JP2017208375A - リフロー炉及びリフロー方法 - Google Patents

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拓哉 有村
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Abstract

【課題】複数種類の基板のリフローに要する時間を短縮する。【解決手段】リフロー炉は、複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、前記炉内を加熱する加熱装置と、を備え、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なる。【選択図】図1

Description

本発明は、リフロー炉及びリフロー方法に関する。
プリント基板やプリント配線基板等の基板と部品とのハンダ付けには、リフローはんだ付けが用いられている。リフローはんだ付けは、基板と部品とを接続する箇所に予めはんだを供給し、部品を配置してから加熱を行っている。リフローはんだ付けはリフロー炉を用いて行われる。リフロー炉で加熱が行われた際に基板が反ることを抑止する場合や、基板の形状が特殊で基板がコンベアをうまく流れない場合、基板をパレットに載置して、リフロー炉内にパレットを搬送している。
特開2002−171056号公報 特開昭64−27773号公報
近年、基板の多品種少量化が進んでおり、従来に比べて大型の基板や小型の基板が製造されている。大型の基板は、小型の基板よりも熱容量が大きいため、大型の基板をリフローする際の加熱温度は、小型の基板をリフローする際の加熱温度よりも大きい。したがって、大型の基板の場合、リフロー炉の設定温度を上げてリフローを行い、小型の基板の場合、リフロー炉の設定温度を下げてリフローを行っている。例えば、リフロー炉内に大型の基板と小型の基板とを連続して搬送する場合、大型の基板に応じて調整されたリフロー炉の設定温度を、小型の基板に応じて再調整するため、リフロー炉の設定温度を再調整する時間が発生する。また、リフロー炉の設定温度を変更してからリフロー炉内の温度が変わるまでの待ち時間が発生する。そのため、複数種類の基板のリフローに要する時間が増大している。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数種類の基板のリフローに要する時間を短縮する技術を提供することを目的とする。
本発明の一観点によるリフロー炉は、複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、前記炉内を加熱する加熱装置と、を備え、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なる。
本発明の一観点によるリフロー炉は、複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、前記炉内を加熱する加熱装置と、を備え、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、前記複数の基板に含まれる少なくとも一つ
の第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まる。
本発明によれば、複数種類の基板のリフローに要する時間を短縮することができる。
図1は、リフロー炉の一例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るリフローパレットの構成図である。 図3は、基板の構成図である。 図4は、リフロー炉内に複数のリフローパレットを搬入する状態の一例を示す図である。 図5は、リフロー炉内に複数のリフローパレットを搬入する状態の一例を示す図である。 図6は、第2実施形態に係るリフローパレットの構成図である。 図7は、リフロー炉内に複数のリフローパレットを搬入する状態の一例を示す図である。 図8は、リフロー炉内に複数のリフローパレットを搬入する状態の一例を示す図である。 図9は、リフロー炉の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は、実施形態の構成に限定されない。
〈第1実施形態〉
図1から図5を参照して、第1実施形態を説明する。図1は、リフロー炉1の一例を示す図である。リフロー炉1は、トンネル状に形成された炉内2に複数のリフローパレット10を搬送するコンベア3と、リフロー炉1の炉内2を加熱する加熱ヒータ4とを備える。コンベア3は、搬送装置の一例である。加熱ヒータ4は、加熱装置の一例である。リフローパレット10は、パレットの一例である。コンベア3は、例えば、連続するベルト5を所定速度で移動することで、ベルト5上に配置されたリフローパレット10をX方向へ搬送する。図1に示すように、リフローパレット10は、リフロー炉1の外側から炉内2に搬送された後、リフロー炉1の外側に搬出される。加熱ヒータ4は、リフロー炉1の炉内2に複数設けられていてもよい。加熱ヒータ4は、リフロー炉1に接続された制御装置によって制御される。リフロー炉1の設定温度(加熱温度)に基づいて、制御装置が加熱ヒータ4を制御し、加熱ヒータ4によってリフロー炉1内が加熱される。
図2は、第1実施形態に係るリフローパレット10の構成図である。リフローパレット10は、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属及びガラスエポキシ等の樹脂で形成されている。リフローパレット10には、少なくとも一つの基板20が載置される。基板20は、基板の一例である。基板20は、例えば、プリント基板及びプリント配線板である。
リフローパレット10は、載置面11と、載置面11に設けられた複数の支持部12とを備える。基板20は、支持部12を介して載置面11に載置される。リフローパレット10に基板20が載置された際、基板20に搭載された部品と支持部12とが接触しない
位置に支持部12が配置されている。リフローパレット10及び基板20は、コンベア3によってリフロー炉1の炉内2(以下、リフロー炉1内とも表記する。)に搬送される。
図3は、基板20の構成図である。基板20は、基板20に表面実装される電子部品21と、基板20と電子部品21との間に配置された複数の半田ボール22とを備える。基板20は、例えば、基材としてのガラス繊維布にエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシ基板であるが、これに限定されない。電子部品21は、部品の一例である。電子部品21は、例えば、支持基板にIC(Integrated Circuits)やLSI(Large Scaled IC)等の半導体チップを搭載した半導体パッケージであるが、これに限定されない。
基板20上に電子部品21及び半田ボール22が搭載され、リフローパレット10に基板20が載置された後、リフロー炉1内にリフローパレット10及び基板20が搬送される。リフロー炉1内では一つ又は複数の基板20が加熱される。基板20が加熱されることで、半田ボール22が溶融し、基板20の電極(図示せず)と電子部品21の電極(図示せず)とが接合される。以下では、基板20を加熱することにより、基板20の電極と電子部品21の電極とを接合する処理をリフロー処理とも表記する。
図4は、リフロー炉1内に複数のリフローパレット10を搬入する状態の一例を示す図である。図4に示す例では、基板20Aがリフローパレット10Aに載置され、基板20Bがリフローパレット10Bに載置される。リフローパレット10A,10Bは、複数のパレットの一例である。基板20A,20Bは、複数の基板の一例である。基板20Aの熱容量と基板20Bの熱容量とが異なっている。基板20Aは、例えば、小型基板でもよく、基板20Bは、例えば、大型基板でもよい。
リフローパレット10Aの熱容量と基板20Aの熱容量との合計値(以下、合計値A1)が所定範囲R1内に収まるように、リフローパレット10Aの熱容量が算出される。基板20Aの熱容量は決まっているので、基板20Aの熱容量に応じてリフローパレット10Aの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット10Aが選定される。選定されたリフローパレット10Aに基板20Aが載置される。
リフローパレット10Bの熱容量と基板20Bの熱容量との合計値(以下、合計値B1)が所定範囲R1内に収まるように、リフローパレット10Bの熱容量が算出される。基板20Bの熱容量は決まっているので、基板20Bの熱容量に応じてリフローパレット10Bの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット10Bが選定される。選定されたリフローパレット10Bに基板20Bが載置される。
例えば、基板20Bの熱容量が基板20Aの熱容量よりも大きい場合、リフローパレット10Aの熱容量はリフローパレット10Bの熱容量よりも大きい。基板20Aに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Aの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Aの熱容量としてもよい。基板20Bに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Bの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Bの熱容量としてもよい。
合計値A1が所定範囲R1内に収まり、かつ、合計値B1が所定範囲R1内に収まっている。したがって、基板20Aに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度と、基板20Bに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。その結果、リフロー炉1内に基板20Aを搬送した後、リフロー炉1の設定温度を変更せずに、リフロー炉1内に基板20Bを搬送することができる。すなわち、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、基板20A,20Bのリフロー処理を行うことができる。
合計値A1が所定値V1と一致するように、リフローパレット10Aの熱容量を算出してもよい。合計値A2が所定値V1と一致するように、リフローパレット10Bの熱容量を算出してもよい。この場合についても、基板20Aに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度と、基板20Bに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。所定範囲R1及び所定値V1は、基板20A,20Bの各熱容量及びリフローパレット10A,10Bの各形状等に基づいて設定してもよい。また、所定範囲R1及び所定値V1は、実験やシミュレーション等に基づいて設定してもよい。
図4に示す例では、熱容量が異なる2種類の基板20をリフロー炉1内に搬送してリフロー処理を行う場合について説明した。熱容量が異なる2種類の基板20に限定されず、熱容量が異なる3種類以上の基板20をリフロー炉1内に搬送してリフロー処理を行ってもよい。したがって、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、熱容量が異なる3種類以上の基板20のリフロー処理を行うことができる。
リフローパレット10A,10Bの各熱容量とリフローパレット10A,10Bの各質量とは比例関係にある。基板20A,20Bの各熱容量と基板20A,20Bの各質量とは比例関係にある。図4に示す例では、リフローパレット10Aの質量とリフローパレット10Bの質量とが異なっており、リフローパレット10Aの質量はリフローパレット10Bの質量よりも大きい。図4に示す例では、基板20Aの質量と基板20Bの質量とが異なっており、基板20Bの質量は基板20Aの質量よりも大きい。
例えば、リフローパレット10Aの厚さをリフローパレット10Bの厚さよりも厚くすることにより、リフローパレット10Aの質量をリフローパレット10Bの質量よりも大きくしてもよい。例えば、リフローパレット10Aの平面サイズ(縦幅×横幅)をリフローパレット10Bの平面サイズよりも大きくすることにより、リフローパレット10Aの質量をリフローパレット10Bの質量よりも大きくしてもよい。例えば、基板20Bの厚さを基板20Aの厚さよりも厚くすることにより、基板20Bの質量を基板20Aの質量よりも大きくしてもよい。例えば、基板20Bの平面サイズを基板20Aの平面サイズよりも大きくすることにより、基板20Bの質量を基板20Aの質量よりも大きくしてもよい。
図5は、リフロー炉1内に複数のリフローパレット10を搬入する状態の一例を示す図である。図5に示すように、一つのリフローパレット10(図5では10C)に、複数の基板20(図5では20C,20D)を載置してもよい。図5に示す例では、基板20Aがリフローパレット10Aに載置され、基板20C,20Dがリフローパレット10Cに載置される。リフローパレット10A,10Cは、複数のパレットの一例である。基板20A,20C,20Dは、複数の基板の一例である。
リフローパレット10Cの熱容量と基板20Cの熱容量と基板20Dの熱容量との合計値(以下、合計値C1)が所定範囲R1内に収まるように、リフローパレット10Cの熱容量が算出される。基板20C,20Dの各熱容量は決まっているので、基板20C,20Dの各熱容量に応じてリフローパレット10Cの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット10Cが選定される。選定されたリフローパレット10Cに基板20C,20Dが載置される。基板20A及びリフローパレット10Aについては上記と同様である。なお、所定範囲R1以外の他の所定範囲を用いてもよい。
基板20Cに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Cの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Cの熱容量としてもよい。基板20Dに
搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Dの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Dの熱容量としてもよい。
合計値A1が所定範囲R1内に収まり、かつ、合計値C1が所定範囲R1内に収まっている。したがって、基板20Aに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度と、基板20C,20Dに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。その結果、リフロー炉1内に基板20Aを搬送した後、リフロー炉1の設定温度を変更せずに、リフロー炉1内に基板20C,20Dを搬送することができる。すなわち、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、基板20A,20C,20Dのリフロー処理を行うことができる。
〈第2実施形態〉
図6から図9を参照して、第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るリフロー炉1、コンベア3、加熱ヒータ4及び基板20は、第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。また、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係るリフローパレット30の構成図である。リフローパレット30は、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属及びガラスエポキシ等の樹脂で形成されている。リフローパレット30には、少なくとも一つの基板20及び少なくとも一つの熱保持体40が載置される。熱保持体40は、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属及びガラスエポキシ等の樹脂で形成されている。熱保持体40は、リフロー炉1内における熱を保持する。
リフローパレット30は、載置面31と、載置面31に設けられた複数の支持部32とを備える。基板20は、支持部32を介して載置面31に載置される。リフローパレット30の載置面31に基板20が載置された際、基板20に搭載された部品と支持部32とが接触しない位置に支持部32が配置されている。リフローパレット30は、熱保持体40が挿し込まれる挿し込み口33を備えている。熱保持体40が挿し込み口33から挿し込まれることで、リフローパレット30の内部に熱保持体40が載置される。なお、リフローパレット30の載置面31上に基板20及び熱保持体40を載置してもよい。基板20、リフローパレット30及び熱保持体40は、コンベア3によってリフロー炉1内に搬送される。
図7は、リフロー炉1に複数のリフローパレット30を搬入する状態の一例を示す図である。図7に示す例では、基板20A及び熱保持体40Aがリフローパレット30Aに載置され、基板20B及び熱保持体40Bがリフローパレット30Bに載置される。リフローパレット30A,30Bは、複数のパレットの一例である。基板20Aの熱容量と基板20Bの熱容量とが異なっている。基板20Aは、例えば、小型基板でもよく、基板20Bは、例えば、大型基板でもよい。
リフローパレット30Aの熱容量と基板20Aの熱容量と熱保持体40Aの熱容量との合計値(以下、合計値A2)が所定範囲R2内に収まるように、リフローパレット30Aの熱容量及び熱保持体40Aの熱容量が算出される。基板20Aの熱容量は決まっているので、基板20Aの熱容量に応じてリフローパレット30Aの熱容量及び熱保持体40Aの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット30A及び算出された熱容量を有する熱保持体40Aが選定される。選定されたリフローパレット30Aに基板20A及び選定された熱保持体40Aが載置される。
リフローパレット30Bの熱容量と基板20Bの熱容量と熱保持体40Bの熱容量との
合計値(以下、合計値B2)が所定範囲R2内に収まるように、リフローパレット30Bの熱容量及び熱保持体40Bの熱容量が算出される。基板20Bの熱容量は決まっているので、基板20Bの熱容量に応じてリフローパレット30Bの熱容量及び熱保持体40Bの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット30B及び算出された熱容量を有する熱保持体40Bが選定される。選定されたリフローパレット30Bに基板20B及び選定された熱保持体40Bが載置される。
リフローパレット30Aの熱容量とリフローパレット30Bの熱容量とが同一でもよいし、リフローパレット30Aの熱容量とリフローパレット30Bの熱容量とが異なってもよい。熱保持体40Aの熱容量と熱保持体40Bの熱容量とが同一でもよいし、熱保持体40Aの熱容量と熱保持体40Bの熱容量とが異なってもよい。
例えば、基板20Bの熱容量が基板20Aの熱容量よりも大きく、リフローパレット30Aの熱容量とリフローパレット30Bの熱容量とが同一である場合、熱保持体40Aの熱容量は熱保持体40Bの熱容量よりも大きい。例えば、基板20Bの熱容量が基板20Aの熱容量よりも大きく、熱保持体40Aの熱容量と熱保持体40Bの熱容量とが同一である場合、リフローパレット30Aの熱容量はリフローパレット30Bの熱容量よりも大きい。
合計値A2が所定範囲R2内に収まり、かつ、合計値B2が所定範囲R2内に収まっている。したがって、基板20Aに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度と、基板20Bに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。その結果、リフロー炉1内に基板20Aを搬送した後、リフロー炉1の設定温度を変更せずに、リフロー炉1内に基板20Bを搬送することができる。すなわち、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、基板20A,20Bのリフロー処理を行うことができる。
合計値A2が所定値V2と一致するように、リフローパレット30Aの熱容量及び熱保持体40Aの熱容量を算出してもよい。合計値B2が所定値V2と一致するように、リフローパレット30Bの熱容量及び熱保持体40Bの熱容量を算出してもよい。この場合についても、基板20Aに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度と、基板20Bに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。所定範囲R2及び所定値V2は、基板20A,20Bの各熱容量、リフローパレット30A,30Bの各形状及び熱保持体40A,40の各形状等に基づいて設定してもよい。また、所定範囲R2及び所定値V2は、実験やシミュレーション等に基づいて設定してもよい。
図7に示す例では、熱容量が異なる2種類の基板20をリフロー炉1内に搬送してリフロー処理を行う場合について説明した。熱容量が異なる2種類の基板20に限定されず、熱容量が異なる3種類以上の基板20をリフロー炉1内に搬送してリフロー処理を行ってもよい。したがって、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、熱容量が異なる3種類以上の基板20のリフロー処理を行うことができる。
リフローパレット30A,30Bの各熱容量とリフローパレット30A,30Bの各質量とは比例関係にある。基板20A,20Bの各熱容量と基板20A,20Bの各質量とは比例関係にある。熱保持体40A,40Bの各熱容量と熱保持体40A,40Bの各質量とは比例関係にある。図7に示す例では、基板20Aの質量と基板20Bの質量とが異なっており、基板20Bの質量は基板20Aの質量よりも大きい。例えば、基板20Bの質量が基板20Aの質量よりも大きく、リフローパレット30Aの質量とリフローパレット30Bの質量とが同一である場合、熱保持体40Aの質量は熱保持体40Bの質量より
も大きい。例えば、基板20Bの質量が基板20Aの質量よりも大きく、熱保持体40Aの質量と熱保持体40Bの質量とが同一である場合、リフローパレット30Aの質量はリフローパレット30Bの質量よりも大きい。
例えば、リフローパレット30Aの厚さをリフローパレット30Bの厚さよりも厚くすることにより、リフローパレット30Aの質量をリフローパレット30Bの質量よりも大きくしてもよい。例えば、リフローパレット30Aの平面サイズをリフローパレット30Bの平面サイズよりも大きくすることにより、リフローパレット30Aの質量をリフローパレット30Bの質量よりも大きくしてもよい。例えば、熱保持体40Aの厚さを熱保持体40Bの厚さよりも厚くすることにより、熱保持体40Aの質量を熱保持体40Bの質量よりも大きくしてもよい。例えば、熱保持体40Aの平面サイズを熱保持体40Bの平面サイズよりも大きくすることにより、熱保持体40Aの質量を熱保持体40Bの質量よりも大きくしてもよい。
図8は、リフロー炉1内に複数のリフローパレット30を搬入する状態の一例を示す図である。図8に示すように、一つのリフローパレット30(図8では30C)に、複数の基板20(図8では20C,20D)を載置してもよい。また、図8に示すように、一つのリフローパレット30(図8では30D)に、複数の熱保持体40(図8では40D,40E)を載置してもよい。図8に示す例では、基板20C,20D及び熱保持体40Cがリフローパレット30Cに載置され、基板20E及び熱保持体40D,40Eがリフローパレット30Dに載置される。リフローパレット30C,30Dは、複数のパレットの一例である。
リフローパレット30Cの熱容量と、基板20C,20Dの各熱容量と、熱保持体40Cの熱容量との合計値(以下、合計値A3)が所定範囲R2内に収まるように、リフローパレット30Cの熱容量及び熱保持体40Cの熱容量が算出される。基板20C,20Dの各熱容量は決まっているので、基板20C,20Dの各熱容量に応じてリフローパレット30Cの熱容量及び熱保持体40Cの熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット30C及び算出された熱容量を有する熱保持体40Cが選定される。選定されたリフローパレット30Cに基板20C,20D及び選定された熱保持体40Cが載置される。なお、所定範囲R2以外の他の所定範囲を用いてもよい。
リフローパレット30Dの熱容量と、基板20Eの熱容量と、熱保持体40D,40Eの各熱容量との合計値(以下、合計値B3)が所定範囲R2内に収まるように、リフローパレット30Dの熱容量及び熱保持体40D,40Eの各熱容量が算出される。基板20Eの熱容量は決まっているので、基板20Eの熱容量に応じてリフローパレット30Dの熱容量及び熱保持体40D,40Eの各熱容量が算出される。算出された熱容量を有するリフローパレット30D、算出された熱容量を有する熱保持体40D及び算出された熱容量を有する熱保持体40Eが選定される。選定されたリフローパレット30Dに基板20E、選定された熱保持体40D及び選定された熱保持体40Eが載置される。
基板20Cに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Cの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Cの熱容量としてもよい。基板20Dに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Dの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Dの熱容量としてもよい。基板20Eに搭載される電子部品21の熱容量を省略しているが、基板20Eの熱容量と電子部品21の熱容量との合算値を、基板20Eの熱容量としてもよい。
合計値A3が所定範囲R2内に収まり、かつ、合計値B3が所定範囲R2内に収まっている。したがって、基板20C,20Dに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー
炉1の設定温度と、基板20Eに対してリフロー処理を行う際におけるリフロー炉1の設定温度とを同一にすることができる。その結果、リフロー炉1内に基板20C,20Dを搬送した後、リフロー炉1の設定温度を変更せずに、リフロー炉1内に基板20Eを搬送することができる。すなわち、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、基板20C,20D,20Eのリフロー処理を行うことができる。
図9は、リフロー炉1の一例を示す図である。図9に示すように、複数のリフローパレット30をリフロー炉1内で循環させてもよい。リフロー炉1の入口又は入口の手前で、リフローパレット30に基板20及び熱保持体40を載置する。熱保持体40を、必要に応じて交換してもよい。図9に示すリフロー炉1では、基板20及び熱保持体40が載置されたリフローパレット30を、X1方向に搬送した後、X2方向に搬送することで、リフローパレット30がリフロー炉1の入口に戻る。なお、実施形態1において、図9に示すリフロー炉1を用いてもよい。
第1実施形態に係るリフローパレット10と第2実施形態に係るリフローパレット30とを用いて、複数種類の基板20のリフロー処理を行ってもよい。この場合、第1実施形態における所定範囲R1と第2実施形態における所定範囲R2とを同じ値に設定する。また、第1実施形態及び第2実施形態では、リフロー炉1について説明したが、リフロー炉1で行われる工程をリフロー方法として捉えることもできる。
第1実施形態及び第2実施形態によれば、リフロー炉1の設定温度を一定にした状態で、熱容量が異なる複数種類の基板20のリフロー処理を行うことができる。したがって、リフロー炉1の設定温度を変更せずに、熱容量が異なる複数種類の基板20のリフロー処理を行うことができる。リフロー炉1の設定温度を変更する場合、リフロー炉1の設定温度を再調整する時間やリフロー炉1内の温度が変わるまでの待ち時間が発生する。第1実施形態及び第2実施形態によれば、リフロー炉1の設定温度を再調整する時間やリフロー炉1内の温度が変わるまでの待ち時間をゼロにすることができる。その結果、熱容量が異なる複数種類の基板20のリフローに要する時間を短縮することができ、リフローの効率が向上する。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を示す。
(付記1)
複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、
前記炉内を加熱する加熱装置と、
を備え、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、
前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とするリフロー炉。
(付記2)
少なくとも一つの前記第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体が、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第3パレットに載置され、
少なくとも一つの前記第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体が、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第4パレットに載置され、
前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第3パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第4パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とする付記1に記載のリフロー炉。
(付記3)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが異なり、
前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが同一であることを特徴とする付記2に記載のリフロー炉。
(付記4)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが異なることを特徴とする付記2に記載のリフロー炉。
(付記5)
複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、
前記炉内を加熱する加熱装置と、
を備え、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、
前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とするリフロー炉。
(付記6)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが異なり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが同一であることを特徴とする付記5に記載のリフロー炉。
(付記7)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とする付記5に記載のリフロー炉。
(付記8)
複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置を備えるリフロー炉のリフロー方法であって、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置する工程と、
前記第1基板及び前記第1パレットを前記炉内に搬送する工程と、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置する工程と、
前記第2基板及び前記第2パレットを前記炉内に搬送する工程と、
前記炉内を加熱する工程と、
を備え、
前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とするリ
フロー方法。
(付記9)
少なくとも一つの前記第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体を、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第3パレットに載置する工程と、
前記第1基板、前記第1熱保持体及び前記第3パレットを前記炉内に搬送する工程と、
少なくとも一つの前記第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体を、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第4パレットに載置する工程と、
前記第2基板、前記第2熱保持体及び前記第4パレットを前記炉内に搬送する工程と、
を備え、
前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第3パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第4パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とする付記8に記載のリフロー方法。
(付記10)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが異なることを特徴とする付記9に記載のリフロー方法。
(付記11)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが異なることを特徴とする付記9に記載のリフロー方法。
(付記12)
複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置を備えるリフロー炉のリフロー方法であって、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置する工程と、
前記炉内に前記第1基板、前記第1熱保持体及び前記第1パレットを搬送する工程と、
前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置する工程と、
前記炉内に前記第2基板、前記第2熱保持体及び前記第2パレットを搬送する工程と、
前記炉内を加熱する工程と、
前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とするリフロー方法。
(付記13)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが異なり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが同一であることを特徴とする付記12に記載のリフロー方法。
(付記14)
前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とする付記12に記載のリフロー方法。
1 リフロー炉
2 炉内
3 コンベア
4 加熱ヒータ
5 ベルト
10,10A,10B,30,30A,30B,30C,30D リフローパレット
11,31 載置面
12,32 支持部
20,20A,20B,20C,20D,20E 基板
21 電子部品
22 半田ボール
33 挿し込み口
40,40A,40B,40C,40D,40E 熱保持体

Claims (9)

  1. 複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、
    前記炉内を加熱する加熱装置と、
    を備え、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、
    前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
    前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
    前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、
    前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とするリフロー炉。
  2. 少なくとも一つの前記第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体が、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第3パレットに載置され、
    少なくとも一つの前記第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体が、前記複数のパレットのうちの少なくとも一つの第4パレットに載置され、
    前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第3パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
    前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第4パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とする請求項1に記載のリフロー炉。
  3. 前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが異なり、
    前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが同一であることを特徴とする請求項2に記載のリフロー炉。
  4. 前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
    前記第3パレットの熱容量と前記第4パレットの熱容量とが異なることを特徴とする請求項2に記載のリフロー炉。
  5. 複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置と、
    前記炉内を加熱する加熱装置と、
    を備え、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置され、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体が、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置され、
    前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
    前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とするリフロー炉。
  6. 前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが異なり、
    前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが同一であることを特徴とする請求項5に記載のリフロー炉。
  7. 前記第1熱保持体の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量とが同一であり、
    前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とする請求項5に記載のリフロー炉。
  8. 複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置を備えるリフロー炉のリフロー方法であって、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置する工程と、
    前記第1基板及び前記第1パレットを前記炉内に搬送する工程と、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置する工程と、
    前記第2基板及び前記第2パレットを前記炉内に搬送する工程と、
    前記炉内を加熱する工程と、
    を備え、
    前記第1基板の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
    前記第2基板の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まり、
    前記第1基板の熱容量と前記第2基板の熱容量とが異なり、
    前記第1パレットの熱容量と前記第2パレットの熱容量とが異なることを特徴とするリフロー方法。
  9. 複数の基板及び複数のパレットを炉内に搬送する搬送装置を備えるリフロー炉のリフロー方法であって、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第1基板及び少なくとも一つの第1熱保持体を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第1パレットに載置する工程と、
    前記炉内に前記第1基板、前記第1熱保持体及び前記第1パレットを搬送する工程と、
    前記複数の基板に含まれる少なくとも一つの第2基板及び少なくとも一つの第2熱保持体を、前記複数のパレットに含まれる少なくとも一つの第2パレットに載置する工程と、
    前記炉内に前記第2基板、前記第2熱保持体及び前記第2パレットを搬送する工程と、
    前記炉内を加熱する工程と、
    前記第1基板の熱容量と前記第1熱保持体の熱容量と前記第1パレットの熱容量との合計値が所定範囲内に収まり、
    前記第2基板の熱容量と前記第2熱保持体の熱容量と前記第2パレットの熱容量との合計値が前記所定範囲内に収まることを特徴とするリフロー方法。
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