。
- 前記溶接ヘッドによる高エネルギービームの上向き照射方向は、鉛直方向に対して所定角度だけ傾斜する方向に調整可能であることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の高エネルギービーム溶接装置。
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JP2016102595A JP6655472B2 (ja) | 2016-05-23 | 2016-05-23 | 高エネルギービーム溶接方法及びその装置 |
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