JP2017207435A - 異常診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境条件が変動する場合にも効率的に異常を診断できる異常診断方法を提供する。
【解決手段】3機の風力発電装置10A,10B,10Cの運転時に、各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の物理量をそれぞれ取得する取得工程と、各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の物理量を、各風力発電装置10A,10B,10C間で相互比較する比較工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機械設備における異常を診断する異常診断方法に関する。
従来、鉄道車両や発電用風車等の回転部品は、一定期間使用した後に、軸受装置やその他の部品について損傷や摩耗等の欠陥の有無が検査される。この検査は、装置全体を定期的に分解することにより行われ、回転部品にできた損傷や摩耗は、検査担当者が目視により発見するようにしている。
しかし、このような回転部品の異常の有無の検査は相当な時間とコストがかかる。そのため、回転部品が組み込まれた機械装置を分解することなく、実働状態で回転部品の異常診断が可能な方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この診断方法では、稼働中に損傷を検知するため、損傷により生じる衝撃振動の発生時間間隔を振動信号(加速度や音など)より算出し、軸受諸元から算出される理論値と照合して診断する、絶対判定基準を用いている。また、同一部位を定期的に時系列比較し、正常な場合の値を初期値として、その何倍になったかをみて判定する相対的判定基準を用いた方法もある。
特許第4117500号公報
ところで、風力用発電装置において、風向や風力が常に変化しているため、軸受が支持する軸の回転数および荷重も常に変化し、発電機負荷も変動している。このような状況では、センサからの出力に変動する環境条件の影響が含まれることとなる。
このため、絶対判定基準を用いて、センサによる転がり軸受等の異常を診断するには、指標を条件別に設定しておく必要があり、全ての条件に対して、指標を設定するのに多大な時間が必要である。また、相対判定基準を用いる場合には、時系列データを保存しておく必要があるため、保存容量が膨大になる可能性があり、しかも、環境条件が誤診断原因になる可能性もある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、環境条件が変動する場合にも効率的に異常を診断できる異常診断方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 3機以上の機械設備の運転時に、前記各機械設備の共通部位の物理量をそれぞれ取得する取得工程と、
前記各機械設備の共通部位の物理量を、前記各機械設備間で相互比較する比較工程と、
を備えることを特徴とする異常診断方法。
(2) 前記比較工程は、前記各機械設備の共通部位の物理量のいずれかが閾値を越えたときに行われることを特徴とする請求項1に記載の異常診断方法。
(3) 前記比較工程によって前記各機械設備の共通部位に異常があると診断した際に、警告を発することを特徴とする(1)または(2)に記載の異常診断方法。
(4) 前記機械設備は、運転時に前記物理量を変化させる条件を備える、風車、鉄道車両、ポンプ、空調設備のいずれかであることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の異常診断方法。
(5) 前記共通部位は、転がり軸受の外輪、内輪、及び転動体を含むことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の異常診断方法。
本発明の異常診断方法によれば、機械設備の共通部位の物理量をそれぞれ取得して相互間で比較することで、機械設備の共通部位の相互間での異常を容易に診断することができる。これにより、各判定指標の絶対基準を条件別に設定する絶対判定基準による診断や時系列データを保存しておく必要がある相対判定基準による診断と比較し、データ保存容量を抑えつつ、環境条件が変動する場合にも効率的に異常を診断することができる。
本発明に係る異常診断方法が適用される複数の風力発電装置の概略構成図である。 風力発電装置の転がり軸受及び異常診断を行う制御系を説明するブロック図である。 本発明に係る異常診断方法を説明するフローチャートである。 転がり軸受の振動実効値の時系列変化の一例を示すグラフである。 転がり軸受の振動の周波数と振幅との関係の一例を示すグラフである。 転がり軸受の振動の周波数と振幅との関係の他の例を示すグラフである。 本発明の変形例に係る異常診断方法を説明するフローチャートである。 変形例の転がり軸受の振動の周波数と振幅との関係の一例を示すグラフである。
以下、本発明に係る異常診断方法の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る異常診断方法は、例えば、風力発電装置などの機械設備の運転時における異常の有無を監視する方法である。同仕様の機械設備が同条件下で3機以上が運転されている場合に、相互の機械設備の同一部位の振動信号(加速度や音など)を測定し、判定指標(エンベロープスペクトルの実効値またはピーク値)を分析する。求めた値を機械設備間で相互比較し、他と乖離した値を示した機械設備の測定部位に損傷(剥離・傷・電食など)が発生したと特定する。これにより、各判定指標の絶対基準を条件別に設定することなく、変動する環境条件の影響が含まれる場合にも効率的に診断でき、また、振動情報のデータ保存容量を低減できる。
以下の説明においては、機械設備として、例えば、転がり軸受を含む風力発電装置を例にとって説明する。
図1は、本発明に係る異常診断方法が適用される複数の風力発電装置の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る異常診断方法は、3機の風力発電装置(風車)10A,10B,10Cの異常の有無を診断する。
風力発電装置10A,10B,10Cは、地上に立設されたタワー11と、タワー11の上端に支持されたナセル12と、ナセル12の端部に設けられたブレード13とを備えており、互いに同仕様とされている。
ナセル12には、ドライブトレイン部21が格納されている。ドライブトレイン部21は、主軸22と、増速機23と、発電機24と、転がり軸受25とを備えている。主軸22は、増速機23を介して発電機24に接続されている。主軸22は、転がり軸受25によってナセル12内に回転可能に支持されている。この主軸22を支持する転がり軸受25には、振動センサ27が設けられている。
ブレード13は、ハブ31と、複数の羽根32とを有している。羽根32は、ハブ31から放射状に延在されている。ブレード13は、ドライブトレイン部21の主軸22の端部に設けられている。
なお、風力発電装置10A,10B,10Cは、増速機23や発電機24の回転軸も転がり軸受(図示略)によって支持されている。また、ドライブトレイン部21には、主軸22の回転を必要に応じて停止させるブレーキ装置(図示略)が設けられている。
上記構造の風力発電装置10A,10B,10Cは、ブレード13の羽根32が風を受けることで主軸22が回転される。すると、その主軸22の回転が増速機23によって増速されて発電機24に伝達され、発電機24によって発電される。これらの風力発電装置10A,10B,10Cは、同条件下で稼働される。
図2は、風力発電装置の転がり軸受及び異常診断を行う制御系を説明するブロック図である。
図2に示すように、転がり軸受25は、主軸22に外嵌されて回転する内輪41と、ハウジング等に内嵌される外輪42と、内輪41と外輪42との間で転動可能に配置された複数の転動体43と、転動体43を転動自在に保持する不図示の保持器と、を有する。本実施形態では、主軸22を支持する転がり軸受25として、球面ころ軸受が用いられている。
振動センサ27は、転がり軸受25の固定輪である外輪42のハウジング負荷圏に固定される。振動センサ27としては、加速度センサの他、例えば、AE(Acoustic Emission)センサ、超音波センサ、ショックパルスセンサ等が使用可能であり、また、加速度、速度、歪み、応力、変位等を検出することで、等価的に音や振動を検出して電気信号に変換することができるものも適宜使用することができる。
なお、振動センサ27の固定方法には、ボルト固定、接着、ボルト固定と接着の併用、及び樹脂材による埋め込み、磁石を用いた設置等がある。
振動センサ27は、データ伝送手段51を介して制御器50に接続されており、転がり軸受25の振動を検出し、その振動情報を電気信号として制御器50に送信する。制御器50は、演算処理部52と制御装置53とを有している。演算処理部52は、振動センサ27から送信される振動情報に基づいて転がり軸受25の振動の実効値及び振幅などを演算して異常診断を行う。制御装置53は、風力発電装置10A,10B,10Cを駆動制御する。また、制御器50には、モニタや警報機等からなる出力装置54が接続されている。
振動センサ27には、その出力信号を増幅して出力する増幅器が内蔵されている。なお、センサ出力を増幅する増幅手段は、振動センサ27と制御器50を構成するマイクロコンピュータとの間に接続したり、マイクロコンピュータ側に内蔵する構成としても良い。但し、増幅器を振動センサ27に内蔵させた構成の場合は、振動センサ27の出力信号が強いため、振動センサ27とマイクロコンピュータとの間の信号伝達経路等で加わるノイズの影響を抑えることができ、ノイズによる処理精度の低下を抑制して、異常診断の信頼性を向上させることができる。
次に、上記同仕様の3機の風力発電装置10A,10B,10Cの異常診断を行う本発明の異常診断方法について説明する。
図3は、本発明に係る異常診断方法を説明するフローチャートである。
まず、風力発電装置10A,10B,10Cを同一条件で稼働させた状態で、各風力発電装置10A,10B,10Cの共通部位である転がり軸受25の物理量である振動情報を振動センサ27から取得する(ステップS1)。
更に、取得した各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の振動情報を監視する。具体的には、各風力発電装置10A,10B,10Cのいずれかの転がり軸受25の振動実効値が、予め設定した閾値を越えているか否かを監視する(ステップS2)。なお、閾値は、一般的には、転がり軸受25のピッチ円直径と主軸22の回転数を乗算したdmn値に依存して決定される。
そして、各風力発電装置10A,10B,10Cのいずれかの転がり軸受25の振動実効値が閾値を越えていると判断すると(ステップS2:Yes)、各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の周波数分析を行い(ステップS3)、風力発電装置10A,10B,10Cの間で、転がり軸受25の振動情報を相互比較する(ステップS4)。
図4は、転がり軸受の振動実効値の時系列変化の一例を示すグラフである。
図4では、風力発電装置10Cの振動実効値が次第に増加し、閾値を越えている。このように、例えば、風力発電装置10Cの振動実効値が閾値を越えた場合は、各風力発電装置10A,10B,10Cの間で振動情報を相互比較することとなる。
各風力発電装置10A,10B,10Cの間での相互比較は、全ての風力発電装置10A,10B,10Cの最後に取得した振動情報を集約して分析することで行う。具体的には、バンドパスフィルタ処理(絶対値検波から包絡線処理)を行った後に、エンベロープ処理を行い、その波形からFFTパワースペクトルを算出し、判定指標である振幅のピーク(周波数ピーク)を求め、風力発電装置10A,10B,10Cの間で相互比較する。このピークは転がり軸受25の設置された主軸22の回転数に依存して周波数やレベルが変動するため、転がり軸受25の回転情報(主軸22の回転数)を振動情報と同時に取得し、転がり軸受25の諸元から算出する。
また、エンベロープ処理の代わりに、ウェーブレット変換やヒルベルト変換を行ってもよい。
振幅のピークの相互比較の結果、全ての風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の振動のピークが同様の傾向を示しているか否かの判定を行う(ステップS5)。
この振幅のピークの判定において、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の全てで同様の傾向を示していると判定した場合(ステップS5:Yes)、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25に異常なしと判断する(ステップS6)。
一方、振幅のピークの判定において、風力発電装置10A,10B,10Cのうちのいずれか一つが他と乖離した傾向を示していると判定した場合(ステップS5:No)、ステップS7で、後述する異常部位の特定を行った上で、風力発電装置10A,10B,10Cのうちの他と乖離した傾向の一つの転がり軸受25に異常が生じていると判断する(ステップS8)。
図5は、転がり軸受の振動の周波数と振幅との関係の一例を示すグラフである。図6は、転がり軸受の振動の周波数と振幅との関係の他の例を示すグラフである。
図5では、風力発電装置10Cに、他の風力発電装置10A,10Bには現れない振幅のピークが生じており、このピークにおいて、他の風力発電装置10A,10Bに対して乖離している。したがって、この場合、風力発電装置10Cの転がり軸受25に、損傷等の異常が生じていると判断する。
また、図6では、風力発電装置10A,10B,10Cのそれぞれにピークが生じているが、風力発電装置10Cのピークが他の風力発電装置10A,10Bのピークに対して周波数が乖離している。したがって、この場合も、風力発電装置10Cの転がり軸受25に、摩耗等による損傷(例えば、剥離、傷、電食等)の異常が生じていると判断する。
風力発電装置10A,10B,10Cのいずれかに異常が生じていると判断した場合、出力装置54に警報信号を送信し、出力装置54から音声で警報を発したり、出力装置54に異常を知らせる旨を表示させ、管理者に警告を行う(ステップS9)。
なお、本実施形態では、風力発電装置10A,10B,10Cのうちのいずれか一つが他と乖離した傾向を示していると判定した場合(ステップS5:No)、ステップS7にて、ピーク発生周波数がいずれの機械要素の異常理論周波数と一致するか探索し、装置の中のいずれの機械要素に起因した異常であるかを特定する。なお、風力発電装置の場合には、異常部位としては、転がり軸受の各構成部品、歯車、ブレードが考えられる。
以上説明したように、本実施形態の異常診断方法によれば、風力発電装置10A,10B,10Cの共通部位である転がり軸受25の振動情報をそれぞれ検出して相互間で比較することで、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の相互間での異常を容易に診断することができる。これにより、各判定指標の絶対基準を条件別に設定する絶対判定基準による診断や時系列データを保存しておく必要がある相対判定基準による診断と比較し、データ保存容量を抑えつつ、環境条件が変動する場合にも効率的に異常を診断することができる。特に、本実施形態によれば、風速や風向などの環境条件の影響を受けやすい風車である風力発電装置の異常診断に好適である。
また、本実施形態では、各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の振動実効値のいずれかが閾値を越えたときに、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の振動情報を相互に比較することで、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25における異常を効率良く診断することができる。
また、各風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25に異常があると診断した際に警告を発することで、風力発電装置10A,10B,10Cの転がり軸受25の異常を警告によって迅速に管理者へ知らせることができる。
なお、上記実施形態では、風力発電装置10A,10B,10Cからなる機械設備を異常判断の対象としたが、本発明の異常診断方法は、風力発電装置に限定されることなく、例えば、鉄道車両、ポンプ、空調設備などの同条件下で3機以上運転される転がり軸受を含む同仕様の機械設備の全てが対象である。
また、異常診断する共通部位としては、外輪、内輪及び転動体を含む転がり軸受に限らず、他の形式の転がり軸受であってもよく、また、転がり軸受に限らず、回転機械に適用できる歯車や、風車のブレードなどの回転部品であってもよい。
また、本実施形態では、3機の風力発電装置10A,10B,10Cからなる機械設備を設置した場合を例示したが、機械設備の数は、3機以上であれば、3機に限定されない。
なお、本実施形態では、振動の情報を物理量として異常診断に用いたが、異常診断に用いる物理量としては、振動、音、超音波、応力、変位または歪みを用いることができる。
図7は、本実施形態の変形例に係るフローチャートである。この変形例では、乖離した装置のエンベロープスペクトルのピークとベースレベルとの乖離をステップS10で確認する点において、上記実施形態と異なる。また、この変形例でも、異常診断する部位は転がり軸受に限定されない。
即ち、風力発電装置10A,10B,10Cのうちのいずれか一つが他と乖離した傾向を示していると判定した場合(ステップS5:No)、該乖離した装置のエンベロープスペクトルのピークとベースレベルとの乖離をステップS10で確認する(図8参照)。そして、確認した結果、乖離値が1つ以上の周波数において閾値未満の場合には、異常が起こっていないと判断する(ステップS11)。一方、乖離値が1つ以上の周波数において閾値以上の場合には、その機械要素に異常が起こったと判断する(ステップS8)。これにより、診断精度をより向上することができる。また、乖離値は、1つ以上の周波数において閾値以上の場合に、異常と判断してもよいが、乖離値が、複数の周波数において閾値以上の場合に、異常と判断することで、さらに診断精度を向上することができる。
10A,10B,10C 風力発電装置(機械設備)
25 転がり軸受
41 内輪
42 外輪
43 転動体

Claims (3)

  1. 3機以上の機械設備の運転時に、前記各機械設備の共通部位の物理量をそれぞれ取得する取得工程と、
    前記各機械設備の共通部位の物理量を、前記各機械設備間で相互比較する比較工程と、
    を備えることを特徴とする異常診断方法。
  2. 前記比較工程は、前記各機械設備の共通部位の物理量のいずれかが閾値を越えたときに行われることを特徴とする請求項1に記載の異常診断方法。
  3. 前記機械設備は、運転時に前記物理量を変化させる条件を備える、風車、鉄道車両、ポンプ、空調設備のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の異常診断方法。
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