JP2017208306A - 電気部品用ソケットのガイド部材および電気部品用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部品用ソケットにおいて、外形および厚さの異なる複数種の電気部品に対応できるようにする。【解決手段】この電気部品用ソケット11では、ソケット本体31にカバー部材29が開閉自在に設けられており、カバー部材29に押圧部材16が取り付けられている。ソケット本体31にはガイド部材17が着脱自在に取り付けられている。ガイド部材17は、電気部品12の外形に対応して電気部品12をソケット本体31上に位置決めするガイド基板18を備えている。また、ガイド基板18に開閉自在に設けられて、電気部品12を押圧部材16で押圧するときに電気部品12と押圧部材16との間に介在するプッシャー19を備えている。ガイド部材17は、ソケット本体31に取り付けられた状態で、カバー部材29の開閉に伴ってプッシャー19がガイド基板18に対して開閉するように構成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、電気部品のバーンイン試験等の評価を行う際に、ソケット本体に収容された電気部品を押圧部材で押圧する電気部品用ソケットのガイド部材および電気部品用ソケットに関するものである。
従来から、この種の「電気部品用ソケット」としては、「電気部品」であるICパッケージを着脱自在に収容するICソケットがある。
このICソケットにおいては、ICパッケージが複数種の異なる外形を有する場合があることに対応して、ICパッケージの外形に応じて複数種のICソケットを用意する手間を省くため、ICパッケージの外形に応じて押圧部材を何種類か用意しておき、ICパッケージの評価に際して、これらの押圧部材を適宜交換することにより、外形の異なる複数種のICパッケージに対応させようとするもの、言わば押圧部材交換式のICソケットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、これとは別に、ICパッケージの位置決め用のガイド部材をICパッケージの外形に応じて何種類か用意しておき、ICパッケージの評価に際して、これらのガイド部材を適宜交換することにより、外形の異なる複数種のICパッケージに対応させようとするもの、すなわちガイド部材交換式のICソケットも知られている。
特開2002−359046号公報
しかしながら、このような従来のICソケットにあっては、押圧部材交換式であれ、ガイド部材交換式であれ、外形の異なる複数種のICパッケージには対応できるものの、厚さの異なる複数種のICパッケージに対応させることができないという課題があった。
そこで、この発明は、外形および厚さの異なる複数種のICパッケージ等の電気部品に対応できる電気部品用ソケットのガイド部材および電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、ソケット本体に収容された電気部品を押圧部材で押圧する電気部品用ソケットにおいて、前記ソケット本体に前記電気部品を収容するときに当該電気部品の位置決めを行うガイド部材であって、前記電気部品の外形に対応して当該電気部品を前記ソケット本体上に位置決めするガイド基板と、このガイド基板に開閉自在に設けられて、前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに当該電気部品と当該押圧部材との間に介在するプッシャーとを備えている電気部品用ソケットのガイド部材としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記プッシャーを開く方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の構成に加え、前記ガイド基板に上下方向に延びる長孔状のシャフト挿通孔が形成されており、このシャフト挿通孔にシャフトが遊挿されており、このシャフトに前記プッシャーが当該シャフトを中心として回動する形で設けられており、前記ソケット本体に収容された前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに、前記ガイド基板に対してほぼ垂直な方向に前記プッシャーが移動することにより、当該電気部品が当該プッシャーによって略均等に押圧されるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のガイド部材が前記ソケット本体に設けられており、前記ソケット本体に収容された前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに、当該電気部品が前記ガイド部材の前記プッシャーを介して前記押圧部材に押圧されるように構成されている電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成に加え、前記ソケット本体にカバー部材が開閉自在に設けられており、このカバー部材に前記押圧部材が取り付けられているとともに、前記ソケット本体に前記ガイド部材が着脱自在に取り付けられており、前記ガイド部材は、前記ソケット本体に取り付けられた状態で、前記カバー部材の開閉に伴って前記プッシャーが前記ガイド基板に対して開閉するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ガイド部材が、電気部品の外形に対応して、この電気部品をソケット本体上に位置決めするガイド基板と、この電気部品を押圧部材で押圧するときに、この電気部品と押圧部材との間に介在するプッシャーとを備えているので、このガイド部材を電気部品の外形および厚さに応じて何種類か用意しておき、電気部品の評価(バーンイン試験等)に際して、これらのガイド部材を適宜交換することにより、電気部品の外形および厚さに許容幅を持たせることが可能となる。したがって、外形および厚さの異なる複数種の電気部品に対応させるときには、電気部品用ソケットのガイド部材のみを交換すれば良い。
また、請求項2に記載の発明によれば、プッシャーを開く方向に付勢する付勢手段が設けられているので、電気部品の評価に際して、押圧部材の動作にプッシャーを追従させることが可能となる。そのため、ソケット本体に電気部品を簡単に収容することができ、電気部品の収容動作、ひいては電気部品の評価を円滑に実施することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ソケット本体に収容された電気部品を押圧部材で押圧するときに、この電気部品が押圧部材によって略均等に押圧されることから、電気部品の評価を適正に実施することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、ソケット本体に収容された電気部品を押圧部材で押圧するときに、この電気部品がガイド部材のプッシャーを介して押圧部材に押圧されるので、ガイド部材を電気部品の外形および厚さに応じて何種類か用意しておき、電気部品の評価に際して、これらのガイド部材を適宜交換することにより、電気部品の外形および厚さに許容幅を持たせることが可能となる。したがって、外形および厚さの異なる複数種の電気部品に対応できる電気部品用ソケットを提供することが可能となる。
さらに、請求項5に記載の発明によれば、カバー部材を開閉させると、それに伴ってプッシャーも開閉することから、電気部品の収容動作、ひいては電気部品の評価を迅速に実施することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るICソケットを示す斜視図であって、(a)はカバー部材が開いた状態図、(b)はカバー部材が閉じた状態図である。 同実施の形態1に係るカバー部材が閉じた状態のICソケットを示す平面図である。 同実施の形態1に係るカバー部材が閉じた状態のICソケットを示す正面図である。 図2のC−C線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係るカバー部材が開いた状態のICソケットを示す平面図である。 同実施の形態1に係るICソケットのコンタクトモジュールを示す断面図であって、左半分はフローティングプレートが上昇した状態図、右半分はフローティングプレートが下降した状態図である。 同実施の形態1に係るICソケットのガイド部材を示す斜視図である。 同実施の形態1に係るプッシャーが開いたガイド部材を示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係るプッシャーが閉じたガイド部材を示す図であって、(a)はその平面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図である。 同実施の形態1に係るICソケットに収容されるICパッケージを示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその底面図である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図10には、この発明の実施の形態1を示す。
この実施の形態1に係る「電気部品用ソケット」としてのクラムシェルタイプのICソケット11は、図3、図4および図6に示すように、配線基板13上に配設されるようになっており、「電気部品」であるICパッケージ12等のバーンイン試験等を行うために、このICパッケージ12の球状端子12aとその配線基板13との電気的接続を図るものである。
このICパッケージ12は、ボールグリッドアレイ(BGA)と称されるもので、図10に示すように、平面視で方形状のパッケージ本体12bを有し、このパッケージ本体12bの下面に、複数の球状端子12aが格子状に配列されて下向きに突出する形で形成されている。
また、ICソケット11は、図1に示すように、ソケット本体31を有しており、このソケット本体31は、図4に示すように、略正方形枠状の枠体15と、この枠体15の中央空洞部に組み込まれたコンタクトモジュール24とから構成されている。コンタクトモジュール24は、ICパッケージ12を収容するためのものであり、図6に示すように、モジュール本体28と、このモジュール本体28に上下方向に沿って配設された複数のコンタクトピン26とから構成されている。
ここで、モジュール本体28は、図4および図6に示すように、枠体15に固定された略平板状の下側プレート21と、この下側プレート21の上側に固定された略平板状の上側プレート22と、この上側プレート22の上方に上下動自在に支持されて、コイルスプリング等の付勢手段(図示せず)によって常に上方に付勢された略平板状のフローティングプレート23とから構成されている。下側プレート21には段付き円柱状のピン挿通孔21aが上下方向に形成されているとともに、上側プレート22には段付き円柱状のピン挿通孔22aが上下方向に形成されており、さらに、フローティングプレート23には円柱状のピン挿通孔23aが上下方向に形成されている。
一方、各コンタクトピン26はそれぞれ、図6に示すように、太径部33および細径部34からなる略円筒状の導電性のプランジャー32と、このプランジャー32の細径部34に伸縮自在に取り付けられた導電性のコイルスプリング35とから構成されている。プランジャー32の太径部33には、その上端に上側接触部33aが形成されているとともに、下端近傍に係止部33bが形成されている。また、コイルスプリング35には、その下端に下側接触部35aが形成されているとともに、下端近傍に係止部35bが形成されている。
そして、各コンタクトモジュール24はそれぞれ、図6の左半分に示すように、コイルスプリング35の弾性により、プランジャー32の太径部33の係止部33bが上側プレート22の段差部22bに接触して上方への抜けが阻止されているとともに、コイルスプリング35の係止部35bが下側プレート21の段差部21bに接触して下方への抜けが阻止されている。
また、ソケット本体31の上側には、図1に示すように、カバー部材29が丸棒状のシャフト27を中心として矢印K、L方向に回動する形で開閉自在に設けられており、ソケット本体31とカバー部材29との間(具体的には、シャフト27)には、ねじりコイルばね36がカバー部材29を常に開く方向(つまり、矢印K方向)に付勢するように配設されている。カバー部材29の先端部には、図2乃至図4に示すように、ラッチ部材30が取り付けられており、このラッチ部材30は、その係止爪30aを枠体15の被係止段部15aに引っ掛けて係止することにより、カバー部材29の閉状態を保持することができるように構成されている。
さらに、カバー部材29の略中央部には、図1に示すように、このカバー部材29が閉じている状態で、フローティングプレート23上に収容されたICパッケージ12を下向き、つまりコンタクトモジュール24側に押圧する押圧部材16が取り付けられている。
また、ソケット本体31には、図1(a)に示すように、このソケット本体31にICパッケージ12を収容するときに、このICパッケージ12の位置決めを行うガイド部材17が、ボルト接合によって着脱自在に取り付けられている。このガイド部材17は、図7乃至図9に示すように、略長方形枠状のガイド基板18と、略長方形板状のプッシャー19とを備えており、このプッシャー19は、ICパッケージ12を押圧するための略正方形板状の押圧板19aを有している。すなわち、ソケット本体31の枠体15には、図1(a)に示すように、2本のボルト37がコンタクトモジュール24を挟んで対向する形で上向きに取り付けられている。一方、ガイド部材17のガイド基板18には、図7に示すように、2個のボルト挿通孔18aが2本のボルト37に対応して形成されている。そして、ガイド部材17の各ボルト挿通孔18aにソケット本体31の各ボルト37を挿通した後、各ボルト37にそれぞれナット38を螺着することにより、ガイド部材17をソケット本体31に装着することができる。また、これら2個のナット38をソケット本体31のボルト37から取り外すことにより、ガイド部材17をソケット本体31から取り外すことができる。
ここで、ガイド部材17のガイド基板18は、図7および図8に示すように、ICパッケージ12の外形に対応してICパッケージ12をソケット本体31上に位置決めするものであり、ほぼ中央部に略正方形状の位置決め孔18dが上下方向に貫通して形成されている。位置決め孔18dの周囲には、図7および図9に示すように、ガイド基板18に対してプッシャー19が閉じられたときに、このプッシャー19の押圧板19aが収納される段付き部18eが形成されている。
また、このガイド基板18の後端部には、図7に示すように、左右一対のブラケット18bが互いに平行に立設されており、各ブラケット18bにはそれぞれ丸孔状のシャフト挿通孔18cが水平方向に貫通して形成されている。さらに、これらのシャフト挿通孔18cには丸棒状のシャフト20が、左右一対のブラケット18bに跨る形で水平に挿着されている。そして、ガイド部材17のプッシャー19は、ガイド基板18に対して、シャフト20を中心として矢印M、N方向に回動する形で開閉自在に設けられており、ICパッケージ12を押圧部材16で押圧するときに、このICパッケージ12と押圧部材16との間に介在することにより、ICパッケージ12がガイド部材17のプッシャー19を介して押圧部材16に押圧されるように構成されている。さらに、ガイド部材17とプッシャー19との間(具体的には、シャフト20)には、「付勢手段」としてのコイルばね39がプッシャー19を常に開く方向(つまり、矢印M方向)に付勢するように取り付けられている。
そして、ガイド部材17は、図1(a)に示すように、ソケット本体31に装着された状態では、プッシャー19がカバー部材29の前方にほぼ平行に位置しており、カバー部材29の開閉に伴ってプッシャー19がガイド基板18に対して開閉するように構成されている。すなわち、カバー部材29が閉じている状態から開くと、それまでガイド部材17のプッシャー19を押圧していた押圧部材16が斜め上方へ離れるので、このプッシャー19は、ねじりコイルばね39の弾性によって開く(図1(a)、図5参照)。逆に、カバー部材29が開いている状態から閉じると、ガイド部材17のプッシャー19は、押圧部材16に押圧されて、ねじりコイルばね39の弾性に抗する形で閉じる(図1(b)、図4参照)。
次に、かかるICソケット11の使用方法について説明する。
まず、図3および図4に示すように、ICソケット11を配線基板13上に配設する。すると、コンタクトピン26のコイルスプリング35は、図6の右半分に示すように、下側接触部35aが配線基板13に押し上げられて上下方向に縮む。なお、このとき、コンタクトピン26のプランジャー32は、図6の左半分に示すように、係止部33bが上側プレート22の段差部22bに接触しているので、コイルスプリング35の上端部は、上下方向に移動しない。
次いで、図1(a)に示すように、ソケット本体31にガイド部材17が装着されているとともに、このガイド部材17のプッシャー19およびカバー部材29が開いている状態で、ガイド部材17のガイド基板18の位置決め孔18dに沿う形で、ソケット本体31のコンタクトモジュール24上にICパッケージ12を収容する。
その後、カバー部材29を閉じ、ラッチ部材30により、カバー部材29の閉状態を保持する。すると、上述したとおり、カバー部材29を閉じる動作に伴ってガイド部材17のプッシャー19も閉じられる。そのため、押圧部材16がガイド部材17のプッシャー19を押圧し、そのプッシャー19の押圧板19aがICパッケージ12を押圧する。つまり、ICパッケージ12は、図4に示すように、ガイド部材17のプッシャー19を介して押圧部材16に押圧される。その結果、図6の右半分に示すように、ICパッケージ12によってフローティングプレート27が押し下げられ、コンタクトピン26のコイルスプリング35が上下方向に縮むため、コンタクトピン26は、太径部33の上側接触部33aがICパッケージ12の球状端子12aに所定の接圧で接触するとともに、コイルスプリング35の下側接触部35aが配線基板13に所定の接圧で接触した状態になる。
この状態で、ICパッケージ12に電流を流してバーンイン試験等を行う。
したがって、こうしたICパッケージ12のバーンイン試験等に際しては、ICパッケージ12の外形および厚さに応じてガイド部材17を何種類か用意しておき(具体的には、例えば、ICパッケージ12の外形に対応してガイド基板18の位置決め孔18dの大きさを変更するとともに、ICパッケージ12の厚さに対応してプッシャー19の厚さを変更したガイド部材17を何種類か用意しておき)、これらのガイド部材17を適宜交換するようにすれば、ICパッケージ12の外形および厚さに許容幅を持たせることが可能となる。そのため、外形および厚さの異なる複数種のICパッケージ12に対応可能となる。
また、このICソケット11のガイド部材17においては、上述したとおり、コイルばね39がプッシャー19を常に開く方向に付勢しているので、ICパッケージ12のバーンイン試験等に際して、押圧部材16の動作にプッシャー19を追従させることが可能となる。そのため、ソケット本体31のコンタクトモジュール24上にICパッケージ12を簡単に収容することができ、ICパッケージ12の収容動作、ひいてはICパッケージ12のバーンイン試験等を円滑に実施することが可能となる。
さらに、このICソケット11においては、上述したとおり、カバー部材29を開閉させると、それに伴ってガイド部材17のプッシャー19も開閉することから、ICパッケージ12の収容動作、ひいてはICパッケージ12のバーンイン試験等を迅速に実施することが可能となる。
[発明のその他の実施の形態]
なお、上述した実施の形態1では、シャフト20を支持するガイド基板18の左右一対のシャフト挿通孔18cが丸孔状であるガイド部材17について説明した。しかし、これらのシャフト挿通孔18cを上下方向に延びる長孔状に形成し、これらのシャフト挿通孔18cにシャフト20を遊挿し、このシャフト20にプッシャー19をシャフト20を中心として回動する形で設けることで、ソケット本体31に収容されたICパッケージ12を押圧部材16で押圧するときに、プッシャー19が真下(ガイド基板18に対してほぼ垂直な方向)に移動することにより、このICパッケージ12がプッシャー19によって略均等に押圧されるように構成することも可能である。こうした構成を採用することにより、押圧部材16による押圧力がICパッケージ12の全面にわたって略均等になるようにして、ICパッケージ12のバーンイン試験等を適正に実施することができる。
また、上述した実施の形態1では、フローティングプレート23を備えたモジュール本体28について説明したが、モジュール本体28が存在しないものにもこの発明を適用することができる。
また、上述した実施の形態1では、プランジャー32およびコイルスプリング35からなるコンタクトピン26について説明した。しかし、コンタクトピン26の種類はこれに限らず、他の形状・構造(例えば、弓形のコンタクトピン、略S字形のコンタクトピンなど)を代用することも可能である。
また、上述した実施の形態1では、クラムシェルタイプのICソケット11について説明したが、クラムシェルタイプ以外のタイプ(例えば、いわゆるオープントップタイプなど)のICソケットにも、この発明を同様に適用することができる。
さらに、「電気部品用ソケット」としてのICソケット11にこの発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。
11……ICソケット(電気部品用ソケット)
12……ICパッケージ(電気部品)
16……押圧部材
17……ガイド部材
18……ガイド基板
18c……シャフト挿通孔
19……プッシャー
20……シャフト
24……コンタクトモジュール
26……コンタクトピン
29……カバー部材
31……ソケット本体
39……ねじりコイルばね(付勢手段)

Claims (5)

  1. ソケット本体に収容された電気部品を押圧部材で押圧する電気部品用ソケットにおいて、前記ソケット本体に前記電気部品を収容するときに当該電気部品の位置決めを行うガイド部材であって、
    前記電気部品の外形に対応して当該電気部品を前記ソケット本体上に位置決めするガイド基板と、このガイド基板に開閉自在に設けられて、前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに当該電気部品と当該押圧部材との間に介在するプッシャーとを備えていることを特徴とする電気部品用ソケットのガイド部材。
  2. 前記プッシャーを開く方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケットのガイド部材。
  3. 前記ガイド基板に上下方向に延びる長孔状のシャフト挿通孔が形成されており、このシャフト挿通孔にシャフトが遊挿されており、このシャフトに前記プッシャーが当該シャフトを中心として回動する形で設けられており、
    前記ソケット本体に収容された前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに、前記ガイド基板に対してほぼ垂直な方向に前記プッシャーが移動することにより、当該電気部品が当該プッシャーによって略均等に押圧されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気部品用ソケットのガイド部材。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のガイド部材が前記ソケット本体に設けられており、前記ソケット本体に収容された前記電気部品を前記押圧部材で押圧するときに、当該電気部品が前記ガイド部材の前記プッシャーを介して前記押圧部材に押圧されるように構成されていることを特徴とする電気部品用ソケット。
  5. 前記ソケット本体にカバー部材が開閉自在に設けられており、このカバー部材に前記押圧部材が取り付けられているとともに、前記ソケット本体に前記ガイド部材が着脱自在に取り付けられており、
    前記ガイド部材は、前記ソケット本体に取り付けられた状態で、前記カバー部材の開閉に伴って前記プッシャーが前記ガイド基板に対して開閉するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電気部品用ソケット。
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